魚沼シリーズ2年連続受賞!白瀧酒造株式会社(所在地:新潟県南魚沼郡、代表者:高橋 晋太郎)が製造・販売する「濃醇魚沼 純米」は、全国燗酒コンテスト2022の「お値打ちぬる燗部門」にて金賞に選ばれました。魚沼産米をあえてあまり削らずに仕込んだことで奥深い旨みをたっぷり感じられる純米酒です。「濃醇魚沼 純米」燗酒コンテスト2022金賞受賞<商品の概要>「濃醇魚沼 純米」は、お米本来の旨みを損なわないよう精米歩合80%とあえてお米を削らずに仕込みました。45℃前後のぬる燗にすることで蒸米を思わせる芳醇な香りが広がり、口に含んだ時のコクと旨みがさらに際立ちます。出汁の利いたおでんや味噌田楽と相性抜群です。コストパフォーマンスに優れているので、毎日の晩酌酒としても気軽に楽しめます。2021年には同シリーズの「淡麗辛口魚沼 純米」が「お値打ち熱燗部門」で金賞を受賞したため、シリーズで2年連続「全国燗酒コンテスト」金賞受賞となりました。<全国燗酒コンテスト>温めても美味しい日本酒ならではの魅力をアピールすることを目的とした、世界で唯一の 「お燗酒」のコンテスト。専門家による厳正な審査会で、2022年は出点数897点、「お値打ちぬる燗部門」には227点の銘柄がエントリー。そのうち57点が金賞に選ばれました。<商品詳細>商品名:濃醇魚沼 純米希望小売価格:1,800ml/2,365円、720ml/1,155円、300ml/550円 (税込)原材料米:新潟県産米(100%)精米歩合 : 80%販売先:白瀧酒造株式会社 公式オンラインショップ他、全国の取扱店白瀧酒造オンラインショップはこちら : ■会社概要商号:白瀧酒造株式会社代表者:高橋 晋太郎所在地:〒949-6101新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640番地創業:安政2年(1855年)設立:昭和26年(1951年)事業内容:清酒製造販売(主な銘柄「上善如水」、 「湊屋藤助」、 「魚沼」)、化粧品販売URL:www.jozen.co.jp■本件に関するお客様からのお問い合わせ先白瀧酒造株式会社お客様窓口フリーダイヤル:0120-85-8520(平日9:00~17:00)E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp ■本件に関する報道お問い合わせ先白瀧酒造株式会社広報TEL:025-784-3443FAX:025-785-5485E-MAIL: tosuke@jozen.co.jp 白瀧酒造オンラインショップはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月16日ウチカフェシリーズの中でも素材やメニューをとことん追求したとされるスペシャリテシリーズ。 そのシリーズから「密醇バターサンドラムレーズン」が発売されました! 寒さが増すこの頃、暖かいお家の中でゆったりくつろげるスイーツを求めさっそく購入してみたので、ご紹介します♪Uchi Café Spécialité密醇バターサンドラムレーズンとは?Uchi Café Spécialité密醇バターサンドラムレーズン、価格は270円(税込)。パッケージはシンプルながら、ワンランク上のシリーズ感が出ています。ラムレーズンやバターサンドには目がない人って結構いるのではないでしょうか!?期待が高まりますね♪存在感のあるバターサンド袋から出してみると、美味しそうなバタークリームの厚みに改めて顔がニヤついてしまいます♡品のある見ためでありながらも、人によってはガブっとかじりつくのは難しいのではないかというくらいのうれしいボリューム!気になるお味は?コクのある優しい甘みのクッキーはソフトな食感。クッキーにも洋酒シロップが染み込ませてあるそう。サンドされたバタークリームは口の中で、ふわっと広がりしゅっととけます。クッキーを咀嚼していると気がついたら溶けてなくなっているという感覚です。しつこくなく、さっと消えていきます。優しい風味のラムレーズンとバターと発酵バターのクッキーが交わって最高のマリアージュでした。食べる直前の温度で楽しめる違い冷蔵庫から出したてで食べた時はひんやりから口溶けの変化が楽しめ、常温に戻すとふんわりしゅわっとした食感になり、また違う感覚で2度楽しめました!完全非公式な楽しみ方ですが、興味のある方はぜひ半分ずつでも試してみてくださいね♪こだわりを感じるバターサンド刻まれたラムレーズンが練り込まれていたり、細やかなこだわりを感じるバターサンドでした。なかなか外出しにくいご時世ですが、またひとつ、おうち時間の楽しみを見つけました♪みなさんもぜひ1度食べてみて下さい!*記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年02月07日大人になると、素直に恋愛をすることが難しくなりますよね。結婚もよぎるし、相手の気持ちや自分の打算を疑ってしまったり…。そんな自分を感じるとき、視点を変えるのにオススメな恋愛漫画があります。大人の恋愛がしたくなる?数年前に公開された映画、『娚の一生』は、榮倉奈々さんと豊川悦司さんという、美しくて色香あふれる2人による“足キス”シーンが話題となりました。この原作は西炯子さんによる同名の漫画。繊細な絵柄が特徴的な傑作です。主人公のつぐみは、容姿には恵まれていますが、不毛な不倫経験を経て、もはや可愛げを失いつつある30代。あるとき彼女は亡くなった祖母の家に移り住むのですが、そこにいたのが、かつて祖母に想いを寄せていたという大学教授の海江田醇で、つぐみに一目惚れした海江田からの猛アタックを受ける…というストーリー。年上の男性に“異性”を見る美人だけれど、30代半ばで仕事バリバリで、恋愛にはややトラウマがあって。「あぁー、確かにこれは結婚できない女スペック」と言わざるをえないつぐみ。海江田はそんなつぐみに文字通りぞっこんになるのです。そりゃあ、15近く年下なら、向こうからしたら若くて可愛いに違いありません。40歳から見て35の女より25の女がいいというのはあっても、五十路超えたら35も25も大差ない(はず)ですよね。そんな年上男性を”異性”として見てみることで、自分の中の若さ、可愛らしさが改めて開花するのかもしれません。50代とはいえ、海江田は独身で色気の漂う大人な男ですから、あの手この手で口説かれるつぐみは読んでいて羨ましくてたまりません。