俳優の松坂桃李が、世界中で旋風を巻き起こす映画『パディントン』で洋画吹き替えに初挑戦し、紳士的なクマのパディントンを演じている。「“彼”が紳士だなと思うのは、言葉や行動にいやみがないところですね。どんな相手にも純粋に向き合うことで、自分の気持ちを伝える。それが無意識にできるのが紳士だと思います。パディントンの場合は、あまりに可愛くて、ちょっとズルイですけどね」と本作で学んだ“紳士道”を語る。その他の写真全世界3500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を、『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたプロデューサーのデイヴィッド・ハイマンが実写化。ペルーのジャングルからロンドンにやってきたパディントンが、初めての都会暮らしに戸惑いながら、成長する姿をコミカルに心温まるタッチで描き、すでに世界興収が320億円を超えている。「ベースにあるのは、純粋な気持ち。パディントンにとって、ロンドンで目にするものは何もかもが新しいんです。まるで上京したての男の子みたいに(笑)、好奇心を発揮する姿がいつの間にか、周囲の人々の心もほぐしてくれる。もちろん、紳士的な礼儀を忘れずに…ですね」パディントンが魅力的なキャラクターなのは間違いないが、演じる上で“クマ”ゆえの難しさもあったという。「口元が毛で覆われていますから、動きや形が分かりづらい場面もあるんですよ。引きの映像だと『今、しゃべっている?』みたいな(笑)。ニュアンスを変えたり、アドリブでセリフを追加したり、吹き替えならではの試行錯誤がありました。パディントンが何か食べていれば、僕もパンを口に入れてみたり」とアフレコの舞台裏を明かす。「パディントンと同じくらい、彼を迎え入れるブラウン一家が魅力的。みんな本当に個性的で、活き活きしたキャラクターなんです。何より、パディントンとの出会いを通して、家族のきずなが深まるドラマにグッときてしまう。それにロンドンの街並みがポップで可愛いし、あのスパイ映画(笑)を思い出させるシーンもあって、作り手の遊び心が詰まっていますね」『パディントン』1月15日(金) 全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2016年01月12日映画『パディントン』の日本語吹替版完成披露試写会が12月17日に都内で開催され、日本語版ボイスキャストの松坂桃李、三戸なつめ、そしてパディントンが登壇し、観客にひと足早いクリスマスプレゼントを配った。英国の児童文学を『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーが実写映画化。森からロンドンへとやって来て、人間と共に暮らすことになった紳士的なクマのパディントンが巻き起こす騒動を描き出す。松坂は過去に声優経験はあるものの、洋画の吹替は初挑戦。しかもクマの役ということで「僕ですか?と何度も確認しました(笑)」と明かすが「ビックリしたけど、映像を見るとかわいくてしょうがない!アフレコせずにずっと見ていたいくらいかわいい」と満面の笑みを浮かべる。三戸は正真正銘、声優初挑戦だが「小さいころからパディントンが大好き!母親がパディントンのトートバッグを持ってて、一緒に使ってました。携われてすごく幸せでした」と嬉しそうに明かす。もしも、映画のように駅でパディントンに会ったら?という質問には「はじめはビックリするでしょうけど『連れて帰ってくれませんか?』と言われたら喜んで連れて帰ります」と語り、松坂も「ドジをしても魅力的で許しちゃいます」とデレデレだった。さらにパディントンとのクリスマスデートのプランを考えてもらうと、松坂は「大きなショッピングモールに連れて行く」とまずはお買い物。さらに「遊園地で絶叫マシーンに乗せてやりたいし、お化け屋敷でどういうリアクションをするのか?」と思案。三戸は松坂とは正反対に「まったりと自分ちでデート!一緒にケーキを作ったり、鍋を囲みたい」と語る。マーマレードが大好きなパディントンでは「全部マーマレード味になりそう(笑)」と松坂が指摘すると「マーマレード鍋…?挑戦してみたい!」とチャレンジ精神を見せ会場は笑いに包まれた。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー
2015年12月17日松坂桃李を主演に迎え、毎回様々な展開をみせる「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。今夜放送の第6話では、松坂さん演じる刑事・里見が菜々緒演じる美しき殺人鬼・橘カラをベッドに押し倒すシーンが放送されることが明らかとなった。先週放送の第5話では、カラの罠にまんまとハマってしまった里見とその相棒で恋人でもある猪熊(木村文乃)の仲はさらに雲行きが怪しくなってしまい、念願の捜査一課への内示を受けたにも関わらず「どちらかが捜査一課へ行ったら結婚しよう」という里見との約束が頭から離れず複雑な心境の猪熊。一方の里見はアイ(佐野ひなこ)とレナ(入山杏奈)に協力を依頼し、カラの家を見つけて潜入する。そこで見つけたのは、警察や犯罪捜査に関する本や手錠。さらにレナからの情報で、8年前に自分が担当していた未解決事件の被害者がカラの恋人だっとという事を突き止める。ところが、同じ頃その事件の当時の被害者の家に聞き込みに行った猪熊は、被害者とカラが一緒に写った写真を発見してしまう。“カラも事件の被害者だと考える猪熊”と“カラこそが犯罪者と考える里見”とで真っ向から対立し再びケンカ別れをしてしまう…。そして今夜放送の6話では、ついに物語に新展開が起こる。猪熊に拒絶された里見は、速水(北山宏光)から猪熊が捜査一課へ異動することを聞かされる。そのうえ、猪熊が返事を保留していると知り、自分との結婚を躊躇しているのではとショックを受ける。その頃、里見に自分の情報をリークしたのがレナだと気付いたカラは、それを逆手にとり、あることを企てる。さらに、渡(光石研)には警察官にストーカーされていると訴え、里見の写真を見せると、渡はカラの思惑通り、街で偶然見かけた里見を尾行する…。一方、里見は居酒屋に猪熊を呼び出し、結婚の意思を確認しようとするが、再び言い争いになってしまう。怒った猪熊が店を出て行くと、そこへ、レナから呼び出しのメールが。猪熊のことを気にしながらも、指定されたホテルへと急ぐ里見。しかし、指定されたホテルの部屋に入ると、突然何者かが襲いかかってくる。そしてついに猪熊にもカラの魔の手が忍び寄る…。里見がカラをベッドに押し倒した理由とは…?カラの“計画”がついに実行される第6話に期待したい。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜22時よりフジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月24日俳優の松坂桃李が10月26日(月)、都内で英映画『パディントン』の公開アフレコを行った。洋画吹き替え初挑戦の松坂さんが演じるのは、主人公の“紳士クマ”パディントン。「クマ役だと聞いて、(テッド役の)有吉さんじゃないの!?って思いました」と笑いを誘った。世界40か国以上で翻訳された児童文学を、『ハリー・ポッター』のプロデューサーが実写化した本作。ペルーからやって来た礼儀正しいクマが、ロンドンで出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、慣れない都会暮らしでドタバタを繰り広げる冒険ファンタジーで、すでに世界興収で321億円を超えている。本国では『007』のQ役で人気の俳優ベン・ウィショーが声優を担当しているパディントン。日本語吹き替えでは、パディントンのように礼儀正しく、好青年でありながら、チャーミングな印象がぴったりという理由から松坂さんが担当するが決まった。「声のキーが高いので、長時間ずっとの収録は難しくて…。1日4時間までと決めて、こまめにアフレコをしました」と松坂さん。パディントンがセロハンテープでぐるぐる巻きになるシーンでは、自ら口元を手で押さえつけて、声の出し方を調整するなど、さすがの役者魂を披露していた。役作りで大切にしたのは、「パディントンの好奇心」だと言い、「彼にとってはお風呂や歯ブラシ、ドライヤーなど人間の暮らしにまつわるすべてが目新しい。『うわー、なんだこれ?』という新鮮な気持ちを意識した」と話していた。この日はパディントン本人(!?)が、陣中見舞いに訪れ、松坂さんは「とにかくかわいい!」とメロメロ。「ご家族、友人、恋人同士、そして友だち…あっ、2回言っちゃいましたが、ぜひ映画をご覧になって、笑顔になってもらえれば」とパディントンに負けない、生真面目さで映画をアピールしていた。『パディントン』は2016年1月15日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日俳優の松坂桃李が10月26日に、都内で英映画『パディントン』の日本語版アフレコを行った。松坂は主人公のクマ“パディントン”の声で、洋画吹き替えに初挑戦し、「最初はクマ役だと聞いて、不安もありました。クマといえば(テッド役の)有吉さんじゃないのって思いましたし」。この日はパディントンと対面を果たし、「とにかくかわいい」と大はしゃぎだった。その他の写真全世界3500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を、『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたプロデューサーのデイヴィッド・ハイマンが実写化した冒険ファンタジー。ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきたパディントンが、初めての都会暮らしに戸惑いながら、成長する姿をコミカルに心温まるタッチで描く。すでに世界興収が320億円を超える大ヒットを記録している。役作りで大切にしたのは、「パディントンの好奇心」だといい、「彼にとってはお風呂も歯ブラシもドライヤーも、『うわー、これって何?』と目新しく、新鮮な気持ちで接している」と松坂。普段の声に比べて「パディントンはキーが高い」そうで、「なかなか長時間アフレコを続けるのが難しく、日程を何度かに分けました。一気に収録できないもどかしさはありましたね」と苦労を語った。お気に入りは「勘違いでスリの男を追いかけて、捕まえてしまうシーン」で、「パディントンの真面目さがよく出ているから」(松坂)。「年明けに見るにはピッタリの映画。ぜひ、ご家族、お友だち、恋人同士でご覧になって、ほっこり笑顔になってもらえれば」とアピールした。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日全世界40か国で翻訳されている児童書を実写映画化した『パディントン』の日本語版で、松坂桃李が主人公のクマ“パディントン”の声を演じることが決定した。その他の写真本作の主人公パディントンは、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた紳士なクマで、オリジナル版では『007』シリーズのベン・ウィショーが声を演じている。映画にはニコール・キッドマンや、ジム・ブロードベント、ドラマ『ダウントン・アビー』のヒュー・ボネヴィルらが出演。『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたデイヴィッド・ハイマンが製作を担当している。松坂は「最初にこのお話をいただいた時、『え?クマってどんな声?』と困惑しました。でも本編を拝見し、愛らしく、繊細な心のひだをもつパディントンにすっかり魅了されてしまいました。単にクマを演じるのではなく、パディントンを演じること。洋画の吹き替えは初めてなので、不安もあります。その分、新鮮な刺激にワクワクしてもいます。一つ一つの言葉を大切にパディントンの魅力が伝わるように演じられたらと思っています」とコメント。愛らしく、とにかく礼儀正しくて紳士なパディントンの声を松坂がどう演じるのか楽しみだ。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM). Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited
2015年10月07日ポニーキャニオンは8月19日、ブルーレイ&DVD「高橋大輔 The Real Athlete」を発売する。フィギュアスケーター・高橋大輔さんは、バンクーバー五輪で、日本男子フィギュアスケート界初めてとなるメダルを獲得した。その後もソチ五輪に日本代表として出場。世界選手権や全日本選手権などでも数々の実績を残す中、2014年に惜しまれつつも現役引退を表明した。同商品には、高橋さんの20年に及ぶ軌跡を記録したドキュメンタリーと、数々の名演技を収めた。本編には、2001Season~2014Seasonの世界選手権や全日本選手権、五輪での演技を含む全16演目をノーカットで収納。ファンからの要望も高い「2010年バンクーバーオリンピック FS 映画『道』より by N.ロータ」や、「2013年世界選手権 SP『月光』」、「2012年世界選手権 FS Blues For Klook by E.ルイス」も含まれている。ドキュメンタリーは、膨大な資料映像とインタビュー映像の中から、高橋さんのスケート人生の始まりや、初の日本王者となりその後ソチ五輪に出場するまでの覚悟や努力、ケガと戦う様子なども収めた。特典として、全日本選手権エキシビジョン集やメイキングの映像、オリジナルフォトブックの封入も予定している。価格は8,000円(税別)。※「高橋大輔」の「高」の字ははしご高
