俳優の椎名桔平(59)が25日、大阪市内で舞台『未来少年コナン』に向けた取材会に出席した。宮崎駿監督が手がけた名作アニメの舞台化で、主人公コナン役は加藤清史郎、ヒロイン・ラナ役は影山優佳。椎名はコナンの育ての親・おじいとラナの祖父ラオ博士の1人2役に挑み、「おじいもラオ博士もだいたい60代~70代ぐらいの年齢かなと思っていますが、この年代の役をやったことがないんです。なので、舞台空間でそう見えるように練習中です」と張り切った。椎名自身は今年7月に60歳を迎える。演じる役の年齢へと近づきつつあることについて「『いよいよ60か…』と考えていますね(笑)。若いときは、50歳はおじいちゃん、60歳なんておじいちゃん以外の何者でもないと思っていたんですけど、実際自分が60歳を迎えるようになって、気持ち的にはあまり変わらないなと思っています。肉体的にも精神的にも変わっていないのが現実。あまり考えずに60歳を迎えたいなと思います。みなさん、“椎名桔平(60)”と書かないでくださいよ!まだ59歳なので(笑)」と冗談めかした。そして、椎名は「タイトルにダマされたらアカン!です(笑)。『未来少年コナン』というタイトルから、子ども向けの作品かと思いきや、大人のみなさんにこそ観ていただきたい作品です。国同士の争い、エネルギー問題など、どんな時代になっても変わらない、人類と地球の根幹にある世界情勢や問題をこの作品は描いています。ぜひ大人のみなさんに、そして大人が子どもを連れて、劇場に来ていただきたいです」と呼びかけた。舞台『未来少年コナン』は、東京公演(東京芸術劇場 プレイハウス、5月28日~6月16日)で幕を開け、大阪公演は6月28日~30日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで行われる。
2024年04月26日俳優の椎名桔平(59)が19日、自身のインスタグラムを更新。ハッシュタグを用いて「#散髪」したことを伝え、“前髪あり”の短髪イメチェンショットをアップ。新ヘアスタイルの近影に、ファンからは「あれ?なんだかお顔が変わったように見えます 役作りですねー」「痩せたかも?」「雰囲気が全然違くみえます。すごい俳優さん」などと、驚きの声が寄せられている。散髪は、出演舞台『未来少年コナン』(5月28日~6月16日、東京芸術劇場プレイハウスで上演)に向けて行ったもののようで、投稿では「#未来少年コナン 舞台稽古が始まりました」と報告。同作で椎名は、コナン(加藤清史郎)の育ての親・おじいと、ラナ(影山優佳)の祖父・ラオ博士の2役を演じる予定で、「今までと違う趣きの空間。お楽しみに!^_^」と呼びかけた。別人級の散髪ショットに対し、ほかにも「久々の短髪&ちょっとツンツンヘアーがめちゃかっこいいです」「短髪、素敵です コナンでもいけそうな…(笑)」「短髪の桔平さんがとても眩しくてドキドキ」「早く観たいですー!!楽しみにしています」など、さまざまな反応が寄せられている。
2024年04月22日PARCO PRODUCE 2024舞台『オーランド』が、2024年6月から8月に埼玉・東京・愛知・兵庫・福岡で上演される。このたび主演を務める宮沢りえのオフィシャルインタビューが到着した。20世紀モダニズム文学の重鎮で最も有名な女流作家のひとりであるヴァージニア・ウルフの代表作『オーランド』を、演出家・栗山民也の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台化し、現代に蘇らせる本作。主人公オーランドが、時代も国境もジェンダーも飛び越えて数奇な運命に立ち向かい、真実の「私」を探求する物語となっている。本作で宮沢が演じるのは、あらゆる女性を虜にする美貌の青年貴族・オーランド。2012年に上演された朗読『宮沢賢治が伝えること』以来、宮沢と栗山は本格的に初タッグを組む。また、オーランドが各時代で巡り合う共演者には、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一が名を連ねた。インタビューでは、今回初参加となる栗山の演出やオーランドの役柄について、そして演劇とは何かなどが語られた。──栗山民也さんの演出作品には、初めてのご出演となります。尊敬している栗山さんと初めてご一緒できること、そして、栗山さんから『オーランド』という作品をご提案いただいたことが嬉しくて、怖さもあったけれど、ここに飛び込んでみようと思いました。栗山さん演出の作品はいくつも拝見していますが、舞台の空間、光、人物のミザンス(配置)と動きなど、そのトータルによって芸術作品を立ち上げていらっしゃることに、いつも感動します。役者仲間で栗山さんの舞台に出演されている皆さんが「また一緒にやりたい」とよく仰っているので、栗山さんの演出は一度経験すると虜になるのでしょうね。ですから今回、この100年近く前に書かれた物語をどのように表現されるのか、また、私たち役者をどのように演出してくださるのかを、とても楽しみにしています。──ヴァージニア・ウルフの小説を岩切正一郎さんが翻案された今回の台本はいかがでしたか。16世紀から20世紀までの約350年を生き続ける人物を描くファンタジーではありますが、台本にはその時代時代が持つメッセージや文化、背景も反映されています。読みながら、それをいとも簡単にふわりふわりと飛躍していく〈オーランド〉を体現するには、どうすれば良いんだろう、きっと莫大な想像力が必要になるだろうなと。そういう想像力を搔き立てるような表現ができるのは舞台ならではですし、それを強く意識した戯曲だと思いました。それに、言葉が美しくて。読んでいると、心地の良い言葉の音とリズムが脳裏に響きました。〈オーランド〉は「《愛》とは、どういうものなのか」ということを深く長く追い求め続けるのですが、その大きなテーマを重々しくなく、身近に感じられるように描かれていることも魅力の一つだと思います。現代に生きる私たちにも響くシーンや台詞がたくさんありますので、楽しみにしていてください。──〈オーランド〉という役の印象、魅力を教えてください。男性と女性という二つのジェンダー(性)を演じることができるのは、役者冥利に尽きると思いました。舞台上で何役も演じ分けるという経験はあまりありませんので、〈オーランド〉というひとりのパーソナリティではありますが、時代をどんどん超越し、そして性別が変わるという役は本当に楽しみで、台本を読みながらイメージを膨らませています。ただ、男性から女性へと変化するときの飛躍力をどのように表現できるか……。舞台で男性を演じるのも、ひとつの作品の中で役が変化するのも初体験ですので、私にとっては未知の世界。ただ古来、日本でも外国でもジェンダーレスな方は多く存在していましたから、そういう歴史上の人物についても振り返ってみようと思っています。──共演者の皆さんの印象をお聞かせください。山崎一さんとは何度も共演を重ねられていますね。一さんは、とてもチャーミングな演劇少年で、穏やかで平和の塊みたいな方。普段は「アホ」「まぬけ」と言い合っているのですが(笑)、本当に劇曲を読み解く力をお持ちで、ここぞというときにはヒントやアドバイスをくださるので頼りにしています!本当に芝居のことを考えて歯に衣着せぬ意見をくださるので、とても有難いですし、刺激になります。河内(大和)さんとはNODA・MAP『MIWA』(2013年)でご一緒していますが、4人芝居の『THE BEE』などにも出演されていて、野田秀樹さんが信頼されている方という印象なので、心強いです。谷田(歩)さんとは大河ドラマ(2011年『江〜姫たちの戦国〜』)でご一緒しましたが、舞台でご一緒するのは初めて。栗山さんが演出された『ロスメルスホルム』(2023年)を拝見しましたが、谷田さんの肉体のパワーと響く声は印象に残りました。KERA CROSS『骨と軽蔑』で共演していた鈴木杏ちゃんが、「野生児で楽しい方だよ!」と仰っていたので楽しみです。ウエンツ(瑛士)さんはバラエティ番組でご一緒した際に、朗らかに明るくトークを引っ張ってくださる聡明な方という印象を持ちました。カメラが回っていないときにもいろいろと気を配ってくださる方ですから心強いですね。皆さんから、心の底からお芝居を大切にされているのが伝わってきて、一緒に創り上げたいという気持ちがより一層強くなりました。もちろん〈オーランド〉を演じる私が飛躍しないと作品としては成立しないのですが。皆さんもいろいろな役柄を担わなきゃいけなくて大変だと思いますが、真摯に挑戦される方ばかりなので安心感があります。──『オーランド』のお稽古に入られる前の意気込みをお聞かせください。時代を超え、そして性別をも超えていくという飛躍力が必要な役を演じることに大きなプレッシャーを感じていますが、栗山さんを信じていますし、不安や怖さはありません。その日その時間その一瞬のお芝居に対して熱意を持っている演劇オタクのような方たちと一緒に創り上げることができるので本当に心強いです。<公演情報>PARCO PRODUCE 2024 舞台『オーランド』原作:ヴァージニア・ウルフ翻案:岩切正一郎演出:栗山民也出演:宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一ヴァイオリン演奏:越川歩埼玉公演:2024年6月29日(土)・30日(日) 彩の国さいたま芸術劇場大ホール東京公演:2024年7月5日(金)~28日(日) PARCO劇場愛知公演:2024年8月1日(木)~4日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール兵庫公演:2024年8月8日(木)~11日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール福岡公演:2024年8月16日(金)~18日(日) キャナルシティ劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年04月19日演劇ユニットろりえ(主宰:奥山雄太)主催、『ろりえの復讐』が2024年4月18日 (木) ~2024年4月24日 (水)に新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20-8TOPS HOUSE 4F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 演劇ユニットろりえX 演劇ユニットろりえの新作 本公演「ろりえの復讐」の上演がされる。 本作はろりえにとって新宿シアタートップスでの初めての公演となる。 主演は、AKB48の元メンバーで今は女優として活躍し、舞台「十五少女漂流記」や「魔法歌劇 アルマギア〜Episode.0〜」で主演を務めた太田奈緒。お馴染みのレギュラーメンバー、安藤理樹、小見美幸、鈴木研、仲美海、中嶋海央、松原一郎、山岸拓生の出演に加え、劇団かもめんたるやゴツプロ!などに出演し、自身も劇団ハイワイヤを主宰する高畑裕太、現役 のAV 女優として活躍し人気を博す架乃ゆら、七海ティナ、秋元康プロデュースの劇団 4 ドル 50 セントに仲美海と共に所属する宮嶋璃乃、中嶋海央と共に劇団柿喰う客に所属しながら YouTube チャンネル「ほんタメ」MC を勤め、文庫本の帯の推薦文に起用されるなど、演劇のみならず様々な場で活躍している齋藤明里、主宰の奥山とはかねてより交流のある落語家の三遊亭仁馬らが今回、ろりえ初の出演となる。あらすじ“すべての悪いおとなに捧げる青春復讐劇”ナヲは映画を恨んでいた。幼い頃、映画監督だった父親は悪しき【製作委員会】に騙され、潰され、腑抜けとなった。しかし、血なのか、歳を重ねるにつれナヲも映画を好きになり、今では新宿のピンク映画館でアルバイトをしている。そんなナヲの前に、あの悪しき【製作委員会】が姿を表す。