無類の猫好きである猪熊弦一郎 猪熊弦一郎さんは、昭和の百花繚乱の画壇において試行錯誤を繰り返すも、常に独自の境地を維持しながら、個性的な作品群を残した画家です。戦前に留学先のフランスでアンリ・マティスに学び、戦後はニューヨークやハワイを拠点とし、90歳で亡くなるまでの約70年という画業の中で、おびただしい数の作品を生み出しました。そんな彼による芸術は猫だけにとどまるものではありませんが、「いちどに1ダースの猫を飼っていた」ほどの無類の愛猫家であり、私生活としても作品モチーフとしても猫は重要な存在でした。 猫たちとの素敵な生活 猪熊弦一郎さんが ”猫愛” に目覚めたのは、1926年一目惚れした女性・文子さんとの結婚がキッカケでした。猫好きだった妻の影響で、猫との共同生活がスタート。1946年、夫婦で田園調布に移ってからは、拾い猫や生まれた猫を育てるうちに、自然と多頭飼いとなったそうです。それほど愛した猫たちは芸術にも大きなインスピレーションを与えてくれました。素早い筆致で正確に捉えているにもかかわらず、その表情や仕草は世の猫好きをとろけさせるような愛しいもので、画家特有のこだわりというよりかは、猫そのものへの愛情が手を伝って表現されています。 “猫愛” 故の美への探求 猪熊弦一郎さんは、猫たちの姿を画家の目で捉え、写実的なスケッチ、シンプルな線描、デフォルメした油彩と、様々な猫の魅力を存分に享受し、創作に挑戦していきました。モチーフとしての猫に対する客観的な視点と、友としての猫に対する敬愛の念が呼応し、1950年代前半は幾何学形を使ったり、一筆書きのように単純な線で囲んだりし、猫の絵を一要素とすべくあれこれ工夫した作品を精力的に描いてます。どんなモチーフを描こうとも、形と色のバランスに注視し、構成されている絵画作品は、具象も抽象も関係なく、一貫性が感じられました。 猫が好きな人も、そうでない人も、猪熊弦一郎の芸術に触れられる ユーモラスな猫たちの姿から、面白い猫の生態はもちろん、それを慈しみながら観察していた愛猫家兼画家の視点が見て取れる本展覧会は、猪熊弦一郎さんの地元・香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵の猫を描いた油彩、水彩、素描、猫以外の主題の作品も若干加えた約160点によって構成されています。会期中には撮影可能エリアが設けられるだけでなく、本展覧会に登場する猪熊弦一郎の描いた猫たちをモチーフにした展覧会オリジナルグッズが多数展開中!是非、猫が好きな人も、そうでない人も、彼が愛した猫たちを描いた作品を介し、猪熊弦一郎の奥深い世界に触れてみてはいかがでしょうか? 【情報】猪熊弦一郎展猫たち会期:2018年3月20日(火)〜2018年4月18日(水)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)夜間開館:毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)休館日:会期中無休 【プレゼント応募】本展覧会の無料鑑賞券をプレゼント致します。件名に【『猪熊弦一郎展猫たち』チケットプレゼント】に加え、下記の情報を記入の上、info@pelulu.jp宛にメールにてご応募下さいませ。名前(漢字/カナ)郵便番号住所電話番号Q1:pelulu.jp内で今までで面白かった記事3つをあげるとしたら?Q2:今後pelulu.jpで取り上げて欲しい記事を3つあげるとしたら?応募締切日:4月4日プレゼント当選者は発送をもって代えさせていただきます。
2018年04月05日香川県出身の画家である猪熊弦一郎の“猫”を描いた作品を集めた展覧会「猪熊弦一郎展 猫たち」が、3月20日から4月18日まで、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催。(無断転載禁止)※クレジット付画像を使用しています猪熊は、戦前にはマティスと交流し、戦後は20年間ニューヨークを拠点に活躍、その後はハワイでも活動。百花繚乱の昭和の画壇にあって試行錯誤を繰り返しながらも、常に独自の境地を維持し、極めて個性的な作品群を残した画家。「いちどに1ダースの猫を飼っていた」ほどの無類の猫好きとして知られ、私生活でも作品のモチーフとしても猫は重要な存在だった。たくさんの猫に囲まれた暮らしのなかで、写実的なスケッチ、シンプルな線描、デフォルメした油彩画など実にさまざまな作品を描いた。本展では百数十点にのぼる作品を、作風や技法、他のモチーフとの組み合わせなど複数の視点から紹介する。また猫以外の主題の作品も加えた本展の構成は、猪熊の奥深い芸術世界に触れるきっかけとなるよう企画された。地元では親しみをこめて「いのくまさん」と呼ばれる猪熊。香川県にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で2015年に開催された「猫達」展は、絵画ファンのみならず、全国の猫好きの人々が訪れ話題に。本展はその展覧会をさらにパワーアップし、猫以外の主題の作品も加えた内容で開催される。(無断転載禁止)※クレジット付き画像を使用していますかつて「今まで色々と沢山描かれている猫は、どうも自分には気に入らない。