連続ドラマ初主演を果たす池松壮亮、そして原作者・福本伸行推薦のリリー・フランキーら日本映画界を代表する豪華キャストで贈るテレビ東京・土曜ドラマ24「銀と金」。このほど、本作の主題歌に、本人の露出が一切ない中で独自の世界観が話題を呼んでいるロックバンド「amazarashi」の「ヒーロー」が決定。合わせて、強烈なインパクトのキービジュアルも解禁となった。うだつの上がらない森田鉄雄(池松壮亮)は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルに逃げることで発散していた。負けが続く素寒貧の森田は、競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー、平井銀二(リリー・フランキー)に出会う。銀二の悪党ぶりと、億を超える大金をたやすく手に入れる天才的な才能に憧れ、「銀を超える金(キン)と呼ばれる人間になりたい」という志を抱き、欲望渦巻く裏社会へ足を踏み入れる鉄雄。悪党たちが巣食う裏社会で、大金を手にするために命を懸ける「悪」vs「悪」の心理戦。果たして、一文なしの鉄雄は、大金を手にし、大物フィクサー“銀王”こと銀二を超えられるのか…?本作は、何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた青年が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサーと出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを、経済的にも精神的にも粉砕させたうえ、多額の金を奪い取る魑魅魍魎のブラックエンターテインメント。そのテーマは、巨額の金額を賭けた“怒涛の心理戦”。標的とするのは、銀行、大企業、資産家…そして、政治家たち。我欲むきだしの権力者たちから、何千万、何億、何百億という金をあらゆる手段で奪い取る。胃を締め付けられるような緊張感と、心臓が飛びだすかのような大どんでん返し。「カイジ」「アカギ」の漫画家・福本伸行が描く、命を懸けた攻防戦を圧倒的な世界観で映像化する。そんな本作で主題歌に起用されたのが、ロックバンド「amazarashi」。青森県在住の秋田ひろむを中心として結成された彼らは、日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、“雨ざらし”だが「それでも」というところから名づけられたという。「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持つ。2月にリリースされたフルアルバム「世界収束二一一六」はオリコンアルバム ウィークリーチャート4位にチャートイン。CGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したミュージックビデオでは文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞するなど、国内外で高く評価されている。「amazarashi」の秋田さんは、本作に対し、「僕は悪党に憧れます。社会から逸脱することもいとわず、無限の欲望や野心を原動力に、刹那的に疾走する人間たちに憧れます。このドラマの彼ら彼女らは僕にとってのヒーローです」と、主題歌のタイトルに掛けてコメント。「悪党たちの息もつかせぬ化かし合い、出し抜き合い。社会を裏側から覗いた人間たちの凄味ある人生哲学。そして何よりかっこいい悪党たち。この物語に僕らの楽曲を採用していただき、とても光栄に思っています。僕らの楽曲が、このドラマを彩る一助になれるよう願っています」と語る。彼らの美しくも残酷な音楽やメッセージ性の強い歌詞などが、強い説得力を持ちながら観る者の痛烈に心に突き刺さること間違いなし。力強くて、でも純粋で繊細なボーカルと美しいピアノの旋律、そしてその詩の世界が、心がざわざわする本作をいっそう盛り上げることになりそうだ。「銀と金」は2017年1月7日(土)より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。※Amazonプライム・ビデオにて放送1週間前の1月1日(日)0時から独占先行配信。(text:cinemacafe.net)
2016年12月15日「カイジ」「アカギ」などカリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の同名漫画を原作に、池松壮亮主演で実写化する来年1月期放送の新ドラマ「銀と金」。この度、本作の新たなキャストとしてリリー・フランキーの出演が決定。併せて、本作の特報映像が番組公式Webサイトにて公開されている。うだつの上がらない森田鉄雄(池松壮亮)は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルに逃げることで発散していた。負けが続く素寒貧の森田は、競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー平井銀二に出会う。銀二の悪党ぶりと、億を超える大金をたやすく手に入れる天才的な才能に憧れて、「銀を超える金(キン)と呼ばれる人間になりたい」という志を抱き、欲望渦巻く裏社会へ足を踏み入れるのだった…。悪党たちが巣食う裏社会で、大金を手にするために命を懸ける「悪」vs「悪」の心理戦。果たして一文無しの森田は、大金を手にし大物フィクサー銀二を超えられるのか――!?すでに、連続ドラマ初主演の池松さんが未だ何者でもない森田鉄雄役を演じることが決定しているが、この物語のもう一人の重要人物で、裏社会を仕切る大物フィクサー“銀王”こと平井銀二役をリリーさんが演じることが決定!イラストレーターやライター、エッセイスト、小説家などマルチタレントとして多方面で活躍し、さらに数々の映画・ドラマにも出演し、『そして父になる』では、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞等を受賞するなど、いまや映画界には欠かせない存在であるリリーさん。「発表まで『銀二は誰だ?』と、この作品の期待値が高まっているため、今回の銀二という大役への責任を感じています」と話すリリーさん、「連続ドラマの現場はあまり経験がなく、大変さもありますが、一緒にやっている人たちがおもしろいので、新しいものが創造されるのではないかと期待しています」とコメントした。原作者の福本氏は「僕が平井銀二をリリー・フランキーさんにやってもらいたかったのは、役者リリーさんでなく、人間リリーさんの“清濁併せ呑む”雰囲気…それがもたらす、えも言えぬ迫力。要するに、悪人足りうる素質、素養をリリーさんに感じたからです!」と思いを語り、「リリーさんなら、ある意味、素で、平井銀二、いけるんじゃないかな…って思いました!(笑)これはもちろん、絶賛、誉め言葉です!リリーさん、頑張って下さい!」と期待の言葉を寄せた。また原作にも登場し、銀二と共に“命を賭けた攻防戦”を繰り広げる安田、巽、船田役も併せて発表。警視庁OBで、かつての人脈を使い銀二をサポートする安田巌役にマキタスポーツ、元新聞社で銀二たちが出入りするバーを切り盛りしている巽京子役に臼田あさ美、元特捜部検事で切れ者の船田正志役に村上淳が決定。マキタスポーツさんは「自分の世界と関係ないように見えて、実は遠くなく、会社の中で自分がどう立ち振る舞っているのかということとかとすり合わせて重ね合わせてドラマを見ることができるんじゃないかなって思います」とドラマについて語り、「とにかく池松君。池松君の瞳にやられると思います。池松君がニコって笑ったときに、視聴者のザッピングを止める力があるんじゃないかと思います(笑)」と見どころを語る。臼田さんは「原作では男の人のキャラクターをやっているので、またドラマは別のものになっていると感じています」とコメント。また、福本作品はすごく惹かれると話す村上さんは、「僕はVシネマというもので育った世代なのか環境だったのかもしれませんが、2017年に『銀と金』をこのキャストとやれることは、身が引き締まる思いです」と心境を語り、「僕が演じる船田。実写にあたり制作陣および役者陣が必ずあたる、どこまで原作のファンの方々へ寄り添い、そして裏切れるかです。2017年バージョンとして船田に責任をもって挑ませていただきます」と意気込んだ。「銀と金」は2017年1月7日より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。※Amazonプライム・ビデオにて1月1日(日)0時から独占先行配信。(cinemacafe.net)
2016年12月06日映画『海よりもまだ深く』のBlu-ray&DVD発売記念トークイベントが11月26日(土)、都内にて開催され、是枝裕和監督と俳優の池松壮亮が登壇。お互いの印象や、撮影エピソードを語った。同作は、15年前に文学賞を一度とったきり、息子としても、夫としても、父親としても情けない良多(阿部寛)が主人公の人間ドラマ。池松さんは、良多が「小説のための取材」と称して勤めている探偵事務所の相棒・町田健斗役を演じる。第69回カンヌ国際映画賞「ある視点」部門に出品され、北欧ノルウェー最大の国際映画祭である第26回フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭でグランプリに相当する「シルバー・ミラー賞」を受賞するなど注目を集めている同作を、是枝監督は「ひと区切りになる作品」とふり返った。続けて、池松さんを起用した経緯を尋ねられると、是枝監督は、池松さんが出演するテレビCMを見た際に「この子、会いたい」と思ったエピソードを回顧。一方の池松さんは、10代のころから是枝監督の作品をたくさん見ているそうで、「『自分は俳優をやる』と決めた時点で、『この人の作品に出なかったら嘘だな』というくらい…」などと是枝作品への憧れを言葉にした。MCが「先ほど楽屋で、『現場でもお2人は、まだあまりしゃべったことがない』と聞きましたが、今日は、“初対面デート”みたいな感じです」とジョークを交えてイベントを盛り上げ、トークは佳境に入った。是枝監督は、撮影現場の様子を、「それほど(池松さんと)言葉を交わさなくても、『なるほど、こういう解釈で来たのだな』というようなキャッチボールは裏側ではできていたと自分では思っています」と述懐。池松さんは、「台本の見開き1ページめに、成りたい大人にみんな成れるわけじゃない、という一文が入っていて、掴まれたといいますか…」などと、同作に引き込まれた様子を紹介した。池松さんの印象を質問された是枝監督は、「色っぽいよね。若いのに」と回答。「あと、決して自分の生理を越えて声を張ったりとかは一切しないですから」とも。池松さんは「僕だってちゃんと声を出すことはあるのですよ」と突っ込みを入れたが、是枝監督のもとでは「嘘をつかなくてもよい環境をいただけるので」と感謝の言葉を口にする一幕もあった。他にも、“自己実現できなかった大人”というテーマに対する是枝監督の考えや、池松さんが自身のことを「敗者」だと思っているエピソードなどが語られ、ファンは2人の話に熱心に耳を傾けていた。イベントの最後、マイクを持った是枝監督は「現場よりはずっと2人で話ができたので、ちょっと交流が深まったかな」とコメントし、笑いを誘った。映画『海よりもまだ深く』のBlu-ray&DVDは、発売中。(映画『海よりもまだ深く』Blue-ray&DVD発売記念トークイベント)