2015年07月24日6月6日、Apple Store, Omotesandoにおいて、「旅するように生きる、モバイルボヘミアン」と題して、実業家の本田直之氏と、執筆家の四角大輔氏のトークショーが開催された。海外と日本を行き来して自由に生きるお二人のライフスタイルと、それを支えるテクノロジーとの活用法など、21世紀流のライフスタイルを示唆する内容の濃い1時間となった。○「ノマド」はワークスタイルではなくライフスタイルだった四角大輔氏はレコード会社で約15年、アーティストのプロデュースを手掛けた後、2010年にニュージーランドに移住。以来、ニュージーランドの湖畔に住まいを設け、ほぼ自給自足の生活を送りながら、ニュージーランドに9カ月、日本に3カ月程度と、移動しながらの生活を送っている。本田直之氏も同様に約16年のサラリーマン生活の後、2007年にハワイに移住して趣味のサーフィンを楽しみつつ、東京とハワイに拠点を持つ「デュアルライフ」を実践している。お二人とも、海外と日本を飛び回りながら、執筆業やコンサルタント、企業のアドバイザーなどとして八面六臂の活躍をされている。2009年から四角氏はご自分の会社を「レイクエッジノマド」と名付け、本田氏は著書に「ノマドライフ」があるなど、いわゆるノマドとよばれるワークスタイルに精通しているように見えるが、実は現在のノマドという言葉の使われ方には不満があるという。もともと、両氏は仕事をするためにノマドスタイルを取ったのではなく、世界中を飛び回り、自分のやりたいことだけをやりたい場所でやるライフスタイルとして「ノマド」という言葉を使い始めたという。それが、いつの間にか、喫茶店で仕事をするワークスタイルを表す言葉になってしまったというのだ。本田氏は、ノマドライフの次にくるライフスタイルを表す言葉として今回のトークショーのタイトルにもなっている「モバイルボヘミアン」という単語を挙げ、「ノマドはどこでも仕事ができる人だとすれば、モバイルボヘミアンは、仕事と遊びの垣根がなくなっていて、食べるためだけにする仕事がなくなっている状態」だと説明する。そのふたつの最大の違いは、「仕事をしているときは真面目な顔をしているが、仕事と遊びの境がなくなって好きなことをやっているから、ニコニコしながら仕事をしている」ことだという。仕事をどうするかといった働き方を軸にするのではなく、どういう生活を行うか、どう生きるかというライフスタイルを軸に考えた末に、夢を叶えるために日本を飛び出して、趣味と仕事を楽しみながら両立させる本田氏や四角氏のライフスタイルは、まさにモバイルボヘミアンというに相応しいだろう。○アップル製品はライフスタイルデバイス四角氏はもともと大のアップル好きだったが、2008年に日本でiPhone 3GとMacBook Airと「運命的な出会い」をしたという。軽く、どこにでも持ち歩けるMacBook AirやiPhoneの存在のおかげで、机に縛られることなくどこでも仕事ができる自由が得られたのだ。そんな四角氏はアップル製品を「ライフスタイルデバイス」と定義づけた。四角氏は、「アップル製品は単に効率を高めることを追求するのではなく、iTunesなどに代表されるように、使う人のライフスタイルを向上させるところがいい」という。本田氏はもともとザウルスやPalmなどの電子手帳やPDAといったデジタルガジェットを使ってきたが、当時は不十分だったとのこと。それが2007年に移住先のハワイでiPhoneと出会い、大きく変わる。「今はMacBookやiPhoneがあれば、世界中どこでも仕事ができる。世界中を移動して活躍している人は、みんなMacBookやiPhoneを使いこなしている」と、世界中にMacBookやiPhoneを活用しているモバイルボヘミアンがいることを紹介した。四角氏は2008年当時はMacとiPhoneでの仕事の割合は8:2程度だったものが、2015年の現在は5:5程度までiPhoneへの依存度が高まっており、これは今後さらに上がっていくだろうと予想する。本田氏も、「2005年当時にはiPhoneがなかったが、当時10年後の2015年がこのような社会になるとは誰も想像していなかった」と指摘。5年後、10年後がどうなっているかは誰にも予想が付かず、Apple Watchなどのウェアラブル端末も大きな役割を果たすだろうと予想した。○テクノロジーを活用して可能性を広げるお二人とも、自分らしいライフスタイルを追求した上でのノマドスタイル、モバイルボヘミアンとなったわけだが、その実現にはテクノロジーが大きな役割を担っているという。たとえば本田氏も四角氏も、請求書の起票などの事務作業が大の苦手。本田氏はあまりに請求書を溜め込んだ挙句、請求書の代筆業を見つけて、そこにアウトソーシングすることに決めたという。こうしたアウトソーシングは、そういう仕組みを知っているかどうかが分かれ目ではあるが、今はインターネットで簡単に見つけられる。そうやって残った時間を、自分にしかできないことに集中するべきだというのだ。四角氏は「その人にしかできないことに集中していることがアーティスト状態」と表現し、それこそが人間のあるべき姿だと力説する。四角氏はレコード会社勤務時代を例に挙げて、デビュー前のアーティストはライブの準備から物販までなんでも自分でやるが、デビューが決まったと同時に細々した雑務をレコード会社が引き受けてあげると、とたんに創造性が急速に伸びることを紹介。「アーティストに請求書を書かせるわけがない」と、余計な雑務を排除することでクリエイティビティを伸ばすことが大事であることを説明した。また両氏とも、今はiPhoneやMacのようなデジタルガジェットや、インターネットのサービスを駆使することで、以前であれば大きな会社でのプロジェクトでなければできなかったような仕事も、個人がこなせる時代になってきたと指摘。テクノロジーの力を最大限に生かすことで、自分がやりたいことに専念することが大切だと語った。○人生は旅と同じ四角氏は最近、80kmの山道を走破する冒険をおこなってきたばかりだという。この行程では自分であらゆる荷物を持って歩かねばならないため、準備するときにはグラム単位で荷物を厳選し、「あったら便利なもの」を捨て、本当にギリギリ最小限の荷物にまで削ることが重要なのだという。これはお二人のライフスタイルにも共通することで、シンプルに生きるためには物を増やさないことが大事だとする。本田氏は会社を設立するとき、機能を削ることを第一に考え、営業をせず、人を雇わないことを第一に考えたという。これは人を雇うことで上下関係になることを嫌い、人間関係は横のネットワークで、パートナーとして構築したいと考えたからだという。四角氏は「モノも人脈も、本当にこれは必要なのか?と厳選していく。東京に来ている時も時間がないから、本当に会いたい人、本当に会わなきゃいけない人だけに会うよう、厳しく考える」と、絞り込むこと、削ることで身軽なライフスタイルにすることが、生活のモビリティを高めるうえで大切だと説いた。また、本田氏は「人生にはフェイズ(段階)がある」と指摘。お二人とも、15年以上の会社勤めを経て、学生時代から「いつか海外に移住したい」という夢を叶えており、「会社員として頑張るフェイズだってある」と、一足飛びに焦る必要がないことを説明。一方で、「個人の能力も大事だけど、テクノロジーをどう活かすかも大切。若い人のチャンスはとても大きい」と、自分らしさを追求したい若者たちへのエールも忘れなかった。***お二人が実践するモバイルボヘミアンは、必ずしもすべての人が真似できる生き方ではないとは思うが、クリエイティブな仕事をする人にとって、苦手をアウトトーシングしてでも自分の得意分野に専念するというのは、大いに参考になる話だろう。また、たとえば田舎に移住して活動したいと考えている人にとっても、ゼロからその生活を目指すのではなく、人生のある程度までを準備段階とし、その先を自由に生きるというのは、現実に実行可能であり、かつ魅力的な生き方だ。今回のトークショーは、こうした人々にとっても大きなヒントになったと思う。そして、何よりこうした生活を支えるため、デジタルデバイスやテクノロジーを活用するというのが、なんとも現実的であり、説得力のある話だった。テクノロジーによって人間の可能性を広げ、人間らしさや創造性を高めるというのは、まさにアップル製品が目指すところに合致する。MacやiPhoneといったアップル製品の魅力や可能性の新たな一面を見せられたトークショーだった。
2015年06月16日プロ野球選手になるまでのキャリアは人それぞれ。幼い頃から野球をはじめ、小・中、高校、大学、社会人と進み、栄光の舞台へとたどり着いた選手たち。その中で最大の岐路ともいえるのが「高校」だろう。プロを多数輩出する名門校と都道府県大会で数回勝つのがやっとの無名校の間では、環境に明確な格差が存在する。いうならば、「エリート」と「雑草」だ。そこで今回、プロ野球選手を多数輩出する「エリート」2校の現役選手によるベストオーダー、そしてプロ野球選手輩出1人の「雑草高校」の選手を紹介しよう。○横浜高校(19人)春夏甲子園に30回出場。春3回、夏2回の優勝を誇り、知らぬ者はいないといってもいいほどの超名門・横浜高校。現役選手では最多となる19人を輩出しており、豪華メンバーがそろった。【ベストオーダー】1 中 荒波翔(DeNA)2 ニ 石川雄洋(DeNA)3 捕 近藤健介(日本ハム)4 三 筒香嘉智(DeNA)5 一 福田永将(中日)6 左 多村仁志(DeNA)7 遊 倉本寿彦(DeNA)8 右 淺間大基(日本ハム)9 投 涌井秀章(ロッテ)■その他投手成瀬善久(ヤクルト)、松坂大輔(ソフトバンク)、土屋健二(DeNA)、田原啓吾(巨人・育成)■その他野手後藤武敏G.(DeNA)、佐藤賢治(日本ハム)、髙濱卓也(ロッテ)、乙坂智(DeNA)、下水流昂(広島)、髙濱祐仁(日本ハム)○大阪桐蔭高校(14人)春夏通算で甲子園15回出場。うち5回で全国制覇を果たし、今最も勢いのある名門校。現役では横浜高校に次いで多い14人を輩出。投打にスター選手がそろい、球界随一のオーダーを組むことができる。【ベストオーダー】1 捕 森友哉(西武)2 二 西岡剛(阪神)3 一 浅村栄斗(西武)4 三 中村剛也(西武)5 左 中田翔(日本ハム)6 右 平田良介(中日)7 中 丸毛謙一(オリックス)8 遊 西田直斗(阪神)9 投 藤浪晋太郎(阪神)■その他投手岩田稔(阪神)、川井貴志(楽天)■その他野手岡田雅利(西武)、江村直也(ロッテ)、香月一也(ロッテ)この豪華2チームで対戦したとなると、中村剛也や中田翔、森友哉などの長距離砲を多く抱える大阪桐蔭高校の方がやや有利だろうか。ただ、どちらの高校も、9つのポジションを守りきれるほど多数の選手をプロ野球界へと送り込んだことは立派であるのは間違いない。○高校唯一のプロ野球選手横浜高校、大阪桐蔭高校のように出身現役選手だけでオーダーが組める高校もあれば、今までにプロ輩出がたったひとりの高校もある。そんな「ひとり選手」たちは、高校のチーム事情もあってか、好投手が多い。強豪に挑むメンタリティーや不屈の根性がピッチングに直結しているのかもしれない。エリートたちとは真逆を行く、「ひとり選手」から球界で活躍する主な投手を紹介しよう。ソフトバンク帆足和幸(福岡県立三井高校)、嘉弥真新也(沖縄県立八重山農林高校)、千賀滉大(愛知県立蒲郡高校)オリックス小松聖(福島県立勿来工業高校)、中山慎也(群馬県立桐生南高校)、比嘉幹貴(沖縄県立コザ高校)、海田智行(広島県立賀茂高校)、佐藤達也(埼玉県立大宮武蔵野高校)、東明大貴(富田高校)日本ハム森内壽春(八戸工業大学第一高校)、谷元圭介(三重県立稲生高校)、高梨裕稔(千葉県立土気高校)西武岸孝之(宮城県立名取北高校)、増田達至(柳学園高校)、中郷大樹(徳島県立那賀高校)ロッテ中後悠平(近畿大学付属新宮高校)楽天梅津智弘(山形県立上山明新館高校)、菊池保則(常磐大学高校)、福山博之(島根県立大東高校)、今野龍太(宮城県立岩出山高校)、辛島航(飯塚高校)巨人田原誠次(聖心ウルスラ学園高校)、宮國椋丞(沖縄県立糸満高校)阪神安藤優也(大分県立大分雄城台高校)、桑原謙太朗(津田学園高校)中日岩瀬仁紀(愛知県立西尾東高校)、浅尾拓也(愛知県立常滑北高校〈現・常滑高校〉)、武藤祐太(埼玉県立飯能南高校)、福谷浩司(愛知県立横須賀高校)DeNA須田幸太(茨城県立土浦湖北高校)、大原慎司(明秀学園日立高校)ヤクルト秋吉亮(東京都立足立新田高校)、杉浦稔大(帯広大谷高校)こうして並べるだけでも、いかに好投手が眠っているかを再確認できる。高校時代の思いを胸に野球エリートたちに挑む「ひとり選手」。彼らの戦いにもまた「格差」が垣間見える。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』今年100周年を迎える高校野球を先取り特集! 100年の歴史をひもとく『高校野球100年物語』、最近の強豪校を分析する『2010年代最強校 夏の陣』、毎年恒例の地方大会には欠かせない『全国49地区パーフェクト観戦ガイド』を6月に先行公開します! 『高校野球&ドラフト候補選手名鑑』では、高校No.1右腕の呼び声が高い高橋純平が在籍する、県岐阜商の野球部訪問を6月中旬に公開します!
