日本庭園といえば、コイが泳ぐ池を思い浮かべる人は多いことでしょう。美しいニシキゴイが泳いでいる池は欧米では『Koi Pond』と呼ばれ、日本庭園が好きな人たちに人気があります。庭にコイの池を手作りした男性アメリカに住むクリス・マーケルさんは庭園が大好きなのだそう。彼は13年前、自宅の庭に「コイが泳ぐ池を作ろう」と決めました。何もないところに大きな穴を掘り、文字通り手作りで池を作り始めたクリスさん。そして13年後の2021年、彼は完成した池の動画をTikTokに投稿しました。するとその動画に160万件を超える『いいね』が集まったのです。こちらが現在のクリスさんの庭の様子です。@crismarkel##koi ##koipond ##gardenguy♬ The Shire: Concerning Hobbits (From Lord of the Rings) - San Fernando Symphonic Assemblyたくさんの木や花に囲まれた池。そこには色とりどりのニシキゴイが元気に泳いでいます。池をバックにほほ笑むクリスさんはとても嬉しそうですね。この動画を見た人たちからは、クリスさんへの称賛と祝福の声が上がっています。・感動した!なんて美しい庭園だ。・彼の誇らしげな顔が最高だね。・カエルは、このビデオのために雇われた俳優かな?・この庭でのお茶会に招待してほしい。池の周りの植物や灯ろうなど、随所にクリスさんのこだわりが感じられます。また動画を撮っている時にちょうど池に飛び込んだカエルが、まるでのどかさの演出のようですね。13年かけて、見事なコイの池を作ったクリスさんですが、最初の1年は土が崩れてしまうなど失敗続きだったそう。それでも諦めずに試行錯誤を繰り返した結果、ついに完成した自慢の池なのです。クリスさんが庭のお気に入りの1つだと話すのはイロハモミジの木。秋には紅葉が池と相まって美しい光景になるのでしょう。日本から遠く離れた国で、こんなにも日本庭園を愛してくれている人がいるなんて嬉しいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月06日赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』を原作にしたアニメ『おそ松さん』が実写映画化。Snow Manを主演に迎え、2022年3月25日(金)に公開される。人気アニメ『おそ松さん』が実写映画化『おそ松さん』は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作に、赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月より放送されたアニメ作品。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が多くのファンを魅了した。2016年には流行語大賞にノミネートされ、シリーズは3期に渡って放送されるなどの人気ぶり。2019年には劇場版公開、2.5次元の舞台化も果たし、いずれもヒットを飛ばした。2021年に6周年を迎えた『おそ松さん』は、記念企画の一環として、新作アニメも2022年、2023年に全国劇場にて、期間限定公開が決まっている。そんな『おそ松さん』が、ジャニーズ事務所のSnow Manのメンバー“9人全員”を主演に迎え、実写映画化。アニメは“6つ子”が主人公だが、実写映画版では、オリジナルキャラクターのエンド、クローズ、ピリオドを加えた9人がメインキャラクターとなる。映画『おそ松さん』あらすじ松野家の6つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじるクズで童貞のクソニート。足を引っ張り合いながらも仲良くひとつ屋根の下で暮らしている。ある日、長男のおそ松は、ひょんなことからある老紳士(時価総額数十兆円の大企業アプリコッツの CEO!)と出会う。事故で亡くした息子と瓜二つのおそ松を養子にしたいという突拍子もない話が進む。抜け駆けが許せない5人の弟たち。自分が養子にもらわれたいと他を蹴落とす骨肉の争いが勃発。そんな彼らの前に超重要そうな雰囲気を醸し出す黒ずくめの3人が現れ、物語は思いもよらぬ方向へと進んでいく。果たして、養子に選ばれ勝ち組の人生を送るのは誰なのか―Snow Man“9人全員”主演!実写版オリジナルキャラもSnow Manのメンバーが演じるキャラクターは、下記の通り。<キャラクター/キャスト>おそ松役:向井康二カラ松:岩本照チョロ松:目黒蓮一松:深澤辰哉十四松:佐久間大介トド松:ラウールエンド:渡辺翔太クローズ:阿部亮平ピリオド:宮舘涼太オリジナルキャラクターのエンド、クローズ、ピリオドは、“謎”の黒の役衣装 を着ている。彼らは【物語終わらせ師】として「おそ松さん」ワールドをかき乱すようだ。その他の登場人物&キャスト“6つ子のアイドル”ヒロイン・トト子:髙橋ひかる日本中に愛されるキザ男・イヤミ:前川泰之おでんへの愛は誰にも負けないチビ太:桜田ひよりその他、濱田マリ、光石研、栗原類、八木莉可子、厚切りジェイソン、忍成修吾、加藤諒、南果歩、榎木孝明らが参加する。アニメキャラがオープニングに登場実写映画版『おそ松さん』のオープニングでは、アニメキャラが実写キャストを紹介。劇中衣装をまとった映画オリジナルの描き下ろしバージョンで登場するので、アニメファンも要チェックだ。主題歌はSnow Man新曲「ブラザービート」主題歌を担当するのは、主演のSnow Man。9人それぞれの個性が際立つラップの掛け合い・わちゃわちゃ感が印象的な新曲「ブラザービート」が起用される。王道ロックンロールのギターサウンドから始まり、どことないセクシーさも漂う、これまでのSnowManにはないパーティーロック風の一曲に仕上がっているという。歌詞にある「結局結ばれてんだ僕ら brother」は仲間との絆も連想させ、映画『おそ松さん』の世界観ともマッチしている。『東京リベンジャーズ』英勉が監督監督は『ヒロイン失格』『映画賭ケグルイ』を手掛け、『東京リベンジャーズ』のヒットも記憶に新しい英勉。実写版ならではのオリジナル要素を盛り込み、『おそ松さん』ワールドに新境地を切り開く。【詳細】映画『おそ松さん』公開日:2022年3月25日(金)原作:赤塚不二夫「おそ松くん」監督:英勉脚本:土屋亮一出演:Snow Man、髙橋ひかる、前川泰之、桜田ひより、濱田マリ、光石研、栗原類、八木莉可子、厚切りジェイソン、忍成修吾、加藤諒、南果歩、榎木孝明制作:シネバザール、はちのじ配給:東宝
2021年08月06日赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作にした大ヒットアニメ「おそ松さん」が「Snow Man」主演で実写映画化されることが決定した。赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月からアニメ化された「おそ松さん」。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家6つ子の何でもありの予測不可能な物語が人気を博し、2016年には流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こした。シリーズは3期に渡って放送され、2019年には劇場版も公開、2.5次元の舞台化も果たし、いずれもファンを虜にしてスマッシュヒットを飛ばした。2021年に6周年を迎えたアニメ「おそ松さん」は、記念企画の一環として、新作も2022年、2023年に全国劇場にて期間限定公開決定。ますますファンの心を熱狂的に捉え続けている。そんな「おそ松さん」実写映画の主演をつとめることとなった「Snow Man」は、2020年に「D.D./Imitation Rain」でシングルデビュー。オリコンデイリーランキング初登場1位を記録し、デビュー作、2枚目、3枚目の3作連続のミリオンを達成するなど、いま最も勢いを見せる大人気グループだ。おそ松役を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウール、今回オリジナルキャラクターとなるエンドを渡辺翔太、クローズを阿部亮平、ピリオドを宮舘涼太が演じる。監督は、『ヒロイン失格』(2015年)、『映画 賭ケグルイ』(2019年)などの話題作を手掛け、最近では『東京リベンジャーズ』(2021年)の大ヒットも記憶に新しい英勉。実写版ならではのオリジナル要素を盛り込み、新たな世界で彼らがどのような活躍を見せてくれるのか。予想だにしないコラボレーションの実現はまさに“最強”だ。岩本照(Snow Man リーダー)コメント"え!「おそ松さん」実写でやるの?"大好きな作品であると同時にその世界観にメンバー一同、嬉しさと「どうしよう?」という思いでした(笑)。先日、メンバー、共演者の方々と本読みをしましたが、今までの本読みの中で一番笑ったかもしれません。僕が登場しないシーンでもメンバーがやりとりしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めてです。撮影はこれからになりますが、全部が楽しみです。他のメンバーのシーンで実際に撮影を見られないシーンもあるので、作品が出来上がった時にどういうふうに脚本から変わるのか、本読みで自分が笑った部分がどのような映像になっていくのか、とてもワクワクしています。「おそ松さん」を好きな方にも、Snow Manを知ってくださっている方、知らない方も、誰が観てもくすっと笑えたり、声を出して笑ってしまうような作品に仕上がると思います。観ていただく方に楽しんでいただけるよう、まずは自分達が精一杯楽しみながら撮影に挑みたいと思っています。菅原大樹(プロデューサー)コメントアニメ「おそ松さん」は毎週楽しみに見ていました。6つ子の関係性を中心に多種多様な“笑い”全開の作品で、深夜に何も考えずに見て笑えるアニメでした(笑)。そんなアニメ「おそ松さん」の実写映画を企画した意図としましては、コロナ禍という状況が大きかったかと思います。閉塞感のある状況が続く中、観てくれた方が一瞬でもそういった気持ちを忘れ、何も考えずに笑えるような作品を制作したくて「やるなら今しかない!」と思いました。また主演でご出演頂くSnow Manさんですが、彼らの公式YouTubeチャンネルを拝見する機会があり、そこで見せる無邪気なやり取りや、お互いのことを想っている様子は見ていて本当に微笑ましくて、まさに「兄弟」そのものだなと感じました。もちろん笑いのセンスもある皆様ですので、彼らとなら「おそ松さん」を実写化出来ると確信しました。本作が「おそ松さん」「Snow Man」ファンの皆様はもちろん、今回初めて知って頂いた方々にも“笑い”や“笑顔”を届けられる作品にしたいと思いますので、皆様是非ご期待ください。なお、Snow Man YouTube公式チャンネルにて特別映像が公開された。大人気作品と大人気グループ、そしてヒット作を手掛ける監督の最強コラボレーションに注目だ。『おそ松さん』は2022年春公開。(text:cinemacafe.net)
