JO1の河野純喜とフジファブリックの山内総一郎が6日、FCバルセロナのラ・リーガ優勝を祝したセレモニーに出席した。Spotifyがスポンサーを務めるFCバルセロナのラ・リーガ優勝を祝した同イベント。河野と山内のほか、Spotify日本法人の代表取締役であるトニー・エリソン氏、FCバルセロナからロベルト・レヴァンドフスキ、ハファエウ・ジアス・ベローリ、ウスマヌ・デンベレ、ジュール・クンデ、エリック・ガルシアの5名が登場した。イベントでは、優勝を祝して鏡開きを実施。サッカー好きとして知られる河野と山内は大喜びの様子だった。
2023年06月07日女優の橋本愛が1日、都内で行われたシャネルのファッションショー「2022/23年メティエダール コレクション CHANEL-DAKAR」に来場した。多くの著名人がシャネルをまとって来場。シャネルのアンバサダーである橋本は、ピンクとブラックのセットアップをまとい、アクセサリーやバッグを合わせて華やかに。フォトセッションではクールな表情を見せ、ムービーカメラに向かって笑顔で手を振ったりピースサインをする場面もあった。メティエダール コレクションは、CHANELの無限のクリエイティビティを現実のものにする職人たちへオマージュを捧げるもの。今回のコレクションでは、躍動感溢れる色彩にビーズやスパンコールの華やかな刺繍、ツイードの風合いを活かしたフレアパンツのセットアップ、花々を描いた軽やかなドレスといった1970年代のスピリットを讃えている。
2023年06月02日現在と過去の2人のフラッシュやバットマンなど豪華ヒーローたちが大集結する『ザ・フラッシュ』。この度、橋本愛がDC映画には初登場となるスーパーガールの日本版声優として実写吹き替えに初挑戦し、日本語吹替版予告も併せて解禁。さらにアンディ・ムスキエティ監督から、細谷佳正(フラッシュ役)、山寺宏一(マイケル・キートンのバットマン役)、橋本愛(スーパーガール役)、小原雅人(ベン・アフレックのバットマン役)ら日本版声優への絶賛と感謝のコメントも到着した。本作の高評判を聞いたトム・クルーズが鑑賞を熱望。トムのために自宅に映画が届けられ、プライベート試写会が行われると、映画に感動したトムが「映画に求められるすべてが詰まった、いま私たちが必要としている作品だ」と手放しで大絶賛を贈ったという。幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、タイムループし“運命”を変えるために過去を改編するフラッシュが出会うのが、スーパーマンと同じクリプトン星人の女性スーパーガール。フラッシュが過去を変えたことでスーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンもいない世界に変わってしまった絶体絶命の危機で、フラッシュが出会う“最強ヒーロー”だ。そんなスーパーガールの日本版声優に抜擢されたのが、映画『告白』やNHK連続テレビ小説「あまちゃん」への出演で大ブレイクを果たした橋本さん。3度の大河ドラマを経験し、着実に実力派俳優としてステップアップしてきた橋本さんは、『劇場版BLOOD-C The Last Dark』(12)で初めて声優に挑戦。さらに昨年10月に同日公開された『僕が愛したすべての君へ』と『君を愛したひとりの僕へ』で宮沢氷魚演じる主人公と恋仲になるヒロイン・瀧川和音の声を担当した。今回初めて実写映画の吹き替えに挑む橋本さんだが、本作のスーパーガールはクールで力強く、これまで演じてきたアニメーションの人物たちとは一線を画すようなキャラクター。このスーパーガールに対して橋本さんは「彼女の魅力を一言で言うならば“強さ”。超能力などそういったこともありますが、気持ちの強さだと思います」と語る。「カーラ(スーパーガール)は過去が詳細に描かれていないので、自分の中でも自由に膨らませて解釈した部分があって、その上でカーラに対するリスペクトや愛する気持ちなど確固たるものが築けました。故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさを感じ取って頂けると嬉しいです」とその魅力を言葉にした。また、初めての実写吹き替え声優を務めた感想を聞かれると「俳優さんが演じられているとは言え、自分の中にカーラ(スーパーガール)としての根幹は作っておかなければいけないと思い、役作りとしてはいつもと同じ工程を踏みました。実際に声を入れるとなった時に、役者の表情や声色を聞いて実際に自分の身体でアウトプットするということ、自分自身の目の前にフラッシュがいるという仮想空間を作らなければいけないということを分かってから、どんどん声を当てやすくなりました」と語った。アンディ・ムスキエティ監督が日本版声優陣へコメントそんな橋本さんをはじめとする日本版声優陣に向け、本作の監督アンディ・ムスキエティから称賛と感謝のコメントが到着した。橋本さんのボイステスト音声を聞いた監督は、「声質やトーンを聞いた瞬間に橋本さんの声が役にピタリとハマりました。理想通りの声を持つ橋本さんにこの役を引き受けていただけて大変幸せです」とコメント。橋本さんは「あれでよかったのかな、と終わった後に反省していたところもあったので、すごくホッとして救われたような気持ち」と語り、「自分の声を受け入れてくださり本当に嬉しいです」と喜びを滲ませる。また、先日続投が発表されたフラッシュ役の細谷さんに対しては、「本作のバリー(フラッシュ)は今と過去の2バージョンの演じ分けが必要で、非常に高い演技力が必要です。エズラ・ミラーのフラッシュを知り尽くしている細谷さんが声優として本作に参加してくれて大変心強いです」と厚い信頼を寄せているよう。数々の作品でマイケル・キートンの吹替を担当し、『バットマン』『バットマン・リターンズ』をはじめ様々なバットマンの吹替を務めてきたレジェンド・山寺さんに向けては「バットマンのレジェンドであるマイケル・キートンの嬉しいカムバック、そして、マイケル・キートン、日本でバットマンを何度も演じているレジェンドである山寺さんに本作でもバットマンを演じていただき大変光栄です!」と、日本のレジェンド声優・山寺さんが再びバットマンの声を担当することへの喜びの声を寄せた。「DCにとって重要なバットマン」というベン・アフレック版バットマン役の小原さんの参加にも「フィルムメーカー全員大変心強く思っています。そしてDC作品を愛する制作陣として一緒に作品作りができることを光栄に思います」とコメントした。『ザ・フラッシュ』は6月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・フラッシュ 2023年6月16日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved © & TM DC
2023年05月19日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)は、「京都府宇治市産“辻喜”抹茶のショートケーキタルト」を2023年6月1日(木)から6月15日(木)までキル フェ ボン全店にて販売する。“辻喜”抹茶のショートケーキタルト「京都府宇治市産“辻喜”抹茶のショートケーキタルト」の主役となるのは、京都・宇治にある茶農家“製茶 辻喜”の香り高い抹茶。京都を代表する品種「さみどり」の品質の良い“一番茶”のみを厳選した茶道用抹茶を使用した。ザクザクとした食感のタルトに、ホワイトチョコレートの生地、濃厚な抹茶ソース、抹茶わらび餅、栗を重ね、その上に抹茶クリームとイチゴをトッピング。深いコクと香りの余韻をたっぷりと楽しめる一品に仕上げた。なお、「京都府宇治市産“辻喜”抹茶のショートケーキタルト」は、当初キル フェ ボン京都店限定で販売されていたが、“他の店舗でも販売して欲しい”という要望に応えて、全店で販売されることになった。【詳細】「京都府宇治市産“辻喜”抹茶のショートケーキタルト」販売期間:2023年6月1日(木)~6月15日(木)※予定取扱店舗:キル フェ ボン全店価格:1ピース 993円、ホール(25cm) 9,936円※カフェ利用の場合は税率が異なる。※キル フェ ボン京都のみ2023年5月31日(水)で販売終了。
2023年03月27日橋本環奈と山田涼介(Hey! Say! JUMP)が夫婦役で初共演する新・火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」から、2人のメインビジュアルと愛のない“メリット婚”を表す対極的なサブビジュアルが解禁となった。原作はわたなべ志穂による同名漫画で、プチコミック(小学館)にて2014年~2017年に連載されていた人気作品。橋本さん演じる、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”の主人公・羽田綾華と、山田さん演じる、業績不振の結婚式場を立て直すために好きでもない女性との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷が繰り広げる胸キュンラブコメディ。解禁となったメインビジュアルは、皆が憧れる綾華と東郷が額に収まった、まるで“絵画”のような1枚。さらに、額から飛び出し、愛のない“メリット婚”をした2人を表した対極的なサブビジュアルにも注目だ。実はこのビジュアル撮影が本作での初顔合わせとなった2人だが、終始息ぴったり。橋本さんのウエディングドレス姿と山田さんのタキシード姿が輝くビジュアルとなった。また、先日発表された羽田家の長男・陸役の長尾謙杜(なにわ男子)に続き、綾華の弟たちと妹役のキャストが発表。次男の羽田海(はねだ・かい)役には、「ジャニーズJr.」内のユニット「Go!Go!kids」の田仲陽成が決定。中学3年生の海は、いつも明るく羽田家のムードメーカー的な存在となる。三男の羽田空(はねだ・そら)役は、「ジャニーズJr.」の高橋奏琉。中学1年生の空は、綾華が結婚して家を出ることを寂しがる可愛い一面を持っている。2人は、連続ドラマ初出演となる。次女の羽田風華(はねだ・ふうか)を演じるのは、子役として金曜ドラマ「#家族募集します」やドラマストリーム「村井の恋」など数々のドラマやCMに出演している宮崎莉里沙。小学3年生の風華は、少しおませで思ったことをすぐ口にしてしまう性格という。羽田家を賑やかにする3人と、橋本さんと山田さんが繰り広げるコミカルな夫婦バトル、そして超ピュアな胸キュンシーンなどにも期待が高まる。火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」は4月18日(火)より毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月22日俳優・橋本環奈の素の部分と、カナダの大自然の映像美が楽しめる「橋本環奈のリベンジ旅」が、3月4日(土)本日放送される。橋本さんにとって初の冠番組となる同番組は、橋本さんが“これまでにやり残したこと”のリベンジを目指すバラエティー番組。第1弾となる今回は、「オーロラを見ること」を挙げた橋本さん。2020年に特番「なるほど!ザ・ワールド ~新年あけまして!!奇跡の絶景スペシャル~」において、「どうしてもオーロラが見たい」という強い希望で、フィンランドでロケを行ったが、時期や悪天候などによりオーロラを見ることは叶わなかった。そこで今回橋本さんは、あの時見られなかったオーロラをどうしても見たい!ということで、オーロラリベンジ旅に出かけた。向かったのは、カナダ・イエローナイフ。橋本さん自ら、この時期に世界で一番オーロラが見やすいと言われる場所を調べてきたという。イエローナイフは3日間滞在すれば遭遇率95%を誇るという“オーロラの聖地”として有名。橋本さんはオーロラ観賞専用施設「オーロラビレッジ」を訪ね、街の光が届かない自然環境の中、「ティーピー」と呼ばれるカナダ先住民のテントで寒さをしのぎながら、オーロラの出現を待つ。そして、オーロラ観賞以外にも、体を張った様々なアクティビティを体験。世界で10番目に大きな湖・グレートスレーブ湖が凍ったところに穴をあけ、魚を釣るという先住民の伝統漁「アイスフィッシング」に挑戦すると、現地の人が驚くほどの大漁。