ナオはピンク映画を武器に、【製作委員会】への復讐を誓う―――演劇ユニットろりえとは脚本家、演出家、俳優である奥山雄太が主宰を務める演劇ユニット。2007年結成。女の子に対する絶対的な憧れと、男の子であることへの開き直りを、様々な角度から描き出す。あと、たまに切ない。公演概要『ろりえの復讐』公演期間:2024年4月18日 (木) ~2024年4月24日 (水)会場:新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3丁目20-8TOPS HOUSE 4F)■出演者太田奈緒安藤理樹(PLAT-formance)小見美幸架乃ゆら齋藤明里(柿喰う客)三遊亭仁馬鈴木研高畑裕太(ハイワイヤ)中嶋海央(柿喰う客)仲美海(劇団 4 ドル 50 セント)七海ティナ松原一郎宮嶋璃乃(劇団4ドル50セント)山岸拓生(拙者ムニエル)■スタッフ舞台監督:岩狹舜・土居歩舞台美術:三井優子音響:田中亮大(Paddy Field)音響操作:深澤大青照明:阿久津未歩(LICHT-ER)衣装:今井由希振付:みづき宣伝美術:安藤理樹宣伝イラスト:あわい制作:横井佑輔(PlayPlan)■公演スケジュール4 月18 日(木) 19:00☆19 日(金) 19:00☆20 日(土)14:00 / 18:30★21 日(日)14:0022 日(月) 19:0023 日(火)14:00★ / 19:0024 日(水)18:00☆限定プレゼント付き18日(水)19:00の回・・・キャスト直筆メッセージシート19日(木)19:00の回・・・フルキャストブロマイド★アフタートークあり客席開場は 30 分前です。■チケット料金前売一般:5,500円当日一般:6,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月08日俳優の椎名桔平(59)が28日、自身のインスタグラムを更新。14日未明に肺がんのため亡くなった、俳優で声優としても活躍した寺田農さん(享年81)の“付き人”をしていたことを明かし、貴重写真とともに追悼した。椎名は「役者を目指して間もない頃、二十歳過ぎから二年ほど付き人をやらせて頂きました」と明かし、当時の2ショットをアップ。「『師匠なんて呼ばないでくれ、普通でいいからな』と言われ、主催されていたサッカーチーム、『インポッシブルドリーム』にも参加させてもらいました。『付き人は二年以上やる時代じゃないから、後は一人で頑張りなさい。』と言って、沢木耕太郎や関川夏央の本をくださいました」などと、人柄がにじみでた数々のエピソードを紹介した。現在は俳優として、さまざまな作品で活躍する椎名。「時が経ち、何度か作品でご一緒する機会もあり、最後は一昨年の京都でした」といい「同じシーンではなかったのですが、セットにいらして僕の芝居を見てくれてましたね。ありがたかったです」と感慨深げに振り返る。最後には「本当に、ありがとうございました。いつも自由と粋を大切にされて、何事にも造詣が深い人でした。感謝と共に、心よりご冥福をお祈りいたします。#寺田農 さまへ」と感謝の思いとともに悼んだ。この投稿に対して「寺田さん格好良い方だったんですね そんな方の付き人をされていたとは、桔平さんの格好良さに納得しました」「文章を読むだけで情景が浮かびます」「素敵な方の付き人をされていたのですね」「素敵なおふたり…ご冥福をお祈り致します」など、さまざまな声が寄せられている。
2024年03月28日高良健吾主演の本格サスペンス『罪と悪』に、佐藤浩市、椎名桔平、村上淳という日本映画界を代表する俳優たちの出演が発表された。ある日、13歳の正樹が殺された。そして同級生の少年たちのうち1人が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ。22年間の沈黙を経て罪を背負った幼なじみ3人は再会するが、あのときと同じ場所でまた少年が殺される。さびれた町で一体何が起こっているのか――。齊藤勇起監督による、完全オリジナル脚本の初監督作品となる本作。高良さん演じる主人公・春との間でトラブルを抱える白山會の会長・笠原には佐藤浩市。ワンシーンのみの参加ながら、大きなインパクトを残す役どころで特別出演しており、その圧倒的な存在感で、作品により一層の迫力を与えている。また、大東駿介演じる晃と同じ警察署の先輩刑事・佐藤を演じたのは椎名桔平。晃と対立しながらも、自身の立場の元、事件、そして春・晃・朔、3人の運命と関わっていく。白山會傘下の清水組組長・清水には村上淳。春が直接対立することとなる清水を独特な凄みを持って村上さんが演じている。さびれた田舎町で、13歳で同じ罪を背負った3人がどのように生きて大人になったのか。そして20年前に正樹の死体が発見された橋の下で、まったく同じように新たに起こった殺人事件は過去の事件とどうつながっているのか…。実力派俳優たちの白熱した演技のぶつかり合いに期待が高まる。<新キャストコメント全文>■笠原役:佐藤浩市今回ワンシーンだけの参加でしたが、ロケ地福井の皆さんの協力を含め、物造りの熱さを感じた現場でした。齋藤監督、高良健吾くん、罪と悪のオールスタッフ、キャストの皆さん映画の完成おめでとうございます!■佐藤役:椎名桔平名だたる監督たちの助監督を経験してきた齊藤勇起監督。自ら脚本を書き、イーストウッドの『ミスティックリバー』の様な震える映画を撮るという。三人の少年が起こした事件が其々の人生に重くのしかかっていく。こんな骨太な人間ドラマは大好きだ。監督の故郷でもある福井の長閑な風景の中、きっと震えさせてくれる映画が生まれるとワクワクしています。■清水役:村上淳齊藤さんが撮る。オファーをいただいた。そこに断る理由はひとつもありませんでした。監督の細部にわたる“こだわり”を垣間見れたいくつもの瞬間。僕は高良健吾くんと絡むシーンが多かったのですが“その瞬間に起こった心の動き”は間違いなくキャメラがとらえていたと思います。高良くんとの共演については、先輩・後輩やキャリアの長さは無関係としてお聞きいただけたらと思います。素晴らしく“いい眼”をしていました。キャラクターとのシンクロ率が高かったからでしょう。『罪と悪』は2024年2月、公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:罪と悪 2024年2月、公開予定©2023「罪と悪」製作委員会
2023年11月29日主演の宮沢りえ、磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョーらキャスト4名と石井裕也監督が、映画『月』の公開記念舞台挨拶に登壇。実際の障害者殺傷事件をモチーフにしている本作に臨んだ覚悟や、第28回釜山国際映画祭ジソク部門にてワールドプレミア上映された感触などについても語った。10月14日(土)、新宿バルト9の客席は満員。その衝撃的な内容に、映画上映後もその余韻に浸っている様子の観客の前に立った宮沢さんは、「皆さまの映画を観た余韻を打ち消してしまうようで、申し訳ない気持ちもありますが。でも皆さまのとても貴重な時間をつかってこの作品を選んでくださって。本当にありがとうございます」と挨拶。石井監督も「一時は完成および、劇場公開さえ危ぶまれていましたので、今日ここに立っているのが特別な気持ちというか、いつもとは違うしあわせな気持ちと、誇らしい気持ちでいっぱいです」と初日を迎え、晴れやかな顔を見せた。本作は映画『新聞記者』などで知られる映画会社スターサンズの故・河村光庸プロデューサーが生前「もっとも挑戦したかった題材」と情熱を傾けていた1本。石井監督が「やっぱり怖かったですよね。ただ比喩でも誇張でもなく、人類全体の問題と僕は理解したので、これは逃げられないなと思いました」とその覚悟を語ると、重度障害者施設で働く主人公・洋子を演じた宮沢さんも「内容的には賛否両論ある作品になるだろうなと思いましたけど、ここから逃げたくないという気持ちが強く湧いたので参加しました」とコメント。「でも撮影中は河村さんという核がいなくなったので、やはりスタッフは混乱しましたが、その魂を引き継いで、絶対に作品にしたいという不思議な熱気に満ちていて。すごく背中を押されて演じることができたなと思っています」としみじみ。この日のキャスト、監督ともに、ただならぬ覚悟で参加したという熱い思いが口々に語られた。また、実際に完成した作品について宮沢さんは「監督が本当に真剣に向き合ってかかれた台本は、最初にスッと読んだだけですぐに理解できるようなものではなくて。(自身が演じる)洋子が持っている葛藤とか不安とか、そういうものを情緒を乱して演じてほしいと監督から現場では言われていたので、映画を観て、情緒をかき乱して演じた時の、本当にもがいていた自分を思い出しました」とふり返る。主人公・洋子の同僚で、正義感の強いさとくんを演じた磯村さんは「企画書をいただいて。直感的に参加しないと駄目だなという思いはあったんですけど、それだけではやれないというか。覚悟を持つまでに時間がかかりましたし、それだけのエネルギーがある作品でもあり、役柄でもあったので、そこは慎重に監督と話し合いながら決めました」と述懐。さらに完成した映画を観て「現場でつくっていくときには、キャスト陣もスタッフも同じ気持ちを持ちながら。この作品に対して責任を持ってつくったので。それは完成した作品に丁寧に映し出されていたのかなと思います」と語り、「どこか平和ボケしてしまう現代ですが、その平和というのは危険と紙一重なところで生活しているのかなと。そういうことも感じ取れたので……言葉があまり出ないですが、そういう作品になったかなと思います」とかみ締めるようにコメントした。同じく主人公・洋子の同僚で、作家を目指す陽子を演じた二階堂さんは、「わたしは事件が起こった当日のことを覚えていて。企画書をいただいたときに、社会的にも、その事件を受けたわれわれも昇華できていないものを作品にしていいのか、というのは正直すごく考えさせられたんですけど、みんなの関心が徐々に薄れてしまったり、考えるのをやめたりなってしまう時に、わたしたちは当事者として受け止めないといけないのではないかと思い、社会に生きる当事者としてこの作品に参加して考えたいなと思いました」と本作のオファーを受けた時のことをふり返って語る。映画の感想を問われると、「とにかく、いろんな方に観ていただいて、考え続けるしかないなとわたしは思いました」と語った。そして主人公・洋子のことを「師匠」と呼ぶ夫の昌平を演じたオダギリさんは「何より石井さんがこれに向き合ってつくろうという挑戦があるなら、そこにのらないわけにはいかないという気持ちで参加させていただきました」とコメント。映画を鑑賞したときを「観た後に誰かとこの作品について話し合いたいという気持ちになれなくて」と話し、「それだけ感情が先に立つというか。それだけ言語化するのが難しいし、受け止めるのに時間がかかったなという感想でした」と語った。本作は第28回釜山国際映画祭、ジソク部門(Jiseok部門)にてワールドプレミア上映されたばかり。映画祭に参加した石井監督は「いちばん驚いたのが若い女性がかなり反応していたということ。聞くところによると、韓国で#MeToo運動が高まった時に、弱者への目線の向け方が日本とはちょっと違うものがあって。特に障害者問題、福祉問題に対する関心がそもそも強いので、この作品に対してもまっすぐに向き合ってくれたなというのが印象に残りました」とふり返った。それぞれの登壇者たちが、本作に向き合う覚悟をもって、正面からその思いを語り続けたこの日の舞台挨拶。最後に「今日はすごくドキドキしていて。手に汗をかいてしまいました」と切り出した宮沢さんは、「日々生きていく中で、見たくないもの、聞きたくないもの、触れたくないものという箱が世の中にはゴロゴロとあって。