自然や現地の人と触れあい、アートを感じる旅を楽しみながら、地域コミュニティに貢献できる。そんな新しい旅のスタイルが南アフリカで始まっていた。■ソーシャルに旅を楽しむ南アフリカは、2009年に世界で初めて旅行における「フェアトレード」の認証システムが生まれた国。これは、フェアトレード・イン・ツーリズム・サウスアフリカ(FTTSA)というNGOが、ホテルやサファリ・ロッジなどの宿泊施設や旅行会社が運営するツアーに対して、自然環境の保護や地域へ貢献するといった、いくつかの項目に対して与えている認証のこと。それぞれ力を入れて取り組んでいることは異なるため、旅行者は認証を受けたツアーや施設の取り組みを見て選ぶこともできる。つまり、旅行者が認証のあるホテルなどを利用して旅行を楽しむことが、社会貢献につながっているのだ。今回の旅で宿泊した「シルバリ・レイクサイド・ロッジ」(Shilvari Lakeside Lodge)は、リンポポ州にある湖と山と森に囲まれたロケーションが魅力のFTTSAの認証を受けているロッジ。ここではアート&カルチュラル・ツーリズムに力を入れていて、地元アーティストたちの活動をサポートして地元の文化を紹介したり、地元の人を積極的に雇用してスキルアップのための研修を提供するなど、幅広く地域コミュニティの活性化に取り組んでいる。どこからでも湖と森が見えるように設計されたロッジ内には、地元アーティストの作品が飾られていて、ロッジにいながらにしてアートに触れることができる。アフリカの息吹を感じる作品に囲まれていると、まるでミュージアムの中にでもいるような気分になってくる。実際にアーティストのアトリエを訪れるツアーも用意されていて、私たちが訪れたのは美しい刺繍で有名なヴェンダ族の女性たちのグループ。ここでは裁縫のトレーニングを受けた女性たちが作ったクッションやスカーフなどの商品を売っていて、女性の経済的自立をサポートしながら、その収益の一部を子どもたちの学校の運営資金に回しているそう。このロッジに併設されたアース・センス・スパでは、南アフリカならではのリラクゼーション・マッサージを気軽に受けることができる。ケープゼラニウムやケープカモミールなどの南アフリカ原産の精油が配合されたオイルを使ったマッサージを受けながら、天然の植物がもつフレッシュな香りと周りの自然に癒されるひとときが過ごせる。疲れを集中的に取りたい人には使うオイルやマッサージを変えてくれるので、トレッキングやサイクリングなどのアクティビティの後にやってくる人も多いのだとか。ロッジのレストランは、アフロ・ヒュージョンなスタイル。南アフリカの伝統とヨーロッパの洗練さがミックスされた料理は、繊細なのに力強い味。使っている野菜は、地元の契約農家で採れた旬の野菜が使われている。■ローカルな旅の魅力とは「ローカルな旅」をテーマに、南アフリカの田舎を回った今回の旅。都会を離れて旅する最大の魅力は、大自然を感じながら現地の人たちと過ごす時間だった。日々の暮らしを見せてもらい、歴史や文化を教えてもらいながら、同じものを食べる。日本とは違う南アフリカの人々の生活の豊かさに触れるスペシャルな体験に溢れていた。人々の何気ない日々の営みの中に、美しさが隠れている。それに気付くことができるのも、ローカルな旅だからこそ。南アフリカには「絆」や「他者への思いやり」を意味する、「ウブントゥ(ubuntu)精神」がある。南アフリカは行く度に新しい何かに出合うことができる観光的魅力の尽きない国だけれど、帰国のときに「また帰ってきたいな」と思うのは、旅人を家族のように受け入れてくれる人々がいるからなのだろう。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年08月02日南アフリカでは伝統的な家庭料理から、インド料理、ケープ・マレー料理など、様々な食を楽しむことができて、グルメは南アフリカを旅する魅力のひとつだ。今回の旅では、お母さんたちに教えてもらいながら、地元の人たちが愛する家庭料理作りにチャレンジ!■家庭料理は素朴でやさしい母の味イースタンケープにあるカタ・ヴィレッジ(Cata village)は、この辺りに暮らしているコサ族の人たちの文化を体験できるオプションがたくさん用意されていて、カルチャーセンターのような場所。私たちは地元の女の人がいつも家庭で作っているという料理を教わることになった。村のお母さんたちが集まってくれて、まず作り始めたのは羊肉と野菜を煮込んだソース。ガーリックを油で炒めて、肉と野菜を鍋に投入。「このソースのおいしさの決め手はハーブとスパイスよ!」そう言いながら、たくさんのハーブやスパイスで味をつけていく。南アフリカのスーパーや市場にはたくさんの種類のスパイスが並べられているけれど、家庭料理の味付けには欠かせないものらしい。次はコサ族の伝統的な豆料理。