ドリテックは5月27日、スティック型のコードレスサイクロン掃除機「クリーンストームフォレスト VC-106」(以下、VC-106)を発表した。発売は5月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は14,800円前後だ(税別)。VC-106は、木目調デザインを採用したスティック型のサイクロン掃除機だ。ドリテックはこれまでも、体重計「BS-171」など木目調デザインを採用した製品をすでに販売している。木目調デザインは和室などのインテリアにもマッチするとしている。VC-106は、スティック型とハンディ型の2通りで使用可能だ。ヘッド部分にはモーター内蔵のパワーブラシを搭載している。本体サイズはW280×D200×H1,181mmで、質量は2,420g。ダストカップ容量は約0.5L。電源はニッケル水素充電池で、充電時間は約14時間。フル充電の場合、約13分の連続使用が可能だ。
2015年05月27日東芝ライフスタイルは5月27日、縦型洗濯乾燥機「AW-10SV3M」と「AW-9SV3M」を発表した。発売は7月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SV3Mが180,000円前後、AW-9SV3Mが170,000円前後(いずれも税別)。AW-10SV3MとAW-9SV3Mは、皮脂汚れを落とすことで衣類の黄ばみを予防する「Ag+ホットつけおき」コースを新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。Ag+ホットつけおきコースは、洗濯前に衣類に温風を当てて温めてから、濃縮洗浄とつけおき洗いを行うというもの。温めた衣類に濃い洗浄液を浸透させることによって、洗剤が汚れを分解する力を高めて皮脂汚れを落とす。つけおき時間は30分 / 1 / 2 / 4 / 6 / 8時間から選択可能だ。そのほか、2方向から衣類へ注いで押し洗い効果を実現する「Ag+抗菌メガシャワー洗浄」、高濃度の洗剤液をすばやく浸透させて脂汚れなどを浮かび上がらせる濃縮洗浄を搭載。さらに左右非対称の「抗菌メガスクリューパル」による「入れ替え水流」「もみ洗い水流」「ほぐし水流」で、ムラなく洗濯を行う。「ドライ」や「手洗い」マークなどのデリケートな衣類を洗うドライコース用に、独自の「おしゃれ着トレー」を採用。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)が洗濯物に直接触れないため、衣類の傷みを抑えられる。洗濯槽は、親水性の高いガラスコートを施した「マジックドラム」を採用。洗濯槽外側に洗剤カスが付着することを抑えることによって、黒カビの発生を抑制する。洗濯・乾燥容量はAW-10SV3Mが10kg / 5kg、AW-9SV3Mが9kg / 5kgだ。いずれも、サイズはW614×D628×H1,025mm、質量は49kgとなっている。また、東芝ライフスタイルはAg+ホットつけおきコース非搭載の縦型洗濯乾燥機として、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9V3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8V3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7V3M」も同時発表した。発売は6月中旬で、価格はオープン。推知市場価格はAW-9V3Mが150,000円前後、AW-8V3Mが140,000円前後、AW-7V3Mが130,000円前後(いずれも税別)。また、乾燥機能を搭載していない縦型全自動洗濯機として、洗濯・脱水容量10kgの「AW-10SD3M」、洗濯・脱水容量9kgの「AW-9SD3M」、洗濯・脱水容量8kgの「AW-8D3M」、洗濯・脱水容量7kgの「AW-7D3M」、洗濯・脱水容量6kgの「AW-6D3M」も発表した。AW-10SD3M、AW-9SD3M、AW-6D3Mの3モデルは7月初旬発売で、AW-8D3MとAW-7D3Mは6月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はAW-10SD3Mが125,000円前後、AW-9SD3Mが115,000円前後、AW-8D3Mが105,000円前後、AW-7D3Mが95,000円前後、AW-6D3Mが85,000円前後(いずれも税別)。
2015年05月27日パナソニックは5月21日、50~60代をメインターゲットとしたブランド「Jコンセプト」から、縦型全自動洗濯機「NA-JFA801」を発表した。発売は7月15日。価格はオープンで、推定市場価格は税別180,000円前後だ。NA-JFA801は、洗濯物の取り出しやすさにこだわって開発された縦型の全自動洗濯機。投入口の幅は404mm、奥行きは336mmと、従来モデル「NA-FA80H1」より投入口面積を約14%拡大した。ボディ手前の枠の厚さを11mmに薄型化して洗濯槽を手前に近づけた「すっきりフロント」を継承するほか、タンク底を上げた新開発の「すぐソコフロント」を採用。これにより、深くかがまずに洗濯槽の奥まで手が届く。2015年4月に発表した縦型洗濯機7モデルにも搭載されている「からみほぐし」機能を搭載。脱水時にからんでしまった衣類を、パルセーター(洗濯槽底部の羽根)の動きをコントロールすることによってほぐして、からみを緩和する。操作部は、パナソニックの洗濯機で初となるタッチパネル仕様のホワイトタッチ液晶だ。洗濯槽の手前ではなく、奥に配置されている。文字を大きくして視認性を高めただけでなく、シンプルなメニュー表示を採用した。そのほか、投入口や天面も凹凸が少なく、手入れしやすい。一体型のフタには、ゆったりと流れる水面のイメージを意匠化した「流水柄」を施し、フタのふちには金属パーツを採用してアクセントをつけている。本体サイズはW599×D626×H1,017mm。○「目利き世代」は乾燥機能を求めずパナソニックはNA-JFA801を開発するにあたって、Jコンセプトのターゲットである50~60代を対象に、ほしい洗濯機についてのアンケート調査を行った。調査結果によれば、使いたい容量は8kgと回答した人がもっとも多く、46%だった。6kgと7kgも合わせると全体の約7割に上る。毛布も洗いたいという意見が聞かれたことから、今回は8kgを採用した。乾燥機能については「必要ない」と回答した人が79%。次回購入したい洗濯機のタイプについては、縦型と回答した人が54%と半数以上となった。そこでパナソニックは、乾燥機能を持たない容量8kgで、使い勝手にこだわった全自動洗濯機であるNA-JFA801を製品化するに至った。65~74歳女性の平均体型をもとにした設計を行い、無理のない姿勢で洗濯槽の奥まで手が届く工夫を凝らした。サイズだけでなく、投入口や天面フォルムのフラットでなめらかなフォルム、糸くずがたまりにくいパルセーターキャップなど手入れのしやすさにも配慮されている。
2015年05月21日日立アプライアンスは5月20日、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の最新機種を発表。同日、東京都内で開催された新製品発表会では、新性能の検証デモなどが行われた。今回のモデルチェンジでは、たっぷりの水を循環させる洗浄力の高さはそのまま、「すすぎ」にもこだわっている。発売予定日は6月20日。価格はオープンだが、推定市場価格は最大容量11kgのフラッグシップモデル「BW-D11XWV」が税別24万円前後だ。○縦型洗濯乾燥機では業界初の大容量を実現今回発表されたのは、縦型洗濯乾燥機「BW-D11XWV」と、スリムタイプの「BW-D10WV」「BW-D9WV」「BW-D8WV」の計4モデル。加えて、乾燥機能を搭載していない全自動洗濯機「BW-10WV」「BW-9WV」「BW-8WV」「BW-7WV」の4モデルも同時に発売する。全モデルに強化ガラスを使用したガラストップデザインを採用。ガラストップは見た目にも美しいほか、プラスチックと比較して傷がつきにくく、凹凸が少ないため掃除も簡単だという。発表会での注目製品は、なんといってもフラッグシップモデルのBW-D11XWV。日立アプライアンスの調査によれば、カーテンや毛布といった大型のファブリックを自宅で洗濯する需要がある。そのため、1世帯あたりの家族構成人数は減っているにもかかわらず、洗濯機の大容量化が求められている。新モデルのBW-D11XWVは、洗濯容量が最大11kg、乾燥容量が最大6kg。11kgという洗濯容量は、縦型洗濯機としては業界で最大の容量だ(2015年5月20日現在。日立アプライアンス調べ)。また、槽内パーツの薄型化や、バランスリング設計の最適化などにより、従来モデルから外形寸法を変えずに、+1kgの容量アップを実現した。○遠心力ですすぎ残しを一掃する「ナイアガラすすぎ」前モデルからの大きな変更点は、「ナイアガラすすぎ」と呼ばれる新しいすすぎコースを搭載したこと。一般的な洗濯機は、キレイな水を通水させ、槽に水をためてすすぐという2ステップの方式を採用している。一方、ナイアガラすすぎではいったん槽内に水を貯めた後、毎分1,000回転という高速回転の遠心力で洗剤を絞り出す。それから、最大流量毎分約50Lというたっぷりの水で、繊維に潜んだ洗剤をさらに落とす。