歌手で俳優の星野源が、20日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、女装を経験して「かわいいって言ってほしい」という願望が芽生えたことを明かした。かねてより親交のあるお笑い芸人のバカリズムがゲスト出演した今回。リスナーから「30歳を過ぎて"女子"という呼び方が苦手。お二人はどう思いますか?」という質問が寄せられ、抵抗があるというバカリズムに対して、星野は「20代前半のときはそう思っていたけど、今は全然いいと思う」と話した。そして星野は、「なぜかというと、女装してイベントに出る機会が多くて…どうやったら女子に見えるか家の中で練習する。カツラを手に入れて、足の毛をそったり」と語り出し、「女装して人前に出て褒められたことが何度かあった。和服を着て料亭の女将さんみたいな感じでレストランで写真を撮ったときに、従業員のおじさんに気に入られて『お酌しろ』『お前かわいいな』と言われて、めちゃくちゃうれしかったんです」と打ち明けた。だからこそ、「女子って言いたくなる気持ちがすごいわかる」と星野。「もっとかわいいって言ってってすごく思う。化粧も頑張りたいし、服も気を遣いたいし、髪の毛だってきれいにしたいし、かわいいって言ってほしいってすごい思ったんです。女装してみて(笑)」と熱く語った。さらに、「タモリさんも女装をされていると聞いたので、どうしたらいいですかって聞いたら、『今まで通りの外見でパンツだけ女子のパンツにしてみろ。そうしたら本質がわかる』と言われた」と、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のリハーサルでのタモリとのエピソードも披露。「なんてすごい人なんだろう、自分がなんて甘いんだろうってすごい反省した」と振り返り、「それをやろうと思うんですけど、なかなか度胸が…。まだやれてないです(笑)」と話した。
2017年02月21日歌手で俳優の星野源が、20日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、自身の恋愛について「自分から告白したことしかない」と打ち明けた。今回、かねてより親交のあるお笑い芸人のバカリズムがゲスト出演。その中で、20歳の女性から寄せられた「告白してもらいたい派なんですけど、なかなか告白してきてくれません。私から告白するしかないのでしょうか?」という相談についてトークを展開した。星野は「僕は告白というものをされたことがないんです、人生で1回も」と打ち明け、「自分からしたことしかないんですよ」と告白。バカリズムが「かっこいい」と言うと、「いや、されたいじゃないですか! かっこわるいんですけど、してくれないからいくしかない」と返した。バカリズムは「星野さんは草食系という感じ。自分からグイグイいく感じじゃないと見られがちだけど、ギャップ! かっこい。男らしい」と称賛。自身については「俺は真逆で告白したことがない」と明かし、星野が「おー! すごーい! かっこいい!」と興奮すると、「これまで向こうからくるタイプが多かったから、もっていき方がわからない」と説明した。そして、この20歳の女性の相談に対し、バカリズムは「男が告白するものという固定観念があるからそうなっている。でも半々なわけだから、相手がそうだと思えばいいんじゃないですかね」と自分から告白することを勧め、星野も「僕もまったく同じで女子の方から告白してほしい。女子たるもの告白してはいけないみたいな空気が蔓延している気がするんですけど、どんどんすればいい」と語った。
2017年02月21日歌手・俳優として活躍する星野源のエッセイ「いのちの車窓から」が、3月30日(木)より発売されることが決定しているが、この度その著書の発売に先駆け、カバービジュアルが公開された。「コウノドリ」「逃げるは恥だが役に立つ」や大河ドラマ「真田丸」に出演し、4月には劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』で主演を務めるなど話題作に立て続けに出演する星野さん。本著書は、星野さんが雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)で2014年12月号より現在も連載中のエッセイ「いのちの車窓から」に、新たに書き下ろしを加えて単行本化したもの。話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」撮影現場での秘話から、念願だった紅白出場、“兄さん”こと大泉洋の存在…などなど、約2年間にわたり彼がが見てきたもの、感じてきたことが満載の一冊となっている。そして今回、発売される著書のカバービジュアルがいち早く公開!今回カバーイラストを手掛けたのは、TVアニメ「キルラキル」のキャラクターデザインも務めたすしお。装丁は大ヒットシングル「恋」のジャケットなども担当した吉田ユニが手掛けている。また、このカバーにはちょっとしたサプライズ(?)が隠されているという。どんなサプライスなのかは、ぜひ手に取って確認してみて。星野源著書「いのちの車窓から」は3月30日(木)より発売。(cinemacafe.net)
2017年02月17日歌手の星野源が、2017年初リリースとしてミュージックビデオ集『Music Video Tour 2010-2017』を5月17日に発売することが10日、明らかになった。昨年10月にリリースしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌「恋」が配信チャートの連続1位を更新し続け、累計130万ダウンロードを突破するなど大ヒットを記録し、3月19日から開幕予定の「第89回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に「恋」が選出、そして5月からは自身初となるアリーナツアーが開催されることが決定するなど、勢いを増し続ける星野源。このたび、2017年初リリースとして映像作品『Music Video Tour 2010-2017』の発売が決定。「くせのうた」「くだらないの中に」といったデビュー初期の名曲から、大ヒットを記録中の「恋」など、それぞれの作品ごとに星野源自らが撮影時のエピソードや解説などのコメントを添える形で、ミュージックビデオを紹介する。YouTubeでも圧倒的な再生回数を記録中の「恋」はもちろん、「化物」(SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS優秀作品)、「地獄でなぜ悪い」(MTV VMAJ 2014最優秀映画ビデオ賞)、「Crazy Crazy」(SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS優秀作品)、「SUN」(MTV VMAJ 2015最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞)など、各界からも評価を受けているこだわりぬいた映像をまとめて楽しむことができる。