さらに、犬ぞりレース世界チャンピオンが率いる犬たちにソリを引かれ、マイナス36度の中、ジェットコースターに乗っているような気分を味わったり、ここでしか食べられない絶品のフィッシュ&チップスや、大人気の地ビールも楽しんだり。多忙なスケジュールを調整して、旅を堪能する。初冠番組に橋本さんは「正直、初冠番組という実感はあまりないのですが、私だけで番組になるということで、ロケ中の撮れ高を心配してしまいました(笑)。オーロラ以外にもカナダ・イエローナイフで釣りに行ったり、犬ぞりに挑戦したり、素敵な雪景色をご覧頂けるのではないかと思います!」とコメント。続けて、「この番組は『リベンジ旅』なので“果たしてオーロラが見られたのか!?見られなかったのか!?”に注目していただけたら、と思います!せっかく2回も行ったのにまたオーロラが見られなかったら、本当にがっかり・・・なので、視聴者の皆さんもテレビの前で“オーロラが出てほしい”と願いながら見ていただければと思います」と見どころを語っている。「橋本環奈のリベンジ旅」は3月4日(土)14時35分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2023年03月04日女優の橋本環奈、俳優の生田斗真、濱田岳が6日、都内で行われた映画『湯道』公開直前イベントに登壇。観客を対象にしたアンケート企画で橋本が“ミラクル”を起こし、会場を盛り上げた。同作は小山薫堂氏が脚本を手掛けるお風呂エンタテインメント作品。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、弟の悟朗(濱田岳)がボイラー室のボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。“風呂の日”に行われた同イベントでは、「寒い季節をフットバス! 湯 can 道 it!! 沸く沸くお風呂、直感力勝負!」と題し、集まった観客100人と共に、決められた目標人数を狙うアンケート企画を実施。優勝賞品として、星野リゾートの宿泊券がプレゼントされることが明かされると、生田は「よっしゃ! ものすごい本気ですよ」と気合い十分で挑む。1つ目のテーマは「お風呂」で、目標数字は「26」に。生田と橋本は「体を素手で洗う人」「湯船に20分以上浸かる人」にするも、互いに大幅オーバー。一方、濱田は悩みながらも「今日、出かける前にお風呂に入ってきた人」にした結果、21人でニアピンとなり観客を沸かせる。続いて「道」をテーマに「6人」を目指し、濱田の「柔道部だった人」に2人の観客が該当し、またもやニアピン。これには濱田も「すごい(星野リゾート)行きたい人みたいじゃん(笑)! 卑しい俳優だと思わないで……」とボヤいて笑いを誘う。このまま濱田の圧勝で終わるかと思われたが、橋本が「華道や茶道など“~道”で人に教えられる資格を持っている人」という質問で5人という記録を出し、勝負は次に持ち越されることに。そして、フリーテーマで「2人」を目指すラスト。トップバッターの橋本が「おうちにビールサーバーを導入しているんですが、同じく導入している方! 同志を見つけたい!」と質問すると、まさかの2人ぴったり。橋本は「えぇ~!びっくり!」と驚きの表情を浮かべ、このミラクルに生田は「橋本環奈すごすぎるよ……」とぼう然。濱田も「(紅白で)司会もできて、場も盛り上げられて、完璧じゃない!」と絶賛した。この時点で優勝の可能性が無くなった生田。司会のフジテレビ・山崎夕貴アナウンサーから「一応やりましょうか……」と促され、エキシビションマッチとして参加することに。「一度も髪を染めたことがない人」と投げかけるも、結果は14人とここでも大きく外してしまい、肩を落とした。その後、濱田も橋本の記録を超えることができず、橋本が完全優勝。賞品を手にし、大盛り上がりのうちにイベントは幕を閉じた。
2023年02月06日映画『湯道』(2月23日公開)の完成披露試写会が26日に都内で行われ、生田斗真、濱田岳、橋本環奈、小日向文世、天童よしみ、クリス・ハート、生見愛瑠、窪田正孝、角野卓造、鈴木雅之監督が登場した。同作は小山薫堂脚本によるオリジナル作。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、弟の悟朗(濱田岳)がボイラー室でボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。橋本は「今日は一番風呂の日(1月26日)ということで、今日来てくださってる皆さんが初めてこの『湯道』を観る、“一番映画”みたいな感じで観ていただけるのがすごく嬉しいなあと思います」と挨拶。同作ではみな風呂に入るシーンがあると言うが、橋本は「私、1回だけですよね。最後みんなで入るみたいな時に」と説明しつつ、「あんまり言うとネタばれになりそうなんですよ。今ちょっと、顔色伺っちゃいました」と苦笑。そんな橋本に、生田が「大丈夫! 紅白の司会だから!」と太鼓判を押し、「すごかったよね!」と客席に同意を求めると、客席からは拍手が起こる。MCの軽部真一アナウンサーも「うちの、アナウンサーになってほしいと思います。お見事でした」とフジテレビに勧誘し、橋本は「そんな! 軽部さんに言っていただいて」と恐縮していた。
2023年01月26日大阪府堺市に拠点を置く堺シティオペラと大阪交響楽団が、3月19日(日)、フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)で、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』(セミ・ステージ形式)を上演する。これは2019年に始まった「テアトロ・トリニタリオ(三位一体の劇場)」と題するシリーズの第3回。上記の2団体と劇場が連携して行う公演で、単独の団体では難しい規模の大きな作品を堺市から発信していこうというものだ。2021年12月に行われた第2回公演、プッチーニの歌劇『トゥーランドット』では、令和3年大阪文化祭賞を受賞するなど高い評価を受けた。「Teatro Trinitario 2023 “オペレッタ×オーケストラ”」チケット情報喜歌劇『こうもり』は1874年に書かれたオペレッタ史上の名作。とある仮面舞踏会の帰り、泥酔してこうもりの扮装のまま森の中に放置され街中の笑いものとなったファルケ博士が、次なるオルロフスキー邸の舞踏会で自分を置き去りにした銀行家のアイゼンシュタインへの仕返しを企てる、という物語だ。そこへアイゼンシュタインの妻、ロザリンデや小間使いのアデーレまでが絡んで来て、愛と欲望と化かし合いが渦巻く賑やかな騒動が繰り広げられてゆく。全編を笑いに包みながら、ウィーン情緒溢れる歌と音楽の美しさが深く心に残る作品でもある。今回指揮を務めるのは大阪交響楽団首席客演指揮者の高橋直史(※高ははしごだか)。バイエルン州立歌劇場で研鑽を積み、エルツゲビルゲ歌劇場音楽総監督、および同交響楽団首席指揮者ほかを歴任した本場仕込みのシェフ腕前で、音楽と舞台を深く、楽しく創り上げてゆく。公演に先立って行われた記者会見には、高橋直史ほか、アイゼンシュタイン役の桝貴志、ロザリンデ役の並河寿美、そして看守フロッシュを演じる大蔵流狂言師の茂山千三郎らが出席。それぞれに役柄の魅力や抱負を語った。特に物語の笑いを大きく担うフロッシュ役の茂山は「今回の舞台に立っていても、あれはやはり狂言やったな、と言う風な芝居を目指したい」と語り、練習を積み重ねて仕上げる西洋の歌劇の伝統に対し、一期一会を美学とする日本の能、狂言の芸風に言及。その言葉をきっかけに登壇者一同が1度きりの舞台に臨む思いを改めて語るなど会見の場を沸せ、公演への期待をかきたてた。文:逢坂聖也
2023年01月25日天然とらふぐという至福ふぐをカウンターでお洒落に味わう、というのも素敵なスタイルですが、お店をまかされたシェフの小髙見さんはまだ25歳という若さ。他ではぜったい真似できない最高のふぐ料理を出したいと語ります。考えてみたら、ふぐはおいしいんだけど毒のリスクがあって、諸外国では味わうことができません。その意味でふぐは、日本でしか味わえない日本料理と言っていいのだと思います。カウンター席に座るとまずはウエルカム・ドリンク、ふぐと松茸のスープです。それがワイングラスで出てきます。開いた松茸の香りがふぐの旨味にあわさって、優しいおいしさに包まれます。ここは個室がなくカウンターは8席のみ、壁には社長が描いたというふぐの絵が綺麗にデコレーションされていて、落ち着きのある空間になっています。そして今日いただく部位の説明。細かく分類された部位名には知らないものもあります。たとえば、「身皮」と「さめ皮」の間の部位は「とうとうみ」といいます。これは昔の言葉遊びのようなもので、「三河(身皮)」のとなりなので付けられた名前なのだとか。使うふぐは3~8キロの天然とらふぐのみ。その部位を余すことなくおいしく使う、がテーマなようです。今回いただいたのは千葉産の5キロのもの。11月になったばかりでしたが、白子も立派でみるからにおいしそうです。禁断の珍味からとらふぐのカラスミをかぶに乗せたものが出てきます。カラスミのような味わいなのでそう呼んでみましたが、これ実は、猛毒があるふぐの卵巣です。卵巣を塩や粕に2年漬け込んで毒抜きをして食べる禁断の珍味のひとつですが、石川県でよく見かけます。ただ、石川県で見るのはごまふぐの卵巣だそうで、とらふぐのそれは福井で1社のみ作れるところがあって、それを使用しているのだとか。確かに酒の進む珍味です。しかし、それ以上に珍妙なのは、そんなものをあえて食べようとしたわれわれの先祖のあくなき好奇心探求心のすごさでしょうか。湯引きした「まぶた」「のど」「白子」が出てきました。金粉がふられています。どれも珍しい食感で、フレッシュです。「うちはポン酢は使わず、ポンスってオリジナルを作っています。ポンスってもとはオランダ語で、柑橘のことなんです。うちではその原点に帰って、お酢は使わないで柚子や橙、柚香などと出汁を合わせてつくっています」とシェフ。このポンスが実に爽やかでおいしい。毎回フレッシュなものを目の前でつくって出すのだといいます。「ぶつ切り」が出てきました。大根おろしが添えられ、そこにもフレッシュなポンスが。訊くと、ふぐもすべて寝かしていないのだそうです。寝かすと増す旨みもあるが、それよりも新鮮さを大事に考えてるのだそうです。新鮮なとらふぐの食感は、確かに他では味わえないおいしさがあります。「てっさ」には三種の薬味。ポンスとこうじ水と、まぜ肝です。肝はふぐではない他の魚のものですが、正体は明かさないのだとか。カワハギやマンボウの肝のような、サバの風味も感じるような、旨みの塊のようなもので、それをポンスに溶いていただきます。見せるひれ酒ショーも箸休にかぼちゃのポタージュ。先ほどの「とうとうみ」のクルトンが入っていて面白い。味付けにつかう塩もオリジナルで、さめ皮の棘の部分を剥いで細かくして、それを能登揚浜の塩と合わせたもの。ふぐ風味の滋味豊かな塩です。おかげでまろやかで深みが出たポタージュになっています。ここで店の明かりが消され、ひれ酒に火をつけて注ぐパフォーマンスが始まります。青い炎のついたひれ酒が高い位置からグラスに注がれ、ちょっとしたショータイム。それが済むと、焼きの始まりです。『くちびるの塩焼き』。ふつうは鍋に入ってたりするものかと思いますが、ここでは塩焼きにしてくれます。けっこうボリュームがあって、ぷりぷりしています。「さめ皮」と「とうとうみ」とくっついた部位なので、それらを一緒に味わえる楽しみもあります。かぶりつくとじんわり旨みが染み出てきて、いい感じです。焼き台で焼きがはじまり「身皮」、「とうとうみ」などをさめ塩でいただき、「焼き白子」で口の中を軽く火傷し、「うぐいす」「みかわ」などのバリエーションでしっかりお腹も落ち着いてきたころに、「松茸の春巻」が来て、「から揚げ」です。ふぐだけで、ここまでのバリエーションというのも、なかなか味わえないと思います。最後に「てっちり」をつくっていただきましたが、だしを引くところからはじまり、丁寧に仕上げられた鍋はまた格別の旨さ。身も心も温かくなった一夜でした。人形町 喜見【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~