2021年08月03日2021年8月3日、アイドルグループ『Snow Man』主演でテレビアニメ『おそ松さん』が実写映画化されることが発表され反響を呼んでいます。/㊗️Snow Man主演「 #おそ松さん 」実写映画化!\映画『おそ松さん』2022年春公開です! #映画おそ松さん #SnowMan #スノーマン #おそ松 #カラ松 #チョロ松 #一松 #十四松 #トド松 #エンド #クローズ #ピリオド pic.twitter.com/D701MMGxXW — 映画「おそ松さん」公式 (@osomatsusan_SN) August 2, 2021 赤塚不二夫さんの漫画『おそ松くん』を原作とし、2015~2016年にテレビアニメとして放送された『おそ松さん』。20歳を過ぎてもクズでニート、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が人気を博し、2016年には流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こしました。また、2019年に劇場版が公開されたほか、2.5次元の舞台化も果たし、いずれも大ヒットを記録。2022年には新作アニメの放送が予定されており、2023年に全国の劇場にて期間限定公開も決定するなど、依然として高い人気を誇ります。実写版『おそ松さん』主演、Snow Man・岩本照コメント今回の実写映画化にあたり、『Snow Man』のリーダーを務める岩本照さんは「観ていただく方に楽しんでいただけるよう、まずは自分たちが精一杯楽しみながら撮影に挑みたい」と意気込みを語っています。「え!『おそ松さん』実写でやるの?」大好きな作品であると同時にその世界観にメンバー一同、嬉しさと「どうしよう?」という思いでした(笑)先日、メンバー、共演者の方々と本読みをしましたが、今までの本読みの中で一番笑ったかもしれません。僕が登場しないシーンでもメンバーがやりとりしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めてです。撮影はこれからになりますが、全部が楽しみです。ほかのメンバーのシーンで実際に撮影を見られないシーンもあるので、作品が出来上がった時にどういうふうに脚本から変わるのか、本読みで自分が笑った部分がどのような映像になっていくのか、とてもワクワクしています。『おそ松さん』を好きな方にも、Snow Manを知ってくださっている方、知らない方も、誰が観てもくすっと笑えたり、声を出して笑ってしまうような作品に仕上がると思います。観ていただく方に楽しんでいただけるよう、まずは自分達が精一杯楽しみながら撮影に挑みたいと思っています。プロデューサーの菅原大樹さんは、『Snow Man』の起用に対して、「彼らがYouTubeチャンネルで見せる無邪気なやり取りや、お互いのことを想っている様子は見ていて本当にほほ笑ましく、まさに『兄弟』そのものだなと感じました」とし、「彼らとなら実写化出来ると確信しました」と、自信をのぞかせました。監督は2021年公開の実写版映画『東京リベンジャーズ』が記憶に新しい英勉さんがメガホンを取ります。『Snow Man』主演の映画『おそ松さん』は、2022年の春に公開予定。予告編の公開をはじめ、続報も今から楽しみです!©映画「おそ松さん」製作委員会2022[文・構成/grape編集部]
2021年08月03日アイドルグループ・Snow Manが、映画『おそ松さん』(2022年公開)の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月からアニメ化された、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作にしたアニメ。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が人気を博し、2016年には流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こした。シリーズは3期に渡って放送され、2019年に劇場版も公開、2.5次元の舞台化も果たし、2021年には6周年を迎えた。6周年記念企画の一環として、新作アニメも2022年、2023年に全国劇場にて期間限定公開決定し、今回新たに実写映画化も決定した。Snow Manは昨年、舞台『滝沢歌舞伎ZERO』を映画化した、グループとして初主演を務める映画『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』が大ヒット。デビューシングル「D.D.」、2枚目シングル「KISSIN’MY LIPS」、3枚目シングル「Grandeur」と3作連続のミリオンを達成し、先月7月14日に発売された4枚目シングル「HELLO HELLO」は早くも80万枚を突破する。今回、おそ松役を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウール、今回オリジナルキャラクターとなるエンドを渡辺翔太、クローズを阿部亮平、ピリオドを宮舘涼太が演じる。監督は、『ヒロイン失格』(2015年)、『映画賭ケグルイ』(2019年)などの話題作を手掛け、最近では『東京リベンジャーズ』(2021年)の大ヒットも記憶に新しい英勉が務め、実写版ならではのオリジナル要素を盛り込み、新境地を切り開く。3日正午には、Snow Man YouTube公式チャンネルにて特別映像を公開する。○岩本照(Snow Man リーダー) コメント"え!『おそ松さん』実写でやるの?"大好きな作品であると同時にその世界観にメンバー一同、嬉しさと「どうしよう?」という思いでした(笑)先日、メンバー、共演者の方々と本読みをしましたが、今までの本読みの中で一番笑ったかもしれません。僕が登場しないシーンでもメンバーがやりとりしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めてです。撮影はこれからになりますが、全部が楽しみです。他のメンバーのシーンで実際に撮影を見られないシーンもあるので、作品が出来上がった時にどういうふうに脚本から変わるのか、本読みで自分が笑った部分がどのような映像になっていくのか、とてもワクワクしています。『おそ松さん』を好きな方にも、Snow Manを知ってくださっている方、知らない方も、誰が観てもくすっと笑えたり、声を出して笑ってしまうような作品に仕上がると思います。観ていただく方に楽しんでいただけるよう、まずは自分達が精一杯楽しみながら撮影に挑みたいと思っています。○菅原大樹プロデューサー コメントアニメ『おそ松さん』は毎週楽しみに見ていました。6つ子の関係性を中心に多種多様な“笑い”全開の作品で、深夜に何も考えずに見て笑えるアニメでした(笑)。そんなアニメ『おそ松さん』の実写映画を企画した意図としましては、コロナ禍という状況が大きかったかと思います。閉塞感のある状況が続く中、観てくれた方が一瞬でもそういった気持ちを忘れ、何も考えずに笑えるような作品を制作したくて「やるなら今しかない!」と思いました。また主演でご出演頂くSnow Manさんですが、彼らの公式YouTubeチャンネルを拝見する機会があり、そこで見せる無邪気なやり取りや、お互いのことを想っている様子は見ていて本当に微笑ましくて、まさに「兄弟」そのものだなと感じました。もちろん笑いのセンスもある皆様ですので、彼らとなら『おそ松さん』を実写化出来ると確信しました。本作が『おそ松さん』「Snow Man」ファンの皆様はもちろん、今回初めて知って頂いた方々にも“笑い”や“笑顔”を届けられる作品にしたいと思いますので、皆様是非ご期待ください。(C)映画『おそ松さん』製作委員会2022
2021年08月03日『アジアの天使』に主演する池松壮亮が、第20回ニューヨーク・アジアン映画祭(20th New York Asian Film Festival)(※以下、NYAFF)開催20周年を記念したライジングスター・アジア賞に選出された。8月6日~8月22日に開催されるNYAFFには、『アジアの天使』(英題『The Asian Angel』)は公式選定作品として、【BEYOND BORDERS】(境界を越える映画)というセクションにて異文化と向き合う物語を描いた作品と評価され、上映される。本映画祭の開催に先駆けて発表されたのが、NYAFF開催20周年記念のライジングスター・アジア賞。『アジアの天使』の池松さんのほか、韓国のバン・ミナ(『SNOWBALL』)、フィリピンのジャニン・グティエレス(『HERE AND THERE』)の3名の若手俳優が選出された。3人の出演最新作は今年のNYAFFにて上映される。NYAFFのエグゼクティブ・ディレクターであり、ニューヨーク・アジアン・フィルム・ファンデーションのプレジデントであるサミュエル・ジャミエ氏は、「キャリアは異なりますが、3人とも一流の俳優だけが持つ集中力と献身的な姿勢を兼ね備えています。それぞれが、観客を映画に引きずり込む力を持ち、稀な資質である存在感を各作品にもたらしています。残念ながら、ニューヨークにいらしていただくことはできませんが、細かな心の揺れ動きや感受性を、これほどまでに謙虚に正直に掘り下げた俳優がいただろうかと考えさせられる演技であることから、この3人にライジングスター・アジア賞をお贈りいたします」とコメントしている。■第20回ニューヨーク・アジアン映画祭とはニューヨーク・アジアン・フィルム・ファウンデーションとFilm at Lincoln Center (リンカーン・センター映画協会)により開催。このハイブリッド開催では、NYAFFにとって最多の映画ラインアップで、8月6日から22日まで60本以上の映画を対面形式とバーチャル形式でニューヨークと全米の観客に向けて行う。NYAFF2021のラインアップには、アジアのエキサイティングなアクション、コメディ、ドラマ、スリラー、ロマンス、ホラー、アートハウス映画、ワールドプレミア2本、インターナショナルプレミア6本、ノースアメリカンプレミア29本、USプレミア8本、ニューヨークプレミア9本が含まれる。