2015年06月11日プロ野球は開幕して1カ月が経過した。好スタートを切ったチームや、期待に反する成績でもがき苦しむチームなど、悲喜こもごもの様相を呈している。例えば、昨季日本一のソフトバンクは、開幕前の予想に反してそこまで波に乗れない状況が続いている。そのチーム状況に歩調を合わせるかのように、9年ぶりにNPB復帰を果たした松坂大輔も苦しんでいる。いまだ一軍のマウンドに立つことができていないどころか、4月末の時点で登板できるメドすらたっていない。そこで、今回はかつて「平成の怪物」と呼ばれた松坂大輔にクローズアップ。投球フォームや体の使い方といったスポーツの動作分析に詳しい「タイツ先生」こと自然身体構造研究所の吉澤雅之所長に、日本時代とメジャーリーグ時代の投球フォームの違いや、どうすれば復活できるかを徹底的に語ってもらった。○"サイドスロー"になってしまった松坂「日本在籍時の松坂投手の一番の特徴は、下半身の使い方にありました。高校時代、甲子園のマウンドで投げていた松坂投手を思い出してください。リリース時に軸足が"ビュッ"と宙に浮き、上半身が沈んでいく動きと同時に、後ろ足が"フッ"と脱力する松坂投手独特の動きをしていたと思います」。ところが、メジャーリーグ移籍後は、最大の特徴であったこの下半身の使い方が失われてしまったという。「理由はマウンドの硬さにあります。日本に比べてメジャーのマウンドは硬く、踏み込んだ足から、上体の力(重さ)を逃がすことが難しい。すると、松坂投手の下半身の動きは制限されてしまいます。スムーズな体重移動が失われ、後ろ足を引きずるような投げ方になってしまいました」。マウンドの硬さに適応すべく、怪物のフォームはサイドスローのようになってしまったとタイツ先生は指摘する。「前足で体重を逃がすことができなくなった分、メジャー時代の松坂投手の投球フォームは、縦回転から横回転に変わってしまった印象があります。身体を横回転に使えば、マウンドの硬さに関係なく、上体の力(重さ)を踏み込んだ足から横方向に逃がすことが容易になるからです。メジャー時代の松坂投手は、まるでサイドスローのような投球フォームに変化してしまいました」。○マウンドを"蹴る"という表現のウソ松坂の日本在籍時のフォームを、もう少し詳しく説明してもらった。「投球時に後ろ足が"フッ"と脱力するという動きは、『後ろ足の重さを1度センター方向に働かせて、身体側に引きつける動き』と言い換えることができます。この一連の動きについて、よく(プレートを)"蹴る"という表現が使われますが、実際は違います。"蹴る"というよりは、股関節を脱力することで、バネのように下半身を使用することが可能となり、そこで生まれたエネルギーをリリース時に伝えていたのです」。○復活のヒントは相撲にあり日本のマウンドは柔らかかったため、縦回転の投球フォームから生じるその力を逃がすことができていた。ただ、メジャーの硬いマウンドのために"横回転のフォーム"を生み出した。それを再度、日本仕様に修正させるのにさしもの怪物も苦戦しているようだ。「メジャー時代に染みついた投球フォームを元に戻すには、少なからず時間がかかるでしょう。松坂投手のオープン戦の投球を見ると、1試合ごとに微妙にフォームが異なります。これは恐らく、松坂投手自身も試行錯誤を続けながら、自分に合った投球フォームを探し出しているように見えますね」。タイツ先生は、松坂が再生するポイントを「股関節の使い方を取り戻すこと」としたうえで、相撲のシコを取り入れるとよいと解説する。「シコを踏んだ体勢で横移動しながら、ボールを投げる。この動きを繰り返すことで、松坂投手独特の下半身の使い方を思い出すことができるでしょう」。この動きは腸腰筋(ちょうようきん)と呼ばれる、スポーツをするうえで大切な筋肉を鍛えることにもつながるという。「腸腰筋とは腰椎と大腿(だいたい)骨を連結する腹部の内側にある筋肉で、シコを踏んだ体勢のまま前進していくことで、自然と"腰が入った"状態になります。よく『腰を入れてスイングしろ! 』とか『腰が入った動き』といいますが、剣道や武術で使う"極意"の動きでもあり、古くから言い伝えられている正しい身体の使い方なのです」。肩の筋肉疲労ということで、筋力を取り戻しながら、またイチからフォームを立て直している松坂。1999年のプロデビュー戦で、阪神などで活躍した巧打者・片岡篤史から豪快な空振りを奪ったあの直球が脳裏に焼きついているファンが、再び胸を熱くするような投球を見せてほしいものだ。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、黒田や松坂などメジャー出戻り選手に大注目! 「日本復帰成功なるか? メジャー出戻り選手を合否判定」、「タイツ先生のメジャー出戻り選手フォーム徹底解剖」、「必ず応援したくなる! メジャー出戻り選手たちが残した伝説」を連載します。『高校野球&ドラフト候補選手名鑑』では、センバツ甲子園で活躍した球児インタビューや野球部訪問を予定!
2015年04月30日俳優の哀川翔とお笑い芸人の宮川大輔が8日、東京ドームで開催された北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦で始球式を行った。この企画は、哀川の芸能活動30周年記念として制作された品川ヒロシ監督映画『Zアイランド』が5月16日に公開されることを記念して行われたもの。イベントのために、"翔"と書かれた私物ミットを持参し、芸能生活30周年にちなんで"30"の背番号を携えたユニフォームを着用した哀川。「マウンド立ったら、キャッチャーのミットしか見てないから。そこ目指して、まっすぐストレートにいきます!」と意気揚々とマウンドに向かった。東京ドームのバックスクリーンに、映画『Zアイランド』の予告映像が流れると、バッターボックスに、絶対死なないスーパー人間=Z役の宮川大輔がZ軍団を率いて登場。哀川が「覚悟しろよ!」と闘争心をみなぎらせると、宮川も「シャー!」と威嚇。哀川が投じたボールが宮川の体に直撃すると、怒りを隠せないZ軍団も巻き込んだ乱闘騒ぎに発展し、会場は大興奮に包まれた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた哀川は、「いや~真ん中に入れてやろうと思ったのに、当たっちゃったよ! 100キロくらいスピード出てたと思うんだよね! (宮川に向かって)大丈夫だった!?」と宮川を気遣った。一方、デッドボールをまともにくらった宮川は「全然大丈夫です! でも痛かった~…今日は軟球でしたけど、これ硬球だったら僕死んでましたよ!」と焦りつつも、「あそこで当てるのがスター哀川ですよね」と会場を盛り上げた哀川をたたえた。映画『Zアイランド』は、絶海の孤島・Zアイランドで、元ヤクザの組長・宗形(哀川)たちが、"Z"ことゾンビ化した感染者とサバイバルゲームを繰り広げる。共演者には宮川をはじめ、女優の鈴木砂羽、お笑い芸人の木村祐一、湘南乃風のRED RICE、俳優の風間俊介、窪塚洋介、鶴見辰吾、歌手のシシド・カフカらが名を連ねる。(C)2015「Zアイランド」製作委員会
2015年04月09日映画『エイプリルフールズ』の公開を前に3月26日(木)に、主演の戸田恵梨香と共演の松坂桃李が揃って舞台挨拶に出席し、互いの恋愛観にまで踏み込んだトークを繰り広げた。月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」や映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの人気脚本家・古沢良太をはじめ、フジテレビのドラマ「リーガルハイ」制作陣が手がける本作。7つの嘘を軸に27人もの登場人物たちのドタバタ劇が展開する。松坂さんはセックス依存症の医師を、戸田さんは彼との一度きりの関係で妊娠したと主張する対人恐怖症の妊婦を演じている。共にメインキャストとして約1か月にわたって、プロモーション活動に従事し、一緒の時間を過ごしてきたが、戸田さんは「松坂桃李は嘘をつくのが上手だと分かった」と語る。爽やかな青年役のイメージが強い松坂さんだが、今回のセックス依存症の天才医師役は戸田さん曰く「多分、松坂さんは素でやってた」と分析し、松坂さんは「僕のことはいいから(苦笑)!」と大慌て。会場は笑いに包まれる。ちなみに、松坂さんは劇中で全裸姿を披露し、激しいベッドシーンも見せているが、戸田さんは松坂さんの裸体について「ビューティフル!まさかそこまで出しちゃうんだ(笑)」と絶賛。松坂さんは「前貼りがバレないか気になってしょうがなかった(笑)」とふり返るが、戸田さんは「絡んでる時、すごく嬉しそうで生き生きとしてた」と語り、松坂さんは「いやいや、そうやってくれと言われたので!」となぜか再び釈明に追われていた。この日は、事前に観客から集められた質問に2人が答えたが「2人が付き合うとしたら上手くいくと思うか?」という鋭い質問も!戸田さんは松坂さんをオタク気質でインドア派と断じ「デートに誘っても『デートって何?』『おウチでよくない?ウチでゆっくり漫画読みたい』とか言いそう」と指摘。松坂さんは「デートくらいは分かります」と反論しつつも、インドア派であることは概ね認め「(家で漫画を読んで過ごすのは)悪くないですね」とうなずく。