ジェラート専門店「マリオジェラテリア」から新作、「塩オレンジトマト」と「白桃ヨーグルト」が登場。マリオジェラテリア5店舗にて、2016年8月1日(月)から9月25日(日)までの期間限定で販売される。「塩オレンジトマト」は、トマトの濃さにこだわり、素材本来の甘味を最大限に活かした一品。濃すぎず薄すぎず絶妙なバランスで調整したトマトとオレンジを使用した。さらに、トマトとオレンジの酸味、甘みに適した「パタゴニア湖塩」を採用。ジュエラート自体は、安定剤を最小限に控え、口溶け良く甘さを抑えることで、素材本来のうまみを引き出している。また、旬の桃の果肉をたっぷりトッピングした「白桃ヨーグルト」も併せて登場する。マリオジェラテリアでも根強い人気を誇るヨーグルトジェラートの爽やかでさっぱりとした味わいと、濃厚で肉厚な桃が溶け合う、絶妙な組み合わせだ。【商品詳細】マリオジェラテリア 塩オレンジトマト / 白桃ヨーグルト販売期間:2016年8月1日(月)~9月25日(日)販売店舗:・マリオジェラテリア 銀座店住所:東京都中央区銀座1-13-10・三井アウトレットパーク横浜ベイサイド店住所:神奈川県横浜市金沢区白帆5-2・南町田グランベリーモール店住所:東京都町田市鶴間3-6・みなとみらい店住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7 コレットマーレ2F デッキ通路側・町田マルイ店住所:東京都町田市原町田6-1-6 町田マルイ2F価格:Sサイズ(2種類・カップorコーン) 420円(税込)Mサイズ(3種類・カップorコーン) 720円(税込)Lサイズ(4種類・カップのみ) 1,220円(税込)※イートイン、テイクアウト可能
2016年08月06日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が4日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた東海テレビ・フジ系ドラマ『ノンママ白書』(13日スタート、毎週土曜23:40~24:35、全7回)の制作発表会見に登場し、同グループメンバー・桐山照史へのライバル心を見せた。同作は、主演の鈴木保奈美演じるバツイチ・子ども無しの"ノンママ"土井玲子が、50歳を前に恋に仕事に奮闘していく姿を描くもの。濱田は、土井が部長を務める広告代理店の企画制作部員・小中荘太を演じている。今クールの夏ドラマでは、同局系『HOPE』に、同じジャニーズWESTのメンバーである桐山が出演しているが、濱田は「(桐山に)負けずに頑張りたいと思います」と意気込み。「10代・20代の男性にも共感できる部分があると思います」「女性ならではのパワーもあるので、それをしっかりと目に焼き付けてほしいなと思います」と、作品の見どころを熱く語った。今作は、鈴木、菊池桃子、渡辺真起子の"アラフィフ"3人が見せる、大人のファッションも注目点で、濱田は「すばらしいです」と絶賛。特に、鈴木に対しては「何着ても似合いますし、おしゃれですし、革のレザーを羽織っているときは『おぉ!』と思いましたし、影で"七色の部長"を楽しんでいました」と名言まで飛び出した。そんな濱田は、最初の本読みで鈴木と対面した際の心境を「めっちゃ緊張しました」と告白。「あいさつしたときにちょっとカミカミだったんですけど、鈴木さんが『緊張しますよね』って言ってくれたので、『えっ!鈴木保奈美さんでも緊張するのか』と思って、ちょっと緊張がほぐれましたね」と、座長の気遣いが伝わるエピソードを紹介した。しかしその鈴木は、濱田の印象について「いつも元気で明るく、一生懸命で、そしてよく見るとイケメンだということに、先週気がづきました(笑)」とニッコリ。これには濱田も「ああっ!」と悶絶して苦笑いするしかなかった。
2016年08月04日東京マリオットホテルが、ホテル内のレストラン「ラウンジ&ダイニングG」にて、アナ スイ(ANNA SUI)とコラボレートしたアフタヌーンティーを提供する。期間は、2016年8月1日(月)から11月30日(水)まで。エキゾティックな花の香りとフレッシュで澄み切った珊瑚礁や、ヤシの木の葉から除く太陽の光が心地よいリラックスした空間ーー。そんなアナ スイの新作フレグランス「エキゾティカ オーデトワレ」の世界観を色鮮やかに表現したメニューの数々が楽しめる特別なアフタヌーンティー。中でも注目なのは、オリジナルのブランドロゴをあしらったチョコレートファンデーション。ファンデーション部分がチョコレートになったユニークなスイーツで、コンパクトは記念に持ち帰ることが出来る。ほかにも、付属ピックのピックで表面を割って中のプディングをいただくスパークリングハートや、サーフボードを模したチョコレートをトッピングしたパッションムース、カラフルに彩られたトロピカルなカクテル(別料金)など、フレグランスのイメージを落とし込んだリゾート感あふれるメニューが用意されている。【開催概要】■アイランドドリーム アフタヌーンティー開催期間:2016年8月1日(月)~11月30日(水)時間:12:30~14:30/15:00~17:00(2部制)料金:1名 4,000円※利用者に「エキゾティカ オーデトワレ」のミニボトル(4ml)をプレゼント。<メニュー>・スイーツアナ スイチョコレートファンデーション、スパークリングハート、ココナッツブルージュレ、バナナチョコレートスコーン、トロピカルフルーツ、サーフパッションムース、フロートヨーグルトライム、タヒチバニラアイスクリーム、ウォータメロンパフ・セイボリー(軽食)サーモンとビーンズのポワソンクリュ、ココナッツチーズソースのパンケーキ、バニラ風味のポリネシアンサンドウィッチ、タロイモチップス、青パパイヤとエビの生春巻き エキゾチックパイナップルソース・紅茶、中国茶またはコーヒーティーセレクション 9種、コーヒーバリエーション 5種、中国茶 4種(東方美人・茉莉毛峰・桂花烏龍など) ※銘柄変更・おかわり自由■エキゾティカ カクテル2種期間:2016年8月1日(月)~11月30日(水)時間:12:00~24:00料金:各1,500円【予約・問い合わせ先】ラウンジ&ダイニング GTEL:03-5488-3929
2016年07月17日写真家・濱田祐史による個展「36 lights #01」が、7月15日から27日まで表参道ヒルズの同潤館3階のギャラリー・表参道 ロケットにて開催される。濱田祐史は、“「見る」とはどういうことなのか、「見えない」とはどういうことなのか”という問いかけを元に撮影・制作した写真作品を発表している写真家。14年にはスイス・ヴェヴェイのフォトフェスティバル「Images」に出展し、15年にはフランス・エクスアン プロヴァンスのフォトフェスティバル、ニューヨークのコンデナスト ギャラリーで展示を行った。また写真集『photograph』は、「Aperture / Paris Photo First PhotoBook Award 2014」にてファイナリストに残るなど、国内外で活躍している。今回の個展では、14年に撮り始めたシリーズ「36 lights」を出展。1本の36枚撮りフィルムを撮影した時の流れのまま、編集せずにそのまま見せる作品群となっており、写真家が観光として訪れた土地ごとに捉えた時間の流れを観覧者がそのまま追いかけることで、それぞれの写真と写真の間にある、写真にならなかった、目には見えないけれど確かに存在している物事を感じとることができる作品となっている。【イベント情報】濱田祐史「36 lights #01」会場:表参道 ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ同潤館3階会期:7月15日~27日時間:11:00~21:00(18日、24日は20:00まで、27日は18:00まで)入場無料会期中無休
