不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会した妹は整形して量産型のシングルマザーになっていました。子どもの父親は認知しない代わりに養育費40万を約束。妹は娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。我が子を置いて朝まで遊んでいた妹に「あんたまともじゃないよ」と言い放った母。その言葉にキレて家を飛び出した妹は子どもの父親に電話をかけます。しかし、女性といる様子で…。荷物まで捨てると言われ、妹は怒りに震えるのでした。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ子どもの父親・たけひこの家に泊まろうとしたが断られてしまったりな。裏切りだ! と責めたてると「別れてるんだから問題ない」と言われてしまいます。別れてないと主張するりなが面倒になったたけひこは軽いノリで「別れましょー」と伝え、荷物も捨てると言い出したのでした。■養育費1億に免じて我慢してやるか…■翌朝、スマホを見ると…我が子に対して無関心なたけひこ。怒りに震えるりなですが、1億円の養育費に免じて我慢することに。翌朝、スマホを見ると母から大量の着信が。しかし、それには目もくれず、推しのまひとからの連絡に興奮し、今夜もお店に行く気満々の様子。我が子のことはまったく気にもかけていないようです…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月20日2人姉妹の母であるヨツバさんは、毒親の実母に長いこと苦しめられてきました。そんなヨツバさんの、結婚から出産までの実体験です。母親が里帰り出産を嫌がったため、妊娠中のヨツバさんは祖父の家に身を寄せていました。しかし、母親は自分が考えた名前やごみ捨て場で拾ってきたチャイルドシートをヨツバさんに押し付けてきます。陣痛を感じ、ヨツバさんは母親に病院まで送ってもらいますが、病院に着くなり、母親は「待ち時間が嫌だ」と愚痴ばかり。長時間にわたるお産でようやく産まれたヨツバさんの娘にも「かわいくない」「外孫だからこんなのものか」と言ったのです。さすがに見かねたヨツバさんの父親がたしなめますが、母親は「思った事言っちゃいけないの?」と怒り出します。その後も面会に来る母親。「育児に関しては一切頼るな」とヨツバさんに釘を刺します。そして毎日ヨツバさんと娘の面会に来ては、「私の時は大変だった」「いいわねぇ、優雅な入院生活で」と嫌味ばかり。 夜間、病院側で赤ちゃんの面倒を見てくれることを知ると、母親は「母親としての自覚がなくなる」とまで言い放ちます。 ヨツバさんは、さすがに眉をひそめますが、それでも母親の文句は止まりません。退院後、祖父の家で過ごしていたヨツバさんですが、母親がやって来ました。孫のためにベビー用品を持ってきたのですが――? もらってきたわよ! ヨツバさんの母親は、産院の食事やエステなどのオプションにまで文句をつけ始めます。言い返すと母親がヒステリーを起こすことを知っているヨツバさんは、愛想笑いでやり過ごすのでした。 退院後、祖父のもとに身を寄せたヨツバさんと娘。たまに母親が祖父の家を訪ねてきますが、「子ども服余ってないか聞いてあげたの」と言って、近所の人からもらったというボロボロの子ども服を差し出してきました。 お世辞にもキレイとは言えない子ども服を見せられ、着るにはボロボロすぎることを指摘したヨツバさん。すると、母親は「赤ん坊は着せ替え人形じゃない」「何着ても文句言うわけじゃないんだから」と怒り出すのでした。 ボロボロすぎる子ども服を渡され、困ってしまったヨツバさん。何も言わずに受け取っておくということも一つの方法かもしれません。ですが、伝えておかないと同じことがまた起こってしまいそうで対応に悩みますよね。自分にとって不要なものをプレゼントされたとき、みなさんならどのように対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年10月20日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが中学生のころ両親の祖母たちが亡くなり、夫婦喧嘩の原因だった祖母の世話がなくなっても夫婦仲はピリピリしたまま。そんな中8歳上の姉が赤ちゃんを連れて帰省し、母親はお金を渡したり、一緒にパチンコに通ったりします。ユズさんは友だちに誘われた塾の体験に魅了され母親に通いたいと相談しますが、お金がかかるとあっさり却下。しかし母親は数日で数万円をパチンコに使い、ユズさんのイライラが募ります。ユズさんは、「働いてないからお金の使い道に口を出す立場ではない」と、自分に言い聞かせますが……。私の進路はどうなるの? 一緒に塾の体験に行った友人たちは塾に通うことが決まり、ユズさんは「羨ましい」とさらにイライラ。 高校の学校見学会が始まる時期、ユズさんは志願する高校選びでも母親が喜ぶかどうかを基準に悩みます。 すべり止めで選んだ偏差値の高い私立のD高校の見学に行くと、学校の雰囲気も良くカリキュラムや部活がユズさんの理想にぴったり。 しかし母親は公立のA高校をすすめていたため、D高校に行きたいと言うと怒らせると思ったユズさんは、なかなか言い出せませんでした。 塾に通うのも、志望する高校も母親に制限されるユズさん。子どもの選択肢を親が狭めてしまうのは、なんだかもったいないですよね。 そんな中でも、ユズさんは行きたい高校を自分の意思で見つけられました。目を輝かせるユズさんを見ると、応援せずにはいられませんね。 母親には自分の都合で志望校を決定するのではなく、ユズさんの気持ちを尊重してあげてほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月19日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。