イギリスミュージカルの巨匠スティーブン・ダルドリーの初の長編映画監督作にして、英国アカデミー賞を受賞した『リトル・ダンサー』のミュージカル版が、ついに日本上陸。主人公ビリー・エリオット役を務めてきた歴代の27人のキャストが一堂に会した1夜限りのフィナーレ公演が、『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』としてTOHOシネマズ日劇ほか全国順次公開されることになった。ジェイミー・ベル主演の映画『リトル・ダンサー』がイギリスで劇場公開されたのが、ちょうど14年前(2000年9月29日)。ストライキに揺れる炭鉱の町を舞台に、プロのバレエ・ダンサーになるという夢を叶えるため、大きな困難を乗り越えて奮闘する少年・ビリーの姿を描いた物語は、ダルドリー監督自らが、音楽監督にエルトン・ジョンを迎え、国際的な賞を多数受賞している製作陣を率いて舞台化。ブロードウェイで上演されるや、第63回トニー賞で「ミュージカル作品賞」「主演男優賞」など10部門を獲得。ロンドンのウエスト・エンドでは、現在でも週に8公演上演される超ロングランヒットで、観客を魅了し続けている。そのミュージカルで、現役およびかつてのビリー・エリオット役を演じた27人が、9月28日に上演された『ビリー・エリオット・ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』の特別演出されたフィナーレにて夢の共演を果たした模様を収めたのが本作だ。史上最年少10歳でビリー役に抜擢されたリバプール出身のエリオット・ハンナ(現在11歳)が主演を務めており、2005年の初演でビリー役を演じ、今回の特別公演では成長したビリー役で帰ってきた22歳のリアム・ムーアと共演。さらに、ダルドリー監督が開演の挨拶を行い、音楽を担当したエルトン・ジョンからのスペシャルメッセージも紹介されたという。本ミュージカルの本拠地、ウエスト・エンドにあるヴィクトリア・パレス劇場から世界8か国に向けライブ配信され、ライブイベントの劇場公開としては史上最大規模となった本作は、イギリスの週末興行成績第1位を獲得する記録的大ヒットとなった。日本を含め世界9か国でも上映される予定で、観客からの好評の声に応えて、期間限定でイギリスの350館においてアンコール上映も行われることが決定している。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は12月5日(金)~12月11日(木)TOHOシネマズ日劇ほか、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日香港のセレクトショップ「カポック(kapok)」が東京・原宿に10月8日に日本初となる旗艦店をグランドオープンした。住所は東京都渋谷区神宮前6-13-4。カポックは、2006年にフランス人のアルノー・カステル(Arnault Castel)が創業。空高く無数の枝を広げ、多くの動物に住み家を提供する樹木「カポック(別名シェフレラ)」から名をとり、将来性のある若いブランドが咲き誇ることの出来るユニークな住み家となるショップ作りをコンセプトとしている。クラフトマンシップ、クリエーティビティー、イノベーションにフォーカスし、“future classics(未来の定番)”をテーマに世界中の新進ブランドを独自の視点から集め、厳選した製品をセレクト。現在、香港、台湾、シンガポールなどアジアを拠点に11店舗を展開する。日本第1号店となる「カポック 東京フラッグシップストア」は、キャットストリートより1本奥まった通りに位置。ファションへの感度が高い人達が集まる原宿でリラックスしてショッピングを楽しめるショップを目指しこの地を選んだという。約90平方メートルの店内はガラス張りのファサードで、什器に木材を多く使用。明るく広々とした開放的な作りとなっている。取り扱いは、メンズ・ウィメンズウエア、靴、鞄、アクセサリー、ジュエリーを始め、フレグランスや生活雑貨に至るまで、マルチなライフスタイルコンセプトを凝縮した幅広い製品をラインアップ。13世紀から伝わる染色技術を用いて展開されるアーバンテイストな韓国発のバッグブランド「イイセ(IISE)」や、香港発のジュエリーブランド「コズミック・ジャンク(COSMIC JUNK)」、デンマーク発のバッグ・レザー小物ブランド「ミスモ(MISMO)」、イタリア発の小物ブランド「ピジャマ(Pijama)」など国内ではまだあまり目にしたことのないブランドが豊富にそろう。その他、職人により手作業で作り出されるレザー小物ブランド「ザ・ピス(THE PITH)」や、シンプルで機能性溢れるバッグブランド「トゥエンティーエイティー(20/80)」など日本のブランドも取りそろえる。また、カポックオリジナル製品も展開。香港の老舗シャツメーカーに製作を依頼したシャツはカジュアルでありながらも、作りこんだテーラーの仕立てでエレガントなシルエットが特徴。カステル氏は、「新たなスタイルを提案するプラットフォームとなるような実験的なショップ作りを常に心掛けている。知名度の少ない新進気鋭のブランドをサポートしたいんだ。世界を旅して現地のショップを渡り歩き、発掘した素晴らしいブランドを世の中に広めることが私の役割であり、生きがいだね。これから日本の気鋭ブランドもじっくりとリサーチして取り扱いを増やしていく予定。以前から香港の店舗に日本人が多く来店していてね、小さいブランドにも興味を持つファッションへの探究心や知識には自分と通ずるものを感じていたんだ。なので今回やっと日本への出店が叶ってとても嬉しい」と話す。東京ファッションウィークも出席するという。10月10日には横浜の商業施設「クイーンズイースト」にもオープンが決まっている。また今後については、「あまり壮大な事業展開は目指していない。というのも、店舗のディテールもセレクトもすべてに携わりたいと思っているのでチェーン店化は絶対に避けたい。あくまで“パーソナルセレクトショップ”なので、自分のパーソナリティーを表現するような、また自分の友人をスタイリングするような身近な感覚で運営していきたいんだ。そのペースを崩さず少しずつ知名度が上がっていくことを願っている」との見解だ。今回、グランドオープンを記念し10月9日から15日までの期間中、店内で“kapok photo booth”キャンペーンも開催。店内に設けられた撮影スペースにて写真を撮りInstagramやFacebookなどのSNSでシェアをするとノベルティーが先着でもらえる。
2014年10月09日「マッシモ アルバ(massimo alba)」が日本初となる路面店を10月17日に表参道にオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前4-21-7エスパス表参道1階。メンズ・ウィメンズ両コレクションがそろう同ショップ。ブランドのアイコンアイテムであるカシミアニットを始めコート、シャツ、パンツ、デザイナーであるマッシモ・アルバがセレクトしたアクセサリーやバッグ、ハットやサングラスなどトータルでラインアップする。セレクトブランドはバッグの「ANAT GELBARD」、サングラスの「CONSERVATOIRE DE LUNETTES」、トレッキングシューズの「SENTIER」など。ショップオープン時のオリジナルと買い付けの比率は9:1。マッシモ アルバは、イタリア・トレヴィーゾに生まれたマッシモ・アルバが、「マーロ」や「アニオナ」「バランタインカシミア」のクリエーティブディレクターを経て、2006年に設立したカシミアブランド。07-08AWにてウィメンズ、メンズ、子供服のコレクションで同時にデビューした。
