ミセスモデルの武東由美が2月28日に自身のアメブロを更新。リピートしているスーパーマーケット『成城石井』の品を紹介した。この日、武東は「成城石井でお買い物をしました」と切り出し『成城石井』で購入した品の写真を公開。「今日はリピ買いばかりです」と述べ「全部おすすめ」と気に入っている様子でつづった。続けて更新した「リピ買い続きそうな予感がする成城石井」と題したブログでは「成城石井desicaのマクロビクッキーが美味しくてリピ買いしました」と購入した品を紹介。「今回はプレーンとイチジクとアプリコット入りにしました」と明かし、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「買ってみます」「どれも美味しそう」「売り切れてました」などのコメントが寄せられている。
2024年03月01日タレントのモト冬樹が27日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美から“助けて”と電話があった理由を明かした。この日、モトは「妻の危機一髪」というタイトルでブログを更新。「昨日は俺がライルとウォーキングしている間に妻と一緒にマックに行っていたポンムです」と自身らや愛犬達の様子を説明し「ウォーキングから帰り一休みしていると妻からの助けて!という電話」と武東から電話があったことを明かした。続けて「郵便局でコンポ用のダンボールを買ったんだけど風が強くて吹き飛ばされそうになったみたい」(原文ママ)と電話の理由を述べ「俺が駆けつけて無事に帰って来た」と報告。最後に「飛ばされそうになっている妻を想像するとなんだか笑える」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。
2024年02月28日ミセスモデルの武東由美が24日に自身のアメブロを更新。夫でタレントのモト冬樹との結婚を無理だと思っていたことを告白した。この日、武東は「50才前に結婚した時」と切り出し「少し合わせて寝ていた?(寝たふり)していたこともありました」と告白。「夜も遅くまで起きていた」といい「私の一番やる気がでる朝がない!これが結婚なら無理だと思いました」とモトとの結婚を無理だと思った出来事についてつづった。続けて「それから自分の生活パターンを50年してきた時間に戻しました」と明かし「モトちゃんにも自分の時間のパターンがあるので私に合わせなくてもOKだし」とコメント。「これからの年代 あまりにも違ってきたら夫婦別室のほうがいいかもと思います」と自身の考えをつづった。一方で「それを話したらご主人の機嫌が悪くなり我慢している方や熟年離婚 別居したりなさる方もいらっしゃるらしいです」とコメント。「なかなか難しい問題だよねとよく話題にでます」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「自分のペースが、いいですね」「いろんな生活スタイルがありますよね」「ストレスフリーの生活 大事だと思います」などのコメントが寄せられている。
2024年02月26日俳優の梅沢富美男が21日に自身のアメブロを更新。タレントの小川菜摘から貰った沢山の差し入れを公開した。この日、梅沢は「今日の渋谷公演、満員御礼を頂きました」と報告。「沢山の方からお花もありがとうございます!」と祝い花の写真を複数枚公開し「本当に嬉しい1日でした!」と感激した様子でコメントした。続けて更新したブログでは「小川菜摘さんからはお花だけじゃなく、沢山のサンドイッチの差し入れも頂きました!」と報告し、小川からの差し入れの写真を公開。「みんなで美味しく頂きました」と述べ「ありがとうございます!」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月21日タレントのモト冬樹が12日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美が作った凄い夕食を公開した。この日、モトは「妻が夕食を作り待っていてくれました」と述べ「今日の夕食はなんと妻が作ったガパオライス」と武東が作った夕食の写真を公開。「すごいね こんな物できるんだ」と感心した様子でつづった。続けて「焼いたアジ 成城石井の特選豆腐 油揚げと里芋のお味噌汁」とその他のメニューも写真とともに紹介し「妻とコンサートの話をしながらの楽しい夕食でした」とコメント。最後に「今日も美味しくいただけたことに感謝」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とても美味しそう」「目玉焼き、完璧」「作ってみたい」などのコメントが寄せられている。
2024年02月13日タレントのモト冬樹が11日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美も大好きな料理を堪能したことを明かした。この日、モトは「今日の夕食は」と切り出し「妻も俺も大好きな鴨鍋」と武東も大好きだという料理を堪能したことを報告。「鴨鍋専用の汁でツミレと肉を先に入れしばらく煮てから野菜を投入」と調理中の様子を写真で公開した。続けて「成城石井のお豆腐 こくがあって美味しい」とスーパーマーケット『成城石井』の品を絶賛。最後に「〆は卵を入れておじやにしました」と写真とともに報告し「美味しかったな 感謝」と満足した様子でつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とても栄養バランスが取れたお食事」「美味しそう」「いいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月12日俳優・タレントの梅沢富美男が7日、都内で行われたK-1 GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」に出席した。今回で7回目の開催となる「K-1 AWARDS」は、K-1 GROUPが開催したプロ大会(「K-1」「Krush」)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。2023年の栄えある「最優秀選手賞」(MVP)や、最も観るものを魅了した試合に贈られる「最高試合(ベストバウト)賞」など全16部門が設けられている。梅沢は「ベストガールズ賞」のプレゼンターとして登場。同賞を受賞したK-1 GIRLSのうららにトロフィーを贈った。その後、うららをはじめとするK-1 GIRLSとともに取材に応じた梅沢。「久しぶりですね、こんなにきれいな方たちに囲まれたのは。20年ぐらい若返ったかな。一番高い着物を着てきました。相当高いです。久しぶりにハッピーですね」と声を弾ませた。さらに、「デレデレだよ」と喜びがあふれる梅沢は、「いい匂いいっぱいするのよ。こんな素敵な方たちと一緒にいられる瞬間ってのはそうあるもんじゃないから、今日は最高の一日でした」と笑顔で話していた。
2024年02月07日タレントのモト冬樹が4日に自身のアメブロを更新。アフリカから帰国した妻でミセスモデルの武東由美の肌の状態に驚いた日のエピソードをつづった。この日、モトは「素顔のママで」というタイトルでブログを更新。「妻がアフリカ旅行から帰ってきた時あまりに肌がツヤツヤしていたので驚いたんだけど」とアフリカから帰国した際の武東の肌の状態に驚いたことを明かし「10日間スキンケアだけで一回もお化粧しなかったそうだ」と説明した。続けて「なるほど自然治癒力がアップしたってことか」と述べ「素顔がこんなにきれいだったらずっとお化粧しなくてもいいのにね」と武東の姿を写真で公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お肌ツヤツヤでとっても綺麗」「素肌美人」「本当に素敵です」などのコメントが寄せられている。
2024年02月06日タレントのモト冬樹が3日に自身のアメブロを更新。妻でミセスモデルの武東由美と恵方巻きを堪能した日のエピソードをつづった。この日、モトは「節分の夕食」というタイトルでブログを更新し、愛犬を抱いた武東との2ショットを公開。「今日の夕食はやはりなんといってもメインは恵方巻き」と述べ「妻と半分づつにしました」(原文ママ)と堪能した恵方巻きの写真とともに報告した。続けて「イワシの煮付け イカと海老芋の煮転がし 沖縄のモズク」とその他に用意した料理の写真も公開し「俺がじゃがいもと大根で作った田舎風お味噌汁」も堪能したことを説明。「高島屋で買ってきただけあって恵方巻きもイワシの煮付けも美味しかったな」と述べ「今日も美味しくいただけたことに感謝」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月05日タレントの梅沢富美男が5日、都内で行われたローソン「今年はヤバすぎ!盛りすぎチャレンジ」開催記念イベントに、松山ケンイチ、川栄李奈、王林とともに出席した。2月6日から開催される「今年はヤバすぎ!盛りすぎチャレンジ」は、期間限定の週替わりでローソン商品を値段そのままで47%増量する“盛りすぎ”キャンペーン。イベントでは、2月6日より公開される新CMの発表に加え、CMキャラクターの松山ケンイチ、川栄李奈、梅沢富美男、王林が登場し、盛りすぎチャレンジの商品を試食&レポートした。梅沢は、新CMでおいしそうに商品を食べている姿を披露。「体も47%増量しました。あれパンでしたけど、おにぎりも食べているんです。5種類ぐらい食べている。で、監督が『もう1回食え』って言う。『角度が悪い』とか言われて。おにぎり7個ぐらい食べました。だから4キロ増量したんです」と告白し、「おいしいですよ。でも限界がありますから。73(歳)ですからね」とぼやいて笑いを誘っていた。