共に喋らずに無言でいることは苦痛ではないそうで「漫喫(=漫画喫茶)、付き合うよ!」(戸田さん)、「いいとこ教えます」(松坂さん)と意外なところで意気投合していた。また、互いに質問を促されると松坂さんは戸田さんに「お付き合いしている相手がいるとして、ものすごくクサいオナラとうるさいイビキ、どっちが我慢できるか?」と質問。戸田さんは「オナラ。オナラは愛嬌ですから。めっちゃクサいのが楽しかったりする。(オナラを)我慢しない男のヒト、全然好きです!」と意外な一面を見せる。一方、戸田さんは「巨乳と貧乳、どっちが好き?」と問い、松坂さんは少し考えて「貧乳」と回答。これをきっかけに戸田さんは「何してる時が一番楽しい?」「友達はいる?どういう話で盛り上がるの?」など興味津々で質問攻めにしていた。ちなみにこのトークの様子を、2人には黙って心理学者が客席から観察しており、2人が正直者か?それとも嘘つきなのかを診断するというサプライズ企画も実施!心理学の先生によると、戸田さんは「質問に対して黒目が上を向くのは率直で正直」「答えが早いのも、深く考えずにしゃべっている」「鼻をこするのは飾らない性格」と概ね、正直者であると分析する。一方、松坂さんに関しては「頭をかくのは『どうしようか?』と考えており、本心を見破られたくないから」「戸田さんの(松坂さんへの)言葉に対して、防衛行動が見られる。何を言われるか?大丈夫か?と警戒してる」、さらに「矛盾行動も見られる。『困ったな』という表情を見せつつも、口角が上がっていてまんざらでもない」と行動に見られる様々な嘘つきの傾向を喝破!思わぬところでの“嘘つき”認定に松坂さんもタジタジで苦笑を浮かべていた。『エイプリルフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日昨年10月に現役を引退したフィギュアスケーター・高橋大輔さんがこのほど、映画「思い出のマーニー」のブルーレイ&DVD発売を記念したトークショーに参加。米林宏昌監督とのスペシャルトークを行った。○「実はネガティブ」で作品に共感同作品はスタジオジブリが制作。ぜんそくの療養を目的として、親戚が生活しているある村にやってきた心を閉ざしがちな少女・杏奈と、杏奈がその町で知り合ったブロンドの少女・マーニーとの友情の日々を描いている。ブルーレイやDVDをコレクションしているというほど、スタジオジブリの作品が大好きだという高橋さん。トークショー冒頭で好きなジブリ作品を聞かれると、矢継ぎ早にたくさんの作品名を挙げた上で、結局「全部、お気に入りですね! 」と笑顔を見せた。今回の「思い出のマーニー」の主人公・杏奈は、「もらいっ子」であることに悩みを抱え、心を閉ざしてしまっているというキャラクター。米林監督は「最初、『マーニーを映画にしよう』と聞いたときは、『こんな暗い子を主人公にしていいのか』と思った」と、戸惑いがあったと語る。だが、高橋さんは「そういう部分が共感できる」とした上で、「もともと自分も、オープンじゃなくてどっちかというとネガティブなほう。小さいころは団体行動が苦手で、学校に行くのが毎日、つらいときもあった」と、自身と重なる部分を主人公に感じたという。「寄り添ってくれるような感覚で、すっと映画の中に入っていけた」と、同作品の魅力を語った。米林監督は「(自分を)不器用に思っているような人は、世の中にいっぱいいるんじゃないかと思う。そういう人たちにとって、少し背中を支えてあげられるような……。(作品を見ることで)少し元気になって、一歩前に進んでもらえるようになったら」と、高橋さんの感想を受けてコメントした。師匠ともいえる宮崎駿監督からの感想は「直接は聞いていない」としながらも、「『すぐそこに水があるような感じがした』と言っていたそう」と第三者を通じて聞いたという。「宮崎さんもアニメーターなので、水の表現の難しさは分かっている。だから、うれしかったですね」と、米林監督はほおをほころばせる。制作時、宮崎氏から「杏奈にはマーニーがいたから変われたけれど、多くの人にとってマーニーは存在しない。そのことはどう説明するのか」と問われたことがあったという。米林監督は、「杏奈はマーニーがいたから変われたんじゃない。変わろうと潜在的に思っていたから、マーニーが現れた。変わろうと思っている人は、変われる」と返答したと述懐した。「崖の上のポニョ」で原画を担当し、波の表現で宮崎監督をうならせたという米林監督のテクニックは、本作でも発揮されている。「今回の作品は『水』の作品にしようと思った。湿った地面の感覚、雨にぬれたときの感覚などが感じられるように」と、こだわりの部分を話した。それを聞いた高橋さんは「それを聞いたら、そういうところも気にしながらもう一度、見たくなりますね」と興奮。ブルーレイやDVDで「また違う見方ができると楽しいですよね」とコメントした。○高橋さんは「CMをかっこよく作ってもらえてうれしい」今回高橋さんは、「思い出のマーニー」ブルーレイ&DVDのテレビCMでフィギュアスケートの演技を披露し、同作とのコラボレーションを実現。米林監督が同作に込めた「変わろうと願う人だけが変われる」というコンセプトを表現し、スクリーン上に投影された映像の上で高橋さんがオリジナルの振り付けで華麗な滑りを見せた。さまざまな大会やショーを経験した高橋さんだが、今回の演技は「難しかった」という。「普段は自分を表現するけれど、今回はどうやって『思い出のマーニー』を邪魔せずに表現するか」苦心したそう。「自分で言うのは恥ずかしいけれど、すごくかっこよく作ってもらえてうれしい」と照れ笑いを浮かべた。高橋さんの撮影現場にも足を運んだという監督は、「本当に美しく滑っていただいて感謝しています。途中の息が白くなるところは色気があった」と絶賛。午前2時から6時までという過酷なスケジュールで、すごく寒い現場だったそうだが、高橋さんは「寒かったからこそあの息を表現できたので、むしろ寒くてよかった」。その出来栄えに満足気だった。また、米林監督は「実は昨年末にスタジオジブリを退社している」と発表。高橋さんをはじめ、会場も驚きに包まれる中、「こういうタイミングで、新しい一歩を踏み出したばかりの高橋さんとコラボレーションできてよかった」と話した。○声優? いやいや、向いていないです!今後について聞かれた米林監督は、「まだ何も決まっていない」としながらも「プロデューサーと『何かしたいね』とは話している。希望としては、快活なファンタジーのような動きのある作品を」と、次回作の制作に意欲を見せる。そして「声優、どうですか? 」と振ると、「いやいや、向いてないです! 見る方で! 」と高橋さんは全力? で固辞。「悪役とか、いいじゃないですか」と米林監督がもう一押しすると「やるとなったら、全力でやりますけど……。もしやるなら、暗い子。テンションの高くないような」と話し、「人生、何があるか分からないですからね」と含みを持たせた。イベントのラストには、3月16日に誕生日を迎える高橋さんに米林監督から「サプライズ」な仕掛けが。米林監督が直筆でマーニーを描きこんだ特製のブルーレイ&DVDを贈ると、高橋さんは「うわー! めっちゃうれしい!」と、この日一番の「大ちゃんスマイル」を見せていた。なお、「思い出のマーニー」ブルーレイ&DVDは3月18日に発売され、高橋さんが出演するテレビCMは3月中旬から放映される。
2015年03月18日ポニーキャニオンは4月29日、「『高橋大輔 Anthology』Blu-ray BOX」を発売する。同商品は、フィギュアスケートの高橋大輔さんの魅力に迫る貴重なDVDシリーズ「高橋大輔」「高橋大輔 Plus」「高橋大輔 D1SK」をブルーレイ化したもの。新たな映像も加えた3枚組ブルーレイボックスとして発売する。Disk1の「高橋大輔」は、2008年から始まった密着撮影プロジェクトで、貴重な映像の数々を収録している。高橋さんの素顔や本音、不安、歓喜の数々や、振付師にマイクを装着して撮影した振り付け練習など、アメリカ合宿の未公開映像も収めた。2年分のインタビュー映像や日本でのプライベート映像も公開している。Disk2の「高橋大輔 Plus」では、2010年2月にバンクーバーオリンピックで銅メダル、その直後の3月にトリノで開催したフィギュアスケート世界選手権では金メダル獲得した高橋さんの姿を収めた。Disc3の「高橋大輔 D1SK」では、ソチオリンピックに向けて基本のスケーティングから見直し、新たな思いで始動する高橋さんの姿を収録している。また、「世界一」と称されるステップを、撮り下ろした"ステップ集"も公開。今までの試合の演目の中から、自ら選んだ6つのステップを披露している。そのほかにも、現役引退後の思いや展望を語ったインタビューに加え、特典映像として「クリスマスオンアイス2014」でサプライズとして行われた、coba生演奏による「eye」フルバージョンと「プリンスアイスワールド2008福岡公演」でのみ披露された幻の演目「OCEAN WAVES」も収録している。価格は1万4,100円(税別)。※高橋大輔さんの「高」は、正しくははしご高(C)2015 PONYCANYON INC./ HORIPRO INC.