子どもの父親は認知しない代わりに養育費40万を約束。りなは娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。しかし、今まで味方してくれていたはずの母に見限られたシングルマザーのりなは、暴れて家を飛び出していきました。しかも、娘を置いて…。赤ちゃんのために、今後のことをしっかり考えようと話し合う母とさえなのでした。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ母に見放されたりなは大暴れの挙句、子どもを置いて家出。自分の子育てが間違っていた、母親失格だと後悔する母にさえは、キキのために今後のことをしっかり考えようと伝えました。■子どもの父親に電話をすると…■裏切りだと責め立てると…?たけひこが女性と一緒にいると確信したりなは裏切りだとたけひこを責めたてます。しかし「認知しない代わりに養育費だけは払う」と元々別れたも同然だと考えるたけひこは、軽いノリで「別れましょー」とあっさり完全破局を伝えます。さらにりなの荷物も捨てると言い出して…?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月19日2人姉妹の母であるヨツバさんは、毒親の実母に長いこと苦しめられてきました。そんなヨツバさんの、結婚から出産までの実体験です。母親が里帰り出産を嫌がったため、妊娠中のヨツバさんは祖父の家に身を寄せていました。しかし、母親は自分が考えた名前やごみ捨て場で拾ってきたチャイルドシートをヨツバさんに押し付けてきます。初産の不安もあるなか、ヨツバさんは母親に「本当に関わってほしくない……」と思うのでした。予定日を1日過ぎたところで、陣痛らしき痛みを感じたヨツバさん。母親が病院まで送ってくれましたが、「待ち時間が暇で嫌だ」「こんなに待たされるなら送るなんて言わなきゃよかったわ」と愚痴を言い捨てます。 約30時間かけて、深夜3時にヨツバさんは女の子を出産。母親はヨツバさんの娘を見るなり「かわいくない」「外孫だからこんなものか」と言ったのです。さすがに見かねたヨツバさんの父がたしなめますが、母親は「思った事言っちゃいけないの?」と逆ギレ。 さらにヨツバさんに言いたいことがあるようで……? 絶句した実母の発言 産まれたばかりのヨツバさんの娘に「かわいくない」と言った母親は、さらに「育児に関しては一切頼るな」「今時の若い親はすぐ両親を頼る」「私も親に頼ったことなんてないし、全部1人でやったんだから」と釘を刺してきました。母親の性格をよく知っているヨツバさんは、「もとから頼るつもりなんてない」と言い返したい気持ちをグッとこらえるのでした。 育児の面で頼るなと言ってきたヨツバさんの母親ですが、なぜか毎日ヨツバさんと娘の面会に来ます。しかし、面会に来ても「私のときは大変だった」「いいわねぇ、優雅な入院生活で」と嫌味ばかり。 夜間、病院側で赤ちゃんの面倒を見てくれることを知った母親から「母親としての自覚がなくなる」と言われたヨツバさんは、さすがに眉をひそめるのでした。 嫌味を言わずにはいられない様子のお母さん……。夜間、病院側が赤ちゃんの面倒を見てくれるのは、産後の疲労した母体にとって素晴らしいシステムですよね。お母さんの言動に惑わされず、わが子と自分のために、病院のサポートを受けながらヨツバさんが体の回復に努められるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年10月19日■前回のあらすじ実家のせいで恋愛をしても引け目を感じてきたちえ子でしたが、サト君に褒められたことで自信を持て、幸せをかみしめるのでした。しかしサト君から「結婚式どうしよう」と言われ一気に現実に引き戻されることに。結婚式…?親が変わり者だとしなくていい苦労や心配をすることになってしまいますね。見方によっては面白い父親。でも娘からしたら、恥ずかしくてたまらないこともあります。ましてや大切な結婚の挨拶ですから。「同じ血が流れているし、自分もいつか同じようになるかも」「親が親なら子も子だ、と周りから思われるはず」という恐怖に揺れたちえ子の結婚のあいさつ。ですが、サト君から「親とちえ子は違う」と言葉や態度で伝えてもらい、少しずつ自分に対する偏見から解き放たれていきました。結婚した後行き違いがあった時も、この時の言葉は相手を信じる支えになっているそうです。最後までお読みいただきありがとうございました。
2023年10月18日2人姉妹の母であるヨツバさんは、毒親の実母に長いこと苦しめられてきました。そんなヨツバさんの、結婚から出産までの実体験です。彼氏がヨツバさんの苗字にすることを条件に、結婚を認めてもらったヨツバさん夫婦。結婚から1年後、念願の子どもを授かりますが、報告が遅かったことにヨツバさんの母親は不満を持った様子。初産で不安を抱えるヨツバさんに、ネチネチと小言を言い続けています。里帰り出産を母親が嫌がったため、祖父の家にお世話になることにしたヨツバさん。母親が渡してきた、姓名判断の良い名前が載ったリストを無視すると、母親は激怒します。ヨツバさんは感情任せで言葉をぶつけてくる母親に「もう本当に関わってほしくない……」と思うのでした。 それでも、ゴミ捨て場でチャイルドシートを拾い、ヨツバさんに使うように言ってくるなど、ヨツバさんの意に沿わない形で関わってくる母親。ついにヨツバさんは出産予定日を迎えますが――?初孫を見た実母の衝撃のひとこと 予定日を1日過ぎたところで、陣痛らしき痛みを感じたヨツバさん。運転ができない祖父に代わり、母親に病院まで送ってもらいました。 病院に着くと、「待ち時間が暇で嫌だ」と愚痴を言い始めるヨツバさんの母親。