森美術館は、現代美術作家・村上隆の個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催する。会期は10月31日~2016年3月6日。開館時間は10:00~22:00(火曜日は17:00まで、ただし11月3日は22:00まで。入館は閉館時間の30分前まで)。会場は東京都・六本木の森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)。入館料は一般1,600円/学生(高校・大学生)1,100円/子供(4歳~中学生)600円(割引価格となる前売り券/早割ペア前売り券あり)。同展は、日本国内では2001年以来14年ぶりとなる現代美術作家・村上隆の大型個展。最大のみどころは、世界の絵画史上最大級の作品と推定される全長100メートルにおよぶ超巨大絵画「五百羅漢図」。同作品は、美術史家の辻惟雄との雑誌連載対話や江戸時代の安政大地震(1855年)の最中に危険と隣り合わせの環境で、一人で百幅もの「五百羅漢図」の制作に挑んだ狩野一信や、約3cm四方の超細密五百羅漢図を描いた長沢芦雪などに触発され、日本中の美術大学から大勢のスタッフを集めてこの巨大絵画を短期間で完成させたという。東日本大震災後にいち早く支援の手を差し延べてくれたカタールへの感謝を込めて、震災の翌年2012年にドーハで発表され、日本での公開は今回が初めてとなる。このほか、村上隆が既に10年近い歳月をかけて今なお制作に取り組んでいる「宇宙の産声」や「欲望の炎-金」などの大型彫刻作品や、同展のために手掛けた「727」や「TanTan Bo」といった代表的シリーズの最新作、円相図や金銀の唐獅子図など、すべての展示作品が日本初公開ということだ。また、入館料は当日券が一般1,600円/学生(高校・大学生)1,100円/子供(4歳~中学生)600円。また、前売り券(10月30日まで販売)は一般1,400円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳~中学生)500円。早割ペア前売り券(8月31日まで販売)は、一般2,500円(2枚1組)。さらに、9月1日からは音声ガイド(550円)がセットになった前売り券や村上隆とのコラボレーション商品もしくは展覧会オリジナルグッズがセットになった前売り券も販売されるということだ。これらのチケットは、展覧会公式サイト、セブン-イレブン(セブンチケット)、ローソンチケット(Lコード:36500)などで販売される。なお、村上隆は1962年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。アートの総合商社 カイカイキキ代表。2008年には「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出。ルイ・ヴィトン、VANS、シュウウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。2016年にはTVアニメシリーズ「6HP」(Six Hearts Princess)の公開を控えている。(c)2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2015年07月24日フリスク ネオ(FRISK Neo)がアーティスト・村上隆のイラストが描かれたスペシャルパッケージに。クラシエフーズが、従来のフリスクよりも粒が大きいシリーズ、フリスク ネオの期間限定品として、アーティストの村上隆とのコラボレーションによる「FRISK Neo ミックスフルーツ」(42g 369円)を発売している。「FRISK Neo ミックスフルーツ」は、「フリスク ネオ」と村上隆とのコラボレーションの第2弾となるもの。今回は村上隆の象徴的なモチーフ、目の形の“めめめ”をテーマに製作された。メタルケースのパッケージデザインは爽やかな白をベースにしつつ、色鮮やかな目玉を思わせるイラストが描かれている。また、シトラスベースにフルーツ風味をミックスしたミックスフルーツ味のタブレットも、パッケージデザインに合わせて目玉の形状となっており、白と橙色の2色構造に仕上げられた。なお、3月に発売した第1弾のドクロ形状のタブレットに唐辛子成分が入った「フライトにングミント」や、お花モチーフに仕上げたチェリー風味のすっきりフレーバーの「ブルーミングチェリー」も販売チャネルを拡大し、6月より全国のスーパーマーケット、ドラッグストアなどで販売している。
2015年07月01日13日にスタートするWOWOWの連続ドラマW『ふたがしら』(毎週土曜 22:00~)の完成披露試写会が11日、東京・東京国際フォーラムで行われ、キャストの松山ケンイチ、早乙女太一、菜々緒と入江悠監督が出席した。オノ・ナツメの漫画を実写化した本作は、盗賊たちの策略と騙し合いを描く時代劇。盗賊一味"赤目"として盗みを働く、豪放な性格の弁蔵(松山)とクールな色男の宗次(早乙女)。ある日、敬愛する頭が急逝し、2人は旅立つ決意をする――というストーリー。NHK大河ドラマ『平清盛』以来、約3年ぶりに連続ドラマ主演を果たした松山は、「やりたいと思ってから、1年も経たないうちに作品になって幸せ。僕自身、時代劇の素晴らしさを実感したので、たくさんの人に見て欲しい」と胸を張ってアピール。また、コンビを組んだ早乙女に対し、「時代劇のプロフェッショナルなので、心強い味方だった」と感謝した松山だったが、「誕生日に太一くんに水をかけられるシーンがあって。30年間でふぬけてしまった自分の目を覚ましてくれるようなかけっぷりだった。本当に水をかけるのが上手だね!」と暴露した。一方、頭の妻・おこんを演じた菜々緒は、初の時代劇出演ながら入浴シーンも披露しており、「初めてづくしで刺激的な毎日でした」とにっこり。頭の跡目を継ぐ甚三郎を演じた成宮寛貴とは、ラブシーンもあり、「本番でいきなり口の中に指を入れられて……。『ワーッ!』って思ったけどカットがかからないから続けました」と告白すると、松山は、「確かにすごかった~」とニヤけ顔。そんな松山は、「まだ始まってないけど、続編を作りたい」と意気込むと、早乙女は、「続編を作るなら"クールな色男"っていうキャッチコピーを外して」と吐露して笑いを誘っていた。
2015年06月12日「何に面白い、カッコいいと感じるかというのは、その人の本物の物差しだと思う」――。ただひたすらに“面白いこと”を求めて生きる弁蔵という男を語る文脈の中で、松山ケンイチはそんな言葉を口にした。それは自身に向けた言葉でもあるのだろう。WOWOW初の時代劇の連続ドラマである「ふたがしら」は、松山さん自身がオノ・ナツメの同名人気漫画と出合い、面白さを感じて実写化を熱望し、まさしくその情熱で実現させた企画である。大河ドラマ「平清盛」以来、3年ぶりとなる連続ドラマ主演。自ら感じる変化。30代に足を踏み入れた“いま”を語りつくす。「劇団☆新感線」の「蒼の乱」で共演した早乙女太一との共演による本作(脚本も同劇団でおなじみの中島かずき)。尊敬する頭目が亡くなったのを機に盗賊集団“赤目一味”を抜けた弁蔵と宗次は新たに一味を旗揚げし「でっかいこと」を成し遂げるべく旅に出るのだが…。弁蔵と宗次は“水と油”という表現がぴったりの正反対の性格の持ち主。クールで全体を見渡す宗次に対し、松山さんが演じた弁蔵は直情型の熱血漢である。2人の違うタイプのリーダーが一味を率いるわけだが、松山さん自身、「平清盛」、「蒼の乱」などで一族や仲間たちを引っ張る強いリーダーを演じてきた。役柄というだけでなく、これまでいくつもの作品に主演、座長として関わってもきており、さらにはプライベートでも家庭を持ち、子供たちを導く立場である。そんな松山さんの目に弁蔵はどのような“かしら”に映ったのだろうか?「弁蔵には『人生を楽しもう』ということが大前提としてあるんですよね。おかしらが死んで、ここ(=赤目一味)じゃ面白くないから出て行って、面白いことをやろうとする。そこに面白そうだとついてくる仲間がいて、じゃあみんなでやってやろうという流れになる。その生き方は男としてカッコいいと思います。演じる上では、一家を率いるというのは何かを背負っていて、そこに余裕みたいなものも感じさせないといけないとは思いました。そうじゃなきゃおっかなくて誰も付いて来ないですから。太一くんも家族があり、ずっと『劇団朱雀』を引っ張ってきた存在であり、やっぱり佇まいが全然違うんですよ。僕も『平清盛』での経験もあるし、家族を持っているし、そういう部分は2人ともにいい影響を及ぼしてるなと思いましたね」。