2015年03月18日フィギュアスケーター・高橋大輔さんの記念切手が発売されることに伴いこのほど、エンスカイは購入者限定プレゼントキャンペーンの一環として、高橋さんの競技人生ラストを飾った衣装の原寸レプリカを、キャンペーンの追加商品にしたことを明らかにした。同キャンペーンは、同社が「高橋大輔 ~栄光の軌跡~ プレミアムフレーム切手セット」を発売することに合わせ、実施されているもの。同切手セットは、「シールタイプの52円切手×10枚」「3D・チェンジング写真シート収納」「自筆メッセージ(印刷)付き特製箔押しホルダー」「6種類の特製箔押しポストカード」「24種類の特製ポストカード」がセットになっている。2月26日より、全国の郵便局(一部簡易郵便局は除く)にて申し込み受付を開始している。今回、新たに賞品として追加されたのは「高橋大輔直筆サイン色紙付き原寸レプリカ衣装(上半身のみ)」。高橋さんが競技人生のラストを飾った、ソチ五輪でのフリースケーティング時衣装の原寸レプリカを、直筆サイン色紙とともにオリジナル豪華箔押し化粧箱に収めて3人にプレゼントする。このプレゼント追加は、高橋さん本人の意向によるもので、「今までも、そしてこれからも支えてくれてるたくさんのファンへの想いに応えたい」という気持ちのもとに実現したという。そのほか、日付・当選者名・直筆サインが入った「高橋大輔直筆サイン入りプレミアムホルダー」も30人にプレゼントされるとのこと。5月27日までに郵便局(店頭窓口・web)および「Fスケーティングネット」から申し込んだ人を対象に、抽選で賞品が当たる。価格は送料込みの税込5,300円で、2月26日~3月31日までの申し込み分は4月30日から、4月1日~5月27日までの申し込み分は6月30日から順次発送される予定。
2015年03月10日フィギュアスケーターの高橋大輔が、スタジオジブリ制作のアニメーション映画『思い出のマーニー』のコラボレーションが実現し、主題歌に乗せた約3分の演技がスペシャル動画として3月12日に公開されることが明らかになった。の主題歌にのせて3分間の演技を披露している動画が12日12:00より公式サイトで公開されることが4日、明らかになった。現在、米林宏昌監督とのインタビュー動画が先行公開されている。『思い出のマーニー』は、ぜんそくの療養のため海辺の村に訪れた主人公・杏奈が、金髪の少女・マーニーとの出会いを通じて、不思議な出来事に次々と遭遇する物語が描かれている。今回のコラボは、本作のBlu-ray&DVDが3月18日に発売されることを記念して実現し、「一歩を踏み出す勇気」というテーマから、昨年秋に現役を引退し新たな一歩を踏み出した高橋が選ばれた。本作について「スーッと心の中に入ってくるような、寄り添ってくれてるような、そんな映画でした。終わりに近づいてきた時は自然と涙が出てきてしまいました」と語る高橋は、主題歌「Fine On The Outside」(作詞・作曲・歌:プリシラ・アーン)にのせた約3分の演技を披露。オリジナル振り付けによる演技を振付師・宮本賢二氏とともに完成させたという。この演技は、3月12日に公式サイトにて公開される。また、公式サイトでは本作の米林宏昌監督と高橋の対談インタビュー動画も公開。高橋が「自分のことをもう少し好きになってあげたいなって、そっと背中を押してくれた気がしました」と伝えると、米林監督は「多くの人に支えられながら一歩を踏み出した杏奈の物語を、今まであらゆる局面で一歩ずつ前に進んできた高橋さんに演じていただけてうれしいです」と喜びをあらわに。高橋は、米林監督が作品に込めた思いを直接聞くことで「いろんなことを感じていただけるような演技ができたら」と決意を新たにしていた。(C)2014 GNDHDDTK
2015年03月04日映画『エイプリルフールズ』完成披露試写会が3月3日に開催。戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、窪田正孝、木南晴夏、富司純子、石川淳一監督という豪華総勢15名が舞台挨拶に登壇した。完成披露の模様人気ドラマ『リーガル・ハイ』を生んだ名脚本家・古沢良太と石川監督のコンビによるオリジナル作品となる本作。27名もの俳優陣が7つの“嘘”を巡って運命を交差させていくさまをコミカルに描き出していく。“嘘”がテーマの映画とあって、舞台あいさつでひとり、嘘をまき散らしていたのがユースケ。本作について「本当は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、堺雅人くんが突然、降板しまして…。これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリルフールズ』になりました」と意味不明な論理展開で笑いを誘う。さらにその後、さもこちらは真実とばかりに「真面目な話、今回初めて製作に関わりまして。脚本にも参加してます、古沢さんと半々で。ノーギャラで」としれっと嘘をつき、共演陣さえも笑いの渦に包みこんだ。松坂は、チャラ男でセックス依存症の医師というこれまでにない役柄に挑んだが「ぼく史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医ということで…ゲスな男です。ゲスの極みと思ってやってました」と語る。そして、今回初めて“前貼り(※ベッドシーンで局部を隠すためにテープなどを貼って処理を施すこと)”にも挑戦しているが、加えて石川監督は「毛剃りもお願いしました」と明かす。松坂は「なかなか前貼りは手強かったです!角度によって(貼っていることが)バレるので、ポジションを…。ベストな前貼りを探しました」と苦労を口にした。ここでユースケが、また割って入り「(松坂の)ヘアを剃ったのは僕です。得意なので。新しい桃李像ができたと思います。後輩の成長が見られて嬉しい」と先輩ヅラで豪語し、会場は再び笑いに包まれた。ユースケ節は最後の最後まで止むことを知らず。石川監督の「みなさんが観終わって『もうちょっと観たかった』『お別れするのがさびしい』と思っていただければ成功だと思います」という言葉にかぶせるようにユースケは「この映画、ノンフィクションです。実話を基にしています!」と感動の押し売り。ここまで来るともはや、共演陣も司会者もツッコむ者さえもいない状況に…。最後に戸田は、豪華俳優陣が織りなすアンサンブルに触れ「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールし、これから映画を鑑賞する客席からは期待を込めた温かい拍手がわき起こった。『エイプリルフールズ』4月1日(水)全国東宝系にてロードショー
2015年03月03日映画『マエストロ!』が1月31日に公開を迎え、主演の松坂桃李、miwa、西田敏行、古舘寛治、大石吾朗、河井青葉、池田鉄洋、モロ師岡、村杉蝉之介、小林且弥、中村倫也、嶋田久作、小林聖太郎監督、そして原作者である漫画家のさそうあきら、総勢14名が登壇しての盛大な舞台あいさつが行われた。『マエストロ!』舞台挨拶その他の写真かつては名門だったが、解散してしまったオーケストラが、謎めいた指揮者の下で復活を遂げていくさまをひとりひとりの人間模様と共に描き出していく。キャスト陣、監督は劇中のコンサートの時と同じ正装で登壇。全くの楽器未経験からバイオリンの練習を重ねてコンサートマスターの役を演じた松坂は、映画の公開に「巣立つ雛を見守る母鳥のような心境で、嬉しい反面、さみしくもあります」と心境を明かす。miwaは演技初挑戦および映画初出演となったが「5年前にシンガーとしてデビューした時、初めてCDショップを回った時にデビューを実感しましたが、今日、映画館に来て『あ、私、映画に出たんだな…』と実感しています」と満面の笑みを浮かべ、喜びをかみしめた。以前、別作品で初日公開のサプライズで“瓦割り”を急遽、披露させられたり、本作の舞台あいさつでも超高額のストラディヴァリウスの演奏をさせられるなど、最近、“ムチャぶり”慣れしつつある松坂は、この日も正装で「演奏させられるのでは?」とヒヤヒヤしていたが、そんな松坂に嬉しいサプライズが! 原作者のさそうが駆けつけ、松坂がバイオリンを演奏する姿を描いたイラストをプレゼントした。さらに、指揮者の西田からはサプライズで松坂に対し「この映画のコンマスは松坂桃李でした。素晴らしい努力、情熱、集中力で、片時もバイオリンを離さずに練習する姿に胸が締め付けられました。いま26歳ですが、人間の気力と体力のピークは37歳と言われてますからあと10年あります。キャリアを積んで、日本映画を牽引するビッグな俳優として成長を続けてほしい」という労いの言葉とエールが送られた。大先輩の言葉に松坂は感激しきり。「サプライズと聞いて楽器が出てきて弾くかと思ったら(笑)、まさか西田さんの言葉を…。ビックリしましたし嬉しいです。頑張ります」と力強く語った。『マエストロ!』公開中
2015年01月31日成人式では多くの芸能人・スポーツ選手の方が華やかな姿を各地で披露されてます。今回マイナビニュースでは少し視点を変えた新成人ランキングを調査しました。2015年に新成人となった「芸能人・スポーツ選手」の方でメガネが似合うランキング。今回は男性編です。○第1位はフィギュアスケートの貴公子が圧倒的なパフォーマンス最大の得票数を獲得したのは日本が誇るスケート界の王者羽生結弦選手。氷上でのパフォーマンス同様、今回の調査でも圧倒的な得票数で他の追従を許しません。「あの笑顔には何でも似合う」(女性/東京都/32歳)「顔立ちがいいから、どんなメガネでも似合う」(女性/新潟県/49歳)「知的な印象なのでメガネが良く似合う(男性/愛知県/24歳)「爽やかなのでメガネも似合いそう」(男性/福井県/23歳)「王子様すぎてなんでも似合う」(女性/東京都/23歳)など絶対王者を支持するコメントが多数寄せられました。また具体的にメガネを提案するコメントも多く「すっきりした顔なので細身の眼鏡が良く合いそう」(女性/神奈川県/38歳)「シルバーフレームが似合いそう」(女性/群馬県/25歳)「黒ぶちの眼鏡が似合いそう」(女性/岩手県/46歳)「フレーム無しのメガネが似合いそう」(男性/長野県/48歳)「エキシビションでメガネを小道具にしたナンバーで演技しても素敵だと思う」(女性/福岡県/31歳)読者の皆さんの熱意が感じられるコメントばかりです。○第2位は衝撃の“二刀流”で野球界を牽引するあの人続いてランクインしたのが、驚異の“二刀流”でメジャーもその才能に注目する大谷翔平選手。「イケメンなのでメガネをかけた姿も見てみたい」(男性/福島県/50歳以上)「がっしりした身体と眼鏡がギャップで似合う」(男性/宮城県/24歳)「野球の天才がメガネをかけたら、勉強でも天才に見える」(男性/埼玉県/25歳)その才能、また私生活が野球一筋というストイックなスタイルにも注目が集まりますね。○第3位は虎の若きエースとして悲願の優勝を目指すあの人3位には高卒投手として、2年連続で2桁勝利するのは松坂大輔選手以来14年振りとして注目された藤浪晋太郎選手。「背が高くて、イケメン。知的なイメージになる」(男性/滋賀県/24歳)「細面にキリっとした目元だから」(女性/東京都/37歳)「爽やかで、好青年にみえるから」(女性/京都府/26歳)2位の大谷選手同様、アスリートらしい鍛えられた肉体と、爽やかな顔を更に際立たせるメガネが好印象を与える様子です。いかがでしたか? 4位以降のランキングは下記でチェックしてみてください。時期: 2015年1月20日~1月25日対象: マイナビニュース会員方法: インターネットログイン式アンケート
2015年01月31日「撮影の始まる1年前に、ヴァイオリンを受け取って練習を始めていました」と明かす松坂桃李主演の『マエストロ!』。寄せ集めのオーケストラが謎の指揮者と再起にかける本作で、ヴァイオリニストかつ若きコンサートマスターの香坂に扮した松坂と、演技初挑戦にして、松坂や、指揮者役の西田敏行らに囲まれて天真爛漫なフルート奏者あまねを演じた、シンガーソングライターmiwaが「1800円でぜひコンサートに」とPRする同作で互いを称えた。その他の画像さそうあきらの同名コミックを映画化した本作。人間ドラマも深く描かれるが、やはり見どころは演奏シーン。キャスト陣はみな、吹き替えナシで楽器演奏に挑んだ。だからこそ撮れた映像があると松坂は胸を張る。「カメラのついたラジコンヘリを飛ばして引きの画から始めて、そこからクレーン撮影に繋げて、ひとりひとりの演奏が指元までわかる寄りの画を順に撮って、滑らかにまた全体の画に戻る。まるでジェットコースターに乗っているかのような、音楽に合わせてのあの疾走感は、本作だから可能になった画だと思います」。miwaにとってもフルートは初めての楽器。天真爛漫なあまねは「自分に近かった」というが、あまねには阪神淡路大震災で両親を亡くした過去があり、そのことを思い出し涙しながら独奏するシーンも。「小林(聖太郎)監督から阪神淡路大震災の本をたくさんいただいたり、子役の子が演じた5歳のあまねのリハーサルを見せていただいたりして臨みました」と話すmiwaに「とても初めての演技とは思えなかった」と絶賛の松坂。加えて「音楽を奏でることによって発揮される求心力があって、ミュージシャンならではなのかなと思いましたね」と感想を伝えた。照れていたmiwaも「松坂さんが病院でヴァイオリンを弾くシーンがあるんですが、指使いがすごく難しい場面なんです。集中力の高さと、そこにプラスして表情だけで感情を表現されている姿に『すっご~い!』と感動しちゃって、完全に観客になってました(笑)」と告白して松坂を笑わせた。『マエストロ!』1月31日(土)全国公開※取材・文・写真:望月ふみ