それで猫の形と色を今までの人のやらないやり方で描いてみたいと思った。」(“美術の秋「赤い服と猫”報知新聞 1949年10月4日)、そして「愛しているものをよく絵にかくんです。愛しているところに美があるからなんです。」(“「歩く教室」写生会アルバム”「少年朝日」 1950年12月号)とも語った猪熊氏。モチーフとしての猫に対する客観的な視点と、友としての猫に対する敬愛の念が呼応した、彼ならではのユニークな「猫たち」を堪能してみては。なお、通常前売り券(一般/税込1,100円、大学・高校生/税込700円、中学・小学生/税込400円)と、数量限定のオリジナル缶バッジ付き前売券(一般のみ/税込1,400円)が3月19日まで販売中。【展覧会情報】「猪熊弦一郎展 猫たち」会期:2018年3月20日~4月18日会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 地下1階時間:10:00~18:00(毎週金曜、土曜は21:00まで)※入館は各閉館の30分前まで料金:一般 1,300円(1,100円)大学・高校生 900円(700円)中学・小学生 600円(400円)※( )内は前売および団体料金※団体は20名以上。電話(03-3477-9413)での予約が必要会期中無休
2018年03月07日1月18日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)で、フジの山崎夕貴(30)アナウンサーの自宅が公開された。その部屋の様子が「あまりに庶民的」だと話題になっている。 番組では、とんねるずと竹山らが山崎アナの自宅を突撃訪問することに。山崎アナには「ノンストップ!」の撮影だと偽り、スケジュールを空けてもらっていたよう。普通、女子アナの自宅訪問はアナウンス室からNGが出るが、「山崎さんは別枠」としてOKがもらえたという。 山崎アナの自宅はマンションの一室で、一人暮らしにちょうどよい広さ。リビングには部屋干し中の洗濯物もあり、生活感があふれていた。いささか古びた化粧台とタンスは祖母のものだという。「料理をふるまってほしい」と要望するとんねるずに、山崎アナは「今日の夕食はカレーパンですませようと思っていた」「私料理できないですよ」と渋りながらも、おつまみ作りを開始。 まず、ジップロックに入ったクラッカーを取り出し、「乗せればいいんだよね?」「ぽいよね?ぽいよね?」と不安がりながらチーズを乗せる。その上に塩昆布やサーモン、山崎アナの母お手製の奈良漬けを乗せて、一品目が完成。 次に、「山崎家に代々伝わる洗い物を出さない調理法」を使い、2品目の調理を開始。まずはナスを一口大にカット。次にマヨネーズをかけ、鰹節をまぶし、電子レンジで温め、ポン酢をかける。 3品目はきな粉もち。市販のもちを電子レンジで温め、きな粉と砂糖を混ぜてかけるだけという、至って普通の作り方だ。だが、三品全て試食した竹山は「おめぇ美味ぇのこれだけだな」と批評。山崎アナの料理は「無星」という最低の評価になってしまった。 実は、手料理を「初めて人に食べてもらった」という山崎アナ。交際中のおばたのお兄さん(29)にも作ったことがないとのこと。おばたのお兄さんにお金がないため、普段は家飲みが多く、外食は安めの定食屋に行くのみ、しかも割り勘なのだそう。 ネット上では、番組を見た視聴者から、「女子アナだし、もっと高そうな家に住んでると思ってた」「めちゃくちゃ庶民的」「好感度上がる!」などの声が多数上がっている。 以前「ダウンタウンなう」で「(おばたのお兄さんが)家事は全部やってくれる」とノロケていた山崎アナ。料理ができなくても、彼氏が作ってくれるから問題ない?
2018年01月19日(無断転載禁止)猫に対する客観的な視点と、友としての猫に対する敬愛の念が呼応した、猪熊弦一郎ならではのユニークな猫たちに逢える展覧会「猪熊弦一郎展 猫たち」が、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて2018年3月20日から4月18日まで開催される。百花繚乱の昭和の画壇にあって試行錯誤を繰り返しながらも、常に独自の境地を維持し、極めて個性的な作品群を残した画家・猪熊弦一郎。彼は「いちどに1ダースの猫を飼っていた」ほどの無類の猫好きとして知られ、私生活でも作品のモチーフとしても猫は重要な存在だった。もちろん、彼の芸術は猫だけにとどまるものではない。本展は彼が愛した猫たちを描いた作品を堪能することで、猪熊弦一郎の奥深い世界に触れるきっかけとなるよう企画されており、猪熊の地元・香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵の猫を描いた油彩、水彩、素描を中心に、猫以外の主題の作品も若干加えた百数十点によって構成されている。なお、当日券より400円お得な早割チケット(一般のみ/税込900円)が、10月7日から2018年1月5日まで販売中。また、1月6日からは通常前売り券(一般/税込1,100円、大学・高校生/税込700円、中学・小学生/税込400円)と、数量限定のオリジナル缶バッジ付き前売券(一般のみ/税込1,400円)が3月19日まで販売される。【展覧会情報】「猪熊弦一郎展 猫たち」会期:2018年3月20日~4月18日会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 地下1階時間:10:00~18:00(毎週金曜、土曜は21:00まで)※入館は各閉館の30分前まで料金: 一般 1,300円(1,100円)大学・高校生 900円(700円)中学・小学生 600円(400円)※( )内は前売および団体料金会期中無休