分かってます、トヨエツが独身でそのあたりにいるはずはないんです。でも、ここにちょっとした年の差マジックがあって、15歳、20歳と年上の相手って、それだけで妙な魅力を感じさせるもの。今時分の50代は世代的に物事に貪欲で肉食というのもあるかもしれませんが、経済力もまあまあある場合が多いですし(特に独身なら)、包容力は抜群ですよね。人生経験も豊富なので、時に諭してくれることも。海江田も、つぐみにベタ惚れなくせに基本スタンスは説教モードなのがまた素敵。間に混ぜてくる甘い言葉がたまらないのです。甘えるのが下手、という女性でも、きっとそんな瞬間には素直に心を委ねられることでしょう。年上との恋愛は、女としての価値を再発見させてくれるものだと思います。過去の自分がもたらす恋もある同じく西炯子さんによる『姉の結婚』。これまたアラフォー独女・ヨリのヒリヒリするリアルを描く一方で、彼女を一途に愛する王子様のような存在が現れ、胸キュンが止まらない作品です。ここでの王子様はヨリの中学時代の同級生・真木。子供のころは太っていたのが、大人になって驚きのイケメンに成長して現れるのです。当時ヨリは、体型のせいでいじめられていた真木を叱咤激励し、真木はそれがキッカケでずっとヨリのことを想ってきた…というまさにお伽噺な展開。ですが真木は結婚していて…。胸キュンと切なさが交互に押し寄せる大人のラブストーリー。でもこれを読んだら、きっと自分の中学時代の出会いを振り返ってしまうはず。自尊心や経験値に覆われていない時代の自分を知っている相手ならば、本当の自分を愛してくれるような気がするのです。ジレンマに悩むくらいでちょうどいいつぐみもヨリも、とどのつまり、愛されることに自信が持てない女性たち。自分自身を好きになれず、だから自分を好きだという相手を信じられない。だけど、相手に他の女性の影を見るとヤキモチを焼いてしまって…このジレンマは、思わず共感してしまう人も多いのでは。大人になれば、どこかで自分を愛せない瞬間だってありますよね。それも度が過ぎると厄介なのですが、誰かに愛される自分を信じたい気持ちとのジレンマに悩めるくらいなら、それはむしろ大人の女としての魅力のように思うのです。そしてちょっとずつ相手の気持ちを信じていけばいい…そんなことを俯瞰して眺められるのが、『娚の一生』『姉の結婚』という2つの作品。大人の女になって、今一度「愛される」ということを考えてみたいとき、読んでみてほしい漫画です。(文=編集T)
2016年09月29日机を並べた同級生に淡い恋心を抱くのが初恋だとすると、次に憧れたのは年上の男性だった、という女性も少なくないはず。そう、どの世代の女子にとっても、年上の男性はきっと刺激的な恋のパートナー。年上男性との恋について、anan読者にアンケートを実施しました。Q.年上の男性に恋したことはありますか?YES…71%ほぼ4人に3人が経験済み!年上への憧れはもはや当然。学校の先輩に始まり、バイト先の大学生など、実は10代の頃から“年上男性”と触れ合う機会は多いもの。女子の方が、男子より精神年齢が高いという説もあるからか、女性が年上男子に惹かれるのは必然なのかも?Q.最大でいくつくらいの年の差がありましたか?3歳~5歳…23%、3歳未満…19%、6歳~7歳…16%、8歳~9歳…15%、10歳~14歳…15%、15歳以上…12%最も多いのは3~5歳差の恋。でも15歳以上差が12%も!3歳~5歳年上の男性とは、約5人に1人がすでに恋をしている模様。驚きなのが、10歳以上上との恋の経験者が、意外と多いこと!アラサーが多いananの読者、15歳上ということは、40~50代との恋ももう普通?!年上との恋、なかなか抜け出せない魅力的なもののよう。ということで、年上男性との恋を描かせたら右に出る者はいない、マンガ家の西炯子先生に、メリット&デメリット、いろいろ聞きました!■年上男性の魅力:人生を賭けて、口説いてくる!40 代、50代になると、正直、人は自分の人生がこの先それほど長くないことを悟るもの。「特に男性は、若い頃よりグッと恋のチャンスも減り、体力的にセックスも回数で勝負ができなくなる。彼らは後がない自覚があるのです。そうなったとき、もしこの先を一緒に過ごしたいと思う女性と出会ったら、それこそ自分の人生を賭けるような、重みのある言葉で愛を伝えてきます。それゆえ、『娚の一生』を描いているとき、50代の海江田醇が一目惚れをした30代のつぐみに愛を伝えるシーンでは、重みのある言葉を考えるのに本当に時間がかかりました。でもその“重み”は、若い世代の男性にはない大きな魅力。年上との恋ならではの経験でしょう」■年上男性の魅力:自立した女性を愛してくれる。40代、50代まで独り身でいる男性は、よくも悪くも自分の世界を確立している人が多い。「“自分の時間”を大事にする彼らにとって、同じように仕事に邁進し自立している女性との恋は、とても居心地がいいものだと思います。多くを求めて寄りかかってくる女性と付き合うよりも、自立した人間同士が寄り添う関係こそが、大人の恋。逆に考えれば、仕事や趣味などに自分の時間を使いたいと思う大人女子のわがままにも理解がある、ともいえるので、そういう意味で相性は抜群」また、働く女子にとっては人生の先輩でもあるわけで、悩んだときにも大いに力になってくれる。「疲労困憊の働く女子にとって、年上男性は癒しでもありますね」◇にし・けいこマンガ家。鹿児島県出身。現在、雑誌『月刊フラワーズ』(小学館)で「初恋の世界」を連載中。著作『娚の一生』は大ヒットし、昨年映画化もされた。※『anan』2016年5月25日号より。(C)robertiez