2017年02月10日コント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」にて、星野源が出演するコント「オモえもん」。この度、これまで放送した「オモえもん」を一挙放送するスペシャル番組「オモえもん 春のドキドキ オモまつり」が2月4日(土)深夜に放送されることが分かった。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、「ウッチャンナンチャン」の内村光良を中心に、様々なジャンルで活躍するメンバーが集結し“人生”をテーマに描くコント番組。中でも人気のコント「オモえもん」は、すぐに「(愛情が)重たい」と思われてしまう星野さん扮するタヌキ型ロボット・オモえもんと、ムロツヨシ演じる親友のさとしくんの愛憎劇。今回は、これまで放送した「オモえもん」全5話と新作1話を一挙放送。新作コントは「オモえもんのバレンタインデー」。一体どんなコントを繰り広げてくれるのか?まだ見たことのない人も、「オモえもん」の世界を一気に楽しめるチャンス。この機会をお見逃しなく。「オモえもん 春のドキドキ オモまつり」は2月5日(日)1時35分(※土曜深夜)~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月04日歌手で俳優の星野源が、16日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、好みの女性のタイプを明かした。細野晴臣がゲスト出演した今回。リスナーから「素敵だ、魅力だと思う女性はどんな女性ですか?」という質問が寄せられると、星野は「卑下する形じゃなくて、自分にあまり興味がない人」と答え、「自己主張が少なめな人を見ると、知りたくなる。『私をわかってわかって!』っていうんじゃなくて、すっとたたずまれていると、どんな人なんだろうと知りたくなっちゃう」と説明した。細野から「そういう人ってそんなにいないんじゃない?」と言われると、「確かにあんまりいないんです」と星野。「あまりいないので、たまにいるとすごい素敵だなと思う」と話した。また、細野が「どっちかっていうと地味な人で内面が派手な人が好き。だいたい女性は男より強い。男が女性を振り回すより逆の方が多い」と言うと、星野は「今まで振り回されることが多かったです」と告白。「振り回されるの嫌いじゃないんでしょ?」と聞かれると、星野は「嫌いじゃなかったんですけど、もうちょっといいなって。疲れちゃったなって」と笑った。
2017年01月17日歌手で俳優の星野源が、2日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、大みそかに出場した『第67回NHK紅白歌合戦』を振り返った。星野は、初出場した2015年の紅白について「歌の最中、緊張と集中でほとんど覚えてなくて。唯一、審査員席の大泉洋さんがすごく喜んでいたというのを覚えています」と話した上で、2回目の出場となった今回は「リラックスして普通にやる」ということを目標にしていたと説明。「1回目のような緊張でガチガチではなく、リラックスした状態で歌いたいし、MCとかほかの方のバックで出させていただくときとか、普通の状態でいたいと思っていました」と打ち明けた。今回、自身も出演した新垣結衣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌「恋」を披露した星野。本番は目標通りリラックスして歌えたそうで、「すごく楽しかった。自分のままでいられる状態というか、お客さんをあおる時も『どうもー!』って胸のあたりがぱかーっと開いた状態でやれて、喉も開いていて気持ちよかった」と振り返り、「お客さんもすごく楽しそうで、"恋ダンス"を踊ってくださる方もたくさんいて、やったぜと。目標達成と思った。本当に楽しかったなぁ」としみじみ語った。また、「語弊があるかもしれないですけど、すごい楽しいお祭りに遊びにいったみたいな感覚なんです」と表現。「なんでかっていうと、知っている人がいっぱいいたんです」と説明し、「司会の有村架純ちゃんもすごい前から知り合いだったし、審査員席に新垣結衣ちゃんもいたし、草刈正雄さんも春風亭昇太さんもいたし、スタッフさんも知っている人ばかりだった。表も裏も知っている人がたくさんいて、楽しくやれました」と話した。
2017年01月03日歌手で俳優の星野源が2日、ニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)に出演し、大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』の裏話を明かした。星野は、嵐の大野智と話ができたかというリスナーからの質問に対し、「松本潤くんとは舞台上でもよく話しましたけど、あとニノさん。大野さんとはお話はできなかった」と返答。それでも、紅組のトップバッター・PUFFYの場面で出演者全員がステージに集結した時に大野と絡むことができたそうで、そのエピソードを披露した。星野は「PUFFYさんが歌っているときにパンチみたいな振りをみんなでやって、横で堂本光一さんが目の前の二宮さんの背中をパンチするみたいな動きをされていて、二宮さんがマイクにも全く乗らない声でずっとツッコんでたんです」と話し、「それがすごいおもしろくて、俺もやってみようと思って目の前の大野さんにずっと背中パシパシってパンチしていた」と明かした。そして、「大野さんがずっと"痛い痛い"みたいなリアクションをしてくださって。もちろん痛くはないんですよ、ぽんぽんっていうくらいなんですけど」と続け、「何ていい人なんだろうって思いました」とうれしそうに振り返った。
2017年01月03日アーティスト・星野源が、12日深夜放送の『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜 25:00~27:00)に出演し、ドラマで共演中の女優・新垣結衣についてコメントした。この日の放送では、TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役にたつ』(毎週火曜22:00~)で共演中の藤井隆がゲスト出演し、「源と隆のクリスマス!2時間ぶっとおしカラオケパーティー!」という企画でスタジオにカラオケの機械を設置。2人が交互でカラオケを歌うという企画を行った。そこに『逃げ恥』で共演中の新垣がコメントを寄せた。新垣は「藤井隆さんの『ナンダカンダ』がすごく好き」と明かし、「ラジオなので踊ってる様子が見れないので、ぜひ携帯で動画を撮って現場で見せてください」とお願いした。また、星野に対しては「星野さんの『恋』は、歌うというよりは、歌ってる姿を見たい」と希望を話し、「(自分は)ギャラリーの中で口ずさんだり踊ったりするのがいいと思うので、ぜひスタジオの中でも歌ってみてください」とメッセージを送り、ドラマの紹介をした。新垣からのコメントに対し、藤井は「最高ですね」、星野は「何から何まで120点のコメントありがとうございます」とスタジオで絶賛。藤井が星野に「どうなんですか? 現場であれだけご一緒してて、しかも役柄としてはご夫婦なわけですから、好きになったりとかしないんですか?」と質問すると、星野は「いやもう、好きですよ、すでに」と告白した。さらに藤井が「ファンの皆さんだって、許すと思う。これでもし、2017年に結婚しましたって言われたら、『えええ!?』って」と畳み掛けると、星野も「『うええ!?』ってなりますよね」と笑いながら答えた。藤井は「(もし結婚したら)ザ・ムービーになりますから!」と冗談を飛ばし、ドラマの現場でも「本当に、星野さんと新垣さんの二人が、現場を明るく楽しく盛り上げてたという実感があったと思います」と改めて感謝した。ラジオを聞いていた『逃げ恥』ファンのリスナーは、星野の発言に対しTwitterで「言葉の浸透力、ハンパない!!」「リップサービスでもときめく」「ムズキュンすぎる」と大反響。また、星野から「好きですよ」発言を引き出した藤井に対しても「よくやった」「いい仕事する」と絶賛の言葉が寄せられていた。