発表会では、従来モデル「NW-8TY」の洗濯機で脱水した衣類を、毎分1,000回転の遠心力にかけるデモを実演。一度NW-8TYで脱水を行ったにもかかわらず、1.4Lほどの水が絞り出された。また、すすぎ性能を比較するため、「すすぎ前の水」「従来型洗濯機の標準コースでのすすぎ後の水」「ナイアガラすすぎ後の水」「ボトルから注いだばかりのキレイな水」の4種類を、ブラックライトで照らすデモも実演。洗剤のすすぎ残しがある場合、洗剤の蛍光剤が青白く光るのだが、ナイアガラすすぎ後の水は、ボトルから注がれたミネラルウォーターとほぼ同じ色であった。○[温水]ナイアガラビート洗浄で黄ばみを除去洗浄は、大量のシャワー洗剤液を幅広く散布する「ナイアガラ循環シャワー」と、押し洗い・たたき洗い・もみ洗い効果のある洗濯羽根「ビートウイングX」を使用して行う。この「ナイアガラビート洗浄」に、新機能として約40℃のミストを吹き付ける「[温水]ナイアガラビート洗浄」を追加した。温水ミストを繊維の奥まで浸透させながら温めたら、温水を循環させて約30~40℃をキープしつつかくはん洗いをする。洗剤を温めることで酵素を活性化させ、黄ばみや皮脂汚れを落とす。○洗浄力以外の「使いやすさ」にも注目洗浄力以外の「使いやすさ」にもこだわった。一つは、洗濯槽の底までラクに手が届くこと。洗濯槽の底位置が高く、深くかがまなくても衣類を取り出せる。二つめは洗濯物を出し入れしやすいこと。投入口の幅が43cmと広く、大きな洗濯物も簡単に出し入れできる。三つめはからまりなくスルッと取り出せること。脱水後に羽根を小刻みに動かして、からんだ衣類をほぐし、一枚ずつ取り出しやすくしてくれる。○フラッグシップ機以外もガラストップデザインに発表会では、フラッグシップモデル「BW-D11XWV」の発表がメインだったが、スリムタイプの洗濯乾燥機と全自動洗濯機の発表もされた。BW-D11XWVのボディ幅が610mmであるのに対し、スリムタイプは幅570mmとコンパクトなのが特徴だ。スリムタイプはナイアガラすすぎ機能を持つものの、毎分900回転となる。乾燥機能を持たない全自動洗濯機の新モデルは、温水ミスト機能を搭載しないが、高濃度の洗剤液を衣類にかけて、じっくり洗う「つけおきナイアガラビート」に対応している。
2015年05月20日日立アプライアンスは5月20日、縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の新製品として、洗濯容量11kg・乾燥容量6kgの「BW-D11XWV」を発表した。発売は6月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別240,000円前後だ。BW-D11XWVは、遠心力とたっぷりの水で洗剤を落とす「ナイアガラすすぎ」を新たに搭載した縦型洗濯乾燥機。ナイアガラすすぎでは、洗濯槽を毎分約1,000回転させることでより強力な遠心力を発生させ、水分と洗剤を絞り出す。その後、槽にためた水を循環させながら、最大流量毎分約50Lの「ナイアガラ循環シャワー」を衣類にかけて繊維の洗剤を落とす。これにより、「標準」コースよりも高いすすぎ性能を実現した。2014年度モデルで追加された「ナイアガラビート洗浄」を引き続き搭載しているほか、「[温水]ナイアガラビート洗浄」を追加した。[温水]ナイアガラビート洗浄では、高濃度洗剤液を衣類に散布した後、約40℃の「温水ミスト」を吹き付ける。洗剤の酵素パワーを活性化させる約30℃から40℃に温めてから、かくはん洗いをすることによって、衣類に付いた皮脂汚れや黄ばみを効果的に落とす。従来モデルの本体サイズはそのままに、槽内の糸くずフィルター薄型化や槽上部のバランスリングの最適化などによって、洗濯容量は1kgアップの11kgとなった。容量が増えたことによって、シングル毛布を2枚までまとめて洗える。洗濯槽の裏側など、見えない部分に付着した汚れを洗濯のたびに洗浄する「自動おそうじ」機能を採用。槽上部に設けた25カ所のシャワー出口からきれいな水道水を出して、ステンレス槽外側と外槽内側を洗い流す。本体前側の高さを低く抑えて洗濯槽を浅くしたり、衣類投入口の幅を43cmと大きくしたりと衣類の出し入れをラクに行えるよう配慮された設計になっている。そのほか、脱水後に衣類のからみをほぐす「ほぐし脱水」も搭載した。強化ガラスを採用した「ガラストップ」デザインのフタは、凹凸やすき間のないフラットな形状なため、掃除しやすいとする。サイズはW650×D645×H1,040mm、重量は65kg。標準コースの目安時間は洗濯が40分、洗濯~乾燥が約153分。消費電力量は洗濯が120Wh、洗濯~乾燥が1,790Wh。カラーはシャンパンとシルバー。日立アプライアンスは同日、スリムタイプの縦型洗濯乾燥機として、洗濯容量10kg・乾燥容量5.5kgの「BW-D10WV」、洗濯容量9kg・乾燥容量5kgの「BW-D9WV」、洗濯容量8kg・乾燥容量4.5kgの「BW-D8WV」と、全自動洗濯機として洗濯容量10kgの「BW-10WV」、洗濯容量9kgの「BW-9WV」、洗濯容量8kgの「BW-8WV」、洗濯容量7kgの「BW-7WV」を発表した。いずれもガラストップデザインのフタを採用している。推定市場価格はBW-D10WVが210,000円前後、BW-D9WVが190,000円前後、BW-D8WVが180,000円前後、BW-10WVが140,000円前後、BW-9WVが130,000円前後、BW-8WVが120,000円前後、BW-7WVが110,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年05月20日サンワダイレクトは超音波洗浄機「200-CD022」を販売開始した。超音波で無数の気泡を発生させ、気泡がはじける衝撃波で汚れを落とす卓上型洗浄機だ。メガネや貴金属はもちろん、アタッチメントを使用すればDVDディスクの洗浄も可能だ。価格は税込5,980円。200-CD022は、メガネやアクセサリー、時計の金属バンドなどのほかに、CD・DVDも洗浄できる家庭用超音波洗浄機。タンクに水と洗浄したいものを入れてタイマーを設定し、洗浄を開始する。タイマーは、汚れの程度に合わせて90秒、180秒、280秒、380秒、480秒の5段階から選択可能だ。本体一体型の透明なフタと、洗浄タンク内部を照らすLEDライトを備えるため、洗浄中に汚れの落ち具合を確認できる。汚れがひどい場合は、中性洗剤を1~2滴投入することが推奨されている。アクセサリーなどを入れる洗浄カゴのほか、時計ホルダー、DVD・CDホルダーが付属。本体サイズはW175×D215×H140mm、重さは約950g、タンク容量は約750ml(上限基準線は600ml)。
2015年05月18日ANAは日本の航空会社として初めてボーイング787-9型機の国際線仕様機を受領し、5月5日より運航を開始する。今回受領する国際線仕様の初号機は787-8型機に比べ46席多い215席仕様で、5月5日より羽田~ミュンヘン線にて運航される。ANAは2014年7月に日本で初めて787-9型機を受領し、翌8月より世界で初めての定期便運航を国内線で開始した。今回の国際線仕様は、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスそれぞれにANAの最新シートを搭載し、快適な空の旅をサポートする。サービス面では、日本で初めてとなる上空でテレビ番組が楽しめるサービス「ANA SKY LIVE TV」を開始する(無料)。ANA SKY LIVE TVの開始により座席に装着されているシートモニターにて、リアルタイムで最新ニュースやスポーツ中継などを視聴できる。また、ANAの787型機としては初めて、機内インターネット「ANA WiFi サービス」(有料)も開始する。787-9型機は787-8型機の胴体を延長したモデルで、787-8型機よりもさらに高い23%(※)の燃費性能を有しながら、約1.2倍の座席と貨物を搭載することが可能になり、運航コストの低減と、国際線を中心としたANAの事業拡大に寄与する機材。高い燃費性能で運航コストの低減と環境性能の向上が期待されるほか、787-8型機と同様、新たなテクノロジーの採用により客室内湿度、耳への気圧負担感、窓の大きさなど、機内環境の快適性を実現している。この最新鋭機の投入により、ANAは新規路線開拓や既存路線の増便などの成長戦略を加速させると同時に、さらなるサービスの拡充により利用者の利便性向上を狙い、競争力強化を実現していくという。ビジネスクラス・プレミアムエコノミー・エコノミークラス全てに、最新シートを採用する。ビジネスクラスでは全席通路側になるスタッガードシート配列」を採用し、フルフラットになるベッドシートで心地よい眠りをサポート。大型テーブルにクラス最大級のタッチパネル式液晶スクリーンを備えている。さらに、一部座席に可動式パーテーションも設置している。プレミアムエコノミーは、ゆとりのシートピッチと座席幅、レッグレスト、フットレスト(2列目以降)仕様。大型テーブルとタッチパネル式液晶スクリーン、PC電源、USB充電ポートを完備している。エコノミークラスは34インチ(86cm)のシートピッチにフットレスト(前に座席がない席を除く)、タッチパネル式液晶モニター、PC電源、USB充電ポートを備えている。ANA SKY LIVE TV サービスで視聴可能な番組は、NHK WORLD PREMIUM、CNN、SPORT24となっている。ANA WiFi サービスは、現在777型機ならびに767型機で提供しているものと同様で、787-9型機の全クラスにて利用できるようになる。乗客が所有する無線LAN対応端末(スマートフォンならびにタブレット端末での利用を推奨)が利用でき、30分=6.95ドル、3時間=16.95ドル、24時間=21.95ドルとなっている。サービスの詳細はホームページを参照。なお、787型機の対象機材は787-8型機も含め、今後順次拡大する予定となっている。その他787-9型機において、電子書籍「e-booksサービス」を拡充し、一般雑誌や旅行雑誌、マンガ、実用書などのコンテンツを提供する。また、「ANAスカイマップ」は従来の2Dから3Dマップに進化し、立体的な地形表示や様々なアングルからの航路図など、多機能マップシステムを搭載する。※燃費効率は767-300ER比較
