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セリーヌ(CELINE)は、渋谷エリアに初出店。新店「セリーヌ 渋谷パルコ」を2025年4月19日(土)にオープンする。オープンを記念して、2025年夏コレクションから限定ウィメンズアイテムが販売される。淡いパステルカラーの限定レザーグッズ限定アイテムとして、明るいパステルカラーのレザーグッズがラインナップ。たとえば上品な光沢をまとったバケットバッグ「ルイーズ」は、柔らかなソフトピーチカラーをまとって登場する。また、同じくソフトピーチカラーに彩られたカードホルダーや、爽やかなグリーンのフラップ付きウォレットも登場。いずれも、フロントにあしらわれたアイコニックな「トリオンフ」がデザインのアクセントとなっている。軽やかな色合いのアクセサリーもさらに、シャーベットカラーのレジンアクセサリーも充実。淡いブルーとホワイトのカフブレスレットや、コロンとしたフォルムがチャーミングなイヤリング、丸みを帯びたフォルムのリングを揃える。ウィメンズのレザーグッズ&アクセサリー、香水、リップを展開新店舗「セリーヌ 渋谷パルコ」では、ウィメンズコレクションのレザーグッズ、アクセサリー、オートパフューマリーコレクション、セリーヌ ボーテ(CELINE BEAUTÉ)のリップスティックコレクションを展開。ピンクのグラデーションに彩られた店舗空間の中で、セリーヌの小物を一度にチェックすることができる。オープン時は限定アイテムに加え、「エテ・セリーヌ」コレクションのラフィアミニバッグやハットも店頭に並ぶ。【詳細】セリーヌ 渋谷パルコオープン日:2025年4月19日(土)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 1F営業時間:11:00~21:00■限定アイテム例・バッグ ルイーズ スモール 412,500円・トリオンフスモールフラップウォレット 92,400円・セリーヌ ソルベ カフ 104,500円※価格はすべて予定価格【問い合わせ先】セリーヌジャパンTEL:03-5414-1401
2025年04月20日「THE TOKYO」は、日本一のIconic Bar Loungeをコンセプトに、時を経て進化し続ける東京の遊びの今を集約した空間に、一流の日本食にも共通する「ひとてま」を惜しまず加えた粋な大人の遊び場です。「CLUB」バーラウンジでは、アイコニックでフォトジェニックなフルーツカクテルをはじめ、シャンパンやワインなどの豊富なドリンクラインナップを用意。フードメニューは、ブラータチーズと旬のフルーツ、ブルスケッタ~和牛のタルタルなどのライトバイツから、鮮魚のフリットなどのシーフード料理、和牛・雲丹・イクラの海苔巻きや豚炭火焼きなどの肉料理に加え、パスタやスイーツなども提供しています。DJブースバーフードラインナップ「Club」価格フード1,20004,500円カクテル2,000円0グラスワイン1,800円0シャンパン12,000円0ボトルワイン6,000円0「Sushi」世界的にも有名な寿司職人・渡邉貴義氏が監修する、店内に異空間を放つ隠れ家寿司カウンター【2nd edition TERUZUSHI Nishiazabu】では、『マグロのタルタル、雲丹、キャビア』などのおつまみをはじめとした旬のネタを使ったおまかせコースを、ライブ感溢れる磨き上げられたパフォーマンスで愉しめます。寿司カウンター【2nd edition TERUZUSHI Nishiazabu】「Sushi」価格コース22,000円0ドリンク1,800円0日本酒一合 2,600円0グラスワイン2,200円0ボトルワイン14,000円0うに寿司各種東京の花鳥風月をテーマにした洗練された空間で、こだわりのサウンドシステムによる音楽に包まれ、体験したことのないラグジュアリーでプレミアムな大人の時間を是非堪能してみてください。プライベートルーム「愛」「THE TOKYO(ザ トーキョー)」電話:03-6427-4276住所:東京都港区西麻布4-1-1 B1F席数:バーエリア 89席プライベートルーム 5室 43席2nd edition TERUZUSHI Nishiazabu 7席営業時間:月曜~土曜・祝前 18:00~4:00 (Food L.O.3:00)定休日:日曜、祝日 定休日公式サイト: TOKYO【エリア】西麻布【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】神谷町駅
2025年03月28日アジア初進出! フードマーケット「タイムアウトマーケット」とは?17のレストラン&2つのバーをご紹介「タイムアウトマーケット大阪」にかける思いアジア初進出! フードマーケット「タイムアウトマーケット」とは?北街区と南街区に分かれている「グラングリーン大阪」。北館はすでに開業しており、2025年3月21日(金)に南館がグランドオープン中央部は、大屋根イベントスペースや芝生広場、噴水などがある「うめきた公園サウスパーク」「グラングリーン大阪」南館の地下1階に誕生した「タイムアウトマーケット 大阪」JR大阪駅の北側で工事が進められていた「グラングリーン大阪」。北街区と南街区に分かれ、北館はすでに開業しており、2025年3月21日に南館がグランドオープンを迎えました。その南館は39階建ての「パークタワー」、18階建ての「ゲートタワー」、28階建ての「サウスタワー」で構成され、55店舗からなる商業施設やホテル、カンファレンス施設などを展開しています。その一角に誕生したのが、アジア初進出となるフード&カルチャーマーケット「タイムアウトマーケット大阪」。世界各地で事業を展開しているシティガイド「タイムアウト」の街を知り尽くした編集者がキュレーションする“食と文化”を体験できるフードマーケットで、エリア内にはその都市の最も優れたシェフやレストラン、ユニークな文化体験が一堂に介します。黒を基調とし、落ち着いたトーンの照明で照らされた店内は、従来のフードコートや横丁とは一線を画すシックでおしゃれな雰囲気が漂う各店舗、オープンキッチンスタイルで提供大阪を拠点に活躍するアーティスト・SHUN NAKAO/中尾舜氏が手がけるアートワークも展示この「タイムアウトマーケット大阪」は世界で11カ所目となり、日本およびアジアには初進出となります。総面積は約3000平方メートル、席数は約800席を備えた広大なスペースで、中央にはイベントステージが配され、17のキッチンと2つのバーが集結しています。「タイムアウトマーケット大阪」17のレストラン&2つのバーをご紹介「お好み焼き」「串揚げ」「ラーメン」と、さまざまな料理ジャンル、そして大阪らしさが集まる気になる17のレストランに選ばれたのは、以下の17店舗です。ミシュラン一つ星の評価を得た焼鳥店や、ビブグルマン常連の串揚げ店など、関西トップクラスのシェフたちが多様なコンセプトの下で提供する最高の料理を楽しむことができ、さらに大阪の食文化に触れることができるのが「タイムアウトマーケット大阪」の最大の魅力。そして、大阪の新進気鋭のアーティストが生み出すカルチャーやライブエンターテイメントも満喫できる、これまでにないユニークな体験ができる場所となります。その中で最も気になるのは、レストランのラインアップですよね。さっそくご紹介します。FOOD【あやむ屋】「ミシュランガイド」常連の名焼鳥店による新業態「ミシュランガイド京都・大阪」で、焼鳥店としては大阪初の星の評価を得た【あやむ屋】が手掛ける鶏料理店。「鶏の唐揚げ」や「チキンカツサンド」など馴染みのあるメニューでありながらも、味づくりのバランスに徹底的にこだわって提供しています。【韓国食堂 入ル】伝説の女性料理人・朴三淳氏の味をアラカルトでカジュアルに女性で初めて韓国調理技能士1級免許を取得したことで有名な鶴橋【韓味一】の女将・朴三淳(パク サムスン)氏の味を受け継いだ蔘鶏湯専門店。その女将が考案した「韓味一の蔘鶏湯®」を、「タイムアウトマーケット大阪」では、コースではなくアラカルトでカジュアルに堪能できます。【喜多郎寿し】上質な旬魚を一口で食べられる「シャリコマ」の寿司で提供酢飯が小さく、つまみやすい寿司が特徴の【喜多郎寿し】。日本各地の市場から届く鮮魚を、この道30年の寿司職人・岩本英明氏が握ります。寿司の他にも、旬の食材を用いたお酒に合う一品料理も登場予定です。【魏飯焼味】広東・香港のローカル飯「焼味」を大阪で!京都にある中華の名店【創作中華 一之船入】のオーナーシェフ・魏禧之(ギ ヨシユキ)氏による新ブランド。専用の焼き窯を使い、下味をつけた豚肉や鴨子(ヤーツゥ)などを炙り焼きにした広東・香港のローカルフード「焼味」や、香ばしい皮とジューシーな肉のバランスが絶妙な「クリスピーポーク」といった肉料理の数々をラインアップ。【kushiage001 produced by kushiage010(クシアゲ ゼロゼロイチ)】豊かな発想で創作した串揚げをカジュアルに味わう「ビブグルマン」掲載の創作串揚げ店【クシアゲ 010(ゼロイチゼロ)】の姉妹店、【kushiage001 produced by kushiage010(クシアゲ ゼロゼロイチ)】が誕生。日本の旬の食材を用いた串揚げに加えて、世界の料理をヒントにした創作串揚げも提供。セットメニューに加えてアラカルトもあり。【CRITTERS BURGER】大阪・ミナミのアメリカ村で愛され続けるハンバーガー専門店大阪・ミナミのアメリカ村で長年愛され続けるハンバーガー専門店が初めて姉妹店を出店。北海道産小麦と天然酵母を使い焼き上げた自家製バンズを、全てのハンバーガーに使用。「プレミア和牛バーガー」のパティは、厳選された和牛を使った通常の1.5倍のサイズです!【コアラ食堂】新感覚の「お好み焼き」「焼きそば」「たこ焼き」をワインとともに楽しむ昔ながらの長屋に店を構える【コアラ食堂】が満を持して出店!人気メニューの「黒豚バラ肉焼きそば」や豚肉をふんわりとした卵焼きで巻いた「とんぺい焼き」などの名物メニューはもちろん、新たに「たこ焼き」も登場予定。ワインなどお酒とともに楽しめます。【座銀 ZAGIN DIVeRSITY】多様性の時代に応じた、独創的なラーメンを提供“上質”にこだわるラーメン店【座銀 ZAGIN DIVeRSITY】。牛骨だしをベースにした「牛白湯soba」、動物性食品不使用の「ビーガン醤油soba」など、訪日観光客が増える昨今、さまざまな国から訪れるゲストにも最高の一杯を提供します。【覇王樹 タケリア】メキシコ人シェフがつくる本格タコスとメキシカンスナック大阪・堀江にあるメキシカン・ファインダイニング【milpa】のカジュアルライン【覇王樹 タケリア】。トルティーヤはトウモロコシを茹でるところからつくる自家製であり、香ばしさは格別。日本の旬の食材を用いたタコスやセビーチェなど、ここ大阪ならではのトラディショナルかつ“本物”のメキシコ料理が堪能できます。【情熱うどん 讃州】世界に向けて発信する“進化系”讃岐うどん大阪のうどん好きなら誰もが知っている【情熱うどん 讃州】が、「タイムアウトマーケット大阪」で復活!コシのある麺が特徴的な讃岐うどんの伝統製法に基づき、麺は自家製を徹底。国産牛を使った肉うどんを中心に、旬の食材を用いた多彩な天ぷらもラインアップ。【#肉といえば松田】奈良発!和牛専門の肉割烹。本店のクオリティを単品で味わう奈良で話題沸騰の和牛専門の肉割烹【#肉といえば松田】が、“生・煮・焼・揚・蒸”という和食の五法を用いた奈良本店のクオリティを、コースではなくアラカルトで提供。神戸ビーフや奈良県産・大和牛などの黒毛和牛を厳選し、肉寿司、すき焼き、ステーキ、和牛ヒレカツサンドなど贅沢かつカジュアルに提供します。【PIZZA TIMEWARP ∈ LACERBA】イタリアンの名シェフが手がける、“NO BORDER”ピッツァ郷土料理からナポリピッツァ、イノベーティブまで、イタリア料理を縦横無尽に網羅する【ラチェルバ】が今回打ち出すのは、「新しい時代の街に似合う、ネオ・ポップ・ピッツァ」です。定番のナポリピッツァはもちろん、「しらすのピッツァ ボッタルガ風味」や「黒豚と沖縄黒糖、カカオのピッツァ」といった独創的なメニューが揃います。【渡邊T�U�】日本のだし文化とスリランカのスパイス文化が融合大阪・堂島で2016年に創業。「毎日食べたくなるカレー」をテーマに、鯛と鶏の和風だしに、スリランカ産のスパイスを自家調合したオリジナルカレーを提供しています。定番の「チキンカリー」をはじめ、チキンカリーと羊肉のキーマカレーをあいがけにした「元祖渡邊カリー」、さらに肉厚で食べ応えのある豚カツをトッピングした「スパイスとんかつカリー」など、名物メニューが多数揃います。CAFÉ/DESSERT【ぎおん徳屋】京都・祇園の名店が大阪初進出。素材にこだわる至福の甘味お茶屋や料亭が軒を連ねる、京都・祇園の花見小路にある甘味処【ぎおん徳屋】が大阪に初出店。「タイムアウトマーケット大阪」では、特上の抹茶と自家製の“粒あん”を用いた「特上抹茶の宇治金時」をはじめとする、京都ならではのかき氷を提供します。【JULIAN♡SUCRÉ♡ACID】アイスクリームを軸に人気3店舗がコラボレーション!「HAPPY JUMPING」を合言葉に、楽しいアイスクリームを提案する【ジュリアンアイスクリーム】のオーナー横田益宏氏が、大阪を代表するベーカリー【ル シュクレクール】、パティスリー【アシッドラシーヌ】とトリプルコラボレーションしたお店。シグネチャーメニューは、パイ生地にアイスクリームやソフトクリーム、甘いソースを組み合わせた、日本の純喫茶などで古くから知られている一皿の現代版。【Seiichiro,NISHIZONO】トップパティシエが創造する“記憶に残る香りのデザート”2014年に大阪で創業した【セイイチロウ ニシゾノ】が、新たにパフェ専門店をオープン。花やハーブ、スパイス、和の素材を使い、さらには日本の四季の情景を西園シェフのフィルターを通して表現。旬の素材それぞれの香りの組み合わせが絶妙なパフェやデザートが楽しめます。【Mel Coffee Roasters】“記憶に残る”スペシャルティコーヒーに出合う大阪・新町にある、行列ができるスペシャルティコーヒー専門店。ケニアやエチオピアといった国々から取り寄せたコーヒー豆を季節や湿度に合わせて焙煎し、バリスタが丁寧に調整したレシピでドリップした一杯を提供します。BARジャンルを分けて提供する2つの「タイムアウト・バー」「タイムアウトマーケット大阪」内にある2つの「タイムアウト・バー」では、バーごとにお酒のジャンルを分けて展開。生ビールやグラスワイン、ジャパニーズウイスキーは、幅広く種類を取り揃え、日本酒は、大阪・兵庫・京都など近畿地方を中心に銘柄をセレクト。さらに、大阪がテーマのシグネチャーカクテルやモクテル(ノンアルコールカクテル)やスムージーなど豊富なラインナップを販売します。「タイムアウトマーケット大阪」にかける思いとても活気のある「タイムアウトマーケット大阪」のシェフやスタッフたち「タイムアウトマーケット大阪」を手掛けたジェネラルマネージャー 小林太郎氏は、「タイムアウトマーケット大阪」にかける思いを語ります。「『タイムアウトマーケット大阪』は、関西を代表するシェフやレストランが集まり、訪れる皆様に忘れられない体験をご提供する場所です。また、食だけでなく、地元の食と文化の豊かさ、創造性、そして本物の価値を感じていただける場所として、皆様をお迎えできることを楽しみにしています」「タイムアウトマーケット大阪」概要オープン日:2025年3月21日(金)場所:グラングリーン大阪 南館 B1F住所:大阪府大阪市北区大深町5-54店休日:施設の定休日に準ずる出店数:17店舗
2025年03月21日“俺の”のこだわり新業態【俺のフレンチ GRILL & WINE】炭火グリルへのこだわり本物の価値を提供したい“俺の”のこだわり2011年、【俺のイタリアン 新橋本店】の1店舗目オープン時から“おいしく高品質の料理が高コストパフォーマンスで楽しめる”として巷に広がり、今では誰もが知るブランドとなった“俺の”レストラン。「トリュフ、フォアグラ、キャビアなどの高級食材をふんだんに使用し、国内や海外で活躍した料理人が素材・産地・技法にこだわった料理をリーズナブルに提供することで、より多くのお客様に楽しんでもらいたい」という創業当時からの想いが、この度更にパワーアップし新たな店舗のかたちとなりました。新業態【俺のフレンチ GRILL & WINE】国内はもちろん、訪日外国人の方たちにも人気な肉料理とワインも存分に楽しめる新業態。なお写真は『BEEF炭火Grill盛り合わせ』(500g、下)と『PORK炭火Grill盛り合わせ』(500g、上)【俺のフレンチ GRILL & WINE】は、その名の通り【俺のフレンチ】の人気メニューに加え、ビーフをはじめとする炭火グリルを中心とした肉料理、そして多彩なワインを楽しめるという特徴を持つお店。【俺のフレンチ】ファンのお客様はもちろん、JR秋葉原駅昭和通り口から徒歩3分という立地も活かし、近くを訪れる方や訪日外国人客などの新しい層にもアプローチを広げています。トリュフソースの濃厚な味わいが特長の『牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ ~トリュフソース~』料理の監修は、俺の株式会社の創業メンバーであり【俺のフレンチ】の料理長を歴任してきた布川鉄英氏。メニューの中には【俺のフレンチ】でも一番人気の看板商品『牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ ~トリュフソース~』があり、喜ばれる方も多いのでは。炭火グリルへのこだわり国内外で人気な「お肉」が同店設立の1つのポイントとなったとだけあり、その種類の多さにも注目です。炭火で焼き上げたA5ランク和牛やブラックアンガスビーフをはじめ、ポーク、ラム、そしてホタテやオマール海老など海鮮のグリルメニューも充実。またグリル料理は、150g~注文できるスタイルであることや、ビーフは、部位、産地、品種をチョイスできるスタイルにするなど、楽しみ方も多岐にわかれています。A5黒毛和牛と、雲丹の絶妙なマリアージュを楽しむことができる『A5黒毛和牛の『うにく』 ~いくら・コンソメジュレ~』またそれらのお肉を楽しめるメニューの種類も豊富です。おすすめは、国産牛サーロイン、牛タン、アンガス牛ハラミを炭火でじっくりと焼き上げ、ボリュームと旨みを堪能できる『BEEF炭火Grill盛り合わせ』や、骨付き松阪豚ロース、大和豚ベーコン、フレッシュポークフランクフルトを盛り付けた『PORK炭火Grill盛り合わせ』。またA5黒毛和牛と雲丹の絶妙な組み合わせ『うにく』は香りが口いっぱいに広がる贅沢な一品です。『モークサーモンのパルフェ イクラとキャビア』。パルフェ=フランス語でパーフェクトの意味。スモークサーモンのムースとゼリーを二層仕立てにし、イクラとキャビアで豪快に仕立てた一皿です『牛タンのカルパッチョ ~ラビゴットソース~』。低温調理した牛タンをカルパッチョ風にした一品です。まるで生で食べているような食感で、さわやかな酸味のラビゴットソースとともにいただきます前菜には、なめらかな口当たりの『スモークサーモンのパルフェ』や、低温調理で仕上げた『牛タンのカルパッチョ』も。『トリュフとチーズの焼きおにぎり ~卵黄醤油漬け~』。贅沢にトリュフを混ぜたおにぎりを炭火でじっくり焼き上げています。卵黄のしょうゆ漬けとチーズとともに楽しみます『目の前仕上げのモンブラン』。栗をたっぷり使用したなめらかなマロンクリームのモンブラン。お客様の目の前で仕上げる、目でも楽しめるスイーツですまたお店の目玉の1つでもある、肉とのマリアージュを楽しみたくなる“ワイン”も魅力。ソムリエがセレクトしたフランス産のほか、オーストラリア、アメリカ、チリなどニューワールドのアイテムや日本産のものも含めて豊富に揃っており、グラスワインは1杯748円(税込)からとリーズナブルに飲めるのも嬉しいところです。創業時より「ワインも料理と一緒に沢山楽しんでもらえるお店づくりをしてきました」という言葉の通り、運ばれてきた『俺の赤』のグラスを見るとたっぷり150cc。ワイン好きには嬉しい限りですもちろんお酒が飲めない方も楽しめるドリンクメニューも揃っており、一見シャンパンのような『ノンアルの泡』を頼むと、店員さんが目の前でグラスの淵ギリギリまでなみなみと注いでくださるという演出も。「緊張の一瞬ですが(笑)」と言いながらも、慣れた手つきでドリンクを用意してくださいました。本物の価値を提供したい近年は物価の高騰やコロナの影響もあり、高いコストパフォーマンスを維持することが難しくなってきているといいます。それでも“高品質な料理をリーズナブルに提供する”ことにこだわる根底には、「お客様に満足して頂きたい」をコンセプトに掲げているからなのだそう。食材は一切妥協せずに選ぶことで「本物の価値を提供する」ことにこだわり、それを満足度に繋げることが店舗拡大に繋がっているそうです。【俺のフレンチ GRILL & WINE】内には112席(個室16名)あるので、少人数での食事~大人数の宴会まで、幅広く使えることも魅力ですカジュアルフレンチ+炭火で焼く肉料理+ワインという最強な組み合わせを、最高のコストパフォーマンスで。新しい“俺の”へ、ぜひ出かけてみては。俺のフレンチ GRILL & WINE【エリア】秋葉原【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】秋葉原駅【俺のフレンチ GRILL & WINE】運営元、俺の株式会社HP:
