元フジテレビで現在フリーの松尾翠アナウンサー(34)が8日、自身のブログを更新し、7日に第2子となる女児を出産したことを報告した。松尾アナは「昨日、6月7日17時8分に2994gの女の子を出産しました。母子共に元気です!」と報告。「今回は平日に陣痛がきてくれたので主人の立会いの中命の誕生の瞬間を迎えることが出来た事を大変嬉しく思っています」と喜びをつづった。そして、「私たちが産まれてくるときに、こうして産んでくれた両親への感謝や2人目の子が出来た事で、1人目の子がより愛しく感じる事本当に、出産を通してまたかけがえのない心と体の経験をさせてもらったなぁと噛みしめています」としみじみ。「新米2児の母も誕生これからも笑顔多めの毎日を家族と過ごせるように私もたくさん笑って過ごしていきたいと思います!!」と記し、「不定期更新なブログではありますが…これからもどうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。松尾アナは、2013年8月にJRAの福永祐一騎手(41)と結婚。2014年3月に第1子となる女児を出産した。
2018年06月08日混沌として複雑。だけど心に響く、松尾スズキ流時代劇『ニンゲン御破算』。「初演の印象というと、みんながやたらと水の中に入ってビショビショになっていたとか、荒川(良々)君が黒人の役をやっていたとか、出てくるのはそんなのばっかり(笑)」苦笑か、思い出し笑いか、阿部サダヲさんがおかしそうに話すのは、所属する大人計画の主宰・松尾スズキさんが2003年に手がけた舞台『ニンゲン御破産』のこと。「出演していた僕らも説明できないくらい複雑な脚本だったんです。でも、15年経って読み直してみるとすごいんです。書いた当時の松尾さんは30代。いまの僕より若いのに、こんなに難しくて面白いものを書いていたかと思うと本当にすごいです」物語の舞台は幕末。歌舞伎好きが高じ、侍ながら狂言作者を志す、阿部さんが演じる加瀬実之介と、彼をとりまく人々が描かれる。複雑と評されるだけあって、時空は縦横無尽に行ったり来たり。次々とアクロバティックな展開を見せていく。「実之介の目線で読むと、狂言作者の弟子志願としてしゃべっているところもあれば、自分の語る物語に入っている場面もあったり。物語が多重構造になっていて、面白いけれど、やる側は相当難しい。すごくふざけた話のようにも見えるんだけど、物語が展開していくと、じつは悲しさもあるんですよね。でも、出てくる人たちがみんな狂ってるから、悲劇っぽくはならないし、笑いの要素もたくさん入っているのが、さすが松尾さんだなって思います」曰く、「一回観ただけじゃ、どんな話かわからない」。けれど、そこも松尾作品の面白さだとも。「僕、松尾さんの世界って、全部わかる必要なんてないと思うんです。むしろ、全部わかっているのって…嫌。“なんで?”ってのみ込めないまま観ていると、たまに“わかる”っていうセリフが急に出てきて、それがズシンって残るものがある。正直、演じている僕らが、わからないままやってることも多いです。でも、わかってやっている人のお芝居が面白いのかといったら、そうとも限らないですよね。大人計画の俳優がテレビに出始めた頃、僕らは普通にやってるつもりなのに、世間からは、おかしな人たちの集団だと思われていたのと同じ。計算してやっているより、無意識なのに面白いほうがいいのかなって」15年前の初演で実之介を演じたのは、歌舞伎界でも屈指の人気を誇った故・十八代目中村勘三郎(当時は勘九郎)さん。「歌舞伎っぽい言い回しのセリフも多く、脚本は完全に勘三郎さんへのアテ書きですが、今回もそこは変わりないです。でも考えてみれば、実之介は狂言作者を夢見ている人だから、“歌舞伎っぽく”でいいのかな、と。前回との大きな違いは、稽古で松尾さんがミザンス(舞台での立ち位置)という演劇用語を頻繁に使うこと。最近覚えて、使いたくて仕方がないんだと思います(笑)」あべ・さだを1970年生まれ、千葉県出身。グループ魂のボーカルとして9月にはライブも決定。主演映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が10/12公開。狂言作者を志し、鶴屋南北(松尾スズキ)、河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)に弟子入りした加瀬実之介(阿部サダヲ)。成り行きから、南北たちの前で、自らの人生を語り始めた彼は…。6月7日(木)~7月1日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出・出演/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子、荒川良々、皆川猿時、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、菅原永二、ノゾエ征爾、平田敦子ほかS席1万500円A席8500円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamuraチケットセンター TEL:03・3477・9999(10:00~17:30)大阪公演あり。初演時の阿部さんの役は、侍を夢見るマタギ・灰次。今回は岡田将生さんが演じる。写真左が、勘三郎さん演じる実之介。©細野晋司※『anan』2018年6月6日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年06月08日松尾スズキ活動30周年、「大人計画」も30周年を迎えることを記念して、12月18日(火)~30日(日)の期間に「松尾スズキ+大人計画30周年イベント」を開催することが決定した。1988年に松尾さん作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げされた「大人計画」。その後、来年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」を手掛けることでも話題の宮藤官九郎や、その主演を務める阿部サダヲ、さらに皆川猿時、荒川良々など、現在も幅広く活躍する多くの才能を輩出してきた。2018年は、松尾さんが“松尾スズキ”の名で活動を開始してからちょうど30年、また「大人計画」が旗揚げして30周年、さらに平成も30年。この“30”が揃った本年に、今回記念の一大イベントを開催!本イベントでは、メンバーの年齢に見合った、年相応の“何か”が起きるのだとか。一体何が…。「目の前の仕事ばかりこなすうち、30年たってしまった」とこれまでをふり返った松尾さんは、「30という数字に思い入れはなかったが、40年目があったとしてもなにかやる元気はとうていなさそうな気がすると、30年でなにかやらねばという気に急になった。松尾スズキ55歳。なんだかまだうっすら元気があるようです」と今回のイベント開催理由を語っている。松尾スズキ+大人計画30周年イベント「タイトル未定」は12月18日(火)~30日(日)SPIRALにて開催。(cinemacafe.net)
2018年06月07日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『わろてんか』をはじめ、ドラマに映画に大活躍中の個性派俳優・松尾諭が、草なぎ剛とともに戯曲家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』の舞台に出演。松尾は草なぎ演じる男1と日常生活を送る男2の役で、バリータークという村の話をひたすら語り続け、奇妙な共同生活を送っているという、ある種特異な物語だ。「もともと端のほうでギャーギャー言っているほうが性に合っている」と自己分析する松尾だが、今回は草なぎとのほぼ二人芝居というメインキャスト。数々の映画や朝ドラ効果について「でも、いまきている感はないですね(笑)」と謙遜するが、引く手あまたとなった人気俳優に、今回の舞台ことや今後の活動のことなど、俳優としての今に迫った。○高橋一生から聞いていた白井晃演出――今回の舞台『バリーターク』ですが、最初の感想はいかがでしたか?最初、わけわからんと思いました(笑)。ただ、演出の白井さんとは一度仕事をしてみたいと思っていて、白井さんの舞台に出てみたいともかねてから思っていました。高橋一生君と仲が良くて、彼がよく白井さんの舞台に出ていて。一生君の舞台を観に行くと白井さんの舞台ということが多く、彼からも白井さんのことはよく聞いていて、そういう意味でも楽しみなことが多かったですね。――具体的には?セリフがすごく多かったり、その意味が難解だということも含めて、楽しみだなということが最初の印象ですかね。いろいろな人に出ることを言いたかったけれど、発表するまで待たなくてはいけなかったので、待っている間誰にも言えなかったことがストレスでした(笑)。人に言いたくてしょうがなかったのですが。――今作も難解そうですが、そういうタイプの作品が好みですか?そうですね。以前出たドイツの劇作家の舞台も難解で、デヴィッド・リンチの映画も難解で、そういう作品が好きなんだと思います。答えはないだろうけれど、余白が多いので、そのスキマをこっちで埋めていくという作業が好き。今回もそれに近そうなイメージです。最初、白井さんに会って話を聞いた時に、デヴィッド・ボウイが原作のエンダ・ウォルシュと親交があったと聞いて、デヴィッド・ボウイはリンチの大ファンで作品にも出ているくらいですから、彼が好きだったと思いながら読み進めると入りやすくなった。確かに世界観などが共通していそうで、最初はわけがわからないと思っていた台本が、興味を持って読めるようになりましたね。――高橋一生さんのアドバイスはありましたか?「白井さんは俳優にとってとてもいいよ」と。「すごく好きだし、体育会系だから松尾君と合うと思う」と。その意味がいまいちよくわからなかったのですが(笑)、稽古が始まってわかったんですけど、白井さんは休憩をまったく取らない。一生君なりにオブラートに包みながら言ったことが、体育会という表現だったのかと。先日、野間口徹さんに会った時にも、「白井さんでしょ? 休憩全然取らないでしょ?」と言われて、そういうことかと。でも、白井さんもよく言われるみたいで、気をつけるようにはしていると言っていました。僕ももともと体育会系なので、楽しみながらやっています(笑)。○新鮮な中心人物を演じてみて――以前の会見で「もともと端のほうでギャーギャー言っているほうが性に合っている」と言われていましたが、こういうメインを務めることで何か思うことはありますか?最初、真ん中に出て行くほどセリフが多くなるので大変だなと思いましたけど、方法論が違うだけで、人様に見せるという意味ではやっていることは同じなんですよね。相手に対してセリフを投げるなど、根本的なことも一緒ですよね。端っこでギャーギャー言っていることも、内側でギャーギャー言っていることも、そうは変わらない。「こんな番手で無理です」ということもなかった。「おっしゃ、やったるで!」という意気込みも、端っこでも思っていることなので同じでしたね。――なるほど。来てみたら同じだったと。まあ何年も前であれば、もうちょっとビビっていたかもしれないですけど、いまはこういう機会を与えていただいて、十分楽しめるようになりましたね。幕が上がってみないとわからないですけど、すごく面白くなるんじゃないかなという期待も多いです。今回、小林勝也さんもいらして、3人で面白いものができればいいなと思っています。ちょっときれいごと言っていますけど(笑)。○朝ドラでの成長と反響――ところで、いまのご活躍ですが、二期連続で朝ドラにも出られて、朝ドラ効果も感じているところでしょうか。それはまったくないです(笑)。大阪で撮影していたので信号待ちなどをしていて、大阪のおばちゃんは見かけるとすぐ声をかけてくれることはありましたが、街中を歩いていてすぐ話しかけられるほどの反響はないですよ。ただ、『わろてんか』では広瀬アリスちゃんとふたりで漫才をやっていたので、今回も草なぎさんとのふたりの会話劇があって。どこか漫才ではないけれど、かけあいみたいなことがあったほうがいいみたいな話になった時に、直前まで『わろてんか』をやっていたので、同じ流れでできそうだなとは思いました。あのテンポ感はやっていてよかったなと思いました。