ヨツバさんの夫が到着すると、「こんなに待たされるなら送るなんて言わなきゃよかったわ」と言い捨てて、病院を後にするのでした。 約30時間かけて、深夜3時にヨツバさんは女の子を出産しました。ヨツバさんの両親がそろって面会に来ますが、母親は生まれたばかりのヨツバさんの娘を見るなり「かわいくない」「外孫だからこんなものか」と言ったのです。さすがに見かねたヨツバさんの父がたしなめますが、母親は「思ったこと言っちゃいけないの?」とヒステリックに逆ギレするのでした。 外孫であれ、自分の娘の子どもはかわいいものなのではないでしょうか。ましてや出産という一大仕事を終えた娘に、ねぎらいのひと言があってもいいぐらいですよね。ヨツバさんの気持ちを考えると胸が痛みます。産後は睡眠が削られ赤ちゃんのお世話に忙しくなると思いますが、赤ちゃんと向き合うことで、お母さんの言葉が忘れられるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年10月18日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。母親が入院の世話をしていた、父方の祖母が他界。ユズさんは祖母のアパートを売ったお金を学費に充てると言われて勉学に励む中、パチンコにハマる母親と、認知症で老人ホームに入る母方の祖母の世話をする父親が気がかりな毎日でした。両親は不満をお互いには言わず、ユズさんにぶつけます。ユズさんが家事を手伝うと提案しても、偉そうにするなと怒鳴られるばかり。そんな中、母方の祖母が亡くなりますが、家庭内はピリピリしたままで……。ある日、父親が違う8歳上の姉が赤ちゃんを連れて帰省しました。昔の姉は母親と折り合いが悪く、6年前家を出て行ったきりでしたが……。疎遠だった姉が帰ってきた ユズさんは姉のかわいい赤ちゃんを見て、母親にとっての初孫が、姉と母親の距離を取り持ったのだと思います。 しかし頻繁に家に来るようになった姉は、次第に母親にお金を借りるようになり、一緒にパチンコに行くことも増えました。 そんな中、ユズさんは母親が希望した志望校の模試判定が思ったより悪く、友人に誘われて塾の無料体験に参加。 家とは違う塾の静かな環境や、個別指導に魅力を感じ、母親に通えないか相談してみます。母親はお金がないからダメと拒否しますが、その後もパチンコには数万円を使っている様子。 ユズさんはそんな母親にイライラしながらも、働いてないのにお金の使い道に口を出す立場ではないと、自分に言い聞かせるのでした。 数万円は大金だと言って、ユズさんを塾に通わせない母親。遊びや欲しいものが目的ならそう言い聞かせるのもわかりますが、自分から勉強のために塾に行きたいなんて立派ですよね。 仮に本当にお金が足りなくても、パートをしたり節約したりして、工面してあげたいと思うのが親心なのではないでしょうか。 ましてやパチンコに数万円も使っていると聞けば、子どもでも違和感を持つはず。ギャンブルは依存性が高いと言いますが、子どものためにも少しは自制してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月18日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。夜中の赤ちゃんのお世話は家族に任せきりで、泥酔状態で夜の街から帰宅したシングルマザーのりな。我慢の限界を超えた姉のさえが一喝するも、まったく反省する態度は見えず…。姉妹の激しい口論を聞いて起きてきた母は、ついに「育て方を間違えた」とシングルマザーのりなを見放す一言を言いました。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじりなのあまりに非常識な行動を見兼ねた母はついに「育て方を間違えた…、あんたまともじゃないよ」とりなに軽蔑の視線を送り…。■キレて暴れたりなは…■自分がしてきた子育てを悔やむ母母の言葉にキレたりなは暴れた挙句、子どもを置いて家を出ていきました。さえにいつも我慢をさせていたこと、しっかりしたさえに頼りっぱなしでりなを叱ってこなかったからこんなことになってしまったのだと母は後悔し、さえに謝罪します。「母親失格」という言葉に涙ぐむさえはキキを守るため、今後のことをしっかり話し合おうと決めましたが…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月18日■前回のあらすじサト君はちえ子の逞しさをや生き抜く力を尊敬していると言いました。ちえ子に生き抜く力があるのは親のようになりたくないと必死にもがいた結果だったのですが、とたんに自分が誇らしく思えたのでした。私、こんな人と結婚するんだこれまでの実家のコンプレックスを浄化し良い側面を見せてくれたサト君。こんな彼と結婚できる幸せをちえ子はかみしめるのでした。しかし次の瞬間、現実に引き戻されることに! そういえば結婚式があった…また実家と関わることになってしまう、どうしよう!次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月17日2人姉妹の母であるヨツバさんは、毒親の実母に長いこと苦しめられてきました。そんなヨツバさんの、結婚から出産までの実体験です。過保護な母に育てられ、次第に反抗することも辛くなっていたヨツバさん。当時付き合っていた彼氏との結婚もなかなか許してもらえませんでしたが、彼氏がヨツバさんの姓を名乗ることを条件に、ようやく結婚を認めてもらいます。そして結婚から1年後、ヨツバさん夫妻は念願の子どもを授かります。妊娠4カ月を迎え、ヨツバさんが母親に妊娠を報告すると、母親は喜ぶどころか「のけ者にされた」と怒り出しました。 「里帰りとかやめてちょうだいね」と小言を繰り返していた母親ですが、どうやら初孫に張り切っていたようで――?子どもの名前を提案してきた母 里帰り出産を母親が嫌がったため、祖父の家にお世話になることにしたヨツバさん。