堀未央奈と百瀬拓実、白間美瑠と永田崇人が結婚生活を送る結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第6話が4月19日に放送された。スノーボード旅行へ出かけた永田さんと白間さんは道中で車中泊し、夜食として特製カップラーメンを2人で分け合う。永田さんに「あーん」と言いながら食べさせ、「かわいい」「美味しい?赤ちゃん」とまさかの発言に、永田さんも目を丸くするも嬉しそうに「美味しい、ありがとう」と伝えた。また、寝る用意をしようと寝袋を広げる永田さんに、白間さんは「カンチョー!」と背後から攻撃。同じ寝袋に横になると、永田さんは「甘えちゃおっかな」と白間さんに抱きつきイチャイチャ。その後のインタビューで白間さんは「面白いとか引っ張ってくれるなとか大人やなって部分はあったけど、甘えてくれてかわいいなと思いました」と普段とは違った一面を見つけられたことを明かした。そして、目的地に到着すると、ターンしたり猛スピードで雪山を滑ったりと華麗なるスノボード姿を披露。しかし、永田さんが転んでしまい、図らずも白間さんに覆い被さる形に。のちに白間さんは「(“壁ドン”ならぬ)雪ドンみたいな…」「憧れがあったのでドキドキしました」と笑顔でふり返った。一方、韓国から帰国し、自宅に戻った堀さんと百瀬さんは、買い物に出かけたり、手料理を作ったりと日常を楽しんだ。「妻に、夫にだからこそ言える秘密を明かしてください」とのミッションが与えられ、堀さんが「家族しか知らなくて周りにも言ってこなかったんだけど」「家族と出かけるときに、2回に1回は急に『私は行きたくない』と、謎のわがままを言う子だった」と秘密を披露。続いて百瀬さんに追加のミッションが。「妻と一緒に寝るときに叶えたいことを告白してください」と書かれたカードを読み上げた百瀬さんは「ハグ!」と即答。そして2人は寝室へ。「眠たい」「お酒も飲んだし」と呟きながらベッドの中へ入り、百瀬さんは唐突に正面からハグ。あまりの力強さに堀さんも「苦しい…」と呟きつつも嬉しそう。夢の中へ…と思いきや、百瀬さんから「またね」と迷言が飛び出し、堀さんは思わず爆笑。微笑ましいやりとりを見せた。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日堀未央奈と百瀬拓実、白間美瑠と永田崇人の2組が出演する結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第6話が4月19日(金)今夜、「ABEMA」にて放送される。スノーボード旅行へ出かけた白間&永田夫婦は、道中で車中泊をすることに。夜食としてチーズをたっぷりトッピングした特製カップラーメンを2人で分け合い、「あーん」と言いながら永田さんに食べさせるラブラブな様子が見られる。その後、同じ寝袋で密着して眠る準備。永田さんは「甘えちゃおっかな」と白間さんに抱きつき、「よしよしとかされたい」と願望を話すと、白間さんは頭をポンポンとしながら腕枕をしてあげる。夜が明け、スキー場に到着すると、華麗なるスノボード姿を披露するも、永田さんが転んでしまい、白間さんが思わずドキドキしてしまったと語る“あるハプニング”が起きる。一方、韓国旅行を終え、日本の自宅に戻り、夫婦で買い物に出かけたり、手料理を作ったりと日常を楽しむ堀&百瀬夫婦。食事中は、堀さんから「何の仕事をしている時が楽しい?」と質問されると、「演技しているときが一番楽しい」と俳優の仕事が好きであることを口にする百瀬さん。しかし、「最初の1~2年とか本当に仕事がなくて、俳優業とはちょっと違うけど、SNSを丸1年毎日投稿してみた」と苦悩や努力を語った。堀さんも「乃木坂46」として活動していたときの苦悩や葛藤を明かし、センターに抜擢された際、辛かったことも赤裸々に明かすほか、ギターに挑戦。百瀬さんに後ろから包みこまれるように密着した姿でギターを楽しむ姿に注目だ。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日元NMB48でタレントの白間美瑠(26)と俳優の永田崇人(30)が“夫婦役”で共演する、ABEMAオリジナル結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました5』(毎週金曜後11:00)の第6話が、きょう19日に放送される。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクした、「ABEMA」オリジナルの結婚モキュメンタリー。白間&永田のほか、堀未央奈(27)&百瀬拓実(21)が出演する。スノーボード旅行に出かけた白間と永田は、道中で車中泊をする。夜食としてチーズをたっぷりトッピングした特製カップラーメンを2人で分け合い、白間が「あーん」と言いながら永田にラーメンを食べさせるなどラブラブな様子。その後、同じ寝袋に横になり、ぎゅっと密着して眠る準備を始める。永田は「甘えちゃおっかな」と口にし、白間に抱きつく。「よしよしとかされたい」と永田は自身の願望を話し、白間は「よしよし」と頭をポンポンとしながら腕枕をする。その後もイチャイチャが止まらない。夜が明けると、2人はスキー場に到着。白間は「1年に10回は(スノボへ)行く」とスノーボード愛を語った。2人は、スタジオMC陣も驚くほどの華麗なるスノーボード姿を披露。永田が転んでしまい、図らずもあるハプニングが起きる。白間が思わずドキドキしてしまったと語る、そのハプニングとは。
2024年04月19日結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第4話が4月5日に放送。愛が深まる白間美瑠と永田崇人夫婦、堀未央奈と百瀬拓実夫婦が初のお泊まり、遊園地デートを楽しむ様子が映し出された。前回まで、ハワイでの新婚旅行を楽しんでいた白間さんと永田さんは、今回帰国し、日本での新婚生活がスタート。そして、白間さんの姉・Miyuuと弟・白間太陽が新居を訪れ、永田さんと初対面。二手に分かれてホームパーティーの準備に取りかかり、白間さんとMiyuuさんは買い出しに向かい、永田さんと弟・太陽さんは部屋でパーティーの支度をしておくことに。パーティーを終え、深夜に公園にやって来た2人はブランコに座り、白間さんは見つめながら「めっちゃ好きやで」と告白、両手を広げて「おいで!」と永田さんを抱きしめた。そして少しの間、2人が見つめ合う時間も。手をつないで公園を後にし、白間さんは「好きやで、好きやで、好きやで~」と歌うように連呼。「顔見えんかったら(言える)」と永田さんの背中に抱き着き、さらに連呼し、幸せ絶頂な2人は、楽しそうに新居へと帰って行った。一方、堀さんと百瀬さんは、高級5つ星ホテルに宿泊。ベッドに横になると、百瀬さんが「足冷たっ」とつぶやき、「ごめんね」と眠たそうな声で謝る堀さん。堀さんが「めっちゃ幸せなんだけど…」と言うと、百瀬さんが「明日これで寝ながら遊園地に行きたいね」と堀さんを笑わせた。待望の遊園地デートでは、制服デートを楽しみ、グッズを入手したり、めいっぱいアトラクションを楽しんだりと、まるで学生時代にタイムスリップしたかのようにはしゃいだ2人。最後にお城の前でツーショット写真を撮っていると、百瀬さんがバックハグのまま、堀さんにキス。その後のインタビューで堀さんは、「包容力というか。ドキドキさせてくる相手よりも一緒にいて安心する相手がいいので、すごく理想的です」とふり返った。また、ホテルにて晩酌を楽しむシーンも。フルーツを食べさせ合いっこする仲の睦まじさを見せる中、堀さんの「奥さんにこれしてほしいみたいなこと、なんかある?アクションで」とう問いに、百瀬さんは「眠そうな顔(目)。好きなの。キュンとするの」「心開いてくれている感じがするから」と回答。「今やってみて」とねだられた堀さんは、その場で自身の眠そうな顔を披露した。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月08日俳優の永田崇人が、日本初上演となるフィリップ・リドリーの一人芝居『ポルターガイスト』に出演することが決定。永田は同舞台で一人芝居に初挑戦し、主人公をはじめ、個性溢れるキャラクター10役を演じ分ける。『ポルターガイスト』は、2020年にロンドンのサザークプレイハウスにて初演された鬼才フィリップ・リドリーの一人芝居。2024年6月に村井雄演出、永田崇人により日本で初上演する。一人芝居でありながら、複数の人物が登場し、狂気とナイーブさを兼ね備えた主人公と、少女から近所のおじさんまで個性あふれるキャラクターたち10役を演じ分けるソロパフォーマンスに永田が挑む。【コメント】■永田崇人 コメント俳優永田崇人30歳。脱皮します。一人芝居。この4文字の言葉に抱いていた印象は、憧れと恐怖です。そして、自分の中では前者が勝利したみたいです。リドリーの『ポルターガイスト』はホラーではありません。むしろ前向きなお話です。自分を信じてオファーをくださった関係者の皆様ありがとうございます。