コスメブランドのスリー(THREE)が12月7日、“柚子”のパワーが息づく冬季限定アイテムを発売する。柚子を浮かべたお風呂で冷えたからだを温め、邪気を払って寒い季節を健康に過ごすことを願う冬至。そんな和の慣習からヒントを得て今回スリーは、“柚子”の効果を十二分に活かしたアイテムの数々を展開する。そのうち「THREE アロマバスセラム Y」(150ml/3,800円)は、血行促進作用やさら湯の数倍もの保温効果があると言われている柚子風呂の効用を体感できるバスエッセンス。柚子独特の香りが一日の疲れを癒し、うるおいのある肌に整え、さらりとした後肌を実現させてくれる。「THREE アロマハンドクリーム Y」(50g/3,300円)は、冬の手肌や指先をやさしくトリートメントし、乾燥から保護してくれるハンドクリーム。クリームが美容液のようにやわらかく溶けて広がり、べたつきを残さずに素早くなじんで透明感のあるなめらかな手肌へと導いてくれる。また、ユズ油をキーにしたブレンド精油が心地よく香り、リラックス感ももたらしてくれる。「THREE フェイスアロマミスト Y」(30ml/3,000円)は、乾燥した肌をしっとりしなやかに整えるハンディタイプのミスト化粧水。細かな霧がリフレッシュ感のある香りで肌を包み込み、日中の乾燥対策だけでなく気分転換にも効果的なアイテムとなっている。また、ミストタイプのルームフレグランス「THREE ルームフレグランスアロマミスト Y」(120ml/3,800円)も登場。ユズ油がベースのブレンド精油の爽やかでどこかほっとするような芳香で窓を開けることが少なく、臭いがこもりがちな冬の室内環境を快適に整えてくれる他、日本で古くから防虫・防臭の目的で使われてきたカキタンニンも配合されている。
2016年10月18日手描きのユニークなタッチが人気のイラストレーター・映像作家、オオクボリュウ初の作品集『Like A Broken iPhone | アイフォン割れた』が2016年10月22日(土)に発売される。本作品集と同じタイトルの個展『Like A Broken iPhone | アイフォン割れた』(2016年4月開催)の内容を収めたもの。208ページにわたり、アニメーション、ペインティング、ドローイング、テキスタイル、立体作品、また、作品の制作風景から展示風景や、オオクボリュウのインタビューなどを紹介する。こちらの作品は、オンラインストアや、代官山蔦屋書店(東京)や恵文社一乗寺店(京都)をはじめとする書店に並ぶ予定だ。【詳細】オオクボリュウ 初作品集 『Like A Broken iPhone | アイフォン割れた』価格: ¥3,600+消費税限定600部 195mm x 148mmカラー208 ページ/ソフトカバー 発売日:2016年10月22日(土)発行:株式会社 INS Studio(c) オオクボリュウ■取扱い店【東京】青山ブックセンター(本店・六本木店)、SUNNY BOY BOOKS、スーベニアフロムトーキョー、代官山蔦屋書店、TSUTAYA ROPPONGI、NADiff a/p/a/r/t、nostos books、【京都】恵文社一乗寺店【大阪】スタンダードブックストア【愛知】ON READING、NADiff【石川】EPOCHZ【札幌】ヒシガタ文庫※その他、オオクボリュウ公式サイトでは10月7日より先行予約受付プロフィール:オオクボリュウ(Ryu Okubo)/イラストレーター・映像作家。幼少期をアメリカ・ルイジアナ州で過ごす。 2011年にアニメーションで制作したヒッ プホップグループPSGの『寝れない!!!』が話題となる。イラストレーターとして雑誌POPEYE、BRUTUS、TRANSIT、Number等で挿絵、細野晴臣の著書、ボブ・ディランのディスクガイドの挿画、BEAMS-TでのTシャツデザイン を手がける。 映像ディレクターとしては斉藤和義、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、group_inou、快速 東京、D.A.N.のMVをいずれもアニメーションで制作。
2016年10月10日映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の公開を前に10月9日(日)、トークイベントが開催され、山田孝之、やべきょうすけ、崎本大海、高橋メアリージュン、永山絢斗、間宮祥太朗、安藤政信らが過去のシリーズの思い出や最終章の撮影について語り合った。違法な金利の“闇金”を経営するウシジマ、彼のもとを訪れる人生ギリギリがけっぷちの債権者たちの姿を通じて人間が金や欲によって変わっていくさまを描きだす。この日はまず、山田さん、やべさん、崎本さんの「カウカウファイナンス」のおなじみの3人と、ライバルの金融屋で、ウシジマと深い因縁を持つ犀原を演じた高橋さん、山口雅俊監督の5人が登壇。山田さんは、2010年10月に始まった最初の連ドラの撮影をふり返り「新木場での撮影だったけどホコリがすごくて…」と述懐。その2年後に劇場版『Part1』が公開となったが「真夏の撮影で耐えられなかった。上下ジャージで(冷静沈着なウシジマなので)汗をかかないとか無理!」と過酷な撮影現場をふり返った。崎本さんからは「(劇場版の)『Part1』から現場にお菓子が置かれるようになった」との証言も。山口監督は「コーヒーはあった!あったけど、ディズニー映画の死にかけたシマウマが飲んでる泥水みたいなコーヒーで…(苦笑)」との発言も飛び出すなど、ドラマ初期、いかに予算のない厳しい状況だったかがうかがえる。そんな状況が、ドラマ、映画と人気を獲得していく中で、少しずつ改善。若手俳優の中にも「山田さんと共演したい」と出演を熱望するものが多く現れた。この日は、過去のシリーズに出演した片瀬那奈、林遣都、柳楽優弥、門脇麦、窪田正孝、菅田将暉からメッセージが届けられ、会場を沸かせた。そしてトーク後半には『ザ・ファイナル』にゲスト出演した永山さん、間宮さん、安藤さんが登場!間宮さんは、メイクで一目で間宮さんとは認識できないほどの変身を遂げて出演しており「見た人が間宮祥太朗だと気づかないと幸いです」とニヤリ。安藤さんは、本気かウソかわからないとぼけた口調で「(シリーズの)ずっとファンで、出たいと思ってた」と語り「『キッズリターン』からの盟友である…やべきょうすけにメールしてて、念願がかないました。でもこれで終わるって聞いて悲しくて泣きそうです」と語るが、“盟友”と言うわりにやべさんの名前がすんなり出てこず、「泣きそう」という言葉を笑みを浮かべて口にするなどして周囲から総ツッコミを受ける。山田さんが「ひとつくらい、ホントのこと言ってもらっていいですか(笑)?」とあきれ顔で言うと「山田孝之と共演したかった」と語り、これに山田さんも「僕もいつか共演したいと思ってたので嬉しかったです」と喜びを口にした。山田さんは改めて本作について「いい作品になってます。『ウシジマ』なのにいい映画になっちゃった(笑)」と独特の表現で自信を口にし公開を待つファンの期待をあおった。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月09日タレントのウエンツ瑛士がこのほど、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ特番『芸能人が本気で考えたドッキリさせちゃうぞGP』(15日21:00~23:10)の収録後に取材に応じ、自身が受けたドッキリで衝撃の再会があったことを明かした。この番組は、これまでドッキリを受けてきた側の芸能人が"クリエイター"となり、自分で考えたドッキリVTRで対決するというもの。この中でウエンツは、ともにMCを務める東野幸治から仕掛けられたドッキリで、おネエたちからキスやビンタをされてしまうことになるが、その帰り際に、おネエの1人から「覚えてる?」を声をかけられたという。ウエンツが「どちら様ですか?」と聞き返したところ、中学時代に仲良くしていたバスケ部の1年上の先輩であることが発覚。「知らず知らずのうちに、どっかで俺キスされてた…」と、ドッキリを受けたことよりも、そのことがダメージになったと明かした。ウエンツは「合宿であんなに風呂とかめっちゃ一緒に入ったのに、彼もその時いろんな気持ちがあって、言えなかったこととかあったのかな…」と思いを巡らせたが、東野は爆笑しながら「ホッコリやん! その先輩は、本当の自分を見せれて喜んでんねん。『今俺はこれで頑張ってんねん。お前も頑張れよ芸能界』って」と、すてきな再会だったことを強調。それを聞いたウエンツも「僕が引き寄せたんでしょうね」と、ある種の運命を確認し、「僕の先輩が東野さんじゃなくて、まずは俺にキスしてくれて良かったです」と、大切な先輩を奪われずにホッとした表情を浮かべていた。番組には、"クリエイター"として、ヒロミ、堀内健、陣内智則、ビビる大木、小峠英二が参戦。審査員として、千秋、林遣都、足立梨花、瀧本美織、藤田ニコルも出演する。