2024年02月05日タレントのモト冬樹が29日に自身のアメブロを更新。アフリカから帰国した妻でミセスモデルの武東由美を心配する様子をつづった。この日、モトは「休む暇もない妻」というタイトルでブログを更新。「昨日は朝から家の中を掃除してずっと家でロケをしていた」と武東の様子を報告し「昨日アフリカから帰ってきたばかりなのにちょっと心配」とつづった。続けて「まぁ元気な妻なんで大丈夫とは思うけど、、明日もあるんだよなぁ」とコメントし「夜お化粧をおとしてホッとしている妻です」とすっぴんの武東の姿を公開し、ブログを締めくくった。
2024年01月30日ミセスモデルの武東由美が21日に自身のアメブロを更新。アフリカのホテルで禁止されていたことを明かした。この日、武東は「ジンバブエのホテルに到着しました」とアフリカのホテルに到着したことを報告。「広大な敷地にあるリゾートホテルです」と宿泊するホテルについて説明し、ホテル内の様子を写真で公開した。続けて「アフリカのホテルで禁止されたこと」というタイトルでブログを更新。「アフリカでは1人部屋です」と述べ「虫がこないようにスプレーをして窓は絶対にあけないこと!」とホテルで禁止されていたことを明かした。また「猿がすぐにお部屋に入ってくるらしいです」と説明し「猿の親子がすでにこちらを見ている」とコメント。さらに「見たことない鳥も歩いている」といい「お外へ1人ではでれません」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「流石アフリカですね」「遭遇したらパニックになりそう」「気をつけてね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月23日タレントのモト冬樹が12日に自身のアメブロを更新。症状が改善せず妻でミセスモデルの武東由美と同じ病院を受診したことを明かした。5日のブログで、モトは「湿疹がひどいので妻は別の皮膚科に行ってきたみたいだ」と報告し、武東の症状について「原因がはっきりしていない」と説明。「俺も若干よくなっているとはいえ完治には程遠い感じ」と自身の症状について明かしつつ「もし妻の症状が改善してきたら俺もその皮膚科に行こうかな」とつづっていた。この日は「妻の症状が一週間でかなり改善した」といい「俺も一緒に妻が診てもらっている皮膚科に行ってきました」と病院を受診したことを報告。「要は何が原因というより妻も俺も年齢的に免疫が下がってきちゃってるからみたい」と説明し「確かになぁ」と納得した様子でつづった。続けて「俺も一週間で痒みが取れるといいんだけど」と願うようにコメント。最後に、武東との2ショットを公開し、ブログを締めくくった。
2024年01月13日俳優の梅沢富美男、女優の川栄李奈が出演する、ローソンの新WEB CM「Lからでハピろー! 編」が24日、公開された。○■梅沢富美男、“Lからマン”に変身娘役の川栄が帰宅すると、暖簾をかけた台所から父役の梅沢が「らっしゃい!」と料理人姿で登場。川栄が驚くと、すかさず梅沢は「今日のご飯は富美男の特製からあげですぅ!」と山盛りのからあげを差し出す。川栄が「お父さんなんか気合い入ってる!」とうれしそうに反応すると、「どうぞ! お召し上りください!」とすすめる梅沢。川栄が一口食べ「うまあげ。お父さんやる〜!」と褒めると、梅沢は「当ったり前よ〜。95%の人がおいしいと答えたからあげなんだからよ」とローソンのからあげであることを打ち明ける。真実を明かしてしまったことに気がつき、動揺する梅沢に対し、川栄は「はぁはぁーん、これローソンのLからだねぇ?」とすでに勘づいている様子。すると、暖簾からLからが顔を出し、さらに、梅沢が“Lからマン”に変身して登場。Lからを高らかに上げ「そして我こそはLからを愛し、Lからから愛される男!」とキメ台詞を決めようとするが、「からあげ専門店の味じゃ〜ん」と川栄は全く聞いておらず、Lからを食べ続ける。○■梅沢富美男 コメント――CM撮影の感想を教えてください。今回は料理人とLからマンというヒーローに変身しましたが、どちらも幼い頃に憧れたことがある姿だったので、テンションが上がりまし た。最近お子さんからの人気が高いのですが、これでますますお子さんからの人気が上がりそうでうれしいです。これまでいろんな格好をしてきたのでそろそろ私の衣装展なんかもできそうな気がしますね。――「Lからを愛し、Lからから愛される男」というキメ台詞がありますが、梅沢さんが愛し愛される存在を教えてください。真っ先に思い浮かぶのは、愛犬・夢子ですね。 僕が帰ると真っ先にうれしそうに出迎えてくれて、本当に愛されている感じがします。あ、もちろん一番は奥さんですよ。あと、今回撮影で食べたLからが本当においしくてLからも愛しちゃいました。――演じてみたい役柄を教えてください。かっこいい役をやってみたいですね。スパイとか。ありえない設定なのをやってみたいです。もちろんアクションも!○■川栄李奈 コメント――CM撮影の感想を教えてください。これまでも梅沢さんの変身はたくさんみてきたのですが、今回のLからマンの姿や料理人の姿もとてもお似合いで、特に料理人は違和感も感じなかったのが、印象的でした。梅沢さんとの会話のかけあいも、いくつかの撮影を経て、自然な親子のようになってきたかなと思うので、その点もぜひ注目していただければと思います。――CMのように川栄さんが「お父さんやる〜!」と褒めた瞬間を教えてください。私が小さい頃から父は釣りが趣味だったのですが、たくさん釣って帰ってきてくれたときは、お父さんやる〜! と思いました。――父との一番の思い出があれば、教えてください。夏は外でプールをしたりカブトムシを取ったり、冬は雪でかまくらを作ってくれたりして一緒に遊んでくれました。
2023年10月24日Daiichi-TV(株式会社静岡第一テレビ)が2022年に放送した「梅沢富美男のジェネレーション観光」がパワーアップした番組「梅沢ツアーズ」が、2023年7月16日(日)午後3:00から全国日本テレビ系28局ネットで放送されます。大御所芸能人の梅沢富美男さんが、Z世代の若者である出演者 村重杏奈さん・西野未姫さんの2人を案内して起こる化学反応や、新たな発見や感動を、Z世代からシニア世代までお楽しみいただける番組です。Sushi直■旅の舞台は、梅沢さんが第2の故郷と呼ぶ「金沢・能登」梅沢さんが案内するのはかつて下積み時代を過ごした金沢・能登。情緒ある街並みに伝統文化、海の幸、山の幸に恵まれた地で、ワンランク上の極上ツアーをZ世代が体験します。とっておきのグルメから普段は見られない特別な光景まで、梅沢さんならでは旅のチョイスは驚きの連続です。訪れた「Sushi直」ではまさかの“極上ネタ”の出会いが待っています。梅沢さんは「初めての経験、見たことないような場面を提供できた、びっくりすると思いますよ」と語ります。「梅沢ツアーズ」は2023年7月16日(日)午後3:00から全国日本テレビ系28局ネットで放送します。■番組概要番組名 : 梅沢ツアーズ放送日時 : 2023年7月16日(日)午後3:00~3:55出演者 : 梅沢富美男、村重杏奈、西野未姫製作著作 : 静岡第一テレビ番組ホームページ: 【日本テレビ系28局ネット】NTV 日本テレビ/STV 札幌テレビ/RAB 青森放送/TVI テレビ岩手/MMT ミヤギテレビ/ABS 秋田放送/YBC 山形放送/FCT 福島中央テレビ/TeNY テレビ新潟/TSB テレビ信州/YBS 山梨放送/KNB 北日本放送/KTK テレビ金沢/FBC 福井放送/CTV 中京テレビ/YTV 読売テレビ/NKT 日本海テレビ/HTV 広島テレビ/KRY 山口放送/JRT 四国放送/RNC 西日本放送/RNB 南海放送/RKC 高知放送/FBS 福岡放送/NIB 長崎国際テレビ/KKT 熊本県民テレビ/KYT鹿児島読売テレビ■出演者コメント【梅沢富美男】2人を連れて北陸の旅を企画しましたが、初めての経験をたくさんさせていただきました。