2016年07月11日ジェラート専門店「マリオジェラテリア」は、期間限定ジェラート「青リンゴキウイチアシード」を発売。2016年7月1日(金)より、マリオジェラテリア5店舗にて展開する。ジェラートに混ぜ込んだのは、スーパーフード“チアシード”。水を加えると数分で約10倍にふくれあがり、水をゼリー状に変化させる。植物繊維、カリウム、鉄、マグネシウムなど多くの栄養素が含まれ、最近ではドリンクやヨーグルトに入れる食べ方も提案されている。「青リンゴキウイチアシード」は、“チアシード”を青リンゴとキウイのシャーベットにミックスしたフレーバー。アイスにする前の青リンゴとキウイ果汁にチアシードを投入することで、果汁を吸ってふくらんだチアシードのゼリー部分が、青リンゴ&キウイ味に。ジェラートの中で、ゼリーのプルプル食感とゴマのようなプチプチ食感を一緒に楽しめる。また、同日より「スイカ」のジェラートも販売。果汁をたっぷり使った、スイカのみずみずしさあふれるシャーベットに、塩ソムリエ厳選の3種の塩をかけて楽しむ爽やかな一品だ。【詳細】マリオジェラテリア 期間限定ジェラート・青リンゴキウイチアシード・スイカ発売日:2016年7月1日(金)取り扱い店舗:マリオジェラテリア銀座店、三井アウトレットパーク横浜ベイサイド店、南町田グランベリーモール店、みなとみらい店、町田マルイ店価格:Sサイズ(2種類 カップまたはコーン) 420円(税込)Mサイズ(3種類 カップまたはコーン) 720円(税込)Lサイズ(4種類 カップのみ) 1,220円(税込)※イートイン、テイクアウト可能。
2016年07月04日劇団四季在団中は数多の作品でヒロインを務め、退団して活動再開後もたった4年で、今や日本ミュージカル界を代表する存在となった濱田めぐみ。彼女の芸能活動20周年を記念して、ミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』が上演中だ。新国立劇場小劇場という客席400の濃密な空間で繰り広げられるのは、なんとソロ・ミュージカル。しかも『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲で知られる巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーの手による、約40年前に初演された作品というから注目だ。ミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』チケット情報舞台はニューヨーク。スーツケースををぶらさげてロンドンからやってきたエマ(濱田)は、デザイナーと幸せな恋愛というふたつの夢を描いて胸を膨らませていた。ところが頼りにしていたニューヨークの恋人に裏切られ、女友達の家に転がり込むはめに。次にエマが恋したのは、大金持ちの映画プロデューサー。彼と共にロサンゼルスに移り住んだエマは、自分のスケッチを見てもらおうと意気込むが、恋人に軽くあしらわれてしまう。その後、自立を目指して再びニューヨークに戻ったエマだったが、年下の恋人との穏やかな時間も、やがて……。舞台奥から客席の前まで敷かれた白い"道"と、左右に同じく真っ白な布が天井から垂れ下がっているほかは、いくつかのトランクが置かれているだけのステージ。そこに登場した濱田も、最初は白いTシャツにショートパンツ姿だ。だが冒頭、シンプルな夢を抱いて都会に出てきたエマの歌声は、出会いと別れを繰り返して少しずつ陰影を増してゆく。弾けるような笑顔の少女が、挫折と現実を知った女性の横顔を見せるようになる。くるくると変わる表情や細やかな仕草で魅せる濱田を堪能するにつれ、セットなどの要素をギリギリまで削ぎ落としたスタッフの意図がわかるような気がした(演出/市川洋二郎、舞台美術/伊藤雅子)。楽曲は、当時の全英チャートにも入り、イギリスでは今も有名な曲だという「放っておいてよ」や、セリフをそのまま音に乗せたような「言わせて」など、どれもロイド=ウェバーならではのキャッチーなポップスばかり。一方で変拍子が多く、歌い手泣かせと言われる彼の曲だが、緩急自在に歌いこなして観客をグイグイと引き込むあたりは濱田の真骨頂。また舞台の白い壁面に映し出される映像は水彩画や軽いスケッチで、物語をさりげなく支えて印象に残った(映像/上田大樹)。「この何処にでもいるような女性の人生を描くことができるのは、類稀なる才能を持った女優だけ」(Whatsonstage.com)といわれる本作を、70分ノンストップで演じきる濱田。その言葉を見事に体現した彼女に、改めて感じ入る1本となった。公演は6月26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2016年06月14日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、オフビートな笑いを生み出す映画、『団地』です。***このスチールのルックスったら!コレ見ただけでおもろさヤバげなのが伝わるのって、珍しいわよね~。やっぱり藤山直美さんの存在感、ハンパないわ~。関西の喜劇女帝ナオミ、こと藤山さんは、ご存じの通りあまりテレビドラマや映画には出ないお方。普段は舞台が多いんだけど、このほど満を持しての映画主演。しかも、それが彼女の映画界出世作になった『顔』(時効直前で逮捕された強盗殺人犯・福田和子の逃亡劇がモチーフの傑作!)の阪本順治監督との再タッグっつーんだから、これを見逃す手はないわ~!漢方薬局を営んでいた山下清治・ヒナ子夫妻は、店をたたんで団地にお引っ越し。清治は散歩が日課で、ヒナ子はパートに出かける毎日を過ごしていたの。ところが、ある日突然、ひょんなきっかけから、清治は「俺はいなくなったことにしー!」と、台所の床下に隠れちゃう。この時点で「……え?」っていう展開じゃない。床下っていっても、野菜とかしまっておくところよ!(笑)そこから先がこれまたおかしいの。噂大好きな団地の主婦たちは、散歩に出かけなくなった清治のことを気にし始め、蒸発したんじゃないか、とか殺されたんじゃないかとか噂が噂を呼んじゃう。しかもヒナ子にとってはまずいことに、ちょっと変わったスーツの青年が山下家に出入りするようになっていたから、もはやこれはゴシップ好きな団地妻の格好のエサ。自治会でも話題になってしまい、ヒナ子は清治が海外に行ってることにして国際電話を装ってみたり、イイワケに奔走するのよ。警察は介入するわ、マスコミも動くわ、どんどんエスカレートしちゃうの。ほぼ全編が関西弁のセリフだから、余計にお笑いのように見えちゃうかもしれないけど、ドッカンドッカン爆笑するような映画じゃないのよね。そこかしこに仕掛けられたお笑いで、思わずヒヒヒと引き笑いの連続。オフビートの笑いがずっと続くもんだから、一度観たら忘れられない作品に仕上がっていると思うわ。なにはともあれ、この作品で一番スゴイのは藤山さんをはじめとする日本の俳優界の重鎮たちによるクソマジメな演技合戦よ。こんなキテレツなストーリーを、大マジメにやってのけてるから、余計におもしろおかしく見えるのよね。普通コメディ映画ってど派手な笑いのシーンがあったり、肉体的に変なアクションがあったりするもんだけど、この映画にはそれがほとんどないの。エキセントリックな見せ方じゃなくて、団地っていう独特の空間に暮らす人々の生態を描き出すことで、そのユニークさが浮き彫りになるのね。団地ってのが社会の縮図というとらえ方をしているから、むしろここで描かれた事件的なエピソードは全部、社会問題に直結してるのよ。そう考えると、この作品が単なるコメディというよりもブラックコメディだってことにも気づくわよ~。ただし、オチは賛否分かれると断言するわ。なんせ●●●(それまででは考えもつかない代物)が出てきちゃうのよね~…(そこだけ解せないという意見が多いのも事実)あまりにも突拍子もないエンディングが待っているから、思わず「どこかで見逃したことがあったかしら!?」というトラップ。二度見、三度見したくなっちゃうんだから~!◇『団地』(C)2016「団地」製作委員会◇藤山&阪本のタッグは『顔』以来16年ぶり。監督&脚本/阪本順治出演/藤山直美、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工、濱田マリ、麿赤兒ほか6月4日より新宿シネマカリテほか全国ロードショー。※『anan』2016年6月15日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年06月10日その類い稀な歌唱力でミュージカル界に圧倒的存在感を示す濱田めぐみが、ソロ・ミュージカルという新たな舞台に挑戦する。