――『シン・ゴジラ』の時は、「まずは君が落ち着け」がブームになりました(笑)。街中でペットボトルを渡されて、いきなり頼まれたことはありましたけど(笑)。だいたい僕のほうが落ち着いていないので、なんなら僕にやってほしいくらいです(笑)。『シン・ゴジラ』の時は現象としても凄かったので、そういう反響はありましたね。でも、今でも多いのは、実は『SP』なんです。10年くらい経っていますけど、『SP』のことを言われることは多いんです。人によってイメージが違うんですよね。――大注目されて、意識も変わったのではないでしょうか?仮に自分が主演ならと思うこともありますが、朝ドラの主演は無理です。負担がすごい。毎日膨大なセリフの量で、それを10カ月続けるなど無理(笑)。ちょっと無責任なほうがいいというか、もちろん責任をもって仕事をしていますが、主演は全然違う。『わろてんか』の葵わかなちゃんを見ていて、19歳なのにすごいですよ。守ってあげたいなとも思いつつ、10カ月も。僕42歳ですが無理ですね(笑)。――また、俳優としての経験値については、朝ドラを経て思うところはありますか?今まできれいな女優さんとの距離が近い役どころがなかったんですけど、仮にあっても「僕みたいなものが見つめてすみません」みたいなコンプレックスがひどくて、でも今回はアリスちゃんで免疫がつきましたね。性格的に合ったということもあって、ついに美人に慣れたなあと。後は大阪の美味い店をさらに知ることができてよかったです(笑)。○草なぎと役柄チェンジで再演希望――『バリーターク』を経て、今後、どういう作品に挑戦したいですか?僕は作っている過程が好きで、ひとつの作品をじっくりと時間をかけて作り込みする作業は舞台ならではで、大好きです。舞台はライブ感ってよく言いますが、作り込みに惹かれます。ただ、舞台をやりたいとは思っていますが、実際時間がかかるし、稽古前にストレッチをよくするので、健康的にやせていくんですよね。あまりやせると不都合というか、イケメンと競合してしまうじゃないですか(笑)。――そんな心配が(笑)。いえ(笑)。作品は、いろいろな喜劇、シェイクスピアなども挑戦してみたい。この舞台を経て好評だったらアイルランドでも公演してみたいですし、草なぎさんの役柄とチェンジして再演もしてみたい。見えている世界が変わるような気がするんです。草なぎさんの視点になると、またセットも作品も違って見えそうで。本当に対照的なふたりなんですよ。機会があれば、僕の役柄を演じている草なぎさんの姿をみてみたいですね。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール松尾諭1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身。2001年、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。2007年、フジテレビ系列のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主要SP役の人、山本巡査部長役に抜擢され、大きな注目を集め、以降、映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『進撃の巨人』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など、多数の映画・ドラマで存在感ある脇役として活躍中。NHKの連続テレビ小説には、2017年前期『ひよっこ』、2017年後期『わろてんか』と二期連続で出演。お茶の間にも強烈な印象を残す。現在、文春オンラインにて、「拾われた男」を好評連載中。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月19日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『わろてんか』をはじめ、ドラマに映画に大活躍中の個性派俳優・松尾諭が、戯曲家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』の舞台で草なぎ剛と共演。松尾は草なぎ演じる男1と日常生活を送る男2の役で、バリータークという村の話をひたすら語り続け、奇妙な共同生活を送っているという、ある種特異な物語だ。「これは男が同棲している話です(笑)」と語るように草なぎとの共同作業がメインの作風で、実際草なぎの存在に「助けられています」と語る松尾。共同作業を経て輪郭がはっきりしてきた作品のこと、そして草なぎとの共演の感想を聞く。○草なぎの声の魅力を発見――まず本作に出ると決まった時、率直に何を思いましたか?僕にとっては5~6年ぶりの舞台だったので、まずそれがうれしかったですね。内容を知る前にテンションが上がりましたが、次に内容を聞いて草なぎさんとほぼ二人芝居だと知って「え!?」って、びっくりしました。僕は端っこのほうでわーわー言っているほうが性に合っていると思っていたので、衝撃は大きかったですね。舞台のチラシを見ていただいてわかるように、ほぼ真ん中にいますので(笑)。――草なぎさんとほぼ二人でメインを務めることについては、いかがでしたか?以前、ちょっとだけ仕事をしたことがあるのですが、それは本当にちょっとだけで、しかも草なぎさんは覚えていなくて、「初めまして」と言っていました(笑)。のちのち「そういえばあの時に(笑)」みたいな話にはなりましたが。以前、草なぎさんの舞台を観に行ったことがあって、すごく魅力があるお芝居をする方だなという印象が強かったですね。ご本人自体に魅力がある人だなという印象も含めて。――実際、今回の稽古などを通じて、それまでのイメージと違う点などありましたか?以前拝見した舞台では、男らしさもありながら、ちょっと中性的な役柄で、その感じがすごく素敵だったんです。でも今回、ご一緒していて、声がすごく印象的だと思いました。だからひとりで活字の台本を読んでいるのと、人の声を通して聞くのとでは全然違いますが、「ああそういうことか」と。草なぎさんも僕としても完全には物語を解釈してはいないですけれど、解釈とかそういうことではなく、男1として草なぎさんがしゃべっている姿を見ているだけで、話の世界にグッと近く入っていけた。それはすごく発見でしたし、びっくりしましたね。――向こうのほうから、歩み寄って来てくれている?どうでしょうか。「僕に歩み寄っていますか?」などと聞いたことないのですが(笑)。ただ、ここをこうしよう、ああしようとか、そういう会話はまったくしていないんです。そもそも、ふたりしてべちゃくちゃしゃべったりもしていないんですけど、立ちだしたら自然ですね。抽象的な台本なのでちょっとした動きの違いで、やっぱりセリフも変わってくるから、試そうと思って違う動きを毎回するのですが、草なぎさんもするんです。僕がすれば草なぎさんもついてきてくれるし、その逆もある。そういうことがスッとできるって、草なぎさんだからなのかなと。もしかすると、歩み寄って来てくれているのかもしれないですね(笑)。○草なぎの独特な感性と柔らかさ――『バリーターク』は、これという答えがないタイプの作品ですよね。ここがこうなってこうみたいなわかりやすい作品が多いなか、それとはまったく逆のタイプの作品で、ここにふたりの男がいて、もう一人男が来ます、あとはご自由に、みたいな感じですよね。観る側の人もちゃんと感じることができる作品なので、漫画よりも小説よりも文芸に近い作品かもしれないです。でも僕はすごく世界観が好き。僕は漫画も好きですが、どこかジョジョっぽかったりもするんです。そこまで小難しい話ではなくて、すごく通っているものが普遍的だったりもするんですけど、頭だけで考えるとわけがわからないかもしれない。ガチガチにならず、草なぎさんと僕が変なことしてしゃべっていると思えば、ラクに観られる。考えるよりは感じたほうがいい感じの作品だと思いますね。――お話をうかがっていると、草なぎさんとは相性が良さそうですね。草なぎさんはどう思っているかわからないですが、いままでに会ったことがないタイプの人ではありますね。感性も普通の人とは違う。僕はけっこうディスカッションなどが好きなので、演出の白井さんにもバカなふりをしていろいろと言うんですけど、草なぎさんは黙って聞いていて、あまり自分から言い出すことはないんです。でも先日、めずらしく、「これって実はこの人とこの人がグルなんじゃないですか?」って。そんなこと誰も考えたことがなかったのに、ああ意外にそうかもと。着眼点がまるで違うんです。考え方も柔軟ですし、芝居の対応もやわらかい。僕のほうが年上の役柄ですけど、草なぎさんのほうが年上でキャリアも上ですから、僕はもう安心して心の中ではお兄ちゃんと(笑)。でも、幕が上がるとギスギスするかもしれないですけどね(笑)。――休憩中など、どういう会話を?「それはどこのお茶なの?」とか「何を読んでいたんですか?」とか、わりと普通ですかね。球を投げたらパッと返ってきてすぐ終わり、みたいな感じで。おいおいもっと話すようにしようかなとは思いますが、かといってどういう話をするかはわからないですけどね。すごく優しいんです。もうちょい、プライベートに食い込んでみたいですね。――そういうほぼ二人だけのお芝居を経て、何か新たな発見はありましたか?これがひとりの芝居であれば、あわあわしていたかもしれないですね。でも逃げの発言じゃないけれど、全部ひとりで背負いこまなくていいんです。共有していける。草なぎさんもスッとそこに立っていて、そこも僕にはありがたい。やってみると、意外に気を使わずにやれているんです。でも始まったら、緊張でぐちゃぐちゃになるかもしれないですけれど(笑)。○「男たちが同棲している話です(笑)」――最後にうかがいますが、『バリーターク』は、どういうお話だと個人的に受け止めていますか?男たちが同棲している話です(笑)。でも、そうなんです。そこで生が死がと言い出すとややこしくなるんですけど、本当にふたりの男が一つの部屋で生活して、毎日を営んでいるところに、ある日波風が立つ。その生活を壊すことが幸せなのか、続けることが幸せなのか、そう考えると難しくなるんですけど。兄弟でもない、他人でもない、血もつながっていない、友情みたいなものは、もちろんあると思いますが。――人生で時に起こる大きな変化を受け入れる、というお話かもしれませんね。二人だけの生活を何十年もやってきたけど、他人ですからいつしか破たんがくる。日々同じように暮らしていることが幸せなのか、変化を求めてたとえば仕事を辞めることが幸せなのか、会社に骨を埋めるか転職するか、みたいなことですかね。そういう意味だと、普遍的なところもあって、難しい話ではない。ちょっと言葉の端々を捕まえて考えると、世界観が広まっていくとは思います。最初はゆるく観始めて、観終わった後に、いろいろと考えてほしい。そのほうが面白いと思う。描写がちょっと変わっているだけで、ごくごくありふれた人たちと、その男たちをとりまく話ですから。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール松尾諭1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身。2001年、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。2007年、フジテレビ系列のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主要SP役の人、山本巡査部長役に抜擢され、大きな注目を集め、以降、映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『進撃の巨人』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など、多数の映画・ドラマで存在感ある脇役として活躍中。NHKの連続テレビ小説には、2017年前期『ひよっこ』、2017年後期『わろてんか』と二期連続で出演。お茶の間にも強烈な印象を残す。現在、文春オンラインにて、「拾われた男」を好評連載中。