2015年01月29日松坂桃李くんと言えば、ファンという女性も多いイケメン俳優のひとり。そんな彼が白衣を着て登場している謎のCMを目にしたことのある人も多いのでは? 白衣姿の松坂くんのいつもとはまた違うカッコよさにドキドキしてしまいますよね。実は、これはキリンの研究員をイメージし、「プラズマ乳酸菌」の研究成果を通じて、人々の笑顔をまもりたい、そんなキリンの想いを込めてつくられたものなんだとか。 CMは こちら キリンと言えば、ビールなどのお酒やさまざまな飲料を作っている印象が強いですが、乳酸菌の研究もしていたんですね。CM中、研究員の松坂くんが見つけ出した「プラズマ乳酸菌」はこれまでの乳酸菌とは異なる「免疫メカニズム」で、免疫の根本を強くするらしい。インフルエンザや風邪がますます流行るこれからの季節、覚えておいて決して損はしないはず。 一般的な乳酸菌はNK細胞(ナチュラルキラー細胞)など特定の免疫細胞のみを活性化することで免疫力を高めているのだそう。けれども、体の中にはさまざまな免疫細胞があります。 「プラズマ乳酸菌」は、免疫細胞の中でも、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)と呼ばれる、免疫細胞の司令塔に働きかけるのが最大のポイント。このpDCは、いくつもの役割をもつ複数の免疫細胞を一斉に活性化させるため、総合的にウイルス感染防御システムがパワーアップするようです。このような能力を持つ乳酸菌が発見されたのは、なんと世界初とのこと。 キリンと東海大学が共同で実施したヒト試験では、「プラズマ乳酸菌」を摂取した人は摂取していない人と比べ、「のどの痛み」「せき」などの自覚症状が軽くなり、なかでも重い症状が大幅に減少していることがわかったようです。 免疫力を高めるために乳酸菌を摂るように意識するなら、機能を比べて選ぶのが賢い選択ですよね。 「プラズマ乳酸菌」が含まれた食品や飲料などは、コンビニやスーパーなどで購入できるというから、ぜひどんな乳酸菌が含まれているかチェックしてから購入するのがオススメです。 人混みや乾燥した空気にさらされがちで、インフルエンザや風邪の対策をしっかりとりたいこの季節、「プラズマ乳酸菌」を活用して免疫力を高めて、賢く健康的に過ごしましょう。 ・プラズマ乳酸菌研究レポート 参考サイト
2015年01月16日女優の綾瀬はるか(29)が15日、都内で行われた『SK-II誕生35周年』キックオフセレモニーに出席。俳優・松坂桃李(26)との熱愛報道後、初めて公の場に登場した綾瀬は、去り際に報道陣から「松坂さんとの交際は事実ですか?」と質問が飛ぶと、立ち止まり「ただの友達です」と否定した。【劇中カット】お友達…松坂桃李とパリ撮影を堪能綾瀬と松坂は、昨年公開の映画『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』で共演。熱愛報道後、一部報道で所属事務所が交際を否定をしたなど、さまざまな情報が飛び交っている。イベントには、同社のCMで共演している桃井かおりも出席し、美肌トークを展開。綾瀬は「肌のコンディションがいいと、日々の気持ちが上がるし、自信が持てる。きょうも潤ってるなというのは気分が変わる」と笑顔を見せ、世の女性たちに向けて「お手入れはしたらした分だけ、返ってくる。40、50代と長い目で見て、ちり積も(ちりも積もれば山となる)だと思うので、毎日きちんとやるのが大事」と呼びかけていた。途中、司会から「それだけ肌がいいと男性からもモテますよね?」と恋愛に絡めた話題があがる一幕もあり、綾瀬が返答に詰まると、桃井は「それに触れます?」と横入りし「肌の調子がいいと、仕方なしにモテますよね」と代わりに答えていた。
2015年01月15日フィギュアスケーター・高橋大輔さんが1月6日、「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン オープニングナイトイベント『Light up Rink』」にスペシャルゲストとして参加した。期間限定の屋外アイススケートリンク「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」は、毎日22時まで営業しており、仕事終わりでもナイトスケートを楽しむことが可能。周囲には美しいイルミネーションが施されているため、東京の夜景と相まった幻想的な空間の中でスケートができる点が特徴だ。そんな美しい光が輝くリンクで、バンクーバー五輪でのショートプログラムをアレンジした演技を披露した高橋さん。2015年の初滑りを終えると、「いつもは練習なども(照明が)明るい中でやっているので、こういった夜景を見ながらスケートを楽しむのにはすごくいい場所なのではないかな」とニッコリ。「ちょっと正月をはさんでいたので100%(の滑り)ではなかったけれど、想像以上によかった」と晴れやかに話した。昨年10月に現役引退を発表してから初めてとなる年末年始。「いつもは(1月)2日から練習していた」そうだが、今年は気の合う友人たちと一緒にわいわい過ごし、リラックスしていたという。そんな高橋さんは、この日までに一部メディアで恋人がいると報じられたが、本人は「事実はまったくない」と完全に否定。「僕も報道で聞かされてびっくりしている」と苦笑いをした上で、恋人と報じられた女性はアイスショーのスタッフで、打ち上げの際にたまたま隣にいたところを撮影されてしまったと説明した。さらに、自身の好みのタイプの女性についても告白。「元気な方」「サバサバしている」「顔が独特」「前髪パッツン」など、細かな好みも正直に明かした。ただ、恋愛に関しては「今はあまりそういったことは求めていない」として、結婚も3~4年は考えていないと話した。「2015年は、地道にゆっくりといろいろと考えたい」と、今年は第2の人生をどう歩むかをしっかりと決めたい方針を明かしてくれた高橋さん。それでも、やはり日本フィギュアスケート陣のことは気になる様子で、男子では昨年末の全日本選手権で2位になった宇野昌磨選手の今後の成長ぶりに注目しているという。「全日本選手権でもジュニアから(多くの選手が)出てきて、これから楽しみ」と語り、自身がけん引してきた日本フィギュアスケート界に、多くの才能がまた芽生えてきていることを喜んでいた。なお、「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」は1月7日から3月8日まで開催。営業時間は11時から22時(受付は21時まで)で、イルミネーションがライトアップされるナイトスケートは17時より。滑走料金は高校生以上が税込1,500円、中学生以下が税込1,000円。共に貸し靴料込みとなっている。
2015年01月07日“ノストラダムスの大予言”で知られる1999年の7月から2か月ほどが過ぎた9月、当時24歳の岸本斉史は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて「NARUTO-ナルト-」の連載を開始した。参考までに、当時の内閣総理大臣はいまは亡き小渕恵三。甲子園をわかせた“怪物”松坂大輔がプロ野球で初登板を果たし、石原慎太郎が東京都知事に当選し、宇多田ヒカルが累計900万枚を超える大ヒットとなるファーストアルバム「First Love」を発表したのも同じ1999年である。それまで「ジャンプ」を支えてきた人気漫画「るろうに剣心」(和月伸宏)が最終回を迎えたのと同じ号で、のちに全世界で2億部超の大人気漫画となる「NARUTO-ナルト-」は産声を上げた。そこから15年におよんだ連載をふり返ると共に、まもなく公開となる劇場版「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」についても語るロングインタビュー<後編>!【原作の結末に関するネタバレの記載、発言もありますのでご注意ください】15年の歳月で一番つらかった時期は「連載開始当初」。7日間で1話を仕上げる週刊連載の“地獄の”サイクルに体が悲鳴を上げた。「連載が始まったのは嬉しかったけど、体力的にはすごく弱くて毎週、原稿を上げたら熱は出るわ、食べたものは吐くわ…『やっていけるのかな?』という感じ。どんどん体がつらくなって、変な熱が出て病院に行ったら、先生が何かの数値を見ながら『きみ、これ細胞が死んでるよ。とにかく休みなさい』って(苦笑)。『細胞が死んでる』なんて初めて言われて引いたけど、週刊連載なんだから休めるわけない。当時は連載を始めたばかりの新人が休むなんてありえなくて、あるとしたら連載打ち切りだった。でも、さすがに当時の担当が、このままじゃ死ぬと思って少しの間、休載にしてくれたんです。その時はみんな、口に出さないけど『こんな新人に休みやるってどういうことだ?』と思ってたんじゃないかと…。ただ、そこからみんな、ちょっとずつ休みをもらえるようになったので、そういう意味じゃ新たな流れを切り拓いたのかも(笑)。その頃はいまよりも15キロくらい痩せてましたね」。そこから徐々に、週刊連載のリズムを掴み始め、同時に読者の反響からも作品に対する手応えを感じ始める。「2回目に巻頭カラーをもらった時かな?担当が原稿をFAXしながら『嬉しいよ。(読者投票で)1位だから』と言ってたのを覚えてます。僕自身は、投票結果はあまり気にしないようにはしてたんですが、二人三脚で連載を一緒に始めた担当はここまで胃の痛い思いもしてきたんだろうし、彼の嬉しそうな顔を見るのは嬉しかったですね。僕自身もその後、結婚して生活が安定して、体調を崩すことも少なくなりましたね」。15年という歳月の中で社会情勢も大きな変化を遂げた。「NARUTO-ナルト-」の世界は現実の世界情勢を鏡のように映し出しているのでは?という声は以前よりファンの間でも多く聞かれた。五大国の存在や、各国が“尾獣(※巨大な力を持つ魔獣)”を兵器として持っていること。そのバランスを崩そうとする組織「暁」。暴力ではなく対話で解決を試み、相手を理解しようとするナルト。歴史的な因縁などを含め、なるほどと思わされる部分が多々あるが…。「やはり、それ(世界情勢を作品に重ねること)はありますが、重ねすぎるとおかしくなるので、あまり意識し過ぎずにと思ってました。僕はいま、日本に住んでいて、(それぞれの国々の)実際のところは分からないし、ナルトやサスケじゃないですが、相手を知り、互いを知らなければ判断できないところもあると思います。僕は岡山出身で、広島の原爆ドームなどにも足を運びましたし、やはりそれを見ていろいろ思うところはあります。例えばうちの祖父には祖父の言い分、思いがあったのを聞いてるし、でもそれは世代が変わることで変わっていく部分もある。その上でやはり、あまりリアルに重ねすぎずに描いてます」。社会情勢だけではない。時に岸本さん自身の変化もまた作品に反映されていった。岸本さんが原稿を描きながら、感情が高ぶり思わず涙がこぼれたというのが、ナルトが死んだ母と逢い、自身の出生の秘密について知らされるシーン。「ナルトが母親・クシナの愛を知り喜ぶときの顔は、自分で描いてるのに泣きました。そこまでナルトが(両親の愛を知らず、里のものからは厄介者として扱われ)あまりに可哀想だったので。社会情勢だけでなく、僕自身に新しい家族が出来て、子どもが生まれると、作品の中のナルトの気持ちがより一層分かるし、親の立場でナルトを見るようにもなる。最初は何も考えずにナルトを両親のいない設定にしたけど、自分が親になると、親がどれほど子どものことを思っているのか?それを子どもが知らないままでいるのがすごく悔しくて、伝えてやりたくて、そうせずに話を進めるわけにはいかなかった」。本作が「ジャンプ」のバトル漫画の系譜を受け継ぐ王道の作品であったことは間違いないが、その一方で、これまでの少年漫画とは異なる、ある意味で“少年漫画らしからぬ”道を切り拓いたのも事実。先にも少し触れたが、ナルトが中盤以降、単に戦いではなく“対話”と“許し”で平和をもたらそうとする姿もそう。読者からの支持が高い「ペイン編」で、ナルトが師の自来也を殺したペインと対話し、和解するという描き方は「ある意味でタブー(苦笑)。少年漫画では普通はやらないやり方だった」とふり返る。「まず、忍者というものの考え方に関わってくるんですが、『NARUTO-ナルト-』は正規の忍者漫画とは違うんです。オレンジの服着て『オレがナルトだ!』と名乗り上げるんですから(笑)。歌舞伎的な感覚ですね。