これは乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしたものと豆を煮込んだ料理。鍋に入れた豆とトウモロコシの粉に水を加えて、たまにかき混ぜながらコトコトゆっくり時間をかけて煮込んでいく。何時間もかかるので、庭で火をおこして青空の下で調理。最後に玉ねぎなどの野菜を入れて、塩と油で味をつけて少し煮込んだらできあがり!各自で盛りつけて、おしゃべりを楽しみながら一緒にランチ。家庭で作る料理は肉と煮込み料理が多いそう。とてもシンプルな料理なのに深いコクがあって、和食を食べた時のようなほっこりした気分にさせてくれる。■お母さんから娘へ引き継がれる伝統のパン作りコサ族の人たちの食事に多く登場する「ル―エスタークック」と呼ばれるパンは、各家庭で母から娘へと引き継がれてきた伝統の味。作り方はいたってシンプルで、強力粉に水、ドライイースト、塩、砂糖を入れてよくこねて、少し寝かせて発酵させる。このパンの最大の特徴は、直火でパンを焼くこと。庭に準備した火の上に網をのせて、パンを置くとあっという間に膨らんで、ひっくり返したらもう完成!できあがったパンはジャムとバターをたっぷりつけていただく。直火で焼いているのでとても香ばしく、もちもちとした食感。■アフリカの大地の恵み自然に恵まれた南アフリカは、海の幸も山の幸も豊富。メインとなるのは肉料理で、「ビルトン」と呼ばれるビーフジャーキーのような干し肉はどこにでも売っているし、肉料理のレパートリーは多い。車での移動中にガソリンスタンドに立ち寄ると、その前にチキンを焼いているお店が道端に軒を連ねているのを発見。「チキンが食べごろよー!」というお姉さんのひときわ大きい呼び声につられていくと、ランチを食べに来たという近所の人たちもチキンの焼き上がりを待っていた。「ペリペリ」という辛いソースをたっぷりかけてもらい、チキンに豪快にかぶりつく。地鳥のように弾力があってとてもジューシー。また、料理に欠かせないハーブは日常の生活でも欠かせないものらしい。「頭が痛い時にはこのハーブをそのまま鼻の中に入れちゃうのよ」と、コサ族の女性が教えてくれた。ミント系のハーブで、清涼感のある香りは確かに頭痛に効きそう。レストランで食べるような華やかさはないけれど、地元の人たちと一緒に食卓を囲んでアフリカの大地で育った食材をじっくり味わう体験は、南アフリカをぐっと身近に感じさせてくれるのだった。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月17日ゆるくて楽しい雰囲気が人気旅番組や紀行番組を見ていると、自分もその一員になって旅がしたくなったりすることありませんか?そこで今回は、414名のマイナビニュース会員の男性に、一緒に旅してみたい、旅・紀行番組でおなじみの芸能人をアンケート。過酷な旅からのんびり旅まで、いろいろ想像して答えてくれました。>>女性編も見るQ.一緒に旅してみたい旅・紀行番組でおなじみの芸能人を教えてください(複数回答)1位さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)17.9%2位タモリ(ブラタモリ)16.2%3位イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)15.9%4位大泉洋(水曜どうでしょう)14.5%5位宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)12.3%■さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)・「どんなものでも楽しくさせる雰囲気がある」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「おもしろいので退屈しなさそうだから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)・「いい加減さがいい。ノープランで何が起こるか分からないミステリーツアーになりそう」(44歳/電力・ガス・石油/技術職)■タモリ(ブラタモリ)・「博識なタモさんと一緒だったら楽しめそう」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「なんでそんなこと知っているのというようなうんちくを面白く語ってくれるから」(23歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「その土地の膨大な小ネタ披露してほしい」(25歳/建設・土木/技術職)■イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)・「チャレンジャーなのでおもしろそう」(29歳/情報・IT/技術職)・「普段なら警戒してしまう現地の人たちとも楽しく触れあえそう」(34歳/自動車関連/営業職)・「イッテQのメンバーはツアコンになれると思う。