2016年05月21日歳の離れた二人が惹かれあう様を描く、西炯子による大ヒットコミックを映画化した『娚の一生』。今年既に『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』と公開作が相次ぐ廣木隆一が監督を務めた本作は、“枯れ専”や“足キス”など、刺激的なキーワードと共に話題となったが、本編に漂うのは三重県伊賀市の美しい景観に包まれたおだやかな空気感だ。これまでの可愛らしいイメージから一転、影のある落ち着いた女性を演じた榮倉奈々と、ロマンスグレーに関西弁の大学教授という個性的なキャラクターを演じた豊川悦司、どちらも過去に廣木作品に出演し、今回の参加を待望していたという。“枯れ専”“足キス”に加え、“田舎暮らし”や“スローライフ”などといった言葉も飛び出す中、不思議なバランスで成立する『娚の一生』の物語をどのように演出していったのか、廣木隆一監督に話を聞いた。“大人の女性のバイブル”と称される原作の同名漫画。寺島しのぶの体当たりの演技が話題を呼び各賞を受賞した『ヴァイブレータ』をはじめ、近作ではラブホテルを舞台にした『さよなら歌舞伎町』など、多くの作品の中で“性”を扱ってきた廣木監督は、原作の中でエロティックな部分に惹かれたと語る。「西さんのマンガはもともと『娚の一生』以外も読んでいたんです。西さんの漫画は男と女の関係の中で、きちんと“性”というか、エロティックな部分もちゃんとあって、それに惹かれる部分がありました。『娚の一生』の場合は、主人公二人の関係性が、彼がおばあちゃんの元カレっていうのを、リアルなものとして映画にしたら面白いなというのはありましたね。」主演を務めた榮倉さんは、本作では肌を大胆に露出するシーンがあるなど、これまでの可愛らしい清純派のイメージから、大人の女性としての魅力を切り取るシーンが数多く映し出されている。榮倉さんが主人公を演じるにあたってどのような経緯があったのだろうか。「等身大の榮倉で何かやれる企画がないかというのは前からあって、榮倉が主演で何かやりたいっていうのを最初からプロデューサーと話していたんです。榮倉とは普段から会っていたりもあるんですけど、『余命一ヶ月の花嫁』のときは19、20歳くらいだったので、そこからどんどん大人の顔になってきたんで、そういう部分が見える映画になればいいなと」と語る廣木監督。さらに、女優・榮倉奈々の魅力についても「榮倉ってすごく面白くて、最初はすごく不安そうにしてるんですけど、やっていくうちにどんどんつぐみになっていってくれちゃうんですよね。最初は、海江田っていうちゃんと濃いキャラクターに対してのお芝居のリアクションとかを、合わした方がいいのかとかは悩んでたと思うんですけど、つぐみはつぐみでいて欲しいなと思ったんで、それに合わせる必要はないと言ったりはしましたけれど、後半は全然何も言わなくてもつぐみになりきってくれてました。すごく不思議な女優さんですね」と言及する。一方、強烈なキャラクターに、ダンディでセクシーな海江田醇を魅力たっぷりに演じた豊川悦司。『やわらかい生活』以来8年ぶりの廣木作品への出演だが、監督は“大人の男”豊川さんへに賛辞を送る。「豊川さんと久々にやりたいなあというのもあったんですけど。二人がいたら『娚の一生』は成立するという気がしました。豊川さんは、普段やってるような男社会というか、そういう世界観の中で演じられているのも好きだけど、普通のおっさんだけどかっこいいみたいな(笑)、大人の男として格好いいって思えるし、さらにコミカルな演技ができる一面ももっていらっしゃるので、そこが大好きですね」。主演二人もさることながら、『僕らは歩く、ただそれだけ』の安藤サクラや、『きいろいゾウ』の向井理など、 これまで廣木作品に出演してきた俳優陣をはじめ、美波、前野朋哉、落合モトキなど、個性派が脇を固めているのも本作の魅力だ。中でも、思わず笑ってしまう安藤サクラのアドリブシーンのエピソードについて話が及んだ。「キャスティングはプロデューサーと相談しつつやっていきましたね。サクラは『僕らは歩く、ただそれだけ』に出てもらっていたんで、いつかまたやりたいなと思っていたので。向井君は少しだけの出演なのに、本当によく出てくれたっていう感じですね。今回の映画は全然アドリブのシーンはないんですけど、安藤サクラのシーンだけ一箇所アドリブがありますね。海江田と一緒に薪割っているところ。笑っちゃいましたけどね、オカマって(笑)。あそこだけはサクラがなんか言っちゃったから、まあいいやって、使いました(笑)」。『余命一ヶ月の花嫁』においても主演を果たした榮倉さんだが、『娚の一生』にて、前野さんや落合さんとのコミカルなやりとりがある中、榮倉さん演じるつぐみが広大な田園をバックに自転車を漕ぐ姿を長く捉えたシーンは、『余命一ヶ月の花嫁』で榮倉さんと瑛太が二人で自転車を漕ぐ姿を長く捉えたとても印象的なシーンと似ているところもあり、それについても尋ねてみると、監督はおどけながらも“自転車”へのこだわりについて語ってくれた。「僕はレーン使わないで、移動しながらの撮影が好きなんです。『娚の一生』はあの自転車のシーン一箇所だけなんですけどね。僕の映画はやたらと自転車が出てくるシーンが多いんですよ。『さよなら歌舞伎町』もそうですし。自転車を撮らせたらオレだって言わせようかなあと(笑)」。廣木監督の映画は、撮影された場所の雰囲気をそのまま伝えるような映像がとても印象的だ。『さよなら歌舞伎町』の歌舞伎町はもちろん、『やわらかい生活』の蒲田、『きいろいゾウ』の三重県松阪、『余命一ヶ月の花嫁』の屋久島、そして『RIVER』の秋葉原や福島。どの作品も、その街の空気を閉じ込めたような映像が観るものを惹きつける。本作は、三重県伊賀市や京都の竹林にて撮影が行われ、美しい緑が広がる田舎の景観が、物語の落ち着いた雰囲気を与えている。どんなこだわりをもって撮影に臨んでいるのかについて尋ねると、田舎の出身だと語る監督ならではの思いについて語ってくれた。「僕はひとつの作品の中でいろんな場所の組み合わせ方をするよりは、同じ場所で撮影したいなって思うんですよね。『やわらかい生活』の蒲田には蒲田の空気感があるし、新宿には新宿の空気感、そして今回の作品だと三重県伊賀の空気感があるので、そこで撮りたいっていうこだわりがあるんです。例えば、映画の中で出てくる電車、あれは本当に動いている電車なんで止められないんですよ。だから、サクラや向井くんが電車から降りてくるシーンで遅刻しそうな女子高生がいるんですけど、あれはエキストラじゃなくて本当に遅刻しそうなんです(笑)。そういうのはその場で撮る面白さですよね」。そして本作で最も注目を集めた“足キス”シーン。もともと原作にあった描写ではあるが、おだやかな空気が流れる本作において、突飛なシーンとも捉えられかねないこの場面の思わぬ“誤算”について、監督は笑いながら「どういう風にとらえられるんだろうって気はしてましたし、面白いなって思いましたね。普通に男女が好きだって言ってベッドシーンというよりは、中年の男の無様なところと突飛なところ、思わずやってしまう、みたいなのを描くつもりだったんですけどね(笑)。ああいう転んだ拍子に、ついついそこに足がありましたっていうね(笑)。だからね、もうちょっとくすって笑ってくれるかと思ってたんですけど、観客の皆さんシーンとしてて。