2017年11月20日知れば知るほど、好感しか湧かない! フジテレビアナウンサー山崎夕貴さん(30)を見ていると「友達になりたい!」と言いたくなるほどの親近感で溢れています。 フジテレビの看板番組『めざましテレビ』や『ノンストップ!』など、人気番組を受け持つ彼女。女子アナっぽくない庶民的発言が視聴者のみならず、共演者からも高い支持を受けているのが特徴です。しかしそんな彼女を見る目が最近、そわそわしてしまうのです。 原因は1つ。現在お付き合いしているお笑い芸人・おばたのお兄さん(29)が、ファンの女性と浮気をしてしまったからです。 起きたことに対しては当人同士で協議した結果「様子見」となったようです。しかし以降、恋愛ネタが出ると何かと浮気のことを引っ張り出される状況。まわりからも「もっといい人がいるよ」と、言いやすいからこその“善意の押し付け”がなされているそうです。これでは山崎さんが“1回のあやまち”として吹っ切ったとしても、言われるたびに迷ってしまうかもしれません。 「浮気は本能」とか「浮気はクセになる」なんて言われ、実際多くの男性があやまちを繰り返しています。でも1回様子を見ると決意したのなら「もしかするとまた……」と、未来の“タラレバ”を妄想するのは無駄なことです。ただし、浮気をした状況から見える“将来的な失敗リスク”はしっかりと把握しておく必要があるでしょう。 おばたのお兄さんの場合はファンという本来距離を保つべき存在にすぐ心を開いてしまった無防備さと、知らぬ間に盗撮されていたというガバガバの隙がありました。この2つの要素は浮気に限らず、将来的に他の失敗にもつながりそうなリスクといえます。それでも支えるのか山崎アナ!?たしかに「他いっとこ!」と言いたくなるほど心配になります。 と、まわりの人たちと同じく辛口な評価ばかりしてしまいました……。ただ浮気はされたら嫌なものですが、しいて言うならメリットもなくはありません。それは「モテたい」という強いバイタリティが、浮気だけでなく仕事の成果につながる場合があることです。 浮気に関するデータは各社いろいろありますが、総じて「男性の年収が上がるにつれ、浮気願望や浮気への容認度が高まる」といわれているそうです。つまり浮気をするほどのバイタリティがある人は、仕事で成功する可能性を秘めているとも言えなくはないのです。 これは、卵が先か鶏が先かの話でもあるかと思います。ただおばたのお兄さんも浮気を認めてネタにしているのなら、その罪の意識をブレークへのバイタリティとして燃やし尽くすしかありません。 ちなみにもう少し先の話をしますが「妻のほうが年収の高い夫婦は離婚する確率が高い」という話もよく聞きます。いま浮気を許したとしても、結局収入などの関係性に変化が生まれない限りこの2人はうまくいかないのかもしれません。 ああ、山崎アナが好きすぎてつい言いすぎてしまった。三十路の入口に立つ彼女に、どうか幸あれ!
2017年11月14日3月19日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で山崎夕貴(29)アナの“従来の女子アナ”らしからぬ発言が波紋を呼んでいる。 同番組には、2月16日に妊娠5カ月であることを発表した赤江珠緒(42)アナが出演。番組冒頭で松本人志(53)が赤江の妊娠について「腐るほど言われたでしょうね、“玉のような赤ちゃんを”って」と触れると、本人は「いえ、意外と言われてないです」と笑った。 またMCの東尾幸治(49)が「(妊娠中は)おっぱいが大きくなるとかよくいわれますけど」と妊娠中の身体の変化について言及。すると山崎が「てへへへ」と照れ笑いした後、突如会話に割り込んで「なんの質問ですか、それ」と突っ込んだ。 このツッコミに松本は「なんでも下ネタと思い過ぎよ(笑)。下ネタ探知機が壊れてるよ」と指摘。東野も赤江も「結構、普通の質問ですよね」と返すとスタジオは爆笑の渦に包まれた。 アナウンサー事情に詳しいテレビ局関係者は、最近の女子アナの“ある変化”についてこう分析する。 「従来女子アナは、“清純派”でなければいけないというイメージがありました。最近ではその需要が変わりつつあります。というのも、いまや女子アナはバラエティー番組でも欠かせない存在。くだけたトークが必要になってくる番組に出演する際にある程度下ネタもOKでないとMCが話題を振りづらい。どんなシチュエーションでも臨機応変に対応できる力が求められているんです」 山崎は15日放送の同番組内でも、R-1王者のアキラ100%の“裸芸”を生観賞した際、松本から「山崎めっちゃウケてるやん。お前やっぱ下品やな」と突っ込まれていた。清純派女子アナはもう時代遅れ!?