2015年04月29日ドウシシャは4月27日、スティック型のコードレスサイクロン式型掃除機「VSQ-801D」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は税別29,800円前後だ。VSQ-801Dは、延長パイプを取り外すとハンディクリーナーとしても使えるスティック型クリーナー。1分間に最大80,000回転するモーターを採用した。ダストボックスの容量は0.5Lだ。ダストボックスは「ダストボックス開閉」ボタンでオープンし、手を汚さずにゴミを捨てることができる。内蔵バッテリーはリチウムイオン電池で、充電時間は約8時間だ。標準モードで最大約22分、強モードで最大約12分の連続運転が可能だ。本体サイズはW220×D270×H1,120mm、重量は約2.7kg。ダストカップ容量は0.5L。
2015年04月28日エレクトロラックス・ジャパンは4月24日、サイクロン式スティック型掃除機「エルゴラピード」の新モデルを発表した。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格はエルゴラピード・リチウム(18V)が43,800円前後、エルゴラピード・リチウム(14.4V)が33,800円前後だ(ともに税別)。エルゴラピードは、スティック型としてもハンディ型としても使用できる2in1のコードレスサイクロン式掃除機だ。ハンディ型掃除機がスティック部分から分離する構造になっている。新モデルでは、吸引力やバッテリーなど基本性能のブラッシュアップ、多彩なアタッチメントによる使い勝手の向上を図った。上位機種の18Vモデルは、新たに「ターボパワー・リチウムイオン電池」を採用。これにより連続運転時間は前モデルの35分から最大約45分になった。また、従来の下位機種にはニッケル水素電池を搭載していたが、今回の新製品からエルゴラピード2ラインともリチウムイオン電池を採用。下位機種の14.4Vモデルの連続運転時間は30分となっている。そのほか前モデルと同様、ダストピックアップ率が98%(フローリング)を実現。空気の流れを重視したトライアングルパワーノズルや、目詰まりしにくいプリーツフィルター、ブラシに絡まった髪の毛などをカットするブラシロールクリーン機能、水平180°に曲がる自由度の高いヘッドなども引き続き搭載する。従来は隙間ノズルとブラシノズルのみがアタッチメントとして付属していたが、18Vモデルには「布団ノズル」「ロング隙間ノズル」「ホース」「布用ノズル」が追加された。ホースには布用ノズルなど他のアタッチメントを接続可能で、カーテンなどの掃除にも使える。サイズと重量は18VモデルがW263×D150×H1,070mm/2.6kg、14.4VモデルがW263×D150×H1,070mm/2.5kg。ダストボックス容量はいずれも0.5L。カラーは18Vモデルがローズゴールドとタングステン、14.4Vモデルがアイスホワイトとダークボルドー。○認知度は高いのに世帯浸透率はまだまだエレクトロラックス・ジャパン スモールアプライアンス事業部 代表取締役 長岡慶一氏は、スティック型掃除機の国内市場について「スティック型掃除機の認知度は91%と非常に高いのに対して、所有率は25%。それは消費者がスティック型掃除機について『吸引力が弱い』『メインの掃除機として使えない』『床上しか掃除できない』という不安を持っているからだ」と調査結果について説明した。こうした背景を踏まえて、新しいエルゴラピードは先述の通り、45分の連続運転時間や多彩なアタッチメントの追加という進化を遂げた。エレクトロラックスによれば、掃除機使用時間の平均は30分未満という人が約9割を占める(カンタージャパン調べ)。45分の連続運転時間はこれをカバー。また、アタッチメントの追加によって、使い道がさらに広がり、床上のみならず部屋の至るところを掃除できるようになった。
2015年04月24日パナソニックは4月6日、縦型洗濯機7モデルを発表した。発売は、全自動洗濯機の「NA-FA90H2」「NA-FA80H2」「NA-FA70H2」が6月5日、全自動洗濯機の「NA-FA100H2」と縦型洗濯乾燥機の「NA-FW100S2」「NA-FW90S2」「NA-FW80S2」が6月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-FA100H2が135,000円前後、NA-FA90H2が125,000円前後、NA-FA80H2が115,000円前後、NA-FA70H2が105,000円前後、NA-FW100S2が200,000円前後、NA-FW90S2が190,000円前後、NA-FW80S2が180,000前後だ(いずれも税別)。このたび発表された新製品は、脱水でからんだ衣類をほぐしてくれる「からみほぐし」機能を搭載した縦型洗濯機。脱水後にパルセーター(洗濯槽底部の羽根)を回転させて衣類を洗濯槽からはがした後、さらにパルセーターを細かく動かすことで、衣類のからみを緩和する。ボディ手前を薄型化して洗濯槽を手前に近づけた「すっきりフロント」を従来モデルに引き続き採用した。給水時にすばやく泡立てる同社独自の「即効泡洗浄」機能を活かし、少量の衣類を約20分で洗濯する「スピードコース」を搭載。そのほか、部品形状の工夫、共鳴を抑える壁を部品に設けるなどして、脱水時の運転音を同社従来品に比べて2dB低減した。容量は全自動洗濯機のNA-FA100H2が10kg、NA-FA90H2が9kg、NA-FA80H2が8kg、NA-FA70H2が7kg、洗濯乾燥機のNA-FW100S2が洗濯10kg/乾燥5kg、NA-FW90S2が洗濯9kg/乾燥4.5kg、NA-FW80S2が洗濯8kg/乾燥4.5kg。本体サイズと重量はNA-FA100H2がW599×D648×1,071mm/40kg、NA-FA90H2とNA-FA80H2がW599×D610×H1,012mm/39kg、NA-FA70H2がW564×D573×H1,021mm/33kg、NA-FW100S2とNA-FW90S2、NA-FW80S2がW599×D648×H1,071mm/47kg。
2015年04月06日パナソニックは4月3日、扇風機とサーキュレーターの役割を果たす創風機「Q(キュー) F-BL25Z」を発表した。発売は5月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後だ。F-BL25Zは、吸気口から吸い込んだ風量を約7倍に増幅する独自の誘引気流構造を採用した創風機。吸い込んだ空気をターボファンによって高圧化し、高速な噴出気流として送り出す。パワフルで直進的なターボ気流を送り出すことで、室内の空気を効率よくかく拌。冷房や暖房と併用して温度ムラを解消するサーキュレーターとしても使用可能だ。誘引気流の特性を活かせるボール形状になっており、送風方向は真下を除いて自由に選べる。長野県の蓼科高原に吹く風を再現した「1/fゆらぎ」機能を持つ。各風量に合わせてDCモーターの回転数を細かくコントロールし、自然に近い風を実現した。不規則な強弱の風を送り出すことで体温の低下を抑制でき、長時間当たっても疲れにくいとしている。スタンドを含むサイズはW250×D250×H277mm、重量は2.1kg。風量は5段階で切り替え可能だ。切タイマーは1時間・3時間でセットできる。消費電力は最大時で18.5W、最小時で2.5W。カラーはクリスタルレッド、シャンパンゴールド、パールホワイト。