ちょっと失敗したかなあと思いましたね、エロすぎたかなと(笑)」と冗談交じりで明かした。そんな廣木監督いわく“突飛なところ”がある52歳の海江田醇は、劇中では「好きになってしまったからしかたがない」といったつぐみへのストレートなプロポーズしかり、2人のもとにやってくる少年のまこと君をしかりつける様など、“父性の喪失”や草食系男子といった言葉が謳われる昨今においては、古風といえるほどの男性性を感じるキャラクターだ。さらに、劇中でつぐみの作る食事や、田舎の風景の中で流れるゆったりとした時間は、東京での暮らしに疲れて田舎にやってきたつぐみの姿を、「地方」や「田舎」、「スローライフ」といったことが取りざたされる現在において、ある種のリアリティを持った物語として観るものに訴えかける。そこにはどんな思いがあったのだろうか。「海江田に関しては父性を描きたかったと、西さんが言ってましたね。日本ならではの古風な、包容力だったり、どっしりした父親像を描きたかったと。最近そういった田舎暮らしが言われているのは、人って自分一人でもがいてると思ってるけど、そのひとにも家族、お父さんお母さんがいて、家があるんだとか、そういう風に考えられるようになったからだと思いますね。『娚の一生』では、時代遅れっていうわけではないんですけど、この古い家だとか、家族、父親がいて母親がいて、時代からは少しはずれた場所に、東京でリアルに暮らしていたつぐみがやってくる。だから、一人でもがいている彼女が、だれかと出会うことで立ち直るんじゃなくて、何かが見えるようになる、というか。僕自身が、もうちょっと世間を見れるようになったのかもしれないですが」。廣木作品の多くには、大きな喪失に対して、向き合おうともがき、そして再生していく人物が多く登場する。『娚の一生』のつぐみも喪失を抱えた登場人物ではあるが、本作の穏やかで優しいタッチの描写は、これまでの作品とは趣が少し異なる。これまでの映画作りを経て、本作で描いた”シンプルな生き方”について監督は語る。「そんなに前向きに再生していくっていう話は、はっきり言ってそんなに好きじゃないんです(笑)。みんな頑張ったら頑張った分だけいろんな障害があるわけで、いままでそういう描き方が多かったんですけど、今回はそういうものをいったん置いておいて、ラフでシンプルに生きた方がいいじゃんっていう、そういうのありだなって思ったんです。今回の場合は、出会った相手がおばあちゃんの彼氏だったっていうだけで、普通に人間として付き合ってみたらいい人じゃんっていう。やっぱりラブストーリーって、男と女が出会って、生活があるんですよね。めっちゃわかりやすく言っちゃうと、台風のシーンがあるじゃないですか、そういう時も寄り添って生きていく、困難でも二人で生きていけるってことだったりするんで。誰かが好きでフラれてとかいう話じゃなくて、もうひとつ先の、夫婦の話っていうのを描きたかったなという気がします」。“足キス”や“枯れ専”といった女性を引きつける刺激的なテーマはあるものの、『娚の一生』で描かれたおだやかさは、古風な男性像や、共に歩んでいく夫婦など、不変的なテーマが持つ力強さを感じさせる。そしてなにより、廣木監督が本作で描いた、肩の力を抜いたシンプルな生き方は、多くのひとの心に感動を呼ぶに違いない。最後に、今後撮りたいものについての伺うと、監督が大好きだという音楽映画を撮ってみたいと即答。さらに、現在リーアム・ニーソンにはまっているという廣木監督は、冗談混じりに展望を語ってくれた。「『007』みたいなスパイものとかね、言っておこうかな(笑)。誰が撮ったかすぐわかるように、自転車のって拳銃打つみたいなやつね(笑)」。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日榮倉奈々と豊川悦司をW主演に迎え、大人気コミックを映画化した『娚の一生』。先日公開されたばかりの本作の撮影エピソードが到着。三重県でのロケではキャスト・スタッフが雄大な自然や美味しい名物を堪能しながら絆を深めていたことが明らかになった。都会の生活とつらい恋愛に疲れ果てた女性・堂薗つぐみ(榮倉奈々)。祖母の田舎である緑豊かな街の古民家に引越し、そこで年上の大学教授・海江田醇(豊川悦司)と出逢う。海江田からの求愛や言動に戸惑いながらも、ゆっくりと心を開いてゆくつぐみ。“もう恋はしない”と決めたはずのつぐみが見つけたものとは…。ヒロインのつぐみが暮らす街と家は、「都会とは違う穏やかな暮らしの中で、一生を誰かと寄り添い生きていくことを考えていく場」となる、重要な場所。スタッフが原作通りの「海と山の気配が感じられる古民家」を探し求めて全国を駆け回った結果見つけたのが、今回ロケ地となった三重県伊賀市の古民家だという。撮影にあたってはフィルムコミッションの方々がスタッフ・キャストを伊勢マグロや老舗の和菓子など地元の名産物でもてなし、大好評だったそう。中でもキャストに人気だったのは、芳醇な香りとコクを楽しめる「伊賀牛」。榮倉奈々、安藤サクラといった女優達からも大好評で、寒い中での撮影で振る舞われた伊賀牛の牛丼はおかわり続出だったのだとか。伊賀牛に魅了されたキャストはその後も伊賀牛を食べられる焼肉店に通ったそうで、その美味しさは『きいろいゾウ』の撮影でも三重県を訪れた向井理も「焼肉を食べましたが、おいしかったですね」と改めて感心するほどだ。ロケ中にはスタッフ・キャストともにお酒を楽しむ機会も多かったようで、監督を務めた廣木隆一は、「最初はスタッフとワイワイ飲んでいたら、そのうち榮倉とか豊川さんとかキャストもどんどん集まってきて。学生の部屋飲みのノリでしたね。反省会じゃなくて、他愛もない話をしていました。それでスタッフやキャストの団結力が生まれたと思います」と当時をふり返る様からは、チームとして息の合った現場の雰囲気が伺える。また、好評だったのは名産物だけでなく、多数の現場を経験しているベテラン俳優・豊川さんが「スタジオで組むセットとは違って、風が吹いたり天気が変わったり、僕はロケーションが大好きなんですが、今回は古民家も含めて、すごく良かったです」と伊賀市の自然を絶賛!本作を鑑賞した鈴木英敬三重県知事からも「この映画は、伊賀市や南伊勢町など三重県内を中心にロケが行われました。劇場では、スクリーンに映し出される三重の情景の素晴らしさも、ぜひ楽しんでください」というコメントが到着。つぐみと海江田が織りなす恋愛模様以外にも、見どころ満点の作品と言えそうだ。『娚の一生』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