2017年03月20日1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのかを知るために、猪熊の故郷香川にある「丸亀市猪熊弦一郎美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。MIMOCAを訪ねるまで、頭の中には一つの疑問があった。猪熊弦一郎のことを調べる程、その多彩な絵画様式に驚かされ、そしてまた「どれが本当の猪熊さんなのか」という疑問が沸き上がってきたのだ。もちろん、どの作品もその絵筆を持った猪熊作品に違いないのだが、時にその作品からはアンリマティスを色濃く感じ、時に作品からはピカソの面影を感じる。また、具象と抽象を行き来し、自在に色彩やフォルムを操っているようにさえ見える。さあ、猪熊はどのような生涯をアーティストとして歩んだのか、6月30日まで開催中の展示「猪熊弦一郎展「私の履歴書」前編ーー絵には勇気がいる」を同館学芸員の古野華奈子さんとともに巡りながらお届けしよう。1/2はこちらから。■幼少期から晩年まで、約2万点の猪熊作品の収蔵約2万点もの猪熊作品を所蔵するMIMOCA。猪熊が幼少期に書いた絵から、東京美術大学(現 東京藝術大学)在学時の作品も含めて、日本、フランス、ニューヨーク、ハワイなどで創作された晩年までの作品を収蔵している。それに加えて、猪熊が蒐集していた雑多なものたちも保管されており、その時々の企画に合わせてセレクトされ、彼の絵画作品と共に展示されている。MIMOCAは、まさに猪熊の生涯に渡る創作活動の軌跡を知ることが出来る場だ。■私の履歴書ーー絵には勇気がいる5月にMIMOCAを訪れた時は、1979年に日本経済新聞の連載「私の履歴書」のために猪熊が半生を綴った原稿を元に構成された企画展「猪熊弦一郎展「私の履歴書」:前編ーー絵には勇気がいる」と、猪熊が晩年描いた「顔シリーズ」が展示されていた。学芸員の古野さんと共にこの二つの展示を歩きながら彼の作品を通して猪熊と向き合ってみたい。■絵の上手な少年が画家・猪熊弦一郎になるまで「私の履歴書」を元に猪熊の半生を知る企画展は、猪熊が絵画に目覚めた幼少期の作品からスタートする。その後、現東京藝術大学に進んだ猪熊は、後に画家として活躍する同級生、小磯良平、荻須高徳、中西利雄、岡田謙三、山口長男らの洗練を受ける。同級生たちと切磋琢磨し、自分らしい作品とはと猪熊が試行錯誤を繰り返したことは、次々と作風の変わる作品からも感じ取れる。「どんな絵画表現が出来るのだろうか」と言う問いに対するその時々の猪熊の答えが作品になっているかのようだ。《題名不明》1919年《画室》1932年■マティスからの一言ーー「お前の絵はうますぎる」学生時代よりパリに行くことを熱望していた猪熊は、1938年妻・文子と共に憧れの地を踏む。そこで猪熊はマティスに絵を見てもらう機会を得るのだが、そこでマティスに「お前の絵はうますぎる」と言われる。このことを猪熊は、著書『私の履歴書』にこう記している。ーー結局、うまく描くということは人によく見てもらいたいと思うために描くことに通じている。(中略)思ったことを素直な、虚飾のない姿でカンバスにぶっつけることこそ一番大切だ。「絵がうますぎる」という先生の言葉はそんな意味だ。(中略)この言葉は私の一生を通じて、すべてのことに最も大きな教訓となっているーー■自分らしい表現を追求して猪熊と親交が深かった画家の一人に藤田嗣治がいる。藤田と猪熊は第二次世界大戦中、フランスの片田舎へ共に疎開したり、日本への引き上げ船に乗るようにと藤田が猪熊を諭したりと、まさに寝食を共にしながら過ごした友人でもあった。同企画展では、藤田独特の乳白色の地塗りのテクニックを猪熊なりに真似たような作品『レゼシーの人形のような子供』(1939)も展示されている。また、日本への最後の引き上げ船に乗る直前まで、戦火の中描き続けた作品『マドモアゼルM』(1940)。この作品はパリでの最後の作品となり、猪熊の具象作品の代表作と言われている。《マドモアゼルM》1940年3年という短いパリ滞在期間においても、猪熊の作品は次々とその様相を変えてゆく。濃密な3年間、自分らしい表現とは何かを追求する猪熊の姿を、この展示を通じて知ることができた。猪熊は制作活動を通じ、「自分の表現とは何か」「美しさとは何か」を、生涯問い続けていたのだろう。アーティスト猪熊弦一郎の生涯は、創作を通じた発見の連続だったのかもしれない。ーー私は画家になって本当に良かったと思う。(中略)毎日を喜びと感謝を持ちつつ制作を続け、ますます子供の心のように清く生き生きとそして明るく、何事によらず未知の世界に大きな驚きと興味を持ち続けて、いままでにない何かを作り上げたい念願で一杯である。ーー『私の履歴書』猪熊弦一郎著より抜粋MIMOCAでは、勇気を持って絵と向き合うことを選んだアーティスト・猪熊弦一郎の軌跡に触れることができる。瀬戸内を訪ねるのなら、ぜひ訪れたい場所の一つだ。【展覧会情報】企画展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」会期:7月17日から11月6日常設展「猪熊弦一郎展ニューヨークでの制作ーデザイン・壁」会期:7月17日から11月6日特別展示「ホンマタカシ《三越包装紙》」会期:7月17日から11月6日【美術館情報】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館住所:香川県丸亀市浜町80-1(JR丸亀駅前)開館時間:10時から18時まで(入館は17時30分まで)休館日:年末(12月25日から30日)※臨時休館の場合あり