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月18日●"最大の問題"を解決したかった2月23日に著書『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)を発売したニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。吉田アナは現在、同局で『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)のパーソナリティも務めている。その吉田に新著のテーマである"没頭"についての話題はもちろん、ラジオパーソナリティに必要となるスキルやラジオの今後などについても聞いた。○大学4年生のときに起きた「事件」吉田尚記(よしだ・ひさのり)1975年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ニッポン放送アナウンサー。『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)のパーソナリティとして「第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」を受賞。「マンガ大賞」発起人および選考委員。著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)が累計13万部(電子書籍を含む)を超えるベストセラーに。近著に『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)がある。マンガ、アニメ、アイドル、落語、デジタルガジェットなど、多彩なジャンルに精通しており、年間100本におよぶアニメやアイドルのイベントの司会を担当している。Twitterアカウント @yoshidahisanori――個人的に吉田さんが『オードリーのオールナイトニッポン』で弄られているのが好きです(笑)。3月31日放送回でも「ニッポン放送に"よっひ"のセグウェイが置いてあって、局内をセグウェイで移動してる」と若林正恭さんに弄られました。乗ってないわ(笑)。今回も厳重に抗議をしとかないといけないですね。――ただ、その後に若林さんは「嘘ってちゃんと言わないと、後々Twitterで怒られるかもしれないから」とも言ってました(笑)。そんな吉田さんは今回、著書『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』を発売されたわけですが、このテーマにしたきっかけをお聞かせください。いきなりですね(笑)! 出発点には、「俺、苦労してないな」というコンプレックスがあったんですよ。でも現在、いろいろ経てそういった不安が解消され、「あれはなんだったんだろうな」という。この本の中でも書いたんですけど、大学4年のときに激鬱だったんですよ。――TSUTAYAへためになる映画を探しに行った結果、6時間立ち尽くしたという「事件」ですね。そうです、そうです。大げさにいうとこれは、正しく生きるためにはTSUTAYAで何を借りるべきか、本当に一番正しく生きるにはどうしたらいいかってことなんですよ。少しでも面白い人にならなきゃという。でもそういうことじゃなかったぞ、というのが後に分かったです。○「苦労してない人が不安になる」という大問題――なぜそういうことではないと分かったのですか?ニッポン放送に入社後、仕事行くのが嫌で仕方なかったわけですよ。放送に出るなんてすごいプレッシャーで、人前で喋るの絶対嫌だと。でも問答無用でやるしかなく、必死でした。その時は不安が原動力なんですけど、開き直っているので、他のことをなにも考えてないで一生懸命に没頭してたんですよ。そういったことを何百回と繰り返しているうちに、不安なことがそれほど気にならなくなっていました。大学のときに鬱々として過ごしていたのが、本当に無駄だったなと(笑)。――確かに暇なときほど不安になりますよね。本当にそう。「小人閑居して不善をなす」という言葉がありますけど、マジでたいしたことない人間に暇与えてもろくなことないですよ。そう自分でも思います(笑)。でも、大昔の人たちはきっと、今みたいな世の中を作りたかったんだと思うんですよ。――それはどういう意味でしょうか?原始的な生活から始まって、命の危険がすぐそばにあったり、単に生きていくのが大変な社会を、人類は経験してきたんだと思うんですね。野生動物に襲われて死ぬと嫌なので、文明で都市を作って、危ない人が現れたらそれを防ぐ社会制度をつくってと、やっとできたのが今の余裕ある生活なんだと思うんです。でも、せっかくたどり着いた余裕ある生活には、「苦労してない人が不安になる」という大問題があった。そのやんわりした絶望が最大の問題だと考え、これを精神論ではないアプローチで解決することをやりたかったんですよ。『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)人生におけるラスボス「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に立ち向かう方法。その答えは没頭力。「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」=「人生を上機嫌で過ごす」ための没頭する技術を、倉本美津留さん(放送作家)、斎藤環さん(精神科医)、原井宏明さん(精神科医)、桜井政博さん(ゲームクリエーター)、石川善樹さん(予防医学者)ら没頭の達人たちととことん突き詰めた1冊。――本著ではそのやんわりした絶望からの解決策こそが「没頭」だとしてます。どうもこれは「一生懸命やってるか、やってないか」の1点が大切なんだろうなとは思っていて、最終的に没頭していればいいと気づかせてくれたのが、この本の中に出てくるマーティン・セリグマンの「ポジティブ心理学」です。人間の幸福は3種類(快楽、意味、没頭)だと言ってたのが衝撃的でした。――先ほど「精神論ではないアプローチで」とお話しされた通り、『没頭力』では精神科医や予防医学者の方などにも取材することで、「没頭」する方法を示してますね。いろんな先生にお話を聞いたら、没頭は不安から始まるということが分かりました。「不安→開き直り(作業的アプローチ)→没頭」でしか訪れない、すごく簡単なことであると。人生は結局、全部それじゃんと気づきました。●芸能人のカリスマ性はラジオで決まる?○「人から影響受けるのを1mmも恥ずかしいと思わない」――「没頭」といえば、吉田さんはアニメ、ガジェット、自転車、アメフトなど、多趣味であることでも知られています。吉田さんがそういったものにハマるきっかけはなんですか?人から魅力を説明されると面白くてたまらなくなるんですよ。例えばアメフトにしても、ルールを説明してもらって中継を見たりすると、あまりにも観客が熱狂してるので、「これは面白くないわけがない」と思ったんです。そうするとどこが面白いんだろうと自然に探すんですよ。で、一度好きになったものは、もうずっと好きなままですよね。最近知り合った方がアメフトにすごく詳しいのもあって、最近アメフト熱が盛り上がってます。今年は東京ドームに「ライスボウル」を見にも行きました。――同じくアメフト好きな若林さんとは行かれたりしないんですか?まったくないです! まったくプライベートの交流ないですから! マジで電話を勝手にかけてくるだけですから。(※『オードリーのオールナイトニッポン』では、若林が吉田に電話を突然かける場面が見られる)。――そうなんですね! 話は戻りますが、趣味にハマるきっかけとして、人からの影響が大きいんですね。人から影響受けるのを1mmも恥ずかしいと思わないです。人から影響を受けたら得じゃないですか。好きなものが増えた方が得だと思ってるんですよ。アイドルの世界には"DD"(だれでも大好き)という言葉があり、若干否定的なニュアンスで使われるんですが、論理的に考えたら"DD"の方が人生楽しいよなと思うんですね。僕はほぼすべてのことに関して"DD"的な考えですね。○ラジオパーソナリティが一番やってはいけないこと――ラジオのことについてもお聞きしたいと思います。ラジオパーソナリティにとって必要なことはなんだと思いますか?ラジオパーソナリティが一番ダメなのは、美味しくないものに対して美味しいと言うとか、嘘をつくことな気がしますね。秘密はいいけど、嘘はダメと思ってるんです。だからまずいものを食べたときに、美味しいと言ったら嘘だけど、黙ってるのはいいと思うんですよ。それこそ、若林さんはうまいというか、まんまそういう人ですよね。嘘はついてないでしょうけど、本当のことは言ってないなとみんな思ってますよね(笑)。――ラジオパーソナリティを長年務める伊集院(光)さんも、美味しくないものに対して美味しいとは言わない主義ですよね。ラジオで嘘は聞きたくないですよね。だからといってテレビでもあまりよろしくないと思いますが(笑)。テレビとラジオとでいうと、「芸人さんのある種のカリスマ性を決めるのはラジオ」と、あるラジオディレクターの方がおっしゃていました。ラジオで天下をとってもなんも起きないメディアなんですけど、ラジオで天下をとらないと芸能界のトップオブトップにいけないんですよ。たけしさん、タモリさん、明石家さんまさん、爆笑問題、ナインティナインなど、皆さんラジオやられてますよね。――確かにそうですね。芸人さんじゃなくても、同世代の他のイケメン俳優さんたちと比べて、福山雅治さんが格上な感じするのも、ラジオをやっていたからだと思うんです。――それでは次に、IT分野にもお詳しい吉田さんは、ラジオの今後についてどう考えているのかについてもお聞かせください。AIでテレビタレントはもしかしたら作れる感じはしますが、ラジオタレントはたぶん無理なんですよ。IT批評家の尾原(和啓)さんによると、「AIでは知的仕事の効率化を目指すものはほぼ代用できるはず。では最後に残るのはなにかというと、『偏愛』である」と。――ラジオパーソナリティは「偏愛の塊」だということですね。確かに『オールナイトニッポン』をやっている岡村(隆史)さんもよく風俗の話をしてますね(笑)。そう思うんですよ。ラジオパーソナリティは偏愛を貫き通した人なんですよ。これからのAIの時代になぜラジオパーソナリティが必要かというと、AIは効率化はしてくれるけど、偏愛はしてくれない。その一方で、僕らラジオパーソナリティは偏愛ばかりを供給してるからということですね。
2018年04月18日映画『Faces Places(英題)』が2018年9月より順次全国公開される。『Faces Places(英題)』は、女性映画監督の先駆者アニエス・ヴァルダと、フランス人アーティスト・JR(ジェイアール)がフランスの田舎を旅しながら、村々に住む人々と接し、一緒に作品を作り残していくロードムービー形式の心温まるドキュメンタリー。アニエス・ヴァルダは、1955年の長編映画『ラ・ポワント・クールト(La Pointe Courte)』でデビューを果たして以来、女流監督としての地位を確立。その功績を讃えて「ヌーヴェル・バーグの祖母」とも呼ばれる。2015年にはカンヌ国際映画祭で、史上6人目となるパルム・ドール名誉賞も受賞した監督だ。JRは、一般人のポートレートを大きなポスターにして写っている人に返し、写真を好きな場所に貼ってもらう、という参加型アートプロジェクト『インサイド・アウト(Inside Out)』で知られるアーティストだ。公開された予告編でも、JRによるポートレートが街中を飾る様子が見られる。第90回米国アカデミー賞にもドキュメンタリー部門でノミネートされた『Faces Places(英題)』は、フランスのアカデミー賞と言われる第43回セザール賞のドキュメンタリー部門、作曲部門にもノミネート。既に第70回カンヌ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞、ルイユ・ドール(金の眼賞)、2017年のトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)のドキュメンタリー部門を受賞。世界中の映画祭で評価、注目を集めている。【詳細】映画『Faces Places(英題)』公開時期:2018年9月よりシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷ほか全国順次公開監督:アニエス・ヴァルダ&JR出演:アニエス・ヴァルダ、JR©Agnès Varda-JR-Ciné-Tamaris, Social Animals 2016