しかし、母親は案外孫ができるのを喜んでいたようで、姓名判断の良い名前をリストにしてヨツバさんに渡してきました。 ヨツバさんはそんな母親の無言の圧力に恐怖を感じながらも、最終的に「母親に何を言われてもいい」と思い直し、子どもの名前を夫と決めることに。しかし、それを知った母親は「余計なことして悪かったわね!」「もう関わらないから安心して!」と激怒。感情任せで言葉をぶつけてくる母親に対し、ヨツバさんは「もう本当に関わってほしくない……」と思うのでした。 それでも、ヨツバさんの意に沿わない形で関わって来る母親。ゴミ捨て場からチャイルドシートを拾ってきては、「これを使いなさい」と言って世話を焼いてきます。さすがに捨ててあったものを使うことに抵抗を感じたヨツバさんが、「実家用にしようかな……」と提案すると、母親は「私が用意したものは使いたくないのね」「あっちの親に良いもの買ってもらうんでしょ!」と怒り出してしまうのでした。 ヨツバさんのお母さんはあくまでも「名前の候補を考えた」と言っていますが、ヨツバさんが恐れていたとおり、自分が考えた名前が採用されなかったことに怒ってしまった様子。ヨツバさんがもうお母さんに関わってほしくないと思うのも無理はありませんね。温かい気持ちでわが子を迎えたいのに、お母さんのことで胃の痛い思いをしなければならないなんて……。妊娠中少しでも穏やかに過ごすために、少しお母さんとは距離をとることも必要なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年10月17日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。末期ガンで入院する父方の祖母と、認知症になった母方の祖母の世話をひとりでするユズさんの母親。ある日母親が過呼吸症候群で倒れ、ユズさんに「あんたがいてくれて良かった」と呟きます。ユズさんはその言葉に心をつかまれ、共依存に。その後、父方の祖母が他界。母親から祖母のアパートを売ったお金120万円を学費に充てると言われて勉学に励む中、ユズさんはパチンコに通う母親と、認知症の祖母の汚れものを毎日洗濯する父親が気がかりで……。ユズさんの両親は、お互いの不満をユズさんにぶつけるようになります。両親の不満を受け止めて ユズさんの両親は面と向かっては何も言わず、どちらかがユズさんといるときだけ延々と愚痴をこぼします。 ユズさんは話し合えばいいのにと思う半面、母親の自由な振る舞いを見て父親の負担が大きいと感じていました。 父親に食器洗いは自分がやるとユズさんが提案すると、働いてないくせに偉そうに! と怒鳴られ、母親に家事を手伝えないか掛け合ってみても、また過呼吸になってもいいの? と言われるだけ。 そんな中、認知症の祖母が突然の事故で他界。ユズさんは悲しむ一方で、両親の負担が減ることにほっとします。しかし両親の生活や態度が変わることはなく、さらに溝が深まるのでした。 どの家庭でも、夫婦がお互いの不満を持つのはよくあること。しかし、それを子どもに当たっても何も解決しませんよね。 大人でも、人の悪口を聞かされるとモヤモヤしたり嫌な気持ちになったり、マイナスの感情が芽生えてしまうはず。 それを逃げ場のない中学生の子が聞かされるのは、精神的な負担が大きすぎるのではないでしょうか。 ユズさんは夫婦の不仲を仲裁しようと奮闘しますが、それも本来は子どもの役目とは思えません。夫婦の問題は、お互いが向き合って解決してほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月17日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会した妹のりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。「息抜き」と言って夜の街に遊びに出かけ、明け方帰宅したシングルマザーのりな。「母親の自覚あるの?」と怒る姉に「男の影ナシ」「子育て体験できてよかったね」など、いつも以上の嫌味で応酬。しかし姉も負けてはおらず「男に依存するあんたとは違う」と言い返したのでした。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ常識のない行動を叱ると、いつも以上にさえを罵るりな。悪態をつくりなに動じることもなく「男に捨てられたくせに」と言い返したさえでしたが…。■「捨てられてない!」キレるりなにさえは…■さすがに見兼ねた母も…いつも味方をしてくれていた母からついに見放されるような発言をされ、青ざめるりな。今までの迷惑行為も常識はずれな行動も「何を言っても無駄」だと言いながらも許容してきた母でしたが、さすがに我慢の限界だったよう。息抜きはもちろん大事ですが、愛しい我が子を思えば自然に子育てが優先になっていくものではないでしょうか…?連絡もよこさず、娘の心配もせず、朝方まで泥酔して帰ってくるりなに、その気持ちがあるとは…思えませんね。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月17日■前回のあらすじ変な親と縁が付くと介護などの問題も出てくるとちえ子が言うと、介護はプロの手を借りればいいとサト君は言います。さらにサト君は「ちえ子だったら大丈夫でしょ」と言うのでした。えっ、そこ!?サト君が「大丈夫」と太鼓判を押す理由は、ちえ子に「生き抜く力」があるから。でもそれは変な親のもとで必死に頑張ったからこそ身に着いた能力だったのかもしれません。そんなところに注目してくれるサト君と結婚できる幸せをかみしめるちえ子…ですが、サト君の一言に現実に引き戻されます。次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月16日2人姉妹の母であるヨツバさんは、毒親の実母に長いこと苦しめられてきました。