「すごく似ている感じがします。木とか草とか、そういうところが」悠仁さまは「ブータンと日本の違いは?」と記者から質問され、はきはきとお答えになった。さらに秋篠宮さまから「どう違う?」と質問を受けた悠仁さまは「まだわかんない」と正直におっしゃるおちゃめな面もお見せに。8月17日、ブータン王国に到着された秋篠宮ご夫妻と悠仁さま。20日、首都・ティンプーでハイキングをされながら取材に応じられたのだ。このブータン旅行は、悠仁さまにとって初めての海外ご訪問。「今回はあくまで“私的訪問”となっていますが、秋篠宮家と親交の深いブータン国王一家からの招待に応えてのご訪問です。悠仁さまにとっては“皇室外交デビュー”と言っていいでしょう」(皇室担当記者)19日には、ブータン国王夫妻とご面会。ワンチュク国王は悠仁さまと固く握手を交わし「ベリーハンサム。ベリーベリーハンサム」と大絶賛した。20日には、5~16歳の子供たちが通う公立学校へ。悠仁さまは英語で自己紹介をされたという。「悠仁さまは紀子さまのすすめで、NHKの番組を見る際には英語の副音声を聞かれているそうです。そうした努力の賜物でしょう。ただ、17日に国立博物館を見学されたときには、館長による英語の説明をお聞きになった紀子さまが悠仁さまに逐一補足説明をされていたので、さすがにまだ“通訳なし”というわけにはいかないようですね」(宮内庁関係者)悠仁さまの“帝王教育”はおもに紀子さまが担当されてきたといわれるが、今回のブータン旅行は秋篠宮さまが主導されたという。「秋篠宮さまはブータンに詳しい知人の学者に協力を仰ぎ、10日間にわたる旅をコーディネートされたそうです。ただ、取材陣には出発当日まで旅程が知らされないなど、前代未聞の事態も生じています。秋篠宮さまが張り切っていらっしゃる一方で、周囲からは不満の声も上がっていたのです」(前出・皇室担当記者)しかし25日、紀子さまに付き添われご帰国された悠仁さまは穏やかな笑みを浮かべられていた。そのご表情は、今回の旅がいかに充実していたかを物語っているようであった。
2019年08月28日松尾スズキが監督、脚本、そして主演までも務め、星野源が主題歌を担当する映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』。この度、本作に“ホスト役”で出演している俳優・大東駿介の場面写真が到着した。松尾さんが長編監督映画4作目にして初めて監督・脚本・主演全てに挑んだ本作は、“いいね!”の数だけ女を買いまくるという妥協なきR18復讐コメディ作品。本作で大東さんが演じているのは、そんな主人公・海馬五郎(松尾さん)の復讐計画に手を貸すNo.2ホスト・聖矢。彼の復讐計画に巻き込まれていく個性豊かな登場人物たちの中でも、群を抜いて大きく変貌を遂げたのが大東さんだ。「新・ミナミの帝王」や『クローズZERO』『曇天に笑う』などに出演し、現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では、平泳ぎの金メダリスト・鶴田義行を好演。同役を演じるにあたり、1日7食、週7回のジム通いで肉体改造を行い、その肉体美も話題に。しかし、今回到着した場面写真には、「いだてん」での硬派な鶴田とは180度違う、金髪メッシュの盛りに盛ったロン毛に白スーツ姿を披露!ホストクラブの宣材写真に加え、海馬に何やら怪しい薬を手渡す姿が切り取られている。2014年の舞台「もっと泣いてよフラッパー」で大東さんと共演した松尾さんが、その際「何でもやります!」と言っていたのを思い出し、今回聖矢役をオファー。今作では、心身ともにホストになりきっている。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年10月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年08月26日昨年12月に大人計画が旗揚げ30周年を記念してイベント『30祭』を大々的に行ったのは記憶に新しいが、31年目に主宰の松尾スズキが起こした行動は劇団ならぬ“演劇部”の設立だった。「思いかえせば、学生演劇をやっていた頃が一番楽しかったのではないか?」という「自戒のような」思いから、その名は「東京成人演劇部」。部員は松尾のみで、7月4日(木)にザ・スズナリで開幕する第1弾『命、ギガ長ス』は、相手役に安藤玉恵を迎えて贈る二人芝居だ。認知症を抱える母とアルコール依存症でニートの息子。ドキュメンタリー作家とゼミの教授。松尾自身が「演劇をやっていなかったら、東京に来ていなかったらなっていたかもしれない自分を投影させた」作品になるという。大人計画はいまや、日本でも指折りの劇団だ。その主宰たる松尾が突然ちいさな芝居をやることと、ザ・スズナリという劇場から思い出すのは2012年の一人芝居『生きちゃってどうすんだ』だ。転換を繰り返す歌手やゾンビ役者など、クセのある人物を代わる代わる松尾が一人で演じきり、「スズちゃん」という一人の男の人生を浮かび上がらせるという趣向だった。突飛な設定やファンタジックな展開もありはしたが、これもやはり松尾自身が投影されていたものだったのだと思う。「生きちゃってどうすんだ」とつぶやいてから7年、「命、ギガ長ス」とやはり人生の長さを憂う松尾。その作品はどう変化しているのだろう。一人芝居は単発であったが、今回は新たなプロジェクトのスタートだ。“演劇部”と言いつつ、全国5都市をまわり、台湾での上演も決定している。56歳の松尾スズキが、こうして新たな挑戦をする姿を、喜んで享受したい。松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部vol.1『命、ギガ長ス』は、7月4日(木)から21日(日)までザ・スズナリにて上演した後、富山、大阪、北九州、宮城、札幌、そして台湾で公演を行う。文:釣木文恵
2019年07月04日12月からスタートする松尾スズキ作・演出舞台「キレイ-神様と待ち合わせした女-」より、出演者8名の撮り下ろしビジュアルとメインビジュアルが公開された。本作は、「大人計画」主宰の松尾さんが2000年に初の本格的ミュージカルとして、Bunkamuraシアターコクーンにて初演し、2005年に再演、2014年に再再演。そして4度目となる今回は松尾さんは出演せず、演出に集中し、濃密で重層的な作品世界を構築する。松尾スズキ作品初出演の生田絵梨花を主人公・ケガレ役に迎えたほか、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、橋本じゅん、皆川猿時、阿部サダヲ、麻生久美子が出演。こちらに向ける眼差しが印象的なビジュアルも到着した。ほかにも、本作には「大人計画」の村杉蝉之介や荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園に加え、乾直樹、香月彩里、伊藤ヨタロウ、片岡正二郎、家納ジュンコ、岩井秀人らも参加する。併せて公開されたメインビジュアルは、2005年の再演、2014年の再再演に引き続き、寺田克也が本作のために描き下ろしたイラストを使用している。なお、チケットは東京公演が10月5日(土)10時から、福岡公演は11月9日(土)10時から(※博多座チケット売り場は10日から)、大阪公演は10月27日(日)10時から発売スタートする。詳しい日程はぜひ公式サイトでチェックしてほしい。<あらすじ>三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。全ての過去を忘れた少女(生田絵梨花)は自ら“ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコ(皆川猿時)、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つ少年ハリコナ(神木隆之介)たち“カネコ組”と出会い仲間に加わる。回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミ(鈴木杏)と奇妙な友情で結ばれていくケガレ。戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギ(麻生久美子)だった。その後、ケガレはカスミの身代わりで背中に銃弾を受け5年間昏睡状態に陥っていたが、目覚めたと同時に、同じく頭に銃弾を受け、頭脳明晰なゲイに変貌した青年ハリコナ(小池徹平)と結婚する。死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸(橋本じゅん)、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャン(阿部サダヲ)らと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。Bunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画「キレイ-神様と待ち合わせした女-」は2019年12月4日(水)~Bunkamuraシアターコクーン(東京公演)、2020年1月13日(月・祝)~博多座(福岡公演)、2020年1月25日(土)~フェスティバルホール(大阪公演)にて上演。(cinemacafe.net)
