伊勢丹新宿店本館2階センターパーク ザ・ステージ#2で雑誌『シュプール(SPUR)』とのコラボレーションによる期間限定イベントが開催される。9月10日から16日まで。イベント名は「SPUR CITY―今を楽しもう―」。会場を一つの「街」(=CITY)に見立てて、「街に入っていくような感覚が味わえるように」と売り場壁面の角度にも工夫をこらすという。伊勢丹とSPURとのコラボレーションは今回で3度目となるが、2度目のテーマが「SPUR TOURS」であったことから、旅である買い物を楽しんだ後、みんなが戻ってくることができる場所としての「CITY」を構築し、原点に立ち返ってもらおうとの狙いから、今回のタイトルに決定。こうした試みの中でメインキャラクターとして選ばれたのは、ディズニーが最初に生んだとされるうさぎのキャラクター「オズワルド(OSWALD)」。ミッキーマウス誕生のきっかけとなったともいわれる同キャラクターを起用することで、原点回帰のイメージを色濃く打ち出した。また会場には、初お披露目となるオズワルドの立像も展示され、来場客を迎える。オズワルドをあしらったコラボレーションアイテムも製作。アメリカーナ(Americana)によるプルオーバー(1万3,000円)、パーカ(1万8,000円)、「ベッド・アンド・ブレックファースト(BED & BREAKFAST)」が手掛けるトートバッグ(1万9,000円)など、伊勢丹人気ブランドとの限定商品が多数お目見えする。その他、スリッパやクッション、ラグなど、家族全員で共有できるものも数多くそろえる。商品はすべて三越伊勢丹限定。京都、立川、浦和、羽田、静岡、オンラインの各ショップで販売を行うが、一部取り扱い店舗を限定するものもある。
2014年08月25日「ディオール(Dior)」は伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにて、香りと色の祭典「ディオール レ パルファン」を開催する。会期は8月20日から25日まで。「香り」に関しては、ディオール フレグランスのスペシャリスト達が、12種類の限定フレグランス「ラ コレクション プリヴェ クリスチャン ディオール」から、1人ひとりに最も合った香りをセレクトするというサービスを提供。ディオール独自のクリエーティビティーの集大成ともいえる同コレクションは、「クチュリエであり、パフューマーである」という、ブランド創設期より受け継がれるエスプリの象徴。12種類はいずれもディオール ハウスと関係が深い名前を持ち、値段は各3万1,500円(125ml)。ディオール本店のアドレス「モンテーニュ通り 30番地」を表現したシプレーの香りを楽しめる「グリ モンテーニュ(GRIS MONTAIGNE)」、光り輝くフローラルブーケの香りでディオールが魅了された大舞踏会を表した「グラン バル(GRAND BAL)」などがそろう。また、伝統的キャンドルメイキングの技術から生まれた5種類のキャンドル「エクスクルーシブ キャンドルコレクション」もお目見え。各9,500円で、別売りでキャンドル アクセサリーもそろえる。そして「色」に関しては、カラーのエキスパートである、ディオール メイクアップ アーティスト達が、アイシャドウやネイルの限定カラーを用いながら、フレグランスのイメージに合わせたメイクを提案。「グリ モンテーニュ」にインスパイアされて誕生した限定アイシャドウ パレット「サンク ルール #656 パステル ショック」(7,600円)、「グラン バル」にインスパイアされた色味のアイシャドウ パレット「トワ クルール スモーキー #531」(5,800円)を使ったルックは、ともに秋冬に似合うエレガントな表情が魅力だ。加えて、ネイルも限定色が販売される。併せて、同店1階ファッションゾーン フレグランスコーナーでもディオールの限定フレグランスの販売を開始する。
2014年08月20日ジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」は、伊勢丹新宿店本館1階のアーカーショップで、メンズジュエリーコレクションの「アーカー オム(AHKAH HOMME)」を期間限定で販売している。また、新作コレクション、ブライダルジュエリーも紹介している。8月18日まで。同ブランドは会期中、売り場面積を拡大し、通常同ショップでは取り扱いのないメンズラインのアーカー オムを展開。繊細かつユニークなモチーフで支持されているという同ブランドのパームツリー(ヤシの木)がモチーフになった新作ネックレス(22万5,000円)やクロスのシルバーダイヤネックレス(3万7,000円)、イエローゴルドやホワイトゴールドのブレスレット(2万7,000円から2万9,000円)、リング(1万5,000円から4万5,000円)など、メンズアイテムを紹介する。アーカー オムは、2013年から同ブランドのメンズジュエリーコレクションレーベルとして本格展開を開始、表参道ヒルズ店が旗艦店。ユニセックスアイテムとして男性だけでなく女性視点でも使うことができ、ペアで着けるカップルも多いという。また、同ブランドでは、今シーズンのテーマ「HOW TO GET A DIANMOND―ダイヤモンド泥棒―」という架空の映画ストーリーを作り出し、その映画からインスパイアされた新作アイテムも紹介している。ビーズネックレス(8万円)、エトワールパヴェモアイアンネックレス(28万円)、ヌーディードロップスネックレス(17万円)などを展開する。これらはそれぞれ映画のように背景ストーリーを持つ。ブライダルジュエリーも会期中拡大。注目はロサンジュエンゲージリング(32万3,000円)。ダイヤモンドのように輝きに満ちた未来を歩むカップルを表現したというエンゲージリングで、ひし形のアーム部分には、お互いのイニシャルやダイアモンドを入れることができ、購入後に追加することも可能。同店アーカーの店長は「カップルの方や男性1人の方が多く来店している。今回、メンズラインを紹介することで、アーカー オムの上品でありながらも存在感があるデザインをより多くの方に認知していただき、毎年12月に伊勢丹ザ・ステージで行うクリスマスイベントにも繋げていきたい」と話す。
2014年08月17日伊勢丹新宿店">伊勢丹新宿店本館7階催事場にて、「ザ・ブラックセンス・マーケット・イン・イセタン(THE BLACK SENSE MARKET in ISETAN)」が8月27日から9月1日まで開催される。雑誌『センス(SENSE)』が手掛ける特別受注企画「ザ・ブラックセンス・マーケット(THE BLACK SENSE MARKET)」と伊勢丹メンズ">伊勢丹メンズ館とのコラボレーションによって誕生したリアル店舗は、今年2月に続き、今回で2度目。総計60ブランド以上が参加するメンズファッションの祭典だ。今回はメンズ館の2・3・6階で展開される40を超えるブランドがブランドの色を込めたライダースジャケットを本企画のために特別に用意。男の艶や嗜みをエレガントなライダーススタイルを表現する。ドメスティックからは肉厚なホースハイドを使用した「ビズビム(visvim)">ビズビム(visvim)」(68万円)、前身頃が2重となったデザインの「ファセッタズム(FACETASM)">ファセッタズム(FACETASM)」(20万円)、「キリュウキリュウ(kiryuyrik)」によるヒザ上丈のブルゾン(18万円)などがお目見え。更には、あぶり出しデザインを施した「ミハラヤスヒロ">ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」(18万円)、ロイヤルブルーの襟元が美しい「ベドウィン&ザ ハートブレイカ―ズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」(14万円)、往年の名作ライダースにインスパイアされた「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」(14万円)、脱着式ライナーが裾から覗く「サカイ(sacai)」(11万円)なども登場する。インポートでは「マルニ(MARNI)」(37万7,000円)、「ラフ シモンズ(Raf Simons)」(28万円)、「リック・オウエンス(Rick Owens)」(55万3,000円)、「アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)」(48万円)などが発売。期間中は、ライダースに似合う雑貨も各種展開する。「ゴージャスアクセサリー」と題して、サングラスやリング、腕時計などの煌びやかなアイテムを紹介する。また、本館7催事場には、「ザ・ブラック・センス・ラウンジ(THE BLACKSENSE LOUNGE)」がオープン。厳選したシングルモルトウイスキーを始め、会期中のみ楽しめるという特別なハイボールも提供される。また、8月31日には、前回も好評だった同誌編集長の守谷聡と同企画参加デザイナーを交えたトークショーを開催する。
