ヴィラのデイベッドでゆっくりできるリゾート広大な敷地に、全7通りの客室の入るヴィラが並ぶ「星野リゾート リゾナーレ小浜島」。小さなタイプでも42㎡と広々。デイベッド付きのお部屋では、ごろんと横になってお昼寝したり、本を読んだりも。ゆっくりできるのがリゾートならでは。リゾートコンセプトの「真南風ロマンティック」の真南風とは初夏に吹き渡る風で、この風に乗って先人達はいろいろな国に貿易などに渡り、海の向こうから豊かさを持ち帰ったのだとか。確かに、非日常の空間で気持ちも豊かになる時間が過ごせそうです。ロイヤルスイートはプライベートプール付き室内95㎡、テラスは143㎡もあるロイヤルスイートは、これぞ一度、泊まってみたい夢のお部屋。広々としリビングにデイベッドが付いて、メインベッドには天蓋付き。バスルームは前面がガラス張りで明るく、解放感にあふれています。屋外にプライベートプール、ガゼボにジャグジーまであります。プライベートプールの横でリクライニングチェアに横になれば、セレブリティな気分。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート リゾナーレ小浜島TEL・予約:0570-073-055(リゾナーレ予約センター)住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜東表2954
2016年08月25日チェックインしたら、南の島のサンドレス選び港に着くとお迎えの車でリゾートへ。レセプションでチェックインでしたら、まず「どうぞこちらへ」と言われた先には、かわいいサンドレスがいっぱい。「星野リゾート リゾナーレ小浜島」では、“南の島のサンドレス”を最初に無料でレンタル。リゾート気分があがります。レセプションには、他にも黒糖チョコレートやちんすこうなど沖縄のお菓子や沖縄産の紅茶などを自由にお部屋に持って行けます。アイスクリームもサービスで置いてあります。お部屋のアメニティもロクシタンで、女子旅のツボを押さえてますね。ラグーンプールの向こうは海。夜は満点の星空さっそくサンドレスに着替えて、プールにビーチにと出かけます。プールは、ハイビスカスなど南国らしい花と緑に囲まれたガーデンプール。パラソルの下でまどろみそうなラグジュアリーな雰囲気のラグーンプール。そしてプールの向こうに白砂のビーチと海が広がるビーチハウスプール。夜になったら星空を見上げて。ランタンを手に向った先にはなんと全長100mもある「広々した「ティンガーラ・ハンモック」。寝そべれば、空にはこんなにたくさんの星があったのだと驚くはず。天の川って本当に川のように無数の星が並んでいることに感激。この美しい星を見るだけでもここに来た価値があったと思えます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート リゾナーレ小浜島TEL・予約:0570-073-055(リゾナーレ予約センター)住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜東表2954
2016年08月24日静岡県のリゾート施設「星野リゾート リゾナーレ熱海」は10月1日(土)~10月31日(月)の期間中、「くすくすの森ハロウィン」を開催します。「くすくすの森ハロウィン」は、リゾナーレ熱海に隣接する「森の空中基地くすくす」をフル活用したハロウィンイベント。樹齢300年のくすのきを拠点に、期間限定プロジェクトを多数展開します。キュートで本格的なハロウィンイベントに参加しましょう!イベントがおこなわれる「リゾナーレ熱海」とは?リゾナーレ熱海は、全国に高級リゾート施設を展開する「星野リゾート」のリゾートホテルです。山上にあり、熱海の市街と海を一望できる最高のロケーション。広々した部屋とビュッフェ、クライミングウォールやブックス&カフェ、キッズルームなどを備えた、星野リゾートの中ではファミリー向けのホテルです。隣接する「くすくすの森」は宿泊者専用の施設。森を丸ごと使い、アスレチックやさまざまなアクティビティで遊べます。今回のハロウィンイベントは、くすくすの森のシンボルである樹齢300年のくすのきを拠点に繰り広げられます。くすのきの上に、何と魔女の家が現れますよ!魔女の家を訪ねてみませんか?●多彩なイベント内容をチェック!子どもだけでなく大人も楽しめるのが「くすくすの森ハロウィン」。参加すればお菓子がもらえるイベントもあります。イベントごとに内容と開催日時をチェックしましょう。●魔女のクローゼット無料のレンタル衣装で魔女に変身しましょう!衣装がギッシリ詰まった魔女のクローゼットで、女の子はスカート・ポンチョ・メガネ、男の子はローブ・メガネなどを使って仮装を楽しめます。ホウキにまたがり、魔女気分で記念撮影。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の毎日・時間:平日9:00~17:00、土日祝9:00~17:00・19:00~20:30・料金:無料●魔女のクラフト工房2本のバラとドライフラワー、木の実を使ったコサージュ作りにチャレンジ。使うバラは、色が変わる不思議なバラです。紫色や白色のバラに魔法の水をひと垂らしすれば、赤・緑・ピンク・青色に変わります。色を変える魔法を使ってみませんか。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の毎日・時間:14:00~17:00(30分毎受付)・料金:1,500円/1作品●ハロウィンライトアップくすのき樹上に建てられた魔女の家に明かりがともり、暗い森に浮かび上がります。昼間とは違う雰囲気を楽しみましょう。かぼちゃやランタンもぼんやり光り、本物の魔女が出てきそうな雰囲気です。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の土日・時間:19:00~20:30・料金:無料●魔女のナイトウォークラリークロスワードに挑戦して謎を解く、子ども向けのプログラムです。ミッションは「名前を忘れてしまった魔女に、名前を教えてあげること」。夜になると浮かび上がるヒントを集め、ミッションをクリアしてください。クリアした人には、魔女からお菓子のプレゼントがあるかも!?・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の土日・時間:19:00~20:30・料金:500円/1人●ハロウィンピクニック1日1組限定の特別なランチピクニックに出かけませんか。メニューは、きのこのソテーやりんごとおいものジャムなど好きな具材を組み合わせて作るオープンサンドウィッチ、サラダ、パンプキンスープ。ハロウィンらしいメニューでお腹いっぱいですよ。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の平日・時間:12:15~13:30・料金:9,000円/1組2名、3名以上追加3,000円/1名●ツリーハウスティータイムホットコーヒーやホットココア、りんごジュースなどのドリンクに、大麦を炒って粉末にした“麦こがし”を使った熱海のお菓子「こがしリング」や「福こがし」でゆったりティータイム。ツリーハウスでのティータイムが、ハロウィン期間中は「魔女の家」でのティータイムに。木々をわたる秋の風がさわやかです。・期間:2016年9月1日(木)~11月30日(水)・時間:9:00~17:00(30分毎受付)・料金:2,500円/1組6名までどれも魅力的なプログラムがそろっていますね。くすくすの森だけでなく、館内でもハロウィンを楽しめるそうです。今年のハロウィンは「星野リゾート リゾナーレ熱海」で過ごしませんか?■イベント概要名称:「くすくすの森ハロウィン」開催期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)場所:星野リゾート リゾナーレ熱海住所:静岡県熱海市水口町2-13-1アクセス:JR「熱海駅」から無料送迎バスで約20分電話番号:0570‐073‐055公式サイト:
2016年08月14日公式サイトでの予約限定星野リゾートリゾナーレ熱海が、今年で4回目となる満月期限定・美容滞在プラン「Moon Beauty Stay」の予約を開始した。宿泊対象期間は2016年9月16日 から 11月17日まで。公式サイトからの予約、1日1室限定の提供としている。水平線から現れた月が海上につくり出す神秘的なムーンロードを眺めながらスパや温泉を楽しみ、夕食・朝食には月に関するメニューも用意されている。キャンドルをともした部屋で月明かりを感じるなど、月の魅力を五感で堪能できるスペシャルプランだ。滞在は、月の移ろいとともに同プランのコンセプトは「月の移ろいとともに過ごし、美しさを引き出す旅」だ。普段あまり気にすることのない月の移ろいに合わせたタイムスケジュールが組まれ、月の光を存分に浴びながらゆったり過ごす時間を提案している。月の出時刻に合わせて始まるのは、「ムーンライズスパトリートメント」。滞在する部屋で昇ってくる月をめでながらフットマッサージを受けた後に、全身トリートメントを受ける。一晩月の光を浴びせたオイルを使うオイルマッサージが美しさを引き出す。夕食は、旬の食材を日本料理で楽しめる和食ダイニング「花火」で、華やかな和のキュイジーヌをいただく。栽培のタイミングに月の満ち欠けを用いている「ビオディナミデザートワイン」のサービスもある。相模灘の美しい夕景と夜景を望む温泉広さたっぷりの深みある伊豆石で作られた大浴場では、沈む夕日に映える相模灘や月明かりと海・星が織りなす美しい夜景を望むことができる。また、露天風呂は標高170メートルに位置しており、太平洋を見渡すことができる極上のロケーション。絶景を眺めながら滾々と湧き出る熱海の湯に身を任せれば、体の疲れだけでなく心も癒やされる。月明かりに包まれたコンサート2016年秋、ホテル最上階に誕生する新パブリックスペース「ソラノビーチBooks&Cafe」にて開催される「ムーンロードコンサート」。満月の前後3日間限定のイベントとなっている。熱海の街と海を見渡す、月明かりに包まれた幻想的な空間での音楽会。景色に溶け込むその音色が心地よい秋を感じさせてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社星野リゾートプレスリリース(Value-Press)※星野リゾートリゾナーレ熱海