2016年11月26日赤塚不二夫生誕80周年を迎える2015年にテレビアニメ化され社会現象を巻き起こしたアニメ「おそ松さん」と、「サンリオキャラクターズ」のコラボレーション・シリーズ「おそ松さん×SANRIO CHARACTERS」の、各キャラクターの組み合わせとデザインが公開された。マンガ家・赤塚不二夫が「週刊少年サンデー」(小学館)で1962年に発表し、爆発的大ヒットとなった「おそ松くん」。伝説のギャグマンガをもとに、1988年版以来27年ぶり、3度目のアニメ化として放送されたのがTVアニメ「おそ松さん」だ。主人公たちは成長して大人になっており、個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるハイテンション展開が話題に。さらに櫻井孝宏をはじめ、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、鈴村健一ら超人気声優陣の集結でも大きな注目を集めた。今回のコラボは「女の子にモテない6つ子たちが、女の子にモテるサンリオキャラクターズになりたい!」というコンセプトのもと、6つ子たちとハローキティをはじめとするサンリオキャラクターとのコラボレーションデザインを「サンリオ」が作成。各キャラクターの組み合わせは、「おそ松さん」の6つ子の各イメージカラーや性格と合うサンリオキャラクターをペアに。「おそ松×ハローキティ」「カラ松×タキシードサム」「チョロ松×けろけろけろっぴ」「一松×ニャニィニュニェニョン」「十四松×ポムポムプリン」「トド松×マイメロディ」と、それぞれの特徴に合ったペアデザインが施され、これまでにない世界観を実現している。デザインラインアップは現在3種類。今後、雑貨、アパレル、文具などの商品となって発売される。本コラボレーションは、2017年6月末までの期間限定で行われ、今後も新商品やイベントなどが企画中だという。(text:cinemacafe.net)
2016年11月25日俳優の柄本時生が、17日に放送されたTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜21:57~22:54)にゲスト出演。俳優の池松壮亮、女優の前田敦子、高畑充希との集まり「ブス会」について語った。柄本は、「ブス会」という名前について、「ご飯食べに行ったときにあっちゃん(前田)とみっちゃん(高畑)が『私たちブスだから』と言って、池松が『お前ら本当ブスだよな』と言ったら、次の日に『ブス会』というLINEグループが送られてきた」と説明し、「コミュニティの写真は僕だった」と苦笑した。また、「ブス会」の掟として、「前田敦子を"姫"と呼ばなければいけない」と告白。「気付いたらみんなで"姫"と呼んでいて、AKB48でずっとやっていたから電車にあまり乗ったことがないというので『お姫様みたいだね』って」と語った。さらに、「隠し事は絶対禁止!」というルールも設けていることを明かした。「ブス会」のメンバーの中でも、柄本は前田から週2ペースで呼び出されるそうで、「連絡が急にきて、『仕事終わったら連絡して』って。呼ばれて(行くと)、ずっと携帯いじってますね。話があるわけでもなく2時間ずっと」と説明。VTR出演した前田は、柄本を呼び出す理由について「害がないから」「お互い恋仲になることが絶対ないから呼び出しやすい」などと語った。
2016年11月18日俳優・池松壮亮が、テレビ東京系土曜ドラマ24『銀と金』(2017年1月スタート 毎週土曜24:20~24:50)に主演することが17日、わかった。同作は『カイジ』『アカギ』などのギャンブル漫画でカリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の同名コミックを実写化。福本ファンの間では最高傑作と謳われており、一文無しの主人公・森田鉄雄(池松)が大物フィクサー・平井銀二に出会い、「銀を超える金と呼ばれる人間になりたい」と裏社会に足を踏み入れていく。連続ドラマ初主演となる池松は「原作のもつパワーに圧倒され、この度、連続ドラマ初主演という大役を務めさせて頂くことになってしまいました」と主演の感想を述べる。「”ちょうど良さ”が主流となってしまったこの時代に逆らって、勝つか負けるか、1ヶ月半このチームで突っ走ってみようと思います」と意気込みを語った。原作者の福本は「『銀と金』は、麻雀漫画以外で、僕が初めて評価を得た漫画です。僕の漫画の中で、『銀と金が、一番好きだ』と言うファンの方によく会います」と、作品への思い入れを示した。「今回、森田鉄雄役を池松壮亮さん。(映画『紙の月』観てました!)また、平井銀二役を、とあるいぶし銀俳優!(僕が是非に…と、推薦しました!)この素晴らしい2人のタッグで、テレビドラマ化!」と未発表の俳優も匂わせつつ、「僕の人生に、またひとつ、僥倖が舞い降りました」とドラマへ期待を寄せた。編成局ドラマ制作部 松本拓プロデューサーも「15年前、この原作に出会った時、高校生だった私は、凄まじい衝撃を受け、夜通しで読破したことをよく覚えています」と、作品への思い入れはたっぷり。「もはや、未だかつてない面白いドラマが出来上がることは確実。テレビ東京の深夜ドラマに、また一つ、革命を起こします」と、力強く宣言した。同作のドラマ化はSNSでも大きく反響を呼び、Twitterでは「ざわ…」「ざわ、、、ざわ、、、」「ざわ…ざわ……」という声にあふれていた。
2016年11月17日「カイジ」や「アカギ」などで知られる人気漫画家・福本伸行の「銀と金」が来年1月期放送のテレビ東京にてドラマ化されることが決定。主演に俳優・池松壮亮が抜擢され、連続ドラマ初主演を務めることが分かった。うだつの上がらない森田鉄雄(池松壮亮)は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルに逃げることで発散していた。負けが続く素寒貧の森田は、競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー平井銀二に出会う。銀二の悪党ぶりと、億を超える大金をたやすく手に入れる天才的な才能に憧れて、「銀を超える金(キン)と呼ばれる人間になりたい」という志を抱き、欲望渦巻く裏社会へ足を踏み入れるのだった…。悪党たちが巣食う裏社会で、大金を手にするために命を懸ける「悪」vs「悪」の心理戦。果たして一文無しの森田は、大金を手にし大物フィクサー銀二を超えられるのか――!?原作は、ギャンブル漫画の第一人者で、「カイジ」や「アカギ」を筆頭に、カリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の同名漫画。福本ファンの間では、最高傑作と謳われることもある渾身の名作だ。また、福本作品が民放で連続ドラマ化するのは今回が初。福本氏は作品について「麻雀漫画以外で、僕が初めて評価を得た漫画です。僕の漫画の中で、『銀と金が、一番好きだ』と言うファンの方によく会います。僕自身が、世の中に認められよう…と、ギラギラしていて…、その熱が籠められた作品だからかもしれません」と思い入れも強いと話す。そして主人公・森田鉄雄を務めるのは、現在公開中の『デスノート Light up the NEW world』に出演中の池松さん。過去には日本の主要映画賞で4つの助演男優賞を受賞し、ドラマ「MOZU」シリーズでは双子の殺し屋の役を一人二役で演じ、エランドール賞新人賞も受賞するなど、名実ともに映画界で最も注目される若手俳優の一人。原作のもつパワーに圧倒されたと話す池松さんは「30分×12話という長い時間をかけて、まだ何者でもない森田鉄雄という男が何に絶望し、何に出会い、何を想い、何に挑むのか。ゆっくりと探していけたら」とコメントし、「“ちょうど良さ”が主流となってしまったこの時代に逆らって、勝つか負けるか、1か月半このチームで突っ走ってみようと思います」と意気込みを語った。また、すでにドラマはクランクイン済みだそうで、池松さんについてプロデューサーは「ワンカットワンカット、彼の素晴らしいお芝居にしびれています。もはや、未だかつてない面白いドラマが出来上がることは確実」と期待も寄せている。なお、森田が出会う競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー平井銀二役には、福本氏がぜひにと推薦した“とあるいぶし銀俳優”がキャスティングされているという。素晴らしいタッグと話すその俳優とは誰なのか?続報を待ちたい。土曜ドラマ24「銀と金」は2017年1月期より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年11月17日米俳優のトム・クルーズが11月8日に都内で主演最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の来日記者会見を行った。