COVID-19や、米国内のアジア系コミュニティに対する暴力の増加など、前例のない困難な状況に見舞われた今年、NYAFFはこれまで以上に、スクリーン上のアジア系表現の露出を増やし、アジア映画の多様性と輝きを体験する機会をコミュニティの観客に提供していく。『アジアの天使』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年07月27日イギリスのロンドンにある湿地保護区、『ロンドン・ウエットランドセンター』には野生のカモが暮らしています。ある日、アリスさんは池を泳ぐカモの親子を見つけました。きれいに1列になって母ガモの後をついて泳ぐ子ガモたち。すると母ガモが突然、目の前から消えてしまいます!一体何が起きたのかは、こちらをご覧ください。「あれ?ママがいない!ママ、どこ?」子ガモたちは水中に潜った母ガモを探してキョロキョロ。そして母ガモが顔を出すと、「あ!ママがいたー!」というようにお母さんのほうへまっしぐら!なんてかわいらしいのでしょうか。実は母ガモは遊んでいるのではなく、こうして水の中でエサをとっているのだそうです。この動画を見た人たちからは、さまざまな声が寄せられています。・いないいないばあっ!・かわいすぎる!・ユーモアのセンスがあるお母さんだ。なんだか子供たちを相手に母ガモがかくれんぼをしているようにも見えます。お母さんを必死に追いかける子ガモたちがとてもかわいらしくて、何度でも見たくなってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年07月16日池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョーが出演する本日7月2日公開の映画『アジアの天使』より、芹澤興人が演じる“摩訶不思議な天使”のイメージビジュアル&メイキング写真が公開された。「おかしの家」に引き続き、芹澤さんが天使を演じている本作。到着したメイキングでは、真冬の漢江で暖をとりながら、石井裕也監督とプランを話し合う天使姿の芹澤さんが映し出されている。そんな天使について、先日行われたプレミア上映イベントでオダギリさんは「『天使』がこの映画の要所要所に出てきます」と明かし、「その姿がちょっとヘンテコなんですね。何をしてヘンテコだと言うのか…、それは私達の固定概念に他ならない訳ですが。ここで言う『天使』というものは、『奇跡』と同義語だと思うんです。『奇跡』というものは、一生に一度起こるか起こらないもの。その『奇跡』がヘンテコだからって、それを否定することができるのでしょうか?一生に一度、出会うかわからない『天使』がヘンテコであったとしても、それはむしろ愛すべき『奇跡』なのではないでしょうか。人生には様々な『ヘンテコ』が必要なんです」と語っている。一方、池松さんも「この映画に登場する天使は、アジアの天使という言葉の本来持ついびつさと同様に、古くから西洋的なシンボルとして受け入れられ広く浸透した、今やその形を誰も疑うことのない天使のそれとは程遠く、変な姿をしています」と説明し、「あなたは信じないだろうけど、白人でもなく、黒人でもなく、西洋史にのらない私たちアジアの天使に、もし本当に会えたならば。そしてそんな奇跡を、誰かが共に信じてくれて、共に生きてゆくことができるならば。その時私たちは、囚われていた価値を脱ぎ捨て、希望を得て、新しい時代を共に切り拓いてゆけるのではないかと、思っています」とコメントしている。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年07月02日人間関係が希薄になりがちな現代だからこそ、欠かせないのは人と人の相互理解。そんななか、まさにいまの時代だからこそ観るべき1本としてオススメの映画は、まもなく公開の注目作『アジアの天使』です。今回は、主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。池松壮亮さん【映画、ときどき私】 vol. 393劇中で池松さんが演じているのは、妻を病気で亡くしたシングルファーザーの青木剛。兄に誘われるまま、ひとり息子とともに韓国へ渡るところから物語は始まります。そこで、本作出演のきっかけや撮影時の忘れられないエピソード、そしてこれからにかける思いについて語っていただきました。―今回、池松さんは石井裕也監督と一緒に韓国へロケハンにも行かれたそうですが、主演を超えた関わり方をすることになったいきさつについて教えていただけますか?池松さん始まりは石井監督が2014年に釜山国際映画祭で審査員を務めたときに、本作の韓国側のプロデューサーであるパク・ジョンボム監督と出会って意気投合したことでした。僕は石井さんとはこれまでに映画を介して深く、親交を深めていきました。翌年パクさんが日本に遊びに来たときに紹介してもらい、石井さんとパクさんと、今作の日本側のプロデュサーの永井さんと僕が出会いました。その後、年に1度は日本か韓国のどちらかで会って、交流を深めてきました。たくさんの対話を繰り返すなかで、真ん中につねにあるのは、映画。いつかここから映画が始まるんだろうなということは感じていました。―背景には、濃密な時間がみなさんの間にあったのですね。では、シングルファーザーという役に関しては、どういう印象を受けましたか?池松さん私生活で父親になった経験がないので、最初はどうしようかなと思いましたが、設定がとてもおもしろいなと思いました。この映画の主人公には何か決定的な損失を抱えている必要がありました。それが過去に妻を亡くしていることです。時代の転換期を迎えて、多くの損失を抱える私たち自身の世界とリンクが起こります。そして石井さんは実際に7歳のときにお母さんを亡くされています。劇中での息子役の年齢設定は8歳です。石井さんのオリジナル作品、海外進出の一作目として、強いメッセージを受け取りました。とにかく今回向き合う学役の(佐藤)凌と2人のベストを尽くそうと思いました。互いが父親と息子であることを心から信じることさえ出来れば親子に見えてくるというのは、これまでの人生経験である程度分かっていました。それは映画を作ることとも似ていますが、ゼロから何かを作り上げ、同じ物語を一緒に信じることができれば、生命共同体のように、または家族のようなものになっていくだろうと信じてトライしました。普段とは言葉や文化が違う韓国の人たちとそれを目指すことは、大きなチャレンジでした。オダギリさんにはたくさん背中を見せてもらった―兄役のオダギリジョーさんの存在も大きかったと思いますが、俳優としてのオダギリさんの魅力はどのようなところだとお感じになりましたか?池松さん同じ俳優という目線から見ると、俳優としての技術と物事を選ぶセンス、それからユーモアの深み等においてはるかに次元が違うところに到達している方だと思っています。オダギリさんの手にかかればどんなキャラクターでも起き上がります。この国でもっとも優れた俳優のひとりだと思っていますし、とても尊敬しています。―そのなかでも、今回の現場で刺激を受けた瞬間として思い出すことといえば?池松さん俳優というのは、無限の選択肢のなかから選択してお芝居を積み重ねていくものですが、オダギリさんの圧倒的なセンスとさりげなさには毎回驚かされます。あと、オダギリさんと言えば、以前から韓国やアジアの映画と深いつながりがありますが、韓国での人気がすごかったです。どんな田舎に行っても、みんなが「オダギリジョーだ!」と大騒ぎになっていました(笑)。おそらく韓国における有名な日本人のトップ5には入っていると思います。オダギリさんは、それくらい映画を通して韓国に影響を与えてきた人で、その様子を間近で見ていてとても面白かったです。あの時代の日本映画が海を渡って、韓国の人に好まれていたかということですよね。そういう部分も含めて兄貴として見せてくれた背中がたくさんありました。現場では“親子ゲンカ”してしまったこともあった―池松さんが見たオダギリさんの知られざる一面などがあれば、教えてください。池松さんもしかしたら、こういうことを言うとオダギリさんは嫌がるかもしれないですし、本人はそういうところを見せるのが好きではないと思いますが、愛情深さで言ったらトップクラスですね。真に愛情深い人はそれを表でひけらかすようなことはしないんですよ。むしろ隠します。愛情深さと知性とユーモア、パンクな精神と表現者としての色濃い資質が混在している方です。―現場でそういった部分を目の当たりにしたような出来事もあったのでしょうか?池松さん実は、撮影の合間に僕と凌が一度大喧嘩をしてしまい、お互いに「お父さんなんて嫌いだー!」「お前なんか日本に帰れー!」みたいな感じになってしまったことがあったんです(笑)。理由は、ヒロイン役のチェ・ヒソさんに凌が本気で恋をしてしまい、僕がヒソさんと2人で話をしていたら、嫉妬で怒り狂ってしまったからなんですけど(笑)。その後、凌は現場を離れてひとりで遠くで泣いていたんですが、僕も心を鬼にして声をかけずにいました。しばらくするとオダギリさんがゲラゲラ笑っている声が聞こえてきて、いつの間にか凌の相手をしてあげていたんですね。なんて優しい人なんだろうと思いました。後からオダギリさんに聞いたら、「誰誰が凌のことをブタだって言ってたよ」って言って、凌が、「ぶっ飛ばしてやるー!」と叫んでいる動画を見せてくれました(笑)。そんなふうに日本側の家族と韓国側の家族をさりげなく気遣ってくれていた姿を撮影中たびたび見ました。リスクを冒してくれた韓国チームには感謝しかない―さりげない優しさが素敵ですね。ananwebでは、以前チェ・ヒソさんにも取材させていただいており、本当に魅力的な方だったので、凌くんが恋に落ちるのもわかります。池松さんから見た韓国の俳優陣はどのような印象でしたか?池松さんこの企画が立ち上がってから準備を経て撮影に入るまでの期間、日韓関係は戦後最悪と言われる状況でした。日々悲しいニュースを目にしましたし、僕たちが撮影のために韓国入りした頃は日本製品の不買運動が最も盛んな時期でした。そんな状況下で、この作品に携わった韓国のキャストやスタッフのみなさんにとっては非常にリスクが高かったと思います。日本よりも韓国社会の方がそのことはシビアに感じました。にもかかわらず、リスクを冒してでもこの映画がやろうとすることに共感し、ひとつの共同体として国を超えて一緒に映画を作り上げてくれたことに対して、心からの感謝しかありません。何よりもまずは、そのことを言いたいです。現場では95%以上が韓国チームだったので、いろいろな問題が起きましたし、何よりも言葉が通じないことや通訳を介することで解釈が変わってしまうこともあって、互いの共通認識を得るまでに、互いのルールや価値観を理解し合うまでには多くの時間がかかりました。そんななか、ヒソさんは日本語が堪能だったこともあり、自ら通訳を買って出てその困難に立ち向かってくれたことがたびたびありました。