満島ひかりが『夏の終り』以来、4年ぶりの単独主演作となった映画『海辺の生と死』の初日舞台挨拶が7月29日(土)、都内にて行われ、満島さんと、満島さん演じる大平トエと恋に落ちる朔中尉役の永山絢斗らが登壇した。充実した撮影をふり返った永山さんが、「スタッフさんが視界に入る機材を全部どけて、環境を整えてくださって撮影できたのでうれしかったです。すごく贅沢な経験をしたと思って、どの現場もできたらしてほしい」と本音をこぼすと、思わず満島さんも笑顔に。永山さんは「目に見える情報って、こんなにも違うんだと思いました」と、さらに熱く述べていた。『海辺の生と死』は、はかない恋の一瞬のきらめきを描いた恋愛映画。奄美群島・加計呂麻島で国民学校教員として働くトエ(満島さん)と、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長・朔中尉(永山さん)が出会い、お互いに好意を抱く。しかし、ときは太平洋戦争末期。敵襲はどんどん激しくなり、無情にも朔が出撃する日がやってきてしまう。日本文学の傑作「死の棘」の作家・島尾敏雄と妻ミホというふたりの小説家がそれぞれ描いた恋の物語を原作に、奄美大島や加計呂麻島でロケーションも行われた本作。満島さんは、「奄美大島はポピュラーじゃないので、どれだけ宣伝しても沖縄みたいに流行らないらしいんです(笑)。けど、ヨーロッパ的なふわっとした風が流れている時間とか、かわいいところがいっぱいあり、女性の島だと思っていて。映せたらなと思いながらやっていました」と、自身のルーツでもある奄美大島の特徴を語った。共演した井之脇海が、満島さんが現地の子どもたちにもとても慕われていたというエピソードを明かした。「僕は、子どもたちからすごい蹴ったり殴ったりされていて(笑)。『何で俺だけ!?』と思ったら、男の子たちは本当にトエ先生(満島さん)のことを好きになっていて」と満島さんと接点のある役の井之脇さんが、子どもたちに嫉妬をされていたと話すと、満島さんは「そうです、そうです!海くん、蹴られていましたね、おかしかった」と、のほほんと微笑んでみせていた。さらに、この日は劇中で満島さんが披露している奄美の島唄の歌唱指導をした、奄美島唄の第一人者、朝崎郁恵がスペシャルゲストとして登場。アカペラで歌声を披露すると、登壇陣も美声に聞き入っていた。そのほか、初日舞台挨拶には川瀬陽太、津嘉山正種、越川道夫監督が出席した。『海辺の生と死』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
2017年07月29日異なる分野で活躍する2人の“達人”がクロスインタビュー形式で対談する「SWITCHインタビュー達人達(たち)」。7月15日(土)今夜は女優の満島ひかりと人類進化学者の海部陽介が登場。「想像力」が仕事のポイントだという2人がその重要性を語り合う。満島さんは沖縄アクターズスクールのオーディションに合格し1997年に「Folder」としてCDデビュー。その頃子役として映画に出演したことで女優を目指すようになり、2009年公開の園子温監督作品『愛のむきだし』での演技が高く評価され一躍注目される存在となると、翌年『川の底からこんにちは』で主演を務め、李相日監督の『悪人』では日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。さらに2013年にはドラマ「Woman」で民放ドラマ初主演を飾ると、昨年春から放送された「トットてれび」では若き日の黒柳徹子を演じ今年1月から放送された「カルテット」では松たか子らと共演するなど、実力派としての地位をかため、その役が乗り移ったかのような演技でいまや日本を代表する女優となった。満島さんは役作りの際、できるだけ資料を読み取材を重ね充分な準備のうえで想像力を働かせるのが大事だと考えているのだとか。そんな満島さんが今回会いたいと願ったのは、古代人が日本にやってきたルートを解明するため、実際に草で舟を作り海図も磁石もない状態で台湾から与那国島へ渡るプロジェクトに挑む海部さん。海部さんもまた、化石や遺物の調査を続けるなかで、それだけでは「日本列島にはどんな人たちがどのような方法やってきたのか?」という謎に答えられないと考え、想像力を駆使して3万年前の航海を再現しようとしている。共に“想像力”が仕事の重要なポイントであると考える両者が、海部さんの仕事場である国立科学博物館、満島さんのルーツの1つである都内の中学校をそれぞれ訪れ、満島さんが強く惹かれた古代の航海の話をはじめ想像力の重要性について語り合う。満島さんが『夏の終り』以来4年ぶりの単独主演する『海辺の生と死』は7月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。自身も奄美群島にルーツを持つ満島さんが日本文学の傑作「死の棘」のヒロインのモデルでもある島尾ミホの娘時代を圧倒的な存在感と演技力で演じた本作。昭和19年(1944年)12月、奄美・カゲロウ島。国民学校教員として働く大平トエは、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長・朔中尉と出会う。朔が兵隊の教育用に本を借りたいと言ってきたことから知り合った2人は、互いに好意を抱き合う。島の子供たちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔にトエは惹かれ、やがて、朔と逢瀬を重ねるように。しかし、時の経過と共に敵襲は激しくなり、沖縄は陥落、広島に新型爆弾が落とされる。そして、ついに朔が出撃する日がやってきた。母の遺品の喪服を着て、短刀を胸に抱いたトエは家を飛び出し、いつもの浜辺へと無我夢中で駆ける――という物語になっている。演技派女優と人類学者が“想像力”について語り合う「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は7月15日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2017年07月15日7月12日に発売される「FRaU」8月号の表紙に満島ひかりが登場。台湾、韓国、タイなど、トラベルトレンドを生み出し続けてきた講談社のライフスタイルマガジン「FRaU」が先月、発売直後に即重版となった韓国特集に続き、今夏お届けするのはニューリゾート・ベトナムだ。HIKARI MITSUSHIMA × VIETNAM2017年、今最も注目されている女優・満島ひかり。活躍の幅を広げ続け、4年ぶりの単独主演映画「海辺の生と死」の公開を控える彼女と一緒に、編集部はベトナムへ飛んだ。目的地はトレンドコンシャスな世界中の人々から、ニューリゾートとして熱い視線を集めるダナン&ホイアン。「なんだか、地元の町を思い出します」満島さんの言葉で紡がれる海、町、家族への思いと、彼女を包み込むベトナムの魅力あふれる撮り下ろし写真を10ページに渡り掲載。今年のトレンドの水着、ハイウエスト・ビキニをはじめ、アジアンティックなリゾートウェアを身に着けた満島さんが、インフィニティプール、海、住宅街、路地裏でさまざまな表情を見せてくれる。満島ひかりとリンクするように湧き上がる力強いベトナムの今を誌面から感じて。
2017年07月08日満島ひかりが4年ぶりに単独主演する映画『海辺の生と死』の舞台挨拶付き完成披露上映会が6月27日(火)、都内にて行われ、大平トエを演じた満島さんのほか、共演する永山絢斗らが登壇した。奄美大島で撮影し、現地の人や子どもたちとも交流したという満島さんは、「『好きな人のためにトエ先生は死ぬんですか?』と子どもたちに聞かれたので『そういう話だね』と言ったら、『ダメだよ、そんな男はやめなさい』って言われていました(笑)。永山くんのことじゃないですよ(笑)」と、相手役の永山さんについて触れ、登壇陣もにこやかに微笑んでいた。島尾敏雄と島尾の妻ミホというふたりの小説家が、それぞれ描いた鮮烈な出会いと恋のゆくえの原作を映画化した本作。昭和19年12月の奄美カゲロウ島にて、国民学校教員として働く大平トエ(満島さん)が、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長・朔中尉(永山さん)と出会い、互いに好意を抱くも、敵襲によって哀しい想いをするという物語。満島さんが演じた大平トエは、島尾敏雄さんによる小説「死の棘」では狂った妻や、狂気に満ちた女、とも表現されるような人物像。彼女について、満島さんは、「愛に生きた方だと思います。彼女の居場所は、ずっと愛だけだったんじゃないかなって『死の棘』を読んでも、演じていても思いました。私自身、同じようなところがあるので」と共鳴する思いを寄せた。実在の人物を演じたのが初めてだったという永山さんは、「島にはどこに行っても島尾さんの名前があって。たくさんのピースが落ちていたので、助かりました」と充実した撮影の様子を見せた。劇中では坊主頭も披露しており、越川道夫監督に「いつ(坊主に)したの?奄美に来る前にしていたよね?」と尋ねられると、永山さんは「台本がすごく文学的で、読んでいたら島に行かないと、東京にいてもわからないと思ったので、頭だけ丸めて入りました」と、さらりと答えた。すると、隣にいた津嘉山正種から、「今日、お会いしたときに気づきませんでした」と声をかけられ、さすがの永山さんも照れ笑いを浮かべていた。そのほか、完成披露上映会には、井之脇海、川瀬陽太も出席した。『海辺の生と死』は7月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(cinamacafe.net)■関連作品:海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