2015年04月03日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はこのほど、ANAホールディングスがA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)を正式契約したことを発表した。同契約は1月に発表された発注が正式契約となったもの。これにより、今後合計37機のA320ファミリー機(A321neoが26機、シャークレット付きのA321従来型が4機、A320neoが7機)がANAグループに引き渡される。これらの3機種を日本で運航するのはANAグループが初となる。A321neoは、客室スペースを効率的に活用するエアバスの「キャビン・フレックス」(Cabin-Flex)によって快適な座席幅18インチを確保し、標準で240座席を装備する。A321従来型は220座席、A320neoは180座席を備える。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「今回の正式契約により、ANAグループのような優れたエアラインがエアバス機の導入を拡大していることを非常に誇りに思います。単通路型機のなかで最も快適な客室空間と優れた燃費性能を提供するA320ファミリーは、ANAグループのオペレーションに最適な機材となるでしょう」とコメントしている。単通型機のA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡されている。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で幅広い18インチ。A320ファミリーの最新機種となるA320neoは新世代のエンジンとシャークレットを装備し、15%以上の燃費削減を実現する。なお、2020年度までには20%の燃費削減を目指している。NEOに対する受注は、70社からの顧客より3,600機以上を獲得している。A320neoは2014年9月に初飛行に成功し、現在は飛行テストを行っている。
2015年04月02日冷蔵庫や洗濯機については"大は小を兼ねる"といえる。ところが、掃除機はそういうわけにはいかない。取り回しの都合上、同じ性能ならば小さいほうが使いやすいのだ。一人暮らしであれば、迷わず"小さい"掃除機をオススメしたい。もちろん、単に小さければよいというわけではない。今回は選び方のコツを紹介しよう。○アタッチメントが豊富なら、床以外の掃除でも活躍家庭向け掃除機でポピュラーなのは、キャニスター型(車輪が付いているもの)、スティック型、ロボット掃除機の3種類だろう。ただし、ロボット掃除機はあくまで掃除を手助けしてくれるものであって、メイン機にはなりえない。新生活で掃除機を選ぶのであれば、キャニスター型かスティック型を選ぶのが無難だ。キャニスター型とスティック型は、床だけでなく棚や家具の隙間などを掃除でき、汎用性が高いのもポイントだ。キャニスター型の多くは、メーカー純正のアタッチメントやサードパーティー製のアタッチメントを使用できる。しかし、スティック型ではそういった選択肢が少なく、標準で付属しているアタッチメントしか使用できないと考えたほうがよいだろう。○サイクロン式と紙パック式、どちらを取る?消耗品である紙パックが必要ないことから、サイクロン式を選ぶ人は多いようだ。しかし、サイクロン式の掃除機はこまめなクリーニングが必要になる。それに対して紙パック式の場合、紙パックさえ交換しておけば、基本的にメンテナンスフリーで使用できる。ランニングコストを取るか、それとも手間を取るか。ここは好みが分かれるところだが、この違いをふまえて選択してほしい。○コードレスか、AC駆動かコードレスタイプは、なんといっても使い勝手がよい。最近では、スティック型としてもハンディ型としても使える2in1タイプの掃除機が流行りつつあるようだ。コードレスタイプのバッテリー駆動時間は、強運転で約10分、通常運転で約20分という製品が多い。広い部屋や複数の部屋を掃除するのではないとすれば、この動作時間で十分だ。コードレス掃除機は、AC駆動タイプに比べるとパワーが劣ると感じるかもしれないが、フローリングの部屋ならば問題ないだろう。ただし、これはバッテリーが劣化していない状態での話だ。バッテリーは使用していくにつれて劣化していく。バッテリーが劣化すると、パワーも連続動作時間も減少する。コードレス掃除機はバッテリーの劣化も計算に入れて、よりハイパワーなモデルを選ぶか、またはバッテリーを交換できるモデルを選んだほうがよい。○収納性も押さえておきたい収納スペースの少ない部屋では、「いかにコンパクトに収納できるか」という点も掃除機選びの大きなポイントになる。スティック型の掃除機は、キャニスター型に比べて、収納スペースは少なくて済む。そのまま部屋の隅に置いておけるのもスティック型の特徴だ。アタッチメントの保管場所は意外と困るものだが、スティック型の場合は本体そのもの、もしくは充電台などに収納場所を設けている機種が多い。これらをふまえると、収納性ではスティック型の方が優勢だといえる。○結局、新生活ではどんな掃除機がオススメ?新生活向けの掃除機では、パワーよりも汎用性や取り回しを重視して選んだほうがよい。あまり広い部屋ではなく、かつ床がフローリングの場合、キャニスター型のハイパワーを必要とする場面はそうそうない。取り回しや収納性に優れたスティック型の掃除機、特に1台でスティック型とハンディ型両方で使用できる2in1タイプは、新生活にうってつけだといえるだろう。
2015年03月18日「2015年新生活、家電はどう選ぶ?」では、新生活向けの家電製品を数回にわたって紹介している。前回は洗濯機の選び方について解説したが、今回は、各カテゴリーでどんな洗濯機が出ているのかをまとめてみた。○パーソナル向けドラム式洗濯乾燥機ここでは、横幅が60cm以下のドラム式洗濯機を取り上げる。マンションなどの洗濯機置き場は、全自動洗濯機を想定して作られている場合が多いが、横幅60cmならば何とか収まるサイズだ。ただし、ドラム式の場合はドアを開いた時の寸法も考慮する必要がある。設置に必要なスペースにプラスして、手前に40~50cm程度の余裕をみておけばいいだろう。ちなみに、ドラム式洗濯機は一度に大量の水を排水することはないので、排水の手段さえ確保できれば、防水パンに設置しなくともよい。洗面所などに設置するためのオプションが用意されている製品もある。シャープからは、洗濯・脱水容量7kg/乾燥容量3.5kgの「ES-S70」が発売されている。幅が59.6cmで、奥行きが60cm。ドアを開いた時に必要なスペースは37cmだ。乾燥方式はヒーター方式を採用しており、洗濯~乾燥での消費電力量は1,600Whだ。パナソニックからは2015年2月25日に発表された「プチドラム」の「NA-VH320L」と「NA-VD150L」を紹介。いずれも洗濯・脱水容量7kg/乾燥容量は3.5kgだ。幅が59.6cm、奥行きが59.5cm。ドアを開いた時に必要なスペースは41.5cmだ。乾燥方式はNA-VH320Lがヒートポンプ方式、NA-VD150Lがヒーター方式を採用。洗濯~乾燥での消費電力量は、NA-VH320Lが1,100Whで、NA-VD150Lが1,860Wだ。日立アプライアンスからは「ビッグドラムスリム」の洗濯・脱水容量10kg/乾燥容量6kgタイプ「BD-ST9700」と「BD-S8700」を紹介しよう。幅が60cm、奥行きが71.5cm。ドアを開いた時に必要なスペースは42.5cmだ。ドラムの奥行きを39cmと長めにすることで、大容量化を実現している。BD-ST9700はタッチ式の液晶パネルを採用している。乾燥方式は蓄えておいた廃熱を乾燥時に使用する「ヒートリサイクル方式」と、風アイロンによる空冷式を併用している。洗濯~乾燥時の消費電力量は約810Whだ。○洗濯・脱水容量が6kg以下の縦型洗濯乾燥機スイッチを入れるだけで後は何もしなくてよいという洗濯乾燥機のメリットを最大限活かすには、乾燥の仕上がりや騒音などから見てもドラム式に軍配が上がる。とはいえ、縦型洗濯乾燥機は、衣類の素材や色などによって細かく分けて、水の量や洗剤などを調節して洗う人にとっては、ドラム式よりも使いやすいといえるだろう。ここでは、縦型洗濯乾燥機で洗濯容量が6kg以下の製品を紹介しよう。シャープからは、洗濯・脱水容量6kg/乾燥容量3kgの「ES-TG60L」と洗濯・脱水容量5.5kg/乾燥容量3kgの「ES-TG55L」が発売されている。いずれも幅が56.5cm、奥行きが59cmで、内寸53cm以上の防水パンに設置可能だ。乾燥はヒーター式で、洗濯~乾燥時の消費電力量(50Hz/60Hz)は2,090Wh/1,995Wh。パナソニックからは洗濯・脱水容量6kg/乾燥容量3kgの「NA-FV60B3」が発売されている。余熱を利用した乾燥方式「ハイブリッド乾燥」が特徴のモデルだ。幅が56.2cm、奥行きが57cmで、内寸52cm以上の防水パンに設置可能だ。乾燥はヒーター式で、洗濯~乾燥時の消費電力量(50Hz/60Hz)は、2,690Wh/2,890Wh。○洗濯・脱水容量が6kg以下の全自動洗濯機パーソナル向けでもっともスタンダードなのはこのカテゴリーだろう。インバーター方式と非インバーター方式があるが、インバーター方式のほうが、消費電力量や動作音を抑えられる。製品数が多いため、ここでは代表的なモデルのみを紹介していく。シャープからは、洗濯・脱水容量6kgの「ES-GE60P」を紹介する。節水効果がある"穴なし槽"を採用したモデルで、化繊1kgまで対応の風乾燥機能も搭載する。幅が56.5cm、奥行きが53.5cmで、内寸50.7cm以上の防水パンに設置可能だ。洗濯・脱水容量5.5kgの「ES-GE55P」、4.5kgの「ES-GE45P」も用意しているが、幅と奥行きはES-GE60Pと同様だ。3機種とも非インバーター方式となっている。パナソニックからは、インバーター方式の「NA-FS60H7」を紹介する。洗濯・脱水容量は6kgだ。汚れを泡で浮かせて落とす「泡洗浄」を搭載している。化繊1kgまで対応の風乾燥機能も搭載する。幅が56.2cm、奥行きが56.8cmで、内寸53cm以上の防水パンに設置可能だ。日立アプライアンスからは、洗濯・脱水容量6kgの「NW-6TY」を紹介しよう。NW-6TYは、高濃度洗剤液を使ったシャワー浸透洗浄を特徴としており、非インバーター方式だ。風乾燥機能も持つ。幅が55.7cm、奥行きが53cmで、内寸53cm以上の防水パンに設置可能だ。