そのふたを開けるのは勇気がいることだし、すごくエネルギーがいることだけど、そのふたを開けて向き合った時に、それはけっしてポジティブなものではないかもしれないですが、そういう中から考えるきっかけ、そのことについて話し合えるきっかけになるような映画であってほしいです」とコメント。「皆さんの記憶にべったりとこびりつく作品として広がってほしいなと思います」と期待を込めてメッセージを送る。そして石井監督も「とにかく皆さんの覚悟が違う」と切り出し、「出演者の覚悟、スタッフもひとりひとり、真摯にこの作品とテーマに向き合ってつくりあげた作品なので、熱気が違います。まったく誰も手を出してないところに踏み込んだので、新しい映画になったと自負しています。賛否いろんな意見が出てしかるべきですし、そうなってほしいんですけど、ものすごく強い、強烈な表現ができたとかみ締めております」と改めて語っていた。『月』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年10月15日映画『月』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が14日に都内で行われ、宮沢りえ、磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョー、石井裕也監督が登場した。同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった元・有名作家・堂島洋子(宮沢)は、彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年・さとくん(磯村勇斗)、そして入所者“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。○映画『月』、韓国での反応に驚きも本作は映画『新聞記者』などで知られる映画会社スターサンズの故・河村光庸プロデューサーが生前「もっとも挑戦したかった題材」と情熱を傾けていた1本。石井監督が「やっぱり怖かったですよね。ただ比喩でも誇張でもなく、人類全体の問題と僕は理解したので、これは逃げられないなと思いました」とその覚悟を語ると、重度障害者施設で働く主人公・洋子を演じた宮沢も「内容的には賛否両論ある作品になるだろうなと思いましたけど、ここから逃げたくないという気持ちが強く湧いたので参加しました。でも撮影中は河村さんという核がいなくなったので、やはりスタッフは混乱しましたが、その魂を引き継いで、絶対に作品にしたいという不思議な熱気に満ちていて。すごく背中を押されて演じることができたなと思っています」としみじみ。この日のキャスト、監督ともに、ただならぬ覚悟で参加したという熱い思いが口々に語られた。主人公・洋子の同僚で、正義感の強いさとくんを演じた磯村は「企画書をいただいて。直感的に参加しないと駄目だなという思いはあったんですけど、それだけではやれないというか。覚悟を持つまでに時間がかかりましたし、それだけのエネルギーがある作品でもあり、役柄でもあったので、そこは慎重に監督と話し合いながら決めました」と述懐。さらに完成した映画を観て「現場でつくっていくときには、キャスト陣もスタッフも同じ気持ちを持ちながら。この作品に対して責任を持ってつくったので。それは完成した作品に丁寧に映し出されていたのかなと思います。どこか平和ボケしてしまう現代ですが、その平和というのは危険と紙一重なところで生活しているのかなと。そういうことも感じ取れたので……言葉があまり出ないですが、そういう作品になったかなと思います」とコメントした。本作は第28回釜山国際映画祭、ジソク部門(Jiseok 部門)にてワールドプレミア上映されたばかり。映画祭に参加した石井監督は「いちばん驚いたのが若い女性がかなり反応していたということ。聞くところによると、韓国で#MeToo運動が高まった時に、弱者への目線の向け方が日本とはちょっと違うものがあって。特に障害者問題、福祉問題に対する関心がそもそも強いので、この作品に対してもまっすぐに向き合ってくれたなというのが印象に残りました」と振り返った。最後に「今日はすごくドキドキしていて。手に汗をかいてしまいました」と切り出した宮沢が、「日々生きていく中で、見たくないもの、聞きたくないもの、触れたくないものという箱が世の中にはゴロゴロとあって。そのふたを開けるのは勇気がいることだし、すごくエネルギーがいることだけど、そのふたを開けて向き合った時に、それはけっしてポジティブなものではないかもしれないですが、そういう中から考えるきっかけ、そのことについて話し合えるきっかけになるような映画であってほしいですし、皆さんの記憶にべったりとこびりつく作品として広がってほしいなと思います」とメッセージ。そして石井監督も「とにかく皆さんの覚悟が違うので、こんな重苦しい舞台挨拶というのは初めてですし。それは観ていただければ一目瞭然だと思います。出演者の覚悟、スタッフもひとりひとり、真摯にこの作品とテーマに向き合ってつくりあげた作品なので、熱気が違います。まったく誰も手を出してないところに踏み込んだので、新しい映画になったと自負しています。賛否いろんな意見が出てしかるべきですし、そうなってほしいんですけど、ものすごく強い、強烈な表現ができたとかみ締めております。何か感じるところがあれば、友人、知人に薦めていただけたら」と観客に呼びかけた。
2023年10月15日宮沢りえら、女優7名が出演するKERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』 が上演されることが28日、明らかになった。KERA CROSSは、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲の中から選りすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創りあげる連続上演シリーズで、2019年の第一弾『フローズン・ビーチ』(演出:鈴木裕美)、2020年の第二弾『グッドバイ』(演出:生瀬勝久)、2021年4〜5月の第三弾『カメレオンズ・リップ』(演出:河原雅彦)、2021年12月〜2022年2月の第四弾『SLAPSTICKS』(演出:三浦直之)と、上演を重ねてきた。過去4作品とは異なり、シリーズラストとなる今回は“書き下ろしの新作”をケラリーノ・サンドロヴィッチ自ら演出し、宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、水川あさみ、峯村リエ、小池栄子と女優7名の豪華キャストで上演する。公演は東京・日比谷・シアタークリエにて2024年2月23日〜3月23日。○ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント女優のみが出演する舞台を書いて演出するのは、記憶が正しければ、これが3作目、23年ぶりのことだ。女優4人と創った一作目も、女優21人と作った二作目も、独自の香りを放つ特別な作品となった。今の時代、俳優は俳優であって、男優も女優もないと言う向きもあろうが、特別なものは特別なのだから仕方がない。ご期待頂きたい。
2023年09月28日カウンター席で、お酒を酌み交わしながら、ときおりほほ笑み合う大人の男女……。本誌が椎名桔平(59)と原田知世(55)のデートを目撃したのは8月下旬、東京都内の川沿いにある和食店だった。「テレビで見る原田さんは、どちらかといえば物静かなイメージですが、この日はとても積極的に椎名さんに話しかけていました。ときには肩にふれたりして、椎名さんを信頼していることがよく伝わってきました。椎名さんは聞き役に徹していたようですが、とてもリラックスしているご様子で、原田さんを見る目が優しかったですね」(店に居合わせた女性客)2人の交際が初めて報じられたのは’21年6月。「写真週刊誌『FRIDAY』がツーショットを撮影し、《超大物カップル誕生!》と見出しを打ったのです。交際のきっかけになったのは、’18年に放映されたドラマ『連続ドラマW不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)での共演でした。ドラマの完成披露試写会で、椎名さんはこう語っていました。『僕が20代のとき、原田さんが主演して大ヒットした映画のオーディションを受けて落ちたんです』下積み時代の長かった椎名さんとは対照的に、原田さんはデビューしてすぐにブレークしています。その映画のオーディションに落ちて以来、椎名さんは原田さんとの共演を目標の一つにしていたそうで、『不発弾』の撮影の際も、かなり緊張していたそうです。そんな憧れの女性と夫婦役で共演できたことがよほどうれしかったのか、原田さんのことを会見でも『キュートです』と絶賛していました」(芸能関係者)いまは59歳と55歳。それぞれが人生経験を重ねてきた。椎名は’19年に山本未來と離婚、原田は’13年にイラストレーターと離婚している。「それに2人とも、ほぼ同時期に故郷に住んでいた肉親のみとりも経験しているのです。原田さんのお父さんは長崎県で生活していましたが、’17年に逝去しています。椎名さんの故郷は三重県で、’18年にお母さん、’20年にお父さんが相次いで亡くなりました。離婚や死別といった、つらい体験を語り合うことで、2人の距離は縮まっていったのでしょう。『FRIDAY』の記事から3カ月後の’21年9月には別の週刊誌が、2人が椎名さんの自宅で同棲していると報じています」(前出・芸能関係者)椎名の自宅は東京都内の一等地にある一戸建て。2年前には大規模なリフォーム工事を完了させていた。また本誌も原田が愛車を慣れた様子で、椎名の自宅の車庫に入れている様子を目撃している。■原田がゴルフを始めたのも、恋人の影響か原田にとっても椎名との交際によって、新たな発見があったようだ。昨年デビュー40周年を迎えた彼女は、4月5日付でネット上に掲載されたインタビューのなかで次のように語っている。《ゴルフをしているときが楽しいです。もともと旅行や温泉が好きなのですがゴルフをやっていれば、旅先でゴルフをしたあとに温泉に入れるじゃないですか。あとスポーツとしては年配になってもできますし、男女一緒に楽しめるのも始めるには丁度良かったので。実は50歳から始めました。(中略)ゴルフを続けていくうちに緊張から解放されて余計な力を抜くということがスムーズにできるようになりました。おかげでその経験は仕事でも活かされています》50歳といえば、ちょうど原田が椎名とドラマ『不発弾』で共演したころでもある。椎名は芸能界でもゴルフ好きとして知られ、有名ゴルフブランドのアンバサダーも務めたほどだが、彼が手ほどきしたのだろうか。愛を真剣に深め合ってきた椎名と原田。ある芸能プロダクション関係者は、本誌に次のように証言する。「6月ごろに椎名さんが、兄貴分として慕う先輩俳優に、原田さんを紹介したと聞きました。それまで椎名さんが恋人を紹介したことはなかったため、先輩俳優も驚いたそうです。そのため“椎名さんの再婚が近い”という情報が流れているのです」椎名は来年に還暦を迎える。その前についに再婚を決意したということなのか。椎名の所属事務所に取材すると、担当者は次のように回答した。「プライベートについては本人にまかせております」また椎名と親しい芸能関係者は、こう語った。「前妻の山本未來さんとの間には13歳になる息子さんがいます。息子さんの親権は山本さんが持っていますが、入籍となるとどうでしょうか。それに椎名は籍を入れる入れないにはこだわらないタイプだと思います」冒頭の和食店デートの日、椎名と原田は同じ腕時計をつけていた。『アップルウォッチ』で、アップル社が開発したiPhoneと連携して電話やメールなどさまざまな機能を使用できる時計だ。人気の商品だが、バンドの色までおそろいであることから2人の強い絆が感じられる。「最近では婚約指輪の代わりに、腕時計を贈る方も増えているのです。実用的ですし、ずっと着けていられるというメリットもあります」(ブライダル関係者)椎名と原田、2人の“運命の時”は刻み続けている。