2017年06月27日「交際発覚から1年が経ちますが、満島さんと永山さんの関係に“危機”が訪れているそうなんです……」(芸能関係者) 7月29日公開の映画『海辺の生と死』で共演している満島ひかり(31)と永山絢斗(28)。共演をきっかけに交際へと発展した2人。そんな思い出深い映画の公開を目前に、冒頭のような“不穏な声”が聞こえてきている。 「最近、『永山さんが荒れているみたい』という声を聞くんです。あるときは永山さんが『俺はもうダメだ』と言っていたという話、またあるときは彼がふさぎ込んでいたという話。もともと彼には役柄に入り込むストイックなところがあるのですが、後で『満島さんとの関係がうまくいっていないらしい』との噂を聞いて妙に納得しました」(前出・芸能関係者) 熱愛が発覚したのは、昨年5月。満島のマンションに永山がお泊りする様子を、『FLASH』が報じた。昨年1月に満島は映画監督の石井裕也氏(34)と離婚。つらい時期を支えたのが、3歳年下の永山だったという。だが家族公認状態だった2人は、昨年7月から“遠距離生活”に。永山がNHK朝ドラ『べっぴんさん』撮影のため、大阪で暮らし始めたのだ。 「それでも2人は東京と大阪を頻繁に行き来して愛を育んでいたそうです。しかし昨年10月から『べっぴんさん』のオンエアが始まり、永山さんは撮影に没頭。満島さんも舞台『かもめ』の稽古が始まったため、会える時間が少なくなっていきました」(テレビ関係者) そうして会えない時間が続くなか、2人の間に亀裂が生じる“半年前のある事件”が――。 「昨年12月上旬、満島さんと永山さんが大ゲンカしたんです。お互い何とか時間を作って、ようやく会う約束をしていた。なのに永山さんがそのデートを大遅刻してしまったのです。永山さんは前日も夜遅くまで撮影だったらしく、寝坊してしまうのも仕方ないのかもしれません。しかし満島さんは『やっと会える』と、朝から楽しみにしていました。そのため『もう待つ女は嫌!』とばかりに怒りを爆発させてしまったそうです」(前出・芸能関係者) 2人の関係が“微妙”な状態のまま、満島はドラマ『カルテット』(TBS系)に出演することに。永山も『べっぴんさん』は2月にクランクアップしたが、3月からNHKドラマ『みをつくし料理帖』に出演している。やきもきしながらの “すれ違いの日々”が続いた。 「このときも“復縁”のため、今年4月ごろに旅行へ出かける計画を立てたと聞きました。しかし2人の仕事が切れ目なく続き、計画も中止になってしまったそうなんです。結局2人の“亀裂”は埋まらず、すでに破局してしまったとも聞きました」(前出・芸能関係者) 永山が荒れていたというのは、ちょうどこのころ。だが2人を知る関係者はこう明かす。 「6月上旬に永山さんと会ったのですが、『最近も食事をした』と嬉しそうに話していました。2人とも超多忙なので、物理的に会える時間は多くないかもしれません。ただそれでも今までどおりお互いをリスペクトし合う関係を続けています。今も破局はしていませんよ」 11月で32歳を迎える満島は永山との思い出の映画『海辺の生と死』について「人生観を揺るがすような作品」と語っていた。その公開が、2人の絆を再び固くしてくれるのだろうか。
2017年06月27日Amazon プライム・ビデオ配信のオリジナルドラマで、園子温監督によるヴァンパイア・アクション「東京ヴァンパイアホテル」の完成披露試写会が6月16日(金)に開催。園監督、主演の夏帆、満島真之介が登壇した。園監督にとって初のオリジナル脚本によるドラマシリーズで、ドラキュラ伝説で知られるルーマニアでの撮影も敢行した本作。人類滅亡を図る吸血族と人類の死闘を描き出す。ドラマ「みんな!エスパーだよ!」以来の園作品出演となった夏帆さんは「もう呼んでもらえないと思っていた」と再タッグを喜ぶが、撮影はかなり過酷だったよう。「撮影当初、台本が最後まで完成してなくて、撮影しながら監督が書き進めていき、現場で生まれたものを大事にやっていきました」とふり返る。自身初の本格的なアクションにも挑戦しているが「刀もろくに持ったことがないところからのスタートで大変でした…」と明かす。満島さんは、上京直後の10代の頃に園監督のスタッフをしていたことがあり、それから年月を経て、メインキャストでの出演に感慨深げ。「18歳で沖縄から出てきて、園さんの雑用、助監督をやってたんです。一緒に脚本作りをしたり、夜な夜なパンクを聴いてたり、まだ当時は役者になるなんて考えてなかったです」と懐かしそうに述懐。本作は園監督の地元の愛知県豊橋市でも撮影が行われたが、以前、園組スタッフとして映画撮影で豊橋を訪れており、今回は俳優として凱旋したが、奇抜な役柄だったのもあって「商工会議所のおばちゃんたちがきて、あの扮装を見て『満島くん、ホントに変わっちゃったね』『芸能人だからすれて、おかしくなっちゃって』と言われて『いやいや、こういう役だから!』って言いました…」と苦笑していた。園監督は夏帆さんについて「初めてのアクションを体当たりでやってくれました。ずっと1カットの長いのも自分でやっているので注目してください」と語る。ルーマニアでの撮影では、ルーマニア語でのセリフもあったが、夏帆さんは「聞いたこともないし難しかったです。しかも、(現地に)行く4日くらい前に台本が来て…(苦笑)」と語るが、園監督は「現場に入ったら全然、問題なくて、素晴らしかった」と絶賛!一方、満島さんについては「顔がドラキュラっぽいから」と起用の理由を説明。ちょっと風変わりなキャラクターと衣装となったが「衣装合わせでドラキュラっぽい格好をすると、ハロウィン(の扮装)みたいだったので、ひと癖ある感じにしました。すごくハッチャけてくれて、見たことない感じができたと思う」とこちらも称賛していた。満島さんは、監督の言葉を逆手に(?)「今年のハロウィンで『東京ヴァンパイアホテル』の格好の人が出てきたらいいなと思ってます!」とアピールしていた。「東京ヴァンパイアホテル」はAmazon プライム・ビデオにて全9話独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日プロデューサー、DJ として活躍する大沢伸一の伝説的ソロプロジェクト「MONDO GROSSO」が、最新アルバムにボーカリストとして参加した女優の満島ひかりと共に6月16日(金)今夜放送されるテレビ朝日系「ミュージックステーション」に初出演する。「MONDO GROSSO」はバンドとして93年にメジャーデビュー。クラブミュージック主体のサウンドが話題になり00年にはbirdをフィーチャリングした全日空のキャンペーンソング「Life feat.bird」を大ヒットさせたほか、2002年日韓ワールドカップのインターナショナル公式アルバムに楽曲提供するなど世界的に高い評価を受けた。長らく活動を休止していたが今年4月にシングル「ラビリンス」をリリースして活動を再開。6月7日に発売したニューアルバム「何度でも新しく生まれる」は6月19日付オリコン週間アルバムランキングで8位を記録し、2003年6月発売のアルバム「NEXT WAVE」の10位という記録を抜いて自己最高位かつ14年振りのTOP10入りを果たした。ニューアルバムにも収録されている「ラビリンス」は90年代に「Folder5」として歌手デビュー、その後女優へと活動の場をシフトし園子温監督の『愛のむきだし』で注目されると、その後ドラマ「Woman」や「ごめんね青春!」など数々の作品で独自の魅力を発揮。昨年放送された「トットてれび」で黒柳徹子役を演じたことも話題となったほか、今年1月から放送された「カルテット」も好評だった満島さんをボーカリストに迎えた楽曲。YouTubeでMVが公開されるとわずか3日で100万回再生を超え、その勢いがいまなお止まらない話題曲。それだけに今回の大沢さんと満島さんによる「Mステ」出演は各界の注目の的になっている様子で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待が高まる。今夜はそのほか、岡崎体育、「関ジャニ∞」、「GENERATIONS」、「Dungeon Monsters」、水谷千重子&春澪も出演する。「ミュージックステーション」は6月16日(金)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2017年06月16日女優・満島ひかりや「乃木坂46」の齋藤飛鳥らがボーカルを務め話題を集めた大沢伸一のプロジェクト 「MONDO GROSSO」の新作アルバム「何度でも新しく生まれる」。6月7日(水)にリリースされる本アルバムにあわせ満島さんが歌う「ラビリンス」のミュージックビデオが公開。映像では満島さんが、香港を舞台に哀愁と情熱のダンスを披露していることが分かった。プロデューサー、DJとして活躍する大沢伸一のソロプロジェクト「MONDO GROSSO」。「MONDO GROSSO」史上初となる “全編日本語ボーカルもの”となった14年ぶりの新作アルバムには、満島さんや齋藤さんほか、UA、やくしまるえつこなどが参加している。今回、満島さんが歌う「ラビリンス」の舞台に選ばれたのは香港。古きと新しき、そして様々な文化が混沌と入り交じる、まさに “ラビリンス”な地に、満島さんが迷い込み、音楽を泳ぐ様に“ダンス”で表現している。振付、ダンスの監修には、2017年度アカデミー賞最多受賞作となった大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』の振付補を務め、キャストとしても出演していた世界的ダンサー、ジリアン・メイヤーズ。海を超えたコラボレーションが実現した。作曲した大沢さんは「『ラビリンス』のMV完成を見届けて、もはや自分の楽曲という感覚はほぼ無く、それは哀愁と混沌と情熱を兼ね備えた美しい映像とただ共存していた」とコメント。時にエモーショナルに、様々な表情を見せながら踊る、“アーティスト” 満島さんのパフォーマンスに注目してみて。MONDO GROSSO 6thアルバム「何度でも新しく生まれる」は6月7日(水)よりリリース(デジタルリリースは6月6日)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月06日現在放送中のドラマ「僕、運命の人です」。本作に登場する満島真之介さん演じる定岡光圀がいま、大きな注目を集めているのをご存知ですか?以前のドラマであれば、主人公のライバルとして登場するキャラクターはどちらかと言うと“恋の邪魔をする”悪役要素を含んでいましたが、昨今このポジションに立つ男性キャラクターに対し「見ていて甲乙付けがたい」「私がヒロインなら彼を選ぶだろう」と視聴者人気が高まってきているのです。また同時に、このような役柄を演じた俳優さんはその後ブレイク必須という伝説も…。そこで今日は、毎クール全作品をチェックしているドラマニアな筆者が徹底解析!主人公の恋路に深く関わる二番手男性キャラクターの魅力について、考察していきましょう。■主人公より“本命”に近い!?魅力溢れる花沢類ポジション最初は紳士的で良い人なのに、時間が経つにつれて嫉妬に狂い、主人公たちの恋路を邪魔してしまう――昔であれば、このような二番手キャラクターは最後「自業自得」「ひどいことをしたんだから、フラれて当然」とすんなり負けていましたよね!しかしながら昨今、私の記憶では恐らく「花より男子」の小栗旬さん辺りからなのですが、恋路の邪魔をすると思いきや、損な役回りを買って出て二人の恋を応援するという“縁の下の力持ち”ポジションを確立。猪突猛進な主人公を優しく見守るお兄さん的立場で、視聴者に「もしあのとき、違う道を選んでいたら…」と別のエンディングを妄想させる余地を残す傾向にあります。以降、代表的な例を挙げるとするなら「プロポーズ大作戦」「ラスト・シンデレラ」の藤木直人さんや「今日、会社休みます」の玉木宏さんなど人気俳優の皆さんが、実はめちゃくちゃイケているのにフラれてしまうという切ない二番手キャラクターを演じてきました。いずれの作品も最終回放送の後、結末に大きな反響を呼んだ話題作と言えます。■スピンオフが見たくなる、注目のキャラクターへと進化また昨今、このような役どころが名バイプレイヤーへの登竜門ではないかという声もちらほら。具体的には、「せいせいするほど、愛してる」の中村蒼さん、「逃げるは恥だが役に立つ」の大谷亮平さん、「突然ですが、明日結婚します」の山崎育三郎さんが3クール連続で世の女性たちのハートを鷲掴みにしています。素直に恋心を伝えることのできない主人公とは対照的に、ヒロインへのアピールはストレート。女性なら誰もが一度は言われてみたい胸キュンワードを炸裂しているはずなのに…最後の最後、なぜかヒロインの背中を見送ってしまうちょっぴり損な役どころを演じています。そして、この道の最前線を歩いているのが「僕、運命の人です」の満島真之介さんです。人生最大のモテ期に突入しているという設定で、道行く全ての女性が振り返るパーフェクトイケメンを好演。物語の序盤、欠点の無さ具合に「絶対裏がある!」と深読みしていたのですが…なんと、根っからの良い人でした(笑)。ヒロインにフラれて以降、きっぱりさっぱりと諦め、主人公の恋を全力で応援――やや風変りな性格も癖になる!?あまりの爽やかさに、つい心惹かれてしまう方も多いのではないでしょうか。まさにそんなプラスの裏切りが、病み付きの鍵を握っているのかもしれませんね。今後の彼の動向から目が離せないと言えるでしょう。以上、いかがでしたか?ドラマのメインストーリーには関わらずとも気になってしまう二番手男性キャラクター、是非最後までチェックしてみてください。(text:Yuki Watanabe)