おもしろい見どころをたくさん教えてほしい」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)■大泉洋(水曜どうでしょう)・「トラブルにあっても、大騒ぎしているうちになんとかなりそう」(25歳/その他/クリエイティブ職)・「うるさそうだけど、飽きないだろうから」(40歳/商社・卸)・「『水曜どうでしょう』を再現したらおもしろそう」(44歳/電機/事務系専門職)■宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)・「テレビで見て、一緒にお祭り旅行に行ってみたいと思った」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「バイタリティーがあって楽しそう」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「盛り上げ上手で楽しませてくれそう」(26歳/不動産)■番外編:男性はマッタリとした旅がお好み?・ウド鈴木「どんな場所でも肯定的なコメントをしてくれそうだし、常にニコニコしていて一緒に旅をすると楽しそうだと思ったから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・東野幸治/岡村隆史(旅猿)「ぶらりと旅をする姿がいい」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・地井武男(ちい散歩)「あのマタ~リした雰囲気が何とも言えずよかった。これといった観光地でない場所をめぐるのも好印象でした」(41歳/機械・精密機器/技術職)総評注目の1位は「さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)」でした。彼らのキャラクター、番組のイメージから「のんびりと笑いが絶えない旅ができそう」という声が多く、No.1に。彼らと一緒なら、何げない景色や出来事も楽しい旅の思い出になりそうですね。2位に選ばれたのは「タモリ(ブラタモリ)」でした。何よりもあの知識の豊富さに人気が集中。普段なら見過ごしてしまうようなところでも、タモリさんのうんちくを聞いたら、がぜん興味が湧いてきそうですよね。それでいて笑いも忘れないところも大きな魅力です。3位には、紅一点で「イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)」がランクイン。珍獣や秘境に果敢にチャレンジする姿から、旅を盛り上げてくれるイメージが強いようです。明るく前向きな性格で「過酷な旅も彼女となら乗り切れそう」という声が目立ちました。4位は「大泉洋(水曜どうでしょう)」。一筋縄ではいかない旅になりそうですが、飽きることなく最後まで楽しめそうな雰囲気が高評価でした。5位は、お祭り男「宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)」。お祭りに行くなら大輔さんで決まりですね。番外編で注目は、地井武男さん。『ちい散歩』でののんびりした旅の雰囲気とあたたかい人柄は、今でも多くの人の心に残っているようです。旅は、どこへ行くかも重要ですが、誰と行くかも大切ですよね。皆さんは、どんな人と一緒に旅してみたいですか?(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】一緒に旅すると心強い日本アニメのヒーローランキング【男性編】海外に連れて行くと外国人が喜びそうな日本アニメのヒロインランキング【男性編】旅の途中でもし出会ったら厄介だと感じるアニメの悪役ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月12日旅に行った気分になれる旅番組の魅力はなんといっても、旅に行った気分にさせてくれること。行ったことのある場所や、行ってみたいところが扱われていると、さらに楽しくなりますよね。今回は、よく見る旅番組をマイナビ会員の女性498名に教えていただきました。あなたのお気に入りの番組はランクインしていますか?>>男性編も見るQ.お気に入りの旅番組は何ですか?(複数回答)1位世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)24.5%2位モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)18.5%3位世界の車窓から(テレビ朝日)16.9%4位ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)14.3%5位出没!