福満しげゆきの人気マンガを、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎らで実写映画化する『ヒーローマニア-生活-』の特別映像が公開になった。ヘタレな主人公・中津に焦点を当てた内容で、オファーを受けた東出は撮影前に、ヘタレに見えるように走り方などを研究したという。『ヒーローマニア』/特別映像映画は、うだつの上がらない中津が、謎の身体能力を誇る土志田(窪田)、情報収集力が抜群の高校生カオリ(小松)、昼はサラリーマンで、夜は“若者殴り魔”として活動している日下(片岡)に出会い、町を守る自警団を結成する。街にはびこる小さな悪を見つけ、懲らしめていく彼らの活動はやがて実を結び、自警団は、警備サービス会社“ともしび総合警備保障”という大きな組織になるが、新しいメンバーの中に、その力を私欲の為に使う者が現れ、秩序は徐々に崩れていく。特別映像は、会社をリストラされコンビニでバイトをはじめた中津が、バットを振りかざして悪を退治する姿や、自警団として土志田、カオリ、日下と悪に立ち向かうシーンが登場する。他の3人と違って、目立った能力のないチームリーダーの中津役について東出は、「こういう役に挑戦できるんだって思えて純粋にうれしかった」とコメントをしており、メガホンを執った豊島圭介監督は「誰も知らない東出くんのキャラをどうしても撮りたかった」とこだわりを明かしている。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー
2016年04月22日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の完成ヒーロー(披露)上映会が4月20日に、東京・新宿バルト9で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督が登壇。配給を手がける東映の“ヒーロー”である仮面ライダーのサプライズ登場もあり、東出は「スゴっ!」と興奮しきりだった。完成ヒーロー上映会その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが…。本作で初のコメディ演技に挑んだ東出は、「緊張感はありつつ、誰一人怒ったり、怒鳴ったりしていない現場。楽しい雰囲気が、作品にも出ていると思う」と振り返り、「窪田くんはアイスの差し入れに『ウェ~イ』と喜んでいたし、菜奈ちゃんはダジャレを言わせたら天才的」と共演者の意外な素顔を披露。窪田は「登場人物はみんなマニアックで変態ですが(笑)、遊び心もありエンターテインメントがたっぷりな作品」と見どころをアピールした。原作との出会いから約5年の構想期間を経て、映画化にこじつけた豊島監督は、「当初はこんな素晴らしいキャストで映画化できるなんて思ってもいなかった。あえてバランスは考えず、好きなものを詰め込んだ作品なので、いろんな角度で楽しんでもらえれば。キャストの皆さんのイメージとは違う面を描くことを念頭に置いた」と話した。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月20日俳優の東出昌大が3月25日(金)、都内で行われた主演作『GONINサーガ ディレクターズ・ロングバージョン』の上映イベントに出席。昨年公開の劇場版に、40分の映像が追加されており、当初はカットされた東出さんの“お尻”ショットが復活していることがわかった。長年映画ファンに敬愛される傑作バイオレンスアクション『GONIN』の19年ぶりとなる正統続編。暴力団の抗争を成長した当事者の息子たちの視点から描き、東出さん演じる主人公・勇人ら“新世代”が新たな戦いに身を投じる。イベントには東出さんをはじめ、本作のメガホンをとった石井隆監督、石井監督ファンを自負する松江哲明監督が出席した。東出さんは「役者人生の貴重な財産になった作品。石井監督をはじめ、魂がこもったスタッフさんと1か月ご一緒し、心に熱くたぎるものがなければ映画は撮れないんだ、と刺激を受けました」としみじみ語った。Blu-ray&DVDでのリリース、そして1週間限定の劇場上映が決まった『GONINサーガ ディレクターズ・ロングバージョン』については、「物語の流れがよりスムーズになって、初めて見る方にもわかりやすいはず。初めて台本を読んだときに感じた“面白み”が詰まっているし、より重厚感ある作品になった」とアピールした。具体的な追加シーンに話題が及ぶと、石井監督が「見どころは、東出くんのお尻」と突然明かし、会場となった角川シネマ新宿の客席は興味津々。実は着替えのシーンで、東出さんのお尻がバッチリ映っており、劇場公開時には「PG-12にしなくちゃいけないから…」(石井監督)と大人の事情で泣く泣くカットされていたことが判明。今回、堂々の復活を果たすことになり、東出さんは「前貼りはしてますけど、映らないかヒヤヒヤで、アングルはかなり気をつけましたよ…」と照れくさそうに、うつむいていた。本作を大絶賛する松江監督は、「劇場版が一流のDJがお客さんを盛り上げるリミックスだとすれば、ロングバージョンはコンサートホールで生演奏を楽しむような違いがある」と話していた。『GONINサーガ』Blu-ray&DVDは発売中。4月1日(金)まで、角川シネマ新宿で『GONINサーガ ディレクターズ・ロングバージョン』が1週間限定上映される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
2016年03月26日日本国内のみならず、世界から注目を集める「デスノート」シリーズの正当な続編とされる最新作『デスノート 2016』。この度、主演を務める東出昌大が写る場面写真が解禁された。キラこと夜神月(ライト)とLの死から10年。再び死神が地上にデスノートをばらまき世界中が大混乱に陥っていた。夜神総一郎が立ち上げた「デスノート対策本部」は存続していた。すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者”竜崎が加わり事件解明に当たり、地上には「6冊のデスノート」が存在する事が判明。その矢先にキラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散された。そのメッセージとは「他の所有者に次ぐ。速やかに私に差し出せ」とデスノートの提出を呼びかけだった――。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて読み切りから始まった伝説的コミック「デスノート」で、日本国内累計発行部数3,000万部を誇る大ヒットカリスマコミック。『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』と実写化がされ、メガヒットを記録。また、海外からの注目も高く、スピンオフ作『L change the World』を合わせると35の国際映画祭に招かれ、60以上の国と地域で公開され、3作の日本国内興行収入は100億円を超え、名実共にいまもなお人気を博している。そして伝説となった本映画シリーズ誕生から10年目となる年に、正統な続編として完全新作映画となったのが本作だ。今回の舞台となるのは、デスノートを駆使して世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやったキラこと夜神月(藤原竜也)と、命をかけてキラを食い止めたL(松山ケンイチ)との天才同士の対決から10年を経た世界。デスノートを追う男・三島創役の東出さんをはじめ、デスノートを封じる男・竜崎役の池松壮亮、デスノートを制する男に菅田将暉、世界中に散らばった“デスノート”6冊のうち、1冊を手にする青井さくら役に川栄李奈が出演。さらに前作でも出演している“ミサミサ”こと弥海砂役に戸田恵梨香が続投している。そして今回解禁されたのは、スーツ姿の主人公・三島が写し出されている2枚。視線の先には一体何があるのだろうか…と、物語の想像膨らませる場面写真となっている。三島は、月の父・夜神総一郎により警視庁内に立ち上げられたデスノート対策本部特別チームの捜査官の一人で、10年前に起きたキラ事件と総一郎の資料から夜神月について徹底的に調べあげ、“研究ノート”を作成。対策本部一、“デスノートヲタク”と呼ばれるほど「事件とルール」に精通しているという人物。また、「デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。その人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない」というデスノートのルールに対する最大の防御策として、デスノート対策本部のメンバーは、三島をはじめなんと全員が“偽名”。お互いの本名も知らされてないという。さらに本名や過去の経歴を知られないように、家族のいない人間が選抜されているということが今回判明した。新たなキャストが続々と発表される中、「ベルリン国際映画祭」のEuropean Film Marketでも世界中が注目していることを実証してきた本作。今後の続報にも期待ができそうだ。『デスノート 2016』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月24日『デスノート 2016』主演で大きな話題を呼ぶ東出昌大が、テレビドラマで初主演を務める特別ドラマ企画「さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~」が「金曜ロードSHOW!」枠にて放送決定。共演には、CMやTVにひっぱりだこの新星・黒島結菜、大ベテラン俳優・北大路欣也らが名を連ね、ベストセラー作家である中山七里氏の代表作を実写化する。幼いころからピアノの英才教育を受けてきた真田遥(黒島結菜)は、近所に引っ越してきたピアニストで音楽高校講師の岬洋介(東出昌大)と出会う。その美しい調べに魅了される遥。だが数日後、遥は姉妹のように暮らしていた従姉妹のルシア(上白石萌歌)と祖母(木の実ナナ)を火事で亡くし、自身も大やけどを負い、指が以前のように動かなくなってしまった。さらに祖母が残した遺産を巡って、両親や叔父(武田真治)ら一族に不穏な空気も生まれていた。