そんなヨツバさんの、結婚から出産までの実体験です。過保護な母に育てられ、昔から寂しさを抱えていたヨツバさん。当時付き合っていた彼との結婚もなかなか許しをもらえませんでした。自分の思い通りにならないと手が付けられなくなる母に育てられたヨツバさんは、次第に反抗することもつらくなり、ただただ母親に従うようになっていました。 当時付き合っていた彼氏との結婚を考えていたヨツバさんでしたが、母親は彼氏の職業や、結婚後に住む予定の場所を聞いて結婚に猛反対。結婚を認めてもらえるよう説得しに来た彼氏に対し、ヨツバさんの母親は「うちの苗字にしなさい」と言い出して――? 実母に妊娠を報告すると… ヨツバさんの母親は、彼氏に「うちの苗字にしなさい」という結婚の条件を突きつけます。ヨツバさんは母を止めようとしますが、彼氏はその条件をのみ、ようやく2人の結婚は母親に認められたのでした。 結婚から1年――。実家から距離を置いたヨツバさんと母親の関係も、以前よりは良好になっていました。 そして、念願の子どもを授かったヨツバさん夫妻。妊娠4カ月に入ったところで、ヨツバさんが母親に妊娠の報告をすると、母親は喜ぶどころか「のけ者にされた」と怒り出す始末。 さらに、母親は「里帰りとかやめてちょうだいね」と続けます。昔からおじいちゃん子だったヨツバさんは、病院からも近い祖父の家にお世話になることを伝えますが、母親の小言はおさまらないのでした。 待望の子どもを授かったのに、「何で黙ってたのよ!!」と母親に怒られてしまったヨツバさん。家族なので、すぐに報告する方もいると思いますが、ある程度体調が安定してから報告したいというヨツバさんの気持ちもわかりますよね。祝福どころか怒られてしまい、とてもショックだったのではないでしょうか。みなさんはどんなタイミングで、自分の親に妊娠の報告をしましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年10月16日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。末期ガンで入院する父方の祖母と、認知症になった母方の祖母の世話をひとりでするユズさんの母親。ある日母親は認知症の祖母を蹴り倒し、それをユズさんが止めました。その後、母親が過呼吸症候群で倒れ、ユズさんはさらに勉強や家事に励みます。父親は飲酒するばかりで頼れず、「あんたがいてくれて良かった」と呟く母親。ユズさんは心をつかまれ、共依存になっていきます。ある日ユズさんは、県の作文コンクールで賞をとり……。自慢の娘でありたい 県の作文コンクールで賞をとり、新聞に名前が載ったユズさん。すぐに母親に電話すると、「あんたは自慢の娘よ!」とほめられます。 同じ時期、認知症の祖母も老人ホームに入居でき、母親は過呼吸の症状が緩和。再び趣味のパチンコへ通うようになり、末期ガンの祖母の世話の頻度が少なくなりました。 そしてそのまま祖母が他界。祖母の住んでいたアパートは父親によって売却され、ユズさんは母親から学費に充てると120万円が入った通帳を渡されます。 その後母親は今まで介護に費やしていた時間をパチンコにすべて使い、認知症の母方祖母の洗濯などは毎日父親がおこなうように。 ユズさんはひたすら勉強に励む一方で、家庭の空気がピリピリしていることを感じるのでした。 自分の母親の世話を、お互いに任せっきりにするユズさんの両親。父親の目線で見れば、自分が毎日の仕事と帰宅後に洗濯をしている間、妻はパチンコに行っているなんていい気がしないでしょう。 しかしユズさんの母親は、これまでずっと父方の祖母の世話をしてきた経緯があります。父親に対して、「次はあなたの番」という気持ちがあったのかもしれませんね。 ただ、ピリピリした空気のままでは家族全員の居心地が悪くなるだけ。話し合って役割分担するなど、なんとか良い方向にもっていけないものか悩ましいところですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月16日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉のさえの家で暮らすことに。「母親にも息抜きが必要だ」と言いながら意気揚々と夜の街に遊びに出かけ、推しのまひととの時間を楽しむシングルマザーりなは明け方になっても帰らず…。姉のさえは夜中に、図々しい妹とかわいい姪っ子の存在に複雑な心境になるのでした。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ午前4時を過ぎても帰らないりなにイラつきながらも、母を気遣い、キキのお世話をするさえ。キキのことは可愛い…、だからこそこの子のこれから先の人生を考えると不憫だと複雑な思いのさえなのでした。■ベロベロに酔っぱらって帰ってきたりな■暴言を吐きまくるりなを一喝正論を叩きつけるさえでしたが、酔っぱらったりなはいつもに増して饒舌にさえを罵ります。しかし、どんなに嫌味を言われても今回は冷静なさえ。「男に捨てられたくせに。男に依存するしかないあんたと一緒にしないで」と一喝。この言葉がりなの逆鱗に触れたようで…?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月16日■前回のあらすじ常識のない親の子どもである自分と結婚することに不安はないのか…ちえ子が聞くと、サト君は、結婚するのは「ちえ子」であって、親は関係ない! とハッキリと言うのでした。親は関係ない…本当に?親は変かもしれないけれど、結婚する相手はあくまでちえ子。介護だってプロの手を借りればいい。意外にドライなサト君の考えを聞き、ちえ子は親と自分を一緒に考えていたのは自分の方だったのではないかと思うのでした。