2025年03月07日かつて、メニューを前にあれこれと悩みながら、その日に食べたいものを決めていく時間も、レストランでの楽しみの一つだった。献立にずらりと並ぶ数々の料理を前に「今日は何を食べようか。どう、攻めようか。」と、自らコースをシュミレーションする面白さは、これから始まる晩餐への期待度をよりたかめてくれたものだ。そんなアラカルトならではの愉しさが失われて久しい昨今だが、ここ最近、アラカルト復活の兆しが少しずつ見え始めている。自由気儘に料理をオーダーできる店が、続々とオープンしているのだ。2024年11月1日に開店した【TACUBO 白金台】もその一つ。店名からもお分かりのように、薪焼きイタリアンで知られる代官山の人気店【TACUBO】の姉妹店だ。プラチナ通り沿いのビルの地下。エレベーターを降りると別世界に引き込まれる「代官山でリスタートして9年、最近のお客様のニーズを見ていると、(コースの)量を気にする人も増えてきたかな、と感じることが度々あって。自分の腹具合に合わせて自由に食べたいものを食べられるアラカルト志向に、最近は少しずつシフトし始めているように思うんです。」と語るのは、田窪大祐シェフ。そこで、新たに手がけたのがこの店だ。緩やかなアーチを描く天井が印象的な店内は、ワインカーヴのよう。片側の壁面いっぱいに並ぶワインも圧巻田窪シェフが続けてこう語る。「料理のクオリティとしては、コースの方が100%に近い完成度で提供できるでしょう。その点、何がオーダーされるかわからないアラカルトは、ある程度の仕込みはやっておかないといけないし、場合によっては冷凍もやむなしということもある。正直、料理の完成度は80%ぐらいかもしれません。でも、その代わりにお客様は、好きなものを好きなように食べられるメリットがある。その自由度が後の20%を埋めてくれると思っています。」なるほど、様々なシチュエーションにも対応できる懐の深さ、使い勝手の良さもアラカルトならではだろう。店を託したのは濱本直希シェフ46歳。中目黒のイタリア料理店【フェリチェリーナ】で腕を振るってきた大ベテランといえば、思いあたる方々もきっと多いことだろう。田窪シェフとは【アロマフレスカ】時代の朋輩で、2023年9月、13年続けた店を閉め、新境地を求めて同店に。「若いスタッフが辞め、ワンオペでやるには無理があるなぁと思っていたところ、タイミングよく田窪シェフからお声がかかって。」と笑う濱本シェフ。初めて?の薪焼きにも果敢に挑戦。代官山【TAKUBO】のスタッフと共に、新店の厨房で陣頭指揮を執っている。田窪大祐シェフ(右)と濱本直希シェフ(左)は、【アロマフレスカ】で共に修業、切磋琢磨した仲。「それぞれ独立してからも、時々会って飲んでましたね」メニューを開けば、『本日の鮮魚のカルパッチョ』や『穴子のフリット 根セロリのピューレとサラダ添えクミン風味』などの前菜から、『北海道真鱈白子マリナーラ』に『和牛とラディッキオタルティーボボロネーゼ』等々のパスタ類、そしてメインには『椎名牧場椎名牛』、『タスマニア仔羊ロース』など薪焼きもしっかりとラインナップ。ずらりと並ぶ精選されたメニュー構成に、食ベる前から摂食中枢が騒ぎ始めそうだ。何にしようか散々迷った挙句、この日は、次の3点を頂くことにした。まず前菜に先の穴子のフリット。パスタは今が旬の真鱈白子を使ったマリナーラ、そしてメインにはタスマニア産仔羊のロースをピックアップ。ちなみに、いずれの料理も一皿2人前の盛り付けとなっている。ざっくりとした歯応えの衣は、セモリナ粉と炭酸水合わせたもの。あえてやや大きめを選んでいる穴子は身もふわふわ。クミンの香りも食欲をそそる『穴子のフリット 根セロリのピューレとサラダ添えクミン風味』田窪シェフ曰く、「アラカルトの料理は瞬発力。つくり込んだ皿より素材感を活かして、瞬間瞬間に仕上げていく鮮度みたいなものを大切にしたい。」との言葉通り、一皿一皿のインパクトは大!穴子のフリットにしても、皿の上には1尾を丸ごと揚げた穴子が鎮座している。ナイフを入れれば、ざくりとした衣の手応えが、早や美味を予感させる。衣の香ばしさに対して身はアツアツのふわふわ。添えてある根セロリのピューレとサクサクの衣との相性も上々だ。クミンの香りが食欲をそそる中、千切りの根セロリとマイクロハーブのサラダが適度に舌をリセットしてくれる。クリーミィな白子と仄かに辛味を利かせたトマトソースの取り合わせが意表を突く一皿。『北海道 真鱈白子 マリナーラ』続く白子のパスタはトマトソース仕立て。濃密な白子の旨みにトマトソースのまろやかな酸味が程よくマッチ。ところどころでピリッと来る辛味がアクセントとなり、思いの外、軽やかに完食。クリーミーさを全面に押し出しがちな白子のパスタの意外な味わいを楽しめる。【フェリチェリーナ】時代からパスタにも定評のあった濱本シェフの力量が伺えよう。芳ばしい薫香を纏って焼き上げられた仔羊に齧りつけば、ジューシーかつ肉厚。骨付きなればこそのダイナミックな味わいに魅了される『タスマニア産仔羊ロースの薪焼き』メインの仔羊はもちろん薪焼き。だが、肉は全て薪焼きというわけでもないようで、薪焼きは羊と牛。鶏などは炭火で、と焼き分けている。田窪シェフによれば「断面を焼く肉の場合は、優しく火の入る薪火の方が中までゆっくりじんわり焼き上げられる。一方、皮をパリッと焼きたい鶏には炭火のストレートな火の方があっていると思います。」とのこと。日々、焼きに挑んできたからこその見解だろう。こんがりと焼き上がった仔羊は骨付きで登場。薪の熾火でじんわりと焼き上げていく骨付き仔羊のロースは、タスマニア産。ここでは、薪のほかに炭火も用意。食材で使い分けている焼き色も芳ばしい肉にかぶりつけば、仄かに薫香が香る中、肉汁がジワリと味蕾を潤す。このジューシーさも薪火なればこそ。骨付きで焼くことで、より旨みを逃さず焼き上げられている。ちなみに仔羊はタスマニア産。世界で最も空気と水が綺麗なエリアと言われる広大な牧草地でクローバーやライスグラスなどミネラルたっぷりの牧草を食べて育った仔羊は、クセがなく穏やかな風味が特徴。肉質は柔らかく、際立つ赤身の旨みが後を引くおいしさだ。「できれば、手づかみでかぶりついてほしい。」とは濱本シェフ。フォークナイフを使うよりダイレクトに旨みを味わえるはずだ。壁面をずらりと埋め尽くすワインとシャンパンが圧巻。ワイン愛好家にファンが多いブルゴーニュ ワインも充実の内容。ワイン目当てに来るゲストも少なくないさて、店内はビルの地下ながら広々とした大人の空間。洞穴を彷沸とさせるアプローチを行き、扉を開ければ、緩いアーチを描く天井がワインカーヴを思わせ、ターブルドットのような大テーブルが存在感を放っている。そして、より圧倒されるのは片側の壁全面に設えたワインセラー。イタリアワインもあるものの、ほとんどは、ブルゴーニュワインとシャンパンというラインナップ。このワイン目当てに訪れる客も少なくないようで、遅めの時間なら、ワインバー使いとしても重宝しそう。それもまた、アラカルトの魅力の一つだろう。TACUBO白金台【エリア】白金/白金台【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】白金台駅 徒歩9分
2025年01月30日デニムを中心に展開するウィメンズブランド「シシクイ(SHISHIKUI)」が、2025年1月9日(木)、東京・青山に新店をオープンする。スタイリスト百々千晴手掛ける「シシクイ」新店が青山に「シシクイ」は、スタイリスト・百々千晴が手掛けるブランド。スタイリスト、数々のファションブランドのディレクターの経験をいかした、ウィメンズを中心にユニセックスで着用できるウェアを展開している。そんな「シシクイ」の新店では、豊富なサイズ展開で自分好みのフィット感を選べる、ブランドを象徴するジーンズを中心としたアイテムをラインナップ。ウェアだけでなく、シューズやアンダーウェアなども揃う。随所に使用されているウッド、ヴィンテージスピーカーが並ぶまるでギャラリーのような店内で、ゆったりと買い物を楽しめる。限定カラーのオーバーサイズジーンズもオープン時には、オーバーサイズのデニムパンツ「ダコ(Daco)」の限定カラーが登場。股上が深くストレートでルーズな雰囲気ながら、程よいフィット感のウエストに仕上げた、ブランドの人気デニムパンツだ。【詳細】「シシクイ ニューストア」オープン日:2025年1月9日(木)住所:東京都港区南青山5-11-24-1F営業日:金・土・日・月営業時間:12:00~20:00価格例:・ボトムス 26,400円~・トップス 10,000円~
2024年12月30日コスタリカで感じ得たカカオの真価を伝えるため【nib】を開業体験することで一層カカオへの興味が湧くデセールコース「LAURASIA」をラインアップするフレグランスロビーコスタリカで感じ得たカカオの真価を伝えるため【nib】を開業手前が【nib】のシェフズテーブル、奥がフレグランスロビー【nib】が誕生したのは、日本橋兜町にある渋沢栄一邸宅跡地に建てられた歴史資産である「日証館」の1階。扉を開けて左へと進むと、限定8席のシェフズテーブルがゆったりとした間隔で並びます。【nib】の床にさりげなくデザインされたタイルのロゴ開業にあたり、壁にカカオ豆の外皮を練り込んだ素材を使用するなどオリジナリティある空間にしながらも、手を入れすぎることなく、積み重ねた歴史を感じることができるのが印象的です。「最初は発酵臭がしましたが、今は落ち着いてきました。剥げてしまっても建物の古さと自然と馴染んでいます」と眞砂氏。【nib】のシェフ・眞砂翔平氏は、【パスカル・ル・ガック東京】でシェフパティシエを務め、2021年には「日証館」にチョコレートとアイスクリームのお店【teal】を開業眞砂氏が【nib】の開業に至ったのは、自身がコスタリカを訪れた時の経験が大きいと語ります。「現地で目にしたものは、自分の頭の中で思い描いていた生産者や農園、チョコレート工場とは全く違ったものでした。学校の教科書では3品種と教わっていたカカオの品種が、コスタリカでは1200種も保存され、それぞれ味や形、色なども品種ごとに異なり、正直とても驚いたのを覚えています。カカオの真の価値は『食体験』であり、チョコレートにすることだけではありません。僕が本物のカカオを見て食べて知ったときのギャップや感動を、僕自身が作るものによってみなさんにもお届けしたい。そして、カカオの新たな価値や可能性を伝えるためのブランドを作ろうと思いました」。そのような熱い想いから【nib】ではショコラティエの枠を超え、チョコレートだけではないカカオの魅力や表現を詰め込んだデセールコースを展開します。体験することで一層カカオへの興味が湧くデセールコース熱した鉄鍋の上にカカオ豆を並べ、じっくり香ばしく加熱シェフズテーブルで用意するカカオのデザートコース(5,500円)は、ドリンク『カカオの のみもの』、選べる小菓子4種カカオの調理発見『ひとつまみ』、皿盛りデザート「nibから」という名の一皿、おまけ。まず席に着くと、ハンバーグを焼くかのような鍋に火が灯され、その鉄板の上にカカオ豆を煎ることからスタート。徐々に色が変わって香ばしくなったところで、1粒選んで茶器に入れると、水出しカカオのお茶を注いでくれます。フルーティーに水出ししたものに、煎った豆を入れることで香ばしさをプラス。豊かな香りに癒されます。煎ったカカオ豆を砕いて、カカオニブを取り出していく残りのカカオ豆は、小さな器に移し、木の棒でグリグリ砕いていきます。かなり力がいる作業で、カカオ豆の皮の厚みを実感。皮の中から取り出したカカオニブをスイーツの材料のひとつとして飾り付けるのですが「大きなものは食感が良くなり、細かくしたものは香りがよく出ます」と眞砂氏がアドバイスしてくれました。選べる小菓子4種カカオの調理発見『ひとつまみ』先ほど取り出したカカオニブは、手前右から2番目の『ジブンのカカオ』と題されたスイーツにトッピング。自分で作ることで、より味わい深く感じるものです。6種類すべてがカカオにちなんだスイーツです。奥左から2番目の真っ白なお菓子は「シェードツリーとカカオの実」という名前。カカオを育てる際、日影がいいのでライチやバナナの木を隣に植えて影をつくるそうで、カカオパルプと共にそれらのフルーツの風味を感じるギモーブに。そういったストーリーを知りながら味わうことができるのも【nib】ならでは。同じカカオを題材にしていても、これほど多彩で異なる食感や風味を生み出せることに驚かされます。カカオマスをすり鉢で練って、ハチミツをプラスカウンターで8名分のデセールを仕上げる様子は圧巻コースのメインとなる『日本の山とカカオの共存』カカオハスクで作るアイスクリームやコスタリカ産のチョコレートのガナッシュ、カカオの親戚と呼ばれるマカンボから作った豆腐などを盛り込んでいます。仕上げに眞砂氏がすり鉢で練り上げたカカオマスをトッピングすればできあがり。まさにカカオの新たな可能性を教えてくれるひと皿です。1月以降は予約なしでの来店が可能に。同時にアラカルトメニューの提供も開始し、テイクアウトも随時スタート予定。「LAURASIA」をラインアップするフレグランスロビーエントランスに置かれたオリジナルの蒸留器エントランスを入って右側のエリアには「香り」をテーマにしたフレグランスロビーが広がります。こちらには、オリジナルブランド「LAURASIA」がラインナップされ、調香師の山内みよ氏による蒸留機能を活かした実験的な取り組みを展開。【nib】のデセールで使用した果物の皮やスパイスなどの廃棄予定の素材を活用し抽出した香りの開発や、屋上菜園プロジェクト「Edible KAYABAEN」とのコラボレーションなど、香りによる新たなアプローチを行っていきます。また、開業に際し、山内氏が“錦秋”という意味を持つ「日証館」の香りを調香しました。1つの空間で「食」と「香り」の2つを体験できる新たなスポット。ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。それぞれの心を刺激する「食」と「香り」を探してみてください。nib【エリア】茅場町【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年12月27日おいしい羊肉をカジュアルに楽しめるビストロメニューを展開【ヒツジパブリック】は、2024年4月にオープンしたカジュアルビストロ【NYBISTRO by No Code】(東京・丸の内)に続く、株式会社No Code直営の3店舗目のお店です。近年注目を集め、ブームとなっている「羊肉」を中心に、カジュアルに楽しめるビストロ業態を提供しています。昼間は羊肉、和牛、魚をメインとしたバーガーショップとして営業し、夜は羊肉を中心に個性豊かなメニューでお客様をお迎えします。虎ノ門ヒルズ「T-MARKET」の入口すぐの右側に位置カウンター席は全7席テーブル席は20席「ここ2~3年、羊のイベントをいろいろと手掛けてきて、羊の可能性をとても感じています。レストランで羊肉を使うだけでなく、より一般的に消費できるようなメニューをつくった方が面白いのではないかと考えていたところに、今回このお話をいただきました。そこで、仲間たちに声をかけて、この【ヒツジパブリック】に携わることになりました」と米澤シェフは語ります。ほかにも羊肉を愛する、人気イタリアン【TACUBO】の田窪大祐シェフや【méli mélo】の佐藤大典シェフ、ジンギスカン店【羊SUNRISE】の関澤波留人シェフ、そして【プルマン東京田町】の福田浩二シェフといった錚々たる面々が集い、このたびオープンすることになった【ヒツジパブリック】。お店では、おいしい羊肉をカジュアルに楽しめるビストロメニューをラインアップしているということで、さっそくメニューをご紹介します。ランチタイムランチ『ラムと揚げ茄子のアリッサバーガー』1,760円ディナータイム『羊SUNRISEのラムチョップs』1,595円/1本『méli méloノリ君しか作れない今日の料理(グラタン)』1,540円『TACUBOのらむぼなーら』1,870円『ラムバサダーこうじ君のプルドラム アジアンサラダ モホベルデ』1,320円『羊串』1本 319円※2本からオーダー可能ランチタイムにはランチバーガーが楽しめるバーガーショップとして、ディナータイムには羊肉を中心としたビストロフードが揃うカジュアルな居酒屋として営業しています。『羊が大好きになるラム焼売』や『柔らかマトンの絶品唐揚げ毛沢東スパイス』など、お酒が進むスパイシーな一皿から、定番メニューの『ラムチョップ』、さらに代官山【TACUBO】を手掛ける田窪大祐シェフ監修のラム肉を使ったカルボナーラ、その名も『らむぼなーら』など、ユニークなメニューが満載です。オープン後も、ミシュラン札幌一つ星を獲得した【méli mélo】の佐藤大典シェフによるオリジナルメニューも登場予定です。店名に込めた想い「ヒツジパブリック」定期的にブーム到来と言われる羊肉ですが、単なる“ブーム”で終わらせるのではなく、「羊肉を日本人の消費のスタンダードにしていきたい!」という強い想いからこの店が誕生したそうです。スーパーなど小売店での取り扱いも徐々に増え、一般消費の需要もさらに高まっている羊肉ですが、「さらに羊肉が市民権を獲得していくには、よりカジュアルに羊肉を楽しめるお店をつくりたい」という思いに至り、今回のお店につながったそうです。親しみがわくような、おしゃれでキャッチ―なロゴ「羊肉(ヒツジ)をもっと大衆(パブリック)食にしていく!」という強い想いから、店名は、【ヒツジパブリック(HITSUJIPUBLIC)】とし、ロゴデザインはより多くの方に呼んでいただけるよう、通称「ヒツパブ」へ。そして、5人の羊ラバーなシェフ達もご紹介します。米澤 文雄シェフ【No Code】ミシュランNYで12年連続三つ星を獲得した【Jean-Georges(ジャン・ジョルジュ)】で、日本人初の料理長に就任。その後、帰国して【Jean-Georges Tokyo】の立ち上げに携わり、ミシュラン東京での星獲得を果たしました。その後、独立して紹介制レストラン【No Code】(西麻布)を開業し、さらにJAL国際線のVIP用機内食の監修など、多岐にわたって活躍しています。田窪 大祐シェフ【TACUBO】【アル・ソリト・ポスト】や【アロマフレスカ】で修業を積んだ後、【リストランティーノバルカ】(広尾)をオープンしました。2010年には恵比寿に移転し、【アーリアディタクボ】を独立開業しました。2016年には【TACUBO】を移転オープンし、薪焼きの肉を中心に新たなイタリア料理を提案しています。2017年から6年連続でミシュラン一つ星を獲得しています。そして、今秋には【TACUBO白金台】をオープン。佐藤 大典シェフ【méli mélo】パリの名店アストランスやルドワインヤンで修業を積んだ後、2013年に札幌の円山で【méli mélo】を開業しました。2015年5月に現在の場所へ移転し、同年8月には再び渡仏して、パリの三つ星レストラン【Astrance】と【Ledoyen】で半年間の研鑽を重ねました。2017年にはミシュランガイド北海道で一つ星を獲得しました。「香りと酸味」にこだわり、フランス料理に日本人としての感性を取り入れています。関澤 波留人シェフ【羊SUNRISE】ジンギスカンの名店【札幌成吉思汗しろくま札幌本店】で経験を積み、退職後は国内の様々な羊牧場を自家用車で車中泊しながら3,000km走破して訪問しました。その後、オーストラリアの牧場を視察し、2016年に麻布十番で国産やオーストラリア産など様々な羊肉を取り揃えたジンギスカン店【羊SUNRISE】を開業しました。「羊の夜明け」と称し、日々羊肉の普及活動に努めています。福田 浩二シェフ【プルマン東京田町】大阪のホテルでキャリアをスタートし、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールを旅して現地のレストランで研鑽を積みました。帰国後、【Salt by Luke Mangan】(東京・丸の内)でエグゼクティブシェフを務め、その後【TERRA AUSTRALIS】(東京・北参道)をオープンしました。2019年よりプルマン東京田町のエグゼクティブシェフに就任しています。そんな羊ラバーなメンバーが熱い思いを抱いてつくりあげた【ヒツジパブリック】。ぜひ足を運んでみてください。ヒツジパブリック【エリア】虎ノ門【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】2000~3000【ディナー平均予算】5000~6000【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅(※1)「SHEEP FREAKS(シープフリークス)」について愛する羊の事をもっと知って欲しい、その想いから国内外どこへでも進出し、羊の素晴らしさと魅力を発信し、語りつくす集団。羊を愛する「SHEEPFREAK」を増やすべく活動し続けています。