クルーズの来日は1年3か月ぶり22度目。会見には本作で『ラストサムライ』(2003年公開)以来のタッグを組んだエドワード・ズウィック監督が同席。さらに、『ラストサムライ』で共演した池松壮亮が駆けつけ“13年ぶりの再会”を果たした。その他の写真現在26歳になった池松と対面したクルーズは、開口一番「大きくなったね」と感激しきり。現在の活躍ぶりに「それについては驚かないよ。あの頃からすばらしい演技を見せてくれたからね。とても重要な役柄で、観客の共感を呼んでくれた。今でも誇りに思うよ」と自分のことのように喜びを示した。同作で映画デビューを飾り、クルーズ演じる主人公・オールグレンと心を通わす少年・飛源を演じた池松は、「あの頃は、俳優になるとは思っていなかったし、おふたりに出会っていなければ、上京もしていなかったはず。僕の人生が大きく変わりましたし、おふたりとの出会いや作品はずっと指標になっている」とあふれる思いを吐露。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』については「やはり、おふたりのタッグは特別。ひけらかさない正義を描いていて、日本人も共感するはず」と敬意を表した。映画は、リー・チャイルド原作の小説『ジャック・リーチャー』シリーズを実写映画化したサスペンスアクションの最新作。街から街へと放浪の旅を続ける元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャー(クルーズ)が、スパイ容疑をかけられた元同僚の女性少佐を救うため、真相を探る。「アクション描写はもちろん、ズウィック監督の持ち味である、感情豊かなドラマ性やユーモアも発揮された。ジャックは予期せぬ行動をするという点で、とても人間的だと思う」と熱弁するクルーズ。ズウィック監督は「トムと一緒に仕事するのは、映画監督の夢。彼は僕らのことを信じてくれるし、映画製作への愛にあふれていて、それが現場にも広がるんだ」と稀代の映画スターをたたえ、「今回は、初めてシリーズものを手がけたけど、キャラクターを掘り下げながら、単独で楽しめる作品になったよ」とアピールした。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』11月11日(金)全国ロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2016年11月08日大人気アニメ「おそ松さん」を舞台化した「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」。先日千秋楽を迎えたばかりの本舞台が、本日11月1日(火)より「dTV」にて独占配信されている。櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら大人気声優陣が“6つ子”を演じるテレビアニメ「おそ松さん」。本作は、そんな一大ムーブメントを巻き起こしたアニメ初の舞台作となっている。舞台化発表直後から注目を集め、チケットの応募が殺到し即日プレミアチケット化したという本舞台だが、今回は千秋楽公演から約1週間という異例のスピードで独占配信!この度配信するのは、10月23日(日)に東京で行われた千秋楽公演。ショートコント風にいくつものストーリーが重なりながら、個性豊かな6つ子の日常が描かれ、舞台のために書き下ろされた完全オリジナルの新作となっている。また本作には、「ミュージカル・テニスの王子様」青学5代目・菊丸英二役など様々な作品に出演する高崎翔太(おそ松役)や、「ミュージカル『薄桜鬼』」の柏木佑介(カラ松役)など、舞台ファンも納得の実力派俳優が集結。舞台ならではの歌やダンスによるパフォーマンスが満載で、ライブのような雰囲気で楽しめる舞台に仕上がっている。「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME~」はdTVにて配信中。(cinemacafe.net)
2016年11月01日キラとLを超える――。10年前、映画『デスノート』2部作の盛り上がりを体感した者なら、それがほぼ“無理ゲー”に近い挑戦であることが分かるはずだ。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉は10年前、まさに多感な10代の時期に“DEATH NOTE現象”とも言うべき熱狂を体験しており、前作を超えることの難しさは、彼らが最も分かっているはずだ。それでも、3人はこの無謀ともいえる企画に挑んだ。『デスノート Light up the NEW world』は、彼らなりの答えであり、前作へのオマージュであり、そして、10年前に藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香といった若き才能が『デスノート』をきっかけに飛躍を遂げたのと同じように、彼らにとっての新時代の幕開けの“宣言”なのかもしれない。キラとLの戦いから10年後の世界。人間界に再びデスノートがもたらされる。世界中で殺戮が勃発する中、捜査にあたる“デスノートオタクおたく”の三島(東出)。Lの遺伝子から生まれ、その後継者として“新生キラ”に挑む竜崎(池松)。そしてキラを信奉する狂気のサイバーテロリストの紫苑(菅田)。天才たちの三つ巴が展開するが、本作の大きな特徴と言えるのが、原作にもない全く新しいオリジナルストーリーとして描かれているという点である。3人はこの物語をどのように受け止めたのか?東出:物語の概要は聞いてたんですが、実際に台本を読んで、一読しただけではすごく難解なんですよね。「ノートの所有権がこう動いて…」とか。推理しながら読んでました。『デスノート』という作品の魅力であると思うんですが、オリジナル作品だから、新作だからといって、決して分かりやすく作ってはいない。それは挑戦的であり、僕自身、一ファンですが、日和ったものではなく、難解なものを提示していて、ファンの方にも喜んでもらえると思います。正直、台本を読んで知っていたので、完成した映画を観て「何も知らない人が初めて観たら面白いだろうなぁ」ってうらやましくなりました(笑)。池松:新しい試みであり、ストーリー、結末がどうなるのか誰も分からない――そんな当たり前のことが、すごく豊かに見えるんですよね。宣伝活動でも“ネタバレ禁止”がたくさんあって、正直、そこまでやるか…って思うくらいですが(笑)。ゼロから作り上げていくのはすごく大変なことではあったけど、やってよかったなと思います。菅田:まず、ファンとして「“6冊ルール(※人間界に同時に存在できるノートは6冊まで)”にはまだ触れてなかったんだ!」というところでワクワクしましたし、変わらずに(前作から引き続いて)出てくるキャラクターたちの存在に嬉しさもありました。“天才の領域”を説明し過ぎることなく、エンターテインメントとして見せていく流れがよくできてるなと思いました。本作の制作が発表された後の、世の反響は半端なものではなかった。撮影に入る以前から渦巻く賛否。いまさらではあるが、この続編に参加するということには、かなりのプレッシャーなり覚悟があったのでは?東出:僕にとってはほかのどの仕事とも一緒です。どの現場に入るのも緊張感があるし、覚悟を持って臨んでます。確かに、制作が発表された段階で「どんなものを作るの?」「また新しいのが見られるの?」など様々な声があるのは耳にしていました。でも、“プレッシャー”という言葉を“覚悟”に変えて、現場に入るだけでした。ただ、10年前の作品、原作のルールなど、ファンが外してほしくないところは、きっと外しちゃいけないし、継承しなくてはいけないんだと思うんですよね。ファンはこの作品のどこが好きで、何に魅力を感じているのか?そこは、指標になったと思います。池松:正反対のことを言って申し訳ないんですが、僕は(前作を)全く無視できなかったですね。普段は、わりと原作があろうが無視しちゃうタイプですけど(笑)、今回は見る人の数の問題なのか?それとも壁の大きさの問題なのか…?オリジナルを超えることなんてなかなかできるはずがないと分かってるけど、2016年、作品の世界を借りて、オリジナルに対してどういう敬意の表し方をして、どう挑むか?それが映画になると思いました。とにかく、前作ありきのスタートでしたね。菅田:「10年後」と言ってるくらいですし、無視できないのはすごく分かります。僕の役に関しては、根底は数々のキラ信者と変わらないので、そういう意味ではお手本はいっぱいありましたね。その中で、何が違うかというと紫苑の“現代っ子”感と、行動力や能力があるという点なのかなと。あまり、変な意識はしてなかったけど、無意識に『デスノート』が自分の中にあるんだなとは感じましたね。改めて作品が完成したいま、それぞれにやりきったという充足感と、作品への確かな手応え、自信、そして10年を経た“いま”、この作品を世に送り出すことの意味を強く感じている。池松:映画の世界自体がレベルアップできたと思います。この作品は“大人だまし”もやらないといけないんです、“子どもだまし”ではなく。例えば、ハリウッドでバットマンが『ダークナイト』になったように、広く大人が楽しめるところを目指してきたし、それができたと思う。東出:“大人だまし”ってすごくいい言葉ですね。僕らが10年前に、『デスノート』のファンだったのと同じように、10年前のファンはいま、もう大人になってるから、その人たちに、分かりやすいものを届けようとしたら、つまんなくなっちゃうよね。菅田:というか、いま高校生とかだと、前作の『デスノート』は観てなかったりするのかな?池松:連続ドラマ版が入口だったりすると思うよ。菅田:そうだよね…。10年前の作品を当時、観ていたときはある意味で『ウルトラマン』や『仮面ライダー』のような神話っぽさを感じてたんです。月(ライト/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の頭脳戦にワクワクして、どちらを応援するでもなく「すげぇ!」