2018年02月05日(写真:ロイター/アフロ) 英王室のハリー王子(33)が昨年11月27日に婚約を発表した。お相手は、人気ドラマ『スーツ』でブレークしたアメリカ人女優メーガン・マークル(36)。5月19日、ウィンザー城で結婚式を挙げる2人のため、英国はすでにお祝いムードに。新プリンセスには世界中の注目が集まっている。 メーガンの母親はアフリカ系アメリカ人。今までにアフリカ系のルーツを持つ妃は前例がない。また、離婚した両親はそれぞれ自己破産をしており、本人にも離婚歴がある。母親違いの義姉はメーガンの暴露本を執筆し、同じく義兄カップルは暴力沙汰で警察騒ぎを起こしたことも! そんな彼女のロイヤルファミリー入りを快く思わない英国市民も、決して少なくない。異例のバックグラウンドを持っていながら、王子を射止めたメーガンの魅力とは?英国で長く王室を取材してきたジャーナリストの多賀幹子さんが解説してくれた。 ■ヨガ&菜食主義でメロメロボディをキープ 抜群のスタイルの秘訣は、平日の食事はヴィーガン食(菜食)にし、週末は何でも好きなものを食べるという独特の食事法。また、ヨガインストラクターの母の影響で、自身もヨガの達人。難易度の高いポーズをインスタグラム(アカウントは1月に削除)にアップして反響を呼んでいる。 「“健康主義”のメーガンの影響で、王子は禁煙に成功したともいわれています」(多賀さん・以下同) ■人種ミックスのルーツは自分の誇り! 子どものころは、アフリカ系アメリカ人の母親が人種差別を受けるシーンを見てきた。学校の課題では「あなたの人種を選びなさい」という欄で、「ホワイト・ブラック・ヒスパニック・アジア」の「どこにチェックを入れていいかわからなかった」ことも。 「このとき父親に相談し、『それなら、自分で新たに欄を作るしかない』と激励を受けました。メーガンさんは『自分のアイデンティティは自分で作り出すものと、父親から教わったの』と語っています」 ちなみに、父は元ハリウッドの照明技師。家庭は決して豊かではなかったが、メーガンは名門のノースウェスタン大学を卒業している。 「父親はあるとき、宝くじで数千万円を当て、娘に教育を施すことができたともいわれていますが、真偽は不明。いずれにしても彼女は自分のルーツを『誇りに思っている』と言い切っています。王子がメーガンさんのどこが好きか問われたとき『強さ』と即答しましたが、さまざまな差別を乗り越えてアイデンティティを確立した、そのたくましさにも引かれたのでしょう」
2018年01月18日三谷幸喜が脚本・作詞・構成・演出を務め、川平慈英とシルビア・グラブが出演する『Koki MITANI’S SHOW GIRL vol.2「ショーガール」~告白しちゃいなよ、you~』が、2018年1月8日(月・祝)に開幕する。その稽古場にて川平慈英とシルビアに話を聞いた。Koki MITANI’S SHOW GIRL vol.2 チケット情報本シリーズは、1974年から1988年まで福田陽一郎脚本・構成・演出、木の実ナナと細川俊之の出演でパルコ劇場にて上演されてきた“大人のためのちょっと小洒落た時間”。川平とシルビアが出演する三谷版は2014年にスタートし、2016年に再演。今作はそれに続く第二弾として『告白しちゃいなよ、you』をタイトルに、第一部は三谷書き下ろしの“大人のコイバナ”ショートミュージカル、第二部は華やかなショータイムを届ける。20年ほど前の初共演以来、数多くのステージを共にしてきたふたりは、川平がシルビアを「“相方”という感じになってきた」というほどの仲。そんなふたりと三谷がタッグを組むことで、シルビアは「面白いです。三谷さんって、私たちが普段ステージで求められることとは違う、意外な部分も探し出そうとしてくださるので。もちろんそれで苦労することもありますが、そこがいいんだろうなと思うんですよ。自由にさせてもらうと自分たちがやりやすい方向に持っていっちゃう部分を、敢えてそうじゃない方向に手綱を引いてくれてます」、川平も「自分で言うのもなんですが、三谷さんは自分の大好きな玩具を手に入れて遊んでる感じ(笑)。そうくる!?っていう目から鱗の発想が面白い。稽古場では三谷さんが一番笑ってますよ」と、稽古を楽しむ様子が伝わるコメント。第二弾、三作目となる今作は、「初演は(福田版から作品を引き継ぐことで)失敗できないという思いもあったし、相当気負ってました。でもそろそろ三谷さんの『ショーガール』カラーも染み込んできたので。自由度が広がってきたかな」(川平)と、三谷ならではの“スタイリッシュな裏切りのある大人の芝居”が楽しめるという。日本ではまだまだ珍しい“ショー”を、さらに“大人の時間”として届けるシリーズ。川平は「音楽も知ってる、芝居も知ってる、映画も知ってる人たちが観て、溜飲が下がるようなお芝居にしたい」、シルビアも「もちろんがんばるのですが、観たときに『がんばってるな、あの人たち』と思われないようなものをみせれたら」と、“日本で観られる極上のブロードウエイショー”を目指し稽古に励んでいる。そんな一線級のショーに加え、長澤まさみ、髙嶋政宏、草刈正雄、斉藤由貴、戸田恵子、新納慎也、中川晃教、竹内結子という豪華ゲスト陣も日替わりで出演する公演は、2018年1月8日(月・祝)から14日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて。チケットは発売中。取材・文・撮影中川實穗
2018年01月05日肌を乾燥から守る「米ぬか・りんご・はちみつパック」元フジテレビアナウンサーの松尾翠は、2017年12月7日、自身のオフィシャルブログ「京都のお嫁に行きました」の中で、肌の乾燥対策として、米ぬか、りんご、はちみつを使用したナチュラルパックについて紹介。このパックを使用すると、肌の明るさと透明感がアップするという。「米ぬか・りんご・はちみつパック」の作り方自然素材を使ったナチュラルパック1回分の材料は、米ぬか大さじ1杯、りんごのすりおろし大さじ1杯、はちみつ大さじ1杯。敏感肌の人は、はちみつを小瓶に移してから30分湯煎するのがオススメ。これらの材料をボウルなどに全て入れて、混ぜ合わせたら、りんごとはちみつの香りがするナチュラルパックの完成だ。米ぬかが無い場合は、小麦粉でも代用することができる。出来上がった「米ぬか・りんご・はちみつパック」は、肌にのせて3分から5分程度置き、肌がピーンと張ってきたら、洗い流す。松尾は、このパックを自宅で使用。顔と手を同時にケアしているという。松尾翠のプロフィール元フジテレビアナウンサーの松尾翠は、1983年8月11日生まれ。千葉県出身。現在は、京都在住。アスリートフードマイスター3級の資格を保有。料理教室の講師も務める。(画像は松尾翠 オフィシャルブログ「京都のお嫁に行きました」より)【参考】※松尾翠 オフィシャルブログ「京都のお嫁に行きました」※ホリプロ
2017年12月11日英ヘンリー王子(33)が、かねてから交際していた女優のメーガン・マークル(36)と婚約した。ヘンリー王子は1年4カ月に渡って交際しているメーガンに今月に入ってからプロポーズしていたようで、来春には挙式予定だという。ヘンリー王子(右)とメーガン・マークル(C)BANG Media International婚約のニュースは、ヘンリー王子の父であるチャールズ皇太子による声明文で発表された。「ウェールズ公チャールズはヘンリー王子とメーガン・マークル氏の婚約を喜んで発表します」「結婚式は2018年春に予定されています。結婚式の詳細については追ってお知らせさせていただきます」「王子とマークル氏は今月にロンドンで婚約しました」「ヘンリー王子はエリザベス女王をはじめ、親しい王室一家に報告しました」「ヘンリー王子はマークル氏のご両親にも承諾を求め、承諾されました」「2人はケンジントン宮殿のノッティンガム・コテージに居を構えます」メーガンの父トーマス・マークルと母ドリア・ラグランドも、2人の婚約のニュースに対して喜びのコメントを発表した。「メーガンとヘンリーのことを心から喜んでいます。私たちの娘メーガンは常に優しさと愛情を持った人間です。同じ心を持ったヘンリーと一緒になるということは、両親である私たちにとっても素晴らしい喜びの源です」「2人の生涯の幸せを願うと同時に、2人が共に歩んでいく将来を楽しみにしています」(C)BANG Media International
2017年11月28日京都の陶芸作家・ 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち が自社サイトのみ先行で再入荷します。販売は11/3(金)朝8:00〜アンジェのあきいろ作家市でも大人気だった松尾直樹さんのうつわたち。今回も数が少なめです。気になる方はぜひ早めに手に入れてくださいね。■ 置くだけでテーブルが華やぐ、松尾直樹さんの輪花のうつわこげ茶色を帯びた趣のある黒に、揺らぎが美しい白。松尾さんの輪花のうつわたちがどこかスタイリッシュに瞳に映りこむのは、きっと、そのふたつの色のせい。松尾さんが丁寧に作ってきたその黒と白には特別な存在感が漂います。花びらの一枚一枚に陰影を纏った、松尾直樹さんの輪花のうつわたち。心をこめて作ったものはもちろんのこと、ちょこんとのせるだけで昨夜の残り物や買ってきたお惣菜までとっておきのご馳走にしてくれるうつわは、インスタグラマーのt_ammyさんもご愛用中です。アンジェ自社サイトのみの先行再入荷。置くだけでテーブルが華やぐ 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち をぜひこの機会にどうぞ。=写真:t_ammyさんご提供、宮城文:宮城=【ご紹介したアイテムはこちらから】 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち 食のはなし 器のはなし 新商品・モノのはなし
2017年11月02日「天野尚 NATURE AQUARIUM展」が、東京ドームシティの「ギャラリー アーモ(Gallery AaMo)」にて開催される。期間は、当初2018年1月14日(日)までだったが、好評につき、1月21日(日)まで1週間延長。水景クリエイター・天野尚とは天野尚は、水草や石、流木、熱帯魚などを用いて、水槽の中に大自然を再現する作品「ネイチャーアクアリウム」で知られている世界的・水景クリエイター。欧州発祥の水草レイアウトに、禅の思想や日本の「侘び、寂び」の表現を取り入れた作風は、写真集として発表されると世界に大きな衝撃を与えた。同時に、自然写真家としても活動し、アマゾンをはじめとした世界三大熱帯雨林、佐渡島や屋久島など日本の「手つかずの自然」を大判フィルムで精力的に撮影。自然を克明に記録した独自の“生態風景写真”は、国内外で高い評価を得ている。ネイチャーアクアリウム×写真の特別展示本展は、水景クリエイター・天野尚と「ネイチャーアクアリウム」をテーマにした日本初の大規模展覧会だ。会場では、彼が生み出した「ネイチャーアクアリウム」と大判写真作品を組み合わせた展示を展開。本展のために製作された特別水槽「巨大ネイチャー水草ウォール」を含む水槽作品11点のほか、リスボン海洋水族館収容されている、全長40mの世界最大ネイチャーアクアリウム「水中の森」を映像で再現。さらに、2008年7月開催のG8北海道洞爺湖サミットの会場に飾られた佐渡原始杉の超特大写真パネルや、「世界水草レイアウトコンテスト」受賞作品写真の初展示など、超大判フィルムに撮影した最大8mの生態風景写真や水景写真を見ることができる。【詳細】天野尚 NATURE AQUARIUM展期間:2017年11月8日(水)〜2018年1月14日(日)延長期間:2018年1月15日(月)~2018年1月21日(日)時間:平日 12:00〜17:00 / 土日祝 10:00〜17:00※開催期間中無休※年末年始の営業時間については、決まり次第公式ホームページ等にて開示料金:・当日 一般 1,300円 / 大学・高校生 1,100円 / 中学生以下 800円・前売 一般 1,100円 / 大学・高校生 900円 / 中学生以下600円※前売は各プレイガイドにて9月下旬より発売予定※未就学児無料©2017 AQUA DESIGN AMANO CO.,LTD.