2023年08月29日女優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の場面写真が23日、公開された。○■宮沢りえ主演『月』場面写真7点公開同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった元・有名作家・堂島洋子(宮沢)は、彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年・さとくん(磯村勇斗)、そして入所者“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。今回公開されたのは、宮沢演じる主人公・洋子をはじめ、オダギリ、二階堂、磯村演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢)を収めた1枚や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリ)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。また、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢・二階堂)が互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られているほか、夫婦である洋子と昌平が抱き合うカットは、希望と絶望の間で抱きしめ合う姿から、生きることへの希望と愛を感じさせる1枚に仕上がっている。
2023年08月23日宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督による映画『月』から、登場人物たちのキャラクターがうかがえ、壮大なドラマを予感させる場面写真が解禁された。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢さんをはじめ、オダギリジョー、二階堂ふみ、磯村勇斗が演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢さん)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリさん)。不穏さを漂わせる陽子(二階堂さん)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村さん)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の2人(宮沢さん・二階堂さん)がお互いの悩みを明かす場面。また、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンも。中でも注目は、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う2人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を想起させる印象的な1枚に仕上がっている。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年08月23日宮沢りえ主演映画『月』の新たな場面写真が公開された。原作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による『月』。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込むことに小説という形で挑戦した本作を、石井裕也が映画化。主演する宮沢のほか、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった俳優陣が揃った。今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢をはじめとしたキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢りえ)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリジョー)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂ふみ)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村勇斗)など、それぞれの思いが交錯する瞬間が写し出されている。ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の二人(宮沢・二階堂)がお互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られている。中でも注目したいのが、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う二人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を感じさせる印象的な1枚となっている。<作品情報>『月』10月13日(金) 公開原作:辺見庸『月』(角川文庫刊)監督・脚本:石井裕也音楽:岩代太郎■キャスト宮沢りえ磯村勇斗⻑井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子 / 高畑淳子二階堂ふみ / オダギリジョー公式HP:
2023年08月23日実際の障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説を宮沢りえ主演、石井裕也脚本・監督で映画化した『月』。この度、特報映像と4種のティザービジュアルとともに、宮沢さん、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみのコメントが到着した。今回解禁した特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障がい者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが、「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」とのセリフとともに映像は一変、人を傷つけることに対して否定する洋子に「人ってなんですか?」と問い正す、さとくん…。そしてついに、その日を迎えることになる…。主人公・洋子を演じる宮沢さんの鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリさんの包容力とどことなく漂う諦め。施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂さんは自我とプライドと闘い、そして“命”を裁こうとする“さとくん”に挑む磯村さん。本作は、「狂気」とひと言で裁くことのできない問いを突きつける。解禁されたティザービジュアルでは、登場人物1人1人の思いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えたものとなった。キャストコメント宮沢りえ私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。磯村勇斗撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。二階堂ふみこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。オダギリジョー人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。『月』は10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日俳優の宮沢りえが主演を務める映画『月』(10月13日公開)の特報映像&ティザービジュアルが21日、公開された。同作は辺見庸氏による同名小説の実写化作。深い森の奥にある重度障害者施設で新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。施設職員の同僚であり作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年さとくん(磯村勇斗)、そして入所者、“きーちゃん”との出会い。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにし、そんな世の理不尽に誰よりも憤っているさとくんの中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込まなければならないと感じたという著者は、「語られたくない事実」の内部に潜ることに小説という形で挑戦した。この問題作を映画化したのは、コロナ禍を生きる親子を描いた『茜色に焼かれる』、新作『愛にイナズマ』など、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける映画監督、石井裕也。十代の頃から辺見庸の作品に魅せられてきたという彼は、原作を独自に再構成して臨んだ。特報映像は、穏やかなメロディーと共に重度障害者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが「俺今夜さ、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」映像は一変し、人を傷つけることを否定する洋子に、さとくんは「人ってなんですか?」と問いかける。ティザービジュアルでは、主人公・洋子を演じる宮沢の鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリの包容力とどことなく漂う諦め、施設の同僚役の二階堂は自我とプライドと闘い、そして「命」を裁こうとする“さとくん”を演じる磯村の「狂気」と一言で裁くことのできない問いといった、一人一人の想いと倫理が交錯する一瞬の表情を捉えている。○宮沢りえ コメント私が演じた洋子の心は、ずっと、今も私の中を旅しています。この映画を観てくださった方と、その旅の先にある「何か」を掴みに行きたいです。○磯村勇斗 コメント撮影期間中、「人」とは何か。「生きる」とは何か。ずっと考えていました。その答えを出すことに、恐れさえ抱いていました。でも、これは決して他人事ではなく、綺麗事を捨て、僕たちは向き合わねばならない。今はただ、この映画を観てもらいたい。対面して欲しい。そう思っています。○二階堂ふみ コメントこの作品について、ずっと答えを出せずにいます。そして、答えを出すべきではないとも思ってます。命に対して私たちは容易く傍観者になってしまう。しかしこの現実を真っ直ぐ見つめ、私たちの問題として考えたいと思い現場に参加させて頂きました。○オダギリジョー コメント人間は自分勝手で傲慢で、冷酷で残酷な生き物だ。ただ、この作品が描いているのは、そんな人間の温かみであり、思い遣りであり、何ミリかの可能性である。全ての人間に突き刺さる未来への希望だ。(C)2023『月』製作委員会