2023年01月20日水野良樹(いきものがかり)のソロプロジェクト・HIROBAが2月15日(水) にリリースするアルバム『HIROBA』に、新曲「ただ いま(with 橋本愛)」が収録されることが決定し、併せて同曲のリリックティーザー動画が公開された。本楽曲は俳優・モデルとして活躍する橋本愛が初めて作詞に挑戦した作品で、曲を水野、編曲を鈴木正人がそれぞれ担当。今回のコラボは2022年夏頃の番組共演がきっかけとなり、橋本が水野からの熱烈なオファーを受ける形で実現。それぞれのアイディアをもとに、レコーディング直前まで橋本・水野両名がディスカッションを繰り返し本作を完成させた。歌唱も橋本がつとめ、自身が手掛けた歌詞と共により強いメッセージがこもった楽曲となっている。初めて作詞に挑んだ橋本について水野は「橋本愛さんは創作に対して誠実すぎるほど、誠実だったし、正直すぎるほど、正直でした。完成の瞬間まで気を抜かずに、たがいのアイディアを何度も何度も磨きあげて……。緊張感ある楽曲づくりをともにしてくれて、本当に楽しかったです。作詞家・橋本愛のはじまりに触れられたような気がして、光栄でした」とコメントしている。「ただ いま(with 橋本愛)」リリックティーザー<リリース情報>HIROBA フルアルバム『HIROBA』2023年2月15日(水) リリース『HIROBA』ジャケット●初回仕様限定盤【CD+Blu-ray】4,180円(税込)※三方背スリーブケース仕様(初回仕様のみ)【CD収録】・ただ いま(with 橋本愛)・透明稼業(feat. 最果タヒ, 崎山蒼志, 長谷川白紙)・哀歌(feat. 皆川博子, 吉澤嘉代子, 世武裕子)・光る野原(feat. 彩瀬まる, 伊藤沙莉, 横山裕章)・ふたたび(with 大塚 愛)・幸せのままで、死んでくれ(清志まれ)・僕は君を問わない(with 高橋 優)・ステラ2021(feat. 重松清, 柄本佑, トオミヨウ)・I・南極に咲く花へ(feat. 宮内悠介, 坂本真綾, 江口亮)・凪(with 高橋 優)・YOU(with 小田和正)・星屑のバトン※曲順未定【Blu-ray収録】・HIROBA ドキュメンタリー映像ほか収録予定【店舗別購入特典】HIROBA応援店:オリジナルしおりSony Music Shop:オリジナルアナザージャケットHMV全店(HMV&BOOKS online含む/一部店舗を除く):オリジナルA5クリアファイルAmazon.co.jp:Amazon.co.jp限定イベント申込用デジタルシリアルコード+メガジャケ/メガジャケ楽天ブックス:オリジナル缶バッジセブンネットショッピング:オリジナルミニスマホスタンドキーホルダー※数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。※上記店舗以外での配布はございません。※応援店対象店舗・特典のデザインは追ってご案内いたします。※各オンラインショップにつきまして、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございます。※Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは「特典対象商品ページ」と「特典非対象商品ページ」がございます。予約の際は、希望される商品ページであることをご確認ください。予約リンク:関連リンクいきものがかり オフィシャルサイト: オフィシャルサイト: YouTube: note:水野良樹 Twitter:水野良樹 Instagram:
2023年01月06日『1000年に1人の美少女』といわれるほどの美貌で知られる、俳優の橋本環奈さん。かわいらしさと美しさを兼ね備えた顔立ちは、老若男女問わず多くのファンを集めています。ですが、そんな橋本さんでも、自分の顔がプリントされたグッズを使うのは気恥ずかしさを感じるのだとか。2022年11月13日、橋本さんは愛用のリップクリームについて、Twitterでこのようにコメントをしました。恥ずかしいので顔の部分を隠しながら使ってます pic.twitter.com/eh0fJCuMz3 — 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) November 13, 2022 写っているのは、橋本さんが以前コラボレーションしていた、リップクリーム『メンソレータム 薬用リップ リペアワン』。キャンペーンの景品でしか手に入らないバージョンであり、こうしてリップの本体にはナース姿の橋本さんがプリントされています。「環奈ちゃんほどの人でも、恥ずかしさを感じるのか…!」といった驚く声が寄せられる中コメントを寄せたのは、お笑いタレントの、おばたのお兄さん。どうやら、おばたのお兄さんも、橋本さんの愛用リップと同じものを持っているようなのですが…。俺が薬局で買ったの環奈ちゃんの部分の方がデカいよ? pic.twitter.com/iyzw6rJG1A — おばたのお兄さん (@hinode_obt) November 13, 2022 このリップ見たことないし、使いづらそうだねぇ〜んなわけあるかいっ!— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) November 13, 2022 確かに、おばたのお兄さんの愛用リップにもナース姿の橋本さんがいるのですが…圧倒的な大きさ…!誰が見ても不自然なバランスや、写真の主張の強さに、橋本さんはコントのようなノリツッコミをせざるを得なかったようです!きっと、おばたのお兄さんは写真をリップクリームに貼り付けたのでしょう。このボケのために用意をしたと考えると、さらに笑いがこみ上げてきますね。2人のやり取りは拡散され、多くの人が笑い声を上げたようです!・せっかくリップがコンパクトなサイズなのに、持ち運びに不便すぎて爆笑した。・アイドルの応援うちわかよ!・環奈ちゃんのツッコミがキレキレで好き。流れが完全にコント。2022年11月現在、いわゆるピン芸人として活動している、おばたのお兄さん。いつか、橋本さんをツッコミに迎えて新コンビが発足する日が来るのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2022年11月13日グラビアアイドルの橋本梨菜さん(29)は、日焼けした健康的な肌をしていることから「日本一黒いグラドル」「なにわのブラックダイヤモンド」と呼ばれるように。2020年7月に開設した公式YouTubeチャンネル『橋本ちゃんねる』では、水着を着用しサウナに入り整う動画などが人気を集め登録者数11万人を突破。先日、自身のインスタグラムで、お風呂で泡まみれになるショットを投稿したところ注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!極小水着で泡まみれになる梨菜さんのお風呂ショットにファン歓喜 この投稿をInstagramで見る 橋本梨菜(@hashimoto_rina_)がシェアした投稿 「お風呂 Time〜」と、今にも大きな胸が飛び出しそうな極小水着で泡まみれになる梨菜さん。水着がベージュ色ということもあり、裸かと勘違いして驚かれた方もいたのでは。大胆なショットにファンはたまらないといった様子で、コメント欄には「一瞬どきっ♡としたよ」「ムネにケツ」「特盛が2玉」と胸元に視線が集中し絶賛コメントが相次いで寄せられておりました。『橋本ちゃんねる』ではDVD撮影の裏側に密着する動画も人気を集めているようです。すっぴんやオフショットなど梨菜さんの魅力満載の内容になっていてファン必見です!あわせて読みたい🌈「なんて素敵なお尻」似鳥沙也加さん大胆バックショットに「尻フェチにはたまらない」と大反響
2022年11月08日●念願のアニメーション映画のヒロインに「夢が叶いました!」アニメーション映画『僕が愛したすべての君へ』(10月7日公開)でヒロインの声優を務め、「夢が叶いました!」と笑顔を見せる女優・橋本愛。中学生のときに芸能界デビューし、ドラマや映画で大活躍の橋本だが、子供時代からアニメのヒロインへの憧れがあったという。アニメとの関わりや声に対する強い意識、また、ここ数年で変わったという仕事との向き合い方について話を聞いた。『君を愛したひとりの僕へ』と同日公開される『僕が愛したすべての君へ』。乙野四方字氏の小説を原作とする2つの作品は、“並行世界”を行き来することができる世界で、1人の少年がそれぞれの世界で別々の少女と恋に落ちるラブストーリー。『僕愛』『君愛』2作品の主人公・暦を宮沢氷魚が担当し、『僕愛』で暦と恋仲になるヒロイン・和音を橋本愛、『君愛』で暦と恋仲になるヒロイン・栞を蒔田彩珠が演じた。橋本はこれまで、『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』(2012)、テレビアニメ『なつなぐ!』(2020)でも声優を務めたが、「1作目は自分が未熟で至らなかったなという思いが強く、『なつなぐ!』は1作目より楽しめましたが、もっとやりたいという思いがありました」と再び声優に挑戦してみたかったという。そして、「特にアニメーション映画への憧れが強かったので、今回ヒロインを演じさせていただき夢が叶ったという気持ちです」と声を弾ませた。アニメ映画に憧れを抱いたきっかけを尋ねると、「子供の頃からジブリ作品を見て育ってきて、ジブリのキャラクターの声をよく真似していました。ほかのアニメを見ているときも、声優さん独特の抑揚や声色の使い分けを自分もできないかなと思って真似していて、それがすごく楽しくて。自分もアニメーション映画の声のお仕事をやってみたいとずっと思っていました」とアニメ愛を語った。ジブリのキャラクターで一番真似ていたのは『となりのトトロ』だそう。「メイちゃんは楽しみながらやっていて、サツキはけっこう真剣にやっていました。ほかにも『天空の城ラピュタ』のシータや、『借りぐらしのアリエッティ』のアリエッティなど、ヒロインの女の子をよく真似していました」アニメ作品の経験を重ねても「声優さんの表現はなかなかたどり着けないです」とプロのすごさを痛感しているという橋本。また、「周りが全員声優さんだとどうしても浮いてしまうというか、毛色が違うと感じてしまいます」と言い、「今回は俳優さんが多いので、声優さんのことを勉強してあまりにそういう表現に偏ってしまっても逆に浮いてしまうと思い、俳優だからこそできる表現と、アニメーションならではの抑揚など、バランスをとりながらやりました」と説明した。『僕愛』の和音役では、制作サイドから「理系っぽい話し方、固い口調、抑揚をなくす」とリクエストされたそうで、「どうすればそこにたどり着けるのだろうと試行錯誤し、自分のできることと皆さんのイメージをすり合わせていきました」と語った。●声から役作りした経験が大河にも『僕愛』にも生きた本作のように「声から役を作っていくことは普段の演技ではあまりない」とのことだが、映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(2020)では声から役を作ったという。「監督の成島出さんから『もっと声を低くしてほしい』とか『日本の昔の女優さんの声を出してほしい』という話があり、そのときにこんなに喉の奥の空間を使って出す声なのだと知りました」そこから声への意識が変わり、「自分の声に興味を持ち始めました」と明かす。「それまでもボイストレーニングはやっていましたがどこか本腰ではなくて。そこから自分の体はどういう声が出るのか、興味を持って突き詰めるようになったので、そういった経験を持った上で『僕愛』を演じられたことは有難かったです」昔の女優の声というのは、全体的なイメージとしてだけでなく、高峰秀子さんや原節子さんなど、具体的に昭和の大女優を参考に。その挑戦によって声の幅を広げることができたという。「現代の人というか、特に私は空間が狭くて声が前にいってしまうクセがあり、奥行きがなかったり、響きがなかったり、低音が出せなかったり、声の範囲が狭かったので、イメージした声にたどり着くのが難しかったですが、そこから声の幅が広がりました」その経験は、主人公・渋沢栄一の妻・千代を演じた昨年の大河ドラマ『青天を衝け』、そして『僕愛』にも生きたという。「大河ドラマでは幼少期から40代まで演じ、見た目だけでなく声も年齢を重ねていかなければならなくて、ここでも昔の女優さんの声を練習したのが役立ちました。重心が低く、響きのある落ち着いた声を意識し、なんとか乗り越えました。