2015年03月13日ブラック・アンド・デッカーは、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「ORA(オーラ)」の購入者を対象としたキャンペーンを3月下旬から開始する。ヘッドに装着するためのスペアブラシを先着3,000名にプレゼントする。同キャンペーンは、ORAの購入者にブラシユニットをスペアブラシとしてプレゼントするというもの。ブラシユニットは日本の住環境に合わせて開発されており、シリアルやペットフードなど大きなゴミから、微細なゴミまで除去できるとする。ORAは日本やヨーロッパの住宅において、フローリングの床が増えていることに着目して開発されたスティッククリーナー。1回の平均掃除時間を参考に設定された最大25分の連続駆動時間、フローリングの床におけるダストピックアップ率99.8%と、フローリングやハードフロア(硬い床材)の掃除に最適な構造となっている。スティッククリーナーとしてだけではなく、ハンディクリーナーとしても使用可能だ。
2015年03月13日ボーイングは3月10日、最新鋭航空機777X型機向けのプライマリー・フライト・コントロール・アクチュエーション・システムの供給について、日本のパートナーであるナブテスコと合意したことを発表した。アクチュエーターは、主翼の補助翼や尾翼の昇降舵などの舵面を動かして飛行中の機体の姿勢を制御する航空機システムの重要な部品。ナブテスコは現行の777プログラムでも、フライト・コントロール・アクチュエーター4種をボーイングに供給している。今回の新たな契約によって、ナブテスコはスポイラーを含む全舵面、計8種のアクチュエーターを供給することになり、その業務範囲がおよそ2倍に増加する。ボーイング ジャパン社長のジョージ マフェオ氏は「ナブテスコは、40年近くにわたりボーイングの傑出したパートナーであり続けています。今回の合意により、今後数十年続く新型航空機777Xの製造を、これまで以上の業務範囲でサポートいただけることをうれしく思っています」とコメントしている。ボーイングはナブテスコのパフォーマンスへの評価として、2014年には合計2万1,000社以上の中から「2013 Boeing Supplier of the Year」にも選出しており、マフェオ氏も「ボーイングはナブテスコの777Xも含めた今後のコミットメントとパートナーシップに感謝しています」と言う。ナブテスコの航空宇宙カンパニー社長の長田信隆氏は、「今回、ボーイングに777Xのパートナー企業として選定していただき非常に光栄です。777Xは現行の777同様、将来ベストセラー機になると確信しております。そのような重要プログラムにおいて重責を担えることを誇りに思います」とコメントしている。新たに777ファミリーとなる777Xには、777-8Xと777-9Xの2種があり、それぞれ市場のニーズと航空会社の要望に応えるように設計されている。777Xの設計は現在も進行中で、これまでに航空会社6社から300機の受注・発注コミットメントを獲得している。なお、生産開始は2017年、初回納入は2020年を予定している。
2015年03月10日パナソニックは3月5日、二重構造の新ダクトにより静音化を実現した卓上型食器洗い乾燥機「NP-TR8」を発表した。運転音は34.5dB(50Hz)/36.5dB(60Hz)となっている(目安として、40dBで図書館の館内程度)。発売は5月1日。価格はオープンで、推定市場価格は90,000円前後(税・工事費別)。パナソニックによると、卓上型食器乾燥器の購入者の約7割が買い替えユーザーだ。現在、2004年から2009年頃の購入者による買い替え需要が伸長しており、既存の購入者の抱く不満の中では「運転音が気になる」が上位に挙がる。NP-TR8は、こうした市場背景やユーザーニーズを背景に、運転音の抑制を図った製品だ。排気経路の構成を見直したり、二重構造の新しいダクトを採用したりすることで、排気口に水が当たる音や排気口から庫外へもれ出る音を低減。運転音は従来モデル「NP-TR7」と比べて1.5dBほど静かになり、食後の団らんや深夜でも運転音が気にならないとする。同社が行った実験では体感で約2/3の運転音と評価されたという。そのほか、停電からの復帰後にスタートボタンを押すと停電前の状態から運転を再開する「オートリスタート機能」などを新たに搭載。従来モデルから引き続き、洗剤の酵素を活性化させて汚れを落とす「バイオパワー除菌」を搭載するほか、電力のムダを省く「エコナビ」機能も備える。本体サイズはW550×D347×H564mm、重量は約19kg。標準容量は食器点数45点/6人分。消費電力は最大で1,165W(50Hz)/1,185W(60Hz)。使用水量は標準コースで約11Lだ。本体扉面には半透明樹脂を採用し、カラーバリエーションとしてブラウン、ホワイト、グレーの3色を用意する。
2015年03月05日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の2月27日、単通路型A320ファミリーの月産レートを2017年第1四半期から50機に増加させることを発表した。また、中型機A330の生産レートを新型エンジンを搭載するA330neoへの移行に伴う調整のため、2016年第1四半期より月産6機に引き下げる。A320ファミリーはこれまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、317社を超える顧客に6,400機以上を引き渡しているベストセラー単通路型機となっている。エアバスはA330からA350XWB、総2階建てA380まで、最新のワイドボディ機を幅広く取りそろえている。エアバスのワイドボディ航空機は250席から500席以上を装備し、全機種とも高い共通性を保持するため、世界中の航空会社が運航する地域路線や中・長距離路線の幅広いニーズに効率的に対応するという。
2015年02月27日パナソニックは2月25日、ドラム式洗濯乾燥機「プチドラム」の新モデル「NA-VH320L」と「NA-VD150L」を発表した。発売はNA-VH320Lが4月15日、NA-VD150Lが3月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VH320Lが220,000円前後、NA-VD150Lが170,000円前後(いずれも税別)。プチドラムシリーズは、マンションや賃貸物件など洗濯機置き場が狭い家庭でも設置できるように、本体の幅と奥行きを約60cmに抑えたドラム式洗濯乾燥機だ。NA-VH320LとNA-VD150Lは、2014年1月に発表された「NA-VH310L」と「NA-VD130L」の後継モデル。このたび、乾燥フィルターのメッシュ部に防カビ加工を施した「防カビフィルター」を新たに搭載した。NA-VH320Lは防カビフィルターに加えて、ドラムの背面に「抗菌・防カビバックフィルター」も装備している。従来機種と同様、すすぎの際に洗濯槽を自動で洗浄する「自動槽洗浄」機能、槽を高速回転させてドラム槽外側と外槽内側を洗い流す「カビクリーンタンク」機能も装備している。乾燥方式は、NA-VH320Lがヒートポンプ方式で、NA-VD150Lがヒーター方式。洗濯~乾燥の消費電力量はNA-VH320Lが約988Whで、NA-VD150Lが約1,212Whだ(エコナビ運転ON時)。いずれも洗濯・脱水容量は7kgで、乾燥容量は3.5kgとなっている。給・排水ホース含む本体サイズはNA-VH320LがW633×D595×H1,023mmで、NA-VD150LがW633×D595×H963mm。ドアを全開にしたときの奥行きはいずれも1,010mmとなっている。
2015年02月25日東京工業大学(東工大)は、高周波(RF)無線給電型の超低電力無線機で、多値変調による無線信号伝送技術を開発したと発表した。同成果は、同大 フロンティア研究機構の益一哉教授、精密工学研究所の伊藤浩之准教授、ソリューション研究機構の石原昇特任教授らによるもの。詳細は、2月22日から米国サンフランシスコで開催されている「国際固体素子回路会議ISSCC 2015(IEEE International Solid-State Circuits Conference 2015)」にて発表される。従来、ミリワット未満の低消費電力では周波数利用効率に優れる直交位相振幅変調といった多値変調の実現が困難だったが、今回、RFID技術をベースとした「直交バックスキャッタリング回路技術」という新技術を駆使して実現したという。最小配線半ピッチ65nmのシリコンCMOSプロセスで無線機を試作し、市販の無線機の1/10未満の113μWという極めて小さな消費電力で32QAMの信号伝送に成功した。また、この無線機をRF無線給電により生成した電源で動作させたとしている。研究グループでは、同技術が今後のワイヤレスセンサネットワークの大容量化・低価格化・端末小型化につながるものであるとコメントしている。