2014年10月07日名作ミュージカル映画の舞台版として誕生した『SINGIN’ IN THE RAIN 雨に唄えば』が日本に上陸する。2012年にウエストエンドに登場し、連日盛況のロングラン公演を成し遂げた大ヒット舞台。その成功の立役者が、映画で主人公ドンに扮した名優ジーン・ケリーの強き残像を、魅惑のステップで我がものに塗り替えたスーパーダンサー、アダム・クーパーだ。昨年6月のパレスシアター閉幕以来、今回の来日公演に限り特別にクーパーの演じるドンが復活する。「もしかしたら日本公演がドンを演じるラストかもしれない。マシュー・ボーンの『スワンレイク』を最後にやったのも日本だったしね」と、日本との縁を微笑みながら振り返る彼に、来日公演への思いを聞いた。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』チケット情報「この作品をやるにあたり一番重要だったのは、ジーン・ケリーではなくアダム・クーパーのドンを見つけることでした。演技者として一番言われたくないのは「誰々ほどには良くないね」とか「やるだけ無駄じゃない?」といった言葉(笑)。そうした不安はあったけど、サイレントからトーキーへと移り変わるハリウッドの風景や小粋なラブストーリーを描いたストーリー自体に、ジーン・ケリーを越えた魅力がある。ケリーが表現した1950年代の演技スタイルではなく、今の僕のスタイルで伝える物語を…と考えて取り組みました」リスペクトを込めて映画全体から醸し出される匂いやフィーリングはそのままに、ドラマを膨らませる新たなシーンを挿入し、新ナンバーも2曲追加されている。「振付も、かつての時代のチャーミングな部分はキープしつつ、スピード感のアップした現代の踊りになっている」と自信のほどを語る。その振付で注目すべきは、ドンが名曲『SINGIN’ IN THE RAIN』を歌い踊るおなじみの雨のシーンだ。クーパーが軽やかなステップで蹴り上げた水を、前方の観客は歓声で受けとめることになる。「振付のアンドリュー・ライトはつねに俳優の意見を聞いてコラボレーションしていくスタイルなので、あのシーンに関しては僕が試してみせたステップがそのまま採用されています。客席に向けて雨を蹴るのはアンドリューの発想だけど、どこまでお客さんを濡らせるかは僕の踊り方次第(笑)。ただ重要なのは、ここはひとりの男性の喜びを表現したシーンだということ。単に楽しむのではなく、ドンの喜びを感じ取ってもらえるように演じています」観客とのやりとりを彼自身も「なかなかできないユニークな経験」と受けとめている。観客にとっても貴重な瞬間になることは間違いない。「たくさんの幸せを持ち帰っていただきたい。濡れる経験もね(笑)」公演は11月1日(土)から24日(月・祝)まで東京・東急シアターオーブにて。10月5日(日)昼12時30分から午後1時まで、BS-TBSにて特別番組「ロンドンで大ヒット!ミュージカル「雨に唄えば」舞台裏全部魅せます!」を放映。また、アダムと一緒に写真を撮ってTweetしよう!キャンペーン実施中。詳細はチケット受付ページよりご確認を。取材・文上野紀子
2014年10月03日Facebookは今週、2つの機能を日本でリリースした。「Facebook、日本でスタンプをコメント欄でも利用可能に - 世界初」、「Facebook、友達申請が簡単にできるマイQRコード機能 - 日本限定」だが、いずれも日本が先陣を切った投入となる。今回、新機能の投入にあたって、FacebookでResearch Scientistを務めるBrian Ching-Chih Weng氏に話を聞くことができたので、お伝えしたい。○LINEは意識せずFacebookのスタンプ機能は、友人とダイレクトにメッセージのやり取りを行なう「メッセンジャー」機能で2013年4月より導入を開始。今回のコメント欄への導入は、世界導入の先駆けとなる機能追加だ。「例えば、今では通常の投稿欄に、特定の場所にいることを投稿する「チェックイン」という機能がありますが、日本で『誰かと一緒にコーヒー店にいます』といった投稿が多く見られたことから、『場所にチェックインする機能があると良いよね』という話に至り、導入に繋がりました。ユーザーのダイレクトな意見、間接的なフィードバックで分かったことはとても多いです」(Weng氏)メッセンジャー機能でいえば、7月にFacebookアプリから切り離して、単体のメッセンジャーアプリとしてリリースすることを発表したが、これについても狙いがあるという。「メッセンジャーアプリは、コミュニケーションがすぐに取れるようなスピード感が大事。つまり、メッセンジャーにたどり着く手順が多いと駄目で、Facebookを開いてメッセンジャーをタップするという手順を踏ませるよりも、メッセンジャーをすぐに開けることを重要視した。スタンプ機能は、ユーザーの会話の流れを見ていて、テキストやいいね!マークだけでは達成できない、コミュニケーションの活性化を狙っています」(Weng氏)こうした取り組みから、利用者や利用率は順調に推移しており、全世界で2億人が利用している。日本がコメント欄のスタンプ機能を初投入という点で気になるのは「LINE」の存在が影響したのかどうか。「特にそういうわけではありません。写真や動画機能、グループメッセンジャーといった使い方は世界と同様の傾向です。あくまで、メッセンジャーで得た知見をコメント欄にも取り入れたということです」(Weng氏)利用傾向などは世界で大差ない中で、唯一世界でそのお国柄が表われるものがある。それが「スタンプの種類」だ。先日の発表の際に、Facebookは同時に日本で人気のスタンプ、上位10種類を公開しているのだが、明らかに他国と人気の違いが出ている。これは、デザイナーの感性が国ごとに異なる面も大きく、Facebookでは日本向けや米国のデザイナーなどで毛色の違うスタンプを多く投入しているため、「日本人が好むスタンプ」「米国人が好むスタンプ」と、大きく分かれるのは当然のことかもしれない。実際に、日本の人気トップ10は、日本向けにデザインされたものが多く、Facebookの狙い通りとも言えるだろう。ちなみに、LINEのように、プレミアムなデザインのスタンプを投入するのかWeng氏に尋ねてみたところ、答えは「No」。「Facebookが考えているのは『人が人と繋がること』。コミュニケーションのために、皆さまに使ってもらえるように機能を改善することを念頭に置いているので、有料化という選択肢は現在のところ考えていない」(Weng氏)○QRコード検索は「ジャパンオンリー」QRコードでの友達検索は、冒頭でも触れたように、日本限定の機能提供となる。「フレンディングをどれだけ簡単にできるのかを考え、同姓同名の人が多かったりするとわからないという悩みを解決するため、一発でわかるようにQRコードを表示するようにしました」(Weng氏)実はこれまでにも、個人のQRコードを表示することはできたものの、友達検索の奥深いところにメニューがあったため、利用率は低かったようだ。その一方で、通常の名前検索でうまく引っかからず、友達申請を断念するケースも存在し、「コミュニケーションが深まらず、もったいない」(Weng氏)ことから、今回の機能提供に至った。実はこのQRコード、背景にプロフィール画像が表示されている。理由は「それだけで楽めるから」(Weng氏)とのことだが、ほかのSNS経由でQRコード画像をやり取りすることでも、友達を特定できるようにすることから、「その人自身を特定しやすくなる」というメリットもあるようだ。QRコードの提供は、日本が「モバイル先進国として、慣れ親しんでいることから」という理由で日本限定での提供となる。QRコードだけではなく、スマートフォンをシェイクするとフレンディングできるといった機能も考えてテストを行なったようだが、「いつもユーザーが使いやすいものを考えて」(Weng氏)、最終的にQRコードに落ち着いたという。○なぜ"日本だけ"を提供するのか日本だけQRコード機能を提供し、日本が先行する形でコメント欄にスタンプ機能を投入する。日本人からすれば、何かと"ジャパンパッシング"が叫ばれる中で嬉しい話だが、なぜ日本にフォーカスするのだろうか。「2010年に、米国以外で初めて支社が日本にできました。その後も支社は数多く出来ていますが、エンジニアが常駐している国は日本以外にほとんどいません。そうした環境もあり、"ジャパンオンリープロダクト"が多い。例えば、初期からの機能で言えば、プロフィールに血液型項目を用意しているのは日本と韓国だけです」(Weng氏)ほかにも、就活サイトと連携して、大学のOB、OGから話を聞く「コネクションサーチ」といった機能も提供するなど、日本人がネット上で実名を使うような後押しを個別に対応している。「ほかにも、日本語はアルファベットだと書きづらいので、日本語名と読み方の組み合わせ表示をプロフィール画面で用意しました。これは、ほかのアジア言語にも言えることなので、日本のために提供した機能が世界各国へと拡がっています」(Weng氏)フィーチャーフォンの時代からモバイル大国であった日本だからこそ、「モバイル周りを強化する上で、参考になることも多々あった」といい、市場としても1億人を超える人口や世界第3位の経済力も大きな魅力であったようだ。今回の機能提供は、決して大きな機能拡張ではない。Weng氏も「細かい改善」と話す中で、その先に見えてくるものがあると最後に語ってくれた。「細かい改善こそがミッションだと思う。Facebookのミッションは世界を繋げていくこと。一気に繋げていくことはできないし、どうやって繋げていくかを毎日こつこつ考えていくことが私たちが出来ること。使っている人の利便性を追求し、人それぞれの使い方が違う中で、みんながどのように使い勝手を良くして行けるのか、そこを常に頑張っていくというイメージでやっています」(Weng氏)