日本初演となるアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のミュージカル『Tell Me on a Sunday ~サヨナラは日曜日に~』だ。開幕直前、通し稽古に臨む濱田に、話を聞いた。ミュージカル『Tell Me on a Sunday ~サヨナラは日曜日に~』チケット情報「音楽劇とも、普通のミュージカルとも違う、これ“カテゴリー何?”って思いました(笑)。ミュージカルって普通、相手とのお芝居があって、それが膨らんで歌になって、というものなのに──」。しかし、舞台に現れるのは濱田ひとり。彼女の歌と演技で綴られる、約70分間の舞台だ。「覚えることだらけ、記憶力の限界を見ましたね。それに、“ひとり芝居”なら、自分のテンポでしゃべることができるけれど、ひとりミュージカルに“自分のテンポ”は、ない。浸ったりしていたら、次の曲のイントロが始まっちゃう(笑)!」。実力派の濱田にとっても、この作品は大きなチャレンジだったよう。主人公エマは、デザイナーとして成功することを夢見て、英国からニューヨークへとやってきた女性。スケッチブックを手に、夢と希望を胸に旅立つも、この街に着いたまさにその夜、恋人にほかの女性がいることが発覚し──。幾度も恋に破れ、ボロボロに傷付きながら、新しい恋に心ときめかせ、夢を追いかける彼女の姿は実に清々しく、美しい。「ロイド=ウェバーさんの音楽って、えぐるんですよ、心を」とも。デビュー20周年を迎えた濱田のキャリアを語るうえで、『キャッツ』『オペラ座の怪人』をはじめ、数多の傑作を手がけたロイド=ウェバーの音楽は欠かせない。が、「ここでこういうメロディ使うのかっ(笑)!?」と戸惑うこともしばしば。不誠実な恋人を罵ったり、信じ難い現実に困惑したり、と感情をむき出しにするナンバーは、あまりにも真に迫り、胸を締めつける。かと思えば、新たな愛の喜びを叙情たっぷりに歌い上げ、涙を誘う。濱田の歌唱の多彩な魅力が、見事に発揮される作品といえるだろう。「エマほどの勇気と元気は私にはない、かな(笑)。でも、皆さんが今までに経験なさってきた恋愛の痛みが、必ずどこかにあるはず。“ああ、こういう時が私にもあったな”と感じていただけることが、何かしらあると思います」サラ・ブライトマンはじめ、数々の名女優たちが演じてきたという珠玉のソロ・ミュージカル。濱田だからこその熱演に、大いに期待したい。公演は6月10日(金)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年06月09日濱田めぐみの活動20周年を飾るソロ・ミュージカル『Tell Me on Sunday~サヨナラは日曜日に~』が、6月の公演に先がけ制作発表会を開催。報道陣のほか、130名のオーディエンスが招待された。『Tell Me on Sunday~サヨナラは日曜日に~』チケット情報本作は『CATS』や『オペラ座の怪人』で知られる巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの作曲で、1979年にロンドンで初演され、現在も世界各国で上演されるソロ・ミュージカル。サラ・ブライトマンらが演じており、日本ではこれが初上演となる。濱田は、主人公・エマの設定「デザイナー志望でニューヨークに出てきたイギリスの女の子」をイメージした衣裳で登場。本編で1曲目に歌われる『放っておいてよ』と、『一通目の手紙』を、本番同様、江草啓太のピアノ伴奏で披露した。トークには、本作の演出を担当する市川洋二郎も登壇。日本、イギリス、アメリカで活躍中の市川は、濱田が所属していた「劇団四季」からの付き合い。本作のストーリーについて市川は「ひとりの女性・エマの自立を描く物語。夢と希望を胸にニューヨークに出てきた彼女が、さまざまな喜びと悲しみに遭遇しながら、人間として少しずつ成長していきます。そのエマの旅路を観客の皆様と辿る中で、生きるとは何か、人間が自分の足で立つとはどういうことなのか、考えていけたら」と解説。70分で25曲を歌唱する本作。ソロ・ミュージカルへの挑戦について濱田は「難しいです。一瞬たりとも気が抜けないことは、ソロ・ミュージカル以外ないと思う」と苦労を語った。エマというキャラクターについては「彼女が持っている夢を諦めないという信念や情熱、バイタリティーは、自分が今まで20年間やってこれた核心の部分とすごく似ている」と共通点を語る。「ひとり芝居の醍醐味として、舞台上に他の人間が出てこないという点はすごく大切だなと僕は考えていて。舞台の転換もやる濱田めぐみっていうのはなかなか新しいと思います」(市川)と、舞台上のことは全て濱田が行うことも明らかに。その後も、互いの印象などを語り合った。最後にはタイトル曲『サヨナラは日曜日に』を披露。「自分の中に持っている一番純粋な部分、夢を持っている情熱の部分、いろいろな部分をさらけ出して、誠心誠意、心を込めて、エマという女性と共に生き、皆さんと共に素敵な旅を毎公演したいと思います」(濱田)と挨拶した。『Tell Me on Sunday~サヨナラは日曜日に~』は、6月10日(金)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。取材・文:中川實穗
2016年05月25日4月からTBS系で放送が開始されたドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」に出演中の夏木マリが29日(金)放送の「A-Studio」にゲスト出演する。「A-Studio」は司会の笑福亭鶴瓶自ら事前に取材を行ってゲストの素顔に迫るトークバラエティー番組。この4月からは森川葵が新番組アシスタントとして出演、鶴瓶さんと共に番組を盛り上げている。今回ゲストで登場する夏木さんは1971年に歌手デビュー、73年発表の「絹の靴下」を大ヒットさせると、その後は女優としても活動の幅を広げ映画『ピンポン』『さくらん』などをはじめ『千と千尋の神隠し』では声優にも挑戦し話題となった。最近ではドラマ「ファーストクラス」「臨床犯罪学者・火村英生の推理」などでも活躍している。29日(金)の放送では普段ライブや映画・ドラマなどでは見られない夏木さんの“素”の部分に鶴瓶さんが切り込んでいく。07年に交際宣言し11年に結婚を発表したパーカッショニストの斉藤ノヴとの結婚生活など、貴重なプライベートトークは必見。夏木さんが現在出演中の「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」は恋愛市場から取り残されたアラフォーヒロインを中谷美紀が演じるラブコメドラマ。「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などで知られる水野敬也の「スパルタ婚活塾」を原案に、“男目線”でオリジナルドラマ化した。青山で美容皮フ科クリニックを営む“39歳・独身・容姿端麗・年収1500万”の“最強の恋愛弱者(モテない女)”である中谷さん演じる橘みやびが、藤木直人演じる“超毒舌恋愛スペシャリスト”の十倉誠司と出会い婚活を決意。十倉から恋愛指南を受けていくというラブコメストーリー。夏木さんは中谷美紀演じる主人公・橘みやびの母親を演じている。「A-Studio」は29日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年04月29日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が22日、東京グローブ座で行われた主演舞台『歌喜劇/市場三郎~温泉宿の恋』公開フォトコールに登場し、共演の入山法子、演出の河原雅彦とともに会見に出席した。同作は濱田演じる主人公・市場三郎の会社の慰安旅行先である、温泉宿で繰り広げられる人間模様を描く人情喜劇。ステージは温泉街をイメージした内装となっており、アカペラの歌と踊りが繰り広げられ、随所に「温泉旅行あるある」や有名ミュージカルのパロディが盛り込まれている。初座長を務める濱田は「汗が止まらないんですけども」と緊張の面持ちで、河原が「濱ちゃんの汗がすごくてね。今もすごいでしょう」と気遣う場面も。濱田は、主人公の三郎像について語る時も「三郎はピュアなので、演じるだけでも、すごく汗が出ますね」と汗の話になるが、自分と似ているかと問われると「三郎はもっとピュアです。"自分らしく"というのは捨てました」と、演技についてのこだわりを見せた。タオル1枚で温泉に入るシーンもあるが、「恥ずかしさはないですよ。お風呂に入ってるつもりでやっているので」と断言。ジャニーズWESTのメンバーも見に来る予定で、「メンバーは奢って欲しい時に『座長!』と呼ぶので、ジュースを奢りました」とエピソードを明かした。恋人役の入山とは「のりちゃん」「はまちゃん」と呼び合う仲になるも、「のりちゃんと言う第一声は緊張しました」という濱田。もし本気になったら? という質問に対しては「ご結婚されてますので……」とかわしつつ、「なんてコメントしたらいいんでしょうね」と苦笑いを見せていた。