ちなみに松山さん自身は普段は「リーダータイプではないと思います(苦笑)」と漏らすが、理想のリーダー像について問うと、弁蔵でも宗次でもなく、清盛とも違う意外な人物の名が…。「『のぼうの城』に出てくる(主人公の)“のぼう”(※映画で演じたのは野村萬斎)ですね。“バカ”だ“でくのぼう”だのと言われつつ、それでも『おれたちがやらなきゃ…』と周りがみんな、動いてくれる。そんなリーダーが理想です」。本作でメガホンを握ったのは『SR サイタマノラッパー』シリーズで知られ、これが時代劇初挑戦となる入江悠監督。撮影が行われた京都・太秦の伝統と既成概念を壊そうとする入江監督の手法のせめぎ合いの中で、松山さんも「新しい時代劇ができた」と手応えを感じている。「題材として盗賊を主役に、しかもすでに出来上がった一味じゃなくて、いろんなことを経て新しい集団が出来上がっていくという流れが新鮮だし、東映撮影所(=太秦)の様式美を取り入れつつ、カメラワークや照明は全く違う新しいものになってる。太秦の気質、職人的なスタッフの脳みそをいい意味で入江さんがかき乱して、いい具合に絡み合ってると思います。カメラワークでも、スタッフの中では『このセットならこう撮る』という枠が伝統の中であるんだけど、そこを崩したりしてる。土台として伝統を作る人たちがいて、それを壊す人とのコラボレーションが面白いと思います」。時代劇という点や先述の“リーダー”に関する部分など、大河ドラマでの経験が大いに生かされたことは間違いないが、変化や成長はそうした技術的な面だけに収まらない。あれから3年、この3月には節目の30歳の誕生日を迎えたが、松山ケンイチはいま、俳優という仕事にどう向き合い、どんな道を歩もうとしているのか?「大河以前から考えていたことではあったんですが、自分でやりたい企画を見つけて実現してみたいという思いはありました。この作品がまさにそうですが、オファーを受けるだけでなく、僕自身が何を表現したいのか?それが大河以降…いや、ここ最近になってようやくできるようになってきたのかなと思います。それは自分の中でいろんなことの整理がついて、余裕が出てきたのかもしれません」。そして、この「ふたがしら」に関して、続編の製作を強く希望している。「今回は一味が出来上がるまでのお話ですが、その後、彼らがどうなるのか?すごく興味があるしやってみたいです。つい最近、ふと思ったんですが、本当に良い役者というのは、監督が『またこいつを使いたい』と思わせる存在であることと、“続編を作ることができる”というのが条件なんじゃないかと。僕自身、これまであまり続編はないので、その実現のためにいい演技をするように考えていくのがこれからの責任だなと思ってます」。新たにギアを入れ直したこの男の、面白くカッコいいものを求めて進む30代に期待したい。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年06月08日WOWOWで6月13日(土)からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のメイキング映像「撮影道中記」が3日、公開された。ドラマは松山演じる弁蔵と早乙女太一演じる宗次という二人の盗賊が繰り広げる、これまでにない新感覚時代劇エンターテインメント。今回公開された映像では弁蔵役の松山が撮影中に早乙女らキャスト、スタッフからハッピーバースデーの合唱とともに30歳の誕生日をお祝いされるシーンや、共演者の成宮寛貴、國村隼らが演じる盗賊「赤目」一味のシーン、松山が演技について入江監督と相談するシーン、時代劇初挑戦となる菜々緒の入浴シーン、成宮と松山・早乙女の緊迫感あふれる戦いのシーン、そして松山をはじめとするメインキャストのクランクアップなど、貴重な映像が満載となっている。映像は映画・音楽・スポーツ・ドラマ・アニメなどのエンタメコンテンツが無料で体験できる「W流」にて公開中。
2015年06月03日俳優の松山ケンイチが6月2日(火)、主演作『天の茶助』(SABU監督)の完成披露試写会に出席。オール沖縄ロケを体験した松山さんは、「おいしいお店をたくさん見つけました。タコスもおいしかったし、山盛りのかき氷にも感激した」と思い出を語った。松山さんは、SABU監督とは『うさぎドロップ』以来2度目のタッグ。「(監督の)正直でまっすぐなところが好き」だと言う松山さんは、「以前、監督に『OKが出ているのに、俳優がもうワンテイク演じたがったらどうするんですか?』って聞いたら、『やるだけやらせて、編集でカットする』って(笑)。俳優の僕にそう言ってくれるんですから、信用できますよ」と全幅の信頼を寄せていた。本作は、沖縄を舞台に、SABU監督が自身の書き下ろし小説を映画化したファンタスティックなラブストーリー。天界の脚本家たちが、地上に生きる人々の運命をシナリオに書きつづる世界。お茶くみ係の茶助(松山さん)は、ほのかな恋心を抱くユリが事故で死ぬ運命だと知ると、単身地上に降り立ち、ユリの悲劇を食い止めようとする。2月に開催された第65回ベルリン国際映画祭の「コンペティション部門」で正式上映され、松山さんも現地入り。「僕らが普通に笑うシーンはもちろん、予想外の部分でも笑いが起こって驚きました。海外の皆さんと一緒に見るのは、新鮮ですね」とふり返った。東京・新宿ピカデリーで行われた完成披露試写会には、松山さんとSABU監督に加えて、ユリを演じる大野いと、大杉漣、伊勢谷友介、玉城ティナが出席した。『天の茶助』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日WOWOWで6月13日(土)からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のポスタービジュアルが14日、公開された。同作は、松山演じる豪放な弁慶と早乙女太一演じるクールな色男・宗次という二人の盗賊が繰り広げるさまざまな騒動を描いたオノ・ナツメ原作の痛快エンターテインメント。「汚え金を、根こそぎいただく。」という刺激的なキャッチコピーと弁慶&宗次の表情が印象的なポスターからは、従来のバディものとはひと味違う二人の関係性がうかがえ、これまでにない新しいタイプの時代劇となっている。また、同時にWOWOWや一部映画館で限定上映されていた予告映像も公開。世界を舞台に活躍するジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONSによるメインテーマ『THEME FROM “FURTAGASHIRA”』がいよいよお披露目となる。まるで弁慶と宗次のように、サックスとトランペットの2ホーンが疾走しながら絡み合う熱いインストゥルメンタル・ジャズに注目したい。
2015年05月14日1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化となった「ど根性ガエル」が俳優・松山ケンイチを主演に迎え、オリジナルストーリーとして実写ドラマ化することが明らかになった。おっちょこちょいな中学生、ひろし。公園で転んだ先はカエルの上。べちゃっとカエルを潰してしまう。そのカエルは、シャツに張り付つき、平面ガエルとなって復活!さらに不思議なことに、平面ガエルは言葉を操り、人間以上に人間らしい感情を持つ、ど根性ガエルだった。そして2015年の夏――。14歳だったひろしも、もう大人。みんな大人になり、「ど根性」ですべてが解決!とは、ゆかぬことを知る。だけどつまらない大人にはなりたくない。「根性、根性、ど根性!泣いて笑ってケンカして」みんなの「人生」と「蛙生」が動き始める。アニメでも人気を博した、漫画「ど根性ガエル」の実写ドラマ化した本作。今回発表されたのは、30歳になったひろしに『天の茶助』や『の・ようなもののようなもの』「連続ドラマWふたがしら」などに出演する松山ケンイチ。2009年に放送された「銭ゲバ」(日本テレビ)以来民放連ドラ主演となる松山さん。「どんな撮影になるのか想像つかないので楽しみです」と語り、「ピョン吉はひろしにとって大事な相棒だけど、ずっと一緒だとそれが普通になっていく恐ろしさがあります。きっとひろしもその長い間のどこかに一緒にいれることの奇跡を置いてきてしまっていると思います。生きているとどこかで大事だと思っていたものを置いてきてしまっているという感覚は誰にでもあると思います。これを見て何を置いてきてしまったのか思い出す人もいるだろうし、何も感じない人もいると思います」と真摯にコメントした。本作には、松山さん演じる30歳のひろしを始め、ピョン吉、京子ちゃん(29)、梅さん(52)、五郎(29)、ヨシコ先生(40)、町田先生(64)、ゴリライモ(31)、ひろしの母(50)らお馴染みのキャラクターが大人になって登場する。