女優の宮崎美子が20日、所属事務所のFAXを通じて、タレントの大橋巨泉さんへの追悼コメントを発表した。巨泉さんが司会を務めていたTBS系『クイズダービー』のレギュラー回答者だった宮崎。「デビュー当時から、一昨年の80歳のお祝いのパーティーまで、ずっと私には、変わらずいつも笑顔で接してくださいました。良いところは褒めてくれて、出来ないところは笑顔でさらりと励ましてくれました」と明かし、「本当に寂しいです。ご冥福をお祈り致します」と悼んだ。巨泉さんは今月12日、急性呼吸不全のため亡くなった。82歳だった。『クイズダービー』のほか、『11PM』や『世界まるごとHOWマッチ』など数々の人気テレビ番組の司会を務め、1990年に"セミリタイア"と称してテレビやラジオの番組を降板。2001年には参院選に立候補し当選したが、半年で辞職していた。
2016年07月20日女優の高島礼子が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『女たちの特捜最前線』(毎週木曜20:00~20:54)で主演を務めること決定。このほど取材に応じ、宮崎美子・高畑淳子との女子会シーンなどの魅力を語った。このドラマは、高島演じる京都中央警察署・総務課の室町京子、宮崎演じる広報課の一条弥生、高畑演じる食堂調理員の八坂美鈴が、"井戸端捜査会議"を繰り広げながら犯人を暴いていくというもの。昨年12月に『土曜ワイド劇場』枠で放送され、好評を受けて連ドラ化されることになった。今作の見どころは、高島・宮崎・高畑が食堂で繰り広げる"井戸端捜査会議"と称される女子会シーン。第1弾の撮影の際、台本通りだとセリフの掛け合いにとどまってしまうことに「女子会ってこういうもんじゃないわよ!」と悩んでいた高畑の発案で、スタジオの食堂でミーティングを行ったところ、会話がどんどん脱線していくものの、最終的には結論に近づくという、まさに女子トークの面白さに気づき、その後の井戸端会議シーンに生かされたそうだ。プライベートでも女子会にハマっているという高島は「年上の方と女子会をすると勉強にもなるし、新しい情報も聞ける」と自らの糧にしているそう。ただ、宮崎と高畑の前で「この中で私が一番年下です」と言っただけで、「今年下って言ったわね!」「50過ぎたらみんな一緒よ!」と激しく突っ込まれてしまったそうだが、「びっくりしたんだけど、これは面白い!と思いました」と、手応えを実感したことを振り返った。また、今回は総務課員の役だが、自身がかつて3年間OLとして勤務していた時も、総務部総務課所属だったという。洗剤の補充が間に合わなかったり、備品の計算が合わなかったりで怒られたそうで、お局的な先輩もいたそうだが、「せっかくだから過去の経験を生かしたいなと思います」と意気込んだ。これまで、ハードボイルドな役柄のイメージが強かった高島だが、今作は打って変わって裏方目線でストーリーが進行。「見ている方にも親近感があるような作品になっていくと思うので、楽に謎解きをしてもらえるようになれば」と狙いを語っている。コメントを寄せた宮崎は「言いたいことを言いあって、"おばさんたちだけど活きのいいドラマ"になれば」、高畑は「"オンナって元気だなぁ"と、うらやましがられるようなお芝居をしていきたいですね」と抱負。ほかにも、渡辺いっけい、相島一之、飯田基祐、冨家規政、増澤ノゾム、近野成美、杉浦琴乃、泉川実穂らが脇を固める。
2016年06月07日日本航空(JAL)の植木義晴社長が11日、大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイとのコーポレート・マーケティング・パートナーシップ契約調印式に出席。記者会見で、USJの沖縄テーマパーク計画への全面協力を誓った。パートナーシップ契約により、USJのオフィシャルエアラインとなり、人気アトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」に協賛することとなったJAL。植木社長は「USJの協力な顧客誘引力は魅力。当社のネットワークと送客力を最大限に活用して、関西地区への空の旅をさらに活性化していきたい」と狙いを語った。また、今年3月にユー・エス・ジェイのグレン・ガンペル社長が明らかにした、沖縄に新たなテーマパークを建設する計画についても、「グループ会社の日本トランスオーシャン航空は、沖縄に密着した航空会社として長年やってきましたし、沖縄地区はわれわれにとっても非常に重要な地区」と語り、「もしそういうことになったら、全面的に協力をさせていただく」との考えを示した。ガンペル社長も「大規模なテーマパークを建設することは考えています」とあらためて明言。「沖縄という場所は地下鉄に乗っていくことはできない。だからこそ、JALを活用しながらパークに人を呼び込んでいきたい」と言い、「素晴らしい大規模なものを作ろうと思っていますし、このようなパートナーシップを組むことによってそれが実現できると思っています」と自信を伺わせた。