2015年02月16日映画『娚の一生』の初日舞台あいさつが14日、東京・新宿ピカデリーで行われ、榮倉奈々、豊川悦司、向井理、JUJU、廣木隆一監督が登壇した。原作は、累計発行部数150万部を誇る西炯子のベストセラーコミック。東京で辛い恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉)は、祖母の死をきっかけに田舎の一軒家に住みはじめる。そこに、つぐみに好意を抱き、半ば強引に住み込む大学教授の海江田醇(豊川)。奇妙な同棲生活の中、次第に愛することに向き合う姿を描いた大人のラブストーリー。初日を迎え、榮倉は「廣木監督とお仕事がしたくて、念願叶ったこの映画が公開ということで、今、皆さんの前に立って改めて実感しています」と嬉しそうな表情を見せ、3度目となる廣木組の魅力については、「すごく試練が多いですね(笑)。でも、その試練を与えてくれることはすごく幸せなことで、責任を与えてもらえるという幸せを感じながら、厳しい毎日を過ごしました」と語った。また、共演した榮倉について豊川は、「未だによく分からないんですけど(笑)、よくぞ、こういう女の子に育て上げたなって感じ!?」と印象を語り、「ご覧のとおり伸び伸びと育っています」とコメントすると、会場が沸いた。さらに、イベントには主題歌を歌うJUJUがサプライズで登場し、「一番最初に羨ましいと思いました。あんなに素敵な年上の強引な男性にグイグイ来られて、気付いたら恋に落ちているという状態で、最後に本気で幸せそうな2人のシーンだったので、1人でスタンディングオベーションをしました」と同作の感想を語り、一緒に並ぶ豊川については「素敵で見られないです」とデレデレ。また、JUJUは主題歌を生歌で披露し、豊川から「本当に素晴らしくって、惚れてまうやろ」と言われると、顔を赤らめた。イベントでは、同作で話題となった足キスとバレンタインデーにちなんで、足型のチョコレートがお披露目されると、それを見た榮倉は「シュールですね(笑)」とつぶやき大笑い。一方、豊川は「すごく綺麗な足ですね」と大人な対応を見せた。映画『娚の一生』は、2月14日(土)より全国公開。さらに、カナダとアメリカ・ニューヨークの映画祭で上映と、台湾での公開も決定した。
2015年02月14日榮倉奈々&豊川悦司をダブル主演に迎え、大人の女性を中心に絶大な支持を得るラブストーリーコミックを映画化した『娚の一生』。足キス、床ドンに始まり、と話題になっている本作だが、タイトルの「娚の一生」に込めた想いを原作者の西炯子が明かした。東京で忙しくキャリアを積み、つらい恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉奈々)は本当の幸せと恋愛に臆病になっていた。なにもかもに疲れ、仕事を辞めて、祖母が暮らす田舎の一軒家でゆっくりと自分の人生を見つめなおすことを決意する。そんな中、期せずして迎えた祖母の死をきっかけにそこで52歳独身の大学教授・海江田醇(豊川悦司)に出会う。生前祖母から鍵を預かっていたと言う海江田との奇妙な同居生活が始まった。つぐみに好意を抱いたという海江田の求愛に戸惑いを感じるつぐみだったが、次第に心を開いてゆく――。「練習やと思うて、僕と恋愛してみなさい」など豊川さんのオトナの男っぷりが女性たちのハートを鷲掴みにしている本作だが、そもそも「娚の一生」の「娚」が難字で、読めない!書けない!という人や、「甥(おい)の一生」と間違えたまま覚えている人が続出している様子。正解は、女偏に男と書いて「娚」。さらに「娚」という字を調べてみると、「読み:なん、めおと」。つまり、「娚(おとこ)」は当て字なのだ。なぜ、難字「娚」にしたのか?西炯子氏はこれについて「“おとこのいっしょう”という音が先に決まりました。ところが“男”という漢字では、海江田醇だけが主人公に見える。確かに、海江田が、初恋を忘れられないまま長く生き、一生を終えようとしていたところに再び恋をして、やっとひとりの女性に行きつく話ですが、それと同時に、都会で忙しく働き、男のように生きてきた女つぐみの話でもある。ですから、男として生きていかざるを得ない女性の話であり、男と女の話、という意味で“娚の一生”としました」とタイトルに込めた想いを語った。映画でも“男と女”の2人が主人公で描かれている。西炯子氏の想いを汲み取った榮倉さんと豊川さんのそれぞれの演技に注目してみて。『娚の一生』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
2015年02月12日映画『娚(おとこ)の一生』の先行上映イベントが9日、都内で行われ、キャストの榮倉奈々、豊川悦司、向井理、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキと廣木隆一監督が出席した。西炯子の同名漫画(小学館刊)を実写化した本作は、恋をしないと決めた女性と大学教授の恋愛を描く大人のラブストーリー。東京で辛い恋愛をしていた堂園つぐみ(榮倉)は、祖母が暮らす田舎で自分の人生を見つめ直すことを決意する。独身の大学教授・海江田醇(豊川)と奇妙な同居生活を送ることになったつぐみは、海江田からの熱烈な求愛に素直になれず――というストーリーで、映画は14日から全国公開。劇場の大階段で行われた写真撮影で、相手役の豊川と腕を組んで現れた榮倉は、「贅沢だけど照れくさいですね。あの演出は恥ずかしい」とはにかむと、豊川に、「そういう風にしなさいと言われたので(笑)。1人でも大丈夫だったんじゃない?」と言われ、「そんな事ないです!」と慌ててフォロー。同演出は、豊川と向井の2人によるエスコートで現れるはずだったが、頭をかきながら気まずそうに登場した元彼役の向井は、「直前に、『豊川さんだけで大丈夫』って断られて、何も言えなかった」と悲しそうに打ち明けると、榮倉は、「両手はちょっとどうかな? と思って」と苦笑いしていた。劇中で、様々な男性に想いを寄せられる榮倉は、「豊川さんと向井さんの2人は贅沢だけど、実際は煩わしい。もめ事は嫌だな」とぶっちゃけつつ、"大人の恋愛"について、「心のどこかで恋心に気づいても、ブレーキをかけて一歩踏み出せないもどかしい気持ちは理解できる。