って。今回、10年が経ったからなのか、自分が出ているからなのか、他人事にできない怖さを感じました。冒頭の殺戮シーンなんて、ノートを武器にしてるってだけで、完全にテロですからね。いろんな社会の現実と重なる部分があるなと。もうひとつ、ファンに嬉しいのが、前二部作のメインを張った藤原竜也、松山ケンイチ、そして戸田恵梨香が本作にもそれぞれに形は違えど、出演しているという点。それはもちろん、新世代の3人を興奮させた。菅田:僕はミサミサ(=弥海砂/戸田)と共演してますからね。(興奮は)ありましたよ。「あ、ミサミサだ!」と思ったし、紫苑にとってもやはり特別な存在。月とLに対しても、藤原さんと松山さんという“先輩”というところもあるけど、それだけではなく、やっぱり月とLとして感じる部分が強かったです。池松:やはり、前作でたくさん、革命的なことを起こして、10年が経って今回、どうなるんだろ?最初は「出ないだろう」と思ってたけど、出演されると聞いて、すごく嬉しかったです。作品としても、間違いなくこれでまたひとつレベルアップすると思ったし、お2人の存在、前作を引き継ぐ者たち、そして死神の存在によって、どうやってもこの作品が『デスノート』になるなって。東出:個人としては、オマージュという意味もあっての“あの”シーンなのかなと思い、嬉しかったですね。三島としては「これがLか…」という驚きがあるんですよね。撮影の現場で拝見したときも、正直、その感覚に近かったです。改めて、作品の中で、お二人のお芝居のすごさを再確認しました。(text:Naoki Kurozu)
2016年10月31日SF映画の原点にして頂点と言われる作品を原作として作られる舞台『メトロポリス』。佳境に入った稽古場を訪ね、キャストの松たか子、森山未來、演出・美術を手がける串田和美に話を聞いた。90年前の映画が描いた100年後は、今どう表現されるのか。稽古場からは、想像し創造する演劇の豊かさが感じられた。舞台『メトロポリス』チケット情報描かれるのは未来都市メトロポリス。支配者階級と労働者階級に二極化した世界で、支配者の息子フレーダー(森山)と労働者階級の娘マリア(松)が出会い惹かれ合う。やがて、ふたりの交流に危機感を抱いた支配者が、マリアに似せたアンドロイドを作り、労働者たちのもとへ送り込むのだが──というのがとりあえずのあらすじである。が、この舞台で見せようとしているのは話ではないようだ。何しろ冒頭のシーンから、キャスト全員でダンスとは言い切れない不思議なパフォーマンスを見せていく。山田うんの振付で、それぞれが、歩いたり、転がったり、つながったり、人に登ったり。全員で作り出す複雑で意味ありげな動きにただただ見入るばかりである。その舞台ならではの表現について森山は言う。「映画の摩天楼の壮観さとか労働者の数とかをそのまま舞台で見せるのは不可能。じゃあ、ひとりでも群衆を感じさせるとか、舞台上と客席がお互いに想像力を広げられる描写はどうしたらできるのか。それを模索をしている状態なんです」。松もその模索を楽しんでいる。「(森山)未來をはじめ、身体能力という具体的に優れたものを見せてくれる人たちもいれば、どんなことでも何とかするぞっていう頼もしい先輩たちもいて、それぞれがとことん掘っていくのを見ているだけでも面白いんです。そしていつか“これだ”っていう瞬間がくるのを楽しみにしています」。演出の串田自身、どこに辿り着くかまだ見えていない。いや、あえて決めていないのだ。「自分も含めてですけど、演劇ってもっと可能性があるのにここまでしかやれていないっていつも思うんです。だから今回も、限りない表現を探してます。たとえば、言葉と歌の間にあるものとか、もっと突き抜けた先にあるものを。そうして、“これって何だろう”と楽しんでもらえるものを表現できたらというのが、僕の望みなんです」。まさに見たことのないものが、舞台の上で繰り広げられることだろう。最後に「そこで人が何かやってるのを目撃するっていう面白さが舞台にはあると思うので、別にお芝居が大好きじゃなくても、観に来てもらえたらなと思います」と松。本来の観る楽しさが堪能できるに違いない。公演は11月7日(月)より東京・シアターコクーンにて開幕。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2016年10月27日俳優・東出昌大が、都内で行われた映画『DEATH NOTE Light up the NEW world』(10月29日公開)のジャパンプレミアイベントに、共演の池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督とともに登場した。同作は作・大場つぐみ、画・小畑健の大ヒット同名漫画の実写化シリーズ最新作。夜神月/キラ(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)が、「名前を書かれた人間は死ぬ」という"デスノート"を巡って行った戦いから10年後を描く。東出はデスノート対策本部捜査官・三島創、池松はLの後継者である竜崎、菅田はキラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑優輝を演じる。デスノートをめぐる3人の戦いがメインとなるが、実際に「デスノートを使いそうなのは?」という質問に、3人とも「東出」と回答。菅田が東出について「基本的に常軌を逸してるから。生まれてからずっと」と評すると、東出は苦笑いで応えた。また、池松は「菅田くんはこんな感じですけど、中にすごく真っ当な心を持っていて、僕もそうです」と説明し、「東出さんは、なんでしょうね。かわいらしいことに、人に流されやすいという。あと、一番正義感が強いので、そういう人こそデスノートを持つと狂うというのが、このお話なので」と作品にからめながら、東出の印象を語った。2人から印象を語られ、また自分自身でも「デスノートを使いそう」と考えている東出は「まさしくその通りだなと思います。池松くんいいこと言った」と池松を賞賛。「デスノートの所有権をめぐる映画になってるんですけど、そういうところも考えて見ていただけると、映画のテーマにも気づけると思います」と作品をアピールした。
2016年10月20日映画『デスノート Light up the NEW world』のジャパンプレミアが10月20日(木)に開催され、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督が上映前の舞台あいさつに登壇した。『デスノート』ジャパンプレミアその他の写真大人気漫画を原作に、名前を書かれた者は死ぬという“デスノート”を巡る戦いを描き、大ヒットを記録した10年前の映画の正統派続編。キラの遺志を継ぎ、ノートを使って大殺戮を起こす者、Lの遺伝子を継いで、それを阻止しようとする者たちの戦いを描き出す。ノートに触れた者は、死神を見ることができるという設定に沿って、この日の観客は、入り口でノートの切れ端に触れて会場へ入場。すると、巨大な死神のリュークがクレーンで登場するというど派手な演出でイベントはスタートした。東出はデスノートを知り尽くした捜査官・三島、池松はLのDNAを継ぐ探偵・竜崎、そして菅田はキラの信奉者でテロリストの紫苑を演じており、スクリーンの中では緊張感あふれる戦いを繰り広げるが、舞台あいさつはグダグダ!?それぞれの役柄の魅力を聞かれても、東出も池松もほとんど、役の設定の紹介をする程度で、戸田から「説明じゃん」とツッコミが飛ぶ。トリを務めた菅田は「前のふたりがふがいないので!」と意気込んで話し始めるも、自身の役とは関係ない作品に関する思いを延々と述べるだけで、池松は苦笑を浮かべ「誰ひとり、質問に答えてない…。入場からもう1回、やり直していいですか」と申し訳なさそう。映画の中で、菅田はサイバーテロリストを演じているが、東出は菅田が原因で「ウイルスをもらっていま、ここに立ってます」と大観衆を前に不穏な発言!?菅田いわく「ただの風邪の話(笑)」とのことで、要は3人で全国をプロモーションで巡る中で、風邪をうつし合ってしまったらしい…。東出は「ダブルミーニングになってて、おれ、いまウマいこと言った(笑)?」とご満悦だった。10年前の映画公開時、11歳の小学生だったという川栄は「もしかしたら家のノートでもイケるんじゃないかと…文房具屋で黒めのノートを買った」と告白し、菅田から「誰かを殺そうとしたってこと!?」と驚愕されていた。今回、念願かなって(?)ノートを使って大量殺戮を行なう少女を演じ「興奮しました」と満面の笑み。前シリーズで映画初出演を果たした戸田は、久々に人気キャラのミサミサを演じたが、本シリーズを「かけがえのない大きな存在で改めて、同じ役を演じるプレッシャーも大きかった」と振り返った。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー
2016年10月20日映画『何者』の三浦大輔監督が手がけたオリジナル脚本・演出の舞台を、池松壮亮と寺島しのぶを迎えて自ら映像化した「dTV」のR15指定オリジナルドラマ「裏切りの街」が、11月12日(土)から劇場で限定公開されることになった。同棲する彼女に小遣いをもらいながら、怠慢な生活を続けるフリーターの菅原裕一(池松さん)と、穏やかな夫と専業主婦として平穏な日々を送る智子(寺島さん)。お互いのパートナーに対して特別な不満もない毎日の中、ただ何となく、出会い系サイトで出会った2人は意味のない逢瀬を重ねる。季節が変わり、2人の関係もすっかり惰性となったある日、とある出来事をきっかけに、彼らの日常が揺らぎはじめる――。本作は、劇作家・演出家としてだけではなく、『愛の渦』や『何者』の脚本・監督を務めた三浦さんが、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を、自らの手で映像化。『永い言い訳』『デスノート Light up the NEW world』など、今年も出演作多数の若手実力派俳優の池松さんと、『シェル・コレクター』でも共演を果たした演技派女優の寺島さんら豪華キャストにより、平凡な専業主婦と15歳年下のフリーターによる禁断の愛とその果てを描き、dTVとしては初のR15指定ドラマとなった。2月より配信開始されるや、月間視聴ランキングで1位を獲得すると共に、人間の本質を描いたテーマ性や、徹底的にリアリティーを追求した演出に対して、“配信ドラマの枠を超えた事実上の映画”と映画関係者に評され、このほど、配信版に新たな編集を加えた劇場版として公開されることに。三浦監督は今回の決定に、「『裏切りの街』は、不倫の話です。ただ、ありきたりな作品ではありません。普段、誰もドラマにしようと思わない瞬間を、徹底的にリアルに描いた、あまり見たことのない不倫劇だと思っています。『人間って、こんなもんだよな』と、どうしようもない登場人物たちのことを愛らしく、思ってくれたら幸いです。人は必ず裏切る。『まあ、いっか』という感じで…ただ何となく…。ただ、それにためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい」と語り、本作のテーマに言及。さらに、劇場版を楽しみにするファンに対して、「僕の舞台作品の中で最も映像化したかった作品です。それが実現でき、さらに劇場で公開されることになり、とても嬉しく思っています。まだ未見の方はもちろん、舞台作品をご覧になった方、dTVで視聴された方も、是非、この貴重な機会に、スクリーンで『裏切りの街』を堪能してください」とメッセージを寄せている。『裏切りの街』は11月12日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日11月7~30日(10、17、24日は休演)に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで公演される舞台『メトロポリス』の取材会が11日、都内で行われ、松たか子、森山未來、演出家の串田和美が出席した。SF映画の原点とも呼ばれているフリッツ・ラング監督の名作『メトロポリス』(1926年公開)を90年の歳月を経て串田和美ならではアイデアでアレンジした同舞台。ゴシック調の摩天楼がそびえ立つメトロポリスと呼ばれる未来都市を舞台に、指導者階級と労働者階級の姿を描きだす。松は「映画を見ましたが、当時これを作ろうとした現場の熱気がすごかったのでは、と想像しながら見ていました。当時の人たちのパワーをいただきながら臨んでいきたいですね」と話し、森山も「僕は手塚治虫さんが描いた漫画の印象が強いです。その原点がこの映画でSF映画の金字塔とも言われているぐらいですから、それから90年後の2016年にどうできるのか、チャレンジでもあり楽しみでもあります」と意欲を見せた。これまで何度か共演している松と森山。現在は同舞台の稽古中だが、松について森山は「松さんはマリヤとアンドロイドの二役をやられるんですが、本当に君臨していて、都市の上に君臨するイメージそのままですね(笑)」と何度も"君臨"というワードを連発して松は苦笑い。続けて「すごく柔らかいんですけど、ずっしりしているので、その象徴としてそこに彼女が居てくれるんですが、僕らが動いていても説得力があります。そういったものを日々感じていますね」と存在感に太鼓判を押していた。
2016年10月11日あの壮絶な死闘から10年を経て、再び繰り広げられる新たな戦いを描く『デスノート Light up the NEW world』において、メインキャストを務める東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人が劇中でほぼ唯一、顔を揃える極めて重要な“激突”のシーンの撮影の様子が到着した。正当な続編として製作された本作は原作にもある“6冊ルール”――地上に存在することができるデスノートは最大6冊――を適用。ノートをめぐり、“デスノートオタク”の捜査官・三島創(東出昌大)が率いる対策本部、そこに加わったLのDNAを継ぐ後継者・竜崎(池松壮亮)、キラを信奉するテロリストの紫苑(菅田将暉)の頭脳戦が展開する。劇中、協力関係にある三島と竜崎はもちろん、三島と紫苑、竜崎と紫苑がそれぞれ顔を合わせるシーンはあるが、この三人が揃う“三すくみ”の状態は稀有。この日は、東京・日活調布撮影所に設置された巨大セットで撮影が行われた。ちなみにこのセットだが、外観として神戸の廃墟として知られる摩耶観光ホテルを使用している。大きな窓からは光が差し込んでおりダークな美しさが漂うシーンに仕上がっている。このシーンは、本作においても「最重要シーンの一つ」とのことだが、どういった状況で何が行われているのか?詳細に関してはいまだ明かされてはいない。ただ、頭脳戦を中心にした本作においては稀な銃撃戦を含んだシーンとなっており、解禁となった写真でも竜崎は銃を手にしており、三島、紫苑も銃撃から身をひそめるような様子がうかがえる。こちらのシーンには死神リュークとSAT(特殊急襲部隊)も参加しており、薄暗く、緊迫した空気の中、爆音を響かせて撮影が進められていった。東出さんは、前作からの対決の構図である“天才対天才”の戦いに触れつつ「僕ら3人の人間関係が複雑に絡み合った天才同士の三つ巴の戦いになっています。池松くん、菅田くんと共演できたからこそ救われたこともあるし、物語に厚みが出ていると思います」と三つ巴ならではの面白さへの自信を口にする。Lの後継者として竜崎の容貌からパーソナリティまで個性的なキャラクターを確立した池松さんも「三島が東出さんじゃなかったら、こうなっていなかったかもしれない」と“パートナー”への信頼を口にする。3人の中で、最もキャラクターや行動が読めない存在ともいえる紫苑を演じている菅田さんは「紫苑はキラを崇拝しているサイバーテロリストという入口から入りまして、個人的には原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出したところがあります。原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きで、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感をちょっと足したイメージです」と説明。この三つ巴が向かう先は?生き残るのは誰なのか?ノートはどのように使われ、最後はどこにたどり着くのか――?いまをときめく3人の若手俳優が織りなす美しくも壮絶な戦いに注目だ。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日俳優・池松壮亮と斎藤工が映画『無伴奏』(16年)で披露するキスシーンの直前のメイキング映像が25日、公開された。原作は、直木賞受賞作家・小池真理子氏の半自叙伝的同名小説。『ストロベリーショートケイクス』(06年)の矢崎仁司監督がメガホンを取り、2人のほか成海璃子や光石研らが出演、先日ロシア・サハリン国際映画祭IFF"ON THE EDGE"「世界の果て」のコンペティション部門では審査員特別賞を受賞した。公開された映像は、10月5日に発売されるDVDおよびBlu-rayに特典として収録されるメイキング映像からのもの。控室で、自身のカットを撮り終わった池松が「斎藤さん向けは終わり?」と尋ね、それに斎藤が「終わってる」と答える。続けて、池松が思い出したように「あっそうか、夜があるのか。あっ(斎藤から)チューされるんだ」と冗談めかして笑うと、斎藤も「チューする」と応じている。2人が演じる渉と祐之介の関係に悩む響子役の成海も同席しており、待ち時間も楽しそうな現場の雰囲気がうかがえる映像となっている。そんなキスシーンを終え、斎藤は「役者陣は本当に映画人として本当に見たい組み合わせだったりして、今も唇に残っていますけど、池松君の2015年の今の渉に出会えてよかった」と称賛。さらに、「絶対この映画には何かが宿っている」と太鼓判を押しながら、「皆が色んなものを詰め込んでいるので、100年後に残っていたらいいな」と強い思い入れを口にしている。37分に及ぶメイキング映像のディレクターは、『情熱大陸』で池松を追ったこともある西原孝至氏。"俳優陣が自分の全てをささげることができた現場、『無伴奏』"をテーマとして編集した映像の中では、ほかにもクランクインやおのおののアップ時の模様、海やプールでの撮影ではしゃぐ姿や待機時間の様子など、生き生きとしたキャストたちの表情が捉えられている。(C)2015 「無伴奏」製作委員会
2016年09月25日映画『永い言い訳』の完成披露試写会が15日(木)都内で行われ、主演の本木雅弘、共演の竹原ピストル、藤田健心(子役)、白鳥玉季(子役)、山田真歩、そして西川美和監督が舞台挨拶した。映画『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川監督による、直木賞候補となった自らの小説を映画化。人気作家・津村啓こと衣笠幸夫(本木さん)は、妻・夏子(深津絵里)を突然の事故で失うが、まさにそのとき、幸夫は不倫相手と密会中。夏子の死に一滴の涙も流すことができなかった。そんなある日、事故で亡くなった夏子の親友の父親(竹原さん)とその子ども(藤田さん・白鳥さん)たちと出会う。映画のタイトルにちなんで“言い訳したいこと”を聞かれた本木さんは「短いシーンだけれど、濡れ場がある。黒木華さんを相手にテストを含めると250回くらい腰を振ったけれど、勢い余って耳たぶを舐めてしまいました」と爆弾発言。そのアグレッシブさの原因は、共演者で映画『愛の渦』『海を感じる時』で体当たり芝居を見せた池松壮亮といい「“濡れ場キング”に負けたくない、という思いで舐めさせてもらいました!」と高らかに宣戦布告していた。さらに西川監督の演出については「まるでいたぶるよう。知的な言葉を使いつつも低い声で『もう少し我慢して』『簡単にセリフを吐き出さないで』『もっとジクジクして』とサディスティックに責められた」と怪しげに回想し「いま思い出したら…あのエクスタシーが忘れられない」とマゾ開眼。