2017年08月27日英ヘンリー王子(32)が、過去に王室からの離脱を考えていたことを明かした。過去に王子という肩書きを捨て一般人として生きることを考えたというヘンリー王子だが、祖母エリザベス女王のために残ることを決めたという。ニューズウィーク誌の記者アンジェラ・レビン氏と赤裸々なインタビューを行ったヘンリー王子は、メール・オン・サンデー紙にその当時の心境を明かした。ヘンリー王子は退役後の20代のさなか戸惑いを覚え「成長したくなかった」と感じていたことや、世間の目にさらされながら自分のなすべき役目を探すことに苦戦していたと説明している。「自分のいた状況にいたたまれなくなった。でも最終的にはうずめていた頭をあげて、周囲の言葉に耳を傾け、自分の立場を良いことに使おうと決めたんだ」「今は活力に満ちているし、チャリティー活動で様々な人に会い、みんなを笑わせることが大好きさ」「まだ水槽の中で生きていると感じることはあるけど、昔より気にしなくなった」「まだやんちゃな面もあるし、それを楽しんでいるんだ。似たような気質から、トラブルに陥ってしまった人たちとも親近感が持てるし」王室の離脱こそ思いとどまったヘンリー王子だが、出来るだけ普通の生活を送るように心がけているそうだ。現在女優のメーガン・マークルと交際中のヘンリー王子は「比較的普通な生活を送ろうと決めているんだ。もし幸運にも子供に恵まれたら、子供たちにも同様の生活をさせたい。ただの有名人というだけでなく、その立場を何か良いことに使いたい」と語った。(C)BANG Media International
2017年06月28日松尾スズキ率いる演劇ユニット、日本総合悲劇協会(ニッソーヒ)が今夏開幕の第6回公演『業音』を発表。2002年に第3回公演として上演された舞台の、実に15年の時を経ての再登場である。初演で荻野目慶子が怪演した主人公の座を、今回は平岩紙に託しての“封印解除”だとか。作品の衝撃度が伝わる物々しい響きに「僕が封印したかったわけじゃない」と苦笑する松尾(作・演出・出演)と、覚悟のバトンを渡された平岩に話を聞いた。日本総合悲劇協会 vol.6『業音』「やりたかったけれど受けてくれる女優さんがいなかった。それで平岩に直談判したんです。“まかせろ!”と半ば強引に(笑)」(松尾)「フフフ。私も初演に出たので、荻野目さんの演技を間近で感じていましたし、カラダを張る、張らないはともかく……いえ、それもありますが(笑)、とにかく尋常な役ではない。自分に務まるだろうかと悩みましたが、まかせろと言っていただいたので胸をお借りしようと思います」(平岩)「『ふくすけ』の再々演(12年)で平岩は目の見えないサカエという役を演じたんですが、それをやり通したことで僕の中で平岩という女優の幹が太くなり、いつか彼女が主役の舞台をやりたいと思った。どうせやるなら生温いものではなくガツンとしたものをと」(松尾)売れない歌手である主人公を中心に、貧困や老人介護、売春、エイズ、交通事故など、まさしく悲劇的なキーワードが縦横無尽に舞台を駆け巡る。醜悪なまでに人間の業がえぐり出される容赦なきドラマに、今回は主宰する劇団、大人計画の面々でほぼキャストを固め、立ち向かう。「僕はこれを平岩たちに、何年もやり続けられる普遍的な作品にしてもらいたい。僕はどうしても貧しさとか弱さに目がいってしまうんですが、当時に描きたかった社会が15年経ってもそんなに変わってなくて、むしろ悪い方向に行っている気がする。だから、その頃はスキャンダラスな気持ちで書いていたけど、意外と普遍的な話を書いたんだなと気づいたんです。大人計画の人たちは“自分の気持ちに残酷になるレッスン”を積んできています。悲しいシーンのすぐ後にギャグを放つといったことを平気でやる。笑いとは残酷なもので、どんなに不幸な現実においても、その人が間抜けなことをしたら笑いになる。それこそが人間の本質だと思うんですね」(松尾)夏から秋にかけての全国公演の後には、あのアヴィニヨン演劇祭と双璧を成すパリの舞台の祭典、フェスティバル・ドートンヌに招かれて上演する。「海外の反応が気になりますが、テーマは共通していると思うんです。悲劇だけど希望はある。結局は“人が生きる”ってことなんだと」(平岩)人間の本質を突く松尾流悲劇、悲惨から沸く笑いに浸ってその真髄を味わいたい。「悲劇と喜劇は表裏一体。僕は“存在していることに対する不幸”が入ってこないと、筆が乗らないんですよね。ただただ幸せだったら芝居なんかやっていませんから」(松尾)8月10日(木)東京芸術劇場 シアターイーストで開幕。その後、名古屋、大阪ほか全国を巡演。取材・文:上野紀子
2017年06月07日イギリス王室のヘンリー王子と交際中のメーガン・マークルが、キャサリン妃の妹・ピッパの結婚式に出席するために渡英した。「E!News」によると、メーガンは16日(現地時間)、ロンドンのヒースロー空港に降り立ち、そのままヘンリー王子が暮らすケンジントン宮殿に直行した。ヘンリー王子の義姉にあたるキャサリン妃の妹で、ソーシャライトのピッパ・ミドルトンは20日(現地時間)に投資銀行CEOのジェームズ・マシューズ氏と挙式を予定している。新郎新婦は、結婚式に招待するのは親族か友人とその配偶者、婚約者のみとしているそうで、メーガンはまだ正式に婚約はしていないものの、彼女の存在を誰もが認めていることの証といえそうだ。ピッパとキャサリン妃が育ったバークシャーの実家近くのセント・マーク教会で行われる結婚式には、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻も出席。夫妻の愛児であるジョージ王子はページボーイ、シャーロット王女はブライズメイドを務める予定だ。メーガンは6日(現地時間)にもバークシャーで、ヘンリー王子が参加したポロのチャリティ試合を観戦。王子と2人そろって初めて公の場に姿を見せた。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月19日日本が初の巡回展! 「大英自然史博物館展」ロンドンの人気スポット「大英自然史博物館」の貴重な収蔵品が集結する「大英自然史博物館展」は、上野の国立科学博物館にて6月11日(日)まで開催中。大英自然史博物館初の巡回展で、日本の巡回が一番最初に選ばれました。収蔵された8000万点以上の標本の中から、厳選されたコレクションを約370点を展示。日本初公開の動植物や化石、鉱物、自然史研究を支えた資料など、ユニークな展示品が揃っています。自然史研究の至宝を和モダンにアレンジ「サファイアのターバン用ボタン」や「呪われたアメジスト」など、本展の代表的な展示品を描いた「九谷焼 豆皿(各1200円)」。日本の伝統的な“宝尽くし”文様が、大英自然史博物館の“至宝尽くし”にアレンジされています。ポップなカラーリングが特徴の総柄もラインナップし、和モダンなインテリアとしてもおすすめです。ユニーク&キュートなキューピーが登場「コスチュームキューピー(各700円)」は始祖鳥、ダーウィン、猫のミイラの全3種類。始祖鳥の羽の質感やミイラの文様、ダーウィンの髭など、細部まで精巧に作りこまれています。どれも個性的で可愛らしいデザインです。始祖鳥がクラシカルノートのモチーフに!日本を代表する高級クラシックノートとコラボした「ツバメノート(各350円)」。おなじみのツバメのモチーフが始祖鳥になった、遊び心満点のアイテムです。豪奢な博物館モチーフとスケッチ風のモアモチーフも要チェック!取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:国立科学博物館催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月11日住所:台東区上野公園7-20
2017年04月20日前編で佐々木俊尚さんは、従来の会社や家族といった「共同体」が崩壊し、ライフスタイルが似た者同士でゆるく繋がる社会がやってくると指摘していた。後編では、その従来の「共同体」はなぜ崩壊しつつつあるのか、その中でどう生きていくべきかを伺った。従来の「強い共同体」が崩壊しつつある――なぜ、このように共同体の形が今変わりつつあるのでしょう?佐々木俊尚さん(以下、佐々木):終身雇用制度が機能しなくなってきているなど、今までのシステムが崩壊し始めているからです。高度経済成長期、人がどんどん都会に出てくるようになると、農村という共同体から切り離されたため、人々は企業という新しい共同体を求めました。ところが今、企業にぶら下がって生きることが難しくなり、新しい共同体を求める人が増えているのです。――共同体を求めるのは日本人独自の気質なんでしょうか。佐々木:諸説あるのですが、歴史学者の與那覇潤さんの「中国化する日本」によると、室町から戦国時代にかけては非常に開かれた社会で、流動的な関係性だった。それが江戸時代になると地域に縛られるようになって、今の日本のムラ社会は江戸時代から400年くらい続いているんです。これがもう一回壊れて、17世紀以前の社会に戻るかもしれないわけです。歳が同じ、会社が同じそれだけで繋がるほうがしんどい――17世紀以前の日本、ですか……。なんだか途方もない話のような気がしてしまいます。佐々木:30代くらいだったら将来のことなんて考えられないと思いますが、もう今までの日本人がイメージする「老後」というものは崩壊しています。昔は定年して自由な人生が待っていて、退職金がたくさんあり、年金もたくさんもらって、自由にあちこち行って、という感じだったんですが、今は年金も退職金もいくらもらえるかわからないし、子どももいなければ孫もいない、そんな人ばかりです。かつての老後のイメージはほぼ消滅していると考えたほうがいい。そうすると、どうなると思いますか?――うーん……、どうなるんでしょう。佐々木:多くの人は、定年したあとも何らかの形で働くことになるのだと思います。そうなったときに、一番いいのは、年齢関係なしに友達がたくさんいることです。違う世代の人とゆるく繋がっておくと、仕事を紹介してもらえることもあるでしょうね。――日本は上下関係の意識が強いですし、年齢差があるとなかなか「友達」という感じになりにくいですよね。佐々木:逆に、歳が同じだとか、たまたま同じ会社だとか、そういった縁があるだけで共同体が形成されるほうがしんどいことなのです。社会学者の山岸俊男さんが「信頼」とはどういうことかについて様々な著書で論じているのですが、山岸さんが言うには、同じ村にいるというだけで信頼するのは本来の信頼ではなく、やくざの世界における「信頼」と似ている、と。やくざ同士というのは本心から信頼しているのではなく、裏切ると指を詰めなければならないから裏切れないだけですよね。コミュニケーション能力がなくても無縁の人と繋がれるのか?――ただ、バックグラウンドの違う知らない人と繋がるというのは、誰にでも簡単にできることなのでしょうか? かなりコミュニケーション能力が必要な気がします……。佐々木:それは今が過渡期だからです。共同体の安定、共同体の崩壊、共同体の模索、と歴史が繰り返される中で、新しい共同体の形を模索している段階にいます。ここ数年はずっと、先陣をきってコミュニケーション能力の高い人が様々な形を試している状態なのです。