2019年07月03日星野源が歌う「夜のボート」が、松尾スズキが監督・脚本・主演する映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌に決定した。今回明らかになった主題歌「夜のボート」は、松尾さんが作詞、星野さんが作曲を手掛けた楽曲で、2008年上演の松尾さん作・演出舞台「女教師は二度抱かれた」で、星野さんと市川実和子が歌った劇中歌だ。今回、星野さんが新たにレコーディングし、主題歌として使用される。星野さんは「松尾さんから、11年前に上演された舞台で僕が作った歌を『映画の主題歌にしたい』と連絡を頂きました。このとんでもない『108』という作品の主題歌にこの哀しい歌を選ぶあたり、松尾スズキ!って感じがしてとても好きです」とコメントしている。また、脚本を書き始めたときからこの「夜のボート」を使用したいと思っていたという松尾さん。特に、主題歌が使われている“衝撃的なあるシーン“には力を入れており、楽曲が流れる様子を想像しながら脚本を書いたそう。なお、「夜のボート」はリリースの予定はなく、本作でしか聞くことができない貴重な楽曲となっている。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年10月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年07月02日お笑い芸人、俳優、そして粘土作家としても知られる片桐仁の「不条理アート粘土作品展『ギリ展台湾』」が、6月7日(金)より台湾・華山Laugh & Peace Factoryで開催される。『ギリ展台湾』展示風景同展は、片桐が約20年にわたり「何かに粘土を盛る」という方法で制作してきた作品の中から、選りすぐりの作品約120点を展示したもの。会場となった台湾・華山Laugh & Peace Factoryは、カフェや映画館、ショップなどが集まる人気スポット華山文化創意園区内にあるイベントスペース。開幕前日に行われたレセプションでは、片桐は『ギリ展』用に作ったというド派手な特攻服を着て登場。会場に詰めかけた20社を超える台湾メディアから熱心な質問を浴びせられた。レセプションにて現地メディアの取材に応じる片桐仁片桐は「ようやく『ギリ展』の海外進出が実現して本当にうれしい。台湾展のために新たな作品やグッズを制作したり、撮影可能なインスタスポットを作ったり、日本での『ギリ展』にはなかった新しい試みも行っているので、ぜひ多くの人に観に来てほしいです」とコメント。台湾にちなんで制作した新作《TAIWAN》(魚のタイの形をしたお椀)などを披露し、そのダジャレ的創作センスと精巧な出来栄えで大きな注目を集めていた。同展は6月30日(日)まで開催されている。開催情報「不条理アート粘土作品展『ギリ展台湾』」6月7日(金)〜6月30日(日)台湾・華山Laugh & Peace Factoryにて開催
2019年06月07日東京 2020 組織委員会は、東京 2020 オリンピック聖火リレートーチを発表。桜がモチーフとなっており、デザインは吉岡徳仁が担当した。東京 2020 オリンピック聖火リレートーチは、全長710mm、重量1.2kg、色は桜ゴールド。日本人に最もなじみ深い花である桜がモチーフとなっている。伝統的な日本のかたち"桜紋”が、新幹線の製造にも使われている製造技術(アルミ押出成形)を用いて形作られ、継ぎ目のないひとつなぎのトーチは、日本の伝統と高い技術力が一つになることで生み出された、東京 2020 オリンピック聖火リレーを象徴するかたちだ。聖火の形もデザインされており、花びらから生み出された5つの炎は、聖火リレートーチの中央で一つとなり、より大きな輝きで「希望の道」を照らす。聖火を灯す燃焼部には、聖火を保ち続けるために、火力の強い青い炎と、火のない燃焼(触媒燃焼)の2つの燃焼が、聖火の赤い炎を支える仕組みを採用。121日間という長期に渡る東京 2020 オリンピック聖火リレーで、時間や季節、気候、地域によって大きく変化する日本の環境の中、美しく力強い炎を灯し続ける。また、素材の一部には、東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材を再利用。人々の生活を見守ってきた仮設住宅が、平和のシンボルとしてオリンピック聖火リレートーチに姿を変え、一歩ずつ復興に向けて進む被災地の姿を世界に伝える。デザインを担当した吉岡徳仁は、デザイン、建築、現代美術の領域において活動。自然をテーマに日本の美の根源が映し出された作品などを発表し、世界でも数々の国際的な賞を受賞している。今回の聖火リレートーチは、デザインから製造まで共同企業体を形成する仕組みで公募を実施し、各界の有識者の協力を得て、優れたデザイン性、聖火を点す燃焼機構の性能、持続可能性への配慮などさまざまな観点で2回の審査会を実施し選出された。2020年3月、桜の季節の訪れとともに、オリンピック聖火は「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」という東京 2020 オリンピック聖火リレーのコンセプトと一体となり、日本全国を巡る。
2019年03月25日秋篠宮家の長男・悠仁さまは3月15日、お茶の水女子大学附属小学校を卒業された。4月には同大附属中に内部進学される。「悠仁さまが5年生のころには、都内の有名私立中の文化祭に紀子さまと参加される姿が目撃されています。他校への進学も模索されたようですが、紀子さまは昨年の夏ごろには、悠仁さまの受験を回避し内部進学するという決断をなさっていたと思われます」(皇室担当記者)実は昨年の夏休み、同級生の男子児童が勉強漬けの日々を送るなか、紀子さまは悠仁さまに「スパルタ帝王教育」を課していたのだ。その1つが、標高3,180mを誇る槍ヶ岳登山だ。山頂は“槍の穂先”と呼ばれ、岩場をはしごや鎖でよじ登らねばならない。昨年8月3日、山頂に居合わせた会社員女性はこう語る。「悠仁さまはチェックのシャツを着た登山スタイルで、ヘルメットもしっかり被られていました。悠仁さまがはしごを降りるあいだ、山頂へのはしごは“一時通行止め”になっていたのですが、紀子さまは登山客に『皆さん、お待ちになってくださっているのですね……』と申し訳なさそうにおっしゃっていました」槍ヶ岳は、山岳ガイドも「地元の子供も、1年がかりでほかの山を登って実力をつけてからでないと登りません」と言うほどの難所。紀子さまはなぜ、悠仁さまにこれほどの試練を課したのか。「同級生と比べても線が細い悠仁さまに、集団の中でも負けない体力と度胸を培ってほしいという願いで、過酷な槍ヶ岳登山を命じられたのだと思います。また登山は、皇太子さまと共通の話題にもなります。次期天皇と距離を縮め、身近でその立ち振舞いを学んでほしいとのお心遣いがあったのでしょう」(皇室担当記者)昨年の夏休み、悠仁さまは紀子さまとお二人で広島市の平和記念公園に足を運ばれるなど、戦争の歴史とも向き合われた。受験勉強よりも貴重な経験を積まれ、悠仁さまは中学校に進学される――。
2019年03月15日松尾スズキをはじめ「大人計画」の全員が出演する特番「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」の収録が先日行われ、その模様を写した写真が到着。番組内容も明らかになった。30周年を迎えた超人気集団「大人計画」の魅力を、6時間10分のノンストップで放送する本番組では、「平成を貫いた“劇薬”~笑いに懸けた30年の歩み~」と題し、全6章に渡り、大人計画30年のレアな映像を交えながら、各メンバーが笑いと共に当時を述懐していく。NHKアーカイブスより彼らの貴重な番組を届ける「大人計画 名作選」では、「トップランナー」や2006年に行われた「大人計画フェスティバル」の模様などを含む当時話題になった番組を放送。加えて、メンバーが「松尾スズキ・ランキング」や「お互いに聞きたいこと」をゆるやかに発表するミニコーナーや、全メンバーによる事前アンケートをもとにした「朗読コーナー」、大人計画の魅力を様々な角度から探る「大人計画データ」のコーナーなど濃厚なラインアップとなっている。先日行われた「大人計画」の全員が初めて一堂に会したこの特番の収録では、貴重なトークが展開され、スタジオは彼らならではの空気、そして穏やかな笑いに包まれていたという。「大人計画」主宰・松尾さんは「みんなが集まる機会なんて、本当に滅多にないのに、(舞台本番後の収録で)こんなにくたびれていて、感動もままならなくて、でもそれが大人計画らしいなっていうか、いつもなんかこう、形が完璧じゃないんですよ」と収録を終えた感想を語る。また30年をふり返る昔の映像を見て、「ひたすら恥ずかしかった」と話す松尾さん。「やっぱり、自意識がギラギラ見えちゃって。でも、それを見返す機会は多分もう無いだろうから、そういうのも含めて、肝に銘じました。自分のなりふりというのが、永遠に残るんだって」といい機会だったとコメント。そして「トークでテレビに出たいとかいう欲は、もうそれほど無いんですけど、それが縁じゃないともはや集まれないし。本当に、次は法事かなって、思いますけど」と冗談を言いつつ、「節目にこの機会、ありがとうございました」と特番放送に感謝した。なお、番組のタイムテーブルなどが後日公開予定だ。「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」は3月31日(日)22時50分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月13日ラーメンズの片桐仁(45)が3月7日に会見を開き、台湾・台北で粘土作品の個展「ギリ展 in 台湾」を開催すると発表。