日本の温泉文化と旅館の魅力を再発見し、より楽しめる滞在を提案する日本初の温泉旅館ブランド「星野リゾート 界」。有名温泉の雰囲気と湯浴み、そして、地元の味覚、オリジナルのスパなど、旅慣れたゲストも納得するサービスを提供していく。2011年秋には、4軒の宿をオープンさせ、2012年以降も積極的に展開していく予定だ。星野リゾート 界 津軽その姿の美しさから、津軽富士と呼ばれる岩木山を望み、水に浮かぶ庭園が目前に広がる宿。日本画の巨匠、加山又造氏による壁画のあるパブリックスペースでは、津軽三味線ライブの演奏も。古代檜の湯も堪能したい。客室は、津軽塗りのインテリアが配された上質な空間。料理は、津軽の旬の味わいを賞味できる。星野リゾート 界 松本スタイリッシュなデザインの中にも、伝統工芸の技法を巧みに取り入れて造られた旅館。全てしつらいが異なる客室は、和モダンな空間。日本書紀にも登場するという浅間温泉を心ゆくまで楽しめるように、館内2つの湯殿には、8種・13通りの湯が用意されている。信州牛など地元の新鮮な食材を使った“麻葉野懐石”が楽しみ。選び抜かれた信州ワインとともにゆっくりと味わいたい。星野リゾート 界 出雲出雲風土記や枕草子にも登場する名湯、玉造温泉の一角にある。大浴場では、出雲大社をモチーフにした内湯と渓流をイメージした開放感のある露天風呂、さらに、全客室に露天風呂が配され、のんびり湯浴みが楽しめる。宍道湖と日本海の新鮮な魚介、出雲の大地の恵みがふんだんに盛り込まれた、和会席が楽しみ。星野リゾート 界 阿蘇8000坪という敷地の原生林の中に12のヴィラが点在。日常の喧騒から隔絶され、穏やかに過ごせる。本館施設のラウンジには、火の国・阿蘇らしいファイヤープレイスを設置。また、月見台からは、阿蘇の雄大な風景を眺めることができる。マーユ(馬油)を使用したトリートメントが受けられる、マーユスパも興味深い。メインは、阿蘇赤牛、豊後牛、佐賀牛など、九州産の極上ブランド和牛を取り入れた、日本料理が味わえる。力強い味わいの地野菜も一緒に。料金は、各旅館とも1泊2付き1名¥30,000~という価格設定。来年以降オープン予定の宿にも期待したい。お問い合わせ:星野リゾート 界 tel.050-3786-0099取材/栗丘とまこ
2011年11月15日