2017年05月24日夏帆と満島真之介が共演する、園子温監督初の完全オリジナル脚本ドラマ「東京ヴァンパイアホテル」。この度、本作の新たなキャストとして中川翔子、斎藤工、松井玲奈の出演が決定。また主題歌にはMIYAVIの「Bumps in The Night」に決定し、この楽曲を使用した本予告編も到着した。22歳の誕生日を迎えるマナミ(冨手麻妙)。彼女を付けねらう謎の吸血鬼たちから、強大な力を持つK(夏帆)は彼女を怒涛の戦いの中で救おうとする。吸血族から狙われるマナミ、そして不思議な力を持つKはいったい何者なのか。物語は怒涛のアクションと銃撃戦で幕を開ける。その日、若い男女ばかりがホテル・レクイエムに招待される。山田(満島真之介)という謎の男と、奇怪な女帝(安達祐実)とエリザベート・バートリ(神楽坂恵)がこのどぎつく美しい宮殿のようなホテルに住み、ホテルを取り仕切っている。招待された人々は、ホテル内で山田が主催する全国合コン大会に参加する若い男女たちだ。突如山田が明日世界は滅び、このホテル内にいる人間だけが助かる道が残されていると宣言をする。どよめく人々。信じられない人々。「ここにいる者たちが生き残る!我々の餌となって!」ホテルの下には広大な地下空間が広がり、人間はそこで愛を営み、人類を繁栄させ、女帝と山田ら吸血鬼コルビン族から永遠に食らわれ続けるしか存続の道がないのだという。集められた若者一同は、完璧なシェルターであるホテルで地球と人類が滅亡するのを目の当たりにする。ホテルの外は死の灰で覆われた。絶望する者、ホテルの外へ出ようとする者、コルビン族の支配を覆そうとする者。そして、その支配に甘んじる者。そこへ、マナミを奪取しようとするKがコルビン族を滅亡させるべく乗り込んでくる。かくして、人類そして吸血鬼たちの存亡をかけた戦いが始まる。人類は生き残り続けることができるのか。マナミは何故コルビン族とドラキュラ族から狙われるのか?そしてKの運命は――。「東京ヴァンパイアホテル」は、地球と人類の滅亡を図る吸血族と、人類の戦いが描かれるドラマシリーズ。激しいアクションパートのほか、シリアスから洒脱な演出まで園監督の全てが込められている。主演は本作が初の本格アクションとなる夏帆さん、そして満島さん、冨手麻妙、安達祐実、神楽坂恵ら実力派キャスト陣が集結。また撮影は日本のほか、ヴァンパイアの故郷ルーマニア・トランシルヴァニア地方の古代の地下道や、ドラキュラ伝説にまつわる城、地下の広大な空間サリーナ・トゥルダなどでロケが敢行されており、壮大なスケール感が期待できそう。今回新たに出演が発表されたのは、冨手さん演じるマナミの彼氏役の斎藤さん、ギガ役の中川さん、怪しい女役の松井さん。さらに大方斐紗子、吹越満、筒井真理子、高月彩良、IVAN、渋川清彦がゲスト出演することが明かされた。斎藤さんは、「園さんには兼ねてからヴァンパイアの歴史だったり一般解釈とは違った根深い闇の世界の話しを伺っていた。そしてそれらは我々の住む現代と地続きでもあると言うことも誰もが超えられなかった“その垣根”を本作にて園さんはついには超えてしまうのだなとゾクゾクしながら参加させて頂いた」とコメント。『TOKYO TRIBE』『ラブ&ピース』に続く園監督作品となる中川さんは、「ずっとやってみたいと思っていた“殺人鬼”を演じることができて、最高に気持ち良かったです。いままで見たことない衝撃的な私の姿を、ぜひたくさんの方々に見て欲しいです」と出演した喜びを語り、松井さんは「作品の全体に怪しさや緊迫感が漂っていますが、そんな中私は撮影当日に手渡された謎の献立表のメニューを覚えることに必死でした。不気味な役どころに注目していただけたらと思います」とメッセージを寄せた。また主題歌「Bumps in The Night」が流れる予告編では、中川さん演じるギガが店内で銃を乱射する姿や、若者たちがホテルに集められる様子、激しいアクションが繰り広げられるシーンなどが映し出されている。「東京ヴァンパイアホテル」は6月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信(全9話)。(cinemacafe.net)
2017年05月23日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人が司会を務め、多彩なゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の5月20日(土)放送回に、俳優の満島真之介が出演する。満島さんは番組の人気企画「隠れ家ARASHI」のゲストとして登場。この企画は毎回嵐のメンバーが交代で店主を務める選ばれた人間だけ入店できるバーで、ゲストとトークや企画を行なうというもので、最後にゲストが書く“今日の一言”のサインも注目ポイントだ。今回は超ハイテンション男である満島さんが人見知りの大野さんに「すぐに仲良くなれる方法」を伝授するというのだが…果たして2人のトークはどんな展開を見せるのか!?またお笑いコンビ「さまぁ~ず」が番組初出演。大竹一樹が恐妻家伝説を告白するほか、さらに話題の牛カツ、鶏の半身揚げ、ジューシー油揚げ、人気揚げピザ、洋食メンチカツ、サクサク天丼など人気行列店が続々登場する「絶品揚げ物デスマッチ」も行なわれる。そして相葉さんが世界一に輝いた男子チアチームに入門する企画も。今夜も様々な企画目白押しでお送りする「嵐にしやがれ」をお楽しみに。今回「隠れ家ARASHI」のゲストで登場した満島さんだが、「嵐にしやがれ」に続いてオンエアされるドラマ「ボク、運命の人です。」に出演中。亀梨和也と山下智久が「野ブタ。をプロデュース」以来12年ぶりに共演、「亀と山P」として主題歌「背中越しのチャンス」も歌っている同作。亀梨さんが恋愛に運がない主人公・正木誠を、木村文乃が誠の“運命の人”であるヒロイン・湖月晴子を、山下さんが“神様”である「謎の男」役を演じ、満島さんは晴子の同級生で商社マンの定岡光圀役で出演。今夜放送の第6話では、謎の男が誠に晴子を自宅に呼ぶことを提案。女性を引っ張る男らしさが誠には足りないと主張する謎の男は、亭主関白の夫が「メシ、フロ」と要求をするように晴子との会話を4文字以内でこなすことを命じる。一方、誠の部屋を訪れた関原(大倉孝二)の仕業で誠が同棲しているのではという疑惑が生まれ、傷つく晴子だが騒動の最後の最後に、まだ見ぬ運命の軌跡が二人を待ち受けていた…というストーリーが展開。満島さんがゲストの「嵐にしやがれ」は5月20日(土)今夜21時~、「ボク、運命の人です。」は22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月20日5月17日(現地時間)より開催される「第70回カンヌ国際映画祭」のある視点部門への正式出品が決定している、黒沢清監督最新作『散歩する侵略者』。この度、本作の追加キャストとして、前田敦子、満島真之介、「アンジャッシュ」の児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史の出演が明らかになった。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは――?本作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」の映画化。長澤まさみと松田龍平が夫婦役で出演するほか、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里らが出演。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイディアを基に、日常が異変に巻き込まれていく世界を描いている。そして今回、すでに発表されている5人のキャストに加え、新たに追加キャストが決定。物語が動きだすきっかけとなる長澤さん演じる鳴海の妹・明日美役には、『苦役列車』『さよなら歌舞伎町』『イニシエーション・ラブ』ほか数々の出演作で女優としての真価を見せる前田さん。松田さん演じる真治が散歩中に出会う引きこもりの青年・丸尾役に、映画やテレビドラマ、舞台と活躍の場を広げ、『無限の住人』『忍びの国』など話題作への出演が続く若手実力派俳優の満島さん。物語のキーパーソンとなる医者役に『トウキョウソナタ』『リアル~完全なる首長竜の日~』などに出演し、黒沢監督が全幅の信頼を寄せる小泉さん。さらに、町で起こる一家惨殺事件を捜査する刑事・車田役に児嶋さん、鳴海の取引先の会社社長・鈴木役に光石さん、真治が出会う牧師役に東出さん、役人を名乗り加瀬夫妻や桜井たちの前に出没する謎の男・品川役に笹野さんが扮する。今回の豪華キャストの参加に黒沢監督は、「正直こんなに集まってくれると思わなかったので、感激しました。そのシーンそのシーンできっちり見せ場を作ってくれているので、その人たちがどんな目に遭っていくのかというのを観るのもこの映画の楽しみの一つ」と話している。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年05月11日満島ひかりが『夏の終り』以来、4年ぶりに単独主演を務める『海辺の生と死』。作家・島尾敏雄の私小説「死の棘」のモデルにもなった若き日の妻・ミホとの愛を、満島さんと永山絢斗の共演で描く本作から、待望の予告編が解禁となった。傑作「死の棘」を世に放った小説家・島尾敏雄と、その妻、島尾ミホ。時は、太平洋戦争末期、2人が出会ったのは自然と神と人とが共存し、圧倒的な生命力をたたえる奄美群島・加計呂麻島。男はじりじりと特攻艇の出撃命令を待ち、女はただどこまでも一緒にいたいと願った。たとえ、それが死を意味するとしても――。後年、互いに小説家である2人がそれぞれ執筆した鮮烈な出会いと恋の物語を原作に、実際に加計呂麻島でのオールロケを敢行し、完全映画化を果たした本作。ミホをモデルにしたヒロイン・大平トエを演じるのは、映画『愚行録』やドラマ「カルテット」での好演も記憶に新しい満島さん。また、敏雄をモデルにしたトエの恋人の朔(さく)中尉を演じるのは、先のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインの夫役を演じた永山さん。今回の予告編では、この2人の出会いとともに、戦時下ではありながらもお互いに惹かれあう恋の切なさ、特攻命令による“別れ”の予感を感じさせている。奄美の深い緑の森で初めて言葉を交わす2人、愛を伝えあう波音が激しく響く浜辺など、思わず引き込まれる映像に加え、豊かな音で抑揚を聞かせる満島さんの奄美言葉は、懐かしさや温かさにあふれた不思議な感覚をもたらしている。さらに注目すべきは、映画本編でも特に印象的な満島さんが歌う奄美島唄。島の娘であるトエと、本州(内地)からやってきた若い将校・朔との恋は、奄美に古くから伝わる、“内地の男との恋は必ず女に涙をもたらす”という悲しい島唄の世界そのもの。2人を待ち受けるはかなくも美しい運命を、満島さん演じるトエが歌う島唄が切なく彩っている。戦争という非常時のもと、どうしようもなく惹かれあう2人の恋の始まりの日々を綴じ込めた本作。奄美の海辺で想いを寄せ合う2人の恋を、ここから確かめてみて。『海辺の生と死』は7月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