テレビをご覧の皆さんに見たことがないような場面を提供できました、びっくりすると思いますよ。北陸は何と豊かな土地なんだと実感しました。海のものに山のものにお米、歴史も勉強できますから。何かやりたいと思ったらぜひ北陸に来てください。全部手に入りますから。大事なお嬢さん二人を預かって神経尖らせていましたが、いつのまにかメロメロになっていました。3人で旅のシリーズを日本中、世界中で続けていきたいね。こんなに楽しい旅はないよ!ぜひ見てください!近江町市場【村重杏奈・西野未姫】[西野]三人でいるのが自然な空気過ぎて、すっかりお仕事を忘れてしまうぐらい楽しめました。梅沢さんに付いていけば絶対大丈夫という安心感もすごかったです。[村重]普段できない経験がたくさんできて美味しいものの食べ方まで知ることができました。日本にはまだまだ知らないことがあるな、と思ってうれしくなりました。[西野]極上しかない旅で、高級なもの、見たことがないもの、自分ではもう一生入れなさそうな貴重なところにも入れました。[村重]梅沢さんはテレビで見てきた人で最初は怖っと思ったけど、豆知識から人生の話までしてくれて、自分の人生が豊かになる気がしました。本当に最高のマブダチです!妙成寺薪火三庵ひがし茶屋街 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月13日東京・帝国劇場にて上演中の『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』原作映画のバズ・ラーマン監督と、訳詩を担当した松任谷由美の対談が、このほど実現した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。世界7都市で開催されてきた同作の日本版ならではの試みとして、松任谷由実ら、ミュージックシーンで活躍するアーティスト達による日本語の訳詞提供が行われている。いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park)、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、宮本亞門、Mayu Wakisakaといった計17名のそうそうたる顔ぶれが揃い、マッシュ・アップ・ミュージカルらしく、様々な個性や才能を集結させた。今回、原作映画『ムーラン・ルージュ』生みの親であるバズ・ラーマン監督は、日本プロダクション版ミュージカルの開幕を見届けるために来日し、松任谷との対話を実現。松任谷との対面は、ラーマン監督も今回の来日において楽しみにしていたという。ラーマン監督が「観客への伝わり方や日本語の選び方をわかっていらっしゃる。他国のプロダクションでは、アーティストによる訳詞はやったことがなく、画期的で素晴らしい挑戦になりました」と称えると、松任谷は「『Your Song』を訳詞することになって、私、燃えたんです。14、5歳の頃に衝撃を受けた歌だったので。実際に訳してみると、ものすごく繊細な歌詞なんですね。意訳しか出来ないけれどその心情を日本語にしたいと強く思いました」と熱い思いを明かす。松任谷はまた「70年代のシンガーソングライターにありがちな字余りの曲で、日本語に置き換えるのは難しかった。英語は1音節に1ワードだけど、日本語は1音節にカナ1文字しか乗せられない。けれど、受けとり手は、一つの言葉ですごく沢山の情報を得る感性を持っているので伝わると思いました」と振り返り、ラーマン監督は「どうするのかと案じていたけど、歌詞がメロディーに綺麗に乗っていて感動しました」と太鼓判。さらにラーマン監督は「映画で『Your Song』を選ぶにあたっては、ものすごく考えたんです。クリスチャンの才能が込められた曲で、サティーンとクリスチャンはこの1曲で恋に落ちなければいけない。シンプルで、オペラのように壮大に終わる曲が理想でした。もう一つ、映画を作った21年前は権利の問題からポップミュージックをミュージカルに使うなんてありえなかったんです。そこで僕は知り合いではないのにエルトン・ジョンに電話して、会いに行きました。映画に使いたいと話したところ、彼は直感で承諾してくれた。その上、他のアーティストに電話して説得までしてくれて。人気のポップミュージックをたくさん使えたのは、エルトンのおかげなんですよ」と映画の秘話も。松任谷は「そうだったんですね。私も影響力がそこそこあるので、今回私が参加したことで多くのアーティストが熱意を持って参加してくれたかと思います」と語った。華やかさと切なさが同居するラーマン監督の映画と松任谷の楽曲は世界観に重なる部分があり、松任谷も対談後に2人の描く世界の共通点を「うたかたの泡」と表現したという。共にハワイアンなテイストの装いで初対面を果たし、ラーマン監督は、松任谷のエンタテイメント・ショーを事前に映像でチェックしながら「AMAZING!」を連発、ショーの秘密についても尋ね、2時間の対談で、意気投合した。きょう12日18時30分からのフジテレビの音楽特番『FNS歌謡祭 夏』では、同作のキャストである平原綾香と井上芳雄が出演し、帝国劇場から日本語訳詞による「Your Song」をテレビ初披露する。
2023年07月12日梅沢富美男が人情芝居・歌謡ショー・舞踊と豪華3本立てで、東京・明治座の創業150周年を祝う。その相棒には10年以上、同じステージを踏んでいる親友・研ナオコに加えて、初顔合わせとなる三山ひろしの姿も。4月上旬、三者が一堂に会したタイミングで稽古前の想いを聞いた。第一部の「ナオコ婆ちゃんより『清水の次郎長旅日記』」は、梅沢が作・演出を手がける人情芝居。借金取り(梅沢富美男)の脅しに怯え、夜逃げを決意した宿屋のお玉(研ナオコ)と娘・お花(小川菜摘)のもとに「宿を貸してほしい」と清水の次郎長(三山ひろし)が現れる。事情を聞いた次郎長は母娘を助けるべく、とあるアドバイスをして──。「ナオコ婆ちゃん」と聞くと、かつて日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組『カックラキン大放送!!』(1975〜86年)で繰り広げられていた「ナオコお婆ちゃんの縁側日記」を連想する読者がいるかもしれない。が、梅沢と研は「別物」と一蹴する。長きにわたるツアー公演で苦楽をともにしている互いについて、梅沢は「研さんはお笑いの呼吸やツボをわかっている“名優”。こちらはお客さんを笑わせるために一生懸命、芸を磨いているのに……登場するだけで爆笑をかっさらってしまう存在感が腹立たしい!」と悔しさを露わにしてみせる。「それはそれは失礼しました」とマイペースに受け流す研は、事あるごとに「私は役者じゃないから」と謙遜する。主戦場の歌と芝居で心構えは異なるのか尋ねると「形は違えど、お客さんに想いを届ける意味では一緒。私は歌という“幹”を持っていますから、そこから“枝”を伸ばすような感覚でお芝居をやらせてもらっています。梅沢さんと同じ舞台に立つことでたくさんの学びが得られるんですよ」と座長に花を持たせることも忘れない。梅沢に対する研の言葉にうなずいていた三山も「座長の一挙手一投足を尊重しながら、スポンジのように一滴も残らず吸収したい」と意気込む。芝居についても「歌っている時も演じながら世界観を届けることがありますし、僕という人間性が出たりするんですよね」と等身大の想いを率直に述べる。ビジュアル撮影では「広沢虎造さんの浪曲『清水次郎長伝』を聴き、粋で気っ風のよい次郎長像を思い浮かべながらカメラの前に立ちました」とコメントした。第二部「夢の歌謡オンステージ」は60分ほど。梅沢が司会・演出を務め、ヒット曲を多数抱える研と三山の個性を前面に出す構成になるそうだ。第三部「華の舞踊絵巻」は明治座の新たな門出を寿ぎ、「娘三番叟」をモチーフにした豪華絢爛な衣装やステージングで観客を圧倒するという。明治座創業150周年記念『梅沢富美男劇団 梅沢富美男・研ナオコ特別公演 三山ひろし特別出演』は、6月23日(金)から7月23(日)まで。チケットぴあでの一般発売は、5月21日(日)10時よりスタートする。取材・文:岡山朋代