新しい一歩は昔よりは勇気がいる」と持論を展開。一方、“大人の男”を演じた豊川は、「魅力的なキャラなので、僕でいいのかと思ったけど一生懸命やりました。海江田さんみたいな男になりたい」と話すと、向井は、「豊川さんを拝見していて、経験や包容力は、何を考えて生きてきたかで出てくると思った。革製品のようで格好良い」と憧れの眼差しを向けていた。また、トークショーでは、海江田のセリフである「恋なので、仕方ありませんでした」にちなんだエピソードを披露する場面も。「中学の頃、好きな女の子の家に行ったら、お父さんに『まだ早い!』って説教された。好きなんだもん、仕方ない」(豊川)、「10代の頃、付き合っていた人にフラれたけど、やり直したんですが、今度は1週間でフラれた」(向井)とほろ苦い思い出を語る男性陣に対し、女性陣は、「子どもの頃、夕方6時から朝6時まで寝てたのでノッポになりました。"眠いので仕方ありません"」(榮倉)、「父の実家の池に鯉がいて、一緒に泳いだら臭くなった。"鯉なので仕方なかった"」(安藤)と笑いにシフトチェンジしていた。
2015年02月10日来る2月14日(土)は、“バレンタインデー”。世の女子たちが1年で最も色めき立つこの一大イベントをはさんで、注目の恋愛映画が続々と公開される。“渋メン”にときめく大人の恋、ドキドキが止まらない愛欲サスペンス、人には言えない禁断の恋や、ピュアな心に涙する青春ラブストーリーまで、バレンタインデー直前に思わず恋がしたくなる、とっておきの恋愛映画をご紹介!▼大学教授のあふれ出る色気と甘いマスクに卒倒間違いなし!年上男性とのオトナな恋愛映画まずは、大人のラブを描いた2本。榮倉奈々、豊川悦司をダブル主演に迎え、向井理、安藤サクラらが共演する大人気コミックの映画化『娚の一生』(2月14日公開)は、豊川さん演じる52歳、独身の哲学科を教える大学教授・海江田醇が堪らない!仕事と恋愛に疲れ、人生に迷う榮倉さん演じる堂薗つぐみと、“床ドン”からの“足キス”な大人な恋愛を繰り広げる。困ったときにはさり気なく助けてくれる包容力、積極的にアプローチすることを躊躇しない強引さ、時に覗かせる少年っぽさ、言いたいことは関西弁でユーモアも交えてピシャリと言う…女性が思わず虜になってしまうような要素を兼ね備えた海江田教授には胸キュン必至だ。一方、『愛のタリオ』(2月7日公開)は、韓国のイケメン俳優チョン・ウソンが演じる大学教授ハッキュと、ウブな女子学生との許されない愛に始まり、昼ドラさながらの愛憎劇がエロティックに描かれていく愛欲サスペンス。都会的で洗練された甘いマスクのハッキュが愛に溺れていく様には、一瞬で虜に。なお今回、両作で魅力たっぷりな大人の男を演じた豊川さんと、チョン・ウソンの劇中カットがWEB初解禁。色気ダダ漏れの年上男性との胸キュン恋愛には、ドキドキが止まらない!▼世界各国で絶賛の嵐!ベストセラー小説を映画化した“異端”のラブストーリー2本また、ウブな女子大生といえば、ロンドン在住の主婦がネットに投稿した原作の官能恋愛小説が全世界1億部のベストセラーとなった映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2月14日公開)にも注目!平凡な女子大生アナスタシア(ダコタ・ジョンソン)が、億万長者として知られる大企業の若きCEOクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)に学生新聞のためにインタビュー、それをきっかけに目くるめく禁断の官能世界へと堕ちていく。グレイ氏と交際する女性が守るべきルールを記した秘密保持契約書にサインしたアナは、グレイと通じ合うことになるのだが…。作家も女性、脚本家も女性、監督も女性という、女性が描く究極の刺激的ラブストーリーは、日米同時にバレンタインデー公開されることもあり、早くも話題沸騰中だ。同じくベストセラー小説の映画化といえば、全米で社会現象となるほど大ヒットを記録した『きっと、星のせいじゃない。』(2月20日公開)は、不治の病にかかった若い男女の恋をキュートに描き出していく。独自の感性をもったヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)に恋をしたオーガスタス(アンセル・エルゴート)。だが、ヘイゼルは相手を傷つけることを恐れて距離を置こうとする。しかし、大好きな作家の話題がきっかけで2人は距離を縮め、その作家に会うためオランダ・アムステルダムへと旅立つことに…。難病と闘いながらも恋する気持ちに正直に生きるフレッシュで純粋な青春ラブは、胸キュンの連続。この対照的な2つの恋愛映画には、恋したくなる気持ちがグンと高まる魔法が詰まっている。あなたは、大切な人とどの恋愛映画を観に行く?(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS愛のタリオ 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会きっと、星のせいじゃない。 2015年2月20日より全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX
2015年02月04日女性を中心に人気を誇るラブストーリーコミックを、榮倉奈々と豊川悦司を迎えて映画化する『娚の一生』。“足キス”で話題となっているが、本作で紫煙をくゆらせ、ロマンスグレーな魅力全開で女性たちのハートを鷲掴みにしているのが、豊川さん扮する52歳独身の大学教授・海江田醇。そんな彼が醸し出す“オトナの男”を目指すべく、本作に出演する個性派俳優・前野朋哉が<海江田醇講座>を開講。このほど、そのシュールかつためになる特別映像がシネマカフェに到着した。まず、前知識を少し--本作は、西炯子原作の人気コミックを『きいろいゾウ』『100回泣くこと』などで知られる廣木隆一監督がメガホンをとり映画化したもの。仕事にも恋にも疲れ、祖母が住む田舎の一軒家に越してきた堂薗つぐみ(榮倉奈々)は、祖母の死に際し、祖母のかつての教え子であったという初老の大学教授・海江田醇(豊川悦司)と出会う。祖母から家の鍵を預かっていたという彼が家の離れに住むことになり、戸惑うつぐみだったが少しずつ惹かれ始めていく…。