今回の和音さんも38歳まで演じさせていただき、高校生から大人になるという年齢の変遷を声で表現したので、(その経験が)生かせたと感じています」『僕愛』と『君愛』は並行世界をテーマにした物語で、2つの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っている。本作に感じている魅力を尋ねると、橋本は「円環のように2つの作品がつながっている骨格そのものも新しくて面白いし、私が一番感動したのが、『僕愛』の暦さんがほかの世界の自分の幸せを願うシーンがあって、それは『君愛』の暦の幸せを願う言葉でもあるんだけど、つまりは今の自分の幸せを願っていることに繋がるという、ここに大きな円環ができていて、壮大な宇宙を感じて鳥肌が立つくらい感動しました」と熱弁。さらに、「並行世界の話なので現実ではありえないはずですが、この作品はものすごく身近に感じるんです。暦の話は並行世界ありきの言葉なのに、現実を生きている私たちにもちゃんと通じる言葉になっていると思います」と続け、「自分の潜在意識にあったものが具現化されたような作品で、自分の生き方や考え方とリンクした感じがしています。でもまだふわふわしていて、時間を重ねていくにつれて合致する気がします」と話した。●“全シーン100%全力”で過剰な責任感と力が入っていた本作で憧れていたアニメーション映画のヒロインを務めたが、これから声の仕事で挑戦してみたいことを尋ねると、「『君愛』の栞ちゃんをやってみたい」と告白。「私が真似してきた声が栞ちゃんの声に近かったんです。かわいらしくて少女性がある、男性の理想像のような女の子。(栞を演じた)彩珠ちゃんの声もすごく素敵で、早速真似しています」と笑った。そして、「栞ちゃんのようなかわいい女の子の声をいつか演じられたら」と言い、「実写だと私にはできないキャラクターだと思います。私はよくクールだと言われ、キュートなイメージはないと思うので、声だけでもやってみたいなと。もちろん実写でもいろんな役を演じてみたいですが、アニメーションのほうが演じられるキャラクターの可能性が広い気がします」と語った。ここ数年で声への意識が強まったという橋本だが、仕事との向き合い方にも変化があり、「力の抜き方を覚えてきました」と明かす。「3、4年前はガチガチに全部のセリフ、全シーン100%全力でやっていたんです。たった一言のセリフをものすごく時間をかけて考えていました。今は『感覚でやれるから大丈夫』と思えるようになりましたが、以前は全部頭で理解して腑に落ちないとやっちゃいけないと思い、過剰な責任感と力が入っていました」最近は「80%が私の100%なんだ」という考えに。「抜いた20%の力も、抜いているというエネルギーを使っているわけだから、それも実は100%で、全力なだけが全力じゃないんだと。以前は一つでも至らなかったと思ったらものすごく落ち込んでいましたが、力を抜けるようになってからは自分に振り回されることが減り、強くなってきたと思っています」何がきっかけで「80%が自分の100%」と気づいたのか尋ねると、「泣くお芝居のときに気合が入りすぎて泣けなかったんです。練習だとできるのに本番だとできないという、プレッシャーや緊張によって100%のパフォーマンスを引き出せなくなっていたので、これはダメだなと気づきました」と説明。そう痛感した作品は日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』(2019)とのことで、「泣くのがすべてではないとわかっているのに泣けなかったことが悔しくて。涙が出なくても心さえ動いていればいいのですが、その心の動きまで筋肉で止めてしまっていたので、そこをほぐして演じるようにしました」と語った。80%という意識は『僕愛』にも生きたそうで、涙のシーンで「前だったら泣かないとと力が入ってしまっていたと思いますが、今回は自然に出てくる感じのままでやりました」と話した。経験を重ね進化を続けている橋本。今後の目標を尋ねると「ご一緒したい方々とご一緒したいということぐらいです」とし、「声優のお仕事もまた機会をいただけたら挑戦してみたいです」とも話した。■橋本愛1996年1月12日生まれ、熊本県出身。2010年『Give and Go』で映画初出演初主演。同年映画『告白』で注目を集め、2013年映画『桐島、部活やめるってよ』などで数々の映画賞を受賞。同年NHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し幅広い世代から認知された。近年では、NHK大河ドラマ『西郷どん』(18)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(19)、そして『青天を衝け』では主人公・渋沢栄一の妻・千代役を好演した。今年は、映画『ホリック xxxHOLiC』が公開され、主演ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ)も放送された。さらに、コラム・写真・ファッションについての連載企画を担当するなど、幅広く活躍している。
2022年10月07日PARCO PRODUCE 2022『ホームレッスン』(2022年9月24日〜10月9日 紀伊國屋ホール)が上演される。作・谷碧仁、演出・シライケイタによる本作は、ある家族の姿を描いた5人芝居。中学で現代国語を教える伊藤大夢(田中俊介)は恋人の三上花蓮(武田玲奈)と“できちゃった結婚”をすることになり彼女の実家で暮らし始めるが、そこは奇妙な「100の家訓」が存在する家族だった。今回本格的な舞台に初挑戦するのが、家訓を破って懲罰のために部屋に閉じ込められている花蓮の弟・朔太郎役の堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)だ。ふだんはパフォーマーとして活躍しており、最近ではドラマ『少年のアビス』や映画『HiGH&LOW THE WORST X』など俳優としても活動を重ねている。ちょうど「もっとお芝居を頑張りたい」と思っているところに舞台の話が飛び込んできたという堀にインタビューし、ハードなシーンも待っている今回の挑戦について話を聞いた。○■「もっと力をつけていきたい」と思っていた――本格的な舞台に初挑戦とのことですが、いかがですか?お芝居1本の舞台は初めてなんですが、グループ活動以外で個人の映像のお仕事をさせていただいて、「もっと力をつけていきたい」「お芝居をしっかり突き詰めたい」と思っていた中でのお話で、思い描いている作品に出会うことができました。脚本を読み込んで長期間、作品に向き合える舞台に挑戦してみたいと思いましたし、お芝居を頑張りたいけど具体的にどう行動に移したらいいのか探しているところでもあったので、本当にすごいタイミングでした。――お芝居に対しての気持ちはどうやって膨らんでいったんですか?グループに入った頃はお芝居に挑戦することすら想像してなかったですし、やりたいと思いはじめたのは本当に最近なんです。グループのライブでお芝居を取り入れて舞台的なことをやってみたのが入口で、さらに1人でドラマの現場に行き始めるようになって。グループから離れてお芝居の現場にいると緊張することもたくさんあるんですけど、その分達成感とやりがいがあり、何より今まで経験したことがなかった“演じる”という行為がすごく面白かったので、今は本当にどんどん挑戦したいという気持ちです。――今回の稽古の段階で学んだことや、刺激を受けたことは?意気込みプラス緊張と不安で考えが凝り固まってしまっていて「役になりきらなきゃ」と考えていたんですが、演出のシライさんとご挨拶をした時に「堀夏喜としての魅力を出そう」とおっしゃってくださったんです。役と自分を織り交ぜるということに気づかせていただいて、今後もお芝居をする上で大切な言葉をいただいたと思っています。実際に稽古に入ってからも自分の経験と実力の足りなさが身に染みて、全てが勉強になっています。台本の読み合わせをしているだけでも、書かれている以上の流れや息遣いが存在しているんです。周りの役者の方々は本当に色々な演技を試されているので、最近はちょっとずつ自分でも色々な表現を試してみたいなと思っていて、実際にやってみることで新たな面白さも感じました。――主演の田中さん、他の共演者の皆さんとも交流されているんですか?田中さんとは実は同郷なので、愛知県の話をしたりしています。同郷が多かったので、ちょっと盛り上がることもありました。5人中3人が愛知県出身だったので「そんな現場なかなかないよね」と(笑)――LDHさんの中でも俳優をされている先輩はたくさんいると思いますが、共演してみたい方はいますか?やっぱり、同じ愛知県出身の岩田(剛典)さんです。僕はまだライブでしかご一緒したことがないんですけど、岩田さんのこれまで出られた作品のお話や、お芝居のお話をしてみたいし、勉強させていただきたいです。○■クライマックス級のハードなシーンが…――今回紀伊國屋ホールでの上演となりますが、こういった舞台作品にはこれまで触れていたんですか?僕としては劇場で公演をするということ自体が、新しい感覚なんです。メンバーの出演する舞台も観に行かせてもらっていたんですが、その時はお客さんとして楽しんでいたので、今となればもっと視点を変えて観てみたかったな。今後はもっと感じることがありそうだなと思っています。――それはやっぱりパフォーマーとしてステージに立っている時の気持ちと違うものでしょうか?全然違いますね。もちろんパフォーマーとしての感情の設定とかはあるんですけど、今回はもう頭がパンクしてます(笑)。ダンスではペース配分も考えられるんですが、今、お芝居に向かっていると感情に重きをおいて第一に表しているので、疲れ方が全然違うんです。内側から疲れが来る感覚です。――台本を読むとかなりハードなシーンもあるかと思います。ファンの方も驚かれるのでは…?本当にクライマックス級のハードなシーンがあって、心をすごく使うなという感覚があります。普段の僕の活動を知っている方からは、想像もつかない姿だと思うので、相当びっくりされるんじゃないかな、と……。でも僕はびっくりしてもらえることにやりがいを感じますし、きっと舞台に惹きつけられると思うんです。逆に普段の活動を知らない方には、舞台が終わってからFANTASTICSに触れて、ギャップも感じていただけたら嬉しいです。――では、改めてこういうところを見てほしい、というポイントも教えて下さい。いろんな家族の形があり、その家ならではの“普通”というものがあると思うけど、これだけ奇妙な家族を見て何を感じるのか……いろんな方が観て反応してくださることによって、この舞台自体も変わっていきそうだなという予感もしています。僕自身も内側から面白いと思っているお話なので、絶対に観ていただきたいですし、個人的にも初めての経験となるので、僕がチャレンジしている姿にもぜひ注目してください。■堀夏喜1997年8月6日生まれ、愛知県出身。2016年からFANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活動。主な出演作としてドラマ『恋です! 〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(21年)、『東京であざとく頑張って何が悪いの? 〜上京ガールの成長日記〜』『少年のアビス』(22年)、配信ドラマ『L 礼香の真実』(20年)などに出演。現在映画『HiGH&LOW THE WORST X』が公開中。