2024年12月25日シチュエーションにあわせて選べる趣漂う客席牛坂沿いにある【つむぐいと】の看板を目印に2024年夏に誕生した【つむぐいと】は、西麻布の交差点から徒歩数分、隠れ家的な静かな一角に店を構えます。階段を下り、重厚感ある扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは立派な水墨画。店内の随所に歴史ある作品が飾られているのもこちらの魅力です。大分・臼杵のフグの老舗【山田屋】の西麻布店として長らく営んでいたお店を受け継いだことで、新店ながら丁寧に使い込まれた趣が漂います。座り心地の良い椅子が6席並ぶカウンターカウンター席に座ると、目の前で料理長の濱根氏が、次々と料理を仕立てていく様子を見ることができます。鮮やかな包丁さばきに見入ってしまいますが、濱根氏はゲストのもてなしにも長けていますので、ぜひ食材や料理についてなど会話も楽しんでみてはいかがでしょうか。大切な人との会食はもちろん、ひとりでじっくりと美酒美食を堪能したい、といった自分へのご褒美ディナーにもオススメです。非日常の雰囲気に満ちた凛とした個室客席は、カウンターの他にテーブルや座敷の完全個室を4部屋備えています。都心の真ん中にありながら、非常にゆったりとした贅沢な空間が印象的。デートや接待をはじめ、記念日など人生の節目を祝うのにぴったりな雰囲気です。プライベート感を大切にしており、他のゲストと顔を合わせづらい造りになっています。フグとノドグロの新たな一面を発見でき、さらに魅了される食通の大人たちにとって、ご馳走と呼ぶにふさわしい食材である「フグ」と「ノドグロ」。しかしながら、定番の料理だけで面白みに欠けてしまいがちであるのも否めないところ……。【つむぐいと】では、そんな概念を覆してくれる料理でゲストをもてなします。数あるなかから象徴的なメニューを4品ご紹介しましょう。『熟成とらふぐ造り 添え鮟肝』『熟成とらふぐ造り 添え鮟肝』は、まずそのビジュアルに驚かされます。一般的に、青磁や彩り豊かな大皿の有田焼に、身の薄さを強調するかのように盛り付けられることが多いのですが、こちらでは真っ白な臼杵焼の器に1人前ずつ盛られて提供されます。器は、濱根氏が開業前に大分県の臼杵にある【山田屋】本店に修業に行った際に出会い、ひとめ惚れしたもの。白い器に白い身のフグを盛り付けるのは技のいることですが、実際に提供するとその優美さに感動するゲストも多いといいます。「それぞれのフグの身の状態に合わせ、包丁の入れ方を調整。心地よい食べ応えを感じていただける厚さを意識し、フグ本来の上品で奥深い味わいをお楽しみいただけるよう考えています。ポン酢は、スダチ・カボス・柚子の3種類をブレンドし、甘さは控えめに醤油を際立たせ、3ヵ月ほど冷蔵庫で寝かせることで角のないまろやかな風味に仕上げています」と濱根氏。薬味を加えながら、後半は肝を溶いていただくとまた違った味わいに。『ふぐ出汁蕎麦 国産キャビア添え』夏場に登場するフグのだしを使った蕎麦には、国産のキャビアをトッピング。主役級の食材が盛り込まれている贅沢なメニューですが、高級食材同志が喧嘩することなく、寄り添いあっているのはさすが。秋口には、よく名残の鱧と走りの松茸を土瓶蒸しにしますが、こちらでは『のどぐろ松茸土瓶蒸し』が登場。フグとノドグロを軸にしながら、白トリュフ、蟹なども季節に応じて取り入れていくそうなのでご期待を。『のどぐろ出汁玉〆』茶碗蒸しにもノドグロの身とだしを惜しげもなく使用し、さらに雲丹をプラス。ほっと和むような優しい口当たりのなかに、ノドグロの存在感が光ります。コースの構成によって、フグを使った玉〆になることも。『のどぐろカツサンド』こちらは、高級魚のノドグロをカツサンドにした1品。脂ののったノドグロは、ふわっと柔らか。バルサミコや辛子バターとの相性も抜群です。「存分に味わって欲しい」という濱根氏の想いから、ひとつひとつのポーションが大きく、満足感この上なし。こちらの後に続く食事では、ノドグロが味噌幽庵焼の仕立てで、白米や留椀、香の物と共に提供されます。【つむぐいと】では3種類のコースをご用意。「特大のどぐろ・熟成ふぐを味わうおまかせコース」28,000円、「熟成ふぐを味わう特選コース」24,000円、「熟成ふぐを味わうコース」16,000円。おまかせ1本で営む店が増えていますが、コースの選択肢がある点も、価格も良心的。食事代としては特別感のある価格帯ですが、西麻布という立地、使用している食材や内容を考えると、お得といっても過言ではありません。日々フグとノドグロと向き合う料理人としての信条1㎏越えの最高級のノドグロのみを使用主役となるフグとノドグロをはじめとする食材は、一切の妥協なく、濱根氏が納得のいく食材を仕入れています。「フグは、天然、養殖、時期、産地、仕入れ業者により、状態が全く違います。見るだけで分かる時もあるし、包丁する時に改めて実感する事もあります。専門店として1年を通してフグを扱うため、良い状態のフグをいつでも仕入れる事が可能になり、状態を見極めて最良の状態でお客様に提供できています」と濱根氏。大分県産の天然ものをメインに、時期や状態に応じて宮崎県産なども使用。すでに20年ほど前にフグの免許を取得していた濱根氏ですが、これほど多彩なフグメニューを考案する日々は初めてだと語ります。ノドグロは、これまで数えきれないほど濱根氏自身で釣って、さばいて、多彩な料理にして振舞ってきた魚。市場に出回るのは300g前後が多いそうですが、こちらでは1㎏以上の特大のサイズを扱っています。市場から仕入れる際にも妥協なく最高級のものを厳選。「ノドグロというと、塩焼きや干物が代表的ですが、蒸したり茹でたりすることで、ふっくらとした旨みが溢れるような美味しさに。揚げることでふっくらとジューシーさもご体験いただけます。さらに、ノドグロのだしで炊いたご飯など可能性は無限に……」(濱根氏)。日本酒、ワイン共に極上の銘柄をセレクト【つむぐいと】では、看板に「ふぐのどぐろワイン」と謳っている通り、お酒のラインアップも秀逸です。濱根氏は、ワインの経験値も非常に高く、自身の料理との相性を熟知していますので、ペアリング(11,000円)をオーダーするもよし、お好みに合わせて相談するもよし。ぜひフグとノドグロと引き立て合う美酒と一緒にお楽しみください。料理長の濱根健太郎氏は、1974年、千葉県生まれ料理長の濱根氏は、20歳で料理の世界へ入ると、茨城や東京の割烹料理店で研鑽を積み、都内の外資系ホテルではイタリア料理店を担当。その後、縁あって著名人のプライベートシェフを務めるなど、幅広い経験を持つ料理人です。料理の腕は勿論、ゲストへの対応の柔軟さも素晴らしく、その人柄に惹かれたファンも多く訪れています。フグとノドグロの専門店で料理することについて、濱根氏はこう考えます。「まず、当たり前ですが妥協なく本当においしいものであること。そして、季節ごとに提供方法を変えること。シンプルに食べておいしいと感じるものであり、お客様が喜んでくれるものであること」。日々、いくつものメニューを考案していますが、実際にお客様に提供できるものは少ないといいます。常にゲストの期待以上のおもてなしを求める姿が印象的です。アーティストが音楽で人の心を掴むように、濱根氏も料理で人の胃袋と心を見事に掴んでいます。通年を通して、極上のフグとノドグロでもおもてなししていますが、これからの季節、12月には美食納め、1月に美食初めにも最適な一軒です。人と人、人と料理、人とワイン……。【つむぐいと】を訪れることで、ゲストそれぞれの心に響くものが、ご縁によって紡がれ、思い出深い食事となることでしょう。つむぐいと【エリア】西麻布【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】広尾駅 徒歩12分
2024年11月21日長時間煮込んだ、旨み凝縮フカヒレスープ小鉢10種の最新“定食スタイル”「納得いくまで」こだわって長時間煮込んだ、旨み凝縮フカヒレスープ2024年の10月末、銀座7丁目にオープンした【フカヒレ専門店 銀座七芳】。高級食材“フカヒレ”や、四季折々の広東料理を愉しむことができる一軒です。【フカヒレ専門店 銀座七芳】エントランス注目すべきは、定食のメインとなるフカヒレスープ。こちらは金華ハムや丸鶏、干し貝柱、豚骨などをなんと8時間以上煮込んで旨みを凝縮させたという濃厚なスープとなっています。このスープで、フカヒレを蒸して調理することで臭みを消しているほか、スープの風味をフカヒレに移す役割もしているとのこと。手間をかけた工程によって、濃厚な旨みを保った丁寧な味わいに仕上げられています。8時間煮込んだスープは、トロトロに。旨みが凝縮されていますさて、この濃厚スープを目の前にして驚くのは、極細になったフカヒレの素材。「フカヒレスープ」と耳にするとスープの真ん中に鎮座するフカヒレの姿煮をイメージするところですが、【フカヒレ専門店 銀座七芳】ではそれをあえてほぐした状態にして入れているところがポイント。細かくすることでスープとフカヒレがよく絡み合い、味がマッチすることからこのかたちにこだわっているのだそうです。なお極細になっていても、その量はたっぷり。一皿に対していれるフカヒレのグラム数を決めているため素材による量の違いが出ることもなく、むしろ贅沢な一皿に仕上げられています。店内は個室が7部屋。フカヒレスープのおいしさにも、一緒に食事をする人との会話にも、じっくり向き合える落ち着いた空間ですひと掬いするだけでもトロトロっとした濃厚さが伝わってきて嬉しくなり、口にすると奥行のあるコクや旨みに魅了される一品。ソムリエが厳選した“フカヒレに合う白ワイン”との相性も抜群で、シャンパンや紹興酒などともあわせて楽しみたくなります。小鉢10種の最新“定食スタイル”こうしたフカヒレの滋味をたっぷり含んだこだわりの煮込みをメインに、ご飯、スープに合う冷菜、炒め物などの小鉢が10種類ついてきます。これが、まさに今ブームと言われるスタイル。近年、美味しい飲食店が集まることでも注目されている広東省深W3市発の、“濃厚フカヒレスープとごはん、おかずがセットになった定食”が、香港を含む中国南部で非常に人気のある食べ方になっているといいます。小鉢は好きなものを好きなだけ、自由に選べるスタイル。小鉢に盛り付けられているため全種類楽しみたい方にもちょうどよく、気に入ったものがあればなんとおかわりも自由です小鉢は『長芋のスペアリブ煮込み』『XO�qザーサイ炒め』『r�子Y4蒸しスープ』『牛筋と大根の煮込み』……などどれも気になるお料理のラインナップ。おなかの空き具合にあわせて好きな小鉢をいくつでも選ぶことができ、気に入ったものはおかわりすることも可能です。これらの小鉢はそれぞれしっかりと特徴のある味わいがありながら、「フカヒレスープがおいしく感じられるもの」にこだわったものばかり。例えばサッパリとした『貝柱冬瓜煮』はフカヒレスープの合間にいただくことで緩急をつけることができ、『しらすの挙げ物』はスープの中にいれることでカリカリとした食感のアクセントに。また定食として付いているごはんにスープをかけたり、好みでお酢やパクチーを添えて味変したり……と食べ方の楽しみが尽きず、これが定食スタイルならではのおいしさの醍醐味となっています。「納得いくまで」こだわってこだわりの『濃厚フカヒレスープ』代表の孫芳さんが、「深W3で食べた“定食スタイル”フカヒレスープの美味さをぜひ日本でも広げたい」との思いからオープンに至った【フカヒレ専門店 銀座七芳】。オープンにあたりシェフが深W3市で半年間修行をし、看板メニュー『フカヒレスープ定食』が生まれたといいます。また孫芳さんは「皆さんに美味しいものを食べてもらいたい」という思いも強く、お店のオープン時期をずらしてでもフカヒレの柔らかさやおいしさの繊細な調節を「納得いくまでやった」とのこと。そのこだわりを知った上での『濃厚フカヒレスープ』の味わいは格別です。銀座でのお買い物時や、家族と、会食・接待、ハレの日の食事にも。おいしいお料理を楽しみながら優雅なひとときを過ごしてみては。フカヒレ専門店 銀座七芳【エリア】新橋/汐留【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】4,000円 ~ 4,999円【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円
2024年11月14日厳選ラグジュアリースイーツが集結ここだけの限定品も! セレクトショップ出来たてのオリジナルスイーツも味わえる! イートインスペース厳選ラグジュアリースイーツが集結お店のテーマは“日本が誇る厳選スイーツを世界に届ける。”連日、多くの人で賑わう銀座。その銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」のすぐ裏路地に、上質なブランドスイーツだけを扱うスイーツ版のセレクトショップ【HIIRAGI GINZA】が誕生しました。2024年10月23日にグランドオープンしたばかりの、【HIIRAGI GINZA】テーマは「日本が誇る厳選スイーツを世界に届ける。」。国産の厳選食材にこだわり抜いた極上スイーツや、日本が誇るトップシェフたちが手がける特別感のあるスイーツが並び、ここぞという手土産や差し入れにもぴったり。セレクトショップコーナーのほか、その場で和スイーツを楽しむことができる6席の美しいカウンター席も。ここだけのラグジュアリーなスイーツセレクトに注目です。ここだけの限定品も! セレクトショップ有名シェフのスイーツが並ぶショーケース。時季により、内容は変わります明るくナチュラルな美しい印象の店内は、茶室建築を軸とした数寄屋造り。一歩中に入るとすぐに、ショーケースが目に飛び込んできます。そこには、普段はなかなか手にすることができない有名店のシェフが監修したスイーツが。オープン時には、虎ノ門ヒルズ【unis】の薬師神陸シェフが手がける「BRANCHÉ CHOCOLAT」(ブランシェ・ショコラ)、麻布台ヒルズのミシュランレストラン【フロリレージュ】の川手寛康シェフが贈る「DEAR BUTTER SAND」などが並びます。BRANCHÉ CHOCOLAT『BRANCHÉ CHOCOLAT(カレ・オ・ショコラシリーズ)』ミルク・抹茶 6,580円、紅茶 6,780円BRANCHÉ=繋ぐ・差し込む、の意味を持つスイーツ。“食のリテラシーを磨く”を掲げる一流の料理人と、ローカル食材が出会い、今の感性で仕上げられたという「BRANCHÉ CHOCOLAT」のカレ・オ・ショコラ(#カレチョコ)です。 「感覚の鋭いあなたに、新しいものに敏感なあの人に、一口で出逢える食の「驚き」と「幸せ」を体感」していただけます。DEAR BUTTER SAND『幸せの焦がしバターサンド[マロンショコラ]』(6個入)5,240円、(3個入)3,060円昨年の販売開始から累計6万個以上を売り上げている、“かつてない感動を味わえる”と大人気のとろける極上バターサンドです。「世界のベストレストラン50」など国際的な受賞歴を誇り、予約の取れない名店としても知られる【フロリレージュ】川手寛康シェフが「お店に来られない多くのお客様にも幸せを届けたい」という想いから、半年以上かけ“感動”レベルに達するまでこだわり、創り上げたバターサンド。縁起の良い“六角形”も印象的です。出来たてのオリジナルスイーツも味わえる! イートインスペース落ち着いた6席のカウンター席店内にはゆったりと配された6席のカウンター席があり、出来たてのオリジナルスイーツを味わうことも可能。名物の『沈む、みたらし団子。』や『濃厚抹茶の抹茶尽くしセット』のほか、プリンやコーヒーゼリーなどテイクアウトにぴったりな出来/tてスイーツもラインナップしています。『沈む、みたらし団子。』『沈む、みたらし団子。』(セット)1,500円、プレーン(単品)650円、すだち(単品)650円早くもSNSで話題になりつつある、ネーミングも印象的なこちらのスイーツ。歯が弱くなってしまったご年配の方にも食べてもらいという想いから生まれた、シグニチャーのみたらし団子です。味は、プレーンとすだちの2種類。団子の生地を木べらで練り上げた、伸びが良く、とても柔らかいお餅に自家製のみたらし餡が合わせられています。『濃厚抹茶の抹茶尽くしセット』『濃厚抹茶の抹茶尽くしセット』2,900円(※ラテは他のお飲み物に変更可能)抹茶のかき氷、抹茶チョコレート、フィナンシェ、ラテがセットになった抹茶好きにはたまらない一品。訪日外国人も多い銀座の地で、これから益々注目を浴びそうなスイーツのセットです。幾重にも重なる抹茶の濃厚な味わいは、甘さが強すぎないため、抹茶本来の素材の味をしっかり感じられるところもポイント。またメニューごとに使用している抹茶の茶葉が異なっており、風味と味わいの違いを食べ比べられるところも嬉しくなります。こだわりの抹茶シロップと、氷を何層も重ねて濃厚な味わいに。その上には黒糖のクリームがフワッとのり、さらに蜜をかけていただく贅沢なかき氷です店内でも購入可能な「BRANCHÉ CHOCOLAT」のショコラも。気になるスイーツをお店で実際にいただくことができるのも、セレクトショップとカフェを兼ね備えた【HIIRAGI GINZA】ならではの魅力です上質なおいしさの詰まった厳選スイーツに出合いたい方はもちろん、特別なギフトを探している方にも。“幸せ”を感じる唯一無二のセレクトショップへ、ぜひ訪れてみては。店内中央に飾られている、古来の坪庭に見立てたつくばい。随所に施されたおもてなしの気持ちに触れ、ふと、心が温かくなりますHIIRAGI GINZA【エリア】銀座【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-◎イートインはサービス料10%がかかります営業時間:11:30020:00 (LO 19:30)公式インスタグラム:
2024年11月08日【Del Mar COMEDOR Y TERRAZA】海が目の前の絶好のロケーションで楽しむスペイン料理スペインタイルが印象的なダイニング店内にはカウンター席も開放的なテラス席はペットフレンドリー店舗名の「Del Mar」はスペイン語で「海」。その名の通り、海を眺める絶好のロケーションにあるスパニッシュレストラン。スペインタイルが各所に散りばめられたインテリアデザインが印象的なダイニングと、海に面した広々としたテラス席が広がります。レストラン入り口では魚や貝を集めた生簀がお出迎え店舗入り口には生簀があり、各地から集めた魚介類を選んで調理し、新鮮な素材を活かしたひと皿にして提供。あさりやハマグリ、マテ貝などの貝類はワイン蒸しに。スペイン料理の代表的なメニューの『パエージャ(パエリア)』は魚介の旨みを凝縮させながらじっくりと炊き上げます。同じスペインの米料理でぜひ楽しみたいのは、スペインスタイルのリゾット「カルドソ」。あさりやイカ墨などのダシがきいた味わいは、一度食べたら忘れられないおいしさです。魚介をふんだんに使ったスペイン料理の数々ドリンクは、ワインにこだわります。ワインリストはコーポレートソムリエの石田 博氏が「ヨーロッパの港」をテーマにした、ストーリー性溢れるチョイスのワインが並びます。目の前に広がる海を眺めながらスペイン料理を味わえば、まるでスペインの港町で食事をしているような気分になれるレストランです。Del Mar COMEDOR Y TERRAZA【エリア】関内/馬車道【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】馬車道駅【蕎麦 菫】こだわりの蕎麦はもちろん、つまみも酒も豊富に揃う店内は菫色と明るい木目を基調とし、金色をアクセントカラーに使ったモダンなインテリアカウンターはオープンキッチンダイニング、テラス、個室とあらゆるシーンで使えるレイアウトその季節の最良の国産蕎麦粉を使用した、二八蕎麦を楽しめる蕎麦屋。 蕎麦つゆは鹿児島県から取り寄せた2年熟成の厚切り枯節でしっかりだしをとり、蕎麦のおいしさを引き立てる蕎麦つゆに仕上げたそう。また、お酒のアテとして豊富に揃えた蕎麦前は、定番のだし巻き卵や板わさから、洋風のエッセンスやアレンジを加えた一皿まで豊富に揃え、蕎麦だけではなく、お酒も食事も楽しめる和食レストランとしても利用できます。こだわりの二八蕎麦、豊富な蕎麦前が揃う【蕎麦 菫】のメニューは「日本の辛味」を多様に使います。ワサビや唐辛子はもちろん、柚子胡椒、山椒、辛子など、日本各地からこだわりの辛味スパイスを集め、料理のアクセントとして使用。蕎麦の香味・薬味としてはもちろん、炭火で焼いた肉に添えたり、塩と混ぜて天ぷらを楽しむ、醤油などの調味料に漬け込んで使うなど、料理や素材の味わいをより引き立てる調理法で、日本の辛味スパイスの魅力を発信します。ざる蕎麦はもちろん、ぶっかけ蕎麦など、バリエーションも豊かに楽しめるお酒は、日本酒や焼酎、旬の果物を使ったサワーから、ワインまでこだわりの品揃え。ワインはナチュラルワインを中心に蕎麦・和食にぴったりのラインナップを幅広く揃えます。そんな異なるジャンルの2店舗ですが、絶景の中でいただく料理は格別です。ぜひ足を運んでみてください。蕎麦 菫【エリア】関内/馬車道【ジャンル】そば【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】馬車道駅