そして、サト君の「ちえ子だったら大丈夫」という言葉の意味は…?次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月15日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんが中学生のころ、近くに住む父方の祖母が末期ガンに。母親は長男の妻という理由で、入院する祖母の世話をひとりで背負います。父親には弟妹もいますが顔すら見せず、母親は家でもピリピリするように。そんな中、母方の祖母が認知症に。徘徊で警察にお世話になるなど日に日に症状は重くなり、板挟み状態の母親にストレスの限界が……。自宅にいるのに自分の家じゃないと騒ぐ祖母。ユズさんが声をかけ見守る中、ついに母親がキレました。母と娘の親子関係 「母親らしいこと何ひとつしてこなかったくせに!」母親は祖母を蹴り倒し、今までの不満をぶつけます。 ユズさんは母親を引き止めながら暴力はやめようとやさしく諭し、後日祖母は特別養護老人ホームに入ることになりました。 しかしすぐに入居はできず、ユズさんは精神的に不安定な母親のストレスのはけ口に。学校があっても家事をしろと、理不尽に怒鳴られる日々が続きました。 そんな中、母親が突然倒れ救急搬送。医師から母親が倒れた原因は過呼吸症候群と告げられます。 ユズさんはもっと自分が頑張らなければと思い、成績を維持しながら母親の介抱や家事に励むように。 「あんたがいてくれて良かったわ…」何もしない父親にも頼れない中、母親が呟いたこの言葉に心をつかまれたユズさん。母親の役に立てることで存在意義を感じ、共依存になっていくのでした。 ずっと母親から否定ばかりされ、「もっと必要とされたい」「もっと褒めて欲しい」と願ってきたユズさん。母親が弱ったことで、思いがけない形で願いが叶ってしまいました。 追い詰められた状況や閉鎖的な環境では、何かにすがりたくなることもあるでしょう。しかし、親が子どもに頼りきりになってしまっては、その子の人生に大きな影響を与えてしまうのではないでしょうか。 母親もまた、祖母から母親らしい愛情をもらっていなかった様子。ですが母親も苦しんでいたなら、なおさらユズさんには同じ思いをさせてほしくはなかったですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月15日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。「母親にも息抜きが必要だ」と言いながら夜の街に遊びに行こうとするシングルマザーのりなに、さえは反対しますが、母は承諾。意気揚々と出かけて行ったシングルマザーのりなは憧れのまひととの時間を楽しみ、明け方になっても帰らないのでした…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ以前からSNSで推していたお店の男性にようやく会えて大興奮のりな。午前4時になっても帰宅せず…。■常識がなさすぎる妹に怒り■考えを改める姉いつまで経っても帰ってこないりなにイライラしながらも、母を気遣い、キキのお世話をするさえ。キキのためにと思って率先してお世話してきたけれど、それが結局妹を甘やかしていただけに過ぎなかったと、後悔します。そして、家を出ることも間違っていたことに気づきます。さえがどんなにキキのことを想っていても、キキの母親にはなれない…。キキの将来を心配していると、泥酔したりなが帰ってきて…!?次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月15日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。瓜田チャリさんのお父さんの葬式で、棺に入れるお花を不倫相手の女が用意するという社長の案を相談してくる毒太。瓜田チャリさんが怒ると、逆ギレ気味に「社長が親切で言ってるだけだからしょうがない」と言って開き直る毒太。「最低。うちのお父さんの棺に汚い花入れるな!」瓜田チャリさんは涙を流しながら毒太へ怒鳴りました。逃げようとする毒太を、なおも責める発言をする瓜田チャリさん。すると毒太は困惑しながら「もうええわ」と言って逃げてしまいました。すると……一部始終を見ていたであろう瓜田チャリさんのお母さんは、心配して話しかけてきました。お母さんに余計な気をつかわせてしまっていることを後悔する瓜田チャリさん。それでも通夜の開式の時刻が近づいてきて……。 滞りなく通夜が進むなか、訪れたのは… 通夜が始まり、気持ちを切り替えた瓜田チャリさん。 すると……通夜へ毒太の会社の社長が、夫婦で参列してくれました。人情あるやさしい社長は、さりげなく奥さんに気配りできる愛妻家。瓜田チャリさん自身、お花の気づかいもありがたいと思いながら……それでもお父さんの通夜に社長の顔を見たくなかったのです……。 毒太の不倫のことを知らない社長は、部下を想い、気づかってくれただけ。しかし、瓜田チャリさんは社長の顔を見るたび、社長の親戚であり毒太の不倫相手である中川ゆりのことを思い出してしまいます……。頭では社長に悪気がないと理解できても……来てほしくないと言う瓜田チャリさんの気持ち、よくわかりますね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年10月15日2人姉妹の母であるヨツバさんは、毒親の実母に長いこと苦しめられてきました。それは、子どものころだけでなくヨツバさんの結婚、出産のときにまで及びました……。過保護な母に育てられ、昔から寂しさを抱えていたヨツバさん。当時付き合っていた彼と結婚したいことを母親に伝えますが――。 母がつきつけた結婚の条件とは 過保護で、思い通りにならないと手が付けられなくなる母親に育てられたヨツバさん。