2017年05月09日女優・満島ひかりが、先日よりが完全復活を遂げることで話題となっている「MONDO GROSSO」の新曲「ラビリンス」で、ボーカリストを務めていたことが明らかになった。また、「ラビリンス」も収録された「MONDO GROSSO」14年ぶりの新作アルバム「何度でも新しく生まれる」が、6月7日(水)よりリリースされることも決定した。プロデューサー、DJとして活躍する大沢伸一のソロプロジェクト「MONDO GROSSO」。1993年にACID JAZZバンドのリーダー兼ベーシストとしてデビューしその名を世界に実力を轟かせ、バンド解散後も大沢さんのソロプロジェクトとして、その時代により音楽性を大胆に変容させながら、「LIFE feat. bird」や「Everything Needs Love feat. BoA」など多くの名曲を輩出してきた。そしてリリースが決定した待望の新作は、「MONDO GROSSO」史上初となる “全編日本語ボーカルもの”となっているそうで、今回参加ボーカリスト第1弾が3人発表!まず、そのうちの一人が満島さん。出演ドラマ「カルテット」で、松たか子らと「Doughnuts Hole」として、椎名林檎の書き下ろし楽曲「おとなの掟」で歌唱したのが話題にもなった彼女が歌唱するのは、アルバムリリースに先駆け、4月22日(土)に完全限定生産12inchアナログをリリースし、本日28日(金)に先行配信もスタートした「ラビリンス」。作詞は「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中敦が手掛けており、YouTubeにてリリックビデオも公開されている。さらにアルバムには、大沢さんのトータルプロデュースで1999年にデビュー、その歌声とサウンドは当時日本中を圧巻し、1stアルバムは85万枚を超えるヒットを作り上げ、「MONDO GROSSO」最大のヒットである「LIFE」から17年ぶりのコラボレーションとなるbirdが歌う「TIME」。フェンダーローズのプレイヤーとして、その音色に数多くのファンを持つINO hidefumiが歌唱し、元「THE BOOM」の宮沢和史が作詞した「迷子のアストゥルナウタ」が収録されている。MONDO GROSSO 6th ALBUM 「何度でも新しく生まれる」は6月7日(水)よりリリース。MONDO GROSSO「ラビリンス」は4月28日(金)よりiTunesほかにてデジタル先行配信。(cinemacafe.net)
2017年04月28日『愛のむきだし』『ヒミズ』『新宿スワン』シリーズなどを手掛ける、園子温監督初の完全オリジナル脚本ドラマ「東京ヴァンパイアホテル」が、夏帆と満島真之介共演で6月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信されることが決定。本作は、地球と人類の滅亡を図る吸血族と人類の戦いが描かれ、激しいアクションパートのほか、シリアスから洒脱な演出まで園監督の全てが込められている。22歳の誕生日を迎えるマナミ(冨手麻妙)。彼女をつけ狙う謎の吸血鬼たちから、強力な力を持つK(夏帆)は彼女を怒涛の戦いの中で救おうとする。吸血族から狙われるマナミ、そして不思議な力を持つKは一体何者なのか?物語は怒涛のアクションと銃撃戦で幕を開ける…。その日、若い男女ばかりがホテル・レクイエムに招待される。山田(満島真之介)という謎の男と、奇怪な女帝(安達祐実)とエリザベス・バートリ(神楽坂恵)が、このどぎつく美しい宮殿のようなホテルに住み、ホテルを取り仕切っている。招待された人々は、ホテル内で山田が主宰する全国合コン大会に参加する若い男女たちだ。突如、山田が明日世界は滅び、このホテル内に居る人間だけが助かる道が残されていると宣言。「ここにいる者たちが生き残る!我々の餌となって!」ホテルの下には広大な地下空間が広がり、人間はそこで愛を営み、人類を繁栄させ、女帝と山田ら吸血鬼コルビン族から永遠に食らわれ続けるしか存続の道がないのだという。集められた若者一同は、完璧なシェルターであるホテルで地球と人類が滅亡するのを目の当たりにする。ホテルの外は死の灰で覆われた。絶望する者、ホテルの外へ出ようとする者、コルビン族の支配を覆そうとする者、そしてその支配に甘んじる者。そこへマナミを奪取しようとするKが、コルビン族を滅亡させるべく乗り込んでくる。かくして、人類そして吸血鬼たちの存在をかけた戦いが始まる。人類は生き残り続けることができるのか。マナミはなぜコルビン族とドラキュラ族から狙われるのか?そして、Kの運命は――。園監督が総監督・脚本を務める「東京ヴァンパイアホテル」は、Amazonプライム・ビデオの新たな日本オリジナル番組。主演を務めるのは、『砂時計』『海街diary』などに出演する演技派女優の夏帆さん。不思議な力を持つK役で、初の本格アクションに挑戦!そして、近年アニメーション作品で声の演技も高く評価され、各方面で活躍を見せる満島さんが“謎の男”山田役を演じる。夏帆さんは、「園さんのアイディアで変わっていく現場に食らいついていくのに必死で、毎日混乱状態。驚きの連続でした。こんな現場はいままで経験したことがありません」と撮影をふり返り、「ドラマ、映画の枠を超え、いまだかつて誰もみたことのない、衝撃的な作品が出来上がったと思います」とコメント。満島さんは、「“園子温×ヴァンパイア”このワードで興奮しないわけがありませんでした。いままでのヴァンパイア作品からは想像がつかないような園ワールドを、思う存分感じてほしいです」と期待を煽る。さらに、以前からオリジナルのヴァンパイア映画を作りたいと考えていたという園監督は、「念願が叶って今回アマゾンさんでオリジナルドラマが制作できることとなり、私としては映画を作るのだというマインドで挑みました。いままでのどんな長編映画にもテレビドラマにもなかったものが出来上がったと自負していますので、お楽しみいただければと思います」と自信を見せている。夏帆さんと満島さんのほかにも、新人発掘の名手、園監督が育て上げる注目女優・冨手麻妙、2役の怪役を演じきる安達祐実、園監督夫人であり常連の神楽坂恵ら実力派キャスト陣が脇を固める。本作の撮影は、日本では日活撮影所にて3ステージをベースとして撮影されたほか、ヴァンパイアの故郷ルーマニア・トランシルヴァニア地方の古代の地下道や、ドラキュラ伝説にまつわる城、地下の広大な空間サリーナ・トゥルダなどでロケが敢行された。「東京ヴァンパイアホテル」は6月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信(全9話)。(cinemacafe.net)
2017年04月23日いままでにない側面から“太平洋戦争”を描いていく、織田梨沙主演映画『STAR SAND ─星砂物語─』が、4月20日(木)より開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の特別招待作品に決定。織田さんと、共演する沖縄出身の満島真之介から喜びのコメントが到着した。1945年の沖縄。戦火から遠く離れた小島に渡り暮らし始めた16歳の少女・洋海(織田梨沙)は、洞窟で日本軍とアメリカ軍からの脱走兵、隆康(満島真之介)とボブ(ブランドン・マクレランド)に出会う。隆康とボブ、そして彼らの世話を焼く洋海の間には、不思議な関係が築かれてゆく。ある日、戦いで脚を負傷し、除隊を余儀なくされた隆康の兄・一(三浦貴大)が、養生のために洞窟にやって来るが、それは悲劇の幕開けだった――。2016年、東京。大学生の志保(吉岡里帆)は、卒業論文のために教授から一冊の日記を手渡される。それは、戦時中に沖縄の小島で暮らしていた少女のものだった。志保は日記を読み、そこに封印されていた過去の出来事にわれ知らず迫ってゆく…。本作は、『戦場のメリークリスマス』の助監督を務めたロジャー・パルバースが、日本の沖縄を舞台に平和への想いを込めて書いた小説を、自ら監督&脚本で映画化。ベトナム戦争に反発してアメリカを去ったパルバース監督にとって、「“戦わない”という裏切り」は生涯の主題に。そんなパルバース監督が描くのは、1945年の戦時中、戦うことを拒否した“卑怯者”の脱走兵である日本兵と米兵、そして彼らを見つめる少女の物語…。パルバース監督が、“彼女ほど演技の深さとエモーションの広さを表現する若い女優は見たことがない”と絶賛し主演に抜擢したのは、『秘密 THE TOP SECRET』のヒロイン・露口絹子役でスクリーンデビューした織田さん。彼女が少女・洋海役を演じるほか、脱走兵役に満島真之介とブランドン・マクレランド、また吉岡里帆、三浦貴大、寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子ら豪華キャストたちが顔を揃えている。太平洋戦争の激戦地の一つ、沖縄県・伊江島にて行われた本作が、撮影地である沖縄で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の特別招待作品にこのほど決定。上映は22日(土)、上映に合わせ、主演の織田さんとパルバース監督が沖縄入りする予定だ。今回の決定に織田さんは、「撮影中に監督、キャストの方々、伊江島のみなさんと、また沖縄に戻ってきたい、完成した作品を一緒に観たいとお話ししていたので、実現して本当に嬉しいです」と喜びのコメント。また満島さんは「目を閉じると、星砂を集めて目を輝かせていたあの頃が蘇ります。その白い砂を踏みしめたであろう数えきれないほどの方々といまを生きる我々をつなぐ映画が、故郷沖縄の映画祭に招待されたことこの上ない喜びです。沖縄の風を存分に感じながら、この映画の愛に触れてほしいです」とメッセージを寄せた。『STAR SAND ─星砂物語─』は6月21日(水)より沖縄・桜坂劇場にて先行公開、8月4日(金)より東京・ユーロライブほか順次公開。(cinemacafe.net)
