自然豊かな東ケープ州(イースタンケープ)はカルチュラルな魅力もいっぱい。南アフリカ全体のコサ族の人々の半分以上がイースタンケープに暮らしていて、まさにここはコサ族の故郷とも呼べる場所なのだ。コサ族のユニークな生活文化を体験!■ママ・トフに教わるコサ族の文化コサ族について知りたいのなら、ママ・トフ(Mama Tofu)という女性の話を聞くのが一番と言われ、イーストロンドンから少し離れた彼女の村を訪れた。到着すると村の人たちが歌とダンスで温かく迎えてくれて、南アフリカの国歌を皆で大合唱! コサ語で歌う国歌を聞いていると、胸に手を当てながら歌う人たちの姿はたくましく、ネルソン・マンデラ元大統領もコサ族の人だと思い出し、アパルトヘイトを乗り越えてきたという誇りや連帯感のようなものを感じて胸が熱くなってくる。ママ・トフは今年で93歳なのだそう。彼女は90年以上に渡って見てきた南アフリカの文化的、政治的、社会的な変遷やコサ族の歴史と文化について人々に語り継いでいる。時代が移っても変わらないコサ族のスピリッツについて話す口調には熱がこもっていて、ぐいぐいと彼女の話に惹きこまれる。特に盛り上がったのは、彼女が若い女の子向けに言っているという恋愛アドバイス。「男の子から愛していると言われたら、微笑んではだめ。真面目な顔をして彼の目を見て、ちゃんと仕事はしているか聞くのよ」。そして最後にママ・トフが言っていたのは、「料理の出来ない女性は結婚できないわ。トウモロコシを挽けない女性は全くだめね」ということ。ここでは調理用に乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしなければいけない。村の女性たちが歌いながら軽々とやっているのを見た後に実際にやってみたのだけれど、これが本当に難しい。重いので全身の筋肉を使うし、リズム感も求められる。この作業をやっている女性たちは、なんともたくましい!■人々の生活に欠かせない存在、「サンゴマ」南アフリカでは現在でも古くから続く伝統医療を利用する人が多く、サンゴマと呼ばれる伝統治療師の数は西洋医学の医師の数よりもはるかに多いと言われている。いろいろなサンゴマがいるけれど、人々の身体的、精神的な病気をハーブで治すメディカルなものと、祈祷や占いをするスピリチュアルな役割があるそうだ。サンゴマがいる村を訪れると、最初にサンゴマが案内してくれたのは暗い小部屋。体調が悪い人や人間関係について悩んでいる人など、訪ねて来る人が抱えているものは人それぞれ。ここでその人に合った占いや祈祷を行うらしく、それに使うという乾燥したハーブを見せてくれた。次に見せてくれたのは激しいダンス。ドラムの音に合わせて歌いながら踊ってトランス状態に入り、先祖と会話するのだとか。集まってきた人たちのコサ語を聞いていると、カラコロと舌を鳴らすようなクリック音が会話の中に入っている。このクリック音の出し方を子どもたちが教えてくれたけど、難しくて全然発音できない。また、村に住むコサ族の女性はとても働き者で、調理用の薪を運ぶ女性はとても簡単そうにやっているのに、実際にやらせてもらうとバランスを取るのが難しくてずっとグラグラ。■コサ族の魅力的なファッションイースタンケープを車で移動していると、緑が広がる一面の草原に白やピンク、ブルーのカラフルな家が点々とある風景は見ていて飽きず、ドライブしているだけでも楽しい!よく見るこのキノコ型の丸い家はラウンドハウスと呼ばれていて、他のアフリカの国々でもよくあるスタイル。昔は敵の侵入に備えて、夜は男性がやりを持って扉の近くで眠っていたのだとガイドが教えてくれた。ラウンドハウスを活用したスタイリッシュなホテルも多い。また、コサ族は美しいビーズワークでも有名。ビーズのアクセサリーをつけている女性たちによく会うけれど、例えば、このビーズの髪飾りをしている女性は結婚したばかりの人、これはお母さんになったばかりの人と、その人のライフステージがビーズのアクセサリーの違いからわかるらしい。伝統的な衣装も同じで、衣装の違いからその人のライフステージがわかるそう。ビーズのアクセサリーはあちこちで売られていて、お土産にもぴったり! また、村の人たちのそれぞれデザインが異なった顔のペイントはとてもオシャレで、気に入ったデザインがあればペイントしてもらうことができる。新しい文化を取り入れながらも、伝統を大切にしながら生きるコサ族の人々の暮らしを垣間見るイースタンケープの旅は、人々の人生の豊かさに触れるような贅沢な時間が過ぎていく。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月08日東ケープ州(イースタンケープ)は、海と山が揃った自然の宝庫。豊かな緑に囲まれて、心を解き放つ癒しの旅へ!■ブレックファーストはイルカを眺めながらインド洋に面しているイースタンケープには、「ワイルドコースト」と呼ばれる手つかずの海岸が300キロほど続いている。このワイルドコースト上にあるハガハガ・ホテル(HAGA HAGA HOTEL) は全ての部屋がオーシャン・ビュー。心地よい波の音に包まれながら滞在することができるホテルだ。この日は早起きして日の出を見ながら、ダブル・マウスというエリアへと向かった。早朝のダブル・マウスは、どこまでも続く海岸線に朝霧がかかって圧倒される美しさ。地球のエネルギーを感じられるような場所で、思わず深呼吸したくなる。沖の方には、たまに水中から姿を見せてくれる数匹のイルカの姿が! 季節によってはクジラを見ることもできるそう。そんな絶景が眺められる丘の上に、ブリティッシュ・スタイルのブレックファーストが用意してあった。この素敵なセッティングをしてくれたのは、近くでホーストレイルを企画しているオーナー夫妻。乗馬を楽しみながら自然に触れることのできるホーストレイルは、この辺りではメジャーなアクティビティのひとつ。「馬に乗りながらこの景色を見たら、もっと感激するわよ!」と奥さんのシェリルがはにかんだ。■ボートに乗ってジャングルツアーへダブル・マウスをあとにして車を走らせると、ドライバーが川の前で車を止めた。このケイ川は上流までいかないと橋がないため、「ポント」と呼ばれる筏(いかだ)のようなフェリーが人々を対岸まで運び、地元の人たちの大切な生活の足になっている。乗っているのは10分くらいなのだけれど、乗り合わせた乗客同士でおしゃべりが盛り上がる賑やかな時間だ。再び車に乗り込んでしばらく走ると、トレンネリ―ズ・ホテル(Trennerys Hotel)へ到着。ここはワイルドコーストにある崖の上に立つホテルで、コテージやレストランがあり、カヌーやジャングルトレッキングなどの様々なアクティビティを用意している。私たちはジャングルトレッキングを選び、ガイドと一緒にボートに乗って出発!しばらく川の上流に向かっていくと熱帯地方の植物が生い茂っていて、時折、鳥の騒々しい鳴き声が辺りに響き渡る。冒険気分を味わいながらボートから降りてジャングルを探索! ガイドが動植物の生育や地元の人々の間で語り継がれている伝説について説明してくれた。ランチはトレンネリ―ズ・ホテルで、すぐ近くの海で採れた新鮮なシーフードを満喫!■山の中に佇むカントリー・ハウス移動中に立ち寄った「イーグルズ・リッジ」(Eagle’s Ridge)は、庭で採れたオーガニック野菜を使った食事や宿泊ができる、山の中のカントリー・ハウス。カラフルな壁には至る所にアート作品が飾ってあってギャラリーの中にいるような、森小屋の中にいるような不思議な気分にさせてくれる。ここには地元アーティストのアトリエとショップが併設されていて、アーティストたちと直接話をしながら、制作風景を見学することができる。イースタンケープの自然に憧れて移住してきたという陶芸作家が、アトリエで作品を紹介してくれた。庭に寝そべって日光浴をしながら、鳥のさえずりと風の音に耳を傾ける穏やかな時間が流れる。ここでの過ごし方は人それぞれ。テニス、サイクリング、トレッキング、メディテーションやアート・ワークのクラスなど、のんびりと過ごすかアクティブに過ごすかは自分次第。ウェディング・パーティーの会場としても人気なのだそう。豊かな緑に囲まれて、イースタンケープの旅は続く。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月24日南アフリカ観光のハイライトのひとつ、ゲーム・ドライブ(サファリ)。ここでは日常の生活から離れ、大自然の中で感動のアフリカ体験が待っていた。■ブッシュに溶け込んだラグジュアリーなサファリ・ロッジリンポポ州とムプマランガ州にまたがり、アフリカを代表する野生動物保護区であるクル―ガ―国立公園。近くの道路には、「カバに注意!」の標識が。もうすぐ出会える動物たちに期待は膨らみ、サファリ気分も盛り上がってくる。今回行ったサファリ・ロッジは、クル―ガ―国立公園に隣接するモツワリ・プライベート・ゲーム・リザーブ(Motswari Private Game Reserve)。バンガローは全15室で、それぞれが自然と調和した温かいデザイン。オーナーは女性アーティストということで、アフリカンティストの彼女の作品があちこちに飾られている。このロッジでは、周りの自然を存分に味わってほしいという想いから、あえてスパやジムなどは用意されていないが、敷地内にはフェンスがなく動物たちが自由に移動できるようになっている。つまり、ロッジにいながらにして動物を間近に見ることができるのだ。部屋に入って外を見ると、目に飛び込んできたのはすぐ近くの川で水を飲んでいる象の姿! そのため、部屋のすぐ近くにまで動物たちがやってくるので夜間の一人歩きは禁止されていて、自分の部屋から少し離れたバーやレストランへ行くにもレンジャーが同行してくれる。サファリ・ロッジの基本的なスケジュールは、早朝と夕方の1日2回のサファリと1日3回の食事。それ以外の時間は、各自でのんびりとリラックスして過ごす。少し遅めのランチを済ませた後は、オープン四駆車に乗り込み、レンジャーとトレッカーと共にいざサファリへ!■目の前で繰り広げられる動物たちの野生の営みプライベート・ゲーム・リザーブでのサファリでは、道が整備されていないブッシュの中にも自由に入って行けるため、ビッグファイブ(ライオン、ヒョウ、バッファロー、サイ、象)に会える確率も高い。ドライブを初めてすぐに、ビビッドなブルーカラーの鳥や、沼の中から耳だけを出したカバなど、動物たちが次々に姿を現した。しばらくブッシュの中を進んでいくと、今度はインパラの群れを発見。よく観察してみると、ざわざわしていて何か様子がおかしい。トレッカーがそっと指さす方を見てみると、なんとそこには何かを狙いながら歩くメスのライオンが!車はライオンの3メートル程まで近づいていく。間近で見る攻撃態勢に入ったライオンの迫力はすさまじく、少しでも触発したら飛びかかってきそうな雰囲気でカメラを向けることもできないほど。ライオンはインパラを狙っているのかと思いきや、ライオンの視線の先には一匹のヒョウが!いきなりのビッグファイブの同時出現に、車の中のメンバーの興奮度はマックスに。危機感を感じたヒョウは急いで木の上に避難し、あきらめたライオンがのそのそと退散していく。あっと言う間のできことだったけれど、生死をかけた闘いを少し垣間見ることができたのは、とても感動的な体験だった。■日が沈んだ後も暗闇の中で楽しむサファリ視界が開けた広場に車を止め、どこまでも続く広大なブッシュに沈む夕焼けを眺めながら、レンジャーとトレッカーが準備してくれたカクテルのグラスを傾ける優雅なひととき。ナイト・サファリはトレッカーが当てるライトの光とともに動物を探しながら進んでいく。日が沈んだ後の少しの間、幻想的に現われる黒とオレンジのシルエットが美しすぎてため息がでる。そして、満天の星空にある南十字星のすぐ下を歩いていく象の親子に、優雅に飛び跳ねるインパラたち。夜風を肌で感じ、草や土、動物たちの匂いを感じながら自然と一体化していくような、なんとも不思議な感覚を体験した。ロッジに戻ると、ちょっとおしゃれをしてバーへ。ロッジのスタッフや他のお客さんたちと今日出会った動物について語り合う。皆が目を輝かせて興奮冷めやらぬ顔をしながら、感動を共有する時間だ。ディナーは焚き火を囲んだテーブルで。ロッジのスタッフたちがアフリカン・ダンスと歌を披露してくれ、その暖かいもてなしに皆が家族になったようなアットホームな空気が流れる。一日の最後はハイエナの遠吠えを聞きながらバスタブのお湯に浸かり、夜はゆっくり更けていった。■感動は最後の最後まで翌朝はレンジャーのノックで目を覚まし、まだ日が昇る前にサファリへ出かけた。レンジャーにキリンとシマウマが見たいとリクエストすると、他のレンジャーたちと無線で連絡を取りながら、まずはキリンの群れがいる場所へと連れて行ってくれた。キリンの群れに近づいていくと、二匹のオスのキリンが激しい音をたてて首をぶつけあっているのを発見。あまりの大きな音に驚くけれど、これはただスキンシップをとっているだけで、喧嘩をしているわけではないらしい。そして次はシマウマを探していく。