アド街ック天国(テレビ東京)12.4%■世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)・「昔から好きなので。ミステリーハンターさんのガイドも上手でおもしろい」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「クイズ番組と旅番組、両方の要素が入っていて面白いから」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「小さいころから定番で見ています。その土地の勉強にもなるし、騒がしい番組でもないので、どんな気分のときでも見ています」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)・「モヤさま大好きで、ハワイに行くと必ずまねしていく店がある」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「毎週見ています!あのなんともいえないモヤモヤ具合がたまらない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「さまぁ~ずのおふたりのファンだし、大江アナとのトリオがすごく面白いから。それに、普通は取り上げないような地味なところにスポットを当てていて、なるほどなぁ~と、違った視点から見られてよい」(28歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)■世界の車窓から(テレビ朝日)・「ほのぼのとしたナレーションと美しい風景に癒やされる」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「気づくとなんとなく見ています。BGMの選曲も旅心を刺激してくれてグッド」(28歳/その他)・「『世界の車窓から』は、その時間にテレビをつけているなら必ず見ます。景色や旅の風景はもちろん、電車に乗っている地元の人や旅行客もクローズされているのもいい」(30歳/電機/技術職)■ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)・「行きあたりばったり的なところがよい。住んでいるところの近辺などが出るとテンションが上がる」(33歳/小売店/事務系専門職)・「ほんわかとしたナレーションが好きです」(32歳/学校・教育関連/専門職)・「身近な路線なので、発見が多いです」(31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■出没!アド街ック天国(テレビ東京)・「知っている街が取り上げられると、うれしくてつい見てしまいます」(26歳/学校・教育関連/専門職)・「一般的でないディープな情報がわかるし、観光地でない住宅街が紹介されることもあるので」(21歳/その他)・「関東かいわいのネタなので関係ないのだが、おもしろくてみてしまう」(30歳小売店/販売職・サービス系)■番外編:女性は世界旅行系がお好き?・THE世界遺産(TBSテレビ)「自分ではなかなか行けないようなところの映像を見ることができる」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・世界ウルルン滞在記(TBSテレビ)「今はなくなってしまったけど好きだった、まだ売れる前の俳優さんや女優さんがよく出ていたのでもう一度再放送してほしい」(36歳/生保・損保/事務系専門職)・世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?(フジテレビ)「面白いから好き。その国の素の部分が知れるし、ディレクターが毎回体を張って笑いを取りに行くから芸能人がいくより面白い」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)総評1位に輝いたのは、旅行とクイズが楽しめる「世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)」でした。20年以上も続いているだけあって、子どものころから見ているという人が多く、ミステリーハンターにあこがれていたという意見もありました。2位は、ちょっと趣が変わった旅行番組(?)「モヤモヤさまぁ~ず2(テレビ東京)」。さまぁ~ずと大江アナが好きという声が多かったですね。3位は「世界の車窓から(テレビ朝日)」でした。鉄道旅行という、あまり体験できないスタイルでの世界旅行が魅力のようです。