2016年10月07日グラビアアイドルの都丸紗也華が2日、東京・新宿のブックファースト新宿で写真集『とまるまる』(発売中 2,000円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。17歳で『ヤングマガジン』(講談社刊)の表紙でグラビアデビューを果たし、以降はグラビアをメインに女優としても活躍している都丸紗也華。そんな彼女の初めてとなる写真集は、常夏のハワイで撮影され、意欲に充ちた1冊となっている。初めての写真集を手にしながら報道陣の取材に応じた都丸は「写真集はグラビアを始めた頃からの夢でした。全ページ自分というのが不思議な感覚ですが、夢が叶ってとってもうれしいです」と満足げ。お気に入りのページは、ハワイの海で犬とじゃれ合っているカットで「ちょうどフリスビーで犬と遊んでいる方がいたので撮影させてもらいました。キレイな海が印象的です」と紹介した。さらに「水着姿で振り向きながらジュースを飲んでいる写真も気に入っています。自然な感じでチャームポイントの腰えくぼを見て欲しいですね。手ブラの写真は結構大人っぽいですよ。本当に初めてのことなので最初は戸惑いましたが、ハワイで開放的な気持ちになって笑顔で撮りました」とアピールしていた。9月26日に20歳となったばかりの都丸。20歳になって挑戦したいことを「大人になったので、ヨーロッパとか都会なところに行ってみたいですね。ヨーロッパって国じゃないんですか? じゃあイギリスに行ってみたいです!」と天然ボケがさく裂させながら「女優を目指しているので、どんどんドラマとか映画に出演したいと思います」と意欲を見せていた。;;link;;/news/2016/09/02/297/index.html/news/2016/08/23/518/index.html/news/2016/07/03/131/index.html/news/2016/08/09/440/index.html/news/2016/08/09/441/index.html
2016年10月03日●"推しチーム"に全力で声援EXILE TRIBEによる総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』の映画第1弾『HiGH&LOW THE MOVIE』。5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD地区」の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービーで、公開1週間で興行収入10億円を突破し、現在も快進撃を続けている。元々のファンだけではなく、インターネット上のクチコミでじわじわ火がついているとあり、全国約40館で「応援上映」の開催決定が発表されると熱く注目を集めていたわけだが、今回は、14日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われた応援上映の様子をレポートする。○応援上映とは?今回行われた応援上映とは、通常の映画上映と違い、声援OK、フラッグ・サイリウムの持ち込みOKの特別上映回のこと。最近では、映画『シン・ゴジラ』の「発声可能上映」や、アニメ映画『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』の「応援上映」が話題になっていたが、EXILE TRIBEは元々ツアーのライブビューイングなども行っており、実は今回も東京ドームで行われた『HiGH&LOW THE LIVE』のLIVEビューイング上映と連動した企画。上映館では、ライブビューイングから応援上映へ、館内を"はしご"する観客の姿も多く見られた。松竹宣伝部によれば、同作はチームに分かれたキャラクターが多数存在し、観客が"推しチーム""推しキャラ"を応援するスタイルが当てはまること、チームのテーマソングなどの音楽をライブ感覚で楽しめること、更にリピーターの多さといった理由から、観客参加の上映形式はまさに「最適」ということで、今回の企画が進められたそうだ。○人気セリフの唱和もそんなわけで、開始された応援上映。最初は少しおとなしめの雰囲気で、「松竹」ロゴが出た際には客席の各所から小声で少し恥ずかしそうに「松竹……」「ありがとう松竹……」と囁きが聞こえていたが、本編が始まると雰囲気は一変した。燃えさかる無名街に場内のペンライトがオレンジ色に変わり、「SWORD」各チームが次々と紹介されると、それぞれのチームカラーで満たされる。作中でのキーとなるキャラクター・琥珀(AKIRA)が現れると「琥珀さん!」「琥珀さん!!」と一体となって呼びかけが起こり、李(V.I)の「SWORDをつぶして下さい」、ヤマト(鈴木伸之)の「街がめちゃくちゃだろうが!」等の人気セリフでは唱和が起こるなど、序盤からノリノリの空気が続いた。●観客が「琥珀さん!」と叫び続ける○"おにぎりペンライト"持参の人も今回の応援上映でキーとなっていたのはやはり、音楽だった。各チームのテーマソングの特徴的なイントロがかかると、客席は歓声に包まれ、ライブさながらに体が揺れる。通常のEXILE TRIBEのツアー等ではフラッグの使用が主流のため、ふだんのライブとは違う雰囲気で楽しめていたのかもしれない。会場では、ペンライトにおにぎりをくっつけて、ノボル(町田啓太)にささげているファンもいた。また、湾岸地区で着実に勢力を伸ばし続けていることでお馴染みのチーム・MIGHTY WARRIORSがクラブに現れるシーンでは、まるで作中の観客と劇場内が一体化したようなパーティー・ピープル・エアーが発生した。「FUNK JUNGLE! FUNK JUNGLE!」と掛け声も完璧だ。応援上映では、観客の巧みな掛け声も魅力に。悪徳刑事・西郷(豊原功補)に「税金泥棒!!」、スモーキー(窪田正孝)に「お兄ちゃーん!」、バトルの背後で暗躍しているものがいれば「うしろうしろ~!」と、映画と観客のやりとりで物語が進んでいく。人気キャラたちも登場するたびに歓声があがっており、山王連合会・コブラ(岩田剛典)のアップになると「かわいい……!」と漏れ出るような声が。RUDE BOYS・スモーキーの手術シーンでは「がんばれ~!」「スモーキー!」と悲鳴があがり、鬼邪高校・村山(山田裕貴)と轟(前田公輝)の絆にも黄色い声があがった。またWhite Rascalsが出てくれば「ROCKYさ~ん!」という呼びかけとともにペンライトが一斉に白く光り、達磨一家・日向(林遣都)の名セリフ「SWORDの祭りなら達磨通せや」は、観客が一斉にセリフを言ったため、劇中の声が聞こえないほどだった。ひときわ歓声が大きかったのは、映画第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』(10月8日公開)で主役を務める雨宮兄弟。兄・雅貴(TAKAHIRO)の壁ドンシーンでは「フ~!!」と歓声があがり、コミカルなシーンでも「広斗!? 女!? バイク!?」と、セリフの順番も完璧なファンが一緒になって発声。苺美瑠狂が「雨宮兄弟、来たー!!」と叫ぶシーンも、まるで一員になったように叫んでいた。そして100人VS500人の最終決戦では、「MIGHTY負けるな!」「SWORDが勝つに決まってんだろ!」と、ファン同士のやりとりに場内が笑いで包まれた。○琥珀さんの応援上映にしかし、やはり一番人気だったのは琥珀さんだった。家村会に挑発された琥珀が震えるシーンでは「おさえて琥珀さーん!」と声援が飛び、我慢すると「えらい!!」と大拍手。天使の絵の前で佇む琥珀さんに、2本のペンライトを十字の形に組み合わせ掲げるファンも多かった。コブラとヤマトと再会のシーンでは、観客も一緒になって「どういうことすか!」「どうしちまったんだ」「琥珀さん!」「琥珀さん!!」と畳み掛けるように琥珀さんに呼びかけ、迫力は倍増。琥珀さんが出てくる度に熱いコールが起こり、松竹宣伝部も驚くほどの「琥珀さん応援上映」状態となっていた。また九十九(青柳翔)に対しても、「琥珀さん」と同じくらいに「九十九さん!!」と呼びかけがあった。琥珀VS九十九のシーンでは、殴られても殴られても琥珀に立ち向かう九十九に「九十九さん!」「琥珀さん!!」コールが混じりに混じっていた。○映画の劇場体験の変化実は松竹では、映画館で歌舞伎を上映する「シネマ歌舞伎」で、実際の公演のように屋号を叫んでくれる体験上映や、『映画けいおん!』ライブスタイル上映などの企画上映も多数行っている。昔は『男はつらいよ』シリーズも、観客の掛け声や笑い声など想定して演出が行われていたことなどもあり、劇場で観る映画の価値が「体験型」に戻っているのかもしれない、とは松竹宣伝部の談。今回紹介したのはほんの一部、一館での様子だが、映画の劇場体験を塗り替える「応援上映」と『HiGH&LOW』の相性はピッタリ。観客の盛り上がりによっては、第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』でも同様の企画が期待できるだろう。