2023年05月19日ドラマ『大好き!五つ子』(TBS系)シリーズなどで知られる、俳優の森尾由美さんが2023年1月28日に自身のInstagramを更新。2022年6月に生まれた、初孫・香澄さんとのツーショットを公開し反響を呼んでいます。56歳で『おばあちゃん』に若々しい姿とのギャップに驚く声も初孫が誕生し、56歳で『おばあちゃん』になった森尾さん。Instagramでは、撮影現場を家族が訪れたことを報告し、香澄さんを抱っこした写真を投稿しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 森尾由美(@yumimorio_official)がシェアした投稿 森尾さんの若々しい姿と、孫がいるおばあちゃんというギャップが反響を呼んだ、今回の投稿。ファンからは「『お母さん』のほうがしっくりくる」「56歳には見えない」と多くのコメントが寄せられました。・まだ『ママ』でも通りそうです。・本当におばあちゃん?まったく見えない!・この若々しさで『おばあちゃん』だと…?違和感しかない!すでに孫を溺愛している様子が伝わってくる、森尾さん。孫の香澄さんは、まだ言葉も満足に話せないほど幼いですが、成長したら森尾さんのことを『おばあちゃん』や『ばあば』と呼ぶようになるのでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月29日’80年代を代表するアイドルの森尾由美さん(56)とつちやかおりさん(58)。現在は、お2人とも孫に恵まれ充実した日々を送っているそう。“おばあちゃん”として森尾さんより1年先輩のつちやさんですが、実はアイドル歌手としても1年早いデビュー。本誌では掲載しきれなかった、当時の思い出をWEB限定で公開!本編はこちら「堀ちえみ、小泉今日子、中森明菜など人気アイドルも数多く誕生したため、その年デビューのアイドルは“花の82年組”とよばれてきた。一方、翌1983年にアイドルデビューした森尾さん含む松本明子、桑田靖子などは“82年組”の活躍と対比され“不作の83年組”と呼ばれることも……。森尾:私は82年組みたいな、フリフリ衣装を着てみたかったけど、差別化を図るために着せてもらえなかったんです。ハイヒールとかも履かせてもらえなくて、バッシュでしたから。思い描いていたアイドル像と、私の売り出し方がかけ離れていたから、当時はやさぐれた感じでやってました(笑)。つちや:私もアイドル曲を歌わせてもらえなかった。制作チームがオフコースさんとか甲斐バンドさん、チューリップさんと一緒で、アルバム中心に売っていくというアーティスト系の売り方で。歌手としては、異端児的なイメージにして、ギャップを作りたかったんでしょうね。でも、私だってみんなみたいにフリフリ着たいーって思ってた。森尾:大人の戦略が渦巻いてて、何も教えられないまま、色々なことが進んでいきました。当時はレコード会社とか、レコード屋さんとかで、手売りもよくやっていました。つちや:地方なんかに行くと、くまなくレコード店を周ったりね。まあ、みなさんが想像する演歌歌手の方達のような営業スタイル。キョンキョンであろうが明菜ちゃんであろうが、みんなそれをやっていたと思う。今は多分、あまりないんだろうな。森尾:移動が大変で、ぎりぎりに夜行列車に飛び乗ったりしていました。つちや:地方で歌うときは、オープンリールのテープにカラオケ用の音を録音して、それを持ち歩いていたんですが、その音源をマネージャーが忘れてしまったことも。母に電話して、東京から名古屋まで届けてもらったこともありました。いまなら、スマホかなにかで、データで送れるんでしょうけど。森尾:とにかく忙しかったけれど、若くて体力があったからなんとかなった。とはいえ、マスコミの目もあるので、遊ぶときは気をつけないといけません。そんなアイドル時代、よく布川(敏和)さんとお付き合いできましたよね。つちや:22、23のときには同棲していて、その頃、ふっくん宛に、由美ちゃんからの留守番電話が入ったことがあったの。森尾:たしかに布川さんとは、いろんな友達と一緒に遊んでたんですよ。つちや:で、それを私がたまたま聞いてしまって……。それを知らないふっくんは、私に黙って遊びに行こうとするわけ。それで「じゃあ、私も行くって」って言い出すと、もうすごい剣幕で「お前は来なくていいよ、男だけの遊びなんだから」って、こんなスピードで走れるのっていうくらいの速さでマンションから出ていって(笑)。羽を伸ばしたかったんだろうな。森尾:今思えば、かおりさんとお付き合いされてて一緒に住んでるのに、よく遊びにきていたなって思うんですけどね(笑)。つちや:あの頃の仲間はみんな恩人。私は結婚してから20年ばかり、家事と育児に追われて仕事をお休みしちゃったりしてたんですけど、(松本)伊代ちゃんだったり(早見)優ちゃんだったりが、ずっと芸能活動を続けて、80年代アイドルのポジションを守ってくれていた。だから、子育てが終わって復帰したときも、私の居場所があったんです。
2023年01月25日菅田将暉主演の人気ドラマを映画化する『ミステリと言う勿れ』で描かれるエピソードが、ファン待望の通称“広島編”であることが解禁され、原作者・田村由美が描き下ろしたイラストが公開された。放送終了後のSNSでは続編を期待する多くの声があげられ、さらに2022年日本民間放送連盟賞・番組部門 テレビドラマにて「優秀賞」を受賞したドラマ「ミステリと言う勿れ」。昨年、映画化発表がされた際には「続編を待ち望んでいました!めちゃくちゃ楽しみ!」「大好きな整くんにスクリーンで会えるなんて最高です!」など映画化を喜ぶ多くの声でSNSは盛り上がった。原作コミックス2巻から4巻で描かれている通称“広島編”では、広島を訪れた主人公の久能整(菅田将暉)が狩集家の一族の遺産相続の謎に巻き込まれるというストーリー。ドラマシリーズでも描かれなかったエピソードを、映画ならではのスケールの大きさと繊細かつ見ごたえのある濃厚な物語で紡ぐ。原作ファンの間でも特に高い人気を誇るエピソードであり、映画化が解禁された際にもSNSでストーリーに関する予想合戦が繰り広げられ、広島編の映画化を望む多くの声が挙げられていた。また、今回の広島編の解禁につき、広島の路面電車の前に佇む整のバックショット、さらには田村由美描き下ろしイラストも公開。後ろ姿の整と広島の街を走る路面電車・広電の哀愁が漂う雰囲気は漫画の中からそのまま出てきたかのように錯覚するほどの完成度で、見る人の心を温かく解きほぐすようなビジュアルに。描き下ろしのイラストでは整と広島編で描かれる狩集家をはじめとした個性豊かなキャラクターたちが大集合した豪華なイラストとなっており、今後解禁される俳優陣にも期待が高まる。『ミステリと言う勿れ』は秋、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミステリと言う勿れ 2023年秋、全国東宝系にて公開予定©田村由美/小学館©フジテレビジョン
2023年01月24日’80年代を代表するアイドルの森尾由美さんとつちやかおりさんは、現在、孫に夢中。メロメロすぎて、ときに甘やかしてしまうことも……。でもそんな孫の存在が、50代を明るく楽しく生きる糧になっているのだとか。つちやかおりさん(以下・つちや):お孫さん、まだ6カ月でしょ。(紙袋を渡しながら)これ、よかったらどうぞ。森尾由美さん(以下・森尾):わあ、ベビー服ですか。すっごくうれしい!かおりさん、ありがとうございます。ちょうど1年前、松本明子ちゃんプレゼンツの昭和アイドルのイベントがあって、布川(敏和)さんとご一緒したんです。そのときに「お孫さんおめでとうございます」ってお話をしたんですが「うん、まあね」とクールな対応。男性ってこんな感じなのかなって思ったんです。つちや:えー、全然クールじゃないと思う(笑)。昨年、コロナで延期になっていた子供たちの結婚式に出席したときは『孫はオレが抱くんだ』と言い張っていたくらい。それでギャーと泣かれて(笑)。離婚したとはいえ、子供の親で、孫のおじいちゃんだからね。何かあれば家に集まるし、撮った写真をSNSでアップしまくっているし。森尾:なんだ、ふっくんもしっかりお孫さんに夢中なんですね。――中森明菜、堀ちえみ、小泉今日子、早見優らが同期の“花の’82年”に歌手デビューしたつちやかおりさんと、その翌年にデビューした森尾由美さんは、高校の先輩後輩で’80年代のアイドル全盛期を支え合ってきた存在。今も若々しく、そしていきいきと女優やタレントとして輝く一方、プライベートでは“おばあちゃん”になっているのだ。森尾:夕結(ゆい)ちゃんは、いくつになったんですか?つちや:一昨年の5月に生まれたんで、今、1歳7カ月。由美ちゃんのところの香澄ちゃんより、ちょうど1歳くらいお姉さん。インスタで写真を見たけど、香澄ちゃんを見る由美ちゃんは、ヨダレが出るほどの笑顔になっているね。森尾:もう舐めんばかりに見入つちや:う。私、孫の名前を呼ぶときの声のトーンが、犬を呼ぶときと同じように、一段、高くなるんです。だから孫を呼ぶと、犬が間違えて来ちゃったりするんです(笑)。主人には「あんまりデレデレになるな」と注意されるくらい。つちや:なんで?全然、いいじゃない。森尾:ですよねえ。でも、娘たちには娘たちの育て方もあるから、あまりグイグイいかず、彼女の考えを尊重しつつサポートするって心がけています。つちや:孫は子供以上にかわいいって言われているくらいだから、しょうがないよね。■娘だけでなく父になる娘婿もサポート森尾:娘が生まれたときも、もちろんかわいかったけど、出産したばかりで必死さとか責任感のほうが先に出てしまいますもんね。