2016年12月13日アーティスト・星野源が、1年の音楽活動を記録したオフィシャルイヤーブック『YELLOW MAGAZINE 2016-2017』を創刊することが12日、わかった。価格は税込4,000円。同書は、星野の2016年を振り返ったソロインタビュー、星野が大ファンと公言する”コサキン”こと小堺一機&関根勤との鼎談、写真家・奥山由之による撮り下ろしフォトストーリーなど、特別企画が満載の128ページ。さらにアルバム『YELLOW DANCER』全曲徹底解説、アートワーク解説、MV解説、ダンス解説、バンドメンバー座談会、星野をよく知る著名人からのコメントなど、様々な角度から星野源の2016年を徹底分析する。また、星野のレギュラーラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』で8月22日に放送した「2時間生演奏!星野源しか出ない夏フェスinいつものラジオブース」のスタジオライブ音源を収録したCD「YELLOW DISC」も付属。「化物」「地獄でなぜ悪い」「くだらないの中に」「Snow Men」「君は薔薇より美しい」「桜の森」「SUN」「Friend Ship」の8曲+オープニング&エンディングトークが収録される。さらに購入者のみが登録できるスペシャルサイトのアクセスコードが付いており、登録すると星野のライブの最速チケット先行受付への応募が可能に。TV番組観覧、フォトギャラリーなどの限定サービスも受けられる。販売は星野が出演する各イベントやライブ会場を予定しており、2017年1月23日・24日開催の星野源 新春Live 2days『YELLOW PACIFIC』ライブ会場(パシフィコ横浜)でも販売決定している。また、アーティストオンラインショップ「A!SMART」でのみ予約販売を受け付け、2017年1月25日以降の発送となる。
2016年12月12日宮藤官九郎さんが作・演出を手掛ける、抱腹絶倒のシリーズ『大パルコ人』に、清野菜名さんが参加する。「宮藤さんの作品って、笑いの着目点が本当にしょーもなくて、すごく愉快。そこにくすぐられるんです。以前にご一緒した現場でも、毎日が楽しすぎて、ずっと爆笑してたんで、今回も楽しみで仕方ないです」以前の現場とは宮藤さんの監督映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』。あれ?清野さん出てた?と思った方もいるはず。映画での、終始真っ赤な顔色の鬼メイクで中指をおっ立て過激に挑発しまくる邪子の姿と、目の前の清野さんとのギャップ…激しすぎます。「そうですよね。何も知らずに観に行った友達が、最後まで私だと気づかなかったくらいですし(笑)。でも、ああやって素顔が出ないほうが自分らしいというか、恥ずかしがらずにはっちゃけられるというか…」とはいえ、もともとティーン誌の専属モデル出身。正統派美少女として恋愛作品へのオファーもあるはず。「なんででしょう…。ちょっと変わった役が多いのは、きっと自分はそっちじゃないってことなんだと思います。いま映画で普通の女子高生をやっていますが、面白くやらなくて平気かなって心配になるくらい」多少戸惑いつつも、笑いに果敢に挑もうとするアグレッシブさが、宮藤作品と相性がいいのかも!?「1幕目だけ台本を読んだのですが、元気で何でもすぐ信じちゃう、いい意味でバカな役。まるで友達と会っている時の自分みたいで、仕事場でしかご一緒してないのに宮藤さんに見透かされている気がしました。あまりにバカで衝撃的なシーンもありますけど、戸惑いよりどうやろうかっていう期待のほうが大きいです。お芝居している時、相手と見えない感情のぶつかり合いができる瞬間がときどきあるんですよ。どんな役でもどんな作品でも、それができた時が今すごく楽しいんです」◇せいの・なな1994年生まれ、愛知県出身。'14年の映画『TOKYO TRIBE』で注目され、『ウロボロス』や『コウノドリ』など、数々のドラマに出演。10月公開の映画『金メダル男』にも出演。ブラウス¥16,000(Antigravite TEL:03・3461・2807)◇かつて“サンバイザー兄弟”として恐れられた兄(増子直純)と弟(瑛太)。逮捕されていた兄が恩赦で釈放され、組を立て直すためにふたりはバンドを組むことになり…。11月13日(日)~12月4日(日)池袋・サンシャイン劇場作・演出・出演/宮藤官九郎音楽/上原子友康(怒髪天)出演/瑛太、増子直純(怒髪天)、三宅弘城、皆川猿時、清野菜名、少路勇介、よーかいくん、篠原悠伸、上川周作、りょうS席9500円A席8500円ヤング券5500円(25歳以下対象、要証明書)すべて税込みパルコ・ステージ・インフォメーション TEL:03・3477・585812月8日~18日に大阪、21日~23日に仙台公演あり。※『anan』2016年10月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・末吉久美子ヘア&メイク・細野裕之(PUA NA PU)インタビュー、文・望月リサ
2016年09月28日オール外国人キャスト、全編フランス語で撮りあげた黒沢清監督初の海外進出作品となる最新作『ダゲレオタイプの女』。この度、本作の公開を記念し、9月3日(土)に黒沢清監督×浅野忠信のトークイベントが開催された。黒沢監督と言えば、浅野さん主演『岸辺の旅』で2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞受賞、本年度のベルリン国際映画祭『クリーピー 偽りの隣人』正式出品、また今年6月には米アカデミー会員にも選出されるなど、世界で高い評価を受けている。本作では、世界最古の写真撮影方法“ダゲレオタイプ”を軸に、芸術と愛情を混同した写真家の父の犠牲になる娘と、“撮影”を目撃しながらも娘に心を奪われていく男の美しくも儚い愛と悲劇の物語を描き出している。一方浅野さんは、これまで第56回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された黒沢監督の『アカルイミライ』、そして国内外の賞で数々の賞を受賞した『岸辺の旅』で主演。確かな演技力で日本国内にとどまらず、『マイティ・ソー』でハリウッドデビューを果たすと、『バトルシップ』『47RONIN』など数々の海外作品に出演し、国際派俳優の地位を確立している。また、本年のカンヌでも最新主演作『淵に立つ』が「ある視点部門」で審査員賞を受賞している。そんな日本を飛び出し、世界で活躍するクリエイター同士の稀有なトークイベントが今回実現。事前予約制だった本イベントは、予約開始から瞬く間に定員に達し、当日も2人の姿が一目見たいと集まった方々で超満員。さらには立ち見の人が現れる中でのイベントとなった。まず、お互いの新作『ダゲレオタイプの女』『淵に立つ』についてトークが繰り広げられる。浅野さんは「映画の撮影でも、ときにとんでもなく動いちゃいけない状態があるんです。