2016年09月15日俳優の林遣都が9月14日(水)、都内で行われた主演作『にがくてあまい』のトークイベントに出席。“男祭り”と銘打ち、共演する淵上泰史、中野英雄、草野翔吾監督とともに撮影をふり返り、渕上さんとのキスシーンについて「放心状態でした」と語った。野菜嫌いで料理ができず、だらしない生活を送るキャリアウーマンの江田マキと、オーガニック野菜を愛する菜食主義のゲイ・片山渚がひょんなことから同居を始めるラブコメディ。小林ユミヲ氏の人気漫画を原作に林さんが渚を、川口春奈がマキを演じた。劇中には林さんと、渚の初恋相手であるアラタを演じる渕上さんのキスシーンがあり、「かぶりつくような、むさぼるようなキスで『ふあ~』となりました。女性の気持ちが分かりました」(林さん)、「イン(現場入り)初日で、朝の挨拶をしてから30分くらいでキスシーンでしたから。前日はくさいものを食べず、朝はしっかり歯磨きも(笑)。緊張しました」(渕上さん)。2人が明かす舞台裏に、駆けつけた女性ファンはうっとり聞き入っていた。さらに草野監督が、「実は映画監督として、キスシーンを撮るのが初めてなので、すごく気合いが入っていた。実際使ったシーンの5~6倍はカメラが回っているし、いろんなキスを撮った」と語ると、林さん&渕上さんは思わず照れ笑い。中野さんが「いまも目、合せないもんね。デートしてみたら?」と茶々を入れ、客席からは笑いがもれた。また、料理がテーマの作品にちなみ、「作ってもらったら、惚れてしまう料理は?」と質問された林さんは、「一人暮らしですし、食生活も規則正しくはないので、魚焼いてくれたら、それだけでいいです」とファンなら聞き逃せない回答。「モテないですよ。ギャップを狙って、落ち着いた雰囲気を意識したりするんですが、春奈ちゃんからは『ただただ近寄りがたいだけ』って言われました」と話していた。『にがくてあまい』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日公開初日を迎えた映画『にがくてあまい』の舞台あいさつが10日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、川口春奈、林遣都、淵上泰史、桜田ひより、中野英雄、石野真子、草野翔吾監督が出席した。"食と愛"をテーマにした小林ユミヲ原作のベジタリアンフード・コミックを映画化した本作。野菜嫌いのOL・江田マキ(川口春奈)は、恋に落ちた美術教師の片山渚(林遣都)と同居生活を送ることに。だが、渚がゲイでベジタリアンだったことが判明するも、マキは渚が作る野菜たっぷりの料理に癒やされていく。川口は「穏やかな現場で、和気あいあいとしていました。怖い人が1人もいない現場だったので、すごく楽しかったです」とロケを振り返り、初共演となった林について問われると、林に「どうでしたか?」と逆質問する場面も。すると林が「本当に今日はクレオパトラみたいでちょっと話しづらいところもありますが、皆さん面白くてユニークな方ばかりだったので、楽しい雰囲気を役柄に生かしてました」と絶賛し、川口は「ありがとうございます」と感謝しつつ、ゲイ役の林を「意外に満更でもない感じが見ていて伝わってきました」と暴露して会場の笑いを誘った。また、この日は韓国や台湾でも年内に公開が決まり、シンガポール日本映画祭やハワイ国際映画祭への出品が決定したことも発表された。それについて川口は「うれしいし、本当にありがたいですね。とにかくたくさんの方々に見てもらいたいと思います」と笑顔を見せ、草野監督も「僕も昨日知ってビックリしています。ただただ映画ってすごいな、と思いましたし、映画ってそうやって広がって行くんだと感激しております」とうれしそうだった。
2016年09月11日映画『にがくてあまい』が9月10日(土)に公開を迎え、主演の川口春奈をはじめ、林遣都、淵上泰史、桜田ひより、中野英雄、石野真子、草野翔吾監督がそろって初回の上映前の舞台挨拶に臨んだ。小林ユミヲの人気漫画を原作に、ひょんなことからひとつ屋根の下で暮らすことになった野菜嫌いのOLと、ベジタリアンのゲイの青年の奇妙な共同生活をコミカルに描き出す。川口さんと林さんは、本作で初共演となったが、川口さんの「どうでしたか?」という問いかけに林さんは「今日は、クレオパトラみたいで話しかけづらいですが…(苦笑)」と撮影現場とは全く違う川口さんのムードに気圧され気味…?川口さんが「それ、ほめ言葉なの?」と迫ると「ほめてます(笑)!」とうなずき「川口さんもそうですが、面白いユニークな方たちばかりの現場で、そのいい雰囲気が作品の中で生きていると思います」とふり返る。川口さんも「穏やかな現場でした。怖い人はひとりもいなかったです」とにっこり。一方、林さんとの濃厚な絡みを披露している淵上さんは、そのシーンについて「いい味でした(笑)」とニンマリ。林さんも、淵上さんの言葉を受けて「いい味でしたよ…(苦笑)」とうなずき「台本からは想像もできない濃厚な…接吻(笑)!」と忘れられない味(?)を述懐する。川口さんは、この2人との共演シーンも多かったが「林さんは、意外とまんざらでもない感じが見てて伝わってきました」と証言。「男らしさと中世的な部分がいい具合のバランスでした」と称賛していた。なお、本作は日本だけでなく香港、韓国でも公開されることが決定!さらに台湾、タイ、シンガポールとも配給の契約を進めている最中であり、加えてシンガポール日本映画祭、ハワイ国際映画祭でも上映されることが発表された。『にがくてあまい』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日きょう6日(22:00~)に最終回を迎える波瑠主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』では、佐々木希と芦名星演じる2人の殺人鬼が共演する。驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・比奈子(波瑠)の活躍を描く同作。佐々木は、美しい女性の皮膚を切り取ってボディースーツを作ろうとした猟奇殺人犯・佐藤都夜役。芦名は、比奈子に「自分らしく人を殺せばいい」と言ってナイフを手渡した因縁の相手・真壁永久役を演じている。そんな2人が、最終回で共演。2人の視線の先には、永久によって監禁された比奈子の先輩刑事・東海林(横山裕)がおり、予想外の展開が待ち受ける。芦名は今作について「人間の"怖いものみたさ"を突いてくる作品だと思って見ていました」といい、自身の役柄は「私の想像をはるかに超えるものでしたね」と感想。青い眼光が恐ろしさに磨きをかけているが、「見た目から与える印象も重要ですので、私自身ワクワクしながら演じています」と話している。また、原作の内藤了もコメントを寄せ、「ドラマの設定の比奈子は波瑠さんにピッタリでした。どこか迷子のような雰囲気を漂わせて、とても良かったです」と絶賛。さらに、東海林や心療内科医・中島保(林遣都)への反響が大きかったことに「勉強になった」といい、「萌え要素は必要で大切だと思うのですが、よもや『ON』にその要素があったとは思いもしませんでした(笑)」と振り返った。
2016年09月06日ここ数年、ジャンルとしても方向性としても精力的にさまざまな作品に取り組み、いずれも高評価を得てきた倉持裕の待望の新作『家族の基礎~大道寺家の人々~』がいよいよ9月6日(火)、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて初日の幕を開ける。その前日、公開稽古と初日前会見が同劇場にて行われた。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』チケット情報会見では、作・演出の倉持が「シアターコクーン初進出なので自分が得意とするコメディで勝負を賭けました。荒唐無稽のぶっ飛んだ事件が頻発する、なかなかないタイプの家族劇に仕上がっていると思います」と力強くコメント。大道寺家の父親・尚親役の松重豊は「今回、僕は10歳から実年齢くらいまでを演じます。10歳のパートを演じただけで息が上がってしまっていますが(笑)、2時間35分という上演時間を人生のように走りきりたい」、尚親の妻と母の二役を演じる鈴木京香も「緊張がMAXで、普段の言動まで変になってきました(笑)。初日はとにかく落ち着いてみなさんに楽しんでもらえるように頑張りたいです」など、初日への意気込みを語った。直後に公開されたゲネプロでは倉持らが語ったように、大道寺尚親の少年時代から人生後半期までに起きたエピソード(これが確かに想像を絶した荒唐無稽な出来事ばかり!)が次から次へとスピーディーに展開。松重は半ズボン姿で10歳の尚親を演じたと思えばアッという間に実直そうな弁護士姿になり、大真面目な表情で大道寺家同様にこの物語を大黒柱として牽引していく。鈴木は女優の卵だった20代で尚親と出会い、家族を作り、意外な行動を起こすまでの須真という女性をチャーミングに演じるほか、尚親の母役としても印象深い演技を披露。また長男の益人を演じた林遣都は初舞台とは思えない振り切ったエキセントリックぶりで存在感を示し、長女の紅子役の夏帆は決して“普通”ではない環境から感情をこじらせていく複雑なキャラクターを魅力的に演じていた。さらに一家に大きな転機を与えることになる変わり者、大衆演劇の一座の座長・五郎丸を六角精児が嬉々として怪演するほか、それぞれ実に個性的な大道寺家の周囲の人々を堀井新太、黒川芽以、山本圭祐、坪倉由幸、眞島秀和らが熱演。また、頻繁に回転する廻り舞台と、組み合わせや角度を変えるたびにさまざまな仕様の部屋に変貌する可動式の舞台装置も印象的で、場面転換が非常にスムーズなことに感心しつつもスタッフ・キャストの苦労と工夫がしのばれた。もちろん今作でも倉持ならではの言葉のチョイスの面白さ、奇異な事件がなぜか淡々と受け入れられていく展開の不思議な味わいは満載。それでいてこれまでの倉持作品のどれにも似ていない、新たなベクトルを持つ舞台がここに誕生した。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月28日(水)までシアターコクーンで上演後、10月には愛知、大阪、静岡と巡演する。取材・文/田中里津子