2015年02月24日●持っているだけでヘッドがスイスイ前へ進む!日立アプライアンスが2月21日に発売したスティック型のコードレスサイクロン式掃除機「パワーブーストサイクロン PV-BC500」。実売価格は86,000円前後で、スティック型掃除機としては高級な部類に入る。日立アプライアンスもスティック型掃除機のフラッグシップモデルと位置付けている本製品をさっそく試用してみた。○今流行りの"2in1"まずはPV-BC500の主な特徴から紹介しよう。最大の特長は「SDハイパワーモーター」と「パワーブーストサイクロン構造」と呼ばれる新開発の部品・機構の採用だ。これらにより、キャニスター型掃除機と比べてコードレス掃除機の弱点とされる吸引力を強化している。吸引力の指標となる吸込仕事率は公表されていないが、1月に開催された記者発表会のデモンストレーションでは、約2.9kgのボーリングボールをみごと持ち上げていた。また、国内メーカーのスティック型掃除機では、本体が分離しハンディ型掃除機としても両用できる、いわゆる"2in1"タイプが2014年モデルあたりからトレンドとなっている。従来機種の「PV-BA100」に引き続いて、今回のPV-BC500もその流れを汲み、2in1タイプとしての使い勝手が様々なポイントで改良されている。○新感覚のスマートヘッド改良点の中でも特筆すべきが「スマートヘッド」と呼ばれるヘッド部分だ。スマートヘッドは2本の回転ブラシからなり、ヘッドを押す時だけでなく、手前に引いた時もゴミを吸い込む仕組みになっている。さらにスマートヘッドは自走式なので、スイッチを入れると引っ張られるように勝手に前へ進んでいく。力を入れていないのに、持ち手の部分を軽く支えているだけでヘッドが進んでいくのは、これまでになかった新しい感覚だ。○ジレンマを解決したバッテリー力強い吸引力を維持するためには、それだけパワフルな電源供給が必要だ。よって、バッテリー駆動のコードレスタイプは仕組み自体に限界がある。十分な電源を確保するために、大型のバッテリーを搭載すれば、スティック型としての使い勝手を損ねてしまうからだ。PV-BC500は強い吸引力と取り回しのいいスティック型、という相反する2つを両立させるために、リチウムイオンバッテリーを採用した。リチウムイオンバッテリーは小型でも電池容量を確保できるため、電気自動車をはじめ、ロボット掃除機などへ採用されている。スティック型やハンディ型は、最大約10分から20分程度の連続運転時間が一般的だが、PV-BC500ではリチウムイオンバッテリーの搭載により、重量を抑えつつ最大約30分(標準運転時)の連続運転が可能になった。これなら10~12畳程度の部屋を掃除できそうだ。●使い勝手にも工夫がたくさん○充実のアタッチメントPV-BC500は充実した付属パーツも特長だ。ニーズが高まっている「ふとん用パーツ」をはじめ、「すき間用吸口」「伸縮曲がるブラシ吸口」の3点が標準で付属。掃除機の付属品というのは、多すぎても管理や使いこなしが難しい。しかし、PV-BC500の付属品はいずれも厳選された"使える"ものだと感じた。保管しやすいよう充電台にすべて収納できる点も評価したい。特に筆者が気に入ったのは伸縮曲がるブラシ吸口だ。ブラシの向きや角度を上下左右と柔軟に変えられるので、高い場所や細いすき間の奥を掃除する時に便利。○使い勝手を左右する重心の位置ホース部やヘッド部、モーター部、ダストカップ部を一直線上に配置するスティック型掃除機では、その重心をどこに置くかが操作性を大きく左右する。その点についてもPV-BC500はよく考えられているという印象だ。絶妙な重心バランスで設計されており、スティック型・ハンディ型いずれの場合も、手もとにかかる負担を極力軽減できるように配慮された点は、日立がフラッグシップ機と銘打つだけの意気込みを感じた。そのほか、ボタン1つを押すだけでポンっとゴミ捨てできる独自の「ごみダッシュ」機構を採用している。ゴミ捨て自体はラクなのだが、ダストカップを掃除機本体から取り外す際に、本体との接続部分である集じん口が開きっぱなしでゴミが漏れてしまう。注意すれば問題ないかもしれない。とはいえ、「ごみ捨てボタン」を押すまでは中身が外に漏れないような構造にしてほしい。こちらは今後の改良を期待したいところ。日立アプライアンスはキャニスター型掃除機においても特に計量・コンパクト化が得意だ。PV-BC500を使ってみた全体的な印象は、キャニスター型でこれまで培ってきた技術を、うまく2in1のスティック型掃除機に融合させたなぁ、というもの。価格も高価ではあるが、キャニスター型に近い吸引力を求めながらも、スティック型の手軽さ・コードレスの利便性を捨てきれないユーザーにとって、納得のできる機種といえるだろう。
2015年02月24日2015年2月11日、欧州宇宙機関(ESA)は、再使用型宇宙往還実験機「IXV」の飛行試験に成功した。IXVは「リフティング・ボディ」と呼ばれる、胴体そのものが翼のような役目を果たす形をしており、未来の欧州のロケットや宇宙機の開発にとって重要なデータを集めた。IXVの飛行時間はわずか100分ほどであったが、欧州の宇宙開発の未来にとっても、そしてリフティング・ボディという「翼なき翼」の歴史にとっても、新たな章を刻むものとなった。○翼なき翼、リフティング・ボディ人類は古来より、鳥のように空を飛ぶことを夢見てきた。オットー・リリエンタールやライト兄弟がその夢を叶え、続いてその手が宇宙へと伸ばされたとき、しかし宇宙飛行において翼は必ずしも必要ではないことを知った。けれども、宇宙空間から地上のある一点を狙って着陸することを考えたとき、翼は依然として魅力的であり続けた。スペースシャトルなどが軒並み大きな翼を持っているのはそうした理由がある。だが、打ち上げや宇宙空間を飛行する際には、翼は役に立たず、単なる重荷でしかない。また宇宙船が大気圏に再突入する際、その速度は極超音速の、とてつもないものになるが、そのとき翼は大きな抵抗となり、また高熱からその翼をどうやって防護するかは難しい問題であった。さらに胴体から大きく張り出した翼は、構造的に弱点でもあった。そこで、翼がなくとも飛行を制御することができるよう、胴体そのものが揚力を生み出すような形をした機体が考えられた。それが「リフティング・ボディ」である。フティング・ボディは1950年代の米国で本格的に研究がはじまり、またソヴィエト連邦や欧州、日本でも研究が行われた。その過程でいくつかの実験機による飛行実験が行われたものの、すべて大気圏内の飛行であったり、あるいは宇宙空間には出たものの、軌道速度と比べ非常に遅い速度であったりと、純粋に「翼のないリフティング・ボディ機が宇宙を飛び、地球に帰還する」ことが実証されたのは、今回のIXVが世界で初めてのことであった。○IXVIXVが開発された背景には、ESAが2003年に立ち上げた「将来打ち上げ機準備計画」(FLPP:Future Launchers Preparatory Programme)というプログラムがある。これは将来のロケットにとって必要となる技術や要素を開発することを目的としたもので、例えば機体の信頼性の向上や製造や運用の簡略化、環境への影響の低減といった技術目標が立てられており、その中に「Reusability」、つまり再使用化も盛り込まれている。IXVという名前はIntermediate Experimental Vehicleの頭文字から取られているが、Intermediate(中間)という言葉が入っているのは、この将来の欧州のロケット開発に向けた長期的なロードマップの中の「中間的」な要素に、IXVが位置付けられているためだ。ESAやフランス国立宇宙科学センター(CNES)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)では、2005年ごろからリフティング・ボディの実験機「PRE-X」や、再突入実験機の「AREV」、「EXPERT」の研究が行われており、IXVの開発にあたってはこれらの成果が受け継がれている。なおEXPERTは、実際にロケットに搭載して飛行試験が行われる予定だったが、打ち上げのために確保していたロシア製ロケットの都合で打ち上げが無期延期となっている。IXVはタレース・アレーニア・スペース社によって開発と製造が行われた。全長5.0m、全高1.5m、全幅2.2m、打ち上げ時の質量は1,845kgほどで、前述したように翼はなく、革靴のような姿かたちをしている。大気圏内での飛行制御には、胴体後部に装備された、足ひれのような2枚の板状の翼を使う。機体の姿勢制御はもちろん、飛行方向を左右に、距離にして400kmほど変えることもできるという。今回の飛行試験に先立ち、2012年には米国アリゾナ州のユマ実験場において、高度5,700mの高さからIXVの試験機を空中投下し、パラシュートを展開させる試験が実施された。また2013年には、地中海の上空3,000mから試験機を投下し着水させる試験も行われている。IXVは「ヴェガ」ロケットの先端部分に搭載され、現地時間2015年2月11日10時40分(日本時間2015年2月11日22時40分)、南米仏領ギアナにあるギアナ宇宙センターのヴェガ射場(SLV)から離昇した。当初、打ち上げは10時ちょうど(日本時間22時ちょうど)に予定されていたが、ロケットと地上設備との間のテレメトリーの接続が切れるという問題が発生したため、40分間延期されることになった。打ち上げ後、ロケットは順調に飛行し、17分59秒後に高度340kmの地点でIXVを分離した。IXVはそのまま慣性で上昇を続け、高度412kmまで到達した。そしてそこから下降をはじめ、やがて大気圏に再突入した。機体は高度120km付近で秒速7.5kmに達し、最大で摂氏1,700度もの高熱にさらされながら、大気を突っ切っていった。IXVのミッションは、地球周回軌道に乗ることを意図していなかったが、高度120km付近で秒速7.5kmというのは、宇宙船が地球周回軌道から離脱し、大気圏に再突入する際とほぼ同じ条件である。灼熱の環境を抜けたIXVは、大気圏内を滑るように飛行し、やがて速度がマッハ1.5にまで落ちたところで、最初のパラシュートが展開し、続いて2つ目のパラシュートも展開した。そして高度約26kmのところで主パラシュートが展開し、IXVは回収船の待つ海上へと降りていった。打ち上げから約100分後の日本時間2月12日0時19分ごろ、IXVはガラパゴス諸島のすぐ西の太平洋上に着水し、海上で待機していた回収船「Nos Aries」によって回収された。機体の状態は正常で、機体の各所には取り付けられていた、計300個を超えるセンサからのデータも予定通り得られ、ミッションは完璧な成功であったという。このあとIXVはESAの施設へと送られ、約6週間をかけて、初期分析が行われることになっている。ESAのJean-Jacques Dordain長官は「IXVは再突入と再使用の能力において、ESAのために新たな章を拓きました」と語った。(次回は2月24日に掲載予定です)参考・・・・・