それに伴い、クラウドファンディングを実施するとも明かした。「ブラックスキャンダル」(日本テレビ系)や「SUITS」(フジテレビ系)といった話題のドラマに出演し、俳優としても大活躍の片桐。その傍らで、粘土作品を20年間制作していた。もとは雑誌の企画で始めたというが、その集大成となる「ギリ展」を全国18ヵ所で開催すると8万人の動員数を記録。その評判は海を越えて伝わり、台湾での開催へと繋がったという。会期は6月7日から30日までを予定している。会見で片桐は、これまでの「ギリ展」を振り返り「老若男女問わず様々な来場者があった」と語った。なかには親子3代で展示を楽しむ姿もあったという。「台湾の方から声をかけていただいた」と台湾進出の経緯を明かした片桐だが「やはりネックになるのは……」と言い、指でお金のポーズ。これまでの「ギリ展」では入場料をもうけていたが、いきなりお金を支払うことに現地では抵抗があるのではと考えたという。そこで「ギリ展 in 台湾」を入場無料で開催するための資金を募るため、今回はクラウドファンディングを実施。「CAMPFIRE」で行われ、3月7日から4月26日までの間に600万円を募っているのだ。そのリターンの種類は実に様々。例えば松本潤(35)が主演を務めた16年のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)でも使用されたスマホケース「カレイPhone」や、土偶型のペットボトルケース「ペットボ土偶」といった作品群のレプリカを提供。他にも台湾限定のグッズである赤色の手ぬぐいや、片桐自身が直接ペイントした作品も用意するという。日用品をモチーフに作っているため「エンターテイメント性が増している」と、自身の粘土作品について話す片桐。「2020年に向けて世界進出がしたい!」と意気込み、「香取慎吾さん(42)みたいにルーヴル美術館で展示したい。もうイメージはできています!」と笑いながらも豪語した。
2019年03月07日松尾スズキ、松たか子、瑛太をはじめとする豪華キャストが、岸田國士戯曲賞受賞の作家・岩井秀人が1年ほどかけて書き上げた台本に挑むことで注目を集める音楽劇『世界は一人』が2月24日、幕を開けた。なお、本作の音楽・演奏はミュージシャンの前野健太が手がけ、実際に舞台上に前野が登場・演奏することも話題だ。環境汚染が進んだ海のそばの街で生まれ育った、小学生からの幼馴染である森吾郎(松尾)、田辺美子(松)、佐々木良平(瑛太)を中心に、吾郎のどうしようもない「運命」を描くという本作。舞台冒頭では、彼らの小学生時代を垣間見ることができる場面も。本作について、自身も岸田國士戯曲賞を受賞している劇作家としての一面を持つ松尾が、「この芝居のオリジナリティに、身を捧げたい」とコメントを寄せて期待を煽ると、松も、「また新しい芝居が生まれる、その世界にいられることを、とっても幸せに思っています」とアピール。瑛太も「岩井秀人は天才だ!」と続き、「この作品に対する皆様の期待と想像をいい意味で裏切っていくと思います」(瑛太)と、作品の出来栄えに自信をのぞかせた。作・演出を手がける岩井自身も「なんだか相当なものができたようなので、楽しみにしててください」と太鼓判を押す音楽劇『世界は一人』。公演は3月17日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケット好評発売中。東京公演の当日券は、各公演前日16時~18時まで専用ダイヤル(0570-55‐0252)にて受付。
2019年02月25日松尾スズキ率いる超人気集団「大人計画」の特番、『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』が3月31日(日)に放送されることが決定した。1988年に松尾さん作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げされ、30周年を迎えた「大人計画」。放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で脚本を務める宮藤官九郎をはじめ、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、平岩紙、三宅弘城、星野源など、映画や舞台、CMで活躍する多くの才能が所属している。今回放送決定した6時間10分の特番では、そんな超豪華メンバー全員が大集結!「大人計画」の歴史と魅力を、貴重な映像とトークを交えて放送。「大人計画」が愛されるワケがきっと分かる、そんな内容になっている。『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』は3月31日(日)22時50分~NHKBSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月25日歌手の赤西仁が22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ著名人や企業などを表彰するもの。WEIBOでのフォロワー数や投稿、フォロワーからの反応などから評価し、各ジャンルで選定する。赤西は「最も影響力あるアーティスト賞」に選出。レッドカーペットを歩いた後、ステージでトロフィーを受け取り、「こんなに立派な賞を受賞することができて光栄に思っています。これからも変わらない応援をよろしくお願いします」とあいさつした。そのほか、「年間人気アイドル賞」を受賞した乃木坂46(秋元真夏・齋藤飛鳥・松村沙友理)や、「年間人気アーティスト賞」の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、「お笑い芸人才能賞」の渡辺直美、「アクティビティアーティスト賞」のGACKT、「ファッションアーティスト賞」の加藤ミリヤ、「ロック歌手賞」のMay’nらが登場した。
2018年12月22日平成30年の今年は、松尾スズキさんがその名を名乗り大人計画を旗揚げして30周年のメモリアルイヤー。それを記念し、「30祭(SANJUSSAI)」なるイベントが開催される。このイベントの見どころ、そして、いまや多方面で大活躍する劇団員の方々の推薦コメントを、旗揚げ3年目から27年間を共に歩んできた社長の長坂まき子さんに伺ってきました。「口火を切ったのは、松尾さんの、30周年を記念したゴージャスでダンディなコンサートがやりたい、との言葉。そこから劇団員にやりたいことを募り、面白そうな企画を考えていたら、こんなお祭りになりました。そもそも大人計画は、松尾さんを筆頭に、演劇だけで生きてきた人たちの集団じゃないし、それも“らしい”のかな、と(笑)。我々が面白がって考えた企画の数々、一緒に楽しんでいただけたら幸いです」大人計画大博覧会12月18日(火)~ 27日(木)入場料2500円音声ガイド付入場券3000円大人計画と松尾さんの軌跡を展示で振り返る。舞台写真や、所属メンバーの歴代アーティスト写真などの展示で30年の歴史を振り返るほか、突如、劇団員が登場して行われる出し物も。「目玉は松尾さんの原画展。初期作から描き下ろしまで見応えあります」松尾スズキ30周年記念ファミリーコンサート“なんとかここまで起訴されず”12月25日(火)・26日(水)指定席9000円立見8500円上手いのに、松尾さんが歌うと途端に面白い。「わちゃわちゃしていない…結局するんでしょうけれど(笑)、ドリンク片手に、ゆったりと歌とトークを楽しんでいただきます。6人編成の生バンドをバックに、松尾さんがミュージカルナンバーなどを披露予定」名作上映会と愉快なトーク12月28日(金)・29日(土)全席指定3500円大人計画のエポック的舞台、全5作品を映像で。社長自ら「これを観せずして何を観せるというくらいの初期の代表作」と語る『愛の罰』をはじめ、松尾さんセレクトの『サッちゃんの明日』など過去作品5作を上映。上映後には出演者たちのトークも。「いまのお客さんにお見せしたい作品ばかり。臨場感のある大きいスクリーンで、若い松尾さんや劇団員をご堪能ください」宮藤官九郎と伊勢志摩の感動ドキュメント“伝説の先輩を訪ねて”12月29日(土)・30日(日)全席指定5500円意外に感動!? 大人計画版「あの人は今」。宮藤さんと伊勢さんが、大人計画を辞めたメンバーに会いに行く様子を映像で上映。「会いに行った側も来られた側も、嬉しくなっちゃってる感じが最高です」エンディングセレモニー“また逢う日まで、生きてたら”12月30日(日)全席指定5800円大人計画の天才ふたりがトークする貴重な機会。松尾さんと宮藤さんのふたりを中心に、思い出話などで繰り広げるトークイベント。「詳細はまだ秘密。劇団員もそこそこ登場しての企画も用意しています」「30祭」12月18日(火)~30日(日)表参道・スパイラル大人計画 社長長坂まき子さん1964年生まれ。’91年より大人計画に携わる。現在、所属俳優のマネジメントと舞台制作の両輪で活躍する。※『anan』2018年12月19日号より。写真・土佐麻理子(長坂さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月18日12月9日、元SMAPの稲垣吾郎(45)がブログを更新。8日に誕生日を迎え、舞台『No.9』で共演中の片桐仁(45)からもらったプレゼントを公開した。稲垣は『BIRTHDAY』と題したブログを更新。8日に舞台『No.9』大阪公演中に誕生日を迎えたと報告。「コーラスの方々に歌っていただいた本格的バースデーソングは、きっと客席まで響いていたことでしょう」と共演者からのお祝いエピソードを語った。また「片桐仁さんからはお約束の作品!?」として、2ショットを掲載。稲垣の手には耳型のiPhoneケースが。「稽古中に何度も僕の耳を撮らせてほしいと仰っていたので、そんなに僕の事好きなのかな〜って。。お花の柄はブログを参考にしてくれたみたいです」と、片桐からもらったと明かした。ケースには、ベートーヴェンやピアノの鍵盤や花柄が描かれていた。稲垣は「まさか、耳で造ってくるとは・・素晴らしいクオリティー彼は天才だ。。」とまさかのデザインに驚き、クオリティーの高さを賞賛した。片桐といえば、美大出身で粘土作家としても活動。ドラマ『99.9刑事専門弁護士』パラリーガル明石役で出演していた際に片桐の自作のiPhoneケースがドラマ内に登場し、話題となった。稲垣のブログには、ファンから誕生日をお祝いするコメントが1,000近く寄せられた。その中でも「iPhoneケースのクオリティの高さはお見事ですね~」「スマホケース、耳型とは!素晴らしいセンスカッコいいです」「アイデアが凄いなあって感心」「片桐仁さんのプレゼントも素敵!本当に彼は天才ですよね」とプレゼントを絶賛するコメントも多くみられた。