韓国の俳優さんたちはとてもピュアな方が多く、哲学的なアプローチで物事に対する解釈が深い印象を受けましたが、なかでもヒソさんは人格者であり、とても愛情深い方でした。今回の現場ではヒソさんに助けられた部分はたくさんありました。俳優としてできることをつねに模索している―池松さんも2年半ほど前にananwebにご登場いただいていますが、そのときは今後について「時代の転換期のなかで、これから世の中はどんどん良からぬ方向に向かってしまう可能性もあるから、そのなかで自分が何をできるか考えたい」とおっしゃっていました。実際そういう社会になりましたが、心境に変化はありましたか?池松さんここまで世界がひっくり返るとは思ってもいませんでしたね。まだまだ世界各地で破壊は続いていますし、長引く混乱に世界が疲弊していることを感じます。映画に何が出来るのか、何をなすべきなのか日々考えています。映画には様々な価値がありますが、社会に漂っているものを察知し、それに対して切り込んだり、カバーしたりする力があります。世界の先進国に遅れをとる日本では、未だ映画と社会との結びつきが非常に薄く、なかなか理解されない部分も多いです。ですが、これ以上この国の映画が衰退してゆくところを見たくないですし、暗いトンネルを抜けるために映画を通して何ができるか、自分が俳優としてできることは何か、といったことについて、これからも模索していきます。この作品では、緩やかな団結と再生を描いています。新しい時代を切り拓くための冒険を共にし、異質な奇跡に出会い、希望を得て、2つの家族が再生へと向かう。そういうことを見てもらえるのではないかと期待しています。課題は誠実にポジティブに映画と向き合うこと―30歳という節目を迎えたことも、池松さんに何か影響を与えていますか?池松さん20代も終えて、いよいよ30代に入り、世界もこういった状況で、日々思うことはたくさんありますが、これからどれだけ誠実に、真摯にそしてポジティブに俳優として映画と向き合っていけるかは課題です。30代はもう誰もが認める大人ですから、遠慮せずにどんどん責任を取るつもりで、自分の好きなことや、社会や未来に対してやるべきことをやっていきたいと思っています。―ちなみに、俳優としてではなく、素の池松さんが挑戦したいことがあれば、教えてください。池松さんうーん、映画以外は特にないですね(笑)。挑戦ではありませんが、コロナが落ち着いて一番にしたいのは、今回の現場でたくさん愛情を注いでくれた韓国のみんなに会いに行くこと。辛い食べ物とかも、あれだけ痛い目にあったのにちょっと恋しくなってますから(笑)。なので、まずは韓国の風を感じに行きたいなと思っています。インタビューを終えてみて……。映画に対する真摯な思いが、言葉の端々からあふれ出ている池松さん。撮影時の様子をうれしそうに話す姿からも、本作に対する愛を強く感じました。ぜひ、劇場でその思いをしっかりと受け取ってください。珠玉のラストシーンに胸が熱くなる!言葉を超えたコミュニケーションや家族の新しい形など、さまざまな気づきを与えてくれる本作。縛られたルールや固定概念を打ち壊したあと、目の前に新たな景色が広がるのを感じるはずです。写真・大内香織(池松壮亮)取材、文・志村昌美ヘアメイク:FUJIU JIMIストーリー妻を病気で亡くした小説家の青木剛は、「韓国で仕事がある」という兄の言葉を頼って、ひとり息子の学とともにソウルへとやって来た。ところが、いざ到着してみると、当てにしていた仕事は最初からなかったことが判明する。代わりに怪しげなコスメの輸入販売の話を持ち掛けられるが、兄の相棒に商品を持ち逃げされ、全財産を失ってしまう。そんな兄弟は、わらをもつかむ思いで“最後の切り札”を求めて海沿いの江陵を目指す。その旅の途中で、元人気アイドル歌手のソルと兄妹の3人と出会い、行動をともにすることに……。惹きつけられる予告編はこちら!作品情報『アジアの天使』7月2日(金)テアトル新宿ほか全国公開配給:クロックワークス© 2021 The Asian Angel Film Partners写真・大内香織(池松壮亮)
2021年07月01日『舟を編む』の石井裕也監督が『町田くんの世界』『ぼくたちの家族』などに続いて池松壮亮とタッグを組み、優しさとユーモアに満ちた誰も見たことのない「アジアの家族映画」を撮った最新作『アジアの天使』。この度、本作で兄弟を演じる池松壮亮とオダギリジョーが、韓国で出会った元アイドル・ソルを助けようと奮闘する本編映像が解禁された。今回解禁された映像は、剛(池松さん)と透(オダギリさん)がソル(チェ・ヒソ)を守るために見せた喧嘩シーン。元アイドルで所属事務所の社長と愛人関係にあった売れない歌手のソルは、自分が数いる愛人の中のひとりだと気づき、一方的に別れを告げる。しかし社長は旅先まで訪ねてきて復縁を迫り、つれないソルの態度に怒り心頭。「お前はもう終わった女だ」と言っているところへ、たまたま通りかかった剛が仲裁に入る。鬼気迫る形相で社長に近づいた剛は、「誰だ、お前!?」と凄まれ、胸ぐらの掴み合いになるが、そこに透が登場!透は「俺の弟に手だすなや」と社長にパンチや膝蹴りをお見舞いするも、手を痛め形勢逆転してしまう。普段から飄々としている透は、殴られながらも「(剛)にげろにげろ、この人つよいぞ、ごめんごめん!」といつもの調子を見せるのだが、果たして池松・オダギリさん演じる兄弟はソルを守れるのか!?ぜひ、劇場でこの結末を確かめてほしい。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年07月01日池松壮亮とオダギリジョーに、チェ・ヒソ、キム・ミンジェらが共演を果たした石井裕也監督の最新作『アジアの天使』。本作は、石井監督が初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ意欲作。この度、ソウルから江原道(カンウォンド)へ向かう旅で出会った2つの家族の距離感が伺える、リアルな食事シーンを切り取った場面写真が到着した。本作で、言葉も通じず、コミュニケーションもままならない2つの家族を結び付けたのは韓国料理とビールの存在。韓国ドラマでもよく見かけるのが、仲間と一緒に食事をして交流を深めることを大切にする文化。職場でのランチなども1人で食べることは珍しく、たいていは友人と連れ立っていくことが多いそう。韓国ドラマ・映画内の食事シーンは日本と比べると圧倒的に多く、本作でも食事シーンは印象的に登場し、また、食事中の会話で物語が展開していくなど、重要なシーンにもなっている。▼ジャージャー麺や餃子6人の最初の食事は旅の途中、墨湖駅(ムッコ・江原道から墨湖港近くにある駅)を出た後の中華料理店。チャジャンミョン(ジャージャー麺)やムルマンドゥ(水餃子)などを食べながら青島ビールを飲む。静まり返った店で黙々と食事をはじめる6人は、酔っぱらった兄のジョンウ(キム・ミンジェ)が妹のソル(チェ・ヒソ)と剛(池松さん)の恋の可能性を完全否定する。当の剛は韓国語が分からないため、何を言われているか分かっておらず、兄の透(オダギリジョー)が適当にごまかすひと幕も。▼家庭料理に舌鼓続いては、江陵(カンヌン・ソウルから東海岸へと向かう鉄道の終着駅)のソルの親戚宅での食事。コドゥンオキムチチム(サバとキムチの蒸し煮)や、チャプチェ(春雨炒め)、シレギクッ(大根の菜っ葉の味噌汁)といった定番の家庭料理が並ぶとともに、本作劇中に度々登場する缶ビールのCassFresh(カスフレッシュ)も振舞われる。ソルたちは久々の親戚との再会を懐かしみ、剛たちはあたたかい家庭料理に舌鼓をうつ。なごやかな雰囲気でリラックスした6人はひとときの休息を味わい、その晩、剛とソルの間にもある出来事が…。▼プルコギにキムチ、ラーメンも…最後はソルたち兄妹の住む家で、いかにも雑多な日常という感じの食事。テーブルの中央には、プルコギ(牛肉のすき焼き)はあるが、冷蔵庫からそのまま出したキムチのタッパーがあったり、ソルがカップ麺を食べていたり、冷凍のタッカンジョン(唐揚げ)が袋のまま皿に載っていたり…。めいめいが、膝をたてながらズルズルと麺をすすったり、小皿をガチャガチャさせながら無心で食べている姿は、まるで長年一緒にいる、気を許した家族のような雰囲気が感じ取れる。食事での会話の内容、食べ方で互いの距離感が徐々に近づいていく様子が見えてくる本作は、6人の食事シーンにも注目だ(料理解説:コリアン・フード・コラムニスト八田靖史※パンフレット一部引用)。石井監督は食事シーンの咀嚼音も大切にしており、それをしっかりと入れることで臨場感が伝わる演出を心がけたと明かしている。また、韓国での撮影中にも、撮影合間の食事はキャスト、スタッフ全員が手を止め、同じ時間にひとつの食堂にあつまって食事をとっていたといい、温かな食卓で英気を養いながら、そこでの会話から生まれた新たなアイディアも生かしていったという。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月26日池松壮亮が『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『ぼくたちの家族』などの石井裕也監督と再びタッグを組んだ『アジアの天使』。この度、池松さん演じる主人公と“兄”役のオダギリジョー、韓国で出会う元アイドル役のチェ・ヒソをとらえた【兄弟編】【恋愛編】2つの特別映像が解禁された。【兄弟編】最愛の妻を失い喪失感を抱える小説家の青木剛(池松さん)は8歳のひとり息子・学を連れ韓国へ渡った。疎遠になっていた兄・透(オダギリさん)から「韓国で仕事がある」という言葉を頼りにしたが、あてにしていた仕事は最初からなかったことが判明。代わりに韓国コスメの怪しげな輸入販売を持ちかけられるが、その事業も失敗。剛たちは、藁をも掴む思いでソウルから北東部にある海沿いの江陵(カンヌン)を目指す。妻を失い深い悲しみと向き合ったからこそ、言葉や文化を超えて人と人が分かり合おうとすることをあきらめない剛と、剛とは対照的な、いい加減に見えるがどこか憎めない飄々とした兄の透との息の合った掛け合いのシーンが映し出された本映像。江陵に向かう電車の中で黙々と小説を書く剛と、暇を持て余したように剛の後部座席からパソコン画面をのぞき込みちょっかいを出し始める透。うんざりしている剛をよそに「うるさくてもお兄ちゃんは言うべきことは言うよ」と話しかけ、続けて「お前の小説全然売れないな、ていうかお前旅が好きだよな、だから韓国まで来たんだろ、いや違う、生活に困ってたのか」と言う。剛はたまらなくなり「お前マジ勘弁してくれ、そのデリカシーの無さやばいぞ、お前のせいでこんな事態になっているんだぞ」と淡々と詰め寄るが、透はのらりくらり「お前って言うな、お兄ちゃんと言え」と適当にかわしてしまう。