苦しむ遥に岬は「ピアニストになる覚悟があるのならば、個人レッスンをしてもいい」と申し出る。生前、ルシアと交わした「私のためにドビュッシーの『月の光』を弾いて」という約束を守るため、遥はコンクール出場に向けて血のにじむような努力を始めた。だがそんなとき、遥の周りでは不可解な事件が次々と起こり始めて…。原作は、シリーズ累計93万部を誇る中山七里氏の代表作「岬洋介シリーズ」の第1作目にして第8回(2009年)「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した「さよならドビュッシー」。本作の主人公で、優秀な検事だった過去を捨て、ピアニストとしての人生を選択しつつも、その人並み外れた推理力で、あたかも音楽を奏でるかのように、流麗に事件を解き明かしていく主人公・岬洋介役を演じるのは、『クローズEXPLODE』『アオハライド』『GONIN サーガ』『ヒーローマニア-生活-』と数々の映画作品で主演を務めながら、本作が初の“テレビドラマ主演”となる東出さん。「まだ撮影前ですが、この素晴らしい原作と脚本をより良いものにしていけるように、またその熱量を、このドラマをご覧になった方たちに届けられるようただただ頑張りたいと思います」と意気込みを寄せた。また、本作について「クラシック(音楽)の、あの優雅な旋律の中に裏では、血を流す思いで作った作曲家の情熱があって、それを渾身の思いで演奏者が表現している。ある意味では鬼の世界というか、覚悟の世界なんだと思います。物語はそこに事件がおき、色々な人たちの人生が絡まり合っていく本格ミステリー」だと、見所を語った。そして、「カルピスウォーター」のTVCMなどで透明感のある魅力を発揮し、「ごめんね青春!」「サムライせんせい」と話題ドラマに出演する黒島さんが、火災で大火傷を負いながらも、東出さん演じる岬の教えのもとピアニストを目指す女子高生・真田遥役を担当。岬とピアノを通してぶつかり合い成長していく役どころについて「必死に前に進んでいく姿を見せられたらと思っています。ピアノの練習も頑張っているところです!」「私がお芝居を続けていく上で、大きな一歩を踏み出せる作品になると思います」と、自身も本作を通じて大きく成長する意欲を見せた。そのほか、岬の人間的魅力にいち早く気づき、サポートしていく大富豪・香月玄太郎役を、昨年、旭日小受章を受章しながら、常にアグレッシブな役作りに挑み続ける北大路さん。さらに、武田真治、木の実ナナ、菊池桃子、キムラ緑子など豪華キャストが集結。劇中で演奏されるクラシックの名曲たちと、物語の最後に待ち受ける大どんでん返しにも注目したい。「さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵 岬洋介~」は3月18日(金)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日ドラマ「ROOKIES」や『クローズZERO』など数々のドラマや映画に出演し、現在、auのTVCM「三太郎」シリーズの“浦ちゃん”役で話題沸騰中の俳優・桐谷健太が、2月11日、公式サイトにて自身の名前で第2子が誕生したことを明かした。「空とみんなに感謝をこめて」と題されたコメントでは、「お久しぶりです。桐谷健太です。みなさんお元気ですか?俺は相変わらず元気です」と自身の名前で近況を報告。続けて「突然ですが、俺、桐谷健太の世界に、2人目の天使が誕生してくれました。春風もつかめそうな気分です」と、第2子誕生の喜びを、独自の言葉で表現した。最後に「これからも柔らかく、芝居に唄に、全身全霊全魂で爆発していきたいと思います。これまでもありがとう。これからもよろしく。みなさんもあたたかい気持ちに包まれますように」と綴り、今後益々の活躍へ意欲をみせた。桐谷さんは映画『ゲロッパ!』で銀幕デビューを果たすと、2007年の映画『GROW 愚郎』で映画初主演を飾る。2008年にはテレビドラマ「ROOKIES」平塚平役で一気に知名度を上げると、その後は「JIN-仁-」、大河ドラマ「龍馬伝」、『ソラニン』『BECK』『GONIN サーガ』『バクマン。』と立て続けに話題作に出演。最近ではauのTVCM「三太郎」シリーズの“浦ちゃん”役で持ち前の美声も披露しており、活躍の幅を広げている。2014年に一般女性と結婚、同年に第1子が誕生している。SNS上では「第二子かー。いいパパだろーなー」「桐谷健太さん第二子産まれるんやなー!わー!めでたい」と祝福の声が上がっている。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日東出昌大、窪田正孝、小松菜奈ら最旬キャストが集結し、福満しげゆきによる人気漫画を実写映画化する『ヒーローマニア-生活-』。先日は、「南海キャンディーズ」山崎静代の4年ぶりの映画出演も話題となった本作に、あの“2時間ドラマの帝王”として知られる船越英一郎の参加も決定。自身初となるホームレス役になりきっていることが分かった。サラリーマンをリストラされ、さっぱりうだつの上がらない中津(東出さん)は、コンビニでバイトするフリーター。あるとき出会った謎の身体能力を誇るニート、土志田(窪田さん)、情報収集力抜群の女子高生カオリ(小松さん)、昼は定年間近のサラリーマン、夜は“若者殴り魔”の日下(片岡鶴太郎)と町を守る自警団を結成し、社会が裁ききれない小さな悪を、天誅と称しては高いところから吊り下げてさらす行為を始める。それはやがて市民の賛同を得て、自警団は巨大な組織に成長。日下がスカウトしたホームレスの宇野(船越さん)を社長とし、低料金の警備サービスを提供する会社“ともしび総合警備保障”として操業を始めるが…。圧倒的な存在感と好感度を誇る若手実力派の東出さんが、新境地となるヘタレでダメダメなフリーターを演じるほか、相棒役の窪田さんも謎の身体能力を持つニートをコミカルに演じるなど、話題性には事欠かない本作。そんな本作に今回参加するのは、在京民放5局の2時間ドラマ全てに主演作品がある唯一の俳優といわれ、“2時間ドラマの帝王”“サスペンスドラマの帝王”の異名を持つ俳優、船越英一郎。長い俳優歴の中でも、自身初となるホームレス役に挑戦する。解禁となったビジュアルでも分かるように、ぼさぼさの髪に泥まみれの服、そして垢にまみれた真っ黒な顔…その姿は、ひと目では船越さんと分からないほど。また、その風貌だけではなく、ギラギラと光る目つきや、ネチネチと後を引くような話し方など、存在すべてが不気味で、謎に包まれた元サラリーマンのホームレスとなっており、その演技力はさすがのひと言。東出さん演じる中津と船越さん演じるホームレスの宇野が初めて対面するシーンでは、チンピラに押し倒された中津に宇野が「怪我はないか?」と手を差し伸べるが、その手はツメの間まで真っ黒。その手の汚れっぷり、そして不気味にほほ笑む姿に、中津は思わず後ずさりし、逃げるようにその場を離れていく。このシーン、思わず後ずさりする東出さんは演技ではなく“ガチ”なのでは?と思ってしまうほど、実にリアルに仕上がっているという。船越さんはその役柄に、「自分のキャリアの中でも多くはないタイプの役柄なので、僕自身も新しいチャレンジが出来るのではという高揚感と期待感があります」と意気込みを語る。また、キャスト陣について、「東出さんはノーブルでイノセントな魅力と透明感を持っている稀有な男優さんですね。スケールの大きな俳優さんになっていくだろうと感じました。窪田さんには、たたずまいプラス彼の一挙手一投足に引き込まれていく、魅了される。これからどんなふうに変化し、進化していくのか、その様子を見つめてしまうでしょう」と手放しで絶賛。小松さんに対しては「久々に会った、感性が服を着て歩いているような、バケモノのような女優さんです(笑)。演技のセンスも傑出しているし、自分の中で用意してきたロジカルな演技プランが(小松さんの)“感性”によってドーン!と、いい意味で突き破られて、感覚的な表現へと進化しています」とベタ褒めし、片岡さんにも「今回、チャレンジされていますので、いままでに見たことがない鶴太郎さんの新たな魅力がスクリーンから発信されていると思います」と意味深にコメント。さらに、「この『ヒーローマニア-生活-』は『こんな可能性が日本の映画にあったんだ!』とみなさんに感じてもらいたい、そんな作品になってほしい、いやなっていると確信しています」とアピールした。2時間ドラマでは、犯人を崖に追い詰めたり、逆に追い詰められたりする役どころの多い船越さん。本作では、何に追い詰められてホームレスとなってしまったのか、何をその笑顔の下に隠しているのか、謎のホームレスに注目していて。『ヒーローマニア-生活-』は5月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」の第1話完成試写会が4日(木)都内で行われ、主演の椎名桔平、共演の桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席。この日36回目の誕生日を迎えた桐谷さんにサプライズでバースデーケーキが用意されるも、意外な結末が待っていた。会見終了後にバースデーソングが鳴り響き、ドラマにちなんだ“お札型の特大バースデーケーキ”がサプライズで登場。石橋さんも「ハッピーバースデー、健太」と渋い歌声で祝福し、客席からもクラッカーが一斉に鳴らされた。驚き顔でケーキを見つめる桐谷さんだったが実は「台本を読んだ時に“サプライズケーキ”と書いてあった。“まさか俺か?”とは思っていた」とネタバレを正直に告白。それでも「ただクラッカーは知りませんでした」と客席からの粋な計らいだけは大成功だった。「銭の戦争」シリーズなどの著者で、5千億円もの日本株を運用する伝説のファンドマネージャー・波多野聖氏による小説を連続ドラマ化。巨大な負債を抱えたメガバンクを立て直すべく、買収合戦と社内の陰謀に立ち向かうスーパー銀行マン(椎名さん)と、気転が効き柔和な雰囲気を持つ総務部員(桐谷さん)の活躍を描く。東西帝都EFG銀行専務でディーラーでもある桂光義役の椎名さんは「ノンフィクションに近いようなドラマで、我々が知る由もないメガバンクという巨大な銀行の裏側をエンターテインメントとして知ることが出来る。力強く、スペクタクルがあり、スケールの大きな作品」とアピール。