2016年08月10日星野リゾートは9月16日より、「星野リゾート リゾナーレ熱海」(静岡県熱海市)にて、満月期限定の美容滞在プラン「Moon Beauty Stay」を発売する。星野リゾート リゾナーレ熱海は、熱海の山上に建つリゾートホテル。全室オーシャンビューの部屋からは、熱海の夜景も楽しめるという。秋、熱海の海には月の光が海面に映り、美しいムーンロードが現れるとのこと。満月の日限定の同プランは、月の光を浴びて女性の美しさを引き出すという内容となっている。「月」をテーマにしたスパ・夕食・温泉などのプログラムを用意する。部屋には、月明かりを楽しむためのキャンドルをセット。部屋のテラスでは、月を眺めながらフットトリートメントを受けることができる。フットトリートメントの後は、一晩月の光を浴びせたオイルで全身のスパトリートメントを行う。2016年秋には、室内にビーチを再現し、ホテル最上階(海抜約200m)の位置から熱海の街と海を見渡すことができる新しいパブリックスペースが誕生する。そこではムーンロードを眺めながら、演奏家による生演奏が楽しむことができるという。大浴場・露天風呂からは、太平洋と月を眺めることもできるとのこと。夕食は、和食ダイニング「花火」で、創作和会席料理を用意。朝食は貸し切りのツリーハウスで、ムーンブレンドコーヒーや月の満ち欠けハーブティーを提供する。プランは、月の光を十分に浴びてもらえるよう、月の移ろいに合わせた滞在スケジュールを提案するとのこと。月が水平線から昇り、海にムーンロードが現れ、夜空へと月が昇り切るという月の動きに合わせ、ゆったりした時間を過ごすことができるという。期間は9月16日~18日、10月15日~17日、11月14日~16日。料金は大人1名5万4,200円~(2名1室利用時・税込)。
2016年08月09日「星野リゾート リゾナーレ小浜島」では9月1日より、八重山のハーブ「長命草」を滞在に取り込んだ宿泊プラン「長命草ビューティーステイ」を販売する。提供は11月30日まで。「長命草ビューティーステイ」は、八重山諸島のハーブ「長命草」を取り入れた特別プラン。長命草はゴーヤの8倍のポリフェノールや血流を促進するビスナジンを含んでいる。「1株食べると1日長く生きられる」とも言われており、「命の薬(ぬちぐすい)」として古くから親しまれている同プランでは、長命草を使用した「露天長命草スパ」や、長命草のパックなどを用意。そのほか、長命草ドリンクや長命草ティーといった特製ドリンクも楽しめる。メインダイニング「DEEP BLUE」では、イタリア料理の技法を用いて、琉球(りゅうきゅう)の素材と味わいにこだわったコンセプトディナー「琉球エレガンス」を用意。ディナーではワインも楽しめるとのこと。秋には「長命草」を用いたメニューを用意するという。価格は2泊3日で7万円~(2名1室1人あたりの料金、税・サ込)。
2016年08月05日日本有数の芸妓文化を体験たおやかな芸妓さんの舞、粋な芸妓遊びは、誰しもちょっと憧れたことがあるのでは。熱海に明治時代から要人をもてなしてきた熱海芸妓の世界に、気軽に触れることができる温泉旅館がある。「星野リゾート 界 熱海」では、地域文化の魅力を楽しんでもらうおもてなしとして、熱海芸妓による舞の披露やお座敷遊びが毎晩行なわれています。今や、新幹線を利用すれば東京からわずか45分で到着する熱海。昔も、地の利がよく、湯量豊富な良質の温泉が湧く保養の地であり、芸妓が要人をもてなす芸妓文化もありました。今でも置屋の数は100以上、芸妓も200名以上はいるというほど。「界 熱海」では、毎日夜の9時から、大広間で芸妓の舞や、投扇興などの芸妓遊びを一緒に体験できる。長唄の三味線の音が響き、舞台に芸妓さんが上がると、一挙に優雅な雰囲気に。日本髪、白塗りの顔に赤い紅をさした芸妓さんの舞は、一挙一動が美しく、見とれてしまいそう。意外と簡単なゲームに、思わず熱中!舞が終わると、今度はお遊びの時間。投扇興は、桐の箱の上に置かれた蝶と呼ばれる的に向けて、相対するお客同士が交互に扇を投げる。落ちた扇・的・箱の位置で点数が決る。芸妓さんが判断して点数をつけてくれるが、箱に扇が当たっただけだと「こつん」で最低のマイナス2点、扇が箱にかかったまま落ちた的が立った「若紫」は15点と点数づけもなかなか雅やか。5投で競うが「練習の時は上手くいったのに!」と熱中すること間違いなしだ。日本三大古泉の一つという伊豆山の源泉「走り湯」から掛け流しの温泉。熱海の海の幸を生かした食事と、熱海らしい魅力に加えて、なかなか体験できない芸妓文化に触れることのできるのは「界 熱海」だけの大きな魅力とも言えるでしょう。店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月12日料理長・金野茂氏の海そのものを味わうフレンチ熱海は、新幹線を使って東京から45分、温暖な気候、豊かな湯量を誇る源泉という条件が揃い、古くから開けた温泉地。そんな熱海の伊豆山にある「星野リゾート 界 熱海」は、高台に江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館、そして、麓には、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルが。単に温泉旅館というだけではなく、海のオーベルジュを備えた熱海の海の幸を存分に味わえる宿でもあります。クラシカルな別館ヴィラ・デル・ソルの料理長、金野茂氏は、同じ海の幸に恵まれたマルセイユで修行をし、その日の食材を見て調理を決めるという一期一会の海のフレンチが得意。海・山、豊富な食材を深みのある味わいになかでも、夕食のシェフズスペシャリテで出るブイヤベースは、5種類以上の磯魚を使い、本場マルセイユのブイヤベース憲章という決まりごとに従って作られた深みのある一品。メルバトーストに赤ピーマン、ニンニク、オリーブオイル、マヨネーズで作ったルイユソースをつけ、グリュイエールチーズをのせて浸しながら食べる。磯の深い味わいが口の中でゆっくりと広がります。朝も、地元の食材を使ってヘルシーながらボリュームのあるメニュー。山盛りの新鮮野菜のサラダ、ふわっと軽いクラムチャウダー、地鶏有精卵を使った卵料理やハム、サクサクのクロワッサンや香ばしいトーストが。大きな窓からは柔らかな朝の日射しが入り、大海原がすぐそこに。潮騒の音を聞きながらの国の登録有形文化財でもある洋館での朝ごはんは、心地よく、またなかなか得がたい体験であるともいえるでしょう。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月11日上質な空間でいただく最高の食事東京から新幹線を利用して45分の熱海、そこから車で5分という抜群のアクセスながら、一気に非日常の世界を味わえる「星野リゾート 界 熱海」。湯量の豊富な日本三大古泉の一つを引いた源泉掛け流しの宿は、江戸時代からの伝統を引き継ぐ本館と歴史を感じる別館ヴィラ・デル・ソルがあります。夕食は、伊豆の海から獲れた新鮮な魚介を中心に、本館では日本料理にしてお部屋で、別館ではフレンチにしてダイニングで。ここは、滋養豊かな季節の味をゆっくりと味わえるオーベルジュを備えた温泉旅館なのです。なかでも、別館ヴィラ・デル・ソルは、紀伊徳川家15代当主が東京の飯倉に明治32年(1899年)に建てた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”の旧館を移築したもの。国の登録有形文化財に指定された建物は、内装もクラシカルな雰囲気。いっぱいのカサブランカなど美しい生花に彩られています。その土地ならではの海の幸を贅沢に夕食のシェフズスペシャリテは、伊勢エビや金目鯛といった熱海の海の幸がテーブルに。ブイヤベースは、幾重にも重なった磯の香りが口の中に広がる一品。スパイスを煮出したものをベースに魚の出汁を取って、カサゴやメバルなどその日に獲れた磯魚を5種類以上も使用。本場マルセイユのブイヤベース憲章という決まりごとに従って作られた深みのある味です。朝食は、窓から入る朝の光と潮騒に囲まれて、新鮮な野菜が山盛りになったサラダ、名物のふんわりと柔らかな味わいのクラムチャウダーに地鶏有精卵を使った卵料理やハム、サクサクのクロワッサンや香ばしいトーストが朝から贅沢にいただけます。テラスに出ればそこはもう海。潮風を感じる極上の朝も味わうことができるはず。