なかなか見つけることができず、あきらめかけたその時、インパラの群れに混じったシマウマが! レンジャーやトレッカーたちのチームプレイと温かいホスピタリティを感じた瞬間だった。南アフリカでのサファリは動物を間近に見られることと、最高のホスピタリティと大自然の中のサファリ・ロッジで過ごす優雅な時間が魅力的。忘れられない最高の思い出になることは間違いない。サファリ・ロッジを出発して空港に向かう途中、道路の脇でバッファローやキリンが姿を見せてくれた。そして、到着した空港は緑に溢れ、まるでサファリ・ロッジを再現したかのような素敵な空間! 最後の最後までサファリ気分は続いたのだった。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月17日南アフリカに出かけるのならケープタウンやダーバンなどの大都市も魅力的ですが、今回は都会を離れてゆっくりと田舎をまわりながら、大自然と温かいローカルの人たちにふれあう旅をしてきた。いつもと一味違った南アフリカの旅を6回に渡ってご紹介。「アフリカ」とひとことで言っても、アフリカ大陸にはそれぞれに違うたくさんの国があって、その国の中にもたくさんの民族が暮らしている。南アフリカには公用語が11個もあるくらい、言葉も文化も違う様々な民族がひとつの国の中に一緒に住んでいるのだ。その中のひとつ、幾何学模様の壁画やカラフルな衣装で知られているンデベレ族が暮らす村を訪れた。■ンデベレ族のクイ―ンと一緒にアフリカンランチヨハネスブルグから車で2時間ほど走ると、ムプマランガ州にあるンデベレ族が多く暮らすという村に到着。村に着くと、今は亡きンデベレ族の王メイシャ三世の5番目の妻、女王(クイーン)ノムサがランチに招待してくれ、伝統的な衣装を着て出迎えてくれた。彼女の家はモダンな造りになっていて、庭にはピンクのブーゲンビリアが。家の中のインテリアはンデベレ族の独特なデザインで統一されていて、とてもオシャレ! クイ―ン・ノムサはンデベレ族の歴史や文化を伝えるために、旅行者が彼女の家を訪れることができるようにしていて、一緒にランチを食べながらフレンドリーに話をしてくれる。この日のランチはこの地域でよく食べられているという、豆を煮込んだソースに牛肉とチキンのグリル。結婚している女性のシンボルだという金の首輪のファッションや一夫多妻制度などのンデベレ族の文化について、とてもわかりやすく説明してくれた。ンデベレ族の女性が身に付けるストライプのマントも有名だけれど、彼女のマントにプリントされていたのは、亡くなった王メイシャ三世だった。靴のデザインまで、ンデべレ・アート!■午後はのんびりと村を散策村を歩いていると、幾何学模様が描かれた建物をよく見つける。この幾何学模様を描くのは昔から女性の仕事とされていて、今では男性もできるらしいけれど、やはり基本的には女性らしい。この建物は教会だった。村はとてものどかで、子どもたちの遊び声に混ざってどこからか太鼓の音が聞こえてきたり、牛が道路をゆっくりと歩いていたり。村の人たちはとてもフレンドリーで、すれ違う人たちとあいさつを交わしながら、ゆっくりとした時間が過ぎていく。カメラを持って歩いていると、「撮って! 撮って!」とたくさんの人が寄ってくる。みんなそれぞれ決めポーズを持っていて、小さな女の子がモデル並みのポーズを披露してくれた。■ンデベレ・アーティスト、エスター・マフラングこの村には世界で初めてンデベレ・アーティストとして注目を集めた女性、エスター・マフラングが住んでいる。彼女のアトリエを訪れた。建物の外壁には全て幾何学模様が描かれている。どのようにデザインするのか尋ねると実際に作業風景を見せてくれた。このデザインはエスターの祖母から母へ、母からエスターへと伝えられてきたもので、エスターは10歳になったときから描き始めた。そして、今はアートスクールを持っていて、地元の少女たちにンデベレ・アートを教えている。アトリエに並べられていた帽子やマグカップ。お土産に喜ばれそう。エスターのひときわ目を引く美しいデザインは、これまで長年に渡って世界中の人たちを魅了し、世界各国で展示会が行われてきた。1991年には、これまでアンディ・ウォーホルなどがデザインしてきたBMWのアート・カーコレクションのアーティストに選ばれ、BMW 525iがエスターのキャンバスになった。アトリエの隣にはゲストハウスが併設してあり、この日は泊めてもらうことに。ゲストハウスの中のインテリアは、もちろん全てンデベレ・アート! 日本でも展示会を行ったことがあるエスターの日本の思い出話を聞きながら、カラフルなンデベレ・アートに囲まれてスペシャルな夜を過ごした。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月11日旅行に行くとき必ず持っていくものと言えば? 地図やガイドブックやカメラ、海外であれば辞書もほしい。でも、旅行の荷物は少ないにこしたことはない。そこで役に立つのが、タブレット。クラブツーリズム株式会社 春の文化祭で行われた「旅が楽しくなるタブレットの使い方」講座を見学すると、講座はキャンセル待ちが出るほどの大人気で、旅行好きの人たちが、タブレットに期待している想いを強く感じた。■お母さん世代にもタブレットはオススメ講座に参加されていた20名ほどの中には、60代ぐらいの人が多いよう。筆者の両親と同世代の人たちだ。ガラケーでメールも打てるし、仕事でパソコンも使っていたが、スマホとなると画面の小ささが問題になるようで、スマホ保持者はゼロ。けれども、この日使われたタブレットは、NECのMEDIAS TAB UL(メディアス タブ ウルトラライト)N-08D。世界最軽量というだけあって、片手で簡単に持てる一方で、画面の大きさは約7インチと十分。このMEDIAS TAB UL N-08Dを使って、まずはスイッチを入れるところから講座はスタート。タッチ画面に慣れるために、タップやフリックといった基本的な操作から順に説明が続く。最初は画面に触れるのもおそるおそるといった雰囲気が漂っていたが、スムーズに操作できるようになるともう夢中。フリック入力での文字入力もすいすい進む。これなら、ガラケーでのメール打ちしか無理といつも言っている私のお母さんでも使いこなせるかも。カメラ機能で写真を撮ったり、インターネットにつないで、広島の尾道やフランスのパリといった旅行先を検索して、名物や名跡といった現地の情報を検索してみたり、音声検索を使ってみたり、次々と説明される機能に思わずざわめきが。そして、ストリートビューでハワイのワイキキ通りを見ると、まるで現地にいったような気分。この後は、実際にMEDIAS TAB UL N-08Dを持って、十数名の方が参加して外散歩に。Googleマップを使いイベント会場の新宿アイランドウイングから、スカイツリーまで行く順路を出すなどし、実際の旅で使う際の実践的な使い方を試した。外散歩に参加している女性に、どのような場面でメディアスタブを活用したいか聞いたところ、「旅行では、行きたい場所など計画を綿密に立てていくけれど、実際には思い通りに動けなかったり、意外と時間が余ったりということがよくあるので、そんなときに、近くのいいお店や観光地の情報、そこへの行き方やかかる時間を知れるというのはとても便利ですよね。何より自分の使い方次第で、いろいろと使える幅が広がりそう!」とのことだった。2時間ほどの講座でこれだけ使いこなせるなら、旅行が好きなお母さんにプレゼントすれば絶対喜ばれそう。私が操作を教えてあげれば、なかなかゆっくり話す機会のないお母さんとのいいコミュニケーションになって、喜んでくれるかも。ちょっとした親孝行が出来そう。■タブレットをもっと旅行で使うならそしてもちろんこのMEDIAS TAB UL N-08Dは、私の旅行にも役立ってくれるのだとか。講座終了後、旅行でタブレットを使う技をもっと詳しく教えてもらうと、次々ステキなアイデアが出てきた。例えば、旅行と言えば手放せないのが地図。でも、グーグルマップを使えば、世界中のどこにいても地図上に自分の位置が出るから、迷子になることはない。スマホでもできることだけれど、画面が小さいから細かいところまで見ようとすると、地図全体を把握できなくなって、小さくしたり大きくしたりを繰り返すことも。それもこのMEDIAS TAB UL N-08Dなら解決。海外旅行で言葉が通じなくたって、翻訳アプリもたくさんあるから大丈夫。オススメの「 指さし会話touch&talk 」なら音声を出すことができるので、旅行前に練習しておける。少しでも現地の言葉が話せると、海外旅行の楽しみは何倍にもふくらむし、たとえ現地で通じなくても画面を指さして見てもらいながら会話ができるから安心。また、挨拶から、レストランなどいろんなモードがあるので、観光、お買い物やメニューの注文など、いろんなシチュエーションで役に立つ。日本語メニューのないような街のローカルレストランにも行けたら、ひと味違う海外旅行が楽しめそう。海外で使うと料金が気になるけれど、3Gの通信が大都市では使えるので、例えばドコモなら1日1980円の国際ローミングを契約しておけば、日本と全く同じように使っても、それ以上料金がかかることはないので安心。フランスに行って、パリのカフェからskypeでつなげば、日本の友達に”今、パリなんだけど~”なんて、電話することもできる。こんなにいろんなことができるなら、旅行にタブレットを持っていかない手はない。まして300gをはるかに切るMEDIAS TAB UL N-08Dなら、特に旅行にぴったり。お母さんにプレゼントするのもいいけど、自分も買って、何冊ものガイドブックや地図、カメラに辞書、たくさんのものを全部MEDIAS TAB ULひとつに詰め込んで、身軽に旅行を楽しみたい。【使用端末】 ・MEDIAS TAB UL N-08D 【もっと詳しく知りたい方】 ・もっと楽しく! 女子的タブレットライフ「TABLET Woman」
2013年03月01日この年末年始に旅行へ行ったという人も多いだろう。仕事で忙しい日常生活から飛び出してリフレッシュするのに、旅行はもってこいだ。今年も旅行に行こうと思っている人も多いかもしれない。そこで、フォートラベル株式会社が運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」が行った、2013年の旅行予定地、携行品などについてアンケートから、今年の旅行のトレンドを見てみよう。■海外ひとり旅が人気やっぱり旅行に行くなら海外と思う人は多いはず。実際、「2013年に海外旅行をしたいか」と聞いたところ、9割以上の人が「海外旅行をしたい」と考えていることがわかった。まとまった休暇の過ごし方として海外旅行を希望する人が多い傾向にあるようだ。行先としては、特に女性にはヨーロッパ方面の人気が目立っている。2013年の海外旅行の同行者については、「家族」(66.5%)についで、35.8%の人が「ひとり」と答えており、「ひとり旅」に人気がある。「2013年にひとり旅をしたいか」と聞いたところ、「ぜひしてみたい」「可能ならしてみたい」を合わせると62.6%となり、女性でも60.0%の人が「ひとり旅」を望んでいた。(※旅行のクチコミサイト フォートラベル調べ)ひとり旅経験のある女性に、「ひとり旅の目的・理由は何ですか?」と聞くと、最も多い回答は「行きたい場所があったため」(49.8%)だった。続いて、「ひとりの時間を楽しむため」(49.1%)、「趣味の満喫のため」(32.6%)となったほか、「今までにない新たな経験をするため」や「様々なしがらみから自由になるため」といった回答も各々2割を超えており、自由に自分の時間を使いたいと考えている女性が多いことがわかる。(※旅行のクチコミサイト フォートラベル調べ)■海外旅行必須アイテム慣れない海外に行くとなると、いろいろなものを持っていきたくなる。その中でも、海外旅行をする際に必ず持っていく「三種の神器」を尋ねたところ、「カード(クレジット、国際デビット、海外専用プリペイドカード含む)」がもっとも多く、79.4%となった。次いで「カメラ・デジタルカメラ」「ガイドブック」という回答だったが、「スマートフォン・タブレット等の電子端末」が23.8%で5位につけ、ガイドブックの代わりに、「現地の観光先、買い物先や食事先などの検索」に使用している人が多いことがわかった。■海外では現金よりクレジットカード海外旅行での楽しみのひとつはお買い物。ただ、海外のお金はわかりにくいし、スリなども心配。そこで、海外旅行中の現地での支払の手段として、「カードと現金のどちらを多く使うか」を聞くと、「カードをメインに使う」という人が41.5%、続く「どちらかというとカードを使うことが多い」(22.6%)を合計すると、半数以上の人が現金よりカードを使っていることがわかった。慣れない海外の土地で多額の現金を持ち歩くよりも、1枚で支払いが済むカードを利用する人が多いようだ。また同じ理由からか、「旅行先のATMから現金の引き出した経験がある」という人も全体の39.1%で、その中でもひとり旅経験のある女性の半数近くが現地のATMを利用していることがわかった。ひとり旅経験がある女性は、海外旅行時に必要以上に現金を持ち歩かず、身軽に旅をして、必要に応じて現地のATMを利用しているようだ。(※旅行のクチコミサイト フォートラベル調べ)■2013年海外旅行のトレンドこれらのアンケート結果からは、“海外のひとり旅=男性”というイメージが強かったが、「海外へひとり旅をしたいと考えている女性も6割にのぼることや、海外旅行の携行品としては「カード」を持つ人がもっとも多く、ひとり旅経験のある女性はその傾向が強いことがわかった。2013年は、「タブレット端末やスマートフォン」などを活用して、世界中でひとり旅を楽しむ女性が、トレンドとなりそうだ。今回のアンケートを結果について、消費者行動の科学的分析を得意とする久我尚子さん(ニッセイ基礎研究所 生活研究部門)は、近年仕事を頑張る女性が増えたことから、日常生活を充実させる趣味を持つことをはじめ、自分自身を高めるために非日常的な体験や新たな挑戦をすることで、上手に生活のバランスをとっているのかもしれないという見方を示した。また、女性の購買力が高まり、忙しくて時間がないために、「ひとり女子旅」人気も高まっていることがうかがえるという。女性の未婚率が上がって、自立した大人の女性のひとり行動が一般化しているという世の中の流れもあって、「ひとり女子旅」の人気は当然という見方もできるようだ。このように、働く女性たちがひとりで海外旅行をし、自分の自由な時間を取り戻すための行動とも言える「ひとり女子旅」、まだ経験がないというあなたも、ぜひ今年こそ体験してみては? 新しいあなたに会えるかも。・旅行のクチコミサイト フォートラベル 公式サイト