2014年10月02日日本初上陸となる「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014」が、9月25日から4日間にわたって東京湾岸エリアで開催されました。コーポレートゲームズとは、1980年代末にイギリスで設立された市民参加型のマルチスポーツフェスティバル。オリンピックやワールドカップは、トップアスリートが頂点を競う国際スポーツ大会ですが、コーポレートゲームズはあらゆる団体が自由に参加できるイベントで、リレーマラソンやフットサル、ゴルフやボーリング、野球など13種類の競技から1種類を選択して参加できます。これまで世界30カ国60都市で開催されていて、2014年だけでも13大会が開催。これまでの大会参加者を累計すると、世界各国100万人以上が参加しているイベントなのです。今回が日本では初めてのイベント実施となり、235の企業や団体、約6000人が競技に参加。27日にはゲームズセレブレーション「セレブレーションFor HEROES」と題したステージイベントが行われました。オープニングアクトは、少年時代から野球を始めて現在も草野球が趣味の歌舞伎俳優、尾上松也さん。口上を読み上げたあとに、「僕もスポーツをすることが大好きで、必ず月1回は野球やフットサルをやっています」と明かし、「次はぜひ歌舞伎を見に来てください」と呼びかけました。続いてMCと陸上競技・十種競技の元日本チャンピオンで、現在はタレントとしても活躍している武井壮さんがステージに現れると、会場のボルテージはさらに上昇。武井さんが「全種目に参加したい!」と言えば、会場から「1種類だけ!」とツッコミが入れられ、会場から「ローキック!」と叫び声が上がるとそれに応えるというやり取りもありました。主催者とオフィシャルパートナーの挨拶後は、倉木麻衣さんのライブに出演したこともあるヴァイオリニスト、Meiさんが登場。千年に一度といわれた東日本大震災の被災地にあった流木で作られた『千の音色ヴァイオリン』で演奏を開始すると、聴衆は静かにうっとりと聴き入っていました。次いでRIP SLYMEが『楽園ベイベー』など6曲を熱唱し、ライブで参加者を盛り上げると、会場の熱気はマックスに。この日は残念ながら事前にアンコールなしの取り決めでしたが、参加者からコールがかかり、武井さんが「チケットを買って観に行って下さい!」と熱気を鎮める一幕も。チアリーディングパフォーマンスの後は、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんと、シュートボクシングのプロ選手4名が、Tシャツをバズーカで参加者にプレゼントしてイベントが終了。「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014」はスポーツ競技がメインの大会ではありますが、フリーマーケットや旬の野菜や果物、加工品が購入できる店舗や屋台もたくさん並んでいたため、ただ遊びに行くだけでも楽しめそうです。次回の開催も期待しています! ・ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014 公式サイト
2014年09月30日「グッチ(Gucci)」が日本上陸50周年を記念して、1年間を通じてスペシャルイベントを開催。この特別な年を祝うための日本限定カプセルコレクションの第2弾が10月に発売される。クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによってデザインされたコレクションは、ハンドバッグ、ウィメンズウェア、スカーフ、ウィメンズシューズ、スモールレザーグッズのフルラインで展開する。同コレクションは、日本初のグッチショップがオープンした2年後の1996年に誕生した、グッチ不朽のアイコン「フローラ」プリントからインスピレーションを得て作られたもの。この「フローラ」はモナコのグレース大公妃のためにデザインされたスカーフに端を発する、エレガントで洗練されたコレクションだ。生まれ変わったフローラプリントは、地がほんのりとブルーががっているのがポイント。この新しいカラ―のフローラは、ウェアやライニングにも使用されている。また、秋冬コレクションではカラーバリエーションがさらに増え、ウォレットには新しい形のものも誕生。フラップ式で、ライニングにフローラプリントのファブリックが施されているのが特徴だ。商品は、10月1日から7日まで阪急うめだ本店で開催される「Gucci the House of Artisans」にお目見えする他、随時各店舗でも展開。ECサイト限定で、ユーカリリーフカラーも販売される。50周年の節目を迎え、社会貢献にもさらに力を注いでいるグッチ。ユネスコ協会就学支援の他、日本のクラフトマンシップの支援にも注力しているが、これは、日本の文化・芸術や伝統の職人技を尊重しているグッチならではの貢献といえよう。今回のコレクションでも、グッチのシグネチャーともいうべきバンブーハンドルを昇華させた「バンブーショッパー」がお披露目されているが、その歴史は、第二次世界大戦後の物資不足の時代に、日本から輸入した竹をハンドルに使ったことがはじまり。1947年に発売されて以来、世界中に知られるアイコンバッグの最新型、一度は店頭で直に見ておきたいものである。
2014年09月29日ヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)による日本初の写真展が、東京2箇所のジーピーギャラリー(G/P gallery)で開催される。ヴィヴィアン・サッセンはオランダ出身の女性フォトグラファー。『Purple』や『Dazed & Confused』といったファッション雑誌の他、ミュウミュウ(Miu Miu)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などのキャンペーンで活躍。その他、自身のルーツとなる南アフリカを舞台に、現代性あふれる写真を数多く発表している。11年には国際写真センターによるICPインフィニティ賞を受賞。14年にはオランダ写真美術館で個展「UMBRA」を開催し、世界を代表する現代写真家として注目を集めている。東京・東雲のジーピー + トリプルジーギャラリーでは、13年に芸術監督マッシミリアーノ・ジオーニの協力のもと、サッセンの初期作品を再構成した「LEXICON」を展示。これは、南アフリカを舞台に撮影された31点の作品集で、死や哀悼、親しい者と繋がることへの切望など、人間の根源的な感情をテーマとしている。一方、渋谷区恵比寿のジーピーギャラリーでは、最新作「PIKIN SLEE」のオリジナルプリントを展示。スリナムの奥地にある同名の村への滞在中に撮影したもので、村人たちの日常生活に流れる穏やかな雰囲気を切り取っている。モノクロの作品が中心となっており、サッセンを象徴するヴィヴィッドなセットアップを抜け出した、彼の新境地を感じさせる作品となった。なお、ヴィヴィアン・サッセン本人も来日し、10月4日には恵比寿のギャラリーで、サッセンの写真集『LEXICON』のサイン会やトークショーも開催される予定だ。【イベント情報】Alexander Gronsky & Viviane Sassen 合同トークセッション & ブックサイニング会場:ジーピー + トリプルジーギャラリー c/o住所:東京都江東区東雲2-9-13 2F TOLOT / heuristic会期:10月4日時間:13:30から19:00料金:無料