2022年09月23日橋本愛主演、遊川和彦が脚本を手がけた「家庭教師のトラコ」。その最終回が9月21日放送。トラコと里美、真希、智代ら3人の母親たちとの関係に、多くの感動の声が集まるとともに、トラコの“好きな言葉”にも「好きになれて良かった」などの声が上がっている。主人公・トラコが自分を捨てた母親への愛憎を抱き続けながら、家庭教師となって“お金が正しく使われる世の中”を作ろうとする姿を描いてきた本作も、いよいよ今回の放送でフィナーレ。病院に駆けつけるも母の死に間に合わず、里美たちに母への想いをぶつけた根津寅子=トラコに橋本さん。トラコと離れたのち見合いをして結婚の話が進んでいる福田福多に中村蒼。トラコと過去に接点があった上原里美に鈴木保奈美。里美の息子・守に細田佳央太。かつてトラコを助けたことがあった中村真希に美村里江。その娘の知恵には加藤柚凪。幼いトラコと母親が角煮定食を食べた定食屋を受け継いだ下山智代に板谷由夏。智代の息子・高志に阿久津慶人といった俳優陣が出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トラコが家庭教師をしている3人の子どもたちが突然「受験をやめたい」と言い出す。だが以前と違い子どもたちの顔色をうかがってしまい、知恵からは「普通の家庭教師みたい」と言われる始末。福多の助言で危機を切り抜けるトラコだが、里美はトラコに対し「自分の問題は解決してないのよね」と指摘、真希、智代とともに福多に自分の想いを伝えるよう促す。その後トラコは福多の結婚を“阻止”、自分の想いを伝える。結局トラコは北海道で家庭教師をすることになり、浪人する守の家庭教師は福多が引き継ぐことに。急な別れを悲しむ3組の母と子どもたちを前に「私にとって、皆さんがいる場所は私にとってふるさとなんです。いつでも帰ってこられる場所ができたから、どこにでも行けるんです」と話すトラコ。寂しいと口にした知恵に「私には好きな言葉が3つある」と語り始めたトラコは、好きな言葉として覚悟、勇気、そしてかつては嫌いだった愛を挙げる。そしてトラコは里美、真希、智代の3人に「お母さん!」と呼びかけ、「3人は私の理想のお母さんなんです。だから、これからもお母さんって、呼ばせてもらってもいいですか」とお願いする…というのが最終回のストーリー。トラコが里美らに「お母さん」と呼びかけるシーンに「嫌いな言葉から好きな言葉に変わり、お母さんと呼んだ時に3人振り返りその後の展開が良かったです」「お母さんって呼んで3人とも振り返るところとか泣かせに来てる」と感動の声が上がるとともに、「帰る場所ができて。お母さんって呼べる人が3人もできて。トラコ、よかったね」「3人のお母さんに戻って来れる居場所ができて良かった」「家庭教師先の母親が、トラコさんの“お母さん”になる展開は、ほんとによかった」と、結局生きてるうちに母親と再会することが叶わなかったトラコに、“母親”と呼べる存在が出来たことにも感動の声が相次ぐ。またトラコの好きな言葉に“愛”が含まれたことに、「愛を、好きになれて良かったねトラコ先生」「愛が好きと言えたトラコ 素敵」「嫌いな言葉に入ってた「愛」が、好きな言葉の中に入ってるのがいい」といった反応も多数寄せられている。(笠緒)
2022年09月22日第35回東京国際映画祭記者会見のラインアップ発表会見が9月21日(水)に開催され、昨年に続きフェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛らが出席。映画界におけるハラスメントや労働環境問題、日本社会におけるLGBTQを巡る問題について語り、映画界や社会の改善のために声を上げていく意向を示した。今年の映画祭は10月24日(月)から11月2日(水)までの10日間の日程で有楽町・日比谷・銀座を中心に開催。東京宝塚劇場にて開催されるオープニングセレモニーでは、コロナ禍の影響で行なわれていなかったレッドカーペットイベントが3年ぶりに復活することも明らかになった。コンペティション部門には15作品が選出されており、日本映画では今泉力哉監督作で稲垣吾郎を主演に迎えた『窓辺にて』、鈴木亮平と宮沢氷魚が共演した松永大司監督作『エゴイスト』、冷害に見舞われた18世紀後半の東北の村を舞台にした福永壮志監督の『山女』の3作品がノミネートされている。コンペティション部門の審査委員長を務めるのは、舞台「ライオン・キング」の演出、映画『アクロス・ザ・ユニバース』、『フリーダ』の監督として知られるジュリー・テイモア。女性が審査員長を務めるのは、一昨年のチャン・ツィイー、昨年のイザベル・ユペールに続き3年連続となる。ほかに日韓で活躍する女優のシム・ウンギョン、ポルトガル出身の映画監督ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、撮影監督の柳島克己、元アンスティチュ・フランセ館長のマリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルが国際審査委員に名を連ねる。コンペティション部門以外では、2004年から2008年まで過去5回にわたり授与されてきた「黒澤明賞」が14年ぶりに復活。山田洋次監督、仲代達矢、原田美枝子らが選考委員を務め、世界の映画界に貢献してきた映画人、映画界の未来を託していきたい映画人を顕彰する。また、今年3月に57歳の若さで逝去した青山真治監督を追悼し『EUREKA(ユリイカ)』、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』の上映も行われる。橋本愛昨年に続き、フェスティバルアンバサダーを務めることになった橋本さんは「ありがたく、光栄なことです」と喜びを口にしつつ、昨年の経験を踏まえ「もうちょっと自分にできることはないか?日本映画界に立ちはだかる課題について、自分の気持ちをお話しできたら」と語り、特に「ハラスメント」と「労働環境の問題」について言及する。「一番感じるのは世代間の溝です。上の世代の方々が、これまで必死に積み重ねてきたものを『守り抜いていこう』という姿勢、これまでの功績に誇りを持って、関わっていく姿勢は素晴らしいですが、その一方で下の世代、若い世代の声をちゃんと聴こうという姿勢――(それぞれの世代が)お互いに声を聞き合う姿勢がものづくりにおいて大事なことなんじゃないかと思います。自分も含め、若い世代も、自分の声を押し殺されることを何度も経験して、諦めてしまいそうになるところもあるけど、めげずに伝えていく表現方法をちゃんと鍛えて、自分の中にあるものを伝わるように伝えていくことが大事だと思います」と世代間のギャップを埋めるために互いに歩み寄り、それぞれの意見に耳を傾けることの重要性を訴えた。さらに、昨年のアンバサダーとしての活動が「映画そのものの役割についても考えるきっかけになった」と語り、LGBTQや環境破壊といった社会問題についても言及。日本で同性婚が認められていない現状などに触れつつ「LGBTQへの理解、環境問題への意識も世界と比べると薄い」と指摘し「歴史や伝統を守っていく姿勢それ自体は美しく、素晴らしいけど、それらを守り抜く過程で、こぼれ落ちてしまう人たちがたくさんいる。そうした人々の悲しみや苦しみに寄り添って『それでも生きていてほしい』という気持ちでものを作っていくのが映画であり芸術であると思います」と力強く語った。今泉力哉監督こうした橋本さんの訴えに、会見に同席した今泉監督も反応。橋本さんが口にした「こぼれ落ちてしまう人々」という言葉に触れ「ずっと恋愛映画を撮ってきて、(感情や事象に)まだ名前がついてなかったり、困ったり、悩んだりしている人たちがいるのに、そこについて作られる作品ってあまりないなということを、シリアスになり過ぎずに笑いを交えて描くということをずっとやってきました。今回の作品(『窓辺にて』)もそういうことをしようとした作品です」と社会の中で顕在化してない“声”を拾い上げ、映画で描くことの意義を口にする。『窓辺にて』は、妻の浮気に気づいた男に芽生えたとある感情を丁寧に描き出しているが「喜怒哀楽を出せないと、感情や愛情がないと捉えられることがあるけど、意外とそういう人っていっぱいいると思っていて、そこは自分も投影して作った作品です」と語った。同じく会見に出席した福永監督、松永監督も自身の経験などを踏まえつつ、撮影現場の労働環境をより良くしていくことの重要性を口にしていた。第35回東京国際映画祭は10月24日(月)より開幕。(text:cinemacafe.net)
2022年09月21日第35回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月21日、都内で行われ、昨年に引き続き、同映画祭のアンバサダーに就任した橋本愛、コンペティション部門に選出された今泉力哉監督、福永壮志監督、松永大司監督が出席した。橋本は2年連続の大役に、「本当に光栄で、ありがたいこと。役目を果たさなければと、背筋が伸びる」と抱負をコメント。「アンバサダーとして、どういったことを発信できるか模索していた。ハラスメントや労働環境など、もの作りの現場に立ちはだかる課題について、自分の気持ちをお話できれば」と具体的な目標も明かした。さらに「一番感じるのは、世代間の溝」とも語り、「若い世代も、自分の意見が伝わるように表現のスキルを磨くことが大切。お互いに歩み寄り、もっとすてきなもの作りの環境になればという願いがある」と闘志を燃やしていた。今年のコンペティション部門は2022年1月以降に完成した長編映画を対象に、107の国と地域から1695本の応募があった。舞台演出家で映画監督のジュリー・テイモアがコンペティション部門の審査委員長を務めるほか、シム・ウンギョン(俳優)、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(映画監督)、柳島克己(撮影監督)、マリー クリスティーヌ・ドゥ・ナバセル(元アンスティチュ・フランセ館長)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。今泉監督による『窓辺にて』は、稲垣吾郎が主演する“好きという感情そのもの”について深く掘り下げる大人のラブストーリー。「いろいろな国の作品と並んで見てもらえることは、作品にとってもプラスになる」と期待を寄せた。『山女』で東京国際映画祭に初めて参加する福永監督は、「海外で活動している自分から見て、東京国際映画祭は日本を代表する映画祭で、規模もインパクトも一番大きい。発表の場であり、理解を深める機会にもなるので、イベントなどでいろんな人たちと交流し、次につながる経験がしたい」と話していた。また、松永監督は鈴木亮平と宮沢氷魚が共演するラブストーリー『エゴイスト』で、コンペティション部門に初選出され、「コンペは映画祭の花形で、非常に光栄。この作品は、自分にとっても挑戦しがいのある企画だったので、初めてご覧になる方々がどんな反応をするか楽しみ」と心境を語っていた。第35回東京国際映画祭は10月24日~11月2日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也主演、瀬々敬久監督)、クロージング作品『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)の上映をはじめ、映画祭を盛り上げるガラ・セレクションには全14本がラインナップされた。さらに、2004年~08年の過去5回にわたり行われていた黒澤明賞が久々の復活。東京フィルメックス共催の「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集」、Nippon Cinema Now部門の特集「追悼青山真治」、国立映画アーカイブ共催の「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」、ジャパニーズ・アニメーション部門など、世代やジャンルを横断した多彩なプログラムが企画されている。【橋本愛メッセージ】まさか2年連続務めさせていただけるとは思わず、驚きとともにうれしい気持ちです。映画が好きで、どんな厳しい状況でも作らずにはいられないような、そんな状況を少しでも変えようともがきながら、それでもなお映画を撮ることを選んでしまうような、そんな熱量を持った方々の、光になるような映画祭になったらいいなと、勝手ながらに思っています。取材・文・写真=内田涼■開催情報「第35回東京国際映画祭」期間:10月24日(月)~11月2日(水)会場:日比谷、有楽町、銀座地区で開催公式サイト: オープニング作品:『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也主演、瀬々敬久監督)クロージング作品:『生きる LIVING』(カズオ・イシグロ脚本、オリバー・ハーマナス監督)「TIFFCOM2022」期間:10月25日(火)~10月27日(木)公式サイト:
2022年09月21日女優の橋本愛が21日、都内で実施された「第35回東京国際映画祭」のラインナップ発表記者会見に出席。2年連続でフェスティバル・アンバサダーに就任することが発表され、昨今取り沙汰される日本映画界の環境や世代間のギャップに触れて「お互いに声を聞き合う姿勢がこれからのモノづくりにおいて大事ではないかと思います」と語った。35回目を迎える今年の東京国際映画祭は、昨年からの日比谷・有楽町・銀座エリアに加え丸の内地区にも開催会場を広げ、上映劇場も拡大する。2年連続で同映画祭のアンバサダーに就任した橋本は「ありがたいこと。とても光栄。役目を果たさないといけない、という背筋が伸びる思い」と喜ぶ一方、「もうちょっと何ができるのではないかと考えたとき、今の日本の映画界に立ちはだかる課題について、自分の気持ちをお話しできればと思っています」と述べた。つづけて「まず一番はハラスメントと呼ばれることや労働環境の問題」といい、「映画界にかぎらず色んな問題があるなと思うことは、自分が色んな現場を経験していてたくさんある。一番感じるのは世代間の溝。上の世代の方々が今まで必死に積み重ねてきたものを大事に守り抜いていこうとか、自分の功績に誇りをもってモノづくりに関わる姿勢はとてもすばらしいと思う。一方で下の世代の人たち、若い人たちの声を聞こうという姿勢があれば。お互いに声を聞き合う姿勢がこれからのモノづくりにおいて大事ではないかと思います」と主張した。さらに「自分も含めて、若い世代、下の世代が自分の声を押し殺されることを何度も経験してきて、諦めてしまいそうなところを、そこはめげずに、自分の意見をちゃんともって伝える、そしてその共有方法をちゃんと鍛えて、伝わるように伝えるスキルをこちらも磨いていくことが大事。お互いが歩み寄って、今よりもっとすてきな映画をつくるモノづくりの環境になったらいいな、という一人の願いがあります」と熱弁した。橋本は社会問題にも言及。「すごく個人的な気持ちですが、日本では同性婚が認められていないだとか、LGBTQ+への理解がまだ浅いだとか、世界の環境問題への意識も世界と比べると薄かったりする。そういったところに目を向けて、歴史や伝統を守っていく姿勢は美しいしすばらしいと思うんですけど、その一方で、それを守り抜いていく過程でこぼれ落ちてしまう人々もたくさんいる」と指摘。「そういった人たちの苦しみや悲しみにちゃんと寄り添って、それでも生きていてほしいという気持ちを込めてモノをつくっていくのがきっと映画であり、芸術。助け合うことでいつの間にか、世界がちょっとより良くなっているかもしれない。世界をより良くするお手伝いを、映画を通してできていければ」と思いを馳せ、同映画祭における日本の魅力と課題の発信に意欲を見せた。会見では、映画祭期間中の全上映作品やイベントの情報が解禁された他、「コンペティション」部門に選ばれた日本映画の今泉力哉監督(『窓辺にて』)、福永壮志監督(『山女』)、松永大司監督(『エゴイスト』)が登壇。映画祭への思いや日本映画界について語った。
2022年09月21日橋本愛主演、遊川和彦脚本「家庭教師のトラコ」第9話が9月14日オンエア。里美、真希、智代“3人の母親”を前に自分の想いを吐き出すトラコ…その姿に「胸が熱くなった」「ありのままの自分で前に進めた気がする」などの声が送られている。施設で育ち母への恨みを抱いて大人になった主人公が、家庭教師となって“お金が正しく使われる世の中”を作ろうと、様々な母親とその子どもたちを手懐けていく…というストーリーが展開してきた本作。福多のもとを去り、ネットカフェ暮らしの生活に戻った根津寅子=トラコを橋本さんが演じるほか、“里親”を奪われないようトラコの自転車に細工した過去を明かしたことで、トラコから怒りをぶつけられた福田福多には中村蒼。2人のほかトラコに家庭教師を依頼した上原里美に鈴木保奈美。東大とお笑い芸人を目指す里美の息子・守には細田佳央太。同じく家庭教師を依頼した元新聞記者の中村真希に美村里江。その娘の知恵には加藤柚凪。古い定食屋を受け継いで細々と暮らす下山智代に板谷由夏。智代の息子・高志には阿久津慶人といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トラコは福多から“おまえのお母さんが見つかったらしい”と連絡を受けるが、かたくなに母親に会おうとしないトラコを説得しようと福多は里美、真希、智代に頼み込む。トラコの母親の入院先が今の勤務先だと知った里美は、入院中のトラコの母親・香苗のもとを訪れ、そこにあった写真から香苗がかつて自分と同じクラブで働いていたことに気づく。さらに香苗と幼いトラコが智代の定食屋を訪れていたこと、中学時代の真希がトラコを助けていたことも判明する…というのが9話の展開。里美、真希、智代の説得で香苗に会いに行ったトラコだが、香苗はすでに亡くなった後だった。智代の定食屋に戻ってきたトラコに、3人は自分たちが母親の代わりになって、トラコが母親に伝えられなかった想いを全部受けとめると言い、トラコは号泣しながら母・香苗への想いを吐き出す…。「言いたいこと沢山あった 罵ってやりたかった 最期、それすら出来なかった だけど、叶えてくれた3人がいた 子供のように泣くトラコに胸が熱くなったよ」「トラコの号泣、良かったなぁ まさに7才で止まったままだった幼子の想いの決壊でやっと本当にトラコはありのままの自分で前に進めた気がする」「ママズによる疑似ママと、大きいけど小さいトラコちゃんのやりとりにぎゅっとなる。本当のお母さんとのあれこれがあるから、家庭教師宅でママに比重が偏ってたのね…… 」など、このシーンに感動の声が殺到。そしてトラコは守、知恵、高志の家庭教師に復帰するのだが、ラストで3人の生徒たちが一斉に受験を止める、私立に進学しないと言い出す展開に…。子どもたちの行動に視聴者からは「合格したらトラコ先生とお別れだからってことじゃないか」「これ嘘?トラコに会えなくなるから?」「受験終わったら先生に会えなくなるとか自分達だけ先生より幸せな道を進んでいいのかって感じなのかな」などと推測する投稿が寄せられている。【最終回あらすじ】トラコは3人の子どもたちが突然「受験をやめたい」と気が変わったことに大慌て。これまで問題を鮮やかに解決していたトラコが、以前なら福多がいてくれたから思い切ったことができた…と言うと、真希(美村里江)と朔太郎(細田善彦)は今すぐ福多に連絡しろとせき立てる。しかし福多は今月結婚式を挙げるはず…気まずい思いを抱えながらも福多に電話をかけたトラコは、福多から「失敗を恐れるな」と背中を押される…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年09月15日キュートな笑顔に、穏やかで柔和なオーラ。乃木坂46の新曲で2度目のセンターに抜擢されたことでも話題の、賀喜遥香さん。眠りやストレスケアは、どう意識している?賀喜遥香の眠りにまつわるエトセトラパジャマをキュートに着こなしてくれた賀喜遥香さん。自身は“ふわふわなものに囲まれていると、落ち着いて眠れる”という。「冬はくまみたいなもこもこのパジャマを着て寝ています。ベッドに2つ置いている、ふわふわの大きなクッションもお気に入り。それを抱いて寝ないと落ち着かなくて、遠征先のホテルでも早く起きちゃったり、睡眠の質まで変わる気がします」ちなみに、抱き枕にしたい乃木坂46のメンバーはいる…?「筒井あやめちゃんです。私より背が小さくて、サイズ感的にも落ち着きそうだし、何よりかわいいので、いるだけで癒されそう」安眠のための欠かせないパートナーは、お気に入りの香りと音楽。「ベッドリネンは小さい頃から馴染んでいる香りにしたくて、上京してからもずっと実家で使っていたウッディ系の柔軟剤を使っています。寝る時にかける音楽は、大好きな『あつまれ どうぶつの森』のピアノのBGM。本当にリラックスして眠れるんです」賀喜さんといえば、心の健やかさまで透けて見えるような笑顔が印象的。心と体を安定させる、自律神経ケアは何かしている?「なんでしょう~?でも私、多趣味だなとは思います。アニメも好きですし、絵を描くのも好きですし、動画を見るのも好き。昨日も今ハマっている『HUNTER×HUNTER』の絵をずっと描いていたんですけど、好きなものを描いていると心が癒されるんです。次はこれを描こうとか、今度はこのアニメを見ようとか、小さな楽しみや幸せがいくつかあると、それに向かって頑張れたりもしますし。今は『僕のヒーローアカデミア』の第6期が楽しみなので、それを見るまでは、辛いことも頑張らなくちゃって(笑)」乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』では、2度目のセンターに大抜擢。「どう頑張っても自信は持てないんですけど、でもやっぱり、みなさんに認めてもらえるような人でありたいし、いつでも明るくいたい。だから、かっこいいセンターにはなれなくても、みんなが笑顔になれるようなセンターを目指して頑張りたいと思っています」そんな賀喜さんの支えになっているのは、メンバーの存在。「同じ四期生の早川聖来ちゃんは私のことをすごく気にかけてくれるし、お互いに相談し合える関係性。(秋元)真夏さんも、自分が感じている不安を言葉にして相談するのが得意ではない私の性格を汲み取って、“頑張ってね”って駆け寄ってきてくださったり、(齋藤)飛鳥さんは横にぴたっとくっついてきてくださったり。乃木坂らしいあったかさを感じて、嬉しくなりました」五期生の加入により、賀喜さんにも心境の変化が。「三期生の先輩方が“先輩にやってもらって嬉しかったことを後輩にしてあげたいと思った”と言ってらっしゃった気持ちが今すごくよくわかるんです。私も四期生みんなで写真を撮っていた時、先輩が後ろに入ってピースをしてくれていたことが嬉しかったので、五期生に少しでもリラックスしてもらいたくて、同じことをしてみたんです。そういう時、私も先輩になったんだなって実感しました」自分を変えたいという想いで飛び込んだアイドルの世界。「今はまだ、変わっている途中です」と、賀喜さんは微笑む。「でも、人間的には少しずつ強くなれている気がして。これからもファンの方の思い出に残るアイドルを目指して頑張りたいです」かき・はるか2001年8月8日生まれ、栃木県出身。乃木坂46四期生。1st写真集『まっさら』(新潮社)が4週連続重版で累計20.5万部に到達。センターを務める30thシングル『好きというのはロックだせ!』は8月31日発売。スーピマコットンならではのさらりとした質感。パジャマ(ロングパンツとセットで)¥30,800ショートパンツ¥6,050(共にサンスペル/サンスペル 表参道店 TEL:03・3406・7377)生地全体をゆるく織ることで、手織りのような柔らかさに。RUOSTE ブランケット 150×260cm¥24,200クッションカバー45cm角¥8,800(共にラプアン カンクリ 表参道店 TEL:03・6803・8210)※『anan』2022年8月31日号より。写真・横山創大ヘア&メイク・nagisa(W)取材、文・恒木綾子(by anan編集部)