しかし、この(ダゲレオタイプの写真)撮影はすごいですね!体を固定されて長時間そのポーズでいる…映画もそうですが、だからこそ、俳優やモデルの感情が画面に映りこむんだと思いました」と語り、黒沢監督は「これもホラーですね(笑)。浅野さんがすごい。出ているシーンもすごいし、出ていないところでもすごい。画面に映っていてもいなくても、浅野忠信が映画を支配している。恐ろしい底知れない役を何度かやってきていると思うが、今回は決定打でした」とお互いの作品を絶賛。また、「カンヌ国際映画祭」については「日本で笑いが生まれないところで笑いが生まれることに驚きますね」(浅野さん)、「カンヌはバタバタと人が出て行くなどブーイング起こることも多いと聞きます。楽しもうとする人もいるけれど、欠点を見つけて席を立ってやるという人も多い。エキサイティングな映画祭ですね」(黒沢監督)とそれぞれ特徴を語る。さらに、日本と海外の撮影の違いについて浅野さんは「特にアメリカはお金にも、俳優にもシビア。『あなたは雇われているんだから、きちんとした英語を喋って。体鍛えて』というようなリクエストがすごい」と明かし、とても勉強になると話した。一方、今回初の海外進出を果たした黒沢監督は「俳優から100個くらい質問攻めにあって、僕は絶望して断られるんだろうなと思うのですが、フランスではそれがやる気のある証拠だそうです。日本は『質問あるか?』と聞くと俳優さんはみな『ない』と答えます。でも始まると、日本人は結局5個くらいある。フランス人はやる前はいろいろ言ってるんだけど、整理すると聞きたいことは5個くらい。結局同じなんですよね」と語った。最後に“海外で活躍したい人へ”黒沢監督は「映画の言語が世界共通なのは100パーセント間違いない。『こういう映画作りたい』という欲望を磨いていけば絶対に世界に通用する、と思います」とアドバイスを贈り、浅野さんも「日本でない国で違うやり方を学ぶのは面白いし、刺激になる。『何をやりたいか』を掘り下げると面白いし、自分が盛り上がれるんです」とコメントした。そのほか、来場者からのQ&Aで浅野さんの幼少期についてや『ダゲレオタイプの女』の撮影秘話が飛び出すなど、トークイベントは終始盛り上がりをみせ、大盛況のうちに終了した。『ダゲレオタイプの女』は10月15日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。『淵に立つ』10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月05日歌手の前川清が5日、10月2日(13:55~15:20)に放送される九州朝日放送・テレビ朝日系特番『前川清の笑顔まんてんタビ好キ ~南国・沖縄 離島のタビ~』の取材に都内で応じ、番組の見どころを語った。この番組は、前川と、お笑いコンビ・Wエンジンのえとう窓口の2人が、九州を中心に日本各地を訪れ、地元の人たちとふれあっていくという内容で、九州・沖縄・山口の7局ネットで、毎週日曜正午という激戦区で放送。2012年の番組開始以来、2人の珍道中が好評で、最高視聴率は14.3%、年度平均視聴率も11.1%(2014年度)という人気番組だ(ビデオリサーチ調べ)。これまで、2度にわたってゴールデン特番が放送されたが、今回は初の全国ネット。ゲストに加藤茶と、えとうの相方・チャンカワイをゲストに迎え、8月14・15日に沖縄の慶留間島(げるまじま)と阿嘉島(あかじま)を旅した。前川は「全国放送というのは間違っていた。KBC(九州朝日放送)さんと私との間に、ちょっと溝があります(笑)」と冗談めかしながら、今回の旅で最初に出会ったおばあさんの話を紹介。亡くなった夫の話になると「好きで結婚したわけじゃないから寂しくない」「酒ぐせが悪かった」など、終始恨み節だったそうだが、最後に前川が生前の写真を見せてもらうと「絶対に悪そうな人じゃないんですよ」といい、とても印象に残ったそうだ。ほかにも、今回の旅でも多くの出会いがあったそうだが、慶留間島には、子供たちが親元を離れて学習しに来る「留学」という制度があり、それを活用して滞在していた東京の子供とも交流。ここでは、日テレ系『イッテQ』に出演するチャンカワイが大人気だったそうだ。前川は「(相方の)えとう君は、意外と全然人気がなかったんです」とボヤいていた。また、加藤茶が、年の差妻を連れて来ていたことを暴露。今回の番組には登場しないそうだが、「グイグイ引っ張っていく感じ。加藤さんからすると、いい奥さんなんだな」と、おしどり夫婦ぶりをうらやんだ。KBCの渡辺プロデューサーは「本当に仕込みがないので、どうなるか分からない番組。びっくりするような出会いがあるわけではないが、前川さんが自然体で、沖縄の離島の方々とコミュニケーションを取られています」と話している。
2016年09月05日マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、黒沢清、デビッド・フィンチャーといった、現代を代表する10人の監督たちがヒッチコックの映画術について語るドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』(原題:Hitchcock/Truffaut)が、12月10日(土)より日本公開されることが決まった。1962年、『大人は判ってくれない』などヌーベルバーグの旗手といわれたフランソワ・トリュフォーは、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックにインタビューを熱望し、ヒッチコックがそれを快諾。国籍も、年齢も、キャリアも違う2人は意気投合、長時間のインタビューが実現し、そして1冊の伝説の本「Hitchcock/Truffaut」(「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれた。この本は世界中で出版され、“映画の教科書”として、映画関係者はじめ、すべてのクリエイターたちのバイブルとして現在も読み継がれている。本作は、当時のヒッチコックとトリュフォーの貴重なインタビューの音声テープと、ヒッチコックを慕う現代を代表するフィルムメイカーたちのインタビューで紡ぐドキュメンタリー。2015年カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。登場するのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のスコセッシ監督をはじめ、『ゴーン・ガール』のフィンチャー監督、『クリーピー 偽りの隣人』『ダゲレオタイプの女』の黒沢監督、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督、『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督ら、今日の映画界を牽引する10人。「『サイコ』は、当時も今も偉大な映画だ。物語の話術(ストーリー・テリング)の傑作だと言える、いや、それ以上の作品だ」(マーティン・スコセッシ)、「ヒッチコックは、映画魔術の天才だ。映画ばかりか、観客も演出する監督だ」(デビッド・フィンチャー)、「彼は、映画的表現とは何かを刺激するんだ。誰も考えたことのないような発想だよ」(ウェス・アンダーソン)と、彼らが劇中で語るとおり、ヒッチコックの時代を超えた映画術を新鮮な視点で現代に蘇らせるドキュメンタリーとなっている。