2016年06月28日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日女優の木嶋のりこと間宮夕貴が、「江戸川乱歩エロティックシリーズ」第3弾となる映画『屋根裏の散歩者』(7月23日公開)でW主演を務めることが10日、発表された。原作は、1925年に執筆された同名小説。1970年に始まり、1976年、1994年、2007年にも映画化されたほか、さまざまなテレビドラマにも登場するなど、クリエイターたちの想像力をかき立ててきた。これまで同シリーズの第1弾『失恋殺人』、第2弾『D坂の殺人事件』を手がけた窪田将治監督がメガホンを取り、脚本も執筆する。木嶋と間宮は、オールヌードで大胆なベッドシーンに挑戦。淵上泰史、河合龍之介、近藤芳正、草野康太、松本若菜、柳憂怜らも出演し、3人での圧巻の情事のシーンも見せつけるという。映画は、7月23日から8月5日にかけて、2週間限定レイトショーで公開(18歳未満は入場禁止)。初日の東京・シネマート新宿での木嶋、間宮、窪田監督による舞台あいさつの実施、7月27日のDVD『メイキング・オブ・屋根裏の散歩者 主演:木嶋のりこ 間宮夕貴』(3,800円/税別)のリリースも決定した。(C)2016「屋根裏の散歩者」製作委員会
2016年06月10日テレビ朝日の入社式が1日、東京・六本木の同局で行われ、11日から新人の桝田沙也香アナウンサーが『ワイド!スクランブル』で、森川夕貴アナウンサーが『報道ステーション』で天気コーナーを担当することが発表された。桝田アナ(22)は、慶応義塾大学商学部卒業で、2012年のミス慶應コンテストファイナリスト。趣味はジョギングで、フルマラソンの完走経験もあるという。桝田アナは「(初お披露目の)11日を前に、少しでも成長した姿でデビューが迎えられるように、エンジン全開で頑張って参ります!」と意気込みを示した。森川アナ(22)は、上智大学外国語学部卒業で、第25代ミス富士山グランプリ。趣味はトランペットで、中学・高校の英語教員免許を取得している。森川アナは「この場に立ち、あらためて社会人として会社、そして社会に貢献いく立場になったんだなと実感しております。毎日ささやかではありますが、お天気を通して視聴者の皆さまに貢献していきたいと思っております」と抱負を述べた。この入社式には、4月21日スタートの同局系ドラマ『グッドパートナー』(毎週木曜21:00~21:54)で主演を務める俳優の竹野内豊が、サプライズで登場。同局社員の証しである"ゴーちゃん。バッジ"をスーツに直接つけることになり、竹野内の大ファンだという森川アナが代表して登壇した。至近距離で対面した森川アナは「顔がちっちゃくて隣に立ちたくないです…」と赤面。さらに、ドラマのタイトルにかけて、森川アナが"グッドパートナー"として指名した桝田アナも、竹野内にバッジを装着してもらえることになり、「心臓が口から飛び出そうです!」と興奮状態で"初レポート"を伝えた。
2016年04月01日三越日本橋本店中央ホールにて3月30日から4月5日まで、三越の包装紙「華ひらく」の生みの親である猪熊弦一郎にフィーチャーした展覧会「猪熊弦一郎と『華ひらく』展」が開催される。同展示会は、猪熊弦一郎が香川県で生まれ育ったことももあり、三越伊勢丹と瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2016」とのコラボレーションの一環として開催されるもの。また3月30日からの期間は、戦後間もない1950年に猪熊弦一郎によってデザインされ、三越の顔として現代でも愛され続けているオリジナル包装紙「華ひらく」のデザインを採用した様々なアイテムが全国14店舗の三越各店で展開される(展開アイテムは各店ごとに異なる)。華ひらく柄を採用したラインアップは、廣瀬染工場による江戸小紋ストール、胸元にワンポイントとして華ひらくモチーフを採用したTシャツ、華ひらく柄のペアブリックボトルのミネラルウォーターなど。多彩な表情で暮らしの中にとけこんだ「華ひらく」をじっくりと楽しむことができる機会となっている。
2016年03月16日松坂桃李と木村文乃が出演するドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」がいよいよ今夜15日(火)の放送で最終回を迎える。本作の黒幕について予想合戦が繰り広げられる中、最終回の内容が一部明らかとなった。本作は、刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂さん演じる里見偲と木村さん演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会い、運命を狂わされていく、ラブサスペンス。先週放送の第8話放送終了後から“黒幕は誰だ”という予想合戦が繰り広げられ、爆発的な盛り上がりをみせている本作。ネット上では「橘カラが生きているなら、黒幕はカラ」「まさかの松坂桃李?」「猪熊もなんか怪しい」「もしかしてチビデカ?」「レナちゃん?アイちゃん?」など、様々な予想が飛び交っているようだ。また、ドラマのタイトルに含まれる“刑事×彼女×完全悪女”という原作コミックにはないドラマオリジナルで加えられた部分に何か秘密が隠されているのか…との見方もできる。また第8話では、渡(光石研)に襲われ意識不明の状態に陥っていた里見(松坂さん)は、なんとか意識を取り戻し、猪熊(木村さん)の荷物から居場所を推測。潜伏先を割り出した里見は、アイ(佐野ひなこ)と共にそこへ向かう。銃を手にしたカラ(菜々緒)と激しいバトルになりつつも気絶させ、猪熊を救出する。だが、戻ってみると拘束したはずのカラの姿がない。そのとき、背後からカラが忍び寄り今度は斧で襲いかかる。間一髪のところで猪熊の発泡によりカラは即死した。いままでのカラは実は戸籍を乗っ取り、月本(要潤)の整形によって生まれたニセの“橘カラ”だったことが明らかになるなど、さらに衝撃の展開をみせた回。最後には、キソウの刑事たちが駆けつけるも別荘は燃えさかり呆然と見つめる…というところで終了した前回。今夜放送の最終回は、燃えさかる別荘から何とか逃げ出した2人は、駆け付けた速水(北山宏光)や安藤(船越英一郎)に保護され、焼け跡からはカラの遺体が発見された。病院で目を覚ました里見が猪熊の病室を訪ねると、そこには無事保護されたアイとレナ(入山杏奈)の姿が。アイとレナが病室を出ていくと、里見は「生きた心地がしなかった」と猪熊を抱きしめる。一方で、里見はまだ心のどこかで今回の事件のことが引っかかっていた。猪熊の証言によると、カラは里見と猪熊の関係に嫉妬し、猪熊を監禁したうえで、里見を殺そうと企んでいたという。しかし、これまで幾度となくカラと対峙し、決して失敗しない用意周到な計画の数々を目の当たりにしてきた里見には、そんな完璧な悪女・カラの犯行動機が単なる“嫉妬”だとは到底思えなかったのだ。