2016年04月22日映画賞を総なめにした傑作『顔』から16年、日本演劇界が誇る舞台女優・ 藤山直美と阪本順治監督が再びタッグを組んだ最新作『団地』が、6月4日(土)より公開されることが決定。そして本作のポスタービジュアルがついに解禁された。とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中。 ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの 妄想は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年(斎藤工)が山下家を訪れて…。『顔』は喜劇女優・藤山さんを主演に、佐藤浩市、豊川悦司ら豪華キャストを迎え、実在した女性逃亡犯の内面を圧倒的リアリティーで再現した異色の犯罪映画。また映画は「日本アカデミー賞」「毎日映画コンクール」などでその年の日本国内の映画賞を総なめにした。その『顔』のコンビが再びタッグを組んだ本作は、“団地”を舞台にある秘密を抱えた夫婦を描く物語で、主人公ヒナ子役の藤山さんを筆頭に、夫・清治役に岸部さん、自治会長夫妻行徳と君子役に阪本組常連の石橋さんと大楠さん、クレーマー・吉住役に宅間さん、ヒナ子の家に出入りするミステリアスな男・貴史役に斎藤さんが好演する。そのほか竹内都子、 濱田マリら個性派キャストが脇を固めている。本作は、観客の予想を気持ちよく覆す、新たなテイストの人間ドラマとなっており、様々な人生が交差する“団地”という空間で、ごく平凡な夫婦のアリエナイ体験を軽快な会話劇で描く、ちょっぴりブラックかつ滋味に溢れる、まさに“妄想としゃべくりのハーモニー”を描いている。そして今回解禁されたポスターは、「【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。」というコピーと共に、主人公ヒナ子を演じた藤山さんと、そしてなぜか床下から這い出る夫・清治を演じる岸部さんの姿が目を引くビジュアルとなっている。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月15日俳優の濱田岳が、俳優・阿部サダヲ主演の映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)で、初のナレーションに挑戦することが12日、発表された。『アヒルと鴨のコインロッカー』(06年)、『ゴールデンスランバー』(10年)など中村義洋監督作に数多く出演してきた濱田。「これまでと違った形ではありますが、また中村組の作品に参加することができ、とてもうれしかった」と感激する。ナレーションについては、「皆さまが作り上げた映像に、最後に参加するというのは、新たな経験であり、責任感と緊張感がありました」と率直に打ち明けながらも、「いつものように中村監督と楽しく、そして真剣に、収録」したと自信を見せる。一方の中村監督は「今回どうしても、岳には何かやってほしかった」と濱田さんの参加を熱望していたことを告白。それは「僕の全てが詰まっている」とまで語る本作に盟友の「岳がスクリーンにいないというのが、どうにも寂しかった」からだ。そして、濱田が録音作業を終え、「映画に岳の声が入って、思わず『ミッション、コンプリート!』とつぶやいてしまった」とまで語っている。池田史嗣プロデューサーは、撮影の際に2人のスケジュールが合わなかったにも関わらず、「そんな事情すらポジティブに転換できる抜群のコンビネーションはさすがの一言」と感嘆。「録り時は、"戦友"の二人にしかできないあうんの呼吸で、見事にキメてくれました」と報告し、「濱田岳さんの素晴らしいナレーションを得て、中村組オールスターズの、最後のピースが埋まりました」と力強くアピールした。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。阿部のほか、瑛太、妻夫木聡、松田龍平、竹内結子らも出演する。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2016年03月12日俳優の濱田岳が10日、都内で行われたBSスカパー!オリジナル連続ドラマ『螻蛄(けら)(疫病神シリーズ)』制作発表会見に出席し、北村一輝との共演に後悔をにじませた。会見には、北村、朝海ひかる、鶴見辰吾、木村ひさし監督も登場した。本作は、昨年1月に放送された「破門(疫病神シリーズ)」の続編。ヤクザの桑原(北村)と建設コンサルタントの二宮(濱田)の最凶"疫病神"コンビが、時価数億の絵巻物をめぐって悪党たちと繰り広げる争奪戦を描くハードボイルドドラマ。撮影はとにかく寒く、膨大なセリフと過酷なスケジュールで大変だったそうだが、「志の高いチームなので安心して撮影ができました」と話す北村。「クリスマスにみんなが楽しんでいる中、お墓でアクションをボロボロになりながら…」と振り返るも、「撮影が終わって寂しい。また次回、みんなとクリスマスを過ごせたらいいなと思う」と続編を期待する言葉も投げかける。一方の濱田は「殴られ、蹴られ、なじられ、血だらけで寒空の下でゴロンとしているのが大半の役」だったそうで、「つきものが落ちたかのような…とにかくホッとしています。終わって本当に良かったぁ」と爽快な笑み。北村を意識しながら、「隣で続編なんてことを言い始めたのでザワザワしています」とも明かし、笑いを誘った。役については、「魅力的で気持ちいの役」と語る北村だが、「とんがってイキ過ぎ」な部分に懸念を持っているようで、「作品を観ると(視聴者に)こういう人だと思われたりする」と心配すると、「実際は全然違う。そこを太い文字で書いていただきたい(笑)」と報道陣にリクエスト。しかし、浜田は「普段からのイジリが(役に)近いものになって来る」と明かすと、大阪弁を話す桑原然とした北村から、「マッサージや!」と「(体を)グリグリやられた」ことを報告。そして、「できれば、俳優・北村さんと別の作品で会いたかったというのが正直なところです」と本音を明かし、会場を沸かせていた。BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『螻蛄(疫病神シリーズ)』は19日より放送スタート(毎週金曜 21:00~)。
2016年02月11日今年1月にBSスカパー!にて放送された北村一輝と濱田岳のW主演で贈る「第151回直木賞」受賞作原作のオリジナルドラマ「破門(疫病神シリーズ)」が、続編「螻蛄(疫病神シリーズ)」となって来年2月より放送することが決定。そしてこの度、12月某日本作がクランクインを迎えたことが分かった。前作では、詐欺師やヤクザの本家筋など悪党たちを相手に北村さんと濱田さんが演じる最凶コンビが大暴れ。原作である黒川博行の同名小説の世界観にこだわり抜き、ほぼ全編を大阪で撮影、二人の軽妙な大阪弁でのやり取りや、物語のスピード感、地上波では見ることが出来ないバイオレンス描写を映像化していた。そして今回の続編は。東京を中心に大阪・京都・名古屋の街が舞台。今作も最凶コンビが大暴れ!原作は疫病神シリーズの第4作目となる「螻蛄」(新潮文庫・角川文庫)。ドラマでは、信者500万人を擁する宗教法人の宝物である絵巻物をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた桑原(北村さん)と二宮(濱田さん)が腐敗刑事、東京ヤクザ、金満坊主と次々現れる悪党たちを相手に大暴れするという内容。本作でヤクザの桑原役には、前回に引き続き北村さん。