孫の場合、やっぱりそういうところの違いなのかな。つちや:私の場合、最初はあえてクールに「なんか困ったら手伝ってあげるわ」くらいに言っていたんだけど……。会うたびに成長を感じて、反応もどんどんかわいくなっていく。だからやっぱりデレデレになって、いろんなものを買っちゃう。森尾:やっぱりそうなりますか。つちや:クリスマスとは別に、クリスマス前のプレゼントとか。そしたら娘から「何回クリスマスがあるの」って怒られたりして(笑)。森尾:ベビー服は、娘の趣味もあるから一存では決められないんです。でも、彼女たちなりにつましく生活しているようなので「これ欲しいけど、高いな」って迷っているものがあれば、即、もうほんとに即、買ってしまいます。娘の妊娠生活や出産の際には、“母親の先輩”として支えた2人だが、コロナ禍ということもあり、感染対策にはかなり気を使ったという。つちや:娘ちゃんは順調に妊娠期間を過ごせたの?森尾:切迫早産で、お医者さんから入院かもって言われてたんです。つちや:でも、コロナ禍じゃお見舞いにいけないよね。森尾:その不安がすごくあったみたいで、先生と相談し、絶対安静にするという約束で自宅で妊娠生活を送ったんです。いざ出産となったときは、私たち夫婦で病院へ連れていくことになっていたから、私も、夫もコロナに感染しないよう、十分、気をつけていました。つちや:私の娘はつわりがひどくて、それが治ったと思ったら恥骨を痛めて、トイレに行くのも一苦労。だから、コロナ禍でも、私が手伝わないわけにはいかず、マスクを三重くらいにして、ご飯を作りに行ったり。森尾:私もご飯の準備をしていました。娘から「今日はおうどんが食べられたから」って聞いて、翌日におうどんを買っていくと、「見たくもない」って(笑)。私は娘の気持ちを理解できるけど、旦那ちゃん(娘婿)が大変そう。「妊婦は気持ちの浮き沈みもあるし、本人はつらいから寄り添ってあげてね」って、フォローしていました。つちや:今の若い男性の子育てに対する意識って、昔とだいぶ変わってきてると思う。娘の体調が悪そうなときは、すぐに「有休取るから」って言ってくれるの。森尾:主人が昭和かたぎなタイプなので、すぐに有休取る旦那ちゃんを見て心配な部分もあるようなんですが、女性から見ればこんなに優しくて、家事も育児も積極的な旦那さんはうらやましい!つちや:だよね。だから旦那ちゃんにはおいしいご飯を作ってあげたいし、一緒にお酒飲もうよって言ってみたりしているの。森尾:わかります、わかります。娘夫婦がケンカすると、旦那ちゃんの肩ばっか持っちゃう。娘は怒るんですけど(笑)。つちや:娘にとっては、自分の母親なら気を使わず頼りやすいし。近くに引っ越してきてよかったなと思います。■「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗は?森尾:イベントごとも増えました。いまは誕生日ばかりじゃなくて、生まれて半年を祝うハーフバースデーとかもあるんですね。だから家族で集まる機会が増えました。つちや:YouTubeで家族の様子を公開すると再生回数が何十万回とかになって。森尾:やっぱり、家族だんらんが見たいんですよ。ふっくんもよく参加しているみたいですしね。つちや:そう、家族の集まりのたびに、「オレも」ってやってくる(笑)。恐る恐る、孫を抱いたりして。森尾:お孫さんにはなんと呼ばれたいですか。やっぱりおばあちゃん?つちや:私は“かかちゃん”なの。かおりの“か”をとって、かかちゃんって。今は、「かか、かかー」って呼んでくれる(笑)。森尾:かわいい!私は“おばあちゃん”でよかったんですけど、娘が「さすがに申し訳ない」と気を使ってくれて……。その結果、孫の前では“グランマ”と呼んでくれています。つちや:私もおばあちゃんでも、ばあばでも、全然、平気。ただ、ちょっとオリジナリティをつけたかっただけ。ちなみに元夫は「ふっくんって呼ばせる」って、ずっと言い張ってて。森尾:うちの夫も、なぜか「お兄さん」って呼ばせようとしてたんですよ。つちや:男性陣の発想はおもしろい。でも「ふっくん」は子供たちにやめてって言われて、けっきょくは“じいじ”で落ち着きそう。森尾:なんと呼ばれようと、孫がいるだけで楽しいですからね。つちや:孫や子供たちと一緒にご飯を食べてワイワイできたりして、今がいちばん楽しい。年をとるのも悪くはないな、と。ただ、体はいろんなところにガタが来て、あちこちが痛い(笑)。森尾:私も孫と一緒にいるためには、やっぱり体力は必要だなって思いました。娘に「公園に一緒に行ってきて」と頼まれたとき、パーッと行けるフットワークだけは維持しておきたいですね。孫は夫婦で頑張って育てていくと思うので、私たち夫婦は、そのフォローをしていきたい。つちや:50代をどう過ごすかで、その後の人生が変わるって聞くけど、孫のおかげで、明るく楽しい日々を送っています。今が充実してるって思えることが、すごくうれしいです。森尾:孫の力は偉大ですね!【PROFILE】森尾由美’66年、東京都生まれ。’82年のドラマ『ねらわれた学園』に出演。『オールナイトフジ』の司会などバラエティ番組でも活躍し、’94年から改題を経て続く『はやく起きた朝は…』は放送開始29年目。現在放送中のドラマ『三千円の使い方』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分~)では主人公の母・智子を演じるつちやかおり’64年、東京都生まれ。’79年、『3年B組金八先生』の第1シリーズで女優デビュー。’91年の結婚を機に20年ほど芸能界から離れるも、1男2女の子育てが落ち着いたことから、’12年に復帰。現在は舞台を中心に女優として活躍。YouTube「つちやかおりチャンネル」では料理・ライブ・ファミリーの様子を配信中
2023年01月21日俳優の梅沢富美男と女優の川栄李奈が出演する、ローソン・からあげクン ソースinシリーズの新CM「からあげクン 明太キュンです」編が、10日から放送される。新CMでは、梅沢と川栄が初共演。居間で娘・川栄が父・梅沢に新商品を食べるように勧めるが、梅沢は頑なに拒否。小言を言う梅沢の口に川栄が新商品を入れると、梅沢は明太子の着ぐるみ姿に変身し、「キュンです」とうっとりしてしまう。■梅沢富美男&川栄李奈インタビュー――撮影を終えての感想を教えてください。梅沢:からあげクンは2回目の出演なんですよ。前回は1人でしたけど、今回は李奈ちゃんのお父さん役として出演させて頂いてとっても楽しかったです。川栄:撮影も本当に楽しかったのですが、この人気のソースinシリーズの第4弾をひと足お先に食べられたことがとても幸せでした。――お互いの印象を教えてください。梅沢:なかなか一緒になるっていうチャンスがなかったんですけど、共演させて頂いて、テレビで見る通りかわいくて、こういう娘が本当に自分の娘でいてくれたらなと思いましたね。川栄:テレビのままという印象で、でも今回はいろんな着ぐるみに着替えたり、変身をしていたのでとてもキュートな梅沢さんを見られたかなと思います。――梅沢さんのようなお父さんはいかがですか?川栄:すごくにぎやかで楽しいんだろうなと思いました。梅沢:イメージはね、頑固親父でうるさい親父だなと思うかもしれませんけど、家庭の中ではとっても優しいお父さんなんですよ!――CMの注目ポイントや印象に残っているシーンを教えてください。梅沢:今回はもう色んな格好をしていますからね。誰が梅沢富美男だか、訳が分からなくなるくらい。是非当ててください! なかなか当たらないと思います。いちばん気に入った被り物は、明太子だね。世の中で自由がきかないものがあるんだなと初めて体験させて頂きました。川栄:明太子がやっぱりとてもかわいくて、本当に細部までこだわっていてこの座った時のお尻のところがキュッとなっているのがとってもかわいらしいなと思いました。あと今回「明太キュンです」というかわいらしいセリフもあるのでそこも注目してほしいなと思います。――「からあげクン コク旨明太マヨネーズ味」を食べた感想を教えてください。梅沢:明太子・マヨネーズ・唐揚げ、これ最強ですからね。よく今までなかったなと。是非、皆さん食べていただいて。私がオススメしますから! こんな美味しいものありませんから。是非、試してみてください。川栄:最初、口に入れた瞬間すごいクリーミーだなと思って、コク旨っていう理由がわかりました。本当にもう口の中でコクが広がってとっても美味しいなと思いました。――2023年にやってみたい“新体験”を教えてください。梅沢:一度ローソンの1日店長やってみたいですね。川栄:私はすごくインドアなので、2023年はアウトドアで、キャンプとかに行って、そこにからあげクンを持って行きたいなと思います。――最近の“キュン”エピソードを教えてください。梅沢:それが最近キュンとする経験が少なくなってね。本当にここ何年キュンとしたことはなかったんですけども、今回スタジオに入って「(川栄)李奈です。よろしくお願いします」とご挨拶された時にキュンとしましたね。川栄:家の近所にすごくかわいい犬がいて、触らせてもらったんですけど、その次の日も次の日もその犬に会うことができて、犬がちょっと寄ってきてくれて、すごくキュンとしました。――からあげクン好きなお2人だからこそ、新たに作ってみたいからあげクンの味や入れてみたいソースはありますか?梅沢:是非お願いしたいことがあるんです。醤油マヨ。私は大好きなのよ。醤油マヨにして食べるのが。何でも醤油マヨにして食べる。是非試して欲しいですね。川栄:私はバーニャカウダがすごく好きなので、バーニャカウダのアンチョビとガーリックとオイルの感じをこの二層のからあげクンの中に入れていただきたいなと思います。
