俳優・中村倫也(31)が1日、ブログを更新。自身初の著書「中村倫也 最初の本『童詩(わらべうた)』」発売当日に、書籍化について「物創りの身としてこの上ない幸せです」と心境を明かした。「童詩」と題した投稿で、「記念すべき〝最初の本〟発売日。」と書き出し、「いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい。それをみんなに届け、手渡し、記憶の中で旋律が続くように、歌い継がれるように。心踊る瞬間に出会えるように。そんな人間に、役者に、僕はなりたい」と、タイトル『童詩』に込めた思いに言及。「この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑」と明かした。同書は、雑誌『プラスアクト』が約5年にわたり追いかけてきた軌跡を1冊の本にまとめたもの。「なんだかんだと、あれよあれよと言う間に5年も続き、まさか一冊の作品群になるとは。しかも沢山の方々に手にとっていただけるとは。物創りの身としてこの上ない幸せです」と書籍化を喜び、「しかもまあ~ずっしりと重量級な本を。笑 完成した本を持って、マネージャーが『百科事典』と呼んでいました。なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません」とコメントした。さらに、「なにはともあれ一歩も外に出たくなくなるような連日の猛暑に、家でゆっくりとそうめんでもすすりながらヒラリハラリとページをめくってください。きっと色んな旅ができるはず」とファンに呼びかけ、「この作品が、少しでも皆さんの人生の栄養になり、童のような気持ちで明日を迎えられたら、僕は幸せです。じゃ、シーユー。」と締めくくった。
2018年08月02日「TSUDA SETSUKO」の津田攝子氏出演5月20日、共感型セレクトコスメショップ「ショップイン」が大阪府大阪市北区梅田の大阪ステーションシティ5階「時空(とき)の広場」にて、「津田コスメトークショー」を開催する。出演はドクターズコスメ「TSUDA SETSUKO」のブランド開発者で皮膚科医、津田クリニック副院長の津田攝子氏である。プロからも支持される「TSUDA SETSUKO」研修医の頃、多忙による肌荒れに悩まされた津田攝子氏は、ファンデーションを厚くしてカバーしていたところ、男性医師から「厚化粧しているから治らない」と言われたことに傷つき、皮膚科医を志している。津田氏は化学者から学びつつスキンケア開発を行い、自らに使用したところ、周囲から売って欲しいとの要望が多数あり、津田コスメが誕生している。「TSUDA SETSUKO」ブランドは一般だけでなく、プロの美容家からの支持も多く、ベストコスメ賞も多数受賞している。静脈マッサージとカウンセリング1971年に輸入生活雑貨のセレクトショップとして誕生した「ショップイン」は、現在、最新で流行のコスメやビューティー雑貨を取り揃えており、「Your Beauty Concierge ~いつもあなたのキレイのために~」をブランドコンセプトとして掲げ、関東や関西、中国地方に多数の店舗を構えている。「津田コスメトークショー」当日は、コスメ開発25年の津田氏が「津田式静脈マッサージ」をレクチャー。さらに無料カウンセリングも実施されることになっている。日時: 5月20日(日)1回目 12:00~12:402回目 17:00~17:40場所: 大阪駅5階 時空の広場JR大阪駅直結定員: 各回30名(着席)申込: 受付中(プレスリリースより引用)申し込み方法など、詳しい情報は以下URLのショップインのサイトで確認を。(画像はショップインのサイトより)【参考】※津田コスメトークショー開催のお知らせ
2018年05月11日世界各地の映画賞を多数受賞し、アカデミー賞4部門にノミネート、見事「脚色賞」を受賞した映画『君の名前で僕を呼んで』。先日、人気声優の入野自由と津田健次郎を迎えた吹き替え版の上映決定が発表されたが、このほどその吹き替え版予告編が解禁。なお、ナレーションは字幕版予告と同様に人気実力派声優の櫻井孝宏が務めた。80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた本作。吹き替え版では、ティモシー・シャラメ扮する17歳のエリオを入野さん、アーミー・ハマー扮する24歳のオリヴァーを津田さんが担当。そのほか、星野充昭(パールマン教授/マイケル・スタールバーグ)、沢海陽子(アネラ/アミラ・カサール)、下山田綾華(マルシア/エステール・ガレル)、櫻庭有紗(キアラ/ヴィクトワール・デュボワ)、伊沢磨紀(マファルダ/バンダ・カプリオロ)らも参加している。今回到着した吹き替え版予告では、すでに公開されている本作の字幕版予告編と同様、声優・櫻井孝宏(「おそ松さん」「亜人」など)のナレーションで進められていく。映像では、エリオと彼の父の研究を手伝いにきたオリヴァーの出会いからスタートし、2人の揺れ動く感情とその魅力を盛り込んだ内容に。