2014年08月14日「エルメス(HERMES)」は、伊勢丹新宿店1階のブティックを11月1日にリニューアルするに当たり、7月30日から同店に仮店舗とモバイルブティック(移動店舗)をオープンした。仮店舗は、本館4階 ザ・ステージ#4とパークに出店。また、モバイルブティックは約1ヶ月毎に伊勢丹新宿店内に出没する。4階の店舗ではプレタポルテの他、シューズ、バッグ、革小物、ウォッチやジュエリー、フレグランス、タオルまでそろう。初のバスライン「ル バン エルメス(LE BAIN HERMES)」も同日から先行発売され、シャワージェルやボディーローション、ソープなどがシリーズとして登場した。また、店内やウインドーに、パリのエミール・エルメス・コレクションに収蔵されている絵画やオブジェと、漫画家・横山裕一による漫画が飾られる。ウィメンズウエアのラック上には、メゾンの精神とも言える絵画「デュックとタイガー(四輪馬車と従者)」と、これを横山流に解釈した作品が掲げられている。モバイルブティック第1弾は、8月25日まで本館2階 ザ・ステージ#2に出現。今回は、同メゾンのアイコンとも言えるスカーフ「カレ」とエナメルブレスレットなどのアクセサリーをメインに扱う。シルクのカレ(4万9,000円)や春夏通して使用出来る大判のカシミアシルク(14万1,000円)、新作のシルクバンダナ(2万4,000円)などを手に取って見ることが出来る。特にバンダナはファサードに面したVPスペースで大きく展開され、アイキャッチとなる。また、トルソー達がカレをパレオ風・羽織り風など様々に着用し、カレのスタイリングを提案している。2階は比較的若年層へ向けたブランドが扱われるフロアだが、「エルメスのアイテムに触れる機会の少なかった方々に、カジュアルに提案することで、もっと身近に感じて欲しい」とエルメスのPR。モバイルブティックは今後、9月3日から30日まで本館2階ウィメンズシューズコーナー、10月1日から28日までメンズ館1階に出没する。今回の店舗設計は銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催されたクリスチャン・ボヌフォワ展で会場構成を行った建築家・中山英之が担当。日本の編み込み細工から想を得、“陣を張る”ことをテーマに設計した。木と布が編み込まれたようなテクスチャーが用いられ、ラフで開放感のある作りとなった。 現在改装中の1階ブティックは改装期間中、横山裕一による漫画が描かれた仮囲いで覆われる。これはリニューアルオープンまでのストーリーが表現され、工事が進むにつれて内容が更新されて行く予定だ。漫画は7月31日から公開された。新装となる店舗は“モバイル”をキーワードに空間を演出。メンズ、ウィメンズ、ライフスタイルをそれぞれ世界観として表現するという。
2014年07月31日三越伊勢丹では、7月よりランドセルの販売を開始した。今年から、ランドセル売場で展開するすべての商品をオリジナルで企画・販売している伊勢丹新宿店では、既に店頭にある10型に加え、8月6日から27型が追加となる。中でも昨年から力を入れているデザイナーズブランドとのコラボレーションは、今年も注目を集めている。子供服ブランド「コキチカ」と老舗鞄メーカー「大峡製鞄」は、職人技に現代感覚のデザインが融合した、ランドセルのニュースタンダードを提案。昨年人気だったブラック、グリーン、キャメル、レッド、ネイビーの5色に加え、新宿店とウェブ限定でバーガンディーとグレーが仲間入り。価格は7万5,600円。イタリアのバッグブランド「オロビアンコ(Orobianco)」とのコラボは、オリジナルの型押しを施したかぶせ、メタルプレート、ストライプの裏面プリントが施されており、創設者のジャコモ・ヴァレンティーニが“自分の子供に持たせたいランドセル”を想定してデザインされた。ブラック、ブルー、ピンク、イエローの4色展開で、価格は7万5,600円。三越伊勢丹オリジナルブランド「ヴェルニカ(velnica)」からは、サイドに白鳥の刺繍、ツヤなしゴールドの金具類、飾りベルトなど、女の子らしさ満点のランドセルが登場。カラーはキャメル×ピンクベージュ、ピンクベージュ×ピンク、ピンク×キャメル の3種類。価格は6万8,040円。(なお、こちらの商品は既に完売)その他、ランドセルデザイナー・森田陽子が手掛けた、ピンク・水色・キャメルを使ったバイカラーがキュートな「プロモスタイルランドセル」(5万9,400円)や、特殊な二重構造のかぶせでカットレースを表現した「カットレースランドセル」(6万9,120円)など女の子らしいデザインの他、シルバーのかぶせと“惑星の軌道”を表現した刺繍が個性的な「コスモガールランドセル」(6万8,040円)も人気という。男の子向けでは、かぶせやベルトにスタッズを使った「ロックスタイルスペシャルランドセル」(6万1,560円)や、サイドにブリティッシュなエンブレムのワッペンが付いた「ユナイテッドランドセル」(6万4,800円)、かぶせに並んだ穴から見えるドット柄の型押しと、かぶせ裏の格子柄がアーティスティックな「アートフェイスランドセル」などが注目を集めている。伊勢丹新宿店では昨年、3,000個のランドセルを売り上げた。今年は販売個数3,500個を目指すという。
2014年07月30日手ぬぐいの生地で子供服を製造し、インターネット販売をする「けろりんベビー(Kerorin Baby)」は、伊勢丹新宿店本館6階テイストフルスタイルに期間限定ショップをオープンした。7月29日まで。同ブランドは「日本で生まれ愛され続けている手ぬぐいを“暮らしの中で生きる服”として蘇らせる、温もりのハンドメイドショップ」をコンセプトにするネット販売専門ショップ。今回は、同店子供服フロアで、手ぬぐいシャツ(サイズ80cmから130cm/4,630円から)、手ぬぐいワンピース(80cmから130cm/5,556円から)、ワンピース(フリーサイズ6,482円)の他、帽子(3,241円から)、よだれかけ(1,389円から)までを販売する。柄は夏を想わせる金魚やスイカを始め、恐竜、草花などがそろう。会期中、会場では「スタンプを押してオリジナルハンカチを作ろう」と題し、海と空を表す12種類のスタンプを用意、好きなスタンプを青色のハンカチに押してオリジナルハンカチを作るイベントを行う(7月26・27日共に11時から17時まで、参加費926円)。けろりんベビーは、2008年に宿輪友美がネットショップを開業、彼女は自らのウェブサイトで「手ぬぐい服は小さな頃から身近な存在。毎年夏には祖母や母が縫ってくれたものを着るのが我が家の風習だった。汗をサッと吸収し、風をスーッと通してくれる温もりの手ぬぐい服があることを多くの方に知って欲しい」という想いを語っている。担当バイヤーは「ここ数年、夏に浴衣甚平を始め、和装を着る傾向が多くなってきている。“和”に涼しさを求める傾向は今後も続くと思われ、今夏は手ぬぐい素材の子供服もその選択肢に入れていただくよう、拡散していきたい。手ぬぐいの生地は、汗をたっぷり吸収しすぐに乾くので清潔感もあり、夏にはおすすめ。また、手ぬぐいの中でも一番上等といわれる生地、徳岡地を使用している。親子ペアルックも用意しているので絆を深めて頂ければ」と語る。