2023年01月10日漁業を題材にしたドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)に出演している、俳優の梅沢富美男さん。同作品で梅沢さんは、既得権益を大切にしようとするあまり、権力を振りかざして変革を嫌う漁協の組合長役を演じています。2022年10月13日に放送された第2話でも、梅沢さんは和佳を敵対視する演技を披露しました。その姿は、演技とは思えないほどのリアリティがあったのでしょう。自身の役について、『憎まれ役』と説明している梅沢さん。放送後、梅沢さんのSNSのもとには、「お前は自分の利益しか考えないのか!」「女の子をいじめるな!」といった、組合長を批判するメッセージが届いていたといいます。昨日ファーストペンギン第2話放送後、杉浦さんめちゃくちゃ嫌われてましたねー。なかにはダイレクトメッセージで「お前は自分の利益しか考えないのか!」「女の子をいじめるな!」とのお叱りも。役者梅沢富美男への賛辞ととらえておきましょう!来週はもっと嫌なやつです。お楽しみに!tomioumezawaーより引用 この投稿をInstagramで見る 梅沢 富美男[公式](@tomioumezawa)がシェアした投稿 そうした声に対し、「役者梅沢への賛辞ととらえておきましょう!」とコメントした梅沢さん。寄せられた言葉に怒ることなく、「それほど演技がよかった」とポジティブにとられていますね!梅沢さんの言葉や演技に対し、多くの人が称賛しました。・役者として本領発揮していく姿を楽しみにしています!・素晴らしい演技でした!メッセージは気にせずに頑張ってください!・そんなポジティブにとらえらえる、考え方が素敵です!梅沢さんの魅力や、演技力の高さが改めて分かった、今回の出来事。今後、ドラマの中で組合長がどのような行動を取るのかが楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月14日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀と俳優の梅沢富美男が出演する、P&Gジャパン・ファブリーズの新CM「梅沢さんのシャツ」編が、10日より放送される。新CMは、平野と梅沢が初共演。ハウスキーパー・平野が、梅沢宅を訪問すると、久しぶりにタンスから取り出したシャツにニオイとシワがついており、梅沢は機嫌を損ねてしまう。そんな姿を見た平野が同商品を取り出し、「消臭、だけじゃないんで!」とシャツのシワを解決。仕上がりに満足した梅沢が「やるじゃねーか!」と声をかけると、「余裕っす!」とキメ顔を見せる。朝早くからの撮影にもかかわらず、スタッフに気さくに話しかけていた平野。メイキングの撮影カメラにも声かけをされたり、ファブリーズでカメラを狙って決め顔をしたりと素の表情も。また、初共演となった梅沢とも、息の合った掛け合いを見せていた。
2022年09月06日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。3月のお客様は、ブライダルデザイナーの桂由美さんです。’60年代に仕事を始めた桂さん。以来日本も大きく変わりました。第4回は、そんな桂さんが令和の日本、そして若い世代に思うことについて語ってくれました。個人であること、社会の一員であること。令和4年を生きるみなさんにお伝えしたいのは、今の日本は昔に比べると、本当に男女平等になったということ。あの頃は「女のくせに」という言葉が普通にはびこっていましたし、私はファッション業界でしたから少なかったほうですが、それでも随分いろんな経験をさせられました。だからみなさんはご自身たちのことを、本当にハッピーな世代だと思ってほしい。とはいえ、日本は昨年のジェンダーギャップ指数のランキングでは156か国中120位…。正直ここはもうちょっとなんとかしなくてはいけないと思います。自分自身のことは大事です。でもそれだけではなく、例えば自分の仕事や活動が、住んでいる地域、社会、日本という国、もっと言えば世界に対してどんな意味があるのかを、考えてみてください。小さなことでも、絶対に関係があります。自分の存在が社会と繋がり、なにかの役に立っていると知ることは、生きるうえでとても大事だと思います。婚姻数が低下する今、私が思うことは…。私がブライダルの仕事を始めて57年、いろんなことが変わりました。当時は97%の人が和装だったのが、ドレスを着る人が圧倒的に増加。最初の1年、たった30着しかオーダーがなく、私が毎日経済的に行き詰まっていたことを考えると、隔世の感があります。また日本の男性のフォーマルも、かつてはタキシードとモーニングだけだったのが種類も増えました。私がヨーロッパで学んできたフォーマルの文化が浸透したこと、嬉しく思います。でも同時に、婚姻数は大きく減少しています。もちろん日本は人口自体が減っており、価値観が多様化しているのは重々承知ですが、’70年代には年間110万組あった結婚が、今は53万組くらい、約半分になってしまったのは、ちょっと悲しいですね。結婚に少しでも興味がある人は、前向きに考えてみてほしいです。とはいえ、結婚は一人ではできないもの。女性側だけでなく、お相手になるみなさんにもぜひよろしくお願いしたいです(笑)。かつら・ゆみブライダルデザイナー。1965年の創業以来、パリコレを含む世界30以上の都市でショーを開催。4月には日本のウェディングドレスの変遷がわかるミュージアム「YUMI KATSURA MUSEUM WAKASA」を福井県にオープン。※『anan』2022年3月30日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年03月26日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。3月のお客様は、ブライダルデザイナーの桂由美さんです。1965年に、桂さんは自身の店を赤坂に開店します。しかしそこに至るまでも、また踏み出した後も苦難が。決してへこたれなかった、その理由とは?第3回目をお届けします。自分の足で立とうと決めた、雨の銀座の帰り道。ウェディングドレスのデザイナーになることは決めましたが、いきなり自分で起業するのはリスクが高い。まずはどこかの会社と一緒にできないだろうかと思案し、当時まだデパートにブライダル部門がなかったので、とあるデパートにお話しに行ったんです。「日本で初めてのブライダル専門店を開いたら話題になりますよ」と。しかし返ってきたのは、「うちは婚礼呉服がドル箱だから、ドレスはできない」という答え。しかも、そうおっしゃったのは婦人服部長さんでした。「申し訳ないけれど、私も社員だから」と…。帰り道、雨がそぼ降る街を泣きながら歩きました。デパートでドレスが買えたらみんな喜ぶだろうし、靴や小物など、関連するものもきっとたくさん売れると思ったのに…。そのときに、自分でやるしかないと心に決めました。そこで“私が始めたこと”という責任感を持てたから、どんなにつらいことも乗り越えられたのかな、と思います。切り開くのは大変だけれど、同時にとても楽しいです。1965年、私は自分のお店を『桂由美ブライダルハウス』とし、自分を「ブライダルコーディネーター」と呼ぶことに。そしてオープン後すぐに「第1回ブライダルコレクション」を開きますと、マスコミに手紙を出しました。反響は上々、でも皆口々に「ブライダルって何?」「え、ウェディングドレス?ならそう書けばいいのに!」…。“ブライダル”という言葉の知名度のなさに落ち込み、ファッション評論家の林邦雄さんに「ウェディングに言い換えるべきか」と相談をしたんです。でも林さんは、「バカなこと言いなさんな!みんなが“これは何?”と興味を持つこと自体が大きなPRになっている。変える必要ない!」と言ってくださった。嬉しかったし勇気が出ました。ゼロから始めたブライダルの仕事、何度も既成概念に阻まれ、そのたびに戦ってきました。でも物事を新しく変える戦いには大きなやりがいが。今も昔も、落ち込んでいる暇はありません!かつら・ゆみブライダルデザイナー。