2022年08月26日橋本愛主演「家庭教師のトラコ」の第6話が8月24日オンエア。トラコの一番嫌いな言葉に「今後の伏線が出た」などの声が寄せられている。遊川和彦が脚本を手がける本作は、主人公の家庭教師・トラコと、年齢も抱えている問題もバラバラな3人の母親とその子どもたちが織りなす個別指導式ヒューマンドラマ。3つの家庭の子どもと母親を“手懐けて”何かをしようとしている根津寅子=トラコを橋本愛が演じ、トラコと養護施設でともに育ち官僚になった後、今はトラコをサポートしている福田福多に中村蒼。銀座のホステスから銀行家の後妻となったが家に居場所がない上原里美に鈴木保奈美。その息子で東大合格とお笑い芸人を目指している守に細田佳央太。大手銀行の頭取になることが決まった上原家の家長・利明には矢島健一。また中村真希に美村里江。真希の娘・知恵に加藤柚凪。下山智代に板谷由夏。智代の息子・高志に阿久津慶人といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。里美が購入したバッグを男の子がひったくろうとする。そこに現れたトラコは男の子を止め、警察に突き出そうとするが、里美は何か理由があるのでは?とトラコを制止、一緒に男の子を児童養護施設に送り届ける。「何であんなことしたのかしら?」と首を傾げる里美にトラコは「この施設を救いたかったのかも」と話し始める。施設は長年抱えた負債が膨らんで閉鎖寸前の状態だといい、助けるには3000万円必要だと知った里美は夫に相談してみるという。しかし利明に頼んだ融資を断られ、どうしたら施設を救えるのか悩む里美。トラコは彼女ストラディバリウスや絵画、シャトーモリーを偽物にすり替えることを提案する…というのが今回の物語。利明が愛人を副頭取にしたことを知ってもなお、自分たち夫婦には深い絆があり、利明は誰よりも自分を愛してると言い張る里美に、トラコは「私は最近嫌いな言葉がどんどん増えてるけど、何より一番嫌いなのは愛」だと言い放つ。このセリフに視聴者からは「『愛』が嫌いな言葉か、今後の伏線が出た」「トラコの過去と関係しているからでしょうか?」などのコメントが。またトラコを演じている橋本さんの名前が愛であることから「トラコ先生まさかの『愛』が嫌いな言葉なの!?中の人“橋本愛”さんなのに」といった投稿も。ラストは5年前、トラコが福多と再会した当時の回想シーンで終了。こわもてのスーツ姿の男性たちに追われるトラコに「黒服に追われるってスパイみたいだなぁ」「次回からの展開が全く読めません。来週が待ち遠しい」「寅子の目的が今日もサッパリ分かりませんが、信用させて落としてその先に大いなる計画あるんだろう」「トラコ先生も最後の最後に全員を裏切るくらいの爽快さを出して欲しい!!」など様々な声が寄せられている。【第7話あらすじ】里美、真希、智代らはトラコと連絡が取れなくなる。トラコを心配する彼女たちだがトラコがどこに住んでいるのか…家族はいるのか…母親たちは何も知らなかった。その頃、トラコは次のステップに進むため「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。気が進まない福多は「おまえがやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前のトラコとの再会を思い出す…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年08月25日橋本愛主演、遊川和彦脚本「家庭教師のトラコ」の5話が8月17日放送。「嫌いな言葉が3つ」だったトラコだが、今回“5つ”に増加…視聴者からは嫌いな言葉が増えたトラコに「どんどん増える」「この世の言葉全て嫌いになってしまうのでは…?」などの反応が寄せられている。謎の家庭教師トラコが、世代も生活レベルも違う3つの家庭の母子と織り成す個別指導式ヒューマンドラマとなる本作。授業料は言い値でOK、授業を親が覗いてはいけない、授業の日はその家に泊まるなど独特のルールを持つ家庭教師の根津寅子ことトラコ役で橋本さんが主演を務めるほか、共演にはトラコと養護施設で一緒に育った幼なじみで、その後官僚になったが辞めて彼女の秘書となった福田福多に中村蒼。また角煮定食が評判の店をひとりで切り盛りするバツイチママで、前回ガンが見つかった下山智代に板谷由夏。その息子で私立中学志望の高志に阿久津慶人。ジャーナリスト魂にこだわって前職の新聞記者を勢いで辞めた中村真希に美村里江。その娘でこちらも私立中学を目指す知恵には加藤柚凪。銀座のホステスから銀行家の後妻となった上原里美に鈴木保奈美。その息子で東大を目指しつつお笑い芸人志望でもある守には細田佳央太。また智代の元夫・満男には丸山智己。真希の夫・朔太郎には細田善彦。里美の夫・利明には矢島健一といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。胃ガンの手術を1週間後に控えた智代に「高志にはもう伝えたんですか?」と聞くトラコ。智代は「伝えなきゃね」と言いつつも。生き生きと勉強に励む高志にはどうしても打ち明けられず「高志には病気のこと黙っててもらえますか?」とトラコにお願いする。そんな智代の微妙な変化に気付いた高志から「先生、何か知らない?」と聞かれたトラコは、いずれ分かるから焦らず待つようにと答える…というのが5話の展開。智代が保険に入っていなかったことを聞いて目を丸くするトラコ。じたばたするより高志が大学卒業するまでにいくら必要か計算してみたらどうかと提案し、早速電卓で計算を始め4630万円という数字をはじき出す。「誰か間違って振り込んでくれないかな」と笑う智代に、トラコは「どっかの持続化給付金じゃないんだし」とシリアスな口調で返答する。このやり取りには「誤送金wwwww時事ネタwww」などの反応が集まる。また1話で「私には嫌いな言葉が3つある」と言っていたトラコだが、その後1つ増え4つになり、今回のエピソードでは智代が口にした「ついてない」という言葉が加わって5つに。この事態に視聴者からは「トラコの嫌いな言葉がどんどん増えるわね………」「トラコの“嫌いな言葉”毎週一個ずつ増えてほしい」「このままだとトラコ先生、この世の言葉全て嫌いになってしまうのでは…?」などの声も上がっている。【第6話あらすじ】里美が買ったバッグをひったくろうとした男の子を捕まえたトラコ。2人はその子を児童養護施設に送り届ける。施設長の話では男の子は頭が良く面倒見のいい子だという。「何であんなことしたのかしら?」と首を傾げる里美に、トラコは「この施設を救いたかったのかも」と話し始め、施設は長年抱えた負債が膨らんで閉鎖寸前の状態だと教える。助けるには3000万円必要だと知った里美は夫に相談してみるという…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年08月18日橋本・伊都広域観光協議会は、高野山麓である和歌山県橋本・伊都地域(橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町)で撮影された自然、歴史、文化など、地域の魅力を伝える写真を募集します!詳細URL: 応募いただいた写真は、橋本・伊都広域観光協議会及び関係機関が、パンフレットやSNSなどでの観光情報発信を行う際、より多くの人に当地域の魅力を知っていただくため活用させていただく予定です。入賞された方には、商品券や高野山麓の名物などの賞品もご用意しております。皆様が撮影された「高野山麓の魅力」を沢山の方にお届けするため、ぜひご応募をお願いします。コンテストイメージ◆「第3回高野山麓いと楽しフォトコンテスト」募集概要【応募期間】令和4年11月1日(火)~12月6日(火)必着※撮影時期が応募期間前の作品も応募可。【テーマ】橋本・伊都地域の魅力【応募対象】和歌山県橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町で撮影された自然、歴史・文化(世界遺産社寺等)、観光素材としての写真【応募条件】・応募点数は1人5点まで(入賞は1人1賞)。・プロ、アマチュア、どなたでも応募できます。・自作品で未発表のものに限ります。・入賞作品は写真データの提出を求め、指定期間内に提出の無い場合は、入賞を取り消すことがあります。・応募作品を返却希望の方は返信用封筒に切手を貼付、住所・氏名をご記入の上作品と一緒にお送りください。【作品規格】・組み写真、合成・加工作品は不可。・プリント作品、サイズはA4とします。最優秀賞、優秀賞はA3プリントにて再度ご提出をお願いします。(自費)・カラー・モノクロは問いません。【応募方法】応募用紙に、タイトル、撮影場所、氏名、住所、連絡先を記入の上、印刷した作品裏面に貼付し、事務局へ郵送又は持参してください。高校生以下の方は学校名等も記入してください。【入賞(賞品)】・最優秀賞 1点(商品券3万円相当)・優秀賞 4点(商品券5千円相当)※優秀賞は橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町の撮影地から各1点・入選 若干数(プレミア和歌山推奨品)・特別賞 若干数(図書カード千円相当)※特別賞は高校生以下が対象【公式WEBページ】詳細はこちらをご確認ください。 ★高野山麓について高野山麓は、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された、金剛峯寺を始めとする弘法大師空海ゆかりの社寺や聖地高野山へとつながる高野参詣道がある、悠久の歴史を持つ地域です。さらに、高野山への宿場町として栄えた「橋本」、フルーツの町「かつらぎ」、真田幸村ゆかりの「九度山」など、魅力あふれるスポットがたくさんあります。★高野山麓の魅力探しには、HP「高野・山麓いと楽し」、観光イメージ動画「高野山麓ととのい旅」、周遊バス「高野山麓世界遺産アクセスバス」がおすすめです。HP「高野・山麓いと楽し」 : 観光イメージ動画「高野山麓ととのい旅」: 「高野山麓世界遺産アクセスバス」 : 「第2回高野山麓いと楽しフォトコンテスト」最優秀賞作品『献灯』 撮影場所:光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんじゃ)(橋本市) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日ドラマ『家庭教師のトラコ』で橋本愛さんが演じる根津寅子(=トラコ)は、“合格率100%”と評判の家庭教師。母親たちは我が子の志望校合格を願い彼女を頼るが、教えてくれるのは勉強じゃない!?しかも、常識とはかけ離れた方法で…。「初めて脚本を読んだ時は『トラコさん、何をしでかすんだ』と思いました(笑)。それぐらいトラコさんの教育方法は突飛だし、人として大丈夫なのかと心配になるところも。でも、実はそんな行動には意味があって、子どもだけでなく、結果的に家庭そのものが救われていく。あとから『そういうことだったのか』とわかり、改めて遊川さんの作品は、道筋の描き方がすごいなと思いました」「遊川さん」とは、今作の脚本を手がける遊川和彦さんのこと。プロデューサーは大平太さんで、二人がタッグを組むドラマに橋本さんが出演するのは、『同期のサクラ』『35歳の少女』に続いて3度目となる。「私が以前ご一緒した作品と今作には、通じるものを感じていて、それはその根底に“怒り”があるということ。トラコさんは、ある怒りを持って行動しています。ただ、私自身はその感情と距離を置いた生き方をしているので、クランクイン前に、遊川さんや大平さんと意見を交わしたりしながら、ようやく自分の中で腑に落ちる答えが見つかったという感じです」劇中には、それぞれ事情の異なる3組の母親と子どもが登場する。おもしろいのは、トラコ自ら各家庭に合わせて、メリーポピンズ風、体育会系の熱血教師風、妖しい教師風と、衣装やキャラを変えること。「作為的に演じ分けることはほとんどなくて、衣装を着てセリフを喋ったら、自然とそのキャラクターが出てくるんです。だから3つの役柄を演じることに、あまり難しさは感じていないかも。むしろ一番ラクなのは熱血教師風。がに股で歩いても咎められないところとか、解放感があるんです(笑)」そんな三変化も含め、トラコはどこか謎めいたキャラクター。でも、子どもたちは彼女と行動をともにすることで、“正しいお金の使い方”を学び、ひいては自分にとっての本当の幸せにも気づくようになる。「トラコさんは子どもたちに、答えを教えるようなことはしません。自主性を尊重するというか、種さえまけばあとはその人自身の問題だからと関与しない距離感が、私はすごく好きなんです。誰かの押し付けではなく、自分の幸せは自分で決めることが大切だと思うから。そんなトラコさんの言動から、何か生きやすくなるようなヒントを持ち帰っていただけたら、こんなに嬉しいことはない、と思いながら演じています」『家庭教師のトラコ』トラコが家庭教師として通うのは、問題を抱えた3組の家庭。彼女は子どもたちに、勉強ではなく、生きていくうえで大切な“正しいお金の使い方”を教えるのだった。トラコはなぜお金にこだわるのか。その狙いとは?毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。はしもと・あい1996年1月12日生まれ、熊本県出身。2010年のデビュー以来、ドラマや映画への出演多数。声の出演映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』が10/7に2作同時公開する。※『anan』2022年8月10日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2022年08月07日2022年7月29日、俳優の橋本環奈さんがInstagramでライブ配信を実施。