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月10日和の意匠と、洋の洗練さが融合東京から新幹線で45分、あっという間にもう熱海。そこから車で5分も走ると、緑濃い伊豆山にある「星野リゾ—ト 界 熱海」に到着します。ここには、高台には江戸時代末期からという伝統をくむ本館、麓には明治の洋館を移築した別館ヴィラ・デル・ソルがあります。まず、本館は門をくぐって玄関、ロビーでウェルカムドリンクが出されてから、相模湾を一望する広々とした部屋に案内されます。床の間に生けられた花や掛け軸、あじろ天井に簾のかかった窓と、時を経た和室の美しさが際立つ造りは、ため息が出るほど。本館のトラベルライブラリーでは、飲み物を自由に楽しみながら、旅の本や写真集、アートブックなどを見て、ほっとした時間が過ごせます。ここから麓の洋館に向かう途中に、日本三大古泉の湯を引いた源泉掛け流しの湯殿が2つ、爽やかな風と素晴らしい眺望が楽しめる湯上がり処の青海テラスがあります。時の流れを感じさせる歴史ある建築そして階段を下りきると、その名を刻むステンドグラスに見とれそうな石造りの別館ヴィラ・デル・ソルが。扉を開けると、気品と落ち着きのある雰囲気にため息が出そう。紀伊徳川家15代当主が東京の飯倉に明治32年(1899年)に建てた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”の旧館を移築したもの。クラシカルな雰囲気のダイニングとサロンは、時間の流れもゆっくりと感じられます。ヴィラ・デル・ソルの部屋は、明るい光が差し込む白を基調にしたモダンな造り。さりげなくコルビジェのイスやソファが置かれています。全室オーシャンビューで、潮騒に心安らぐ部屋から、夏には伊豆山花火大会を見ることができるそう。食事は本館では和会席、別館ではフレンチをいただけます。和と洋の極上を思う存分、味わえます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月09日東京から約45分の非日常な宿でくつろぐ「伝統の温泉旅館は、ちょっと敷居が高いかも……」と思われがちですが、上質な温泉旅館にこだわりつつ、現代的な居心地のよさを感じさせるのが星野リゾートの「界」という温泉旅館ブランド。「界 熱海」は、東京から新幹線を利用して45分という抜群のアクセスで、一挙に非日常の宿と温泉で極上の時間を味わえます。「界 熱海」の源泉は、開湯1200年の日本三大古泉の一つ。元は江戸末期から続く歴史ある老舗旅館。緑に囲まれた門構えの奥、立派な設えの玄関で、にこやかな笑顔のスタッフが迎えてくれます。そして、客室に向かう前に、まずはロビーでウェルカムドリンクが出されて、ほっと一息。スタッフと交わす言葉で一気に和やかな気分に。和の伝統・本館と洋風の別館ここ「界 熱海」には、江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館と、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルがあります。ヴィラ・デル・ソルの建物は、元は紀伊徳川家によって、明治32年(1899年)に建てられた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”を移築したもの。明治時代の美しい洋館の佇まいが、美しいロビーやダイニングとなって今に残ります。ともに、相模湾の美しい眺めと潮騒の音に癒される部屋ですが、雰囲気は全く異なる和と洋の宿。かたや広々とした畳と濡れ縁に、檜の内風呂もある落ち着いた和のお部屋、かたや、さりげなく本格的なコルビジェの家具が置かれた明るくモダンな洋室。どちらに泊まっても、源泉かけ流しの豊かな湯を誇る「走り湯」「古々比の瀧(こごいのゆ)」という2つの湯殿を楽しみ、食は伊豆の海の幸を生かした和会席かフレンチを味わえます。東京からの距離の近さを忘れてしまう、非日常の時間を熱海で過ごしてみてはいかがでしょうか。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月08日開湯1200年、神秘的な源泉東京から地の利がよい湯どころ熱海。新幹線を利用すればわずか45分。数多くの源泉があって古くから温泉地として開けていますが、伊豆山温泉の麓にある源泉「走り湯」は、全国でも珍しい横穴式の源泉で、かの源頼朝もつかったと言われています。洞窟の入り口からは白煙が立ち上り、奥に入っていくとサウナのような熱気。そして、湯の源は、洞窟の奥でボコボコと沸き立っていて、まさに大地のパワーを感じる神秘的な光景。その伊豆山の「走り湯」を引いた掛け流しを楽しめる温泉旅館が「星野リゾート 界 熱海」。江戸末期から続く伝統ある純和風の本館と麓にはクラシカルな洋館の別館ヴィラ・デル・ソルを持つというのがユニーク。ふたつの個性ある湯殿で、優雅に湯浴み「界 熱海」の湯殿は2つ。一つは源泉の名を取った「走り湯」で、丸太檜のゆったりした湯船からの相模湾の眺めが美しい。柔らかで、とろりとした湯に浸かれば、身体がほぐれるよう。肌の上をすべらかに流れる湯は美肌の湯といわれ、湯上がりもしっとり。もう一つは、透明なガラスに囲まれたモダンな半露天風呂の「古々比の瀧(こごいのゆ)」。周りを遮るものがなく、空中に浮いているようなユニークなデザインは、隈研吾氏によるもの。開放感は抜群で、緑に囲まれてゆっくりとお湯を楽しめます。湯上がりは、空中に張り出したような「青海テラス」で。相模湾を一望できる湯上がり処で一息。お昼は冷たいお茶、夜には地元の梅酒や梅ジュースなどのフリードリンクが用意され、潮騒をききながら飲み物片手にゆっくりと寛げます。1200年も前に開かれた日本三大古泉の一つ、古くは信仰の対象にもなったという神秘的な走り湯から引かれた湯は、心と身体を生き返らせてくれそう。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月07日源泉は、日本三大古泉のひとつ東京から新幹線で45分という便利な熱海。緑豊かな伊豆山には古くから美肌の湯として定評がある温泉が開けています。「星野リゾート 界 熱海」は、その伊豆山の高台に江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館があり、麓には歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルが。「界 熱海」の源泉は、開湯1200年の日本三大古泉の一つ。伊豆山神社と拘わりも深く古くは霊湯として信仰を集めていたという湯。「界 熱海」には個性の異なる2つの湯殿があり、その豊かな湯量を源泉掛け流しで楽しめます。良質なお湯に浸かりながら、絶景を一望ひとつめの湯殿は、源泉の名前を取った「走り湯」で、檜を丸太に組んだ湯船の向こうに相模湾の絶景が見える造り。檜のいい香りに囲まれて、とろりとした柔らかな湯は肌を滑るよう。泉質は、ナトリウム塩化物泉で、保温効果に優れ、湯冷めしにくいのが特徴です。もうひとつの湯殿は、透明なガラスで囲まれた先に露天風呂が森の中に浮いているような、モダンな「古々比の瀧(こごいのゆ)」。ユニークな設計は隈研吾氏によるもの。湯面に緑が影を落として美しい。湯船の木枠が枕のようになっていて、頭を持たせかけて目をつむれば鳥のさえずりや潮騒の音が、なんとも良い心地。「界 熱海」は伊豆山の斜面に立っているので、湯殿は建物と階段で繋がっていて、途中に「青海テラス」という相模湾一望の湯上がり処も。冷たいお茶、夜には地元の梅酒や梅ジュースなども用意されていて、温泉から上がって、火照ったところで飲み物を片手に寛げます。朝に夕に温泉を楽しみながら、自然の中に身をおいてゆっくりと湯を楽しめるのは、まさに至福の時間。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月06日奥入瀬の星野リゾートに世界初コンセプト「苔ルーム」が誕生青森県・奥入瀬渓流にある「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」にて6月1日、世界で初めて、苔に包まれ癒される「苔ルーム」が誕生する。「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」は、奥入瀬の大自然に抱かれるリゾートホテル。八甲田温泉の湧き出る露天風呂や、渓流沿いテラスでの朝食が人気だ。今回登場の「苔ルーム」は、お部屋で過ごす時間にもこだわりたい方に、特におすすめだ。まさに苔一色!お部屋の様子は?クッションやリネン類は、それぞれに異なる苔の質感や特徴を素材で表現するこだわりよう。中でもベッドリネンはツヤツヤ・モフモフとした感触で、まさに陽だまりの中で苔に包まれて眠るような感覚を味わうことができる。もちろん石鹸やバスローブなど、アメニティも苔色!「苔ガール」デビューも悪くない!渓流で苔散策も外に出れば、渓流には本物の苔がたっぷり!ルーペや苔スプレーなど、苔散策グッズがしっかり用意されているので、透明な空気の中でゆっくりとした時間をぜひ楽しんでほしい。さらに本格的な苔ガールには、おすすめの宿泊プラン「苔ガールステイ・夏」も用意されている。斬新な発想の「苔ルーム」。グリーン基調の部屋はそれだけで心も体もリラックスできそうだ。興味の沸いたあなた、是非出かけてみては?(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社星野リゾートプレスリリース・星野リゾート奥入瀬渓流ホテル公式サイト