全身全霊をかけて挑む所存です。劇場にてお待ちしております。≪プロフィール≫永田崇人(ながた・たかと)1993年8月27日、福岡県生まれ。2015年3月に開業した東京ワンピースタワーの「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」でモンキー・D・ルフィ役を1年間務める。2016年以降、数多くの人気舞台に出演。中でも、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズでは人気キャラクター音駒高校・孤爪研磨役として出演し人気を博した。その後も出演する舞台や映像作品での演技が注目され、2.5次元作品以外の舞台などでも活躍の場を広げており、注目の俳優である。■最新出演作:シン・時代劇ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」山南敬助役 レギュラー(テレビ朝日・4/24~OA)、ABEMA TV「私たち結婚しました5」(配信中)。■上演台本・演出:村井雄 コメントコロナ禍で執筆されたフィリップ・リドリー氏による一人芝居に永田崇人さんと挑みます。主人公サーシャの精神的な(ソーシャル)ディスタンスの先に在るものに辿り着きたいと思います。どうぞ、ご期待ください。≪プロフィール≫村井 雄むらい・ゆう)KPR/開幕ペナントレース主宰・脚本家・演出家2006年に開幕ペナントレース(現「KPR/開幕ペナントレース」)を結成し、以降、全作品の脚本・演出を担当している。2019年5月には『Ashita no Ma-Joe: Rocky Macbeth』がニューヨークのJapan Societyより正式招聘され、レビューサイト「The Front Row Center」で最高評価である5つ星をはじめ、ニューヨークを代表する5つのレビューサイトから高い評価を得る。コロナ禍を経て、2024年1月には『HAMLET|TOILET』が再びJapan Societyより正式招聘、Under The Radar Festivalに正式参加し、ニューヨークタイムズでも注目作品として紹介され、連日ソールドアウトを記録し、多数の劇評から高い評価を得る。東京2020パラリンピック閉会式ディレクター=AFTER THE GAMESパート担当。演劇作品以外にもTVアニメのシリーズ構成・脚本も手掛ける。石井光三オフィス企画には、2020年の朗読劇『日の名残り』(主演:眞島秀和)での演出・上演台本以来、二度目の参加となる。【公演概要】石井光三オフィスプロデュース『ポルターガイスト』2024年6月14日(金)~23日(日)東京芸術劇場・シアターウエスト作:フィリップ・リドリー翻訳:小原真里上演台本・演出:村井雄ソロパフォーマンス出演:永田崇人チケット料金:全席指定6,800円(税込)一般前売開始:5月10日(金)<STORY>10代で描いた大規模な壁画で注目された主人公のサーシャ才能ある若手芸術家としてアート界に旋風を巻き起こすはずだったしかし、今ではすっかり世間から忘れ去られ、文具店で働きながら絵を描き、古びた賃貸アパートにパートナーと住んでいる輝かしい画家としての成功を手にいれられるはずだったのに、何が問題だったのだろうか…芸術、家族、記憶に惑わされながら、本当の“自分”に気づくある1日の出来事
2024年04月08日元NMB48でタレントの白間美瑠(26)と俳優の永田崇人(30)が"夫婦役"で共演する、ABEMAオリジナル結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました5』(毎週金曜 後11:00)の第3話が、29日に放送された。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクした、「ABEMA」オリジナルの結婚モキュメンタリー。白間&永田のほか、堀未央奈(27)&百瀬拓実(21)が出演する。第3話では、白間と永田の“たかみる夫婦”の、ハワイでの新婚旅行の最終日を描いた。昼間に大自然の中でアクティビティを楽しんだ2人は、海へクルージングに。船に乗り込むと、ミッションが書かれた紙を発見。そこには「ビンゴミッションのビンゴの数を数えて少ないほうが相手にプロポーズしてください」という指令が書かれていた。第1話では「相手のことを知るための質問を16個書き、質問することができた部分の穴を空けていく」という“質問ビンゴ”ミッションが課せられていた。穴が空いた数を言い合うと、白間が2個、永田が7個で、白間からプロポーズをすることになった。夕陽に包まれる、ハワイの美しい海を見つめると、白間は思わず「帰りたくない」と言い、「幸せ過ぎ。たぁちゃんのおかげやな」と伝えた。永田も「みぃちゃんのおかげ」と言い、同時に「ありがとう」と感謝の気持ちを言い合った。そして、白間は永田をしっかり見つめながら「ホンマにめっちゃ楽しませてくれる人やと思ったし、面白いなと思ったし、それだけじゃなくてめっちゃ優しい人やと思った」と印象を話し、続けて「魅力的やし、もっと、この気持ちが膨らんでいきます」と伝えます。そして照れくさそうに「結婚してください」とプロポーズすると、永田は「もちろんです」と回答。白間をぐっと抱き寄せると、約20秒にわたってハグした。白間からのプロポーズ後、永田は「目をつむって待ってて」と言い、その場を離れる。戻ってくると、永田の手にはピンク色の花束があった。花の種類はブーゲンビリアで「あなたは魅力にあふれています」という花言葉があると説明し、1番伝えたい言葉を花束に込めたと白間に手渡した。白間はまさかのサプライズに「うれしすぎる!にやにや止まらんわ」と大喜び。永田は再び「目をつむって」とお願いすると、白間にゆっくり近づき、おでこに優しくキスをした。白間は永田に抱きつき、「あかん…恥ずかしい。顔が熱い」と真っ赤に。そして「うれしい、ありがとう」と改めて感謝を伝えた。白間が「わ~い!もらったど~!」とお花と手紙を海に見せるように喜んでいると、永田がギュッとバックハグ。ロマンチックでラブラブすぎる姿を見せた。同番組は、第1話から第3話までABEMAにて配信中。
2024年04月01日元NMB48でタレントの白間美瑠(26)と俳優の永田崇人(30)が"夫婦役"で共演する、ABEMAオリジナル結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました5』(毎週金曜 後11:00)の第3話が、29日に放送される。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクした、「ABEMA」オリジナルの結婚モキュメンタリー。白間&永田のほか、堀未央奈(27)&百瀬拓実(21)が出演する。第3話では、白間と永田のハワイでの新婚旅行最終日の様子を描く。2人は、大自然の中でアクティビティを楽しめるハワイの有名観光スポットへ向かう。2日間でウエディングフォトを撮影したり、おそろいのアロハシャツでお酒を飲んだり、ドライブでサーフィンに向かい体を動かしたりと、さまざまな出来事を通して距離をグッと縮めた2人。自然な流れで白間が「あーん」と永田にお菓子を食べさせるなど、すっかり夫婦の空気感になった。観光スポットに到着した2人は、大自然の中を走り抜けるジップラインに乗ることに。かなりの長距離で高所にあるジップラインのため、緊張が高まる。そんな中、現地のスタッフから手渡されたのは「“夫”の好きなところをゴールまで言えるだけさけんでください」という“妻”へのラブミッションが書かれた手紙。白間は緊張しつつも、ジップラインに乗りながら大きな声で「笑顔がかわいいところ~!」など、好きなところを30秒以上さけぶ。白間が告白した永田の好きなところ、ゴールで合流した永田の反応とは。さらに、スタジオの高橋茂雄(サバンナ)が絶賛した、永田の胸キュンすぎるスキンシップも見られる。この日は、新婚旅行の最終日ということで、最後の思い出作りにクルージングへ。美しい夕陽に包まれるなか、夫婦の愛が深まる出来事が待ち受けている。白間が思わず「ニヤニヤが止まらんわ」と大照れしてしまった、永田からのサプライズとは。