今後の続報に期待したい。「ど根性ガエル」は、7月より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月04日WOWOWで6月13日からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のオールキャストが発表され、音楽(劇伴)をジャズバンドのSOIL&"PIMP"SESSIONSが担当することが13日、明らかになった。これまでに発表された松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒に続き今回発表されたキャストは、旅籠の主人・叶屋喜兵衛に田口浩正、すり一味の頭・お銀に芦名星、夜坂一味のご隠居のお付き・芳に村上淳、赤目一味の巳之吉に山本浩司、夜坂一味の頭・鉄治郎に橋本じゅん、夜坂一味の先代頭・ご隠居に品川徹、そして赤目一味の頭・辰五郎に國村隼となっている。そして、ドラマの劇伴を担当するのは、2001年の結成以来、世界を舞台に活躍し、今年もすでにヨーロッパツアーと国内ツアーが決定しているワールドワイドなジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONS。「劇伴/サントラという新たな挑戦の機会をいただき、大変光栄です。『ふたがしら』の粋でお洒落な世界観をSOIL&"PIMP"SESSIONSのサウンドで最大限に増幅させるべく、制作に集中しております。どうぞご期待ください!」と力強いコメントを寄せており、ドラマとどのようなセッションを見せてくれるのか注目となっている。ドラマ『ふたがしら』はWOWOWプライムにて6月13日(毎週土曜 22:00~)スタート。全5話(第1話無料放送)。
2015年04月14日クラシエフーズは、現代美術家・村上隆とコラボレーションした「FRISK Neo」の新フレーバー「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、3月16日より数量限定で発売開始する。価格は369円(税抜)。同商品は、ルイ・ヴィトン、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウェストやゆず、六本木ヒルズ、シュウ ウエムラ等とのコラボレーションで知られる村上隆がパッケージデザインを担当した限定品。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなフレーバーとなっているという。また、パッケージのほかにも、タブレットの形状が「ドクロ」(フライトニングミント)、「お花」(ブルーミングチェリー)と凝ったつくりになっている。
2015年03月13日クラシエフーズは16日、従来のフリスクよりも粒が大きく「美味しさ」と「味長持ち」が特徴の「FRISK Neo(フリスク ネオ)」より、村上隆氏とのコラボした「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、コンビニエンスストアにて数量限定で発売する。○世界的アーティスト、村上隆氏との限定コラボ同商品は、世界的に有名なアーティストの村上隆氏とのコラボレーションにより生まれた新フレーバー。ケースやタブレットのデザインにもこだわり、ビジュアル面でも楽しめる仕上がりとなっている。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなすっきりフレーバー。フレーバーに合わせ、「フライトニングミント」はドクロ、「ブルーミングチェリー」は花の形状となる。パッケージは村上氏のデザインにより、インパクトがあり色鮮やかに仕上げたメタルケースとなっている。容量はともに42gで、希望小売価格は各369円(税別)。
2015年03月12日●SRIXON Z-STARシリーズ”の進化とは?昨年度からアメリカPGAツアーに参戦し、ルーキーイヤーで早くも初勝利を挙げた松山英樹プロ。今シーズンも優勝争いを何度も繰り広げ、今や“MATSUYAMA”は世界で注目される存在となっている。そんな彼が、世界で戦うためのギアとして全幅の信頼をよせて使用しているのがスリクソンのクラブとボールだ。2月6日、松山英樹の使用ボールであるSRIXON Z-STARシリーズの新モデルがゴルフショップの店頭に並んだ。従来モデルから性能アップを図り、さらなる進化を遂げたという『NEW SRIXON Z-STAR』と『NEW SRIXON Z-STAR XV』。これらの2つのモデルは、一体どんな性能のボールなのか。今回、ボール企画の担当者に直撃取材した。○NEW SRIXON Z-STARシリーズは、スピン性能に磨きがかかった!SRIXON Z-STARシリーズは、プロや上級者のニーズに応えるべく開発されているボールだ。ドライバーで飛ばせるのはもちろん、アプローチでのスピン性能を重視し、新しい『NEW SRIXON Z-STAR』と『NEW SRIXON Z-STAR XV』では、このカバー部分が大きく改良されていると企画担当者の小野琢也さんは言う。「もともとZ-STARというボールは、0.5mmという極薄のウレタンカバーを採用しているのが特徴ですが、新モデルではこのウレタン素材が従来よりも7%も柔らかくなっています。加えて、Spin Skinという21%も柔らかい新開発のコーティングを施すことによって、従来モデルよりもフェース溝への食い込みを25%もアップさせることに成功しました。つまり新モデルではグリーン周りのアプローチで、より多くのスピンを掛けることができるようになっています」プロのトーナメントが行われるゴルフ場のグリーンは、我々アマチュアが普段プレーしているグリーンよりも格段に硬くて速く、ボールが止まりづらい。そこでプロがボールに対して求めるのが、今まで以上のスピン性能だ。『NEW SRIXON Z-STAR』と『NEW SRIXON Z-STAR XV』は、そういったプロの要望に応えるものに仕上がっている。事実、昨シーズンの日本ツアーで賞金王に輝いた小田孔明プロは、『NEW SRIXON Z-STAR』を「アプローチでもきっちりフェースに乗ってくれる戦略性の高いボール」とコメント。女子ツアーで年間3勝を挙げたイ・ボミプロは、「ラフからでも思いどおりにスピンが掛かってくれる」と高く評価している。この高いスピン性能は、もちろんアマチュアゴルファーにも有効だ。グリーン上でピタリと止まるプロのようなアプローチショットを、ボールの性能が実現してくれる。○新ディンプルのおかげで、風に負けない強弾道で飛ばせる!「もうひとつ進化したポイントが、ディンプルです。ボールは空中を飛球しているときに空気抵抗を大きく受けます。新しいZ-STARは、ボール表面のディンプルの占有率を維持しながら、ひとつひとつのディンプルのサイズの均一度を向上することで、飛球中のボール周りの空気の抵抗を整え、抑えられるようになりました。強弾道324スピードディンプルと名付けているのですが、これによって従来よりも強い球筋で、風の影響を受けづらく飛ばせるようになっています」新モデルの『NEW Z-STAR XV』を試打テストした松山英樹プロは、「アゲンストの風でも弾道が強い」と評価。欧州ツアーとPGAツアーで活躍し、全米オープン覇者でもある海外選手のグレイム・マクダウエルも「風に影響されず、強く伸びるボールだ」とコメントしている。「Z-STARシリーズは、従来から飛距離性能に関してプロから高い評価をいただいていました。これはZ-STARシリーズの最大の特徴である極薄のウレタンカバーでコアを大きくしたことによるものです。そこに新しいディンプル形状を採用することによって、風の影響を受けづらい、さらに強くて鋭い弾道で飛ばせるボールになりました。この新モデルは一般発売に先駆けて男子ツアーでは昨年7月から、女子ツアーでは昨年9月から配布していたのですが、両ツアーですぐに使用プロが優勝する快挙を達成しています。その優勝スピーチでは、ともに新ボールの風に対する強さを評価するコメントをしていただいたんですよ」○アマチュアには、どのモデルがオススメ?何を隠そう、Z-STARは昨年度の日本の男女ツアーで勝率ナンバーワンに輝いているボール。新モデルは、さらなるスピン性能と飛距離性能を備え、まさにプロ好みのボールに仕上がっているようだ。しかし、我々アマチュアには少し心配になる部分もある。