2014年09月26日ミランダ・カーやソフィア・コッポラなど数々の著名人や一流ファッション誌のメイクを手がけるNYを拠点とするファッション&メイクアップ・アーティスト、ローズ・スウィフトが開発したメイクアップブランド「RMS Beauty(アールエムスビューティー)」が、この秋日本に初上陸。11月15日(土)より、コスメキッチン一部店舗にて独占販売をスタートする。「RMS Beauty」最大の特徴は、プロダクトに配合される天然成分の多くを非加熱で作ったローコスメブランドであることだ。原料がオーガニックであることはもちろん、加工工程においても、原料の過熱を最小限にとどめ、ビタミンなどの肌によい成分を破壊することなく配合し、コスメティックでありながら、スキンケア効果を考え、肌本来の持つ美しさを追及しているというから、美容だけでなく健康にも意識の高い女性たちにとってアップカミングなコスメティックブランドだ。開発者であるローズ・スウィフトは自分自身、以前は化学製品のコスメティックを使い続けていたが、短期的には美しく仕上がるものの長期的にみると健康が損なわれていることに気づき、長い間使い続けられる良質な成分が必要であると考え、自らが製品開発に携わる「RMS Beauty」を設立した。そのため毎日使う人の健康を考え、有毒な化学物質から身を守ることをモットーに、ほぼすべてのプロダクトに非加熱のココナッツオイルを使用するなど、「肌に潤いを与え、輝かせる、体に本当に良いもの」をコンセプトに、徹底した製品づくりを行っており、ヘルスコンシャスな女性たちから支持されている。たとえば、マスカラにはミネラル色素とオーガニック植物ワックス(ミツロウ・カルナウバロウ)を配合し、まつ毛をいたわり、活力を与えながらボリュームや存在感をアップさせる。ハイライターとしても使用できるミネラルクリームシャドゥのアイポリッシュは、これ1つで目元の美容クリームと保湿クリームの二役を兼ねたスグレモノ。そのほか、オーガニック由来のオイル、ワックス、バターを配合し高い保湿力を持ったリップなど、いずれもこれまでにない革新的な内容で、つい乗り換えたくなってしまうこと必至だ。(text:Miwa Ogata)
2014年09月24日ランジェリーブランド「リリピアーチェ」が、日本初となるポップアップショップを伊勢丹新宿店本館3階マ・ランジェリーで開催する。9月17日から9月29日まで。日本の服飾専門学校時代の同級生のデザイナー3人でニューヨーク発のランジェリーブランドとして創設したリリピアーチェ。3人は卒業後、それぞれ婦人服、ランジェリーデザイナー、パタンナーとしてキャリアを積み、旅行で何度か訪れたエネルギッシュでなニューヨークに惹かれ、渡米した。彼女達は、クリエーションに世界中の人達に自分達のデザインするランジェリーを着てほしい、日本の良質の素材、日本が誇る物作りへのこだわり、技術、テクノロジーを伝えたい、そんな思いを込めているという。シルクやオーガニックコットンなどの天然素材、フランス、日本のリバーレースなどの素材の美しさを生かした、フェミニンでラグジュアリーなデザインが特徴。米国では高級ランジェリーショップの「ジョアネル(journelle)」を始め、セレクトショップ「アンソロポロジー(Anthropologie)」のブライダルライン「BHLDN」などでも取り扱われている。
2014年09月15日イタリア・フィレンツェ発のラグジュアリーストールブランド「ファリエロ サルティ(Faliero Sarti)」が、日本初の旗盤店である「ファリエロ サルティ青山店」を東京・南青山(東京都港区南青山5-3-25)にオープンした。オープンを記念して、クリエーティブディレクターのモニカ・サルティがデザインした限定ストール(4万8,000円)を発売。東京の南青山周辺のマップをベースに、ファリエロ サルティが本拠地を構えるフィレンツェと東京のランドマークなどをモニカがハンドペイントしたこのストールには「イタリアから東京へ愛をこめて」という思いが込められている。同店では、常時100種類以上のフルコレクションが並び、他店では取り扱いのない商品も多い。デザインはプリント、レース、無地の三つがベース。今秋登場したディズニーの限定コレクションには、手書きコミック調でミッキーマウスやミニーを描いた柄や、タイポグラフィーで描いたメリーポピンズ柄、映画も人気のマレフィセントの柄など全9柄がそろう。各5万9,000円。ファリエロ サルティは1949年にフィレンツェで創業。1992年に創業者の孫であるモニカがクリエーティブディレクターに就任し、最高級ストールのコレクションをスタート。優れた技術によって作り出される独特の柔らかな肌触りや纏った時の立体感が支持を得、ラグジュアリーストールブランドとしての地位を確立した。
2014年09月03日(画像はプレスリリースより)【ナチュラル】を大事にする、オーガニックのヘアケアのアイテムが限定で先行発売!「オーライト」(O’right)は、オーガニックシャンプーなどのヘアケア アイテムを8月26日から発売する。オーライトは【髪をおもい、地球をおもう】をコンセプトとしている、自然を大事にするグリーンブランドだ。そしてアイテムの販売は公式のウェブショップおよび有楽町店や吉祥寺店、LOFT渋谷店を限定として先行発売されるという。またアイテムのデザインにもこだわりがあり、2014年にデザイン界で名誉ある賞を獲得しており、世界でも高評価を受けている。またエコを大事にしており、アイテムのパッケージもエコでフルーツや野菜から抽出された【デンプン】がボトルの原材料となっているという。またパッケージはホワイトカラーを基調として、種類別にカラーの違う横ラインで区別できる工夫が施されており、全体的にスマートなデザインに仕上げられている。アイテムの特徴オーライトのアイテムはUSDA認証およびエコサート認証を受けており、ナチュラルを大事にした、ヘアや素肌に優しいアイテムがそろっている。そしてシャンプーアイテムは【グリーンティ シャンプー】【パープルローズ シャンプー】【アイス シャンプー】【ディープ クレンジング シャンプー】など、あわせて10種類に分けられているので、利用者はそれぞれの髪の悩みに適したシャンプーを選べる。またコンディショナーも6タイプ用意されており、さらにアイテムの香りも豊かにそろっているので好みのアイテムを選べる。オーガニックが好きな方は、オーライトのアイテムを試してみては。【参考】・株式会社ラグジー プレスリリース (PR TIMES)・オーライト
2014年08月29日「ことりカフェ表参道」を運営することりカフェは、日本初のプロバードウォッチャーの「鳥くん♪」とのコラボ企画として、「ことりカフェ表参道」(8月26日)&「ことりカフェ吉祥寺」(8月27日)、それぞれ一日店長の取り組みを行う。○日本初のプロバードウォッチャー、鳥くん♪が一日店長に鳥くん♪(本名:永井真人)は、日本初のプロバードウォッチャー。バードウォッチングツアーガイド、野鳥写真提供のほか、執筆、講演、イラスト、コンサルタントなど、野鳥にまつわるさまざまな活動を展開している。ライフワークはバードウォッチャー・ウォッチング、自然保護の歴史研究、タイの野鳥観察など。合言葉は"ROCK&BIRD"。当日は店長として接客をしながら、来店者との「鳥トーク」や"もふもふ(鳥とのふれあい体験)"で小鳥ファンを盛り上げる(予約不要)。今後「ことりカフェ」では、愛鳥家や小鳥ファンのための「おもてなし」の一環として、さまざまなジャンルの鳥関係者による一日店長企画を定期的に実施していくという。「鳥くん♪一日店長」対応日程は、「ことりカフェ表参道」(東京都港区南青山6-3-7)が8月26日。「ことりカフェ吉祥寺」(東京都三鷹市下連雀1-14-7ビューノ三鷹の森1F)は8月27日。ともに出勤時間は12時~17時。
2014年08月25日(画像はプレスリリースより)コスメティック・ヴァレー発の化粧品ブランド2014年8月、輸入生活雑貨を扱うスタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーは、全国の「PLAZA・MINIPLA」で、フランス化粧品ブランド「blencreme(ブランクレーム)」を2014年10月上旬より発売することを発表しました。プランクレームプランクレームは「100%喜びにあふれる商品を提供すること」をコンセプトに2008年、フランスで誕生。フランス政府認定のに香水・化粧品産業に関するあらゆる技術やノウハウが集結した世界最大のクラスターで生まれたプランクレーム。今回発売のラインナップは、バスフォーム(ボディソープ)・ボディスクラブ・ボディクリームのボディケアアイテム3種。果物の香り漂う製品を個性的なデザインの容器に詰め込んでいます。商品概要ボディソープはガラスのボトル詰め。アップル、グレープ、ピナコラーダ、ストロベリー、ローズ、ヴァーベナの香り全6種類。50ml1本584円。ボディスクラブはジャーに詰められています。ココナッツ、ストロベリー、グリーンティの香り全3種類。40 ml1本584円。ボディクリームもジャー詰め。マンゴーパッション、ストロベリー、ヴァーベナ&グリーンティの香り全3種類。40 ml1本584円。ボトル、ジャーともに可愛く、お風呂の中でみるとうれしくなってしまいます。バスフォーム、ボディスクラブ、ボディクリームが1つずつ入ったセットも販売(1セット1482円)▼参考・スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニープレスリリース
2014年08月06日フランス生まれの化粧品ブランド『blencreme(ブランクレーム)』が10月上旬、日本初上陸する。輸入生活雑貨店「PLAZA」、「MINIPLA」の全国店舗にて発売される。【写真】本物のジャム瓶みたい!おいしい香りのボディスクラブ同ブランドは、「100%喜びにあふれる商品を提供すること」をコンセプトに、フランス中部のコスメティック・ヴァレーで原材料にこだわった製品を2008年より生産。今回は、本国で展開されているラインナップの中から、バスフォーム(ボディソープ)、ボディスクラブ、ボディクリームのボディケアアイテム3種が日本で販売される。同商品は、レモネードやジャムが入っているようなガラス製のボトルやジャーに詰められたパッケージが特長。アップルやストロベリー、ローズやヴァーベナといった自然のフルーツや植物から作られており、フレッシュな香りがあふれる。カラフルな見た目と美味しそうな香りで、思わず食べたくなっちゃいそう!?【商品概要】※すべて税別ブランクレーム『フォーミングバス』(50ml)フレーバー:全6種類/アップル、グレープ、ピナコラーダ、ストロベリー、ローズ、ヴァーベナ価格:584円『ボディスクラブ』(40ml)フレーバー:全3種類/ココナッツ、ストロベリー、グリーンティ価格:584円『ボディクリーム』(40ml)フレーバー:全3種類/マンゴーパッション、ストロベリー、ヴァーベナ&グリーンティ価格:584円『バスフォーム&ボディスクラブ&ボディクリームセット』(50ml&40ml)フレーバー:全3種類価格1482円
2014年08月05日有限会社ジェーケーコレクティブ(本社:東京都渋谷区)は今秋から、ハンドバッグを中心に展開するイタリアブランド「メトロシティ(METROCITY)」の日本での輸入販売を開始する。8月の日本向けオンラインショッピングサイトのオープンを皮切りに、秋から百貨店、ポップアップショップ、セレクトショップでも販売。15SSコレクションからは百貨店を中心に本格展開する。同社では日本での展開を3年計画で推進。韓国や日本国内の著名人や顧客などを招待したファッションショーやイベントなども予定している他、来年には東京にフラッグシップストアもオープンしたいという考えだ。メトロシティは1992年にフィレンツェで誕生。Mのロゴがポイントで、ミニマルなシルエットとメタルパーツの装飾を使ったデザインのバッグが話題となった。97年からは拠点を韓国に移し、現在韓国国内102店舗で展開している。97年以降は累計で約576万個のバッグを販売。韓国では20歳から50歳の女性の3人に1人がメトロシティのバッグを所有している計算になるほどの人気だという。また、毎シーズン広告イメージビジュアルにセレブリティを起用しており、2011年はミラ・ジョヴォヴィッチ、2012年はミーガン・フォックス、2013年はアドリアナ・リマが広告を飾り、今年はケイト・ベッキンセールを起用している。ターゲットは20代から40代。商品構成はウィメンズ85%、メンズ15%。バッグを中心にシューズ、革小物、スカーフ、帽子、ウエア、フレグランスなどを展開し、メンズはバッグ、ベルト、財布、革小物などもそろえる。ウエアは全体の2%程度でウィメンズのスウェット、Tシャツなどをラインアップ。価格はウィメンズのハンドバッグ、メンズのビジネスバッグが6万から7万円前後、財布が3万から5万円前後、シューズが4万から6万円前後など。また、日本上陸を記念して“メディベア(メトロシティとテディベアの造語)”なども発売する予定だ。
2014年07月29日ローマ発、個性的な香水を展開する実験的プロジェクト「ラボラトリオ・オルファティーボ」(嗅覚の実験室)が、日本初上陸。オーガニックに特化したコスメ事業を展開する「ビオトープインク(BIOTOPE INC.)」が今年の秋冬に同プロジェクトの製品を国内で発売する。ラボラトリオ・オルファティーボのコンセプトは、売れ筋やブランディングにとらわれない製品開発。参加するパフューマー(調香師)のセンスや感性を重視した個性的なアイテムを用意し、世界中に広まりつつある“ニッチフレグランス”の流れの中で、オリジナルでハイグレードな香水を提供する。また、香りのハーモニーを鑑賞するための理想的な濃度として、オードパルファムが中心のラインアップとなる。今回日本ではオードパルファム(100ml/1万7,000円)とルームフレグランスディフューザー(200ml/8,900円)の販売を予定。オードパルファムはマリー・デュシェーヌなど3人の調香師が担当。フレッシュなタバコやベルベットの木の芳香など、メキシコの旅にインスピレーションを得た「COZUMEL」を始めとする全6種類を発売する。一方、ルームフレグランスディフューザーでは、「ビアンコフィオーレ」(白い花)や「プールベレデリゾ」(ライスシャワー)、「ラランチオエラカネーラ」(オレンジとシナモン)など全6種類を発売する。国内展開に先駆けて東京・南青山のライフスタイルショップ「シボネ(CIBONE)」では、各アイテムの先行販売が行われている。オードパルファムは各1万7,000円で、同社のオンラインショップからも購入可能。
2014年07月24日トリー バーチ(TORY BURCH)が、日本上陸5周年を記念して特別にデザインした限定コレクションを発表した。9月初旬より、銀座、大阪、神戸、金沢のトリー バーチブティック及び、全国のインショップで販売される。トートバッグ、コスメティックケース、コンチネンタルウォレット、スニーカー、Tシャツ、スウェットの6アイテムをラインアップ。シックな抽象絵画のようなモノトーンのプリントは限定デザインで、レッド、ジッパーやトリムのゴールドがアクセントになっている。トリー バーチは2009年に銀座に旗艦店をオープン。同ブランドのCEO兼デザイナーのトリー・バーチは、「銀座店は私たちが初めて海外にオープンした旗艦店。日本での5周年には特別な思い出がある」とコメントを発表している。
2014年07月14日英スコットランドのブランド「バリー(Barrie)」は、日本初となるポップアップショップを伊勢丹新宿店本館4階ウエストパーク/ラグジュアリーステージにオープンした。6月24日まで。同ブランドは1903年、“カシミアの里”と呼ばれるホーイック地方にて設立。100年を越える歴史を持ち、数々のビックメゾンのニットを製作してきた老舗のカシミアニットウエアメーカーだ。2012年にファクトリーブランドとして「シャネル(CHANEL)」の傘下に入り、バリーというブランドとして14-15AWコレクションを発表した。今回オープンしたショップではウエア、ストール、ニット帽、手袋などのニットアクセサリーまで幅広くそろえる。袖を二の腕で切り替え、ふんわりとボリュームを出したカモフラージュ柄のカーディガン(13万9,000円)やアーガイルとカモフラージュ柄で切り替えたワンピース(13万9,000円)、リーフ柄のセーター(13万6,000円)、同柄のペンシルスカート(8万9,000円)など20型以上のアイテムを展開。いずれも流線的なラインで女性のボディラインを美しく見せる。アイテムは見た目華奢で繊細なイメージだが、実際手に取ってみると肉厚でしっかりとした質感を持った上質なカシミアを使用。日本の島精機製作所のホールガーメントで生産されている。鮮やかな色彩も特徴。グレーとキャンディーピンク、赤とネイビー、グリーンとネイビーなどの組み合わせでいくつかカラーバリエーションがあるが、同じ柄でも配色によってガーリーやスポーティーなど全く異なる表情を持つ。イメージモデルにはリリー・コリンズ(Lily・Collins)を起用し、ルックブックの写真はブランドローンチに合わせてシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)自身が特別に撮り下ろした。