瑞々しさ溢れる2人に、入野さんと津田さんの美声が加わり、新たな魅力が感じられる予告編となっている。『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年04月17日「ポカリスエット」のCMで注目を集め、現在ドラマ「先に生まれただけの僕」にも出演中の「ニコラ」専属モデル・駒井蓮が、実力派・津田寛治とW主演を務める映画『名前』。本作の公開が2018年初夏に決定、筒井真理子、松本穂香、内田理央、西山繭子ら、豪華追加キャストが発表された。本作は、直木賞作家・道尾秀介が、映画のために書き下ろした未発表のオリジナル原案を、東京芸術劇場での公演など舞台演出家としても活躍中の戸田彬弘が監督を務めた悲しくも心温まるヒューマンストーリー。名前を偽って暮らす中年男・正男の元へ、彼を「お父さん」と呼ぶ女子高生・笑子が現れ、家族のような時間を過ごすうちに、少しずつ失っていた自分を取り戻して行くという、道尾氏らしいミステリアスな物語。■あらすじ経営していた会社が倒産し、茨城にやってきた中村正男。様々な他人の名前を周囲に偽って使い、体裁を保ちながら自堕落な暮らしを送っていた。ある日、素性がバレそうになり窮地に陥っていた正男のもとへ、彼を「お父さん」と呼ぶ女子高生・葉山笑子が突然現れる。笑子のペースに振り回されながらも、親子のような生活に束の間の平穏を見出す正男。しかし、笑子がある事情から、正男のことを自分の生き別れた父親だと思っていることに気づき、自分の消してきた過去のことを考え始める。正男には死産した娘がいたのだった…。そして、心を閉ざして高校生活を送ってきた笑子も、演劇部で主演のひとりに抜擢され、少しずつ変わっていく――。■実力派からフレッシュな若手まで!豪華キャスト陣主人公・正男を演じるのは、『ソナチネ』『模倣犯』など、メジャーからインディペンデントまで数多くの映画・ドラマで活躍してきた津田寛治。不思議な女子高生・笑子には、現在放送中のドラマ「先に生まれただけの僕」や「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督初の劇場映画『心に吹く風』にも参加した駒井蓮がW主演。また、津田さんとの重要な関わりがある役どころに、『淵に立つ』も話題を呼んだ筒井真理子。さらに、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で眼鏡っ娘・澄子役を好演した松本穂香、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」「奥様、取り扱い注意」などに出演した勧修寺保都、「スーパーサラリーマン左江内氏」金澤美穂、『ドロメ』比嘉梨乃、『淵に立つ』真広佳奈ほか、小槙まこ、戸畑心、柿本朱里、アベラヒデノブといった期待の若手がずらり。加えて、『ジムノペディに乱れる』木嶋のりこ、「将棋めし」内田理央、『恋人たち』池田良、『ローリング』『バンコクナイツ』川瀬陽太、『気球クラブ、その後』西山繭子、ドラマ版「火花」波岡一喜、『そこのみにて光輝く』田村泰二郎など、注目俳優からベテラン勢まで豪華なメンバーが顔を揃えている。■コメント到着!主演を務める津田さんは、本作について「『名前』には、舞台となった茨城の匂いがします。学校。駅。真夜中の道。朝焼け。…観光名所や名物が出てくるわけではないのに、茨城という場所の影響を感じずにはいられません。無機質で寂しい場所だけれど、何故か優しく温かい。悲しげな目をしているけれど、何故か一緒にいて安心する。そんな、この作品でしか感じられない茨城が、今回東京で披露されると聞いて、照れくさくも嬉しい気持ちです」と、思い入れたっぷりにコメント。また、津田さんとW主演に抜擢された駒井さんも、「やっと、皆さんにこの作品をお届けできることとなり本当に嬉しい」とコメント。「いままでにないプレッシャーと、自分の力不足を痛感することが沢山ありました。でも、戸田監督の1つ1つの言葉を道しるべに、茨城という地で、人と人の間で生まれ感じたもの、そしていまある私の全てを詰め込んだ、そんな作品になりました」と、言葉に力を込めている。原案の道尾氏は、「(駒井さん演じる)笑子の学校生活などは、脚本を担当した守口悠介さんが追加してくれたもので、僕の原案には書いてありませんでした。あれらのシーンのおかげで、僕が最初に想定していたものよりも、さらに広い方々の心に届く物語になってくれたと感じています」と、製作スタッフに感謝の思いを吐露。「大好きな役者である津田寛治さんと、撮影中どんどん大人の顔つきに変貌して周囲を驚かせたフレッシュな駒井蓮さんと、たくさん話し合いながら創り上げた個人的に思い入れが深い作品」と語るのは、戸田監督。道尾作品らしい「ミステリーとヒューマニズムを混在させながら、『名前』を偽ることを主にしたドラマを更に深めるために、演劇をモチーフに使用させていただきました」と明かし、駒井さんが後半「変貌するシーン」では、ロシアのA・チェーホフ作「三人姉妹」のイリーナの名台詞を引用したという。