BGMが楽しみという声も。4位は「ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)」がランクイン。ほのぼのしたナレーションと、鉄道を各駅停車しながら、普段見過ごしそうなスポットを紹介してくれるのが人気のようです。5位は「出没!アド街ック天国(テレビ東京)」でした。街歩き系情報番組として人気があるようです。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2012年12月14日~2012年12月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性498名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】グルメ番組でよく見るけど、実はよくわからないコメント・表現ランキング【女性編】東京の観光名所ランキングング【女性編】自分が取材されたいテレビ番組ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年01月13日東日本高速道路(NEXCO東日本)は12月13日より、東武百貨店、リクルートライフスタイルと共同で、東武百貨店 池袋店にて「第2回SA・PA旅グルメフェア 東日本の美味しい物産展」を開催する。同展では、「北は道央自動車道から南は関越自動車道まで」の、東日本の高速道路にある主要サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)24カ所(前年15カ所)の、特産品を使用した丼など高速道路限定グルメやお土産品を販売する。他にも気軽に食べられる「ワンハンドフード」や実演コーナー、イートインコーナーなどを用意、さまざまなご当地グルメが楽しめる。また、関東近郊SA・PAまたは催事会場で買い物をし応募券を入手すると、NEXCO東日本のSA・PAで使用できる「ソフトクリーム無料券」や「にゃらん」グッズが当たるスタンプラリー抽選会に参加できる。さらにスタンプラリーに参加の上、SA・PAで購入した1,000円以上のレシートを応募券に貼付し応募すると、抽選でホテル宿泊券などがプレゼントされる。応募券はSA・PAは12月1日より、催事会場では開催期間中配布され、なくなり次第配布終了となる「第2回SA・PA旅グルメフェア 東日本の美味しい物産展」は、12月13日から18日までの6日間開催。会場は、東武百貨店 池袋店8階催事場(東京都豊島区西池袋1-1-25)。その他、詳細は特設ページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日“旅”といっても旅にはいろいろあって、きっかけも手段もいろいろ。今回、紹介する『HICK−ルリ13歳の旅』は、旅の中でも日本人にはなかなかチャンスのない、ヒッチハイクの旅を描いたロードムービー。13歳の誕生日を迎えたばかりのルリ(クロエ・グレース・モレッツ)は、アル中の両親に嫌気がさして「もう、こんな生活はイヤ!」と、アメリカ中西部のネブラスカ州からラスベガスを目指すひとり旅に出ます。それは、家出のような旅であるけれど、自分探しの旅、自分を成長させる旅でもあって──。ラスベガスに向かえば映画のようなキラキラした世界が待っていて、そこでステキな出会いがあるはず!と、心ときめかせてヒッチハイクを試みるルリ。けれど、夢と現実は大違い!誰もいない僻地で野宿をしたり、車に乗せてもらったのはいいけれど、親切そうに見えたカウボーイの青年・エディ(エディ・レッドメイン)が、実はものすごく問題アリの人物だったり、旅の出だしから不穏な予感…。そして、小さな事件に始まり、最終的には想像もしていなかった事件に巻き込まれ、深く傷ついてしまうんです。一体どんな事件に巻き込まれてしまうのかは、ルリと一緒に経験してほしいので詳しくは書かないけれど、えっ、そんなことが起きちゃうの!?という衝撃度はかなり高いはず。いつの間にか自分自身も13歳の頃に戻り、13歳の目線で旅をしている気分に。それは、この映画の原作者であり、脚本も手がけたアンドレア・ポーテス自身が、幼少時代から引っ越しを繰り返し、ネブラスカ、テキサス、ブラジル、メリーランド、ノースダコタ、カリフォルニア…さまざまな土地で生活してきた人物だからかもしれなくて。また、彼女自身が「すべてではないけれど、自分が経験したことを出発点に小説を書いた」と言っているように、感情の描写がとてもリアル。であるのに、どこかファンタジーで。回想シーンや旅の記録をルリのスケッチで表現している、その絵がとてもキュート!リアルとファンタジーが共存しているのも『HICK−ルリ13歳の旅』の見どころなのです。