2016年05月10日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日富士急マリンリゾートは12月19日~31日および2016年2月初旬~3月中旬の期間限定で、「熱海~初島イルミネーションナイトクルーズ」を実施する。同イベントは、熱海の夜景の美しさをたくさんの人々に知ってほしい、という思いから企画されたという。参加者は、イルミネーション装飾を施した高速船「イルドバカンス プレミア」に日没後(17:20)から乗船。熱海港を出発し、イルミネーションが輝く展望デッキから、湾に沿って広がる熱海市内の夜景を一望できる。さらに、船の底部にあたる上甲板下ルームには、天井一面に青い光が波打つようなライティングも実施。海中クルージングをしているかのような雰囲気を味わえるという。乗船時間は約60分で、料金は大人1,400円・小学生700円・未就学児無料。また、12月23日には、熱海海上花火大会に合わせて「熱海海上花火クルーズ」を実施。船上から間近に花火を鑑賞できる特別なプランとして提供する。19:50に熱海港を出港し、20:20~20:40に熱海湾内にて花火を観覧。20:50頃に熱海港に帰港するコースとなる。料金は、大人2,740円・小学生1,370円・未就学児無料。予約は電話にて受け付けている。※価格は全て税込
2015年12月18日演劇界の金字塔、つかこうへい作の不朽の名作『熱海殺人事件』が、1980年代に同作品で強烈な印象を残した黄金コンビ、平田満と風間杜夫の出演、劇団☆新感線のいのうえひでのりの演出で鮮やかに復活。初日の幕が開いた12月8日、出演者たちが公演への思いを語った。舞台『熱海殺人事件』チケット情報『熱海殺人事件』の初演は1973年。平田満は熊田留吉役のオリジナル・キャストで、その後木村伝兵衛役に配された風間杜夫とは、1980年から3年間コンビを組んだ。この作品でのふたりの共演は、33年ぶりだという。風間との共演を「良かった。これがひとりだったら浮いていると思うので(笑)」と笑顔の平田。その役柄は新米刑事で30歳、風間の部長刑事は40歳との設定だが、「バレバレですけれど(笑)、シラを切ってやる」(風間)と、実年齢とのギャップを楽しんでもいる。さらに平田は、「いのうえさんが、つかさんの演出をリスペクトし、尊重すると言ってくださった。もちろん、いのうえさん流に変えたところもありますが、昔のままのところも。それがとても感慨深く、稽古の最初の頃は震えました」。風間も「つかさんが亡くなった後、『熱海』をやりたいといろんな人に声をかけていた。それがいのうえさんの演出で、つかさんのお嬢さんと一緒にできるなんて……」と感無量の様子。つかの愛娘、元宝塚歌劇団トップ娘役の愛原実花が婦人警官役を演じるとは、ふたりにとって “奇跡”のような巡り合わせだろう。初めて父の作品に取り組むという愛原。つかについて聞かれると「見守ってくれているんじゃないかなと思う。甘えは許されない、という強い思いでお稽古に入りました」と謙虚に話す。犯人の大山金太郎役を演じる若手実力派の中尾明慶も、役作りのために頭を丸刈りにし、気合い十分。「つかさんが生きてらしたら『お前はもう帰れ』と言われそうですが(笑)、この役をしっかり自分のものにしたい」と抱負を語った。東京公演は、同作のホームグラウンドともいえる紀伊國屋ホールでの上演だ。70年代、80年代の、連日満席の熱気溢れる劇場の様子が偲ばれる。「つかさんはこの作品をいろんなバージョンで上演されましたが、僕には、『熱海』は僕たちがやったものが正解だという変な自負心、ちょっとした嫉妬心もあって、その後はあまり観ていなかったんです。この劇場でやれて、感慨もひとしおです」(風間)。12月26日(木)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演中。2016年1月から2月に全国9都市で上演予定。チケットは全公演完売、各日若干枚の当日券を発売。取材・文:加藤智子
2015年12月10日沖縄への島旅、なかでも「デージチュラウミ(ものすごく美しい海)」と呼ばれているのが小浜島。周囲をペパーミントブルーのラグーンに囲まれた絶景と、朝のドラマで一躍人気になった知る人ぞ知るリゾートアイランドです。「冬のシーズンがベスト!」と島の人が断言するほど。温暖な時期の島滞在は最高の贅沢だといえます。■日本であって日本でない「星野リゾート リゾナーレ小浜島」そんな小浜島にある楽園リゾートがリゾナーレ小浜島。ブルーラグーンをのぞむ広大な敷地にはリゾート棟やプール、各種施設が点在。隣接してリゾナーレ小浜島カントリークラブが広がり、ゴルファー天国でもあります。冬でもトロピカルな花が咲き、カジュアルな服装で過ごせる異国情緒あふれる空間は、まるで南仏かカリブ海のリゾート地のよう。日本ではないような「非日常」のバカンスムードに旅気分も盛り上がります。■ヴィラタイプの客室でゆったりと流れる時間に浸るヴィラタイプの客室はエキゾチックなアジアンテイストが魅力。そのなかでもお薦めがロイヤルスイート。95平方メートルの客室はリビングルームとふたつのベッドルームに分かれ、外にはプライベートプールにジェットバス、お休み処になるガゼボを備えるというラグジュアリーさ。さらに開放的なバスルームにはサウナも。贅沢すぎる空間に思えますが、冬の季節は料金も手ごろ。最大4名での滞在ができるので仲のいい女友達同士でちょっと豪華な冬バカンスを過ごすのが大人の遊び方。満足度が違ってくるはずです。■琉球の夜をエレガントに演出。レストラン「ディープブルー」リゾートでの麗しい夜を楽しむとっておきの場所が、レストラン「ディープブルー」です。「琉球エレガンス」と名付けたコースメニューは、まさにその名にふさわしい華やかさを感じさせるもの。■琉球文化とイタリアンの調和を味わう「琉球エレガンス」イタリアンをベースに沖縄の食材を組み合わせた個性派の料理はひと皿ずつとのマッチングを吟味したソムリエによるワインとあわせることでさらに引き立ちあいます。女性のゲストのための美的効果を考慮した宿泊パッケージ「ウルイウルイ スパ滞在」ではディナーにコース料理「Cenone(チェノーネ)」をアレンジ。ミネラル、コラーゲンを豊富に含んだ食材をたっぷりと使った特別メニューで、食べることで体をキレイにします。気心の知れた女友達とのおしゃべりを楽しみながらゆっくり、ゆるやかに。島時間の美食体験が五感を解き放ちます。■美しい海を望みながらリラックス「リゾナーレ 琉球スパ」リゾナーレ小浜島の「リゾナーレ 琉球スパ」は、全室オーシャンビューのスパ専用施設。滞在中、一度はトリートメント体験をしたいものです。この冬、登場するのが「ウルイウルイ スパ滞在」。小浜島のある八重山諸島で精製される黒糖を使ったパックを使用する内容で、ここならではの独特な体験。黒糖の精製シーズンはまさに冬。原料となるサトウキビにはカルシウム、鉄分、マグネシウムなどミネラルやビタミンが豊富。体内の糖質分解をサポートするほか、含まれる天然オリゴ糖が排泄を促進してくれます。黒糖パックでしっとり潤ったあとは、ビタミンCたっぷりのハイビスカスのエキスを入れた露天ハイビスカススパへ。老廃物をデトックスし、美肌と美ボディをめざします。また、「ウルイウルイ スパ滞在」のゲストの客室には黒糖入浴剤、黒糖ティーと黒糖チョコレートのセットが届けられ、リラックス&快眠をうながします。■波音が穏やかな時間を演出してくれる「島Books&Cafe'」柔らかい太陽の光にきらめく海を眺めながらのんびりと。そんなとっておきの過ごし方を提案してくれるのが、ビーチハウスの一角にある島Books&Cafe'。海や自然をテーマにセレクトされた美しい写真集や本が並び、気持ちのままにお気に入りの一冊と淹れたてのコーヒーを片手に自由な時間を。旬によって、カフェではシークワサー入りハイビスカスソーダや、パイナップルスムージー、黒糖アイスラテ、塩ちんすこうアイスなど沖縄の食材を使ったスイーツやドリンクが味わえるのも魅力。目の前には美しいビーチが広がり、そのまま海辺で読書をしたり、ハンモックのあるガジュマル広場でなごんだり。ゆるやかに流れる島時間に身をゆだねる心地よさを実感するはずです。■木漏れ日の中ハンモックに揺られる「ガジュマル広場」裸足のままビーチに向かえば、そこにはとっておきの隠れ家空間が。ガジュマル広場は巨大なガジュマルの木陰でくつろぐ憩いのスペース。ハンモックに寝ころんで、ゆるやかな潮風を受けているといつの間に読書タイムからお昼寝タイムへまどろみます。■珊瑚礁と白砂の「イルマーレビーチ」星野リゾート リゾナーレ小浜島のマリンアクティビティの中心となるのがイルマーレビーチ。リゾート内からは巡回バスが送迎。純白のビーチが広がり、その先にはソーダ水のような透明なペパーミントブルーの海。おだやかな海はシュノーケリングやウインドサーフィンのレッスンや、最近人気急上昇のスタンドアップパドル体験などに挑戦できます。リゾートではチェックイン時にリゾートドレスを無料で貸し出してくれて、これが女性ゲストに大好評。カラフルなドレスでビーチ散策するのもお薦めです。■波音だけが響く早朝の幻想的な時間「朝焼けCafe'」イルマーレビーチは実は朝日を望む小浜島でもとっておきのベストスポット。「朝焼けCafe'」は朝陽がのぼるタイミングで淹れたてのコーヒーを楽しむ無料のイベント。水平線から上がる太陽の美しさには言葉もありません。ひとりで、あるいは母娘や友人同士で。体を開放し、美食を味わい、たくさん笑い、たっぷり癒される。美しいラグーンときらめく太陽の下、小さな宝石のようなピュアな小浜島の島時間に溶け込む喜びは、大きな満足感をもたらしてくれます。