次第に反抗することもしんどくなり、ただただ母親に従うようになっていました。多趣味な父親は家に寄り付かず、頼ることもできません。 当時付き合っていた彼氏と結婚したいことを、電話で母親に伝えたヨツバさん。母親は彼氏の職業にも、結婚後住む予定のところにも納得がいかない様子。もっと近くで、まともな人と結婚しろと言い出します。 彼氏がヨツバさんの母親を説得し、ようやく結婚自体は認めてもらえますが、母親は彼氏に「うちの苗字にしなさい」と条件を提示します。ヨツバさんが彼氏の苗字にすると姓名判断的に悪いと言って聞かないのでした。 彼氏の説得のおかげで、結婚まではこぎつけたヨツバさん。しかし、お母さんは姓名判断的に悪いと言って、ヨツバさんが苗字を変えることを許しません。本当に姓名判断を信じているのかもしれませんが、反対していた結婚に渋々折れたお母さんの様子から、条件をつけなければ気が済まないようにも思えてしまいます。せめて、お母さんが一方的に決めるのではなく、相手の意向も汲んだ話し合いができるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年10月15日■前回のあらすじサト君の幸せを優先させようと覚悟をきめたちえ子は、父について話を切り出すのですが…なんとサト君は、「お義父さんの役に立ててよかった」とニコニコするのでした。まさに天使のような人です。本当に不安じゃないの、サト君?結婚するのは「ちえ子」であって、「親は関係ない」とハッキリと言うサト君。でも本当にそんなにシンプルなのでしょうか…? 結婚するとどうしたって相手の親とも関わることになるわけで…。次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月14日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。小学生のユズさんは両親の結婚記念日に、サプライズで手料理をつくりました。母親は喜んでくれましたが、父親は「汚いから食わない」と言い捨てられてしまいます。その言葉にユズさんはショックを受けました。中学生になるころ、母親はより教育熱心に。訪問販売の高額な教材を大量に購入し、入学後に学校の副教材費が必要だとわかると激怒。学校にクレームを入れ、担任と副担任のおかげで事態は収拾しますが、それ以降ユズさんはことあるごとに母親から「退学させる」と言われるように……。当時、ユズさんの近所には父方の祖母が住んでいました。母親は祖母と同居していたことがあり、自由やお金を制限されて嫌な思いをしてきたと話しますが……。父方の祖母との思い出 ユズさんは、いつもあたたかく迎えてくれた父方の祖母のことが好きでした。しかしユズさんが中学2年生のころ、祖母が末期ガンに。 母親は入院する祖母の世話で病院に通いますが、父親の弟妹が顔を見せることはなく、自分ひとりが世話をすることに不満を募らせます。家庭がピリピリする中で、今度は同居する母方の祖母に認知症の症状が見られるように……。 徘徊で何度も警察のお世話になるなど認知症の症状は日に日に重くなり、母親は両家の祖母の世話で板挟み状態になるのでした。 長男の妻というだけの理由で、父方の祖母の世話をしなければならなくなった母親。自分の母親も認知症で大変なのに、さすがにひとりで背負うには荷が重すぎますよね。 本来なら、父親や弟妹が率先して世話を行わなければならないはず。できない理由があったとしても、母親だけに世話を押し付けるのは問題でしょう。 学校や勉強があるユズさんに負担をかけるわけにもいきません。周りの理解と協力がない状況では、ストレスが溜まってもおかしくないですよね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月14日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。子どもの父親に裏切られ、家を完全に失ったりなは姉の家に居座ることに決めました。姉が出ていくことで家探しは解決! と気分が良くなったシングルマザーのりなは夜の街に遊びに行くと言い出して…。それを止めない母に納得のいかないさえでしたが、シングルマザーのりなは意気揚々と出かけて行ったのでした。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじりなには何を言っても無駄だと折れた母が「好きに行っといで」とりなを送り出します。納得のいかないさえでしたが、りなは嬉しそうに夜の街に出かけていきました。■ついに念願のお店へ!■テンション爆上がりのりなは…ようやく会えた実物のまひとに大興奮のりな。お酒も進み、まひととの時間を楽しんでいました。しかし、気付けば時間は午前4時…。赤ちゃんを置いて平気で飲み歩くりなに対し、イライラが募るさえでしたが…。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月14日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。瓜田チャリさんのお父さんの通夜が執りおこなわれている最中、毒太の携帯に社長から「親戚が経営している花屋から、花を無償で提供する」という提案の電話がかかってきました。「社長の親戚の花屋て、どこの誰やねん」瓜田チャリさんにそう言われ、真っ青になりながら「俺知らんやん……」と言う毒太。「知らんわけあるか! 誰かわかるやろ!」瓜田チャリさんにそう言われた毒太は……?「社長が言うてるだけやんけ……」と、社長のせいにして言い訳する毒太。「私がいらんて言うから代わって!」瓜田チャリさんがそう言うと、毒太は困惑しながら社長との電話に戻り、お花の件を断りました。電話を終えた毒太へチクリと言うと、逆ギレ気味に「しょうがない」と言って開き直る毒太。「ほんまに最低。