プロが使用するそんなに高性能なボールを、アマチュアが普段のゴルフで使っていいものなのか。「もちろん、ぜひ使っていただきたいです。ゴルフは、使用するボールを自分で選べる数少ないスポーツですし、使うボールによって打ったときのフィーリングや球の飛び方が大きく変わってきます。スコア向上を目指すなら、少なくとも自分が使うボールを決めて統一しておいてほしいですね。種類の異なるボールを混ぜて使っていると、自分が上手に打てたときでもボールの種類で弾道やフィーリングが変わってしまい、ゴルフが上達したかどうかが分かりにくいからです。新ボールには『NEW SRIXON Z-STAR』と『NEW SRIXON Z-STAR XV』の2モデルが用意されている。アマチュアは、どちらを使えばいいのだろうか? 選ぶ方法は?「2モデルのいちばんの違いは、ボール自体の硬さです。プロは球の飛び方やフィーリングなどを総合的に判断してチョイスしていますが、一般的なパワーとヘッドスピードのアマチュアゴルファーであれば、柔らかいほうの『NEW SRIXON Z-STAR』をオススメします。相当パワーがあってヘッドスピードが速い男性ゴルファーや、ソリッドな感触が好きな人には『NEW SRIXON Z-STAR XV』がいいでしょうね。まずは両モデルを1スリーブ(3個入り)ずつ買って打ち比べてみて、自分のエースボールを決めるのがいいと思いますよ。最新ボールの性能をぜひ体感してみてください!」●上達したい人にぴったりのクラブセッティングをご紹介○アマチュアが上達を目指せるSRIXONのクラブセッティングスクリソンは、ダンロップのプロや上級者向けブランド。けれど、初心者や中級者にも扱いやすいモデルも用意されている。これからゴルフに本気に取り組みたい人や、上達したい人にぴったりのクラブセッティングをご紹介!いかがだっただろうか?「上達したいけど、どの製品を使えばいいのだろう?」と悩んでいた方はぜひ、プロが試合で使っているスリクソンの高性能なボールでスコアアップを体感してみてほしい。
2015年03月05日佐村河内守の“ゴーストライター騒動”で、そのゴーストライターとして暗躍し、大きな注目を集めた作曲家・新垣隆が、今春公開される映画『ソロモンの偽証』の応援大使に就任したことが発表された。さらに、トークアプリ「755」で中学生から質問を受けつける“大人の相談室”を開設することも明らかとなった。映画『ソロモンの偽証』は、ベストセラー作家・宮部みゆきが構想15年・執筆に9年もの歳月を費やしたという同名ミステリー巨編を、成島出監督をはじめとする『八日目の蝉』チームが再結集し、2部作で映画化したもの。物語は大雪に見舞われたクリスマスの朝ーー雪の校庭に転落死した男子生徒、柏木卓也が発見される。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメイト。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画…。そして犠牲者がひとり、またひとりと増えていく中、「もう大人たちには任せておけない」と、遺体の第一発見者である生徒のひとり、藤野涼子の発案で学校内裁判が開廷されることに…。本作では、真実を追い求め葛藤する中学生たちがメインとして描かれるが今回、新垣さんはそんな中学生たちを応援するための応援大使として公開初日まで活動することとなる。さらに、2月26日(木)より先述したトークアプリ「755」にて「ソロモンの偽証応援大使新垣隆」の名で登録。嘘にまつわる話や葛藤など、中学生からの質問を募集し、3月5日(木/18:30~19:30を予定)に本人自らが質問に答えていくとのこと。新垣さんは、今回の企画について「自分が中学生だった頃から30年の月日が経ち、髪の毛は随分薄くなってしまいましたが、心の気持ちはその頃と今とで何ら変わっていないという事に、今ふと気がつきました。皆さんと共に考えるという事は、自分の中に存在するかつての中学生の私と対話する、という事でもあります。ぜひ皆さんの思いを聞かせてください」とコメントを寄せている。嘘から逃げない男が、中学生たちの想いにどんな言葉で応えるのか…注目が集まりそうだ。『ソロモンの偽証前篇・事件』は3月7日(土)より、『ソロモンの偽証後篇・裁判』は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年02月26日松山ケンイチが主演するSABU監督の新作『天の茶助』が、2月5日(現地時間)より開催される第65回ベルリン映画祭のコンペティション部門で正式上映されることが決定し、松山、大野いと、SABU監督がコメントを寄せた。その他の写真SABU監督作品は、過去に『弾丸ランナー』『疾走』がベルリン映画祭のパノラマ部門で、『アンラッキー・モンキー』『MONDAY』『幸福の鐘』『蟹工船』がフォーラム部門で上映されているが、コンペティション部門での上映は本作が初めて。今年は、テレンス・マリック、ピーター・グリーナウェイらの新作が上映されることが既に発表されており、『レスラー』『ブラック・スワン』のダレン・アロノフスキー監督が審査委員長を務める。『天の茶助』は現地時間2月13日に公式上映され、授賞式は2月14日に行われる。松山とヒロインを演じた大野は、「さすがSABUさんです。反応がとても楽しみです」(松山)、「撮影を振り返ると、エキストラで参加下さった沖縄の方々が、この映画を一緒になって作って下さり、暑い中一日中ずっと座らずに“あと少し!頑張ろう!”と掛け声をかけ合う姿を思い出します。その姿にとても圧倒され感動しました」(大野)とコメント。市山尚三プロデューサーは「撮影には沖縄県のバックアップもあり、大勢の方々にエキストラとして参加していただきました。沖縄の歴史ある芸能や文化にも触れることが出来た本作を、世界がどう受け取っていただけるのかが楽しみです」と話し、SABU監督は「ベルリン出品8作目にして、ようやく、やっと、遂に、コンペティション部門に選出!しかも自分のコメディスタイルを崩さずに。作家性を優先すると言って下さったオフィス北野、松竹、バンダイビジュアル。そしてスタッフ、キャスト、ご協力して下さった沖縄の皆様に感謝の気持ちで一杯です」と語っている。映画は、SABU監督が映画化を目的に執筆したオリジナル小説が原作。地上で生きる人間たちの“人生のシナリオ”を書く脚本家が生活する天界で、お茶くみを担当している主人公・茶助が、事故死する運命にある女性に好意を持ったことから彼女を助けるべく地上で奮闘する様を描く。『天の茶助』6月27日(土)より全国ロードショー
2015年01月20日六本木ヒルズ「森美術館」は、企画展「村上隆の五百羅漢図展」を開催する。期間は2015年10月31日から16年3月6日まで。スーパーフラット理論を提唱し、現代美術展「GEISAI」を開催するなど、日本を代表するアーティストの1人として知られる村上隆。今回はその近年における活動を紹介したもので、日本では数少ない村上作品を扱った展覧会となる。中でも、代表的な作品となるのが、東日本大震災をきっかけとして2012年に制作された絵画「五百羅漢図」だ。この作品は高さ3m、幅100mにも及ぶキャンバスに修行僧の姿を描いたもの。そこには、有限の生と無限の宇宙、自然が交錯しており、宗教を超えた祈りが込められている。芸術はわれわれの世界、人間のリアリズムにどれだけ肉薄できるのか。そんな村上の芸術観に迫る作品が、会場には数多く展示される。森美術館でも14年ぶりとなる村上の展覧会。アニメポップだけでない、村上のもう一つの顔を知る貴重な機会となりそうだ。【イベント情報】村上隆の五百羅漢図展会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階期間:2015年10月31日から16年3月6日