2023年07月21日戦後日本文学の重鎮・大岡昇平による文学史に燦然と輝く裁判小説の金字塔を、令和を舞台に法廷サスペンスドラマとして蘇らせる連続ドラマW「事件」。この度、主演の椎名桔平に続くオールキャストが発表、ポスタービジュアルと特報映像も公開された。今回のWOWOWドラマ版では、舞台を昭和から令和に移し、圧倒的な取材を基に、当時未導入の裁判員裁判制度での心理戦を濃密に描写。生まれ育った環境や過去から飛び出そうと葛藤する人々を通して、閉塞したいまを生きる人々の孤独や苦悩と同時に社会の闇を残酷にえぐり、その先に光る繊細な希望を人間ドラマとして描く。事件の被害者で、小さなスナックを経営していた坂井葉津子役で北香那、交際相手の姉で幼なじみの葉津子の殺害容疑で逮捕され、裁判員裁判にかけられる上田宏役で望月歩、葉津子の妹で宏の交際相手・坂井佳江役で秋田汐梨、葉津子に付きまとう宮内辰哉役で高橋侃、菊地(椎名桔平)が所属する法律事務所の共同経営者・坪田真紀子役でふせえり、同事務所のクラークで法律家を目指す大崎志那子役で貴島明日香。葉津子の遺体の第一発見者・大村吾一役で中村シユン、宮内の現在の交際相手で、裁判の流れを大きく左右する重要な情報を持っている桜井京子役で仁村紗和、菊地と真っ向から対決する神奈川地検屈指のエース検事・岡部梢乃役で入山法子、地元の市議会議員を務める宏の父・上田喜平役で堀部圭亮、葉津子と佳江を女手ひとつで育てた母・坂井すみ江役でいしのようこ、法律事務所の代表で菊地の親友・高橋茂樹役で高嶋政宏が出演。また、事件の裁判長・谷本一夫役には、映画版で宏を演じた永島敏行が演じる。そんな13名の俳優が写る、緊迫感溢れるポスタービジュアルでは、真っ直ぐ前を見据えながら、左右に真実の扉を開く菊地の表情が印象的。併せて公開された映像も、裁判の様子を映し出し、緊迫した空気が感じとれる。▼ストーリーある資材置き場で刺殺体が発見される。被害者は地元で細々とスナックを経営する23歳の坂井葉津子(北香那)。ほどなく被害者の幼なじみで19歳の上田宏(望月歩)が殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕された。宏の弁護は、ある裁判を機に過去にとらわれ、“真実”に背を向けた元裁判官の弁護士・菊地大三郎(椎名桔平)に託された。宏の自白もあり、すぐに判決が下る単純な裁判だと思われたが、検察での取り調べから一転、裁判で宏は殺意を否認する。宏のことを調べるうちに、再び“真実”と対峙する菊地。やがて法廷では意外な事実が次々と露見し、裁く者を惑わせる。果たして宏は、本当に「人殺し」なのか――。連続ドラマW「事件」は8月13日より毎週日曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月22日戦後日本文学の重鎮・大岡昇平が描いた、文学史に燦然と輝く裁判小説の金字塔のドラマ化、連続ドラマW「事件」の放送が決定。椎名桔平が主人公の弁護士を演じる。ある資材置き場で刺殺体が発見される。被害者は、地元で細々とスナックを経営する20代女性。ほどなく、19歳の青年が殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕された。青年の弁護は、ある裁判を機に過去にとらわれ、真実に背を向けた元裁判官の弁護士・菊地大三郎(椎名桔平)に託された。青年の自白もあり、すぐに判決が下る単純な裁判だと思われたが、検察での取り調べから一転、裁判で青年は殺意を否認。青年のことを調べるうちに、再び真実と対峙する菊地。やがて、法廷では意外な事実が次々と露見し、裁く者を惑わせる――。1978年に「第31回日本推理作家協会賞」を受賞した大岡さんの不朽の裁判小説「事件」。1978年製作の映画版は、丹波哲郎、永島敏行、松坂慶子、大竹しのぶ、渡瀬恒彦ら超豪華スターが共演し、数々の映画賞を受賞。今回のWOWOWドラマ版では、舞台を昭和から令和に移し、取材を基に当時未導入の裁判員裁判制度での心理戦を描写。生まれ育った環境から飛び出そうと葛藤する人々を通して、閉塞したいまを生きる人々の孤独や苦悩と同時に社会の闇を残酷にえぐり、その先に光る繊細な希望を人間ドラマとして濃密に描く。椎名さん演じる主人公・菊地大三郎は、過去に裁判長として自身が下した判決がトラウマになりながらも、抜群の洞察力と機知に富む弁舌で、裁判という空間と誠実に向き合い、殺人の罪を問われている被告人と被害女性のみぞ知る事件の裏に潜む孤独と絶望、その闇の真相を痛みを伴いながらもたぐり寄せていく元エリート裁判官の弁護士。しつこく脚本を読み込み、役を作り上げたという椎名さんは「遠方にいる知人の弁護士に、メールを通して何度も疑問点に答えてもらったり、現職の裁判官と面談が叶う幸運にも恵まれました。その後、殺人事件の刑事裁判の法廷に傍聴に行き、実際の裁判の空気感や法律用語のい言方などを参考にさせて頂きました。現場でも弁護士の監修が立会い、収録の直前まで、リアリティにこだわりました。真冬の寒さ厳しい時期の撮影でしたが、スタッフ、キャスト全員で真摯に作品に向き合い続け、撮影終了時はやり切った感で一杯でした」とふり返る。そして「撮影現場の印象としては、重い題材を扱っている事もあり、常に一定の緊張感を携えている感じでした。その中で水田監督を中心に、全員が持てる力を余すこと無く、懸命に現場に取り組んでいる現場でした」とコメント。「『間違わない人間なんていない。間違えれば、やり直せばいい』その言葉にようやく辿り着いた菊地の心情を一つの拠り所と考えて演じました。法廷ミステリーとしてだけでは無く、人間賛歌の作品としても、是非皆さまに見て頂けたら嬉しく思います」と視聴者へメッセージを寄せている。監督は、水田成英。「『裁判』は決して遠い存在ではありません。被告人や証人として証言台に立ったり、裁判員として参加したり……誰もが関わるかもしれない、身近なものです。約半世紀前に書かれた原作の、フィクションとは思えぬ程のリアリティ、そして、裁判員制度が始まった現代裁判ならではのリアリティを感じていただければ」と話している。連続ドラマW「事件」は8月、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(cinemacafe.net)
2023年05月29日椎名林檎の最新CDシングル「私は猫の目」が、2023年5月24日(水)に発売される。椎名林檎、8年ぶりの最新CDシングル「私は猫の目」2023年にデビュー25周年、さらには生誕45周年のアニバーサリーイヤーを迎える椎名林檎。そんな記念すべき1年にリリースされるニューシングル「私は猫の目」は、「長く短い祭/神様、仏様」以来8年ぶりとなる最新CDシングルだ。田渕ひさ子・時津梨乃・BIGYUKIが参加表題曲となっている「私は猫の目」は、椎名にとって博多時代からの旧いバンド仲間でもある、元ロレッタセコハンの時津梨乃とNUMBER GIRLの田渕ひさ子、そしてNYのヒップホップ/ジャズシーンで活躍するBIGYUKIとのセッションのために書き下ろされた作品。注目のミュージックビデオは、5月24日(水)午前0時よりYouTubeにプレミア公開される。カップリングの「さらば純情」も、「私は猫の目」同様に椎名が作詞/作編曲を担当。こちらは椎名が作ったプログラミングに、BIGYUKIがドラムサウンドを含むあらゆるプレイを加えた一曲となっている。発売記念の衣装展がタワレコ新宿でまた、「私は猫の目」の発売を記念した衣装展が、2023年5月24日(水)から6月5日(月)まで、タワーレコード新宿店 9Fの特設スペースにて開催。「私は猫の目」ミュージックビデオの衣装などが展示されるほか、特設スペースでは、児玉裕一監督が率いるクリエイティブオフィス「vivision(ヴィヴィジョン)」のグッズも販売される。アルバム全7作品のアナログ盤を一挙リリースまた、デビュー25周年を記念して、オリジナルアルバム6作品にリミックスアルバム「百薬の長」を加えた全7作品のアナログ盤を一挙にリリース。24bit/96KHzの高音質マスターから 2023年に新たにカッティングされた30cmの重量盤LP2枚組で、初回プレス分のみの数量限定発売となる。作品情報■椎名林檎 ニューシングル「私は猫の目」発売日:2023年5月24日(水)※デジタル配信同時リリース価格:[初回生産限定シングル(UPCH- 89537)] 1,320円※ばんぶつるてん仕様ブックレット収録曲:01.私は猫の目 作詞/作編曲 椎名林檎02.さらば純情 作詞/作編曲 椎名林檎<記念衣装展>期間:2023年5月24日(水)〜6月5日(月)会場:タワーレコード新宿店 9F 特設スペース■椎名林檎 初回生産限定アナログ盤アルバム 6作品+リミックスアルバム発売日:2023年5月24日(水)全作品:ニューカッティング盤(2023年)・初回生産限定・重量盤(180g x 2枚組)価格:各4,180円<オリジナル・アルバム>・1st Album『無罪モラトリアム』(UPJH-20033/4)SIDE A:正しい街 /歌舞伎町の女王/丸ノ内サディスティックSIDE B:幸福論(悦楽編)/茜さす 帰路照らせど.../シドと白昼夢SIDE C:積木遊び/ここでキスして。/同じ夜SIDE D:警告/モルヒネ・2nd Album 『勝訴ストリップ』(UPJH-20035/6)SIDE A:虚言症 /浴室/弁解ドビュッシーSIDE B:ギブス/闇に降る雨/アイデンティティSIDE C:罪と罰/ストイシズム/月に負け犬/サカナSIDE D:病床パブリック/本能/依存症・3rd Album 『加爾基 精液 栗ノ花』(UPJH-20037/8)SIDE A:宗教 /ドツペルゲンガー/迷彩SIDE B:おだいじに/やつつけ仕事/茎SIDE C:とりこし苦労/おこのみで/意識SIDE D:ポルターガイスト/葬列・4th Album 『三文ゴシップ』(UPJH-20039/40)SIDE A:流行 /労働者/密偵物語SIDE B:○地点から/カリソメ乙女/都合のいい身体/旬SIDE C:二人ぼっち時間/マヤカシ優男/尖った手□/色恋沙汰SIDE D:凡才肌/余興/丸ノ内サディスティック EXPO Ver.・5th Album 『日出処』(UPJH-20041/2)SIDE A:静かなる逆襲 /自由へ道連れ/走れゎナンバーSIDE B:赤道を越えたら/JL005便で/ちちんぷいぷいSIDE C:今/いろはにほへと/ありきたりな女/カーネーションSIDE D:孤独のあかつき/NIPPON/ありあまる富・6th Album 『三毒史』 (UPJH-20043/4)SIDE A:鶏と蛇と豚/獣ゆく細道/マ・シェリSIDE B:駆け落ち者/どん底まで/神様、仏様SIDE C:TOKYO/長く短い祭/至上の人生SIDE D:急がば回れ/ジユーダム/目抜き通り/あの世の門<リミックスアルバム>・ Remix Album『百薬の長』(UPJH-20045/6)SIDE A:あの世の門 〜Gate of Hades〜(Telefon Tel Aviv Version)JL005便で 〜Flight JL005〜(B747-246 Mix by Yoshinori Sunahara)ちちんぷいぷい 〜Manipulate the time〜(Gilles Peterson’s Dark Jazz Remix)SIDE B:おとなの掟 〜Adult Code〜(object blue Pleasure Principle Remix)長く短い祭 〜In Summer, Night〜(Yasuyuki Okamura 一寸 Remix)カーネーション 〜L’œillet〜(Ovall Remix)SIDE C:女の子は誰でも 〜Fly Me To Heaven〜(STUTS Remix)丸ノ内サディスティック 〜Marunouchi Sadistic〜(Miso Remix)浴室 〜la salle de bain〜(Takkyu Ishino Remix)SIDE D:意識 〜Consciously〜(Shinichi Osawa Remix feat. Daoko)鶏と蛇と豚 〜Gate of Living〜(KID FRESINO REMIX) いとをかし 〜toogood〜 (Ajino Namero Bon Voyage Remix)