2015年02月23日ハイアールアジアは2月17日、ハンディ洗濯機「AQUA コトン HCW-HW1」(以下、コトン)の出荷日を変更したと発表した。すでに1月14日からAQUAオンラインストアにて予約受付を開始しており、当初の発売時期は3月上旬とされていた。コトンは2015年1月14日に発表されたハンディ洗濯機。発表当初の発売予定は3月上旬とされていたが、予定よりも早く準備が整ったため、2月14日に発送を開始した。なお、コトンはAQUAオンラインストアでの限定販売で、店頭での販売については未定。コトンは世界初(同社調べ)の持ち歩き可能なスティック形状のハンディ洗濯機。衣類の部分汚れやシミ汚れなどを落とすのに適している。衣類をたたくと同時に水を噴射して汚れを繊維から押し出す「押し出し洗い」方式を採用。汚れの付いた衣服の下にキッチンペーパーなどを敷いて、汚れを転移させる仕組みだ。通常の洗濯機でいう「洗い」と「すすぎ」の工程を、1回あたり約5cc(およそスプーン1杯分)の水で行える。
2015年02月17日テレビや新聞、インターネットなどのメディアで旅客機の大きさの表現が微妙に違うことに気が付いたことはないだろうか。実際、大型機・中型機・小型機など大きさの区別は曖昧なのである。○747とA380とは文句なしの大型機かつて日本国内線を飛びまわっていたジャンボジェットことボーイング747。それと総2階建てのエアバスA380。これらの飛行機は2階席があるくらいだから大型機としか呼ばれない。ワイドボディと称される2通路機で、エンジンが4基(4発機)なのも同じ。標準座席数は747が416~467席、A380は525席とどちらも自社最多だ。これ以外の4発機にはA340シリーズがあるが、下がり気味とはいえ燃料代が経営を圧迫する現代の航空業界では、評判はそれほど芳しくない。燃油代が最もかさむ4発機であるのに関わらず標準座席数は平均で360席前後と747やA380よりも少なく、たとえ満席でも乗客からの運賃収入は単純計算で少なくなる。そのためA340は現在生産されていない。○全長37mも10m未満も同じ小型機!?大型機の次に大きいのはもちろん中型機だが、その前に分かりやすいので小型機の話をしよう。小型機と聞いてまず思い浮かべるのはプロペラ機のATR72(標準座席70席前後)のほか、映画でセレブが乗っているガルフストリームなどのいわゆるプライベートジェット、あるいは小型プロペラ機の代名詞となっているセスナ社の軽飛行機ではないだろうか。これらの飛行機は見た目も小さく、誰もが小型機だと思うだろう。ところが、2012年から日本国内で運航をはじめた低コスト航空会社(LCC)が使っているA320や737も、一般に小型機と呼ばれている。しかし、A320や737の標準座席数は180席以上もある。見た目に分かりやすいのは機体の長さだが、例えばA320が全長37.57mなのに対し、ガルフストリームの最新機G500は29.4m、セスナ社のプロペラ機にいたっては10mに満たない機種もある。LCCに乗る際、ボーディングブリッジ(搭乗橋)ではなく機体の下からタラップを上って搭乗することも多いが、A320などの小型機でも間近で見るとかなり大きく感じる人もいるだろう。○新型機多数の中型機が一番複雑では、その180席クラスの機種を中型機と呼べばいいかというと、それも難しい。それより一回り大きい機種に250~300席前後の767やA330があり、その上には近年777やA350-900/1000といった300席~350席クラスの機種も登場している。さらにややこしいことに、それらの中間規模の787-8/9やA350-800といった300席弱の新型機も生産されるようになった。最近の旅客機は路線ごとの需要(旅客数)に細かく対応して設計・製造されるため、規模や大きさのバージョンがより細かく分かれるようになっている。○航空管制ではヘビー・ミディアム・ライトの3種ちなみに、大型機・中型機・小型機を明確に区別する基準は一応ある。それは、航空管制で定める基準で最大離陸重量がもとになっている。最大離陸重量とは機体そのものの重さ、積める乗客や荷物、そして燃料を合計した重さのこと。航空管制用語は全て英語で表現され、最大離陸重量30万ポンド/136t以上をヘビー、同1万5,500ポンド/7t~30万ポンド/136t未満をミディアム、1万5,500ポンド/7t未満をライトと称する。これに前述の機種を当てはめると、747、A380、777、767、787、A330、340、350などの2通路機はヘビー=大型機、737や320、ガルフストリームG550などのナロウボディ(単通路)機はミディアム=中型機、セスナのプロペラ機などの軽飛行機はライト=小型機に、それぞれ分類されてすっきりはする。ただ、前述した総2階建てのA380のような525席旅客機と787-8のような300席弱の旅客機が、同じ大型機というのも違和感がある。例えば、747やA380のような2階席が機種を"超大型機"、777やA350-900/1000のような300席以上の機種を大型機、787-8/9や767、A330、A350-800 などを中型機、737やA320、ATR72などを小型機、セスナ機などを"超小型機"と分類すればしっくりくるように思えるがどうだろうか。
2015年02月13日東芝ライフスタイルは2月4日、同社の家庭用機器のうち「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が適用されるのは4月1日から。家庭用ルームエアコンは旧価格の1,620円から1,404円に、内容積170L以下の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の3,888円から3,672円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,968円から4,644円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,592円から2,484円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、処理の効率化などによってコストの削減が進んだため決定された。東芝ライフスタイルは今後もリサイクルコストを削減する努力を継続し、料金改定を随時行うとしている。
2015年02月04日エアバス(本社: 仏トゥールーズは1月30日、ANAホールディングス(以下、ANA)がA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機と、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)追加発注することを発表した。ANAは2014年7月にも30機(A320neoを7機、A321neoを23機)を確定発注している。今回、ANAが7機を追加発注したことにより、同社がすでに発注済みの30機と合わせ、合計37機が現在ANAで運航中の機材と入れ替えられる。シャークレット付きのA321を運航するのも、A321neoを運航するのも、日本ではANAが初めてとなる。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「ANAのような優れたエアラインがあらためてA320ファミリーを選択されたことを非常にうれしく思います。単通路型機の中で最も快適な客室空間と優れた運航性能を提供するA321は、ANAのオペレーションに最適な機材となるでしょう」と語った。最先端の客室設計を取り入れたA321は座席幅が広く、乗客一人ひとりの快適性が高い設計になっている。また、A320ファミリーの4機種は操縦方式が共通化されているため、運航上における柔軟性も高い。単通型機として人気の高いA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡された。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で18インチと広い。A320neoは2014年9月に初飛行に成功。現在は約3,000時間におよぶ飛行テストを行っている。初号機の引き渡しは2015年第4四半期を予定。なお、ANAが始めてエアバス機を発注したのは1987年で、この時A320を10機発注し、1995年にはA321を7機発注したという。