この池松さんとオダギリさんが織りなす兄弟ならではの軽快なやりとりも本作の魅力の1つ。疎遠だった兄弟は、この旅を通してどんな変化を見せるのか注目だ。【恋愛編】ソウルのショッピングセンターの一角で、剛は観客のいないステージに立つソル(チェ・ヒソ)を目撃する。元・人気アイドルで歌手のソルは、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、若くして亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。市場で再びソルを見かけた剛は言葉が伝わらないことを知りながら、泣いているソルをほっておけず、「大丈夫ですか」と日本語で話しかける。ソルは剛に気づくが、自分を見ながら笑っている剛に対して「なに笑ってるのよ!」と一蹴。その後、江陵行きの列車で再会した剛とソルは、それぞれの行き先を目指しながら旅を共にすることに。ソルの「あなたは私の言葉が理解できないからこっそり弱音をはいているだけ」と剛につぶやく。そして剛は言葉が分からないながらも、サングラス奥のソルの悲しげな表情を心配し寄り添っていく。映像には、旅を共にするうちに、同じ痛みを抱えていたこと、2人とも“天使“を見たことがあったことなど、しだいに距離が縮まっていく2人の様子が映し出されている。「あなたは私の運命の人なの?」最後に流す2人の涙の理由とは――。剛とソルの関係の行方も見逃せない。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月15日映画『アジアの天使』より、公開に先駆けて池松壮亮、チェ・ヒソ、佐藤凌の撮影の合間を映し出すメイキングムービーが到着した。池松さんが演じているのは、主人公のシングルファーザー、青木剛。その息子・学役は、子役の佐藤凌が演じ映画デビュー。そしてチェ・ヒソは、元アイドルで売れない歌手のチェ・ソルを繊細に演じている。到着したメイキング映像では、食卓を囲むシーンの合間に、つまみ食いをする佐藤さんとそれを見ている池松さんとチェ・ヒソ。まるで家族のような、ほっこりする撮影の裏側が公開。クランクアップ後の挨拶では、思わず涙する佐藤さんの姿も収められ、そこへすかさずチェ・ヒソが寄り添い、抱きしめる微笑ましい一幕も。オール韓国ロケで挑んだ本作。舞台で演技経験を積んだ佐藤さんは、今回オーディションで選ばれ、母親と一緒に韓国に渡り、2020年2月から1か月半に及ぶ韓国での撮影を行った。まだ8歳の佐藤さん。撮影中は、母親と二人三脚で演技の練習をして撮影に臨んだそうで、演じた役については「お母さんを亡くした学は、お母さんに会いたいと思っています。韓国に渡ってとても勇気がある子だと思います」と話し、思い出に残っているシーンは“学が海を見に行くシーン”だといい、「学は、海にいったらまたお母さんにまた会えるんじゃないかと思っているんです」と代弁。さらに、学が大切に持っている海辺での家族写真についても触れ、学がところどころで写真を眺めるシーンが印象的だとも語っている。そして佐藤さんは、池松さんについて「僕の撮影が終わるまで待っててくれたり、オレンジジュースを買ってくれたり、本当に優しくしてくれました」と撮影の合間も池松さんは父親ぶりを発揮していた様子。一方、池松さんも佐藤さんについて「まだ8歳の凌が韓国にきて、初めて映画という冒険に参加していましたので、僕自身も、凌自身もこの撮影が人生の特別な時間になったらいいなと思っていました」と話し、「父親としてなのか、同じ俳優としてなのか、男としてなのかは分かりませんが、凌の成長を見たかったというのはあります」と思いを明かしている。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月08日池松壮亮とオダギリジョー、韓国のチェ・ヒソやキム・ミンジェらを迎えた石井裕也監督の最新作『アジアの天使』。オール韓国ロケで挑んだ本作から、2つの家族をとらえた予告編が解禁となった。予告編には、心機一転、一人息子を連れて決死の覚悟で韓国にやってきた剛(池松壮亮)を「シャレだろ」と一笑に付しながら迎える兄(オダギリジョー)という、ぎくしゃくした兄弟のやりとりから始まる。韓国語も話せず新天地での生活を不安に思っている剛に、兄は「この国で必要な言葉は『メクチュ・チュセヨ』(ビール下さい)と『サランヘヨ』(愛してる)」と説く。そして、あるとき剛は、一人で泣き伏せている韓国の歌手ソル(チェ・ヒソ)と出会い、日本語で励ますが、その善意は伝わらない…。映像には、本作で本格的な共演を果たす、池松さんとオダギリさんのコミカルなやりとりが収められているほか、「異国の地で、不思議な旅が始まる」という言葉と共に、偶然の出会いをきっかけに、心に傷を負った日本と韓国の2つの家族が旅に出て、道中起こる様々な出来事を共に体験し、時には悪化した日韓関係についての話をしながらもビールを飲みかわし、同じ食卓を囲む1つの家族のような姿が映し出される。そして、「この広い世界、どんな天使がいてもいい」という言葉と共に、剛とソルが「見た」という摩訶不思議な“天使”の姿もしっかりと映し出されているが…。劇中に登場する、ヘンテコな天使とは!?剛とソルが出会ったことのある“天使”は、東洋のおじさんのような姿で、人の肩を噛むという、一風変わった天使だった。石井監督は、自身が手掛けた、オダギリさん主演のTVドラマ「おかしの家」(2015年10月/TBS系)でも使用していた“人を噛む天使”というキャラクターを本作の2つの家族をつなぐ要素として登場させている。天使は一般的に西洋の美しい少年のようなイメージになりがちだが、この“ヘンテコな天使”は「天使というのはこうあるべきだ」という、誰かが勝手に決めた価値観や固定観念にとらわれなくてもいいという作品全体のメタファーにもなっているという。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月28日池松壮亮やオダギリジョーが出演する、優しさと力強さが調和した人間ドラマであり、誰も見たことのないアジアの家族映画『アジアの天使』より、3種類のメインビジュアルが到着した。事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たちという、どん底に落ちた日本と韓国の2つの家族を描く本作。今回公開されたビジュアルは、池松さん演じる主人公・青木剛の背中に天使の羽が生えている写真や、2つの家族がおんぼろトラックと一緒に写るカットが使用されている。また、韓国語版のタイトル『あなたは信じないだろうけど』がハングルで表記されたビジュアルでは、砂浜でそれぞれが上を見上げるカットが使用され、“天使と出会った”というキャッチコピーも添えられた。今回、このビジュアルのデザインを手掛けたのは、昨今、日本の多くの映画ファンから注目されている韓国のデザイン会社「propaganda」(プロパガンダ)。できる限り文字情報などをそぎ落とし、余白が多く、シンプルなことがデザインの特徴としてあげられ、『溺れるナイフ』、『愚行録』、『あん』などの日本映画や、『はちどり』、『新感染ファイナル・エクスプレス』、ドラマ「愛の不時着」の韓国版ビジュアルが話題となった。本作は韓国チームとタッグを組み、韓国オールロケを敢行しており、宣伝ビジュアルにおいても日本と韓国のコラボレーションが実現した。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月18日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な流行によって、1年の開催延期が決定された東京五輪。開催日は2021年7月23日に変更されましたが、同年5月現在、コロナウイルスは終息するどころか、さらに感染を広げています。東京五輪を開催すれば、世界中の選手が来日する上、多くの医療従事者が協力を求められることに。開催に対し、「今はそんな場合ではない。中止にするべきだ」という声が相次いでいます。東京五輪の反対意見ついて、池江璃花子選手が持論を展開白血病の治療で一度は東京五輪の代表の座を逃したものの、開催の延期によって奇跡的に内定をつかんだ競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。同月7日、池江選手はTwiterで「辞退してほしい」「開催の反対に声を上げてほしい」といった意見が寄せられていることを明かしました。そういった東京五輪の開催反対を求める声に対し、池江選手は丁寧な言葉で持論を展開しています。いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 池江選手だけでなく、きっと多くの選手がコロナ禍での開催に不安を感じているでしょう。しかし、五輪開催の決定権は選手にはありません。現在も選手たちは、私たちと同じように感染や重症化のリスクにおびえながら生活を送っています。決定権のない選手にそういった言葉を投げかけるのは、見当違いといえるでしょう。一連の投稿に対し、合計でおよそ40万件もの『いいね』が寄せられました。文章を通して、池江選手のもどかしい気持ちは多くの人に伝わったようです。・選手個人にそんなことをいってもね…。企業の不祥事で社員を叩くようなものでは?・五輪開催反対の気持ちは分からないでもないけど、選手に「辞退しろ」というのは違うでしょ。・すごく言葉を選んで発言してるのが伝わってくる。お門違いの批判だよ…。五輪は多くのアスリートにとって世界の頂点であり、あこがれの場所。だからこそ、今の状況は心苦しいものでしょう。「今やるべきことをまっとうし、応援してくれる人の期待に応えたい一心でいる」という池江さんの言葉は、きっとほかの選手も同じはず。東京五輪がこの先どうなるかは分かりませんが、懸命に練習している選手個人に中止を求める声がなくなることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月08日舞台「錆色のアーマ」シリーズの最新作「外伝 -碧空の梟-(あおのふくろう)-」が現在上演されている。開幕直前に、出演者の黒氷役・平田裕一郎と藤白役・石渡真修に話を聞いた。「去年、上演が延期になってしまい、この度ようやく届けられる。その喜びが一番大きいです!」と平田が話すように、’20年6月の上演が延期され、今回は満を持しての開幕となった本作。出来上がった作品について石渡は「いい意味で一回じゃ見きれません。劇場が円形なので場所によって見える物語が違いますし、今まで以上にキャラクターたちの関係性に特化した作品になっているので」と自信をのぞかせた。戦乱の世を舞台に、天下統一を夢見た男たちの生き様を描き出す、史実に基づいたオリジナルストーリーを描いてきたシリーズだが、今作は初の外伝。