2024年11月02日自家焙煎でスペシャルティコーヒーを味わう千駄ヶ谷駅から徒歩6分ほどの場所にオープン。代々木駅も徒歩圏内表参道にある複合ビル「GYRE」内にあるカフェ,デリ&バー【uni】が、2024年10月にスペシャルティコーヒーの自家焙煎に主軸を置いたロースタリー&コーヒーショップ【uni sendagaya】を開業しました。オランダで製造される焙煎機「GIESEN」が存在感を放つ店内。ひとりでゆっくりコーヒーを味わうのもよさそうです表参道【uni】ではスペシャルティコーヒーを気軽に、多くの方へ届けるためのお店であるのに対し、ここ【uni sendagaya】はラボラトリー的な位置付け。自家焙煎を主軸に、より深度を増してスペシャルティコーヒーの魅力を発信するような場所です。ディレクターは佐藤昂太さん。2016年にジャパン ハンドドリップ チャンピオンに輝き、現在は審査員として関わるほか焙煎の大会では入賞の実績を持つなど、コーヒーのスペシャリストです同店で扱うコーヒー豆は“ダイレクトトレード”で生産者から直接仕入れています。豆の生産過程や加工方法はもちろん、日々変化するトレンドや評価を熟知したうえで厳選した希少なものから、日常使いしやすく質の高いものまで幅広く取り揃えます。焙煎は週304回、少量ずつ丁寧に行い、少し寝かせたものを提供常に7010種類の個性的なコーヒー豆を置き、経験豊富なバリスタと会話をしながら今の自分にぴったりな豆を選べます。選んだ豆を挽いて、その場で1杯ずつハンドドリップで提供。ドリンクメニューはハンドドリップのほか、ミルクビバレッジなども用意ハンドドリップコーヒーの一例前半は90℃、後半は75℃と湯温を変えて淹れることでコーヒー豆本来の味わいや濃度などを堪能できるような抽出方法にこだわっていますMurago/Ethiopiaスペシャルティコーヒーの品評会「Cup of Excellence」で1位に輝いたこともあるエチオピアの若手生産者が手掛ける「Murago」。トロピカルなお花の香りが印象的で、ブドウのような芳醇さを持ちます。丸みを帯びた甘みがあり、奥には緩やかな酸も感じられます。Las Flores/Colombiaバリスタの世界大会でもよく使用される高い品質を誇る「Las Flores」。数あるコーヒー豆の中でも特にインパクトの強いコーヒーが楽しめます。甘い香りに反して、酸味と甘みが調和したベリージャムのような味わいやバラのニュアンスがあり、切れ味もあります。フードメニューには自家製の焼菓子も。一番人気は『カヌレ』450円豆の仕入れから焙煎、抽出まで、一杯のコーヒーが提供されるまでの過程すべてにこだわり、スペシャルティコーヒーが持つ魅力を伝える【uni sendagaya】。千駄ヶ谷の地に誕生したカルチャースポットから今後も目が離せません。uni sendagaya【エリア】千駄ヶ谷【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年10月29日薪火調理の魅力をジャンルレスな料理にのせてコース内容の一部をご紹介薪火料理の可能性薪火調理の魅力をジャンルレスな料理にのせてエレベーターを降りてすぐ、壁一面に配された薪の出迎えに期待が高まる【GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-】の入り口2024年9月30日、東銀座駅から徒歩3分・築地から徒歩4分の位置にオープンした「三井ガーデンホテル銀座築地」。こちらの14階に、個性豊かなレストランを展開するONOグループの関東初進出となる薪火料理のお店【GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-】がオープンいたしました。薪場を設置したオープンキッチンお店へ入るとすぐ、薪場を設置したオープンキッチンが目に飛び込んできます。その炎のゆらめきや薫り、爆ぜる音を感じる先に、東京スカイツリーが見える全面ガラスの開放感ある客席が並んでいます。原始的な熱源である薪火は、「直火」「熾火」などベストな調理法で使い分けることによって肉や魚、野菜のおいしさを最大限に引き出せるとのこと。薪焼きならではの薫りも唯一無二で、そのジューシーかつスモーキーな味わいは一度口にしたら忘れられないものになります。そしてゆらめく炎から感じる“温もり”も、心を満たす薪の魅力になっている、とは同店のシェフ。そうした薪火調理をメインとした、和洋中からヴィーガンまでジャンルの枠にとらわれない多彩なメニューが並びます。コース内容の一部をご紹介ディナータイムは薪火調理によって美味しさを引き出したオードブルやメイン料理など、和洋中とジャンルの枠にとらわれない多彩なメニューをアラカルト又はコースから選ぶことができます朝食やランチ、ディナー、バーなど、1日のあらゆるシーンで利用が可能な【GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-】。中でもディナータイムでは、フレンチ・中華・和食・スパニッシュなど様々なジャンルで彩り豊かに仕立てた、薪火料理の魅力を堪能できるコースがおすすめです。~コース内容の一部をご紹介~『アミューズ』5種のアミューズ。福岡/蒸し鶏 博多ネギソース・福岡/戻り鰹と焼き茄子・大阪/泉州さといもの唐揚げ カラスミ風味・京都/七谷鴨レバームース・東京/築地本鮪グラス寿司と、それぞれの地域の食材を活かした内容が魅力的まずは一品手に取り、そっと上からのぞくと……そこには日本地図が。ONOグループ展開の地でもある福岡・京都・大阪・東京から厳選した食材を使用したアミューズが、それぞれの地図の場所の上にのせてあるという、見た目にも楽しい一皿です『低温火入れ豚バラの薪焼き酢豚』低温調理した豚バラ肉を遠火で半日かけてじっくりスモーク。薪の香りを纏わせとろけるほど柔らかく仕立てた酢豚は、お店自慢の一品です『薪焼きパエリア』仕上げにパエリアの中央に薪を入れて蒸らすことで、コメ全体に豊かな香りを行き渡らせています。蓋を開けた瞬間に漂う薪の香りが食欲をそそる一品ですなお、ドリンクは国産のクラフトビールやクラフトジン、ウイスキーや、ナチュールをメインに揃えるワインなど各種ラインナップから楽しめます。薪火料理の可能性香りや煙、高温の炎でジュージューと焼ける音など、五感を満たす薪火料理ONOグループの薪火料理のお店としては、福岡に続き2店舗目となる同店。既存店と同様に食材には徹底的にこだわり、生産者の元を訪れて想いを込めてつくられた食材を厳選しているとのことです。また規格外により市場に出回らない野菜も活用することで、フードロス削減への取り組みも。さらに薪においては、国内における災害などにより行先を失っていたものを積極的に取り入れることもしているそうです。ジャンルレスにどんなお料理にも薪火調理が活かせるということに加え、こうした広い視野においても薪の可能性や取り組みが広がっていることも含めて、先を見据えた“薪火料理の可能性”になっているのではないでしょうか。こうした広がる可能性を見据えて、「薪のポテンシャルが凄い」と執行役員ONO GROUP統括・小野聖二さんは話します肩肘張らずに寛げる心地よい賑わいと落ち着きのある空間へ、ジャンルレスな薪火料理を楽しみに行ってみては。GINZA ONO Gratia -Smoke Dining-【エリア】築地【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年10月10日グレリパのワインが飲み放題で楽しめる!「サローネグループ」のオールスターが料理を監修グレリパのワインが飲み放題で楽しめる!山形県南陽市でブドウを栽培しワインを醸造するグレープリパブリック初のレストラン【グレープリパブリック ヴィネリア サローネ】。グレリパの醸造責任者・矢野陽之さんがイタリア・エミリア=ロマーニャ州のボローニャで働いていた時に好んでよく利用していたヴィネリアという業態を採用し、ワインと料理をカジュアルに楽しませてくれます。鎌倉の住宅街に佇む一軒家レストラン【グレープリパブリック ヴィネリア サローネ】店内に入ると、独特なタッチのエチケットを纏ったボトルがセラーにずらり!思わず心が躍ります。着席してドリンクメニューに注目すると、「FREE FLOW」という表記が目に飛び込みます。そう。このお店では、グラスやボトルに加え、グレリパのワインが飲み放題で楽しめるのです。例えば、ハウスワイン「SERIE R」の白、オレンジ、ロゼ、赤の計4種の飲み放題が2時間制で2,750円。どれもこれもオンラインショップでは手に入らない代物です。ファンなら試さずにはいられないのではないでしょうか。ちなみに、筆者が気になったのは、オススメのグレリパ(スパークリング、白、オレンジ、ロゼ、赤の中から4種)を同じく2時間制のフリーフローで楽しめる4,950円のプラン。料理と相性がいいワインをお店の方にペアリングしてもらえるし、気に入ったワインをおかわりすることもできる。ワイン好きには堪らない設定です。なお、すべての飲み放題には、ビールやカクテル、ノンアルコールドリンクも含まれて、お得感も満点です。テイスティングセット(3種 1,200円、5種 1,800円 ※各40cc)もあります。「サローネグループ」のオールスターが料理を監修料理も実に魅惑的です。サローネグループのすべてのシェフが料理の監修に携わり、醸造責任者である矢野さんが「グレリパ」のワインに合うと判断したもののみメニュー化。グループのどの料理人よりも多くグレリパのワインを飲んできた栗山義臣さんがシェフとして腕を振るいます。サローネグループの【ビオディナミコ】でもシェフを務めた栗山義臣さん。山形の醸造所に通い詰めるほどグレリパ愛が強く、今年の正月も彼の地で過ごしたそう!メニューは、冷前菜、温前菜、おすすめパスタ、お肉料理で構成される6,000円0のコース(※2名から注文可能)、もしくはアラカルト。サローネ系列にしてはカジュアルな価格設定に心が動きます。それでは、この日、ご提案いただいたペアリングをお伝えします。オーダーする際のご参考にしていただけましたら幸いです。乾杯用のワインは微発泡の「デラフレスカ2023」。野菜との相性が良いとのことで、フルーツトマトと自家製酵母のパンを使ったアンティパストと共に味わいました。乳酸発酵による酸味を持つストラッキーノというフレッシュチーズが使われているのですが、これはワインとの相性を考慮してのことだそう。実際、山形産デラウェアの果実味と、ドライでフレッシュな飲み心地を感じることができました。『トマトと自家製酵母パンのクロスティーニ』880円さらに冷前菜がもう一品。フェンネル、キャラウェイ、キヌアを使ったキャロットラペ。人参の甘みをヴィネガーで際立たせたこのお料理には、フレッシュで甘酸っぱい味わいのハウスワイン「SERIE R bianco 2022」を合わせました。『北海道人参のザクザクサラダ』770円お次は温前菜、フェンネルやクミンを使ったスパイシーな仔羊のポルペッティーノ(=イタリア風肉だんご)。グレリパの自社農園のデラウェアをアンフォラで発酵・熟成させたオレンジワイン「ヌメロウノ 2022」と共にいただきました。ビターな味わいと柑橘の香りが料理にマッチしていて食が進み、次のペアリングへの期待が高まります。『仔羊のポッペルティーノ ンドゥイヤソース』1,650円そして、パスタ料理。イタリアのパスタメーカー・Barillaが主催する「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」で優勝しYouTubeチャンネルでも人気を博す【SALONE 2007】の弓削啓太シェフが考案したラザニアの登場です。ワインの味わいを損なわないよう木次乳業のノンホモパスチャライズ牛乳を使用しており、実にやさしい味わい。「カベルネ ソーヴィニヨン 2021」のまろやかな味わいにぴったりだと感じました。『パスタ世界チャンピオン監修のラザニア』2,200円メインディッシュには、広島・なかやま牧場の高原黒牛が登場。肉本来の濃厚な味を楽しめる赤身のランプをローストしていただきました。『なかやま牧場高原黒牛 ランプのロースト ズッキーニのとろとろ焼き』200g 5,500円「ズッキーニをソースがわりにして味わってください」と説明されて一瞬首をかしげてしまったのですが、口にして納得。巧みな火入れで水分がぎゅっと閉じ込められていて、噛むと旨みの洪水が起こるのです。この青みを前述の赤ワイン「カベルネ ソーヴィニヨン 2021」が引き立てる。美味しくてニヤニヤが止まらず、次回は別のペアリングを体験してみたいと意欲が湧きました。この頃の鎌倉はオーバーツーリズムが叫ばれるほど賑わっていますが、小町通りの裏路地に立つこちらの店はうってかわり穏やかな空気に包まれているのが印象的。ローカルのひとに愛される名店になりそうな予感がします。ぜひ、お早めにチェックしてみてください。自然光が入る店内。居心地が良くて、つい長居してしまいます。GRAPEREPUBLICINC. VINERIA SALONE【エリア】鎌倉/逗子【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円
2024年10月08日居心地の良さを追求した洗練された内装デザイン日本食材にこだわったワールドワイドな料理の数々ワインも料理も選択肢の豊富さが魅力居心地の良さを追求した洗練された内装デザイン【PEBBLE BEACH KITCHEN】のエントランス広尾商店街のメイン通りから1本入った静かな一角にオープンした【PEBBLE BEACH KITCHEN】は、少し回り込んだ小さな鳥居が目印の廣尾辨天閣がある側のエレベーターで2階に上がった場所に店を構えます。店名のペブル ビーチは、アメリカ・カリフォルニア州に位置し、全米オープンが度々開催されたことでも知られるゴルフ場「ペブルビーチ・ゴルフリンクス」で有名な場所。店内には、自然豊かなペブル ビーチの風景写真が飾られています。モノトーンで統一されたシンプルで落ち着いた空間扉を開けて進むと、2面が床から天井までガラス張りになった解放感抜群の店内が広がります。壁やテーブルは、シックなグレーで統一。床には、ぬくもりを感じる栗の木を敷き詰め、椅子などのインテリアは、ダークブラウンでまとめられています。テーブルは水晶を砕いて固めたクオーツストーンを使用し、ゲストが寛げるオリジナルのサイズでオーダーしたもの。熱々の鍋もそのまま置くことができます。壁に飾られたHaruka Mitta氏の作品そんなシンプルな空間に映えるのがアート作品の数々。【PEBBLE BEACH KITCHEN】は、レストランであり、ギャラリーでもあります。現在は、独創性のある軽やかな日本画を中心に、立体や壁画、絵本など様々なスタイルの作品を制作するHaruka Mitta氏の作品を展示していますので、来店時にはぜひご覧ください。6名まで利用できる完全個室を1部屋完備洗練された大人のレストランですが、ベビーカーでの来店にも不自由のないよう配慮された造りになっています。子どもの椅子も大人と同系色のダークブラウンの上質なデザイン。もちろん車椅子の方も利用可能で、トイレも広々とした使いやすい設計です。また、今後、カウンター席も設ける予定なので、ひとりでもより訪れやすくなりそうです。日本食材にこだわったワールドワイドな料理の数々『フレッシュモッツァレラとケールのサラダピザ』2,280円自由な発想から生み出される料理は、魅力的なメニュー名がずらりと並んで目移りしてしまいますが、まず名刺代わりの一品として『フレッシュモッツァレラとケールのサラダピザ』はいかがでしょうか。厚さ2㎜のフラワートルティーヤ生地にモッツァレラチーズとゴーダチーズをたっぷりとのせ、5種類のハーブやカリーノケール、水菜、ミニトマト、【SHIBUYA CHEESE STAND】から取り寄せるモッツァレラなどをたっぷりと盛り込んだ一皿です。トリュフオイルとゲストの目の前で削るホワイトマッシュルームの豊かな香りが漂います。トルティーヤと聞くと、メキシコのとうもろこしが有名ですが、アメリカでは小麦粉のトルティーヤが主流で、クリスピーピザやラップサンドなど様々な食べ方を楽しんでいます。ケールは、カリフォルニアではとてもポピュラーな野菜。様々な種類を食べ比べた中から、苦味が少なく、柔らかな口当たりのカリーノケールを採用しました。ご覧の通り、サラダが主役なので軽やかに食べることができます。『毛蟹のタルタル、トマトジュレ、茄子、アボカドの四重奏』2,800円こちらは秋の新作メニュー。菊のピューレを敷いた皿に茄子、アボカド、毛蟹のタルタル、トマトのジュレを緻密に重ね、周囲にバジルオイルを飾って完成です。茄子とアボカドは、食感を残しつつも他の層と口の中で馴染むようなサイズでカット。トマトの酸味がアクセントとなり、他の食材を引き立てる役割を果たしています。『蒸し鮑とはなびら茸のソテー肝ソース仕立て』3,960円シンプルながら存在感あるこちらは、国産の鮑を丁寧に酒蒸しにして柔らかな食感に仕立てた温前菜。ソースは、鮑の煮汁に肝を加えて卵でとろみをつけたもので、フランス料理のサバイヨンソースの技法をベースにしています。「はなびら茸は、火を入れても歯ごたえがあり、それが生の鮑に似ていることから、鮑との食感の食べ比べを楽しんでいただけたらと添えました」と吉田氏。口にすると、自ずとワインに手が伸びてしまう贅沢な味わいです。冷凍していない生の本鮪(手前)と青森県産の短角牛(奥)【PEBBLE BEACH KITCHEN】の料理はワールドワイドですが、食材は国産にこだわり、その魅力を最大限に引き出すことを追求しています。例えば、本鮪は一度も冷凍していない風味の良い状態で、豊洲市場の「やまふ水産」から仕入れています。青森県産の短角牛は、吉田氏の中学校の同級生が営む「SASAKI FARM」から一頭買い。シグネチャーである『Surf and Turf 本鮪のレアグリルと青森短角牛グリルの盛り合わせ』をはじめ、『青森短角牛のタルタルステーキ』や『ごろごろ食感を楽しむ青森短角牛のボロネーゼ』『スパイシーな赤ワインカレー』などにも使用されています。『Surf and Turf 本鮪のレアグリルと青森短角牛グリルの盛り合わせ』10,780円Surf and Turfとは、直訳すると「波と芝」ですが、サーフィンしてゴルフして……と至高の遊びを意味する慣用句で、転じてシーフードとステーキを一皿にダイナミックに盛り合せた料理のメニュー名に。シーフードでは、ロブスターのグリルやガーリックシュリンプが一般的ですが、【PEBBLE BEACH KITCHEN】では日本中のおいしい食材が集まる東京ならではの本鮪を使用。ステーキは、青森県産の短角牛を採用しています。「いい意味で雑多に」と吉田氏が語るように豪快なメニューですが、本鮪も短角牛も職人技が光る火入れによって完成します。本鮪は、常温に戻した状態から炭火で表面は香ばしく、中はレアに。赤身の多い短角牛は、適度に熟成させた後、3回ほど休ませながら火入れを行います。ルクルーゼに盛り付けると、季節の野菜のグリルと塩のみで仕立てたラタトゥイユ、たまり醤油に漬けた粒マスタード、鰹節に浸した醤油を乾燥させたパウダー、ゲランドの塩を添え、桜チップで瞬間燻製にして提供します。ワインも料理も選択肢の豊富さが魅力カリフォルニアワインを主軸に150種類をラインアップワインは、カリフォルニア60種類、その他に日本、フランス、イタリア、オーストリア、ニュージーランドなど合計150種類の銘柄を誇ります。メインであるカリフォルニアは、濃厚な味わいのイメージが強い典型的なものではなく、ピノ・ノワールをメインとした料理にしっとりと寄り添うことができるエレガントなタイプをセレクト。「カリフォルニアにもこういうワインがあるんだ!」と新たな発見をしていただけることでしょう。日本ワインは、山梨県の勝沼醸造や山形県の高畠ワイナリーなど選りすぐりを約30種類ご用意。シャンパーニュは、ナポレオン皇帝の結婚式で振舞われたという逸話を持つメゾンであるジャクソンの『746』など。ニュージーランドでは、小山浩平氏が造るグリーンソングスのシリーズも。ボトルワインは1本1~3万円をメインにランアップ。ワイン好きな方なら、良心的な価格設定だと感じていただけることでしょう。ボトルでのオーダーの他、ペアリング、10種類のグラスワイン、さらにフリーフロープランもご用意。また、ノンアルコールドリンクにも力を入れ、『COCOFARM & WINERY ヴェルジュ風ぶどう酢ソーダ』、『スイス村ワイナリー 信州直しぼり ももじゅうす』、『シンビーノ ジャワティストレート ホワイト』などをラインアップ。お酒が弱い方やアルコールを控えたい日でも魅力的なノンアルコールメニューがあるので、ワイン同様にお楽しみいただけることでしょう。【PEBBLE BEACH KITCHEN】のシェフを務める吉田 達郎氏バーテンダーとして働く父の影響を受け、料理人を志した吉田氏。その経歴は青森県の老舗「八戸グランドホテル」にはじまり、タイに渡って和牛の肉割烹のオープニングの総責任者を務めるなど多岐にわたります。「考えなくてもおいしい料理が信条」と語る通り、シンプルななかにもオリジナリティがあり、また食べたいと感じるものばかり。今回ご紹介したのは【PEBBLE BEACH KITCHEN】を象徴するアラカルトメニューですが、実はコースメニューも充実しています。青森短角牛を堪能できるコースや、色々味わいたい向けの少量多皿のコース、フリーフロープラン付のショートコースなど実に多彩。接待や記念日にはコースを、家族の集まりにはアラカルトを、と多彩なシーンにマッチするのも嬉しいところ。現在、ディナー営業のみですが、ランチも応相談。店を出る時には「また“ペブビ”に来たいね」と自然と思ってもらえるような店づくりを意識しているといいます。料理、ワイン、サービス、空間、いずれもゲスト目線で求めるものを追求したからこそ、居心地のいい【PEBBLE BEACH KITCHEN】。ぜひ大切な方と訪れてみてはいかがでしょうか。PEBBLE BEACH KITCHEN【エリア】広尾【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】14000円【アクセス】広尾駅 徒歩3分