2024年03月29日堀未央奈と百瀬拓実、永田崇人と白間美瑠、芸能人同士の結婚生活に密着する「私たち結婚しました5」第2話が3月22日に放送された。韓国の大ヒット番組を日本版にリメイクした結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました」シリーズ。第2話では、ハワイにいる永田&白間夫婦は、オープンカーで永田さんが登場し、白間さんがやりたかったサーフィンを楽しむべく、ビーチに向かうことに。風を感じる車内では、白間さんが永田さんに「歌って~!」と無邪気にリクエスト。「NMB48」の「純情U-19」を歌唱すると、白間さんは歌に合わせて手振りのダンスを披露。歌詞を間違えずに歌う永田さんに、白間さんは驚き、永田さんが「めっちゃ好きやった」と話すと、喜びながら「でもクセ強いな、その曲好きって」とつっこんだ。サーフィンを楽しんだ夜、スーパーに立ち寄り、気になる商品を次々とカゴに投入。同じタイミングで同じカップラーメンを指差し、息の合う2人だったが、次に永田さんが手に取ったフラミンゴの形をした浮き輪を見て、白間さんは即座に「絶対いらんから」と反応。永田さんは「クッションみたいにして…」と説明するも、「いらんいらん、絶対いらん」「考えてみいや」としっかりした一面も見せた。そして、一緒に買い物袋を持って歩く中、白間さんが「2日目濃かったな~」と話すと、「いつか猫?なんて言った?」と永田さんは聞き間違え、これに白間さんは「意味わからんこと言ったら、無視することにした!」とツッコミ笑い合った。一方、百瀬&堀夫婦は表参道で待ち合わせし、ショッピングデートへ。雑貨屋へと向かうタクシーの車内で「モテ期はいつ?」と尋ねられた百瀬さんは、「中学2年生かな…野球をやっていたからか、めっちゃ告白されていた」「今まで全部合わせたら50人くらい」とモテっぷりを披露。そして買い物を終え、堀さん行きつけの港区の高級寿司店で食事をすることになった2人。お酒を飲みつつ「次何したい?」「旅行へ行きたい」などと、会話を楽しむ2人の元にふぐのお刺身が。堀さんは「大好き!」とテンションが上がり、ふぐが1番好きな食べ物と明かす。食事中、堀さんが百瀬さんに紙袋を手渡し、百瀬さんが「クリスマスの子どもみたい」と突っ込まれるほどウキウキした様子で袋を開けると、デート中に欲しがっていたハンドクリームとリップクリームが入っており、驚く百瀬さんに堀さんは「タクシーを呼んでくれている間に買った」と明かす。大喜びする百瀬さんに「あんまり言っていないと思うんだけどすっごい話しやすいと思って」「だから旦那さんでよかったなと思う」と告げ、百瀬さんは「こちらこそ!俺もこんなに自分から話せるのは話しやすいなと思っているからだから」と嬉しそうに話した。最初はどこかぎこちなかった2人だが、この日のデートで夫婦愛を加速させたような様子を見せた。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月25日芸能人同士の結婚生活に密着する結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」に夫婦として出演する俳優・永田崇人と元「NMB48」白間美瑠の番組企画「結婚会見」を公開した。期間限定の結婚生活を送ることを発表してから初の公の場に登場した永田さんと白間さんは、報道陣の前で「結婚することとなりました」と宣言。「2人で笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたいと思います」(永田さん)、「2人で支え合いながら幸せな家庭を築いていきたいと思います」(白間さん)と決意表明をした。新婚旅行の行き先がハワイだったことを明かし、記者からプロポーズの言葉とシチュエーションを問われた永田さんは、「みぃちゃん(白間)がしてくれた」「海のド真ん中!」と告白。受けたときの心境を「嬉しかったですね」「みぃちゃんが照れ屋さんなので、一生懸命言ってくれたなと思うと愛おしい気持ちが募りました」とふり返った。そんなハワイの海を眺めながらのプロポーズの詳細は、初回で放送される。結婚の幸せを感じる瞬間を問われた永田さんは、「笑い合っているときかな」と話し、白間さんも「一緒にたくさん笑ってるときがすごく幸せ」と回答。「(永田さんが)サプライズが好きなので、すごく楽しませてくれる」と、時折上目遣いで夫を見つめながら語り、お互いの呼び名を聞かれると、照れながらも2人で向き合って“みぃちゃん”“たぁちゃん”と呼び合い、ラブラブさをアピールした。ほかにも、第一印象やハワイで遭遇した奇跡的な出来事など、期間限定夫婦の本音が次々飛び出した会見の模様は、「ABEMA」にて公開中。夫婦の結婚生活が垣間見えるInstagramも更新中だ。同番組は、韓国で約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組を日本版にリメイクした結婚モキュメンタリー番組の最新シーズン。芸能人同士の期間限定の結婚生活に密着し、結婚式や新居の準備、寝室での様子などを放送。もう1組の夫婦は、初回放送内で発表となる。「私たち結婚しました5」は3月15日(金)23時~初回拡大SP、以降毎週金曜23時~ABEMAにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日田中圭が主演を務めるドラマ「ブラックポストマン」に小泉孝太郎が出演することが分かった。さらに第1話ゲストとして、永田崇人と寺田心が登場することも発表された。田中圭が表向きは気のいい郵便局員、裏の顔は加害者を制裁するダークヒーローを演じる本作。この度、出演することが分かった小泉孝太郎は、田中さん演じる主人公・副島力也の先輩で元郵便局員の水野真役。物語の重要な役どころとなるキーパーソンだ。第1話ゲストの永田崇人と寺田心また、第1話ゲストとして出演する永田崇人は学校の美術教師である妹尾弘一役、寺田心はある事件がきっかけで同級生からのいじめを受ける中学生の吉井和馬役を演じる。併せて第1話の場面写真も公開され、二転三転する謎や敵・味方が入れ替わる戦いを描く本作で、彼らがどのように主人公と関わっていくことになるのか。注目が集まる。「ブラックポストマン」は8月18日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送(※初回2時間スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月24日●日本初上陸のミュージカル『バンズ・ヴィジット』で感じたメッセージ7日から東京・日生劇場で上演されるミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』に出演する永田崇人。2007年公開の映画『迷子の警察音楽隊』を原作にした同作は、アメリカでミュージカル化され、2018年に行われた「第72回トニー賞」で10部門を独占した話題作だ。初上演となる日本版『バンズ・ヴィジット』で永田は、隊長・トゥフィーク(風間杜夫)率いる音楽隊が訪れる食堂の従業員・パピ役で出演する。今回は、日本初上陸となった話題作への出演や豪華な顔ぶれが集まった共演キャスト、作品に込められたメッセージについてインタビュー。また、今年30歳の節目を迎える永田に、自身のこれまでや芝居への向き合い方についても語ってもらった。○■作品に込められたメッセージ「僕らは同じ人間」――2018年のトニー賞10冠で話題をさらった『バンズ・ヴィジット』が日本に初上陸します。同作に参加すると決まったときはどういった心境でしたか?今回は、直接オファーをいただいての出演なので、「俺を必要としてくれているんだ!」と役者として喜びを感じましたし、素直に嬉しかったです。もちろん、オーディションで勝ち取った役も嬉しいですが、また違った感覚がして。もしかしたら、プロデューサーが密かに僕をオーディションしていたのかもしれませんけど……(笑)。――今までの活躍が今回の役に繋がったのでしょうね。そうだといいなぁ(笑)。それこそ今作は、今まで関わらせていただいた作品とは毛色が違うというか、今まであまりご縁がなかったテイストの作品で、ご指名をいただけたこと自体が、嬉しかった。――なるほど。出演が決定した後のインスタグラムでも、今回の作品を「とても好き」とおっしゃっていました。今作は元々、映画が原作なんですが、原作自体がそもそも好きだったんです。今作もそうですが、個人的にシュールな作品が好きなんですよね。人間の滑稽な部分がさらけ出されているものに面白さを感じます。あとは、脚本も本当によく考えられているなと感じていて。エジプトとイスラエルという歴史的に隔たりのある国の人々が助け合う姿が描かれているんですが、本当に細かい部分でそういう歴史的な描写があります。例えばカフェに飾られている写真を帽子で隠すシーンがあるんですけど、実はそれが戦時中の写真だったり。ある意味、ブラックコメディの要素を交えつつ、「戦争はしていたけど僕らは同じ人間だよね」というようなメッセージを感じました。○■日本初演ミュージカルでの役作りは「明確にゴールがあるわけではない」――原作で永田さんが感じたメッセージは、観劇する方にもきっと伝わると思います。今回、永田さんが演じるパピはどういった人物でしょうか?パピは、女性が怖くてそれをコンプレックスとして抱えている役です。劇中の歌でもそのことについての歌詞がすごく多いんですよね。演じる上で、稽古の段階であまり決めつけてしまわないように意識をしていて、演出の森(新太郎)さんとお話ししながら作り上げています。日本初演作品ということで明確にゴールがあるわけではないので、少しずつ自分が積み上げていったものがパピになればいいなと思いながら……。