秀吉との戦を脱し、紀州の山奥に里を移そうとしていた紀の国、雑賀衆が、謎多き梟の橘三兄弟と交錯していく、新たな“巡り合わせ”の物語が紡がれる。劇中で描かれるものはなにかと尋ねてみると、石渡は「愛憎」、平田は「愛」と少し違った答え。石渡は「憎しみと愛は紙一重だなと感じる作品です。その表現は舞台セットを使ってうまくあらわれていると思うので、そこにも注目していただければ」、平田は「兄弟、仲間を思う愛が、形は違えどそれぞれのテーマになっていると思いますね」と語る。新キャラクターの「橘三兄弟」についても「三人のバランスが絶妙で、見ていて、切なく愛おしいです」(石渡)、「三人の絆が素晴らしくて毎回涙腺がやられます」(平田)と話すなど、さまざまな面から心揺さぶられるストーリーになっているようだ。いわゆる“2.5 次元舞台”の流れとは逆で、まず舞台版が生まれ、そこからメディアミックス展開を図っていく“逆 2.5 次元”の「錆色のアーマ」プロジェクト。原作となる舞台シリーズの魅力を、第一弾から出演する平田は「まずはタイトルでもある”武器“。アーマがそれぞれカッコいいです。あとは人間臭さや、キャラクターの背景にある苦悩や葛藤、友情が描かれていること。どっぷり引き込まれますよ」と語る。さらに出演者にとっての魅力は、第二弾から出演する石渡は「キャラクターを自分が作ること。役者の力量が試されますし、だからこそ魅力的になるよう作れることは、役者にとっての魅力でもあります」。平田が「“梟”の三兄弟と鶴首の悲しくも温かい絆の物語ですが、個人的には、黒氷(平田)と藤白(石渡)の友情物語でもあります。前作より濃くなった白黒コンビにも注目してもらえたら!」と一押しする本作は、4月29日(木・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブ eXにて上演中!文:中川實穗
2021年04月21日西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間西麻布の住宅街にひっそりと佇む小さな店お店があるのは根津美術館の交差点から5分ほど進んだ先。人通りもまばらな西麻布の住宅街の一角で、屋号の看板も小さく、ともすれば見落としてしまいそうな店構えが、デートにもぴったりな隠れ家の雰囲気を演出しています。目の前で繰り広げられる見事な職人技も楽しみのひとつカウンターを中心とした約10坪の店内は、天井が高く広々と感じられる居心地のいい空間で、接待や少し特別な日の食事などにもぴったりです。数寄屋風のインテリアに、あえてヨーロッパ風に設えた板張りの床も違和感なく調和しています。食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理ここで楽しめるのは、大阪で腕を磨いた店主の先崎真朗さんによる関西割烹。出身地である九州の食材をふんだんにつかったコース料理を提供しています。料理自体はいたってシンプルでありながら、食材の組み合わせや器のチョイスで華やかさも演出。ここからはコースの中の一例をご紹介します。コース料理:おまかせ 15,000円~まろやかな酸味が素材を引き立てる『毛蟹とウニの土佐酢和え』先付けの一例『毛蟹とウニの土佐酢和え』。酢に鰹出汁や柑橘を加えて仕立てる土佐酢と、旨み濃い旬の魚介が絶妙な相性です。甘みある野菜と蟹を出汁が包み込む『蟹真丈 蕪のみぞれ仕立て』伝統的な懐石のなかで、先崎さんが特にこだわるという『お椀』の一例。この日は松葉ガニの真丈と聖護院大根、椎茸、金時菜、めかぶを、蕪をおろしたみぞれで仕立てた逸品。上品な出汁の風味が活きた極上の味わいです。肉の旨みがダイレクトに伝わる『佐賀牛イチボの炭火焼き』焼き物の一例。この日は上質な佐賀牛を炭火でじっくりと焼き上げた『佐賀牛イチボの炭火焼き』でした。塩または出汁醤油で味わいます。日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種料理に合わせる日本酒は、「鍋島」や「東鶴」を中心に充実のラインナップ日本酒は純米から大吟醸まで常時14~15種類が並びます。特に先崎さんの出身地である佐賀の地酒「鍋島」と「東鶴」は、充実のラインナップ。さりげない対話を通して好みのものを提供してくれるので、迷ったらオススメを聞いてみてください。黒子に徹しつつ適度な会話のなかからゲストの好みや要望を汲み取ってくれる【寿修】。大切な人との食事や、特別な日を過ごすのにぴったりのお店です。料理人プロフィール:先崎真朗さん1976年、佐賀県生まれ。調理師学校では西洋料理の道を希望するも、大阪・北新地の割烹【斗々屋】の料理に衝撃を受け日本料理へ転向。【斗々屋】に入店し9年間修業を積む。その後東京に移り和食店、寿司店などで腕を磨いた後、2010年に西麻布の閑静な住宅街に【寿修】を開店、ミシュラン2つ星を獲得する。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください寿修【エリア】西麻布【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】表参道駅 徒歩10分
2021年04月10日競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、2021年4月8日、東京五輪の400メートルリレーの代表に内定。池江選手は、同月4日にもメドレーリレーで代表に内定しており、今回で2つ目の日本代表入りとなります。競泳・池江璃花子選手が東京五輪代表に白血病回復からの内定に「素晴らしい奇跡」この日、女子100メートル自由形で優勝し、2冠を達成した池江選手。2019年2月に、白血病であることを公表していたため、競泳で復活した姿は多くの人の心を打ちました。ネット上では「おめでとう!」「暗い話題が続く中でいいニュース!」などの声が上がっています。池江さんの輝く姿は、同じく白血病を患っている人たちへの励みにもなるでしょう。これからも、努力し続ける池江選手を応援したいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月08日2021年4月4日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、東京五輪の代表に内定しました。池江選手は100mバタフライ決勝で57秒77の記録を打ち出して優勝。また、400mメドレーリレーの派遣標準記録を突破しています。インタビュー中では感極まり、美しい涙を流した池江選手。代表の内定について、このようにコメントをしています。「57秒台が出るとは思わなかったし、リレーの派遣標準記録も切れると思わなかった。一番戻ってくるのが時間がかかる種目だと思っていた。優勝も狙っていなかったけど、何番でもここにいることに幸せを感じようと思った。仲間たちが全力で送り出してくれて、とても幸せ。本当にうれしかった。言葉にできない。ものすごく自信がついたレースだった」サンケイスポーツーより引用池江選手は2019年2月に、白血病であることを公表。当時、東京五輪は2020年に開催が予定されていたため、多くの人から惜しむ声が寄せられていました。五輪は多くのアスリートにとって、目標といえる大会です。池江選手は白血病の発覚に加え、東京五輪への出場が絶望的だったことに大きなショックを受けたことでしょう。つらい治療を乗り越えた後、リハビリや練習に励んできた池江選手。今回の内定に対し、多くの人から祝福する声が寄せられています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月04日バラエティ番組『林先生の初耳学!』(TBS系)に出演している、塾講師でタレントの林修さん。2021年3月28日の放送では、俳優の大泉洋さんと対談しました。林さんは、予備校で現代文を教える現役の講師。同月現在も、授業をしているといいます。林修、国語よりも好きなのは…大泉さんの9歳になる娘さんは、そんな林さんにどうしても聞きたい質問があったようです。それが、「林先生は算数と国語どちらが好きですか」というもの。大泉さんは、娘さんに林さんが現代文の講師をしていることもあり、「それは国語でしょ」と話したそうですが、実際は違ったようです。林さんは、「それは迷うことなく算数ですね」と算数を選んだ理由を語りました。ものごとをきちんと考える習慣が付きますよね。いろんな条件が変わってくる。その中で、いわゆる定数・変数、変わらない部分と変わる部分。どこをどう条件を変えて問題を解けばいいか。この頭の使い方は社会でもやっていますからね。林先生の初耳学!ーより引用予備校の講師自体も、初めは数学で採用されたという林さん。「自分が楽しいことをずっとやるほうが僕は個人的に好きです」とし、大泉さんの娘さんに「興味のあるものに集中してほしい」とコメントを寄せました。ネット上では、林さんの考えに共感する声などが上がっています。・林先生が算数が好きって答えた理由、とても分かりやすかった。・算数なんだ!意外!国語だと思いました。・生きていく上で勉強はすべて大切だと思わされる。国語や算数だけではなく、小学生の頃に学んだことはすべて社会に役立つといえます。中でも、楽しみながら、また興味を持ちながら勉強するのは、将来の自分を豊かにするためにも必要なことです。興味のあるものを見つけて学ぶことは、いくつになっても続けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月30日「最近の松さんは、お裁縫にハマっていると話していましたよ。娘さんが4月から小学校に上がるので、その準備に余念がなく、夜な夜な通学グッズを縫っているんだとか」(芸能関係者)一人娘を子育て中の女優、松たか子(43)。ギタリストの夫・佐橋佳幸(59)との間に生まれた長女は、この3月で6歳になった。わが子の進学準備に追われる私生活の忙しさに加えて、この春、松は仕事面でも多忙に。4年ぶりの連続ドラマに主演するのだ。「4月開始の『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)というドラマです。ちょっとユニークなタイトルどおり、松さんが演じる主人公はバツ3の女社長。元夫3人に振り回されるという設定なんです」(テレビ局関係者)本誌は3月半ばの日中に、このドラマの撮影に取り組む松の姿を目撃している。千葉県内の公園でラジオ体操に励むシーンを撮影中だったが、“洋服好き”の役ということで、鮮やかな黄色いスエットの上下姿が目をひいていた。ファッション面でも目を楽しませてくれそうなこの作品。一方で、発表当時からドラマ通たちが熱い期待を寄せる、別の理由もある。「松たか子主演で、坂元裕二氏が脚本。