2016年09月06日波瑠が自らの心の中に闇を抱えながら異常犯罪者と対峙する刑事・藤堂比奈子を演じる「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の最終話が9月6日(火)今夜放送され、最大の窮地に陥った比奈子に衝撃のクライマックスが訪れる。内藤了の小説「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズを原作に、連続テレビ小説「あさが来た」や「世界一難しい恋」でヒロイン役を演じるなど、いま最も勢いのある女優の1人である波瑠さんが初の刑事役に挑戦。「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため刑事を志したという、自らも心に“闇”を抱える危険な一面を持つ役柄に挑んでいる。殺人に対する強い関心を抱く比奈子の内面を見抜き、危険視する同僚の刑事・東海林泰久を「関ジャニ∞」の横山裕が演じ、彼らの上司に渡部篤郎、自らも殺人鬼ながらプロファイラーとして比奈子に協力する中島保に林遣都。比奈子に執着する連続殺人犯の佐藤都夜に佐々木希。そのほか要潤や原田美枝子らも共演。前回までに比奈子の幼少期の出来事や、高校時代に何者かにナイフを渡され父を殺そうと決意するも、母の死でそれを止めたという過去が明かされた。同時に3話と4話で比奈子を監禁した都夜が脱走、再び比奈子を狙う。一方猟奇的な動物死体が発見される事件が連続発生。しかも最初の犯行は比奈子の生まれ故郷で、犯行現場が徐々に都内に移動していた。前回のラスト、警察が比奈子をかくまうために用意したホテルに都夜が現れ、その姿を見た片岡(高橋努)たちが後を追うも、都夜を追い詰めたかと思ったその瞬間、突然切りつけられる。そこにいたのは高校生だった比奈子にナイフを渡し殺人を勧めた真壁永久(芦名星)だった。“因縁”の相手の登場にぼう然とする比奈子に対し何事かを語りかけ永久は再び姿を消す。さらに永久は東海林を拉致・監禁。そこで東海林は彼女の恐るべき計画を知り恐れおののく。最大の敵ともいえる存在・永久によって最悪の窮地に陥る比奈子。「人を殺す者と殺さない者の境界線」に立ってきた彼女は“境界線”を超えるのか、それとも踏みとどまることができるのか。都夜、そして永久との最後の戦いの中で比奈子は自らの“闇”に対してどんな答えを見出すのか。衝撃のクライマックスは今夜。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」最終話は9月6日(火)今夜22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月06日●初めて「気持ちの揺れ動きのない役」を演じた残すところ、6日放送の最終話のみとなった関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~)。驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・比奈子(波瑠)の活躍を描く同作は、各回の事件の行方だけでなく、殺人者との境界線に立つ比奈子がどういった結末を迎えるのか注目を受けている。この度キャストの囲み取材が行われ、主役の藤堂比奈子を演じる波瑠、比奈子の先輩刑事・東海林泰久を演じる横山裕(関ジャニ∞)が出席。最終回への意気込みやこれまでの振り返りを語った。○「どこに住んでるの?」と聞いても教えてもらえなかった――2カ月撮影が進んで、比奈子、東海林それぞれの役の感想を教えてください。波瑠:比奈子はある意味人間離れしているというか、初めて気持ちの揺れ動きのない役を演じました。ふだんは役の人間性に頼ってお芝居していたのに、今回は手がかりがないんだな、と気づきました。結末に向けて逆算しながら演じて、すごく頭を使う役でしたね。横山:始めは東海林の方がおかしいのかなと思っていたんですけど、どんどんどんどん比奈子のおかしさが出てきて、東海林はそこに気づき出して。だから東海林はずっと比奈子を見てるな、ストーカーみたいな見え方になってないかな? と思いました。いつも怒っている役だったので、沸点を上げるのは大変でしたし、とにかく暑かったですね、怒った時は。波瑠:炎天下の中でのロケが多かったんですが、私たちは常に長袖ジャケットを着ているので、全体を通して暑さは大変でしたね。横山:波瑠ちゃん、全然汗かかないんです。本人は「かいてる」って言うんですけど、OAみたら僕しか汗かいてない。あとは立ち回りも楽しかったですけど、7話の最後では(モロ)諸岡さんの顔面を思いっきり殴ってもうて、すごい申し訳なかったです。――撮影中、お互い印象的だったエピソードはありますか?波瑠:横山さんは忙しいなと思いましたね。朝、一瞬だけドラマの現場に来て、撮影して、またすぐに生放送やライブのリハーサルに行っていて、「ああ~大変そう」と思いました。それでも、私たちに対するふるまいはいつも柔らかかったので、助けられました。横山:印象的だったのは、波瑠ちゃんから「どこに住んでるんですか」と聞かれた時のことですね。僕が住んでる場所を答えて、「これはコミュニケーションの一環やな」と思ったから、軽い気落ちで「波瑠ちゃんはどこに住んでんの?」と聞いたら、「なんで教えなきゃいけないんですか?」と言われました。衝撃でしたね。まだ初日くらいだったんですけど、「俺、答えたのになあ」と思って。――波瑠さんはなぜそう返したんですか?波瑠:私は単純に、情報を集めるという目的でした会話だったので、私の住んでるところを教えるのは目的と関係がなかったんです。撮影が始まったばかりで、横山さんのことを少しずつ知っていこうかなと思いましたし、もしかしたら、私のゆかりのある場所に住んでるかもしれないなと思いまして。全然、縁もゆかりもない場所だったんですけど(笑)。横山:だから、僕は波瑠ちゃんの住んでるところを知らないです(笑)。●比奈子と東海林は互いにどう思っているのか?○東海林は比奈子を救いたい――役のターニングポイントとなったエピソードや、印象的だったエピソードを教えてください。波瑠:比奈子にとっては物語の結末がポイントだと思うので、最終話の台本をいただいてやっと「こうしていけばいいんだ」と、一気にわかったような感覚はありました。あとは、5話がすごく大きな節目でした。中島保(林遣都)の犯行が発覚したのは比奈子にとって大きかったですね。今まではなかったものが生まれて、比奈子が自分でも気付かないうちに揺れている部分もあって。横山:東海林は比奈子が”そっち側”に行かないように目を向けて、動けるのは自分しかいない状況なので、9話でもやることが山積みで「大変やな」と思っています。9話はすごく面白いですね。この状況で比奈子そんなこと言う!? みたいな、クスッとなるんちゃうかなみたいなところもありますし。比奈子も、東海林に腹を割って言えることが出てきます。――最終話の台本を読んだ時の感想はいかがでしたか?波瑠:「なんて大変そうなシーンが多いんだ」と思ってしまうくらい、見応えのあるシーンが多かったです。これで終わりなんだけど、根底にあるものに明確な終わりはない、そういう物語だったのかなと思いました。横山:ゲストの方にも出ていただいて、その人と比奈子の関係性についても盛りだくさんですね。ラストは大変です。――8話までの展開で、比奈子と東海林の距離は近くなったように感じましたが、互いにどういう存在だと思っているのでしょうか?波瑠:比奈子は東海林先輩を分析して理解はできるけど、そこに個人的な感想を抱きません。自分と重ね合わせるようなことができない女性なので、物質的に捉えているのかなと思います。きっと「なんて人間的な人なんだろう」と思いながら、東海林先輩を見ているんじゃないでしょうか。楽な方をあえて選ばずに生きている、というか。最初の「なんだかよくわからないぶっきらぼうな先輩」というところから、「抱え込んでいるものがあって、人間らしく生きてる人なんだな」と思うようになったんじゃないかと思います。横山:東海林は「比奈子の違和感に気付いているのは自分だけ」と思っているし、中島先生にも頼まれて、もどかしいと思うんですよね多分。比奈子がこのままだと人殺しに走りかねないのを止めたいだろうし、もどかしい状態が9話で爆発する感じだと思います。なんとかしたいんだけど「どうしたらええ?」みたいな。この人はほんと、不器用なんですけど、情には厚い人なんで。救いたいんでしょうね。
2016年09月02日映画『にがくてあまい』の完成披露試写会が9月1日(木)に開催され、主演の川口春奈をはじめ、林遣都、淵上泰史、SU、中野英雄、石野真子、草野翔吾監督が舞台挨拶に登壇。野菜を使った恋愛心理テストでは意外な結果が判明し…。日本のみならず海外でも高い支持を集める小林ユミヲの人気コミックを映画化。野菜嫌いのOLとベジタリアンのゲイの青年がひょんなことから同居することになり、互いへの理解を深めていくさまをコミカルに描き出す。林さんはゲイおよび料理好きの青年という点について「監督から『これだけはやってほしい』とハッキリと言われ、料理は全くできなかったけど猛練習しましたし、ゲイの部分も上っ面だけにならないようにと細かいところまで研究しました」とふり返る。同じくゲイのバーのマスターを演じたSUさんは、役作りの勉強で林さんと新宿2丁目に足を運んだことを明かしたが「(林さんが)もう、バカみたいにモテてました!」と証言。石野さんも「色気がありました」と林さんの役への入り込み具合に称賛を送っていた。淵上さんは、林さん演じる渚の初恋の男性を演じており、映画の中では2人の濃密な関係性を表現する描写も!林さんは「(淵上さんとのシーンが)唯一のそういう描写でしたが、どれくらいの感じで来るのかな?と予想はしてたけど、段取りからMAXでした(笑)。あまりに想像以上で…」と淵上さんの激しさに驚いたよう。淵上さんは「最高の褒め言葉をいただきました!」と満面の笑みを浮かべていた。この日、登壇陣は心理テストのため、事前に「気になる異性に贈るための野菜」を3つ、選択し、理由を書き記していたが、そこにはそれぞれの恋愛スタイルに関して深層心理が…!、一つ目に選んだ野菜は「相手にどう思われたいか」。2つ目は「恋愛におけるあなたの魅力」。そして3つ目は「恋愛において、相手に対して譲れないポイント」とのこと。川口さんはひとつ目にトマト、2つ目にサツマイモ、3つ目にじゃがいもを選んでおり、特に3つ目のジャガイモを選んだ理由として「はらもちする」「見た目がキュート!」「もらってもなにかと使える」と書いており、この「なにかと使える」という点について「イヤな女(笑)!」と周囲からツッコミを受けていた。