2017年04月07日満島ひかりが『夏の終り』以来4年ぶりの単独主演を果たす映画『海辺の生と死』に、永山絢斗が追加キャストとして出演することが決定。併せて、本作が7月29日(土)に公開されることが明らかになった。昭和19年(1944年)12月、奄美カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)。国民学校教員として働く大平トエは、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長 朔中尉と出会う。朔が兵隊の教育用に本を借りたいと言ってきたことから知り合い、互いに好意を抱き合う。島の子どもたちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔にトエは惹かれていく。やがて、トエは朔と逢瀬を重ねるようになる。しかし、時の経過と共に敵襲は激しくなり、沖縄は陥落、広島に新型爆弾が落とされる。そして、ついに朔が出撃する日がやってきた。母の遺品の喪服を着て短刀を胸に抱いたトエは家を飛び出し、いつもの浜辺へと無我夢中で駆けるのだった――。本作は「死の棘」の作家・島尾敏雄と妻・ミホが、それぞれに出会いのエピソードを綴った小説「島の果て」と随筆集「海辺の生と死」が原作。2人が出会い、永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描いた「死の棘」へと続く愛の物語。島尾ミホさんをモデルとしたヒロイン・大平トエを満島さんが演じ、彼女が加計呂麻島で過ごした青春期と人生を決定づけることになった恋を、その真っ直ぐな存在感で体現している。満島さんは、「島に棲む、人間の姿をした狗神のような女が、内地から特攻艇に乗るため、島へやってきた男と鮮烈に出会いました。女は自然を愛する男に狂うほどの恋をし、男はその女の海ほど深い愛にのみこまれてゆきます。この作品は、『愛vs戦争』の話だと思います。自然の愛おしさと恐さ、現実のぬるさと心地よさ。みた人が何かに“気づく”映画、かな」と本作をふり返る。そして新たに発表された永山さんが演じるのは、トエの恋人で島尾敏雄さんをモデルとした朔中尉。連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインの夫役を演じ、お茶の間の好感を得ている永山さんが、本作では文学三昧の生活から突然特攻艇隊隊長に任ぜられた、一人の青年の生きる姿を演じる。永山さんは、「どの島とも異なる、独特な雰囲気を持つ奄美大島加計呂麻島で送った撮影の日々に、監督・共演者・スタッフ・出会うことの出来た全ての皆さん、海に・砂浜に・動物たちに・たくさんの緑に、そして島尾敏雄さん島尾ミホさんへの感謝の気持ちでいっぱいです」と撮影をふり返り、「朔という一人の男の胸の内の葛藤に、僕自身も苦しみ、心が同じように高鳴って、幸せを感じることが不思議なまでに出来ました」と撮影中は完全に役に入りきっていた様子。また「僕の中で朔という男は、いまでも軍服を着たままの姿で、壁一枚隔てたすぐ向こう側にいるように感じるのです」とコメントしている。そのほか、島で慈父(うんじゅ)と慕われるトエの父親役に大ベテランの津嘉山正種、朔中尉の部下・大坪役には『帝一の國』『あゝ、荒野』の公開が控える期待の俳優・井之脇海、自分より若い上官に鬱屈した表情を見せる兵士に『ローリング』の川瀬陽太と実力派の参加も決定した。『海辺の生と死』は7月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
2017年03月29日日テレの人気バラエティ「人生が変わる1分間の深イイ話」と「しゃべくり007」が合体した「人生が変わる1分間の深イイ話/しゃべくり007」が満島真之介をはじめ広瀬すず、真剣佑ら豪華ゲストを迎えて3月27日(月)今夜オンエアされる。満島さんは「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」パートに登場。同番組1年ぶりの登場となる満島さんは「喫茶店でのおしゃべりが好きで、相手を変えて6、7時間しゃべっている」などのエピソードを披露するほか、「ここが変だよ007」と題して本人は当たり前だと思ってやっているがほかの人から見て“変わっていること”を紹介していく企画にも挑戦する。また「しゃべくり007」パートにはドラマ「住住(すむすむ)」で共演しているバカリズムと「オードリー」若林正恭も出演。2人の女性へのアプローチ法や企画「似ていないアンケート007」では、共通点が多いと思われている2人の“似ているようで似ていない”それぞれの性格をアンケートから浮き彫りにする。一方、様々な人物に密着、その中から“深くてイイ話”を1分間のVTRで紹介するバラエティ「深イイ話」パートでは“東大卒の女性は本当に幸せなのか?”というテーマで、東大卒新人アナウンサー、東大卒ドルフィンスイマーという様々な仕事で活躍する東大出身の女性を紹介。スペシャルコメンテーターに今田耕司、司会進行に羽鳥慎一。ゲストには「チュートリアル」から徳井義実、福田充徳のほか、菊川怜、博多大吉、平井理央、光浦靖子、そして映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』に出演の広瀬すず、真剣佑を迎える。今回「しゃべくり」パートにゲストで登場した満島さんは、現在公開中の劇場アニメ『ひるね姫~知らないワタシの物語~』に声優として出演中。同作は『攻殻機動隊S.A.C.』『東のエデン』などの神山健治監督の最新作にして、神山監督が原作・脚本・監督を手がける初の劇場オリジナルアニメーション映画となる。『植物図鑑運命の恋、ひろいました』の高畑充希がヒロイン・森川ココネを演じ、その父親役には今回が声優初挑戦となる江口洋介。満島さんはココネの幼なじみ・モリオ役での出演となり、TVアニメ「僕だけがいない街」で声優として高い評価を得た彼の岡山弁での演技にも注目が集まる。「人生が変わる1分間の深イイ話/しゃべくり007」は3月27日(月)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~ 2017年3月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「チア☆ダン」製作委員会ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会
2017年03月27日●縁によってたどり着いた役者という道現在、ドラマ・映画・舞台などで幅広く活躍する俳優・満島真之介。2016年には、テレビアニメ『僕だけがいない街』で声優にも初挑戦したが、今度は映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語』(3月18日公開)で、声優として2作目に出演する。同作はアニメ『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊 S.A.C』などの作品を手がけた神山健治監督の最新作で、岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている平凡な女子高生・ココネの夢と現実がオーバーラップしながら、思いがけず知らない自分を見つける作品だ。主人公のココネの声を担当するのは女優の高畑充希。そして、満島はココネを支えるクールな幼馴染のモリオを演じた。今回は2作目となったアニメ作品への思いや、人生・役者観についての話を満島に聞いた。○新しい刺激へのワクワク感――モリオ役のオファーがきたときの心境を教えてください。去年1本、アニメの作品(『僕だけがいない街』)の声優を初めてやらせてもらって、それが素晴らしい経験になりました。役者と同じように芝居をしているんですが、自分の身体ではない形に吹き込んでいくという楽しさや不思議さがありましたね。神山監督のことはもちろん知っていましたけど、そんなにアニメについて詳しくはないので、「おもしろいところに入れるぞ」というワクワク感が一番強かったです。――『僕だけがいない街』もすごく合っていたなと思ったのですが、そのときの経験から2作目もぜひ出演したいということになったんですね。新しいことを体感するって、とても刺激があるんですよね。わからないことに飛び込むのはすごく勇気がいることだし、不安な部分や何らかのリスクはありますけど、刺激を受けたい気持ちの方が強いです。自分は、1%の不安と99%の素直さでできているなと思います。「いつどうなるかわからない」という不安も、1%はある(笑)。そうじゃないと、無秩序になってしまいますから。生きている中で1%だけ不安を持っておこう、あと99%は素直でいればなるようになる、と思って生きています。自分が素直になれば、きっと周りのみんなも素直になってくれます。○縁があって道がつながった――もともとお姉さんの満島ひかりさんが芸能界でご活躍されていたと思いますが、そういう環境で役者の仕事を続けるのに難しい点などはなかったですか?家族って、良くも悪くも絶対的なものですよね。特に兄弟って、とても面白いなと思っていて、僕にとって姉は女優・満島ひかりじゃないんですよ。もちろん世間的に見て素晴らしい女優さんだなと思いますが、直に関わる時は常に姉でしかないので、OLでも、宇宙飛行士でも、ニートでも、姉は姉なんですよね(笑)。そこを感じられれば、何も難しいことはありません。――デビュー前に日本一周などもされていて、いろいろ模索されていた時期もあったと思うのですが、なかでも役者を選んだ理由はありますか?旅中に、何か自分の体で表現をしたかったんだと思うんです。でも何を表現すればいいのかもわからないし、たまたま入らせてもらったところが役者の事務所だったので、役者をやっています(笑)。――縁があって、たどり着いたのが役者だったんですね。そうなんです!面白いもので、人が人をつないで、自分の歩いてきた道と人が歩いてきた道がクロスした瞬間だったなと思います。だから、もしかしたら出会ったのが音楽やダンスだったら、また別の道を歩んでいたかもしれません。役者としてというより、”僕としてどうか”ということしか、常に考えてないのかもしれないです。●人生における「トイレの法則」○深く考えるよりも「楽しくやりたい」――今回、モリオを演じるにあたって、心がけたことは何かありましたか?監督とも話をしまして、『ひるね姫』はすごく今の時代を象徴している作品だなと思っています。僕らの親たちの世代は、上の世代と戦いながら自分たちで物を作りあげていかなきゃいけなかったけど、僕らの世代には何でもあるんですよ。そんな時代の中で、地方都市の岡山で生きてきたモリオという男の子がどういう生き方をしてきたんだろう? と考えることがすごく楽しかったです。実写作品であれば、体や自分の中から役を持ってきたりするのですが、『ひるね姫』の場合はすでにモリオが存在しています。僕の顔は写らないので、僕が演じるというより、”僕自身”がそこにいた方がモリオというキャラクターの幅がどんどん広がっていくと思ったんです。