そこに松田龍平(37)も出るとなれば、名作『カルテット』の布陣だと話題なんです」そう教えてくれたのはテレビ誌記者。『カルテット』は’17年放送のTBSドラマだ。「視聴率はそこまでではなかったものの、質の高い会話劇として、熱狂的なファンが多い作品です」■『カムカムエヴリバディ』ヒロイン役のオファーが……松の連ドラ主演も、この『カルテット』以来なのだ。「松さんも“坂元さんの脚本は言葉が面白い”と言っていました。久々に連ドラ主演を決めたのは、坂元さんの脚本なら、ということもあるのでしょう」実は松、この『大豆田とわ子』のために、ある大きなオファーを断ってもいたようで――。「松さんに朝ドラのヒロイン役のオファーがあったのです。’21年度後期放送の『カムカムエヴリバディ』です」(前出・芸能関係者)同作は“朝ドラ初の3世代ヒロイン”と話題で、それぞれを深津絵里(48)、川栄李奈(26)、上白石萌音(23)が務めることが昨年末に発表されている。「深津さんが演じる役が3世代の中間の代にあたるのですが、この役の候補として当初、松さんの名前が挙がっていたのです。松さん側も検討までしていたといいます」(前出・芸能関係者)朝ドラヒロインという大役に、松側も興味はあったようだが……。「最終的にこの打診を断ることに。『大豆田とわ子』と撮影スケジュールが重なっていたようですね」朝ドラに“NO!”を出してまで挑む今作。通も唸る演技派ママ女優の熱演の凄味を、テレビで毎週見られるのはもうすぐだ。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年03月30日リカー・イノベーション株式会社は、同社が運営するお酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」にて、TVアニメ「おそ松さん」とコラボした「ほろ松さんのフルーツ酒」を、2021年2月10日(水)17:00より、KURANDオンラインストア特設ページにて期間限定で受注販売を開始します。「ほろ松さんのフルーツ酒」「ほろ松さんのフルーツ酒」のラインナップは、メインキャラクターのテーマカラーをイメージした6種類のフレーバー。ラベルには、今回のために【完全描き下ろしイラスト】を使用しています。さらに、購入特典として、対象キャラクターの限定白雲石吸水コースターをそれぞれセットでお届け。6本セットでご購入いただいた方には全キャラクターの限定白雲石吸水コースターに加え、特別なシークレット特典が用意されています。【ほろ松さんのフルーツ酒 いちご】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:6%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野おそ松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。いちごの果肉がたっぷり入った贅沢な味わい。いちごのフレッシュな香りと甘み、爽やかな酸味が特徴です。ロックやソーダ割でスッキリ、ミルクと割って濃厚に。様々な飲み方でお楽しみください。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 ブルーベリー】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:7%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野カラ松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。ブルーベリーを贅沢に使用し、果肉まで楽しめる1本です。上品な甘みと酸味がぎゅっと詰まった濃厚な味わい。ブルーベリーの鮮やかな色合いは、透明のグラスに注いでお楽しみください。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 キウイ】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:6%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野チョロ松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。キウイの果肉がたっぷり入った贅沢な味わい。キウイを食べているかのような爽やかな酸味と香りがしっかりと感じられます。ロックやソーダ割はもちろん、ヨーグルトにかけていただくのもおすすめ。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 ぶどう】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:7%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野一松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。ぶどうの果肉がごろごろ入った、贅沢な1本。ぶどうの濃厚な甘みと香りは、まるでぶどうを食べているかのよう。ストレートやロックで素材の味わいを存分に楽しめます。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 レモン 】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:7%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野十四松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。レモンの酸味が鼻に抜ける爽快感のある味わい。レモンの果汁感があふれるジューシーで甘酸っぱい風味豊かな飲み心地が楽しめます。ロックやソーダ割のほかにも、紅茶で割っても相性抜群。◯製造元:北岡本店◯URL:【ほろ松さんのフルーツ酒 ピーチ】◯酒類:フルーツ系リキュール◯アルコール度数:6%◯容量:720ml◯コンセプト:TVアニメ『おそ松さん』に登場する「松野トド松」をイメージした、オリジナルラベルのお酒です。ももの果肉が入った、とろりとしたテクスチャーの濃厚な味わい。ももの香りと柔らかな甘みが口いっぱいに広がります。そのまま飲んでも、アイスにかけても美味しく楽しめます。◯製造元:北岡本店◯URL:購入特典「限定白雲石吸水コースター」白雲石とは石灰を固めたもので、しっとりとしたチョークのような質感と、豊富な吸水製が魅力です。グラスの水滴などもスピーディーに吸水してくれるので、デスク周りでも安心して使用できます。六角形の形がおそ松兄弟を連想させるこのコースターは、それぞれのテーマカラーで色分けされていて、思わず全種類そろえて並べたくなってしまいます。期間限定での受注販売となっているので、”推し松”の「ほろ松さんのフルーツ酒」を忘れずに予約しておきましょう。◯「ほろ松さんのフルーツ酒」販売価格:【単品】各3,600円(税別)【6本セット】21,600円(税別)【参考】※KURANDオンラインストア特設ページ
2021年02月12日スノーピーク(Snow Peak)の新業態直営店「スノーピーク 豊田鞍ヶ池(仮称)」が、2021年4月以降、愛知県豊田市の鞍ケ池公園内にオープンする。「スノーピーク 豊田鞍ヶ池(仮称)」は、スノーピーク初となる都市公園内にオープンする直営店舗。鞍ケ池公園のハイウェイオアシスに隣接する高台に位置し、店内ではキャンプ用品とアパレルアイテムを取り扱うほか、レストラン「スノーピーク イート」を内包。芝生で覆われた若草山には、隈研吾とスノーピークが共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を設置し、気軽にアウトドア宿泊体験が出来る環境も整備する。また、林間エリアには手ぶらキャンプを楽しめるウッドデッキを用意。そのほか屋外で仕事やミーティングができる「キャンピング オフィス」のサービスも展開予定となっており、様々なシーンでアウトドア体験を提供していく。【詳細】スノーピーク 豊田鞍ヶ池(仮称)オープン時期:2021年4月以降
2021年02月04日新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、緊急事態宣言の発令とともに、政府は飲食店に時短営業の要請をしました。20時以降に飲食店で食事をすることができず、退勤時間が遅い人や、自炊が苦手な人からは「夜ご飯に困る」という声も上がっています。時短営業の要請を受け、『松のや』が夜弁当を販売開始牛丼チェーン店『松屋』で有名な株式会社松屋フーズが経営している、とんかつ専門店『松のや』。「外食はしづらいけどガッツリ食べたい。でも作るのは面倒…」という人に向けて、2021年1月27日から『ヤバい夜弁当』を販売開始します。20~翌朝5時のテイクアウト限定販売なので、ほかの飲食店が閉まった時間帯でも、気軽に夜ご飯を購入することができます。安くお腹を満たせる390円の弁当から、ボリューム満点な890円の弁当など、計3種類。中身も定番のとんかつだけでなく、生姜焼きやメンチハンバーグも選べます。どれも揚げ物が入っているため、「夜もがっつり食べたい」という人にピッタリです!予約サイト『松弁ネット』から注文すると受け取りの際の待ち時間が短縮され、店内の『密』を避けることもできるのだとか。仕事に疲れ、自炊する気力がない時や、夜勤の休憩時間にお腹を満たしたい時…カロリーを気にせず、『ヤバい夜弁当』で満足してみてはいかがでしょうか。【ヤバい夜弁当】価格(税込):『サービスとんかつ定食弁当』…390円(1月20日より販売中)『松のやDX生姜焼き定食弁当』790円(1月27日より販売開始)『松のやDX Bigメンチハンバーグ定食弁当』890円(2月3日より販売予定)※お持ち帰りのみそ汁は別途60円で購入可能。対象店舗:夜間営業自粛地域(弁当・デリバリー対応)の『松のや』店舗※イオン・高速PA店舗を除く、店舗により販売メニューが異なります。[文・構成/grape編集部]