2023年04月20日大人のカジュアルコーデで大注目のともさかりえさん。40代とは思えない美脚のデニムミニスカ姿を、自身のInstagramに投稿しました。変らぬスタイルに羨望の眼差し この投稿をInstagramで見る rie_tomosaka_official(@rie_tomosaka_official)がシェアした投稿 ともさかさんは「WBC決勝前の大谷選手の言葉がカッコ良すぎて、何回も見てしまう」と、大谷選手の言葉に感動したというコメントを添えながら、自身のコーデをくわしく解説。チラッとロゴTをのぞかせるウエスタンシャツや、デニムのミニスカコーデに光る美脚が素敵で、目が釘づけになります!この投稿に、同年代フォロワーから「ミニが似合いすぎる♡」「同い年とは思えない」「体型あこがれる」「なんですか!!このスタイルの良さ!!」の声が。また、「こんなお洋服なら、靴は何を履きますか??」というコメントには、「この時は白のスニーカーでした。夏はビーサンもいいですね」と丁寧に返していて、ともさかさんの人柄があふれています。これからも、ともさかさんの魅力的な投稿から目が離せません!あわせて読みたい🌈「美人姉妹」「似てる」有村藍里さん、有村架純さんの2ショットに大反響
2023年04月19日モデル界No.1美肌 “美月肌”は「食」で4月6日、広告や美容系の雑誌、テレビ番組、ミュージックビデオなどで広く活躍する人気モデルの椎名美月(しいなみつき)氏による新刊『フライパン1つでできる美月のモデル飯』が「講談社の実用BOOK」として発売された。同書の帯には『モデル界No.1 美肌の持ち主 “美月肌”は「食」で作れる!』とあり、これが同氏にとって初の料理本。B5判、144ページ、定価は1,980円(税込)である。Instagramの人気レシピから新作まで兵庫県出身の椎名美月氏は白く透き通った透明感の肌の持ち主として知られ、料理やボディメイクなどへの関心が強く、SNSで積極的に情報を発信。Instagramのフォロワー数は4万人あまりで、手料理「ミツキご飯」、「ミツキのお一人様ご飯」などが人気である。新刊ではプロ並みの腕前の椎名美月氏による料理レシピを公開する。かねてより、Instagramで問い合わせが殺到していたレシピから、新作レシピまで、全155レシピが収録されている。「美 Body&美肌には“タンパク質”をチャージ 肉 、魚介、卵のおかず」などを掲載する。また「“酵素”たっぷりの手間なし副菜 なんてったってあえ物主義!」「基本の食事はいつも作りおきしてワンプレートで」「揚げ物もお酒も大解禁! 美月会で大人気のおもてなしご飯」「美肌、美腸をつくる! 発酵調味料レシピ」などが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『フライパン1つでできる美月のモデル飯』(椎名 美月):講談社の実用BOOK ‐ 講談社BOOK倶楽部
2023年04月15日「りえさんの娘さんも、もう中学生。最近は手がかからなくなって、子育てがすごく楽になったそう。りえさんを気遣ってもくれるようで、今年は50歳の誕生日ということで、家族3人で過ごす時間とは別に、夫婦2人だけで過ごす時間を、娘さんが“プレゼント”してくれたようです」(舞台関係者)4月6日が誕生日だった宮沢りえ(50)。11歳のモデルデビューから39年、“知命”の年を迎えた。私生活では、’18年に森田剛(44)と再婚。本誌は、2人の熱いデート現場を何度かキャッチしてきた。結婚前の’17年にはゴルフ練習場でキスする2人を目撃。結婚後の’21年には手をつないで原宿の大通りを歩く2人を目撃している。前出の舞台関係者によると、「結婚生活が5年を超えたいまも、2人のラブラブぶりは相変わらず。舞台終了後の楽屋で“お疲れ〜”と自然にハグをしていたり。人前であってもまったく気にしていない様子です。森田さんは照れ屋ですし、仕事仲間には頼りにされている存在ですが、りえさんには甘えている印象ですね」森田が’21年11月にV6解散とともにジャニーズ事務所を退所して以降は、夫婦で新事務所を立ち上げ、公私でともに過ごすように。りえは“操縦上手”のようだ。「最近でも、自分はアナログだからとSNSに前向きでない森田さんに、『意外と向いてるよ』と裏でりえさんが勧めているとか。ソフトにお尻をたたいている姉さん女房ぶりだそうです」(芸能関係者)円満な関係は“夫婦のルール”があるからこそ続いているという。「お互いの仕事のオファーを相談することはもうお約束。台本を読み合い、意見をきちんと言ってやるやらないを判断をする方法は以前から変わっていません」(前出・舞台関係者)“ルール”は仕事場だけでなく、自宅でも……。「部屋着をペアルックにすることもあるそうですよ。りえさんは舞台のスタッフTシャツをもらうと、森田さんの分まで持ち帰って、それをおそろいで着ているといいます。森田さんはりえさんの言うことはなんでも聞くそうですから(笑)」(前出・舞台関係者)森田はりえのために奮闘していることもあるようだ。「ふだんの食事はりえさんが作るのですが、たまに“特別な日”に森田さんが手料理をふるまってくれるといいます。独身時代はまったく料理をしなかったそうですが“彼女のためなら”と料理修業中の様子です」(前出・舞台関係者)前夫との間に生まれた13歳の一人娘と森田の関係も良好だ。「去年のりえさんの誕生日には、森田さんと娘さんの2人で協力して誕生日ケーキを手作りしてお祝いしてくれたといいます。『おいしかったし、うれしかった!』とりえさんは感激していました」(前出・舞台関係者)50歳を迎えるに当たって、りえはこんなふうに語っている。《私が10代、20代の頃に憧れた大人達のように、年を重ねるって楽しそうだなぁと思ってもらえるようになりたいですね》(『ELLEJapan』’23年3月号)ペアルックを着るりえの自宅には、らんまんな“愛の花”が咲き続けるーー。
2023年04月13日グラビアアイドルの椎名あきさん(28)は特技が柔道ということもあり“日本一柔道が得意なグラドル”と呼ばれ話題に。先日、清楚系ワンピのスカートをまくりあげる写真を投稿したところ反響を呼んでいるようです。どんな写真か早速チェックしてみましょう!清楚系ワンピの裾をまくりあげ大胆ハイレグ水着を見せるあきさん この投稿をInstagramで見る 椎名あき(@417_aki)がシェアした投稿 可愛らしい清楚系ワンピの裾をまくりあげ、大胆なハイレグの水着姿を見せるポージングのあきさん。あまりの際どいハイレグ水着に手を止めた方も多かったのでは。コメント欄には「すべて素敵でコメントの言葉が見当たりません」「肌きれいで可愛い」「ドキドキ」と称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。Gカップの神ボディでファンを魅了するあきさん。次はどんな悩殺ショットが飛び出すか楽しみですね!あわせて読みたい🌈板野友美さん大胆ビキニで美くびれ披露「本当に尊敬」「文句なし」と大反響
2023年03月28日ミレニアム・パレード(millennium parade)と椎名林檎のコラボレーションによる新曲「W●RK」が、2023年4月1日(土)より配信リリース、5月17日(水)にCD発売。テレビアニメ『地獄楽』のオープニング主題歌となる。ミレニアム・パレード × 椎名林檎による新曲「W●RK」ミレニアム・パレード(通称:ミレパ)は、King Gnu(キングヌー)のメンバーとしても活動する常田大希が率いる、新しいスタイルのバンドでありクリエイティブ集団。ミレニアル世代を中心としたミュージシャン、映像ディレクター、CGクリエイター、デザイナー、イラストレーターなどをメンバーに抱え、様々な才能を内包する気鋭のチームだ。今回はそんなミレニアム・パレードと、椎名林檎が初タッグ。テレビアニメ『地獄楽』のOP曲として、新曲「W●RK」を書き下ろした。なお、「W●RK」の作曲は常田、作詞は椎名と常田の2人が担当。実際に『地獄楽』の原作を読んで書き上げられた歌詞に注目したい。「W●RK」のミュージックビデオも公開へミュージックビデオは、児玉裕一がディレクションを担当。millennium paradeとしては、実写で出演するMVは今作が初となる。テレビアニメ『地獄楽』OP主題歌にテレビアニメ『地獄楽』は、マンガ誌アプリ「ジャンプ+」にて連載され、シリーズ累計発行部数が400万部を突破した、賀来ゆうじによる人気漫画を原作とするもの。江戸時代末期を舞台に、抜け忍として死罪となった最強の忍“画眉丸”と、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”の、死罪人がひしめく謎多き島から脱出するための戦いが描かれる。新曲「W●RK」の一部が試聴できるアニメPVもテレビアニメ『地獄楽』のPVでは、オープニングテーマ「W●RK」の一部を聴くことが可能。新曲にのせて、生死を賭けた過酷な戦いに挑むキャラクターたちの姿が映し出されているので、アニメ放送に先駆けてチェックしてみて。<椎名林檎コメント><常田大希コメント>実は遡る事2019年ごろから彼女とは目的無くユル〜く一緒に曲を作りはじめていたのですが、特に世に発表する訳でもなく(今回の主題歌とは別の曲)、時を経て2023年、『地獄楽』チームからお話をいただきまして、こりゃあ二人にピッタリの機会じゃないかと思い、改めて林檎さんをお誘いしまして、新たに曲を書き下ろす運びとなりました。素敵な機会をありがとう『地獄楽』!どえらい渾身の自信作になりましたので皆様に聴いていただくのがとても楽しみです。【詳細】ミレニアム・パレード × 椎名林檎新曲「W●RK」配信日:2023年4月1日(土)CD発売日:5月17日(水)※テレビアニメ『地獄楽』のオープニング主題歌。■テレビアニメ『地獄楽』放送日時:2023年4月1日(土)より毎週土曜23:00~※放送日時は変更の可能性あり。放送局:テレビ東京系列ほかにて放送原作:賀来ゆうじ『地獄楽』(集英社 ジャンプコミックス刊)
2023年03月02日女優の宮沢りえさんが、otona MUSE 2023年1月号の撮影カットを公開し、その写真が大人の色気が漂っていると話題になっています。美脚に細ウエスト!雰囲気の異なる2枚の写真を投稿 この投稿をInstagramで見る RIE MIYAZAWA(@riemiyazawa0406_official)がシェアした投稿 1枚目はタイツの上にレギンスを重ね、ピンヒールを合わせたかっこいいモノトーンスタイルの宮沢さんが。大きな襟元と袖を通さないスタイルのオーバーシャツに身を包み、ボトムはぴったりめなコーデでサイズ感のメリハリがおしゃれ!さらに透けタイツからのぞく脚も美しく、クールな存在感を放っています。2枚目は、Tシャツ、レザー、スラックスと異なる素材を組み合わせており、ラフとかっちりを掛け合わせた普段ではあまりやらないような珍しいミックススタイル。素材の違いを目立たせすぎないモノクロ仕様で撮影されており、絵画のような世界観。くびれのあるきれいなウエストにも注目です!本人も「はぁ、楽しぃ時間だった。」とコメントするほど満足度の高い撮影だったそうこの投稿には「ファッションへの愛情とリスペクトが詰まった服を、皆んなで選んで、どういう世界観に着地するか、それぞれが、それぞれの想いを重ね、持ってる引き出しをあけていく。。。子供の頃、外国のファッション雑誌をワクワクしながら立ち読みしていた、夢みたいなものが、叶う時間だなぁ。」という宮沢さんのつぶやきも添えられており、かなり納得のいく撮影だったご様子。そんなモデルとしても大活躍されている宮沢さんのハイセンスなショットに今後も期待です!あわせて読みたい🌈板野友美さんが夫との2ショット公開「凄まじい美男美女」「お似合い」と反響