2024年10月07日老舗店や本場イタリアで腕を磨いた大戸シェフが手掛けるイタリアンレストランが誕生東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩3分。オフィス街に位置する【casa del Sorriso】オーナーシェフの大戸孝紘さんは、都内で35年以上続く有名イタリアンレストランをはじめ、イタリアンバーやピッツェリアなど様々な店舗で16年腕を磨き、ナポリを中心に本場イタリアでの修業経験も持つ実力派の料理人。この度、少年時代からの夢を叶え、下町の風情も残すオフィス街・水天宮前エリアに自身のお店をオープンしました。店内は、木目を基調にしたシックで落ち着いた空間で、シェフとの距離が近くライブ感を感じられるカウンターと、ゆったり寛げるテーブル席を用意シックで落ち着いた店内には、ライブ感を楽しめるカウンター席とテーブル席全14席を配し、「イタリアンアフタヌーンティー」と、その日の気分で自由に選べる「プリフィックスコース」を提供。こだわりの料理をカジュアル価格から気取らずに楽しむことができます。セイボリーも満喫できる「イタリアンアフタヌーンティー」画像は『スタンダードイタリアンアフタヌーンプラン』の一例アフタヌーンティーは、3,500円06,000円の3コースを用意。スイーツはもちろん、イタリアの郷土料理「パニーニ」などのストリートフードといったセイボリーも充実させ、ワンプレートで提供します。ドリンクは紅茶専門店『amsu tea(アムシュティー)』の紅茶やオリジナルドリンクをメインにラインアップ。プラン一覧≫受付時間:14:00~16:00、2時間飲み放題付き●『スタンダードイタリアンアフタヌーンプラン』3,500円/1名8種のイタリアンセイボリー&自家製ドルチェ、2種のスコーン(amsu tea、TEARTH、ソフトドリンク2時間飲み放題)●『プレミアムイタリアンアフタヌーンプラン』4,800円 /1名12種のイタリアンセイボリー&自家製ドルチェ、2種のスコーン(amsu tea、TEARTH、ソフトドリンク2時間飲み放題)●『お持ち帰りイタリアンアフタヌーンプラン』6,000円/1名15種のイタリアンセイボリー&自家製ドルチェ、2種のスコーン(amsu tea 、TEARTH、ソフトドリンク2時間飲み放題)※お帰りの際に好きな「amsu tea」と自家製焼き菓子をプレゼントメニューの一例ドリンクは紅茶専門店「amsu tea」や茶葉ブランド「TEARTH」を使用食事中にはイタリアのプーリア州の郷土料理「パンツェロッティ」をできたてで提供自由な組み合わせ可能な「プリフィックスコース」画像は『スタンダードプリフィックスコース』の一例こちらの「プリフィックスコース」にも強いこだわりが。大戸シェフは自身の店をつくるにあたり目指したのは、“シェフがつくりたい料理”ではなく、”お客様が食べたい料理“をとことん提供するレストラン。5品6,500円から注文できるプリフィックスコースは、各カテゴリー(前菜、温菜、パスタ、メイン)から1つずつ選ぶのではなく、気分に合わせて好きな組み合わせで注文可能。2,500円で追加できるフリーフロープランでは、ワインや自家製サングリアを自身で自由に注いで利用できます。イタリアンパワーサラダなど健康志向のメニューも揃えており、ヴィーガン、グルテンフリーにも対応可能。さらに完全予約制の『パーソナルコース』も6,500円から用意。利用目的や希望予算、好きな食材などリクエストに応じたオリジナルコースをアレンジし、お客様の「あれ食べたい!」を叶えてくれます。プラン一覧≫受付時間:14:00~20:001人2,500円で2時間飲み放題のフリーフローも楽しめます生ビール/スパークリングワイン/白ワイン2種/赤ワイン2種/自家製サングリア/自家製ノンアルコールドリンクなど●『スタンダードプリフィックスコース』全5皿6,500円 /1名選べる自家製デザート、自家製パン付きプレフィックスメニューから3品チョイス●『プレミアムプリフィックスコース』全7皿8,500円/1名アミューズ/選べる自家製デザート、自家製パン付きプレフィックスメニューから4品チョイス●『パーソナル(オーダーメイド)コース』6,500円/1名~お好みの食材や調理法など、特別なリクエストに合わせたコースをシェフが考え提案します●『パーティープラン』全7皿7,500円/1名選べる自家製デザート、自家製パン付き、前菜・温菜・パスタ・メイン(全て大皿提供)『イタリアンパワーサラダ自家製酵素ドレッシング』単品1,500円。季節のフルーツに、自家製豆乳リコッタチーズ、生ハム、豆腐、ナッツなどビタミンやミネラル豊富な食材を使用。自家製の酵素ドレッシングは、消化促進や健康面に配慮しながら、使う食材やフルーツを季節によってチェンジ。さっぱりした味わいながらコクもあり食べ応え十分なサラダです。『手長海老とフレッシュトマトのブランデークリームソース』コース +700円、単品2,550円。手長海老を香ばしく焼きあげ、ブランデーでフランベして香りとコクを出します。クリームソースはフレッシュトマトを入れ軽やかに仕上げています。※乾麺orグルテンフリースパゲッテイを選べます。※+300円で自家製手打ちパスタに変更も可能です。『鹿児島県産 黒牛ランイチのロースト』コース+1,000円、単品 3,650円。A5等級の鹿児島県産黒毛和牛のランプまたはイチボを低温で調理し、ミディアムレアに仕上げます。付け合わせには塩昆布を使った特製ソースなどをご用意し、様々な味わいの変化が楽しめます。『自家製フルーツビネガーソーダ』コースで提供されるデザート子供のころから夢だったというお店をもつことになった大戸シェフ。今後は親子連れの料理教室や、近隣にセントラルキッチンも設けて物販も手掛けていきたいとのこと。セイボリーもしっかりと楽しめる「イタリアンアフタヌーンティー」と、好きな組み合わせでオーダーできる自由度の高い「プリフィックスディナー」をぜひ堪能してみてください。【casa del Sorriso】オーナーシェフ大戸 孝紘(おおと たかひろ)さん1988年、茨城県出身。服部栄養専門学校卒業後、日本で最初のイタリア人オーナーシェフの店といわれる【リストランテ・カルミネ】に入り、カルミネ・コッツォリーノシェフに学ぶ。その後、銀座のイタリアン勤務を経て渡伊し、ナポリを中心に本場イタリアで様々なスタイルの店を経験。帰国後は、渋谷・恵比寿エリアの人気店【イル フューメ】など都内のレストランやイタリアンバールなどで腕を振るい、統括店長として活躍。イタリアンのあらゆる業態をキッチンとホールどちらもメインで携わる。2024年10月、独立開業1店舗となる【casa del Sorriso】を水天宮にオープンする。casa del Sorriso【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3,000~3,999円【ディナー平均予算】6,000円~7,999円【アクセス】水天宮前駅
2024年10月04日希少な赤い宝石、「紅瞳」へのこだわりのどぐろ尽くしコース『紅瞳のどぐろコース』料理内容 一部ご紹介希少な赤い宝石、「紅瞳」へのこだわり近年、そのおいしさに魅了される人が増え続けている「のどぐろ」。既に高級魚と呼ばれている魚ですが、さらに“日本最後ののどぐろの聖地”といわれる上対馬の海でしかとれないブランド魚とされているのどぐろが「紅瞳」です。長崎・対馬産最高級ののどぐろ、「紅瞳」紅瞳は、流れが速く栄養豊富な対馬海流で育ったのどぐろを、傷がつかないようにはえ縄漁を改良した地獄縄という仕掛けを使い丁寧に釣り上げ、その後徹底した温度管理や厳しい基準をクリアしたものだけが付けられるブランド。餌となる蟹や海老が豊富な深海で育った紅瞳は、ほかの地域で獲れるものよりも身が厚く太く、頭より体が大きく、その外見は赤く光り輝いているのが特徴です。また白身のトロと呼ばれるほど上質な脂と濃厚な旨味が凝縮されたおいしさは格別で、「日本一おいしい」「赤い宝石」との声があがるのも納得です。のどぐろ尽くしコース通常は200g程ののどぐろが多い中、【のどぐろ専門 銀座中俣 極】では脂や甘みをより強く感じられる500gを超えるのどぐろにこだわって仕入れが行われているとのことこの流通量が少なく希少な「紅瞳」を、上対馬漁港・上県漁港の漁師と直接交渉し、独自の直送仕入れルートを確保しているのどぐろ専門店【のどぐろ専門 銀座中俣 極】。「のどぐろのおいしさを知ってもらいたい」という思いから、なんとコース全ての料理にのどぐろが使われおり、それぞれのメニューに合わせた調理法で仕上げられたこだわりの味わいを楽しむことができます。職人の調理風景を目の前で楽しめる、ライブ感あふれるカウンター席同店で楽しめるのどぐろ尽くしのコースは全部で6種類。厳選のどぐろを使用した『のどぐろ(12,100円)』『のどぐろ姿造り(15,400円)』『のどぐろ雲丹海鮮(17,600円)』、そして紅瞳のどぐろを使用した『椿(20,000円)』『柊(24,000円)』『極上(28,000円)』となっています。中でもこの紅瞳だけを贅沢に使った「紅瞳のどぐろコース」は、中俣グループのすべてを詰め込んだというコース。のどぐろを知り尽くした職人によって姿造り、半身塩焼き、しゃぶしゃぶ、土鍋ご飯といった多彩な調理法を駆使して最上級のどぐろの風味を引き出しています。すべてののどぐろを対馬産のどぐろ「紅瞳」だけで用意した、職人による多彩な調理で楽しめる紅瞳のどぐろコース『極上』『紅瞳のどぐろコース』料理内容 一部ご紹介『紅瞳のどぐろコース』の中から、料理の内容を一部ご紹介いたします。『のどぐろ姿造り』『柊』コースで楽しむことのできるお造りは、肉厚濃厚なのどぐろの身が口の中でとろけるおいしさ。醤油の他にのどぐろと同じ対馬産の塩でシンプルに味わうのもおすすめです『のどぐろ薄造り』『炙り』添えられている対馬産の塩、ポン酢、自家製の醤油の順で食べるのがおすすめ。脂が多い身は、お口直しの大根の鬼おろしが良く合います薄造りに続き、調理法の違いによるおいしさを味わうことができるのどぐろの炙り。薄造りとこちらの2品は『椿』『極上』コースで楽しむことができます『のどぐろ半身塩焼き』半身まるごと使用したお店自慢の塩焼き。全てのコースに付いています。溢れ出る旨みに驚く一品で、対馬産の塩との相性も抜群、皮ごといただきます。のどぐろの上品な脂により、食後感が重くならないのも嬉しいところです『のどぐろしゃぶ』のどぐろのアラを5時間煮込んだ出汁を使用した、身体に旨みが染み渡るような一品。レアの状態に仕上げたのどぐろしゃぶを、柚子と酢橘の香りとともにいただきます。こちらも全てのコースで楽しむことができます『のどぐろ土鍋ご飯』全てのコースで堪能できる締めの“名物”は、のどぐろを一尾丸々使用した土鍋ご飯。だしとのどぐろの脂がしっかり合わさったその味わいは絶品です。なおこちらに使用しているお米は、土鍋やのどぐろの脂に合うお米を数ある中から選んだものだそう。のどぐろの豊かな脂で米粒一つ一つがコーティングされるのでスルッといただくことができ、ラストまで軽やかに箸がすすみますなお飲み物は日本酒からワイン、ビール、サワーなど“のどぐろによく合うもの”を中心に取り入れている、というところも魅力。中でも毎年従業員で作っているという「中俣酒造」の焼酎はぜひのどぐろ料理とともに楽しみたい一品です。希望に沿って、のどぐろによく合う季節ごとの日本酒も提案してくださいます近年、のどぐろの注目度や人気が益々高まってきたこともあり、価格が当初よりかなり高騰してきているというのどぐろ。それでも専門店として最高級ののどぐろを仕入れ提供し続ける理由を取締役副社長そして現場のリーダーでもある中俣伸輔さんに伺うと、「私自身、のどぐろのおいしさに初めて出合った時の衝撃がすごかった。そのおいしさをお客様にも届けたいという思いで続けています」との答えが返ってきました。シンプルでありながら“おいしさを届けたい”というこの原動力が、旨みを最大限に引き出したのどぐろ料理の数々に具現化されていると切に感じられました。洗練された空間で、旨み溢れるこだわりののどぐろ料理を。素敵な時間を過ごすことができる、貴重な一軒です。店内にはカウンター席のほか、4名用の個室も。デートや会食など用途に合わせ、おいしい時間を楽しんでのどぐろ専門 銀座中俣 極【エリア】銀座【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2024年09月13日ランチ営業のみ、和のこだわりが随所に散りばめられたとんかつ御膳のお店【とんかつ七井戸】、【とんかつ まるや】【とんかつ まい泉】【とんかつ ここまでやるか。】など、老舗店から若手料理人が手がけるお店まで、とんかつの名店が立ち並ぶ青山エリア。その中でこのたび新たに誕生したのが、「THE AOYAMA GRAND HOTEL」の4階に位置する【とんかつ じゅんちゃん】。こちらのお店は、割烹【くろぎ】の黒木 純氏が手掛ける、ランチ限定・とんかつ御膳のお店です。木を基調としたシンプルで落ち着いた店内。ランチタイムは【とんかつ じゅんちゃん】として、ディナータイムはカウンター和食店【SHIKAKU】として営業「庶民的な食べ物でありながらも、少し特別なご馳走でもあるとんかつを、和の職人である【くろぎ】を通してさまざまな方に楽しんでいただきたい」との思いでお店をオープン。群馬県産の「坂東もち豚」を使用したロースとヒレから選べる2種類のランチ御膳を提供します。(※ヒレ肉は供給量が限られるため、入手不可能な際はその時々で質の良い特選ポークのヒレ肉を使用)メニューはこちらの3種の御膳こちらで使用されている「坂東もち豚」はサシの入った良質な肉質で、脂もくどすぎず、あっさりとした印象の豚肉です。それを余計なくどさが出ないようにと、低温でじっくりと均一に加熱し、揚げきらず予熱で火を通します。その後、高温で再び揚げる=低温と高温で二度揚げすることで、油切れもよく、サクサクとした衣とジューシーな肉質に仕上げています。『坂東もち豚 ロースかつ御膳』2,700円(税込・サービス料別)。赤身も多く、ジューシーながら適度な脂の甘みが感じられます『特製銘柄豚 ヒレかつ御膳』3,200円(税込・サービス料別)。脂が少なくあっさりと、やわらかい食感。パサつかないように、じっくりと火入れが行われています『坂東もち豚 特リブロースかつ御膳』3,500円(税込・サービス料別)この日いただいたのは、『坂東もち豚 特リブロースかつ御膳』。とてもジューシーで、衣もサクサク。高知県・小川製塩所の完全天日塩やレモンなどでさっぱりといただけますが、特筆すべきは大根おろしを入れた温かい特製ウスターソース。このソースがとっても個性的。和のだしがしっかりと効いたウスターソースで、酸味があって、軽やかだけれど、旨みもたっぷり。しかし、くどくない。揚げたての温かいとんかつの味わいを損なわないようにと、ソースが温められて提供されるのもポイントです。「とんかつを『和食だ』と感じていただきたい」との思いでつくられた自家製おろしウスターソースまた、すべてのセットに、希少米「龍の瞳」を使ったふっくらとした「白米」、紫蘇が入った「大葉キャベツ」、和風だしがしっかりと感じられる「自家製おろしウスターソース」、黄身が入ったまろやかな「卵とカレー」、野菜がごろごろと入った「豚汁」、お漬物がついており、カレーをとんかつにかけることで、カツカレーにしていただくこともできます。じっくり煮込んだ小麦粉不使用の「卵とカレー」「卵とカレー」を白米に乗せて、その上に「自家製おろしウスターソース」をかけていただくのもおすすめ、とのことランチの営業時間は12:00~16:30(L.O.15:00)までで、セットでは「白米」「大葉キャベツ」はおかわり自由。自分好みに組み合わせながら、さまざまなスタイルで楽しめる、新しいとんかつ御膳のお店【とんかつ じゅんちゃん】。ぜひ足を運んでみてください。黒木 純氏プロフィール1978年、宮崎県出身。18歳にして料理人を目指して上京。【京味】などの名だたる名店で修業を重ね、2010年に東京・湯島【くろぎ】のオーナーシェフとなる。2011年・2012年には「ミシュランガイド東京」にて星を獲得。2014年、”和菓子文化の発展”という志を掲げて【廚(くりや) 菓子くろぎ】をオープン。2017年3月、本家【くろぎ】が湯島から芝大門に移転。日本料理研鑽会の一員となり、和食文化発展の一翼を担う。とんかつ じゅんちゃん【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】とんかつ【ランチ平均予算】3,000円~3,999円【ディナー平均予算】-【アクセス】外苑前駅