一匹狼のような動きを好み、シノギの専門は債権取立てと倒産整理。いつも高級車を乗り回し、ファッションにも気を使いなるべく美味しいものを食べようとする美食家だ。自分の任務の遂行のためなら平気で二宮を危険な目に遭わすこともある新しいスタイルのダークヒーローを演じる北村さんは「『またこのドラマをやりたい』と思っていたので、続編が決まって嬉しく思います。最近こういう題材が少なくなってきていますが、桑原の言っていることは筋が通っていて、心から言えるセリフが多いので楽しく演じています」と喜びを語った。また「撮影初日を迎え、久しぶりに桑原を演じたこともあり、前作を思い出して加減を探りながら撮影に挑みました。『こいつらどこ行っても同じだな』と思ってもらえるような、前作と同じ二人の空気感を届けたいと思います」とコメントを寄せた。また、建設コンサルタントを表に掲げるも、実際は建設現場に脅しや妨害をしにくるヤクザを別のヤクザを使って抑える「サバキ」の仲介業を営む二宮役に桑原同様前回に引き続き濱田さん。桑原との出会いによって、様々なトラブルに巻き込まれ、全ての元凶は桑原だと思い彼を心底嫌うが、肝心なときにはつい助けてしまったり、頼ってしまう「ギリギリのところでイイ奴」という役どころを演じる濱田さんは「素直に嬉しく役者冥利に尽きます。個人的には『恐怖の大阪弁地獄が始まるな』という感覚ですが、スタッフもほぼ前回と同じでとっても懐かしく楽しみです」「前作はハードなシーンも多くて体力的にもつらく、正直、続編の話をもらったときは『やるのか…』という気持ちでしたが、いざ撮影に入るとなったら不思議なドキドキがありました。現場でワクワクしている自分がいました。今回も『全然成長しないな』と思うくらいのダメっぷりです」と話した。約10か月振りに再び北村さん、濱田さんが最凶コンビとして顔を合わせた撮影初日は、東京近郊の山寺で、桑原と二宮が寺の境内で賽銭をするシーンを撮影。財布から取り出した5円玉を賽銭箱にいれ、手を合わせる二宮に対し、「ガメついくせに、ショボイのう」と5万円を出し賽銭箱にいれ「今回のシノギは一億の大博打や。ショボイ張り方しとったら、ツキが逃げるんじゃい」と桑原。「寺は賭場とちゃいますよ。罰当たりますよ」、「上等やないか」と前作と変らぬ桑原と二宮の掛け合いが行われた。さらに、本作の放送に先駆け、前作の「破門」を無料一挙放送することも決定。地上波では表現することが難しい原作の世界観を堪能してみて。「破門(疫病神シリーズ)」は2016年1月2日(土)、3日(日)14時~BSスカパー!にて無料放送(全8話)。「螻蛄(疫病神シリーズ)」は2016年2月19日(金)21時~BSスカパー!、スカパー!4K同時放送開始(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2015年12月28日世界最高峰のバレエ団のひとつ、「マリインスキー・バレエ」東京公演開幕を前に11月25日(水)、取材会が開催。舞踊監督のユーリー・ファテーエフをはじめ、ウリヤーナ・ロパートキナ、ウラジーミル・シクリャローフ、キミン・キム、ザンダー・パリッシュらダンサーが出席した。マリインスキー・バレエ チケット情報ファテーエフ舞踊監督は、同バレエ団の来日の歴史が半世紀以上にもわたることに触れ「日本に来るたびに、目の肥えた聴衆のみなさんの愛情、温かさを感じています」と来日の喜びを口にする。今回、「ロミオとジュリエット」「白鳥の湖」という伝統的な作品に加え、「ジュエルズ」、そしてマリインスキーが日本で上演するのはこれが初めてとなる「愛の伝説」が上演される。過去には、ボリショイ・バレエが37年前の来日時に同作の上演を行なったことがあるが、ファテーエフ舞踊監督は「この作品はあくまでもマリインスキー劇場のために作られたものです」と強調!これまでほぼ門外不出とされてきた点について「規模が大きく、『ロミオとジュリエット』、『白鳥の湖』などよりも人数を必要とし、主役級のダンサー、それを飾るコール・ド・バレエの人数も多くなる」と説明。「今回、我々の誇りをかけて、あえてこの作品を持ってきました。ここ日本をスタートに、これから世界中でお見せできるようになれば」と意気込みを語った。ロパートキナはリハーサルの都合で冒頭のみの出席となったが「また日本に戻ってこられて嬉しいです。日本の独特の雰囲気が大好きです」と喜びを語ると共に「私にとって『愛の伝説』は最も好きな作品のひとつ。私は複数の主人公の中でも情熱的な女性を演じますが、みんなで主人公を作り上げていくところに魅力を感じています」と笑顔を見せた。シクリャローフも「日本公演は我々にとって特別なもの」とうなずく。近年、英国出身のパリッシュの人気が高まっている点について、ライバル意識を問われると「よきライバルの存在は、ダンサーがステージで成長するための糧です。その意味で素晴らしいライバルに恵まれていることを喜んでいます」と余裕の笑顔を浮かべていた。アジア人としてマリインスキー初のプリンシパル昇格を果たしたキムは、日本がマリインスキー入団後の初の海外公演を行った地でもあり「強い思い入れがあり、ステキな役を携えて戻ってこられてワクワクしています」と力強く語った。ファテーエフ舞踊監督は改めて公演を前に「絶対にがっかりさせません。日本のみなさんのための入念な準備を摘んできましたのでご期待ください」と自信をうかがわせていた。公演は12月6日(日)まで東京・文京シビックホール、東京文化会館にて。取材・文:黒豆直樹
2015年11月26日今年で3回目の冬を迎える品川・御殿山の東京マリオットホテルでは、ペストリー&ベーカリー「GGCo.」(ジージーコー)にて、今年の新作クリスマスケーキ&ブレッド全6種を発売。テーマは、独創的でリッチカジュアルなアメリカンクリスマス。マリオットならではの遊び心にあふれたユニークでアーティなクリスマスケーキが揃う。クリスマスケーキの予約は、11月1日(土)~12月15日(月)。一つ目は、東京マリオットホテル開業以来、多くのゲストに愛されている人気のショートケーキが、ベリー系のフルーツを贅沢に使用し、スポンジにはラズベリーの風味をきかせたピンクのオープンサンド風のクリスマスケーキとなって登場。真っ白なシャンティクリームは、女子に嬉しい低脂肪かつ甘さひかえめで、さっぱりとした味わい。まるで雪のように口の中でふわっと溶けていくような食感が自慢。キューブ型にプレーンとパープルの2トーンのチェック柄がお洒落なムードの「ニューヨーク ダブルチーズケーキ」。クリームチーズ&チェダーチーズのプレーンとブルーベリージャム&マスカルポーネのパープルの生地を使用し、さっぱりとした口当たりに仕上げた。表面にアーモンドやクルミ、ピスタチオといったアメリカンナッツをミックスしたクッキークランチをあしらい、モードなルックスの一品。クリスマスケーキの定番、ブッシュ・ド・ノエルは、木こりがゴールドの斧で切り出した切り株をモチーフにした3種のブラウニーで表現。レモンピールのホワイト、オレンジピールのピスタチオ、そしてヴァローナ社のチョコレートを使用したショコラは、どれも個性的。ゴールドの斧と切り株が、ストーリー性を感じさせるこれまで見たこともないようなユニークな一品だ。ケーキ3種はいずれも価格は3,500円。さらに、11月1日(日)から12月25日(金)の間、3種類のクリスマスブレッドが登場。クリスマスに欠かせない「シュトーレン」(2,200円、小サイズ 1,200円)はバーボン「メーカーズマーク」で味わいも香りも大人な一品。ほか、フランス・バスク地方の伝統菓子「ガトーバスク」(1,800円)、イタリアンクリスマス定番ブレッド「パンドーロ」とクロワッサンのハイブリッドブレッド「クロワドーロ」(1,200円)まで、クリスマスの定番ブレッドを素材にこだわり、丁寧に焼き上げた。親しい人と過ごすクリスマスパーティの食卓を、多彩でオリジナリティあふれるケーキ&ブレッドで彩ってみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年11月20日手作りのイタリアンジェラートショップ「マリオジェラテリア」を運営するフェディーは1日より、冬季限定商品「紅茶のアフォガート」「抹茶のアフォガート」「カフェ アフォガート」の3種類を、マリオジェラテリア4店舗にて販売している。