2018年12月09日人気デュオ・ゆずの北川悠仁が描くマスコットキャラクター・ゆずマンが漫画化され、WEBマンガ『まいんち ゆずマン』として連載スタートすることが決定した。ゆずマンは、北川悠仁がゆずのメジャーデビュー前から描いていたオリジナルキャラクターで、これまでCDジャケット写真やグッズ、ライブ演出などで使用され、ファンの間で長年親しまれてきた。2018年には、配信シングル「公園通り」ジャケット写真や、テレビ朝日系アニメ『クレヨンしんちゃん』での特別出演、LINEスタンプ販売など、さまざまな形で登場。愛嬌のあるイラストが特徴だが、これまで“マンガ”形式では発表されていなかった。『まいんち ゆずマン』は、集英社が運営するWEBサイト「よみタイ」「少年ジャンプ+」にて、本日29日より連載がスタート。隔週で2話ずつ配信予定で、ゆずマンをはじめ、ゆずマンの家族(ゆず一家)、ゆずマンの幼稚園の友だちが繰り広げる、ほのぼの4コマ漫画となっている。北川は「小さな頃から漫画が大好きで、中学生のときの夢は『漫画家』でした。ゆずがデビューする前、部屋でおもしろがって描いていたキャラクター『ゆずマン』。あれから21年、このたびWEBマンガという形で連載できることになりました。ゆずマンが動き出し、 物語が巻き起こる姿を見て、僕自身が描きながらワクワクしています。日々の小さな楽しみとして、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです」とコメントしている。
2018年10月29日テレビ朝日の松尾由美子アナウンサー(39)が、指揮者の川瀬賢太郎氏と結婚したことが27日、分かった。松尾アナは、司会を務めた「第26回出光音楽賞」の授賞式(2016年7月)で、受賞した川瀬氏が初めて顔を合わせ、17年3月の同局系番組『題名のない音楽会』の2,500回記念の際に再び同じ舞台に立つなどして知り合うように。その後、昨年8月ごろから交際が始まり、今月になって婚姻届を提出した。松尾アナは「いつも応援いただきありがとうございます。一社員の身でありながら大変恐縮なのですが、ご報告させてください。指揮者の川瀬賢太郎さんと結婚しました。音楽に対する真摯(しんし)な姿勢はもちろん、家族の仲の良さなどもあり、笑いが絶えず自然体でいられる日々です。これからはお互い支えあいながら家庭内のハーモニーも大切にしつつ、これまで以上に仕事に精進していければと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします」とコメント。今後も仕事を続け、現在担当する『グッド!モーニング』『林修の今でしょ!講座』『題名のない音楽会』などは引き続き出演する。
2018年09月28日初老に差しかかった個性派俳優・海馬五郎は、フランスの一風変わった文化賞の授賞式に出席するため、パリ行きを決意。それがトホホな道行きになっていく松尾スズキさんの『もう「はい」としか言えない』。同じく海馬五郎の語りで、幼少時より自意識でがんじがらめになっていた自らの生い立ちをたどる「神様ノイローゼ」。松尾ワールドにどっぷり浸る快感!“本人成分たっぷり”の2編を収録。読み進めるうちに、じわじわ気づくはずだ。「これ、かなり私小説的なんじゃ?」。松尾スズキさんも「僕の分身みたいな存在」と認める海馬五郎を主人公に据えた2編をカップリング。最新刊『もう「はい」としか言えない』が面白いのなんの。「『少年水死体事件』と名づけて新聞連載していた随筆にフィクションを加味して書き直したのが『神様ノイローゼ』。自意識と妄想でこんがらがっていた子ども時代の自分の話です。いままでインタビューなどでもしゃべってきたことなんですが、一度体系づけてまとめておこうと思ったんですね。もうこれを読んで、わかってくれと。僕という人間のマニュアルです」末恐ろしいほどシニカルで、冷めた思考の五郎少年。子どもが苦手だという松尾さんだが、作中に見る、あんな記憶があればさもありなん。「あいつらは自由にやってるくせに、いざ攻撃されると子どもという鎧に逃げ込むんですよ。僕もそういうガキでした(笑)」表題作もまた、松尾さんに起きた実際のエピソードや、周囲から聞いたリアルな悩みを投入してできた作品だという。道に迷いやすいという五郎のキャラもご本人と同じらしい。「でも迷ってる時間って自由だなと思うんですね。自分がどこにいるのかもわからずさまよえば、誰にも捕まえられない。究極の自由でしょう。僕が表現をやっているのも、結局は自由になりたいからだと思います。現実に対して感じている違和感を笑いに変えて、既成の価値観から逃れたい。僕の小説はドタバタしていると評されることが多いけれど、僕の中ではそれがリアルなので、そう言われるのは心外なんですよ」息苦しいルールを押し付けられていた五郎は逡巡の末、自由欲しさに、通訳を同行させるならと苦手な外国行きを承諾。しかし通訳となる斎藤聖の紹介者が、彼を〈少し新しいタイプの人間〉と説明していたわけを、五郎は行く先々で味わうことになる。「日仏ハーフの聖君が出てきた途端に、五郎がこの子によってもっと混乱に陥れられることがわかって、話に弾みがついてしまいました(笑)」自由に焦がれに焦がれた先で五郎を待っていた事態を見届けてほしい。『もう「はい」としか言えない』 妻に浮気がバレた海馬五郎。離婚回避のための誓約に汲々としていた彼は、わらにもすがる気持ちで「エドゥアール・クレスト賞」の授賞式へ旅立つ。表題作が3度めの芥川賞ノミネートとなる。文藝春秋1450円まつお・すずき1962年生まれ、福岡県出身。今年、旗揚げから30周年を迎えた「大人計画」主宰。12/18~SPIRALで「30祭」開催。作家、演出家、俳優、映画監督とマルチに活躍。※『anan』2018年9月5日号より。写真・土佐麻理子(松尾さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年09月02日吉岡徳仁「ガラスの茶室 - 光庵」が、日本を巡回。2019年4月17日(水)から2021年5月10日(月)までは、国立新美術館 正面入口前に展示される。吉岡徳仁は、デザイン、建築、現代美術など、幅広い領域において活動するデザイナー。これまで、自然と人間の関係性に着目して光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。2011年にイタリア・ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展にて発表された「ガラスの茶室 – 光庵」は、2015年に京都の将軍塚青龍殿の大舞台でも披露され、大きな反響を呼んだ作品だ。2018年11月から2019年2月までの佐賀県立美術館における九州初展示を経て、4月17日(水)から「ガラスの茶室 – 光庵」が東京へ。国立新美術館では屋外に設置されるため、降り注ぐ太陽の光により水面のような輝きを生み出したり、クリスタルプリズムの彫刻から放たれる光が虹となり「光の花」が現れたり...と自然光のもとで変化する様々な表情を楽しむことができる。さらに、パリ・オルセー美術館にコレクションされているガラスのベンチ「Water Block」も併せて公開される。【詳細】国立新美術館 特別公開「吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵」会期:2019年4月17日(水)~2021年5月10日(月)会場:国立新美術館 正面入口前開館時間:美術館の開館時間に準ずる休館日:毎週火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館)、年末年始観覧料:無料■施設情報国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) 開館時間:10:00~18:00 ※会期中の毎週金・土曜日は20:00まで(ただし7月~9月は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで。※展覧会によって観覧時間が異なる場合がある。【問い合わせ先】株式会社吉岡徳仁デザイン事務所TEL:03-6455-3576