2014年06月17日創立25周年を迎えたイギリスのダンスシアターカンパニー「モーションハウス」が、このたび初来日。世界中で喝采を浴びた作品『スキャッタード』が六本木ブルーシアター(東京都)で6月13日に開幕することを受け、前日の12日、同会場で公開リハーサルを行った。モーションハウス『スキャッタード』チケット情報『スキャッタード』は、“水”をテーマにダンサーの“パフォーマンス”“映像”“音楽”が融合した新感覚のエンターテインメント。モーションハウスの18番目となる作品で、2009年秋から2011年にかけて世界中で上演。パフォーマーたちのダイナミックなダンスと水面・海中・滝・氷・雪などの美しい映像がリンクした壮大なパフォーマンスが、アメリカ、ヨーロッパで大絶賛された。“驚愕の4200秒”というキャッチコピー通り、まるでCGを駆使した映画を観ているような衝撃が、70分間訪れる。舞台には、スノーボード・ハーフパイプの斜面のようなセットがあり、そこに映像が映し出される。パフォーマーたちは、高さ3メールほどの斜面をするすると駆け上がり、滑り降り、縦横無尽に動き回る。ぶつかりそうでぶつからないタイミングで数名のパフォーマーが交差しながら、スリリングでアクロバティックなダンスを繰り広げる。水の映像にあわせたパフォーマンスは、まるで水中を泳いでいるような錯覚に陥る。そんな目の前で起こっている演出に驚愕しながらも、水の滴る音が配された音楽に、心地よい安らぎも感じることができる。今回来日しているメンバーたちは、世界中のツアーにも参加しているいずれも身体能力の高い男女ばかり。コンテンポラリーダンスのパフォーマーを活動のベースに置きながらも、振付家を務める者や、自身のダンスカンパニーを主宰する者、ダンスアワードの受賞歴がある者など、個々でもバラエティに活躍しているパフォーマーが揃った。だからこそ、アスリートのように鍛え上げた全身を使ったダンスは、ダイナミックなだけでなく、しなやかでとても美しく、観る者を魅了する。モーションハウス『スキャッタード』は、六本木ブルーシアター(東京都)で6月15日(日)まで上演。全5公演。チケットぴあでは当日引換券を各公演の前日まで販売中。
2014年06月13日世界的ホテルグループ「ハイアットホテルズアンドリゾーツ(Hyatt Hotels and Resorts)」手掛ける日本初進出のラグジュアリーホテル「アンダーズ東京(Andaz Tokyo Toranomon Hills)」が6月11日、虎ノ門ヒルズにオープンする。9日、報道陣に向け、内容が公開された。47階から50階の4フロアに位置する客室は全164室。8室のスイートルームを含む。スタンダードルームでも1部屋50平方メートルの広さを誇り、宿泊費は1泊5万から6万円。最も広いスイートルーム「アンダーズ スカイスイート」は広さ210平方メートルで、1泊100万円だ。いずれの部屋にも大きな窓が備えられ、東京の景色を一望することができる。インテリアデザインは、ニューヨークを拠点に活躍するデザイナー、トニー・チーと、「イソップ(Aesop)」ショップなどをデザインしている「シンプリシティ(SIMPLICITY)」主宰の緒方慎一郎のコラボレーションによるもの。ゲスト個々のスタイルに合わせて自由に動かせる“ふすま”や“障子”のアイデアをヒントにしたパーテーションや、日本の“風呂”の考えを取り入れた広々としたバスタブなど、「和」を意識した空間を作り出した。館内37階には「アオ スパ&クラブ(AO SPA AND CLUB)」もオープン。メンバーシップ会員とホテルゲストは、熟練セラピストによるパーソナライズされたケアを体験できるトリートメントルーム、日本のホテルで初めてテクノジム社の「アルティス(ARTIS)」を備えたフィットネスセンター、アットホームなリラクゼーションスペースを利用できる。51階にある202席のメインダイニング「アンダーズ タヴァーン」では、四季折々の皇居やスカイツリーを望みながら、新鮮な日本の食材を生かしたヨーロッパ料理を味わえる。また、ホテル最上階の52階は「チャペル」「ルーフトップ バー」「アンダーズ スタジオ」の三つで構成されており、ウエディングはもちろん、宴会や会議などあらゆるシーンで活用することができる。森ビル広報者は、「ホテルの利用者は、虎ノ門ヒルズと同じくオフィスワーカーや外国人を見込んでいる。周辺にオープンする飲食店や施設と共に、2020年の東京オリンピックに向けた取り組みも行っていく予定」とコメントした。
2014年06月09日(画像はプレスリリースより)マニッシュでエレガント。一生ものの革靴世界的に有名な英国のシューズブランド「ジョセフ チーニー」のレディースシューズが、日本に初上陸を果たした。輸入代理店「BRITISH MADE(ブリティッシュメイド)」のオンラインショップと、各店舗にて販売されている。ジョセフ チーニーは1886年の設立。革靴の伝統的な技術で、世界から高く評価されている老舗ブランドだ。気品あふれる内羽根フルブローグモデルジョセフ チーニーのレディースシューズ「BESSIE」は、トラディショナルなデザインの、内羽根フルブローグモデル。カラーは黒と白のコンビがこの上なく高貴な「BLACK HI SHINE/LAVANDA SUEDE(BRITISH MADE別注モデル)」、落ち着いたブラウンカラーでどんなファッションにも合わせやすい「BURNISHED ESPRESSO」、光沢のある黒の輝きが上品な「BLACK」の3色。価格は46,000円(税別)。いずれもマニッシュなデザインの、極上の一足。ソールの交換が簡単なグッドイヤーウェルト製法で作られているので、何年も愛用できるのがうれしい。【参考】・渡辺産業株式会社のプレスリリース・ブリティッシュメイド | BRITISH MADE
2014年05月25日エアロスミスのスティーブン・タイラーやダニエル・ラドクリフ、マレーシアの王族など海外セレブを虜にしてきたニューヨーク発のサーカス・エンターテインメント、『EMPIRE―エンパイア』が今夏、日本初上陸とのこと! 5月13日(火)、東京ミッドタウンのMercedes me(メルセデス・ベンツ 新ショールーム)で制作発表記者会見が開催されました。会見には、オフィシャルサポーターのテリー伊藤さんが登壇し、その魅力について語ってくれました。全米最高水準のショーと言われているダークシルクシリーズ最新作『EMPIRE―エンパイア』のプロデューサーは、ラスベガスの最高級ホテル、「シーザースパレス」のオフィシャル・サーカス・エンタテインメント「Absinthe(アブサン)」を手がけたSPIEGELWORLD(スピーゲルワールド)氏。この肩書き1つだけでもそのレベルの高さが伺えますが、見どころは何と言っても、最前列からわずか1mにある円形ステージで繰り広げられる、ド迫力のパフォーマンス。しかも、総勢16名のキャストはすべて美男美女。鍛えあげられた肉体美にセクシーな衣装を身にまとい登場し、客席にもセクシーな衣装のまま遊びに来ることもあって、目のやり場に困ることもあるそう。さすが“禁断のサーカス”と呼ばれているだけあり、テリー伊藤さんが評した「官能的」という表現がピッタリ! なのです。会見では『EMPIRE―エンパイア』で活躍する日本人ラートパフォーマー、吉川泰昭さんがパフォーマンスの一部を披露。狭い円形ステージでラートを自在に操り高速スピンや輪の中で身体全身を支える超絶神業に、取材陣はまさに“かぶりつき”状態。最前列で見学させていただいた記者も、写真を撮ることを忘れそうなほど、食い入るように見つめてしまいました…! その後、テリー伊藤さんとのトークタイムに入っても、吉川さんの筋肉は波打ちっぱなし。細心の注意と最高のコンディションが必要なパフォーマンスだと知らしめられる一方で、男性の肉体美が好きな女性は、至近距離で見たら興奮するかも!? とも感じました。パフォーマンスが披露される劇場空間も、堪能ポイントの1つ。ナイトクラブを彷彿とさせるラグジュアリーなフロアで、お酒を楽しみながら観劇できるのです。日本での公演は品川プリンスホテル Club eXで開催されるので、ぜひ、ドレスアップして出かけたいところです。テリー伊藤さんは「男の肉体美が大好きな、はるな愛さんかミッツマングローブさんを誘って行きますよ(笑)」とおっしゃっていましたが、女子同士で観劇しても楽しめることは確実。観劇中は撮影&録画OK(※フラッシュ撮影は禁止)なので、SNSのネタにもできそう。デートなら、ドリンクと軽食が付いたVIPルームを予約して、プライベートな空間で2人きりで楽しむのもオススメです。コメディーからヴォードヴィル、バーレスクまで繰り広げられるタブー無しの世界観に、今夏あなたも足を踏み入れてみては? ・EMPIRE―エンパイア 公式サイト