連続ドラマW初主演となったが「WOWOWは、クオリティの高い作品が作られてきたし、難しい題材に果敢にチャレンジしてドラマ化している印象があった。機会があったら是非飛び込みたいと思っていた矢先にお話を頂いたので、思い切ってやろうと挑んだ」と念願の抜擢を喜んだ。一方「勝負時の願掛け」の話になると、桐谷さんは「しっかり食べる。白米もガッツリ喰うみたいな感じ」と桐谷ルーティンを紹介し、さらに「飛ぶ。いざ行くぞ!という時は」と返答。それに対して椎名さんが「え?飛びます、飛びます、ってやつ?」といじると、桐谷さんは「それはコント55号でしょ!」と夫婦漫才のような掛け合いを見せていた。WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」は、2月14日(日)22:00スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日愛は燃えあがるほど、深く激しく私たちを貫く。抑えようがないこの激情の行きつく先には、どのような光景が広がっているのだろう。ここでは、桐谷健太さん自身が考える、深く激しい愛のあり方を紹介します。* **“愛する人に、愛を表現する”という行為は、作為的にするものではなく、滲み出るものだと思います。俺は激しく、そして深く愛している相手を、優しく抱きしめたいと思う。でもそれは、相手を愛しいと思うから、抱きしめたくなってしまうわけで、決して“分かってほしい”から抱きしめるわけではない。深い愛は、表現しなくても伝わるものだと思う。眼差しを見るだけでも、一緒にそばにいるだけでも、あるいは一緒にいないときでさえも、想いは感じられる。そういうものが、本当の愛だと思う。相手を温かく包み込むような愛は、激しく、深くなればなるほど、透き通った状態になる。太陽の光や風のように。だから表現しようとさえ思わなくなるのかもしれません。なぜなら、その愛が自分の中にあるだけでもう十分幸せだし、話したり、見つめたりといった自分の一挙手一投足に、自然に溢れ出てしまうから。そしてその愛はきっと届く。だから自分の想いを分かってもらいたい、と思う段階では、それは愛ではなく、“恋”なんじゃないかな。一方で、“今日の空は明日にはないぜ”的な熱い気持ちも、常に心に置いておくことも大事。人生は、“今しかない”の連続だから、もし愛する人がいて、その人とキスしたい、ハグしたいと思うなら、俺はできる限り行動に出たほうがいいと思う。もう二度と会えないかもしれないんだから。でも一方的にはダメよ(笑)。映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の主人公・大助は、好きな子とキスしたいから生き返りたいと願うし、地獄の赤鬼・キラーKは、二度と会えない妻に曲を書く。そういった衝動的な行動は、心の奥にある“激しく深い愛”に突き動かされた結果なんだろうなと、俺は思います。◇きりたに・けんた1980年生まれ。2月からはWOWOWでドラマもスタート。スーツ¥1,038,000シャツ 参考商品シューズ参考商品ベルト¥72,000(以上ブリオーニ/ブリオーニ ジャパンTEL:03・3234・0022)※『anan』2016年2月3日号より。写真・永禮 賢スタイリスト・岡井雄介ヘア&メイク・石崎達也
2016年02月01日宮藤官九郎監督最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』に出演する神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時と宮藤監督が、12月29日(火)に開催される「COUNTDOWN JAPAN 15/16」に出演することがこのほど明らかとなった。フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、髑髏(どくろ)が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!!死ぬには若すぎる17歳の主人公・大助が、不慮の事故による死後、地獄でロックバンド”地獄図(ヘルズ)”率いる赤鬼・キラーKとの出会いを描く本作。主演の長瀬智也&神木さんをはじめ、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川さん、古田新太、宮沢りえら豪華キャストの配役が話題を呼んでいる。このほど、宮藤監督をはじめ神木さん、桐谷さん、清野さん、皆川さんらの参戦が決定したのは、12月28日(月)~31日(木)の4日間にわたって、千葉・幕張メッセで行われている真冬のロックフェス「rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 15/16 supported by Windows 10」。毎年規模が拡大し、昨年は各日約4万5,000人、4日間で過去最大となるのべ18万人を動員した年末恒例イベントだ。本作のメンバーは2日目の29日(水)に登場し、キャスト陣のトークショーをはじめ、本作の主題歌を手掛けた元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のKYONO率いる「WAGDUG FUTURISTIC UNITY」と、音楽を手掛けた向井秀徳のライブを実施!KYONOによる主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」、向井さんによる劇中で重要な役割を担う楽曲「天国」が初めてお披露目される。さらに、皆川さんが劇中登場の地獄のガールズバンドメンバーじゅんことしてMCを務め、当日イベントには不参加となる長瀬さんからの動画コメントも放映予定だという。白熱必至のイベントに映画を引っ提げての出演とあって、大きな注目を集めそうだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年11月20日9月より日本でのサービスがスタートし、話題騒然のオンラインストリーミング「Netflix」にて現在配信中の桐谷美玲主演のドラマ「アンダーウェア」が、11月13日(金)より地上波で4週にわたって放送されることになった。本作は、桐谷さん演じるファッションに全く興味のない、“線維オタク”の田舎娘のヒロイン・繭子が銀座の高級ランジェリーメーカー“Emotion”に就職。これまで自分が接したことがない価値観に触れ、戸惑い、失敗を繰り返しながらも、成長し、夢をつかんでいくさまを描くお仕事ドラマ。大地真央演じる日本のランジェリー業界を引っ張るアイコン的存在の女性社長や、一流ブランドを背負って立っている同僚たちに、繭子がどんどん刺激を受けていく様子は“共感度100%”だ。また、トップ下着メーカー「トリンプ」の全面協力のもと、これまであまり語られることのなかったランジェリー業界の裏側や、下着についての“あるある”トリビアも満載。本ドラマのタイトルには、“下着”そのものの意味と、同時に“女たちの内側に秘めた本音と思い”という重要なテーマが表されており、登場するランジェリーの数々には女性たちへの大切なメッセージが込められているという。11月2日(月)現在、日本の「Netflix」では11話まで配信されており、今後はなんと世界約50か国での独占配信を予定。すでにNetflixで視聴したユーザーからも大好評で、「海外ドラマっぽいつくり」「素晴らしい出来栄え。アメリカのドラマみたいに継続してほしい」「桐谷美玲と大地真央のコンビがいい」「面白いお仕事ドラマ。いろいろな人に見てもらいたい」「明日からまた仕事頑張ろうって思った」といった声が上がっているほど。「世界中で見られるドラマを作る目的で、日本の素晴らしさを取り入れたお仕事ドラマを企画しました」と語るのは、本作のプロデューサー、関口大輔(フジテレビドラマ制作センター)。「ドラマ内には、我々の知らないランジェリーの魅力やファッション業界が登場します。このドラマのために脚本家の安達(奈緒子)さんと演出チームは、『トリンプ』をはじめ下着業界とファッション業界を半年かけてリサーチし、オリジナル脚本を制作しました。出演者は、実際に下着業界でデザインや制作を行っているスタッフから指導を受け、ドラマにリアリティーを与えています。そしてドラマ内に登場するミシンやトルソーなどの美術はすべて本物を使用しています」と、自信を覗かせる。なお、世界配信に先駆け金曜プレミアムで4週連続放送される本作は、「特別に再編集」されたものというから、ぜひ注目していて。金曜プレミアム「アンダーウェア」は11月13日(金)21:00より4週連続でフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日女優・モデルの桐谷美玲とファッションデザイナーのコシノジュンコが10月21日(水)、伊勢丹新宿店で行われた「Root of Kawaii 『内藤ルネ展』」のオープニングセレモニーに出席した。伊勢丹新宿では、今や世界中に広がる日本独自の「Kawaii」文化の原型を作り出したアーティスト、内藤ルネのイラスト原画やデザイン原画を公開するほか、地下2階から6階までの各フロアにて、内藤ルネの世界観を表現した商品を展開する。内藤さんの生前、親交があったというコシノさんは「ルネさんの作品は、今の子どもたちにとっても憧れのひとつのスタイルとして残されたと思います。展覧会を見ていたら、『わ、可愛い』という言葉を何回も言ってしまいました。当時から新宿伊勢丹に憧れがあって、ルネさんたちと歩き回っていたこの場所で、このような大胆な展覧会ができるということがとても素敵なことだな、と思います。内藤ルネさんが生きていらっしゃったら、どれだけ喜んだんでしょう」とエピソードを交え、思いのこもった挨拶を行った。内藤さんの描いたルネガールの特徴でもある「デフォルメした大きな目」や「小顔」のイメージにピッタリとも言える桐谷さんは、この日レトロな衣装とヘアメイクで登場。「コシノ先生に『ルネガールみたいね』と言っていただけてとても嬉しかった」と微笑んだ。さらに展覧会の見どころについて、「現代にも通づるファッションやヘアメイクで、女の子の理想像がここにあるな、と感じました。可愛いの中にもレトロやキュート、モード、いろいろな種類があるんだな、ということを再認識することができました。