「あの台詞をあのレベルで喋れる駒井さんに魅入ってしまったことはいまも鮮明に覚えています」と、新たな才能に期待が高まるコメントを寄せている。『名前』は2018年初夏、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月06日渋谷マークシティは、人気急上昇中のモデルで、俳優の清原翔さんとコラボした「#清原翔と渋谷マークシティなう」を2017年9月1日(金)より開催中。渋谷マークシティ館内に設置された清原翔さんのフォトパネルとの写真の撮影で、秋の渋谷デート感覚を楽しむことができる。「#清原翔と渋谷マークシティなう」とは“清原翔さんと渋谷デート“をテーマに、様々なオータムファッションに身を包んだ清原翔さんのフォトパネル(全4種類)を渋谷マークシティ4階アベニューに設置。あわせて、期間中3,000円(税込)以上お買い上げいただいた方を対象に、清原翔さんのサイン入りポスターや渋谷マークシティでご利用いただける商品券が抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施する。また期間中は、清原翔さんのポスターの掲示や、館内のデジタルサイネージで渋谷マークシティのオータムキャンペーンの紹介、清原翔さんのコメント動画などの映像も放映。さらに渋谷マークシティのInstagramを開設し、オススメ商品の紹介や、清原翔さんの画像も配信する。・「#清原翔と読書の秋」・「#清原翔と黄色い傘」・「#清原翔とプレゼント」・「#清原翔と渋谷散歩」・清原翔サイン入りポスター10名様・渋谷マークシティショッピング&レストランチケット10,000円分15名様・渋谷マークシティショッピング&レストランチケット3,000円分20名様・ペア雑貨等<渋谷マークシティInstagram>アカウント名:渋谷マークシティ/ShibuyaMarkcity公式開設日:2017年9月1日(金)「#清原翔と渋谷マークシティなう」実施期間は、2017年9月1日(金)〜10月19日(木)。清原さんとデート気分が味わえる、貴重なこのチャンス。期間限定なので、気になる方は急いで渋谷マークシティへ!【参考】※渋谷マークシティ
2017年09月11日俳優の哀川翔が1日、都内で書籍『ブレずに生きれば道は拓ける!一翔両断』の発売記念サイン本お渡し会を行った。哀川がブレずに真っすぐ人生を歩んできたからこそ言える数々の言葉を、「仕事」、「男と女」、「子育て」などのジャンルに分けて、哀川流の明言を収録した同書を手にし、哀川は「55歳になりまして、いろいろ振り返るとそんなにデカい失敗はしていないなということで、成功するマニュアル本はいっぱいありますけど、失敗しないマニュアル本はあまりないなと思って出版しました」と説明し、特にオススメしたい人を聞かれると「右に行こうかな、左に行こうかななど、自分が進むところはどうかなというところに差し掛かっている人に一番いいかも」と提案し、「そのときの判断はこうした方がいいということは明確に書いてあります」と胸を張った。また、オススメのポイントを聞かれると、哀川は「本ってトータルだから、ここを中心としてということは絶対にせず、読んだ人がどこかの一節で『そっか』と感じてくれるのが一番です」と話し、「振り幅を広くやっています。どこか当たるように作りました」とコメント。同書のタイトルは編集者が決めたそうで、ゴーストライターの存在を疑われると「俺が喋って、ちゃんと原稿を起こす人が起こして、ちゃんとやっています」と否定し、「そんなせこいことしないって(笑)」と笑い飛ばした。俳優業のみならず、作家や歌手、カブトムシの飼育など幅広い分野で活躍し、「カブトムシは大成功しています」と高笑いした哀川は、活動の軸足はカブトムシか聞かれると「軸は俳優業でしょ」と一度は否定したものの、報道陣から首を傾げられると「カブトムシって言っちゃうぞ!」とコメントして笑いを誘った。さらに、今年飼育した約5,000匹のカブトムシはほとんどはけたという哀川は、「来年に向けて幼虫ができています」と言い、「来年は(カブトムシの)大きさでギネスを狙います。絶対出る!」と自信をのぞかせた。また、昨年、芸能界デビュー30周年を迎えた哀川は、今後の目標を聞かれると「自分たちは需要と供給の供給する側で、需要がないとやっていけず、そこを徹底していかないと今後はないと思うので、もっともっと皆さんのニーズに応えていく人生を歩んでいきたいです」と打ち明けていた。