2018年08月30日俳優の中川大志とモデル・俳優の鈴木仁が25日、神戸・ワールド記念ホールで開催された「神戸コレクション 2018 AUTUMN/WINTER」に出演した。江崎グリコのステージで、中川と、「#パピコでシェア友」をテーマに中川がパピコをシェアしたいと選んだ“シェア友”の鈴木が登場。鈴木を“シェア友”に指名した理由について、中川は「ドラマの共演がきっかけで知り合い、共演シーンは少なかったんですが、とにかく僕が鈴木君を大好きで! だから彼を指名しました」と説明した。そして、実際に2人でパピコをシェアし、お互いに「あ~ん」とパピコを食べさせ合うと、会場からは悲鳴のような黄色い歓声が沸き起こった。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。33回目となる今回は「FASHION=MY LIFE」をテーマに開催。人気モデルをはじめ、アーティストやスペシャルゲストなど総勢111人がランウェイに登場し、1万2,174人の観客が駆けつけた。
2018年08月26日アップサイクルとハンドメイドをコンセプトに掲げるブランド、ビームス クチュール(BEAMS COUTURE)と、ジップロック(Ziploc)によるコラボレーションアイテム全9型が発表。あわせて、女優の永野芽郁が出演するウェブムービーが公開された。 コラボレーションアイテムは、ジップロックのバッグシリーズを用いたトートバッグ(1万1,000円)や、サコッシュ(1,800円)、リュックサック(1万3,000円)、エプロン(1万円)、キャップ(9,000円)、傘(9,200円)、ウエストポーチ(8,800円)、サンバイザー(8,400円)、ポーチ(1,200円)、全9型をラインアップ。ジップロックのバッグが持つ魅力をそのままに、ビームス クチュールのデザイナー・水上路美のユニークなアイディアによって、身につけられるアイテムに生まれ変わった。取り扱いは、8月15日より東京・新宿のビームス ジャパン 1階にて展開されるポップアップショップの他、ビームス 名古屋、ビームス ストリート 梅田、ビームス 広島、ビームス 福岡にて。またビームス公式オンラインショップでは、8月20日より展開される。詳しくは、特設サイト()にてチェック。また永野芽郁と松尾諭が出演する、コラボレーションの世界観を表現したウェブムービーも公開。監督は、サカナクションや星野源などの話題のMVを数多く手掛ける映像ディレクター・関和亮。「BEAMS テレビショッピング」と題し、海外通販番組のMCに扮する永野芽郁と松尾諭の2人が、外国人も顔負けのオーバーリアクションとテンポのよい掛け合いで、ユーモアたっぷりにコラボアイテムを紹介する。さらに、目にすると思わずキュンと胸が苦しくなるような、レトロでセクシーな女の子やカップルをシンプルなラインで描き出す人気イラストレーター・たなかみさきが、同コラボレーションのために5作品を描き下ろし。東京・新宿のビームスジャパンにて原画を展示する他、ビームス公式サイト内「ビームス クチュール」のページでも公開される。【イベント情報】たなかみさき イラスト展示会期:8月15日〜9月11日会場:ビームスジャパン 1F住所:東京都新宿区新宿3-32-6
2018年08月15日元SMAPの稲垣吾郎が3日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁との2ショットを公開した。稲垣吾郎のアメブロオフィシャルブログより稲垣は、主演を務める舞台『No.9-不滅の旋律-』(11月11日から12月2日、東京・TBS赤坂ACTシアター)で片桐と共演する。「隣の片桐さん」と題したブログで、「つい今しがたの出来事」と書き出し、「僕はこの人が大好きだ。ふわふわしたぬいぐるみみたく、つい触りたくなってしまう。なんだろ、この感情・・」と、2ショットをアップした。続けて、「手に持っているのは片桐さん自作の巨大なアイフォーンケース。僕にも世界に一つのオリジナルケースを作って下さるそうです(約束しましたよー)」と報告し、「皆様、何のモチーフが良いと思いますか?因みに少し平べったくないと作成が難しいそうです。笑」とファンに質問。最後に、「まだ先にはなりますが「No.9-不滅の旋律」楽しみにしてて下さいね~」と呼びかけた。公開した2ショットに、「吾郎ちゃん凄く幸せそう」「このツーショットは夢のよう」「嬉しそうな吾郎さん」「何だか嬉しいです」「ふわふわほのぼの写真」「いいツーショット」「仁さんとのツーショット微笑ましい光景」「同い年の天パコンビ」「吾郎さんの大好きが伝わって来る」「お二人の笑顔にほっこり」「ふわふわヘアコンビ」と歓喜の声が続々。また、稲垣の問いかけに「ワインをイメージしたものは特に吾郎ちゃんらしい気がします」「吾郎さんといえばお花のデザインが似合うと思う」「世界に1つの花」「吾郎ちゃんモチーフ、もちろんお花でしょ」「やはり、花かワインはいかがですか?」「白色の薔薇のイメージ!!」「てんとう虫に1票です笑」とさまざまな意見が寄せられている。
2018年07月03日元フジテレビで現在フリーの松尾翠アナウンサー(34)が8日、自身のブログを更新し、7日に第2子となる女児を出産したことを報告した。松尾アナは「昨日、6月7日17時8分に2994gの女の子を出産しました。母子共に元気です!」と報告。「今回は平日に陣痛がきてくれたので主人の立会いの中命の誕生の瞬間を迎えることが出来た事を大変嬉しく思っています」と喜びをつづった。そして、「私たちが産まれてくるときに、こうして産んでくれた両親への感謝や2人目の子が出来た事で、1人目の子がより愛しく感じる事本当に、出産を通してまたかけがえのない心と体の経験をさせてもらったなぁと噛みしめています」としみじみ。「新米2児の母も誕生これからも笑顔多めの毎日を家族と過ごせるように私もたくさん笑って過ごしていきたいと思います!!」と記し、「不定期更新なブログではありますが…これからもどうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。松尾アナは、2013年8月にJRAの福永祐一騎手(41)と結婚。2014年3月に第1子となる女児を出産した。
2018年06月08日混沌として複雑。だけど心に響く、松尾スズキ流時代劇『ニンゲン御破算』。「初演の印象というと、みんながやたらと水の中に入ってビショビショになっていたとか、荒川(良々)君が黒人の役をやっていたとか、出てくるのはそんなのばっかり(笑)」苦笑か、思い出し笑いか、阿部サダヲさんがおかしそうに話すのは、所属する大人計画の主宰・松尾スズキさんが2003年に手がけた舞台『ニンゲン御破産』のこと。「出演していた僕らも説明できないくらい複雑な脚本だったんです。でも、15年経って読み直してみるとすごいんです。書いた当時の松尾さんは30代。いまの僕より若いのに、こんなに難しくて面白いものを書いていたかと思うと本当にすごいです」物語の舞台は幕末。歌舞伎好きが高じ、侍ながら狂言作者を志す、阿部さんが演じる加瀬実之介と、彼をとりまく人々が描かれる。複雑と評されるだけあって、時空は縦横無尽に行ったり来たり。次々とアクロバティックな展開を見せていく。「実之介の目線で読むと、狂言作者の弟子志願としてしゃべっているところもあれば、自分の語る物語に入っている場面もあったり。物語が多重構造になっていて、面白いけれど、やる側は相当難しい。すごくふざけた話のようにも見えるんだけど、物語が展開していくと、じつは悲しさもあるんですよね。でも、出てくる人たちがみんな狂ってるから、悲劇っぽくはならないし、笑いの要素もたくさん入っているのが、さすが松尾さんだなって思います」曰く、「一回観ただけじゃ、どんな話かわからない」。けれど、そこも松尾作品の面白さだとも。「僕、松尾さんの世界って、全部わかる必要なんてないと思うんです。むしろ、全部わかっているのって…嫌。“なんで?”ってのみ込めないまま観ていると、たまに“わかる”っていうセリフが急に出てきて、それがズシンって残るものがある。正直、演じている僕らが、わからないままやってることも多いです。でも、わかってやっている人のお芝居が面白いのかといったら、そうとも限らないですよね。大人計画の俳優がテレビに出始めた頃、僕らは普通にやってるつもりなのに、世間からは、おかしな人たちの集団だと思われていたのと同じ。計算してやっているより、無意識なのに面白いほうがいいのかなって」15年前の初演で実之介を演じたのは、歌舞伎界でも屈指の人気を誇った故・十八代目中村勘三郎(当時は勘九郎)さん。「歌舞伎っぽい言い回しのセリフも多く、脚本は完全に勘三郎さんへのアテ書きですが、今回もそこは変わりないです。でも考えてみれば、実之介は狂言作者を夢見ている人だから、“歌舞伎っぽく”でいいのかな、と。前回との大きな違いは、稽古で松尾さんがミザンス(舞台での立ち位置)という演劇用語を頻繁に使うこと。最近覚えて、使いたくて仕方がないんだと思います(笑)」あべ・さだを1970年生まれ、千葉県出身。グループ魂のボーカルとして9月にはライブも決定。主演映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が10/12公開。狂言作者を志し、鶴屋南北(松尾スズキ)、河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)に弟子入りした加瀬実之介(阿部サダヲ)。成り行きから、南北たちの前で、自らの人生を語り始めた彼は…。