そして、ある疑惑を胸に、もう一度カラの過去を洗い直そうと、再び単独捜査を開始。しかしそこには、誰も予想していなかった衝撃の結末が待っていた。カラの恐ろしい計画は、まだ終わっていなかった…。また本作では、ドラマ公式とカンテレ公式のTwitterが毎週ツイートしているハッシュタグが話題となっている。毎週OA当日、日付が変わった深夜0時直後に、里見、猪熊、カラ、そして、チビデカの4パターンのハッシュタグを発表。このハッシュタグが、ドラマの見どころのキーワードになっているという仕掛けもあり、ファンの中ではこれも楽しみの一つと評判になっている。さらに、松坂さんら出演者や原作者らも、自身のアカウントで、このハッシュタグをつけてツイートし、話題となっている。そして気になる最終回のハッシュタグは、「#今夜は桃李に守られたい」「#文乃が黒幕かもってどゆことやねん」「#菜々緒様は永遠に不滅だカラ」「#この署内のチャンピオンさチビデカナンバー1」の4つだ。さらに現在放送されている最終回の予告では、里見が号泣しながら「夕貴!」と恋人の猪熊の名前を叫んでいるシーンが、様々な憶測を呼ぶなど、当初から告知されていた“原作と異なる結末”にさらなる拍車をかけている。カラの計画に最後まで惑わされること間違いなしの最終回をぜひその目で確かめてみて。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は毎週22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月15日松坂桃李を主演に迎えて贈るドラマ「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。17日今夜放送の第5話にて、美しき殺人鬼・カラ演じる菜々緒が、彼女に翻弄される男演じる光石研とラブシーンを披露することが明らかとなった。前回までの放送では、主人公の警視庁機動捜査隊の里見(松坂さん)とその相棒であり恋人の猪熊夕貴(木村文乃)をターゲットにしている美しき殺人鬼・カラ(菜々緒)。猪熊に近づくために里見の家の前に住む40代独身のデザイナー渡公平(光石さん)を手玉に取り、カラは二人の監視を続けていた。そんなことは知らず、渡はカラに翻弄され、結婚指輪まで用意しプロポーズまでする始末…。しかし、そんな彼の恋心を逆手に取ったカラは、ある計画をもくろみ、思わせぶりな返事をする。一方で、猪熊から里見を引き離したいカラは、変装で尾行している里見の写真を見せ、あたかもストーカーをしていると誤解するように相談。そこで実は恋人であると打ち明けてしまう猪熊。そんな二人のやり取りがあることも知らず、徹底的にカラをマークし続ける里見はまんまとカラの罠に引っかかってしまう――。そして今回放送の第5話では、カラとホテルのエレベーターで接近しているところを猪熊に目撃され、カラとの関係を誤解された里見は、何とか猪熊と話をしようとするが、露骨に避けられてしまう。翌朝、安藤(船越英一郎)に呼ばれた猪熊は、本庁捜査一課への異動を内示を受けるが、里見との約束が頭をよぎり躊躇してしまう。前日の一件で、里見が何か隠し事をしていると確信した猪熊は返事を保留。一方、猪熊栄転のうわさを聞きつけた速水(北山宏光)は、猪熊が活躍するきっかけになったのはカラだとあたりをつけて、密かにカラに接触…。その頃、自分一人でカラと対峙することに限界を感じた里見は、アイ(佐野ひなこ)とレナ(入山杏奈)に協力を依頼。カラの住所を聞き出し、家の侵入に成功した里見。そこで、カラの過去を暴く思わぬものを発見する――。さらに今回は、原作でも描かれているカラを寝室へと誘うファンには待望の名シーンが実現される。この撮影では光石さんのアイデアも飛び出し「今夜、僕の寝室に来てくれないか!」のセリフで寝室の扉を開ける動きを追加、さらに「好きだからでしょ!?だったら!」でベッドを指さした自然な動きも「いいですね!」と演出の本橋も絶賛。カラを誘うために悲しいほど必死な渡にカラは「口を開けて」と命令。そして、あんぐり大口を開けた渡にカラの顔がだんだんと近づいていき…。今回の撮影を終えた光石さんは、「カラは…魔性」と渡同様力尽きた様子で話していた。菜々緒さんとの共演については「世の男性に刺されるんじゃないかな(笑)。渡自身はラブストーリーだと思ってやっているのに、カットがかかるとみんなが大笑い(笑)。芝居としてやりすぎかなと思うこともありますが、監督は『もっとやってください』と言ってくださるので、調子に乗ってやっています」と自身も楽しんでやっているとコメント。先週のラストでカラの罠にまんまとハマってしまった里見。里見に疑問を抱く猪熊との仲はいったいどうなってしまうのか。カラの過去とはいったい…。ますます雲行きが怪しくなっていく本作に目が離せない。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜日22時よりフジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月17日初回のスペシャル放送で視聴率12.9%と好スタートと切った、松坂桃李主演の連続ドラマ「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。この度、本作で美しき殺人鬼・橘カラ役を演じる菜々緒が今月28日に誕生日を迎え、共演の松坂さんと木村文乃と共に菜々緒さんを祝った事が分かった。原作は「週刊モーニング」で連載されていた山崎紗也夏の同名人気コミック。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂桃李演じる里見偲と木村文乃演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会い、運命を狂わされていくラブサスペンス。今回、“美しき殺人鬼”橘カラを演じている菜々緒さんが、今月28日に27歳の誕生日を迎えた。当日は、本作のドラマ撮影が行われていたのだが、撮影が終わると、スタッフが「重大発表があります!今日は菜々緒さんのお誕生日です!」