2016年10月01日俳優・三浦翔平が26日、無料のインターネットテレビ局・AbemaTV『三浦翔平の沖縄バカンスに完全生密着~翔熱大陸 第2弾Day2~』に登場し、お笑い芸人・TKOの木下隆行と、スマートフォンアプリで”顔交換”した画像を見せた。先日最終回をむかえたフジテレビ系の月9ドラマ『好きな人がいること』でも活躍していた三浦は、少し遅い夏休みを楽しむ“沖縄バカンスに出発。2日間の旅の様子を、「AbemaSPECIAL2」チャンネルで、2日間計12時間にわたり生放送した。バカンス2日目となった26日は、沖縄県恩納村からスタートし、三浦はゲストの山田親太朗、エハラマサヒロ、そして木下と4人で旅を楽しんだ。三浦が本番前に撮影した木下との顔交換写真をアップすると、視聴者からは「顔交換笑ったーーー」「男前木下さん」「顔交換違和感ない」など大反響に。木下も「本当にこういう人いそう、太った男前やな」と満足気様子を見せた。また、待ち時間には三浦が「赤いきつねのCMのときの勢いのいい武田鉄矢さんのモノマネをするエハラさん」のモノマネを披露。さらにドラマ『好きな人がいること』撮影中も、「エハラさんがマネする布施明さんの歌マネ」にハマった出演者たちが、監督に怒られたというエピソードを明かした。(C)AbemaTV
2016年09月27日俳優・三浦翔平に12時間密着する生配信番組『三浦翔平の丸一日完全密着 翔熱大陸』が、23日(10:00~22:00)にインターネットテレビ局・AbemaTVで配信される。三浦が、密着の生放送を受けるのは初めてで、今回の番組では、仕事風景、トレーニングや買い物の様子、友人と酒を飲みながらプライベートトークを繰り広げる場面まで潜入予定。仕事現場での顔と、プライベートな顔まで、三浦のさまざまな表情に迫る。「プライベートだったり、仕事風景だったり、まだわからないのですが、精いっぱい頑張りたい」と意気込む三浦。「1日そのままでいいと言われているので、本当にそのままでいようかなと思います」と、肩の力を入れすぎずに過ごしたいとコメントしている。三浦は、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」を受賞。深田恭子主演のTBS系ドラマ『ダメな私に恋してください』に出演して話題を呼び、放送中にはTwitterのトレンドワードに「三浦翔平」が入るなど注目を集めていた。
2016年04月21日タレントのデビット伊東と、俳優の津田寛治が、竹野内豊主演・バカリズム脚本の関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~』(4月5日21:00~23:24)に出演することが30日、明らかになった。同作は、2014年に放送された連続ドラマのスペシャル版。時間をさかのぼることができる不思議なタクシー「選TAXI」の運転手・枝分(竹野内)が、乗り込んできた客の人生のやり直しに力を貸していくというヒューマンコメディーで、本作では、熱海へ骨休めに行った枝分が、4人の人生模様にかかわる様子が描かれる。デビットと津田が登場するのは、枝分の行きつけで、迫田(バカリズム)が店長を務めるカフェ・choiceで流れる劇中ドラマ。連続ドラマでも登場していた『犯罪刑事(はんざいでか)』の続編で、デビットが主演、津田がカギを握る鑑識官役を演じる。ドラマのタイトルは『犯罪●●』だが、この●●の部分は、放送で明かされる。
2016年03月30日日本が世界に誇る若手CMクリエイター・柳沢翔の映画監督デビュー作『星ガ丘ワンダーランド』。中村倫也を主演に迎え、佐々木希、菅田将暉、木村佳乃ら豪華キャストで贈る本作だが、そんな中村さんと佐々木さんそれぞれが扮する役の子ども時代を演じた子役がすごいと絶賛し注目を集めているようだ。幼い頃、母が突然姿を消した。あれから20年。温人(中村倫也)は星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務していた。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか。温人は落し物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描いていた。そんなある日、幼い頃に姿を消した母親の訃報が突然届いた。母の死をきっかけに義理の姉弟の存在を知る。温人と兄、そして義理の姉弟。2つの家族が過去と向き合い、それぞれの止まっていた運命が動き出す…。主演には舞台、テレビドラマ、映画で飛躍的な活躍を見せる若手演技派の中村さん。そして脇を固めるのは佐々木さん、木村さん、菅田さん、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊といった主役級の超豪華キャストの競演が実現した。監督には、資生堂のweb動画や「乃木坂46」のPVなど話題作を次々手掛ける人気CMクリエイター柳沢氏。本作が映画監督デビュー作となる柳沢氏が「切なくも、心温まる至極のミステリー」を作り上げた。そんな豪華キャストが目を引く本作だが、一方で子役たちの演技にも注目!主演の中村さんが扮した瀬生温人の子ども時代を演じたのは、高橋曽良。オーディション当時7歳、最年長ながらかなり身体が小さく華奢な印象の曽良くんは、少し壊れそうな感じで、置き去りにされたときの寂しさや切なさが温人と重なり決定。かなり前のめりで走る癖のある曽良くん。雪道で木村さん演じる母を追いかけるときのそのユニークな走り方、母親へしがみつく感じが無理なく表現されていると制作プロデューサーが語っている。