ルリとの旅を通して思うのは、経験してみないと分からない、その経験によって気づきを得るということ。エディとの出会いで彼女はとても恐ろしい世界を見てしまうけれど、その経験によって「もう、こんな生活はイヤ!」と思っていた日常がどれだけ平和なのか、幸せなのかを知ります。ルリが旅の間、心を寄せる女性・グレンダ(ブレイク・ライヴリー)との出会いも、ルリを大きく成長させ、姉妹のような、母娘のような、出会って間もないけれど何か通じるものがあるルリとグレンダの結末にきっと感動するはず。何を経験するか、どんな人と出会うかで、人生は大きく変わっていくのだというシンプルなことを、この映画は教えてくれます。仕事での悩み、恋愛での悩み、誰でも大小悩みは持っているものですが、この映画を観てルリと旅することで、ほんの少し悩みが軽くなったり…。たまには、“心”を旅させてくれる映画、いかがですか?『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅(text:Rie Shintani)
2012年11月16日楽天トラベルは、6月12日の「恋人の日」にちなみ、旅先での恋にまつわるエピソードの公募企画「恋旅ストーリー~あなたの恋旅ストーリーを聞かせてください」を開催する。同社では今年4月より、過去10年間に投稿された「お客さまの声」約610万件の中から、旅行中に生まれた甘く切ない恋の話を厳選し、1日1話ずつ、全100話を紹介する「恋旅ストーリー」特集を展開している。今回は、6月12日の「恋人の日」を期に、一般から「恋旅ストーリー」の公募を開始する。応募作品の最優秀賞として1名に5万円分の旅行クーポン、また優秀賞として11名に全国から厳選された宿の無料宿泊券が用意されている。受賞作品は、8月1日に「恋旅ストーリー」ページ上で発表される。同社は、「甘く切ない恋旅ストーリーを通して、旅がもたらす人生の豊かさをあらためて感じてもらい、旅行の魅力を再認識してもらいたい」と話す。■「恋旅ストーリー~あなたの恋旅ストーリーを聞かせてください」-概要応募方法:同企画ページ内に設置されている応募画面より投稿。原稿は400字程度。応募資格:楽天ユーザーID(会員ID)の所持者はだれでも応募可能。楽天会員以外は会員登録後に応募のこと。応募期間:7月17日(火)12:59まで結果発表:8月1日(水)に「恋旅ストーリー」ページ上にて発表。※応募された「恋旅ストーリー」はページ上に掲載される。※受賞作品の著作権は、派生する権利を含め、すべて楽天トラベルに帰属する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日ジャルパックは、フードジャーナリスト・はんつ遠藤氏との共同企画で、“食”をテーマにした「全国B級グルメの旅」コンテンツを同社WEBサイトにオープンした。「全国B級グルメの旅」は、日本航空のWebページ内で国内ツアーの1コンテンツとして始まったグルメ企画。はんつ遠藤氏が推奨するB級グルメ料理と、その料理を楽しむことができる店を紹介する。企画の第1弾は沖縄。沖縄料理のB級グルメスポットとして9店舗をとり上げ、「タコライス」「沖縄そば」などの定番料理から「みそ汁定食」といった沖縄らしい料理まで紹介されている。各店の詳細な紹介は、はんつ遠藤氏のブログへのリンクをたどることで参照できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日BIGLOBEは、旅行比較サイト「旅比較ねっと」において、2月15日~29日までの間、一人旅に関する意識調査を実施。その結果、自分探しを目的に一人旅をして、見つけられた人は60%という結果が出たことを発表した。「旅比較ねっと」は、NECビッグローブが運営する旅行比較サイト。その利用者2,617人をを対象に2012年2月15日~2月29日までインターネット上でリサーチを行ったところ、一人旅をしたことがあるという人は男性は59%、女性は49%という結果になった。男女とも一人旅をした経験を持つ割合が多く、性別に関係なく一人旅への抵抗感に差が無いことがうかがえる。また、一人旅をしたことがない人でも22%が「してみたい」と回答するなど、約8割が一人旅に意欲があることが分かる。一人旅をする理由・動機については、62%が気分転換、46%が観光という結果に。趣味、食べ歩きがそのあとに続く。一人旅の目的を「自分探し」と回答した人のうち60%が、目的を達成できたと回答している。また、「一人旅で自分を見つけられた」と回答した人に、一人旅をしてみて変わったことを質問したところ、「何も知らない小さな自分を発見できた」「人生をやり直すきっかけとなった」などのコメントが寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日