2014年11月20日幅広い活躍を見せる若村麻由美と元宝塚トップスターの久世星佳によるふたり芝居で、ロンドンで人気を呼んだデイヴィッド・ヘアの話題作の日本初上演となる「ブレス・オブ・ライフ ~女の肖像~」。初日を直前に控えた10月初旬、稽古場に足を運んだ。新国立劇場演劇『ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~』チケット情報新国立劇場が贈る気鋭の演出家による「二人芝居 -対話する力-」シリーズの第1弾で、劇団「モダンスイマーズ」の作・演出の蓬莱竜太が演出を担当。人気女流作家のフランシス(久世)は英国のワイト島に暮らす、夫の長年の不倫相手だったマデリン(若村)の元を訪れる。ふたりは時に反発し、共感を覚えながら、夜を徹して愛したひとりの男との時間を語り合うが…。ロンドン上演ではマデリンをマギー・スミス、フランシスをジュディ・デンチという名女優が演じた。フランシスがマデリンの家に足を踏み入れてから翌日、出ていくまでを描き、全てはマデリン宅のリビングのワンシチュエーションで展開。昼、夜、深夜、そして翌日の朝と時間の変化が微妙な照明で表現される。時折、波音と海鳥の鳴く声が響くほかはBGMもなく、ただ女たちの会話によってドラマが紡がれていく。妻と愛人。立場も人生観も全く異なるふたりだが、ひとつハッキリしているのは、ふたりが愛した男は、もう彼女たちの元には戻ってこないということ。マーティンという名の彼は既に若い女が出来て、シアトルへと去っており、ここで何を話そうとどうしようもない。虚しさと諦観を漂わせながらも静かに、しかし不思議な“熱”を帯びつつ女たちの会話は弾む。見どころはこの会話と共に変化していくふたりの距離感。最初はコートを脱ぎもせずに、立ったままのフランシスと彼女への敵意を隠さないマデリンだが、少しずつ話をするうちに茶を飲み、ビールを飲み、食事を摂り、タバコを吸い、パジャマを借りてソファに足を投げ出すようになる。だが確実に距離を縮め、互いを以前よりも理解し、冗談まで言うものの、ふたりはベタベタと馴れ合うこともない。通し稽古を見て、ふたりがごく近い距離で肩を並べて話したり、並んで腰掛けるシーンが決して多くないことに気付かされる。互いを理解しつつも保たれる微妙な距離と緊張――やはり、ふたりは戦っているのだ。どこに行き着くこともないはずの女の戦いは最後に何をもたらすのか?いまを生きる日本の女性に響く作品になりそうだ。新国立劇場小劇場にて10月8日(水)より上演。取材・文:黒豆直樹
2014年10月06日共に1985年生まれだが、松山ケンイチは3月生まれで学年では蒼井優のひとつ上になる。「撮影のときは同い年だったけど、いまは僕の方が年上ですから」と松山さんが“先輩風”を吹かすと、蒼井さんは「同い年の間はタメ口で、誕生日を迎えると敬語に戻すという微妙な関係なんです」とケラケラと楽しそうに笑う。『男たちの大和/YAMATO』(’05)、『人のセックスを笑うな』(’08)に続き、まもなく公開となる『春を背負って』で2人の歩みが三たび交錯した。標高3,000メートルの自然の中で、2人の目は互いを、そして己をどのように捉えたのか?『劒岳 点の記』(’09)で未踏峰に挑む男たちの姿を、壮大な自然を背景に圧倒的なリアリティをもって綴った木村大作監督の5年ぶりの最新作『春を背負って』。父の死を受け東京でのトレーダーの仕事を辞め、父が営んできた立山連峰の山小屋を継ぐことを決意した亨(松山ケンイチ)が、頼れる風来坊の悟郎(豊川悦司)や天真爛漫な愛(蒼井優)ら周囲に支えられながら成長し、父の遺した想いを受け止めていくさまを描き出す。CGかアニメーションなのではないか?そう思うほどの色鮮やかな絶景がスクリーンに広がる。この本物の美しさを手に入れる代価として、俳優陣・スタッフは山に赴き、幾度となく厳しい自然に身をさらした。木村組に参加すると決めたときから、過酷な撮影は覚悟していた。蒼井さんは「ここ数年、あまり過酷なロケは経験してなかったんですが、嫌いじゃないんですよ」と笑うが、実際に山に入ると、肉体的な強さに加え、命を預かるという精神的な部分での強さ、責任が求められた。そしてそれはチームの一体感をももたらした。「自分の命は自分で守らないといけないし、同時に他人の命に対しても責任がある。自分が間違って石を踏んで落とせば、それが落石になる危険性がある。そういう一定の緊張感が常に現場にありましたね。でもこの組だからこそ、乗り越えられたとも思う。みなさん、ガテン系なんですけど(笑)、作品に対する姿勢がすごく美しい組でした」。自身が演じた亨を「僕と同じ世代やその下の若い人たちが感じている将来や自分の居場所に対する不安を抱えている人間であり、僕自身も持っている『生きる』ということへの疑問を真っ直ぐ出せる役だった」と語る松山さん。撮影でずっと山で共同生活を送る中で、役を超えて、ひとりの人間として気づかされることも多かった。「東京にいると、情報があり過ぎて、頭がいつもフル回転していて、本当は自分と関係ないどうでもいいことまで入って来ちゃったりする。でも山に行くと、そういうものが一切ないので、ある意味で自分の声だけしか聞かなくて済むので落ち着くんですね。改めて人間は自然の中の一部でしかないって強く感じました」。蒼井さんも松山さんの言葉に深くうなずく。約30人の撮影隊の中で、決して女性の割合は高くなかったが「狭いし、お風呂もないような場所なんですけど、みんなで生活していく中で、自分が俳優であるということや年齢・性別とか、自分に付随している“記号”がどんどん取っ払われていくんです。それは、こういう環境でないと気づけない、貴重な体験でしたね」と笑顔で語る。2人を“丸裸”にしたのは自然だけではない。黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』でのカメラマン助手としてのキャリアに始まり、『八甲田山』、『鉄道員(ぽっぽや)』など数々の名作に携わり、カメラを通して本物を見続けてきた木村大作。自らレンズをのぞく木村監督の眼は、時に自然以上の厳しさでもって俳優陣の芝居を見つめ、“生”の芝居を引き出していった。松山さんは言う。「大作さんの前では嘘をすぐに見抜かれてしまう気がします。真っ直ぐな人が真っ直ぐに撮ってくれるので、こちらが都合よく演技したり、集中してないとすぐにバレてしまう。逆に言うと、こちらが『どう見せたいか?』ではなく、自分の生きてきたものをそのまま出すように導かれている気がしました」。蒼井さんは「大作さんが撮る作品は“活動写真”という感じがするんです」と少々、古めかしい言葉で監督の映画作りを表す。「真実を映し出してしまうので、ごまかさせてくれないんです。決してお芝居について細かく演出はされないんですが、頭で考えてお芝居するのではなく、環境に身を委ねる――それだけで成立してしまうように現場全体を演出し、俳優・スタッフ一人一人が『大作さんに信じてもらっている』と感じさせてくださるんです」。亨の父(小林薫)の生前から、山小屋の運営を手伝っていた愛だが、どのようにして彼女がここにたどり着いたのか?それを亨と悟郎の前で告白するシーンは、テストすらせずに一発本番で撮影された。「スタッフは役者以上に緊張したと思いますよ。空気が重いのと、ストーブを焚いて暑いのと、張り詰めているのと…でも一発OKでした」(松山さん)。「みんなワクワクするんですよ(笑)。ぶっつけ本番でやるシーンというのは、そうする意味があるシーンなんです。ほかのシーン以上の緊張感や責任があるけど、そういう撮影ができる喜びが後押ししてくれることもたくさんあるんです。その現場の空気はスクリーンに映っていると思います」(蒼井さん)。ちょうど20歳になろうとしている時期に撮影された初共演の『男たちの大和/YAMATO』では決して共演シーンは多くなかった。20代半ばでの『人のセックスを笑うな』では、松山さんは年上の女性に夢中の主人公で、蒼井さん演じる少女の恋心は一方通行だった。ようやく30歳を前にして、3作目での共演で、互いの存在に真正面から向き合った。松山さんは「僕の中では毎回、共演するたびに印象が違うんです」と蒼井さんの印象を口にする。「今回は、まさに愛ちゃんのようにみんなを明るくさせる感じでしたね。でも『人のセックスを笑うな』のときは、静かというか、ダークサイドっぽい感じというか…(笑)。いまとは対極のとんがっていて、沸々としたものを持っている印象でした。『大和』のときは…妖精みたいでした(笑)。何年か後にまた一緒に仕事したらどんな感じになっているのか楽しみです」。もしかしたら、松山さんが感じた印象の違いは、役柄が蒼井さんに深く染みこんだ結果なのかもしれない。蒼井さんは首をかしげつつ、この10年に思いを巡らせる。「自分では(役に影響されているとは)意識してないんですけどね(笑)。今回、初めて現場でちゃんとお話したんですよ。そうしたら『全然、印象が違う』って(笑)。そう言われるとそうかもしれない…。私の中でも松山さんの印象は変化があって、初めてお会いしたときは、それこそ戦争を題材にした作品だからなのかもしれませんが、ギラギラした印象で、熱いものを自分の中に持っている方だなと思いました。約10年経ってすごく穏やかになって、幸せそうだなと感じます(笑)」。「熱いものはいまでも持っているよ!」と笑う松山さんの言葉を受け、蒼井さんは続ける。「持っているんだけど、(力の)抜きどころを見つけた感じがしますね。生きていて楽しそうだなって(笑)。