2014年07月25日伊勢丹新宿店は「めんそーれーOKINAWA 大沖縄展」と題し、沖縄のグルメやスイーツ、衣類、雑貨までを一堂に紹介する催事を本館6階催事場で開催する。今年で20回目を数える同店の沖縄展は、今回沖縄本島だけでなく宮古島までスポットを広げる。会期は7月23日から7月28日まで。注目はその宮古島に店を構えるイタリアンレストラン「ドンコリーノ(Doncolino)」のピッツァ。「宮古島ピッツァ オルトナーラ」(1,500円)は、ピザを菜園に見立て、宮古島産のトマト、ゴーヤー、オクラ、ナスでピザ生地上が彩られる。「宮古牛ミートソースとモッツァレラチーズのピッツァ」(1,750円)は、宮古牛の旨味を凝縮したミートソースを使用、トマトの酸味とモッツァレラチーズのコクがマッチし、宮古島産バジルの香りがアクセントとなる。ドンコリーノのオーナーシェフ・望月直樹氏は「宮古島の食材をふんだんに使ったピッツァは、泡盛とも良く合います。今回は那覇市にある会員性バー『泡盛倉庫』さんとコラボレーションした泡盛ハイボールも用意してます。ピッツァと相性抜群の泡盛で沖縄気分を十分に味わってください」とコメント。また、同氏は沖縄展を通じて、グルメだけでなく“宮古島や沖縄の心”も感じて欲しいという。「宮古島は食材が豊富だけでなく、心も豊かになれる場所。島だからこそ親密になれる人と人とのつながり、時間の流れが教えてくれる自然と人間の関係。会場では沖縄文化はもちろん、日常では味わうことができないようなリラックスできる感覚や、そこに住む人の考え方にまで思いを馳せていただければ」と語る。今回、同会場では「五感」をテーマに沖縄アイテムを紹介する。「食べる」のコーナーでは、ミュージシャンの宮沢和史プロデュースのカフェ「みやんち」の嘉利すば(800円)や、伊勢丹新宿店限定の「沖縄そばダイニング川」の沖縄そば(1,000円)がイートインで登場する。「香り」のコーナーからは、「金武酒造」の鍾乳洞貯蔵20年古酒が量り売りで提供される。「触れる」コーナーでは、リラックスできる着心地のアロハ作りをモットーとした「パイカジ」の綿100%チュニックドレス(9,800円)を紹介。「聴く」コーナーからは、「宮古木工芸」の沖縄三線セット(三線ケース、バチ、楽譜、替糸、替ウマ付き/2万円)を販売。「見る」コーナーでは、雑誌『ハナコ(Hanako)』で活躍する写真家・田村昌裕による沖縄の風景を集積した「沖縄癒され写真展」を開催する。会期中、同店屋上ではオリオンビールを楽しめるビアガーデンがオープンし、沖縄のアーティストによるライブも行われる。また、同店前の新宿通りでは、沖縄の盆踊りであるエイサーや沖縄伝統舞踏を踊りながら練り歩く「新宿エイサーまつり」(7月26日12時から)も開催される。
2014年07月20日「グッチ(GUCCI)」は、期間限定イベント「GUCCI JACKIE FOREVER」を伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで開催する。7月16日から22日まで。会場では14-15年AWコレクションを全国に先駆けて販売される他、新作バッグ「ジャッキー ソフト」も登場。1960年代にジャクリーン・ケネディ・オナシスが愛用したことで知られる「ジャッキーバッグ」をコンテンポラリーなデザインでよみがえらせたこのバッグは、ライニングのない一枚革仕立てで、オリジナルデザインと同じメタルピストンのクロージャーがあしらわれている。ホーボーバッグやトートバッグ、ショルダーバッグなど全5型をそろえ、クラシックな色合いからブライトカラーまで展開する。更に、伊勢丹新宿店限定のジャッキーソフトも発売。トートバッグ(27万1,000円)とショルダーバッグ(25万9,000円)の2型で、それぞれバーガンディー、グリーン、ベージュピンクの3色を用意している。
2014年07月12日伊勢丹新宿店メンズ館は、地下1階紳士靴売り場にて7月7日に世界同時発売された「コールハーン(Cole Haan)」のニューモデル「ゼログランド(ZEROGRAND)」をフィーチャーしている。15日まで。ゼログランドは、非常に軽く、そして柔軟性のある次世代モデル。1980年代に「ナイキ(NIKE)」の傘下に加わったコールハーンは、クラシックなレザーシューズにナイキのエアソールを搭載した画期的なシューズを開発(その後ナイキは2013年にコールハーンを「エイパックス・パートナーズ(Apax Partners)」に売却)。2012年春にローンチした「ルナグランド(LUNAGRAND)」は藤原ヒロシ手掛ける「フラグメントデザイン(fragment design)」とコラボレーションし、大ヒットとなった。ゼログランドはそのルナグランドの進化バージョンだ。ゼログランドの優れた特徴としてまず挙げられるのは、片足260g(8.5サイズ、ステッチレスタイプの場合)の軽量感。また切り込みの入った独特の形状のソールの内部には独自に開発した新しいクッショニングシステム「GRAND OS」が組み込まれ、シューズのシルエットを壊さずクッション性を追加。快適性を向上させている。デザインはウイングチップのみで、クーズーレザーを使用した「ゼログランド オックスフォード スエード」(4万5,000円)と、合成ファブリックを使用した「ゼログランド オックスフォードステッチレス」(3万8,000円)の、異なる素材を用いた2種類を用意。レザーは4色、合成ファブリックは3色と、全7色をラインアップしている。日本では現在伊勢丹メンズ館とコールハーン銀座店のみの取り扱いとなり、8月1日から全国で展開される。ゼログランドシリーズは秋冬以降も新作の発表を予定している。
2014年07月10日伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区では7月2日から15日まで、音楽カルチャーマガジン『ネロ(Nero)』とコラボレーションしたイベント「acute grrrls Nero × TOKYO解放区issue」を開催している。同店で本年5月に開催し大好評を得たという、90年代のガールズカルチャーをフィーチャーしたイベント「'90s girls culture@TOKYO解放区」。次ぎにスポットを当てたのは、同じカルチャーの中でも少女っぽいガーリーな可愛さだけではない、“エッジが効いていて(acute)、可愛くて(acute)、行動的(act)な現代の女の子達(grrrls)”。この世界観を象徴する作品としていまだに絶大な支持を集める、ソフィア・コッポラ監督作品『ヴァージン・スーサイズ(The Virgin Suicides)』(1999年)をイメージソースに、女の子達の本質的な強さと美しさをテーマにした雑誌Neroとのコラボレーションでショップは展開。店頭には今回のために製作されたNero初のオリジナルアパレルライン「ネロ クローゼット(nero closet)」や、国内外ブランドとのコラボアイテムを始め、レコードやポストカード、Neroのバックナンバーなどが並ぶ。ウエアは、「ハーツレボリューション(HEARTSREVOLUTION)」はNeroとコラボレーションしたカットソーを、「ガーリーローズ(Girly Rose)」はバージンスーサイズをイメージしたワンピースやブラウス、スカートをラインアップ。またロンドンのファッションマガジン『ルラ(Lula)』の元編集長リース・クラーク(Leith Clark)が「レン(WREN)」とコラボした「WREN×Leith Clark」のアイテムも登場。雑貨は、タイのブランド「スレトシス(Sretsis)」のハート形サングラスや伊勢丹限定アイテムのユニコーンピアス、フランスの人気バンド「フェニックス(Phoenix)」のイラストが描かれたマグカップなどがあり、同じくフランスの人気モデル・シンガー のペティート・メーラー(Petite Meller )」のニューシングル「Backpack」を先行販売する。ペティートと「オリンピアラタン(Olympia Le-Tan)」がコラボしたブルゾン(9万2,000円)も店頭で予約販売を受け付けている。井上由紀子が編集長を務めるNeroは、音楽・アート・ファッション・カルチャーが独自の視点で盛り込まれ、日本に留まらずパリやニューヨークでも注目を集めている。