モリオは理系の男だからこう演じる……とかではなくて、満島真之介がモリオをやっているというか。それはまた声優さんがやるのとは違うと思います。――先ほども写真撮影の際に私物などたくさん持ってきていただいたり、ポージングを考えていただいたりすごく盛り上がったんですが、作品でもどんどん提案をされるタイプですか?楽しくやりたい、というだけなんですよね。単純に自分の心がわくわくしますし、自分が楽しいとみんな楽しいでしょう。子供とかも、表現したいと考えてないけど、めちゃくちゃ楽しんでいるじゃないですか。そういうのと、近いかなと思っています。だから、提案とも思っていないんです(笑)。日々身につけているものって愛着もあるし、フィットします。そういう感覚が写真に残るようにできればいいなと常に思って、作品にも参加しているかもしれません。あんまり深く、堅苦しくは考えていないんですが。○人生はおしゃべり――アニメについてはまだ挑戦という感覚が強いとのことですが、これまでの経験で学んできて、お仕事や人生で大事にしていることはありますか?“おしゃべり”ですね! 人の言葉を聞くことと、人の人生に入り込んでいくことは大事にしています。その人にしかない人生の物語の中に、1mmでもいいから入りたいんです。『ひるね姫』という作品の中でも、ココネには夢の物語があるし、モリオにも物語があるし、たとえば1歳の子でも365日の素晴らしい物語がある。絶対にみんなに物語があるので、人の人生を聞くことって、めちゃくちゃ面白いんですよ。そこから得ているものはたくさんあります。記憶ってずっと覚えられないので、しゃべる方もきっと隠さずに話したほうがいいと思います。全部人に預けて、新たなものを入れていった方が絶対に良くて。だからやっぱり、おしゃべりが僕の1番の活力かもしれないですね。1日中、ずーっとおしゃべりしてます(笑)。――そしたら、インタビュアーなんかのお仕事も合っているかもしれないですよね。やりたいなと思っています、本当に! 『徹子の部屋』ならぬ、『僕の家』みたいな(笑)。有名な人だけじゃなくて、田舎の中学生とかも呼んで、いろいろやれたらと。「みんなこういう風に生きているんだ」って、それぞれの人生の物語を1ページだけでも覗けたらいいですよね。覗くには、ちゃんと懐に入らなければならないんですが。――そこはやっぱりコミュニケーションが必要なんですね。けっこうコミュニケーション能力について悩んでる人も多いのかなと思います。コミュニケーションって横文字で言うから難しいだけで、”おしゃべり”です! 人生、おしゃべりでできてます(笑)。自分をよく見せるために、嘘をつこうとするから辛いんですよね。僕の中では「トイレの法則」みたいなものがあって。どんなに偉い人でも、トイレ行きたい時には「トイレ行きたい」っていうじゃないですか。じゃないと、あとでもっと迷惑をかけてしまうし(笑)。それがつまり、”悩み”と一緒だと思うんですよ。トイレを我慢したら病気になってしまったりするように、悩みというのもちゃんと外に出して、どんどん循環していかないと。心も人間関係も、全部一緒だと思います。そして、『ひるね姫』も、そういうことが全部詰まっている作品です。○映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語』情報岡山県倉敷市で父親(江口洋介)と二人暮らしをしている森川ココネ(高畑充希)。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女は、ついつい居眠りばかり。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。突然父親が逮捕されたココネはおさななじみの大学生モリオ(満島真之介)を連れて東京に。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。3月18日公開。
2017年03月17日2月末の夕方。若者が多い都内繁華街のきらびやかなラブホテル街をひときわ目立つイケメンが歩いている……。マスクをしているので目元と鼻先しか見えないが、その眼力と高い鼻は俳優の満島真之介(27)!いま売出し中の若手俳優がなぜこんなホテル街に? 満島といえば女優の満島ひかりの弟で、同じ事務所に所属する姉のマネージャーだった7歳年上の女性と、2年ほど前に結婚したばかりだ。 黒のパンツに黒のパーカ、フードで頭をすっぽりくるんだ黒ずくめでまさに“完全武装”といった出で立ち。友人らしき男性と早歩きでホテル街の路地を何度も曲がり、5分ほどかけて結局、最初に見かけた場所に戻ってきた。そして、近くにある雑居ビルの一階の店舗に迷うことなく入っていった。 店をよく見ると「デリバリーヘルス」とある。デリバリーヘルスとは、ホテルなどに客から指名された女性を派遣してサービスする風俗店。調べてみると満島たちが入った店は、最高級のギャルを派遣するというのを売りにしているらしい。 店から出た満島と友人は、路地の奥にあるラブホテルに到着すると、裏口から入って行く。そして2人の後を追うかのように先ほどの店から派遣されたらしい女性が2人、今度は正面の入り口から入って行った――。 結婚わずか2年目で目撃された「ラブホ浮気」。満島の妻は目鼻立ちのはっきりした美人で、タレントや芸能関係者からも信頼の厚い、敏腕マネジャーだったという。結婚した経緯について満島は、本誌のインタビューでこう語っている。 「『どうもはじめまして』で、『うわ、この人と一生一緒にいるわ』ってそれだけです」 まさに“運命”だった妻との出会い。しかし、満島はわずか2年でその妻を裏切ってしまったのだ。満島と友人が店に入ってから約2時間後。女性たちがラブホテルから出てきて、店の方へ戻っていく。その直後、携帯電話で誰かと話しながら友人と外へ出てきた満島は、フードを目深にかぶった姿で足早に街中に消えていった。 本誌インタビューでは「誰にでも優しくしてしまう。でも、いちばん近くにいる人はおろそかにしてしまう……」とも語っていた満島。あまり度が過ぎると、取り返しのつかないことになるかも。
2017年03月07日長編小説「死の棘」で知られる島尾敏雄と、自身も作家である妻・島尾ミホ、戦後文学史に残る伝説的夫婦を題材にした映画『海辺の生と死』で、満島ひかりが主演を務めることが分かった。時は1945年、太平洋戦争末期――。奄美群島、加計呂麻島(かけろまじま)。岬に囲まれた小さな集落は戦争の影に覆われていた。ある日、海軍特攻艇の部隊を率いる朔(さく)隊長が、新たに駐屯してくる。島の子どもたちに慕われ、隊員たちと酒を飲むより島唄を習いたがる…そんな彼を眩しそうに見つめる、国民学校教師のトエ。ある日、トエは朔からの手紙を受け取る。「今夜九時ごろ浜辺に来て下さい」。トエは、胸の高鳴りを抑えられなかった。体の中に宿った狂おしいほどの愛に戸惑う女。いつまでも下されない特攻の出撃命令を待ち、無為に日々を過ごす男。敵からも見離されたような静かな島は、ゆっくりと終戦を迎えようとしていた――。「私小説の極北」と評され、戦後文学の傑作として現在も多くの読者を惹きつけている「死の棘」の作家・島尾敏雄と妻・ミホ(いずれも故人)が、それぞれに出会いのエピソードを綴った小説「島の果て」と随筆集「海辺の生と死」を原作にした本作。2人が出会い、永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描いた「死の棘」へと続く愛の物語となる。映画の舞台となるのは、透き通った青い海に囲まれ、緑濃い葉が生い茂り、圧倒的な生命力に満ちあふれる奄美群島内の加計呂間島。その美しさから“神の住む島”とも呼ばれる場所を舞台に、ミホの分身にあたる主人公トエを演じるのは、ドラマ「カルテット」が現在放送中、まもなく妻夫木聡と兄妹役を演じた『愚行録』の公開も控える満島さん。日本随一の演技力と圧倒的な存在感を併せ持つ彼女が、『夏の終り』以来、4年ぶりに単独主演を務める渾身作となる。主人公トエを演じるにあたり、満島さんは「この脚本と共に、私自身の本性を自らあばいてやろうと思いました。なんにせよ、一生抱えていかなきゃいけない作品になったと思います」と語り、並々なる気概を覗かせている。「私のルーツは奄美大島にあります」という満島さんは、沖縄育ちだが、祖母が奄美の生まれ。本作では島唄(奄美民謡)の歌唱にも挑戦し、「撮影中、楽しめたことも、できなくて悔しかったこともいっぱいあったけど、奄美のすごさを感じる日々でした」とふり返っている。劇中、満島さんが披露する島唄は、UAとの共作でも知られる奄美島唄の第一人者、朝崎郁恵が歌唱指導に当たった。満島さんのDNAに組み込まれた繊細な歌声は、奄美の美しい自然と共鳴し、観る者の心を揺さぶるに違いない。今年2017年は、島尾ミホの没後10年、島尾敏雄の生誕100年にあたる。関連書物から浮き彫りになる島尾夫婦がたどった生涯は、評論家や作家により「究極の夫婦愛」を描いたものと評され、とりわけ苛烈で劇的な人生を歩んだミホは「純粋無垢ゆえに狂気に至った聖女」と位置づけられている存在。ちなみに、傑作ノンフィクション「狂うひと―『死の棘』の妻・島尾ミホ―」を記した梯久美子が、本作の脚本の監修を務めている。この戦後文学史に残る伝説的夫婦の愛の物語でメガホンを取ったのは、安藤サクラ主演、ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』など数多くの作品のプロデューサーとして知られる越川道夫。2015年の『アレノ』に続き、本作が監督2作目となる。越川監督は、「満島さんは、島尾ミホさんをモデルにしたトエを演じ、彼女の戦時中の恋とその時代を、激しく狂おしいまでに駆け抜けていきました。ぼくたちは、島の人々を、島にしげる木々を、島の歌を、海を、満島さんが歌えばその歌声と呼び交すように鳴き始める鳥たちを愛し、彼らとともにこの映画を作りました」と語り、奄美の島で実現した本作に万感のコメントを寄せている。『海辺の生と死』は7月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月01日松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平という豪華なキャストでおくるTBS系火曜ドラマ「カルテット」の第3話が、1月31日(火)今夜放送。今回の放送では満島さん演じる世吹すずめが隠してきた過去が明らかになるという。「東京ラブストーリー」や「Mother」「最高の離婚」などこれまでいくつものヒット作を生みだしてきた坂元裕二による完全オリジナルである本作。5年ぶりの連ドラ出演となる松さんが「カルテット」の第一ヴァイオリン奏者・巻真紀(まき まき)を、満島さんがチェリストの世吹すずめを、高橋さんがヴィオラ奏者・家森諭高を、松田さんが第2ヴァイオリン奏者の別府司をそれぞれ演じ、“カルテット”として物語を奏でていく。さらに吉岡里帆が「カルテット」の4人が訪れるライブレストランの従業員で元地下アイドルの来杉有朱に、そのほか八木亜希子、富澤たけし(「サンドウィッチマン」)、Mummy-D、藤原季節、高橋源一郎、前田旺志郎、岩瀬寛子、中村優子、もたいまさこらも出演している。