今回、特に松山さん、豊川さん、檀(ふみ)さんとの時間が長かったんですが、3人とも役者の仕事を大切にされているけど、それとは別に大切なものを持っていて、それがあるからこそこちらの世界で力を発揮されているんだなというのを感じました。役者としてはもちろんですが、人間として憧れるし、そういう方たちと3か月一緒に過ごせたのは幸せでした」。亨は、山小屋での営みの中で、かつては反発することもあった父の思いに触れ、その存在が生きる上での“道標”に出会ったことに改めて気づかされていく。松山さんにとって、これまでの歩みの中で出会った道標と言える存在は?「人に関しては挙げるとキリがないんですけど、それ以外ではチャップリンの映画ですかね。24~25歳くらいで初めて観たんですが、映画からすごくたくさんのことを学べるんだと実感したし、ビックリするくらい突き刺さる言葉が多いんです。淀川長治さんが『映画が教科書』と仰っていましたが、まさにその通り。自分が俳優という仕事をしている喜びを感じさせてくれましたね」。一方の蒼井さんは「小さい頃から聞かされてきた」という言葉と、10代の頃に出会ったある先輩の俳優の教えを明かしてくれた。「うちの家訓が『なんとかなるさ』なんです(笑)。子どものときは『なんて陽気な家族なんだ』と思っていましたが、いまでもその言葉が自分の根底にあって、おまじないのようで、どこかでその言葉に救われている気がします。それと、この仕事を始めてからある先輩に言われたのが『自分の仕事は何か?と聞かれて“表現者だ”なんて言うようなダサい女優にはなるな。みんな表現者だと勘違いしているけど、私たちはあくまで労働者だから』ということ。そのとき、私はただの学生で、言葉の意味は分かっても、実感がなかったんです。でもこの年齢になって仕事をする中で、その言葉の重みや強さみたいなものを感じています。いつか私も後輩に伝えたいですね」。次に顔を合わせたとき、この“微妙な同い年”の2人が、どんな関係になっているのか楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:春を背負って 2014年6月14日より全国東宝系にて公開(C) 2014「春を背負って」製作委員会
2014年06月12日アシックスはこのほど、「シーズンコンセプト発表会」をアクトスクエア(東京都渋谷区)にて開催した。同発表会には、卓球の石川佳純選手やハンドボールの宮崎大輔選手のほか、タレント・平井理央さんらが登場。特設ランウェイを歩き、コンセプトにそった商品をアピールした。同社は、走る目的やシーンに応じて、ランニング関連商品のコーディネートのコンセプトなどをトータルで提案する「RUN you ready? 」を、5月下旬より展開する。シドニー五輪の女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さんがアパレルやシューズの選び方を監修するとともに、練習方法や心構えなども伝えていくという。この日は、高橋さん自らプレゼンターを務めた。○吸汗・速乾機能付きウエアが適する「朝ラン」個々のライフスタイルに合わせてウエアやシューズ使用してもらえるよう、同社が提案するのが「朝ラン」「街ラン」「山ラン」「夜ラン」という4テーマだ。各シーンのお薦めウエアの特徴を紹介していく。「朝ラン」……汗を効果的にすばやく処理できる吸汗・速乾機能を持ったウエアや、体温上昇を緩和する赤外線・紫外線カット機能を持ったウエアがお薦めだという。「朝ラン」スタイルで登場したのは、バレーボール日本代表としてロンドン五輪で銅メダルを獲得した竹下佳江さん。「水色という色は朝にぴったりな色だなと思います。今日を機に、走りこみたいなと思います」と話した。○鮮やかな色のウエアがお薦めの「街ラン」「街ラン」……女性は「かわいく美しく」、男性は「かっこよく」なれるよう、ビビッドカラーのウエアがお薦めだという。UVケア機能も備え、女性にも配慮している。「街ラン」スタイルで登場したのは、日本女子卓球界を引っ張る石川佳純選手。「すごくおしゃれでかわいいなと思います。こういうかわいいユニフォームで(卓球の)試合をしてみたいです」と、かわいらしいウエアにぞっこんの様子だった。また、タレント代表として平井理央さんも「街ランスタイル」で登場。今年11月に開催予定のニューヨークシティマラソンに参加するそうで、「完走を目指して、ニューヨークの街を楽しめるようにしたいです。最後まで走りきりたい」と抱負を語った。○安定性のあるシューズで臨む「山ラン」「山ラン」……山で冷え込んだときに羽織ることができる上着が入るバックパックと、でこぼこした山道対策用に安定性の優れたシューズを用意して走るのが適しているという。「山ラン」スタイルで登場したのは、ラグビー日本代表の福岡堅樹選手。「シューズもとても安定感がありますし、ウエアもオレンジ(色)で緑の山にすごく映(は)えるなと思います」と感想を語った。○リフレクター付き装備がお薦めの「夜ラン」「夜ラン」……夜間での視認性を高めるリフレクターが随所に採用されたシューズとウエアが、お薦めコーディネートとのこと。ハンドボール日本代表の宮崎大輔選手は、「夜ラン」スタイルで登場。「夜は暗くて危ないというイメージがあるんですけれど、安心して走れる。軽いし着心地がいいし、スッと(走りに)出て行ける」。高橋さんは「止まってもいいです。歩いてもいいです。『してもいい』という気持ちで(ランニングを)始めることで、より長続きすると思います」と、ランニングをする上での心構えを話してくれた。春の穏やかな陽気が続くこの時期、新たにランニングをスタートしてみてはいかがだろうか。
2014年04月24日東日本大震災後の福島に暮らす家族の喪失と再生を映し出した、松山ケンイチの主演最新作『家路』の予告編が解禁。松山さんと共に、内野聖陽、田中裕子、安藤サクラといった実力派が結集した90秒の映像が公開された。震災の影響によって、 “帰れない場所”になってしまった故郷・福島。先祖代々受け継いできた土地を失い、鬱々と過ごす兄(内野さん)、胸の奥に諦めと深い悲しみを抱えた母(田中さん)。生きてきた土地を離れ、先の見えない日々を過ごす彼らの元へ、20年近く前に故郷を出たまま、音信不通だった弟(松山さん)が突然帰郷した。そんな弟に戸惑う兄。弟は警戒区域に指定されている生家に住み、たった一人で苗を育て、無人となった田んぼに苗を植えていた…。過去の出来事に葛藤を抱えながらも、故郷で生きることを決めた弟が、バラバラになった家族の心を再び結びつけていく様を、豪華実力派キャストで描く本作。監督はドキュメンタリー監督として「ギャラクシー大賞」を始め、数々の受賞歴を持つ久保田直。脚本は、田中さん主演の『いつか読書する日』で脚本を務めた青木研次によるオリジナル。“故郷を失う”という不条理で絶望的な状況を体験し、喪失感と葛藤を乗り越えて希望に向かって歩き始める家族の物語。震災から3年目を迎える3月を前に、日本の原風景がいまだに残る福島で撮影された本作を、まずは予告編から確かめてみて。『家路』は2014年3月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:家路 2014年春、全国にて公開
2013年12月24日村上隆がプロデュースした初のカフェ「バー・ジンガロ(Bar Zingaro)」が、中野ブロードウェイ2階にオープンした。バー・ジンガロのテーマは「コーヒー」「カクテル」「アート」の3本柱。店内にはオーナー・村上隆によるアート作品の他、彼がセレクトしたアートも展示されている。現在展示されているのは、22日より中野ブロードウェイ4階の「Oz Zingaro」で「三人展」を行う陶芸作家の上田勇児、大谷工作室、熊谷幸治の作品。内装はノルウェーの首都オスロに本店を構え、東京にも出店するカフェ業界でグローバルに知られる「フグレン(Fuglen)」が手掛けた。コーヒーやエスプレッソを中心としたカフェメニューの他に、カクテルやビール、ワインなど酒類がラインナップ。パンやケーキなどの軽食も用意されている。今後は、現在中野ブロードウェイ内に4店舗展開しているギャラリー「Kaikai Zingaro」「Hidari Zingaro」「pixiv Zingaro」「Oz Zingaro」をつなげるコミュニケーションの場、イベントスペースとして展開していく考え。