また、佐々木さんが扮する清川七海の子ども時代を演じた篠川桃音もオーディション当時7歳で、「ゲゲゲの女房」や「MOZU」をはじめ、ドラマ・映画・CMで活躍していた桃音ちゃん。実は、佐々木さんの幼少時代に似ているということで即決したという。ほとんどのシーンが遊園地イベントの仮装の妖精の衣装で、マイナス5度、おまけに風も強く凍えるようなかなり寒い時季、愚痴一つ言わず笑顔を見せながら演じる姿はまさに女優そのもの。さらに新井さん扮する瀬生哲人の子ども時代を演じた佐藤優太郎は、芝居もカメラの前に立つのも初めて。しかも最年少の4歳ながら、撮影に動じることなく、堂々とした演技を披露している。そんな物語のキーとなる20年前を演じる子どもたちのがどう演じているのかさらなる話題を集めそうだ。<出演者以下コメント>■中村倫也寒い場所での撮影が多かったのですが、小さい身体を震わせながらも不平不満をひとつも言わず、一生懸命取り組んでくれて感銘を受けました。空き時間は主に妖怪ウォッチについて厳しくご教授頂きました。 映画の中の曽良くんを見て、もうほんと、困りますよね、あんなに若いのにあんなに芝居上手くて。もちろん仲間としては非常に心強いのですが、どちらかと言えばズバリ嫉妬の対象として見ていました。この醜い大人の汚い心が、曽良くんにバレてないといいのですが(笑)。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月12日ジャニーズきっての演技派・風間俊介と、声優・津田健次郎の名コンビが10年ぶりに復活する劇場版アニメ『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。去る8月15日と16日、物語中に登場するカードゲームで実際に対戦を行う決闘(デュエル)の世界大会が開催され、本作のスペシャルステージを実施。風間さん、津田さん、Vジャンプ編集部の相川貴彦、映画プロデューサーの実松照晃、そして原作者・高橋和希がサプライズ登壇し会場を沸かせた。大人気アニメ作品「遊☆戯☆王」初の長編アニメーション映画となる本作では、主人公・武藤遊戯を演じる風間さんと、海馬瀬人を演じる津田さんの名コンビが10年ぶりに復活。さらに、製作総指揮を原作者の高橋氏が手がけることが、アメリカのサンディエゴで行われた「コミ・コン」にて世界的に発表され話題を博した。そんな世界中にファンを持つ「遊☆戯☆王」は、作品を飛び越えて、物語中に登場するカードゲームで実際に対戦を行う決闘(デュエル)の世界大会が過去12回開催されており、13回目となる「WORLD CHAMPIONSHIP 2015」が8月15日、16日に国立京都国際会館にて開催。最終日の16日には、世界60か国、8万5千人の中から予選を勝ち抜いた決闘者(デュエリスト)16名と、世界中から駆けつけたファンたち、述べ6,000人余りが集結。本作のスペシャルステージが熱い熱気の中行われた。この日登場したのは、10年ぶりに顔を合わせたという風間さんと津田さん。そして、「Vジャンプ」編集部の相川氏、映画プロデューサーの実松氏、そして原作者の高橋氏がサプライズで登壇。イベントでは、本作のトークイベントや初公開となる映像の上映が行われ、また、「遊☆戯☆王」シリーズの20周年記念してこれまでに発売された約8,000枚のカードを全てそろえるという壮大なプロジェクト「デュエル集メル!プロジェクト」の始動除幕式も開催。会場は終始歓声が飛び交い大盛り上がりのうちに終わったという。本作について風間さんは、「あの、伝説のデュエルから後の物語を描くと聞いたときは物凄くテンションが上がったと同時に、最高の終わり方をした後に、もう1エピソードを作るというのはすごいプロジェクトだと思いました。そして、それを創り出すのが先生ご自身だということで、絶対に面白い作品になると確信しました!まだアフレコはしていませんが、(映像を見て)遊戯がりりしくなっているので、楽しみで仕方がないです!」と意気込みをコメント。津田さんは「帰ってきました!お話しをいただいたときに『マジか!?』と。先生が描いてくれるということにテンションが上がりました!俊介がいて、先生が描いてくれる…これはもう…フュ~~~!!ヤバイですね!この3人で集まれることにテンションが上がりっぱなし。興奮がさめないです!海馬は海馬のまま変わらないと思うので、当時のままのように演じたいです!」と、興奮気味に語った。本作で製作総指揮を務めた原作者・高橋さんは、「みなさん、お集まりいただき有難うございます!今日は営業としてやってきました!映画をやろうという話しから2年…いよいよ来年上映されます!支えてくださって有難うございます」と感謝を述べた。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年GWにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日俳優の中村倫也が、「Google NEXUS7」など数々のテレビCMで国内外の賞を受けたCMディレクター・柳沢翔氏の初監督映画『星ガ丘ワンダーランド』(2016年公開予定)に主演することが30日、明らかになった。