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で人気の子役・玉季ちゃんから「(本木さんとの)自転車の2人乗りのシーンでは、自転車のスピードが速すぎて(本木さんの背中に)頭を何回もぶつけたけれど楽しかった」と打ち明けられると、ここでも本木さんは「鞭を打たれるのが好きだから…楽しかったよ」とマゾキャラで迫っていた。そんな本木さんは、演じた役柄について「正直なのに屈折していて人を信じきれない歪みを持っているところ、不完全さが自分に似ている」と共感を寄せると、西川監督は「人間の持つ内面の弱さや愚かさをあらわにする役なので、気恥ずかしさや難しさもあったはず。でも(本木さんの)奥様がこの台本を読んだときに『あなたにそっくり』と言ってくれたそうで、そこで私も大丈夫だと思った」と裏話を暴露。照れる本木さんを横に「複雑な性格の主人公だけれど、本木さんはそれに対して真剣に悩みながら取り組んでくれた。それによって一人で物語を書いてきた私としては孤独が分配された気分。本木さんが一緒に船をこいでくれる間柄となりました」と感謝しきりだった。『永い言い訳』は、10月14日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日日常になんの不満もないのに、たまたま入った美容室で、たまたま担当についた美容師の青年への執着が増していく――。一介の主婦に忍び寄る心の闇を描いた映画『だれかの木琴』。そのなかで美容師・海斗(かいと)を演じているのが池松壮亮さん。「演じてみて、美容師って際どい職業だなと思いました。何がって、すごく相手と近いんです。髪に触れていると、いま心を閉ざしたなとか、話をしていくうちに心が解放されていく様とか、相手の気持ちの変化が手に取るようにわかるんです」撮影の前に美容師の所作を学んだというが、手さばきが板についているだけでなく、池松さんの鏡越しの視線、髪に触れる指が何だかとても官能的で、常盤貴子さん演じる主人公・小夜子の、常軌を逸した行動にも妙に納得させられてしまうほど。「サスペンスだとか不倫というような部分がクローズアップされがちな作品だと思うんです。でも、監督の東(陽一)さんが描きたいのはそこじゃなくて、人間は全員が孤独なんだってところだと思うんですよね。海斗は小夜子のことを受け入れずとも、拒絶もしない。それは、彼自身、小夜子の抱えた満たされなさみたいなものに、自分も覚えがあったからじゃないかなって。いままで孤独を否定する作品はたくさんありましたけれど、この映画では、登場人物全員に孤独を味わわせて、でもけっしてそれを否定せずに、むしろ肯定していく。もはや神みたいな視点に行き着いている東さんをすごいなって思ったし、まだ映画でこんなことができるんだって見せつけてくれた81歳の監督に完敗でした」と言うのも、東監督は池松さんにとって特別な思い入れを持つ存在。「19歳の頃、大学の授業で東さんの『絵の中のぼくの村』という映画を観て、ものすごい衝撃を受けて、そこから東さんの作品を観続けてきたんです。その魅力をどんなふうに言葉にしたらいいかわからないけれど、映像表現のなかにある、思想のようなものが好きだったんです。映画の豊かさを感じさせてくれるというか。今回、現場でご一緒して、あらためて“映画”への監督のこだわりを感じました。おそらくずっと、何かの瞬間や想いを、写し取って残すことと格闘し続けてきたんだろうと思うんです。いくらやっても正解が出ないなか、それでも映画を撮り続けている姿に、僕は希望を感じました」静かな淡々とした口調。しかし、そこに池松さん自身の映画に対する強い想いがのぞいた。「それは自分が通ってきた大きな道が、たまたま映画だったからですよね。映画がなかったら、いまの自分がないってくらい救われたこともあるし。どこかで僕も映画の可能性をまだ信じているんだと思います」◇いけまつ・そうすけ1990年、福岡県生まれ。10月には『デスノート Light up the NEW world』『永い言い訳』、11月には『続・深夜食堂』と出演映画の公開が相次ぐ。パンツ¥58,000(ファセッタズムTEL:03・6447・2852)その他はスタイリスト私物。◇主婦の小夜子(常盤)は、引っ越し先で見つけた美容室で美容師・海斗(池松)に髪を切ってもらう。何気ない海斗との会話を糸口に、彼女は海斗の自宅を探り当て、やがてはその家の呼び鈴を押す。9月10日全国公開。(C)2016年『だれかの木琴』製作委員会※『anan』2016年9月14日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・梶 雄太ヘア&メイク・矢口憲一文・望月リサ
2016年09月13日常盤貴子と池松壮亮を迎え描く映画『だれかの木琴』。公開を間近に控えた本作から、池松さんのメイキング写真が到着した。夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子(常盤貴子)は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗(池松壮亮)と名乗った若い美容師からその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変する。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう…。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、家族や海斗の恋人(佐津川愛美)を巻き込んで、2人がたどり着いた思わぬ結末とは――?『もう頬づえはつかない』『絵の中のぼくの村』『わたしのグランパ』などを手掛け、「ベルリン国際映画祭銀熊賞」を始め世界中で多くの映画賞を受賞している名匠・東陽一が、監督・脚本・編集を手掛ける本作。直木賞受賞作家の井上荒野氏の同名小説を原作とし、ふとした心の隙間に入って来た美容師の男に、常軌を逸した強い“執着”を感じるごく普通の主婦と、そんな女の飢餓感を見つめる男の“想い”が重なり合いねじれていく、男と女の関係をスリリングに描いた大人のサスペンスだ。このほど到着したのは、美容院で常磐さん演じる小夜子が池松さん演じる海斗に髪を切られるシーンのメイキング写真。この美容室のシーンは、全て吹き替えなしで実際に池松さんが常盤さんの髪をカットするということで、入念なリハーサルを重ねて多くのスタッフが大緊張で見守る中、撮影が行われた。実際撮影では、周りのスタッフが緊張しすぎて逆にあまり緊張はしなかったという池松さん。そんな池松さんの度胸と、うっとりとも見える表情で髪を切られる常盤さんの役者魂が垣間見える写真となっている。物語冒頭、海斗が働く美容院に偶然小夜子が訪れたことから、足繁く通うことになる小夜子と思いを押し殺して髪の毛に触れる海斗は、美容室でどのような物語を繰り広げるのか…。ますます公開が待ち遠しい。『だれかの木琴』は9月10日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日俳優の池松壮亮が、日本映画界の重鎮である東陽一監督の6年ぶりの新作『だれかの木琴』に出演。今年だけで本作をはじめ、8本の出演作が公開される池松は「東監督の作品に出演できるなんて、最初はウソじゃないかと思いましたし、大きな夢が実現してしまった気分です」とオファー時の胸の高鳴りを振り返る。その他の画像初めて東作品に出合ったのは19歳のとき。当時、日本大学藝術学部映画学科に在籍し、講義の一環として代表作『絵の中のぼくの村』を鑑賞したといい「とにかく言葉が見つからないほど、衝撃を受けましたね。こんなに豊かな映画を撮る人がいるんだと驚きましたし、俳優として『いつかこの監督に会わなくてはいけない』と思った」と“伝説”へのあこがれを募らせた。それだけに本作の撮影は「とんでもなく幸せな日々でした。バレないように、喜びを噛みしめていましたけど」と思いは格別だった。井上荒野の小説を原作に、平凡な主婦(常盤貴子)が偶然出会った池松演じる年下の美容師への思いを募らせ、やがて暴走する姿をスリリングに描く。ドロドロの不倫劇、ストーカーの異常心理…そんな安易な枠組みに囚われず、“行き場を失った名もなき感情”を豊かに描く東監督流の男女のサスペンスに仕上がった。「実際に美容師として常盤さんの髪の毛に触れる機会がありましたが、それはイコール人の心に触れることだとわかりましたね。髪の毛を通して、心の変化が敏感に伝わるんです」同世代の俳優の中でも群を抜く演技力。それゆえ“クセが強い”役柄も多く「普段から自分の演技は、自分でコントロールしたいタイプ。人からどうこう言われるのが好きじゃなくて(笑)」。ただ、今回は「東さんが、まるで神様のような視点で現場も作品も見つめているので、僕は東さんが用意してくれた世界を信じて、ただ身を預けていた」のだとか。「東さんから言われたのは『好きにやっていいよ』という言葉くらいで。正直、最初は役者としてラクをしている気分で不安にもなりましたけど(笑)、せっかく東さんの“世界”があるんだから、そこからはみ出なければOKかなと。今は個人的にも現状を壊したい、新しい何かに踏み出したいという気持ちが強いので、東さんとの出会いは大きな刺激になりました」『だれかの木琴』9月10日(土)有楽町スバル座、シネマート新宿ほかにて全国公開取材・文・写真:内田涼