だから、ここでいう“忍(しのび)”というのは『暗殺をしたり、君主のために命を捧げる』というものではない。僕の中では『全てのものにおいて我慢し、耐え忍ぶ者』として描いてて、それ自体が少年漫画らしくないかもしれないですね。だから、戦いの中で怨念やわだかまりがあっても、いつかは上手くいくと未来を“信じて耐え忍ぶ”忍者を描きたかった。『ペイン編』もやられてやり返すという描き方もできたけど、それじゃ憎しみの連鎖は続く。誰かがそれを断ち切らないといけない。なぜそうなったのかを考え、相手を理解する――そこまで描きたかった。それを少年誌でやるということは大変でしたし、本当に成り立つのか?とすごく悩みもしました」。その“哲学”は壮大な物語の結末にも当然、大きく関わってくることになる。「最後は、サスケとナルトが戦って終わることは決めていた」というが、そこで重要なのがサスケの立ち位置。里やかつての仲間を憎む“敵”としてではなく、ナルトの“親友”として拳を交え、最後には2人の拳が“和解の印”を結ぶ。「最後に2人は戦うけど、仲直りする。そう決めたからには、ナルトはそうやって相手を許せるキャラクターでなくてはいけない。前もって“許し”を経験させるという意味で生まれたのが『ペイン編』でした。そうすると、それ以降もただナルトが敵を倒せばいいというわけじゃなくなった。逆に言うと、バトル漫画なのに“生きている敵”をナルトがバンッと倒すというのが簡単には出来ない。そこで“穢土転生(※詳しくはインタビュー<前編>)”であったり、植物からできた敵が生まれるようになったんです」。結末と言えば、戦いだけでなく、ナルト、サクラ、サスケらの恋の行方も最終回で描かれ、驚きや納得など様々な声が挙がった。まもなく公開の劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』では、原作の「699話」(忍界大戦の終結、ナルトとサスケの和解)と最終「700話」(その十数年後)の間の空白の時間が描かれる。ストーリー監修を務める岸本さんは「恋愛の映画」と語るが、企画の段階から大切にしてきたというのが、ナルトとサクラのある会話のシーン。「この映画は、あの戦争から2年後の世界を描いてて、言ってしまえばナルトとヒナタがどうやってくっつくに至るかを描いてはいるんですが、別の言い方をすると、初期の頃からずっとサクラのことを『好き』と言い続けてきたナルトとサクラの“訣別の物語”でもある。最終回を読んだ読者の方が抱いた疑問やモヤモヤをここでキッチリと解消し、すっきりしてもらえると思います!」。ずいぶん長くなってしまったが、前後編2回にわたるロングインタビューもこれでおしまい。最後にひとつだけ。「NARUTO-ナルト-」の最終回が掲載された「週刊少年ジャンプ」で、「ONE PIECE」の表紙が、様々な仕掛けが施された“「NARUTO」仕様”とも言える粋な作りになっていることが大きな話題を呼んだ。共に看板漫画として2000年代の「ジャンプ」を引っ張ってきた“盟友”尾田栄一郎からの熱いメッセージを目にした時の感想は?「めっちゃ嬉しかったです。すぐにLINEで尾田さんに『ありがとう!』って伝えました。表紙もそうですが、裏の作者コメントの欄に『タメで友でライバル』とあって、僕自身もそう思いながら『NARUTO-ナルト-』を描き続けてきたので、本当に嬉しかった。『ONE PIECE』?そりゃ意識しますよ。だって『ONE PIECE』ですもん。それ以外、言いようがない(笑)。『ONE PIECE』がなかったら、尾田さんへのライバル意識がなかったら『NARUTO-ナルト-』はここまでにならなかったと思う。だから、僕にとっては『NARUTO-ナルト-』はもちろんですが、『ONE PIECE』も特別な作品なんです」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:THE LAST NARUTO THE MOVIE 2014年12月6日より全国東宝系にて公開(C) 岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (C) 劇場版NARUTO製作委員会2014
2014年12月05日インタビュールームに入ってきた有村架純が、松坂桃李の元に近づき「はじめまして、有村架純です」と挨拶し、松坂さんも少し緊張した面持ちで「松坂です。よろしくお願いします」と返す。実は2人はこの日が初対面。共に映画『くるみ割り人形』の声優を務めているが、収録は別々に行われており、また過去に唯一共演したドラマ「チキンレース」(WOWOW)でも同じ出演シーンはなく、これまで直接顔を合わせる機会はなかったという。当代一の人気俳優2人が初対面の緊張と興奮の中で、改めて『くるみ割り人形』での声優体験、作品の魅力について語ってくれた。35年前の1979年に公開された人形アニメーションに、新たに製作した映像を加え、いわば手作りの人形アニメと最新のデジタル技術のハイブリッドとして誕生した本作。少女・クララが、ネズミに奪われた大切なくるみ割人形を取り戻すべく繰り広げる冒険を描き出す。クララの声を務めた有村さんは「最初は人形アニメーションというところがピンと来なかった」と明かすが、実際に35年前の作品――人形を少しずつ動かして撮影していくため、1日の作業でわずか3秒分の映像しか撮れず、完成まで5年の歳月を費やしたという『くるみ割り人形』を目にし、魅了されたという。「単純な言葉ですが本当にすごくかわいくて。女の子が心奪われるようなたくさんのかわいい人形が動いていて、普通のアニメーションとはまた違った魅力を感じる実写映像でした。人形が動いているかのような温かみ、作り手の愛情が伝わってきました」。松坂さんは古き良き手作りの人形アニメーションと最新デジタル技術の融合という企画自体に大きく心を動かされた。「すでにある作品が、こうやって現代技術で甦るというのはすごくいいことだなと思い、テンションが上がりました。当時は1カットごとにものすごい時間と手間をかけて、人の手で人形を動かしていた。そうしたアナログな温かい世界が、最新の技術で現代にお客さんを包み込む。それは革命的なことだと思います」。35年前に10代前半で『くるみ割り人形』を観ていたとしたら、いまは40代半ば。松坂さんは「昔、劇場でこの作品を観た方がいまはお母さんになっていて、当時の自分と同じ年頃の娘さんを連れて、当時を思い出しながらまた劇場に足を運んでくれるかもしれない。それがまた娘さんの忘れられない記憶になって…」とひとつの作品が世代を繋ぎ、受け継がれていくことを想像し、目を輝かせる。ちなみに、2人が子どもの頃に観たそんな、忘れられない思い出となっている作品は?有村さんは「何度も観た」というあの大作を挙げてくれた。「『アルマゲドン』です。中学生の時に観て、初めて好きになった映画です。あと、TVでは戦隊ヒーローが大好きで子どもの頃は『五星戦隊ダイレンジャー』ばかり繰り返し見てました。うちは姉がいるんですが、姉は『セーラームーン』やお人形遊びが好きなんですが、なぜか私は戦隊ヒーローが好きで(笑)。当時、流行っていたドラマの影響を受けてなのか、すごく内容が深いんです!そこが面白かったんだと思います」。松坂さんは公開当時、日本でも大きな話題を呼んだ大迫力の恐竜映画に衝撃を受けたという。「父に『ジュラシック・パーク』を見に連れて行ってもらったんですが、すごかったです。僕は恐竜が大好きで、それもあって父が連れて行ってくれたんですが、姉も一緒だったんです。僕は『こんなデカい恐竜がいたのか!』って大興奮でしたが、ティラノサウルスが出てきたところであまりの迫力に姉が『ギャーッ!』と号泣しながら劇場を飛び出し、父が慌ててそれを追いかけていったのを覚えてます(笑)」。この日が「はじめまして」だったとはいえ、本作を含め互いの演技、そして活躍は当然、認識している。松坂さんは有村さんの印象をこう語る。「映像でも演技を拝見してて、ぜひ一度ご一緒したいなとずっと思ってました。これまで、すごくかわいらしい部分を持ちつつも、どこか一本、芯の通ったしっかりした女性という印象を持っていましたが、出来上がった映画の中で有村さんが声を入れたクララを見て、同じことを感じました。今度はぜひ、生身の芝居でご一緒したいです」。有村さんは、すでに松坂さん演じる王子・フランツの声が入った状態でアフレコに臨んだが「すごくカッコよかったです。王子様って感じでした」と微笑む。そして松坂さんの言葉に力強くうなずき、続ける。「映画雑誌などで松坂さんのインタビューを拝見して、仕事に対して真摯に向き合われている方だなと思っていました。表情や声にも優しい人柄が出ていると思います(笑)。私もぜひご一緒したいです!」。と、ここまで、2人の話を書いてはきたが映画を観ると、良い意味で、誰がクララやフランツを演じているのかなど気にならないくらい、2人の声は見事に作品の世界観、役柄にフィットしていることが分かる。まずは何も考えず、目の前に広がる色彩豊かな映像と、可憐なヒロイン、優しく勇敢な王子たちが繰り広げる冒険に身を委ねてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月27日フィギュアスケーターの高橋大輔が11月25日(火)、人形アニメーション映画『くるみ割り人形』の女性限定試写会に登場。バレエでもおなじみの「くるみ割り人形」の曲に合わせてのステップを披露したほか、観客の前で“王子”役のセリフの朗読まで行い会場をわかせた。35年前に人形アニメーションとして製作された作品を、最新のデジタル技術を駆使して製作した新たな映像や3D映像を加えるなどして甦らせた本作。ヒロインのクララが大切な人形を取り戻すために冒険を繰り広げる。この日は増田セバスチャン監督と声優を務めた藤井隆が先に舞台挨拶に登壇したが、高橋さんの来場は完全サプライズ。高橋さんが、クララの着ぐるみをエスコートして客席の間を通って壇上に上がると、会場は騒然となり、歓声と拍手に包まれた。「くるみ割り人形」と言えば、チャイコフスキーのバレエの名作として名高く、フィギュアスケートでも楽曲を演目に取り入れる選手も多い。高橋さんは「僕自身は『くるみ割り人形』で踊ったことはありませんが、たくさんの特に女子選手が使っていて、古くから親しまれた思い入れを多く持たれている曲です」と語る。舞台挨拶に先立ち、すでに映画を鑑賞した高橋さんだが、ここで使われている楽曲の数々に強く惹かれたようで「アレンジが加わっており、女性だけでなく男性でも(フィギュアで)使えるなと感じました。これから、(この曲の)思い出を作りたいです。カッコいい曲がいっぱいあったので挑戦してみたい」と笑顔で語った。この日は、特別に「くるみ割り人形」の曲を使ってのステップを生で披露!氷上ならぬ壇上のカーペットの上だったが、藤井さんが口ずさむ楽曲に合わせて華麗なスピンとポーズを見せて観客を魅了した。さらに、高橋さんはリクエストに応えて、劇中のフランツ王子のセリフをクララに向かって生で披露。低く響かせた甘い声でクララに語りかける高橋さんに女性で埋め尽くされた客席からはため息が漏れた。この日は、特に20代、30代の女性の「子宮頸がん」への予防啓発を推進する「Hellosmile PROJECT」との協力で試写会が開催され、500名の女性が招待されたが、高橋さんは「女性がいつまでも、心の中からキレイでいていただければ、僕ら男性も嬉しいです」と女性たちにエールを送り、会場は温かい拍手に包まれたイベント後に報道陣の取材に応じた高橋さんは「こっち(=舞台挨拶出席)の方が緊張します。氷上の方が楽です」と苦笑交じりに述懐した。また先日、練習中にほかの選手と衝突して負傷を負ったフィギュアスケートの羽生結弦選手が、11月28日(金)に開幕するNHK杯に出場する予定で、練習を再開しているが、これについてコメントを求められると「無理であるならばやめた方がいいと思いますが…」と羽生選手の状態を気遣った上で「ちゃんとした状態で出られるのであれば、応援したいです」と語った。『くるみ割り人形』は11月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月26日お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、Wコロンのねづっち、木曽さんちゅう、大森寿美男監督らが24日、都内で行われた映画『アゲイン28年目の甲子園』のトークイベントに出席した。野球好きの田中は、自身と同じく野球好きの若手芸人や業界人、一般人を集めた"田中裕二の野球部"のメンバーであるWコロンやツインタワー、放送作家の高橋洋二氏らを引き連れて登場。イベントでは、部員たちの結束を確認すべく、甲子園に関する問題に対して全員一致の回答を目指す企画が行われた。しかし、おのおの真の野球好きとあって、「大投手と言えば?」という問題では松坂大輔と桑田真澄に分かれ、「最強スラッガーと言えば?」では、清原和博と松井秀喜で分かれるなど1度も揃わず、田中は大いに悔しがっていた。また、ゲストで登壇した大森監督は、本作で主演を務めた俳優・中井貴一が、野球未経験だったために半年ほど練習を重ねたことを明かし、「打ったり、投げたりは何とかなるけど、バッターボックスまで歩く姿やベンチにいる姿は、バレるから撮らないで欲しいって言うくらい怖がってましたね」とエピソードを披露すると、田中は、「野球選手って独特の体つきだけど、中井さんはユニフォームがすごく似合う。ふくらはぎが原辰徳に近い」と大絶賛。続けて、甲子園で行われた本作の試合シーンについて、「真剣勝負でやってもらった。ガチでやってるので、みんな素のリアクションです」と話した大森監督は、最後に、「この映画で感じた幸せを誰かの胸に投げてくれれば」とアピールした。重松清の同名小説を実写化した本作は、元高校球児たちが再び甲子園を目指す実在の大会"マスターズ甲子園"を舞台に、夢を追う不器用な父親たちを描いた作品。元高校球児の坂町晴彦(中井貴一)は、"マスターズ甲子園"のスタッフとして働く元チームメイトの娘・美枝(波瑠)に参加を勧められる。父親の思い出を追い求める美枝と接するうち、坂町は甲子園への参加を決める――というストーリーで、映画は来年1月17日に全国公開予定。