こういった様々な試みの中からいずれ成功モデルが現れるはず。そうすれば、コミュニケーション能力がなくても、誰もが真似できるようなものが社会に浸透していくはずです。-----------------佐々木俊尚さんの言うところの「弱い繋がり」とは、あくまでも「自分は一人で生きている」という自立心を持っているのが前提のように思う。会社や村社会などの既存の「強い繋がり」における同調圧力は、誰しもが一人になるのが不安だからこそ生まれる。私自身は、そういった同調圧力に巻き込まれるくらいならば、誰とも関わらないで生きたほうがましである、と思っていた。けれど、必要な分だけ誰かと繋がれる、そんな都合のいい共同体(弱い繋がり)ばかりになるならば、どんなに生きやすくなることだろう。願わくば、生きている間にそのような社会になりますよう。(取材・文/朝井麻由美)■プロフィール佐々木俊尚(ささき としなお)1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、月刊アスキー編集部を経て、フリージャーナリストとして活躍。ITから政治・経済・社会・文化・食まで、幅広いジャンルで、綿密な取材と独自の視点で切り取られた著書は常にベストセラーとなっている。『キュレーションの時代』(ちくま新書)、『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)など著書多数。特集「おひとりさまのあたらしい住処」もあわせてご覧ください!・これからの社会は「弱い繋がり」で生きやすくなる/ジャーナリスト・佐々木俊尚さん(前編)・「ひとり」と「ふたり」と「みんなで」を、行ったり来たりする人生が理想
2017年04月13日SMAPの中居正広が、13日(深夜1:35~2:35)に放送されるフジテレビ『たまッチ!』で、今シーズン限りでの引退を表明した巨人・鈴木尚広選手に「まだ続けてほしい!」と懇願する。鈴木選手は、盗塁成功率82.91%という歴代最高記録を持っており、中居は「盗塁が成功して当然と思われて球場に出ていくというのはどんな気持ちなんでしょう」と、試合に立っていたときの心境を質問。さらに、引退を決めた理由や、その時期などについても尋ね、意外な回答に驚く。中居はその後も、一番盗塁しにくかった投手に切り込み、話題は読売ジャイアンツへ。鈴木選手が、後輩たちについて持論を展開すると、中居は「まだ続けてほしい!」と引退を惜しむ。この日の放送では、山崎弘也が、クライマックスシリーズ以前に日本ハムに取材していた際の様子を放送。栗山英樹監督に命運を分けた采配を聞き出すほか、中田翔選手に打撃不振に陥っていた当時の心境を質問。そして、ウォーミングアップに参加し、大谷翔平選手に声をかけることにも成功する。
2016年11月11日英キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトン(33)のiCloudがハッキングされた件で、容疑者の男が拘束された。ピッパの同アカウントにある約3,000枚ものデジタル写真が盗まれ、その後匿名の人物がマスコミに向けてそれらの写真を売ろうとしたとされている件において、警察は英イースト・ミッドランズのノースハンプシャー在住のネイサン・ワイアット(35)に対し、取り調べを行っているという。ワイアットの自宅の近隣住人によれば、ワイアットは「尊敬すべき」人物で、今回の逮捕劇は驚きを持って迎えられているという。盗まれた写真の中には、ピッパの甥と姪にあたるジョージ王子とシャーロット王女の写真に加え、婚約者ジェームズ・マシューズのヌードやウェディングドレスを試着した自身の姿も含まれているといわれており、48時間以内に5万ポンド(約650万円)支払えば写真を売却すると提示されていたという。ピッパの広報担当は本件に関し、弁護団が然るべき対応をするつもりだとしている。(C)BANG Media International
2016年09月27日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日英キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトン(32)が婚約した。交際中であったヘッジファンドマネージャーのジェームズ・マシューズ(40)は、ピッパの父マイケルにプロポーズの許可をもらった後、先週末にピッパに結婚を申し込んだという。ある関係者はデイリー・ミラー紙に「ジェームズは伝統を重んじるタイプですし、ちゃんとした形を取りたかったんです。ですから将来の義理の父に許可を得たんですよ」と話しており、別の関係者はピッパの両親ともども大喜びしていたとして「マイケルもキャロルもとても喜んでいます。2人ともジェームズのことを気にいっていますし、ピッパのことを幸せにしてくれると確信していますからね」と続けている。ピッパとジェームズは2012年に短期間だけ交際した過去を経て、昨年にピッパが3年間交際していたニコ・ジャクソンと破局した後にまた復縁。リアリティ番組スターのスペンサー・マシューズを弟に持つジェームズは裕福な家庭の出身でありながらも、自力で出世したタイプの男性だという。ジェームズを知る人物は「彼は若い頃からとても努力していました」「とても賢い人間でありながらも、誇りを持って友人だと呼べるような親しみやすさもある男なんです」「彼はヘッジファンドとロンドンの物件からかなりの富を得ました。億単位の話ですから、よっぽどの切れ者じゃなければ40歳で成し遂げられることではありません」と話しており、別の友人も「ピッパをものにするなんてジェームズはなんて幸せ者なんだと多くの人は言っていますが、私からしてみれば彼女の方がラッキーだと思いますね。彼は大当たりですよ」と続けた。ピッパとジェームズの結婚式は来年にも執り行われるとみられている。(C)BANG Media International
2016年07月20日英ヘンリー王子がエリー・ゴールディングに夢中になっていると報じられている。2人はここ数年にわたり友達関係を築いているが、最近開かれたアウディ・ポロ・チャレンジのパーティーで「いちゃついている」姿が目撃されたのだ。ある関係者はザ・サン紙に「そのパーティーでは写真を撮ることを禁じられていましたので、ヘンリー王子やほかのセレブリティたちも居心地よく感じていたかもしれません」「ヘンリー王子とエリーは一晩中お互いに夢中でした。ブランケットを一緒にかけて多くの時間を過ごしていましたよ」「次の日にはヘンリー王子はポロの試合があったので帰らなければいけなかったのですが、帰る前に2人はキスをしていましたし、ヘンリー王子が帰った5分後にエリーも帰ってしまいましたからね」と語る。2011年に行われたウィリアム王子の結婚披露宴でエリーがパフォーマンスを行ったときに2人は知り合ったそうだ。前述の関係者は「ヘンリー王子はだいぶ前にエリーの携帯電話の番号をもらっていて、それ以来連絡を取り続けているようですよ。彼は友達にもどれ程エリーのことが好きか話していますし、エリーに夢中なことは明らかですね」と続ける。2014年に2年間交際していたモデルのクラシダ・ボナスと破局後、ヘンリー王子は長らくシングルライフを送っている。それ以前には、2009年まで5年間にわたってチェルシー・デービーと交際していた。そんなヘンリー王子は最近、自身の身分のおかげで素敵な女の子を見つけても女の子たちがマスコミの報道を恐れてしまうため、チャンスを逃すことが多いと吐露していた。「もし僕が恋人を見つけたら最善を尽くすよ。必然的に彼女のプライバシーが侵略される前に僕と彼女が心地よくいられる関係までもっていくようにね。女の子と話をしただけでその子は突如として僕の妻のように仕立て上げられて、家に押しかけたりしてしまうのも心配の一つなんだ」その一方で、エリーは2年間の交際の末破局したマクフライのダギー・ポインターとは「特別な絆」があるため、将来的にまたよりを戻せることを願っていると最近話していた。(C)BANG Media International
2016年06月09日アーティストの奥村雄樹が高橋尚愛を巡る展覧会「奥村雄樹による高橋尚愛」展が、6月4日から9月4日まで東京・銀座の銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。同展は、美術史の再訪や他者の作品解釈などから出発するプロジェクトにおいて、作者性や協働といった今日的なアートの問題意識をベースに活動している奥村雄樹と、ミラノでルーチョ・フォンタナ、ニューヨークでロバート・ラウシェンバーグのアシスタントを務め、両者とのコラボレーションによる作品も手掛けていながら、その活動は歴史に埋もれていた高橋尚愛による展覧会。奥村雄樹は当時、アントワープの伝説的な画廊、ワイド・ホワイト・スペースにて行われた高橋尚愛の資料を見つけ、好奇心の赴くままにリサーチをスタート。当時のギャラリストの協力や高橋本人との出会いを経て、これまでにブリュッセルや東京、アムステルダムでの展示において、高橋尚愛を注釈し、代理し、協働する試みを繰り返してきた。今回開催される展覧会では、ジャスパー・ジョーンズやゴードン・マッタ=クラークなど22名のアーティストに依頼し、記憶だけを頼りにアメリカの地図を描いてもらった高橋尚愛の初期作品や、奥村雄樹が高橋としてインタビューに答える映像作品などを展示。ふたりのアーティストの交流によって見出され、生み出された作品群を通じて、現在進行形のひとつの美術史の在り方を探る。【イベント情報】「奥村雄樹による高橋尚愛」展会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階会期:6月4日~9月4日時間:11:00~20:00(日曜日は11:00~19:00、入場は閉場の30分前まで)入場無料
2016年06月01日エルメス(HERMÈS)は、銀座メゾンエルメス フォーラムにて、「奥村雄樹による高橋尚愛」展を開催する。会期は、2016年6月4日(土)から9月4日(日)まで。奥村雄樹は、美術史を振り返ることや他者の作品を解釈することを出発点に、今あるアートの形などに問題意識を持ち、そこを原動力として美術史の中に新たな光景を生み出すような活動を行っているアーティストだ。そんな彼がアントワープの伝説的画廊で偶然見つけたのが、1940年生まれのアーティスト高橋尚愛による個展の資料。その後好奇心の赴くままにリサーチを始め、当時のギャラリストの協力や高橋本人との出会いを経ながら、高橋の作品を紹介し続けている。本展では、その奥村と高橋二人のアーティストの交流によって生み出された作品群が展示される。中でも、高橋がニューヨーク在住時に、ジャスパー・ジョーンズやゴードン・マッタ=クラークなど22名のアーティストに依頼し、記憶だけを頼りにアメリカの地図を描いてもらった作品は、コラボレーションをベースとした傑作として、また70年代ニューヨークのアートシーンやコミュニティを蘇らせる資料としても貴重なものだ。その他にも、奥村が高橋のインタビューに、高橋として答える映像などが登場。高橋の記憶を自身の作品に投影させ、両者の重複や揺らぎを触発するアプローチなど不可避の主体「私」から抜け出し、他者の記憶やイメージを通して歴史に介入できる疾走感を味わうことができる。「私」を離れた私を教えられる、という体験ができる貴重な機会となるだろう。【概要】「奥村雄樹による高橋尚愛」展会期:2016年6月4日(土)〜9月4日(日)時間:月〜土曜 11:00〜20:00 (最終入場19:30)、日曜 11:00〜19:00(最終入場18:30)※会期中無休入場料:無料会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階TEL:03-3569-3300