木村佳乃、佐々木希、杏、菅田将暉ら同事務所(トップコート)の人気俳優陣が脇を固める。オリジナルストーリーで描かれる本作は、星ガ丘駅の落し物預り所で働く駅員・温人(中村倫也)が幼いころに自身を捨てた母の自殺を知り、ある事件の真相にたどりつく物語。木村、佐々木、杏、菅田らトップコートの役者たちが、中村にとって3作目となる主演作を盛り立てる。木村が演じるのは、ある事情から子どもたちを残して家を出た母・爽子。その再婚相手の連れ子・七海を佐々木、七海の弟で爽子の実子として生まれた雄哉を菅田、爽子の事件に疑問を抱いて捜査を続ける刑事・大林津奈子を杏が演じる。そのほかにも、温人たちを男手一つで育てた父・藤二役に松重豊、温人とは疎遠になっている兄・哲人役に新井浩文、温人が心を許す友人・仁吾役に市原隼人など、主役級のキャストが集結した。撮影は2014年の11月から12月にかけて行われ、撮影を終えた中村は「魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間たちと共に、この美しい物語を創ることができて、とてもうれしく思っております」とコメント。「家族」をテーマに描かれた本作にかけて、「こういうことを言うのは照れ臭いのであまり言わないのですが、それこそ『家族』と思える現場でした」と振り返った。温人と交流していく七海を演じた佐々木は中村について、「何度も共演させていただいていますが、いつもお芝居に関してアドバイスをくださるので、ひとつひとつ吸収していきたい」と共演を喜び、「中村さんと二人で歩いているシーンの撮影は夜の屋外で行われたのですが、気温0度を下回る寒い日で、寒くないかと私のことを何度も気遣ってくださいました」とその人柄の良さを伝える。一方、温人の母親を演じた木村は、「中村くんは若い時から共演させていただく機会があり、とてもいい役者さんだと思っていました。なので、彼が主演する作品でオファーが来た時には二つ返事で引き受けました」とその実力を認めているようだ。これが映画デビュー作となる柳沢監督は、「撮影前にロケ地を巡って、イメージをつかもうとしてくれた」という中村をはじめ、「初めての映画でこんな素晴らしい役者の方々に出演していただけて、僕は本当に果報者です」と出演者に感謝。「家族に限らず、思うがゆえに迷い道に入ってしまう事は誰にでもある事だと思います。それがほどけていく過程を、押し付けないように、寄り添うように描いたつもりです」と本作に込めた思いを語り、「さまようハルトがみる白昼夢を、雪景色を、一緒に感じていただけたら幸いです」と呼びかけている。(C)「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
2015年06月30日若干32歳ながら世界が注目するCMクリエイター、柳沢翔が初の映画監督を務める『星ガ丘ワンダーランド』。中村倫也を主演に迎えた本作の詳細がこのたび明らかになった。監督・脚本の柳沢さんは、26歳の時に演出したCM(白泉社LALAコミック lala report篇)がアジア太平洋パシフィック広告祭フィルム部門でグランプリを受賞。リアリティとファンタジーを融合させた作品作りが世界各国で高い評価を得ている。「Google NEXUS7」シリーズの子供にダンスを教える先生のCMで一躍注目を集めた中村さんが、25歳で撮影技師デビューを果たした撮影カメラマン・今村圭佑とタッグを組み、切なくも、心温まる至極のミステリーを作り上げた。主演は、舞台、ドラマ、映画と飛躍的な活躍を見せる若手演技派・中村倫也。幼いころに母親に捨てられ、今は星ガ丘駅の落し物預り所で働く若者・温人(ハルト)を演じる。温人は、落し物の持ち主を想像しては、名札の裏に似顔絵を描き、落し物の今までを想像する夢想家。だがある日、幼いころに自分を捨てた母親が自殺したという一報が届く。そこから、温人の止まっていた人生が動き始める。温人の母を木村佳乃、温人の母の再婚相手の連れ子を佐々木希が演じ、そのほか菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊ら今まさに旬の主役級キャストを配している。中村さんは、「この作品は、とある家族の話です。止まっていた時計が動き出すように、グラスに入れた氷が溶け出すように、ひとつの出来事をきっかけに、この物語は始まります。青年はどこに辿り着くのか。青年の『家族』は何処に在るのか。 このとてもデリケートな役を、沢山の人に支えられながら、壊れないように壊れないように運ぶことができました。魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間達と共に、この美しい物語を創ることができて、とても嬉しく思っております。