2014年11月25日デザイナー・尾花はインスタグラムやLINEを最近始めたという。インスタグラムにはブランドの宣伝というよりも彼の日常がつづられている。裏面には服をデザインするだけでなくブランドを運営するマネジメント力の高さが垣間見られる。話は尾花の意外な一面へと進展した。T:尾花さんって保守的なイメージがあったんで意外でした。ひょっとしたらまだiPhoneじゃないんじゃないかって思ってたくらい(笑)。O:それがその通りでさ。実際、今年の頭までブラックベリーをSIMフリーなんてわざわざ買ってまで使ってたのよ。でもいよいよマーケット的に日本語対応しなくなったわけよ。でも(携帯を変えた)一番大きなきっかけは、ニューヨークで電話掛けてたら数日で電話代が10数万円になったことなんだよね。やばいかなって思って、「ねえ、LINEってどうなの?」って周囲に訊いたら全員「ぜひLINE導入してください」と。で、実際導入したらすごいスピード感で知り合いがつながっていって、そうこうしてるうちに今度はインスタグラム。いつかやればいいんでしょ?って感じだったんだけど、「やった方がいいかな?」って言ったらまたもや全員が、「はい。お願いします」それで、じゃあやるけど、いわゆる商売じみた投稿はやらないよ、って答えて、できる範囲のことから始めたのね。それで、ネットサーフィンとかに近いことをして、“この人はこういうの好きなんだ”と思ったらフォローするってことをやってるうちに、世の中の種明かしまで分かっちゃって。あれにはびっくりしたね。あまりの情報の速さで。T:今後ウェブで仕掛けたいこととかあるんですか?O:新しいことを仕掛けたいというよりは、やっぱり第1に考えるのは、デジタルを駆使してる人とそうでない人との差を埋めることだよね。ウェブに関することを決める会議では、俺はいつも、最もウェブに精通していない消費者としての立場から意見を言うようにしてる。インスタとか使ってない人もいるんだから、そういうツールを全く利用していない人の視線で会話して盲点を探すことがすごく大事。「便利なのは使えるあなた達にとって便利なだけで、使えない人からしたらこれ全然便利じゃないよ」ってね。そういう考えがある中で通販を解禁したのは、お取り引き様に対して、解禁することによって自由にできることの幅を広げてもらいたかったんだよね。T:すごくシステマチックに考えてますね。うちは意外と人海戦術を使ってるところがあるんで参考になります。O:システマチックにやっていくと、各部署の責任持ってる人は成長していくけど、システムに乗っかってない人は成長しなくなっていくから、ある程度の人海戦術は必要だよね。例えば、やったことない人に100% 丸投げでやらせると、完成度はどうあれ、やる気のある人なら一定の結果は出してくれるしね。T:やって失敗したとしても、それが成長につながりますからね。成長しないやつってなかなか失敗もしないんで、失敗ができる環境って必要だなって思うんですよ。会社7年やっていろんな人見てきて思うことなんですけど、大きな仕事を成し遂げている人は、年齢関係なく、今より若い時に無茶ぶりされてきた人達であることが多いですね。O:うん。だから、無茶ぶりに応えてくれた後も、更に無茶ぶりし続けたほうがいいよね(笑)。システマチックに関して言うと、うちは最初の頃は、“個人の個性をいかしましょう”っことで、各自が持ってるアイテムを、俺が発表してるコレクションアイテムに組み合わせて着てもらってたの。そうすると、ショーのとは全然違うかっこいい着方するやつが出てきたりなんかして。最初の頃のほうがアクの強いやつが集まってくるしね。でもそのうち、ただ着たいの着てるだけのやつが出てきて、「うちのブランドはこういうふうに着ましょう」って説明しないといけないようになって。で、最終的にはショップでコーディネート決めまですることになったんだよね。そういうのまでもシステマチックにやらないといけないのかって思ったけど、スタッフが考えてやってくれたことだからうれしかったってのもあったね。雑誌に掲載されて反響が出ることが事前に分かってるがゆえに、「このタイミングでこう見せていきましょう」ってことだからね。T:うちは最近、新しく入ってきた子達が、口では日本ブランドがどうたらって言いながらインポートの洋服着て出社したんで、「店に立つときは、うちで売ってるものじゃなくてもいいから日本のものを着てくださいね」ってルール設けました。プライベートで着る分にはもちろん構わないんですけどね。来年には海外に進出しようと思ってるんですけど、その過程で海外のいいものを取り入れるようなことはあったとしても、「日本のブランドを世界に発信していく」っていうコンセプトだけは変わらず大事にしたいですね。1/2「エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント」に戻る。【尾花大輔プロフィール】1974年1月28日生まれ。神奈川県出身。古着ショップ「ゴーゲッター」立ち上げにかかわり、2000年「N.ハリウッド」設立。2002年東京コレクションデビュー、現在はニューヨークに発表の舞台を移している。直営店は東京都渋谷区神宮前4-13-16。コレクションラインとは別にスーツなどの「コンパイル」、アンダーウエアの「アンダーサミットウェア」を展開。【谷正人プロフィール】1983年10月12日生まれ。 静岡県出身。中央大学商学部卒業後、2006年4月デイトナインターナショナル入社。セレクトショップ・ステュディオス事業を立ち上げ、09年2月にMBOにより独立。同年3月株式会社ステュディオスを設立する。「日本発を世界へ」をコンセプトにドメスティックブランドを扱う。原宿の路面店の他、横浜、名古屋、大阪など大都市圏のルミネやパルコなどファッションビルに出店。15年11月には発九州進出となる福岡店がオープンする。16年には海外進出、新業態ローンチを予定。
2014年10月31日先頃、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が通販サイトを解禁した。その裏には、デザイナー・尾花大輔のいかなる思いがあったのか。デジタルの進化がファッションに、そしてマネジメントにも影響を与えている現代。同ブランドを取り扱っているという立場にあるだけでなく、尾花にとって朋友とも呼べるほどの間柄にある、「ステュディオス(STUDIOUS)」代表取締役CEO・谷正人と共に、ウェブとファッションの関係性について語ってもらった。谷(以下T):ちょうど今年の東コレが幕を閉じたばかりですが、最近の東コレってそれぞれの店の顧客が観覧してて賛否両論ありますけど、個人的にはすごくいいと思ってるんです。何でかっていうと、そのブランドの洋服が好きで買ってて、一番感動してくれる人達だと思うから。尾花(以下O):うん。そもそもファッションショーの目的自体が変わってきてるよね。コレクション経験者からしてみたら、ロケーションも選ばずにずっと同じライティングでやるってどうなの?とかあるけどそれは置いといて、日本はそこまでインフルエンサーは成長してはいないけど、多かれ少なかれ人気ブロガーがいて、そういう人達が支持したことによって市場につながるっていう、全く違うシステムに変わってきてるってのはあるからね。T:ですね。そういえば、こないだの東コレでびっくりしたんですけど、フロントローに座ってるブロガー達の中に中学1年生の女の子がいたんですよ。時代は本当に変わってきたなって感じましたね。O:海外だとそのブロガー達にスポンサーがついてて、ブロガー1人ひとりにお金が落ちてくる仕組みができあがってて、誌面にも登場させてお金に換えていくんだけど、日本ってそういうことがビジネスにまで昇華されてないよね。できればその中学生にも高校に入った時点で起業してほしいくらい。オフラインがオフラインのままで終わっちゃってるもんね。T:オフライン・オンラインでいうなら、最近ファッション業界もフェイスブック、ツイッター、タンブラーなどオンラインに力入れてるイメージはありますよね。O:やっぱり情報の見やすさとか速さとかに気を配ることは大切なことで、それは僕らコレクションブランドにもできることかなって思ってる。日本人もスマホ持つようになってきたからそんなに気にしなくていいとはいえ、地方に行ったら未だにガラケー率がすごく高くて、その人たちとの差を埋めるにはどうすればいいかってことを考えるよね。一昔前だと、NIGO(R)さんがやってた頃のベイプ(ア ベイシング エイプ)のホームページなんてすごかったんだよ。クリックするとメニューの表示なんかも全部ベイプのキャラクターに変わって、あっという間に画面全体がキャラクターに埋め尽くされちゃうみたいな。ウェブの専門家が見ても驚くような仕掛けがあった。反面、Macが「Performer」のころくらいのフォントで書かれたメニューをクリックして、ただ内容を見るだけっていう、マルタンマルジェラの(当時の)ホームページみたいなのもあって、それはそれでそういうスタイルだったんだけど。でも今って、「いかに速くて便利か」ってことが最も重要で、情報も生っぽいものが速く伝わるほどいいじゃない?多分あともう1年くらいしたら、ウェブ制作会社とか存続が危うくなると思うんだよね。俺とか谷君でも、「これとこれコピペしてここ書き換えたらたらこうなる」って感じで簡単にホームページ作れちゃうと思うし、コーディングの知識なんて必要ない時代がくるんじゃないかって。既に海外のアグレッシブなブランドなんかだと自分達でタンブラーレベルで情報出してるけど、それで十分かっこいいんだし。エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント--2/2【対談】に続く。
2014年10月31日女優の有村架純と俳優の松坂桃李らが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた映画『くるみ割り人形』のワールド・プレミア・イベントに登場した。松坂は、「メイド喫茶に行った」高校時代の思い出を語った。本作の内容にちなんで、「これまでにした冒険」を聞かれた松坂は、「高校時代、男友達と2人でメイド喫茶に意を決して行きました」と告白。そこで松坂は、「『ちょっと背伸びしたいお年頃』っていうコーヒー味の飲み物」を頼んだという。しかし、「キャンペーンで妹カフェのツンデレバージョンだったようで、コーヒー豆が詰まったカップがドンっておかれた」と驚きの体験をした。そして、「どうリアクションとったらいいかわからなくて、冒険したって感じました」と笑顔で当時を振り返った。一方の有村は、冒険した体験を「ノルウェーに行って人生で初めてオーロラを見た時」をあげた。仕事で訪れたというが、「地元の人と慣れない英語で話したり」とたくさんの経験を積んだことを明かした。本作は、チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつである「くるみ割り人形」を原作として、サンリオが1979年に製作・公開した人形アニメーションをリ・クリエイトしたミュージカルファンタジー映画。世界を席巻している“Kawaiiカルチャー”の火付け役で第一人者である、アーティストの増田セバスチャンが初監督を務める。最先端のデジタル映像技術を使い、これまでにない極彩色の映像世界が広がる。また、この日の登壇者のほか、広末涼子や吉田鋼太郎、由紀さおりなどの豪華なキャストが声優を担当したことでも話題になった。スタジオジブリの『思い出のマーニー』に続いて、本作で主演のクララの声を務める有村は、アフレコ時を「演じるにあたって悩んでいたので、監督が隣にいて一緒にやってくれるのは心強かった。幼くて甘えん坊な感じを意識した」と明かす。そして、「色鮮やかな色彩や細やかな演出がたくさん詰まっている作品なので、そこも楽しんでもらえたらいいなと思います」とPRした。映画『くるみ割り人形』は、11月29日より全国公開。
2014年10月30日