一方、林さんは、サツマイモ、オクラ、トマトを選んでおり、特に3つ目のトマトについて「みずみずしい、可愛い、くずれやすい」と理由を述べており、これには自身でも「そうかも!」と納得した様子。意外にも真理を突いている(?)野菜占いの結果に、登壇陣も観客もうんうんと興味深そうにうなづいていた。『にがくてあまい』は9月10日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月01日俳優・林遣都と川口春奈が1日、都内で行われた映画『にがくてあまい』(9月10日公開)完成披露試写会舞台挨拶に、共演の淵上泰史、SU、中野英雄、石野真子、草野翔吾監督とともに出席した。同作は小林ユミヲによる同名漫画を原作に、川口演じる野菜嫌いのキャリアウーマン・江田マキと、林演じるゲイでベジタリアンの高校教師・片山渚の同居生活を描く。ゲイという役を「上っ面にしてほしくない」と監督から指示された林は、SUとともに、新宿二丁目のゲイバーに行ったことを明かす。SUは、バーでの林について「バカみたいにもてるから!」と暴露し、「バカだよね。かっこよすぎるよね」と怒りながら褒めていた。林と初共演となった川口は、林につい「結構ちゃんと感情があって、情に厚い」と表現。川口は「私の話とかも親身になって聞いてくれたし、ドライな印象を持ってたけど、そうじゃなかった。優しいお兄ちゃんでした」と笑顔で話した。林も、川口の印象を「すごいかわいらしい感じなんですけど、持ってたイメージと違って落ち着いてて大人っぽくて、無言でもいられる居心地の良さがあって」と語り、「距離を縮めて、2人の役に生かしました」と、役作りを振り返った。また林は、渚の初恋の相手を演じた淵上とのシーンを「最も印象に残った」と告白。林は「唯一そういう(ラブ)描写があるんですけど、テストの前の段取りからマックスで、それにまず驚いて」と撮影状況を説明し、「終わった後に、『想像以上でした』ということはお伝えしました」と苦笑した。淵上は「監督はあえて、どこまでとか言わないんですよね」と振り返りながら、「思いっきりやりました」と満足そうな様子を見せた。
2016年09月01日波瑠が異常犯罪を捜査する刑事役に初挑戦するドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」。8月30日(火)今夜放送される第8話では比奈子の高校時代の衝撃的な過去が明らかになるとともに、あの“因縁”の相手が再び比奈子の前に現れる。前回放送の第7話で林遣都演じる中島に対し、みずからの過去を告白した比奈子。持っていたナイフは「父を殺すため」だったが母が亡くなったこと父殺しを決行するのを止めたと語る比奈子に対し、中島は比奈子がナイフをもらった相手のことを隠している事から、父殺しを勧めた人間の存在を指摘する。さらに「関ジャニ∞」横山裕演じる比奈子を危険視する同僚刑事・東海林泰久が慕う、交番勤務の警官・原島(モロ師岡)が自殺ほう助の犯人だったことが判明。その逮捕の過程で東海林にナイフを持っていることを知られた比奈子は、「てめえはもう刑事じゃねぇ。刑事を名乗るなんて俺が許さねぇ」と言われてしまう。比奈子が内心に抱えた「闇」の正体が少しづつ明らかになるなか、今夜の第8話ではついに比奈子が高校時代、ナイフを手に入れた経緯が描かれる。高校時代の比奈子はどうやってナイフを手に入れたのか。また8話の予告では中島に対し「さようなら」と告げて立ち去った比奈子の姿が映し出されていたが、なぜ彼女は自分の心の「闇」を理解してくれていた中島に別れを告げたのか。東海林の言葉から辞職を決意し中島の元を訪ねた比奈子を「もう一度考えるべき」と説得する中島だが、比奈子の心には届かない。その頃、3話と4話に登場した佐々木希演じる連続殺人犯・佐藤都夜が刑務官を殺して脱走したという知らせが捜査一課に。渡部篤郎演じる厚田は都夜が逮捕後も比奈子に強い執着を抱いていたことを明かし、身辺に十分注意するよう警告。東海林に比奈子の警護役を命じる。さらに都内で猟奇的な動物死体が発見され、他県でも同様の事件が起きていた。しかも最初の犯行が行われた場所は偶然にも比奈子の生まれ故郷だった…というのが8話のストーリー。物語はクライマックスに向けて大きく動き出す。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」はカンテレ・フジテレビ系で8月30日(火)22時~放送。(笠緒)
2016年08月30日女優の波瑠が、きょう30日に放送される関西テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)の第8話で、ロングヘアと高校の制服姿を披露する。驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・比奈子の活躍を描く同作。前回の第7話では、比奈子が隠し持っていたナイフについて、高校時代、ある人からもらったことを、林遣都演じる心療内科医・中島保に打ち明けていた。そして、今夜放送の8話では、このナイフを手に入れたエピソードを公開。この中で制服姿の比奈子が、どのような経緯で入手したのかが明らかになる。さらに、比奈子の因縁の相手が姿を現し、物語は最終章に向けて急展開を見せる。
2016年08月30日心に「ある闇」を抱えた波瑠演じる新人刑事・藤堂比奈子が、個性豊かなメンバーと共に不可解な殺人事件の犯人と対峙する猟奇犯罪ミステリードラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第8話が8月30日(火)明日、放送される。原作は内藤了による「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。本作は、波瑠さんが民放連続ドラマ初主演にして初の刑事役に挑戦するドラマで、篠田麻里子や間宮祥太朗らのゲスト出演者にも注目が集まっている。先週放送の第7話では、比奈子が隠し持っていたナイフについて、高校時代にある人からもらったことを中島保(林遣都)に打ち明け、さらにクライマックスでは殺意を持って犯人と対峙していた証拠であるそのナイフの存在に気付いた東海林(横山裕)が、比奈子に対して「テメーはもう、刑事じゃねえ」と言い放って両者とにらみ合う場面で終了していた。これまで妹を殺された事件をきっかけに、殺人犯に憎悪を抱きながら違法な手段でも殺人犯を追ってきたアウトローな刑事・東海林。今週放送の第8話では、東海林が単身、中島が収容されている研究施設へ向かう。殺人犯を憎む刑事・東海林と、殺人を犯してしまった中島。立場は違えど、比奈子の心の闇を知る2人が、ここでついに1対1で語り合う!また放送終了後のSNSでは、「関ジャニ∞」横山裕演じる先輩刑事・東海林を指す「東海林先輩」、そして林遣都演じる心療内科医・中島保を指す「中島先生」に関するコメントが相次ぎ、Yahoo!検索(リアルタイム)などでは毎週常にこの2つの言葉がトレンドワードの上位にランクインしているほど、視聴者を沸かせている。クールでアウトローだが、比奈子がピンチの時には必ず助けに来てくれる東海林に関しては、「東海林先輩かっこよすぎて腰が砕けそう」「東海林先輩にキュン死した」「東海林先輩に守られたい」といったコメントが寄せられ、また闇を抱える比奈子を理解し、心を通わせようとする中島の優しい姿には、「中島先生の優しくて脆く危うい感じよい」「中島先生メチャかわいい」という声が挙がった。さらに、第5話で自身が猟奇自殺事件に加担していたことを比奈子に告白する壮絶なシーンを受けて、「中島先生何回見ても泣いちゃう」といった声も寄せられており、今回の第8話はさらに話題を集めそう。2人が1対1で語り合うその内容とは一体…。最終章へ突き進んでいく物語に一瞬たりとも見逃せない。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月29日女優の波瑠が主演を務める関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)の第8話があす30日に放送される。今回、主人公・比奈子を取り巻くいい男として話題の、横山裕演じる先輩刑事・東海林と林遣都演じる心療内科医・中島保が1対1で対面する。驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・比奈子の活躍を描く同作。前回の第7話では、比奈子が隠し持っていたナイフについて、高校時代にある人からもらったことを中島に打ち明ける。さらにクライマックスでは、殺意を持って犯人と対峙していた証拠であるそのナイフの存在に気付いた東海林が、比奈子に対して「テメーはもう、刑事じゃねえ」と言い放って両者とにらみ合う場面で終了した。毎週放送終了後に、東海林を指す「東海林先輩」と中島保を指す「中島先生」に関するコメントが相次ぎ、Yahoo!検索(リアルタイム)などでは2つの言葉がトレンドワードの上位に。クールでアウトローだが比奈子がピンチに必ず助けに来てくれて東海林について、「東海林先輩かっこよすぎて腰が砕けそう」「東海林先輩にキュン死した」「東海林先輩に守られたい」といった声が、闇を抱える比奈子を理解しようとする中島の優しい姿に対しては「中島先生の優しくてもろく危うい感じよい」「中島先生メチャかわいい」という声があがった。比奈子を取り巻くいい男として話題の東海林と中島は、これまで2人だけのシーンはほとんどなかったが、30日放送の第8話で対面。殺人犯を憎む刑事・東海林が単身、殺人を犯してしまった中島が収容されている研究施設へ向かい、1対1で語り合う。