2013年01月23日テーマパークで異国情緒を満喫!「海外旅行に行きたいけれど、時間もお金もない」そんなときは国内で海外気分が味わえる場所に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。今回は432名のマイナビ会員の男性に、国内で海外気分が味わえる場所をアンケートしました。人気のテーマパークから異国情緒あふれる港町までいろんな場所がランクインしましたよ。>>女性編も見るQ.国内で海外気分が味わえる場所を教えてください(複数回答)1位ハウステンボス31.2%2位ディズニーシー12.5%3位横浜中華街11.8%4位志摩スペイン村8.3%5位神戸6.7%■ハウステンボス・「異国情緒はんぱない(笑)」(34歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「風車やチューリップ、建物からそこに行くまでの電車まで、すべてが海外の雰囲気を出しているから」(26歳/不動産/その他)・「一度もいったことはありませんが、テレビを見ているだけでも同じ日本とは思えないです」(26歳/医療・福祉/専門職)■ディズニーシー・「レストランや森の景色が異国のものを感じさせるから」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「まるっきり海外の港町のようなイメージで堪能できるから。静かで大人っぽいので雰囲気が好きです」(28歳/運輸・倉庫/技術職)・「外国にいると錯覚するほど雰囲気が違うから」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■横浜中華街・「中国系の文化や、本場の味がとてもたくさんそろっているから」(31歳/学校・教育関連/専門職)・「中華料理だけでなく一帯が中国を感じさせられます」(33歳/医療・福祉/専門職)・「中国に行ったことはないけど、こんなかんじなのかなと思った」(40歳/自動車関連/技術職)■志摩スペイン村・「スペインの雰囲気が出ている」(47歳/情報・IT/技術職)・「スペインの踊りとかもちゃんとやっているから」(25歳/金融・証券/専門職)・「間違いなく海外気分を味わえるからです」(35歳/その他/販売職・サービス系)■神戸・「北野の洋館は雰囲気があっていいです」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「イギリスっぽい気がする」(30歳/金融・証券/営業職)・「港町の雰囲気がとてもいいから」(33歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)■番外編:古い建築物や歴史を感じる場所が人気・東武ワールドスクウェア「ミニチュアの建築物を見て歩くと世界を一周した気分になれるから」(22歳/建設・土木/技術職)・日光江戸村「江戸は海外。なんか違うと思うけど行ってみたい」(41歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・リトルワールド「全世界が入っているから」(26歳/自動車関連/その他)総評1位に輝いたのは、オランダの街並みを再現した「ハウステンボス」でした。一歩入ればそこはもうヨーロッパ。実際に足を運んで異国情緒を満喫した人も多いようです。開園から20年たってもこの人気にはビックリです。2位には「ディズニーシー」が入りました。外国の街に迷い込んだような街並みが人気。落ち着いた雰囲気で年齢の高い方からも支持を集めました。3位には「横浜中華街」がランクインしました。街並みだけでなく中華料理や中国文化などが一体となって楽しめるのがポイント。近くまで行くと中華料理の香りが漂ってきて、ワクワクしてきますよね。中国人が多いというのも海外気分が高まる要因になっているようです。4位は「志摩スペイン村」。陽気で明るいスペインムードたっぷりで、行くだけで楽しい気分が味わえそう。フラメンコなど踊りが多いのも海外気分を盛り上げてくれるようです。5位には、港町「神戸」が入りました。特に北野異人館は、プチヨーロッパ気分が味わえる場所として人気がありました。番外編で人気があったのは「東武ワールドスクウェア」。ここは、世界の遺跡・建物をミニチュアで再現したテーマパークで、男のロマンが広がる場所なのかもしれませんね。(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性432名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】好きな東京ディズニーランドのアトラクションランキング【男性編】東京の観光名所ランキング【男性編】行ったら楽しそうな九州の県ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月25日ニッコリ笑ってThank you.で切り抜ける!海外旅行での共通語は英語。どの国に行っても、少なからず英語を話す機会が出てくるはずです。そこで514名のマイナビ会員の女性に、海外旅行で使うことが多い英語をアンケートしました。海外でがんばってコミュニケーションをしようとする女性の姿が浮かび上がってきました。>>男性編も見るQ.海外旅行で使うことが多い英語を教えてください(複数回答)1位Thank you.58.2%2位Excuse me.45.5%3位How much?27.0%4位Pardon?15.0%5位Yes,please.7.0%■Thank you.・「お礼を言う機会が多いし、簡単な言葉なので」(27歳/自動車関連/事務系専門職)・「とりあえず言っておけば、何とかなるから」(23歳/金融・証券/営業職)・「何でも笑ってThank you!でコミュニケーションが取れるから」(29歳/医薬品・化粧品/営業職)■Excuse me.・「一番よく使っていると思うので」(28歳/建設・土木/事務系専門職)・「会話の入り口だから、とりあえず言っておく」(33歳/金融・証券/事務系専門職)・「日本人はSorryと言いがちだけど、Excuse me.が言えるとその後がスムーズになるから」(32歳/その他/事務系専門職)■How much?・「買い物のときが一番話すから」(26歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「ショッピングに必須の言葉」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「買い物をして値段交渉するのが海外ならではだから」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)■Pardon?・「言っている意味が分からないとき、とにかく繰り返してもらう」(24歳/金融・証券/営業職)・「聞き取れない事が多いので、とりあえずこればっかり言ってます」(25歳/その他)・「聞き取れなさ過ぎて連発しそう」(24歳/商社・卸/事務系専門職)■Yes,please.・「使う場面がたくさん想像できるから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「お礼とお願いのときのフレーズは使うことが多いです」(33歳/商社・卸/営業職)・「あまり恥ずかしくならずに使えるのが良い」(22歳/医療・福祉/専門職)■番外編:買い物好きな女性らしいフレーズ・Discount please.「何でも安くしてほしいから」(69歳/その他)・Just looking.「お店に入ると必ずCan I Help you?と言われるので」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・Check,please.「レストランで必ず使うから」(25歳/情報・IT/事務系専門職)総評1位は、英会話の基本中の基本「Thank you.」でした。空港やホテル、ショッピングなどさまざまな場面で必ず使いますね。女性の場合は、笑顔で「Thank you.」と言うことによって、コミュニケーションをスムーズにしようと努力している人が多いようでした。2位には「Excuse me.」がランクイン。現地の人に話しかける第一声が「Excuse me.」のようです。3位は「How much?」。ショッピングや食べ歩きが好きな女性は、特によく使っているようです。海外では、日本と違って値段が書いてないものが多かったり、値段交渉をすることがあるため、金額を聞く機会は必然的に多くなるようです。4位は「Pardon?」。英語が聞き取りづらい人にとってはマストワードのようです。5位は「Yes,please.」。お願いするときに役立つスマートなフレーズです。そのほか、女性は買い物やレストランでよく使う言葉を挙げる人がたくさんいたのが特徴的でした。番外編で挙げたように「Discount please.」「Just looking.」「Check,please.」はどれもよく使いますから、海外旅行に行くときはぜひ覚えておきましょう。(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】1週間語学留学をするなら行きたい国ランキング【女性編】取得を考えている資格ランキング【女性編】行ってみたい、もしくは行ってみてよかった海外の世界遺産完全版(画像などあり)を見る