橋本さんのある姿に、ファンから反響が上がっています。橋本環奈が『すっぴん』を披露同日の23時半頃より、ビールを飲みながらインスタライブを行った橋本さん。「お風呂上がりです」と、すっぴん姿を披露したのです。Instagramに記録された、実際の橋本さんの姿がこちら。 この投稿をInstagramで見る 橋本環奈&井手上漠マネージャー(@kannahashimoto.mg)がシェアした投稿 お風呂上がりだからか、お酒を飲んでいるからかは分かりませんが、少し頬が赤いだけで、普段の姿とほぼ変わりません!およそ50分もの間、ファンと交流した橋本さん。配信中に愛犬たちとたわむれたり、好きなお酒やスキンケアについて答えたりと、自然体な姿を披露していました。橋本さんといえば、同年2月に開幕し、同年7月に千秋楽を迎えた舞台『千と千尋の神隠し』の主人公、千尋役として出演したことが話題に。「最近休めていますか?」という質問に対しては、「逆に今のほうが忙しいかも」と回答し、複数の作品に携わっていることを明かしました。数々のコメントに素のテンションで答えるすっぴん姿の橋本さんに、多くのファンが魅了されたようです!・すっぴんもかわいくて、癒されました。大好きです!・ライブ配信をしてくれてありがとう!明日も頑張ってください!・いろんな話をしてくれて嬉しかったです。すっぴんでもかわいい環奈ちゃんが見られて、幸せ…。橋本さんのインスタライブ映像は、公開から11時間ほど経過した同月30日現在、55万回再生されるほどの反響っぷり。橋本さんの今後の活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2022年07月30日橋本愛主演、遊川和彦が脚本を手がける「家庭教師のトラコ」が7月20日から放送開始。トラコを演じる橋本さんに「七変化見るの楽しい」「ハマり役」などの感想が送られるとともに、トラコの“本当の狙い”にも多くの注目が集まっている。子どもの将来が不安でならないワーキングママ、超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ、実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママという世代も生活レベルも違う3人の母親と、親には言えない“深刻な問題”を抱える子どもたち。本作は謎の家庭教師・トラコが、この3人の母親と3人の子どもを救う個別指導式ヒューマンドラマとなる。高卒でコスプレが趣味で不愛想な家庭教師・根津寅子を橋本さんが演じるほか、トラコとは養護施設でともに育った幼なじみで、洗濯や食事といった身の回りの世話から仕事のサポートまでこなす福田福多に中村蒼。新聞記者をしているワーキングママの中村真希に美村里江。ホステス時代に妻子持ちの銀行家の愛人となり、守を出産した後妻ママの上原里美に鈴木保奈美。小さなことにこだわらない大雑把な性格で、小さな定食屋をひとりで切り盛りするバツイチママの下山智代に板谷由夏。真希の娘・知恵に加藤柚凪。里美の息子・守に細田佳央太。私立中学に進学したいと思っている智代の息子・高志に阿久津慶人。「お受験」にそこまで乗り気ではない里江の夫・朔太郎に細田善彦。里美の夫・利明に矢島健一。智代の夫・満男に丸山智己といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではトラコが真希の娘・知恵の家庭教師をすることに。迎えた授業初日、トラコはメリーポピンズのような姿で真希の家にやってきて、真希から授業料1万円を受け取ると、知恵と2人きりになったトラコは「あなたは何を知りたいの?」と知恵に尋ねる。「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」と答える知恵に対し、トラコは「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って――」と知恵に授業料の1万円札を渡す…というストーリーが展開。教える子どもに合わせ服装やキャラクターまで変え、知恵に対しても優しい口調から突然豹変するなど、多彩な表情の変化をみせるトラコに「橋本愛ちゃんの七変化見るの楽しい」「家庭の性格に合わせてキャラクターを変えるところが面白い」「公園のシーンの流れる水のような表情の変化はしびれた」「橋本愛ちゃんハマり役だね♪これからの展開が楽しみ」などの声が。ラストでは福多がトラコに対し「お前の本当の狙い知ったら、みんなどう思うだろうな」と口にし、その後、PCのモニターに表示された“親の職業一覧”から、今回トラコが担当する子どもの親の職業に赤線を引いていくシーンが映し出された。このラストシーンにも「トラコの本当の狙いはなんなのか、気になる」「8,000万預金があるトラコ先生 狙いはなんだ~?!」「親の職業なんか過去と関係あるのかな?」「トラコは色んな職業の親を探してる?」など、トラコの真意を推測する視聴者からの投稿が続々とSNSに上がっている。【第2話あらすじ】トラコは智代の営む定食屋「万福亭」のレジから息子・高志が5千円札を抜き出すところを目撃。しかし智代にそのことを言わず、「何で言わなかったの?」と質問する高志に「5千円を何に使うか知らないから、まだ」と答える。高志がいじめっ子たちからカツアゲされていることを知ったトラコは「一緒に行ってやる」と、高志を連れて課外授業へ出掛ける…。「家庭教師のトラコ」は毎週水曜22:00~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2022年07月21日2022年5月、俳優の橋本環奈さんに関する、あるウワサがTwitterで拡散されました。それは、橋本さんの美容事情。サラサラでうるおいのある髪の毛について、橋本さんと関係のない第三者から、こういった情報が発信されたのです。橋本環奈の髪の毛がサラサラなのは、週に3回も美容院に行っているから。その度に、トリートメントと毛先のカットをしているらしい。投稿は何千回と拡散され、多くの人から「知らなかった!」「サラサラなことに納得した」といった声が続出。そんな中、同年6月14日、橋本さんはTwitterでこのような投稿をしたのです。いやぁ〜2ヶ月ぶりに美容院行って来ましたぁ〜笑行く暇なくて後回しになっちゃうけど、やっぱり行ったあとサラサラっ週3も行けるかいな!!!笑— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) June 14, 2022 直接触れてはいませんが、「週3も行けるかいな!」というツッコミを見るに、橋本さんも拡散されたデマを目にしたのでしょう。拡散された情報とは異なり、橋本さんも世間一般の人と同様に、数か月間隔で美容院を利用するようです。橋本さんは数多くのドラマや映画などに出演しているため、多忙な生活を送っているはず。だからこそ、「そんなに行けるわけがない!」とツッコミを入れたかったのでしょう。正面からデマを否定する橋本さんの対応に、ネットからは称賛する声が続々と上がりました。・返しが最高すぎて爆笑した。こういうところが好きだわ。・そりゃあ、環奈ちゃんほどの売れっ子に、週3で美容院に行く暇があるとは思えない。・対応がかっこよすぎる。SNSのデマに引っかからないように注意しようっと。結局、橋本さんの髪の毛がサラサラな理由は不明ですが、本人の努力によるものなのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年06月14日橋本環奈が主演を務める映画『カラダ探し』が10月14日(金)に公開されることが決定した。あわせて、橋本とともに、5人の死体が転がっている衝撃的なティザービジュアルも公開された。原作は2011年にWebサイト・エブリスタに投稿され、2014年に村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ『少年ジャンプ+』(集英社)で連載、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品。本作は、『IT/イット』シリーズや『死霊館』シリーズ、『シャイニング』など世界的名作を多く生み出し、ホラー映画の金字塔を打ち立てたワーナー・ブラザースが贈る刺激的ループ型ホラーとなる。橋本環奈演じる主人公の女子高生・明日香の生活は、ある日学校にいるはずのない幼い少女から「ワタシのカラダ、探して」と不気味な言葉を言われた日から一変してしまう。その日深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香はクラスメイト5人と共に深夜の学校に。その後突如全身が血で染まった少女”赤い人”が現れ、全員を次々に殺していく。そしてその日から、6人は同じ日を繰り返すこととなるのだった。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた”カラダ”をすべて見つけ出すこと……。公開されたティザービジュアルは、血しぶきが広がった床で明日香のほか、クラスメイト5人の死体が転がっているインパクト抜群の仕上がりとなっている。死体に囲まれ、全身から血が滴る不気味な姿で真ん中に立っているのは、6人を毎日追い詰め殺していく”赤い人”。校内に隠された”カラダ”を全て見つけなければ、永遠に終わらないループの中で”赤い人”に殺され続ける6人。真っ赤に染まるおぞましい姿が、彼らの身に起こる凄惨な運命を予感させる。また、まだ発表されていない明日香のクラスメイトの姿も初めて公開されたが、まだうつ伏せ状態で顔はわからないまま。明日香とともに”赤い人”に挑むクラスメイトをそれぞれを誰が演じているのか、気になるところだ。『カラダ探し』10月14日(金) 公開
2022年06月14日「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦が手掛ける日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」の放送が決定。地上波民放連続ドラマ初主演の橋本愛が、合格率100%の伝説の家庭教師・トラコを演じる。脚本・遊川和彦×プロデューサー・大平太という「家政婦のミタ」コンビが贈る本作は、謎の家庭教師・トラコが、3人の母親と3人の子どもを救う、個別指導式ヒューマンドラマ。子どもの将来が不安でならないワーキングママ、超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ、実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママという、世代も生活レベルも違う3人の母親。しかし、“自分の子どもを志望校に合格させたい!”という切実な願いが共通点。一方で、その子どもたちも親には言えない“深刻な問題”を抱えていた。そんな彼らにトラコは、世の中にある現実を見せる。子どもたちは、いつの間にか正しいお金の使い方を知ることになり、ほんの少しだけ自分の進む道が分かってくるように。橋本さん演じる家庭教師トラコは、それぞれの家族の生徒に合わせ、風貌を変えて登場。生徒には対等だが、母親にはなぜか異常に厳しい。また、無駄なお金の使い方を嫌というほど見てきた彼女には、大いなる野望が。そのために街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めていく。「トラコ自身も成長しつつ、触れ合う人たちの心や環境が変わっていくというストーリーは、誰かにとっての小さな希望になるかもしれないと思ったので、この作品で力を尽くしたいなと思いました」と出演にあたってコメントした橋本さんは、「トラコは、3つの家庭の生徒に合わせて風貌は変わりますが、根っこの部分は変わりません。プライベートな部分は序盤、謎に包まれたまま進んでいくと思いますので、視聴者のみなさまには、いろんなキャラクターに変身するトラコ自身の本心、本性の部分を、想像しながら見て頂きたいなと思います」とメッセージを寄せている。日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」は7月期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月26日