2016年08月29日自身が主宰する劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」以外にも多彩な作品を手掛け、今春上演されたいのうえ歌舞伎「乱鶯」の脚本も話題となった倉持裕の新作は、松重豊演じる大道寺尚親という男とその風変わりな家族を長きに渡り描いたコメディ「家族の基礎~大道寺家の人々~」。倉持と、尚親の妻でふたりの子(林遣都、夏帆)の母である須真役の鈴木京香に話を聞いた。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』チケット情報作者の倉持曰く、須真は「家族を持ったことによって夢をあきらめさせられてしまった女性」。売り出し中の女優だった頃に尚親と出会った須真は、女優への未練を残し不本意なまま家庭に入る。「そのモヤモヤをずっと持ちつつも子育てを頑張り、家庭の問題を解決していかなきゃと思っている。腹にイチモツ抱えながらも一生懸命やろうとしている女性です。いいお母さん?そう見えるかどうかは、見る人の立場によるかもしれない。でも本人は良かれと思っていろんな選択をしているから、全く善良だと思います。そういう意味では、この家族はみんな善良です(笑)」(倉持)尚親は両親に放任されて育ち、そこから来る“家庭”への憧れが、須真ら家族を翻弄する要因でもある。わずかなシーンだが半ズボン姿の松重が見られる少年時代は、尚親の母親役も鈴木が演じる。「それがまた楽しみなんです!いろんなことをやれる方が楽しいから。長い時間経過があるこの作品のように、いろんな時代の女性を自分ひとりで演じることができるのも楽しいし、成長して変わっていく過程を見せられるのもやりがいがありそう。私にとっては、ひとつのところを集中して見せていく方が、もしかすると困難かもしれません。一面しか見せないというのはやっぱりつまらないし、掘り下げ方を深くしていかないと、その人物が軽くなってしまいそうで怖いんですね」(鈴木)その“善良”さで須真ら家族を翻弄する尚親役の松重とは映像で何度か共演しており、夫婦役の経験もある。「私がストーキングされる役なんかもあったんですけど、めちゃくちゃ目立っていたりして(笑)。以前から松重さんの舞台を観ていましたし、私は大ファンでもあります。最近ご一緒したドラマでも夫婦役で、撮影の休憩時間にもこの舞台の話をよくしていました。稽古に入る前の段階から私たち夫婦は(笑)、ものすごく心待ちにしている作品なんです」(鈴木)尚親が追い求める“家族”は、約50年に渡る長い旅路の果てにどんな終着を見せるのか。客席で見届けたい。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月6日(火)から28日(水)まで東京・シアターコクーンにて。その後、愛知、大阪、静岡を巡演。取材・文/武田吏都
2016年08月19日1957年の発表当時、「子宮作家」のレッテルを張られた瀬戸内寂聴原作の同名小説を、約60年の時を経て初めて映画化した『花芯』。本作から、村川絵梨演じる主人公の園子が、安藤政信演じる“想い人”と、白昼堂々、禁断の逢引きをする本編映像がシネマカフェに到着した。親の決めた許嫁(林遣都)に愛を持てぬまま結婚した主人公・園子が、夫の上司・越智に恋心を抱いたことで、次第に愛欲に目覚めていく物語。NHK連続テレビ小説「風のハルカ」やTBSドラマ「ROOKIES」などに出演してきた村川さんが、これまでのイメージを払拭するかのように、世間の常識に背を向けながら子宮の命ずるまま生きる道を選ぶ難役を体当たりで演じ切り、原作者の寂聴さんからも絶賛を受けている。そんな中、到着したのは、園子と越智が、軒先で禁断の逢引きをするシーン。「逢いたかった…」と、お互いを激しく求めるかのように抱き合う園子と越智。周囲はこの不貞の恋に気づき、妨げようとしているが、その障壁を乗り越えた禁断の逢瀬に燃え上がる2人。越智は園子の顎を持ち上げ、口づけを交わそうとするも、すんでのところで踏みとどまる園子。「もう行かなくちゃ…あの人が帰ってくる…」と、夫のいない、ほんのわずかな時間に愛を確かめ合った2人は、その後の再会を固く誓い合うのだ。村川さんは、安藤さんとの共演シーンについて、「2人が初めて結ばれるシーンを演じたときに心が通いあった感じがあり、安藤さんが持っている緊張感みたいなものに私も刺激されて、我を忘れていました。とても引っ張ってもらいました」と語り、安藤さんにリードしてもらいながら、2人にとって大切なシーンを作り上げていったことを明かす。一方の安藤さんも、「彼女に対する触れ方とか、肌と肌が触れるシーンは、大事なシーンなので、本当に大切にしました」と非常に丁寧に演じていたと語り、「やはり越智は、園子を見ているうちに惹かれていき、撮影が進行していくにつれ、実際に僕自身もリアルに園子に惹かれていることに気が付きました」と、安藤さん自身もまた園子という女性に惹かれていったことを告白する。村川さん、安藤さん共に体当たりで挑んだ本作。果たして、再会を約束した2人の愛はどんな結末を迎えるのか、気にならずにいられない。『花芯』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月14日4月23日に全国で公開された劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。先日、4DXとMX4D版として上映をすることが発表されていたが、この度、その公開日が9月24日(土)に決定。併せて4D上映の新たな予告編が到着した。千年パズルを完成させたことにより、「闇遊戯」という、もう1人の人格を呼び覚ました武藤遊戯。 海馬コーポレーションの社長にして決闘者(デュエリスト)の頂点に君臨する海馬瀬人や、仲間たちと数々の死闘を繰り広げたが、過去との因縁により、もう1人の自分との闘いを余儀なくされ、遊戯と闇遊戯はついに決別し、別々の道へ旅立つこととなった――。そうして、闇遊戯との最後の決闘を終えて、日常を取り戻したかに見えた遊戯たち。 その前に現れた謎の少年“藍神(あいがみ)”。そして、世界中で次々と起こる謎の失踪事件。ただひたすら千年パズルを探し求める海馬。すべてのピースが合わさるとき、再び決闘の幕が切って落とされる――!声優陣には、風間俊介&津田健次郎の名コンビのほか、オリジナルキャラクター・藍神役に声優初挑戦の林遣都、セラ役に人気声優・花澤香菜、百済木役にケンドーコバヤシらが参加していることでも話題だ。今年、生誕から20周年を迎えた「遊☆戯☆王」シリーズ。20周年を祝うイベントなど各地での賑わいを映したところ始まる本映像からは、「遊☆戯☆王」への愛と期待をひしひしと感じる。また、4D上映という藍神のセリフの通り、“新たな次元”へ行くことが決定した「遊☆戯☆王」。今回の映像では、残念ながら揺れや風などの視覚以外の特殊効果を体感することはできないが、いまにも揺れを感じられそうな迫力のドローシーンや、迫力のあるモンスター召喚シーンは圧巻だ。さらに映像最後にもあるように、入場者プレゼントも明らかに。4月には前売プレゼントとして東映史上最高の初速を見せた「青眼の亜白龍」が進化して登場。劇場版限定の仕様である「KC仕様」のレアをさらに超えた、「KCウルトラレア仕様」と呼ばれる箔押しバージョン。劇中で海馬も使う、ポスタービジュアルでも手に持っている記念すべきカードとなっている。この入場者プレゼントは全国で合計5万枚限定なので、ゲットしたいファンはお早めに。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は9月24日(土)より全国にて4DX/MX4D公開。(cinemacafe.net)
2016年08月10日舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』の製作発表が8月9日に都内で行われ、作・演出を務める倉持裕、主演の松重豊、鈴木京香のほか、キャストの夏帆、林遣都、堀井新太が出席した。【チケット情報はこちら】同作は、風変わりな一家・大道寺家の人々の挫折と再生を軽妙なタッチで描く群像劇。東京のはずれに出現した『大道寺シアター』。この劇場の中心にいる父親の気まぐれと、彼らを取り巻く個性豊かな人々との狂騒と混乱に翻弄され、ついに一家離散へと追い込まれる家族。父親は一念発起、家族の「絆」を取り戻そうと奮闘するが…。同作への意気込みについて、大道寺家の中心人物、大道寺尚親役を務める松重は「毎回、舞台をやるたびに2度とやりたくないって思うんです。昨年舞台を終えた時も同じことを思ってたんですが、ちょっと傷が癒えた頃にこのお話を頂いて、倉持さんのだったらやります、って言っちゃって、今凄く後悔しています」と苦笑い。それでも「家族の基礎というざっくりとしたタイトルの中にすさまじい物語がつめ込まれている。基本はホームドラマで、家族の話を軸とした壮大な物語。とんでもない人ばかり出てくるので、誰に感情移入したら良いか分からないって部分もあるかもしれないですが、いろんな角度から見ていただいて楽しめる作品になれば」と答えた。作中では松重が小学校3年生に扮する場面も。「映像ではバカかって言われるような事でも、舞台は自分で小学校3年生だ、と言った瞬間にそうなれる、そんなミラクルが起こる空間。190センチでこの顔が半袖短パンを着るのは中々チャレンジャーですが(笑)、そこに説得力を持たせて、若干の失笑を味わおうかと思ってます」と語った。尚親の妻、大道寺須真役を務める鈴木は「私が演じる母親は一風変わった女性だなと思いましたが、家族全体がエキセントリックな感じがしています。けれども家族ってそれぞれ、どの家庭にもはたからは理解できない何かがあったりするかもしれない。この家族を通して自分の家族のことを思い抱いて、もう一度考えてみたいと思います」と意気込んだ。舞台では初共演となる松重と鈴木。お互いの印象について松重は「だいぶ前に“舞台やらないんですか?”と聞いた時は“全然無理です!”って言ってたのに、今回は稽古の初日にストレッチマットを持ってきて体を作っていて、人って変わるんだなと思いました(笑)」と話すと、鈴木も「(松重さんは)すごく繊細で熱心な方。そんな松重さんを不安にさせないように稽古を頑張りたい」と語った。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月6日(火)から28日(水)まで東京・シアターコクーンにて上演。その後、大阪、静岡、愛知を周る。