そもそも、パピという名前の人はいなくて愛称らしいです。僕が思うに、パピっていうあだ名は、ちょっと小馬鹿にして呼んでいるんじゃないかなと感じていて。不器用で周りからもそういうあだ名で呼ばれちゃうような愛されるキャラクターを演じていけたらいいなと思います。――永田さんとパピで共通する部分は見つかりましたか?人に対して臆病で小心者なところは似ているかなぁ……。結構、人見知りしちゃうんですよ(笑)。周りの人からは「すぐ打ち解けるよね」と言われるんですけど、実はそんなことなくて! でも優しい人にはとことん甘えてしまうし、一度心を開いてしまうとかなりオープンなので、なんでもネタバラシしちゃいます(笑)。○■演劇『ハイキュー!!』と似ている作品づくり――お話ししていると、全然人見知りな感じはしないですね(笑)。これまで2.5次元作品にも数多く出演されてきましたが、今作のような海外のミュージカル作品とでは違いは感じますか?僕の中で大きく分けているつもりはないです。いわゆる2.5次元作品は、原作があってその世界観があるので、それを崩さないということが1つ目標だと思うんです。ただ、僕が出演した演劇『ハイキュー!!』は違っていて、むしろ、新たな創作物をみんなでつくり上げていこうという自由さがありました。だから、今回の『バンズ・ヴィジット』も日本で初めて上演される作品なので、縛られることなく作品づくりに参加できたという面では、大きな差というのはないのかなと思っています。――今回共演には風間杜夫さん、濱田めぐみさんなど豪華キャストが顔をそろえていますが、稽古期間で刺激を受けたことはありますか?風間さんとは、同じシーンが多くないのでそこまで密にお話しする機会はないのですが、常に全体を優しく見守ってくださっています。僕が演じるパピが変なダンスをするシーンの稽古をしていたら、「すごいねぇ! 踊れるね!」と声をかけてくださいました(笑)。全然踊れていなかったはずなんですけど、嬉しかったです。濱田さんは、前から知り合いだったかなと思ってしまうくらい、心を許してしまっていて(笑)。本当に壁がない方で、芝居の相談はもちろん、全く関係のない世間話までたくさん付き合ってくださいます。濱田さんともそこまで同じシーンが多いわけではないので、先ほど久しぶりにお会いしたら、「なんかおしゃれしてるじゃない?」と軽くイジられました(笑)。――今作だと新納慎也さんとのシーンがいちばん多いでしょうか?そうですね。新納さんとは昨年、久しぶりに出演したミュージカル『HOPE』でご一緒していて。そのとき、新納さんは演出、僕は出演という立場だったので、そこまで一緒にいることができなかったんですが、今回は稽古中以外もずっと一緒にいますね(笑)。本当に優しい方です。先ほども言ったように優しい人にはとことん甘えてしまう質なので、甘えまくってます。もちろん、俳優としても尊敬していますし、大好きな先輩です。――新納さんもTwitterで永田さんとの関係を「父親の気分」とおっしゃっていましたね。いやいや、僕はお兄ちゃんだと思ってますよ……! 本当によくしてもらってます。今作が終わっても、また新納さんと一緒の舞台に立ちたいですし、まだまだたくさん勉強させていただきたいです。新納さんが出ている舞台にはぜひ、僕もお声がけください(笑)。●30代を迎える永田崇人のこれまでとこれから○■芝居も人生も壁だらけ「徐々にでも常に前に」――エジプトとイスラエルという歴史的に隔たりのある国の人々が、音楽をきっかけに国境を越えて心を通わせる姿が描かれていますが、永田さんご自身は、何かをきっかけに壁を乗り越えた経験はありますか?作品に携わる度に壁だらけです(笑)。この仕事をしていて常々思うことは、なんでも慣れることが大事。最初にできなかったことでも、できるようになってくるんです。いま何でも思うように全部できているかと聞かれたら、もちろんそうではないですが、デビューしたばかりの頃と比較したら、たくさんのことができるようになりましたし、挑戦できる余裕もできたと思います。個人的には壁を乗り越えるというより、下のほうからハンマーで叩きながら少しずつ少しずつ穴を大きくして、壁を無くしていくイメージなんです。なので一気に飛び越えることはできないし、徐々にでも常に前に進んでいこうとしています。――それは演技・芝居ということにおいて、常にそういったアプローチをしているということでしょうか?芝居もそうですし、人生として考えても同じかなと。別々のものではなくて、繋がっていると思います。ただ僕は楽観主義なところがあるので、壁にぶつかっているという感覚はないんですよ(笑)。振り返ってみると行き詰まっていたなと思いますし、そうしたときには、どんな場面でも少しずつ壁をハンマーで叩きながら……(笑)。○■20代は“最高”「ずっと29歳ということに……」――芝居への取り組み方が、自身の生き方にも繋がっていると。そんな永田さんは今年8月に30歳の節目を迎えます。これまでのご自身を振り返ってみて、どのように感じていますか?一言で言えば、最高ですよ! 今がとても楽しいので、この仕事を選んだ昔の自分を褒めてあげたいですね(笑)。正直、30歳ってすごく大人な印象があったんですが、自分が27歳くらいになったときに、30歳になっていきなり大人になることはないな……と感じたので、そこまで年齢の意識はないんです。ただ、20代が終わるのは寂しいですけどね……。20代は得することがたくさんあるじゃないですか? 先輩がご飯に連れていってくれたり。30代になると、なんとなく若手扱いから外れるような気がするので、ずっと29歳ということにしときたいなとは思っています(笑)。――なにか20代でやり残したこと・後悔はありますか?ないですね! 20代のときだけできることってそんなにないと思うんですよ。先輩におごってもらえることは年を重ねてもあるし、やり残したこともないけど、やり切ったとも言えない感じですね。30代になってからでも、やればいいかと思っています。でも1つだけ。アンダー25で舞台を安く観ることができるんですけど、それはもっと活用したかった(笑)。東京に出てきて、舞台を観始めたころにはもう25歳になっていたので、それだけは後悔しています! アンダー30にしてくれないかなぁ……。そうしたらまだ半年くらいは観られるので(笑)!○■俳優・永田崇人としてのビジョン「もっと評価されたい」――逆に、これまでの経験で自身の軸になったと感じる出来事はありますか?経験によって軸ができたということはなくて、軸自体は生まれ持ったもの、そのままのような気がします。日々、いろいろなお仕事をさせてもらって削れてしまった部分を、学んだ経験で補強したり、もっと太くするために肉付けしたり。だからつぎはぎだらけで、すぐ折れたり破れたりしますけど、今のところはなんとかまっすぐ立てています。――そんな軸を持ちながら活躍されていく永田さんですが、これからのビジョンはありますか?もっともっと評価されたい。せっかくやるならより良いものをお見せしたいですし、そうするために全力を尽くしています。こうなるんだ! みたいな明確な目標はないですが、コツコツと着実に丁寧に。常に作品と向き合い続けられる俳優でありたいです。■永田崇人1993年8月27日生まれ。福岡県出身。『ONE PIECE LIVE ATTRACTION “Welcome to TONGARI Mystery Tour ”』で俳優としてデビュー。その後、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズに孤爪研磨役で出演したほか、TBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(19)や、テレビ東京系ドラマ『部長と社畜の恋はもどかしい』(22)などに出演し、話題を集めた。ミュージカル『バンズ・ヴィジット迷子の警察音楽隊』にパピ役で出演。東京公演は2月7日から23日まで日生劇場、大阪公演は3月6日から8日まで大阪・梅田芸術劇場シアター ドラマシティ、愛知公演は3月11日・12日に愛知・刈谷市総合文化センター大ホールで上演される。