こういうことを言うのは照れ臭いのであまり言わないのですが、それこそ『家族』と思える現場でした」と作品と現場の雰囲気について語る。また、七海を演じた佐々木さんも「中村さんの目のお芝居が引き込まれるようでとても印象的でした。何度も共演させていただいていますが、いつもお芝居に関してアドバイスをくださるので、ひとつひとつ吸収していきたい」とコメントを寄せた。「母への想いに囚われている男が小さな一歩を踏み出す、その瞬間を切り取った物語です。家族に限らず、想うがゆえに迷い道に入ってしまう事は誰にでもある事だと思います。それがほどけていく過程を、押し付けないように、寄り添うように描いたつもりです」と作品に込めた思いを明かした柳沢監督。豪華共演陣がどのようなドラマを織り成すのか、公開を楽しみに待ちたい。『星ガ丘ワンダーランド』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月30日『アナと雪の女王』のハンス王子役で一躍ブレイクした津田英佑が1月23日(金)、都内で行われた海外ドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」の特別試写会に出席。「台本の1番目に名前が来るのは初めて。一生忘れない」と声優としての“初主演”に感激していた。この日、同作で共演する古谷徹、佐古真弓とともに登場すると、大歓声で迎えられた津田さん。「昨年はいろんなテレビにも呼んでいただいた」とブレイクを肌で実感している様子だった。テキサス州の総合病院を舞台に、元軍医TC・キャラハンを初め、夜間勤務(ナイトシフト)のドクターたちの活躍を描く医療ドラマ。津田さん演じるTCは、戦場で習得した型破りな外科処置で周囲を驚かせるワイルドな役どころで、「一般的なやり方を生ぬるいと感じて、周りと温度差がある役。まあ、総合病院なので、いろんなキャラクターが出入りし、その分サイドストーリーも充実している」とアピールした。一方、TCとは正反対に、経費削減と効率化を目指す新事務長ラゴーサを演じる古谷さんは「利益ばかり考えているように見えますが(笑)、胸の内に抱えているものもあるので、長い目で見てください!中盤、かなりカッコ良くなりますから」。第4話には、古谷さんのキャリアを象徴する“あの名台詞”も登場するそうで「アドリブが採用された」と思わずニンマリ。『アイアンマン2』のブラック・ウィドウ役で知られる佐古さんが演じるのは、TCの元恋人で、ナイトシフトのチーフに就任した女性医師ジョーダン。「個人的な話ですけど(笑)、医療ドラマなのに、筋肉がいっぱい出てきます」と女子目線で見どころを語り、「スピード感はもちろん、個性的な患者との交流を通して成長する姿を楽しみに見てもらえれば」と話していた。「ナイトシフト 真夜中の救命医」はWOWOWプライムで1月27日(火)から放送スタート(第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月24日12月に東京で開催される「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」にR&Bシンガー・松下優也の出演が決定した。MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVEのチケット情報本公演は、幻のライブとなった「THIS IS IT」にバックダンサーとして抜擢されたケント・モリ、マイケル・ジャクソン自身から絶大な信頼を得ていた振付師のトラヴィス・ペインらが出演。さらにグループとしての来日パフォーマンスは1973年のジャクソン5日本ツアー以来、実に38年ぶりとなるジャクソンズが出演する予定で、大きな話題となっている。このビッグイベントへの出演が新たなに決定した、R&Bシンガー・松下優也は、自他ともに認めるマイケル・ジャクソンの大ファン。「大好きなマイケルのオフィシャル・トリビュートライブに出演が決まって本当に嬉しいです。自分がどの曲を歌うことになるのか、今からとても楽しみです」と公演に向けての意気込みを語る。「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」は、12月13日(火)・14日(水)に東京都・国立代々木競技場 第一体育館にて開催。チケットは発売中。また松下優也は、クリスマスイブに地元・大阪でスペシャルライブ「Live 2011 〜Christmas Live @ Hometown〜」を開催。チケットの一般発売は、11月19日(土)10:00より開始となる。