2016年08月10日9月6日より公演される舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』の制作発表会見が9日、都内で行われ、キャストの松重豊、鈴木京香、夏帆、林遣都、堀井新太と脚本・演出の倉持裕が出席した。同舞台は、NHKのコント番組『LIFE!』の脚本など、コメディー作品には定評のある倉持裕が作と演出を担当。東京の外れにある劇場「大道寺シアター」を舞台に、その中心にいる父親と彼らを取り巻く個性豊かな人々の狂騒劇をコミカルに描く。主演の松重は「舞台はこの仕事を続けるきっかけになりましたが、舞台は去年終わって二度とやりたくないと思いました。傷が癒えた頃に倉持さんからお話があり、やると言った自分に後悔しております」と笑わせつつも、「(舞台の)魔力に取り憑かれている人生なのかなと。倉持さんの新作に出たいという気持ちがあったので、夢が叶って良かったです」と笑顔。その松重扮する大道寺尚親の妻で母の二役を演じる鈴木京香は「私は母親の経験がありませんから、私だからこそできる感覚で魅力的な母親をできるように稽古を頑張るので、皆さんに見に来て欲しいです」とアピールした。松重と鈴木はこれまで映像作品では何度か共演はあるが、舞台は今作が初共演。松重が「京香さんとはかなり前に共演させていただきましたが、その頃の私は小劇場出身という立場で、『舞台やらないんですか?』と聞いたら『私は絶対に無理です』と言いながら稽古場にストレッチマットをもってきてストレッチで身体を作っていました。人って変わるんだなと思いましたよ」と驚きながら「最初に会った時から印象が変わらず、京香さんはナチュラルにお芝居をされる方。今回の共演も楽しみです」とコメント。一方の鈴木は「稽古初日にセリフが入ってなかったら嫌われるんじゃないかという不安もあります」と語るも「繊細で真面目な松重さんを不安がらせないように、今ここでお約束します! 素敵な家族ができると思うので、今年の夏は楽しくなりそうですね」と笑顔だった。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は、9月6~28日(12・20・26日は休演)に東京・渋谷 Bunkamura シアターコクーン、10月1・2日に愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10月8~10日に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、10月16日に静岡・浜北文化センター 大ホールにてそれぞれ公演される。
2016年08月09日脚本家・倉持裕の新作「家族の基礎~大道寺家の人々~」の製作発表会見が8月9日(火)、都内にて行われ、出演する松重豊、鈴木京香、夏帆、林遣都、堀井新太と倉持氏が出席した。登壇した全キャストが実力派と名高い倉持氏の演出に期待する声を寄せる中、鈴木さんも例外ではなく、「今年の夏は楽しくなりそう」と輝く笑顔を見せた。「家族の基礎~大道寺家の人々~」は東京のはずれに出現した大道寺シアターという劇場に住む風変りな家族の物語。父親の気まぐれと、取り巻く個性豊かな人々の狂騒と混乱に翻弄され、一家離散へと追い込まれる家族の挫折と再生をコミカルに描いていく。主演を務める松重さんは、出演が決まったときのことについて、「毎回舞台をやるたびに二度とやりたくないと思ってて。でも、倉持さんの新作なら『すぐやる』といった自分に後悔しています」と、ふり返った。さらに、倉持氏の脚本のことを「つかみどころがない人間的な不思議な魅力があり、倉持ワールドと言っていい世界観を持っています。役者なら経験してみたいという魅力があり、卑怯だなと思います」と褒め、倉持氏を「今日来てよかったなと思います」と恐縮させていた。松重さんの昔の母親、兼、夫婦という一人二役を演じることになった鈴木さんは、夏帆さんと林さんの母親役でもある。鈴木さんは、「昨日、遣都くんと夏帆ちゃんがセリフを立って言うところがあり、双子っていうくらい可愛くて」と目じりを下げると、姉弟役の2人も照れ笑い。舞台では初共演となる松重さんについては、「稽古初日にセリフが入っていなかったら松重さんに嫌われるのでは、とちょっと不安になっていました(笑)。稽古場で追いつきますというのをいまここでお約束します」と、宣言してみせた。対する松重さんは、「京香さんとはかなり前に映画で共演していまして。その頃『舞台やらないんですか?』と聞いたら『絶対無理です』と言ってたのに…、いまや稽古初日に自分のストレッチマットを持って来ていたので人って変わるんだなと思いました」と、隣にいる鈴木さんを笑わせていた。続けて「ナチュラルで自然で素直で、若干天然な部分があるので不安もありますが、楽しみに思っています」と鈴木さんの魅力についてふれ、これから1か月に及ぶ稽古に思いを馳せていた。(cinamacafe.net)
2016年08月09日今年は思いのほか梅雨が長引きましたが、ようやく本格的な暑さが始まりましたね。今回は寝苦しさから質が下がりやすくなる睡眠にフォーカス。心地よく眠りに誘う、植物のおまもりをご紹介します。■自分流の“眠りへのスイッチ”を備えておくみなさんもご存じの通り、睡眠は元気ときれいの要のひとつ。けれど実際のところ、日本人の5人にひとりは何かしらの睡眠トラブルを抱えている、といわれるほどその質をキープするのが難しくなっています。理由は様々いわれていますが、大きな要因はテレビやパソコン、スマホ、コンビニや自販機など、夜になっても強い光が目に入る環境によって、本来備わった体のリズムが乱れてしまうこと。さらに、夏は温度や湿度というストレスが加わるうえ、ほかの季節より日中体力を消耗しますから、心身を休息させて英気を養う睡眠への配慮がますます必要になるのです。本来は夕方以降、強い光を避けて過ごしたいところですが、なかなかそうはいきません。「ベッドに入る直前まで、やることがいっぱい!」という方もいらっしゃるでしょう。そんな中で睡眠の質をキープするには、脳と体を「睡眠モード」にスイッチする術をもっているかどうかがカギとなります。「睡眠モード」というのは、身体機能を調整する自律神経を、活動のための交感神経から休息のための副交感神経へ切り替えること。五感が開き、心と体がふわっとゆるむ。そんな状態へと心地よく自然に誘ってくれる、植物のおまもりはこの3つです。■お休み前のお茶にリンデンのティザンヌをひとつ目は、甘くやさしい香りがすばらしいリラックス効果をもたらしてくれる、リンデンのティザンヌ(煎じ薬)。緊張と不安を取り除き、睡眠を助けてくれるといわれるハーブで、子どもの興奮を鎮めるのにも効果的です。とてもおいしく飲みやすいので、お休み前のお茶としてぴったり。■ラベンダーのエッセンシャルオイルをバスタイムに日常の随所で活躍してくれるラベンダーのエッセンシャルオイルは、睡眠モードへと誘う鎮静作用も抜群。ただし上手に生かすにはコツがあって、香りを嗅ぐと一度覚醒し、30分後くらいに急転直下で鎮静するという特徴をもっているので、睡眠のために使うなら夜のバスタイムがおすすめです。浴槽にお湯を溜め始めるときに入れ、ドアと窓を閉めておくとバスルーム全体が香りで満たされ、アロマの効果が一層アップ。■呼吸が自然に深くなる「THREE」の夜用美容液深くゆっくりとした呼吸は副交感神経優位のバロメーターで、いちばん手軽で重要な睡眠モードへのスイッチ。瞑想やストレッチのように意図的に行うのも効果的ですが、香りで自然とそう仕向けてくれるのが「THREE」の夜用美容液、「コンディショニング SQ オイル」です。睡眠中の肌をサポートするために作られたオイルで、フランキンセンスにサンダルウッド、ネロリやマンダリンをブレンドした香りはうっとりするほど芳しく、ゆっくりと肌になじませる手の感触とともに心と体をゆるめてくれます。■睡眠の質は目覚めのすっきり感をものさしに植物のおまもりに加え、夏は部屋の温湿度の調整も大切。眠りにつく30分前くらいから、ベッドルームのエアコンをドライにしておきましょう。眠るときはエアコンをオフにしておきたいところですが、寝ている間に汗をかきすぎては体力を消耗してしまいますから、暑さが厳しい夜はごく弱めの冷房を。寝具の素材をさらりとしたリネンにするのも効果的です。朝日を浴びて体内時計をリセットする、朝食に睡眠ホルモンの材料となるたんぱく質を摂取する、日中はなるべく活動的に過ごす。そんな習慣も心がけつつ、「すっきりと爽快な目覚め」を目安に、良質な睡眠を無理なくキープしていきましょう。問い合わせ:・モンサンミッシェル ・THREE