2014年07月04日イタリアのアウターウエアメーカー「サルコ(SALCO)」のポップアップストアが、伊勢丹新宿店本館4階ウエストパーク/ラグジュアリーステージに7月2日オープンした。同ブランドが日本での本格展開をするのはこれが初となる。期間は7月15日まで。アウターウエアメーカーとして高いノウハウと技術を持つサルコは、1951年にトスカーナ州で設立された。ブランド設立当初から90年代までは、レインコートの生産を主軸とし、その後同社のコアとなるダウンコートの生産を開始。この頃スポンサーとして、イタリア代表フットボールチームへコートを提供している。2000年代に入ると事業の主軸をウィメンズのダウンウエアへ移行。高品質をモットーとし、創業当初から現在まで、変わらず全工程をイタリア国内で行っている数少ないブランドの一つだ。店頭には1962年に生産されたシワになりにくい軽量コート“ウォーリー”が展示されている。ポップアップストアでは、「ベーシック(Basic)」「ファッション(Fashion)」「ラグジュアリー(Luxury)」の3ラインを展開しており、ベーシックカラーを基調にベージュやカーキのアースカラーを加えたラインアップとなっている。同ブランドはボタンなど細部のディテールにこだわりを持ち、テキスタイルにはビッグメゾンで使用されているものと同じ素材を使用しているという。ダウンコートはナイロンなどの化学繊維をメインに、レザーやファーをあしらったデザインが特徴。中心価格帯は10万円代から40万円代まで。今回のショップオープンに合わせ、本国からセールスマネージャーのイザベラ・ズッケーロとチーフディレクターのロベルタ・リッピ・サルヴァドーリが来日。「日本での展開をスタートするなら伊勢丹がベストだと思っていたが、実現に至っていなかった。今回やっとタイミングが合致し、本格展開を日本で始めることが出来た。ターゲットにしているのは常に若く美しくありたいと願う女性で、幅広い年齢層が取り入れられるアイテムをそろえている。今後の展望としては、日本人の女性からのリクエストを汲んだアイテムも提供していけたら」とイザベラ氏。
2014年07月02日「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は7月2日、「ポーター(PORTER)」とコラボレーションしたランドセルの販売を伊勢丹新宿店6階リ・スタイルキッズで開始した。このランドセルは、同ブランドデザイナーの高橋盾が色や柄、素材をプロデュース。カラーはブラックをベースに、背あてのメッシュ部分と底にブルーを使用。かぶせ裏や内ポケットの裏地には、アンダーカバーのアイコンであるベアー柄がプリントされている。また、ネームホルダーにはアンダーカバーのロゴの箔押し、側面には両ブランドのダブルネームが入っている。メイン素材にポーターのナイロン生地を採用し、かぶせと底部分のみを撥水加工の牛革としたため重さが約1,100gと通常のランドセルに比べ200g前後軽量だという。大きさはA4クリアファイルが収まるサイズ。価格は7万1,280円で、30点のみの限定販売。このコラボレーションについて伊勢丹担当者は「もともとアンダーカバーはキッズラインのウエアにも力を入れていたが、最近はその展開が少ない傾向が続き、顧客から、もっとキッズアイテムが欲しいとの要望が多くあった。今年3月に伊勢丹でロンパースやスタイなどキッズアイテムを店頭で紹介した際も顧客の反応がよく、こちらからアンダーカバーに働きかけて今回のコラボレーションが実現した」とコメント。同会場では毎年販売している「リ・スタイルキッズ×ポーター」の通常タイプのランドセルは、8月に発売開始する予定。
2014年07月02日スペインのラグジュアリー・ポーセリン(磁器)ブランドのリヤドロが、デザイナー・森田恭通とコラボレーションした作品を7月から販売を開始する。これ先だって6月13日に同作品「Life is Flower」の発表を記念したイベントが行われ、リヤドロ社リサ・リヤドロ社長も来日した。「昨年7月にセニョール森田が奥様の大地真央さんを伴って我が社を訪れたときには、まさかこんな素敵な作品が出来上がるなんて夢にも思わなかった」と話すリサ・リヤドロ社長は今回の作品を絶賛。「リヤドロが長年培ってきたポーセリン技術と叡智で、スカルと花を用いて“生命の息吹き”を表現。作品のタイトル通りで、希望に満ちた幸せな未来を願ってます」と森田氏。リヤドロ社の職人が1枚ずつ花びらを作成し、無数の花で出来上がった作品は全世界100個限定で72万円(台座付き)。7月2日より森田が婦人服フロアのリモデルデザインを手掛けた伊勢丹新宿店で先行発売され、9日よりリヤドロブティックおよびリヤドロショップ、リヤドロオンラインショップ他、リヤドロ取り扱い店にて一般販売される。
2014年06月28日銅版画家の山本容子は、「山本容子展 アート イン ホスピタル」を伊勢丹新宿店本館7階催事場にてスタートした。会期は6月30日まで。彼女が病院におけるアートをテーマに大規模展を開催するのは今回が初。会場には、病院という場で過ごす患者や医療関係者が心穏やかに過ごせるようにと山本が手掛けた作品やその原画などが展示される。会場には山本が未来を感じたという病室で過ごす患者自身が病室に飾る絵を選ぶ「アートテイク」のためにセレクトした作品も展示され、その一部は購入することも可能だ。アートテイクゾーンの作品には、本を読むのもつらいという症状の子供のために、その絵があることで家族や看護師と会話が広がるようにと山本が選んだ作品もある。展示作品は、会場中央には同氏が初めて手掛けた病院におけるアート作品である中部ろうさい病院特別室2室の天井画『チューリップ』や和歌山県立医科大学付属病院母子医療センター治療室前の壁画『鳥の歌』『オーヴェルニュの子守歌』、エントランスには今年山本が手掛けた高松赤十字病院の西玄関に描かれた壁画『愛の小径(Les chemins de L’amour)』の原画など。この原画は、制作期間の限られた病院での作業を前に、山本のアトリエで描かれた現場と同サイズのキャンバスに描いた設計図とも呼べる下絵だ。山本は趣味人だった父が病院での闘病生活の末亡くなった後、そのベッドに横になってみたという。そこで病室のぶつぶつと穴の空いた白い殺風景な天井が目に入り、最期に見た光景はこの天井だったのかと悲しい気持ちになった。それ以降、病院におけるアートの力を問うべく、医療関係者に出会う度に「病院で天井画を描かせて欲しい」を語り続け、ある対談で出会った中部ろうさい病院院長が山本に賛同し、2005年に第一号となる天井画が生まれた。山本氏は、「今回は自分の世界観を一方的に伝える展示ではなく、病院環境の質という社会問題をアーティストの視点で捉えて制作した作品を展示している。アート イン ホスピタルには一つの正解がある訳ではないので、鑑賞者も知恵を出し合って様々な問題を解決できる社会になれば嬉しい」と語った。28日11時から12時の間、山本自身がキャンバスの仕上げをライブで見せる公開制作を実施。また、29日14時45分から15時45分にはサイン会を開催。会期中会場で書籍を購入した先着80名にサイン会整理券を配布する。