監督は、NY国際映画祭のディレクターを務めるケント・ジョーンズ。日本語字幕は、「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」の翻訳者でもある、映画評論家の山田宏一が務めている。『ヒッチコック/トリュフォー』は12月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清が、千葉テレビ(チバテレ)で、ビジネス番組の進行役を担当することになった。8月6日スタートの『燃える男中畑清の123絶好調』(毎週土曜22:15~22:30/再放送毎週水曜11:30~11:45)で、企業のトップと対談する。この番組は、毎回、中畑がさまざまな企業のトップと対談し、社長の熱い一面や会社の熱いエピソード、熱い社員などを発掘していくというもの。"熱い"つながりで、燃える闘魂・アントニオ猪木のモノマネでおなじみのアントキの猪木も出演し、企業に闘魂注入を行うほか、エンディングでは、中畑が熱唱を披露するコーナーも用意されている。中畑は「監督業を終えた後、いろいろな企業の方とお会いする中で、こんな番組をできたら面白いな、という構想があり、それがチバテレとうまくマッチしてこの番組が実現しました」と、立ち上げの経緯を説明。球団の監督と企業の社長の共通点は「スタッフに対する意識」だといい、対談した企業のトップから「パワーを感じられ、成功していてうらやましく思いました」と感想を語る。番組については「すごく良いアイデアを提供できると思います」と自信。「視聴者の皆さんには番組を見て、利用できるものが見つかったらトライしてほしいですね。幸せになるためのアイデアやヒントが、この番組には転がっていますよ!」と見どころを話している。
2016年07月26日俳優のディーン・フジオカ、小野武彦、村上範義、女優の藤原紀香、清野菜名、池田エライザ、歌手の小室哲哉が5月31日、都内で行われた「Amazon プライム・ビデオ 日本オリジナル作品 記者発表会」に出席した。Amazonは、Amazonプライム会員に提供している見放題・動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオにおいて、オリジナル映像作品のラインナップを強化。その発表会に6月22日より配信する『はぴまり~Happy Marriage!?~』、7月15日より配信する『Invisible TOKYO』に出演したキャスト陣が登壇した。円城寺マキのベストセラーコミックを実写化した『はぴまり~Happy Marriage!?~』に出演したディーン・フジオカは「僕は間宮北斗というキャラクターで、彼は家族の形を捉えられずに大きくなって絶望を経験し、自分なりに目的を見つけ出していきます。そのような中、今回は結婚が手段とやっていくんですが、契約結婚をしていく中で家族の形や愛に気づいて成長していきます」と同ドラマを説明。相手役の清野菜名は役衣装姿で登壇して「千和はどこにでもいるような女の子で、指輪を毎日付けてさせていただいているんですが、ヒヤヒヤしながら撮影しています(笑)」と苦笑い。ディーン・フジオカとの共演については「お腹が空くとディーンさんがバナナをくれるんです。私、バナナは食べられなかったんですけど、克服できました」と感謝。これにディーン・フジオカは「餌付けですね(笑)」と笑顔を見せていた。また、小室哲哉、池田エライザが出演した『Invisible TOKYO』は、東京の今を牽引する文化の発信者たちを追ったドキュメンタリー。胸元全開のドレス姿で登壇した池田エライザは「自分のリアルをさらけ出そうと考えていたんですが、現場に行って東京を眺めながら撮影してると私ってこんなこと考えていたんだ? とか、普段プライドが邪魔して言えなかったことを発信してしまったっていう感覚になれました。同世代の方に寄り添えるんじゃないかと思います」とアピールしていた。
2016年05月31日重松清の小説『希望ヶ丘の人びと』が、WOWOWの“ドラマW”で連続ドラマ化されることが決定した。沢村一樹が主演を、連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が脚本を、『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務める。その他の:情報本作の主人公・田島は、妻の圭子、娘の美嘉、息子の亮太と都内で幸福に暮らしていたが、圭子に末期がんが見つかり、3か月でこの世を去ってしまう。そこで、田島は圭子が育った希望ヶ丘に行き、そこで圭子の思い出をたどりながら暮らすことを子どもたちに提案し、現在は空き家になっている圭子の旧家で新生活を開始する。沢村が主人公の田島を、和久井映見が亡き妻を、桜田ひよりと『そして父になる』の二宮慶多がふたりの子どもを演じるほか、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年05月09日元横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏(62)が24日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド』ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに出席し、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏は「監督にならなきゃいけない」と語った。イベントで、"ゴジラ"の愛称で知られる松井氏が本作の魅力を語るVTRが紹介されると、中畑氏は「完璧なコメントだったね」とたたえ、「最初見た時は本当にゴジラそのものでしたよ。迫力がありましたよ」と出会った頃の印象を語った。そして、MCを務めた映画コメンテーター・LiLiCoが「松井さんはいつか監督に?」と聞くと、「ならなきゃいけないでしょ。球界に対して恩返しをするためには」と力強く答え、「どの球団でやるかっていうのは別として…ジャイアンツだと思うんですけど」と発言。「タイミングがあると思います。僕だって60歳前にやっとなれた。やりたいって言っているヤツはなかなかなれないけど、彼はやりたいってあんまり言わなかったからいつでもできる」と笑いを交えて話し、「見たいね。彼の監督の姿を」と期待した。また、各球団のキャンプを視察した中畑氏は、今年の優勝は「ソフトバンクでしょ。戦力がたまらなくすごい」と断言。セ・リーグの中では「金本(知憲)のところがおもしろいね」と阪神を挙げ、「(高橋)由伸も2、3年監督をやっているような落ち着きがある。周りをしっかり観察して、どっしり構えてやっているという怖さを感じる」と注目の巨人新監督も評価した。イベントには、大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりに優勝した大関・琴奨菊も出席。『ジュラシック・ワールド』ブルーレイ&DVDセット(3990円+税)は、NBCユニバーサル・エンターテイメントより2月24日発売、同時レンタル開始。TM&(C) 2014 Universal Studios & Amblin Entertainment,Inc.All Rights Reserved.