2016年08月08日関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)に出演中の俳優・林遣都がこのほど、都内のスタジオで取材に応じ、ヒロインを演じる波瑠をプロファイリングして「全然見えない人(笑)」と分析した。同ドラマは、驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・藤堂比奈子(波留)の活躍を描くサスペンス。林が演じるのは比奈子にプロファイラーとして犯罪心理に関するアドバイスを行う心療内科医師・中島保で、2日に放送された第4話では、その特殊な性格から父親からも「怪物」と言われていた比奈子に、中島が「医師としてというよりも人として好意を抱いている」と告げたシーンが話題に。一時"中島先生"がツイッターのトレンドワードとなった。このことについて林は「(9日に放送される)第5話が僕の中では区切りとなるので、そこに向けて(4話のそのシーンも)計算しながら演じました」とコメント。また「僕の役割は、比奈子の感情のない目に色を与えるようなもの。(犯罪者の犯罪のスイッチが入った瞬間の顔に)比奈子が『あなたのその顔が見たかった』という決めゼリフがありますが、そのセリフの意味合いが、これまでとまったく違ったものになるよう波瑠さんに体当たりして演じたので、ご期待ください」とアピールした。林は、芥川賞で話題となったピース・又吉直樹原作のNetflixドラマ『火花』に主演するなど、多くの話題作に出演。多忙な日々を過ごすが、オフの日は友人とくだらない話で盛り上がるのが好きだそうで、今ハマっているのは「健康」だそうだ。「私生活を過ごす時間が短い分、シャンプーなど自分で使う物はできるだけ良い物を使うようにしています」と、はにかみながら明かした。役柄であるプロファイラーにかけて「主演の波瑠をプロファイリングすると?」との質問には「全然見えない人(笑)」と即答。続けて「波瑠さんは僕と同い年ぐらいなのですが(先輩の)渡部(篤郎)さんとはまた違う、でも同じぐらいの緊張感があり、だからこそ、こっちもしっかり役を作ってぶつけたくなる。皆がついていきたくなる主演ではないでしょうか」と、あらためて分析をしていた。第5話はあす9日に放送。これまで謎だった5年前に起こったキャンディー事件の全ぼうが明らかになっていくほか、この比奈子と中島との関係にさらなる衝撃が走る。
2016年08月08日瀬戸内寂聴による原作小説を、60年の時を経て初めて映画化した『花芯』。親が決めた相手と結婚しつつも、新たに出会った男にどうしようもなく惹かれていくヒロイン・園子の愛を鮮烈に描き出す本作で、園子につかの間の癒しの時間を与える美青年・正田を好演する若手俳優・落合モトキに注目した。本作は、瀬戸内寂聴が瀬戸内晴美として活躍していたころ、1957年の発表当時、批評家から「子宮作家」との批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた鮮烈な恋愛文学を、『海を感じる時』の安藤尋監督が主演に村川絵梨を迎えて映画化。河原にたたずみアコーディオンを奏でる正田に興味を抱いた園子(村川さん)は、少しずつ彼と親密になっていく。音大を志望しながら受験に失敗し、仕方なく美大に通っている正田。雨宮(林遣都)と夫婦関係にありながら、その上司・越智(安藤政信)に禁断の恋心を抱いてしまい、苦しむ園子にとって、河原で彼のアコーディオンを聞くひとときは、心が解放される束の間の時間だった。その正田を演じているのが、落合さん。1990年7月生まれ、子役出身で、『桐島、部活やめるってよ』を筆頭に、『日々ロック』『MONSTERZ モンスターズ』『娚の一生』『天空の蜂』など数々の映画に出演し、小泉今日子&風間杜夫の「家庭内失踪」をはじめとした舞台やTVでも活躍、現在放送中のドラマ「こえ恋」では26歳ながら高校生を演じるなど、イケメンでも、ちょっぴり個性的な役を演じることの多い実力派若手俳優だ。落合さんは、演じた正田という役について、「戦争が終わっても生き延びてしまったという、罪悪感を煽りながら、日々何もすることもない。“生きる”ということに対してすごく考えさせられる役でした。官能的なシーンもあり、自分で何もフィルターをかけずに繕うことなく素直に演じてみようと思い、余計なことはしないよう意識しながら演技していきました」とふり返っている。そんな自然体で演じる落合さんから漂う大人の色気は、園子ならずとも思わずうっとりしてしまうはず。正田に求められるまま、愛のない情事を終えた後、何かを悟ったように突然笑いがこみ上げてしまう主人公・園子。夫・雨宮でも、恋焦がれる相手・越智でもなく、この正田の存在が園子の心を決定づける重要なキーパーソンとなるというが…。園子の心情、そして作品のテーマにも深く関わっていく正田こと落合モトキの新たな魅力を、劇場で確かめてみて。『花芯』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月07日瀬戸内寂聴の禁断の物語といわれる小説を映画化した『花芯』が8月6日(土)に公開。主演の村川絵梨、林遣都、安藤政信、藤本泉、落合モトキ、毬谷友子、安藤尋監督が舞台挨拶に登壇した。サプライズで寂聴さんから手紙が届き、村川さんが感極まる一幕があった。1957年に当時、新進作家だった瀬戸内さん(※当時は瀬戸内晴美)が発表し、「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、その過激な内容が物議をかもし、頻出する「子宮」という言葉から“子宮作家”と言われ、数年の文壇における沈黙を余儀なくされた問題作を映画化。親が決めた相手と結婚しつつも、新たに出会った男にどうしようもなく惹かれていくヒロイン・園子の姿を鮮烈に描く。劇場は立見が出るほどの満席!村川さんらが姿を見せると、劇場は大きな歓声に包まれた。村川さんは「こんなにも大勢のお客様にお越しいただき大変嬉しく思います。キャストがそろった形で初日を迎えられてこんなに幸せな日はないと思います」と感激の面持ちで挨拶。村川さんは、着物姿で登壇したが「園子が全編着物なので、本日は絶対着物を着なければと決めていました」と笑顔で語った。監督から直接、オファーを受けたという村川さんは体当たりで園子を熱演!「私に務められるのかなと不安がありました。ただやるしかない、チャレンジしなければ一生後悔するなと思いました」と覚悟を口にする。そんな村川さんについて、夫の雨宮役を演じた林さんは「撮影前から相当な覚悟で臨んで、役と向き合っている姿がありました。本当だったらスマートに支えられたらなと思っていたのですが、そんな余裕はなく、負けてられないなと思い、全てをさらけ出し、ぶつけていきました」と称賛とともに自らも村川さんの気迫に引っ張られたと述懐。村川さんは「林さんも、私のチャレンジと同じぐらいの気持ちで、雨宮の役に挑戦していたので、勝手に戦友だと思っています」と語る。林さんの「嫌われても良い覚悟で、ぶつかっていきました」という言葉に村川さんは「嫌うどころか、真摯にぶつかっていただいたので大好きです!」と語り会場を沸かせた。園子が恋に落ちる青年を演じた安藤さんは村川さんとの共演について「『ROOKIES』の頃からファンで(笑)、今回共演できて本当に嬉しかったです。いつ役者を辞めて大丈夫です(笑)」とまで語る。初日にいきなり強烈なキスシーンの撮影があったそうで「そこが一番印象深かったです」と微笑んだ。そしてこの日は、サプライズで寂聴さんからの手紙が到着!寂聴さんは手紙のなかで、出版当時の苦労や文壇で受けた様々な仕打ちについて言及しつつ60年を経ての映画化への感慨を語り、村川さんへの感謝の言葉をつづった。村川さんは涙を浮かべつつ「やってよかったなと心底思いました」という言葉を絞り出し、会場は温かい拍手に包まれた。『花芯』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月06日毎週火曜10時放送の波瑠主演ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」。7月26日(火)放送の第3話でゲストとして出演した佐々木希が、今夜8月2日(火)放送回では、“悪女”と化す。本ドラマは、心に「ある闇」を抱えた新人刑事・藤堂比奈子(波瑠)が、個性豊かなメンバーと共に不可解な殺人事件の犯人と対峙する猟奇犯罪ミステリードラマ。3話では、幽霊屋敷と呼ばれる洋館で遺体の一部を持ち去られた、若く美しい女性の変死体が次々発見されるという異常犯罪が発生。現場や自宅近くで犯人らしき人物を見たという少女・吉田遙香(住田萌乃)とその母親・佐和(中島亜梨沙)、そして佐和の友人である佐藤都夜(佐々木さん)の証言を元に、犯人の男を追って捜査を進める比奈子をはじめとした捜査班。しかし、捜査に協力する心療内科医師・ 中島保(林遣都)がプロファイリングによって導き出した犯人は女性。時を同じくして、佐和、そして比奈子の2人が犯人によって拉致されてしまう。拘束された状態で意識を取り戻した比奈子の目に映ったのは、本性を現した切り裂き殺人鬼・都夜の姿だった。切り取った女性たちの皮膚を使ってボディスーツを作ろうとする異常犯罪者・都夜は、佐和の背中、さらには比奈子の顔の肌を求めて、2人を監禁。「ちょうだい…あなたの顔の皮も…」と裁ち切りはさみを手に、不敵な笑みを浮かべながら近づく佐和。今回が初の”悪女”役となる佐々木さんの意外な姿に、驚きを覚えた人も多いはず。そして今夜放送の4話では、本性を現した異常犯罪者・都夜と、犯罪者への異常な探求心を持つ比奈子が対決! そんな悪女を演じた佐々木さんは、「悪女役をどのように演じていけばよいか不安だった分、演じ終えた後はスッキリしました!」 と笑顔で撮影をふり返り、自身初のふり切った悪女役を楽しんだ様子。佐々木さん演じる都夜の鬼気迫る悪女っぷりに、今回も驚きの連続となりそう。果たして美しい都夜が殺人を犯し、女性たちの皮膚を集めることになった動機とは…?「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月02日