1965年の創業以来、パリコレを含む世界30以上の都市でショーを開催。今年4月には日本のウェディングドレスの変遷がわかるミュージアム「YUMI KATSURA MUSEUM WAKASA 」を福井県にオープン。※『anan』2022年3月23日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年03月19日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。3月のお客様は、ブライダルデザイナーの桂由美さん。おとぎ話好きだった少女は演劇に心をときめかせます。プロデューサーを夢見たものの、なぜブライダルに?!第2回目は、そんな桂さんの紆余曲折のお話です。実は過去に、演劇の道を志そうとしたことが。小学校を出た私は今の共立女子中学校に入学します。しかしここでも裁縫の先生に、「親の仕事を継ぐの?それにしては不器用ね!」と言われ、全然裁縫に気が向きません。そんなときに友人たちと樋口一葉の「たけくらべ」の演劇をやることになり、お話好きだった私が脚本と演出を担当。それが大好評で演劇の虜になりました。高校卒業時にはこっそり文学座研究生に応募し、合格!が、すぐに母親に見つかり、話し合いの結果「1年だけなら」となり、大学と劇団研究生の二足のわらじを履くことに。しかし同じ劇団の芥川龍之介氏のご子息・芥川比呂志さんに「今の演劇界で大事なのは知性。卒業後に戻ってきて」と言われ、1年後に大学に復学。その後私は授業を通じファッションに興味を持つのですが、あれは、“才能がないから諦めなさい”という意味だったのか、本当に知性が大事と言ってくださったのか…。どっちだったのか、今となってはわかりません(笑)。学校の先生を経て、いざブライダルの世界へ。大学で学ぶ中で、洋服づくりも学校の先生も、裁縫が上手い必要はないのかもしれない、と気が付きました。つまり私が考えた服を、私より上手に縫える人はいる。人には向き不向きがあり、自分に向いている道で頑張るべき、ということに気が付きました。それで、結果的には母の学校で先生になりました。当時2000人ほどいた生徒のうち300人から「あと1年学びたい」という希望があり、新たに特別専攻科を作り、卒業制作にウェディングドレスの課題を出したんです。しかし、生徒たちと材料を買いに町に出たものの、生地もなければ靴や手袋や下着などの小物もない。でもそりゃそうで、’60年代、結婚式を挙げた人のうちドレスを着た人は、たった3%程度、まったく根付いてなかった。その状況を見た生徒たちの、「先生がお店を開き、ドレスを着たい人を助けてあげればいいのに」という言葉から、私はブライダルの道に踏み出す勇気をもらったのかもしれません。かつら・ゆみブライダルデザイナー。1965年の創業以来、パリコレを含む世界30以上の都市でショーを開催。今年4月には日本のウェディングドレスの変遷を展示するミュージアム『YUMI KATSURA MUSEUM WAKASA』を福井県にオープン。※『anan』2022年3月16日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年03月13日東京・明治座では、梅沢富美男が人情芝居・歌謡ショー・舞踊と豪華3本立てで2022年の幕開けを寿ぐ──。正月公演の相棒は今夏、大阪・名古屋で抜群のコンビネーションを見せた泉ピン子だ。互いに「もっと早く同じ舞台に立ちたかった」と信頼を寄せ合うふたりに話を聞いた。舞台初共演で感じた、同じ方向を目指して芝居できる喜び――梅沢さんのツイッターによればおふたりは「30年以上のお付き合い」だそうですが、舞台での共演は初めてだったそうですね。梅沢ピン子さんとは、僕がテレビの世界に足を踏み入れたドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』(1982年)で初めて共演させてもらいました。西田敏行さんに木の実ナナさん、周りはスター揃いで。どうやって中に入っていこうか迷っている僕を察して、声をかけてくださった時は嬉しかったですね。泉ドラマの出演者とは毎っ晩、飲んでたよね! みんなも梅沢さんのこと、「トミー」って呼んですぐに仲良くなってた。梅沢ピン子さんがご結婚される前に、旦那さんを紹介してくださって。それまで片方が売れたら嫉妬するから役者は友達にしづらいと思っていたけど、その時初めて“友情”を実感しました。泉梅沢さんからもオファーいただいてたんだけど、私が舞台からしばらく離れていてね。でも数年前に(坂本)冬美ちゃんにせがまれて立ったら「梅沢さんともできるでしょ?」って劇場が言うのよ。――それで晴れて舞台共演にいたったわけですね。第1部の人情喜劇にトークに、おふたりの楽しい掛け合いは大阪と名古屋のお客さんを大変喜ばせたとお聞きしています。8月に行われた公演を振り返って印象的だったことを教えてください。梅沢僕、ピン子さんにアドリブの提案をいただいてすごく手応えを感じました! お客さんにとってのピン子さんは坂本冬美さんとの舞台が記憶に新しいと思ったから、芝居で冬美さんのお名前を出したんですね。僕演じる義母が、ピン子さん扮する嫁をいびる中で「アンタがいじめられんの、みんな楽しみにしてんのよ。特に坂本冬美からは『足腰立たないように』って頼まれてる」って言ったら……大阪でまったくウケなくて!泉それで私、「名前出すなら天童よしみにしときな」って言ったの。梅沢新歌舞伎座でしたから、(大阪府八尾市出身の)天童さんのお名前がウケるんですよね。お客さんが喜ぶ提案を、共演者として言ってくれたことが嬉しかった。台本に書かれたことを繰り返すだけの役者もいる中で、「同じ方向を目指して芝居できる女優さんだな」と思いました。泉私はね、梅沢さんの座長ぶりを頼もしく見ていましたよ。座員を叱らないで、まず「いいよ」って肯定するの。否定から入る人もいるけど、梅沢さんはいったん受け止める。それから「こうしたらもっとよくなるよ」って前向きに指示するんだよね。そんな梅沢座長を目の当たりにして、丹羽(貞仁:共演者のひとりで、二代目大川橋蔵の息子)くんと「梅沢富美男劇団に出させてもらうわけだから、まず梅沢さんを“座”と呼ぼう」って約束しました。森繁久彌以来ですよ! とにかく器が大きくて、漢気(おとこぎ)があってね。難しくても、人情芝居を追求したい理由――おふたりは、笑いあり涙ありの人情喜劇「富美男とピン子の泣いて笑って霧の雨」をどのように立ち上げたのでしょうか?梅沢嫁姑の確執って令和になってもメジャーで、時代を問わず普遍的なテーマですよね。お客さんの隣にあるような身近な題材だからこそ共感してもらいやすい一方で、見せ方に緻密な工夫がいる。そういう意味で、人情芝居って特に難しいんですよ。泉梅沢さん、二役だもんね。姑と、私が演じる嫁の兄。私が姑からしっかりいびられて、酒浸りの兄からも打ちのめされないと……そのあと訪れる梅沢さんのお芝居がまったく活きないんですよ。この“受け渡し”が本当に怖かったの!梅沢芝居には、上手に“食われる”って方法があるんですよ。流れに身を任せる“食われ上手”なほど、いい役者なんですね。一方でみんな、食われるのがイヤだし怖いから戦っちゃうの。でも勝てるはずない、そういう筋書きになってるんだから。そんな時は恐れず巻き込まれて食われたらいいの。余計なことをしちゃダメ。その点、ピン子さんは“食われ上手”ですね。泉終盤、梅沢さんの独壇場で私は15分間、舞台上で動けなくなっているシーンがあるんです。何かアクシデントがあっても、座長の芝居を邪魔しないようにじっとしていなきゃいけない。お客さんは「微動だにしなくて素晴らしかった」と褒めてくれたけど……「それ演技じゃないから!」ってツッコんだよ!梅沢(爆笑)泉そういうところも梅沢さんはちゃんと見てくれてる。「死んでも動いちゃいけないんだ」って私の気概をね。梅沢絶妙な“受け渡し”をしてくれるんですよね。間もいい。でもそうじゃない役者と一緒にやると、芝居が壊れちゃう。そういう意味で、ピン子さんとは何十年かぶりに手応えのあるお芝居をさせてもらった感覚です。久しぶりに興奮しましたね。――現代は昔と比べて、人情を感じにくい世の中になっている気がします。そんな中で、梅沢さんがこのお芝居をつくった理由は?梅沢僕が人情芝居に取り組もうと思ったのは、2011年の東日本大震災がきっかけでした。被災地を訪れて、津波の被害に遭った80代くらいのおばあちゃんにお会いしたんですね。その方が「梅沢さん、私死にたいよ」「この世に神様がいるんだったら、こんなことむごいことしない」って言うんです。泉ご家族を亡くされたの?梅沢息子さんご夫婦とお孫さん2人の4人を亡くして、おばあちゃんだけが助かったの。泉え……(絶句)梅沢「私の命を差し上げますから、神様がいるなら4人を返して」と泣くんですよ。何かお声がけしようと思ったんですが、声が出なかったですね……言葉が見つからなかった。