2022年12月07日女優のともさかりえさんは、2004年に長男を出産。この秋、息子さんが誕生日を迎えたことから、思い出の写真を公開しました!ステキな親子関係が伝わってくる投稿 この投稿をInstagramで見る rie_tomosaka_official(@rie_tomosaka_official)がシェアした投稿 ともさかさんは、息子さんが18歳の誕生日を迎えたことを報告。「生かしておくことに精一杯だった赤ちゃん時代。全然寝ないし、飲まないし、食べないし…途方に暮れていた日々が嘘みたいに大きくなりました」と振り返りながら、赤ちゃんの息子さんに添い寝する写真を公開しました。言葉が話せない赤ちゃんの育児は、さまざまなことに不安になるもの。息子さんが眠って、ホッとしたときの1枚かもしれませんね。誕生日は、親子でレストランへ。ともさかさんは、「朝起きて、いちばんにおめでとうと伝えられるのも、こんなふうに当たり前に一緒に過ごせるのも最後だったりして。来年は彼女と一緒かもしれないし、友達と一緒かもしれない。それはそれで幸せなことだなぁ」と未来を想像してニッコリ。そして「本当はデザートのときに誕生日プレート的なやつをお願いしたかったけど、そんな恥ずかしいことは絶対にやめてと言われ断念。トゥシャイシャイボーイ18歳、支えてくださるみなさんのおかげですくすく育っております」と息子さんの様子を綴っています。この投稿に、タレントの千秋さんが、「小さい頃の元気過ぎる姿をハッキリと覚えております。おめでとうございます」とお祝いメッセージを送ると、ともさかさんは「元気が過ぎましたね」とうれしそうに返信。ほかにも「寝顔がたまらなく可愛い」「母さんに負けず劣らずの透明感ボーイ18歳めでたい」「息子さんもりえさんも素敵だなー」「なんて愛おしい写真」などの声が寄せられています。ともさかさんから息子さんへの愛情を感じる投稿に、心がほっこり。とってもステキな親子ですね♪あわせて読みたい🌈ユージさん子連れ婚から8年目!妻の第4子妊娠を報告「幸せが溢れていますね」と反響
2022年11月09日アルバム購入特典グッズがヘルプマークと赤十字マークに酷似していたため物議を醸していた椎名林檎(43)。騒動からまもなく1カ月が経つが、“当事者”であるにもかかわらず沈黙を貫く姿勢に波紋が広がっている。騒動の発端は10月7日に、自身初となるリミックスアルバム『百薬の長』のリリースとあわせて、椎名の所属するレコード会社「UNIVERSAL MUSIC」から3種類のグッズを付属した同作の限定版の発売が告知されたこと。しかし公表されたグッズデザインには、赤地のアクリル・カードケース上部に白十字、白地のマスクケースには赤十字が描かれており、「ヘルプマークと赤十字マークに酷似している」と批判の声が相次いだ。「批判を受けてレコード会社は“協議中”と発表しましたが、ヘルプマークの考案者である東京都からも『早急な対応を』と要請が出される事態に。さらに余波は広がり、鞄にヘルプマークをつけていた高校生が、通りすがりの人から『椎名林檎のグッズですか?』と声をかけられたこともネットニュースで取り上げられました。高校生はこの騒動を事前にTwitterで目にしていたといい、取材に対して『恐れていたことが起きた』と不安な胸中を明かしていました」(スポーツ紙記者)UNIVERSAL MUSICは10月18日、謝罪とともにグッズデザインの改定とアルバムの発売延期を発表。法令のチェックが不十分だったことや、日本赤十字社及び東京都福祉保健局から指導を受けたことなどを踏まえて決定に至ったと説明した。しかし騒動から10日以上も経っていたため、ネット上では「対応が遅すぎる」とますます批判を浴びることに。さらにこの騒動はNHKや民放各社も取り上げ、世間での関心がいっそう高まった。そんななかUNIVERSAL MUSICは、11月1日に再び声明を発表し騒動について謝罪。そして、グッズデザインの経緯を次のように説明したのだ。《当該商品は、ユニバーサル ミュージックが独自に企画立案し、制作、そして発売を弊社の責任・管理下のもと、進めていた作品となります。今回問題となった【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】の付属グッズは、椎名林檎本人が参画・監修した制作物ではありません。内容およびデザインについては、あくまで弊社が企画検討したものとなります》さらに、《これがアーティスト自身の発案によるデザインであるという根拠のない噂を生んでしまったことで、椎名林檎のクリエイティビティや信念を傷つける事態を引き起こしてしまいました》と記し、“椎名林檎は一切無関係”とした。■沈黙貫く椎名に「黙ってるのがダサい」と加速するファン離れ今回の件に沈黙を貫き続け、無関係であるという“お墨つき”も得た椎名。これで騒動は収束するかと思いきや、かえって椎名を支持してきたファンたちに不信感を抱かせているというのだ。「椎名さんは96年にシングル『幸福論』でデビューして以降、類まれなるカリスマ性が支持されてきました。楽曲だけでなく映像や衣装、ステージングなど多方面にわたってこだわりを見せるなど、総合プロデューサー的な才能を発揮。『林檎博』や『党大会』と称したコンサートを開催するなど、国家イベントや政治をモチーフにすることも彼女の特徴でした。拡声器で歌唱するだけでなく、旭日旗を模した手旗やビニール傘などもグッズ販売され、“アイデンティティ”として受け入れられてきました。そういった背景もあることから、今回のヘルプマークや赤十字のデザインには関与していないということに不自然さを感じた人が多かったようです。また、レコード会社の不手際とあれば、クリエイターとしての椎名さんのコメントを待っていたファンもいたのではないでしょうか。椎名さんがこのまま“無関係”という姿勢を貫くことが、かえってファンの心象を悪くしているのです」(音楽関係者)レコード会社がすべての責任を負って幕引きした形だが、ネット上ではダンマリを貫く椎名に「ダサい」と異論を唱える声が上がっている。《公式グッズの責任逃れの件。実際に監修していなかったとしても、代表者として振る舞ってほしかった。椎名林檎のことダサいと思う日がくるとは、残念》《トータルプロデュースが椎名林檎の売りだと思ってた。レコード会社は椎名林檎が謝罪したという事実を作りたくないんだろうけど、逆に「お飾りミュージシャンでした」って言ってるみたいなダサいことになってる》《今回の件に椎名林檎が本当に関わっていないなら椎名林檎が関わっていると思って心痛めてたファンのためにも『見解』出すべき謝罪ではなくレーベルが勝手にグッズ作ってそれが社会的意味のある既存の意匠に関わっていたのなら、自分の名前でそんなもの出されることに抗議すべき 黙ってるのがダサい》
2022年11月04日ミュージシャン・椎名林檎(43)の購入特典グッズが、ヘルプマークや赤十字マークに酷似していたという問題。11月1日、販売元のユニバーサルミュージックが再び釈明するも、火に油を注ぐ事態となっている。10月7日、椎名は自身初となるリミックスアルバム「百薬の長」をリリースすると発表。あわせて、椎名の所属するレコード会社「UNIVERSAL MUSIC」の直販サイト「UNIVERSAL MUSIC STORE」で3種類のグッズを付属した同作の限定版を発売するとも告知された。ところが発表直後から、グッズの一つであるアクリル・カードケースが赤地、上部に白抜きの十字が描かれているため「ヘルプマークに酷似している」との指摘が相次ぎネット上で物議を醸すことに。そして、マスクケースには白地で赤い十字が描かれており、「赤十字マークを彷彿とさせる」との声が相次いだのだ。そこで本誌がUNIVERSAL MUSICに、指摘に対する見解などを尋ねると、同社は「多くの皆さまから頂きましたご意見を踏まえ、弊社内で事実確認および今後の対応について協議を行っています」と回答。他メディアの取材に対しても、同様の返答だった。椎名側は“協議中”とのことだったが、ヘルプマークの考案者である東京都が動いた。’12年にヘルプマークの配布を始め、ヘルプマークやその利用者の周知に貢献している東京都。10月14日、UNIVERSAL MUSICに対して「早急の対応」を要請したのだ。そして10月18日、UNIVERSAL MUSICは公式サイトで「特典のデザインを改訂する」と発表。しかし、騒動から10日あまり経っていたために、SNSでは《決定するまで遅すぎて草》《対応遅すぎって印象はもう拭えない》と指摘する声が続々と上がっていた。■「ダンマリ続けたあげく、本人は参画してないって言われても」そんななか11月1日、UNIVERSAL MUSICは再び公式サイトで声明を発表。騒動について謝罪し、さらにこう述べている。「当該商品は、ユニバーサル ミュージックが独自に企画立案し、制作、そして発売を弊社の責任・管理下のもと、進めていた作品となります。今回問題となった【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】の付属グッズは、椎名林檎本人が参画・監修した制作物ではありません。内容およびデザインについては、あくまで弊社が企画検討したものとなります。弊社はそのデザインを確定する過程において、法令の確認を含めた各種チェックが不十分でした。にも関わらず、その内容について問題要素を孕んでいないという誤った認識のもとで制作を進めていました。これがアーティスト自身の発案によるデザインであるという根拠のない噂を生んでしまったことで、椎名林檎のクリエイティビティや信念を傷つける事態を引き起こしてしまいました。椎名林檎氏、本作品に参加頂いたアーティスト、スタッフの方々、そして、ファンの皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」UNIVERSAL MUSICは「椎名林檎はグッズに一切無関係」と説明した。ところが、Twitterでは異論が噴出。厳しい声が、こう上がっている。《この件が問題になっていなかったら椎名林檎さんが一切関わっていない内容も知らないグッズが販売された、ということなのだけどファン的にそれはそれでどうなのでしょう?》《この内容が正しいのなら、「椎名林檎本人が参画・監修した制作物では」ないものを「椎名林檎」という名前で世に出しているということになるけど、それは「椎名林檎のクリエイティビティや信念を傷つけ」ることにはならないんのだろうか》《すげーな。今までファンは椎名林檎と無関係な人間が監修したグッズを買うために金を積まされてたんだね!》また椎名は騒動について一度も声明を発表しておらず、そのことも問題点として指摘されてきた。そのため改めて、沈黙を貫く椎名を疑問視する声がこう上がっている。《知らなかったのならなおさらすぐ弁明謝罪でもすればよかったのに。こんだけダンマリ続けたあげく、本人は参画してないって言われても納得するどころか、ますますマイナスイメージがつくのでは?》《椎名林檎が関わって無いからコメントしなくてもいいと思ってるんでしょうか。それは違うでしょ。本人もコメントすべきですよ。無責任過ぎます》《ブランド名だけ貸してた訳か…。それでも普通何か言うと思う。そういう人だって事だ。残念》