○ジェラートとドリンクの混ざり合うおいしさを楽しめる「アフォガート」は、アイスクリームやジェラートにドリンクをかけて食べるイタリアのデザート。「affogato」とはイタリア語で「溺れた(アイスクリーム)」を意味し、エスプレッソをかける「カフェ アフォガート」が一般的となる。冷たいジェラートに熱々のドリンクをかけることで、ジェラートが少しずつとろけていき、ジェラートとドリンクの混ざり合うおいしさを楽しめるという。同店では、冷たいジェラートを温かく楽しめる冬季限定商品として、「カフェ アフォガート」に加え、オリジナルのアフォガートを2種開発。ショーケースから選べるお好みのジェラート、サクサク自家製「ビスコッティ」との組み合わせが楽しめる。「ビスコッティ」はイタリアのクッキーで、イタリアでは、コーヒーやワインに浸したりして楽しまれている。同店のキッチンで焼き上げる「ビスコッティ」は、アーモンド入りのサクサク食感で、そのまま食べてももちろんおいしいが、それぞれのドリンクに浸しジェラートと一緒に食べることで、食感や味わいに奥行きが出るという。「紅茶のアフォガート」はアールグレイの香り豊かな紅茶をかけて味わう。濃く抽出した紅茶には甘みをつけていないため、ジェラートと溶け合うことで、フレーバーティーのように味わいが広がるおいしさが魅力となっている。バニラのジェラートはもちろん、フルーツシャーベットとの組み合わせもおすすめとなる。「抹茶のアフォガート」は、苦味もしっかり出した、濃厚な味わいの抹茶をかけて楽しむ。おすすめジェラートは、ミルクはもちろん、ベルギーチョコレートとの相性も抜群という。「カフェ アフォガート」は、本格イタリアのコーヒーマシン抽出の、コーヒーの旨みが凝縮されたエスプレッソをかけて味わう。価格は各470円(税込)。販売期間は、11月1日~2016年2月末。販売は、「マリオジェラテリア 銀座店」、「同 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド店」、「同 南町田グランベリーモール店」、「同 みなとみらい店」(11月20日オープン)の各店。イートイン商品となり、テークアウトは不可となる。
2015年11月03日幸田もも子原作の人気同名コミックを映画化した『ヒロイン失格』の初日舞台あいさつが9月19日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督が出席した。『ヒロイン失格』舞台あいさつ/その他の写真自分が初恋相手のヒロインだと信じて疑わない高校生はとり(桐谷)が、“私が好きな”幼なじみの利太(山崎)と、“私を好きな”学校一のモテ男・弘光(坂口)の間で揺れ動く姿を描いたラブ・ストーリー。主演の桐谷は原作の大ファンだといい「心を込めて、大好きな映画を作ることができて良かったです。皆さんにずっと愛される映画になれば」と感激しきり。この日、出席はしなかった原作者の幸田氏から、サプライズで手紙とイラスト色紙が寄せられると「胸がいっぱいです」と思わず号泣。隣に立つ山崎がさっとハンカチを手渡し、紳士ぶりを発揮した。さらに感激する桐谷に対し、山崎と坂口が花束をプレゼントする場面も。「赤いガーベラには『前に進む』という花言葉があって、まっすぐ突き進むはとりにぴったりだなと思う。今日はヒロイン合格だね!」(山崎)、「バラは本数によって意味合いが違って、18本だと誠意ある告白という花言葉なんです」(坂口)とそれぞれ花束にこめた思いをコメント。これには桐谷も「やるねえ」と感激を新たにしていた。『ヒロイン失格』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年09月19日映画『ヒロイン失格』の初日舞台あいさつが19日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力と英勉監督が出席した。全国公開中の本作は、幸田もも子の同名漫画を実写化したラブコメディ。大好きな幼なじみの利太(山崎)にフラれてしまった17歳のはとり(桐谷)は、学校一のイケメン・弘光(坂口)に迫られ心が揺れる――というストーリーで、桐谷が変顔などの体当たり演技に挑んでいる。もともと原作の大ファンで、はとり役を自ら熱望した桐谷は、「4年前に出会ってから演じたいと思っていた作品が初日を迎えてうれしい。夢が叶って胸いっぱいです」と感激で瞳に涙をためながら、「スタッフ、キャストが本当に心を込めて、想いが伝わるように作った作品。少しでも幸せな気持ちになってくれたらうれしい」とにっこり。また、英監督も、「美玲ちゃんが演じてくれたはとりを、みんなが好きになってくれたら」とアピールした。イベントでは、原作者・幸田氏からの直筆イラストと感謝の手紙を贈るサプライズを実施。桐谷は、「いつか(実写化を)現実にしたいと強く想っていたので、本当に幸せです」と感激で声を震わせながら大粒の涙をこぼし、山崎が白いハンカチを差し出す場面も。最後は、山崎と坂口がそれぞれ真っ赤な花束を渡すと、「ありがとう。みなさんと一緒に大好きな作品を作れて良かった」と感激しっぱなしの桐谷に、山崎は、「ヒロイン合格だね!」と微笑んでいた。
2015年09月19日9月19日公開の映画『ヒロイン失格』のジャパンプレミア試写会が8月31日、東京・渋谷公会堂で行われ、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督が出席した。漫画誌『別冊マーガレット』で連載され、全10巻で累計160万部を超える幸田もも子原作の人気同名コミックを、原作の大ファンだという桐谷美玲主演で実写映画化した本作。少女漫画の可憐な王道ヒロインとは真逆の"ヒロイン失格"な女子高生はとり(桐谷美玲)を主人公に、幼なじみの利太(山崎賢人)と学校イチのモテ男・弘光(坂口健太郎)の三角関係を描いた胸キュン青春ドラマとなっている。公開を控えたこの日は、豪華キャストが勢揃いしてジャパンプレミア。試写会前の舞台あいさつにセクシーな赤いドレス姿で登場した桐谷は「原作が大好きだったので、変顔や坊主姿をノリノリでやりました。この映画が決まる前からはとりをやると思っていたので、4年前から変顔の準備はできてましたよ」と原作を読んでいた時から演じるイメージができていたようで「本当に念願が叶って嬉しかったし、(原作を)大好きと言った分プレッシャーもありましたが、楽しみで仕方なかったし撮影中は本当に幸せでしたね」と満足げだった。劇中で桐谷が扮するはとりは、自分が好きな利太とはとりのことが好きな弘光の間で揺れ動くが、「付き合うなら私が好きな人? 私を好きな人?」という質問に、高橋が「絶対に私を好きな人。昔は好きな人と思いましたが、大人になってから愛されることにより愛されていると思うようになりました」と大人発言。一方の桐谷も「結婚するなら絶対に私を好きな人。だって愛されたいもん!」と愛されたい願望を明かしつつ、「利太と弘光はどっちも格好良いけど、弘光は完璧すぎちゃう。私もちゃんとしなければいけなくなるので、だからヘタレの利太の方がいいかな。母性本能がくすぐられましたね」と話していた。映画『ヒロイン失格』は、9月19日より新宿ピカデリーほか全国公開。