2014年06月26日伊勢丹新宿店は、2014年七五三のお祝着を同店本館7階呉服の特選きもの売場で紹介している。11月中旬まで。同店呉服売り場では、七五三コーナーを設け、お祝着を始め、髪飾り、祝帯、バッグ、足袋などを紹介、祝う年齢(3・5・7歳)ごとに必要なアイテムをそろえる。お祝着には、単品販売とセット販売があり、単品価格は3歳は10万円から、5歳は19万8,000円から、7歳は19万8,000円から。セット販売はお祝着の他、襦袢、巾着、髪飾り、草履までがそろうセット(セット内容は年齢により異なる)で、価格は3歳は3万8,000円から、5歳は10万円から、7歳は25万円から。今年の七五三ファッションについて担当者は、「特に、7歳女の子のお祝着は、アニメ・プリキュアの主人公が着ているような、水色やエメラルドグリーン系のカラーに人気が集中しています。お子様が憧れるテレビのキャラクターと同じ色を着たいという声を良く聞きますね。一方で、親御さんは定番の赤、ピンクで古典柄をお探しの方が多く、お子様とのご意見を調整するためにも余裕をもって来店いただければ」と話す。今回注目なのは、「藤代工房(神奈川県座間市)」のお祝着。担当者によれば、同社は昨年までインターネット販売を行い、古典的なお祝着とは異なる可愛さがあると評判であったが、今年からは販売ルートを伊勢丹新宿店のみに限定。そのため、全国の顧客からの引き合いも出始め、売り場での同社売り上げが前年比300%まで伸びてきているという。同売り場では7月23日から28日まで「七五三サマーフェスティバル」と題し、売場規模を拡大して販売。7月26・27日は同会場で髪飾り製作実演を行う。
2014年06月25日伊勢丹新宿店は、本館1階アクセサリーコーナーで海外セレブにも人気が高く、この夏注目を集める個性的なリングを多数そろえる。同コーナーでは、ピンキーリングを始め、2本の指に通して着けるトゥリングやフォークのような形で指を挟むように着けるフォークリング、手の平(パーム)に着けるパームリング、ネイルの上に重ねるように着けるチップリングなど、リングの楽しみ方を提案する。フォークリングは、フォークのように上部が開いており、リングの両端で指を包み込むように着けるリング。指に合わせて多少のサイズ調整も可能で、関節が太く指輪選びに悩んでいた方でも指にフィットしやすいデザイン。担当バイヤーによれば「地金にダイヤモンドがあしらわれたシンプルなデザインが好評だが、最近では地金にカラーストーンが着いたタイプも人気。第一・第二関節の間に着けるファランジリングは、サイズが合えばピンキーリングとしても使えるため、個性的なトレンドリングを初めて購入する方におすすめ」とコメント。関節の間に着けるアクセサリーは、同店では昨年7月、ジュエリーブランドの「イーエム(e.m.)」が同店本館1階ステージで紹介したが、当時はまだ個性派なアイテムとして取り扱われていたという。同時期、海外セレブの間でも、エッジの効いたデザインのリングのコーディネートの人気が高まったこともあり、今年3月10型を販売したところ、発売2週間で800万円を売り上げた。人気の兆しを感じたバイヤーがジュエリーブランド「ジュエッテ(Jouete)」に声を掛けたことからリング専門セレクトショップ「ジュエッテ ユビカザリ(Jouete yubikazari)」を立ち上げ、同店で展開する運びとなった。ジュエッテではシルバー製のリングを中心に取り扱っており、リングは5,000円台から展開。1人当たりの購入平均単価は1万1,000円程度で、二つ以上のリングをコーディネート購入する傾向が見られるという。
2014年06月21日伊勢丹新宿店は、今シーズンの新作浴衣を一堂に取りそろえるイベント「イセタンユカタセレクション2014」を同店本館7階呉服売り場でスタートした。同イベントのカタログはスタイリストの山口壮大がディレクションしている。また「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「ミントデザインズ(mintdesigns)」は、自身のブランドのアイコンや定番技法を取り入れた新感覚の浴衣を披露する。昨年に引き続き浴衣をデザインしたアンリアレイジは、着物の「片身替わり」と呼ばれる右半身と左半身、袖の左右で模様や色合いなどが異なる手法を浴衣に取り入れ、同ブランドの定番であるパッチーワークで製作した。また、レーザーカットで切り抜いた素材を使った帯など同ブランドらしい技術を駆使したアイテムを取りそろえる。また、浴衣・着物には「おはしょり」と呼ばれる着丈を調整する部分があるが、同ブランドの浴衣にはおはしょりを設けず、ジャストサイズに仕上げた「対丈(ついたけ)」での着こなしを提案。おはしょりがないことで洋服の上から羽織るコーディネートが可能となる。いずれも同店限定で販売する。「ミントデザインズ(mintdesigns)」は今年初登場。浴衣生地にはブランドのアイコン的なドール柄やジグザグ柄を採用。一方、帯には伝統技法を取り入れ、銀箔を落としたような個性的なデザインに仕上げた。洋服のコレクションで使用している柄を取り入れることで、洋服感覚で着られる浴衣を提案する。また、伝統的な染色技法と最先端の素材を組み合わせた新世代浴衣が三越伊勢丹オリジナル商品として登場。現在では職人が減り希少な愛知県有松絞りの技法の一つである「雪花絞り」の技法を用いた仕上がり浴衣(5万8,000円)は伝統的な技にポップなカラーを合わせることでトレンド感を演出している。アンティーク着物収集家の池田重子とコラボレーションし、池田が持つアーカイブの中からセレクトしたテキスタイルを現代風に再構築した浴衣も登場。素材は吸水速乾性に優れ、肌に触れると冷たく感じる接触冷感素材「ウェーブロン」を使用し、化学繊維でできているため洗濯も可能で薄くて軽いのも特徴。ウェーブロンを使用したアパレルウエアが販売されるのは初となる。「浴衣を着崩すことに抵抗があるお客様も多かったが、ここ数年は洋服やヒールのある靴などとコーディネートして浴衣を気軽に楽しんでもらえるようになってきた。浴衣は花火大会の時に着るなどイベント性が強いアイテムだが、これからは日常的に着てもらいたい。」と担当者は語る。同フロアでは6月25日から7月8日までスタイリストの山口壮大と日本各地の伝統工芸メーカーがコラボレーションしたプロジェクト「こりしょう(KORI-SHOW)」から七夕にも楽しめるライフスタイル雑貨を紹介。ワンマイルウエアとして秋口にも着られる新ウエア「夜着」も登場する。また、7月9日から15日まで同店本館1階ザ・ステージ#1でスペシャルイベントを開催。「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」など国内外ブランドが伝統技法「捺染(なっせん)」で染め上げた生地を使い、新たな解釈でデザインした浴衣を販売する。コーディネートする小物も「ポーター(PORTER)」のオリジナル素材を使用した合切袋などをラインナップする。7月27日には着物に造詣が深い「リップスライム」のスーと彼のスタイリストのカワイヨシロウによる浴衣の着こなし、コーディネートについて語るトークショーを開催する。この他にも、着付けのワンポイントアドバイスやメイクアドバイスなど浴衣に関する様々なイベントが予定されている。
2014年06月20日英スコットランドのブランド「バリー(Barrie)」は、日本初となるポップアップショップを伊勢丹新宿店本館4階ウエストパーク/ラグジュアリーステージにオープンした。6月24日まで。同ブランドは1903年、“カシミアの里”と呼ばれるホーイック地方にて設立。100年を越える歴史を持ち、数々のビックメゾンのニットを製作してきた老舗のカシミアニットウエアメーカーだ。2012年にファクトリーブランドとして「シャネル(CHANEL)」の傘下に入り、バリーというブランドとして14-15AWコレクションを発表した。今回オープンしたショップではウエア、ストール、ニット帽、手袋などのニットアクセサリーまで幅広くそろえる。袖を二の腕で切り替え、ふんわりとボリュームを出したカモフラージュ柄のカーディガン(13万9,000円)やアーガイルとカモフラージュ柄で切り替えたワンピース(13万9,000円)、リーフ柄のセーター(13万6,000円)、同柄のペンシルスカート(8万9,000円)など20型以上のアイテムを展開。いずれも流線的なラインで女性のボディラインを美しく見せる。アイテムは見た目華奢で繊細なイメージだが、実際手に取ってみると肉厚でしっかりとした質感を持った上質なカシミアを使用。日本の島精機製作所のホールガーメントで生産されている。鮮やかな色彩も特徴。グレーとキャンディーピンク、赤とネイビー、グリーンとネイビーなどの組み合わせでいくつかカラーバリエーションがあるが、同じ柄でも配色によってガーリーやスポーティーなど全く異なる表情を持つ。イメージモデルにはリリー・コリンズ(Lily・Collins)を起用し、ルックブックの写真はブランドローンチに合わせてシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)自身が特別に撮り下ろした。