2022年11月02日リミックスアルバム「百薬の長」の特典が物議を醸している、ミュージシャンの椎名林檎(43)。特典のデザインを改訂すると10月18日に発表したが、厳しい声が後を絶たない。10月7日に自身初となるリミックスアルバム「百薬の長」をリリースすると発表した椎名。あわせて、椎名の所属するレコード会社「UNIVERSAL MUSIC」の直販サイト「UNIVERSAL MUSIC STORE」で3種類のグッズを付属した同作の限定版を発売するとも明かした。ところが、グッズの一つであるアクリル・カードケースが波紋を呼ぶ。発表直後から、このカードケースは赤地で、その上部に白抜きの十字が描かれているため「ヘルプマークに酷似している」との指摘がSNSで上がったのだ。ヘルプマークは、外見ではわかりづらい病や障害などを抱えているひとたちが、援助や配慮を必要としていることを周囲に知らせるためのマーク。そのためネットでは、《必要な援助を受けづらくなってしまうのではと不安です》《本来の目的で使用してる方への誤解を招く恐れがあります》との声が上がっていた。さらにもう一つの特典、マスクケースにも問題点が。このマスクケースには白地で赤い十字が描かれており、「赤十字マークを彷彿とさせる」とネットで指摘されたのだ。赤十字マークは“紛争地域で命を守るためのマーク”。紛争地域でこのマークを掲げている人々、救護員やその施設などを攻撃してはならないとジュネーヴ条約で定められており、使用法についてはジュネーヴ条約や国内の法律で厳しく決められている。そのため、マスクケースに対しても《赤十字マークの規定違反は大丈夫なのでしょうか…?限定版とても魅力的なのですが、身につける側も抵抗感があります…》と危惧する声が上がっていた。当時本誌はUNIVERSAL MUSICに、指摘に対する見解などを尋ねた。すると、同社は以下の「多くの皆さまから頂きましたご意見を踏まえ、弊社内で事実確認および今後の対応について協議を行っています」と回答。他メディアの取材に対しても、同様の返答だった。■「対応遅すぎ」「椎名林檎さん御本人がずーっと黙ってる」椎名側は“協議中”とのことだったが、ヘルプマークの考案者である東京都が動いた。’12年にヘルプマークの配布を始め、ヘルプマークやその利用者の周知に貢献している東京都。14日、UNIVERSAL MUSICに対して「早急の対応」を要請したのだ。さらに、17日に「まいどなニュース」が報じた記事によると、ある高校一年生が鞄にヘルプマークをつけていると、通りすがりの男性に「椎名林檎のグッズですか?!」と声をかけられたと告白。高校生は「僕にとっては突然の出来事でしたし、事前にこの騒動をTwitterで目にしていたので、『恐れていたことが起きた…』という恐怖と焦りでいっぱいでした」と話したという。そんななか18日、UNIVERSAL MUSICは公式サイトで声明を発表。特典のデザインを改訂すると明かし、さらにこう綴っている。「今回の【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】の付属グッズは、内容及びデザインを弊社で企画検討したものです。そのデザインについて改めて弊社で検証しましたところ、法令の確認を含めた各種チェックが不十分であったこと、また、日本赤十字社及び東京都福祉保健局からも各マークの使用規定などについてご指導を頂きましたことなどを踏まえ、このたびの決定に至りました」騒動から10日あまり“協議”を続けた末に、改訂を決断した椎名サイド。しかし、SNSでは対応の遅さを指摘する声が続々と上がっている。Twitterでは《決定するまで遅すぎて草》《対応遅すぎって印象はもう拭えない》《今回のグッズへの対応が遅すぎてなんか林檎さんの曲今までと同じ感情で聴けなくなった》と厳しい声が上がっている。さらに《林檎さんからもコメント有って然りじゃないのかな?だんまりを決め込むって、イメージ戦略としては、マイナスしかない》《悲しいことに椎名林檎さん御本人がずーっと黙ってるのも…》と椎名の“無言”を疑問視する声も後を絶たない。改訂が決まったとはいえ、事態は収束するだろうか?
2022年10月18日ミュージシャンの椎名林檎(43)が10月7日、自身初となるリミックスアルバム「百薬の長」をリリースすると発表した。しかし、その特典内容が物議を醸している。国内外のアーティスト12組が集結する「百薬の長」。11月30日に発売される同作について、椎名の公式サイトでは「ジャンルやジェネレーションを越えた国内外の魅力溢れるアーティストが生み出したジェネリック点耳薬。用法用量お気になさらず左右の耳から服用ください」と紹介している。「百薬の長」のリリースが発表されると、《予約しました、楽しみすぎる》《期待してます!》と大きな反響があった。いっぽうで、思わぬ波紋も呼ぶことにーー。椎名の所属するレコード会社「UNIVERSAL MUSIC」の直販サイト「UNIVERSAL MUSIC STORE」では3種類のグッズを付属した限定版を発売。ところがグッズの一つであるアクリル・カードケースは赤地で、その上部に十字が描かれているため「ヘルプマーク」に酷似しているとの指摘がSNSで上がったのだ。東京都福祉保健局の公式サイトはヘルプマークについて、こう綴っている。「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです」そして東京都福祉保健局は、ヘルプマークを見かけた際には「電車・バスの中で、席をお譲りください」「駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします」「災害時は、安全に避難するための支援をお願いします」と呼びかけている。そのためネット上では、椎名のアクリル・カードケースについて《私も障害があり鞄につけておりますが、ヘルプマークは配慮や援助を求める大事なマークなんです。椎名林檎さんのグッズと思われ、必要な援助を受けづらくなってしまうのではと不安です》《本来の目的で使用してる方への誤解を招く恐れがあります》と懸念する声が上がっている。また、限定盤の特典にはマスクケースもある。しかし、これには白地で赤い十字が描かれており、赤十字マークを彷彿とさせるものになっている。「赤十字マークを“医療の象徴”のように捉えている方もいますが、そうではありません。実は“紛争地域で命を守るためのマーク”で、紛争地域でこのマークを掲げている人々、救護員やその施設などを攻撃してはならないとジュネーヴ条約で定められているんです。重要なマークなので、使用法についてはジュネーヴ条約や国内の法律で厳しく決められています」(全国紙記者)’20年3月、「ダイソー」で販売されていた「着せ替えフレンドエリーちゃんお洋服 かんごしさん」に日本赤十字社の許諾無しに赤十字マークが使用されていることが判明。商品は製造中止となり、ダイソーを運営する「株式会社大創産業」は「今後一層日本赤十字社様をはじめとする団体・組織の理念を尊重し、標章の確認をした上で商品化するよう、再発防止に向けて取り組んでまいります」との声明を発表していた。そのため椎名のマスクケースに対して「赤十字マークを乱用しているのでは」とし、《赤十字マークの規定違反は大丈夫なのでしょうか…?限定版とても魅力的なのですが、身につける側も抵抗感があります…》と疑問視する声が上がっている。そこで本誌は、UNIVERSAL MUSICにアクリル・カードケースやマスクケースに対する声への見解、そして「デザインを変更する予定はあるのか」などと質問状を送付。すると、以下の回答があった。「椎名林檎オフィシャル・リミックスアルバム 百薬の長【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】の付属グッズに関しまして、多くの皆さまから頂きましたご意見を踏まえ、弊社内で事実確認および今後の対応について協議を行っています。詳細が決まり次第、速やかにお知らせいたします」“協議中”とのことだが、グッズの行方は果たして?
2022年10月12日椎名林檎の最新アルバム『百薬の長』が、2022年11月30日(水)に先行配信リリース、2023年1月11日(水)にCD発売される。椎名林檎初のリミックスアルバム『百薬の長』2022年は、アニメ「おじゃる丸」新シリーズのEDテーマとして「いとをかし」を書き下ろしたほか、Ado(アド)に「行方知れず」を楽曲提供したことでも注目を集めた椎名林檎。そんな椎名林檎が、最新アルバム『百薬の長』をリリースする。国内外のアーティストが参加した全12曲収録『百薬の長』は、椎名林檎初となるオフィシャル・リミックスアルバムだ。「丸ノ内サディスティック」や「長く短い祭」をはじめとする名曲の数々を、全12組のアーティストがリミックス。オリジナル版とはまた違う、楽曲の新たな魅力を引き出した。リミキサーには、最新アルバム『Orbit』を発売したばかりのSTUTSをはじめ、鯵野滑郎、石野卓球、KID FRESINO、岡村靖幸、Ovall、大沢伸一、砂原良徳ら豪華アーティストがラインナップ。また、イギリスのGilles Petersonやobject blue、アメリカのTelefon Tel Aviv、韓国のMisoなど、海外アーティスト4組もリミックスに参加。ジャンルや世代を超えた国内外のアーティストによる、“まるで処方薬”のようなアルバムに仕上げた。限定盤はオリジナルグッズ3点付きCDの形態は、通常盤とユニバーサルミュージックストア限定盤の2形態。限定盤には、マスク&マスクケースのセットやミニ巾着ポーチ、ステッカーが付属する。リミックス版「丸ノ内サディスティック」を先行配信なお、『 百薬の長』の収録トラックより、「丸ノ内サディスティック ~Marunouchi Sadistic~(Miso Remix)」を2022年11月11日(金)に先行配信リリース。リミックスを手掛けたMiso(ミソ)自身が出演するミュージックビデオも公開している。【詳細】椎名林檎 最新アルバム『百薬の長』先行配信日:2022年11月30日(水)CD発売日:2023年1月11日(水)・通常盤(CDonly) 3,300円・ユニバーサルミュージックストア限定盤(CD+GOODS) 6,900円 ※ユニバーサルミュージック直販サイト限定発売<グッズ内容>夢語りマスク(マスク+マスクケースセット)、これっポーチ(ミニ巾着ポーチ)、諸々券ケース+ステッカー■トラックリスト/参加アーティスト(収録順不同・アルファベット順)M1. あの世の門 ~Gate of Hades~ (Telefon Tel Aviv Version) / Telefon Tel AvivM2. JL005便で ~Flight JL005~ (B747-246 Mix by Yoshinori Sunahara) / 砂原良徳M3. ちちんぷいぷい ~Manipulate the time~ (Gilles Peterson’s Dark Jazz Remix) / Gilles PetersonM4. おとなの掟 ~Adult Code~ (object blue Pleasure Principle Remix) / object blueM5. 長く短い祭 ~In Summer, Night~ (Yasuyuki Okamura 一寸 Remix) / 岡村靖幸M6. カーネーション ~L’œillet~ (Ovall Remix) / OvallM7. 女の子は誰でも ~Fly Me To Heaven~ (STUTS Remix) / STUTSM8. 丸ノ内サディスティック ~Marunouchi Sadistic~ (Miso Remix) / MisoM9. 浴室 ~la salle de bain~ (Takkyu Ishino Remix) / 石野卓球M10. 意識 ~Conciously~ (Shinichi Osawa Remix feat. Daoko) / 大沢伸一M11. 鶏と蛇と豚 ~Gate of Living~ (KID FRESINO REMIX) / KID FRESINOM12. いとをかし ~toogood~ (Ajino Namero Bon Voyage Remix) / 鯵野滑郎
2022年10月10日