2024年09月11日ラフォーレ原宿は、2024年8月23日(金)より随時、2024年秋のリニューアルを実施する。ファッションを中心にリニューアル、新店も秋のリニューアルでは、ファッションのショップが装い新たにリニューアル。新店も登場し、フレッシュな顔ぶれのショップを揃える。KBF&センスオブプレイス バイ アーバンリサーチの旗艦店が誕生注目は、新たに誕生するKBF (ケービーエフ)、センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)のフラッグシップショップだ。KBF、センスオブプレイス バイ アーバンリサーチともに、既存店舗をリニューアルし、メインショップとして装い新たにオープン。多彩なウェアやアイテムを取り揃えるブランドの発信拠点となる。KBFではリニューアルオープンを記念して、トートバッグやルームウェアのノベルティも用意する。キリコミ、ヒニヒニなどユニークなファッションブランド新店個性豊かな新店も要チェックだ。無縫製技術を得意とするキリコミ(KIRIKOMI)は、ラフォーレ原宿に初出店。第93回装苑賞グランプリを受賞したデザイナー、ソン・セイによる、モードでファンシーなデザインのウェアを展開する。キリコミのメインラインの他、ドットをモチーフにしたキリコミ ドット、ユニークなテキスタイルを採用したキリコミ ヌノ、猫モチーフのキリコミ ウィーといったラインを取り揃える。この他、黒と白を中心としつつ、ギャザーやフリルを施したガーリーなウェアを提案するヒニヒニ(HEENIE HEENIE)や、デザイナー・TAKUMAが手掛ける原宿発のモードブランド・アビセア(Abyssea)、ストリートブランドのアールエヌエーメディア(RNA MEDIA)といったブランドが実店舗をオープン。デザイナーの落書きから始まったネコのキャラクターブランド・ミントネコ(MINT NeKO)と、大正ロマンをコンセプトにした和ロリータブランド・モリグチカ、和がテーマのゴウク(gouk)によるセレクトショップも新登場する。ソフビグッズやミニチュアフードアクセサリーの限定ショップもまた、ラフォーレ原宿 B0.5Fに位置する「愛と狂気のマーケット」では、9月の1か月間チャーミングなグッズの期間限定ショップを開催。ソフビ玩具メーカーを母体とするブランド・アルチザントイ(artisantoy)は、メイド・イン・ジャパン、メイド・イン・トーキョーにこだわったレトロなソフビグッズなどを展開する。加えて、コヒカフェ(kohicafe)は、粘土で作ったミニチュアフードを販売。“身に付けられる食べ物”として、アクセサリーを販売する。【詳細】ラフォーレ原宿 秋のリニューアル時期:2024年8月23日(金)~随時場所:ラフォーレ原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6■リニューアル&新店・4F:KBF ※8月30日(金)~、ヒニヒニ ※8月16日(金)~※KBFのリニューアルオープン記念ノベルティは、税込10,000円以上の購入でトートバッグ、税込20,000円以上の購入でルームウェアをプレゼント。・3F:センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ ※9月21日(土)~、アールエヌエーメディア ※9月13日(金)~、アビセア / アキバ感電デンキ ※9月13日(金)~・1F:駐車場横>キッチンカー おいもとバター ※9月6日(金)~・B0.5F:キリコミ ※8月2日(金)~・B1.5F:ミントネコ&モリグチカ ※9月7日(土)~■愛と狂気のマーケット アルチザントイ、コヒカフェ 期間限定ショップ開催期間:2024年9月1日(日)~9月30日(月)場所:ラフォーレ原宿 B0.5F 愛と狂気のマーケット
2024年08月24日コンセプトは“NEO街の洋食屋”モーニングからランチ、そしてディナーまでアートや音楽で癒やしを感じる空間にコンセプトは“NEO街の洋食屋”どこか懐かしいメニューラインナップと、新たな感性が混ざりあう料理の数々が楽しい代官山駅を降りてすぐ。「フォレストゲート代官山」MAIN棟1階にオープンした【MID TREE 代官山】のコンセプトは、“NEO街の洋食屋”です。これは、「野菜がたっぷり食べられるヘルスコンシャスなメニューと、昔ながらの定番洋食メニューに趣向を凝らした驚きと新たな発見を体験できる」もので、どこか懐かしくも新鮮さを感じるお料理の数々に出合うことができます。モーニングからランチ、そしてディナーまでNEO洋食をメインメニューとしつつも、モーニングやランチ、カフェ、バル利用などその時間帯にマッチしたメニューが並びますオールデイズカフェ&レストランとして、モーニングからディナーまで楽しめる同店。例えば8:30~11:00のモーニングタイムには、ワンちゃんのお散歩やウォーキングなどの朝活をされている方向けに、ヘルシーなサンドウィッチやサラダなどのモーニングの用意があります。トレーニング後の栄養補給を意識したスムージーやオリジナルプロテインドリンクもラインナップ。ちなみにワンちゃんは全ての時間帯において、テラス席のほか、お店で貸していただける専用のフワフワクッションに座らせることで店内にも一緒に入れるそうなので、愛犬家は喜ばれる方も多いのでは。『玉子サンド』全粒粉パン使用。スクランブルエッグ状のトロトロ卵にヨーグルトソースをかけた、健康的なサンドイッチです11:00~18:00はランチとカフェを楽しめる時間帯に。6種のスパゲッティからお好きなものを選べる、全6種のコース形式のお得な『ランチセット』や、野菜がたっぷり摂れる『ふわとろオムライスハンバーグ』、『ミートボールなミートソーススパゲッティ』など、性別・年代問わず楽しめるメニューが並びます。『ランチセット』全6品のコースで楽しめるお得なランチ。季節野菜のポタージュ、バケット&アンチョビホイップバター、季節のグリーンサラダ、メインは6種から選べるスパゲッティ、バスクチーズケーキ、ドリンク付き『極旨ドミグラスソース&コク旨マッシュルームのホワイトソースのW”オムハンバーグ”たっぷり温野菜プレート』自家製ハンバーグに乗せたふわとろのオムレツを、目の前でパッカン!してもらえる演出も楽しい一品。半熟トロトロの卵と自家製ドミグラス、ホワイトマッシュルームの濃厚ソースの相性は抜群です『たっぷりトマトのナポリタン』モチモチの生パスタを使用。たっぷりのお野菜とフレッシュ感のあるミニトマトのザクザクした食感が楽しめます。見た目も鮮やかな、今までにないNEOナポリタンです『初めてなナポリタン』こちらも同じ“ナポリタン”ですが、色の違いに注目。見た目こそよく知っているトマト色ではないものの、ペースト状になったピーマンが混ぜ込まれており、口にするとナポリタンの味わいと旨みが広がる“初めてな”おいしさに出合える軽やかな一品です午後は、アフタヌーンティーをイメージしたデザートプレートをはじめとするパティシエ手作りのバスクチーズケーキ、グラスパフェ、フルーツだけで作るジェラートなどの自家製スイーツとコーヒーや紅茶でカフェタイム。“飲めるパンケーキ”と呼べるような驚きのメニューにも注目です。なお、スイーツはテイクアウトすることも可能。『デザートプレートセット』手作りスイーツの贅沢な盛合せ。バスクチーズケーキ、季節のバスクチーズケーキ、マンゴーのグラスパフェ、生チーズパンケーキ、もぎたてフルーツのジェラート。お好きな紅茶又はコーヒー付き『まるでチーズケーキなようなパンケーキ』クリームチーズをたっぷり混ぜ込み、低温で焼き上げることで実現したまさに“飲めるパンケーキ”。生地の中にチーズソースが忍ばせてあり、カットするとトロ~リと流れ出てきます『バスクチーズケーキ』スペイン産チーズを使用し、本場のレシピをベースにヨーグルトの酸味をプラスした、とろける口当たりのバスクチーズケーキです。なお味はプレーン・抹茶・ブラッドオレンジ・トリュフの4種類。どれもしっかり味の違いや特徴を感じられる、選ぶのも楽しくなるバスクチーズケーキです18:00~23:00はディナータイム。気軽に立ち寄れるバルとして、原木からスライスしたハモンイベリコの生ハムや『蟹クリームコロッケ』などお酒に合うタパスが揃うほか、『赤城黒毛和牛ステーキ』やコースもあるので、デートや知人との食事会などにもぴったりです。『熟成ハンバーグが主役の焼きロールキャベツグラタン』自慢の熟成ハンバーグの旨味をキャベツで閉じ込めた肉汁が溢れ出るロールキャベツを、自家製ドミグラスソースにチーズをたっぷりかけてオーブンで焼き上げた逸品です『赤城黒毛和牛のステーキハーフポンド』群馬県産赤城黒毛和牛のステーキ。旨味の強いヘルシーな赤身肉を使用してジューシーに焼き上げた一品です『ハモンイベリコ』濃厚で口の中でとろける脂身とまろやかな塩味が特徴のイタリア産ハモンイベリコ。イベリコ豚の原木から、オーダーを受けてからスライスしていただけますアートや音楽で癒やしを感じる空間に落ち着いた空間で最高の食事が楽しめるアートカフェ店内はアートを楽しむ大人のカフェ&レストランをイメージし、ウッディで落ち着いた雰囲気。壁面にはアンディ・ウォーホールの意思を継いだルパート・J・スミスの版画作品が展示されており、モダンでスタイリッシュな空間になっています。お一人でも気兼ねなく利用できるカウンター席の他、ゆったりくつろげるソファ席、開放感のあるテラス席も。BGMや会話も心地よく響く明るい【MID TREE 代官山】で、思い思いの時間&新たなおいしさとの出合いを楽しんでみては。MID TREE 代官山【エリア】代官山【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】代官山駅徒歩1分
2024年08月21日丸の内に店舗を構える【すき焼き 十二天】のカジュアル業態として誕生した【食べ放題 すき焼き十二天】。丸の内店で人気の“すき焼き食べ放題”をメインに据え、より気軽に最高品質の和牛を楽しめるお店としてオープンしました。広尾の複合施設「EAT PLAY WORKS」の2階に誕生。カウンター席をメインにしたカジュアルな空間ですおひとり様でも楽しめるカウンター5席に加え、2人掛けのテーブル席が1卓、4人掛けのテーブル席が3卓と、多彩なスタイルに対応【食べ放題 すき焼き十二天】は、日本全国から厳選したA5ランク和牛の赤身と霜降り肉をバランスよく楽しめる和牛すき焼き専門店で、単品注文も可能ですが、「すき焼き食べ放題」のコースが中心。良質な脂を持つ和牛は新鮮なまま調理をすることで、和牛特有の甘くふくよかな香りがたち、口の中でとろけるような食感を楽しめるため、注文ごとにカットし、切り立ての新鮮な和牛を提供しています。カウンター席に座ると、目の前でお肉をカットしている様子を見ることができます【食べ放題すき焼き十二天】は関西風の中でも、割下で煮込む京都の食べ方に近い食べ方でいただけます。また、最初のお肉はスタッフさんが焼いてくださるので、一番おいしいタイミングでいただくことができます。▽メニュー一例※ディナータイムはサービス別途10%●食べ放題 60分制・「すき焼き食べ放題」昼:6,600円/夜:7,700円(各1人前)内容:肉相盛(赤身+霜降)、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)、甘味・「特上 すき焼き食べ放題」昼:8,800円/夜:9,900円(各1人前)内容:肉相盛(赤身+サーロイン霜降)、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)、甘味●単品ご飯の大盛り、おかわり無料・「赤身とお野菜とお食事」昼:2,970円/夜:4,400円(各1人前)内容:肉150g、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)・「赤身と霜降とお野菜とお食事」昼:4,070円/夜:5,500円(1人前~)内容:肉150g、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)・「霜降二種とお野菜とお食事」昼:5,170円/夜:6,600円(1人前~)内容:肉150g、野菜盛り、卵、食事(銀しゃり、赤だし、香の物)この日提供されたのは、山形県尾花沢のサーロインと、北海道富良野の肩ロース野菜は木箱に入れられ提供。白菜、京都産の九条ネギ、しいたけ、山えのき、エリンギ、白滝、豆腐、ニンジン、紅しぐれ大根、金時草。定番のお野菜から、個性豊かなほんのり苦みを感じらえる金時草まで幅広くラインアップこの日は、単品の「霜降二種とお野菜とお食事」をいただきました。まずは、サーロインを関西風に焼きます。お肉は焼くことで、和牛の香りと旨みが感じやすくなるそうです。お肉が焼けるまで、卵を溶いてスタンバイ。卵は黄身に艶があり、コクと旨みが凝縮された「蘭王」を使用。まずはサーロインをいただきます。サシのきめが細かく、脂が甘い。卵も濃厚でお肉の脂の甘みとも相性抜群です。1枚目のお肉を食べ終えると、単品の場合はスタッフさんがお鍋の用意をしてくれます。食べ放題の場合はそれぞれのペースで食べられるように、自身でお鍋を煮込んでいきます。こちらは肩ロース。口の中でとろけるほどやわらかく、脂の甘みがしっかりと感じられます。野菜はしっかりと味がしみこむまでじっくり煮込んでからいただきます。ご飯、赤だし、香の物もついていて、ご飯はおかわり自由なので、単品でも満腹になりました。大人数や大切な食事会でいただく、少し敷居の高いイメージのすき焼きが、おひとり様でも、ランチでも気軽に楽しめ、さらにはA5ランクの肉が食べ放題で楽しめるすき焼き店【食べ放題 すき焼き十二天】。ぜひ足を運んでみてください。食べ放題 すき焼き十二天【エリア】広尾【ジャンル】しゃぶしゃぶ・すき焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅
2024年08月07日4年連続ミシュラン一つ星の【薪焼 銀座おのでら】の寺田料理長が手掛ける新業態「銀座おのでら」は、鮨や天ぷらといった日本食を世界に広めるため、現在3カ国18店舗まで拡大。一部店舗ではミシュランガイドの星を獲得するなど、世界的な評価を受けています。2024年4月には回転寿司業態の海外第1号店が、アメリカ・ハワイ州に進出を果たし、また去る5月1日(水)にはカジュアルかつリーズナブルにラーメンを楽しめる【麺 銀座おのでら本店】も東京・表参道に開店しました。【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】は、東京・赤坂の目抜き通りである一ツ木通りに面し、東京メトロ・赤坂駅、赤坂見附駅の両駅から徒歩3分の利便性の高いエリアに立地そして、さらなるチャレンジとして国産うなぎのみを提供する【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】を2024年7月19日(金)にオープン。質の高い国産の養殖うなぎのみを使用し、リーズナブルな価格で本格的なうなぎ料理を楽しむことができます。薫香溢れるふっくらとしたうなぎと特製のタレの絶妙なバランスは、まさに格別です【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】提供メニューについて同店を監修したのは、4年連続で「ミシュランガイド東京」一つ星の評価を得ている【薪焼 銀座おのでら】料理長・寺田 惠一氏。今年5月1日にオープンした【麺 銀座おのでら本店】では、初めてラーメン店をプロデュースするなど幅広く活躍しており、さらなる挑戦として、薪焼きうなぎ料理をおのでらの職人とタッグを組み、監修しました。目の前でうなぎを燻すライブ感あふれるカウンターは8席。うなぎ料理の店舗に相応しく、“うなぎの寝床”を彷彿とさせる奥行きのあるつくり店舗奥にはテーブル席(2人掛けが5卓)も用意。障子から差し込む光と落ち着いた木目調の内装が、都会の喧騒を忘れるひと時を提供提供するうなぎは、山田水産から一括で仕入れた国産うなぎのみ使用。寺田氏監修のタレは、フレンチ出身シェフなだけあって、赤ワインを独自に配合したオリジナリティあふれるタレに。そのタレに浸し、薪の木で燻すことで、上品な薫香を纏わせた唯一無二の薪焼きうなぎ料理に仕上げています。また、ごはんにもこだわり、うなぎとの相性を考慮し、粒がしっかり立っていてほんのり甘い「ゆめぴりか」を使用。赤ワインの香りがたつタレとの相性も抜群です。赤坂の目抜き通りである一ツ木通りに面しており、店の外からもうなぎを焼いている姿を見ることができますではさっそく、気になるメニューをご紹介します。『国産うなぎ重 上』※終日提供3,300円。うなぎ一尾を贅沢に味わえる『国産うなぎ重 上』。うなぎ重のほかに、お吸いものと生姜の漬物もつきます。お吸い物は+200円で肝吸いに変更可能『国産うなぎ重 並』※終日提供2,200円。うなぎを半尾楽しめる並サイズ。特上や上と同じく、お吸い物と生姜の漬物付き『国産うな玉丼』※ランチ限定980円。ランチで気軽にうなぎを楽しむことができるうな玉丼『国産ミニうな丼』※ディナー限定980円。ディナー営業ではお酒やつまみも充実しており、小さ目サイズの『国産ミニうな丼』は、締めのごはんにぴったりうな重はもちろんのこと、蒲焼、白焼、鉄板う巻などの一品も用意。またお酒にもぴったりな『肝串焼き』や『薪薫る枝豆』など、国産うなぎのおいしさと、薪焼きの薫香を余すことなく活かした、五感で味わうメニューもラインアップしています。『薪薫る枝豆』350円。薪火で炙った薫香が香ばしい一品。その場で焼き立てを出してくれます『肝佃煮』450円。国産うなぎの肝を、生姜を効かせて煮詰めた逸品。箸休めにぴったり『フライドポテト』(塩・うなだれ山椒)400円。うなぎのタレと山椒で仕上げたうなぎ屋らしいフライドポテト。塩味とうなだれ山椒の2種で展開『からすみ蕎麦』700円。【鮨 銀座おのでら 総本店】括総料理長・坂上 暁史氏直伝の珍味「本店仕込みからすみ」を、贅沢に蕎麦にトッピング。一般的なからすみと異なり、こちらはボラの卵巣を味噌漬けにすることで、より重厚な味わいを楽しめます国産うなぎをリーズナブルに楽しめる【薪焼うなぎ 銀座おのでら本店】。今後は、第1号店のみならず都内主要エリアや、国内外への拡大も見据えているということです。メニューについて国産うな玉丼、国産うな丼、国産うな重の種類・『国産うな玉丼』980円※ランチ限定提供・『国産ミニうな丼』980円※ディナー限定提供・『国産うな丼』1,500円※終日提供・『国産うな重 並』2,200円※終日提供・『国産うな重 上』3,300円※終日提供・『国産うな重 特上』4,400円※終日提供グランドオープン記念特別サービスについて期間:2024年7月19日(金)~23日(火)① 期間中は、生ビールを半額でご提供(協賛:アサヒビール株式会社/株式会社キョクジュ)。②次回ご来店時にご利用できるトッピング1品無料チケットをプレゼント。※トッピングは、温玉、青ねぎ、とろろ、【銀座おのでら本店】仕込みのいくら。※詳細につきましては、当日店舗にてご確認をお願いいたします。薪焼うなぎ 銀座おのでら本店【エリア】赤坂【ジャンル】うなぎ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】赤坂見附駅■グランドオープン予定日:2024年7月19日(金)■席数:18席(カウンター:8席、2人掛けテーブル5カ所)