2011年11月18日弱冠二十歳にして、すでに6枚のシングルとアルバム1枚をリリースし、もはや“新進”という言葉が似つかわしくない活躍を見せる松下優也。彼が、ミュージシャン・松下優也役…つまり自分自身を演じ、話題を呼んだ携帯ドラマ『ヒカリ、その先へ』の完結編が劇場公開される。写真の学校に通うも夢を見失いかけた少女と、成功を掴みつつも葛藤や孤独を抱えるひとりのミュージシャン。2人の交流を描いたこの青春ストーリーを松下さん自身はどのように受け止めたのか?二十歳の素顔に迫る――。フィクション作品で“本人役”を演じる難しさまず、ドキュメンタリーではなくフィクション作品で自分自身を演じるということについて。想像するだに難しそうな役柄にどのような気持ちで臨んだのか?「とにかく、自分のことを客観的に見るように頑張りました。例えばこれが実在しない普通の物語の登場人物なら、もちろんそれはそれで難しいですが、自分で作りこめる部分がある。でも、松下優也を演じるとなると話が違う。周りの人間で松下優也を知っている人間もいるわけで、演じながらもし自分で『足りない』とか『こうじゃない』っていうのを僕が感じていたら、それは観ている人も気づいてしまうと思うんです。だからこそ、自分を客観視しようとするんですが、これが難しかったですねぇ…。レコーディングやリハーサルのシーンは、すごくリアリティがあっていつもどおり、自分が経験したとおりに、という感じでやりやすかったんですが、女の子(=きい/倉科カナ)と出くわして喋るシーンとかは…」。普段、プライベートで女の子とバッタリ出会って喋ったりした経験を活かして…?「いや、普段そういうことないんで(笑)!仕事上なら大丈夫なんですけど、女性の方と喋るのってあまり得意じゃなくて…。恥ずかしいんですよ、元々、すごい人見知りだし。特に自分と同じ年代の女の子と喋るのは余計緊張してしまうんですね…。だからそこはすごく難しかったですが、もしかしたらそういう照れが、いい意味でリアルな映像に仕上がっているかもしれません(笑)」。早くも意外な“弱点(?)”を見せてくれた松下さん。本作以前にも、舞台や映画に出演した経験はあるが、繋がっているようで別物のようにも思えるミュージシャンとしての活動と俳優としての活動。松下さんはどのように捉えているのだろうか?「やっぱり、自分にとって音楽というのは何より特別なもので、音楽があるからこそ、いろんな出会いがあって、こういうこと(=俳優)をやらせてもらえてるんだな、と思う。その中で芝居ってすごく奥深いです。常に、自分の新しい表現を見つけていきたいと思っていますが、その中ですごく楽しんでお芝居をやらせてもらってます」。劇中、ヒロインのきいは写真を、松下さんは音楽を人生の拠りどころとし、もがきつつも自分の道を進もうとするが、現実には「やりたいことが分からない」、「進むべき道が見つからない」という若者も多い。松下さん自身、音楽でプロの道に進むと決めたのは、中学の卒業時だったという。15歳の若者が、なぜそこまでの決断をし、前に進むことができたのか?「運が良かった…なぜなら僕は音楽と出会えたから。そうとしか言えないと思う。音楽というものを見つけたとき『あ、これや』って思えたんです。うまく説明できないけど、これなら自分は前に行けるって。だから、中学を卒業するときも、自分の中でほかに選択肢はなかった。うちのオカンにまで言われましたから。『あんた、音楽やらんかったらもうあかんで』って(笑)。考えてなかったからこそ、『なれない』なんて思わなかったんだと思う。十代の根拠のない自信なんでしょうね。いまになって、よくそんな風にできたもんだなって思いますよ(苦笑)。不安も恐怖も“知らなかった”んでしょうね」。「20代はまだ大人と子供の間。30代になってようやく大人になれるのかな」そして念願のプロデビュー。だが、もちろんコトは周囲にそう見えるほど簡単ではない。「いまだに悩んで、壁にぶつかって…しょっちゅうです」とボヤキつつ、松下さんはカラリと笑う。「悩みがあるから上に行けると思ってる。毎回『まだまだや』って気づかされて、だからもっと成長できて…の繰り返し。ストレスの発散?映画観たり音楽聴いたり…でも最後は『やるしかないんだ!』って気持ちになるんですよ」。「20代ってまだ大人と子供の間。周りを見ながら30代になってようやく大人になれるのかもとか思ってます」と松下さん。ではいま、一番かなえたい夢は?「大きなところでライヴがやりたいですね。東京なら武道館。大阪なら大阪城ホールかな。自分でレコーディングしてるときは、自分の音楽が伝わるのかどうか分からない部分があって…。それがお客さんの前でやることで、お客さんにパワーもらって、アドレナリン出まくって、伝えられるもの、伝わってくるものがあるんです。そのゾクッと来る感じをひとりでも多くの人に体感してほしいんです」。すっかり“音楽野郎”の顔になった松下さんだが、少し遡って質問。女の子と話をするのが苦手って本当?ラブソングを書く機会もあるだろうに…。「いや、本当にシャイなんです…(笑)。ラブソングは…想像してみたり、自分の思いを反映させたり。というか、人見知りなのとラブソングを作るのは別のことですから(笑)!」劇中のきいとの出会いの瞬間にぜひ、注目して楽しんでほしい!特集:年下のカレ■関連作品:ヒカリ、その先へ 2010年10月23日より新宿バルト9ほか限定公開© 2010 Sony Music Entertainment (Japan) inc./ Epic Records Japan Inc.
2010年10月20日