2014年05月21日オシャレはやっぱり自分らしさが大切。だから、できるなら自分だけのオリジナルのものを身につけたいですよね。そこでオススメなのがニューヨークにある、話題の「BROOKLYN CHARM」。いよいよ日本初上陸だから、ぜひ注目して。「BROOKLYN CHARM」は、現在ブルックリンに1店舗のみを構えるアクセサリーショップ。たくさんの旅行雑誌やテレビなどでも紹介されているから聞いたことのある人や、ニューヨークに旅行に行ったときに足を運んだことがある人もいるかも。実際店内は若いニューヨーカーや外国からの観光客で大にぎわいだそう。「BROOKLYN CHARM」では、2,000種類ものチャームや、さまざまなチェーンや天然石を含むストーン、ヴィンテージ・パーツの中から、自分の好きなものを選んで、世界でただひとつ自分だけのアクセサリーが作れるから、自分らしい、自分にぴったりなアクセサリーが手に入りそう。また、多岐にわたるパーツから選んで作るため、カジュアルなデザインのものから、モード感溢れるもの、ガーリーな雰囲気のものなど、幅広いジャンルのものが作れるのもうれしいですね。きっと自分らしいアクセサリーがつくれるはず。待望の日本オープンは、5月3日。場所は原宿のキャットストリートだから、おしゃれ感度の高い人たちがたくさん足を運びそうですね。また5月10日からは、ルミネエストにPOP-UP SHOPが期間限定オープン!(7月21日まで)さらに、5月14日からは梅田阪急で行われるNYフェアにも出店。(5月20日まで)8月末にはルミネ2にもオープンするから、一気にブームが押し寄せるかも。今なら、OPENING CAMPAIGNとして、日本1号店のOPENを記念して、5月3日から5月11日の期間中、商品を購入し会員登録すれば、「カードを持っている人とそのお友達1名に500円以内(税別)の好きなチャームをひとつずつプレゼント」する“OPENING CAMPAIGN CARD”をプレゼント!今はニューヨークに行かないと足を運べないお店だから、ゴールデンウィーク中に東京に遊びに来る人もぜひ注目して。人とちょっと違うおしゃれや、自分らしいこだわりのおしゃれを楽しみたい人は、ぜひ「BROOKLYN CHARM」でお気に入りのアクセサリーを作ってみては?・BROOKLYN CHARM 公式サイト
2014年04月25日1980年代に日本で一大ブームを巻き起こしたドイツ・ミュンヘン発のブランド「MCM」が今春、再上陸を果たす。日本での新作お披露目に合わせて来日したMCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリ(Paolo Fontanelli)CEOと、日本法人の加賀美由加里代表に今後の展望を聞いた。■MCMファッション・グループ・ジャパン 加賀美由加里代表取締役――MCMのどんな点に魅力を感じていらっしゃいますか?MCMは、ジェンダーレスでエイジレス、かつタイムレスな価値観を提案するブランドです。様々な枠を飛び越え、未来に向けた発信力を持つ点が、ラグジュアリーブランドとは一味違います。そこにブランドとしての大きな可能性を感じ、現職に就きました。――今回、日本再上陸となりますが具体的な戦略は?日本法人の設立により、MCMの世界観を正確に伝えることができる体制が整いました。イメージコントロールにも注力していきたいと思います。80年代ブームである今、再上陸には絶好のタイミングだと捉えています。――80年代に一世を風靡したことで、すでに多くの消費者がブランドを認知しています。一方、ブランドに馴染みの薄い若者には、どのようにアプローチをしていくのでしょうか?ジャスティン・ビーバーやクロエ・セヴィニー、ファレル・ウィリアムスら、若者に人気のある海外セレブがMCMを愛用しているので、ブランドを知っている人も大勢います。そういった状況下でリローンチすることで、新鮮なブランドとして受け止めてもらえると期待しています。また、MCMはストーリーのあるブランドです。ブランド名はローマ数字「1900」を意味し、旅行が脚光を浴び始めた20世紀を象徴しています。そういった背景や既成概念に捕われない考え方は、若者に魅力的に映ると考えています。――銀座旗艦店が4月25日にオープンします。再上陸の拠点として、銀座を選んだ理由は?銀座は日本のみならず、世界の有数のファッションエリア。ファッションブランドであれば、銀座に出店することは一つの目標です。約330平方メートルの広々としたショップが誕生します。メガブランドがひしめく中でインパクトを出せるよう、オープンに向けて調整中です。オープン時には、銀座旗艦店の限定アイテムの他、東日本大震災の復興支援として、岩手県三陸の職人と協業したトートバッグ2型、クラッチバッグ1型を販売します。このプロジェクトにより被災地の雇用を創出するとともに、売り上げの一部を他の被災地に寄付します。双方に利益を生むウィン・ウィンではなく、今後は双方が幸せになるハッピー・ハッピーであることが重要だと考えています。――銀座旗艦店ではアパレルラインの取り扱いもありますが。ジェンダーレスでエイジレスなウエアをそろえています。ただ、全体のコレクションに占める割合は数%で、バッグコレクションを補足するような形で展開しています。――その後の出店計画は?直営店は、年内に東京に2店舗目、大阪に1店舗をオープンする予定です。2015年には、福岡や名古屋などへの出店を計画しています。伊勢丹や三越、高島屋、大丸、阪急を始めとする全国有力百貨店へ販路を拡大しながら、従来通り、セレクトショップでの卸しも継続していきます。これまで国内の販売店が少なく、顧客がアジアの店舗まで足を運び商品を購入するケースも多かったので、販売店舗と共に商品のバラエティーも充実させていきたいと考えています。――今後、ブランドをどのように成長させていこうとお考えですか?80年代のイメージから、新しく生まれ変わるMCMをアピールしていきたいと思います。まずは、ブランドのDNAを伝えていくことが私達の仕事。店舗を拠点にブランドの魅力を発信していきます。多様なメディアやセレブリティと協力して幅広い層にアプローチしていきたいとも考えています。売り上げは3年間で100億、店舗は直営店5店舗、卸し20から30店舗を目指します。MCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリCEO編に戻る。加賀美由加里は1946年、東京都生まれ。97年にランバンパリ100%出資となったランバン ジャパン社長に就任。03年に同社会長に就任。現在はランバンビジネスのアドバイザーを務める。06年にドーメル・ジャポン株式会社の代表取締役に就任。現在は、MCMファッション・グループ・ジャパンとドーメル・ジャポン双方の代表に加え、国際連合世界食糧計画WFP協会顧問及び、子供地球基金理事も務める。11年には一般社団法人LOOM NIPPONを設立し、東日本大震災の復興支援活動にも携わっている。
2014年04月22日1980年代に日本で一大ブームを巻き起こしたドイツ・ミュンヘン発のブランド「MCM」が今春、再上陸を果たす。昨年8月21日には、MCMファッション・グループ・ジャパンを設立。ランバン ジャパン社長を務めた後、ドーメル・ジャポン代表を務めている加賀美由加里を代表に迎え、再スタートに向け準備を整えてきた。4月25日にオープンする銀座旗艦店を皮切りに、全国へと販路を広げていく。今回、日本での新作お披露目に合わせて来日した、MCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリ(Paolo Fontanelli)CEOと加賀美代表に今後の展望を聞いた。■パオロ・フォンタネリ氏――MCMの魅力について、どうお考えですか?MCMは1976年、ドイツ・ミュンヘンで誕生しました。当時のミュンヘンはアートや音楽、映画において先駆的な役割を担っていました。そんな時代背景からインスピレーションを受けてMCMはスタートしたのです。最も大切にしていることは、エイジレスでジェンダーレスであること。そのDNAを表現した代表的なアイテムがバックパックだと言えるでしょう。――フォンタネリCEOが打ち出す戦略とは?ブランドのルーツを前面に打ち出していきたいと考えています。また、MCMを象徴するヘリテージラインを主軸に、コレクションの幅を広げていきます。その一つが、成熟した消費者に向けた高級ラインです。上質なレザーを使ったコレクションは、フィレンツェのファクトリーで生産しています。――現在はどのようなビジネス展開をされていますか?現在世界32ヶ国で41店舗を展開しており、うち29店舗が直営です。2005年に韓国企業に買収されて以来、韓国が最も大きな市場です。ヨーロッパとアメリカに次ぎ、中国も急速に成長しています。中国は昨年末までに35店舗オープンしており、今年中に50店舗にまで拡大予定です。アメリカは景気が回復してきたこともあり、業績が順調に伸びています。ニューヨーク初の旗艦店を9月にオープンする他、ラスベガス、ビバリーヒルズにも出店予定です。ブランド誕生40周年を迎える2016年に向け、まだ内容は明かせませんが、大きな目標を掲げています。――グローバル戦略における、日本進出の意義は?私の役割はMCMを国際的なブランドへと成長させていくことです。その中で、日本再上陸は重要な意味を持っています。消費者が既にブランドを認知していることは、大きな財産といえます。