2016年09月06日笑福亭鶴瓶と森川葵が司会を務め、ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫るトークバラエティ「A-Studio」の9月2日(金)放送回に俳優の池松壮亮がゲストとして登場する。2003年公開のハリウッド映画『ラストサムライ』で映画初出演。トム・クルーズ、渡辺謙らと共演するという貴重な経験を経て、その2年後の2005年には『鉄人28号』で主人公・金田正太郎役を演じて映画初主演を果たした池松さんは大学進学を機に福岡から上京すると映画『半分の月がのぼる空』や『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演。卒業後は『大人ドロップ』『バンクーバーの朝日』「MOZU」シリーズなど出演作を増やしていき、今年だけでも『シェル・コレクター』『無伴奏』『ディストラクション・ベイビーズ』『海よりもまだ深く』『セトウツミ』とすでに5作品に出演。いま勢いのある若手俳優の1人だ。今回はそんな池松さんがバラエティ単独初出演ということで、鶴瓶さんが池松さんのお姉さんに取材を敢行。幼少期の秘蔵写真なども公開される。映画で見せる姿とはまた違う池松さんのプライベートな一面をお見逃しなく。そんな池松さんだが2016年後半もその勢いはとどまることを知らない。10月14日(金)には本木雅弘、深津絵里、黒木華、竹原ピストル、山田真歩らと共演する『永い言い訳』が公開。不倫相手と密会していた時に旅行中の妻が親友と共に亡くなったことを知った、本木さん演じる人気作家の津村啓こと衣笠幸夫が、ふとしたことで妻の親友の遺族の子どもたちの世話を買って出ることに…というストーリー。『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和が監督を務め、池松さんは幸夫のマネージャーを演じる。そして超人気コミックを映画化した『デスノート』10年ぶりの正当な続編となる映画『デスノート Light up the NEW world』が10月29日(土)より全国にて公開。キラこと夜神月と名探偵Lの対決から10年後、再び死神により地上にもたらされた6冊のデスノートを巡る、デスノート対策本部を率いる三島とLの後継者・竜崎、キラの信奉者・紫苑の戦いを描く本作。池松さんはLの後継者・竜崎を演じ東出昌大演じる三島とともに、菅田将暉演じる紫苑との壮絶な頭脳戦を繰り広げる。「A-Studio」は9月2日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年09月02日俳優・池松壮亮が漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)内で演じる竜崎の愛車として、ドゥカティのバイク・ディアベルが登場することが29日、発表された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである、夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明する。池松演じる竜崎は、Lの遺伝子を持つ後継者の世界的名探偵という役どころだ。そんな竜崎の乗るディアベルは、快適性と実用性を両立させた、強い存在感のあるモーターサイクル。その名前は、開発初期段階に試作モデルが組み立てられて披露された際、開発者の1人が「まるで悪魔みたいだ!」とつぶやいたことに由来し、イタリア・ボローニャの方言で"悪魔"を意味する。本作劇中でも、黒を基調としたファッションも相まって竜崎の持つワイルドながらもクールな印象を、より特徴づけており、さまざまなシーンで登場している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年08月29日赤塚不二夫生誕80周年を記念して2015年10月より放送されたTVアニメ「おそ松さん」の舞台化「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」。この度、イヤミほか人気サブキャラクターのキャスト&ビジュアルが公開。さらに劇中ではキャスト陣によるオリジナル曲のライブパフォーマンスが行われることも決定した。TVアニメ「おそ松さん」は、名作ギャグマンガ「おそ松くん」の舞台を現代に移し、ダメな大人に成長した個性豊かな6つ子たちの日常を描いたギャグコメディ。2015年10月から2クールにわたりテレビ東京系列にて放送され、魅力的なキャラクター性と、櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、 福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一ら人気声優陣の起用でも話題に。テレビアニメ放送終了後のいまもグッズ展開や雑誌特集が行われ根強い人気を誇る。初の舞台化となる本作では、舞台のために書き下ろされた完全オリジナルの新作ストーリーが展開。出演キャストには、高崎翔太、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤澤遼太郎に加え、通称「F6」と呼ばれる6つ子のイケメンバージョンに、井澤勇貴、和田雅成、小野健斗、安里勇哉、和合真一、中山優貴ら、いまをトキメク人気2.5次元俳優たちが勢ぞろい!ふざけたり、喧嘩したり、時には語り合ったり…いつもと変わらない、6つ子たちの1日が描かれるという。そして今回、新たにサブキャラクターのキャストが発表。イヤミ役には、舞台「弱虫ペダル」御堂筋翔役や舞台「東京喰種」ウタ役など数々の舞台で個性派俳優として知られる村田充。チビ太役に、舞台界で実力派としてその名を知られるKimeru(きめる)。トト子役に、小学生から大人の女性まで、幅広い役柄をこなすことが出来る酒井蘭。ハタ坊役に映画やドラマでも活躍する注目の若手・原勇弥ら、キャラクターに負けず劣らず個性溢れる4人が出演。さらに劇中では、キャスト陣によるオリジナル曲のライブパフォーマンスが行われることも決定。ポップな楽曲にのせてキャラクターたちが繰り広げるユーモア溢れる世界観がプラスされ、ファンのみならず楽しめる演出に期待が高まる。また、10月23日(日)にZeppブルーシアター六本木で上演される千秋楽公演の模様を全国約70館の映画館にて生中継されるライブビューイングのチケットは本日8月27日(土)18時より2次抽選受付を開始。さらに本舞台のCM映像も、舞台「おそ松さん」公式サイトにて本日18時より公開。「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME」は9月29日(木)~10月3日(月)梅田芸術劇場、10月13日(木)~23日(日)Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年08月27日男と女のサスペンスを描いた『だれかの木琴』の完成披露プレミア試写会が8月16日(火)、スペースFS汐留にて行われ、出演する常盤貴子、池松壮亮、勝村政信、佐津川愛美、東陽一監督が登壇した。常盤さんと初共演となった池松さんは、印象について「どこにも寄りかからず二本足で立っているというか。すごく孤独にも強くも見えましたし、こうなりたいなと思いました」と、そのたたずまいを絶賛し、常盤さんを照れさせていた。『だれかの木琴』は、直木賞受賞作家の井上荒野氏の同名小説をもとに、『もう頬づえはつかない』(1979)、『わたしのグランパ』(2003)を手掛けた名匠・東陽一監督が映画化した作品。東京郊外に家族と引っ越してきた主婦の小夜子(常盤さん)が、初めて行った美容院で美容師の海斗(池松さん)と出会い、抑えきれない執着を持ちストーカーへと化していく物語だ。キャスト陣が口々に東監督との仕事を熱望していたことを明かす。中でも気持ちがこもっていたのが常盤さんの発言だった。常盤さんは、東監督に初めて会ったときに「役作りをしないでください」と言われたことに感銘を受けたと言い、「本当に信用できる監督じゃないと任せられないっていうか。自分のキャリアとかを横に置いてチャレンジすることだと思ったので、怖いことではありました。でも、すごくいいチャレンジだったと思っています」と、作品の出来に胸を張った。ストーカーする側、される側という役柄上、あえて「今回、現場であまり話をしないようにしてた」という常盤さんは、「寡黙にいようとしていました。池松さんは理解してくださっていました」と話した。すると、佐津川さんが「あえてしゃべらないようにしてたんだな、って初めて分かって…」と表情をゆるめる。実は現場でのコミュニケーションのなさを気にしていたようで、「平気なふりをしていましたが、実は緊張してて」と先輩女優に緊張していたと吐露。そんな佐津川さんの話を聞いていた常盤さんは、「やっぱり感じ悪かったんだなと思って(笑)、本当にすみません」と謝れば、佐津川さんは「すみません、私がちょっとびびってただけで。今日いっぱいしゃべってくださって安心しました。すごくうれしかったです」と満面の笑みを見せていた。『だれかの木琴』は9月10日(土)有楽町スバル座、シネマート新宿ほかにて全国公開。(cinamacafe.net)
2016年08月16日アニウェアはこのほど、アニメやゲームとコラボしたアパレル通販「SuperGroupies(スーパーグルーピーズ)」にて、『おそ松さん』のコラボ下着とチョーカーの予約受付を開始した。コラボ下着は、6つ子が履いているブリーフをイメージしたノンワイヤーブラとガールズブリーフのセット。松モチーフがワンポイントの巾着も付いている。サイズは、Sがバスト72~80cm、ウエスト約57cm、ヒップ82~90cm、Mがバスト79~87cm、ウエスト約62cm、ヒップ87~95cm、Lがバスト86~94cm、ウエスト約65cm、ヒップ92~100cm。価格は各7,800円。チョーカーは、どのようなコーディネートにも合わせられるよう、スポーティーでガーリーなデザインとした。サイズはフリー。価格は各3,800円。両商品とも、おそ松モデル、カラ松モデル、チョロ松モデル、一松モデル、十四松モデル、トド松モデルの全6モデルを用意する。予約受付は8月28日まで。準備数に達し次第、受注受付は終了する。商品の発送は10月下旬頃を予定している。※価格はすべて税別(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年08月15日TVアニメ放送終了後も、様々なコラボレーションが社会現象を巻き起こし、舞台化も決定しているTVアニメ「おそ松さん」と、史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」とのコラボが決定!松野家の6つ子たち(着ぐるみ)がランウェイ・ウォークを披露することが分かった。TVアニメ「おそ松さん」は、赤塚不二夫生誕80周年記念作品として2015年10月から半年に渡りテレビ東京系列で放送されたギャグアニメ。