2015年05月11日PaniCrewの植木豪の構成、演出による『WASABEATS』が4月22日、Zeppブルーシアター六本木にて初日の幕を開けた。日本の心を通じて、ヒップホップやストリートダンスに新たな地平を拓きたい、そんな植木の思いから始まった『WASABEATS』。ダンスには定評のあるw-inds.の千葉涼平が前回から引き続き出演。そして今回より新たに、若手俳優としても進境著しい平間壮一が参加。このふたりが現代都市を生きる若き忍者となって登場。彼らが経験する忍者修行とその先に待ち受ける戦いを、多彩なパフォーマンスによって表現していく。彼らとともにパフォーマンスを展開するのは、前回に引き続き、植木豪を始めとするストリートダンスの名手たちだ。逆立ちで踊るハンド・スタンド・ロッキング、頭を床につけたまま高速回転するヘッドスピン、時間を止めるようなロックダンスなど、多彩なダンスが登場。さらに今回からは、コンテンポラリーダンスの要素も取り入れられた。フィーチャーされるのはダンスだけに留まらない。格闘技と体操を組み合わせた、トレッキングと呼ばれるアクロバット、そして空中パフォーマンスなど、多種多様な技を持つパフォーマーが集まり、ダンス公演の枠を超えたショーが展開される。そして、映像にも最新技術を投入。舞台上に映し出される映像は、パフォーマーたちの動きと連動し、一挙手一投足から放たれるベクトルを大きく視覚化。タイムラグなしに増幅されるパフォーマーの動きは、音楽とともにビートを生み出し、観客を包み込む。この演出により、観客はパフォーマーの卓越した身体能力を身体で感じることに。それは劇場に観に来ていた子どもたちが、集中を途切らせることなく楽しんでいた姿からもうかがえる。常日頃から「自分が一番惹かれるのは、パフォーマーの生身の表現」と語る植木だが、彼がこだわる生身の表現の魅力を、最大限に伝える演出になっているといえるだろう。また、傘を使ったパフォーマンスや、鏡をモチーフにしたダンスなど、パフォーマー自身の技術が問われるシーンを盛り込んでいるところからも「まず個々のパフォーマーありき」という植木の思いが伝わってくる。今回、新たに導入されたコンテンポラリーダンスや、ヘッドスピンと空中パフォーマンスのコラボレーションでは、アート作品のような静かなる美を表現。「静と動」というダンスが持つ二面性を、前回以上に形にしてみせた。身体で感じられるという点では、音楽が果たしている役割も大きい。音楽を担当するのは、前回に引き続き井手コウジ。和のテイストのモチーフをふんだんに取り入れながらも、多様なアプローチを試みた楽曲群で、パフォーマンスを引き立てている。さまざまな表現が盛り込まれた『WASABEATS』だが、わかりやすくポップな世界観に、コミカルな演技を挟みながら構成されているため、ダンス作品やパフォーマンスを初めて観る人も、肌でその魅力を感じることができ肌でその魅力を感じることができるはずだ。文:小杉厚
2015年04月24日植木豪(PaniCrew)を中心に、世界でも活躍するトップクラスのダンサーたちが集結。昨年3月に上演され、植木の初演出作品ともなったエンターテインメントショー「WASABEATS」が4・5月、よりパワーアップして帰ってくる!昨年から続投の千葉涼平(w-inds.)、今回初参加の平間壮一、そして植木に話を聞いた。「WASABEATS」チケット情報植木と千葉、実力者同士のフィールドを越えたタッグが実現した前回。「涼平くんとは練習場が一緒なんですけどめちゃくちゃ上手くて、仲間内でも噂になってました。周りの世界チャンピオンたちにぶつかっていける華のある彼が入ってくれたら強烈な舞台になるだろうと思って、強烈なラブコールをしました(笑)」(植木)「新しいチャレンジをさせていただいて、ひとつひとつが勉強になりました。音楽がない部分もあったりしたので、動きだけで見せる難しさを感じたり。表情がついた、感情のあるダンスは基本的に好きなんですけど、自分の好き勝手にやるんじゃなくて“思いを伝える”ってことを常に意識しながらやるのも難しかったです」(千葉)初参加の平間は、ふたりに囲まれてニコニコとうれしそう。