2015年01月30日●コードレス掃除機の弱点は吸引力日立アプライアンスは1月29日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「パワーブーストサイクロン PV-BC500」を発表した。コードレスながらパワフルな吸引力を持つ、同社製スティック型掃除機のフラッグシップモデルだ。同日、東京都内で開催された新製品発表会では、新製品の性能を実証するデモも数多く行われた。○スティック型のラインナップを拡充していきたいまずはじめに日立アプライアンス 取締役 家電事業部長 松田美智也氏が登壇し、掃除機の市場と今後の戦略について説明した。松田氏によれば、掃除機を2台以上持っている人は約4割。従来、一般的だったキャニスター型に加えて、スティック型やロボット掃除機など掃除機の多様化が進んでおり、消費者は目的や場所に応じて使い分けている。松田氏は今後もこの傾向は加速するとし、サッと手軽に使えるスティック型コードレス掃除機のラインナップを拡大していきたいとする。コードレス掃除機には弱点もある。それは「吸引力が弱い」ということだ。しかし、今回発表された「PV-BC500」は、コードレスながらパワフルな吸引力を実現している、と松田氏は自信を見せた。続いて、同社 商品計画本部 ユーティリティ商品企画部 白河浩二氏が登壇した。白河氏によれば、スティック型コードレス掃除機のユーザーが購入後に抱える不満点のトップは「吸引力が弱い」こと。徐々に吸引力が低下する、フローリング以外の床材での吸引力が弱い、などの意見も含んでいる。また、次に購入する際は持ち運びやすさや本体重量など使い勝手にこだわりたい、と回答したユーザーが多かった。これら調査結果をふまえて、PV-BC500では、小型軽量かつハイパワーな新開発の「SDハイパワーモーター」と、ゴミの分離性能は保ちつつ小型化した「パワーブーストサイクロン」を採用し、強力な吸引力とコードレス掃除機の使い勝手の良さを両立した。次ページでは、性能を実証するためのデモの様子をレポートする。●掃除機でボーリングのボールは持ち上がるか○スティック型とハンディ型の2in1PV-BC500は、だ円形状のループハンドルを回転させることで、スティック型としてもハンディ型としても使用できる2in1の掃除機だ。重心の位置を、スティック型では床近くに、ハンディ型では手もと近くにすることで取り回しやすくしている。続いて、強力な吸引力を証明するために用意されたのは、重量が約2.9kgのボーリングのボール。ボールを従来機種「PV-BA100」とPV-BC500で吸引してみると、PV-BA100では持ち上がらなかったボールが、PV-BC500ではみごと持ち上がった。ヘッドには自走式の「スマートヘッド」を採用。ヘッド後部に搭載されたロングローラー(回転ハケ)を制御することで、ヘッドを押す時も引く時もゴミを吸い取れる。ヘッドの左右に搭載された自走ハケによって、軽い操作性を実現。筆者も試してみたが、電源を入れるとヘッドがスイスイと勝手に進んでいくので、「ただ持っているだけ」で掃除できると感じた。
2015年01月29日日立アプライアンスは1月29日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「パワーブーストサイクロン PV-BC500」を発表した。発売は2月21日となっている。価格はオープンで、推定市場価格は80,000円前後(税別)。PV-BC500は、新開発の「SDハイパワーモーター」と「パワーブーストサイクロン構造」を採用することで、コードレスながら強力な吸引力を実現したスティック型掃除機。SDハイパワーファンモーターは、設計を最適化することで高効率かつハイパワーとなった。フレームにガラス繊維複合樹脂を採用したり、小型化を図ったりしたことで、軽量化も実現している。パワーブーストサイクロン構造は、同社のキャニスター型掃除機フラッグシップモデル「CV-SA700」にも搭載されている。ダストケース下側に搬送されたゴミが逆流しないよう、新たに段付き形状を採用した。だ円形のループハンドルを回転させることで、スティック型としてもハンディ型としても使え、床だけでなく階段や棚など多様な場所に適応できる。使いやすさに配慮し、スティック時で床近くに、ハンディ時で手もと近くに重心がくるように設計。また、スティック型として使用している場合、自立させることも可能だ。ヘッドは自走式「スマートヘッド」で、ユーザーは力を入れずに操作できる。ヘッド後部のロングローラー(回転ハケ)を制御することで、ヘッドを押した時は前方からゴミを吸い、引いた時は後方のゴミを吸い込む「ダブル吸引機構」を実現した。また、ダストケースは「ごみダッシュ」機構を採用したもの。ボタンを押すだけでダストボックスのふたが開き、手を汚さずにゴミ捨てできる。電源はリチウムイオン充電池で、容量は2,500mAhだ。充電時間は約3.5時間で、連続使用時間は標準モードで約30分、強モードで約8分となっている。本体サイズはW280×D230×H840~1,075mmで、質量は2.5kg。アタッチメントとして「伸縮曲がるブラシ吸口」「すき間用吸口」「ふとん用吸口」が付属する。カラーはシャンパンゴールド、パールレッド、メタリックシルバー。日立アプライアンスは同日、下位モデルに当たるスティック型サイクロン式掃除機「PV-BC200」とふとんクリーナー「PV-FC100」も発表した。発売はPV-BC200が4月中旬、PV-FC100が5月中旬。推定市場価格はPV-BC200が45,000円前後、PV-FC100が30,000円前後(いずれも税別)。
2015年01月29日アイリスオーヤマは1月28日、スティック型のコードレス掃除機「超軽量スティッククリーナー IC-SLDC1」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は24,800円前後(税別)。スティック型のコードレス掃除機は、モーターやバッテリーなどがある本体部分を手で支える必要があるため、軽量化が求められている。IC-SLDC1は重量1.3kgと、紙パック式のコードレス掃除機として業界最軽量クラスを実現した(同社調べ)。ヘッドには新開発「サイクロンストリームヘッド」を採用。ヘッド内部に回転する気流を発生させることで、ゴミをかきあげる仕組みだ。これにより、ダストピックアップ率約99%を実現した。「ホコリ感知センサー」でホコリの量を検知し、ホコリが多い時は強運転、少ない時は弱運転に自動で切り替える「自動運転モード」も装備。手もとのランプは、ホコリが多ければ赤に、キレイになれば緑に点灯する。本体サイズはW218×D162×H951mm。ダストボックス容量は0.35L。約3時間でフル充電され、自動モードで約30分、標準モードで約20分、ターボモードで約12分の連続使用が可能だ。使い捨てダストパック×25枚、壁置きパーツ、コードリールなどが付属する。カラーはシルバー、ピンク、ブラック。
2015年01月28日JALと三菱航空機は、三菱リージョナルジェット(以下、MRJ)32機(確定32機)の購入について正式契約を締結した。両社は2014年8月28日にMRJ32機の導入に関して基本合意をしており、1月28日に正式契約に至った。JALは、次世代リージョナルジェット機であるMRJの性能のみならず、導入後の運航支援などに関する三菱航空機からの提案を高く評価。三菱航空機にとって、MRJの合計受注機数は、今回の契約を含めると407機(確定223機、オプション160機、購入権24機)となっている。なお、JALへの納入は2021年に開始する予定となっている。契約した32機は、JALグループのジェイ・エアが運航する予定。JALグループは、MRJを地方ネットワーク路線の主力機として活用し、利便性の高いネットワーク構築に努めるとともに、商品・サービス品質の向上に取り組み、最高のサービス提供を目指すという。三菱航空機が開発するMRJは、70~90席クラスの次世代民間旅客機。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減を実現する。また、高い運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献するという。1列4席の配置、大型のオーバーヘッド・ビンの装備などを採用し、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供する。MRJは今春にも初飛行を予定しており、1月13日には飛行試験機初号機において右舷エンジンの試験運転を初めて実施した。ほかの飛行試験機2,3,4号機においても、最終組み立てを進めている。その進捗として、1月13日に実施した飛行試験機初号機における右舷エンジンの試験運転と、2014年12月25日に実施した全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の様子が公開されている。飛行試験機初号機における右舷エンジンの試験運転の動画全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の動画
2015年01月28日