2016年04月10日テレビ朝日の松尾由美子アナウンサーが7日、東京・六本木の同局で行われた新バラエティ番組『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(11日スタート、毎週月曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見で、橋下徹と羽鳥慎一からの突っ込みにタジタジとなった。この番組は、早稲田大学の同級生である前大阪市長の橋下とフリーアナウンサーの羽鳥がタッグを組み、3月に放送された特番で実施した3つの"お試し企画"から展開していくもの。初回は、ゲストが"今の日本はここがおかしい!"と思っていることを訴える「橋下さん!日本のこんな所オカしくないですか?」を放送し、尾木直樹、加藤紗里、小島慶子、テリー伊藤、東国原英夫が登場する。会見では羽鳥が「バンバンバンバン本音を橋下さんにぶつけていただいて、良い意味で"キレて"もらおうと思ってます」と見どころを紹介。これに松尾アナが「見たかったです…」と過去形で言うと、橋下が「なんか心が入ってないですね(笑)」とダメ出しし、羽鳥も「ビジネス司会ですね」と突っ込んだ。松尾アナは、これにめげず「本当に楽しみです!」と期待を語るが、橋下は「本当に? (3月の特番)見てないでしょ」と疑いの目。松尾アナは「見ましたよ!」と反論するが、「リアル(タイム)で見てないでしょ?」と問いつめられると、「録画…」と白状し、さらに橋下から「早送りしてポイントだけ見てるんでしょうね」と畳みかけられてしまった。さらに、松尾アナが慌てて進行しようとすると、羽鳥から「松尾さん用事あるんですか?」、橋下から「終わりたいんですかね」と疑われ、羽鳥の「橋下さんに1つでも意見を言ってもらおうと思ってます」という抱負に対し、ワンテンポ置いて「楽しみです!」と感想を言っても、橋下から「本当に心が無いですね」と言われてしまう始末。羽鳥は「私も"表面上のアナウンサー"と言われますけど、それを上回りますね」と、ある種の感心を示した。しかし、このまま引き下がる松尾アナではなかった。橋下が「羽鳥さんの情報番組は、(大阪府政・市政を)厳しく糾弾していましたが、それはそういう役割でやっていたので、(新番組では)同窓生という感じで楽しくやらせてもらってます」と円満なコンビぶりをアピールすると、松尾アナは「本当は(羽鳥に)『この野郎』って思ってるんじゃないですか?」と一撃。まさかの指摘に、橋下は「いやいやいや、思ってないですよ(笑)」と笑顔で否定していた。
2016年04月07日月の引力や満ち欠けを使って願い事を叶えちゃおう!というのが脇田尚揮の「ツキ占い」。月には願いを叶える力が宿っているといわれています。約 28日周期で繰り返していく月は、お肌の生まれ変わる日数や生理・出産などと同じサイクルと言われていて、女性に関わる影響は様々あります。月が上弦から満ちていき月と太陽の距離がもっとも離れ、太陽の光を反射して輝いている状態を満月と言います。満月の時は「吸収」する作用が最も強いため、食事や水分などによる栄養を摂取するには最適でしょう。一方で最も太りやすいとされるタイミングのため、食べすぎには気をつけたほうが良いかもしれません。また満月は月の引力が最も強く、人間の血液をも引っ張るため神経が活性化されます。その結果、出生率が高まり出血する量も増えるとされています。なお、満月に性犯罪や傷害事件、自殺が多いのはホルモンバランスが乱れるためイライラ・衝動的な感情が高まることによります。肉体が最も活性化するので、自己コントロールが必要になってくるでしょう。■3月23日満月天秤座この期間は、社交的でハイセンスな天秤座のエネルギーが自分の身体の中で最大化する満月に入ります。ハイクラスな人たちとの交流や恋のパートナーとなるべき相手との出会い運がもたらされるタイミングです。また、この時期はあまり話したことが無い人に自分から声をかけることが開運の秘訣。おっくうがらずに人の集まる場所に出て行くのにも最適です。なお、9日は月食になります。より自己の成長を促してくれるタイミングとなってくれるでしょう。■今週の月占いランキング(3月17日~3月23日)◆1位山羊座対人運がアップ。周囲の人へねぎらいの言葉をかけてあげるとさらに大きな恵みが。恋愛面では、これまでの恋愛や二人の関係を振り返るべきタイミング。皆でワイワイもいいけど一人で過ごす時間も今のあなたには必要かも。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆2位蟹座家庭運が上昇。家族だけの時間やだんらんを大切に。絆が深まり心が癒されるでしょう。恋愛面では、仲の良い有人と協力することで不可能なことも可能にできる暗示が。なるべくならチーム戦でお目当ての相手をゲットしてみて。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆☆◆3位天敏座自分の価値判断が認められるとき。少し押しが強いくらいが周囲を巻き込めそう。恋愛面では、新しい出会いを求めようとする気持ちが高まりつつあります。焦らずにじっくり腰を据えていればお相手は見つかるはず。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆4位獅子座金運に恵まれる週。繊維質やビタミンの多い野菜を食べると集中力がアップ。恋愛面では、相手の気持ちを深読みしてしまいがちな時期。思い込みがすれ違いを招いてしまうかもしれません。会話を大切に。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆5位乙女座対人運が良好になっています。映画館に出かけて時間を共有すると人間関係が好調に。恋愛面では、自信の無いことに挑戦しなければいけないかもしれません。恥ずかしがらずやってみれば意外と上手くいきそう。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆◆6位蠍座仲を取り持つようにすることで周りから感謝されそう。この週は相手に配慮して。恋愛面では、あなたが抱える負担を軽くしてくれるような異性とのご縁がありそう。相談に乗ってもらっているうちに気になり始める予感。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆◆7位牡牛座周囲の反応が気になってなかなか眠れない恐れが。時間が解決します。悩み過ぎはNG。恋愛面では、自分の周りの友人たちの方が魅力的に見えて気後れしてしまいそうな暗示が。あなただけの魅力で勝負すれば恋は実るはず。全体運☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆◆8位水瓶座約束をきちんと守ることが要求されるみたい。手帳にしっかりメモを心がけて。恋愛面では、仕事や学業よりも好きな相手との関係にエネルギーを注ぐべき週。急ぎの用件でなければプライベート最優先の方が良いかも。全体運☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆◆9位魚座少しスタミナ不足かも。お昼には肉や魚などのタンパク質を中心に取りましょう。恋愛面では、ガツガツ狙っていくよりも、無垢な気持ちで人と接した方が上手くいく時期。恋はメリットで考えずノリで動いたほうが良さそう。全体運☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆◆10位双子座あれこれと迷ってしまう週。思い込みでヒステリーにならないように気をつけて。恋愛面では、ハプニングが恋を呼び込む暗示が出ています。困ったら周囲の異性に助けを求めてみて。しっかり者の相手と縁がありそう。全体運☆☆恋愛運☆☆仕事運☆☆◆11位射手座無難にやろうとすると失敗に繋がる恐れがあります。「がむしゃらに」を心がけて。恋愛面では、ある程度の駆け引きが不可欠な予感。押してばかりではなく、時には引いてみるのも大切かもしれません。全体運☆☆恋愛運☆☆仕事運☆◆12位牡羊座ハッキリ言い過ぎないようにしましょう。キツイ人という印象をもたれないように。恋愛面では、活力不足であまり恋したい気持ちになれないかもしれません。マイペースで大丈夫。挽回のチャンスは後からやってきます。全体運☆恋愛運☆☆仕事運☆・ラッキーアイテムワイングラス・ラッキーカラーゴールド(ライター/脇田尚揮)
2016年03月17日月の引力や満ち欠けを使って願い事を叶えちゃおう!というのが脇田尚揮の「ツキ占い」。月には願いを叶える力が宿っているといわれています。約28日周期で繰り返していく月は、お肌の生まれ変わる日数や生理・出産などと同じサイクルと言われていて、女性に関わる影響は様々あります。新月から満月へむかって満ちていく途中の月を「上弦の月」といいます。上弦の月の時は、肉体の吸収効率が高まっていくので、食事制限のダイエットには不向きといえます。しかし、身体を動かして筋力をつける運動などはとても効果的です。食事による栄養のアンバランスを整えるのにも適しているでしょう。一方で、身体から排出されにくいので便秘やむくみなどが起こりやすい期間でもあります。また、上弦の月は下弦の月と同じく月の引力が最も弱まるため、ピリピリイライラが少なく穏やかな気持ちでいられます。ただし、ちょっとしたミスが起こりやすいので気をつけて下さい。■3月16日上弦の月双子座この期間は、ふわりと軽く爽やかな双子座のエネルギーが、過去の出来事から学びを得るのに最適な上弦の月に入ります。深く考え込むことなく、感情や情緒のコントロールが 整うことをサポートしてくれるタイミングでしょう。この時期は、手帳や財布の整理などがおススメ。パソコンやアプリなどの情報を整頓するのも吉です。また、たくさんの人と楽しくおしゃべりすることにツキがありますが、失言や安請け合いには十分注意して。■今週の月占いランキング(3月10日~3月16日)1位~6位◆1位蠍座対人運がUP。トイレの掃除を念入りにしてみて。良い出会いに期待できそう。恋愛面においては、複数の異性からのお誘いがある可能性が高く、優柔不断になりがちな運気です。自分の意思をハッキリさせたほうが良いかも。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆2位山羊座やりたいことを周囲が応援してくれる星回り。自分の希望をハッキリ言うのが吉。恋愛面においては、相手に尽くしすぎているところが、かえって良い恋を遠ざけてしまっているのかも。言いなりではなく自分の感情を伝えてみて。