うちのお父さんの棺に……汚い花入れるな!」瓜田チャリさんは涙を流しながら毒太へ怒鳴るのでした……。 「来なかったらよかったのに」逆ギレ夫に後悔… 瓜田チャリさんに責められ、「もう断った」と言って逃げようとする毒太。すると瓜田チャリさんは「社長にお願いしますって言ってみてよ」とまさかの提案。 「(不倫女が)来たらボロカス言って、持ってきた花そのまま持って帰らせるわ」 瓜田チャリさんがそう言うと、「意味わからん。もうええわ」毒太は瓜田チャリさんの元を離れました。 最悪……こんなやつ、来なかったらよかったのに。 すると……一部始終を見ていたであろう瓜田チャリさんのお母さんが、心配して話しかけてきました。 余計な気をつかわせてしまっていることを後悔する瓜田チャリさんなのでした……。 毒太が社長の花の件を相談して来なければ、お父さんの葬儀という悲しみに暮れている瓜田チャリさんがさらに嫌な気分になることも、葬儀中に怒鳴ることも、夫婦喧嘩をしてお母さんを心配させることもなかったのに……。皆さんならパートナーの不倫相手が葬儀の花を持ってくると提案されたら、どう対応しますか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年10月14日■前回のあらすじなんとかGホイホイを交換し帰路についたちえ子とサト君。「もしサト君があんな家と縁付くのは嫌だと思っていても無理がない」と考えたちえ子は覚悟を決めて…覚悟を決めて父の話を切り出すえっ、他に思うことはないの…!? 天使過ぎるサト君の返しにちえ子もびっくり。でも、本当にそれがサト君の本心なのでしょうか…?次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月13日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!? 主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。6年ぶりに再会したりなは整形して量産型シングルマザーになっていました。娘にキラキラネームを名付け、しばらく姉・さえの家で暮らすことに。子どもの父親に裏切られ、自分で家探しをする羽目になったシングルマザーのりなは姉の家に居座ろうとします。しかし、妹と暮らすくらいなら私が出ていくと断言したさえ。家探しがあっさり解決したと思ったシングルマザーのりなは、夜の街へ息抜きに行くと言い出して…。このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ夜の街に行くと言い出したりなを叱ると「母親は息抜きもしちゃいけないのか」と逆ギレするりな。姉のさえが時間や場所を考えるべきだと伝えると、自分にとっての息抜きは夜の街だと言い張り、さえに対して嫌味を言いまくるのでした。■母の反応は…■母が妹に甘い理由は?さえとりなの口論を聞いていた母は呆れて「好きに行っといで」と言います。りなに甘すぎる! と声を荒げるさえですが、母はりなに何を言っても無駄だと判断してのことでした。謝罪する母に「悪いのはりなだから…」となんとか気持ちを落ち着かせようとするものの、さえは納得できないのでした。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年10月13日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。お通夜の当日。お父さんの葬儀プランにケチをつける毒太を注意すると、「俺は血の繋がりない部外者やから、黙っとけってことか」と瓜田チャリさんに逆ギレする毒太。そんななか、毒太のケータイに社長から電話が。すると、社長と電話で話していた毒太が瓜田チャリさんに話しかけてきました。社長の厚意で親戚が経営している花屋から、棺に入れる花を無償で提供すると言うのです。親戚の花屋……毒太と不倫していた中川ゆりのことでした。「社長の親戚の花屋て、どこの誰やねん」瓜田チャリさんにそう言われ、真っ青になりながら「俺知らんやん……」と言う毒太。「知らんわけあるか! 誰かわかるやろ!」瓜田チャリさんにそう言われた毒太は……? 「社長に言われただけ」人のせいにする毒夫に妻は… 「社長が言うてるだけやんけ……」社長のせいにして言い訳する毒太。 「私がいらんて言うから代わって!」瓜田チャリさんがそう言うと、「聞こえるやろ……! 親切で言うてくれてるだけやんけ……なんやねん」 困惑しながら電話に戻り、毒太は社長にお花の件を断りました。 社長との電話を終えた毒太に花の件をチクリと言うと、「しょうがない」と逆ギレ気味に開き直る毒太。 「ほんまに最低。うちのお父さんの棺に……汚い花入れるな!」瓜田チャリさんは涙を流しながら毒太へ怒鳴るのでした……。 毒太の言う通り、社長はただ心づかいとして提案しただけ。ただ、それをむげにしなければならないのは、毒太自身がおかした不倫のせい。最初から断れば良いものをわざわざ相談して瓜田チャリさんを嫌な気持ちにさせた挙句、開き直るなんて……やはり毒夫には人の心がわからないようですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年10月13日■前回のあらすじ父が頼みたかったのは、Gホイホイの設置ではなく交換。すでにGが中にいるホイホイをサト君に触らせまいとちえ子は自分でやろうとするのですが、手が届かない場所にあったのでした…。控えめに言っても最悪の顔合わせ隠そうとした父の本性を全てサト君に見られてしまった…。もしサト君がちえ子との結婚を迷っていても、責められないと考えるちえ子。意を決してサト君の本音を確認します。このまま別れになってしまうのでしょうか?次回に続く 「こんな親の娘ですが結婚してくれますか?」(全40話)は21時更新!
2023年10月12日