名作マンガ「おそ松くん」の6つ子たちが、個性豊かな大人になって現代に甦り繰り広げるドタバタではちゃめちゃな日常が描かれ、櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、 福山潤、小野大輔、入野自由、鈴村健一ら超人気声優のキャスティングでも大きな人気を博した。TVアニメ放送終了後も、「anan」をはじめ多数の雑誌表紙や特集に登場し、数々の記録を樹立。そのほかにも多方面でコラボを実現し、この秋には高崎翔太、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤澤遼太郎ら人気2.5次元俳優勢揃いで舞台化が控えている。そして、9月3日(土)にさいたまスーパーアリーナにて、史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」の開催が決定。今年で23回目を迎える「東京ガールズコレクション」では、人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや豪華ゲストが登場するスペシャルステージなど、盛りだくさんの内容で、東京のガールズカルチャーを世界に発信。毎回、多くの来場者が詰めかけ盛り上がりを見せる。今回、TVアニメ「おそ松さん」の松野家の6つ子(着ぐるみ)たちが、「東京ガールズコレクション」のショーに出演することが決定!いつもはパーカー姿の冴えない6つ子たちが、どんな衣装で登場するのか注目だ。さらに、キャラクターデザインの浅野直之によって、「東京ガールズコレクション」のために描きおろされたイラストが解禁。6人6様のオシャレな衣装に身を包んだ6つ子が、モデルになりきってポーズを決めている姿はファン必見だ。イベント当日には、特設会場にて「松の市 in TGC」も開催される予定。また、今回のコラボ解禁に先立ち、6つ子たちが「東京ガールズコレクション」出演に至るストーリーが、TVアニメ「おそ松さん」公式サイトにて公開中。果たして、“暗黒大魔界クソ闇地獄カースト”に属する6つ子が、華やかな「東京ガールズコレクション」の舞台で伝説を残せるのか?本番当日の彼らの雄姿をその目で確かめて。「東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」は9月3日(土)、さいたまスーパーアリーナにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日一大ムーブメントを巻き起こしたテレビアニメ「おそ松さん」を舞台化する「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME」の制作発表記者会見が7月28日(木)に行われ、出演する高崎翔太、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤澤遼太郎が出席した。会見は、TVアニメでもお馴染みの6つ子が足繁く通う居酒屋で和気あいあいとした雰囲気の中行われた。「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME」は稀代の漫画家・赤塚不二夫が手掛けた作品「おそ松さん」の舞台版。大人になってもマイペースでニート生活を謳歌する、個性豊かな6つ子たちの日常を描いたギャグ・コメディ。役衣装の松パーカーで現れた6人は、社会現象になった作品の出演ともあって気合い十分。出演の話がきたときのことをふり返り、十四松役の小澤さんは「人気の原作なので『こわいこわいこわい』と思いましたが、楽しみにしてくださる皆さまのために頑張ります。プレッシャーを感じつつ、いい方向にもっていこうと思います」と話し、一松役の北村さんも「これだけ人気もあるし、作品も面白いし、やってやろうってすごく思いました」と意気込んだ。物語のまとめ役的存在・チョロ松役の植田さんは、「唯一のつっこみ役なので忙しくなるなと思いました。ゆるいものを自分たち自身がゆるくやっててもいいエンターテインメントにはならないと思うので、しっかりと立ち向かいたいです」と、作品の魅力を具現化するための秘策を真面目に語った。さらに、6つ子の魅力については「最初は正直なぜ女性受けしてるか分からなかったんですけど、個性の強さとか養いたいと思わせるくらいのダメさや、かわいさが魅力なのかなと思います」と分析。自分以外で好きなキャラクターを聞かれると、おそ松役の高崎さんは、「僕はトト子ちゃんが好きです。昭和のアニメだからか、すごくヒロインがはっきりしてて。もし共演できたらうれしいなって心から思っています」と、まだ見ぬトト子ちゃん役にラブコールを送った。小澤さんは、「同じ口が開きっぱのキャラクターなので、ダヨーンが気になってて。ダヨーンが舞台に出るか分からないですけど」と言うと、5人から「まず輪郭どうするんだろうね」などと突っ込まれ、笑いが起こっていた。また、この日は追加公演ならびに東京公演の千秋楽ライブビューイングが発表された。さらに、通称「F6」と呼ばれる6つ子のイケメンバージョンのキャスト出演も解禁となった。それぞれの配役は、井澤勇貴(おそ松役)、和田雅成(カラ松役)、小野健斗(チョロ松役)、安里勇哉(一松役)、和合真一(十四松役)、中山優貴(トド松役)。「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME」は9月29日(木)~10月3日(月)梅田芸術劇場、10月13日(木)~23日(日)Zeppブルーシアター六本木にて上演。(cinamacafe.net)
2016年07月28日今月2日(土)より公開している池松壮亮と菅田将暉共演の映画『セトウツミ』。この度、特報映像として解禁されていた第3弾「スタンディングオベーション」に秘蔵1カットを追加した“特別版”が到着した。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスッと笑えて、なんだかしんみり胸を打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了するという超シンプルなコミックを実写映画化した作品だ。キャストには、塾通いのインテリ眼鏡、内海役に池松さん。元サッカー部のお調子者、瀬戸役に菅田さん。そして、ヒロインの女子高生・樫村役に中条あやみと、人気・実力派若手キャストが集結している。監督には『さよなら渓谷』や『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣が務め、“放課後無駄話”を全力で作り上げている。本作の公開前から、特報第1弾「けん玉」に始まり、第2弾「タイミング」、第3弾「スタンディングオベーション」が解禁され、話題を集めていたが、今回、本作の大ヒットを祝して、解禁されたのは、この第3弾の最後に手を挙げる内海と瀬戸が、実際に大勢の人々に拍手喝采を受けている1シーンを追加した“特別版 もうひとつのスタンディングオベーション”。本作の撮影中、メインロケ地である大阪の河原には毎日たくさんの地元の人たちが見物に。SNS上でロケ撮影の情報が広まり、日に日に見物客は増えていき、内海と瀬戸が座っているあのほのぼのとした雰囲気漂う階段のまわりには、実はたくさんの人で埋め尽くされていたのだ。本映像は、そんな見物客にも参加してもらい、川の両岸が埋め尽くされるほどの人々によるスタンディングオベーションが実現している。そしてその中心には、ヒロイン樫村を演じた中条さんの姿も。また、併せて4枚の画像も到着。本映像でスタンディングオベーションを浴びる場面や、内海と瀬戸の初対面のシーン、仲良く2人で花火をしている場面、そして気だるそうに河原に座る2人が映し出されている。すでに公開されている本作だが、SNS上では「セトウツミ、2回連続で観てきた。クスッと笑える気楽に見れる映画。ぜひとも続編やっていただきたい」「映画自体もめっちゃおもしろくて、何度か声出して笑っちゃったり。ケンカもない、部活もしない、壁ドンもしない。原作の空気感を壊さずに映像化されてた気がする!」など早くも大好評だ。ハマる人続出中の「喋る」だけの青春。観ればきっと“スタンディングオベーション”したくなる…かも?『セトウツミ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年07月08日此元和津也の人気コミックを実写化した『セトウツミ』の初日舞台挨拶が7月2日(土)、都内で行われ、主演を務める池松壮亮と菅田将暉、共演する中条あやみ、メガホンをとった大森立嗣監督が出席した。関西の高校生2人が放課後、無駄話をしゃべるだけの“ケンカ無し、部活無し、壁ドン無し”青春映画。 池松さんがクールな塾通いの内海、菅田さんが天然な元サッカー部の瀬戸を演じている。池松さん&菅田さんといえば、本作に加えて『デスノート Light up the NEW world』『ディストラクション・ベイビーズ』と共演作が続いており、池松さんは「今年は共演が続いたので、しばらく(共演は)ないと思いますが、また一周してどこかでお会いしたい」としみじみ…。これには菅田さんも「おれ、死んだみたいやん?」と苦笑いだった。互いの印象を聞かれると「えー、まあ、えー」(池松さん)、「なんかあるやろ!」(菅田さん)と丁々発止のやり取り。池松さんは「とてもいい俳優さんと仕事ができて良かった」、菅田さんも「一緒にいて、自分がとても自然でいられた」と敬意を交わした。映画さながらの独特な空気感を放つ2人に対し、「すごく仲悪そうに見えますけど、安心してください(笑)。言葉よりも空気を大切にされていて、シンプルな男の友情がうらやましく思えた」(中条さん)、「お互い根底で信頼しているから、ツッコんだり、けなし合っている」(大森監督)。実際、『デスノート Light up the NEW world』の撮影現場では敵対関係にありながら、非常に仲が良かったそうで、菅田さんが「東出(昌大)くんが困っていたよね」と明かしていた。『セトウツミ』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日