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆3位射手座今週は金運と勝負強さがある期間。思い描いていたことを実践するタイミング。恋愛面においては、諦めかけていたことが叶いそうな星回りです。失敗するのがかっこ悪いからと早々に見切りをつけるのはまだ早いかも。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆4位魚座活力に満ちている週。これから取り組むことは思ったよりも長続きしそうな暗示が。恋愛面においては、周囲からの協力が得られず、少し難航しそうな予感。日ごろから周りの人を大切にしていれば、ここ一番で助け舟が現れそう。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆☆◆5位双子座日頃の頑張りが評価されるとき。褒められても謙虚な姿勢でいるのが鍵です。恋愛においては、自分がどんな相手と恋したいかを明確に決めておくことで、最後には運命の人を掴めそう。「好きになってくれるなら誰でも良い」はNG。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆◆6位牡牛座健康運が好調の時期。朝食をしっかり取るようにすれば仕事運もアップするでしょう。恋愛面においては、感情のコントロールが少し難しい時期かも。過去のつらかった思い出は忘れて、新しく前を見るように心掛けると吉です。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆■今週の月占いランキング(3月10日~3月16日)7位~12位◆7位蟹座体調が今一つすぐれない一週間かも。いつもより長めに入浴して疲れを取りましょう。恋愛面においては、新しい趣味をスタートさせることが恋愛成就への近道みたい。共通の趣味を通して出会う異性に胸がときめく予感。全体運☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆◆8位獅子座勘違いから誤解されそうな暗示が。放置しないで早めに誤解を解くよう努めて。恋愛面においては、信頼関係が恋の決め手になりそう。年上の同性がキーパーソンになる暗示が。目上の人を大事にしていると思わぬ紹介がありそうです。全体運☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆◆9位乙女座ズルい女友達に振り回されそうな星回り。自分のペースを崩さないように。恋愛面においては、活動的であることでチャンスを掴める暗示が。人の集まる場所に出かけてみて。自信に満ちた態度が好感度アップに。全体運☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆◆10位水瓶座家族の話を聞くようにして。言いたいことはたくさんあるけどグッとこらえるべき時。恋愛面においては、見た目で相手を選ばないように気をつけて。この時期あなたにモーションをかけてくる異性は身体目当てかもしれません。全体運☆☆恋愛運☆☆仕事運☆☆◆11位牡羊座動きたいのに動けない状況にピリピリしそう。水辺や海の見えるカフェでリフレッシュ。恋愛面においては、今、恋をするには準備が必要かも。今気になる相手とはこれから可能性が出てきます。でも準備不足だと上手くいかない予感。全体運☆☆恋愛運☆☆仕事運☆◆12位天秤座自分の意見がなかなか聞き入れてもらえずもどかしい週。良いタイミングを待ちましょう。恋愛面においては、自分にとって良くないと感じる付き合いは思い切って切り捨てることが肝心。のちのちダメージになる恐れがあります。全体運☆恋愛運☆仕事運☆☆・ラッキーアイテムソース・ラッキーカラー黒(脇田尚揮/ライター)
2016年03月10日豪女優のマーゴット・ロビーは、英ヘンリー王子をエド・シーランだと思い込んでいたようだ。スキ・ウォーターハウスがロンドンで開いたハウスパーティーの席でスキ、シエナ・ミラー、カーラ・デルヴィーニュ、そしてヘンリー王子と一緒に写真を撮っていたマーゴットは、最初ヘンリー王子が誰かわからないまま話をしていたと先日話していたが、実は最初はエド・シーランと勘違いしていたのだと1日放送分の『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』の出演時に明かした。マーゴットはエドと間違えていたことをヘンリー王子本人にも伝えたそうで、それにはさすがのヘンリー王子も立腹してそうだ。「ヘンリー王子は本当に腹を立てていたわ」と振り返った。そんな中、ある情報筋はそのパーティー中、ヘンリー王子とスキが特に仲よく見えたという。「2人がお互いを見たとき大きなハグを交わしていました。ヘンリーはスキの話に完全に興味を向けていましたね。スキはとてもご機嫌でうるさかったのですが、王子はスキの人を笑わせる部分と自由な精神を楽しんでいるようにみえました」「みんながスキとヘンリー王子が特に仲がよかったって話していましたよ。一部の人は、ロマンスが始まるかもとさえ言っていました。スキは、王子の好みと思われる面白くてブロンドの髪で上流という条件にぴったり当てはまっているのです」と話した。(C)BANG Media International
2016年03月05日月の引力や満ち欠けを使って願い事を叶えちゃおう!というのが脇田尚揮の「ツキ占い」。月には願いを叶える力が宿っているといわれています。約28日周期で繰り返していく月は、お肌の生まれ変わる日数や生理・出産などと同じサイクルと言われていて、女性に関わる影響は様々あります。月が下弦から欠けていき地球の陰が月に落ちて、全く見えなくなる状態を新月と言います。新月の時はメンタリティの完成・排出効率の最大化を意味します。「排出」する作用が最も強いため、便秘解消のタイミングにはうってつけでしょう。他にも半身浴などをすると、発汗が促されやすいため効果的です。 他に出生率が最も低いといったデータもあります。また、精神レベルが最高潮となるため、依存症を回復させるのにも良いタイミングです。恋愛、お酒、タバコ、ギャンブル・・・などスッパリ諦めるならこの日を基準にすると良いでしょう。■3月9日新月魚座この期間は、想像力とインスピレーションに満ちた魚座のエネルギーが、自分の内面を高めるのに最適な新月に入ります。この日は経験から導かれる勘や直感がズバリと当たる可能性が最も高いので、自分の思いつきに従うのに適した期間でしょう。また、この時期は疲れた自分の身体を癒す上でも良いタイミングなので、湯船にゆっくり浸かったり、マッサージしたりするのがおススメです。他には、宝くじなどを買ってみたりするのも良いですし、何かしたい気持ちでいっぱいなら、ボランティアに取り組むと大きな実りがあるかも。なお、9日は月食になります。より自己の成長を促してくれるタイミングとなってくれるでしょう。■今週の月占いランキング(3月3日~3月9日)1位~6位◆1位牡羊座自分の感性やセンスが認められるとき。周りの人達にも教えてあげるのが吉。恋愛面ではあまり気負わず「経験を積む」位の気持ちで恋にアプローチしても大丈夫。予想外の異性からの誘いがありそうな時期。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆2位水瓶座小さな親切をすることで友人から感謝されそう。この週は周りを意識して。恋愛面では恋のステップを大切にしないと後悔してしまうかも。決断する前には慎重にリサーチをしていきましょう。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆☆◆3位獅子座良好な運勢の今週。新刊の本を買ったり新作の映画を観に出かけると良い気づきが。恋愛面では気前の良さが大切。後から期待していなかった形で大きな恩返しをしてもらえそう。爽やかな異性に縁がありそうです。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆☆仕事運☆☆☆◆4位蟹座金運に恵まれる週。大豆やごぼうなどの根菜類を食べると健康運もアップ。恋愛面では珍しくあなたの魅力が目立たない時期。でもあなたを見ている人は見ています。今は陰の努力や奉仕が必要な暗示です。全体運☆☆☆☆☆恋愛運☆☆☆☆仕事運☆☆☆◆5位山羊座対人運が上昇。面倒見が良い人からの紹介は大切に。あとあとチャンスになりそう。恋愛面では居心地の悪い相手から抜け出すことができ、新しい出会いの予感。苦手な相手には近づかないようにすることが運気アップの鍵。全体運☆☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆◆6位射手座仕事運がアップ。周囲の人へ感謝の言葉をかけてあげるとさらに大きな恵みが。恋愛面では地道な努力が実を結ぶとき。もともと粘り強いあなたなので、良い時と悪い時の感情の差を埋めるだけで大丈夫。全体運☆☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆■今週の月占いランキング(3月3日~3月9日)7位~12位◆7位双子座少し体調を崩しがちな週。あまり無理をせず、マイペースにのんびり過ごしましょう。恋愛面では好調な進展が期待できる星回り。年の差や仕事の違いなどは気にせず、相手からのアプローチを受けて吉です。全体運☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆☆☆◆8位魚座心配事が気になってなかなか眠れない恐れが。なるようになるさと楽天的に考えて。恋愛面では少し不安定な時期。あなたの恋人への心が揺らいでしまいそうな暗示が。別の人がいいのか、今の人がいいのかしっかり考えて動きましょう。全体運☆☆☆恋愛運☆☆仕事運☆☆☆◆9位牡牛座約束をきちんと守ることが要求されるみたい。忘れないようにメモをしておくこと。恋愛面ではライバル登場の予感。闘争心に火がついてしまうかも。でもむしろこの週はそれでOK。積極的にモーションをかけて勝利を掴んで。全体運☆☆恋愛運☆☆☆仕事運☆☆◆10位天秤座少しカルシウム不足かも。朝食には小魚やヨーグルトなどを一品加えると良いでしょう。恋愛面ではやや腰が重くなる時期。恋人が欲しくても自分から仕掛けずに待ってしまいチャンスを逃しそうな兆しが。もう少しハングリーになってみて。全体運☆☆恋愛運☆☆仕事運☆☆◆11位蠍座集中しないと仕事のミスに繋がる恐れがあります。「ゆっくりでも丁寧に」を心がけて。恋愛面ではあまり親しくない異性にご縁があるみたい。いつもなら敬遠してしまう相手でも勇気を出して接してみると意外な発見が。全体運☆☆恋愛運☆☆仕事運☆◆12位乙女座言いたいことをハッキリ言いすぎると衝突が。少しオブラートに包んで相手に伝えて。恋愛面での運気は好調です。気になる異性に近づくチャンスがありそう。ただし、緊張してもお酒の飲み過ぎだけは注意して。全体運☆恋愛運☆☆仕事運☆・ラッキーアイテムスカーフ・ラッキーカラー白(脇田尚揮/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年03月03日