2023年02月05日【前編】『ふたりの人を愛し…』歌人・永田和宏語る故・河野裕子さんとの青春から続く「愛する人を失った悲しみとは、伴侶や恋人の前で輝いていた自分がいなくなってしまった悲しみなのではないかと思う。河野を失ったとき、僕も僕自身が失われたに等しい思いでした」そう語ったのは、永田和宏さん(75)。日本を代表する歌人で、細胞生物学研究の第一人者だ。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・河野裕子さん(かわの・享年64)のことだ。裕子さんは20代前半から歌人として頭角を現し、23歳で角川短歌賞を最年少受賞するなど活躍。夫妻は09年に宮中歌会始詠進歌選者をそろって務めて「初の夫婦同時の選者」となるなど上皇陛下、美智子さまをはじめ、皇族方との親交もつづけてきた。晩年の裕子さんは、そんな永田さんの「その後」を案じていた。《私が先に死んだら、あの人、どうするかなあって。多分、お酒を飲みすぎて泥酔してお風呂で溺死するでしょうね》(『私の会った人びと』より)いっそ自分も天に昇ってしまえば。そう思わなかったのかと問うと、永田さんは即座に答えた。「否応なくありましたね、河野が『すごいわね』『よかったわね』と言ってくれることが、僕の生きる張り合いになっていた。もうそれを受け止めてくれる人がいないというのは、半分自分がいなくなったんですから……」だが幸い、永田さんには仕事があった。11年に夫婦の40年の相聞歌と、裕子さんのエッセイを編集した『たとへば君 四十年の恋歌』(文藝春秋)を出版。12年には闘病記『歌に私は泣くだらう ー妻・河野裕子 闘病の十年ー』(新潮社)も。「河野の生前の言葉と、歌を残す作業でした。日々それに忙殺されたことが救いだった」このとき手紙とともに遺品から見つけていたのが、10冊以上にもなる裕子さんの日記帳だったのだ。『いくら夫婦とはいえ、他人の心をのぞき見るようなことはできない』と、永田さんは裕子さんが亡くなってから10年近く日記を読めずにいた。しかし、いまから3年前の19年のこと、意を決して手を伸ばしたのだという。「先立った河野は、本当に僕が夫でよかったのか?ほかにふさわしい選択はなかったのか?そんな疑問が頭をもたげたんです」すると日記には、裕子さんの胸の内が赤裸々につづられていた。当時、裕子さんの心には永田さんとN青年という二人の男性がいたという。そのあいだで悩む裕子さんが純粋すぎる恋の煩悶をぶつけてきた、68年1月の一日を、永田さんが回想する。「あの日、河野はことさら思い詰めているようでした。喫茶店で長い沈黙にいたたまれず、外の路地に出て河野に告げられたんです」裕子さんは「どうしたらいいの」を繰り返し、泣きながら永田さんの胸をたたき、くずおれた。そこで彼がかけた言葉を、裕子さんは日記に克明に刻んでいた。《あのひとは限りなく優しかった分別をもっていた〈好き嫌いはどうしようもないモノなんやしそんなに苦しむな……さあ自分の足でちゃんと立って〉そう言いながらむき出しになった脚にスカートをかぶせてくれた》そしてこの記述のあとに、後に代表作のひとつとなる一首(『森のやうに獣のやうに』所収)の原型がつづられていたのである。《たとへば君ガサッと落葉すくふやうにわたしを攫って行つては呉れぬか》裕子さんの最も有名な歌がこの出来事に起因していたことを初めて知った永田さんは、驚いた。「私のことを『離れられない存在』として強く意識してくれた夜だったんだと、感慨深い思いでした」この日以来、会う頻度が増していき、裕子さんの熱情は一気に、永田さんへと傾注していった。《あなたが居なくなってしまったら到底ひとりではたっていられそうにもありません》(1月7日 裕子)いざ日記の封を解いてみれば、まっすぐに愛そうとしていた裕子さんの、けなげな表情ばかりが浮かんできて……。永田さんは、裕子さん亡き後、こんな一首を詠んでいた。《わたくしは死んではいけないわたくしが死ぬときあなたがほんたうに死ぬ》(『たとへば君』より)「死者がまだこの世で生きる方法があるのだとすれば、それは生者の記憶のなかにしかない。つまり河野を最も知る者として、僕は長く生きなければならない。それが、彼女を生かしておく唯一の方法だと気づいたんです」その境地が、日記をめくる作業へとつながったのである。「そこから河野と対話するように、精読しながら書き進めました」新著『あの胸が岬のように遠かった 河野裕子との青春』(新潮社)は、裕子さんとの「青春の逸話」の結実だ。コロナ禍で、自宅に単身住まう時間が増えたことも、結果的に功を奏したといえる。裕子さんが遺した日記、言葉と向き合う時間を存分に持つことができたのだから。「いまは、なんだか誇らしい気持ちもあります。一切の妥協なく、相手にすべてぶつけて返歌を待つ。河野だからできたことだし、相手が僕だからこそできたこと。『俺でよかったのか』という疑問で始めた旅でしたが、いまは『俺でなけりゃ、もたなかったな』と」■年間20万首を見て、自らも歌を作り続け、料理もする。妻はきっと褒めてくれる「河野が心配していたのは、食事のことです。でも、まったく料理なんてしなかった僕が、いまは、だしを取って味噌汁つくりますし、おひたしも作っているんです」相変わらず多忙な日々を過ごすなかで、永田さんは昨今、自身の“成長”を実感するのだという。「やっぱり一皮むけたと思います。脱皮したというかね。それを河野に見ていてほしい、認めてほしいと思うんですよね」人生100年時代、健康寿命を追求する向きは増すなかで永田さんはもとより「日々是好日」なのだ。「いまも年間20万首ほどは選歌をしているし、日ごろから、朝4時くらいまで仕事しているからね」すこし顎を上げるように言った。歌を作り始めて軌道に乗れば、発想が発想をどんどん呼ぶという。「先日は、締切りと出張が重なってどうしようもなく、東京行きの『のぞみ』の2時間15分のなかで30首あまり作りました。『時速15首』と自分では言っているんです」前出の新著を原作とするNHKドラマ(柄本佑、藤野涼子主演)も放送日が6月6日に決まった。75歳にして人生の繁忙期を過ごす夫を、天国の妻はどんな思いで見ているのだろうか……。「フルに働いているもんな。褒められるしかないだろうね……『あなた、よくやっているわね』と」今宵もワイングラスを片手に、永田さんと裕子さんの語らいが、詠まれることだろう。《呑まうかと言へば応ふる人がゐて二人だけとふ時間があつた》愛妻に捧げた挽歌である。(取材・文:鈴木利宗)
2022年05月22日東京ディズニーリゾート内の商業施設「イクスピアリ」では、浦安市出身の書道家・永田紗戀さんの作品をはじめ、新年を華やかにお祝いするお正月ならではのコンテンツの数々で年始を迎えている。浦安市出身の書道家・永田紗戀さんの「花咲く書道」の展示では、イクスピアリの玄関口である2F トレイダーズ・パッセージに、今年の干支「うし」を華やかに描いた作品を掛け軸に仕立てて展示。しめ飾りやぼんぼり、餅花といったお正月らしい装飾が彩りを添えている。展示期間は、1 月11日(月・祝)まで。今年初開催となる「花咲くおみくじ」を、2F セレブレーション・プラザのデジタルサイネージで展開。永田紗戀さんがデザインした「花咲くおみくじ」がデジタルサイネージに現れ、次々と入れ替わる画像をスマートフォンやカメラで撮影すると、「大吉・中吉・吉・小吉」のいずれかが写る仕組み。高速で入れ替わる4種類のおみくじを撮影して、2021年の運勢を占う。出現する時間や回数は不定期。11日(月・祝)まで。また、毎年人気の「舞浜絵馬飾り」は、今年はデジタルで「花咲く絵馬」として登場。イクスピアリ・オフィシャルウェブサイトからダウンロードして、新年の抱負や願いごとを書ける。11日(月・祝)まで。そのほかショップやレストランでは、干支グッズやお年賀ギフトも。なお、シネマコンプレックス「シネマイクスピアリ」では、2021年1月15日(金)より3週間、ディズニー映画『ベイマックス』『美女と野獣』のリバイバル上映を実施する。上映期間は、2021年1月15日(金)~2月4日(木)の3週間限定だ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー/パレード、メニュー、グッズなどすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2021年01月02日音楽劇『プラネタリウムのふたご』が2021年2月に上演される。演出・脚本のウォーリー木下、W主演の永田崇人と阿久津仁愛に話を聞いた。いしいしんじの小説を原作にした音楽劇で描かれるのは、星の見えない村にあるプラネタリウムで働く“星の語り部”の男に拾われた、ふたごの兄弟の物語。永田が「この作品には“人はだまされる才覚があるから、しあわせに生きていける”ということが描かれているのですが、僕もすごくそう思います。特に舞台をやりながら感じるし、舞台を観ながらも感じることです」、阿久津も「本を読んで、“うそ”や“人をだます”ということに対してのイメージが変わりました」と語る、“うそ”がキーになるストーリーだ。それを脚本にするうえでウォーリーは「小説はひとつのテーマにくくることができないような作品なのですが、その中の『僕らはどうやって“うそ”を“うそ”として受け止めて生きていくのか』というテーマに、僕は舞台人としてとても興味があって。そこはかなり深く掘って戯曲にしたつもりです。作品に出てくるプラネタリウムも、そこに本当の星があるわけじゃなくて、“光の点”を僕らは星だと思って見る。その原理は演劇ととても似ていて。そういうものが描かれる作品だからこそ、舞台で表現できることは多いと思います」トクマルシューゴの音楽を楽しみにしているという永田は「以前、ウォーリーさんがトクマルさんとつくられた『つながる音楽劇「麦ふみクーツェ」~everything is symphony!!