そうしたら、おばあちゃんの面倒を見ている中学2年生の女の子が「おばあちゃんダメよ、そんなこと言ったら。せっかく助かったんだから、がんばろうね」と励ましていて。でもその子、津波でご両親を亡くして天涯孤独なんです。――そんな……(絶句)梅沢その光景を目の当たりにした時に「日本人ってすごいな」と思いました。きっとご両親の教育なんでしょうね。「困った人がいたら助けてあげなさい」っていう、日本に生まれついた人が自然と持ち合わせる人情の機微というか。僕、その子を連れ帰って自分の娘として迎えたかったですよ……できるんだったらね。泉そっか……。梅沢それで踏ん切りがついたんです。ピンスポットが当たる新劇みたいな作品をやるより、「これからは人情芝居だろう」と。それからずっと追求しています。――次の世代に人情芝居の素晴らしさを伝えていきたいという気持ちがおありになるんですね。梅沢日本人のDNAを刺激するんじゃないかな、と。僕たちのどこかに染みついて離れない、忘れられないのが人情だと思いますね。泉その女の子みたいに、若い世代でも共感してくれる人いるんじゃない? 最近みんな照れ屋さんだけどさ。歌謡ショーのトリに泉ピン子、梅沢富美男「僕は前座」――「夢芝居」はマストとして、第2部「梅沢富美男 歌謡オンステージ」の構成や見どころを読者に明かしていただけませんか?梅沢ヒット曲の「夢芝居」に恵まれ、紅白にも出ていますからね。大阪と名古屋の歌謡ショーは僕ひとりでやっていたんですけど……今回、ピン子さんが「歌う」って言うんです。――わぁ! 明治座ならではの取り組みですね!梅沢お客さんも喜ぶだろうから「じゃあ歌えば?」って。そうしたら「私トリやりたい」って言い出すの。「いい加減にせいよ!」ってツッコミました。泉(ほくそ笑む)梅沢第2部は本来、6人のバンド想定だったんですね。でもピン子さんが歌うなら、6人じゃ“しょっぱい”でしょう? 最終的には打ち込みで、いないセクションの音を出すことになりました。(泉に)あなた、譜面つくるにも金がかかるのよ?泉でも私だって、歌うからには衣裳こしらえるんだから!梅沢さっき打ち合わせたら、とんでもない衣裳でしたよ? 聞いて唖然としたもの。演出家なら「いい加減にせいよ!」って内容でした。泉笑いたい奴は笑えばいいのよ!――ピン子さんのご参加で歌謡ショーが俄然楽しみになりました! どんな趣向のお衣裳なんですか?泉教えてやんないわよ! (しなをつくって)アタシね、その日の気分で変えるの。2015年のレコード大賞でなかにし礼さんがつくった『石狩挽歌』を歌った時につくったドレスがそのままになってるしね。他のもあるから取っ替え引っ替えよ。趣味と実益で生きてるから!梅沢(泉を制しつつ)僕が司会で曲フリするので、トークを楽しみにしていてください。思いっきり悪態ついてやるんだから!泉こんな機会、滅多にないじゃない? 嬉しいわよね。梅沢僕、前座ってことですよね。「どうぞ!」ってピン子さんを紹介するわけだから。出てくるまで、こってり粘ってやろうかな!泉お客さん、そういうのが見たいんじゃないかな。待ってくださっている気がするよね。梅沢えぇ。代わりに第3部の踊りで“お口直し”していただけたら(笑)泉女形がキレイですよ〜!梅沢手前味噌ですが、ああいう踊りができるのはいま、うちの劇団しかないですからね。若い時に長谷川一夫さんの舞台を観て、「俺も絶対こういうのやりたい!」と思って。泉東宝歌舞伎、艶やかでしたもんね!梅沢女性も舞台に上げていて。相手役は京マチ子さん、山本富士子さんでした。豪華な顔ぶれですよね! ……でも僕のお相手、泉ピン子ですよ?泉なんか……ちょっとごめんなさいね。一同(爆笑)梅沢人情芝居に歌と踊り、どれを取ってもご満足いただける3本立てで新年をお祝いします。どうぞお越しくださいね。取材・文:岡山朋代撮影:川野結李歌『梅沢富美男劇団梅沢富美男特別公演泉ピン子特別出演後見人梅沢武生』日程:2022年 1月6日(木) ~1月24日(月)会場:東京・明治座チケット情報
2021年12月13日2021年2月4日、俳優の梅沢富美男さんがInstagramを更新。若かりし頃の姿を投稿し、「今と全然違う」「羽生くんに見えた…」と反響を呼んでいます。梅沢富美男、マッシュルームカット時代の写真公開自身の若い頃の写真を、たびたびSNSへ投稿している梅沢さん。そのたびに今の姿とのギャップが話題になっています。「僕がマッシュルームだった頃」という言葉を添えて公開され、ネット上をざわつかせた1枚がこちらです! この投稿をInstagramで見る 梅沢 富美男[公式](@tomioumezawa)がシェアした投稿 このヘアスタイル、懐かしい…ッ!!切りそろえられた毛先と全体のボリュームを出すヘアスタイルが特徴的な、マッシュルームカットをしています。衣装のような服装も相まって、まるで昭和のグループサウンズのメンバーのようですね!ネット上では、梅沢さんの姿に驚きの声が相次いでいます。・一瞬誰だか分かりませんでした…!『ザ・タイガース』のジュリーに似てますね!・髪型が、幼い頃の羽生結弦選手に似てる…!・かわいらしいですね!若い頃、この髪型が流行っていたな。数々の女形を演じてきた梅沢さん。髪型のギャップはあっても、持ち前の華やかさは今も昔も変わりませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月05日2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が感染拡大して、もうじき1年が経とうとしています。感染拡大を防ぐため国民は外出を自粛せざるを得ない状況になり、外食産業や旅行事業を中心に日本経済は大きな打撃を受けました。経済が傾くというのは、多くの人が職を失うことに繋がります。政府は2020年4月の緊急事態宣言の際、経済回復や支援を目的として国民1人あたりに10万円を支給しました。菅首相の「最終的には生活保護」発言に、梅沢富美男が怒り2021年1月27日に行われた参院予算委員会で、菅義偉総理大臣は特別定額給付金について、二度目の支給は検討していないことを発表。1月現在、感染者数の多い地域を対象に緊急事態宣言が発令されています。飲食店は時短営業も要請されているため、経営者からは悲鳴が上がっている状況です。生活困窮者の対策について意見を求められ、菅総理は「政府には、最終的に生活保護という仕組みもある。しっかりとセーフティーネットを作っていくことが大事」と発言。菅総理の発言に対し、ネットからは「生活保護は生きるための最後の砦(とりで)だ」「簡単に申請が通るものではない」といった批判する声が殺到しました。梅沢富美男「国民をなんだと思ってんだ」同月28日に放送された情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX系)では、問題視されている菅総理の発言について特集。コメンテーターとして出演している俳優の梅沢富美男さんは、菅総理の発言について怒りをあらわにしました。まあ、余計なこといったよな。「国民をなんだと思ってんだ」と思うよ。うん、たいしたもんだ。そこまでお殿様になれたら本当に立派だね。えらいもんだな、あいつらな。頭の中見てみたいもんだ。本当に。まあ、それを応援している国民がいるんだったら、しょうがないんじゃないの?今度の選挙、見てみな。もしこれでトップだったら「ああ、やっぱりみんな『生活保護受けましょうか』って思ってるんだろうなあ」って思うよ、俺は。バラいろダンディーより引用呆れの感情からか、苦笑しながら強い言葉で菅総理の発言を批判した、梅沢さん。「困窮する人が続出している状況で『10万円は出しません』だなんて、よくいえたな」と、正直な気持ちを明かしました。先述したように、コロナウイルスの感染拡大によって多くの人が生活苦を強いられています。生活は苦しいものの、生活保護の申請は通りづらい人を救う政策が現在求められているといえるでしょう。梅沢さんの発言はネットで拡散され、多くの人からいろいろな意見が上がっています。・政治家の人たちは、役所に行けば簡単に生活保護を受けられるとでも思っているのだろうか。・梅沢さん、よくぞいってくれました。貧困を広げないようにする政策をしてほしい。・失業率を上げないように工夫するのか政治家の仕事のはず。梅沢さんの言葉に同意です。生活保護は条件を満たしていれば誰でも受給することができます。しかし収入が最低生活費以下であっても、家や車といった価値のある資産を所持していると申請が通らない場合もあるのです。菅総理が「最終的に」と前置きをしたのは、そういった事情もくみ取った上でしょう。とはいえ、生活保護を受けざるを得ない状況の人が増えるまで支援がないというのは、不安を感じてしまいます。暗いトンネルをいつ抜けることができるかが分からない、コロナ禍での生活。1人でも多くの人を救う政策を、国民は求めています。[文・構成/grape編集部]
2021年01月31日