2016年02月24日『CURE』『トウキョウソナタ』など日本国内のみならず世界中から熱狂的な支持を集める黒沢清監督が、前編フランス語で撮りあげた初の海外作品『La Femme de la Plaque Argentique』(原題)の邦題が『ダゲレオタイプの女』に決定した。職を探していたジャンは、ひょんなことから、ダゲレオタイプの写真を撮り続けている写真家・ステファンの弟子として働き始めることになる。ステファンの家では、娘のマリーが何十分も器具に固定されていて、写真の被写体としての役目を果たしている。ステファンの妻・ドゥニーズも、彼のダゲレオタイプ写真の被写体となっていたが、昔、屋敷内で首を吊って自殺してしまっていた。ドゥニーズの亡霊におびえるステファン。マリーに惹かれ始めたジャンは、マリーがドゥニーズの二の舞にならないように、彼女を屋敷の外に連れ出そうとするが――。本作は、全編フランス語で撮影され、「ダゲレオタイプ」と呼ばれる世界最初の写真撮影法を用いて肖像写真を撮影するカメラマンの家に隠された秘密と愛を描く、ホラー・ラブストーリー。主人公のジャンを演じるのは、『預言者』(ジャック・オディアール監督)『ある過去の行方』(アスガー・ファルハディ監督)『消えた声が、その名を呼ぶ』(ファティ・アキン監督)など名匠の作品への出演が続くタハール・ラヒム。ジャンが想いをよせるマリー役には『女っ気なし』などで若手女優として注目を集めるコンスタンス・ルソー、マリーの父であり、ダゲレオタイプのカメラマンであるステファンをダルデンヌ兄弟作品常連のオリヴィエ・グルメが好演している。また名優マチュー・アマルリックがステファンの友人・ヴァンサン役で出演しているのも注目だ。昨年『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞し、高い評価を得た黒沢監督。このたび挑んだ初の海外作品について、「初めてフランスで映画を撮りました。日本と何か大きく違うことがあるんじゃないかと最初は心配しましたが、杞憂でした。映画はやはり世界共通言語のようです」と撮影を振り返り、また「日本の怪談にならったホラーとラブ・ストーリーを組み合わせた物語を、フランス人スタッフもキャストもたちどころに理解し、全ての作業がスムーズに進みました」と語っている。日本の監督とフランスのスタッフ&キャストが作り上げる愛と死の物語。日本のみならず、世界中から熱い注目を集めることとなりそうだ。『ダゲレオタイプの女』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年01月25日『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』の黒沢清監督がフランスで手がけた新作映画の邦題が『ダゲレオタイプの女』に決まり、今秋に日本で公開されることが発表になった。その他の情報新作『クリーピー』が第66回ベルリン映画祭に正式出品されるなど、世界の映画ファン・評論家から支持を集めている黒沢監督が、全編フランス語で撮影した初の海外作品が日本で公開になる。ダゲレオタイプと呼ばれる世界最初の写真撮影法を用いて肖像写真を撮影する写真家の家が舞台で、かつてここでは写真家の妻が被写体を務めていたが、その昔に彼女は首を吊って自殺をしていた。映画ではこの屋敷に秘められた過去と、愛のドラマが描かれる。ジャック・オディアール監督の『預言者』やアスガー・ファルハディ監督の『ある過去の行方』に出演したタハール・ラヒムや、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ作品の常連オリヴィエ・グルメ、マチュー・アマルリックらが出演する。黒沢監督は「初めてフランスで映画を撮りました。日本と何か大きく違うことがあるんじゃないかと最初は心配しましたが、杞憂でした。映画はやはり世界共通言語のようです。日本の怪談にならったホラーとラブ・ストーリーを組み合わせた物語を、フランス人スタッフもキャストもたちどころに理解し、すべての作業がスムーズに進みました。そして、一本の見紛うことのないフランス映画ができあがりました」と語っている。『ダゲレオタイプの女』秋、全国ロードショー
2016年01月25日日清食品は1月18日、「日清のとんがらし麺ビッグ 激辛ジャークチキン味」(税別205円)を全国で発売する。「日清のとんがらし麺」は、唐辛子の風味がする「唐辛子練り込み麺」と辛さの中にうまみのあるスープが特徴のシリーズ。ビッグサイズでは、「突き抜けた辛さ」と話題性のあるメニューを展開している。同商品は、ジャマイカの国民食で、香辛料を利かせたソースで味付けしたチキンをローストした味わいの「ジャークチキン」をイメージしたもの。5段階中5を上回る辛さレベルとなっているが、タイム、クミンなどの香辛料を利かせることで、激辛ながらもしっかりとチキンのうまみを感じられるスープに仕立てたとのこと。別添の「超絶激辛オイル」を加えることで、シリーズ最高の辛さを楽しめるという。
2016年01月06日日清オイリオグループは10月15日、食用油で初めての機能性表示食品として、血圧が高めの人向けの健康オイル「日清健康オイル アマニプラス600gPET」を新発売する。同商品は、健康成分「α-リノレン酸」を含んだ血圧が高めの人向けの健康オイル。 大さじ1杯(14g)に健康成分「オメガ3脂肪酸」の一種である「α-リノレン酸」を2.6g含んでいる。同商品を通常の食用油に替えて1日大さじ1杯を摂取すると、血圧が低下するという結果が臨床試験で得られている。商品名にもあるように、α-リノレン酸を豊富に含む「アマニ油」を30%配合。なたね油をベースに、アマニ油、米油を配合しているため、加熱料理にも安心して使用できるとしている。コレステロールは0(ゼロ)。今回、同商品を食用油で初めての機能性表示食品として発売する。機能性表示食品とは事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品のこと。同商品には、「α-リノレン酸」を含むことと「血圧が高めの方に」適した機能を持つ食用油であることを表示している。なお、同商品は希望小売価格などは設定していないとのこと。