~』(’15)を観てすごく感動したのを覚えています。なにか、わけがわからない感じで涙が出てきたんです。それは初めての体験でした」とうれしそう。その永田との共演を楽しみにしているのは阿久津。「ずっと崇人くんと共演したかった。先日、(ウォーリーが演出・脚本を手掛け、永田が出演する)演劇『ハイキュー!!』を観劇したときも感動しっぱなしでした。カッコよくて……すごく尊敬しています。W主演ではありますが、崇人くんからも学んでいきたいです」と目を輝かせる。そんなふたりにウォーリーは「ふたりが演じるふたごは“よくわからない感じ”が重要だなと思っているので、ふたりから出てくるものを見ながらやっていきたい」と話した。今年6月~7月に上演予定であったが新型コロナウイルスの影響で上演延期となった本作。「音楽も美術も衣裳も台本も揃った後に延期が決まったので、今回もっとできる部分が増えそうです」(ウォーリー)と更に楽しみな公演は、2021年2月6日(土)・7日(日)に東京・東京芸術劇場 プレイハウス、2月13日(土)・14日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月19日(金)~23日(火・祝)に東京・日本青年館ホールにて上演。チケット一般発売は12月19日(土)より。チケットぴあでは12月12日(土)からチケット先行先着販売を実施。文:中川實穂
2020年12月11日舞台から映像へ。何度も自信を失った1年だった俳優・永田崇人がデビュー5周年を迎える。「5周年」という数字に対し、当の本人はまだ受け止め切れていないような、少し不思議そうな表情を浮かべた。「まだ5年かというのもあるし、もう5年かというのもある。まだ自分でも気持ちが定まらないんです」初仕事は、大型テーマパーク『東京ワンピースタワー』内で上演されるライブ・エンターテインメントショー『ONE PIECE LIVE ATTRACTION』。そこで初代・ルフィ役を務めた。以降、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の孤爪研磨役など舞台を中心に活躍してきた。「年々、自分に対するハードルは上がってきています。昔はいい意味で怖いもの知らずだったというか、羽が生えたように自由だったんですけど、去年あたりからやっと地に足がつきはじめて、いろんなことに直面して。そのたびに自分ってダメダメだなと思うことが増えて、去年1年はすごく自分と向き合う1年になりました」お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=dbc4e289-0dd6-49ae-ab86-a4834bca315c)(撮影/高橋那月、取材・文/横川良明)
2020年03月13日展覧会「白髪一雄」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催。当初の予定より会期を短縮し、2020年3月13日(金)に閉幕が発表された。当初は2020年3月22日(日)まで開催される予定だった。“フット・ペインティング”の画家、その全貌に迫る戦後日本の前衛芸術グループ・具体美術協会の中心メンバーとして知られる画家、白髪一雄。絵筆などを用いず、床に広げた支持体に足で直に描く「フット・ペインティング」での制作を行った白髪は、それまで制作手段にすぎなかった“身体運動”を絵画表現の主役へと押し上げる、革新的な役割を果たした。東京の美術館初の本格的回顧展となる「白髪一雄」は、初期から晩年までの絵画約60点を筆頭に、制作プロセスをうかがえるドローイングや資料も加えた約100点を通して、その活動の全貌へと迫る展覧会だ。代表作が集結見どころは、具体美術協会が全盛期を迎えていた50年代から60年代にかけて生み出された代表作30点だ。「フット・ペインティング」により描かれた《地暴星喪門神》や《天空星急先鋒》をはじめ、身体運動から生まれる圧倒的な力と、油彩ならではの絵具の物質性が緊密に結びついた作品を楽しめる。密教の影響を受けた作品また、これまで展示の機会の少なかった、密教の影響を受けて作られた70年代の作品も展示。素足のかわりに長いヘラを用いた《貫流》などからは、流動感を湛えた妖しくも濃密な表現を見てとることができる。初期のパフォーマンス映像もさらに絵画作品のみならず、具体美術協会に携わった時代初期の実験的な作品《作品(赤い材木)》や、パフォーマンスの記録映像なども紹介。今日のインスタレーションやパフォーマンス・アートなどの先駆として評価される、身体と精神を軸に据えた制作へと迫る。展覧会概要展覧会「白髪一雄」※会期を短縮し、2020年3月13日(金)をもって閉幕。※当初は、2020年3月22日(日)まで開催予定であった。会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2開館時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで) ※最終入場は閉館30分前まで休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月9日(日)入場料:一般 1,200(1,000)円、大・高生 800(600)円、中学生以下 無料※( )内は15名以上の団体料金※同時開催「収蔵品展069 汝の隣人を愛せよ」「project N 78 今井麗」の入場料を含む※障害者手帳所有者および付添1名は無料※割引の併用および入場料の払戻は不可【問い合わせ先】東京オペラシティ アートギャラリー(ハローダイヤル)TEL:03-5777-8600
2019年12月20日和菓子の型と和紙でオブジェや雑貨を作るアーティスト・永田哲也の展示・販売会「永田哲也展」が、2016年12月26日(月)から2017年1月15日(日)まで、東京・青山のスパイラル・MINA-TOで開催される。永田哲也は、過去に実際に使用されていた物からその形を採集し、新しく三次元の立体作品を制作することを得意とする現代美術家。日常にもっとアートを取り入れて欲しいとの思いから雑貨やインテリアなども幅広く手掛けている。そんな永田の代表作といえるのが、和菓子の型と和紙を使った「KIOKUGAMI 和菓紙三昧」シリーズだ。和菓子を作るときに実際に使用されていた型に、和紙を貼り込み仕上げる。使用する和紙は、茨城県の指定無形文化財に指定されている「西の内紙」。モチーフとなるのは、宝船や松竹梅、鯛などおめでたいものばかりだ。かつて、七五三や結婚といった慶事の際に祝いの気持ちを込めて和菓子を捧げていた日本の風習からインスピレーションを得て作品は生まれている。会場には、手のひらにのせると動き出す「ビクビク」や、立体的な花モチーフのカード「ハナカード」など小物を中心に展開。さらに、絵画作品のように壁にかけて愉しむ大型作品も待望の披露となる。【イベント詳細】永田哲也展会期:2016年12月26日(月)~2017年1月15日(日)※会期は変更になる場合有。※2016年12月30日(金)~2017年1月3日(火)はスパイラル全館休館。会場:MINA-TO住所:東京都港区南青山5-6-23スパイラル1F・和菓紙 吊り飾り 100,000円~・和菓紙 差し飾り 35,000円~・ビクビク 3,500円~・ビョンビョン 2,800円~
2016年12月25日大学中退後、所属コミュニティがなくなった不安から鬱による自傷行為を繰り返し、摂食障害も患った永田カビさん。満たされない寂しさから、人肌を求めてレズビアン風俗に足を運ぶことになるまでの心情を描いた自叙伝的漫画『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』がネットで話題となり書籍化。誰の心にもある寂しさや、承認欲求との向き合い方が共感を呼び、あれよあれよと重版がかかる大ヒットとなりました。自己否定のループにあった永田さんが、漫画での成功をきっかけに変わったこととは? 寂しさの先にあった、今のお気持ちを伺いました。「若い芽を摘みたい…」ライバルに負けたくない覚悟永田カビさん――作品の中では、ご両親からの愛に飢える様子も描かれていますね。いわゆる「毒親」ではなくて、永田さんも、お母さんのことが大好き。でも、一緒にいるのが苦しいという。「毒親に悩む人にオススメ」というレビューがあったりするんですが、そのつもりで描いたわけではないんです。作中では「毒親」という言葉は使っていないし、母は世間でいう「毒親あるある」にも当てはまらないんです。母は連載(『一人交換日記』(ヒバナ/小学館))も読んでくれていて、「私はあんなのじゃない」って直接クレームも来るんですけど(笑)、あくまで私の主観で描いていて、当時はお母さんが怖く見えたんだよって。ただ、それだけですね。――作中で描かれているご両親は、攻撃的になるわけでもないですし、永田さんを全否定する感じでもないですよね。でも、一緒にいると何か休まらない部分があると。