と叫ぶと同時に、花火が弾ける特製ケーキが運ばれてきた。なんとケーキにには、第1話で菜々緒さん演じるカラが、真っ赤なミニワンピース姿で、連続殺人犯のタクシー運転手(板尾創路)をバールで殴りつける姿が描れていた。「なにコレ、すごいのが来た!」と驚いた様子の菜々緒さん。いかにも呪われそうな丸いケーキの周りには、飛び散った血しぶきをイメージさせる赤いクリーム。さらに、ハロウィンにちなんだドクロ、カボチャ、コウモリの飾り。そんな悪女全開のケーキに「すごい、バールのシーンだ!」と菜々緒さんも大喜びの様子。さらに、「サイレーンチームからです!」と松坂さんがプレゼントを手渡し。開けると同時に菜々緒さんは大爆笑!プレゼントはなんと“デビルに変身セット”。「いまの私に一番求められているやつだ」と笑いながら、真っ赤でセクシーなミニワンピースに、デビル角のカチューシャ、黒いレースのマスクを箱から取り出し、さっそくマスクを着けて、1話のセリフ「私の計画に変更はないから」と決めポーズをとってみせていた。その様子に木村さんも「似合いそう!」と話し、菜々緒さんが「着なきゃね」と答えると、松坂さんがすかさず「どこに着ていくの!?」とツッコミを入れ、「え?現場に着ていくよ、(ハロウィン当日は撮影)ないかな?」と淡々と答える菜々緒さんに「げ、現場に…!?」と松坂さんは目を丸くし驚きを隠せない様子。そして最後に「プライベートでこれを着て、初のハロウィンに参加しようかな?仕事ではあるけどプライベートではハロウィンをしたことがないんですよ。本当にありがとうございました」と微笑んでいた。また、11月3日に放送される第3話では、カラを整形した整形外科医・月本(要潤)の正体を秘密裏に潜入捜査を進める里見(松坂桃李)と、そんな恋人の様子に不安を覚える猪熊(木村文乃)の間に距離が生まれ始める。その一方、猪熊が持つ正義感を追体験したいカラは、新たな計画を企てる…。里見は猪熊を守れるのか。更なる里見とカラの対決から目が離せない。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜日22時よりフジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2015年10月30日松坂桃李がゴールデンプライム帯で初主演を果たした連続ドラマ「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。この度、初回の2時間スペシャル放送の視聴率が関東地区12.9%、関西地区14.4%、と好スタートを切ったことが分かった。原作は「週刊モーニング」で連載されていた人気の同名コミック。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂さん演じる里見偲と木村文乃演じる猪熊夕貴が、殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会うことで、運命を狂わされていくラブサスペンスだ。初回放送では、里見と猪熊が殺人現場で出会った橘カラが、ターゲットにした猪熊に近づくため主人公たちの知らないところで殺人を犯すシーンが描かれ、勘の良い里見は、連続して起こる殺人事件の裏でカラが関係しているのはないかと疑問を抱いたところで物語は終わった。この放送は、関東地区、関西地区で高視聴率を獲得したほか、名古屋で15.3%、北部九州で13.8%、札幌では13.2%、仙台では14.5%、広島では13.9%、静岡では14.9%、さらにこの8地区の平均が14.1%で、占拠率もすべての地区で20%超えと、全国的に好調な視聴率を記録した。続きが気になる次週27日放送の2話では、里見が、被疑者が通っていた美容整形外科の院長の月本(要潤)と対面。その晩、酔った勢いで安藤や速水(北山宏光)をカラが働くキャバクラへと案内する。泥酔した里見がトイレで寝ていると目の前にカラが現れ、いとも簡単に里見の体を抱き起こす。その腕力に思わず正気に返る里見。一方のカラは、突然店に来た里見の真意が分からず苛立ちを覚える。翌日、以前に猪熊たちと訪れたカラオケ店で月本と会ったことを思い出した里見は、自殺した被疑者同様、カラも月本の患者なのでは、と考え、猪熊にも内緒でクリニックを見張り始めるが…。SNS上では早くも「#今夜は桃李に守られたい 」と「#菜々緒様に襲われたい」のハッシュタグが飛び交い、物語の展開を楽しみにしているファンが大勢いることが伺える。2話以降もハラハラドキドキする展開の連続の様子。カラの目的はいったい何なのか?そして里見はどうやって猪熊を守っていくのか?悪女注意のサイレンが日本中に鳴り響く本作からますます目が離せない。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜日22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日松坂桃李を主演に木村文乃、菜々緒を迎えて贈るドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」。本日20日(火)21時より初回2時間スペシャルで放送開始される本作から、主演の松坂さんが警視庁を訪れ、警視庁第一機動捜査隊の原きよ子と対談を行ったことが明らかとなった。原作は、週刊モーニングで連載されていた人気コミック「サイレーン」。機動捜査隊の物語が描かれ、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂桃李演じる里見偲と木村文乃演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる謎の美女・橘カラと出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンス。今回主演の松坂さんが訪れた原さんは、今春、刑事部門の花形ポストである機動捜査隊に初の女性機捜隊長として着任した人物。その他二人の隊員も参加して対談が行われた。そんな原さんは、ドラマの内容を理解した上で「ドラマに合わせて男女2人を揃えました。…恋人同士ではないですけど!」と原さんの心遣いに、思わず笑顔がこぼれる松坂さん。