ヘリテージラインを筆頭に、高級ラインを含めた魅力的なラインアップを消費者に提案していきます。――MCMファッション・グループ・ジャパン代表に加賀美氏を抜擢した理由は?ファッション産業における素晴らしい経験を持ち、日本市場を熟知している加賀美は、再上陸には欠かせない人材です。彼女を迎えることができ、今後の日本での展開に大きな希望が持てました。――今後、コラボレーションなどを予定していますか?毎シーズンアーティストとコラボレーションを行っています。14-15AWコレクションでは、アートシーンが活気づくドイツから、注目のアーティストとコラボレーションを行う予定です。MCMファッション・グループ・ジャパン 加賀美由加里代表取締役編に続く。パオロ・フォンタネリは1957年、イタリア生まれ。天体物理学の研究に携わった後、95年にサルバトーレ フェラガモ CEOのフェルッチョ・フェラガモのビジネスアシスタントとなり、98年に同社CFOに就任。99年、ハーバードビジネススクールのマネジメントプログラムに参加。2000年にジョルジオ アルマーニ S.P.A.のCFOに就任。03年、ジョルジオ アルマーニ香港と中国のCFOに就任し、中国に35店舗のショップをオープン。07年、フルラで、ファミリー以外出身者として初のCEOに就任。13年、MCM プロダクツ AG(チューリッヒ)のCEOに就任。
2014年04月22日チョコレートやワッフル、ビールにフライドポテトなど、グルメな食文化で知られるベルギーから、いま世界で話題のスイーツが日本に初上陸を果たした。4月1日(火)~29日(火・祝)までの期間限定で銀座三越B2に出店するのが、ベルギー伝統菓子、キュベルドン専門店「Belgian Cuberdon」だ。キュベルトンとは、ベルギーで古くから親しまれている伝統菓子で、その見た目の形状から、「鼻」の意で親しまれているスイーツ。表面は固く、内側にはトロットしたシロップが詰まった、グミのような食感のコンフィズリーだ。キャンディのようでもあり、グミのようでもある、カラフルなキュベルドンは、国際的な映画祭や晴れがましい祭典でもゲスト向けのデザートとして出されるなど、ヨーロッパ セレブの間にも浸透しており、冷やしてシャンパンに合わせたり、凍らせてウォッカとともに愉しんだり、また午後のティータイムには紅茶やコーヒーに入れて愉しんだりと、さまざまなシチュエーションで大人が愉しめるスイーツとして広まっている。今回、銀座三越に登場する期間限定店舗では、ストロベリー、オレンジ、レモンなどのカラフルなフレーバーを取りそろえ、多彩な味をラインナップ。3個入り(972円 税込)、16個入り(5,400円 税込)、25個入り(8,100円税込)などを展開。自分のご褒美用や大切な人とシェアしたり、ギフトとしてもおすすめ。果実味あふれる香りが口中に広がり、贅沢な気分を春のスイーツタイムにぜひ試してみたい。(text:Miwa Ogata)
2014年04月01日「グッチ(GUCCI)」は3月12日、今年日本上陸50周年を迎えるのを記念したイベント「ザ・ハウス・オブ・アルチザン(The House of Artisans)」を伊勢丹新宿店本館でスタートした。18日まで。グッチの日本第1号店は、1964年にサンモトヤマ創業者・茂登山長市郎によって東京・銀座にオープンした。今回のイベントでは、同じく1960年代に誕生した「フローラ」モチーフを用いてクリエーティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニがデザインしたカプセルコレクションを4月1日の全国発売に先駆けて販売している。また、イタリア・フィレンツェの工房からトップクラスの職人達来日し、同館4ヶ所でグッチのクラフトマンシップを紹介する企画が催されている。1階ザ・ステージでは、バッグを始めレザーグッズをフィーチャー。バンブーバッグやソーホー コレクション、ニュージャッキーバッグなどアイコンモデルをバリエーション豊富に取りそろえ、新作ハンドバッグ「レディロック」の世界限定モデルや、ソーホー コレクションの限定色も登場。カプセルコレクションのバッグは、限定である証のプレートが施されている。同会場の職人による実演コーナーでは、レディロックの製作工程を初公開している他、購入したバッグにイニシャルの刻印を施すサービスを実施。2階婦人靴 / プロモーションスペースでは、1953年のデビュー当時から60年間変わらず受け継がれてきたホースビットローファーの製作工程を披露。縫製からポリッシング、カラーリングまで4人の職人が手掛ける。また、メイド・トゥ・メジャー(オーダーメイド)サービスも受け付けており、購入商品へスペシャルブレードを施すことが可能。3階センターパーク / ザ・ステージ#3では、「フローラ」プリントの生地で仕立てたウエアとスカーフを中心に、バッグ、シューズなどもそろう。購入したスカーフには職人がハンドライティングでイニシャルを入れるサービスを用意。また、スカーフの売り上げ全額は「東日本大震災子供支援 ユネスコ協会就学支援奨学金 - GUCCI奨学生」に寄付される。また、同階ウエストパーク / プロモーションスペースではジュエリーを紹介。カプセルコレクションとして登場した「ホースビット ネックレス」は、ストーンセッティングとポリッシングを職人が会場で実演。購入商品へのイニシャルの刻印サービスも行っている。更に、同店ウインドーもグッチがジャックしており、明るいベージュと「フローラ」モチーフで春らしく彩られている。
2014年03月13日アメリカで誕生し、今や世界中で大人気となっているスポーツイベント『ウォリアーダッシュ』(WARRIOR DASH)が関西に初上陸、2014年3月15日(土)に大阪・舞洲スポーツアイランドにて開催される。『ウォリアーダッシュ』のその他の画像『ウォリアーダッシュ』とは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア等で開催され熱狂的なファンを持つ障害物レース。広大な会場内で「泥のプールを渡ったり」「火を飛び越えたり」「空中に張られたネットの上を進んだり」「細い板の上を歩いたり」といった、15か所の障害物を乗り越えながら5kmのコースを進むエンタメ・アスレチック競技だ。また、『ウォリアーダッシュ』の特徴は参加者が思い思いの仮装で参加でき、お祭り感覚で楽しめるところで、その様は「スポーツのハロウィン・パーティ」と呼ばれるほど。さらに競技終了後には様々なフード&ドリンクが用意され、会場にはDJブースやステージも設置されるなど音楽イベントや大道芸のショーも予定されているとのこと。まさにスポーツと音楽の祭典『ウォリアーダッシュ』、詳しくはオフィシャルサイトでご確認を。
2013年12月26日パリのフレグランスブランド「ディプティック(diptyque)」が、日本初の旗艦店を東京・南青山にオープンした。住所は東京都港区南青山5-6-15。店舗デザインは、西洋と和の融合がテーマ。エントランスは石畳や植栽などで日本庭園をイメージし、店内は楽焼のタイルで作った棚や、ゴールドのアルファベットモチーフでできた壁などで設えられた。中央には、大小500個以上のキャンドルが並んだタワーがそびえ立つ。建物は3階建てで、1階がショップ、2階はフレグランスのワークショップなどを行うスペースとして利用され、3階はオフィス。オープンを記念して、青山店限定で、梅やサクラが香る「東京」キャンドル(6,825円)、鈴蘭やリンデンフラワーが香る「パリ」キャンドル(6,825円)、それぞれの街が描かれたランタン(各1万2,600円)も登場。また、期間限定で”光の祭典”をテーマにしたクリスマスキャンドル(7,875円)をオレンジ、緑、紫の3色で展開。他にも、2013年ホリデーコレクションの限定ギフトセットも販売されている。定番アイテムでは、フレグランスやフレグランスキャンドル、オーバル(石けん)、地中海をイメージしたスキンケアシリーズも取りそろえる。人気アイテムは、カシスとバラを配合した「べ(BAIES)」の香りのフレグランスやキャンドル、そして、砂時計型のディフューザー(1万5,750円)。ギフト用のラッピングも日本風で、それぞれの香りをイメージした色の3枚の薄葉紙を、折り紙のように重ねた包装を用意している。ディプティックジャパン代表取締役社長福住和久氏は、「日本はディプティックが世界展開する中で以前から注目していた市場。日本で最初の店は絶対に良いものを作りたいと意気込んだため、予算は当初の4倍になってしまった。今後も、それぞれの街に合った店作りとデザインを心がけ、店舗を拡大していきたい」と語る。
2013年12月13日