実家にいる時は、自分の部屋が超汚かったんです。それは、「母が見たら悲しむものを自分の部屋に隠しておく」という意味があったんです。それなのに、母はドカドカ遠慮なく入ってくるので「わざわざ見に来てどうするの!」って思ってました(笑)。一人暮らししてからは、母が来る前に、念入りに片付けるようにしています。「粗相がないうちに帰って欲しい」と思うくらいに気を遣うし、緊張するんですよね。母が帰ったあと、どっと疲れちゃうのは、いいように見せたいっていう表れかもしれません。―― 一人暮らしをして、ご両親への気持ちや関係は変わりましたか?実家から近いところに引っ越したんですけど、想定していたよりも、両親からの連絡があんまり来なかったんです。「連絡がないってことは、意外と私は親に信用されているのかな」と思えて嬉しかったですね。家事も「自分はできない」と思い込んでいたけれど、やってみるとちゃんと出来たんです。人から肯定してもらえることで、こんなに変われる――漫画の反応や、親元を離れての一人暮らしで自信がついたんですね。状況が大きく好転してから、永田さん自身にとって一番の変化は何でしたか?認めてもらえたことで、自分も着実に変わってきたと思います。まずは、人と会えるようになりましたね。今までは「私なんかに会っても楽しい時間が過ごせる訳がないから、相手の時間がもったいない。申し訳ない」という気持ちでした。3年くらい、ずっと人と会っていなかったんですけど、こちらから人を誘えるようになったのが一番大きな変化です。距離感が近い人に対しても、「そんなに受け入れてくれるの?…じゃあ(笑)」っていけるようにもなりました。今は無理のない範囲で、できるだけ人と会うようにしています。その代わり、「今日は無理」というのがわかったら、なるべく早く連絡するようにしてます。昔はバイト先にも友達にも、ドタキャンばかりしてしまっていたんです。直前で苦し紛れに嘘をついてしまったり。今は、そういうことはしなくなりましたね。自信がついてきたからこそ、気が乗らない約束も断れるようになりました。今までは上手くいかなかったフラストレーションがあったけど、認められたことで、変な遠慮がなくなったのかもしれません。――お写真は出せないのですが、今日の永田さんは口角がキュッと上がっていて、柔らかな笑顔が印象的です。お仕事が上手くいってから、お顔つきも変わったのでしょうか。昔からずっと暗いし、猫背だし、アルバイトの面接も落ちまくるし、初対面なのにいきなり「表情が暗い」って言われるくらいでした(笑)。人と会えるようになったのもそうだし、自分の身なりを整えることもそうなんですけど、「人から肯定してもらえることで、こんなに変われるんだ!」と、自分でも驚きですね。--------------------------------------自身の内面や葛藤を漫画にさらけ出すことで、世界がどんどん広がっていった永田さん。人から認めてもらえたことで、意識が外に向き、自分が心地良いと思うことを素直にできるようになったというお話が印象的でした。ただ寂しさをごまかすのではなく、そう感じる原因を分析して向き合うことで、解決の突破口になるということを、心に留めたいと思います。Text/小沢あや特集「さみしさは敵か」もあわせてご覧ください!・“たまたまひとりでも大丈夫”と思えれば、世間の目なんて気にならない/月読寺・小池龍之介さん・美しいさみしさの奥にあるグロテスクな本音と向き合う
2016年12月13日俳優ユニットTEAM NACKS・戸次重幸主演のテレビ東京系ドラマ『昼のセント酒』(4月9日スタート 毎週土曜24:20~)に、新日本プロレスの永田裕志がゲスト出演することが6日、わかった。同作は、人気漫画『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之のエッセイを原案に、平日の昼間から銭湯に入り、明るいうちから一杯飲むという大人の道楽を描く。戸次演じる内海孝之は広告会社の営業職だが成績は最下位で、唯一の楽しみが仕事をさぼって銭湯に入り、ビールを飲むこと、という設定。永田は23日放送の第3話に出演し、戸次と銭湯で「裸の付き合い」を見せる。銭湯での演技となるため「プロレスラー人生初の前貼りを付けての演技には心底感動しました(笑)」と感想を語った。リハーサルではプロレスとは違う緊張感でセリフを忘れてしまったものの、本番では成功。「ロケでは、戸次さんはじめ共演の皆様やスタッフの皆様にサポートして頂き、本当に有難かったです」と感謝の気持ちを述べた。また、同じく3話にはフジテレビ系ドラマ『リーガルハイ』シリーズなどでもおなじみのバイプレイヤー・古舘寛治が、そして16日放送の第2話では、お笑いコンビ・TKOの木本武宏、木下隆行の2名が登場する。(C)テレビ東京
2016年04月06日ドキュメンタリー映画『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』が第69回毎日映画コンクールでドキュメンタリー映画賞を受賞したことを受け、同作に出演した石川一雄さん(76)が10日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われたオープニングセレモニーに出席した。1963年5月1日に埼玉県狭山市で女子高生が殺害された「狭山事件」で無期懲役とされて服役し、仮釈放後も冤罪を訴え続けている石川一雄さん。同作はその石川さんと妻・早智子さんの「泣き笑い怒り、日々を凛として生き抜く」夫婦の姿を3年にわたって密着したドキュメンタリー作品となっている。観客の拍手を浴びながら早智子さんと共にグリーンカーペットに立った石川さんは「まさか、こういう賞をいただけるとは思いもしませんでした」と受賞に驚き、「これからやがて無罪になると思いますが、この賞を励みに生涯を生きていこうと思います」と喜びを伝えた。表彰式では、金聖雄監督が制作スタッフを代表してトロフィーを受け取った。金監督は、石川さんと会うまで「殺人犯と呼ばれている人はどんな人だろう」「きっと暗くて怖くて不幸の塊のようなそんな人なんじゃないか」と不安を抱いていたが、夫婦そろって対面した時に「現実を真正面から受けとめて凛と生きるその姿」を目の当たりにし「とても心を揺さぶられました」。事件の真相を解明する映画ではなく「2人のラブストーリーとして描こう」と決心したのは、その時だったという。
2015年02月11日TBSドラマ「流星ワゴン」の完成披露試写会が1月10日(土)に都内で行われ、時空を超えた親子を演じる西島秀俊と香川照之が出席。西島さんは「20年くらいのお付き合いで、この3年はほぼ一緒(笑)。すっかり顔も似てきて、(親子役の)役作りは完璧」と語った。一方、“父親”役の香川さんは「さすがはワシの息子とうなってしまった」と“息子”西島さんの演技を絶賛。2人は同局の「ダブルフェイス」「MOZU」と共演が続いており、「ずっと一緒だったのは、親子役を演じるためだったのかな」(香川さん)と感慨しきりだった。直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作に、様々な家族関係を軸に描く“人生の再生”と“家族愛”の物語。人生に行き詰った真面目な会社員・永田一雄(西島さん)が、確執を抱える父の忠雄(香川さん)とともに時空を超えるワゴンに乗り込み、家族が破綻してしまった過去をやり直そうとする。この日、来場者と一緒に第1話を鑑賞した西島さんは「感動して泣いてしまいました。出演できて良かったです」と感無量。「ぜひ日曜の夜、家族みなさんでご覧になって、いろんなことを話したり、考えたりしてもらえれば」とアピールした。社会現象ともなった「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」のスタッフが再集結した本作。両作品に出演した香川さんは、「皆さん優れたスタッフさんだが、『これほど難しいドラマはない』と苦しんでいた。その姿を見ていたので、見事な第1話を見て『やっぱりさすがだな』と思った」と労をねぎらった。完成披露試写会には一雄の妻・美代子を演じる井川遥、ワゴンを運転する橋本役の吉岡秀隆も出席し「父と息子というのは、一筋縄ではいかないもの。生きる難しさが集約された物語なので、ぜひご自身の家族と重ね合わせて見てもらえれば」(井川さん)、「歴史的なドラマが生まれる瞬間に立ち会えて、鳥肌が立った。僕も泣きそうになったが、隣で西島さんが先にお泣きになっていて(笑)」(吉岡さん)と話していた。「流星ワゴン」は1月18日(日)より毎週日曜21時~TBSにて放送(初回は2時間SP)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日直木賞作家・重松清の同名ベストセラー小説を原作に、西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆といった豪華かつ多彩なキャスト陣で贈るドラマ「流星ワゴン」。