2015年11月20日沖縄の離島の中でも世界でも類を見ない独自の生態系を維持し、大自然に囲まれた秘境・西表島。常夏の気候に育まれた亜熱帯のジャングルと透き通るほど深い青をたたえたサンゴ礁の海。ふたつの表情をあわせ持つ島の魅力は尽きません。そこで体験するアドベンチャーなリゾートライフは、ほかにはないドラマチックさを演出。眠っていた五感を覚醒させてくれます。■壮大な秘境に佇む「星野リゾート リゾナーレ西表島」石垣から船で45分、西表石垣国立公園に位置する西表島を代表するのがリゾナーレ西表島。おひとりさまからファミリーや三世代、そしてインターナショナルなゲストと幅広いニーズを受け入れて、島の道案内役として数々のアクティビティ、サービスを提供。アイランドリゾートとして楽しむことも、アドベンチャーな冒険旅行の拠点でも。奥深い西表島の大自然を満喫するお楽しみを用意した、とっておきのリゾートです。ここでは少し長めのバカンスをするのがベスト。西表島のすべてを満喫しましょう。■大自然を体中で体感するアクティビティリゾナーレ西表島では、大自然に囲まれた島を遊び尽くす究極のアクティビティが迷うほどに充実しています。ぜひ、体験してほしいのがジャングル・トレッキング。島内を知り尽くした専任ガイドと共に目指すのは西表島内でも一級クラスの秘境、ナーラの滝。まずは、西表石垣国立公園内の仲良川をカヤックで進みます。マングローブの原生林が続く静かな川面をゆっくりと。その後、圧倒的な生命力にあふれたジャングルをトレッキング。ゲストのスキルにあわせてガイドがルートを選び、ときにサポートをしてくれるので初心者でも安心。チャレンジャーなら滝壺に飛び込む、といった体験も可能。滝についたらリゾート特製のおべんとうを広げ、手つかずの熱帯の森の息吹を実感しながら、深呼吸。体を動かした開放感と達成感が心身に染み渡ります。■リゾートステイを盛り上げる客室リゾナーレ西表島の客室はシンプルにデラックスツインとスーペリアツインの2タイプ。ダークウッドのフローリングに南国らしいナチュラルテイストで統一された42平方メートル~のゆったりした空間は、西表島の冬の優しい光が注ぎこみリゾート気分を漂わせます。大きな特徴は室内に設けられたデイベッド。読書をしたり、まどろんだりと自由なスタイルで。すべての客室に広いバルコニーを備え、ガーデンビューや周辺の離島をも望むオーシャンビューが選べます。■ブッフェスタイルで西表島ならではの食体験「レストラン イリティダ」はリゾナーレ西表島のメインダイニング。ブッフェスタイルのオールデイダイニングですが、これが圧巻。名付けて「西表DEEP」ブッフェ。ゴーヤチャンプルー、八重山そば、ラフテー、グルクン唐揚げなど定番メニューからヒ―ジャー(ヤギ)のしゃぶしゃぶ、カザミなど個性的な沖縄メニューやタコライス、カレー、春巻き、シーフードマリネ、マグロのカルパッチョ、さらには各種スイーツなど全60品にもおよぶ料理の数々が勢揃い。一度では味わいきれないバリエーションがブッフェの概念を変えるはずです。※西表DEEPメニューの内容は、仕入状況により変わる場合があります。■大いなる自然に癒される「西表スパ」島を舞台にしたアクティビティでたっぷり体を動かした後は、心身をリラックスさせてくれる「西表スパ」でのトリートメントは欠かせません。ここのスパの特徴は、島の自然のサイクルと島内で育まれたマングローブなど天然素材の力を活かしたメニューに特化している点。たとえば「アカバナーパイヨク」はハイビスカスエキスと泡盛を使った足浴。足元の血行をうながしたあとはサンゴの海で採れた天然塩でやさしくスクラブをします。また、「カイサヌミドゥン」は月桃、沖縄の女性たちに愛用されるクチャ、ゴーヤの3つのパックから好きなものを選んでハンドトリートメントとあわせて行うフェイシャル。しっとり潤いある素肌を体感します。■亜熱帯の雄大な自然に囲まれたカフェリゾナーレ小浜島でも大人気の施設が西表島にも誕生。それが、2014年11月にオープンしたジャングルBooks&Cafe'。自然をテーマにした写真集や国内外の書籍に囲まれて、自分たちで一杯ずつ丁寧に淹れる本格的なコーヒーを味わうのは最高に贅沢です。コーヒーや紅茶が無料というのもゲストにはうれしいもの。時間と共に移ろいゆく光と、熱帯の豊かな周辺の風景を楽しむのもひとしお。お気に入りの一冊と共に時がゆっくりと過ぎていく島時間を愛でます。■秘境クルーズでジャングルリゾート体験島内を流れる「仲良川」はリゾナーレ西表島だけが航行権を持つ、とっておきのスポット。ガイドの解説を聞きながら遊覧する「秘境のんびりクルーズ」は誰でも気軽に楽しめるアクティビティ。水に濡れることもなく、絶景のジャングルクルーズを独占します。■西表島で自分スタイルの秘境バカンスハードルが高いと思っていた秘境・西表島を自分らしい旅時間で極めることができるのも、多彩なアクティビティを取りそろえたリゾナーレ西表島だからこそ。冬の時期はおだやかでそしてどこよりも静か。より、自分スタイルの特別なバカンスが待っています。
2015年11月20日低脂肪・高たんぱく・コラーゲンたっぷりな「あの食材」株式会社星野リゾートが運営する、静岡県「星野リゾート界 遠州」では2015年10月1日(木)から期間限定で「ふぐづくし会席」の提供を行う。「ふぐ」は言わずと知れた、旨味がたっぷりで美しい白身の冬の味覚。さらにコラーゲンをたっぷり含み、低脂肪・高たんぱくで美容に最適な食材だ。「星野リゾート界 遠州」では、日本一の漁獲量を誇る遠州灘でとれたとらふぐをふんだんに使用した会席を用意した。ふぐを心ゆくまで満喫「ふぐづくし会席」てっさ・ふぐ唐揚げ・てっちり・ふぐひれ酒などの「ふぐづくし会席」がセットになった宿泊プランは、2015年10月1日(木)から2016年3月18日(金)までの期間限定で1泊2食34,000円から。欲張りな「ふぐうな会席」も用意また、浜名湖名物のうなぎととらふぐがセットになった「ふぐうな会席」も用意。欲張りなこちらのプランは1泊2食28,500円から。家族やパートナーとの旅行にはもちろん、女性同士の「女子旅」にも最適なプランだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社星野リゾート ニュースリリース
2015年10月01日沖縄にある「星野リゾートリゾナーレ小浜島」では10月1日から31日まで、南国ならではのハロウィンが楽しめる期間限定イベントを開催する。今回イルマーレビーチとガジュマル広場で繰り広げられるのは、“砂と海のハロウィン”。入り口となる夜のガジュマル広場のゲートを潜ると、ランタンの光に包まれた幻想的な空間が出現する。かぼちゃの中で様々な海の生き物が輝く様子は、まるで“海の中のハロウィンパーティー”のよう。さらにガジュマルの木のトンネルを抜けると、白砂が美しいビーチにて、ほんのり仮装をしたサンドアートのクジラやイルカ、ヒトデなどがお出迎え。ライトアップされた水槽の中を優雅に泳ぎ回る海の生き物たちを眺めながら先に進めば、頭上には満天の星空が広がる。その他、沖縄らしい野菜を用いたジャック・オ・ランタン作りや、仮装したホテルスタッフのもてなしと共に提供される、カボチャを始めとした秋の食材を使った期間限定ハロウィンビュッフェディナーなども楽しめる。ハロウィンビーチやハロウィンフォトスポットなどを自由に撮影した写真を投稿する「ハロウィンフォトコンテスト」も開催される。沖縄にある星野リゾートリゾナーレ小浜島では10月1日から31日まで、南国ならではのハロウィンが楽しめる期間限定イベントを開催する。
2015年09月29日バラエティあふれる内容の1泊2日のセミナー株式会社星野リゾートは、社会でのステップアップを目指す全ての女性のために、1泊2日の行程の中で様々な交流会や講演会を行う「奥入瀬サミット2015」を開催する。同セミナーでは、美容・観光・スポーツなどの専門家による講演の他に、早朝ジョギング、朝ヨガ、カヌーツアーなどのアクティビティも体験することができるプレミアムなセミナーだ。会場はプレミアムに相応しい星野リゾート会場は高級感あふれるリゾートで知られる「星野リゾート」のホテル、青森・星野リゾート奥入瀬渓流ホテル。奥入瀬の雄大な自然で心も身体も癒やされながら充実した時間を過ごすことができる。参加は【参考】の公式サイトを参照のこと。様々な分野のスペシャリストの話で見聞を広げ、健康や美容も疎かにしたくない女性は要チェックだ。期間: 2015年9月12日~9月13日(1泊2日)場所:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル主催:奥入瀬サミット実行委員会対象者:青森県内外の女性リーダーをはじめとしたステップアップを目指す女性(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・奥入瀬サミット公式サイト・株式会社星野リゾート プレスリリース/ValuePress!