2013年11月16日愛コン実行委員会(愛媛県松山市)は2013年3月9日に、愛媛県松山市の道後温泉周辺で、第5回愛コン「道後de愛コン」を開催する。愛コンとは、愛媛の独身男女の新しい出会いの場を創設するためのイベント。今回は大和屋本店、ふなやなど、道後の人気ホテルを会場に、男性・女性それぞれ500名が集まる大きな出会いパーティーとなる(会場のホテルは事務局で事前に指定)。会場では固定席は用意せず、気に入った人と気軽に話せるように立食・ビュッフェ形式で料理を提供。立食スタイルが基本だが、ゆっくり話したい人向けにはイスも用意している。また、後日にホテルで食事ができる利用券などが当たるプレゼント抽選会も予定している。同イベントは3月9日の18時30分から開始。1次会は20時まで、2次会は20時30分~22時。参加資格は、20歳以上の独身男女。参加費用は男性8,000円、女性7,000円。1月31日までの申し込みは、早割として1,000円割引になる。申し込みは、愛コン公式サイトで受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日「スーパーフラット」(’00)、「ルイ・ヴィトン×村上隆」(’03)、「ムラカミ・ヴェルサイユ」(’10)などの作品を発表し、世界を驚かせてきたアーティスト・村上隆による初監督作品『めめめのくらげ』。このたび世界中がいまかいまかと公開を待ちわびる本作の待望の予告編とポスター・ビジュアルが遂に解禁となった。主人公の小学生・正志は、引っ越してきた新しい家に、見慣れない段ボールを見つける。中から出てきたのは、くらげの様な不思議な生き物!どこか愛くるしいその生き物を“くらげ坊”と名付け、次第に仲良くなっていく。リュックにくらげ坊を連れて転校先の学校に行くと、ほかの生徒も、くらげ坊と同じく大人には見えない不思議な生物=“ふれんど”を連れていて…。今回、解禁となったポスターには「あの村上隆が映画監督はじめました」と堂々とした“監督宣言”アピール!周りには村上隆の代表的デザインの“目”のアイコンが浮かぶ中、中央に本作のストーリーのメイン的な存在のキャラクター“くらげ坊”がひょっこりと頭を出している。同時に公開となった予告編でも、くらげ坊が空に高く舞い上がり、街を全速力で飛ぶ姿が確認できるが、そのキュートな表情はかなりの存在感だ。この予告編でも流れている、主題歌「Last Night,Good Night」を歌っているのは日本のみならず海外でも話題を巻き起こし続けているヴァーチャルアイドル・初音ミク。村上さんが直々にオファーをしたという、「livetune」というソロプロジェクトでも活動している、いま最も注目を集めるクリエイターの一人・kzが手がけた楽曲を伸びやかに歌い上げている。TOHOシネマズ六本木ヒルズ10周年作品となる本作。アーティスト・村上隆の初監督作は日本で、そして世界でどのように受け入れられるのだろうか?公開を楽しみに待ちたい。『めめめのくらげ』は2013年4月26日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:めめめのくらげ 2013年4月26日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2012年12月18日松山ケンイチ初舞台作品『遠い夏のゴッホ』の製作発表が11月20日に都内で行われ、松山をはじめ共演の美波、筒井道隆、作・演出の西田シャトナーが会見に登場した。『遠い夏のゴッホ』公演情報舞台は、恋のために運命と闘うセミの若者・ゴッホを描く異色のラブストーリー。ゴッホ役に松山ケンイチ、ゴッホが恋に落ちるセミの少女役で美波、ゴッホを助けるセミの兄貴分役で筒井道隆が出演する。西田の舞台『破壊ランナー』を初めて観たのがきっかけと話す松山は「今まで見てきた舞台と何もかもが違っていた。ひとりが何役も演じてお客さんを混乱させず説得力がある演出。身体表現のすばらしさ。ミサイルだったりテレビの枠だったりを体ひとつで表現していくところが新鮮だった。今まで自分がやってきたこととは全く違うものだったので、ぜひ仕事をさせていただきたいと思いました。自分が見て感動した部分がこの作品で、どういうふうに表現されていくのかすごく楽しみ」と期待を寄せた。一方相手役の美波は、セミ役に戸惑いつつも「セミって意識しなくてもいいのかな、とも思っています。会話してますし、人間らしい友情だったり愛情だったり、心を持っているから。セミっていう言葉が出てくればいいのかな」とコメント。筒井は「命とか恋とか普遍的な重いテーマなんですけど、コミカルな話にもなると思うので、楽しんでいただけたら」とアピールしていた。公演は、来年2月3日(日)から24日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、3月7日(木)から10日(日)まで大阪・新歌舞伎座にて。チケットの一般発売は、東京公演が11月24日(土)、大阪公演が12月1日(土)より。
2012年11月21日俳優の松山ケンイチが舞台に初挑戦することが明らかとなった。公演は2013年2月に東京・赤坂ACTシアター、3月に大阪・新歌舞伎座で上演される。松山は現在放送中のNHK大河ドラマ「平清盛」で主役の清盛を演じており、大河後初の仕事がこの舞台となる。作・演出を手がけるのは西田シャトナー。西田は関西を拠点に活動していた惑星ピスタチオの座付き作家・演出家で、劇団解散後は様々なプロデュース公演でその手腕を発揮している。なお、共演者など舞台の詳細は近日発表される。チケットの発売は11月を予定。
2012年10月04日住まいと暮らしの総合住生活企業「LIXIL ブランド 新CM記者発表会」が8月2日、都内にて行われ、新イメージキャラクターの松山ケンイチ、広末涼子が登場した。松山ケンイチ、広末涼子の他の写真新CMで、夫婦役として初共演を果たしたというふたり。お互いの印象について松山は「僕が小学校、中学校の頃からテレビで活躍されている方なので、そのときの凄く可愛らしい雰囲気と大人の女性の美しさを兼ね備えていて、夫婦役ができて光栄です」と印象を話すと、広末は「嬉しいですね。ただ、小学生のときと言われたのは、ショッキングでした」と笑いを誘った。CM撮影については「キッチンの収納が凄くて『いいな、いいなー。これ、いいなー』と、松山さんと意気投合しました」(広末)、「(CMで)ロブスターが出てくるんですが、僕の役がロブスターの裏側がダメな役で(笑)。監督のこだわりだったので、頑張りました」(松山)と、撮影のエピソードを語った。さらに、気になっている住宅設備について聞かれた松山は「風呂場ですね。疲れて帰ってきたときにホッとする。CMのときにも『(広末と)このまま一緒に(お風呂に)入りたい』って思ってました(笑)。ずっと監督に言ってたんですけどね」と大胆発言。広末は「衝撃的でした」と照れ笑いを浮かべた。最後に広末は「CMに出演して、改めて生活を見直しました。暮らしを快適に楽しく毎日を過ごせるというのは、人を明るくするし、楽しくするなと思いました」とアピール。松山は「今後、夫婦の展開がどうなっていくのか楽しみにしてます」と期待を寄せた。LIXILは“暮らしを育てる。”をキーワードに、窓やドアの住宅設備、キッチン、トイレ、お風呂などの暮らしに関わるさまざまな商品とサービスを展開。CM楽曲にはYO-KINGのオリジナルソング『“リクシル”のうた』が起用される。新CM「暮らしを育てる。/新しい暮らし篇」、「暮らしを育てる。/ホームパーティー」篇は、8月3日(金)よりオンエア。
2012年08月02日戸田恵梨香の父親がポロッと言っちゃった!「松山ケンイチを紹介された」戸田恵梨香(23)と綾野剛(30才)との熱愛を取材していた「女性セブン」が戸田の元彼が大河ドラマ主演中の松山ケンイチ(27)だった事を父親の言葉から知り驚いている。youtube 「L change the WorLd」より。綾野と二人で戸田の実家・神戸まで向かう?女性セブンによると7月5日に、二人は別々に戸田の自宅から出発し、品川駅で合流、姫路行きの新幹線に乗り込んだと言う。二人は新神戸駅で下車したので綾野がいよいよ戸田の実家に挨拶に訪れるのかと思われたが、戸田が神戸に降り立ったのは入院中の祖母の見舞いが目的で見舞いには綾野は同行していないという。父親の驚きのポロリ・コメント!女性セブンの記者が戸田の実家で父親から話を聞いたところ、綾野を2010年・末に東京で紹介されたが、当時の綾野の印象は父親の目からは気に入らなかったようだ。女性セブンによると「恵梨香は真剣につきあうと黙ってられないみたいだよ。村上さん(関ジャニ∞・村上信五(30才))や松山ケンイチさんも紹介されたよ。彼らは素敵なかたたちでしたね(笑い)」「恵梨香はいつも2年なんですよ。だからボチボチかな、なんてね(笑い)!」と、父親は爆弾発言を披露した。村上との交際は、お泊まり愛や路チュー報道なので世間にはよく知られているが2年で破局している。父親の2年と言う言葉から推測すると松山とも2年で終わり、村上との熱愛前の「デスノート」で共演した頃と想像できる。元の記事を読む