「涼平くんとは僕が小学4年のときに出会って、同じレッスンを受けたりもしていました。僕に初めてダンスの技を教えてくれた豪さんは『芝居だけじゃなくダンスを続けろ』って言葉をかけてくださって、今踊っていられるのも豪さんのおかげ。そんなふたりの兄貴と同じ舞台に立てるなんて感謝しかないです!」(平間)最新型のダンス、映像、音楽が融合する「WASABEATS」。今回は千葉と平間扮するふたりの対照的な忍者が一人前になるまでの修行の中で味わう、友情と成長の物語。「ただ台詞はなく、ストーリーは2行ぐらいで説明できるもの(笑)。見せたいのはあくまでパフォーマンス!」と言う植木だが、忍者という和のモチーフを選んだのには熱いワケがある。「ブレイクダンスとかヒップホップとかアメリカで生まれたものを日本人がやると、たとえ全員が世界チャンピオンでも二番煎じという風に見られてしまう。ならば日本人がやって無理がなく、最も動ける人たち……と考えて、忍者だろうと。逆に向こうの人がいくら頑張っても、本物の忍者には見えないですからね(笑)」(植木)「人見知りな僕にとって、ダンスは言葉のいらないコミュニケーション」と言う千葉と、「僕が好きでいる限り、ダンスは僕を裏切らない」と語る平間。思いはそれぞれ違えど、互いをリスペクトするダンサー同士ならではの空気が3人の間には流れている。「3人ともたぶん全然違うとらえ方でやっているけど、ダンスをちゃんと愛してる。やっぱりずっと続けてダンスに真摯に向き合っている人でないと、リスペクトできないです」(植木)植木が選び抜いた愛あふれる精鋭たちが、ピリッと刺激的な和の逆襲をダンスで仕掛ける!公演は4月22日(水)から東京・Zeppブルーシアター六本木、5月3日(日・祝)から大阪・シアターBRAVA!にて。先行受付中。取材・文武田吏都
2015年02月24日女性必見・号泣率93%(試写会後のアンケート調査結果)の映画『私だけのハッピー・エンディング』(12月17日公開)に見る、女性のための恋愛指南イベントが、ゲストに心理学者・植木理恵先生を迎えて12月5日に開催された。植木理恵先生のコメント●映画の感想色んな種類の涙を流させる映画でした。涙は、「怒りの涙」「くやし涙」「美しい涙」、「切ない涙」、「幸せの涙」など色んな種類があるのですが、全部の種類の涙を流させてくれる映画でしたね。映画を観た後、魂が全部抜けたような気持ちになる、たくさんの種類の涙が出てくる映画だと思いました。●どんなシーンで涙されましたか?何回も泣くシーンがありました。30歳で大腸がんを宣告されたマーリーは、それまで自分自身に向き合ってこなかった。彼女はすごく知的でコケティッシュでユーモアにみちている女性ですよね。そして“がん”を宣告された後でも、だんだん彼女のユーモアは皮肉も含めた高度なものになっていく。どんどんとその知能が上がっていく彼女に、心理学者として肝銘を受けました。普通、病気になるとやる気がなくなり、今までユーモラスでウィットに富んだ女性が、全く冗談を言わなくなるということが多いのですが、マーリーはずっと周りの人に対して天使でいつづけるんですよね。でも、やっぱりぽっかりと胸に穴が空いてしまう。この映画は恋愛に特化していてクリスマス向きの映画だとは思うのですが、私は是非ご家族でも観てもらいたいと思いました。本作に登場するお父さんはすごく知的で、「こうするべきだ」という一般論を言うお父さんなんですね。そのお父さんが「アイラブユー」とマーリーに伝えたときに流した彼女の涙。お父さんが「あなたが生きくれて嬉しい」というメッセージを伝えたときに、マーリーは「それで良いのよ。それが欲しかった」のという言葉。死を間近にした親子のやりとり。やはり普段父親とは「こうするべきだ」、「ホンマでっか!?TVは辞めた方が良い」など、一般論なんですよね。でも「アイラブユー」という言葉はこんなにも染み入るのか、と私もそのシーンに親子を投影して観ましたし、“家族愛”というものも多分に含まれている映画だなと拝見しました。語っていると父とマーリーのシーンが甦って..今涙を我慢しています。●これからクリスマスが目前にひかえ、なかなか気持ちを打ち明けられないけどクリスマス一緒に過ごしたい人がいる、という片想いの方や、または出逢いがないというシングルの人たちに向けて恋愛指南やアドバイスをいただけますでしょうか?人を好きになるということは、自分で無理に心をねじまげて好きになれるものじゃないですよね。心の中のことを心の中でどうにかするというのは出来ないんです。出来ることは行動を変えることです。