海江田醇を解析してみると、「眼鏡」「タバコ」というビジュアル面での魅力はもちろん、困った時にはさり気なく助けてくれる「包容力」、積極的にアプローチすることを躊躇わない「強引さ」、時々覗かせる「少年っぽさ」、甘いことも辛いことも、「関西弁」でユーモアを交えてストレートに伝える物言いなど、内も外も大人の魅力たっぷり詰まった、女子総キュンの男性だ。一方、前野さんが演じるのは、つぐみに想いを寄せる二世議員・園田哲志という役どころ。前野さんといえば、大ヒットを記録した『桐島、部活やめるってよ』で神木隆之介の映画オタク仲間役が最も記憶に残っているのではないだろうか?独特の間と挙動不審な動きがなんとも印象的だったが、そんな彼と共に“オトナの男”について学ぶという今回の映像。海江田が放つ劇中での名セリフ「僕と恋愛してみなさい」「恋なので仕方ありませんでした」などを前後編に分けて、リッスン&リピート形式で前野さんと共に練習できるという講座となっている。前野さん自身がその胸キュンセリフを練習するシーンも収められており、後半になると序盤と比べぐっとオトナの男性度が増したような印象も…?<海江田醇講座>前編は2月2日(月)~、後篇は2月9日(月)~配信予定。『娚の一生』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娚の一生 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
2015年02月02日NHKの朝ドラ「マッサン」で、主人公マッサンとその妻エリーの夢と人生に大きな影響を与える“鴨居の大将”こと鴨居商店の社長役で反響を呼んでいる堤真一(50才)。1月17日(土)には、破天荒なバリ島の実業家に扮する主演映画『神様はバリにいる』が公開される。一方、昨年放送されていたユーキャンのCMで、資格取得を目指すちょっぴりお茶目なビジネスマンを演じていたかと思えば、映画『娚の一生』で榮倉奈々とW主演を務める豊川悦司(52才)は、原作コミックファンも納得のビジュアルで“海江田教授”に扮し、2月14日(土)の公開を前に早くも話題となっている。堤さんは「どんなマイナスなことも豪快に笑い飛ばす明るさ」で、豊川さんは「どこかワケ気ありな色気と優しさ」で、新年始めから少々お疲れ気味(?)の女子たちを癒やしてくれる大人のオトコ。そんな包容力たっぷりの、50代・関西出身のふたりに迫った。アメリカで演劇をみっちり学んできた「マッサン」エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスに「勉強させられた」と謙虚に語りながらも、舞台を中心に培ってきたその演技力と存在感は日本男優の中でも圧倒的な堤さん。シャーロットのみならず、「マッサン」の女性キャスト・スタッフには“鴨居の大将”ファンが多く、すでに堤さんの撮影は終えていることから、“鴨ロス”なる言葉もささやかれているとか。何はともあれ「やってみなはれ!」と背中を押してくれるのが、“鴨居の大将”らしさだったが、『神様はバリにいる』ではそんな鴨居社長とはまるで違う、ご覧のような強烈ビジュアルにコテコテの関西弁で登場。バリ島でおそらく最も有名な日本人、“アニキ”と呼ばれる実在の超大富豪を熱演する。“婚活”ビジネスに失敗し、借金を背負った女性起業家・照川祥子(尾野真千子)を、明るく、どこまでも前向きに、“爽やかに”救っていくアニキ。幼いころから優等生で来た祥子は、起業して夢を叶えたものの、初めて挫折を味わい、失意のどん底の中でアニキと出会った。堤さん演じるアニキが繰り出す「人生はドラゴン・クエストや」「ダジャレは頭の回転を早うする」「失敗したときこそ、笑うんや」など、まっすぐな情熱が詰まった数々の名言(?)には注目だ。また、豊川さんも、もとは渡辺えり子主宰の「劇団3○○」出身だけに、その演技力には定評がある。何と言っても、常盤貴子と共演し耳の不自由な画家を演じたドラマ「愛してると言ってくれ」から、寺島しのぶと共演した『愛の流刑地』まで、ダダ漏れの色気は折り紙つき。最近では映画『ジャッジ!』や数々のCMで、そのミステリアスなイメージとは180度違うコミカルな一面を覗かせている。西炯子原作の『娚の一生』では、女子大で哲学を教える大学教授の海江田醇役に。豊川さんはロマンスグレーの髪にメタルフレームの眼鏡、白Yシャツを腕まくりという、原作のビジュアルに徹底してこだわり、原作者の西さんも太鼓判を押すほどに海江田が醸す大人の色香を体現。そんな海江田は、都会で実らぬ恋と仕事に疲れ、大好きだった亡き祖母の家で暮らし始めた堂薗つぐみ(榮倉奈々)の前に、「合い鍵を預かっていた」とふいに現れる。「練習や思て、僕と恋愛してみなさい」「君のことを好きになってしもた」というドキドキのセリフも、関西弁でしれっと言い放つ力の抜け具合は、さすが酸いも甘いもかみ分けてきた大人ならでは。特に、予告編でも話題の“足キス”は、豊川さんだからこそできる究極の愛情表現と言っても過言ではないほど、エロチシズムの中に純粋な想いを伺わせている。最新作では対称的な役柄ながら、ともに独特の雰囲気を漂わせる“関西弁”ネイティブのふたり。そんな彼らから元気をもらいに、劇場に出かけてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:神様はバリにいる 2015年1月17日新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ
2015年01月15日『図書館戦争』続編の製作も決定し、女優としてさらにキャリアを重ねる榮倉奈々と、多くの女性を魅了し続ける“大人の男”豊川悦司をW主演に迎えた『娚の一生』。このほど待望の予告編が完成となり、早くも話題を呼んでいる、動く“足キス”シーンが解禁となった。東京で忙しくキャリアを積みながらも、辛い恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉奈々)。そんな毎日に疲れ、祖母の暮らす田舎で自分の人生を見つめ直そうと決意。そんな矢先に期せずして祖母が亡くなってしまったのをきっかけに、52歳独身の大学教授・海江田醇(豊川悦司)と出会い、なぜか奇妙な同居生活を送ることに。過去の経験から「もう恋はしない」と決めていたつぐみだったが、海江田の求愛を受けその心に変化が…。本作は、大人の女性を中心に絶大な支持を得る西炯子の同名コミックを実写化。ポスタービジュアル解禁時には、豊川さん演じる海江田が榮倉さん演じるつぐみの足に唇を寄せる“足キス”写真に注目が集まり、本編の公開を待ち望む声が多く聞かれた。