2014年06月17日モデルでタレントの紗栄子は6月8日、伊勢丹新宿店でハワイを拠点にコーディネーターとして活躍するマキ・コニクソン(Maki Konikson、以下マキ)とトークショーを行った。同店は「Real Hawaii by Maki konikson―知らなかったハワイの魅力に出会う―」と題し、ハワイからマキを招き、ロコ(地元女子)が愛用する最新のリゾートグッズ、コスメ、アートを紹介するフェアを開催中。トークショー会場にはマキや紗栄子のファンなど観衆約300人が集まった。トークショーで紗栄子は「マキさんとは、ハワイでビューティーやファッションで今話題のショップを紹介し合ったり、プライベートタイムの時も親しくしています」と話し、マキも「紗栄子と私は、気楽に話せる仲。(自分の髪型を指さしながら)見た目も似てますしね」と言い、会場を沸かせた。ハワイの魅力について紗栄子は、「ハワイは子供やお年寄りの方にもやさしい場所なので、ご家族でもとっても楽しめますよ。必ず行くのが、ドクターボディー(Dr.Body)。ここのコスメはとっても好き。みんなも好きなコスメを見つけてくださいね。女の子はコスメでどんどん変われるんです。女の子に生まれて良かったー」とハイテンションに話す。続けて、「ハワイのお土産には、クラッシュ(crush)も一押し。ファッションモデルも使っててクリームとかいいですよ」と 薦める。マキは「今回紹介してるチリア(TILIA)は、ビーズ刺繍の達人・田川啓二さんのお店で、ハワイではカフェと一緒にあって好き。とんねるずののりさん(木梨憲武)に教えてもらったんですよ」と語った。トークショーの最後には質問コーナーが設けられ、「次にハワイで流行りそうなショップは」との問いに対し、マキが「 トゥー・ザ・シー(TO THE SEA)かな。ここはハワイを感じられる小物雑貨が充実していて、デューティーフリーショップ前で行きやすいので、皆さんも是非立ち寄ってみて」と薦めた。また、「どこに行けばマキさんに会えますか」には、紗栄子が「マキさんはハワイ現地でのコーディネーターとして、お仕事をされているので、空港の車寄せに行けば会えるかもしれません」と微笑みながら答えた。今回、紗栄子はハワイアンジュエリーブランドの「モニ(MONI)」とコラボレーションし、リングやブレスレットのアクセサリー(3,800円から1万7,600円)を紹介。会場で購入できる。当イベントは10日まで。
2014年06月08日伊勢丹新宿店は、本館2階ザ・ステージ#2でハワイの魅力を紹介するイベントをスタートした。同店ではハワイを拠点にコーディネーターとして活躍するマキ・コニクソン(Maki Konikson)を招き、彼女と交友のある芸能人とハワイに関するトークショーを行う。6月10日まで。今回、同店では「Real Hawaii by Maki konikson―知らなかったハワイの魅力に出会う―」と題し、日本人にはあまり知られていないロコ(地元女子)が愛用する最新のリゾートウエアやバッグ、ハワイアンジュエリー、コスメ、アクセサリー、アートを紹介。日本初出店となる「モニ(MONI)」「ラニラウ(LANI LAU)」や「マリエオーガニクス(Malie Organics)」「ドクターボディー(Dr.Body)」などが出店。また、マキと親しいモデル、タレントがハワイのブランドとコラボレーションした商品が登場。紗栄子はモニとコラボし、リングやネックレスを企画。道端ジェシカはマリエオーガニクスとコラボし、ディフューザーやキャンドルを企画。期間中は、紗栄子を始め、SHIHO、佐々木敬子も来店し、ハワイに対する思いや愛用アイテムについてトークショーを行う(7日15時、マキ×SHIHO×佐々木敬子/8日15時、マキ×紗栄子)。担当バイヤーは、「(グリーンルームでは)アーティストのスーザン・ウィックストランドによる、油絵やアクリル画で描かれたハワイの風景や写真を重ねて作り、仕上げにワックスでカバーした神秘的なコラージュアートを展示している。今回はファッションだけでなく、ハワイアンアートにも注目して欲しい。マキさんが連日来るので、ハワイの魅力を直接聞くチャンスもあるかも。是非ビーチベッドやヤシの木がある会場へお越し頂き、ハワイを体感して欲しい」と語る。マキはハワイで雑誌やテレビのコーディネーターとして、現地でのテレビロケ、CM、ゴルフメジャートーナメント中継、プロモーションビデオまで、撮影に関するコーディネートを行っている。同氏のツイッターやインスタグラムで先月、テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」ハワイロケで出演者と過ごす写真が紹介されている。
2014年06月05日伊勢丹新宿店は6月4日より、地下1階食品売り場にて自然味を堪能することを提案するため「自然の探求者 ネイチャー・エクスプローラー」を初夏のディレクションとして打ち出す。30日まで。山形県庄内にあるイタリア料理店「アル・ケッチァーノ」が同店地下1階キッチンステージに登場。オーナーシェフの奥田政行は、2005年に“世界の料理人1,000人”の1人に選ばれた日本を代表する料理人で、店は交通の便が悪い立地条件にもかかわらず日本だけでなく今や世界から注目されている。東京で修行を積んだ後、自身の故郷を元気にしたいという思いから庄内に店を構え、美味しい食材を求めた結果集まって来たのが地元の生産物だったという。キッチンステージでは、シェフこだわりの素材を使い、素材の持つ味わいを最大限に引き出す方法で調理された“自然”を味わえるコース料理をイートインで提供する。「ネイチャーコース」(2,400円、6月4日から13日)、「エクスプローラーコース」(2,400円、6月14日から24日)、「スペシャルコース」(4,000円、6月4日から24日)の3種をそれぞれ期間限定で提供する。フレッシュマーケットでは、大地のエネルギーがみなぎる食材を家で楽しめるよう様々な食材を紹介する。京丹後の夏鹿「国産仔牛専門店 小島/京都府産 京丹後 夏鹿ロース(2,400円)」は、山中にある良質な木の芽やきのこを餌にして育つことで肉質が良くなり脂が少なくしっとりとした赤身。冬の鹿とも違う味わいという。市場では名古屋コーチン、比内地鶏と同等の評価を受ける注目の青森地鶏「伊藤和四五郎商店 鶏三和/村越シャモロックパーク 青森シャモロック もも肉」(900円)は、一般のブロイラーの2倍の期間を掛け、長年の研究で考案された独自の肥育方法を取り入れることでうまみ成分が多く、味付けを控えた調理方法で鶏肉本来の味わいを堪能できる食材。この他にも岩手県釜石の「東信水産/ヤマキイチ商店 岩手県産 泳ぐホタテ」(時価)やフランス最古の肉牛と言われるフランス・シャロレー地方原産の大型牛「アイズミートセレクション/フランス産シャロレー純血種 ジェニスプリムールリースステーキ」(100g/1,800円)などを販売する。また、テイクアウト可能な惣菜も多数取りそろえる。信州産鹿肉認定制度で管理された鹿肉を取り扱う長野の自然育工房「岳」の鹿肉を使ったカレー「シターラティアン/ラヒン(鹿)カレー」(100g/648円)や塩とこしょうだけで味付けした鹿肉のローストと野菜のロール寿司「スシアベニューケイズ(K‘s)/ジビエ DE サラダ ROLL」(572円)、同じく岳の猪肉を使い、牛肉と一緒に味わえる「米沢 琥珀堂/“猪”突“牛”進弁当」(1,200円)などが登場。この他前出の青森シャモロックを使った串焼き伊藤和四五郎商店 鶏三和/青森シャモロックのかしわ串」(1本400円)、「自由が丘あえん/青森シャモロック照り焼きサラダ仕立て」(1,150円)など鹿や猪といったジビエ、平飼いされた地鶏など日頃あまり口にすることが出来ない食材を使った惣菜が並ぶ。