可愛いに浸ってもらえたらと思います」と語った。「夢をあきらめないで」という副題がついた今回の展覧会にちなみ、自身の夢を聞かれた桐谷さんは「アラームをかけずに3日間くらい寝ることです」と、映画やドラマで多忙な彼女ならでは、といった回答で会場の笑いを誘った。「Roots of Kawaii『内藤ルネ展』~夢をあきらめないで~」は10月21日(水)~26日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日1995年に公開され、バイオレンス・アクションの金字塔と言われた石井隆監督の傑作の続編『GONIN サーガ』。これまで、エロスやバイオレンスを追求し、映画界に革命を起こしてきた石井作品の代名詞とも呼べるのが、ただの雨降りではない、滝のような“土砂降り”の中でのアクションシーン。このほど、本作での容赦のない雨降りの撮影風景をまとめたメイキング映像がシネマカフェに到着した。本作は、五人組による五誠会系大越組襲撃事件の19年後が舞台となり、彼らの遺児や因縁関係で結ばれた者たちの新たな戦い、そして物語が描かれていく。到着した映像は、まず、19年前の襲撃事件で共に父親を亡くした大越組若頭・久松茂(鶴見辰吾)の息子・勇人(東出昌大)と大越組組長・大越康正(永島敏行)の息子・大介(桐谷健太)が数年ぶりの再会シーン。もちろん雨降りの演出だ。物語が動き出すきっかけとなるこのシーンを皮切りに、勇人が初めて拳銃を手にした時、竹中直人演じるヒットマン明神があるGONINメンバーを襲うシーンなど、それら全てのシーンで雨が降っている。さらに、『GONIN』で五誠会が襲撃されたときもそうだったように、本作でGOINNのメンバーが五誠会の裏金が集まるヤミ金業者襲撃の時も雨降りで、前作の雰囲気を彷彿とさせる。しかも、石井監督が降らせる雨は、“シトシト”ではなく土砂降り。そんな過酷な状況のもと、本作のスタッフ、キャストはびしょ濡れになりながら撮影に挑んでいた様子が伺える。元アイドルでありながら五誠会三代目の式根誠司(安藤政信)に弱みを握られ囲われている菊地麻美を演じた土屋アンナは、撮影をふり返り「(髪の毛、衣装を)何度も乾かしたり、メイクを直さなくてはいけなくて、メイクさんやスタイリストさんが大変そうだった!」と明かしているほど。そして極めつけなのが、誠司と婚約者の結婚披露宴のシーン。19年前の事件に深い因縁をもった者たちが全て結集したとき、壮絶な戦いの幕が切って落とされる。本シーンでは、雨ではないものの室内のスプリンクラーが作動し、大量の水が降り注ぐ。映像中には、撮影後の様子が映し出されており、水浸しの床に横たわっていた女性キャストが起き上がるも、寒さで体がガクガク震えているところ石井監督が近づいていき、「大丈夫?」と声をかける姿や、男性キャストが鼻に入ってしまった水でむせてしまっている様子などが映し出されており、その過酷さは相当なものだった様子。イイ男、イイ女たちをいっそう艶っぽく、危うく見せる石井監督の雨降り演出は本作でも健在。ぜひ、スクリーンでも確かめてみて。『GONIN サーガ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
2015年10月13日公開中の『GONIN サーガ』の主演を務める東出昌大がサントリーウイスキー「トリス <クラシック>」のイメージキャラクターに抜擢。10月8日(木)より、東出さん出演の新CM「ピンときた」篇が放送される。先日、来年公開の黒沢清監督最新作『クリーピー』のクランクアップが報じられた東出さん。本CMでは、ある夕方の仕事帰り、商店街をスーツ姿で歩く東出さんが、とあるBARに立ち寄るといった内容のもの。バーテンダー役には、『岸辺の旅』『人生の約束』『モヒカン故郷に変帰る』など公開作が絶えない名優・柄本明が扮している。映像冒頭、仕事帰りのスーツ姿で商店街を歩く東出さん姿が映し出される。ふと「TORYS BAR」の文字に目がいき店内に入ると、そこには黙々とグラスを拭くバーテンダーの柄本さんが。たどたどしい様子の東出さんが柄本さんにおすすめを尋ねると、「ピンときたのでいいんですよ」とアドバイス。すると、トリスウィスキーのキャラクター“アンクルトリス”が「恋といっしょ…」とつぶやく。お酒のCMへの出演は今回が初となる東出さんは、出演決定の心境について「とてもうれしかったです。僕自身、すごくお酒好きなので、この仕事を続けている限りはやりたいなとずっと思っていたものでした」とコメント。 普段も特別な日にはBARに足を運ぶという東出さんは、「あんなにかっこいいバーテンダーさんがいるBARが近所にあったらいいなと思いました」と、柄本のさんのバーテンダー姿を絶賛。撮影の合間には、本物のバーテンダーとサラリーマンのように会話を楽しんだそう。撮影を終えた東出さんは、「BARではないですけど、僕の父も毎晩ウイスキーを1、2杯飲んで、気持ち良さそうに寝ていたんです。すごく昭和な父って感じで。だから、晩酌っていいなって。ホッとする瞬間だったり、仕事から帰ってきて家庭に落ち着くという、その切り替えの瞬間だったりするので、 そういう年の重ね方をしていきたいなって思いますね」と、結婚を経た落ち着きを感じさせるコメントを寄せた。「トリス <クラシック>」新CM「ピンときた」篇は、10月8日(木)より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月08日桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎という最旬キャストを迎え、公開から5日間で7.6億円を売上げ、満席が続出するなど記録的な大ヒットスタートを切った『ヒロイン失格』。主演の桐谷さんが自らお忍びで劇場に足を運び、観客の反応を確かめるほどの“渾身作”から、早くもSNSを中心に話題となっている、衝撃の坊主頭のビジュアルが解禁となった。9月19日(土)に公開されるや、シルバーウィーク興行のナンバーワンを記録した本作。各レビューサイトでも高得点をたたき出し、リピーターも続出。女子中高生を中心に、「めちゃくちゃ笑えた」「こんなに笑い声が聞こえた映画は初めて」「めっちゃ泣いた」といった声が寄せられ、笑って、泣けて、キュンとするロマンティック・コメディとして、小学生から大人の男性まで幅広い客層に好評を博している。もともと本作は、原作の大ファンだった桐谷さん本人が“邪道ヒロイン”のはとり役を熱望していた作品。それだけに、この作品にかける桐谷さんの思いも相当なもので、初日舞台挨拶で思わず感極まって泣いてしまったことも話題になったが、公開後も劇場に自ら足を運び、隣の観客の反応を確かめつつ、突然声までかけて直接、感想を聞いていたというほど!規格外の演技が全編にわたるため、演じる女優に相当な覚悟がないと映画の魅力が半減してしまいかねない難しい役どころだったが、心の底からこの役を演じたいという桐谷さんの情熱が、多くの人に支持される演技を生み出すことにつながった。普段はキャスターとしても知的な一面をのぞかせる彼女が、文字通り体を張っている中、ひときわ目をひくのが、失恋したはとりが「もう恋はしない」と誓い、坊主頭になって登場するシーンだ。可憐なイメージの彼女が坊主頭になって登場するという衝撃的なビジュアルには、劇場中が騒然、驚きの声と笑い声が響きわたっている。実際に共演した坂口さんも、初めてその坊主頭を見た際、「ヤバイ!スゴイ!」と思わず劇中で弘光が見せるリアクションと同じ反応をしてしまったほどで、現場でも強烈なインパクトがあったよう。この特殊メイクにかかった時間はなんと3時間。しかし、仕上がりに一番テンションが上がっていたのは桐谷さん本人で、自ら写真を撮りまくっていたという。桐谷さんは、この思い入れあるヒロイン役を演じるにあたって、「はとりはものすごくぶっとんでる子だけど、何に対しても一生懸命。自分も何に対しても全力で頑張りたいと思うところははとりと似ているかな」と語っている。本作の大ヒットを牽引する、そんな桐谷さんの全力の頑張りをあなたも目撃してみて。『ヒロイン失格』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒロイン失格 2015年9月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C) 幸田もも子/集英社
2015年09月28日映画『GONIN サーガ』の初日舞台あいさつが26日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信、福島リラ、竹中直人と石井隆監督が出席した。全国公開中の本作は、1995年公開の映画『GONIN』の続編となるバイオレンスアクション作品。19年前の襲撃事件で父親を殺された久松勇人(東出)と大越大輔(桐谷)は、3代目・誠司(安藤)が率いる五誠会との闘いに身を投じていく――というストーリーで、前作に出演した竹中ほか、佐藤浩市、鶴見辰吾も出演している。主演の東出は、「こんな邦画は近年ない。『GONIN』の世界に踏み入ってほしい」と胸を張り、第34回バンクーバー国際映画祭への出品を受け、「海外にもファンがたくさんいる。老若男女、国内外問わず、公の場に公開できて万感の想いです」と満面の笑み。また、石井監督が、「撮影中の恨みつらみもなく、みなさんへ感謝の気持ちしかない」とあいさつすると、25年来の付き合いだという竹中は、「初めて会った時からイジけてて、抱きしめたくなる大好きなおじさん。石井監督、本当におめでとう」と祝福した。本作には、5年前に俳優を引退した根津甚八が、1度限りの復活で出演。会場に届いた根津からの手紙を代読した東出は、胸いっぱいの様子でしばらく言葉が出ず。「僕は根津甚八という役者さんが大好きだし、映画の中の根津さんは考えられないくらい魅力的だった。本当にありがとうございました」と涙を溜めながら声を絞り出し、「石井監督も根津さんも、映画を1本撮るのに人生を賭して撮ってるんです。僕らも心血を注いで映画を撮り続けていくので、みなさんも邦画を見続けてほしい」と呼び掛けると、会場からは温かい拍手が送られた。