今回完成した予告編では、ついに動画でそのシーンを目にすることができる。また、女性ファンを“胸キュン”させるシーンはそれだけに留まらない。大阪府出身の豊川さんが放つ「練習や思て、僕と恋愛してみなさい」「君のことを好きになってしもた」など、つぐみに向けたネイティブの関西弁での愛の告白は、思わず何度も繰り返してしまいたくなるほど、“大人の男”の魅力がダダ漏れ。かと思えば、嫉妬にかられたつぐみが、海江田の背中を勢いで蹴り飛ばし、海江田が勢い余ってでんぐり返しをするコミカルなシーンや、突然つぐみの前に現れた元カレ(向井理)を、海江田が力いっぱい殴るシーンなど、2分弱という映像の中でも見どころがたっぷりと詰まった予告編となっている。頑張り続けてちょっと疲れてしまったり、複雑な何かを抱えた大人の男女にぴったりの、ほろ苦くも優しいラブストーリー。バレンタインデーの公開がますます楽しみになってきた。『娚の一生』は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月13日女優・榮倉奈々と俳優・豊川悦司が初共演でW主演を務める映画『娚の一生』(2015年2月14日公開)のポスターと予告映像が22日、公開された。本作は、累計発行部数150万部を突破した同名漫画を原作に、『きいろいゾウ』(2013年)や『100回泣くこと』(2013年)などで知られる廣木隆一監督がメガホンを取った作品。祖母の死をきっかけに田舎の一軒家に住むことになった堂薗つぐみ(榮倉)。その祖母を慕っていたという大学哲学科教授・海江田醇(豊川)はつぐみに好意を抱き、半ば強引に住み込むことに。自分は幸せになれないと信じ込んでいた女性と、恋愛を拒んでいた50代男性とのちぐはぐな生活は、やがて互いを愛することに向き合わせていく。榮倉は撮影を終え、「女性として、理想的な恋愛をしていくつぐみちゃんを羨ましく思う恋愛映画でした」とコメントを寄せている。今回公開されたポスターは、豊川が「足のシーンは印象に残ってます。僕自身はノーマルな方だと思うので、撮影時はとてもドキドキしました」と語った場面を映している。つぐみが醇に"足キス"されるという原作ファンにとっても有名なラブシーンで、キャッチコピー「ずっとひとりだと思ってたのに――。」は、結婚適齢期を迎えたつぐみの悩みと戸惑い、そして期待の心情を表現。廣木監督も「生身の人間がやれば、リアルさが出ます。映像は空間の切り取りなので、光、風、空気が確実に生まれる。だからこそ、生々しい。足のシーンは、特にいい時間を狙って撮っています。その方が観ている側の想像力を掻き立てられると思いますから」と渾身の1シーンとなっている。また、予告映像の後半には醇がつぐみに覆いかぶさる、「壁ドン」ならぬ「床ドン」のシーンも。"迫られる恋"に突き動かされていくつぐみの様子を捉えた。主題歌を担当するのは、今年10周年イヤーを迎えた歌手・JUJU。本作のために「Hold me, Hold you」を書き下ろし、素直に恋に甘えられない気持ちがほどけてゆく様を、爽やかに歌い上げた。榮倉は同曲を「美しくて明るいメロディも、歌詞も可愛いくて素直な大人の女性の心が伝わってきます」と絶賛。JUJUは「素敵な作品に音楽で参加させていただき、本当に嬉しいです」と感謝しつつ、「心が溶けるような恋……あぁ良いなぁー!」と本音を語っていた。(C)2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
2014年10月22日ドラマ「Nのために」で話題の榮倉奈々と、久々のラブストーリー出演となる豊川悦司をW主演に迎え、『きいろいゾウ』の廣木隆一監督が贈る映画『娚の一生』が、来年2月14日よりバレンタインデー公開となることが決定。原作での有名なラブシーンを再現したポスタービジュアルと、特報映像も到着した。東京でキャリアを積みながらも、つらい恋愛をしていた堂園つぐみ(榮倉奈々)は仕事を辞め、祖母の暮らす田舎の一軒家で自分の人生を見つめ直すことを決意。そんな中、祖母の急死をきっかけに、つぐみの前に大学教授・海江田醇(豊川悦司)が現れ、2人の奇妙な同居生活が始まる。つぐみは海江田の求愛に戸惑いつつも、次第に心を開いてゆくが…。大人の女性を中心に絶大な支持を得るラブストーリーコミックが、これ以上ない贅沢なキャストで映画化される本作。公開されたポスタービジュアルは、榮倉さん演じるつぐみが、豊川さん扮する海江田に“足キス”されるという、衝撃的なラブシーン。つぐみが海江田の大人の魅力に気付く、本編でも重要な一場面を切り取っている。廣木監督は、「生身の人間がやれば、リアルさが出ます。映像は空間の切り取りなので、光、風、空気が確実に生まれる。だからこそ、生々しい。足のシーンは、特にいい時間を狙って撮っています。その方が観ている側の想像力を掻き立てられると思いますから」と、このシーンの撮影には特に注力した様子だ。豊川さんも演じてみて「足のシーンは印象に残っています。僕自身はノーマルな方だと思うので、撮影時はとてもドキドキしました」と本音を明かしている。また、同時に解禁となった特報映像では、いまや少女漫画の定番となった“壁ドン”を越えて、大人の色気を感じる“床ドン”が!海江田が上から覆いかぶさり、身動きのとれなくなったつぐみがドキドキするという展開に、胸キュンせずにはいられない必見のシーンとなっている。“足キス”に“床ドン”といった全女性の憧れ(?)を本作で体験した榮倉さんは、「女性として、理想的な恋愛をしていくつぐみちゃんを羨ましく思う恋愛映画でした」とコメント。ずっとひとりで生きていくと思っていた女性が、“迫られる恋”に心を突き動かされる様子は、幅広い共感を得るはずだ。さらに映像には、本作のために書き下ろされた、素直に恋に甘えられない大人の女性のもどかしさを爽やかなリズムにのせて歌い上げたJUJUの「Hold me,Hold you」がBGMに。榮倉さん、豊川さんが繰り広げるリアルな大人の恋愛模様を彩っている。恋をしないと決めた女52歳独身の大学教授「ずっとひとりだと思ってたのに」――というキャッチコピーさらながらに、少しずつ気持ちがほどけていく大人の恋愛模様を、まずはこちらの特報映像からご覧あれ。『娚の一生』は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日