2012年12月24日一番使うのは、コミュニケーションの基本のあの言葉海外旅行の楽しみといえば、観光や食べ物、ショッピングなどいろいろありますが、現地の人とのコミュニケーションも楽しいのではないでしょうか。そこで432名のマイナビ会員の男性に、海外旅行で使うことが多い英語をアンケートしました。海外に行ったことがある人は経験を踏まえて、行ったことがない人は予想して、いろんな表現がランクインしました。>>女性編も見るQ.海外旅行で使うことが多い英語を教えてください(複数回答)1位Thank you.41.2%2位Excuse me.29.9%3位How much?24.5%4位Pardon?16.4%5位Yes,please.5.34%■Thank you.・「どんなときも感謝の気持ちを忘れずに」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・「言葉がよくわからないので、お礼のことばと笑顔で乗り切っています」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「どんなシチュエーションでも、最後にはお礼をいうことが多いと思うので」(29歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)■Excuse me.・「尋ねることが多いと思うから」(36歳/通信/技術職)・「人に聞くときの第一声だから」(23歳/小売店/その他)・「Excuse meで始まり、Thank youで終わる会話をすることが度々…」(35歳/その他)■How much?・「買い物をよくするので」(28歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「お土産を買うとかそういうシチュエーションで」(28歳/その他/クリエイティブ職)・「買い物の金額の交渉が多いので、つい使ってしまいます」(33歳/医療・福祉/専門職)■Pardon?・「とりあえずこれを言っておけば切り抜けられる」(32歳/情報・IT/技術職)・「多くの国の人が英語をしゃべれるとはいっても、その国特有のなまりがあって聞き取れない場合が多いから」(29歳/食品・飲料/その他)・「きちんと聞き取りたいから」(30歳/ソフトウェア/技術職)■Yes,please.・「イメージですが」(27歳/建設・土木/技術職)・「受け答えに便利だから」(31歳/通信/販売職・サービス系)・「中学までの単語の組み合わせで大体なんとかなる!」(34歳/学校・教育関連/技術職)■番外編:こんな英語も使うよね~・No problem.「やたら商売で寄ってくる人を避けるため、No problemが増えてしまいます」(52歳/電機/技術職)・I can’t speak English.「海外旅行は行ったことがないが、おそらく使う機会が多々あると思う」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・That’s all.「よく使いそうな気がするので」(25歳/マスコミ・広告/営業職)総評1位に輝いたのは「Thank you.」でした。難しい英語は分からないけれども、親切にしてもらったらとりあえず「Thank you.」と言っておこうという人が多いようです。日本ではあまり「ありがとう」と言わない人も、海外ではThank you.を連発しているようです。2位に選ばれたのは「Excuse me.」。誰かにものを尋ねるとき、まず「Excuse me.」から始めるという人が多かったです。3位に入ったのは「How much?」でした。ショッピングをするときに必須の言葉ですね。どちらも日本でなじみがあるので言いやすいという理由もあるようです。4位は「Pardon?」でした。単純に聞き取れない人だけでなく「正確に聞き取りたい」「なまりが難しいから」という英語上級者の答えも。5位には「Yes,please.」がランクイン。簡単な単語の組み合わせですが、コミュニケーションを続けるために便利な言葉として認識されているようです。番外編の「No problem.」「I can’t speak English.」「That’s all.」も意外によく使う英語です。せっかくの海外旅行、現地の人とコミュニケーションするのも楽しいもの。短くてもいいので少しでも英語を話して、思い出を増やしたいですよね。(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性432名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】1週間語学留学をするなら行きたい国ランキング【男性編】取得を考えている資格ランキング【男性編】行ってみたい、もしくは行ってみてよかった海外の世界遺産完全版(画像などあり)を見る
2012年12月24日思いもよらない体験が待つ海外楽しいばかりが海外旅行ではありません。言葉が通じないだけに心配なこともありますよね。果たして海外では、どのような危険がひそんでいるのでしょうか。514名のマイナビ会員の女性に「実際にありそうな、あるいは経験した海外旅行での危ない出来事」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.実際にありそうな、あるいは経験した海外旅行での危ない出来事を下記より選んでください(複数回答)1位クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた16.3%2位タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された15.0%3位荷物を置引された10.9%4位船の代金を払ったのだが、後からほかの人に聞いてみたらその払った金額の4分の1が正規の値段でぼったくられた10.1%5位警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている8.8%■クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた・「クレジットカードだと、値段を確認しないで買いそうなので」(27歳/金融・証券/専門職)・「友達でクレジットを悪用された人がいたから」(31歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「ドイツのホテルで一泊多くチャージされた。その場でチェックしてすぐ直してもらった」(23歳/金融・証券/営業職)■タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された・「地理に不案内な人が多いと思うので一番ありえそうです」(30歳/医療・福祉/その他)・「韓国でタクシーに乗ったときに、普通の料金の倍の額を取られた」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「タクシーに乗ったら、遠回りされて高い金額を要求されたことがあったので」(23歳/自動車関連/事務系専門職)■荷物を置引された・「日本人は警戒心が薄く、荷物をポンと下に置いてほかのことに夢中、というのはよくありそう」(31歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「イタリアは置引や窃盗が多いと聞いたので常にバッグを抱えて行動してました」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「ビーチに行ってたら荷物をあとかたもなくごっそりとられた」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)■船の代金を払ったのだが、後からほかの人に聞いてみたらその払った金額の4分の1が正規の値段でぼったくられたこと・「言葉が通じないから余分にお金をとられそう」(26歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「旅行ガイド誌によく書いてあるエピソード」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「安い船もあったのに、高いほうに乗せられた」(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている・「警官のふりをされたら従ってしまいそう」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「友達がこの手口にあいそうになっていた」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「そういうことがあるって大使館のHPに載っていたから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:こんな危険もありそう/経験しました・「カラオケに連れ込まれて拉致されそうになった」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「ジプシーに追われた。ツアーだったからガイドについて逃げた」(22歳/学生/その他)・「友人が痴漢撃退スプレーを手荷物の中に入れたままセキュリティで引っかかってしまい、危うく逮捕されるところだった」(26歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)総評1位になったのは「クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた」でした。海外での買い物は現金のみにした方が無難かもしれませんね。2位は「タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された」。楽しいクルーズもトラブルになってしまったら台無しです。そして、3位は「荷物を置引された」。日本と同じような感覚で荷物を置きっぱなしにするのは危険ですね。注意したいものです。そして、4位は「船の代金を払ったのだが、後からほかの人に聞いてみたらその払った金額の4分の1が正規の値段でぼったくられた」。日本人はお金をたくさん持ってそうというイメージで、狙われることも多いようです。5位は「警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている」。確かに警察官っぽい格好をしていたら、誰でも信じてしまいますよね。事前にその国の警官の制服を調べるなどして、だまされないように気をつけましょう。(文・OFFICE-SANGA鈴木亮介)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】日本人が世界に誇れることランキング【女性編】もともと海外料理だけど日本の方がおいしいと思う料理ランキング【女性編】外国人男性に比べると日本人男性の残念なところランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月11日海外旅行には、全く違った環境に足を踏み入れる非日常的な楽しみがあります。韓国やグアムなどの近場へは週末を利用して旅行する方も多くなってきました。そして、私たちが「外国」といっている場所に住む人たちも海外旅行を楽しんでいるはず。そこで今回、日本に住む外国人20人に、母国で人気の海外旅行先はどこなのかを聞いてみました。■スペインで人気の旅行先は、「カリブ海のところ」スペイン人はビーチが大好きだからだ(スペイン/男性/20代後半)「カリブの海賊」でもおなじみのカリブ海。中南米に位置する常夏のエリアです。暑い太陽の下には広がる青々とした海は爽快(そうかい)ですね。スペイン語が通じるところもあるので、特にスペイン人は行きやすいのかもしれません。■フランスで人気の旅行先は、「スペインやポルトガル、もしくはタイやベトナム」スペインやポルトガルは近場なので。タイやベトナムなど、旅費はかかるが物価が安い場所も人気。フランス人は自然が好きなので、やはり海がきれい、食事がおいしいなど、自然に楽しめる場所が人気を集める(フランス/女性/20代後半)フランスはスペイン、イタリア、スイス、ドイツ、ベルギーに隣接し、ユーロスター鉄道でイギリスにも行けてしまいます。島国の日本にはない、うらやましい環境ですね。タイやベトナムの料理は日本でもファンが多くなってきました。あの独特な味わいはフランス人にも人気なようです。■ロシアで人気の旅行先は、「エジプト、トルコ、タイ」比較的に安く、海のレジャーも、観光もできる旅先だからです(ロシア/女性/20代後半)近年、ロシアの海外旅行者数は格段に伸びているそうです。旅行先の必須要素は海と暖かさだとか。エジプトへ行っても、ピラミッドは二の次らしいですよ。■フィンランドで人気の旅行先は、「南ヨーロッパやタイなどアジアのリゾート地」温かく太陽が一年中出ているから(フィンランド/女性/50代前半)タイはたくさんの国で人気が高いようですね。この他、シンガポール(男性/20代後半)とスウェーデン(女性/40代前半)のお2人もタイを挙げていました。タイに行きさえすれば、いろいろな国の人と出会えるかもしれません。■タイで人気の旅行先は、「オーストラリア、韓国、香港」チケットが安い、すぐに行ける(ビザが簡単)(タイ/女性/30代前半)多くの国の人から挙げられたタイですが、逆に、タイ人に人気なのは以上の3カ国とのこと。海外旅行にはビザが必要なことが多いそうですが、韓国、香港へはビザなしでOKだそうです。日本でもビザの取得は面倒ですよね。ちょっとした旅行なら気軽さもポイント。それはタイでも同じですね。■アメリカで人気の旅行先は、「メキシコ」近いし安い(アメリカ/女性/20代後半)地続きの国は便利ですね。パスポートさえ持っていればふらりと出掛けられるのですから。「タコスが食べたいからちょっと行ってくるね」みたいな感覚で行ってしまいそうです。■ウズベキスタンで人気の旅行先は、「トルコやエジプト」近い、比較的安い、人のメンタリティが似ているのでカルチャーショックも起きないからだと思います(ウズベキスタン/男性/20代後半)ウズベキスタンの人は、文化の違いでショックを受けやすいのでしょうか?■エジプトで人気の旅行先は、「サウジアラビア」巡礼のためです(エジプト/男性/40代後半)エジプトはイスラム教徒の国。サウジアラビアにはイスラムの聖地、メッカがあります。バカンスや観光のためではなく、心の旅を目的としているのでしょう。感慨深いものがあります。