2014年06月04日伊勢丹新宿店は、日本で活躍するビーズアーティストのジュエリーとビンテージビーズなどのパーツを紹介するイベント「モード・イン・ビーズ(MODE in Bead) 夏のビーズコレクション」を同店本館7階催事場にて5月28日から6月2日まで開催する。本展は同店にて半年に一度開催されるイベントで、今回はアーティスト23人、ビーズパーツショップ6店舗が出展し、ビーズジュエリーの魅力を伝える。昨今のビーズブームの第1人者とも言われるウタ・オーノは、古代ビーズのローマングラスを使ったネックレスやコード(紐)で色鮮やかな天然石をつないだ「祝波(shukuha)ネックレス」(完成品/2万8,000円、キット1万6,000円)を紹介。身に着けた時の輝きを意識した作品が特徴のデザイナー清水ヨウコが手掛ける「ジェメオス ふたえ結びの7ウエイネックレス」(完成品/3万2,037円、キット1万1,574円)、出展者で唯一の男性デザイナー加山忠則の「クリスティーヌ 3ウエイネックレス」(完成品/3万円、キット/1万5,000円)など、ビーズだけでなくパールや天然石などを使った存在感のあるビーズジュエリーを取りそろえる。この他にもオリジナルベネチアガラスを使ったChiyukiや樹脂粘度を使うケリー真美、網や紐などを駆使して作る山中恵+aYaなど個性溢れる作家のビーズジュエリーを展開。一部のアーティストは完成品だけではなく、手づくり派向けのキットも販売する。会場には、ビンテージガラスの「ジュリアン」や手作りガラスビーズの「メルティング ポイント」、チェコビーズの「クー・ドゥ・ビジュウ」などビンテージビーズや珍しい天然石などビーズパーツを取り扱うショップも出展。一部の店舗では、作り方のアドバイスや購入したパーツをその場で組み立てて世界で一つのオリジナルビーズアクセサリーを作るサービスも提供する。会期中、ワークショップも開催する。28日から2日、同店7階バンケットルームにて出展者自らが指導する中級者向けワークショップを開催(参加費は講習料・材料費込みで4,000円から1万5,000円、ビーズ用工具要持参)。また、31日から6月2日まで初心者向けのビースづくりワークショップを会場内で開催する。所要時間30分から1時間程度の比較的簡単にできるペンダントやブローチ、ピアスなどの作り方を出展ショップスタッフがレクチャーする。「ビーズジュエリーは自分で作ることの楽しさが原点。興味はあるがどこで材料を調達すれば良いか分からないというお客様からの声もあった。本イベントではパーツのみの販売もあり、デザイナーが手掛けた今までの“ビーズアクセサリー”のイメージを超えたジュエリー感のある完成品も並ぶ。1人でも多くのお客様に自分で作る楽しさやビーズジュエリーの価値を感じてもらいたい」と担当バイヤーはコメントする。出展作家は加山忠則、清水ヨウコ、ウタ・オーノ、鷲見理恵、周藤紀美恵、永多寿子、新谷頼子、岸美砂子、山中恵+aYa、パルタザー裕美、日柳佐貴子、西村ジュンコ、ケリー真美、Chiyuki、関けいこ、岡本恵子、ナがツボジュンコ、しのはらみわ、青木恵理、笠置紫野、本間久美子、日名子八重子・三井智恵。出展店舗はジェニュイン、ジュリアン、メルティング ポイント、クー・ドゥ・ビジュウ、ラティーフ、ビーズラウンジ。
2014年05月28日「ヤンマー」が4月1日より数量限定販売している新農業ウエア「プレミアムアグリカルチュラルウエア」が、5月28日より伊勢丹新宿店で開催される日本の食と暮らしにフォーカスした催事「チアアップ!ニッポン」内のヤンマーブースで試着販売される。この農業ウエアは、ヤンマーのブランドブロジェクト・クリエーティブディレクターの佐藤可士和監修の元、「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」を経てクリエーティブディレクターとして活躍する滝沢直己がデザインしたもの。今回、試着販売するモデルは、昨年夏に発表したプロトタイプを改良したもの。“かっこいい農業ウエアを作ろう!”という会話からスタートしたこのプロジェクトは、農業の実際の動きや体勢、不便などをヒヤリングすることからスタート。それらは一つひとつデザインに反映されている。少しでも作業に費やされるエネルギーを軽減するため軽量の素材を採用し、農作業への負担を減らす機能性と毎日の仕事が楽しくなるファッション性を持ち合わせた高機能ウエアを目指したという。カラーは大地と日々向き合って仕事をする姿、ヤンマーの次世代農耕機のデザインからイメージしたチタニウムブラウンを採用。ウィメンズには鮮やかなピンク、メンズには黒をアクセントカラーとした。伊勢丹の担当バイヤーは「今までの泥臭いイメージではなく、農業をかっこ良く紹介したいという思いからイベントの出展者を検討した。昨年から話題になっていたヤンマーのウエアはスタイリッシュでイベントのコンセプトとも一致したので出展を決めた」とコメントしている。
2014年05月26日フランスのベビーキッズ用品ブランド「コックアンパット(Coq en Pate)」は、伊勢丹新宿店本館6階ガールズ・ボーイズテイストフルスタイルにて期間限定ショップをオープンしている。5月27日まで。コックアンパットはフランス語で「子供を可愛がる」という意味。フランス在住のフランス人と日本人カップルが立ち上げたブランドで、綿商品には肌に優しいオーガニックコットンを使用しフェアトレードの理念に基づいて商品を製作している。これまでに様々なアーティストとコラボレーションしているが、今回はリサイクルペーパーを使用するクラフトアーティスト・miboのグラフィックを使ったアニマル柄デザインのアイテムを展開。キリンやトラ、ライオンが描かれたTシャツ(4,300円)は、前身頃に動物達がポップなタッチで描かれ、後ろ身頃にはその動物の後ろ姿がプリントされている。バックパック(6,900円)はストラップが長さ調整可能で歩き始めの子供から6歳くらいまで幅広く対応。この他に同柄のナップサック(2,900円)、ショルダーバッグ(3,900円)、コインケース(1,600円)、メラミンプレート(1,100円)なども取りそろえる。
2014年05月24日「エンフォルド(ENFOLD)」は、フラワーアートユニット「プランティカ(plantica)」とコラボレーションしたポップアップショップを伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/ザ・ステージ2にオープンした。5月27日まで。伊勢丹限定アイテムとして、プランティカの作品をテキスタイルに取り入れたシリーズと、これらに合うようデザインされたシルバーメタリックのシューズなどを展開。プランティカとのコラボでは、アロエやロマネスコなど、グリーンを基調にした彼らの作品をプリントモチーフとして使用している。トップス(2万6,000円)、ハーフパンツ(3万円)、ワンピース(3万9,000円)。そのコーディネートアイテムとして、シルバーメタリックのストラップ付きクラッチバック(3万6,000円)、ハイヒール(3万6,000円)、オックスフォードシューズ(4万円)などを用意している。エンフォルドディレクターの植田みずき氏は、セレクトしたプランティカ作品について、「今季のエンフォルドのテーマが『ネイチャー』なので、プランティカさんの作品から、色々な緑が表現されたこの作品をセレクトした。ただ、洋服にするにあたり少し植物の輪郭をぼかしたり、凹凸のある生地を使うなどの工夫をしている」とコメント。5月24日にはプランティカの木村貴史が「生け花」体験イベントを開催。好きな花を選び、アクリルの花器に生けていくという。