2015年09月02日第153回芥川賞を受賞し注目を集めている、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹による処女作『火花』。本作に登場した「熱海海上花火大会」が7月26日よりスタートする。『火花』は、奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷と、彼を“師”と慕う後輩・徳永のお笑い芸人の2人が、笑いとは何かを議論しながら、人間存在の根本を見つめた作品だ。そんな本作のワンシーンとして描かれる、山と海に囲まれた地形ならではの迫力のある音が魅力の「熱海海上花火大会」。1年を通して開催されており、今夏は7月26日、30日、8月5日、7日、17日、23日、28日に実施される。その後、秋季として9月26日、10月12日に、冬季として12月6日、13日、23日にも開催。8月28日は特大2尺玉も打ち上げられる予定だ。なお、開催地である熱海は、又吉直樹もファンである太宰治が『人間失格』の第2手記までを書き上げた場所でもある。太宰治が執筆中に宿泊していた起雲閣の本館も現存しており、花火観賞の前に訪ねてみるのもいいかもしれない。
2015年07月22日静岡県熱海市の網代漁業株式会社(以下、網代漁業)では、今年に入ってから定置網漁業にiPadを活用している。iPadを導入したことで、仕事のやり方が変わり、延いては漁具や漁法、市場での取り引きにも変化をもたらすかもしれないという。網代漁業では定置網漁業、魚類の畜養および養殖海産物流通販売、水産加工事業を行っている。iPadが利用されているのは定置網漁業の現場に於いてだ。具体的にどう使われているかというと、魚群探知機(以下、魚探)のモニターとしてである。定置網には魚探が施設されていて、その情報を3Gの通信モジュール経由でiPadに送信するというわけだ。網の中にどれくらい魚が入っているかという情報はほぼリアルタイムで確認できるので、仕事のあり方がこれまでとは変わってくると、網代漁業の代表取締役である泉澤宏氏は話す。「ユビキタス魚探」と呼ばれているこの魚探は、公立はこだて未来大学が中心となり、東京農業大学、株式会社光電製作所、日東製網株式会社、株式会社ゼニライトブイの2大学3社が共同で開発にあたっている。開発の中心メンバーである、公立はこだて未来大学 システム情報学部教授の和田雅昭氏によれば、以前にも沖合の定置網に取り付けた魚探の様子を無線機を利用して、陸の事務所などに設置した専用のモニターでチェックするというシステムは存在したが、それらは「昭和の機械」だったという。「昭和の機械」だという無線を使ったシステムは、日東製網の関根敏昭氏に伺ったところ平成10年あたりまでは製造が行われていたようである。しかし、これらの機器は海上にある魚探と、陸上に置いた専用モニターを1対1で結ぶものでしかなく、魚探の情報を入手したければ、モニターを据置した場所に出向かなければならなかった。網代漁業が取り入れた「ユビキタス魚探」は、前述の通り、3G回線を利用してデータが送信されてくるので、専用機でなく、iPadで情報のチェックがどこでもできる。魚探のデータ閲覧用には「定置網モニタ」というアプリが利用されている。このアプリ、現在はAdHoc配信の状態で、App Storeでの配布は行っていないが、「年内には公開したい(和田氏)」とのことだ。なお、同アプリは基本的にブラウザベースの仕様になっているので、iPad以外、iPhoneやその他の端末でも、情報量が一部制限されるが閲覧可能であるとのことである。すなわち、網代漁業の従業員は誰でもどこでも魚探の情報にアクセスできるというわけだ。仕事のあり方が変わるという話に戻すと、これまでこういった機器がなかった時代は「勘」に基づいて漁場に出ていたらしい。実際に網を引き上げると、魚があまり入っていないこともよくあったそうだ。時には漁獲高より、燃料費、人件費のほうが高くつくこともあったと、泉澤氏は苦笑まじりに説明する。しかしながら、「ユビキタス魚探」を導入したことで、そのような事態に陥らなくても済むようになるのである。網に魚が入っているかどうか、いつでもどこでもチェックできるので、状況に応じた的確な判断が下せるようになるのだ。5時間沖に出て作業しても、成果はあまりなかったという日があったとする、それが、漁獲が大してないのが分かっているから、その5時間を網の修理など別なことに使おうという発想の転換が起こるのである。反対に、大漁が見込まれる場合にも有用だ。獲れた魚が多い場合、その分、氷も多く船に積まなければならなく、また、一艘では積みきれないほどの水揚げ量になった場合、もう一艘出船しなければならなくなるのだが、このような時も、予め獲れそうな量が分かっていれば問題なく操業できるのである。かつては、その日、5トンなら5トン、翌日、1トンなら1トン、獲れた分だけ出荷していたが、現在ではその量も調整しているとのことだ。そもそも、定置網量では「金庫」と呼ばれる、かかった魚を生きたまま一時的に保存しておくことができるスペースがあり、それを利用することで出荷調整を行っていたが、「ユビキタス魚探」+iPadで、その管理もしやすくなったと泉澤氏は言う。このメリットは二つあって、一つは市場への供給量を調整することで値崩れを防ぐことができるようになるという点。二つ目は限りある水産資源を保護できるという点だ。持続可能な社会という観点から、特に後者の利点は大きいと言えよう。そして、取得した情報をデータベースとして機能させることも見込まれる。前述の無線+魚探のシステムでは、データが欲しいとなった場合、紙に出力していたため、資料として利用するのには検索性という面で今ひとつなところがあったが、iPadから過去の情報に瞬時にアクセスできるので、あの日あの時、どんな条件下でどんな魚がどれくらい獲れたかがすぐわかるようになる。さらに、これらのデバイスを全部合わせても、比較的低価格だとのことで、導入のハードルも低めになっている模様だ。和田氏によれば、研究ベースのものなので、量産しているわけではないということだが、同氏はかつて環境省が数千万かけて導入する海洋観測ブイを、10万円で開発したという実績がある。かなり機能を削ったことで、低予算でも実現できたそうだが(詳細は和田氏の著書『マリンITの出帆 - 舟に乗り、海に出た研究者のお話』(公立はこだて未来大学出版会)を参照して頂きたい)、漁業用で安価と言われる海洋観測ブイでも数百万円するという話なので、アイディアマンぶりにも相当なものがある。和田氏の談では、iPadは漁業の現場に良くマッチするとのことだ。まず、起動が早いので、パッと知りたい情報にアクセスできると評価している。また、漁船に搭載される機器の多くは基本的にスイッチのオン/オフだけで動くのだが、この簡単に操作できるという点も現場では好まれるだろうと評す。また、泉澤氏も「バッテリーが長時間もつ、あと軽くて携行にも便利」と、iPadを高く買っている様子である。泉澤氏は、航跡を記録できる「marine PLOTTER」の機能(このアプリも和田氏の研究チームが開発)を応用して、位置のズレた定置網を元に戻すのに利用できないだろうかと続け、販売担当者にも獲れた魚の情報を海上からサッと共有できれば、船からセリにかけられると、今後の展望についても語ってくれた。漁法や漁具もiPadを導入したことで新しいものが出てくるかもしれないと、期待を寄せている。とは言え、ここまで先進的な取り組みをしている漁業関係者は未だ多くない。進取の気性に富んだ人々が関わったからこその結果であろうことは想像に難くないだろう。加えて、比較的小さい規模の事業ゆえか、設備の採択もスムーズに進められたという印象がある。日東製網の金田耕平氏は、これまで経験がモノを言っていた側面は少なからずあると思うが、若い人たち(網代漁業の従業員の平均年齢は30代前半と若い)がこういったツールを使うことで、ベテランの領域に早く近づけるようになる可能性もある、と将来性について力説してくれた。熱海市網代はJRの伊東線が通っているのだが、実は比較的最近まで、駅周辺が3G圏外の地域であった。それが今回、取材で訪れたところ、各キャリアともにLTEが利用できるようになっていた。インフラの整備もまた、こういった事業にテクノロジーを導入する際、必要なファクターとなってくるのには違いない。取材に伺った日、網を起こすということで筆者は夜中の1時に起き、従業員の皆さんとともに網代港を出港した。この日はカマスが多く獲れたが、中には10kgクラスのヒラマサも入っていた。都内まで自動車で2時間程度ということもあって、網代漁業では、その日に獲れた魚をその日の内に築地市場に出荷しているという。地の利を活かし、新鮮なネタを提供しているというわけだ。網代漁業の魚は、東京・品川の「あじろ定置網」(Facebookページ)でも食すことができる。他にはないマニアックな魚が楽しめるということなので、お近くの方、興味のある方は、ぜひ一度、足を運んでみて欲しい。