2015年10月09日シネマヴェーラ渋谷で開催中の特集企画“カンヌ凱旋記念 黒沢清レトロスペクティブ”で23日に、『ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』の上映が行われ、本作に出演した柄本佑がトークイベントに登壇。10月1日(木)より公開される監督の新作『岸辺の旅』について熱く語った。その他の写真父・柄本明は『ドッペルゲンガー』や『岸辺の旅』に、妻の安藤サクラは『贖罪』に出演。姉は『リアル~完全なる首長竜の日~』に製作スタッフとして参加するなど、黒沢監督作品とは深い縁がある柄本一家。柄本は「柄本家は全員、黒沢監督のファン」だといい、「だからうちの姉が製作部で『リアル…』の現場に入るって聞いたときには、家族で『いいなぁ』とうらやましがった」と明かした。現場での黒沢監督は、俳優にはっきりとした指示を出さず、丁寧な物言いで「こんな風にしてみてもいいですけれども、別にやらなくても良いです」というような演出の仕方をすると説明。監督から「『勝手にしやがれ』という映画でジャン=ポール・ベルモンドがこんな風に走っていくんですよね」と指示を出された際、「そういう風に引き合いに出すので、僕も何か出さないと、と思って『撃たれてはいませんけどね』と返しました」と撮影でのエピソードを次々に披露し、場内からは笑い声が上がった。そして話題は今年のカンヌ映画祭“ある視点”部門で日本人初の“監督賞”に輝いた『岸辺の旅』へ。関係者でぎゅうぎゅう詰めの試写室でいち早く本作を観たという柄本。「プレッシャーを感じながらだったので、まだ冷静に観られてはいないのですが…」と前置きしながら、「オープニングからなんだか泣けたんです。途中で曲がかかるときにも涙腺が緩みましたが、冒頭からぐっとくるというのは初めてでしたね」と話し、「いつも黒沢監督の映画には、現実の中の異世界を感じるんですが、今作は真逆で、異世界の人が普通にいるというか、それがすごく不思議で、幽霊がそもそも異質なものだからなのか、ほかの黒沢監督の作品の中でも普通すぎるほど普通で、それに逆に緊張感を感じました」と語った。特集企画“カンヌ凱旋記念 黒沢清レトロスペクティブ”10月9日(金)までシネマヴェーラ渋谷にて開催中『岸辺の旅』10月1日(木)テアトル新宿ほか全国ロードショー
2015年09月24日日清食品は、同社の商品「日清カレーメシ2」のWebサイトにて、同商品に使われている「カレーメシフォント」の配布を開始した。「カレーメシフォント」は、同社のインスタント食品「カレーメシ2」のパッケージ上で、商品名記載に使われているもの。カタカナと記号を収録している。配布形式はOpenType(OTF)ファイル。このフォントは、同Webサイト上のコンテンツ「カレーメシジェネレーター」にてSNS上で利用可能なロゴ画像を作成した際にダウンロード可能となる。ちなみにフォントはこんな感じだよ。ロゴをつくったら、下の方に出てくるよ。 pic.twitter.com/dWVEAMCELd— カレーメシ2くん (@currymeshikun) 2015, 9月 12また、利用範囲はロゴ画像、フォントともに「個人利用」に限定されており、商用利用は禁止。ロゴ画像はSNSのアイコン利用を想定しているが、同社およびその他の公式アカウントとの誤認を防ぐため、特定の企業名、サービス名などをジェネレーターに入力することはできなくなっている。詳細は、画像生成およびフォントダウンロードの際にリンクが提示される「利用規約」を参照のこと。
2015年09月14日日清シスコはこのほど、「クリスプチョコ」をリニューアル発売し、「クリスプチョコ ホットケーキ メープル風味」を期間限定で発売した。○「クリスプチョコ」がさらにおいしく、コク深い味わいに1978年に発売した「クリスプチョコ」は、専用の薄焼きコーンフレークをチョコレートで固めたサクサクとした食感と、円盤型の形状が特徴のロングセラーブランド。今回は、秋冬のチョコレート最需要期を迎えるにあたり、「さらにおいしく」をキャッチコピーにリニューアルを実施。「クリスプチョコ」ならではのサクサクとした食感はそのままに、チョコレートの製造工程を見直し、雑味のないまろやかでコクのある味わいに仕上げたという。8個入りで、希望小売価格は120円(税別)。また、期間限定で新発売する「クリスプチョコ ホットケーキ メープル風味」は、おやつの定番としておなじみのホットケーキの味わいをモチーフに、薄焼きコーンフレークをメープル風味のチョコレートで固め、隠し味にバターの香りをきかせた。8個入りで、希望小売価格は120円(税別)。
2015年09月02日日清食品は27日、カップ焼そば「日清焼そばU.F.O.辛口シーフードビッグ」を発売する。○魚介の旨みに、ローストした「日清焼そばU.F.O.」は、1976年の発売以来、39年にわたって幅広い層から支持されているロングセラーブランド。同商品は、食欲をかき立てる魚介の旨みを利かせた海鮮だれに、ローストした唐辛子と花椒で辛さを加えたソースが特徴のカップ焼そばとなる。麺は、「日清焼そばU.F.O.」ならではのコシのある中太麺を採用。ソースは、魚介の旨みを利かせた海鮮だれに、ローストした唐辛子と花椒で辛さを加えた。具材は、イカ、カニ風味かまぼこ、大切りキャベツ、スクランブルエッグ。またパッケージは、辛さを表現したオレンジ色をベースにシーフードらしい青色のロゴを配し、店頭で一際目立つ存在感のあるデザインに仕上げた。内容量152g(麺130g)で、希望小売価格は205円(税別)。