すずめがいつものように別荘で気ままに過ごしていると、有朱がやってきて「休みなのにデートしないのか。なぜ彼氏を作らないのか」とたずねる。「告白が苦手だ」とすずめが答えると有朱は「大人は誘惑するものだ」と語り方法をレクチャー。その後ノクターンに向かう準備をしていた4人、諭高は真紀と司が同じボーダー柄の服を着ていることに気づき、「特別な関係に見えてもいいのか」と指摘、司は急いで着替える。真紀がボーダーを着るときの条件を聞くと「昨日ボーダーを着てた人と会うとき」と諭高は持論を展開。ようやくノクターンに到着すると、そこにはボーダーを着た見知らぬ少年(前田旺志郎)が。その少年は突然「あなたのお父さん、もうすぐ亡くなります」と告げすずめは動揺する――というのが3話のストーリー。前回の2話では司の真紀に対する想いが明らかになったが、今度はすずめのいままで隠してきた過去のトラウマが明らかになる。夢が叶わなかった4人の「カルテット」が今夜奏でるのはどんな音色――!?「カルテット」第3話は1月31日(火)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年01月31日俳優の妻夫木聡と満島ひかりが1月22日(日)、兄妹役で共演する意欲作『愚行録』の完成披露試写会に出席。撮影を前に不安があったという満島さんは「メールで妻夫木さんに『でも頑張ります。愛してるよ』と送ったら、『愛してるよ』と返ってきた」と明かした。第135回直木賞の候補になった貫井徳郎氏の同名小説を映画化。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は1年前に発生し、未解決のままになっているエリートサラリーマン一家殺害事件を取材しながら、被害者一家を取り巻く羨望や嫉妬、駆け引きといった人間の“愚行”を目の当たりにする。絶望的な事件の真相を知り、極限まで追い込まれる主人公を演じた妻夫木さんは「観終った皆さんに『楽しんでいただけましたか?』と聞けるような題材ではないですが、この愚行をじっくりと味わっていただければ…」と神妙な面持ち。満島さんとは『悪人』(李相日監督)でも共演しており、「お互いにがっちりとつかまれている“何か”があるので、役作りとか考えず、その場に生きることだけを意識し、現場にいられたのはすごく救いでしたね」と全幅の信頼を寄せていた。完成披露試写会には妻夫木さんと満島さんに加えて、小出恵介、臼田あさ美、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリ、平田満、本作が長編デビューとなる石川慶監督が出席した。臼田さんは今月14日にロックバンド「OKAMOTO’S」のドラマー・オカモトレイジとの結婚を発表して以来、公の場に登場するのは初めてで、「新年早々、携帯電話を洗濯機で洗ってしまい、数日間、音信不通に(笑)。しばらく携帯のない生活を、気持ちよく過ごしました。すみません…」と自らの“愚行”をわびていた。『愚行録』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月23日俳優の松田龍平が1月9日(月・祝)、都内で行われた連続ドラマ「カルテット」舞台挨拶に登壇し、いつも通りのゆるい龍平ワールド全開に、松たか子と満島ひかりに対するクレームエピソードを披露して会場を沸かせた。この日は、高橋一生も来場した。冬の軽井沢を舞台にした本作は、偶然の出会いからカルテットを組むことになった、30代・男女4人の交流を、恋、涙、笑い、秘密、嘘を織り交ぜて描く大人のラブサスペンス。リーダー的存在の第2ヴァイオリン奏者・別府司役の松田さんは、「僕自身、リーダーはあまりやりたくないタイプなので、そういう意味では新鮮」と本役を楽しんでいる様子。しかし不満もあるようで、初めて触るヴァイオリン演奏に苦戦している中、第一ヴァイオリン担当の巻真紀役の松さんが「メキメキ腕をあげて、もう本当に引けるんじゃないかというくらい上手くなっていて、それが僕の日々のストレス。プレッシャーを与え続けられている」とクレーム発言。さらに、マイペースなチェリスト・世吹すずめ役の満島さんにもクレームが投げかけられたよう。満島さんは「私はすごく面倒くさい人なので、皆さんが優しいから頑張ってやれています。こだわりを持つし、面倒くさいし…」と自虐的に自分の性格を明かし、「『もう一回(演奏を)やりたいです』って、みんなはやりたくないかもしれないのに何回も言って…」と撮影時のエピソードを申し訳なさそうに述懐。そんな満島さんを、松さんと高橋さんは「そんなことないです」と優しくフォローするが、松田さんは「僕は一回、『(もう)芝居やりましょう』って言っちゃいました」とぶっちゃけ。満島さんも「松田さんからは『もういいんじゃない?ストイックにならなくても』と言われています…」とうなだれ、笑いを誘った。連続ドラマ「カルテット」は1月17日(火)22時~TBS系にて放送。(初回15分拡大)(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日女優の綾瀬はるかが9日、都内で行われた2017年『コカ・コーラ』新キャンペーン発表会に出席した。コカ・コーラシステムは、"ウチのコークは世界一"をテーマにしたキャンペーンを9日より実施。それに伴う新CM『ウチのコークは世界一』篇が同日から全国で放映を開始し、綾瀬はるかと満島真之介がアツアツのカップルに扮して自宅でコカ・コーラを片手に映画を見たりタブレッドでオンライン動画を楽しむという内容になっている。CMにちなみ、自身の自宅をイメージしたステージでまったりと発表会に臨んだ綾瀬。初共演となった満島について「気さくな方で撮影現場も楽しかったです。自宅で本当に撮影しているようなリラックス感があってイイ感じでした」と好印象の様子で、「一緒に映画を見ながら盛り上がるシーンがあるんですけど、監督さんが『今はアクション!』、『今はコメディ!』と設定を決めてやっていました。その時の満島さんの反応が面白かったです」と撮影時のエピソードを披露。同CMではベッドの上で同じグラスを1つのストローで2人が飲むというシーンもあるが、「初体験でしたね(笑)。なかなかストロー1本で一緒に飲む機会がないので、結構お互い恥ずかしくて照れながらやっていました」と赤面した。この日披露した書き初めにも「家」と書くなど、綾瀬は休日に自宅で過ごすことが多いという。「家は割とシンプルですね。なるべく物を置かないように心がけています。休日は映画もよく見ますし撮り溜めていたビデオや本を読んだり掃除をしたりゴロゴロしていますよ」と明かしていたが、自身が出演した作品は「1回目のオンエアは見ますが、改めて見たりはあまりないです。(自分の中では)終わったことになっています」と過去は振り返らない主義のようだった。
2017年01月09日高畑充希を始め、満島真之介、江口洋介ら豪華俳優陣が声優を務める映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。この度、2016年大河ドラマ出演で俳優としても注目を集めた声優・高木渉の出演が明らかになった。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なこと、それは「昼寝」。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るように。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった――。本作は、「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」を手掛けた神山健治監督が贈る“ワタシ”と“夢”の物語。キャストには、主人公・森川ココネ役に高畑さん、ココネの父親・モモタロー役に声優初挑戦の江口さん、ココネの幼なじみ・モリオ役に満島さんほか古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華俳優陣、ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイ役に声優・釘宮理恵出演している。「名探偵コナン」(小嶋元太役&高木刑事役)、「ゲゲゲの鬼太郎」(ねずみ男役)などアニメ作品はもちろん、ジャック・ブラックやショーン・ウィリアム・スコットなどの吹き替えを多く担当し、芸歴は28年、出演作はなんと300本以上というベテラン声優の高木さん。今年は大河ドラマ「真田丸」で実写ドラマに初出演し、一躍話題の人となった高木さんが、今回本作では江口さん演じるモモタローの悪友・佐渡役を演じる。アフレコをとても楽しみにしていたと話す高木さんは、「森川モモタローの幼なじみであり悪友の佐渡ということで、薙田役の前野朋哉さんとともに赤ン坊のころからココネのことを知っている近所のオジサンという気持ちで、親しみを込めて演じさせていただきました」と収録をふり返り、「モリオと一緒にどんな発見をする旅になるのか、僕も完成品を劇場で観るのを楽しみにしています。僕が喋る岡山弁も楽しみにしてくださいね」と岡山弁を披露することも明かした。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月04日TBSは火曜ドラマ「カルテット」を2017年1月より放送することを発表した。主演は松たか子、共演には満島ひかり、高橋一生、松田龍平。ある日、4人は“偶然”出会った。女ふたり、男ふたり、全員30代。4人は、夢が叶わなかった人たちである。人生のピークに辿り着くことなく、ゆるやかな下り坂の前で立ち止まっている者たちでもある。彼らはカルテットを組み、軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた――。本作は、「Mother」(日本テレビ)、「最高の離婚」(フジテレビ)、「Woman」(日本テレビ)など、数々のヒット作を手がけた坂元裕二氏の完全オリジナル脚本。冬の軽井沢を舞台に巻き起こる大人のラブストーリーとヒューマンサスペンスを描く。主人公の巻真紀(まき まき)を演じるのは、日曜劇場「運命の人」(TBS)以来、実に5年ぶりの連続ドラマ出演となる松さん。カルテットの中で第一ヴァイオリンを担当している真紀は、家庭があるため普段は都内で生活し、週末だけ演奏のために軽井沢に通っている。極端なネガティブ思考で自ら主張することは少なく、ほかのメンバーたちより一歩引いた存在。しかし、時に核心に触れる発言をするなど、とらえどころのない人物。また、チェリスト・世吹すずめ(せぶき すずめ)役には、満島さん。すずめは、無職のため司の祖父が所有する軽井沢の別荘に住みついている。基本的に寝て過ごしていることが多いが、ひとたびチェロを手に取ると人が変わる。常にマイペースでのんびりしているが、カルテットに加わったのにはある目的があり…。さらに、ヴィオラ奏者・家森諭高(いえもり ゆたか)役に映画『シン・ゴジラ』での好演も記憶に新しい高橋さん。諭高は、妙に理屈っぽく、自己のこだわり満載の一風変わったキャラクター。