2024年07月22日町中華の気軽さとヌーベルシノワのお洒落さを兼ね備えた待望の一軒が、今年1月、渋谷にオープンした。金王八幡宮のすぐそばに店を構えた【ON the TABLE CHINESE】がそれだ。以前、【Dots】という名のチャイニーズレストランがあった場所と言えば、思い当たる中華ラバーも多いかもしれない。渋谷駅から歩くことおよそ7~8分、緑に囲まれた金王八幡宮のすぐ近くに建つシックな一軒コロナ前の2021年、あの脇屋友詞シェフが“新しい町中華”をコンセプトにプロデュースした店で、その跡地にできたのが同店。しかも、当時、件の【Dots】を脇屋シェフから任されていたのが、同店のオーナーシェフである平賀大輔シェフだった由。奇しくも、巡り巡って古巣でのスタートとなったわけだ。グレーのトーンで統一した店内は、落ち着いた雰囲気。カウンター中心ゆえ、一人でも気軽に入れそうだ黄色にdot柄のポップな外観が目を引いた以前の店とは打って変わり、新店はモノトーンで全体を統一。ダークグレーの煉瓦を配した壁に白い大理石のカウンター席がひときわ生える店内は、グッとシックな雰囲気に生まれ変わった。カウンターの他、テーブル席や個室もあり、1人でもグループでもOK。様々なシチュエーションに応えてくれそうだ。扉を閉めれば、個室にも使えるテーブル席もあり、グループや接待の時には重宝しそうだ「脇屋シェフからは、料理のテクニックはもちろんのこと、常にお客様の立場に立って料理を出す姿勢を学びました。」とは平賀シェフ。念願のカウンタースタイルにしてからは、お客様との距離も短くなり、よりお客様の要望を察知できるようになったと笑顔を見せる。使い勝手の良さは、料理のオーダーシステムも同様。近頃は、おまかせコース一本の一斉スタートスタイルがすっかり定着しているが、ここはコースとアラカルトの二刀流。しかも、来店時間もゲストファースト。好きな時間にどうぞ、という配慮も嬉しい限りだ。「お一人でふらりとお越し頂いて、アラカルトで好きなように食べて頂くのもいいし、グループでの会食なら、個室でゆっくりコース料理を楽しんでもらっても。」とは、平賀大輔シェフ。そのコースも、6600円からと実にリーズナブル、かつ内容も決してそれなりではない。例えば、取材当日のメニューは次の通りだ。『鮎の春巻』は6600円コースの一品。九州日田市から取り寄せた鮎は3枚におろし、間にピータンなどを挟んで揚げているスターターにお凌ぎサイズの『翡翠生姜粥』が出た後は『前菜6種の盛り合わせ』、『幸福豚の焼きたて叉焼』とお酒が進みそうな味が続き、『あさりの旨味たっぷりの茶碗蒸し』で舌をリセット。その後、歯触り軽やかな『鮎の春巻き』が出て、メインには平賀シェフのスペシャリテ『天草和牛の黒酢炒め』が登場。コースに華を添える。そして〆には『汁無し坦々麺』か『ニラ醤油麺』をチョイス……という充実の内容。デザートの『桃の樹液と杏仁豆腐』を頂く頃には、お腹もすっかり満たされているに違いない。フカヒレの付くコースでも13750円と、高額化が相次ぐ昨今のレストラン業界にあって得難い一軒と言えそうだ。シェフの平賀大輔さんは千葉県出身。ワイン愛も強くソムリエの資格も持つほど。中でも、ナチュール系が好みだそうだ「年に一度、記念日に行くような高級店ではなく、ちょっと上質な、普段使いできる使い勝手のいい店にしたかったんです。自分が行きたくなるような、ね。」屈託なく笑う平賀シェフだが、その経歴は錚々たるもの。19歳で脇屋シェフの門戸を叩き、以来、20有余年、脇屋シェフの薫陶を受けてきた達人だ。【トゥーランドット游仙境】を皮切りに、様々なポジションを経験。博多【蓮双庭】や厚木【上海ドールバイワキヤ】、そして前出【Dots】では、料理長を任された実績からもその実力のほどが伺える。中でも、【蓮双庭】での7年間は、平賀シェフにとって思い出深い経験になったようで、当地で多くの生産者に知り合えたことが、今の平賀シェフの財産となっている。大分日田産の鮎に福岡「久保田農園」のハーブ、そして叉焼に使う豚も鹿児島「ふくどめ小牧場」の幸福豚等々、食材の多くを今も九州から取り寄せている。『まこもだけの天草黒毛和牛の煎り焼き~ブラックペッパーソース』。これも6600円コースの一品。牛は、九州時代に知り合った天草の「田中畜産」、上に飾ったハーブも九州宮崎の「久保田農園」から取り寄せているご覧の『真菰の天草黒毛和牛の煎り焼きブラックペッパーソース』も、熊本「田中畜産」の黒毛和牛を使った一品。ランプやうちもも、シンシンなどサシの少ない赤身の部分を主に使っているそうで、「旨みが強く、和牛らしい風味があるところが気にいっています。」とは平賀シェフ。淡白ながらも仄かに甘みがあり、シャキっとした歯触りの真菰との相性も上々だ。普通なら、真菰はカットして牛肉と共に炒めて供するのが、中華の常套だろう。が、平賀シェフは真菰に牛肉を巻きつけて焼き、下にはドフィノワ風に仕立てたじゃがいもを忍ばせ、ハーブをたっぷり飾りつけて提供。一見してフレンチと見まごうような一皿は、ヌーベルシノワの薫陶を受けた平賀シェフなららではのセンスだろう。それでいて、味わいはきちんと中華に着地している手腕も見事!『スパニッシュオムレツ山椒マヨネーズ』550円はアラカルトメニューの一品。平賀シェフ自身が好きでメニューに導入。こうした自由な感覚も魅力の一つ中華の枠に囚われぬ発想は、アラカルトにも発揮されている。『麻婆豆腐』や『海老チリソース煮』など王道の町中華メニューに混ざり、『パテ・ド・カンパーニュ~中華スパイス』や『スパニッシュ・オムレツ~山椒マヨネーズ』といった遊び心あふれる一品が並び、食いしん坊の興をそそる。平賀シェフによれば「スパニッシュオムレツは僕自身が大好きなんで作っちゃいました。全く中華のアレンジはないんですが、意外にお客様の受けはいいんですよ。」とのこと。それも、ベテランシェフのなせる業。料理全体を通して中華のベースがしっかりしていればこその自由度の高さだろう。お客様の要望で作り始めた月餅1個660円。要予約。小豆餡と砕いた飴がけのくるみ入り『鶏泥湯』こと『鶏胸肉と干貝柱の旨みふわふわスープ』1000円。シェフの力量が伺える一品このパテカンやスパニッシュオムレツをつまみに一杯という時は、ソムリエの資格も持つ平賀シェフセレクトのナチュールワインがおすすめだ。曰く「常備しているワインは、フランスを始め、イタリア、オーストリアなど約100本ほど。7割方がナチュール。」だそうで、グラスワインは、900~1400円。赤白合わせて10種類ほどを用意している。また、4種6600円、6種11000円のワインペアリンもあり、コースに合わせるほか、逆ペアリングを楽しむのも一手。本来はワインを料理に合わせるところを、ワインにあわせ、アラカルトから料理を選ぶのも一興。アラカルトのある同店ならではの楽しみ方と言えそうだ。ざっと100本ほどが揃うワインは、ナチュール中心。グラスワインは常時赤、白合わせて10種類を用意。グラス900~1400円ちなみに、呑兵衛向けに“無限”ことフリーフロー15000円の用意もある。また、中国茶も12種類ほどを常備。右党には、中国茶、ノンアルコールワインなどを取り入れたノンアルコールペアリング6600円もある。カウンターの奥に並ぶ香辛料の数々中国茶や嬉野紅茶などノンアルコールも充実。ノンアルコールペアリング6600円もあるON the TABLE CHINESE【エリア】渋谷南口【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】14999円【アクセス】渋谷駅 徒歩8分
2024年07月22日「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」は、幹線道路に囲まれ回避が難しかった渋谷駅東口エリアで、青山と渋谷をつなぐように建てられた大型複合施設。「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとの繋がりを活かし、渋谷を代表するエリアである奥渋や渋南などに続く“青渋”のアイコンを目指しています。渋谷ヒカリエの横にオープンした「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」2階天井に配置された「垂直庭園」は、国内ではあまり見られない新たな試みで、空間全体の緑視率を向上させる効果が期待されていますこちらの施設には新業態や初出店の店舗を含む飲食テナント、アートギャラリー、健診センターなど15テナントが出店しており、1階~4階の商業フロアにはグルマン必見のレストランも。今回はその中から、葉山で人気の一軒家イタリアンが渋谷に初出店されたということで、さっそく伺ってみました。都会にいながらリゾート気分が味わえる「星空のレストラン」葉山店の人気メニューに加え、渋谷店限定メニューもランチセットやプリフィクスコースもラインアップ都会にいながらリゾート気分が味わえる「星空のレストラン」今回オープンした【TRATTORIA PIZZERIA 207】は、葉山の一色海岸至近にある同名の一軒家レストランの姉妹店。葉山店が一色海岸を臨むダイニングで波の音をBGMに食事を楽しめるのに対し、渋谷店は宮益坂上から渋谷方向に向かう国道246号に面する都会のレストランながら、昼は明るく開放的な雰囲気の中、ランチやカフェで気軽に利用できる一方、夜は無数のペンダントライトの下、渋谷にいながら煌めく星空のダイニングが楽しめます。国道246号沿いに面する【TRATTORIA PIZZERIA 207】。ガラス張りの窓から光が入る明るい店内で、天気が良い日にはテラス席も利用できますダイニングの中2階にはソファ席を配置アーチ形のソファや間接照明がやわらかな雰囲気を演出夜はペンダントライトが煌めく「星空のレストラン」ダイニングは1階にテーブル席とソファ席、カウンターもあるバースペース、中二階のソファ席を備えています。窓に面して開放感のあるテーブル席に対し、1階と2階のソファ席は落ち着いた雰囲気。グループでもゆったりと食事を楽しむことができます。オープンキッチンのバーエリアでは、シェフたちの動きを眺めながら軽くおつまみとワインを楽しむことも。それぞれ特徴のあるエリアごとに、さまざまなニーズに応えます。葉山店の人気メニューに加え、渋谷店限定メニューも料理を手掛けるのは、イタリアや都内有名店で修業した後、葉山店オープンからシェフを務める兼森一喜統括シェフと、自由が丘の人気イタリアンで長年シェフとして腕を振るった西銘剛史シェフが、本格的ながら肩肘を張らずに楽しめる料理を提供。相模湾で上がった新鮮な魚を味わえる『葉山あたりのカルパッチョ』や『フリットミスト』、葉山本店の目の前の海で取れた『しらす0kmペペロンチーノ』など、葉山の食材を取り入れたメニューを中心にラインアップしています。『葉山あたりのカルパッチョ』『フリットミスト』『しらす0kmペペロンチーノ』また、『葉山石井牛のローストビーフ』や『葉山石井牛のボロネーゼ』など、都内ではなかなか味わえない葉山石井牛を使ったメニューも楽しめます。さらに渋谷店限定メニューとして、『地もの魚介とトマトのリゾット』や『骨付きポークの香草パン粉焼き』なども登場します。『葉山石井牛のローストビーフ』『葉山石井牛のボロネーゼ』『地もの魚介とトマトのリゾット』『骨付きポークの香草パン粉焼き』そして、注目のピッツァを担当するのは、ナポリピッツアの人気店で経験を積んだ田中竜二ピッツァイオーロ。「粉の風味と歯切れの良さが特徴の葉山店のピッツァを、さらに軽くサクサクに焼き上げることで、たくさん召し上がっても食べ疲れないピッツァに仕上げました」と田中氏。お店に伺ったらぜひ注文してほしいのが、特製トマトソースとイタリアから空輸されるフレッシュの水牛モッツァレラを使った『マルゲリータ』や、葉山近海の魚介をたっぷり乗せた『フルッティ・ディ・マーレ』。他所ではなかなか食べられないドルチェ・ピッツァはデザートとしてもおすすめです。『マルゲリータ』『レモンソルベとマスカルポーネの小さなピッツァ』ランチセットやプリフィクスコースもラインアップ11時~15時までのランチタイムには、ピッツァまたはパスタにサラダ、コーヒー、本日のデザートがついたランチセット「Course LUCE」を用意。また、お好みのピッツァ、パスタに、前菜盛り合わせとメイン、デザート、カフェがついた色々楽しめるプリフィクスのコース「Course STELLA」(2名様から)もあります。「Course LUCE」ランチタイム(11時~15時)のみ:ピッツァまたはパスタにサラダ、コーヒー、本日のデザートがついたランチセット「Course STELLA」(2名様から)お好みのピッツァ、パスタに、前菜盛り合わせとメイン、デザート、カフェがついた色々楽しめるプリフィクスのコース渋谷駅近の新商業施設に誕生した注目の【TRATTORIA PIZZERIA 207】。葉山の人気イタリアンの味をぜひ、渋谷で味わってみてください。TRATTORIA PIZZERIA 207(渋谷アクシュ)【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3,960【ディナー平均予算】8,800【アクセス】渋谷駅【TRATTORIA PIZZERIA 207】店舗情報住所:東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号渋谷アクシュ2階アクセス:各線・渋谷駅から至近(銀座線ヒカリエ改札より徒歩1分)営業時間:レストラン 平日 11:00 - 15:00、17:00 - 23:00、土・日・祝日 11:00 - 23:00定休日:無休(施設に準じる)席数:ダイニング1F 34席、2F 20席、バー17席予算:ランチ3,960円、コース8,800円アラカルト 前菜880円0、ピッツァ 1,760円0、パスタ 1,980円0メイン 3,300円0、ドルチェ 660円0
2024年07月17日NY発のモダン アーバンなメキシコ料理メニュー内容のご紹介シック、スタイリッシュ、活気を感じるこだわりの店舗デザインNY発のモダン アーバンなメキシコ料理NYで愛されるモダンなメキシコ料理を楽しめますアメリカに4店舗を展開している日本初上陸の【FONDA MEXICANA New York】は、洗練されたニューヨーカーに愛されている、NYスタイルのメキシコ料理を体験できるファインダイニングレストランです。数々の賞を受賞したスターシェフが作る本場のバラエティーにあふれるメキシコ料理を、NYスタイルの洗練された空間で楽しむことができます。ランチはカジュアルなセットやコースから、ディナーはコースやアラカルトメニューで楽しむことができますランチはカジュアルなセットメニューやコースメニューから選ぶことが可能。『3種のタコスセット』は、「国産豚のアルパストールタコス」、「鯖のフリットタコス」、「ありたどりのタコス」を贅沢に味わえます。またディナーでは、コースメニューとアラカルトメニューが用意されています。スタンダードなコース『FONDA Medleyコース』では、フレッシュなホタテ、マグロを使った前菜盛り合わせやクラブケーキ、メインディッシュはシズリングステーキと、バラエティに富んだメキシカンを楽しめます。アラカルトメニューでは、濃厚なコクと風味の厳選したアボカドにフレッシュなライム果汁をたっぷりと加え、特製スパイスでアレンジした『ワカモレ FONDA スタイル」や、ぷりぷりのジャンボシュリンプにライム果汁をふんだんに使った爽やかなクリームソースを纏わせた『大海老のシトラスクリーム “モスキートス”』、複数のチレを使用し、滋味深いアドボソースにマリネしたありたどりやサボテンなどを紙の中でじっくりと蒸し焼きにした『ありたどりの紙包み焼き “ミショーテ”』……と様々な料理が並びます。JOE’s SHANGHAI Japan CEO/President 梅野 貴典氏「以前より日本で本格的なメキシコ料理に挑戦したいと考えておりました。昨年初めてニューヨークのメキシコ料理店【FONDA】に訪れ、日本の皆様にもFONDAの味やサービスを提供したいと思い、この度銀座に日本一号店をオープンいたします。ニューヨークと銀座の雰囲気は似ており、洗練されたモダンな街です。是非ニューヨークスタイルのメキシカン料理【FONDA MEXICANA New York】をここ、銀座でお楽しみください。」「FONDAの料理を日本の皆様にご提供できることを楽しみにしておりました。日本一号店をオープンするにあたり、日本人の好みにあわせた味付けや、厳選された食材を使用し、一品一品丁寧に仕上げました。様々なメキシコ料理をお楽しみいただきたいという想いから、コース料理を日本で初めて提供します。 FONDAでしか味わうことのできない、スペシャルなメキシコ料理をお楽しみください。」Culinary Director/Partner Chef Roberto Santibanez(ロベルト・サンティバネス) シェフメニュー内容のご紹介※ディナー・ランチそれぞれの注目メニューの中から、一部をご紹介いたします。ディナー アラカルトメニュー『USスカートのシズリング ファヒータ』 250g/7,480円ワイルドな旨味たっぷりのUSビーフのスカート(ハラミ)を表面はクリスピーに、中はジューシーにグリルし、熱々の鉄板で提供していただく一品。ハラペーニョ入りオイルで仕上げてスモーキー&スパイシーに。更にお好みで2種のサルサとともに楽しみます。『ワカモレ FONDA スタイル』1,408円メキシコ料理の、FONDAの定番料理。濃厚なコクと風味の厳選したアボカドにフレッシュなライム果汁をたっぷりと加え、特製スパイスでアレンジした一品。前菜として、またお口をリフレッシュするサイドディッシュ、おつまみとしても。『ありたどりの紙包み焼き "ミショーテ”』 3,080円包み紙を広げると湯気と共に芳醇で複雑な香りが広がります。複数のチレを使用した、滋味深いアドボソースにマリネしたありたどりやサボテンなど、紙の中でじっくりと蒸し焼きに。ほろほろ、プリプリとした触感の鶏肉を存分に味わえます。『ありたどりの田舎風エンチラーダス』1,760円メキシカンの定番エンチラーダス。トルティーヤの中にはジューシーな佐賀県産ありたどりをロールしてあります。ローストした玉ねぎとトマト、ハバネロをベースにしたランチェラソースが香ばしいトルティーヤの上にかかることで生まれる触感と香りのコントラストを楽しんで。『サーモンのフルーツ チレソース ”マンチャマンテレス”』 3,300円ジューシーにグリルされたサーモンを、パイナップルやリンゴなどのフルーツをチレやスパイスで煮詰めたソースをたっぷりと絡めて食べる一皿です。シンプルなグリルの美味しさに複雑な香りのソースが乗り、メキシコ料理ならではのスパイスとフルーツの調和を実感することができます。『大海老のシトラスクリーム “モスキートス”』 3,630円ぷりぷりのジャンボシュリンプに、ライム果汁をふんだんに使った爽やかなクリームソースを纏わせています。ほうれん草のグリーンが鮮やかなスピナッチライスはスパイスたっぷりで意外と刺激的。クリームとともに口に入れると華やかに調和します。ディナー コースメニュー『Introducciónコース』6,380円+サービス料10%FONDA特製のワカモレや、シーザーサラダ、ありたどりの紙包み焼き ”ミショーテ”などメキシカンの定番メニューをカジュアルに楽しめるコースです。『FONDA Medleyコース』8,580円+サービス料10%フレッシュなホタテ、マグロを使った前菜盛り合わせやクラブケーキ、メインディッシュはシズリングステーキと、バラエティに富んだメキシカンを楽しめるスタンダードなコース。『Especialコース』14,080円+サービス料10%大海老のグリルと宮崎牛ステーキのダブルメインディッシュでFONDAを存分に楽しめる、要予約のシグネチャーコース。ランチ セットメニュー『3種のタコスセット』『WAGYUビリアのブリトーセット』ランチ コースメニュー『Gustoコース』/4,180円メインディッシュが選べるランチのスタンダードコース。『Primeraコース』6,380円USスカートのシズリングファヒータをはじめ、特製ワカモレ・シーザーサラダや季節のスープを堪能できるコース。シック、スタイリッシュ、活気を感じるこだわりの店舗デザイン店内の様子店舗デザインは【ピータールーガー ステーキハウス】恵比寿、【ローリーズ・ザ・プライムリブ】赤坂、【オービカモッツアレラバー】、【CROWN】フレンチ レストラン ーパレスホテル 東京、「Dusit Thani - デュシ タニ 京都」を手掛けたデザイナーの山際純平氏が担当しています。山際氏は今回、梅野氏と一緒にNYのFONDAに行き、3店舗全てのエッセンスを吸収。ロベルトシェフと意見交換をした後に梅野氏が強く希望していた、NY店舗のDNAを綺麗な形で店内に散りばめて欲しいとのリクエストに応えたと言います。出来上がった内装は、既存のメキシコ料理とは一線を画す、シックなグレージュやベージュトーンの中に、NYならではのスタイリッシュで、活気を感じさせるファインダイニング店舗として他のどこにも見たことが無いオリジナリティが詰まった店舗です。本店のシンボルカラーであるレッドとパステルピンクのツートンカラーのクッションで彩られたソファーがアクセントになっています。オリジナリティ溢れるお洒落な内装FONDA MEXICANA New York 銀座店【エリア】銀座【ジャンル】メキシコ・中南米料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】6,000円 ~ 7,999円