この度、本作の主題歌に「サザンオールスターズ」が担当することが明らかになった。「サザンオールスターズ」がドラマの主題歌を務めるのは2004年「愛と欲望の日々」以来10年ぶりとなる。社会現象ともなった「半沢直樹」や「ルーズヴェルト・ゲーム」のスタッフが再集結する本作。家庭崩壊により絶望の淵に追い込まれた永田一雄(西島秀俊)の目の前に、突如ワインカラーのワゴンカーと不思議な親子が現われ、彼を過去への旅へと連れ出す。なぜか現在の一雄と同い年の姿で現われた一雄の父・忠雄(香川照之)も連れ立って、不思議な親子の、後悔の人生をやり直すためのドライブが始まる――。ドラマの原作小説には、実際に「サザンオールスターズ」の楽曲が実名で登場しており、主人公・一雄のキャラクターを表現するのに重要な要素となっている。今回の映像化にあたり、ドラマ制作陣は原作が持つ魅力を最大限に引き出し、さらにドラマ「流星ワゴン」の世界観を牽引できるアーティストは「サザンオールスターズ」しかいないということで、書き下ろしのオリジナル曲を熱望。新曲の主題歌決定へと至ったのだ。本作のプロデューサーは「憧れの『サザンオールスターズ』さんに主題歌を書き下ろしていただけるなんて夢のようです。この日曜劇場『流星ワゴン』は、原作を読んで感動し、この世界観を映像化したいと思ったのが始まりです。そして、原作には『サザンオールスターズ』さんの楽曲が登場して主人公・一雄の心情が表現されています。正直難しいのではと思いつつ、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでオファーしたら、素晴らしい楽曲を書き下ろしていただけることになりました。初めて聞いたときには鳥肌が立ちました。最高の主題歌に負けないように、素晴らしい映像をお届け出来るようにキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨んでいきたいと思います」と喜びを語った。9月にリリースされた約1年ぶりのシングル「東京VICTORY」が堂々のオリコンチャート1位を記録した「サザンオールスターズ」。現在は9年ぶりとなる年越しライヴの開催に向けリハーサルに入っており“進撃のサザン”と銘打った2014年、まさに快進撃の活動を繰り広げている。今回の主題歌となる「イヤな事だらけの世の中で」は、ミディアムテンポの切ないバラード。タイトル通り、日々の生活に疲れた者たちの悲哀を歌い、聴く者の心に染み渡る曲だ。リストラ寸前、妻からは離婚を切り出され、子どもは引きこもりというサラリーマンが主人公である「流星ワゴン」を大いに盛り上げるだろう。「流星ワゴン」は2015年1月、毎週日曜21時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月09日直木賞作家・重松清の大ベストセラー小説「流星ワゴン」が、TBS2015年1月期の日曜劇場として映像化されることが決定。この度、先日結婚を発表し話題をさらったばかりの西島秀俊を始め、香川照之ら豪華キャストが集結していることが明らかになった。永田一雄はこの半年間のうちに、リストラ宣告をされ、妻の美代子から離婚を切り出された。家には家庭内暴力が止まらない息子・広樹がいる。そんな一雄の心には、さらに末期癌の父親・忠雄との確執までが存在した。そんな思いで駅前のベンチに座っていた一雄の前に、突如ワインカラーのワゴンが現れる。その車を運転するのは、5年前に亡くなっているはずの橋本義明。同乗している息子・橋本健太も、同じく亡くなっているはずだ。この2人と一緒に不思議なワゴンに乗り、過去の大切な場所を巡るうちに、一雄は妻や息子とうまくいかなくなったきっかけを知ることになる…。本作は、様々な家族関係を軸に描く“人生の再生”と“家族愛”の物語。社会現象ともなった「半沢直樹」や「ルーズヴェルト・ゲーム」のスタッフが再集結する。真面目でしっかりした性格で、何よりも妻と息子を大切にし、日々を正直に生きるが、妻子の心の闇を見過ごしてしまったことで家庭が破綻してしまう会社員・永田一雄役を演じるのは、「MOZU」など数々のドラマや映画で活躍する西島秀俊。そんな一雄とは対照的に、破天荒で血気盛ん、数々の事業を興して成功させた一雄の父・永田忠雄役を香川照之が好演する。さらに、一雄の妻で家庭では良き妻・良き母親を演じているが、一方で完璧過ぎる夫から逃れたいと感じ、ふとしたきっかけから心のバランスを崩してしまう永田美代子役を井川遥が、一雄が駅前で一人佇んでいた時に突如目の前に現れたワゴンを運転する橋本義明役を吉岡秀隆、そのほか一雄の母・永田澄江役に倍賞美津子、妹・永田智子役に市川実和子と豪華かつ多彩なキャストが顔を揃えた。以下、キャスト陣コメント■西島秀俊今回お話を頂いたとき、その原作の面白さに興奮しました。参加することが出来てとても光栄です。香川照之さんが僕の父親役ということにも驚きましたが、一緒に時空の旅をしてくれるのが吉岡秀隆さん、そして妻役に井川遥さんという素晴らしい共演者の方々とのドラマは、出演する側の自分がワクワクさせられています。常に高みを目指す最高のスタッフと、全身全霊を込めて撮影をしている毎日です。21世紀の日本が舞台の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はどんな物語になるのか。来年1月の放送を、是非ご期待頂ければと思います。■香川照之『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を知らない10代20代の若者に、タイトルだけは知ってますという30代の諸君に、それこそが青春の思い出だった40代50代のあなたに、そして親子三代の絆に追憶を感じる60代以上の親御さんたちに、今後私が二度と人生で経験しないであろう「西島さんと親子、倍賞さんと夫婦」という衝撃のキャスティングで送るこの全身全霊のファンタジーで、新年からがっつりと感動していだきたく思っています。■井川遥生きてゆく上での葛藤をそれぞれの立場で描いているこの作品を通して、希望を届けられたらと思っています。私自身は心に闇を抱えた妻、美代子を演じます。希望を見出すのは容易なことではないと思いますが、弱さや葛藤を丁寧に演じたいと思います。■吉岡秀隆父と子。そして生きている事は素晴らしいと思えるドラマになるよう、地に足をつけて人間臭く演じたいと思います。幽霊の役ですが…。「流星ワゴン」は2015年1月、毎週日曜21時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー『流星ワゴン』が11月18日、兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて初日を迎えた。今回は重松清による2002年発表のベストセラー小説を舞台化。“再生”をテーマにした物語は、観客の心を揺さぶり、深い感動を与えた。キャラメルボックス「流星ワゴン」チケット情報会社でリストラにあった38歳の主人公、永田一雄(阿部丈二)。妻の美代子(岡内美喜子)からは離婚を迫られ、息子の広樹(原田樹里)は引きこもり、さらに故郷の父、忠雄(三浦剛)は末期がん、と、もはや夢も希望もなく「死んでもいい……」とすら思っていた。父の見舞いの帰り、最終電車を降りた一雄の前に、5年前に事故で亡くなったという親子、橋本義明(西川浩幸)と健太(林貴子)が車で現れた。一雄がその車へ乗ると、過去へとタイムトリップを始めた……。舞台は『流星ワゴン』を本屋で手にした38歳の女性、小島孝美(坂口理恵)が本を読み進めるようにテンポよく展開していく。踏んだり蹴ったりの救いようのない絶望的な設定から始まるストーリーは、温かく優しい印象を残すキャラメルボックスには珍しい。一雄の後悔が消えるまで続く過去の世界。そこで38歳の父と出会い、言えなかったことや逃げてしまったことと改めて向き合うことで、妻、息子、そして父への想い、また、彼らからの一雄への想いが明らかになっていく。過去を変えることはできない、しかし未来は自分の力で変えることができる……。自分はどう生きていくんだ?と問いかけられるような作品だった。主人公役の阿部丈二ほかメインキャストらの渾身の演技が涙を誘う。脇を固める俳優陣もコロコロと何役も演じ分けながら、時にはコミカルな演技で笑いをもたらし、劇団の層の厚さを見せた。さらにキャラメルボックスの軸となる役者、西川浩幸がこのステージで復帰、逞しく演じる姿にファンは安心と勇気を与えられたことだろう。人生のどん底から這い上がっていこうとする主人公の強さ、そしてキャラメルボックスがこれまでにも描き続けてきた親子の絆や愛が強く胸を打ち、絶望的なストーリーは最後にキラリと輝きを見せた。取材・文:黒石悦子兵庫公演は同劇場にて11月25日(金)まで上演。その後12月3日(土)から25日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて公演を行う。
2011年11月21日