6月7日(木)~7月1日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出・出演/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子、荒川良々、皆川猿時、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、菅原永二、ノゾエ征爾、平田敦子ほかS席1万500円A席8500円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamuraチケットセンター TEL:03・3477・9999(10:00~17:30)大阪公演あり。初演時の阿部さんの役は、侍を夢見るマタギ・灰次。今回は岡田将生さんが演じる。写真左が、勘三郎さん演じる実之介。©細野晋司※『anan』2018年6月6日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年06月08日松尾スズキ活動30周年、「大人計画」も30周年を迎えることを記念して、12月18日(火)~30日(日)の期間に「松尾スズキ+大人計画30周年イベント」を開催することが決定した。1988年に松尾さん作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げされた「大人計画」。その後、来年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」を手掛けることでも話題の宮藤官九郎や、その主演を務める阿部サダヲ、さらに皆川猿時、荒川良々など、現在も幅広く活躍する多くの才能を輩出してきた。2018年は、松尾さんが“松尾スズキ”の名で活動を開始してからちょうど30年、また「大人計画」が旗揚げして30周年、さらに平成も30年。この“30”が揃った本年に、今回記念の一大イベントを開催!本イベントでは、メンバーの年齢に見合った、年相応の“何か”が起きるのだとか。一体何が…。「目の前の仕事ばかりこなすうち、30年たってしまった」とこれまでをふり返った松尾さんは、「30という数字に思い入れはなかったが、40年目があったとしてもなにかやる元気はとうていなさそうな気がすると、30年でなにかやらねばという気に急になった。松尾スズキ55歳。なんだかまだうっすら元気があるようです」と今回のイベント開催理由を語っている。松尾スズキ+大人計画30周年イベント「タイトル未定」は12月18日(火)~30日(日)SPIRALにて開催。(cinemacafe.net)
2018年06月07日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『わろてんか』をはじめ、ドラマに映画に大活躍中の個性派俳優・松尾諭が、草なぎ剛とともに戯曲家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』の舞台に出演。松尾は草なぎ演じる男1と日常生活を送る男2の役で、バリータークという村の話をひたすら語り続け、奇妙な共同生活を送っているという、ある種特異な物語だ。「もともと端のほうでギャーギャー言っているほうが性に合っている」と自己分析する松尾だが、今回は草なぎとのほぼ二人芝居というメインキャスト。数々の映画や朝ドラ効果について「でも、いまきている感はないですね(笑)」と謙遜するが、引く手あまたとなった人気俳優に、今回の舞台ことや今後の活動のことなど、俳優としての今に迫った。○高橋一生から聞いていた白井晃演出――今回の舞台『バリーターク』ですが、最初の感想はいかがでしたか?最初、わけわからんと思いました(笑)。ただ、演出の白井さんとは一度仕事をしてみたいと思っていて、白井さんの舞台に出てみたいともかねてから思っていました。高橋一生君と仲が良くて、彼がよく白井さんの舞台に出ていて。一生君の舞台を観に行くと白井さんの舞台ということが多く、彼からも白井さんのことはよく聞いていて、そういう意味でも楽しみなことが多かったですね。――具体的には?セリフがすごく多かったり、その意味が難解だということも含めて、楽しみだなということが最初の印象ですかね。いろいろな人に出ることを言いたかったけれど、発表するまで待たなくてはいけなかったので、待っている間誰にも言えなかったことがストレスでした(笑)。人に言いたくてしょうがなかったのですが。――今作も難解そうですが、そういうタイプの作品が好みですか?そうですね。以前出たドイツの劇作家の舞台も難解で、デヴィッド・リンチの映画も難解で、そういう作品が好きなんだと思います。答えはないだろうけれど、余白が多いので、そのスキマをこっちで埋めていくという作業が好き。今回もそれに近そうなイメージです。最初、白井さんに会って話を聞いた時に、デヴィッド・ボウイが原作のエンダ・ウォルシュと親交があったと聞いて、デヴィッド・ボウイはリンチの大ファンで作品にも出ているくらいですから、彼が好きだったと思いながら読み進めると入りやすくなった。確かに世界観などが共通していそうで、最初はわけがわからないと思っていた台本が、興味を持って読めるようになりましたね。――高橋一生さんのアドバイスはありましたか?「白井さんは俳優にとってとてもいいよ」と。「すごく好きだし、体育会系だから松尾君と合うと思う」と。その意味がいまいちよくわからなかったのですが(笑)、稽古が始まってわかったんですけど、白井さんは休憩をまったく取らない。一生君なりにオブラートに包みながら言ったことが、体育会という表現だったのかと。先日、野間口徹さんに会った時にも、「白井さんでしょ? 休憩全然取らないでしょ?」と言われて、そういうことかと。でも、白井さんもよく言われるみたいで、気をつけるようにはしていると言っていました。僕ももともと体育会系なので、楽しみながらやっています(笑)。○新鮮な中心人物を演じてみて――以前の会見で「もともと端のほうでギャーギャー言っているほうが性に合っている」と言われていましたが、こういうメインを務めることで何か思うことはありますか?最初、真ん中に出て行くほどセリフが多くなるので大変だなと思いましたけど、方法論が違うだけで、人様に見せるという意味ではやっていることは同じなんですよね。相手に対してセリフを投げるなど、根本的なことも一緒ですよね。端っこでギャーギャー言っていることも、内側でギャーギャー言っていることも、そうは変わらない。「こんな番手で無理です」ということもなかった。「おっしゃ、やったるで!」という意気込みも、端っこでも思っていることなので同じでしたね。――なるほど。来てみたら同じだったと。まあ何年も前であれば、もうちょっとビビっていたかもしれないですけど、いまはこういう機会を与えていただいて、十分楽しめるようになりましたね。幕が上がってみないとわからないですけど、すごく面白くなるんじゃないかなという期待も多いです。今回、小林勝也さんもいらして、3人で面白いものができればいいなと思っています。ちょっときれいごと言っていますけど(笑)。○朝ドラでの成長と反響――ところで、いまのご活躍ですが、二期連続で朝ドラにも出られて、朝ドラ効果も感じているところでしょうか。それはまったくないです(笑)。大阪で撮影していたので信号待ちなどをしていて、大阪のおばちゃんは見かけるとすぐ声をかけてくれることはありましたが、街中を歩いていてすぐ話しかけられるほどの反響はないですよ。ただ、『わろてんか』では広瀬アリスちゃんとふたりで漫才をやっていたので、今回も草なぎさんとのふたりの会話劇があって。どこか漫才ではないけれど、かけあいみたいなことがあったほうがいいみたいな話になった時に、直前まで『わろてんか』をやっていたので、同じ流れでできそうだなとは思いました。あのテンポ感はやっていてよかったなと思いました。――『シン・ゴジラ』の時は、「まずは君が落ち着け」がブームになりました(笑)。街中でペットボトルを渡されて、いきなり頼まれたことはありましたけど(笑)。だいたい僕のほうが落ち着いていないので、なんなら僕にやってほしいくらいです(笑)。『シン・ゴジラ』の時は現象としても凄かったので、そういう反響はありましたね。でも、今でも多いのは、実は『SP』なんです。10年くらい経っていますけど、『SP』のことを言われることは多いんです。人によってイメージが違うんですよね。――大注目されて、意識も変わったのではないでしょうか?仮に自分が主演ならと思うこともありますが、朝ドラの主演は無理です。負担がすごい。毎日膨大なセリフの量で、それを10カ月続けるなど無理(笑)。ちょっと無責任なほうがいいというか、もちろん責任をもって仕事をしていますが、主演は全然違う。『わろてんか』の葵わかなちゃんを見ていて、19歳なのにすごいですよ。守ってあげたいなとも思いつつ、10カ月も。僕42歳ですが無理ですね(笑)。――また、俳優としての経験値については、朝ドラを経て思うところはありますか?今まできれいな女優さんとの距離が近い役どころがなかったんですけど、仮にあっても「僕みたいなものが見つめてすみません」みたいなコンプレックスがひどくて、でも今回はアリスちゃんで免疫がつきましたね。性格的に合ったということもあって、ついに美人に慣れたなあと。後は大阪の美味い店をさらに知ることができてよかったです(笑)。○草なぎと役柄チェンジで再演希望――『バリーターク』を経て、今後、どういう作品に挑戦したいですか?僕は作っている過程が好きで、ひとつの作品をじっくりと時間をかけて作り込みする作業は舞台ならではで、大好きです。