2015年06月08日6月2日より、東京・新橋演舞場で三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』が開幕。前日の6月1日にゲストの大地真央ほか、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、Take2の東貴博・深沢邦之が会見に出席、同作への意気込みを語った。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座は、2004年に伊東四朗が座長となり旗揚げした「伊東四朗一座」が始まり。しかし、2006年に伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できず、三宅裕司が座長になり“伊東ならぬ熱海”、“四朗ならぬ五郎”で「熱海五郎一座」を旗揚げ。伊東四朗一座から数えると、今年で12年目を迎える人気舞台だ。昨年、新橋演舞場に初進出し、今年も同会場でゲストに大地真央を迎え、歌あり、ダンスあり、笑いありの推理劇を上演する。三宅は大地の起用について「大地さんのダンスや歌などカッコいい振る舞いと相反するところで、沢山ボケ倒してくれればその落差で面白いものが生まれると思い、声をかけさせていただきました。予想通り見事にボケ倒してくれているので、期待していただいて良いと思います」と太鼓判を押した。そのほかの出演陣も大地について「大地さんと一緒に舞台を立てるのが嬉しい。稽古中は大地さんが高級なお菓子を毎回差し入れてくれて、本当にお金持ちなんだなと思いました(笑)」(渡辺)。「先ほど、大地さんはカッコよさとの落差があって面白いと三宅さんがおっしゃってましたが、我々コメディアンは落差がないので、我々の方がハンデがあるんだなと気づきました(笑)」(ラサール)。「こんなに報道陣が集まってくれるのは、僕らが12年頑張ってきたからではなく、大地さんの人気だと思います(笑)」(小倉)とコメント。出演陣からの絶賛を受けた大地。同作の印象について聞かれると、「ボケるのが苦手で、シリアスな私としては・・・」と語り始め、すぐさま出演陣から「それがすでにボケです!」とツッコミが。出演者の息が合った様子が伺えた。続けて大地は「面白くて楽しい皆さんの中にいるのが、本当に幸せです。このお芝居はストーリーがしっかりしていて、とても面白い。そして毎日微調整が入るので、やる側としても適度な緊張感がある。色々な方に見ていただきたいお芝居ですね。私も客席で見たいぐらいです(笑)」と語った。同作の見所について、三宅は「見所とよく聞かれるんですが、台本作りの段階から、出演者全員が均等に目立つような内容にというのを考えています。なので、入れ替わり立ち替わり見せ場があるということで、全編が見所だと思います。ラストはホロッとくるような作りになっていますので、笑って笑って最後ちょっとグッときていただきたい。嫌なことを忘れて、次の日から頑張れるようなお芝居になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでください」と語った。熱海五郎一座『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』は6月26日(金)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットは発売中。
2015年06月03日大変申し訳ございませんが、星野リゾートグループでは喫煙者は採用いたしておりません――こんな一風変わったフレーズではじまる採用ページで話題を集めたのが、ホテルや温泉旅館の運営事業を主軸とする星野リゾートだ。なぜ同グループが非喫煙者採用にこだわるのか、その真相に迫るべく、グループ人事ユニットの矢島さんに話をうかがった。○そのきっかけはあるベテラン従業員の存在――まずは非喫煙者採用を行なうことになった経緯からお聞かせください矢島さん このプロジェクトは1994年から4代目社長に就任した現代表星野佳路によって立ち上げられたものです。きっかけは、浦上さんという先代から経営を支える「大番頭」的な存在だったベテランの社員が、1日に2箱ほどタバコを吸う習慣があり、2002年肺炎により60歳で没してしまったのですが、長く仕事を共にし、「社員は家族」という価値観を大事にしてきた星野は、「もっと踏み込んでタバコを辞めるようアドバイスしたり、健康への注意を促すことができたのではないか」と後悔しました。そこで浦上さんの死去後、社員の喫煙者をゼロにすることを目的とした「Uプロジェクト」を自らの手で発足しました。ちなみに「U」は浦上さんの頭文字から取っています。○「作業効率の向上」というメリットも――「Uプロジェクト」についてもう少し詳しく聞かせてください矢島さん 「Uプロジェクト」には先に述べた健康面での目的に加え、「生産性の向上」という企業としてのパフォーマンス向上を目的とした側面も持ち併せています。目的は大きく分けて3つあり、1つ目は喫煙によって生じる健康リスクを少しでも低減すること。2つ目は喫煙をやめることで仕事における作業効率や生産性を向上させること。最後に従業員側の喫煙環境を廃することで新たなスペースを確保することができ、そこをお客様のためのスペースとして活用するという空間活用的なメリットです。――「禁煙を通じた作業効率向上」というのは興味深いものがありますね「作業効率の向上はホスピタリティの向上に直結する」という考えも持っており、それらを実現する上で「Uプロジェクト」は重要な役割を果たすものだと言えました。「欧米と比較して、日本のホスピタリティ産業は生産性が低い」という声がしばしばささやかれますが、星野は常々そこに危機感を抱いており、「Uプロジェクト」を通じてそういった業界風潮に風穴を開けたいという思いもあったようです。――従業員さんたちの反応はいかがでしたか?矢島さん 当初は戸惑いもあったようですが、もともと「リゾート地で働くからにはクリーンな環境が望ましい」という意識や「お客様に少しでも気持よく過ごしてもらいたい」という意識を全員が少なからず共有しており、比較的スムースに導入できたと考えています。プロジェクト当初は、喫煙者から禁煙宣言してもらい、禁煙に成功した人には5万円の報奨金を出したりして、非喫煙者も含めて皆で盛り上げて楽しめるようなプロジェクトに育ち、誰かがやめるとそれが刺激になったりして、これまで宣言していなかったスタッフもはじめたりとどんどんプロジェクトが広がり、やがて喫煙者ゼロを達成した事業所も出てきました。○非喫煙環境の実現で得られた効果は?矢島さん 作業効率・生産性の向上が上がったという目に見える効果が出ているのと合わせて「従業員間の不公平感が解消された」という効果も出ています。いわゆる"タバコミュニケーション"を通じて仕事での決定事項を喫煙者だけで取り決めてしまうといったこともあったので、非喫煙者から見れば不公平に映ります。そういったことが「Uプロジェクト」を通じて解消されました。また、社員の間に「自分たちの勤務時間や職場空間はお客様のために使う」という意識が芽生え、それがサービス向上にも大きく役立っていることは言うまでもありません。そしてなによりも、このプロジェクトを通じ、あらためて「社員は家族」という価値観をリアルに実感することとなり、星野リゾートグループとしての新たな企業文化を形づくる基礎としての役割を果たしたことが大きいですね。――採用においても「非喫煙」がテーマの一つとなっています。矢島さん 星野リゾートグループの採用ページには、「あなたはたばこを吸いますか?」という問いかけとともに、なぜ当グループが非喫煙環境にこだわるのか、その理由を明記しています。当グループに興味を持ってくださった学生や求職者の方々は、そこではじめて顧客志向、魅力創造といった星野リゾートグループの"本質"を知ることとなります。余談ですが、キャリア採用の方の中には、わざわざ禁煙した上で当社の門を叩いてくださる方も少なくはありません。――非喫煙や完全に企業の文化や風土として根付いたという感覚はありますか矢島さん 完全に社員の間に浸透したという実感を得ています。面白い話として、誕生日を迎えるスタッフにサプライズでケーキを用意したことがありましたが、ロウソクを立てていたのに、いざ火を灯して歌おうというタイミングになった時に、誰もライターを持っていなくて火がつけられず、サプライズがちょっと失敗したという話を聞いたことがあります(笑)。――ありがとうございました。今年、海外にも運営を開始し「星のや富士」「星のやバリ」など話題の施設の開業を控える星野リゾートには、そんなユニークな組織文化があり、今後もますます目が離せない。text = Akihiko Ichikawaphotograph = Takeshi Mashiko
2015年04月13日6月2日(火)より東京・新橋演舞場で上演される、三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』。同作の制作発表が3月10日、都内で行なわれ、座長の三宅裕司ほか、ゲストの大地真央らが出席した。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座は、2004年に伊東四朗が座長となり旗揚げした「伊東四朗一座」が始まり。しかし、2006年に伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できず、三宅裕司が座長になり“伊東ならぬ熱海”、“四朗ならぬ五郎”で「熱海五郎一座」を旗揚げし、毎年、練り込まれた台本をしっかりと演じることで生まれる笑いを作りあげてきた。昨年、新橋演舞場に初進出し、今年も同会場でゲストに大地真央を迎え、歌あり、ダンスあり、笑いありの推理劇を上演する。伊東四朗一座から数えると、今年で12年目を迎える熱海五郎一座。三宅は「一座はみんな物凄く個性が強いし、自分の笑いを持っている。自由にやらせるとぐちゃぐちゃになるので、それを上手く抑えてひとつにまとめようとしたんですが、そのまとめる作業に10年かかりました(笑)。最近やっと熱海五郎一座の笑いができてきたかなと思っているので、今回は熱海五郎一座史上最高傑作ができる予感がしている」と自信のコメント。ゲスト出演を果たす大地に関しては「東京喜劇と言うのは格好いい所と不恰好なところの落差が大きいものだと思っている。その格好いい所を歌でも踊りでも演技でも全て持ち合わせているのが大地さん。あとこの間一緒にコントをやる機会があったんですが、実は凄く笑いが好きで、演技の随所に笑いを入れてきてくれる方なので、稽古が楽しみです」と語った。それを受けて大地は「こうして皆さんとお会いするのは初めてなんですが・・・今日で降板させていただこうかと(笑)」と冗談で返すと、会場は大きな笑いに包まれ、登壇者からは一斉にツッコミが。続けて大地は「これまでコメディタッチの舞台に出演することはあったんですが、“東京喜劇”と謳っているものに出演するというのは初めて。そこに入っていくのは凄く勇気がいったんですが、同時に凄く楽しみだなと。出演者の皆さんは個性が強い方ばかりで稽古がどうなるか不安ですが、もう腹を括りました!(笑)」と出演の経緯を説明。「皆さんがどういう風にお芝居をつくって行くのかなど、一観客になりながら刺激を受けて最高のお芝居を作っていきたい。一座でひと筋縄では行かない皆さんを調教してきた三宅さんに私も調教していただこうかと思います」と意気込んだ。熱海五郎一座『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』は6月2日(火)から26日(金)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットの一般発売は3月25日(水)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、ぴあでは先行先着プリセールを実施中。受付は3月24日(火)午後11時59分まで。ぴあの先行期間中のみ、桟敷席はプログラム付にて販売。