2024年07月10日本能に訴える熱々ジューシーのとんかつとんかつを引き立てる名脇役も勢揃いアラカルト、美酒も充実。“呑める”とんかつ割烹本能に訴える熱々ジューシーのとんかつ老舗の天ぷら店か割烹料理店を訪れたような落ち着いた雰囲気。店名とのギャップに戸惑います。「“ふざけた名前” “本当に旨いのかな?”と半信半疑で来られた方も、この雰囲気なら安心していただけますよね」と、料理長の田代昌雄氏が笑顔で出迎えてくれます。カウンターには真っ白のナフキン、落ち着いた色調の食器、そして電動の岩塩用のミルが整然とセッティングされています「おしぼりも厚手のタオル生地を使用しています。味だけでなく、お客様が手を触れるものすべてのクオリティを高める細かいホスピタリティに対しても“ここまでやるか…”と感じてほしくて」(田代氏)揚げ場に立つ料理長の田代昌雄氏。料理の技術の中でも“揚げ物”の奥深さにハマり、日々研究している雰囲気からして常識を変えていこうという静かな闘志が伺える。では主役のとんかつは「どこまでやったのか」を聞いてみました。「近年とんかつ業界で流行っているのは、低温でじっくり揚げた衣が白っぽいとんかつ。油から揚げた後は、肉汁が安定するまで休ませてから提供されます。こういったとんかつは、やわらかくてしっとりとした仕上がりですが、何か物足りない。肉の旨みを引き出すには、“じっくり”の火入れは重要ですが、食べる時に本能に訴えてくるのは香りやジューシー感、熱々ということも重要なんじゃないか、というのがとんかつマニアの北野シェフや私をはじめ、うちのスタッフの理想とするとんかつなんです」と熱弁する田代氏。誰にでも愛される癖のない兵庫・神戸ポークや旨味濃厚な北海道・どろぶたなど個性の違う豚肉をを203種厳選。ロースは200gか100gを選べる田代氏が目指すのは、目の前に置かれたときに立ち上る香ばしい香りも大切にした本能に訴える熱々ジューシーなとんかつです。とんかつは低温と高温で仕上げる2度揚げ方式まず低温で下揚げ。その後、高温に設定した鍋に入れて田代さんが油の音、触った時の感触、衣の色など五感をフル活用して仕上げていきます。白っぽかった衣が徐々に色づいて食欲を刺激する狐色に。包丁を入れた時のザクッと小気味良い音にも食欲をそそられます「お肉の味をちゃんと味わってほしいので、パン粉の味は控えめながら、香ばしくサクサクの食感になるものをとパン粉専門店からパンの糖度、挽き方などを変えて何種類も見本を届けてもらって決めました」とパン粉も徹底的にこだわっています。大きめのカットで揚げる『神戸ポーク、特上ヒレカツ』160g 3,200円、80g 1,800円のハーフサイズもあり。衣はサクサク、肉の中心はロゼ色でしっとり。コクが深く鼻に抜ける肉の旨みと甘い香りがしっかり脳に刻まれるロースもヒレも厚切りで一見ボリューミーですが、ロースは脂が軽やか。サクサクと食べすすむことができ、完食しても重たい印象は残りません。「熱々で食べる方が口溶けも良く、軽やかに食べることができるんです」と田代氏。また、お肉にまぶす打ち粉も小麦粉に卵白パウダーをミックスしたものを使用することで衣がしっかりお肉に密着し、お肉と衣の一体感もしっかり保ったまま味わうことができます。とんかつを引き立てる名脇役も勢揃い“とんかつ愛”のこだわりは、ソース、キャベツ、ご飯やお味噌汁など脇役にも徹底されています。「まずソースは、トマトソースをベースに、甘過ぎす重過ぎずのバランスでブレンドして、誰の好みにも合うオーソドックスな味にしつつ、少しだけカルダモンやナツメグなどのスパイスを加えてアクセントをつけました」と田代氏。このソースを熱々で提供するのは「せっかくとんかつが熱々でも、冷たいソースで温度が下がってしまっては台無しなので……」と田代氏。キャベツを別添えにしたのも温度を下げたり、ドレッシングがとんかつに影響を与えたりしないようにという思いからです。とんかつを待つ間に擦っておいた胡麻の上に熱々のソースが注がれる熱々ソースだけでなく、地中海風、イタリア風に味変ができるソースやさっぱり食べたい人のために、こだわりの塩、だし醤油と山葵も目の前にずらり。ご飯と共に食べる時はとんかつソースや塩だけでも充分に楽しめますが、アラカルトとしてお酒の飲みながらという場面では味わいの幅が広がり満足度がより一層あがること間違いありません。スペインやモロッコでメジャーなスパイシーソース“モホ”バジル、アンチョビを使ったイタリア風“サルサヴェルデ”などで味変も楽しめる塩でシンプルに肉の味わいを堪能するのもおすすめ。塩はバスク地方の湧き塩水を天日干しにしたもの。電動ミルが用意されているもちろん定食として食べる時のご飯、お味噌汁もとんかつ味を邪魔せず引き立てるお米の品種、お味噌の種類を厳選しています。アラカルト、美酒も充実。“呑める”とんかつ割烹「とんかつ店は定食で提供するのがメインで、お酒が充実しているお店は少ないですよね。そこを強化したいというのもこのお店のコンセプト」と話す田代氏。「とんかつ店」というカテゴリーの中だけに収めず、おいしい料理とお酒がある料理店として幅を広げ、いろんなシチュエーションで利用してほしいとのことで、「とんかつ定食だけでなく、アラカルトでも注文できます。豚の種類は味わいの違いで2、3種用意しているので、定食ならスタンダードな味の神戸ポーク、ワインと楽しむなら旨みの濃いどろぶたやガリシア栗豚がおすすめ、などご提案しています」。※日によって豚の種類が変わることもありますワインは姉妹店【malca】の経験豊かなソムリエがとんかつはじめ揚げものと相性の良いワインをセレクト味わいの違うもの、季節限定品など、いろんな人の好みに合うよう10種類近い日本酒が多彩に揃えられているメニューには、神戸牛と銘柄豚のミンチをミックスした『メンチカツ』(1個700円)や、能登産の『アジフライ』(一切れ 1,100円)、『釣りサワラのフライ』(1切1,500円)、『鳴門尾水産から届く足赤エビのフライ』(1本 800円)などもあり、定食でもアラカルトでもオーダーできます。またとんかつはロースもヒレも食べたいし、産地厳選の魚介のフライも食べたいという人には、少しずつ楽しめるコース(11,000円、2名よりオーダー可能)もあります。このコースには嬉しいことに締めのラーメンまで含まれています。揚げ物を堪能したフィナーレにふさわしい味わいになるよう、豚と鶏の挽肉を香味野菜と共に煮込んで旨みや香りを引き出してから丁寧に漉して仕立てたコンソメスープを風味豊かな醤油で味を決めています。香り高く透き通った余韻が長く続く『特選銘柄豚の特製コンソメ醤油ラーメン』(アラカルトの場合1,000円)。麺は【富士麺ず工房】に特注するなどこだわりぬいているとんかつや揚げ物が大好きという人はたくさんいますが、揚げたて熱々のとんかつやフライをサクサクとつまみつつ、ワイン、日本酒、焼酎やウィスキーなど厳選されたお酒をゆっくり楽しめる専門店は確かにあまり多くは存在しません。とんかつ店として食材や揚げ方にこだわるだけでなく、せっかくのこだわりを最大限に堪能できるよう温度、ソース、白米、お酒、そして雰囲気からホスピタリティなどまですべての環境を整え「とんかつ愛」を表現してとんかつ店の限界を突破しているこのお店。これからもさらに限界を超えて「ここまでやるか」を更新していくに違いない勢いがあり、「どこまでやるのか」目が離せない存在になりそうです。とんかつ ここまでやるか。【エリア】表参道/青山【ジャンル】とんかつ【ランチ平均予算】3999円【ディナー平均予算】7999円【アクセス】外苑前駅 徒歩5分
2024年07月02日「酒場きんぼし」「びゃく」の姉妹店が渋谷にオープン渋谷【酒場きんぼし】や学芸大学【びゃく】を運営するマルホ株式会社の代表・池上さん。「野菜の魅力やおいしさを伝えたい」という想いから【渋谷ニッカ】をオープンしました。井の頭線「渋谷駅」から徒歩3分と駅近な立地ながら、通りから1本入った路地裏に位置し、渋谷の喧騒から離れた大人が寛げる環境です。【酒場きんぼし】から徒歩1分、渋谷マークシティー沿いの坂に誕生店内は「京の茶室」をイメージした和の趣を感じる空間。ひと際目を引くコの字型のカウンター席では、オープンキッチンのライブ感も楽しめます。他にも、テーブル席や最大8名まで入れる個室もあり、おひとり様から複数人での食事まで幅広いシーンで利用可能です。間接照明のやわらかな光がなんともおしゃれな空間。店内にはカウンター席、テーブル席、個室があり、広さは【渋谷きんぼし】のおよそ2倍2名~4名で利用できるテーブル席店奥には個室の席もあり取り扱う食材は、代表の池上さんのご実家である秋田県の八百屋「保坂青果」が目利きした旬の野菜たち。「三関せり」や「秋田美人ねぎ」などの秋田伝統野菜や、希少な天然の山菜など、あまり市場に出回らない野菜にも出合えます。彩り豊かな旬の野菜を味わい尽くす料理をラインナップお店のイチオシメニューである『おばんざい』は、季節毎に12種類ほど取り揃えており、単品に加えて「3種おまかせ盛り合わせ」としても注文可能。他にも、カリカリのじゃことやわらかな豆腐のコントラストが堪らない『美人葱と針生姜 じゃこ葱冷奴』や、谷中生姜を包んだ『焼き 生姜つくね』、旬の鱧をカツサンドに仕立てた『鱧カツ サンドイッチ』、季節によって食材が変わる『わっぱめし』など、食材のうまさが際立つ酒場メニューが揃います。名物の『おばんざい』。この日は「水茄子の揚げだし」、 「インカの目覚めとすずほっくりのポテトサラダ」、「アスパラガス焼きびたし」の『3種おまかせ盛り合わせ』(2人前)1,580円~をいただきました『焼き 生姜つくね』(1本)450円。なんこつ入りのジューシーな鶏つくねの中には、辛味が少なく爽やかな香りの「谷中生姜」が入っており、ショウガの香りが口中に広がります。つなぎに麩を使用しているため、食感が軽やか『鱧カツ サンドイッチ』1,080円。今が旬の鱧をハムカツならぬ鱧カツにし、コールスローとサンド。中のソースには、フルーティーな味わいの「渋谷ハチ公ソース(中濃)」を使用しているそう。ザクッとした歯ごたえで、食べ応えのある一品『鮭といくら わっぱめし』1,980円。【酒場きんぼし】名物のわっぱめしをブラッシュアップ。モチモチとした食感が特徴の「あきたこまち」を使用し、かつおだしとだし醤油で香りをつけた〆メニュー。食材とだしの旨みを活かしたあっさりとした味わいで、お腹いっぱいでも完食してしまうほど!また、限定メニューとして、こだわりのだしに旬の野菜と国産鴨をくぐらせて頂く『合鴨とお野菜のしゃぶしゃぶ』もラインナップ。「シンプルで食べ飽きず、季節の恵みを感じていただける自慢の一品です」とのこと。しゃぶしゃぶの食材は合鴨だけでなく、その時の旬の食材も取り入れていくそう。『合鴨とお野菜のしゃぶしゃぶ』2人前 3,480円~。かつおと昆布から丁寧にとっただしに、その時期オススメの野菜と、赤身と脂身のバランスが絶妙な国産の鴨をくぐらせていただきます。合鴨の上品でコクのある脂と旨みが溶け出したスープは、上品でやわらかな味わい。鴨も肉厚。〆のお蕎麦またはラーメン(各580円)もぜひお酒も日本酒やナチュラルワインなど幅広いラインナップ人気のおばんざいをはじめ、旬の新鮮な野菜を存分に楽しめるメニューが揃っており、野菜のおいしさを最大限に活かしたこだわりの料理はどれも絶品!みなさんもぜひ足を運んでみてください。渋谷ニッカ【エリア】道玄坂/神泉【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅
2024年06月18日「とにかくお腹いっぱいになって帰ってもらいたい。」カウンターで肉をカットしながら、こう語るのは料理長の岡﨑睦さん。高知は土佐清水の出身だそうで、もともと実家が旅館を営んでいたことから、自然に料理人になる道を選んでいたのだとか。16歳で料理の世界に飛び込み、以来、40有余年、和食店を振り出しに鮨割烹や外食産業などさまざまなジャンルを経験してきたベテランだ。料理人歴45年の大ベテラン、岡﨑睦料理長。15の歳からこの道一筋。鮨に天ぷら、そして肉とさまざまなジャンルに精通してきた2010年、ソルト・グループに入ったことから肉の世界へと大きくシフト。ソルト・グループが、ヨーロッパに和牛を売り出すべくロンドンで始めた和牛レストランの料理長に抜擢されたのだ。時に岡﨑さん42歳。「ロンドンの店は、当時でコース6万円はする高額店でしたが、いらしたお客様方は、みなさんおいしいおいしいって言って笑顔でお帰りになる。あぁ、肉ってこんなにも人を喜ばせられるんだ!と身をもって感じたんです」とは岡﨑さん。これを機に、さらに肉の世界へとのめり込んでいくことに。数寄屋橋交差点の程近く。モダンインド料理店など多くの人気店が入る飲食ビルの6階にこの4月にオープンそして2014年には、西麻布にオープンした【イノセントカーベリー】に就任。その後、丸の内店や同じ丸の内のすき焼き店【十二天】などを手掛けた後、麻布十番【岡田前】に転向。片腕となって尽力してきた。こぢんまりとしていながらも落ち着いた雰囲気の店内には、臨場感たっぷりのカウンター8席のほか、個室の用意もある「以前は独立も考えてはいましたが、もう、ここまで来ると、歳も歳だし、それ(独立)はないかな、と思っていた」岡﨑さんだったが、話は思わぬところから舞いこんできた。2023年7月、「中目黒で店をやってみない?」と誘われ、週に3回ほどポップアップ的に始めたところ大好評。見る間に数ヶ月先まで予約が取れない人気店となっていった。ところが、好事魔多し。諸事情により移転を余儀なくされるが、運良く見つけた物件がこの場所。まさに銀座のど真ん中。数寄屋橋交差点にほど近いビルの6階にこの4月1日、実店舗として再スタートした。コースに登場する串の数々。手前はハラミ(左)とジビーフ。奥は左からハツ、カイノミ、ザブトンで牛蒡を巻いた八幡巻き店内はこぢんまりとしているものの、カウンター8席のほか、奥には個室も用意。仲間うちの集まりなどに重宝しそうだ。が、やはり醍醐味はカウンター。カウンター前のショーケースに整然と並ぶ串うちされた肉の各部位が期待を募らせる。まず、目の前に置かれたのは、『ハツの串焼き』。こちらはシンプルに辛子で提供。サクッとした食感が心地よい。続く一品は豚。脂の融点が低く甘みのある佐助豚をしゃぶしゃぶで供した後は、『テートヒレの握り』、『ヒレタク巻き』と鮨が立て続けに登場。ちなみにテートヒレとはヒレのお尻の部分のこと。赤身感が強くマグロの赤身にも似たこの部位を、岡﨑さんは漬けにして握るなどさりげない一手間が光る。カイノミは、ヒレに近いバラの一部。赤身と脂身のバランスが良く、旨みもある。大根おろしを添えてさっぱりと食べさせてくれる『テールスープベースの茶碗蒸し』で舌を休ませた後、『黒タンの藁焼き』、『ハラミ』、『ジビーフの串焼き』と肉の3連発。ジビーフとは、完全放牧野生牛のこと。人間の手をかけずに育った牛の肉は、いわゆる和牛とは真逆の肉質。「異なる2タイプの肉を食べ比べていただくのも楽しいかなと思って」とは岡﨑さん。稀少なジビーフは常にあるとは限らないが、ない時には十勝若牛などグラスフェッド系の牛を用意しているそうだ。それぞれの肉の持ち味を味わえるのも、肉ラバーにはうれしいところだろう。『肩三角と春野菜の炊き合わせ』で再び小休止。取材日は、タラの芽、セリ、うるいと山菜だったが、これからの季節、冬瓜や茄子、とうもろこしなど夏野菜に変わっていく予定だとか。肩三角は、牛肉の腕の一部で比較的脂が少なく旨みの強い部位。淡い餡仕立てにして、軽やかな食感を演出している。『肩三角と春野菜の炊き合わせ』。山菜は、うるい、タラの芽、芹など。野菜は旬のものをあわせるため、初夏には、冬瓜や茄子などに続いて、再び串焼きにリターン。カイノミ、肩ロース肉の八幡巻きの登場となる。カイノミは、おろしポン酢と薬味でさっぱりと仕上げ、肩ロースは煮含めたごぼうを巻いて……等々。最後まで食べ疲れしないようにとのさりげない一工夫もさすがだろう。串焼きが一段落ついたところで、ラストはシャトーブリアンとステーキ。土鍋で炊き立ての白飯と共に定食スタイルで出してくれるのも気が利いている。今日の肉は近江牛。だが、岡﨑さんは、ブランド牛や格付けに殊更執着はない。最後に登場するのはシャトーブリアンの炭火焼き。炊き立ての白飯と共に定食のようなスタイルで提供するのが“おか﨑”流だ「決めているのは、雌牛を扱うということぐらいでA5でなくとも全然OK。むしろA4、A3ぐらいの方がサシの按配もほどほどで、今となっては食べ易い」とは岡﨑さん。塊のまま焼き上げるシャトーブリアンは、1人前100g。ミディアムレアに焼き上がったそれは、心なしかややワイルド。低温調理で仕上げた柔らかく繊細なヒレというよりも、カシッと噛み締める肉肉しさがある。それでいて口中でほぐれる肉の繊維はきめ細やかだ。ご飯は、岡﨑さんが吟味した米“いのちの壱”。コシヒカリの突然変異種で、粒が大きく甘みがあり、粘りと弾力に富む一方、米にもこだわりが満載。数々の米を扱ってきた岡﨑さんが、この店で選んだのは、滋賀の「いのちの壱」。コシヒカリの突然変異種として生まれたお米で、粒が大きく甘みがあり、馥郁(ふくいく)とした香りが特徴。これを30分ほど浸水させた後、土鍋で炊き上げている。もちもちとした炊きあがり、噛めば噛むほど旨みが広がる豊かな味わいは、肉の合いの手にはピッタリだろう。九州の甘口の醤油やわさびと共に味わいたい。最後にスパイシーなアイスクリームが出てコースはフィニッシュ。岡﨑さんによれば、「コース全体でおよそ400gほどの肉量になります」とのこと。これで19,800円(税込)は、“銀座という場所”を考えれば、お値打ちでは?シャンパーニュをはじめ、ワインはブルゴーニュを中心に品揃えも豊富。グラスシャンパーニュは1,870円、グラスワインは800~1,500円おか﨑【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】銀座駅 徒歩2分
2024年06月17日“東京最幸の食体験”を提供するコンテンポラリーキュイジーヌフレンチミシュラン掲載店を含む飲食店を多数プロデュースする塩谷茂樹氏が、「今、東京で一番新しくおいしいフレンチ」を目指して新たなフレンチレストランを開業しました。店名の【アルギュロス】とは、ギリシア語で「銀」を意味する言葉で「慢心せずいつも金メダルを追い求める店にしたい」との思いが込められています。店内はカウンター8席のみの隠れ家的レストランです。プレートやテーブルにも銀を使用し、シックでありながらもラグジュアリーな雰囲気を演出していますシェフとしてキッチンに立つのは岡崎陽介氏。2003年に渡仏し、本場フランスの星付きレストランなと0�で修行を積み、帰国後は名スペイン料理店【レストラン サンパウ】(※現在閉店)のエグゼクティブシェフやフレンチ【ラ メゾン ディセットゥドゥグレ】のシェフを歴任。そんな実力派のシェフと塩谷氏がタッグを組み、素材力とインスピレーションを武器に、ジャンルを超えたコンテンポラリーキュイジーヌフレンチに挑みます。ディナーコース36,300円からある日のコース一例“コーヒー”と“カヌレ”千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し天城黒豚の肉まん本日特選素材毛蟹のタパス仕立てその日の料理直送のお魚をシンプルに時不知のサフランソースいぶさな牛炭焼きの辻農園白子筍添えその日のパティシエデザート2品プティフールとカフェ・茶北海道から即日出荷されて届いた毛蟹料理は10品のおまかせコースを提供。北は北海道・函館から南は長崎・五島列島まで、実際に足を運ぶことで生まれた、深い信頼関係がある生産者から毎日届く最高の食材を使用し、日本と世界の風土を描くよう料理を生み出します。今回はこのコースの中から一部を抜粋してご紹介します。“コーヒー”と“カヌレ”キャッチーなメニュー名に意表をつかれるアミューズ。カカオパウダーと黒ニンニクをベースに、少しの砂糖がほのかに甘みを感じさせる、お菓子ではなく前菜のカヌレと、濃厚で滋味深いすっぽんのスープのマリアージュからスタートします千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し千葉県いすみ市の大原漁港から届いた立派な天然黒鮑黒鮑を使用した冷たい前菜。奥がシンプルな肝和えで、手前はハーブ、イタリアンセロリ、ミニオゼイユ、オキサリスなどのハーブと合わせていただきます。旨み、食感ともに最高です本日特選素材毛蟹のタパス仕立て【サンパウ】出身のシェフだからこそ、スペイン料理をオマージュして毛蟹はタパス仕立てで登場します。まずはむき身を、瀬戸内でつくられた魚醤とフェンネル(ウイキョウ)の芽と合わせて。プリップリの身に、すだちの爽やかとラベンダーオイルが華やかに香ります続いて小さな餃子のようなものが供されます。中には毛蟹の蒸し身、卵、生ハム、マイクロコリアンダー。ほろっと口の中でほどけて、毛蟹の旨みがジュワッと染み出します毛蟹最後の一皿はスープに。ベースはもちろん毛蟹ですが、隠し味にはバナナが入っていてほんのり甘みもあり、香味野菜がさらに毛蟹の味わいを引き立てています時不知のサフランソース魚料理はトキシラズ。春から夏にかけての季節外れに北海道で獲れる鮭です。皮はバリッと、身はミキュイに仕上げられ、シャープな印象の脂がしっかり乗り、身もフワフワで絶品です。付け合わせには福島県産のズッキーニとアスパラガスいぶさな牛炭焼きの辻農園白子筍添えメインのお肉は、年間10頭ほどしか出回らない宮崎県産の「竹の谷蔓牛」、23ヶ月の経産牛です。テールを煮詰めたシンプルなソースと、上からぶどう山椒を散らしています。付け合わせには、アク抜き不要で柔らかく旨み抜群の白子たけのこと、肉厚の小椋(おぐら)しいたけ「竹の谷蔓牛(たけのたにつるうし)」は特に赤身の質がよく、肉そのものの旨みが際立ちますその日のパティシエデザート旬のルバーブを使ったデセール。ルバーブをフレッシュ、ゼリー、シャーベットなど異なる食感にそれぞれ仕立てていて、その爽やかな酸味とローズゼラニウムの香りが印象に残りますメニューは食材によって、2ヶ月を目処に少しずつ変わっていくそう。季節ごとに、日本の豊かな風土を感じられる料理が、岡崎シェフの手によってどのように表現されるのかとても楽しみです。おいしいはもちろん、「最“幸”の時間だった」と思わせてくれる【アルギュロス】の今後に注目です。Argyros.【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】六本木駅
2024年06月11日