それぞれ、国の立地や生活環境、社会環境によって人気の旅行先は違うものですね。ところで、日本が挙げられていなかったのは、何かしら行きづらい要素があるからでしょうか。もしかしたら、行こうと決意しなければ行けない国なのかもしれません。それはそれで、神秘的でいいですね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日楽天トラベルは12月3日、12月22日から2013年1月6日までの年末年始における国内・海外旅行の旅行動向について発表した。同調査は全国の楽天トラベルニュースを購読している会員を対象に、11月22日~28日にかけて実施した。回収サンプル数は2,096。まず、年末年始に取得する一番長い連続休暇について尋ねたところ、1位は9日以上(37.3%)で、約4割が9日以上の休暇を取得と回答した。日並びのいい今年の出発ピークは12月22日で、長期旅行者が早いうちから出発している傾向がうかがえる。実際、22日の宿泊数は前年比約2.5倍と非常に高い伸びを示しているという。次に年末年始の旅行の予定について聞いたところ、「国内旅行に行く」と回答した割合は32%だった。旅行は誰と行くか聞くと「家族(子ども含む)」が32.2%で1位、「家族(夫婦のみ)」が24.3%で2位だった。旅行先でどのように過ごすか尋ねたところ、「観光」が22.6%で1位。2位は「温泉(18.2%)」、3位は「グルメ(料理を食べる)」(15.9%)だった。年末年始の旅行先を決めた理由についても、「温泉などでリフレッシュしたい」という声が高く、温泉の人気ぶりがうかがえる。続いて、年末年始の休暇に「海外旅行に行く」と回答した人に、目的地を決めた理由について聞くと「リフレッシュしたいから」が1位(29.2%)。「距離が近い」「価格が安い」「過去に行ったことがある」なども、理由として多く挙げられた。旅行の日数は、7日以上と回答した人が27.8%で一番多かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日リクルートライフスタイルに設置された、海外旅行領域の調査・研究部門である、エイビーロード・リサーチ・センターは、海外旅行検索・比較サイト「エイビーロード」に掲載されている、海外ツアーへのeメール問い合わせ実績(7月1日から11月10日)を集計。年末年始海外ツアー(12月23日から2013年1月7日が含まれる旅行)の海外旅行マーケットの動向を「年末年始海外ツアー問い合わせ概況」として発表した。同調査によると、年末年始の海外ツアーへの問い合わせ数は、前年比(2011年12月23日から2012年1月9日が含まれる旅行)で全国計が156%。主要出発地(東京・大阪・名古屋)の中では、東京発が前年比161%と活発になっている。行き先方面別でみると、2012-13年末年始期間、前の年と比べ問い合わせが大きく増加した方面は、「アメリカ」、「ヨーロッパ」など。人気海外旅行先は、前年トップのソウルにかわってオアフ島が1位を獲得し、2位「グアム」、3位「パリ」と続いた。問い合わせ数の増加率では、1位マドリード、2位ニューヨーク、3位グラナダとなり、大きく数を伸ばしている。ツアー日程に関しては、2011-12年では4日間が最多で、2012-13年では6日間が最多。平均旅行日数も、前年の平均5.3日から平均5.8日と増加傾向がみられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日JTBグループで損害保険会社のジェイアイ傷害火災保険は、年末年始に海外への渡航を考えている人に向け、海外旅行で起こりやすいリスクについて発表した。同社の「2011年度海外旅行保険事故データ」によると、海外旅行での事故発生率は3.58%。約28人に1人が、なんらかのトラブルにあっている計算になる。中でも多いのが、ケガや病気の治療費用で、ほぼ半数(48.2%)の割合を占めた。医療費に関しては、物価の安いアジア各国でも、日本の数倍から十数倍もの費用がかかる場合が少なくないという。例えば、骨折時の治療費は、日本であれば15,000円ですむところ、パリでは50,300円、ローマでは167,200円、ホノルルでは46,600円。病院の部屋代にいたっては、相部屋で1日あたり日本では17,000円のところ、パリでは81,200円、ローマでは93,500円、ホノルルでは114,800円かかるという。特に、英語が通じ、医療環境も良好な私立病院では、高額な医療費がかかる。海外の私立病院は営利サービス企業であり、治療費の支払い保証(海外旅行保険など)ができない場合、十分な治療を受けられないことがあるとのこと。また、特にヨーロッパや北米では医療費が高額になる傾向にあり、2011年度では1000万円を超える事例も欧米で4件発生。中でも硬膜下血腫と診断され、21日間入院・手術となったアメリカの事例では、支払保険金は21,954,464円にのぼった。同社では、保険加入のタイミングについては「旅行出発前」、渡航先での病気やケガが心配な場合は、「治療・救済費用」を厚めにするか、無制限プランなどを利用することを紹介している。なお、そのほかのトラブルについては、手荷物の盗難・破損を補償する「携帯品損害」が34.9%、予期せぬ事故によりかかった費用を負担する「旅行事故 緊急費用」が13.8%、法律上の損害賠償責任をおった際の補償「賠償責任」が1.5%、旅行をキャンセルした場合などの補償「旅行変更費用」が0.6%だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日全日本空輸(以下ANA)は12月12日より、同社パッケージツアーの新ブランド「ANAワンダーアース」を開始する。このほど開始する「ANAワンダーアース」は、海外旅行経験が豊富な人をターゲットに展開。様々な旅行経験がある人にも満足できるような、個性と安心感にこだわった商品を用意している。ツアーのコースは出発地・目的地・ベストシーズンにこだわり、参加人数を限定している。また、通常の添乗員のサービスは出発直前または出発当日から始まるが、同ブランドでは出発40日前頃に添乗員が決定。申込者にあいさつの電話をし、旅行中の要望などを直接聞くという。ANAワンダーアース専用サイトからは、ツアー情報やQ&Aの他、ツアー中のレポートなどリアルタイムで情報を発信していく。旅行先は従来の「ANAハローツアー」の渡航先であるヨーロッパ・北米・アジア・中国・アフリカに加え、世界中の様々な魅力あるスポットも用意。4月には世界遺産ダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗車する、「紅茶の里ダージリンとデリー&アグラ7日間」を催行する予定。その他7~10月にかけて、ルワンダのゴリラに出会う「ケニア動物王国マサイマラとルワンダ ゴリラトレッキング9日間」、ダーウィンの進化論の起源であるガラパゴス諸島を訪ねる「チャータークルーズで巡るガラパゴス諸島11日間(8月出発予定)」などを用意している。現在、同ブランドのパンフレットを公式サイトで受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日マスターカードのグループ会社であるアクセスプリペイドジャパンは海外専用プリペイドカード「キャッシュパスポート」で、「外貨で得する!超豪華バリ島ツアープレゼントキャンペーン!」を11月15日から開始した。「キャッシュパスポート」は日本国内で事前に日本円を入金しておけば、海外のMasterCard加盟店で買い物ができる他、現地通貨をATMから引き出しできる。外貨両替やトラベラーズチェックの利用よりも手軽で、入会審査が不要なため、海外での新しい決済方法として注目されている。このほど実際するキャンペーンは、11月15日~2013年1月31日登録者までが対象。期間中にキャンペーンページにアクセスし、クイズに答えて応募登録した人の中から抽選で1組2名に、「ガルーダ・インドネシア航空『ビジネスクラス』直行便で行くバリ島」をプレゼントする。当選者は、「ディシニプライベートプール付ヴィラに宿泊3泊」「コンラッドスイートルームに宿泊3泊」のどちらかを選択可能。空港送迎、食事、スパ&観光付き。さらにお小遣い用キャッシュパスポート1万円分(2名分)が付いてくる。詳細は、キャッシュパスポート公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日ひと昔前、日本人旅行者と言えばカメラを首から下げて団体でゾロゾロ………というイメージが海外で定着していました。現在はどのように見られているのでしょうか?また、国によって旅の仕方は変わるのでしょうか?日本に住む外国人20人に聞いてみました。まず、一番多かった回答から。■日本人はツアーが好き■スケジュールがハードすぎて、移動も早すぎ■母国ではのんびり気ままに旅をする日本や海外で見かける外国人旅行者、特に欧米人はバックパッカーが多いですね。見知らぬ土地でも地図とガイドブックを頼りにずんずん歩いていきます。これらの回答をいただいたのはイタリア、フランス、スペイン、スウェーデン、フィンランド、オランダなどのヨーロッパ圏の方々。そしてベトナム、シンガポール、ペルー、アルゼンチンなどのアジア圏、南米圏の方々でした。現在は日本でも個人旅行をする人はかなり増えていますが、それでももともと「自由な旅」が基本の国の人から見たら、まだまだツアーが多いというイメージのようです。それにはそれぞれの国の休暇の取り方にも関係するかもしれません。ようやく取った短い休みの間に行くのなら、あれやこれやと詰め込みたくなるのは人情というもの。ツアーの方が気軽だし、安かったりもしますし。でも、以下の回答を見ると、「日本人の旅行の仕方はもったいないのでは?」という外国人の気持ちが伝わってきます。■スペイン人はゆっくり見たいところを見に行く。お休みは長いけど、ある国の全部の有名な町を見なくてもいいということで、逆に日本人は短い時間に急いでヨーロッパの様々な国々に旅行することがかなりある。つまり、スペイン人はゆっくり旅行するが、日本人は急いで旅行するのは一番異なってることだと思う(スペイン/男性/20代後半)「自分の国を駆け足でなく、立ち止まって見てほしい」ということでしょうか。その国に行くことが重要なのか、感じることが重要なのかによって旅の仕方は変わってくるかと思います。確かに、日本に来る外国人旅行者には、良さが分かるまでじっくり見てもらいたいですよね。そして、以上とは違ったご回答。■日本人は目的国の観光地に行くことがメインで、その国の文化等も事前に勉強したりして、買い物は時間があればという感じですが、エジプト人は逆です。どこへ行くにも何も事前準備はせず、買い物がメインで、観光地等文化のことを見るのは二の次です(エジプト/男性/40代後半)日本に来る中国人旅行者はお買い物好きで有名ですが、エジプト人もそうなんですね。どちらもメイド・イン・ジャパンが人気だそうです。しかし、「見ることは二の次」なんですね。自信満々に言われると、それもありか!と納得してしまいます。■ハンガリーでは池などで日焼けするのが一般的な夏休みの旅行の過ごし方なので、太陽から隠れる日本人の過ごし方と違うと思います(ハンガリー/女性/30代前半)ハンガリー流旅行プランには「池で日焼け」をお忘れなく!■日本人はいつも料理の写真を撮りますね。なんでだろう……(アメリカ/女性/20代後半)確かによく撮りますね。それが不思議に思われていたこと自体が意外です。食べ物が一番その国の文化を表しているから?単なる思い出?問われると答えられませんが、撮ることはやめられません。たまには視点を変えて、「訪れる国の人の旅の仕方で旅をする!」というのも面白いのではないでしょうか。のんびりしたり、日焼けしたり、観光しなかったり……。何か新しい発見があるかもしれませんよ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日こんにちは。旅好きライターの赤木真弓です。先日、3度目のスウェーデン滞在をした私が、北欧・スウェーデンの女子旅をご案内! 前回はショッピング編をご紹介しましたが、今回はストックホルムの美術館やすてきな建築をご紹介します。■スウェーデン女子旅 ~美術館、建築編今回はストックホルム郊外へ。地下鉄Slussen(スルッセン)のバスターミナルから市バスに乗り、約30分。陶磁器の街として知られるグスタフスベリへちょっぴり足を延ばしてみましょうここには、街の名前と同じ陶器メーカー「グスタフスベリ」の工房やミュージアム、直売所、アウトレットショップ、カフェなどがあります。まず訪れたのは、「PORSLINSMUSEUM(グスタフスベリ陶器美術館)」。グスタフスベリ社の旧工場跡に作られ、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンをはじめとする歴代デザイナーの作品を一挙に見ることができ、その歴史を知ることができます。