2015年09月27日映画『GONIN サーガ』が9月26日(土)公開初日を迎え、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信、福島リラ、竹中直人、石井隆監督が都内劇場で舞台挨拶を行った。佐藤浩市、本木雅弘ら豪華キャスト出演の傑作ハードボイルド映画『GONIN』(1995)、約19年ぶりの続編。前作で死に絶えた男たちの遺児が、宿命的再会によって血で血を洗う抗争に身を捧げていく様を“石井ワールド”全開で描き出す。前作で元刑事・氷頭役を務めた根津甚八が、病を押して同役で約11年ぶりにスクリーン復帰した事も話題になった。壇上では、この日の舞台挨拶への出席は叶わなかった根津さんから、キャストへのサプライズの手紙が届いた。「タスキを受け取ったと言ってくれた東出くん、その言葉で、演じたいのに演じる事のできない無念を断ち切ることができました」「若い俳優たちの姿を見て、自分の思いを次の世代が背負ってくれる、自分はできる精一杯をしたんだという気持ちで俳優人生を締めくくることができました」などの根津さんの思いを代読した東出さんは「僕は根津甚八さんという役者さんが好きだし、映画の中の根津さんは考えられないくらい魅力的。今後も心血を注いで僕らも映画を撮り続けて、役者を頑張っていきたい」と目を真っ赤に腫らしながら決意を新たにしていた。桐谷さんも「お体を悪くされた根津さんが、石井作品だったらという事でその姿を見せて芝居をする役者魂に震えた。僕がいる世界は、現実を超える瞬間がある。本当に素晴らし世界にいることを嬉しく思うし、先輩方のタスキを受け取って、全身全霊でいい作品を作っていきたい」とシミジミ。何作もの石井監督作で根津さんと共演した竹中さんは「根津さんには全然敵わない色気があって、たまらなく素敵な人。尊敬すべき俳優だと思った」と気持ちを込めた。一方、前作の大ファンで劇場に3度足を運んだという安藤さんは念願の封切りに「やっとクランクアップしたような気分」と語り出すも、声が小さすぎて柄本さんから「マイク!マイク!」とのツッコミが。安藤さんは「シラフじゃ来られないと思って、朝3時くらいまで飲んでいました。でも酒飲んでいると上手く喋れないなぁ」と苦笑い。さらに「石井監督、この映画に誘ってくれてありがとうございます。僕が言うのは、これだけでいいです」と緊張を隠さず「今日は4回も舞台挨拶があって……。大好きな作品なんだけど、4回は多い。1回で帰りたい」と自由奔放にぶっちゃけていた。『GONIN サーガ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
2015年09月26日幸田もも子原作の人気同名コミックを映画化した『ヒロイン失格』の初日舞台あいさつが9月19日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督が出席した。『ヒロイン失格』舞台あいさつ/その他の写真自分が初恋相手のヒロインだと信じて疑わない高校生はとり(桐谷)が、“私が好きな”幼なじみの利太(山崎)と、“私を好きな”学校一のモテ男・弘光(坂口)の間で揺れ動く姿を描いたラブ・ストーリー。主演の桐谷は原作の大ファンだといい「心を込めて、大好きな映画を作ることができて良かったです。皆さんにずっと愛される映画になれば」と感激しきり。この日、出席はしなかった原作者の幸田氏から、サプライズで手紙とイラスト色紙が寄せられると「胸がいっぱいです」と思わず号泣。隣に立つ山崎がさっとハンカチを手渡し、紳士ぶりを発揮した。さらに感激する桐谷に対し、山崎と坂口が花束をプレゼントする場面も。「赤いガーベラには『前に進む』という花言葉があって、まっすぐ突き進むはとりにぴったりだなと思う。今日はヒロイン合格だね!」(山崎)、「バラは本数によって意味合いが違って、18本だと誠意ある告白という花言葉なんです」(坂口)とそれぞれ花束にこめた思いをコメント。これには桐谷も「やるねえ」と感激を新たにしていた。『ヒロイン失格』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月19日桐谷美玲が9月19日(土)、主演映画『ヒロイン失格』の舞台挨拶に登壇し、公開を迎えた感激、さらに原作者の幸田もも子、そして相手役を務めた山崎賢人、坂口健太郎のサプライズプレゼントに号泣した。人気漫画を原作に、自分こそがヒロインと信じる女子高生・はとりが幼なじみの王子様・利太、なぜか彼女に興味を持った学校一のモテ男・弘光の間を揺れ動くさまをコミカルに描き出すが、桐谷さんは原作の大ファンで実写化を熱望していた。実写化のオファーが来る以前から原作を熟読し、はとりの変顔まで研究していたという桐谷さんは冒頭の挨拶で「4年前に原作に出合って、はとりをいつか演じたいと思っていて、その夢がかなって、いまは…胸がいっぱいです」と声を詰まらせた。原作者の幸田さんからは、原作のはとりと桐谷さんの似顔絵を描いた色紙が届き、手紙でも桐谷さんが原作のファンであったこと、本作に主演したことへの感謝や労いの言葉が並んだ。桐谷さんが再び涙をこぼすと、隣の山崎さんがそっと白いハンカチを差し出し、桐谷さんは涙をぬぐった。そして原作の最終巻に描かれていた、映画に関係するあるシーンに言及し「いつか現実になればと強く願っていたので本当に幸せです」と涙ながらに語った。そしてこれだけでは終わらず、サプライズで山崎さん&坂口さんの両王子がそれぞれに見繕った花束をプレゼント。山崎さんは花言葉は“神秘”で海外では告白の定番としても使用されるという赤いガーベラを手渡した。一方の坂口さんは、様々な色を組み合わせたバラを18本用意し「バラは色でそれぞれにいろんな意味がありますが、はとりはいろんな表情を見せるので。18本は『誠意ある告白』を意味するそうなので、弘光なら18本のいろんな色のバラを渡すと思いました」と説明した。桐谷さんは年下男子2人のサプライズに「やるねぇ!」と目を真っ赤にしながらも満面の笑み。最後の挨拶では「本当に心を込めて、いろんな思いが伝わればいいなと思いながら作った作品です」と映画を送り出した。『ヒロイン失格』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒロイン失格 2015年9月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C) 幸田もも子/集英社
2015年09月19日「あなたにとっての“ヒロイン”は?」この問いに対し、桐谷美玲からは「『レ・ミゼラブル』のアン・ハサウェイさん。儚げで、でも強くて。大好きですね」との答えが。一方、山崎賢人(正しくは、「崎」は「たつさき」)は悩みに悩んだ挙句、「キャメロン・ディアスかなあ。『マスク』を観て以来、大ファンなんです。可愛いし、セクシーだし」。当然と言えば当然だが、“ヒロイン”と一口に言っても、人それぞれイメージするものは異なる。桐谷さんが『ヒロイン失格』で演じた女子高生・はとりはタイトルにすら“失格”の烙印を押される落ちこぼれヒロインだが、とは言え非常に愛すべき主人公には違いない。山崎さん演じる幼馴染みの同級生・利太のヒロインになろうと、もがきにもがくはとりの“非ヒロイン”なキャラクター像に触れ、桐谷さんは「どうかと思うところはいっぱいありますよね」と笑う。「一歩間違えればストーカーだし、ただのうざい子になっちゃう。実際、そばにいたらうざいでしょうしね(笑)。でも、そこをうざいって思われないよう、可愛いと思ってもらえるよう気をつけていました。はとりは何に対しても一生懸命で、すべてを出し切る子。そんなはとりが大好きな利太を一途に思う気持ちは私にも理解できるものですし、私自身も振り向いてもらえるように頑張るタイプなので。そこは似てるかな?はとりの頑張り方とは絶対に違いますけど」。「あんなに大暴走してたらヤバいよね?」と、くるっと横を向き、山崎さんに同意を求める桐谷さん。確かに、一途なはとりは思い込みが激しく、感情表現がストレート(過ぎ?)で、少々の腹黒さも。その思い込みや直球の感情表現を、桐谷さんは美人女優らしからぬ体当たりぶりで熱演している。撮影時を思い出し、「美玲ちゃんがもともと原作の大ファンだというのは知っていましたし、控室でも『今日はこの変顔をやるんだっ』なんて、やって見せてくれたりしていたんです。その楽しみにしている感じとか、実際に撮影しているのを見て、『ああ、はとりだな』って思いましたね」と明かす山崎さん。では、そんなはとりが思いを寄せる利太はどんな男子なのだろうか?「監督からは『つかみどころがない、風のような男』と言われていたんです。一見クールというか、特に幼馴染みのはとりとは気をつかわなくていい関係だからこそ、態度がちょっとぶっきらぼうだったりもする。そんな中でも、憎めないキャラクターになればいいなと思いながら演じていました。テンション的には、はとりに合わせて…」。「『はとりに押されて』だよね?」と笑う桐谷さんは、「原作者の幸田先生とも話していたんですけど、山崎くんはまんま利太!」と山崎さんを絶賛。「それに、利太よりもカッコいいくらい。(原作の)利太はこんなにカッコよくないよね?もっとヘタレだよね?なんて言っていました。安達に対する優しさとか、ぶっきらぼうではあるけど、賢人くんがやるとなぜかカッコいい。もう、“パーフェクト+α利太!”でした」。「嬉しいです。美玲ちゃんは“パーフェクト+αはとり!”ですから」とはにかむ山崎さん。ちなみに、桐谷さんの発言に登場した「安達」は、利太が付き合い始める同級生の女の子。しかも、はとりの心の声いわく「イケてないし、地味だし、六角精児似」とのことで、彼女と利太の急接近がはとりの心をかき乱す。そもそも、なぜ利太は安達と付き合い始めたのか?山崎さんが利太の心情に理解を示す。「分かるんですよね。利太の気持ちみたいなものが。そもそも利太は、はとりに対する気持ちをちょっとは自覚していたとは思うんです。でも、『いやいやいや、ないでしょ』って自分では思っていて。そんな中、自分に足りないものを持っている安達さんに惹かれて付き合うけど、幼馴染みとしてしか見てこなかったはとりが実はすごく大切な人だったと気づく。彼女ができたことに対し、はとりがどんな反応をするか気になってもいますしね。でも、その時にはもう遅くて。なかなか自分から好きだって言うのは照れ臭いから言えずに現状維持。そういう心情がリアルだなって。分かるんです。