舞台はライブ感ってよく言いますが、作り込みに惹かれます。ただ、舞台をやりたいとは思っていますが、実際時間がかかるし、稽古前にストレッチをよくするので、健康的にやせていくんですよね。あまりやせると不都合というか、イケメンと競合してしまうじゃないですか(笑)。――そんな心配が(笑)。いえ(笑)。作品は、いろいろな喜劇、シェイクスピアなども挑戦してみたい。この舞台を経て好評だったらアイルランドでも公演してみたいですし、草なぎさんの役柄とチェンジして再演もしてみたい。見えている世界が変わるような気がするんです。草なぎさんの視点になると、またセットも作品も違って見えそうで。本当に対照的なふたりなんですよ。機会があれば、僕の役柄を演じている草なぎさんの姿をみてみたいですね。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール松尾諭1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身。2001年、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。2007年、フジテレビ系列のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主要SP役の人、山本巡査部長役に抜擢され、大きな注目を集め、以降、映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『進撃の巨人』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など、多数の映画・ドラマで存在感ある脇役として活躍中。NHKの連続テレビ小説には、2017年前期『ひよっこ』、2017年後期『わろてんか』と二期連続で出演。お茶の間にも強烈な印象を残す。現在、文春オンラインにて、「拾われた男」を好評連載中。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月19日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『わろてんか』をはじめ、ドラマに映画に大活躍中の個性派俳優・松尾諭が、戯曲家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』の舞台で草なぎ剛と共演。松尾は草なぎ演じる男1と日常生活を送る男2の役で、バリータークという村の話をひたすら語り続け、奇妙な共同生活を送っているという、ある種特異な物語だ。「これは男が同棲している話です(笑)」と語るように草なぎとの共同作業がメインの作風で、実際草なぎの存在に「助けられています」と語る松尾。共同作業を経て輪郭がはっきりしてきた作品のこと、そして草なぎとの共演の感想を聞く。○草なぎの声の魅力を発見――まず本作に出ると決まった時、率直に何を思いましたか?僕にとっては5~6年ぶりの舞台だったので、まずそれがうれしかったですね。内容を知る前にテンションが上がりましたが、次に内容を聞いて草なぎさんとほぼ二人芝居だと知って「え!?」って、びっくりしました。僕は端っこのほうでわーわー言っているほうが性に合っていると思っていたので、衝撃は大きかったですね。舞台のチラシを見ていただいてわかるように、ほぼ真ん中にいますので(笑)。――草なぎさんとほぼ二人でメインを務めることについては、いかがでしたか?以前、ちょっとだけ仕事をしたことがあるのですが、それは本当にちょっとだけで、しかも草なぎさんは覚えていなくて、「初めまして」と言っていました(笑)。のちのち「そういえばあの時に(笑)」みたいな話にはなりましたが。以前、草なぎさんの舞台を観に行ったことがあって、すごく魅力があるお芝居をする方だなという印象が強かったですね。ご本人自体に魅力がある人だなという印象も含めて。――実際、今回の稽古などを通じて、それまでのイメージと違う点などありましたか?以前拝見した舞台では、男らしさもありながら、ちょっと中性的な役柄で、その感じがすごく素敵だったんです。でも今回、ご一緒していて、声がすごく印象的だと思いました。だからひとりで活字の台本を読んでいるのと、人の声を通して聞くのとでは全然違いますが、「ああそういうことか」と。草なぎさんも僕としても完全には物語を解釈してはいないですけれど、解釈とかそういうことではなく、男1として草なぎさんがしゃべっている姿を見ているだけで、話の世界にグッと近く入っていけた。それはすごく発見でしたし、びっくりしましたね。――向こうのほうから、歩み寄って来てくれている?どうでしょうか。「僕に歩み寄っていますか?」などと聞いたことないのですが(笑)。ただ、ここをこうしよう、ああしようとか、そういう会話はまったくしていないんです。そもそも、ふたりしてべちゃくちゃしゃべったりもしていないんですけど、立ちだしたら自然ですね。抽象的な台本なのでちょっとした動きの違いで、やっぱりセリフも変わってくるから、試そうと思って違う動きを毎回するのですが、草なぎさんもするんです。僕がすれば草なぎさんもついてきてくれるし、その逆もある。そういうことがスッとできるって、草なぎさんだからなのかなと。もしかすると、歩み寄って来てくれているのかもしれないですね(笑)。○草なぎの独特な感性と柔らかさ――『バリーターク』は、これという答えがないタイプの作品ですよね。ここがこうなってこうみたいなわかりやすい作品が多いなか、それとはまったく逆のタイプの作品で、ここにふたりの男がいて、もう一人男が来ます、あとはご自由に、みたいな感じですよね。観る側の人もちゃんと感じることができる作品なので、漫画よりも小説よりも文芸に近い作品かもしれないです。でも僕はすごく世界観が好き。僕は漫画も好きですが、どこかジョジョっぽかったりもするんです。そこまで小難しい話ではなくて、すごく通っているものが普遍的だったりもするんですけど、頭だけで考えるとわけがわからないかもしれない。ガチガチにならず、草なぎさんと僕が変なことしてしゃべっていると思えば、ラクに観られる。考えるよりは感じたほうがいい感じの作品だと思いますね。――お話をうかがっていると、草なぎさんとは相性が良さそうですね。草なぎさんはどう思っているかわからないですが、いままでに会ったことがないタイプの人ではありますね。感性も普通の人とは違う。僕はけっこうディスカッションなどが好きなので、演出の白井さんにもバカなふりをしていろいろと言うんですけど、草なぎさんは黙って聞いていて、あまり自分から言い出すことはないんです。でも先日、めずらしく、「これって実はこの人とこの人がグルなんじゃないですか?」って。そんなこと誰も考えたことがなかったのに、ああ意外にそうかもと。着眼点がまるで違うんです。考え方も柔軟ですし、芝居の対応もやわらかい。僕のほうが年上の役柄ですけど、草なぎさんのほうが年上でキャリアも上ですから、僕はもう安心して心の中ではお兄ちゃんと(笑)。でも、幕が上がるとギスギスするかもしれないですけどね(笑)。――休憩中など、どういう会話を?「それはどこのお茶なの?」とか「何を読んでいたんですか?」とか、わりと普通ですかね。球を投げたらパッと返ってきてすぐ終わり、みたいな感じで。おいおいもっと話すようにしようかなとは思いますが、かといってどういう話をするかはわからないですけどね。すごく優しいんです。もうちょい、プライベートに食い込んでみたいですね。――そういうほぼ二人だけのお芝居を経て、何か新たな発見はありましたか?これがひとりの芝居であれば、あわあわしていたかもしれないですね。でも逃げの発言じゃないけれど、全部ひとりで背負いこまなくていいんです。共有していける。草なぎさんもスッとそこに立っていて、そこも僕にはありがたい。やってみると、意外に気を使わずにやれているんです。でも始まったら、緊張でぐちゃぐちゃになるかもしれないですけれど(笑)。○「男たちが同棲している話です(笑)」――最後にうかがいますが、『バリーターク』は、どういうお話だと個人的に受け止めていますか?男たちが同棲している話です(笑)。でも、そうなんです。そこで生が死がと言い出すとややこしくなるんですけど、本当にふたりの男が一つの部屋で生活して、毎日を営んでいるところに、ある日波風が立つ。その生活を壊すことが幸せなのか、続けることが幸せなのか、そう考えると難しくなるんですけど。兄弟でもない、他人でもない、血もつながっていない、友情みたいなものは、もちろんあると思いますが。――人生で時に起こる大きな変化を受け入れる、というお話かもしれませんね。二人だけの生活を何十年もやってきたけど、他人ですからいつしか破たんがくる。日々同じように暮らしていることが幸せなのか、変化を求めてたとえば仕事を辞めることが幸せなのか、会社に骨を埋めるか転職するか、みたいなことですかね。そういう意味だと、普遍的なところもあって、難しい話ではない。ちょっと言葉の端々を捕まえて考えると、世界観が広まっていくとは思います。最初はゆるく観始めて、観終わった後に、いろいろと考えてほしい。そのほうが面白いと思う。描写がちょっと変わっているだけで、ごくごくありふれた人たちと、その男たちをとりまく話ですから。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール松尾諭1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身。