それから、イッタラ・アウトレットの裏手にある、リンドベリによる陶板もお見逃しなく!工房の直売所では、グスタフスベリの陶器や関連商品(キッチングッズ、書籍など)を販売。B級品は30〜50%で揃うなど、まさに宝の山! 敷地内の奥にある、イッタラやロールストランド、アラビアなどがお得な、イッタラ・アウトレットとともに、ショッピングを堪能できます。またミュージアムの隣には、 リサ・ラーソン のプロダクトを製作し続ける工房「ケラミーク ストゥディオン」があります。どのように絵付けされているか見られる貴重な場所なので、静かに見学しましょう。ここでもリサのプロダクトを購入できますが、クレジットカードが使えないので要注意。この工房の入り口には、アンティークショップ「Antikhuset I Gustavsberg(アンティークヒューセット・イ・グスタフスベリ)」も。訪れたときには残念ながらお休みでしたが、品揃えの良さには定評があります。ぜひ営業日に合わせて訪れてみて。 またバスに乗ってスルッセンまで戻り、駅前広場にある人気屋台で腹ごしらえを。「NYSTEKT STROMMING」は、地元で人気のにしんサンドで有名です。にしんのフライとたっぷりの野菜、ソースをパンに挟んだものでひとつ45sek。真冬でも行列ができるほどのおいしさです。このスルッセン駅周辺は、セーデルマルムという若者に人気のショッピングエリア。日本でも人気の「10-gruppen(ティオ・グルッペン)」など、北欧らしいデザインやインテリアショップ、カフェなどが並び、歩いているだけでも楽しいエリアです。そこからひと駅のMedborgerplatsen(メッドポリアルプラッツェン)駅からすぐの場所には、100年近い歴史を持つ大衆的なレストラン「Kvarnen(クヴァルネン)」もあります。ニシンの酢漬けやミートボールなど、スウェーデンの伝統料理を食べるのにおすすめです。最後に、スウェーデンを代表する建築家、グンナール・アスプルンドによる有名な建築を2つご紹介。「Stadsbiblioteket(ストックホルム市立図書館)」は、1928年に建てられた円形の図書館で、中に入ると巨大な書棚にぐるりと囲まれ、圧巻です。もうひとつはアスプルンドによる最後の作品で、自身も眠る共同墓地「Skogskytkogarden(森の火葬場)」。世界遺産にも指定され、広大な敷地に建つ大きな十字架のモニュメントは、一見の価値があります。以上駆け足でご紹介したストックホルム。このほかにも北欧の伝統文化を知ることができる「Nordiska Museet(北方民族博物館)」や現代アートを堪能できる「Moderna Museet(近代美術館)」などのミュージアムも。スーパー「Hemkop(ヘムショップ)」や「ICA(イーカ)」でのショッピングなど、まだまだ見所が盛りだくさん!スーパーで売っているスウェーデンの平たいパンは、日本では食べられない味。パッケージもかわいいので、お土産にも。スウェーデンを旅する際、ぜひ参考にしてみてくださいね。取材/赤木真弓ウーマンエキサイト編集部からスウェーデンお土産をプレゼント! グスタフスベリのアウトレットショップで購入したかわいいお皿2枚を1名さまにプレゼント! Twitterでつぶやくと当選率アップ! 応募はこちらから≫
2012年11月02日こんにちは。旅好きライターの赤木真弓です。先日、3度目のスウェーデン滞在をした私が、北欧・スウェーデンの女子旅をご案内!ショッピングとおいしい食べ物が大好きな女子に、ぜひ訪れて頂きたいスポットを2回に分けてご紹介します。■ストックホルムのおすすめスポット ~ショッピング編首都のストックホルムは、14の美しい島で構成されています。エリアごとによって街並みや雰囲気が違うのも魅力のひとつ。移動には地下鉄やトラム(路面電車)が分かりやすく、便利です。ストックホルムに到着したらすぐ、駅やスーパーで回数券、もしくは乗り放題の24時間チケットや72時間チケットなどを入手しましょう。これは回数券。あまり地下鉄やトラムが必要でない場合は、こちらがお得。まず、スウェーデンといえば北欧雑貨を思い浮かべる方も多いのでは? モダンでかわいらしいデザインの食器や雑貨は、日本でも人気。ぜひ旅先でお買い物しておきたいところです。アンティーク雑貨なら、毎週日曜の10時から17時まで開催されている、Hotorget(ヒョートリエット)広場の蚤の市がおすすめ。食器や本、洋服など幅広く、日用品が手頃な価格で手に入ります。運がよければ、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンのアンティークも見つかるかも。ガラクタの中から掘り出し物を探すのは、とても楽しい!グスタフスベリの陶器も、豊富に揃います。アンティークといえば、旧市街のガムラ・スタンにも訪れたいところ。石畳の美しい街並みは、『魔女の宅急便』の舞台のモデルにもなったとも言われています。大広場に建つ建物は、カラフルでとてもかわいい。教会や大聖堂、王宮など、歴史ある建物を横目に、街中に点在するアンティークショップをのぞくのも楽しいです。また、休日にも開いているお店が多いのもうれしいポイント(ストックホルムでは、日曜日はほとんどのお店がお休みです)。ブラシなどの日用雑貨が揃うショップ「イリス・ハントヴェルク」も必見。歩き疲れたら、Stortorget(大広場)に面したカフェでひと休み。テラス席には人があふれる人気店「Koffekoppen(カフェ・コッペン)」は、アンティーク調の店内も味わいがあり、時間を忘れてのんびり過ごせます。この広場は、12月にはクリスマスマーケットも開催されています。ガムラ・スタンから地下鉄とトラムを乗り継ぎ、次に向かいたいのはユールゴーデン島にある「Skansen(スカンセン)」。広大な敷地に、スウェーデン各地から集められた古い建築物を移築して作られ、民族衣装を北織物やパン作りが見学できるなど、スウェーデンの伝統を伝える野外博物館です。1日かけてじっくり訪れたい大人も子どもも楽しめる場所ですが、時間がない場合は、入り口にあるショップ「SKANSENBUTIKEN(スカンセン ブティーケン)」だけでもぜひ訪れてみて。日用品や食品からDIY用の金具やペンキまで、スウェーデン産のクラフトが幅広く揃います。ここでしか手に入らないものも多く、お土産探しにもぴったり。リサ・ラーソンの代表作品“スカンセンシリーズ”は、このスカンセンに併設される動物園の動物たちをモチーフに作られ、この店でも購入することができます。スカンセンまで来たら、もう少し足を延ばして。スウェーデンの大自然を感じられる、とっておきの場所に行ってみましょう。スカンセンからトラムに乗り、終点のWaldermansuddeで下車してから森の中を歩くこと10分。「Rosendals Tradgard(ローゼンダール・ガーデン)」です。(営業時間等が月ごとに変わるので サイト で要確認)広大な庭園では、有機農法で野菜やりんごなどの果実、ハーブ、オールドローズを始めとする花々が育てられ、併設したカフェやショップ、ガーデンショップでも使用されています。オーガニックの花は自分で摘んで、持ち帰ることもできます(32sek)。温室を改装して作られたカフェはセルフサービス。旬の野菜やハーブを使った料理やスープ、自家製パンのサンドイッチ、スイーツなどが手軽に堪能でき、ランチに最適!おいしく新鮮な野菜をたっぷり採ることができるので、ストックホルムに暮らす人たちにとっても憩いの場となっています。私はトマトスープとこの日のメニューの魚料理を注文。量が多いので、女子同士シェアするのがおすすめ。定番のキャロットケーキは、甘さ控えめでおいしい!カフェの隣にあるショップでは、焼きたてのパンやジャム、お菓子、キッチン雑貨などを販売。お土産探しにもおすすめです。またプランツショップでは、球根や苗、花器などが並び、見ているだけで癒されます。さて駆け足でご紹介したスウェーデンの女子旅。後編ではスウェーデンで見逃せない美術館や建築物、グルメをおすすめしたいと思います。どうぞお楽しみに!取材/赤木真弓
2012年10月31日年末年始の休暇に向けて、海外旅行の計画を立てているカップルも多いことだろう。楽しみな旅行、渡航先で彼女に「カッコわるっ」とあきれられないために、男性諸君はぜひともスマートな対応をしてもらいたい。ここでは、ちょっとした工夫でかっこよく見えるスマート術を紹介しよう。旅先では、レストランやお土産屋、美術館など、手動でドアを開けるシーンは幾度もあるはず。ここで忘れてはならない重要なマナーは、自分が通った後も次の人がドアにたどりくまで押さえておくこと。後ろの人との間が結構あるなら自分だけ通ってもかまわないが、後ろの人の目の前でドアが閉まるようなことがないよう気をつけよう。また、エレベーターに乗るときなどでもそうだが、ドアを通るときは女性が優先である。我先に乗り込むのはスマートではなく、ちょっと止まってドアを押さえつつ、女性を先に通すとかっこいい。細かいことだが、上り階段では男性が後ろを、下り階段では男性が前を歩く。道路では車道側を男性が歩くのがさりげなくスマートだ。レディーファーストのように女性を尊重する姿勢は特に欧米諸国で顕著に見られるのだが、荷物を持ってあげるのもしかり。ただし、大して重たくもない小さなハンドバッグはアクセサリーの1つであり、男性が持つのはちょっとおかしい。なんでもかんでも女性の持ち物を持てばいいわけではない。最後に1つ。マナーではないが、笑顔とあいさつを絶やさないことがもっともスマートである。ホテルのドアマンにもドアを開けてもらったら「サンキュー」、朝なら「グッドモーニング」などちょっと声をかける。従業員と客は同等の立場と考える国は多く、慇懃なほどのサービスに慣れている日本人から見ると驚くほど無愛想な従業員がいたりするが、こちらの態度次第で相手の態度ががらりと変わることも多い。たとえ言葉が通じなくとも、相手の目を見て笑顔で接してみよう。慣れない海外旅行でも、いつも笑顔で堂々と余裕のある様子が一番かっこよく見えたりするものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日「ライフメディア」は10日、「海外旅行に関する調査」の結果を発表した。この調査は、同社が運営するインターネット調査サイト「リサーチバンク」にて9月27日から10月3日まで実施され、2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女1,218人から回答を得た。2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女に対し「直近の海外旅行先」について聞いたところ、「韓国」(17.7%)、「ヨーロッパ」(17.6%)がほぼ同数値で並んだ。3位は「東南アジア」(14.9%)だった。「海外旅行にかかった1人あたりの費用」は、全体の65%が「20万円未満」。中でも「10万円~20万円未満」がもっとも多く31.8%だった。7.8%の人は「5万円未満」だった。また「旅行日数」は、「4日~6日」がもっとも多く45.2%。以下「7日~10日」が27.8%、「1日~3日」が17.5%で続いた。「今後行ってみたい海外旅行先」は、「ヨーロッパ」が60%、「ハワイ」が39%、「アメリカ本土」が28%で上位に着けた。身近な中国、韓国、東南アジアと答えた人は下位だった。この調査では他にも「海外旅行の際にどのメディアを参考にしたか」「円高の恩恵を感じたか」などのアンケート結果も公表されている。詳細は「リサーチバンク調査結果発表ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日ウーマンエキサイト編集部N子が“ボルネオ”に行ってみた!植村花菜さんと一緒に体験してきたボルネオ探検の模様をレポート。 1日目 、 2日目 のレポートに引き続いて3日目の様子をお届けします。■テングザルに会いに来た!3日目は、テングザルの見学へ。この施設には3つのグループがおり、見学したのは、オス1頭とメス約8頭で群れをなしている「ハーレム」と呼ばれるグループです。残りの2グループは全員オスで形成されているというから驚きます。このグループのボス。見てください、この貫禄!鼻が大きいのがオス。メスの鼻は少し小さめで、さながらピノキオのようですね。■ロカウィ・ワイルドライフ・パークへ!続いて訪れたのは、ロカウィ・ワイルドライフ・パーク。コタキナバルから車で30分ほどの場所にあります。サバ州野生生物局が運営するこの場所では、絶滅を危惧されている動物たち、地球環境の変化に伴い、森で生きていくことが困難になった動物たちが保護されています。花菜さんとわたしたちは、まずはボルネオゾウのコーナーへ!こんな風にゾウにエサをあげることができます。このニンジンは夕食前のスナックだそう。こちらははにかんだお顔がかわいい、オランウータンのモグリ。最初は照れていたモグリ。