2014年05月23日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、新ラグジュアリーアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」を伊勢丹新宿店にて5月12日より先行販売する。当日開店前、同店にて記者発表会が行われ、デザイナー山本耀司と伊勢丹新宿本店長鷹野正明が登壇した。ディスコードは、ヨウジヤマモトと三越伊勢丹の共同プロジェクトとして立ち上がったブランド。山本がラグジュアリーアクセサリーを通して新しい価値観を提案する。“不協和音”という意味のブランド名の通り、完璧なものよりも少しずれがあるもの、不完全・不安定なものに美しさ感じる日本人の繊細な感覚をメイドインジャパンのハイクオリティーにこだわった小物やバッグなどで表現して行く。ブランドロゴは完璧な物に少し傷を付けて不完全な美しさを引き出す引っかき傷からインスパイアされたという。商品ラインアップはスカーフ17型(2万円から5万3,000円)、バッグ17型(6万9,000円から23万8,000円)、婦人靴4型(5万9,000円から6万5,000円)、革小物14型(2万6,000円から6万3,000円)。山本氏は、「ファッションの世界で40年近く仕事をしているが、実は今までバッグのデザインをしたことがなかった。女性が小物やバッグを持つ感覚をデザインに落とし込むため、女性デザイナー達を集めて革の柔らかさ、バッグハンドルの長さなど細かい部分に“感覚”を取り込むことに注力した」と説明。2月にニューヨークで行われた三越伊勢丹ポップアップストア「ニッポニスタ(NIPPONISTA)」で発表された同ブランド。鷹野本店長は「現地で好評だった。ニッポニスタは我々が行っている日本の良いものを紹介するプロジェクト『ジャパンセンシィズ(JAPAN SENSES)』の一環。今年は格上げを狙い、NYに出店した。以前より世界のラグジュアリーブランドと肩を並べられる日本発の日本人によるアクセサリーブランドが欠落していると考えており、ヨウジヤマモトにアプローチした」と話す。これを受けた山本氏は快諾したという。最後に山本氏は「日本には本当の意味で“クール”な物が多い。侘び寂び、間、引き算の美学、崩れや歪みに美しさを感じる繊細な感覚は日本人特有のもの。そして、零細企業・高齢ながらも世界に誇れる伝統工芸技術を持つ職人もいる。それらの技術を取り入れた商品が多くの消費者へ届く姿を見せることができれば、若い技術継承者も増えるかもしれない。若手育成、技術継承は長い間ファッションに関わってきた人間としてのこれからの役割なのかもしれない。これから若い人達にどんどん育ってもらいたい。そのためにも、海外では作れない日本的美しさを表現して行きたい。皆さん、私を助けてください!」と語った。同店での先行販売に引き続き、銀座三越にて5月21日から、日本橋三越本店にて5月28日から、青山本店では5月23日から販売を開始する。また、同ブランドの世界観を伝えるインスタレーション形式のイベント「INSTALLATION at Mandarin Oriental, Tokyo by Yohji Yamamoto」をマンダリン オリエンタル 東京38階ロビーにて6月8日までの期間限定で開催している。
2014年05月12日ジュンは5月12日、伊勢丹新宿店に期間限定コンセプトストア「ザ ポップ バイ ジュン(THE POP by JUN)」に続く第2弾ストア「ビオトープ(BIOTOP)」をオープンする。ビオトープは、ライフスタイルからファッション、食まで幅広く商品をセレクトしているショップ。今回はビオトープが注目する国内外のブランドとのコラボレーション商品をラインアップする。「アニエスベー(agnes b.)」の定番アイテムであるボーダーカットソーはアーカイブカラーから17色をセレクト。男性用、女性用、子供用の各ラインで長袖と半袖を取りそろえる。「エルベシャプリエ(Herve Chapelier)」のコーディングキャンバストート「GPライン」もこれまでに使われなかったシルバーを用いたエクスクルーシブなカラーリングで登場。オーガニックコットンと再生竹繊維を使用した国内タオルブランド「ヒポポタマス」のビオトープオリジナルタオルはボーダー柄を採用し5色展開で販売される。この他にも「フォグリネンワークス」「アピス」「アメヤ」などのファッションアイテムから生活雑貨まで様々なジャンルの商品を取りそろえる。ビオトープのフィルターを通し作られたプロダクトはビオトープとザ ポップ バイ ジュンでの限定販売となる。
2014年05月10日イタリアのハイジュエラー「ダミアーニ(DAMIANI)」は、創業90周年を記念したポップアップショップを4月30日から5月6日まで伊勢丹新宿店本館4階ジュエリー&ウォッチプロモーションスペースにオープンする。会場ではイタリアから取り寄せた10年代ごと10型の限定コレクションを受注販売。1920年代は羽をモチーフとしたネックレス「チャールストン(CHARLESTON)」(2,779万円)、60年代は幾何学的なピアス「オプティカル(OPTICAL)」(556万円)、70年代は色とりどりの花々を繋いだチョーカー「ブルーム(BLOOM)」(453万円)、80年代はブランドロゴをアメジストやダイアモンドなどのジェムで表現したリング「トリビュート(TRIBUTE)」(1,247万円)、2010年代はダミアーニのイニシャル「D」の周囲にオーブを配したペンダント「ダミアニッシマ(DAMIANISSIMA)」(516万円)など各年代を代表するジュエリーの復刻版に現代風アレンジを加えたアイテムを披露。世界で各9ピースの限定発売。また、ブランドを代表する「ベル エポック」コレクションの90周年限定クロスモチーフネックレスを90点限定発売。ダミアーニ一族のインタビューや製作風景を紹介する特別映像も公開する。ダミアーニは、エンリコ・グラッシ・ダミアーニ(Enrico Grassi Damiani)が1924年に開いた宝石工房を、息子のダミアーノ(Damiano)とその妻ガブリエラ(Gabriella)、夫妻の子供達が経営してきた宝飾ブランド。創作から販売までを一貫して行い、細部まで職人が手作業で仕上げている。ブラッド・ピット(Brad Pitt)やグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)をイメージキャラクターに採用し、ソフィア・ローレン(Sophia Loren)やティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)に愛用されるなど、セレブとの縁も深い。
2014年04月28日毎週水曜21時にBS-TBSで放送中の紀行番組『極上のクルーズ紀行』と伊勢丹メンズ館がコラボレーションし、大人のクルーズファッションを提案する。この取り組みに際し、同番組のナビゲーターを務める俳優の高橋克典が同館を訪れ、クルージングの魅力や旅先のファッションについて語った。同館では、5月11日までの期間、注目が高まりつつあるというクルーズに着目し、大人の旅装を提案する「トラベラーズウィーク」を開催中。館内入口や各階の特設モニターで、同番組のクルーズ紀行の映像をディスプレイとして放映している。番組の収録で来館した高橋氏は、昨年訪れたという地中海クルーズを振り返り、「(クルーズは)毎日ゆったりとした時が流れ、豪華な居住空間の中で、非日常の感覚を味わうことができる。寄港する都市では、その土地の歴史や文化にも触れることができ感動した。夕暮れ時に1人で大海原に沈む夕日を眺めたのも、良い思い出。クルーズは自分へのご褒美。人生の新しい楽しみになるのでは」とクルージングの魅力をアピールした。また旅先のファッションについて、「頑張りすぎる必要はなく、自分が楽しめて、その土地にあったファッションが大事だと思う。TPOにあわせて、ジャケットやスーツはもちろん、時計やサングラスも使い分けることで旅を楽しむことができるのでは」とコメント。彼が撮影日に身につけていたストールも船上で冷えてきた時などにとても便利だという。この収録の様子は4月30日と5月7日の2回、BS-TBSで放映される。
2014年04月28日