例えば一緒に映画を観に行くとか、一緒に食事をすると、何となくその人のことは悪く思わないですよね?好きだから映画を一緒に行く、食事に一緒に行くということですから。私たちは先に感情があって行動が後についてくる、と結構誤解していますが、行動しているうちに感情が後追いしてくる、というのが正解です。一緒に何かを共有する、特に食事を共有するというのはすごく心理的効果があるとよく言われています。特にお鍋。お鍋というのは、ものすごく脳を使います。「どのくらい食べたかな」「味付けはどうかな」と、お互いのことを色々考える。フィンランドやカナダの人が、今アルツハイマー防止の心理療法として、日本のお鍋に注目しているんですよ。一緒につつきあう、というのは日本だけなんです。行動が先にあって結束力や恋愛感情などがついてくるという具合に感情は後なんです。だから感情を持たなきゃというのは無理ですね。まずは感情が沸きやすい行動を取ることです。私も明日からやってみよう。(笑)●最後にメッセージこの映画は、観る前と観た後で随分変わると思います。天国は普通の世界の中にもある。それを見つけるのは自分自身であると、強く感じました。恋愛だけじゃなくて人間関係も全てにおいて、自分だけの小さな天国をたくさん見つけて、たくさん天国と出会ったなと思える人が、「いい人生だった」と思えるんじゃないかなと思います。たくさんの天国は「たくさんの愛情」だと思います。私も頑張ります。作品情報『私だけのハッピー・エンディング』12/17(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー配給:ファントム・フィルム(C) 2010 Earthbound Films, LLC
2011年12月08日現在、バラエティ番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)などで人気を集める心理学者・植木理恵が12月5日(月)、都内で行われたハートフル作『私だけのハッピー・エンディング』の特別試写会に出席し、心理学の見地から恋愛指南。クリスマスを前に、恋人がいない男女に「恋愛感情あっての行動と思いがちだが、実際は逆。行動が先にあって、気持ちが後追いするもの」、「関係を進展させたいなら、一緒に鍋を食べるといい。量や味付けなど、相手のことを思いやりながら、一緒に過ごせるから」とアドバイスし、本作を「感情の鍋をつつくような映画。恋人に限らず、大切な人と一緒に観てほしい良質な映画」と太鼓判を押した。恋も仕事も両立させる30歳のマーリーがある日突然、突きつけられたガン宣告。絶望に打ちひしがれながら、限られた時間を生きる彼女は、主治医のジュリアンと出会い、徐々に心を溶かしていく。死の淵にあって、常にユーモアを忘れない主人公・マーリーを演じるのは“ラブコメの女王”ことケイト・ハドソン。そんな彼女を不器用ながら、温かく見守る主治医のジュリアンを『バベル』や『ブラインドネス』のガエル・ガルシア・ベルナルが演じる。「最初は“ハッピー・ウェディング”だと思って、このお仕事をお断りしようと思ったんです。知るかって(笑)」とまずは自虐ネタで笑いを誘った植木さんは、この日が初の映画イベント出演。前向きに生きるヒロイン像に思わず涙したと言い「悲しみの涙だけじゃなくて、切なさや幸せといったいろんな種類の涙を流させる作品。観終わった後は、魂が抜けたような感覚になった」と身をもって本作の“デトックス効果”を実感した様子だ。また、死と向き合う主人公がユーモアを絶やさない姿勢には「心理学者として感銘を受けた」。マーリーとの出会いを機に、植木さん曰く「全体的にセンスが悪い」主治医のジュリアンが徐々に変化していくさまについては「誰かに影響を与えて、その人を変える。それこそ、人間が生きている証し」だと指摘した。マーリーとジュリアンの恋愛模様を軸に、マーリーと両親が織りなす親子愛のドラマも見どころ。「私自身、自分の父親との関係を投影しながら見た」と、ラブストーリーの枠にとどまらない本作の心温まる魅力をアピールしていた。『私だけのハッピー・エンディング』は12月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:私だけのハッピー・エンディング 2011年12月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Earthbound Films, LLC■関連記事:『私だけのハッピー・エンディング』参加者全員涙を拭くティッシュ付き試写会に20組40名様ご招待
2011年12月06日