2001年、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。2007年、フジテレビ系列のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主要SP役の人、山本巡査部長役に抜擢され、大きな注目を集め、以降、映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『進撃の巨人』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など、多数の映画・ドラマで存在感ある脇役として活躍中。NHKの連続テレビ小説には、2017年前期『ひよっこ』、2017年後期『わろてんか』と二期連続で出演。お茶の間にも強烈な印象を残す。現在、文春オンラインにて、「拾われた男」を好評連載中。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月18日日本のアイウェアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」より、吉岡徳仁がデザインを手掛けたアイウェアが新登場。2018年8月より発売予定だ。吉岡徳仁はデザイン・アート・建築など、幅広い領域において自由な着想と実験的なテクノロジーによる作品を生み出してきたアーティスト。これまで自然と人間の関係性に着目し、 光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。近年では、東京ミッドタウンで展覧会「吉岡徳仁光とガラス」の開催や、コスメブランドTHREE(スリー) のパッケージを担当するなど、精力的な活動を続け多くの注目を集めている。そんな吉岡徳仁と今回タッグを組んだのは、スタイリッシュなルックスが魅力のアイヴァンの眼鏡。コラボレーションモデルは、シンプルなデザインながらも、立体感をもち"彫刻"のような独創的な造形が特徴。5年にも渡る歳月をかけて、吉岡徳仁自ら着用するために手掛けた渾身の一作だ。日本の職人によって、ひとつひとつ手作業で作られた眼鏡には、凛とした佇まいのなかにも、温もりさえ感じる。またモデルは、軽量かつ剛性の高いチタン素材と、美しい発色を叶えるアセテートを使用。耳にかけるテンプルには、コラボレートの証として、ブランドロゴと共に吉岡徳仁のネームも刻印した。細部まで意匠が凝らされた一本を是非手に取ってみて。【詳細】アイヴァン×吉岡徳仁のアイウェア販売時期:2018年8月価格:メタルフレーム 52,000円/セルフレーム 48,000円
2018年04月08日「悠仁さまも5年生の3学期をお迎えになりました。中学校入学まで、あと1年ほどということで、そのご進学先に大きな注目が集まっています」(皇室ジャーナリスト) 秋篠宮家の長男である悠仁さまは現在、東京都内の小学校に通われているが、男子児童は過半数が中学受験をする。悠仁さまと同じ学校に子供を通わせる保護者は言う。 「保護者同士の話題も、どうしても志望校や勉強のことになってしまいますね。私たちの間では悠仁さまのご進学先は『提携校進学制度』を利用しての、筑波大学附属中学校(以下、筑附)が“本命校”になっています」 実は悠仁さま以外にも、保護者の間で話題になっている5年生の児童がいるという。 「バイオリニスト・葉加瀬太郎さん(50)とタレント・高田万由子さん(47)のご長男・Aくん(11)です。ずっとロンドンで生活していたそうですが、昨年9月に編入してきたのです。頭も良くて、音楽や料理も得意だそうで、すでに学内で人気者になっています」(前出・保護者) 葉加瀬・高田夫妻の長男が、悠仁さまの“ご学友”になっていたというのだ。実は高田は、この状況を11年前に“予言”していた。 ‘06年9月6日に誕生された悠仁さま。日本中が喜びに沸くなか、多くの著名人がお祝いのコメントを出したが、高田もその1人だった。彼女自身もその1カ月ほど前にAくんを出産したばかり。悠仁さまのご誕生当日、東京都内で報道陣の取材に応じた彼女は、こう語っていた。 「紀子さま、ご長男誕生、おめでとうございます。私は、お腹のなかにいるときから、肋骨が折れるかと思うくらい蹴られました。でも上に女の子がいる男の子は穏やかになると言われました。(お姉さまがお2人いる悠仁さまも)優しい男の子にお育ちになるのではないでしょうか。(長男には)ご学友を目指してもらって、(紀子さまと)ママ友達になりたいです!」 長男の編入について取材を申しこむと、高田の所属事務所の担当者は次のように答えた。 「(編入は)長男の『自分は日本人なのだから、日本の学校にも通ってみたい』という希望もあり、決めたことだそうです。学校は、帰国子女を受けいれてくれること、日本の自宅から通えること、などの条件で探しました。“悠仁さまと同じ学校に”という意識は特になかったそうです。高田も日本に帰国したというわけではなく、これまでどおり、イギリスと日本を行き来する生活を続けています。今後の長男の中学進学に関しては、日本の中学に通うのか、それともイギリスで進学するのかなども、まだ決めていないそうです」 悠仁さまの小学校生活もあと1年。新しいお友達も増え、より充実したものになるように願うばかりだ。
2018年01月24日THREE(スリー) から、吉岡徳仁がパッケージデザインを担当した、新作スキンケアシリーズが登場。2018年2月21日(水)より発売される。吉岡徳仁による、優しく上質な3角形のフォルム吉岡徳仁は、光、音、香りなどの非物質的な要素で、人間のあらゆる感覚を形象化し、これまで独自の表現を生み出してきた。そんな彼が、THREEのために考えた新作コスメケアのデザインは、三角形のフォルムと、自然石の表面を型どることで生み出された質感。この形は、THREEを象徴する3つの要素「Natural」「Honest」「Creative」を表現するものであり、ブランドのフィロソフィーが詰め込まれている。敢えて不揃いな模様をあしらったキャップの表面は、ほのかに自然の魅力を漂わせる。光が透き通る、柔らかな印象の本体部分が調和し、上質感溢れるパッケージとなっている。ストレスフルな現代を生きるすべての人に贈る、THREEのスキンケアTHREEのスキンケアは一貫して、「自分が今置かれている環境や生活を見極めて、自分自身を包括的にケアする」というホリスティックケアを大切にしてきた。新作では、まさにその概念を捉え、肌の防衛力にフォーカス。性別、年代、肌タイプを超えて、ストレスフルな現代を生きるすべての人に贈る新スキンケアシリーズを完成させた。成分は、2つのキー精油をベースに、アイテムごとにその特性に適した精油を数種ずつブレンド。肌の奥深くに届けると同時に、かすかに甘く、すっきりと力強く香り立つスパイシーな香りが、気持ちをリラックスさせてくれる。「THREE クレンジングオイル」「THREE クレンジングオイル」は、センシティブな肌をいたわるようにまろやかで優しいテクスチャー。一日を過ごした肌に付着する空気中の飛散物質やベースメイク、毛穴にたまった老廃物、不要な角質を浮き上がらせて落とし、肌本来のつややかさと透明感を引き出す。「THREE クリアリングフォーム」クレンジングの次は洗顔へ。「THREE クリアリングフォーム」は、敏感肌にもやさしい洗顔フォーム。ふんわりと弾力感のある、きめ細かな泡をころがすように肌の上で滑らせれば、トラブルの誘因となるさまざまな汚れを包み込んで、残さず洗い流す。ツッパリ感のないやわらかな洗いあがりで、肌のpHバランスを整えて、クリーンな状態へと導く。「THREE トリートメントローション」乾燥し荒れている肌にも穏やかになじむ「THREE トリートメントローション」。とろみのあるなめらかなテクスチャーで、ダメージを落ち着かせるように角層に浸透。柔軟と収れん、2つの働きで肌を整え、防衛のためのバリア膜を補ってくれる。「THREE トリートメントエマルジョン」化粧水で潤った肌には、みずみずしい「THREE トリートメントエマルジョン」を。やさしく肌を包み込みながら、角層のすみずみまで浸透し。水分と油分の潤い層をつくることで、「THREE トリートメントローション」によるバリア膜をしっかりサポート。トラブルのもとを遮るように、潤いをたっぷり貯えてくれる。「THREE トリートメントクリーム」仕上げに使用する「THREE トリートメントクリーム」では、肌の自己防衛力を高めることを目指した。なめらかにのび広がり、しっとりとした潤いを内部に宿らせる一方で、しなやかでベタつきのない保護膜で肌を覆い、空気中の飛散物質からしっかりガード。リッチな潤いが肌のすみずみまでめぐり、トラブル因子に立ち向かう肌本来の強さを引き出す。【詳細】THREE 新作スキンケアシリーズ発売日:2018年2月21日(水)・THREE クレンジングオイル(メイク落とし) 天然由来成分 98% 185mL 4,500円+税・THREE クリアリングフォーム(洗顔料) 天然由来成分 96% 100g 3,800円+税・THREE トリートメントローション (化粧水) 天然由来成分 97% 125mL 6,000円+税・THREE トリートメントエマルジョン (乳液) 天然由来成分 99% 90mL 6,500円+税・THREE トリートメントクリーム 天然由来成分 99% 26g 8,500円+税【問い合わせ先】THREETEL:0120-898-003(フリーダイヤル)
2017年12月17日