2015年07月26日日清オイリオグループは8月24日、プレーン(無香)タイプの「日清ココナッツオイル」と「日清中鎖脂肪酸100%オイル」を発売する。同社では、健康成分「中鎖脂肪酸」を豊富に含む「日清エキストラバージンココナッツオイル」を2月に発売した。今回発売する「日清ココナッツオイル」は、ココナッツオイルをさまざまな料理に使いたい人に適したプレーン(無香)タイプ。和食や洋食、中華など、幅広い料理に使用することができる。同商品は厳しい品質管理のもと、輸入した原油を日本国内の工場で精製、充填(じゅうてん)している。中鎖脂肪酸を60%以上含み、小さじ1杯で2.8g摂取できる。小さじ1杯を毎日摂(と)ると約30日で使い切れる130g入り。「日清中鎖脂肪酸100%オイル」は、エネルギー補給や考えるエネルギーを必要とする人に適したオイル。無色透明で、味やにおいがほとんどないクリアなオイルであるため、トマトジュースやみそ汁、あえものなどさまざまな料理にかけたり加えたりするなどして使用できる。85g入り。いずれの商品も希望小売価格などは設定されていない。
2015年07月13日話題の機能性成分「日清中鎖脂肪酸100%オイル」も登場日清オイリオグループ株式会社は、中鎖脂肪酸を手軽に毎日摂取できるよう、プレーン(無香)タイプの「日清ココナッツオイル」、「日清中鎖脂肪酸100%オイル」を2015年8月24日(月)より全国で発売を開始する。同社は、健康に役立つ食用油を主に生食で毎日摂りたいというニーズの高まりを受け、今年2月に話題の健康成分「中鎖脂肪酸」を豊富に含む「日清エキストラバージンココナッツオイル」の発売に続き、ラインアップを拡充する。2014年の家庭で使用する、食用油の使用頻度は2012年と比較すると、生食での使用頻度が約1.4倍と大きく伸びている。油種別に見ると、ごま油で約1.5倍、オリーブオイルで約2倍、最近話題のココナッツオイル、アマニ油などのようにサプリメント的な機能性成分のオイルでは約8倍となっている。効率の良いエネルギーをいろいろな料理に!「日清ココナッツオイル」は、料理の幅が広がるプレーン(無香)タイプのココナッツオイルで、和食や洋食、中華など、さまざまな料理に幅広く使用できる。一般的な油と比べると、約5倍の早さでエネルギーになる中鎖脂肪酸を60%以上含むため、小さじ1杯で2.8g摂取できる。1瓶に130g入っており、毎日小さじ1杯使用すると30日で使い切れるサイズとなっている。「日清中鎖脂肪酸100%オイル」は、1瓶85g入りで同品の油脂を構成する脂肪酸は100%中鎖脂肪酸で、エネルギー補給や長鎖脂肪酸を利用しづらいがエネルギーを必要とする人に適している。無色透明で味や香りがほとんどなく、スッキリとクリアなオイルであるため、ジュースや味噌汁、和えものなどジャンルを問わず、さまざまな料理にそのまま使用することが可能である。いずれも、同社の厳しい品質管理のもと、輸入原油を日本国内の工場で精製・充填している。(画像はプレスリリースより)【参考】・日清オイリオグループニュースリリース
2015年07月08日日清食品は13日、「日清のどん兵衛 きつねうどん 39周年特別限定品」と「日清焼そば U.F.O. 39周年特別限定品」の2品を全国で発売する。○どん兵衛史上最厚ふっくら130%おあげと、U.F.O.史上最高濃度130%ソース入り「日清のどん兵衛」と「日清焼そば U.F.O.」は、いずれも1976年に発売した同社を代表するロングセラーブランド。今回、39年の長きにわたるサポートに感謝の気持ちを込め、それぞれの商品の魅力をさらに引き出した「39周年特別限定品」を発売する。「日清のどん兵衛 きつねうどん」には、同社従来品に比べて130%の厚みがある今回だけの特別な「どん兵衛史上最厚(さいあつ) ふっくら130%おあげ」が入っており、ふっくらジューシィな仕上がりとだという。麺は「日清のどん兵衛」ならではのもっちりとしたつるみのあるうどんで、つゆは、昆布とかつおだしが上品に調和した、うまみが後を引く味わい深い関西風のつゆを採用。「彩り七味」付きとなる。希望小売価格は180円(税別)。「日清焼そば U.F.O.」には、同社従来品の「やみつき濃厚ソース!」を130%に増量した今回だけの特別な「U.F.O.史上最高濃度 130%ソース」が入り、さらにガツンと濃厚でスパイシーな味わいを楽しめるとのこと。麺は「日清焼そば U.F.O.」ならではのコシのある中太麺、具材は大切りキャベツ、豚肉を採用。別添で、青のり、紅しょうが入りふりかけが付く。希望小売価格は180円(税別)。
2015年07月05日日清食品は6月1日、「日清カレーメシ2 中辛」「同 辛口」「同 大辛」「日清トマトカレーメシ2」の4品を発売する。○ダイスミンチを大きくし、食べ応えと調理後の具材のボリューム感がアップ2014年4月に発売した「日清カレーメシ」は、「ルゥでもレトルトでもない、お米とルゥが混ざった状態で出来上がる"第3のカレー"」とでも呼ぶべき新ジャンルのカレー。水を入れて電子レンジでチンするだけで調理できる手軽さや、煮込み感のあるコク深いルゥの本格的なおいしさが、若者を中心に好評を得ているという。今回は、そのカレーメシがさらにパワーアップして登場、商品名も「日清カレーメシ2(ツー)」に一新する。従来の調理の手軽さ、おいしさはそのままに、具材のダイスミンチを大きくすることで、食べ応えと調理後の具材のボリューム感がアップ。パッケージにも「ビッグになったぜ」というコピーをあしらったデザインを採用し、これからも「日清カレーメシ」ならではのユニークな世界観を発信していく、としている。なお、「日清トマトカレーメシ2」はパッケージ変更のみとなる。希望小売価格は各220円(税別)。
2015年05月31日