2015年03月12日星野リゾートは3月1日、「星のや 軽井沢」(長野県)において、温泉を使ったアクティビティとリラクセーションを組み合わせたプログラム「Onsenボディワーク」を開始した。同旅館のスパ施設「メディテイションバス」で行う新しい温泉アクティビティ。温熱作用や浮力といった温泉の特性を生かしたメニューと、湯上がりのリラクセーションを組み合わせたプライベートプログラムとなる。「健康的でしなやかな身体、透明感のある素肌へと導き、新しい温泉の力をご体感いただけます」と同社。温泉スペースでは、一人ひとりの体調に合わせたメニューを実施。重力からの解放を感じるフローティング体験や深い呼吸に合わせて行うストレッチを中心とした水中メニューを実践する。プログラムを通して身体が芯から温まり、軽くなるのを感じるという。貸し切りのリラクセーションルームでは、バスローブをまとい、ハーブウオーターで身体の中にもうるおいを与えるとのこと。また、プラセンタや高麗(こうらい)にんじんなどの生薬成分が配合された保湿美容液マスクも用意。そのほか、ヨガマットでストレッチやリクライニングチェアでクールダウンなどを行う。料金は1名あたり2,000円(宿泊代・税・サービス料10%別)。同旅館宿泊者限定で毎日開催し、各回1組の利用となる。予約は前日21:00まで。
2015年03月03日悠久の歴史と伝統が綾なす非日常的な空間で、ふたりいっしょに喜びや驚きを共有した「星のや 京都」。今度の旅も日常をエスケープして、ふたりがときめくドラマティックな恋するリゾートを訪れたい。全国各地に極上のリゾートを展開する「星野リゾート」は“宝石のような島”や“秘境”“ワイン”といった、大人のふたりが胸を高鳴らせるキーワードに満ちています。宝石のような珊瑚の島の集落「星のや 竹富島」沖縄八重山諸島石垣島から船で10分。コバルトブルーの海に浮かぶ宝石のように小さな珊瑚の島に息づく「星のや 竹富島」。まるで絵はがきのように美しい風景から“どこか遠くのリゾート”というイメージですが、2013年に「南ぬ島 石垣空港」が開港して、東京や大阪、名古屋からも簡単にアクセスできるようになりました。赤い琉球瓦が印象的な客室は、全室がガーデンつきの一棟建て。プライベートな建物が並んだ敷地は、まるで離島につくられた小さな集落の趣きです。ふたりだけの時間を演出してくれる場所竹富島には、島を代表する3つのビーチがあります。白い珊瑚の砂がまぶしい透明度抜群の遠浅ビーチ「コンドイ浜」、朝日が水平線から昇り、いつも静かな時間が流れている「アイヤル浜」、“星砂の浜”の別名で呼ばれる、夕陽が美しい「カイジ浜」。神々しい朝日や燃えるような夕陽、降るような星を、時間を気にせずいつまでも眺めていることができるのは、島に宿泊したふたりだけの特権です。「星のや 竹富島」の集落の中心には、青空に抱かれた温水プールもあり、プールサイドで風を感じながらのんびり過ごすのもおすすめです。ふたりで楽しむ竹富島ならではのアクティビティふたりで一緒に楽しむ島ならではの体験は、旅をより一層思い出深いものにしてくれます。古い琉球の街並みのなかで、島人と触れ合える「竹富島 文化体験」は、「星のや 竹富島」に滞在するゲストのためだけのアクティビティです。青く澄み切った八重山の海が、真っ赤に染まる瞬間を体感できる「夕空クルージングラウンジ」(無料・ドリンク別途¥1,000※税別)。ナイトクルージングや体験フィッシングもあります。冬にピークを迎えるのは流星群。星空を見上げれば、宇宙に浮かんでいるような感覚を味わえます。“東洋のガラパゴス”のネイチャーリゾート「星野リゾート リゾナーレ 西表島」島の約9割を占める常夏の気候に育まれた亜熱帯のジャングルと、珊瑚が美しい豊潤な海に囲まれた西表島。“東洋のガラパゴス”と称される、日本最後の秘境の島です。国の特別天然記念物「イリオモテヤマネコ」も生息するワイルドな自然と融合するように佇んでいるのが、「西表石垣国立公園」に広がる「星野リゾート リゾナーレ 西表島」。南国の鮮やかな花々や植物に彩られた建物には、極彩色の鳥たちも時折やってきます。プールサイドにふたり並んでのんびりと、小さなさえずりや静かに寄せる波の音に耳を傾けて。亜熱帯ならではのラグジュアリーな時間が流れています。南国リゾートの雰囲気が漂うゲストルーム「星野リゾート リゾナーレ 西表島」のゲストルームは全140室。すべての客室が42平米以上のゆったりとスペーシーな空間で、ふたりでくつろぐのにぴったりなデイベッドが備えられています。すっきりとした白い壁を中心に、熱帯地方らしく、はっとさせられるような色彩豊かなレリーフや調度品、存在感を放つインテリアが置かれた客室は、南国リゾートらしさ満点です。“西に沈む夕陽”を意味するというレストラン「イリティダ」は、美しい夕陽を望む抜群のロケーション。「西表DEEP」がコンセプトのブッフェスタイルで、島の奥深い食文化を味わうことができます。島の大自然を存分に満喫するアクティビティ彼の男心をくすぐりそうなのが、西表島の大自然をフィールドにふたりで未知の体験に挑戦するアクティビティの数々。ホテル専属のアクティビティスタッフが安全にガイドしてくれて、初心者でも安心して参加できるそう。浦内川のジャングルクルーズでマングローブの森に分け入って、カンムリワシなど汽水域に生息する動植物を観察したり。ダイナミックな自然を踏破するトレッキングや、美しい珊瑚礁でのカヤックやシュノーケル。やってみたいアクティビティがたくさん用意されていて、時間がたりなくなりそう。都心を離れて味わうふたりの贅沢な休日「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」八ヶ岳山麓に佇む高原リゾート「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」。新宿から特急で2時間ほどとアクセスがよく、毎日慌ただしく仕事に追われている彼とでも、思い立ったらすぐ気軽に出かけられるのが嬉しい。週末のプチバカンスを楽しむのにぴったりなロケーションながら、都心では味わえない美しい自然に包まれて、非日常的な時間を楽しめます。イタリアの山岳都市を思わせる異国情緒あるこのリゾートを手がけたのは、イタリアが誇る世界的建築家のマリオ・ベリーニ。劇場の舞台のような空間で、ふたりの物語が始まります。八ヶ岳の恵み「ぶどう」を贅沢に使った日本初のトリートメント「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」に来たなら、真っ先に足を運びたい「VINO SPA」。「Farm to SPA」をコンセプトに、農場から届けられた八ヶ岳の大地の恵み「ぶどう」を贅沢に使った、日本初のトリートメントを受けることができます。ワインを醸造する過程で発生するぶどうの皮や種などを、特殊な技法でパウダー状にして再利用するVINOスクラブや、赤ワインをふんだんに使ったフットバスなど、熟成したぶどうの香りに包まれる極上のひとときを体験できます。彼には指圧や、身体をリフレッシュするオイルトリートメントもオススメ。日本初のワインリゾートを提唱寒暖差のある気候と日照時間、ぶどうの栽培に適した土に恵まれた八ヶ岳は、いわば“ワインに選ばれた街”。「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」は、日本初の“ワインリゾート”を提唱しています。「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」の提携ワイナリーで、八ヶ岳山麓に醸造所を構える「ドメーヌ ミエ・イケノ」のワインは、特別なふたりにオススメな1本。山梨や長野の銘柄を中心に24種類ものワインをテイスティングできる「八ヶ岳ワインハウス」や、ワインとチーズを携えて馬に乗り、夜の牧草地でピクニックを楽しむ「月光乗馬」も見逃せません。真っ青な海と空や真っ赤な夕陽を眺めながら、しっとりとふたりの時間を慈しんだり。圧倒的な存在感で迫り来る自然に向き合い、ワイルドでアクティブな体験をしたり。ワインやスパといったライフスタイルを満喫したり。大切な人と出かける“旅”は、とても楽しく幸せなものです。「次はどこへ行こうか」と、ふたりの未来の約束をしてみてはいかがでしょうか?文/江藤詩文モデル/牛窪万里子
2015年02月23日