分かるけど、どうかとも思いますけどね(笑)」。「そこどうなの?ってところがね。利太にもあるよね」と桐谷さん。忌憚なく、けれども作品に対する愛情たっぷりに意見を言い合える関係は、撮影を通して築き上げられたもののようだ。「年齢は違いますけど、本当の同級生みたいで。学校の休み時間のようにみんなで過ごしていました。いたずらし合ったり、お笑い芸人さんの動画を見てキャッキャしたりして」と桐谷さんが撮影を振り返る。「いたずらし合ったり」の火付け役は何と山崎さんだったそうで、その経緯を自ら申告。「お祭りのシーンを撮影する時、近くの駄菓子屋さんでいろいろ買い込んだんです。何か撮影に使えるものはないかなって。ピュ~って吹いたらプルルルって伸びる笛とか、ブーブークッションとか、紙風船とか。それで、(共演者の)坂口健太郎くんに仕掛けてやりました(笑)。最初は美玲ちゃんに仕掛けたんですけど、バレバレで反応が薄かったので」。「最初の最初はぎこちなかったけど、わりとすぐに仲良くなれました。その雰囲気のよさはスクリーンにも表れていると思います」と笑顔を見せる桐谷さん。胸キュンのラブストーリーを共に紡いだ2人だけに、次なる共演プランもばっちりのようだ。「美玲ちゃんが敏腕女刑事で、俺がその助手。『は、はい!』ってついていくの」と山崎さんが提案すれば、「それじゃ今回の役と一緒になっちゃう。逆がいいよ。賢人くんが引っ張るの。『ついてこい!』みたいな感じで」と桐谷さんが練り直し。このプランにしっくりきたのか、「遅せえよ!(山崎)」「すみませ~ん!(桐谷)」とすかさず寸劇を始める2人の楽しそうな姿を見て、『ヒロイン失格』がすこぶるチャーミングな作品に仕上がっている理由が分かった気がした。【桐谷美玲】ヘアメイク:今井貴子スタイリスト:宮澤敬子【山崎賢人】ヘアメイク:高橋幸一スタイリスト:伊藤省吾(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)■関連作品:ヒロイン失格 2015年9月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C) 幸田もも子/集英社
2015年09月17日●桐谷美"鈴"との遭遇今年、女優デビュー10年目を迎えた桐谷美玲にとって、運命的な主演作『ヒロイン失格』が9月19日に公開される。原作は、漫画誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載され、累計160万部(全10巻)を突破した人気漫画。そのコミックを手にとったのは今から約4年前で、暴走ヒロイン・はとりの魅力のとりこになり、自ら演じることを熱望する。原作者の幸田もも子氏が桐谷をイメージしてはとりを描いていたことや、最終巻に実写映画化を暗示するような描写があること、そして桐谷本人がラジオやブログなどあらゆる場所で原作の魅力を語っていたことなど、さまざまな偶然が重なり合い、今回の実写化へとつながった。念願かなっての出演に、桐谷はこれまで以上に気合をみなぎらせた。変顔やオーバーリアクションなどに全身全霊で挑んだのは、熱烈な読者としての思いがあった一方で、世界観を壊したくない、壊せないというプレッシャーと不安があったから。原作最終巻の"暗示"にあった「とことんくらいつけ!!」のキャッチコピーをほうふつとさせる桐谷を直撃し、その"熱量"を測った。――いよいよ公開ですね。8月30日付のブログに「いろんな感情がある」と書かれていましたが、今はどのような心境ですか。皆さんに楽しんでもらえるものができたと思っているので早く観てもらいたい……けど、受け入れてもらえるのかなというドキドキ感もあります。ご覧になった方がどのような反応をするのか楽しみです。試写で初めて観た時は、ホッとしました。安心した気持ちが大きくて、それまでは無意識に気が張っていたみたいで。観終わった後に試写室で監督と話していて、自然と涙が出てしまいました。こんな気持ち、状態になったのは初めてだと思います。――原作者・幸田もも子さんからの評価が気になっての不安もありましたか。いえ、幸田先生は現場で見学してくださった時から完成を楽しみにしてくださっていて、「いいよ!いいよ!」とお褒めの言葉をいただいていました(笑)。私自身が大好きな漫画なのでとても思い入れが強くて、「こういう『ヒロイン失格』が観たい!」という具体的なイメージや世界観がファンとして分かっていたからこそ、自分で演じてそれを壊してしまわないかなという不安は常にありました。ただ、役作り自体は苦労することなく、撮影自体はとても楽しい日々でした(笑)。――原作の最終巻で「桐谷美鈴」という桐谷さんの名前をもじったシーンがありました。はとりが街中で『ヒロイン失格』の映画看板を目撃するシーンで、看板には「とことんくらいつけ!!」のキャッチコピーが躍り、その主演が"桐谷美鈴"という設定でした。今から約2年前の2013年7月1日、ご自身のブログでも「嬉しすぎる件」と題して気持ちがつづられていました。単行本で読んでいたんですけど、見つけた時に「うわー!」とビックリ(笑)。うれしすぎて、思わずブログに書いてしまいました。物語と同じように、本当に映画化が決まって私が出演することになるなんて、本当に不思議ですね。マネージャーさんと漫画の情報交換を時々していて、そこで勧められたのが原作を読むきっかけです。読んだ後は、お気に入りのシーンを語り合ったりしています。『ヒロイン失格』は読み始めたらすぐにハマって、マネージャーさんとキャーキャー言いながら一緒に盛り上がっていました(笑)。実写化されたら演じたいと思うようになったのは、そんな何気ないやりとりの中で徐々に芽生えていった気がします。マネージャーさんには「この変顔ができるから、はとりを演じることができます!」とアピールしていました(笑)。●1本に絞る選択肢はない――ラジオ番組をはじめ、いろいろなところで『ヒロイン失格』の話をしていたそうですね。はい(笑)。幸田先生と今回の撮影現場でお会いした時に、「はとりを描く時に参考にしていました」と言っていただけて、それも知らなかったのでビックリしました。あとは「みんな弘光がいいって言うけどやっぱり利太だよね」みたいな会話で盛り上がったり、描いている時の裏話を教えてくださったり。幸田先生も自分で変顔を試した上で、はとりに落とし込んでいたそうで、実際に変顔のやり方をレクチャーしていただいたりもしました。――丸坊主や変顔シーンなど、桐谷さんにとってはコメディエンヌとしての新境地ともいえる作品だったと思います。いつもよりテンション高かったと思います。スタッフさんもキャストも本当に仲が良くて、とても良い雰囲気の中での撮影だったのですが、早朝からテンション高めのシーンだと気合を入れました(笑)。今年1月からの撮影で、まだ肌寒い時期。真夏のシーンなどもあり、池に飛び込むカットなんかは本当に大変でした。寒いというか、体が凍るんです(笑)。池から上がったあとはお湯を全身にかけてもらって、やっと動けるようになるような状態でした。――劇中のはとりからは全く想像できない状況ですね。ですよね(笑)。はとりについて、英監督からは「どんな感情も100%以上で表現する女の子」と言われていて、私もそこは魅力的な部分だと思っていたので思い切ってやりました。はとりは本当に何事にも一生懸命。普通の女の子が言わないことも全部言ってしまいます。それが"素直"にもつながるので、私もかわいい女の子だなと思います。私自身がはとりの立場になったとして、利太と弘光のどちらを好きになるかは……たぶん年齢によって変わると思います。原作を読んでいる時から、みんなで「どっち派?」みたいな話をしていて(笑)。私は、今なら好きな人を追い駆けたいですが、もう少し年齢が上になったら、自分を好きでいてくれる人と結婚したいんだろうなとか。今は自分の気持ちには素直になりたいなと思うので、今のところは「私が好きな人」を選びます(笑)。――今年はデビュー10年目の年。念願かなった作品がこのように公開されることもそうですが、大学卒業や2012年からモデルを務めていた『non-no』を卒業するなど、さまざまなことで節目を迎えた年になりました。自分の中では「もう10年?」という印象が強くて、「10年目だから」という理由で具体的に考えたことは今のところありません。たまたま今回のような作品にも出会えましたし、大学も『non-no』も卒業が偶然同じタイミングになりました。振り返った時に、10年目は節目の年だったんだと思うかもしれませんね(笑)。その2つを卒業してからも、演技への向き合い方は特に変わっていません。私がやらせていただいていることは、10年前からあまり変わっていないんじゃないかなと思うんです。雑誌とお芝居を両方やりながら、2012年からはキャスターをやらせていただいて。私としてはずっとそのバランスを続けてきているので、どれか1本に絞るような選択肢は自分の中にはありません。全部があるから、"桐谷美玲"としてバランスよく仕事ができているのかなと思います。この仕事をはじめて10年目。『ヒロイン失格』をやりたいと主張しました。これからもそんな作品と出会えたらいいなと思います。今までいろんな役をいただいた中で、不思議な縁ですが、はとりが自分の素に一番近かったような気がします。今回のようなコメディはもちろん、今年で26歳になるので大人っぽい役もできるような年齢になってきたのかなと。ただ、何事も経験なので、変わらずどんなことでも頑張っていきたいです。■プロフィール桐谷美玲1989年12月16日生まれ。千葉県出身。A型。身長163.5センチ。2006年公開の映画『春の居場所』でデビュー。これまで、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』(12年)、『ツナグ』(12年)、『100回泣くこと』(13年)、『女子ーズ』(14年)、『恋する・ヴァンパイア』(15年)などの映画、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)、『死神くん』(14年・テレビ朝日系)、『地獄先生ぬ~べ~』(14年・日本テレビ系)などのドラマに出演し、Netflixで配信中のドラマ『アンダーウェア』で主演。そのほか、日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』で火曜日キャスターを務めている。