花菜さんが優しい目で見つめていると、二人の距離が少しずつ近づいてきたようです。※人間とオランウータンの病気が共通しているため、直に触ることはできません植村花菜のボルネオファッション!~3日目~この日の花菜さんのファッション。トップス:PeakPerformanceボトムス:PeakPerformanceタイツ:PeakPerformance帽子:本人私物シューズ:本人私物■この旅をつうじてアブラヤシの大規模なプランテーションにより、熱帯雨林の減少、野生動物が絶滅の危機に瀕しているなど、さまざまなことを学び、感じることができた3日間でした。「まずは知ることから。気づくことで変わることもあるから、ここで感じたことを世の中に発信していきたい」、と花菜さんはお話してくださいました。いたはずの動物がいなくなるなんて。守っていきたい、と。だけど最後に、こんなことも。学ぶことも多かった旅だけれど、ボルネオ島の人の温かさに触れ、美しい風景に出会い、美味しい食事をいただき、「とにかく楽しかった!!!」とにっこり。花菜さんは、ボルネオ滞在中、いつも明るい笑顔で取材を盛り上げてくれました。笑い声の耐えない取材となったのは「何事も楽しまないと損」をモットーとする彼女のおかげ。編集部N子も大満足のボルネオの旅でした!そして、実はこの旅の最終日に路上ライブをしてくれた花菜さん。地元の若者が弾いていたギターを借りて、最後に素敵なサプライズ!その模様は花菜さんの ブログ もチェックしてみてください。魅力いっぱいのボルネオに、すっかり虜になった花菜さん。まずは「好き」になることが、守りたい気持ちの言動力となり、何かを変えていく一歩になるのかもしれませんね。ぜひみなさんもボルネオという場所に少しでもご興味をもたれたら、いつかぜひ訪れてみてください。すばらしい体験があなたを待っています!【他媒体情報】* このボルネオ取材は、他媒体でも取り上げられています。雑誌やラジオもぜひチェックしてみて。 ・FM Osaka「LOVE FLAP」番組内、「サラヤECO FLAP」のコーナーで放送していた内容はPodcastでも楽しめます。 ・everblue 2012年9月30日発行 ・ecocolo 2012年9月20日発売 ・ランドネ 2012年9月22日発売 取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社 株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月10日ウーマンエキサイト編集部N子が“ボルネオ”に行ってみた!植村花菜さんと一緒に体験してきたボルネオ探検の模様をレポート。 前回のレポート に引き続いて2日目の様子をお届けします。写真は宿泊したロッジ。朝と夜は東京よりも涼しい■朝ご飯前のモーニングクルーズボルネオ滞在2日目の朝。眠い目をこすって6時に集合。そしてやっぱり船に乗り込み、モーニングクルーズへ出発です!朝霧に包まれて幻想的な世界へ、いざ。今回の旅のガイドをしてくれるサラヤ(株)・研究調査員の中西さんの説明を受けながら、楽しくクルーズ中の花菜さん。「ウォーリーをさがせ!」で鍛えられた眼力は、今朝も発揮されるでしょうか。さっそく何かを発見した花菜さん。木からこちらを見下ろすテングザルを発見!朝から優雅な姿が印象的です。ひなたぼっこを楽しんでいる様子のイグアナ。朝と昼、夜でまったく別の顔を見せてくれるキナバタンガン川。鳥のさえずりを聞きながら、木々や動物たちの息吹を感じ、一日のはじまりにたくさんのエネルギーをもらえました。しかし、しばらくすると目の前に吊橋が。じつはこの吊橋、森が切られて大きな木が無くなったために交流をすることができなくなった、両岸にいる動物たちを渡らせるための動物用の吊橋なのです。大阪の消防局で使用していた使用済みの消防ホースを活用し、サラヤ(株)と現地で活動するボルネオ保全トラストが協力して設置したもの。この橋により、限られたエリアで絶滅の危機にあった動物同士が移動することができ、繁殖や食料確保の機会が増えるのだそうです。花菜さんもボルネオ保全トラストのお手伝いとして、橋のメンテナンスに参加。※通常はこの橋を渡ることができません深呼吸を何度もしたくなる、そんな場所です。空から見た、この島の現実とは?≫■空から見た、この島の現実モーニングクルーズで心が満たされた後は、ロッジで朝食。次はヘリコプターに乗り、上空から森林見学です。花菜さんもわたしもワクワクして乗り込みました!そして上空から見えてきたのは「ボルネオの今」でした。現在ボルネオでは原生林が伐採され、アブラヤシのプランテーション化が進んでいます。上空から観察すると、この転換が進んでいる様子が伺えます。規則正しく配列されたアブラヤシ。野生動物が暮らす原生林との人工的な境界線に不自然さを感じました。こうして原生林が減り、野生動物たちは棲み処を奪われています。これが今、この島が直面している現実でした。森から森へ動物たちが移動できてこそ「生物多様性」が保たれるのだそう。孤立化した森が増えると、動物たちが自由に行き交うことができません。それは種の「絶滅」を意味しています。残念ながらボルネオサイなど、絶滅を危惧される動物たちが増えているとのこと…。動物たちが滅びていくということは、私たち人間たちも生きていくことが難しい世界になる、ということだと学びました。こちらは伐採直後の森。地肌が露呈して生々しい。このあとアブラヤシが植林されるのだそう。一方で“アブラヤシ”は、いまや世界中で使われており、わたしたちの暮らしには欠かせない便利な天然素材です。食品の材料表示に「植物油」と書かれているものはアブラヤシからとれるパーム油です。わたしも、そしてみなさんもアブラヤシの恩恵を受けているんです。観光に加えてこのプランテーション農園が、ボルネオで暮らす現地の人々の仕事と暮らしを潤しているのも大きな事実。わたしたちの暮らしと野生動物、自然・・・どうやって共存していけばよいのでしょう。ヘリから森を眺めながらこの大きな課題のことを考えていました。■そしてアブラヤシ農園を見学!空から見ていたアブラヤシプランテーションを今度は近くで見ることに。地元の方の協力で、とあるアブラヤシ農園を見学させてもらうことになりました。農園内を散策しながら、農園主からの説明に耳を傾けます。これがアブラヤシの実!果実からはパーム油(おもに食用に使われる)、種子からはパーム核油(おもに洗剤用として使われる)がとれます。実は一年中なり、1本の木から毎月1~2つのアブラヤシが収穫できるそう。大きくて重いこの実の収穫は、すべて農園の人々の手作業で行われています。好奇心が旺盛な花菜さん、アブラヤシの収穫にも挑戦!鎌も重く、なかなか落ちないけれどめげません。あと少し、あと少し・・・と格闘すること約10分。ついに成功!このあと腕が上がらなくなったそうです。農園の方々のお仕事も大変な作業なのですね。■満点の星空×ホタル、ロマンティックな夜この日の夜はみんなでホタル観察へ。夜空全体にこぼれた宝石のようにキラキラと瞬く満点の星と、繊細に輝くホタルとのコラボレーションに一同溜息!一晩中眺めていられるほどの美しさでした。その場で寝そべりながら、星とホタルたちを静かに眺めていると、こんなにも素晴らしい自然と動物たちを私たちがきちんと守っていかなくては!と強く思う一日でした。みなさんもボルネオに行かれたら、ぜひこの素晴らしい夜空を見上げてみてくださいね。植村花菜のボルネオファッション!~2日目~明るいピンク色のビタミンカラーが熱帯雨林の気候にぴったり。スカートに合わせているタイツは、趣味のランニングで使用しているものだそう。DATA トップス:PeakPerformanceスカート:PeakPerformanceタイツ:本人私物帽子:本人私物サングラス:本人私物シューズ:本人私物バックパック:PeakPerformance次回は3日目の様子をレポートします。 ・テングザルに会いに行こう!・ロカウィ・ワイルドライフ・パークへ・最終日は嬉しいハプニングが! どうぞお楽しみに!取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月10日こんにちは。ウーマンエキサイト編集部のN子です。この夏、なんと「ボルネオ」に行ってまいりました!「”ボルネオ”って一体どこにあるの?」と思われる方が殆どではないでしょうか。かくいうわたしもそうでした。ボルネオ島とは東南アジアに位置する世界で3番目に大きな島で、3つの国からなりたっています。(マレーシア、ブルネイ王国、インドネシア)そして最大の魅力は、なんといっても熱帯雨林ならではの豊かな自然、かわいいオランウータンやテングザル、ゾウなどの野生の動物たちです!でも一方でそんな自然や動物たちが、私たちの便利な生活のために、危険にさらされているということをご存じでしょうか。今回わたしはボルネオのサバ州地区で、現地の野生生物局や環境団体と共に野生の動植物を守るための活動に取り組んでいるサラヤ(株)の活動視察に同行する機会を得てボルネオを訪問しました。サラヤ(株)といえば、日本を代表するエコロジー洗剤「ヤシノミ洗剤」を製造・販売するメーカー。環境と安全に配慮した商品開発をおこなう企業としても知られ、ボルネオの環境保全活動でも世界的に評価を受けている企業でもあります。そのサラヤ(株)が「もっと多くの人にボルネオの問題を共有してもらいたい」と企画した視察ツアー。編集部を代表して「ボルネオの現実」と「ボルネオの楽しさ、素晴らしさ」の両方をしかと見てきました。ジャングルクルーズあり、野生動物との出会いあり、夜空一面を埋め尽くす最高の星空あり!の見所満載のボルネオ探検記を三回に分けてご紹介します!この秋の旅行プランの参考にしてみてくださいね。さて今回の旅、自然や動物たちが大好き!というシンガーソングライター植村花菜さんと一緒にいきました。ボルネオでサラヤ(株)が取り組む活動に興味を持ったことが今回参加のきっかけだったとのこと。ワクワクドキドキのわたしたちの旅が始まります。■まずはオランウータンに会いにいく!今回わたしたちが訪問したのは、ボルネオ島の北部に位置するマレーシア・サバ州。早朝に羽田を出発、香港を経由して、サバ州のコタキナバルへ。初日はホテルに宿泊し、翌朝から活動開始!雄大なキナバル山の日の出を拝みながら、コタキナバルに次ぐサバ州第2の商業都市であるサンダカンを目指します。世界遺産であり、東南アジア最高峰のキナバル山の迫力は圧巻でした。サバ州政府観光局の方に頂いたオランウータンのキュートなぬいぐるみを抱きしめつつ、これから本物のオランウータンに会いにいきます!サンダカンに到着後、約25kmの距離を車を走らせ到着したのは、セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター。ここには、様々な理由で孤児となり保護され、将来森へ帰るために訓練を受けるオランウータンたちがたくさんいます。ここではオランウータンたちと、こんなに近くで会うことができます。コロコロと変化する表情とつぶらな優しい瞳。何時間でも眺めていられます。その愛らしさに花菜さんも思わずにっこり。■リバークルーズで自然を体感!リハビリテーションセンターを後にし、車を走らせバトゥ・プティへ。ここでの目的は、キナバタンガン川のリバークルーズ。運が良ければ、野生のテングザルやオランウータン、ゾウを見ることができるようですが、さて、どんな動物たちに出会えるでしょうか。期待を胸に取材班がボートに乗り込みます。 ボートはどんどんと奥地へ。クルーズをはじめて数十分。「あっ!」と花菜さんが指を差す先には…。テングザルを発見!ボルネオ島固有のサルで、その名のとおり鼻がテングのようになっているのが特徴。その後も、今回の旅をガイドしてくれているサラヤ(株) 研究調査員の中西さんよりも先に、サギやカニクイザルなど、次々に発見する花菜さん。すごすぎます! 「どうしてそんなに見つけるのが上手なの?」。理由をたずねてみると、「ウォーリーをさがせ!が昔から得意だった」ことが関係しているかも!と花菜さん。ボルネオに行く前に「ウォーリーを探せ」でトレーニングをしておいた方がよいのかも?!クルーズの途中に熱帯特有のスコールに遭遇。この写真はまだ降り始めたばかりの序章で、徐々に目も開けていられないほどの強い雨に!まさにバケツをひっくり返したような状態だったにも関わらず、このあとフードを外した花菜さん。スコールを楽しむように浴び、「雨も風もすごく気持ちよかった」と満面の表情をみせてくれました。約4時間のリバークルーズの終わりには、こんなに美しい風景も。真っ暗な闇夜が訪れる前の、わずかな時間だけ見せてくれる表情に自然の神秘を感じました。■ナイトクルーズで出会えたのは宿泊先のロッジに戻り、出会えた動物たちの話に花を咲かせながらマレー料理を堪能。その後、眠った動物を観察するため再びナイトクルーズへ出発!さっそくいました!木の上で器用に寝るカワセミ。カラフルで可愛い!起きている様に見えますが、眠っています。フクロウにも会えました。