2015年09月01日女優の桐谷美玲が8月31日(月)、東京・渋谷公会堂で行われた主演作『ヒロイン失格』完成披露試写会に、共演する山崎賢人と坂口健太郎とともに出席した。幸田もも子原作の人気同名コミックを映画化。恋に恋する妄想ヒロイン・松崎はとり(桐谷さん)が、幼馴染の利太(山崎さん)に想いを寄せながらも、学校イチのモテ男である弘光(坂口さん)に迫られる。“私が好きな人”&“私を好きな人”の間で揺れるはとりの選択は?桐谷さんは「本当にドキドキ、ワクワクします。笑って、泣けて、胸キュンできる。恋愛に臆病になった女の子の背中を押すことができれば」と胸を高鳴らせた。もともと原作の大ファンだと言い、捨て身の変顔から坊主頭まで披露し「大好き過ぎて、映画化が決まる前から変顔の練習をしていました。大好きって言っている分、プレッシャーもありましたが、楽しく幸せな現場でした」と思い入れたっぷり。山崎さんは、「新しい恋愛映画ができました」と意気揚揚。坂口さんも、「いろんな胸キュンがある映画。自分も弘光のようなカッコ良さを自然に出せるように、勉強したい」とアピールしていた。映画のテーマにちなみ、「付き合うなら、“私が好きな人”と“私を好きな人”、どちらがいい?」と質問されると、桐谷さんは「付き合うなら“私が好きな人”ですね。でも結婚するなら、“私を好きな人”がいいです。愛されたいですからね」と持論を展開。山崎さんは「やっぱり“私が好きな人”。自分が好きなほうが、恋愛に本気になれるから」、坂口さんも「やっぱり“私が好きな人”ですよ。自分から好きになって、相手を追いかけたい」と恋愛観を語っていた。完成披露試写会には、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督が出席した。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日フェディーが運営する「マリオジェラテリア」は8月1日~9月25日、期間限定ジェラートの「塩パッションフルーツシークヮーサー」と「メロン」を4店舗にて販売する。同店舗は、手作りイタリアンジェラートを提供する専門店。同店が提供するジェラートは、厳選した食材を生かし、安定剤を最小限に抑えたことによる口溶けのよさが特徴とのこと。常時14種類のフレーバーを提供している。「塩パッションフルーツシークヮーサー」は、パッションフルーツとシークヮーサーをミックスしたトロピカルな1品。同店の塩ソムリエがセレクトした沖縄海水100%の「ちゃたんの塩」を使用。アクセントとして、パッションフルーツの種を混ぜ込んでいる。やわらかな塩みで、甘さ、酸味をより濃く感じられるという。「メロン」は、メロンそのものを食べているような、みずみずしさと甘さが特徴とのこと。ミルクを加えて、クリーミーに仕上げたとのこと。価格は、ジェラートSサイズ(2種類)が390円、ジェラートMサイズ(3種類)が670円、ジェラートLサイズ(4種類)が1,130円。SサイズとMサイズはカップとコーンから選べる。Lサイズはカップのみの提供となる。イートイン、テイクアウトともに可能。販売店舗は、「マリオジェラテリア 銀座店」「同 南町田グランベリーモール店」「同 三井アウトレットパーク多摩南大沢店」(東京都)、「同 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド店」(神奈川県)。※価格は税込
2015年07月31日西炯子による大ヒットコミックを、榮倉奈々と豊川悦司のダブル主演で映画化したラブ・ストーリー『娚の一生』のブルーレイ&DVDが本日発売となった。これを記念して、劇場公開前から話題となっていた“足キス”シーンが収録された予告映像が公開された。予告映像本作は、辛い恋愛の経験からもう恋はしないと決めた女性・つぐみ(榮倉)と、落ち着く家庭を得ることはないと信じ込んでいた52歳独身の大学教授・海江田(豊川)が、“人を愛する”ということにゆっくりと向き合っていく様を描いた大人の恋愛ドラマ。歳の離れた男性からの求愛に戸惑いながらも、次第に海江田に心を開いていくつぐみの心情を丁寧に綴る。つぐみの心を揺さぶる元カレ・中川役に向井理、つぐみの親友・岬役に安藤サクラが出演するほか、前野朋哉、落合モトキ、濱田マリなど個性豊かな俳優陣が脇を固めている。“特別編集版”として公開された本映像は、映画本編を特別編集し、“足キス”に至るまでの過程をじっくりと収めたロングバージョンだ。つぐみが海江田のノートを盗み見る場面から始まり、ノートを取り合いながら少しずつ距離を縮めていくふたり。さらに近づき見つめ合い、海江田がつぐみの足にキスをしようとするシーンへと展開していく。どこか惹かれ合いながらも、なかなか素直に近付くことのできないふたりが急接近するドキドキの場面だ。本作の監督は『余命1ヶ月の花嫁』『きいろいゾウ』など様々な愛の形を描いてきた廣木隆一。主題歌は、女性から圧倒的な支持を得る歌手のJUJUが歌っている。ブルーレイ&DVD豪華版には、ナビゲーション番組「監督・キャストが語る撮影秘話」や、メイキング、イベント集など特典映像が多数収録されており、映画の世界をすみずみまで味わうことができる。『娚の一生』ブルーレイ&DVD発売中ブルーレイスペシャル・エディション5700円+税DVDスペシャル・エディション4700円+税DVDスタンダード・エディション3500円+税発売元:ポニーキャニオン/小学館
2015年07月15日手作りのイタリアンジェラートショップ「マリオジェラテリア」を運営するフェディーは7月1日より、マリオジェラテリア4店舗で、期間限定ジェラート「スイカ」と「ココナッツマンゴー」を販売する。○塩ジェラートの先駆けショップが贈る、"塩をかけて楽しむ"新作同店では塩をジェラートに取り入れ、次々に新作の展開を行っているという。今回、ジェラート本番の季節に販売する夏の新作塩フレーバーとして開発したのは、ユーザー自身が塩をかけ楽しむ「スイカ」ジェラート。「マリオジェラテリア」の特徴である口溶けの良さを生かしながら、果汁をふんだんに使ったスイカのみずみずしさあふれるフレーバーになっているという。そのままでももちろんのこと、塩をかけることで甘みが増し、味の違いを楽しめるとのこと。塩には、スイカジェラートに合う味わいや食感の異なる3種の塩を同店の塩ソムリエがセレクトした。「イタリア バイオサル」は、塩分の濃いシチリアの海水を蒸発させ手作業で採塩した、ヨード、カリウム、マグネシウムを多く含む塩。はっきりとした辛みと、カリウムの特徴である酸味がほのかに感じられ、甘さとフルーティー感が増すサラサラした細かい粒子の塩だという。沖縄海水100%使用の「沖縄 ちゃたんの塩」は、塩辛さだけでなく甘さのあるソフトな味が特徴。カルシウムが豊富でうまみのある塩がスイカ果汁に溶けると、甘みとうまみも倍増する。粒は細かく、しっとりとしている。「イギリス マルドンシーソルト」は、英国王御用達、世界の有名シェフが指名するという塩。海水を煮詰めて、ピラミッド型の結晶としたフレーク状となる。3種の中では一番まろやかな味わいで、サクサクの食感が絶妙とのこと。また「スイカ」と一緒に、ココナッツジェラートにマンゴー果肉ソースをトッピングした「ココナッツマンゴー」ジェラートも限定で発売する。ココナッツオイルが流行している昨今だが、ココナッツはジェラートにしてもおいしさが際立つ素材となる。相性が抜群なミルクに合わせ、クリーミーに仕上げた。ジェラートながら甘い香りもしっかり楽しめ、甘い完熟マンゴー果肉たっぷりのソースとも溶け合っているという。販売期間は、7月1日~8月25日。価格は、「ジェラートSサイズ(2種類・カップorコーン)」が390円(税込)。「ジェラートMサイズ(3種類・カップorコーン)」は670円(税込)。「ジェラートLサイズ(4種類・カップのみ)」は1,130円(税込)。イートイン、テークアウト可能となる。
2015年06月25日「ラ・プルミエール」の食卓を彩る白い陶器はベルナルド製、シルヴァー・ウェアはクリストフル製。デザインは、世界を舞台に活躍するデザイナー、ジャン=マリ・マソ氏が手がけた。シャープだが温かみのあるラインの食器たちが、機上の最高レストランの料理をテーブルクロスの上で引き立てる。「グルメというのはフランスの伝統だから、もちろん贅沢さを、金銀を使ったいかにもの装飾で表すこともできる。でも、ぼくはそれを雲の中で見る夢のように、ひとつの思い出のように想起させたかったんだ。どこかで味わった最高級の料理の思い出、雰囲気、テーブルセット、味わい…。そうしたものが交響曲のように響き合い、旅の経験としてこの場に立ち上ってくるような…」マソ氏は情熱を込めて語る。ごてごてした贅沢さとは対極にある軽やかさ、流れるようなライン、究極の洗練。これこそ本物の贅沢ではないだろうか。エールフランスのシンボルマーク「海馬」 もまた、夢の中を走りゆく幻灯のように、透かし彫りに似たデリケートな描線で浮かび上がる。「機内食ケースに納まらなければならないという制約があるから、もちろんサイズは限定される。でも、単なるミニチュア版にはしたくなかった。エールフランスのスタッフと何度も討論して、使い勝手とデザインの接点を探った。窮屈さを感じさせないために、ディテールに工夫を施している。