そして、真紀と同じくヴァイオリン担当の第2ヴァイオリン奏者・別府司(べっぷ つかさ)役に、現在公開中の主演映画『ぼくのおじさん』をはじめ、数々の映画やドラマに出演する松田さん。松田さんがTBSドラマに出演するのはこれが初のこと。音楽一家に生まれ、ドーナツ会社に勤めながらヴァイオリンを弾いている司。4人の中で唯一、冷静にほかの人物とコミュニケーションを取ることができるリーダー的な存在。カルテットの活動の拠点として祖父が所有する別荘を提供する。一見、何不自由ない生活を送っているように見える司にも、誰にも言えない秘密があった・・・。以下、キャストコメント。■松たか子コメントラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス・・・、と繰り返しつぶやいていると、何だかにやにやしてしまう、若干自覚のない私ですが、こんなに魅力的なスタッフ・キャストとこの冬を過ごせるのが、本当に楽しみです。頑張ります! 是非ご覧くださいませ。■満島ひかりコメントプロデューサーの佐野さんが「いつか坂元さんの脚本で一緒にドラマを作るのが夢です」と語ってくれたのは4年ほど前のこと。松さんとのタイミングを合わせて、松田さんや高橋さんがやってきて、楽しくなりそうだワクワクするなと思っていたら、“弦楽四重奏”ですとっ!私はチェロ弾きの役ですが、正直大変です。あと3年は練習したいし、どんなことになるのか未知です。ですが、ドラマを見た方が何だか癒される作品になるといいなと思います。だいすきな坂元さんの脚本と面白い先輩たちに囲まれて、始まる前の今がいちばん幸せかもしれません。■高橋一生コメントオファーをいただいたときは「やったー!」という思いでした。僕が演じる諭高という役は、一般的に言うといわゆる変わった男なのですが、彼の中にルールがあって、そのルールに沿っているだけ。「変人なんだ」というカテゴリーには飛ばないように演じようと思います。なによりせっかくこのような4人が集ったので、変に頭の中で役作りをせず、みなさんの出方や現場の雰囲気を見て役に入り込んでいければなと思います。台本を読み、人間というのはかくも滑稽で、かくも愛しいんだなというのを非常に感じました。画面を通して、「人間ってとても愛すべき存在なんだ」とみなさんに思っていただけるとうれしいです。■松田龍平コメントちょっと変わった3人と弦楽四重奏をはじめることになりました。何かと秘密がありそうな4人が、これからどんなカルテットになって行くのか楽しみです。ヴァイオリンは初めてなので頑張ります。美しい冬の軽井沢を舞台に、軽妙なやりとりにクスッと笑い、予期せぬ展開にハラハラしながらも人生の真実に触れて驚かされる…。4人の実力派俳優陣と、人間ドラマの名手である脚本家・坂元裕二による豪華コラボレーションの本作。放送を楽しみに待ちたい。火曜ドラマ「カルテット」は2017年1月より毎週火曜午後10時~TBS系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月30日女優・高畑充希が主人公の声を担当する映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。この度、本作のキービジュアルが解禁された。岡山県倉敷市で父親と2人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なこと、それは「昼寝」。そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。進路のこと、友達のこと、家族のこと…考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかりもいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった――。本作は、「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」の神山健治監督が贈る、“ワタシ”と“夢”の物語。いまより少し先の未来を舞台に、夢とリアルをスリリングに行き来するロードムービーに仕上がっている。高畑さんが物語の主人公で女子高生のココネ役を演じるほか、ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイ役に釘宮理恵、ココネの父親役で江口洋介、そのほか満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹ら豪華キャストが集結。高畑さん、江口さん、満島さんの“岡山弁”での演技にも注目だ。そしてこのほど到着したキービジュアルは、すでに公開されている幸せそうに眠るヒロイン・ココネをとらえた、温和な雰囲気のビジュアルから一転、何かを発見し驚くココネの姿と周囲に広がる岡山県倉敷市の風景が描かれている。そこで最も特徴的なのは、ココネの足元の水たまりに表現された鏡写しの世界。ぬいぐるみのジョイは生命を宿し、バイクはロボットの「ハーツ」に変形、倉敷の風景は異形の怪物が立つファンタジックな世界へ、そしてココネは髑髏をあしらったジャケットを着た少女の姿となっている。実はこれは、ココネが見る夢の世界を表現したもの。果たしてココネはどんな夢をみて、髑髏ジャケットの少女はどんな活躍をみせるのか?ますます本編が気になるビジュアルとなっている。また、11月26日(土)より本作の劇場前売券が販売開始。特典は2つのキービジュアルとココネが描かれた特製クリアファイル。2種類どちらか選択できるようになっている。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月17日高畑充希が主演するアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、本作の新たなキャストとして、声優・釘宮理恵の参加が決定した。「最近、同じ夢ばっかり見る」――。一日中、眠くて眠くて、家でも学校でもつい居眠りしてしまう女子高生の森川ココネ。2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、彼女の家族に事件が起きる。父親のモモタローが、逮捕されてしまったのだ。その謎を解くカギは、彼女が眠るたびにみる、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあるようで…!?「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや「東のエデン」、「精霊の守り人」などでヒット作を連発してきたアニメーション監督・神山健治監督が描く本作は、主人公の見る夢と現実がリンクするスリリングな展開と、そこで明かされる知られざる家族の秘話、神山監督らしいギミックたっぷりの演出で、普遍的な家族の絆と夢を通して自分を見つけ出すひとりの少女の物語を描く。キャストには、主人公・森川ココネ役の高畑さんを始め、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介ら豪華キャストが集結。そして今回この中に新たに、「鋼の錬金術師」のアルフォンス・エルリック役や「灼眼のシャナ」のシャナ役、「銀魂」の神楽役で知られる声優の釘宮さんの参加が決定。本作で釘宮さんが演じるのは、ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイ。柴犬をモチーフにデザインされたジョイは、ポスターではココネの胸に抱かれるぬいぐるみだが、特報映像では意思を持って動いているカットも描かれている。物語では非常に重要なキャラクターだそうで、一体どんな活躍を見せるのか気になるばかりだ。釘宮さんは今回が神山作品初参加ということで、「とても嬉しかったです。どんな作品になるのか、わくわくしました」と喜び、今回演じる“ジョイ”については「ひとつひとつのアクションが大変可愛らしいのに、ハートはしっかり男の子っぽくナイト然としていて、そのギャップにキュンとします」とコメントを寄せた。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月11日女優・高畑充希が主人公の声をあてるアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、新たに江口洋介、満島真之介、高橋英樹らの出演が決定。併せてアフレコを終えたキャストたちのコメントも到着した。「最近、同じ夢ばっかり見る」――。一日中、眠くて眠くて、家でも学校でもつい居眠りしてしまう女子高生の森川ココネ。2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、彼女の家族に事件が起きる。父親のモモタローが逮捕されてしまったのだ。その謎を解くカギは、彼女が眠るたびにみる、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあるようで…。本作は、「東のエデン」「精霊の守り人」「攻殻機動隊S.A.C.」など、重厚な世界設定を駆使して人間ドラマを描いてきた神山健治監督が描く感動アニメーション映画。すでに主人公・森川ココネ役に高畑さんが決定しているが、今回ココネの父親・モモタロー役に声優初挑戦となる江口さん、ココネの幼なじみ・モリオ役に、TVアニメ「僕だけがいない街」の好演で声優として高い評価を得た満島さんが、いずれも映画の舞台となる岡山の方言での演技に挑戦。大阪生まれの高畑さんは、岡山弁のセリフは難しいかったと話し、「劇中に、ハーツというキャラクターが出てくるのですが、自分が指令してロボットが動く、というのは、感激でした。この映画は家族の物語です。とにかく“前進力”のあるココネちゃんを中心としたスピード間のある作品なので、家族みんなで楽しめる映画だと思います」と作品についてコメント。また満島さんは「ココネに引っ張られながらも、自分の持ってる力を駆使して彼女を守る、純粋な青年」と役について語り、初共演となる高畑さんについては「素晴らしいですね。色々なことに果敢に挑戦されていますし、ひとつひとつをしっかりとものにしている」と絶賛。さらにアフレコ初挑戦の江口さんは「セリフとセリフの間の間の取り方や、岡山弁が難しかったですが、後半は慣れて、発声の際の声の圧の楽しみ方が分かった気がしました」と感想を述べ、「自動運転や、オリンピックなど近未来的世界を描いたファンタジーですが、ココネの父親として、娘と父の関係性を客観的に感じながら演じました。この映画は、ぜひ女の子に見て欲しいですね」と話した。そのほか、巨大自動車会社“志島自動車”の取締役にしてモモタローを陥れようとたくらむ渡辺役に古田新太、その自動車会社会長・志島一心役に、「アニメーションというのは、実写ではあり得ないアングルを映せる、憧れのようなショットが撮れるので個人的に好きなジャンルです」と意外にも“アニメに憧れを抱く”という名優・高橋さん、モモタローの悪友・雉田役に前野朋哉がキャスティングされている。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月08日