2015年09月17日女優の桐谷美玲、歌手の西野カナが15日、都内で行われた。映画『ヒロイン失格』のトークイベントに出席した。19日から全国公開する本作は、幸田もも子の同名漫画を実写化したラブコメディ。大好きな幼なじみ・利太(山崎賢人)にフラれた17歳のはとり(桐谷)は、学校一のモテ男・弘光(坂口健太郎)のアプローチに心動く――というストーリーで、西野が主題歌「トリセツ」を担当している。西野と約5年ぶり再会した桐谷は、「何でこんなに乙女心が分かるんだろうという歌ばかりなので、主題歌を担当してくれてうれしい。きっとキュンキュンさせてくれるんだろうなと楽しみで仕方がなかった。最近は『トリセツ』が頭の中でずっと流れていて、つい口ずさんじゃってます」と興奮気味にあいさつ。また、主題歌の生披露も行われ、「特等席で聞かせてもらって感動しました! うれしいです~」と大喜びする桐谷に、西野は、「はとりちゃんの前で歌えて本望です」と照れ笑いしていた。トークでは、好きなタイプの話題になり、「"桐谷調べ"によると若いうちは追いかけたいので利太派が多い。でも、25、6歳過ぎると結婚を考えるので、自分を愛してくれる弘光派になる」と持論を展開した桐谷は、「結局は愛される方が幸せかな? と思うけど、今はまだ追いかけたい派です!」と利太派宣言。また、「寝顔や寝起きの顔を見ても優しい心で受け止めて欲しい。本当にヒドくて、友だちに写真を撮られてネタにされる」とぶっちゃけ、西野は、「思ってる以上に面白い人なんや~」と意外な一面に驚いていた。
2015年09月16日幸田もも子原作の人気同名コミックを実写化した『ヒロイン失格』。9月10日(木)、名古屋にて特別試写会が実施され、“ヒロイン”はとりを演じた桐谷美玲と弘光を演じた坂口健太郎が登壇し、恋愛トークを繰り広げた。モデル、キャスターとしても活躍する女優・桐谷さんと、映画やドラマに引っ張りだこの坂口さんが登場するということもあり、200名の当選人数に対して6,400通の応募が殺到。満席状態の中、桐谷さんと坂口さんの姿が見えると会場は割れんばかりの歓声に包まれた。名古屋ということもあり、桐谷さんは「何度か名古屋に来ていますが、本当にごはんが美味しいです。今日はロケでひつまぶし、手羽先、あんかけスパゲッティを頂き、でら美味しかったです」と名古屋弁で挨拶。元々原作ファンだった桐谷さんは「原作コミックが本当に好きで、いろいろなところでお話していて、いつか実写化するならヒロインをやってみたいと思っていたんです。なのでお話を頂いたときは夢が叶ったと思いました。それまではオファーもないのに変顔の練習をしていました」と語ると、坂口さんも「学校一のイケメンという役なので、まさか自分にと思いましたが、ありがたかったです。あまりプレッシャーは感じませんでしたが、脚本を読んで弘光くんが好きになったので撮影は楽しかったです」とそれぞれの役の魅力について熱弁した。さらに桐谷さんは「弘光くんは本当に完璧な男なんです。はとりちゃんを想ってくれている弘光くんと一緒にいると幸せなんですよね」とコメント。しかし実生活では違うようで「私自身は完璧な男の人に実は魅かれないんですよ…」と告白。「実際はかわいらしい人がタイプです。弘光くんよりも利太の方が好きです。坂口くん、ごめんなさい!原作読んでいるときから利太派で…」と語ると、坂口さんは少し寂しそうな顔をしつつ、「はとりみたいに喜怒哀楽を表に出してくれる人は素敵だと思います。でもちょっと秘めたものがあった方が魅かれますね」と明かすと、会場の女性陣も興味津々の様子だった。イベントが中盤にさしかかるとステージに特注巨大絵馬が登場。この巨大絵馬は、先日利太役の山崎さんが大阪でスタートさせ、各地でキャストやファンの願い事を貼っていき、9月の初日舞台挨拶で東京に戻ってくるというもの。この日、初めて絵馬に自身の願いを張り付けた桐谷さんと坂口さんは「たくさんの人に愛される映画になりますように」「『ヒロイン失格』を観て素敵な恋が生まれますように」と願いを読み上げ、桐谷さんは「いま恋をお休み中の方の背中を押せる作品だと思いますが、友人、ご家族でも楽しめるのでみなさんで楽しんでください」とメッセージを贈り、トークイベントは終始熱気に包まれたまま幕を閉じた。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日桐谷美玲が邪道ヒロインを演じることで話題の映画『ヒロイン失格』。最旬俳優・山崎賢人と坂口健太郎の間で“ラブ騒動”を起こしていくが、桐谷さん演じるはとりの支えとなるのが親友・中島杏子。シネマカフェでは親友・中島を好演する福田彩乃に注目した。主人公の松崎はとり(桐谷美玲)は、クールな幼馴染の寺坂利太(山崎賢人)にとって、自分だけが彼の“ヒロイン”だと信じ込んでいる。そんな中、利太がクラスでもイケてない“六角精児”似の女の子とつき合うことになり、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始めることに…。本作は「別冊マーガレット」で連載され、全10巻累計160万部を超える幸田もも子の同名人気コミックを映画化したもの。主演の3人に注目が集まる中、すでに本作を観た関係者の間から賞賛の声が上がっているのは恋に暴走気味なはとりを嗜め、恋愛においてもあらゆるアドバイスをする親友・中島杏子通称“オナカ”(愚かなる中島の略称)を好演する福田彩乃。2011年にはテレビ出演本数が350本を超えるなどバラエティ番組からもひっぱりだこの福田さんだが、本作でははとりの親友役としてコメディだけではない“ギャップ演技”を披露。はとりとのやり取りでは驚くほど役に馴染んだ演技で落ち着きのあるオナカを熱演し、はとりと本当に長年の親友だったかのような掛け合いを見せている。撮影中は、桐谷さん演じるはとりの変顔にもアドバイスをするなど、ものまねタレントの本領を発揮していたのだとか。実際、山崎さん演じる利太と坂口さん演じる弘光のどちらが好き?という質問に対して福田さんは、「この作品で一番惚れたのは竹内力さん演じる学食のおやじです。いつも一番クールに登場してスパッと解決してくれるのは学食のおやじなので」とイケメンに惑わされない一面を披露。客観的な恋愛アドバイスではとりを導く“オナカ”という役にピッタリなのかもしれない。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日高級ランジェリーメーカーの裏側を描く、桐谷美玲主演のNetflixオリジナルドラマ「アンダーウェア」から、30秒プロモーション映像が解禁。桐谷さんを始め、高級ランジェリーメーカー“Emotion”に勤務する豪華メンバーの姿が公開された。大学時代に繊維の研究をしていた“繊維オタク”の繭子(桐谷美玲)は、繊維メーカーに就職を希望するも、ひょんなことから銀座にあるオーダーメイドの高級ランジェリーメーカー“Emotion”で働くことに!そこでは、創業25年にして日本のランジェリー業界そのものを引っ張るアイコン的存在となった“Emotion”社長・南上マユミ(大地真央)のもと、一流ブランドを背負って立つスタッフたちがそれぞれの仕事にプライドを持って働いていた。田舎育ちでファッションに全く興味がなかった繭子は、これまで接したことのない価値観に戸惑いながらも、次第にランジェリーの仕事に魅せられていくーー。本作は、ついに日本でのサービスがスタートした世界最大級のオンラインストリーミング「Netflix」が、フジテレビ制作で贈るオリジナルドラマ。世界50ヶ国以上での独占配信を予定しており、普段は決して目にすることのできない華やかなランジェリー業界の裏側を垣間見せつつ、仕事を通じて新しい価値観に出会い、成長し、夢をつかんでいくさまを描いた“共感度100%”のお仕事ドラマとなっている。今回到着した30秒のプロモーション映像は、自分の人生で接したことがない価値観に戸惑いながら成長する主人公・繭子役の桐谷さんと、高級ランジェリーメーカーのカリスマ敏腕社長である南上マユミ役の大地真央が歩み寄り、互いに意味深な笑顔を見せ合う、スタイリッシュでエモーショナルな映像。また、“Emotion”で働くメンバーの酒井若菜、千葉雅子、マイコ、海東健、桜田通らも登場。彼ら7名がアトリエで一堂に会す姿は、ここからどんな物語が展開されていくのか、そして、キャッチコピーの“あなたの知らない「美」の世界”が何を意味するのか、美的好奇心をくすぐり、期待感を煽る映像となっている。ランジェリー業界で華々しく働く彼らも、それぞれが仕事をする上での悩みや葛藤を抱えているだけに、彼女たちの本音が詰まった本作は女子必見といえそうだ。「アンダーウェア」はNetflixにて3話まで一挙配信中(全13話)。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日女優の桐谷美玲が8月31日(月)、東京・渋谷公会堂で行われた主演作『ヒロイン失格』完成披露試写会に、共演する山崎賢人と坂口健太郎とともに出席した。幸田もも子原作の人気同名コミックを映画化。恋に恋する妄想ヒロイン・松崎はとり(桐谷さん)が、幼馴染の利太(山崎さん)に想いを寄せながらも、学校イチのモテ男である弘光(坂口さん)に迫られる。“私が好きな人”&“私を好きな人”の間で揺れるはとりの選択は?桐谷さんは「本当にドキドキ、ワクワクします。笑って、泣けて、胸キュンできる。恋愛に臆病になった女の子の背中を押すことができれば」と胸を高鳴らせた。もともと原作の大ファンだと言い、捨て身の変顔から坊主頭まで披露し「大好き過ぎて、映画化が決まる前から変顔の練習をしていました。大好きって言っている分、プレッシャーもありましたが、楽しく幸せな現場でした」と思い入れたっぷり。山崎さんは、「新しい恋愛映画ができました」と意気揚揚。坂口さんも、「いろんな胸キュンがある映画。自分も弘光のようなカッコ良さを自然に出せるように、勉強したい」とアピールしていた。映画のテーマにちなみ、「付き合うなら、“私が好きな人”と“私を好きな人”、どちらがいい?」と質問されると、桐谷さんは「付き合うなら“私が好きな人”ですね。でも結婚するなら、“私を好きな人”がいいです。愛されたいですからね」と持論を展開。山崎さんは「やっぱり“私が好きな人”。