昼間のリバークルーズは壮大で長時間楽しめましたが、真っ暗な闇の中を走るナイトクルーズもなかなかの見ごたえ。ボルネオに行かれたらぜひ両方のリバークルーズを楽しんでみてくださいね。【植村花菜のボルネオファッション ~1日目~ 】最後は、ファッションチェック。熱帯雨林気候のボルネオ島は、スコールも多く、乾きやすい素材がオススメ。紫外線も日本の7倍なので、帽子やサングラスは必須!(取材時期は8月中旬。来年の参考にしてくださいね)アウトドアファッションもこんなに爽やかに決まっちゃうところはさすがです。DATAトップス:PeakPerformanceインナー:本人私物ボトムス:PeakPerformance帽子:本人私物サングラス:本人私物次回は2日目の様子をレポートします。 ・幻想的なモーニングクルーズ!・ヘリコプターから森を見渡す!・満点の星空とホタルを眺めてロマンティックな夜も?! どうぞお楽しみに!取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月09日ビザ・ワールドワイドは「トラベルプリペイドカードの認知・利用意向」について調査を実施。調査は7月18日~24日にかけて、1年以内に海外出張や海外旅行の予定のある16歳~69歳の男女3,093人を対象に行った。まず、旅行中、不安に感じることについて尋ねると、1位は「事故に巻き込まれること(67.8%)」、2位は「事件に遭うこと(ひったくり、窃盗など)(64.4%)」だった。特に10代と20代の女性は、「事件に遭うこと」に対し、全体平均よりも不安に思っている割合が高いことが分かった。しかし、事故や事件に巻き込まれることを不安に思う一方、10代女性は平均7.1万円、20代女性は平均7.4万円の現金を持参する予定だと回答している。海外での決済方法は、カード決済のほかATMでの現金引き出しがあるが、ATM利用に慣れていないため、多くの回答者が最初から現地通貨を準備しているようだ。また、若年層の旅行者の中にはクレジットカードを利用できない年齢層もおり、全額を現地通貨に両替する人も多い。10代女性の48.6%、20代女性の38.1%が全額両替すると回答している。さらに、帰国時に現地通貨を余らせた経験について尋ねると、10代、20代男女共に、1万円強余らせて帰国していることが分かった。Visaでは海外での現金の携行を最小限に抑えることができるアイテムとして、トラベルプリペイドカードを展開している。このカードは、日本国内であらかじめ入金しておく前払い式カードで、現地での加盟店で利用できるほか、ATMで現地通貨を引き出すことも可能。盗難・紛失に対する対策も万全だという。この海外利用のトラベルプリペイドカードについての印象を聞いたところ、全体平均に比べ、10代、20代女子の多くが「便利」「使い勝手がよさそう」と回答。所有意向についても「とても所有したい」「所有したい」「所有してもよい」を合計すると、10代女子は78.4%と特に高かった。トラベルプリペイドカードは、若年層が興味を持つ決済方法であるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日ベネッセコーポレーションは10月7日、日本の高校から海外の大学への進学を検討している高校生を対象に「海外進学カレッジフェア」を開催する。「カレッジ」は、日本の短大または専門学校に相当し、日本から海外大学へ進学するには、カレッジからの編入を目指すコースが一般的だという。このフェアは、日本からの進学者が多いアメリカ、カナダ、オーストラリアのカレッジより入試担当者を招き、各カレッジの内容を直接質問できる場を設けることで、日本の高校生の海外大学進学を支援するというもの。開催時間は、11時~16時。会場は東京都新宿区のBenesse海外進学サポートセンター。10時30分より随時受付、出入り自由だが、参加には事前予約が必要となる。フェアの詳細、参加予約は「海外進学カレッジフェアのページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月16日JTBの海外旅行予約サイト「トルノス」はこのほど、2012年9月の航空券予約実績に基づき、人気都市ランキングを発表。1位は韓国のソウルだった。2012年9月4日現在の人気都市ランキングは、2012年9月1日から2012年9月30日の搭乗日で集計。1位はソウル、2位はバンコク、3位は台北だった。トップ10は以下の通り。・1位 ソウル(1位) ・2位 バンコク(2位) ・3位 台北(3位) ・4位 パリ(8位) ・5位 ホノルル(4位) ・6位 上海(12位) ・7位 ロンドン(11位) ・8位 ニューヨーク(9位) ・9位 ロサンゼルス(5位) ・10位 シンガポール(7位) ※()内は2011年9月1日から2011年9月30日の搭乗日で集計した順位トップ3の都市は2011年も同様の結果が出ており、根強い人気がうかがえる。今回の調査で順位を上げたのは、4位のパリ(前年比85.2%増)、6位の上海(前年比147.9%増)、7位のロンドン(前年比129.6%増)。方面別ではヨーロッパの人気が最も高く、ユーロ安や夏季オリンピックの余韻が影響したとみられる。男女別でみると、女性はヨーロッパ方面、男性はアジア方面の人気が高い。さらに都市別では、女性はソウル、男性はバンコクが1位。男性の3位に上海が入っており、中国方面の伸び率をけん引している。上位10都市の平均単価は昨年比90%。燃油サーチャージは高止まり傾向にある。しかし航空券代金自体は値下げ傾向にあり、値下げ率の高い都市は、ニューヨークの71.7%、次いでソウルの83%。アジア方面は出発日や利用便限定の運賃が多く発表されており、同サイトでは9月の間際予約が伸びていくと想定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日海外旅行時に起こった盗難事故補償や、病気補償がついているクレジットカードは多いですよね。それに引かれてカードを選んだ方も多いかも。しかし、範囲や程度はどのくらい?けがや病気のときはどこまで補償してくれるの?旅行じゃなくて長期滞在なら、別に入ったほうがいいの?不安や疑問がいっぱいあるカード保険について、金子秀人損害生命保険事務所の所長であり、海外旅行保険のアドバイザーとして、多くの信頼を寄せられている金子秀人さんに教えてもらいました。■旅行費用をクレジットカードで支払った場合のみ適用になるカードもある――クレジットカードに付帯している海外旅行保険はどの程度使えますか?「約款(規定)は、一般の海外旅行保険と同じだと思ってください。また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険なら、一般の保険のように、時間と手間をかけて契約する必要がないのもメリットと言えます。ただし、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、海外に行けば自動的に保険が適用される『自動付帯』と、その旅行に関する交通費をクレジットカードで支払った場合のみ適用になる『利用付帯』のものがあります。海外に行けば自動的に保険が適用になっているとは限らないのです」(金子さん)――ほかにも、注意したほうがいいことはありますか?「補償項目が少ない場合や保険金額(補償の額)が低い場合、自己負担金がある場合があります。クレジットカード会社やクレジットカードの種類による違いが大きいです。各補償項目の有無と保険金額(補償の額)をしっかりと確認してみることが大切です。また、旅行前にコールセンターの電話番号を確認しておくことを忘れないでください」また、盗難事故の保険金を請求する場合、その携行品の購入時の領収証や保証書の提出を求められる場合があるとのこと。万が一のときに、スムーズに補償してもらうためにも、レシートなどをとっておくといいかもしれませんね。■クレジットカード付帯の海外旅行保険は、出発日から3カ月まで――留学など、長期間の滞在にも、保険が適用になるのですか?「クレジットカード付帯の海外旅行保険の多くは、出発日から3カ月までです。ですので、長期滞在の場合は、一般の海外旅行保険を利用する必要があります。海外旅行保険には、日本を出発する前にしか加入できないので、注意が必要です」――複数のクレジットカードを持っている場合、どこのクレジットカードに申請すればいいのでしょうか?「複数のクレジットカードを持っている場合は、すべてのクレジットカード会社に連絡する必要があります。そして、それらの会社が、按分して補償してくれます。たとえば、200万円補償してくれるクレジットカードを2枚持っている人が、4万円の治療を受けたとき、それぞれの保険が2万円ずつ補償、300万円の治療を受けたときは、150万円ずつ補償してくれます。ただし、死亡補償は保険金額が多い保険会社が補償します」なるほど、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、賢く使うと便利なのですね。ちなみに、クレジットカードに国内旅行保険が付帯されていれば、当然、国内旅行時の補償がされるとのことです。「病気や怪我の医療費は補償されませんが、ほかの補償項目は海外旅行保険と同じだと思っていただいていいと思います」と金子さん。ぜひ、この機会に、お手持ちのクレジットカードの補償項目を調べてみてくださいね。取材協力:金子秀人損害生命保険事務所 臼村さおり)
2012年09月11日ネットワークが広がり、海外旅行中でも自分のスマートフォンを使えるようになってきた。「でも海外で使うと高いんでしょう~? ここは利用を控えておこう」と気をつけたにも関わらず、請求書を見れば利用料金が12万円!? 全然使っていないのに、そんなバカな!!スマートフォンはその賢さゆえ、常に自分の居場所やアプリの最新情報を定期的かつ自動的にアップデートしている。日本国内では定額のパケット契約をしているため、どんなに使っても定められた上限額を超えて請求されることはないが、海外で「パケット対象外」のエリアを旅行した場合は、使えば使った分が課金されることに。スマホが自動的にインターネットにアクセスし、情報を取得するその接続料金ももちろん課金対象だ。アプリの数が多ければ多いほど取得情報が多くなるため、通話やメールなどを使用しなくてもそれだけで十万円を超える高額請求ということもままある。これはあらかじめ携帯電話の設定で「データローミング」をOFFにしておくことで課金されずに済む。この場合、SMSはオンタイムで取得できるが、MMSやメールは見ることができなくなる。また、ウェブにもつなげられないので、ツイッターやフェイスブックなどをオンタイムで行うことはちょっと困難に。とはいえ、昨今フリーのWi-Fiが飛び交う都市も多く、意外と問題なく使えちゃったりするので、それほど支障はないはずだ。ちなみに、パケット料金対象の国(地域)であれば、1日の利用料金の上限が定められているので、普通に利用してもそこまで高くならないので安心だ。現地でスマホを利用する場合は、行き先がパケット料金対象内かどうかを事前にチェックしていくといいだろう。ただしその場合も、該当業者以外に接続してしまうとビックリするような請求額となるので注意したい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ジェーシービー(以下JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナルは、このほどJTBグループのアシスタンス業務を行うJTBグローバルアシスタンス(以下JGA)と提携し、海外のJCBブランドカード会員向けに、英語・中国語・韓国語で旅行の際の各種サポートを提供するコールセンターサービス「JCB PLAZA Call Center」を17日より開始した。同サービス開始により、海外のJCBブランドカード会員は渡航先(発行国外)にて、JGAが提供する24時間年中無休・通話料無料の「トラベルサービス」や「カード紛失盗難サポート」などを受けられるようになった。海外JCBブランドカード会員へのサービス向上に加え、提携発行会社によるJCBブランド推進意欲のさらなる向上も目的としているという。名称JCB PLAZA Call Center(ジェーシービー プラザ コール センター)対象日本国外発行JCBブランドカード会員(発行会社を問わない)言語英語、中国語、韓国語電話によるサポート内容トラベルサポート(旅行先でのホテル、レストラン、レンタカー、観劇チケットなどの手配・予約など。渡航前でも可能)カード紛失盗難サポート(旅行先でのJCBカード紛失・盗難時の手続き案内など)その他エマージェンシーサポート(旅行先での急病・ケガの際、病院や医師紹介など)JCBとJGAは今後も提携を強化し、世界の利用者に喜んでもらえる便利で安心なサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日