2012年07月13日劇場版“クレヨンしんちゃん”20周年記念作品『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』に、ココリコ(遠藤章造・田中直樹)、土田晃之、藤井隆の4人がゲスト声優として出演することになり、アフレコ終了後、インタビューに応じた。その他の写真遠藤ら4人は『クレヨンしんちゃん』のTV放送が始まった1992年にデビューし、今年で芸歴20年を迎えた同期芸人。実生活ではそれぞれ、子どもを授かり“パパ芸人”としても知られる彼らが、今回、その育児経験を買われて、しんちゃんの妹・ひまわりのお世話をするヒマワリ星の“イケメンDEイクメン軍団”役に抜てきされた。遠藤は「滑舌があまり良くないし、もう40歳なんで老眼がきちゃって、台本が見えづらかった」と思わず苦笑い。「僕と田中君はアゴがしゃくれているので、どうしても空気が抜けてしまって…。僕はサ行が苦手」(土田)、「僕はラ行が、斜めに逃げてしまう」(田中)とこちらも四苦八苦の様子。一方、藤井は収録にテンションが上がり過ぎたといい「新感覚のアフレコを提案したかった」と自信満々!?それでも、ぐずるひまわりを必死にあやそうと悪戦苦闘するシーンには、4人とも実体験が活かされたと口を揃える。実際の“イクメン”ぶりを聞いてみると、遠藤は開口一番「諸事情で(笑)娘とは一緒に住んでいないんですよ。でも週に1~2度はうちに泊まりにくるし、お弁当を作ることもある」と自虐的なコメントで、他の3人から「何かあったの?」と白々しい指摘。相方の田中は「子どもに対しては、友だちという感覚がある」。ただ、持ち前の動物愛が強すぎて「まだ、言葉を話し始めた頃、イヌを見て『ワンワン』って言っていたのを『違う、あれはジャック・ラッセル・テリア!』と注意してしまったことがある」と反省する場面も。藤井は「できるだけ一緒に遊ぶようにしています。でもお母さん(タレントの乙葉)にはかなわないですね」。4人の子どもを持つ“子だくさん芸人”の土田は「子育てってついつい難しく考えがちですが、いわば“生活”なので特別なことじゃない」と説得力ある持論を披露。「もううちは一番上が中学生で、サッカーやろうって誘っても全然乗ってこない。まあ僕が本気を出しちゃうからなんですけど(笑)。子が親を見て育つのはもちろん、親が子を見て成長するんです」と育児論を熱弁すると、遠藤、田中、藤井の3人も大きくうなずいていた。本作は、しんちゃんこと永遠の5歳児・野原しんのすけが、ささいなケンカをきっかけに「オラ、妹なんていらないゾ!」と口走ったことから、ひまわりが宇宙にある“ヒマワリ星”のプリンセスとして迎えられ…。野原一家が家族の絆と全宇宙の存亡をかけた大騒動に巻き込まれる姿が描かれる。『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』4月14日(土)から全国ロードショー(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2012取材・文・写真:内田 涼
2012年04月13日松山市は、3月29日に農林水産業の振興や観光促進を目的として、「ポンジュース蛇口モニュメント」を松山城駅舎3階ロープウェイ乗り場前に設置した。このモニュメントは、株式会社えひめ飲料より寄贈されたもので、LEDを使用し実際にジュースが出ているようなイメージで作れている。愛媛県には「家の青い蛇口からはお水が、赤い蛇口からはお湯が、そして、オレンジの蛇口からはポンジュースが出る」という都市伝説があるという。その都市伝説をイメージして、3月29日にポンジュース蛇口モニュメントが松山城駅舎に誕生。ポンジュースを製造する株式会社えひめ飲料から寄贈されたもので、実際にジュースが出ているように見せるためLEDを使用して作られたという。この蛇口とは別に、実際にジュースが出る「ポンジュース蛇口」は松山空港2階出発ロビーに設置されている。毎月第3日曜日を「ポンジュース蛇口の日」として、10時から14時まで、無料で体験することができるとのこと。同モニュメントの除幕式には、野志克仁松山市長、株式会社えひめ飲料矢野清代表取締役社長、中村時広愛媛県知事が出席。野志市長らは、「ポンジュース蛇口モニュメントが新たな観光スポット・観光名所の一つとなり、松山城を訪れる方々の楽しみの一つとしてもらいたい」とコメントした。ポンジュース蛇口設置場所は、松山城駅舎3階ローブウェイ乗り場前。見学時間は午前8時30分から17時30分(2~7月、9~11月)、午前8時30分から18時まで(8月)、午前8時30分から17時(12~1月)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日森田芳光監督最新作『僕達急行 A列車で行こう』で鉄道をこよなく愛する若者を演じた松山ケンイチが、主人公の小町圭のような没頭できる趣味を持っている人間の魅力を語るとともに、本作の公開を待たずに昨年12月20日急逝した森田監督への感謝の想いを語った。その他の写真本作は鉄道オタクの2人の若者が共通の趣味を通じて友情を育み、恋愛や仕事に悪戦苦闘する姿をユーモアに満ちた演出で描き出す青春コメディーだ。森田監督が十数年前から温め続けたオリジナル企画の映像化で、松山は瑛太演じる小玉健太とともにマイペースに人生を謳歌する若者を好演している。『サウスバウンド』(2007)、『椿三十郎』(2007)に続いて森田作品への出演を果たした松山は、「森田監督のオリジナル作品に出演できたことは、貴重な経験になったと思います」と原作の映画化でもリメイク企画でもない、より強い作家性が出た森田作品を回想。「森田監督独特の間の取り方、セリフの言わせ方、そういうものが組み合わさって面白い映画になったと思いますね」と仕上がりにも自信を見せた。一般的に女性とは縁遠いイメージのオタクだが、主人公の小町は少々事情が違う。OLのあずさ(貫地谷しほり)や社長秘書のみどり(村川絵梨)に好意を抱かれるが、その理由について松山は、「小町はフラフラしていない、地に足がついている感じがしました。趣味を持っている、自分に合っているものをわかっている人は、そのことが軸になる。そこがいいと思いました」と分析。また、森田監督が描く現代の若者像についても、「小町は女性の前で音楽を聴いて自分の世界に入ってしまうことがありますが、オタクといっても趣味だけに入り込みすぎず、仕事や人間関係ともいい距離感で付き合っている。その姿勢もいいと思いました」と森田監督の好意的な解釈に松山自身も賛同していた。「毎回居心地がいい」一方で、「演出のレベルが高くて、わからないことは多かった。ついていくだけで精一杯でした」と改めて森田監督との仕事を振り返った松山。「アイデアを出そうとしても、森田監督のほうが面白いことを言う(笑)。僕よりもはるか上のほうにいて、全然力が足らない感じがしていました。もっとアイデアを出して、対等に話し合える、そういう関係になりたかったですね」と恩師への感謝も吐露。遺作と意識すると残念だが、そのクリエイティブな関係性で生まれた爽やかなドラマを純粋な気持ちで見届けてほしい。『僕達急行 A列車で行こう』3月24日(土)より、全国ロードショー取材・文:鴇田 崇
2012年03月23日松山ケンイチ、「ウイダーinゼリー」の新CMキャラクターに19日、俳優の松山ケンイチ(27)が森永製菓の「ウイダーinゼリー」の新CM発表会に登場した。小学校の頃から「ウイダーinゼリー」を飲んでいたと話す松山の新CMが全国オンエアーされるのは25日、「走る男篇」。撮影では200回も走ったと言い、車の速度に合わせて走るのに必死で過酷な撮影だったと振り返った。松山の健康の秘訣スポニチによると「なんだかんだと肉体労働なので、ちゃんと食べないとダメですね。朝ご飯も食べてますし、偏りなく食べることかな」と話し、現在撮影中のNHK大河ドラマ「平清盛」の現場でも、食べる間も無いスタッフにゼリーを配っているという。また、新米パパのイクメンぶりを尋ねられると「仕事の方が大変」と答えイクメンの方は「何とか」と笑顔で答えた。面白くなってきたと評判の大河ドラマ「平清盛」だが、先は長い。「ウイダーinゼリー」の力も借りて、イクメンも仕事もしっかり一年間乗り切れるように頑張って欲しい。編集部日野涼香元の記事を読む
2012年03月21日