自分が好きなほうが、恋愛に本気になれるから」、坂口さんも「やっぱり“私が好きな人”ですよ。自分から好きになって、相手を追いかけたい」と恋愛観を語っていた。完成披露試写会には、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督が出席した。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日映画『GONIN サーガ』の完成報告会見が7日、都内で行われ、キャストの東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人と石井隆監督が出席した。9月26日に全国公開する本作は、1995年公開の映画『GONIN』の続編となるバイオレンスアクション。19年前の暴力団五誠会大越組襲撃事件で父親を殺された久松勇人(東出)と大越大輔(桐谷)は、ある事件をきっかけに新たな闘いへ身を投じていく――というストーリーで、前作に出演した佐藤浩市、鶴見辰吾らも引き続き出演している。主演を務めた東出は、「『GONIN』は大好きな映画。前作ファンの方はもちろん、知らない人も楽しめる作品になった」と胸を張ってアピール。また、東出の所属事務所先輩で、5年前に俳優業を引退した根津甚八が本作限りの復活を果たしており、「プレッシャーというよりも、タスキのように引き継げればと思った」と心境を明かし、「気迫がすごかった。色んな想いが詰まっていて、胸にこみ上げるものがありました」と感慨深げに撮影を振り返った。一方の桐谷も、「車イスで芝居をして、カメラの前で思いっ切りセリフを決めて。『なんて良い世界にいるんだ、役者の世界に入れて良かった』と感動しました」と体調不良の中で芝居に挑んだ根津の"役者魂"に感銘を受けた様子。そんな桐谷は、五誠会3代目を演じた安藤に、劇中で激しく殴られるシーンがあり、「とことん役に入り込む安藤さんが怖かった。アクションなのか、本物なのか……。色んな意味で狂気をはらんでいましたね」と暴露して笑いを誘った。また、役と自身の共通点について、「僕は普段、怒ることがない。優しくありたいというところは似ている。家族を傷つけられたら、怒りますけど」と語った東出。今月5日、妻で女優の杏が、腸炎で緊急入院し、報道陣が体調を心配する声をかけると、笑顔で会釈して会場を去った。
2015年08月07日映画『GONIN サーガ』の完成報告会見が8月7日(金)東京都内で行われ、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、そして石井隆監督が出席した。佐藤浩市、本木雅弘らオールスターキャスト出演のハードボイルド映画『GONIN』、19年ぶりの続編。指定暴力団五誠会系大越組襲撃から19年後を舞台に、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出さん)、その幼馴染で大越組長の遺児・大輔(桐谷さん)、襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター(柄本佑)、そして五誠会に囲われる元アイドルの麻美(土屋さん)らが、尊厳と復讐のために血の雨を降らせる。人気作の待望の続編で主演を務めた東出さんは「前作が超大作で大好きな映画でした。プレッシャーよりも、根津(甚八)さんが事務所の先輩だった事もあって、当時から携わった関係者の話を聞いて、これは“タスキ”なんだと思った。次に伝えるために引き継ぐことが出来ればと思った」と新生『GONIN』に意気込み十分。『GONIN』ファンという桐谷さんも「何回も観ている作品。5人の中に…まあ、前作も入れると10人なんですが、そこに入れた喜びが未だにある」と喜色満面だった。2010年に俳優引退宣言をした、石井組常連俳優の名優・根津甚八も石井監督のラブコールによって、限定復帰した。東出さんは「気迫が凄いし、最後の場面では込み上げるものをグッと抑えるのに苦労したくらいで、根津さんが帰る車を送った後は一言も喋れなかった」と共演を回想し、桐谷さんも「役者という道を選んでこの世界に入れたことが素晴らしいと思えた。セリフを投げかけられた時に、役者の世界に入れて良かったと思えた」と感動の瞬間をふり返った。一方の石井監督は「病魔が襲ってくる原因を作ったのは自分のように思う。根津さんは真面目なので、これまで苦しくても必死にやってくれた。その溜まったものが、今の病気になっているのかと思うと辛い」としながらも「現場で培った言葉で誘って、『やる!』と言われた時は感慨深いものがあった。現場に入ったら病気の根津さんじゃなくて、俳優としての根津甚八として組み合った。業が深いですね…」とつぶやくように語った。メンバーの中で紅一点の土屋さんは「男性だらけの方が嬉しく思います」とイケメン俳優に囲まれて嬉しそうで「凄く優しい人たちだったし、男臭い方が性格上好き。だって女の人って色々あるじゃないですか。だから逆にやりやすかった。それが本心」と笑わせた。また対峙する敵役的ポジションを務めた安藤さんは「父親の存在が大きくて、そこからはみ出せずにもがいている様な役どころ」とキャラクターを分析しながら「プライベートでいうと、自分の親父は近所でベロベロになるような陽気なおっさんです。だから自分としてはもう超えています」とぶっちゃけていた。『GONIN サーガ』は、9月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月07日桐谷美玲を主演に迎えて贈る、Netflixとフジテレビがタッグを組んだプロジェクトの第1弾となるオリジナルドラマ「アンダーウェア」。この度、桐谷さんの上司役に元宝塚歌劇団トップスターで、退団後も、第一線で活躍中の大地真央が出演することが決定した。大学時代に繊維の研究をしていた“繊維オタク”の繭子(桐谷美玲)。繊維メーカーに就職を希望するも、ひょんなことから、銀座にあるオーダーメイドの高級ランジェリーメーカー“Emotion”で働くことに。そこでは、創業25年にして日本のランジェリー業界を引っ張るアイコン的存在のemotion社長・南上マユミ(大地真央)のもと、スタッフたちがそれぞれの仕事にプライドを持って働いていた。田舎から出てきた繭子は、ファッションに全く興味がなく、これまで接したことのない価値観に戸惑いながらも、次第にこの仕事に魅せられ、周りに助けられながら成長し、夢をつかんでいく――。「リッチマン、プアウーマン」「失恋ショコラティエ」の脚本家・安達奈緒子が紡ぎだす、華やかな世界の裏に隠された女性たちの本音が満載の本作。今回大地さんが演じるのは、桐谷さん演じる主人公・時田繭子が働くことになる創業25年の高級ランジェリーメーカーEmotionの社長・南上マユミ。女性が美しく着飾ることに対し疑問を持ち、仕事に面白さを見いだせない繭子と最初はぶつかり合いながらも、やさしく見守り、働くことの面白さを教えていく本作のキーパーソン的な役所だ。公開されたビジュアルは、ボブカットの髪型とファッショナブルな衣装に身を包んだ大地が、真っ赤なイスに座っている、カリスマ敏腕社長の貫録がたっぷりのショットに仕上がっている。女性の“美”をストイックに追求していく南上を演じるに当たり、大地さんは「忘れ難い過去も乗り越え、美にこだわり完璧を目指して25年間トップを守り続けてきた女社長だからこそ、才能を見込んだ繭子に厳しく、プロフェッショナルとしての生き様を教え込んでいる。でもその実、気さくでチャーミングな所も垣間見える。そんな南上として生きる事が出来れば…と、大きな遣り甲斐を感じています」とコメント。「美術、照明、カメラワーク…全てにこだわり丁寧に創っている最高のチームに参加することが出来て、とても光栄です。このドラマが、世界の方々に愛されますよう、心を込めて演じたいです」と意気込みを語った。そのほか、Emotionで働くメンバーたちに、南上の右腕でデザイン補佐をしている西沢瑞希役に酒井若菜、南上と一緒にEmotionを立ち上げた田中麗子役に千葉雅子、全体の業務のサポート役でデザインアシスタントもこなす飯田史香役にマイコが、男性メンバーとしてEmotionを引っ張る猿橋仁役に海東健、猿橋とともにEmotionを支える男性メンバーで、職場のムードメーカーでもある姫路宗介役に桜田通が出演。さらに繭子と同郷で、ウェディングドレス・アドバイザーを目指す親友役の鴻野由梨役に河北麻友子、売れない時代を経てトップへと上り詰めていきながら、繭子と友情を育んでいくモデルの町田沙里衣に石田ニコルと、豪華俳優陣が個性豊かなキャラクターを好演する。「アンダーウェア」は今秋、Netflixにて独占プレミア配信。(text:cinemacafe.net)
2015年08月01日松田翔太、桐谷健太、濱田岳が、それぞれ桃太郎、浦島太郎、金太郎を演じるauのCM「三太郎」シリーズ。このほど、本シリーズ「海の声」編で桐谷さんが歌う「海の声」が、auの音楽配信サービスの「うたパス」「LISMO Store」で配信されることが決定した。このほど配信が決定した楽曲「海の声」は、「涙そうそう」や「恋しくて」などの名曲を世に送り続ける「BEGIN」が、本CMのために作曲したオリジナル楽曲。CMの中では、桐谷さん演じる“浦ちゃん”が三線弾き語りで切なくも甘い歌声を披露している。収録に際して、桐谷さんは歌だけでなく、三線の演奏も実際に行って制作されたようだ。CM「海の声」篇は、7月17日(金)に公開以降、2週間でYouTubeの再生回数が100万回を突破。 桐谷さんの歌声や美しいメロディに、多く絶賛が寄せられ、フルバージョンでの配信要望が多数寄せられたことから、今回の配信決定に至った。「うたパス」および「LISMO Store」にて配信されるフルバージョンは、CMでは使われていない部分も全て収録されており、浦ちゃんが乙姫を想う歌詞と、桐谷さんの歌声を存分に堪能することができる。『ソラニン』でのドラム演奏や、『BECK』で披露したラップなど、演技だけでなく音楽の才も披露する桐谷さんの歌声に、大きな注目が集まりそうだ。「海の声」は、7月31日(金)14時より「うたパス」「LISMO Store」にて配信。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日