たとえばグラスは、小さめでもワインの香りを十分に楽しんでもらうため、微妙に斜めのカットになっているし、熱々の料理をそのまま出せるキャスロールにしても、手で持つところをただ小さくするのではなく、デザインの中に昇華させて機能は残している。あくまで本物の体験をしてもらいたいから…」マソ氏は白が好きだ。白は光そのものだから。光溢れる南仏に暮らし、ゆったりした環境と時間の流れの中で仕事のアイデアをふくらませる。小さい時から熱心な航空機ファン1969年に初飛行を遂げたコンコルドの姿は神々しかった。まるで神話そのもの、魔法そのものとして、幼いマソ氏を虜にした。それで最初は、航空機エンジニアを志したそうだ。だが、さまざまなエレメントや欲望や思想を統合することのできるデザインという分野の面白さに目覚め、方向転換をした。マソ氏の仕事はオブジェのデザインにとどまらない。建築家としても地球環境を視野に入れた画期的な作品をいくつも生み出している。メキシコのグアダラハラのスタジアムはその代表作だ。大自然を見下ろしながら空中を移動し、行きたいところに一定期間だけ着地するという、エコロジカルなホテルの構想も注目を集めた。どれもエコシステムの中の建築と人間のあり方を探っている。所有することばかりを追究してきた時代は終わったと彼は言う。富を見せつける贅沢から、経験の質の高さを追究する贅沢へと、人間も社会全体も変化してゆかねばならない。かと言って、欲望を諦める必要はないと考えている。欲望と責任を相反するものと捉えるのではなく、その二つのバランスを取って未来を切り開くことは可能だという思想が、マソ氏の作品を貫いている。「エゴを消して謙虚になると、もっともっと軽くなって、もっともっと本質に近づいてゆける。そういうデザインをめざしたい」「ラ・プルミエール」の宴を演出する食器類は、地上の喧噪を離れた空の上だからこそ、本質がよりきらめくデザインと言えるかもしれない。
2015年06月24日パピレスが運営する電子書籍投稿&編集プラットフォーム「upppi」で開催していたマリクロとの共同企画「恋愛小説&イラストコンテスト」の小説選考結果が28日、発表された。同コンテストは2段階の企画となっており、第1段階として昨年11月から、恋愛小説を想定したヒロインのキャラクターイラストの募集・選出を実施。1月28日の発表で、イラストレーター・弓槻みあさんの作品が選ばれた。そして第2段階として、このヒロインをイメージキャラクターとした恋愛小説の募集を行い、このたび結果が発表された。大賞に選出されたのは、下り絵さんの『あおい空のハート』。審査員は講評で「イラストのイメージにぴったりの、ラブストーリーと呼べる、投票1位にふさわしい作品」と絶賛し、「主人公たちの学校での日々が自然に描かれていくなかで、それぞれの性格、なかなか積極的になれない初々しい恋愛、主人公が『彼』にひかれていく過程、恋する心模様などがきちんと伝わる」「イラストの女の子がこの作中で話す姿がありありと想像できる文章」と評価した。なお、佳作には水鬼さんの『夢の中で桜は語る』が選ばれた。採用作品については、規定の賞金が支払われると共に、後日イラスト選出作家の書き下ろしイラスト付きで絵ノベル化、および『電子書店パピレス』『Renta!』での配信が予定されている。
2015年05月29日メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)が、伊勢丹新宿店本館3階でポップアップショップ「マリニエール メゾンキツネ(mariniere de MAISON KITSUNE)」をオープンする。期間は4月15日から21日まで。このポップアップショップでは、ブランドの15SSコレクション、及びマリニエールコレクションを提供。ボーダー柄に“Parisien”のロゴをプリントした半袖Tシャツ、長袖Tシャツ、ノースリーブドレス、トートバッグなどが取り扱われる。カラーパレットはネイビー、ブルーの2色で展開。
2015年04月07日千葉ロッテマリーンズはこのほど、「ビックリマン×マリーンズコラボグッズ」の2015年企画として、セ・リーグ2球団とのコラボグッズを発売することを明らかにした。同コラボグッズは、ロッテが展開するビックリマンが発売開始30周年を迎えたことを記念して昨年より販売している商品。今回は、「マリーンズvsベイスターズ編」と「マリーンズvsタイガース編」を展開する。「マリーンズvsベイスターズ編」では、スーパーゼウス千葉ロッテマリーンズバージョン「マリーンズゼウス」とヘッドロココ横浜DeNAベイスターズバージョン「DB.ロココ」がひとつになったステッカーシールを発売する。同商品は、横浜DeNAベイスターズとの"湾岸対決"企画として、オープン戦(3月5日/横浜スタジアム、10日/QVCマリンフィールド開催)で販売する。販売は、両球団オフィシャルショップにて各会場500枚限定。価格は500円(税込)。「マリーンズvsタイガース編」では、2005年に甲子園球場で日本一となったマリーンズと今年で球団創設80周年を迎える阪神タイガースがコラボしたビックリマンタオルを発売する。タオルには「マリーンズゼウス」と、スーパーデビルの阪神タイガースバージョン「タイガースデビル」がデザインされている。同商品は、3月14日の阪神タイガースとのオープン戦にてQVCマリンフィールド「マリーンズストアプラザ店」で販売する。価格は2,000円(税込)。
2015年03月04日待望の再演を迎えるアンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル『サンセット大通り』。大女優ノーマ役と脚本家の青年ジョー役を、ともに初役で演じるのは、濱田めぐみと柿澤勇人だ。ミュージカル『サンセット大通り』チケット情報昨年、『オペラ座の怪人』の続編である『ラブ・ネバー・ダイ』において、ヒロインのクリスティーヌを演じた濱田。「クリスティーヌとは世代が近かったですが、ノーマは私よりも随分と年上。女優として頂点を極め、落ちぶれたノーマを演じるのは挑戦ですが、これまで培ってきたものを駆使して臨みたいですね。女性の人生の旅路を客観的に見ていただくこともできるし、彼女のプライドや、すがるものができた時の心の高鳴りに、共感していただくこともできるのではないかと思います」そのノーマの屋敷に、柿澤演じるジョーが迷い込むことから、ドラマは始まる。「ジョーは、1幕も2幕も冒頭から登場してストーリーテラー的な役割を果たす一方、生き方が二転三転する。自分が大女優であることを信じて貫き通すノーマや彼女に人生を捧げる執事のマックスとは対照的で、難しいですね。とはいえ僕自身、俳優としての願望や理想を持ちつつ、出会う作品や人によって考えが変わったりもする。ジョーと自分の共通点を手がかりに、役に入っていきたいです」ふたりの前には、ロイド=ウェバーの難曲も立ちはだかる。「私がよく演じるもう一人の作曲家、ワイルドホーンさんの曲が中・短距離走的なのに対し、ロイド=ウェバーさんの作品は長距離マラソン的。全ての曲を理解した上で『ここにこれを持って来て……』と逆算し、フレーズを繋げるとドラマティックになります」と濱田は分析。初舞台がロイド=ウェバーの『ジーザス・クライスト=スーパースター』だった柿澤も「どのミュージカルでも音程なりリズムなりをきちんとはめるだけでも大変ですし、それをお芝居として演じないといけません。さらにロイド=ウェバー作品は、登場人物の心情を歌で伝えることが多いので、歌に説得力が求められます」と表情を引き締める。稽古場での自身について、“スロースターター”と口を揃えたふたり。「役をつかむまで時間がかかるんです。モチベーションは高いのですが、やればやるほど『無理かもしれない』となる(笑)。いつも、そこを通過してから上っていきます。めぐさんの足を引っ張らないようにしないと!」(柿澤)。「『ラブ・ネバー・ダイ』でも初日にぎりぎり間に合ったようなところがあって。それでも一度スイッチが入れば、役に“憑依”していきます。柿澤くんのジョーと呼吸を合わせて、良い関係性を作りたいですね」(濱田)。じっくりと作り上げられるノーマとジョーが楽しみだ。公演は7月4日(土)から20日(月・祝)まで東京・赤坂ACTシアター、7月31日(金)から8月2日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。取材・文:高橋彩子
2015年02月27日