2021年01月26日和栗モンブラン専門店「くり松」が、神戸・元町商店街に2021年1月23日(土)よりオープン。和栗モンブラン専門店「くり松」「くり松」は、最高級の和栗モンブランとお茶を楽しめるモンブラン専門店。兵庫県丹波地方で生産された"国内最高級"とも言われる「丹波栗」をメインに使ったモンブランを提供する。細さ"1.2mm"の絶品モンブランモンブランは、細ければ細いほど栗の風味が口いっぱいに広がる一方で、崩れやすく繊細なスイーツ。「くり松」では、オーダーが入ってから作られる、"細さ1.2mm"のオリジナル絞り器を使った絞りたてのモンブランが堪能できる。"旨・苦・甘・塩・酸" の五味で構成また、「くり松」のモンブランは、"旨・苦・甘・塩・酸" の五味で構成されているのもユニークなポイント。栗本来の旨味に加え、ブリュレの苦味やメレンゲの甘味、沖縄の塩を使用した自家製クッキーの塩味が栗の味を引き立たせる。さらに、最後に柚子の酸味と風味が加わり、さっぱりとした後味に。最後まで飽きずに楽しめる新感覚のモンブランだ。「丹波栗」のみを使用した最高級モンブランなど店内では、最高級の和栗・丹波栗のみを使った1日30食限定の"究極"のモンブランや、旬のフルーツと栗をミルフィーユのように重ねたスイーツを提供する。ドリンクは、約1,000種類の中からモンブランに合う7種を厳選。全7種から好みのお茶をセレクトして一緒に楽しむことが可能だ。また、テイクアウトメニューでは、お餅の上にモンブランを掛け流した贅沢なスイーツ「くり松千本」や、濃厚なソフトクリームに和栗、抹茶、苺いずれかのモンブランクリームをトッピングした「モンブランソフト」を用意。モンブラン好きには堪らない、充実のラインナップだ。【詳細】和栗モンブラン専門店「くり松」神戸本店オープン日:2021年1月23日(土)11:00住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-2-8 1階テイクアウト販売/2階イートイン営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)TEL:078-945-7710席数:14席メニュー例:<イートインメニュー>・「-松-最高級丹波モンブラン」2,400円+税<1日30食限定>・「-竹-季節のミルフィーユモンブラン」2,000円+税・「-梅-国産和栗モンブラン」1,800円+税<テイクアウトメニュー>・「くり松千本」1,800円+税・「モンブランソフト(和栗/抹茶/苺)」各800円+税
2021年01月16日全国的に厳しい寒さとなった、2021年1月9日。映画監督の平林勇(@hirabber)さんがTwitterに公開した1枚の写真が反響を呼んでいます。偶然がもたらした1枚寒さの影響により、庭にあるメダカの池が凍っているのを発見した平林さん。そこで衝撃的な光景を目の当たりにしました。平林さんが見つけたのは…。メダカの池が凍って、たまたま横に置いてあったモミジの鉢から葉っぱが落ちていて。 pic.twitter.com/gfoRBnelGu — 平林勇 (@hirabber) January 9, 2021 紅葉の葉っぱが散りばめられた、美しい氷!平林さんいわく、池の隣にたまたま置いてあった鉢から、紅葉の葉っぱが落ちた結果、このような氷ができ上がったのだそうです。発見した当初、池の表面に張っていた氷の周りが溶けていたため「割ることなく取り出せた」と平林さんは語っています。写真に対し、ネット上では「美しい光景に心が震えた」「自然ってすごい」「このまま保存できたらいいのに」といった声が続出しました。偶然がもたらした神秘的な光景を、写真に収めた平林さん。時間が経てば氷は溶けてしまいますが、その瞬間を切り取った写真は、多くの人の心の中でずっと残り続けるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年01月11日町田薬師池公園四季彩の杜は、同公園内の薬師池で「紅葉まつり」を開催する。期間は2020年11月1日(日)から12月6日(日)まで。町田薬師池公園の「紅葉まつり」赤に黄色、オレンジと、鮮やかな木々が園内を包み込む薬師池の秋。予想によると11月上旬から中旬頃に色付き始めるイチョウやもみじが池の表面一杯に映り込む、この時期ならではの美しい風景が楽しめる。夜間ライトアップもまた、薬師池周辺のカエデ類が色付く頃に合わせて、恒例の夜間ライトアップも実施。2020年度は旧荻野家や薬師堂大イチョウまで範囲を拡大。昼間とは一味違う、光に照らされた幻想的な紅葉も同様に見どころだ。開催概要町田薬師池公園四季彩の杜「紅葉まつり」期間:2020年11月1日(日)〜12月6日(日)会場:町田薬師池公園四季彩の杜 薬師池(野津田町3270)■紅葉ライトアップ日時:11月21日(土)~11月29日(日) 17:00〜20:00
2020年10月30日ある日、西鉄バス北九州株式会社・八幡自動車営業所前を通った木炭(@kuroguroki)さん。道路沿いの整備された溜め池のそばに、貼り紙が設置されているのを発見しました。したためられていた長文の内容は、『カメを持って行った人へ』。読む人の胸を打つ、カメ想いな内容がこちらです。ここにいた2匹のカメは、生まれてからすぐここにやって来て、育ってきました。1度も自然の中で暮らしたことがありません。近所の川や池にいるカメは、アカミミガメという、ミドリガメが大きくなった強いカメです。ここにいたカメたちは、クサガメというカメです。アカミミガメのほうが強いので、いじめられてしまうし、クサガメも外国から日本にやって来たカメなので、川や池に放さないで、大切に育ててください。カメはお魚と違って、水中では息ができません。水をたくさん入れる時は、島を作ってあげないと、泳ぎつかれて、おぼれます。水が汚れて臭くなると、カメは水を飲まなくなったり、エサをあんまり食べなくなって病気になります。毎日、水を替えてあげてください。冬の間は冬眠しますので、12月くらいに水の中にきれいな落ち葉をたくさん入れてあげてください。寒くなると落ち葉にもぐって冬眠します。冬眠させる10日くらい前から、エサを食べさせないでください。お腹の中に食べ物が残ったまま冬眠すると、そのまま死んでしまうことがあります。暖かくなると、起きてきます。お腹がビックリするので、すぐにはエサをやらないでください。色が違うけど、2匹ともクサガメのオスです。まだまだ大きくなりますので、大事に育ててください。西鉄バス八幡営業所からカメ持ってった人へ pic.twitter.com/HAuOtZSKnz — 木炭 (@kuroguroki) September 6, 2020 カメを持って行った人を責めるのではなく、ひたすらにカメのことを想った内容。文面から、この貼り紙を作成した人がどれだけ大切にカメを育ててきたのかが伝わってきます。木炭さんが写真をTwitterに投稿すると、大きな反響を呼びました。・大事に育てていたことが分かって胸が苦しい…。・切ない。こっそり返してあげてほしいな。・「返してください」と書いていないのが胸に来る。西日本鉄道株式会社に問い合わせたところ、貼り紙を設置したのは八幡自動車営業所のバス乗務員であるSさん。入社25年目の53歳とのことです。120人の従業員がいる営業所内で、主となってカメのごはんや温度管理・掃除などの世話をしていたそうです。飼われ始めた経緯と、消えた日のことカメ2匹が営業所に来たのは、2014年頃のこと。ほかの乗務員から、まだ53ほどの小さなカメ2匹をSさんが預かり、ケースに入れて営業所内で飼い始めたそうです。ケースの近くにカメたちのごはんを置いていたため、通りかかるたびに餌やりをする人もいて、営業所内の全員でかわいがっていました。それからしばらく経つと、カメたちは大きく成長し、12~133に。2020年7月26日には、ケースに2匹入れておくのが窮屈になってきたため、営業所の表にある溜め池に移して様子を見ていました。水面から縁まで153以上の距離を開け、カメが逃げ出せないように調整。また、Sさんが見たところ逃げ出そうとする様子もなかったそうです。溜め池は道路沿いにあるため、通りすがりの子供たちが楽しそうに見ていることも。Sさんの中に、「みなさんの癒しになれば」との想いも芽生えていました。消えてしまったカメたち同月30日の昼頃、Sさんが世話をしに行った時に、カメ2匹は溜め池にいたといいます。しかし、夕方には姿が見えなくなっていたのです。Sさんは営業所内で聞き取りをしましたが、カメたちの行方は不明のまま。「見つからない」と諦めて、ガッカリしてしまったそうです。溜め池の深さとカメたちのサイズから「逃げた」とは考えづらいため、「もし誰かが連れて帰ったのならば、せめて大切に育ててほしい」との思いからSさんは貼り紙を作成。小学校の時からカメを飼っていたこともあり、飼育する中で気付いたことや気を付けたほうがいいことなどを書きました。Sさんは、改めて次のように想いをつづっています。もし持って行った人がいるならば、どこかに捨てたりせずに大切に育ててほしいです。数年間世話をしていたのでさびしいことはさびしいですが、自身が子供だった時を思い出すと、カメがかわいくて持って帰ろうとする気持ちは理解できます。カメに対しては、純粋に、元気で生きていてほしいと思っています。なお、2020年9月16日現在、カメに関する連絡は何も来ていないとのこと。Sさんや営業所の人々の愛情を受けていたカメたちが、今もどこかで元気に生きていることを祈ります。[文・構成/grape編集部]
2020年09月16日10月からの第3期放送が発表されたTVアニメ『おそ松さん』。この度、66秒で第2期の内容を振り返る特別映像が公開された。TVアニメ『おそ松さん』は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた作品。第1期は2015年より放送され、2016年度流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象を巻き起こした。また2017年よりTVアニメ第2期の放送、2019年には完全新作となる劇場版『えいがのおそ松さん』を公開した。第3期放送に先立ち公開された本映像は、松野家の末弟・トド松が、第2期で登場した謎の配信チャンネル「トッティちゃんねる」を使用して、Youtuberさながらに第2期を紹介する様子が映し出された。明るく元気な口調ながらも、ドライで毒舌なトド松らしい視点から第2期や6つ子について語るほか、ラストでは第3期への本音も飛び出した。映像では、「げんし松さん」「サマー仮面」「茶髪になったチョロ松」など、第2期で話題となったシーンもふんだんに盛り込まれ、第1期から変わらない6つ子達の姿が蘇る。また、第2期の振り返り特設サイト『松まとめ2』も開設。藤田監督、シリーズ構成の松原秀、第2期でキャラクターデザインを担当した浅野直之、第3期からキャラクターデザインを務める安彦英二らメインスタッフと、6つ子声優陣含む豪華キャスト総勢12名が選んだ第2期のお気に入りのエピソードを視聴できるほか、それぞれが選んだエピソードに関するコメントも寄せられた。TVアニメ『おそ松さん』10月から第3期放送
2020年08月21日