また松坂さんが最初に気になったのは、隊員2人の襟バッジ。「何のバッジですか?」と問うと、男性隊員は「警視庁機動捜査隊を示すバッジです。Mobile Investigative Unit=機動捜査隊で、頭文字を取り“MIU(ミュウ)”と読みます」と答えた。また「そもそもなぜ警察官になろうと?」という問には、「体を動かすのが好きなことと、刑事ドラマを見て、漠然と憧れていて」と原さん。男性隊員も「刑事ドラマの刑事に憧れて」というのが理由だという。意外にもテレビドラマの影響が強いことを知り、驚きの様子を隠せない松坂さん。そして、「身の危険を感じた瞬間は?」という質問には、男性隊員から「夜中の呼び出しで行くと、一番のりで現地に到着。通常、周囲を固めて応援を待ちますが、明らかに裏手から逃げる音がしたので急いで回りました。懐中電灯で照らすと犯人は2人。数で負けていたので、まずいな!と思いながら格闘しましたが、結局、一人逃しました」とドラマと重なるエピソードに思わず「サイレーンですね!」と興奮を隠せない松坂さん。さらに、初の刑事役を演じるにあたって松坂さんに刑事の心得のアドバイスもしていた。原さんは、「捜査できるのは警察官であり、刑事です。それを思えば、自分がやるべきことがわかる。ぜひ、この心を忘れずいろんな挑戦をして頂ければ、良い刑事になれると思います」。また男性隊員は「機捜では行いませんが、刑事であれば犯人を取り調べる仕事も出てきます。被害者を慮れば“この野郎!”となるけれど、相手を知ろうとしなければ、解決しない。結果、被害者のためにならないのです。許せない事案もたくさんあるけれど、冷静になることが大事です」。そして女性隊員も「一番は、諦めないこと。そして、些細なことも見逃さないこと。会話の中の些細なこともちゃんと受け止めて考えることです」と貴重な助言を述べていた。最後に原さんから「私たちからすれば、松坂さんが機捜刑事を演じてくださることで、より多くの方に機捜刑事の存在や仕事を知ってもらえるのは凄くありがたいこと。ぜひ頑張ってください!」とエールを贈られた松坂さんは「頑張ります!今日もこれから撮影なので、今聞いたアドバイスをしっかり体に入れてやります!」と意欲を見せていた。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は10月20日(火)より毎週火曜日22時~放送。初回のみ21時から22時48分の2時間スペシャルで放送。(cinemacafe.net)
2015年10月20日主演に松坂桃李を迎え、自身ゴールデン・プライム帯初主演作品となる、フジテレビ系連続ドラマ「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。10月からの放送開始を目前に控え、主演の松坂さんとヒロインの木村文乃が2日違いで誕生日を迎え、都内撮影現場でサプライズバースデーセレモニーを行ったことが分かった。原作は、週刊モーニングで連載されていた山崎紗也夏の同名コミックをドラマ化したもの。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある里見偲(松坂桃李)と猪熊夕貴(木村文乃)が、とある殺人現場に突如現れた謎の美女・橘カラ(菜々緒)と出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンス。今回、まさに本作の撮影真っ只中の都内某所で、主演の松坂さんとヒロイン・木村さんがそれぞれ17日と19日という2日違いで誕生日を迎えるにあたって、サプライズバースデーセレモニーが行われた。事件現場に二人が捜査に入るシーンの撮影を終えた直後、スタッフもキャストも全員が揃っているそのままの状態で、スタッフから「きたる10月17日に松坂さん、19日に木村さんがお誕生日を迎えられます!」と声がかかった。ハッピーバースデーの歌が響く中、驚く2人の前に登場した大きなケーキ。なんとケーキの上には、PRスポットで流れている、“2人のキスシーン”を再現した飾り物が堂々と主張していたのだ!それを見た松坂さんは「なんでこのシーンを切り取ったの!?」と驚きを隠せない様子。また木村さんも「恥ずかしー!」と両手で顔をおおって照れ笑いを浮かべていた。松坂さん演じる里見が下、木村さん演じる猪熊が上の体勢の、本人でなくても照れてしまいそうな、熱烈で幸せな恋人たちのラブシーン。さらによく見ると2人の背後からその様子をじっと見ている人影が…。「あ、これ、菜々緒さんだ!」と気づいたのは松坂さん。謎の美女・カラ役の菜々緒さんに似せた人形が、2人をつけ狙うかのような特別なケーキに大興奮の様子。そして、さらに、スタッフに「2人でケーキ入刀をお願いします」と言われ、松坂さんは「え、なんで(笑)」木村さんは「ホントにやる?(笑)」と一瞬躊躇した感じだったが、見事にナイフを入れていた。そして番組を代表して船越英一郎から、“I ラブ ”のあとにお互いの顔写真が胸にプリントされた世界にたった2着のペアルックパーカーといった遊び心いっぱいのプレゼントが贈られていた。「よく作りましたねー」と照れを超えてもはや感心した様子の松坂さん。木村さんも「今日着まーす!」と胸の前に広げて笑顔で答えていた。そして最後に松坂さんは「今日は人が多いなーと思ったんですが、気づかなかった、こういうことなのか(笑)。27歳になる瞬間をこの現場で迎えられて幸せです。皆さんの愛情をすごく感じました。パワーをもらった!ドラマの最後まで駆け抜けます。そして、27歳のこれからもがんばります」と喜びと改めて本作への意気込みをコメント。そして木村さんも「手の込んだプレゼントを本当にありがとうございます。誕生日の19日はドラマ初回の前日で幸先いいスタートになりそう。大成功を目指してがんばります」とコメントを寄せた。ケーキに乗せられたあのシーンも気になるところ、信頼しつつもツッコミ合う二人の新たな名コンビをぜひテレビで確かめてみて。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は10月20日(火)より毎週火曜日22時~フジテレビにて放送開始。初回のみ、21時~2時間スペシャルで放送。(cinemacafe.net)
2015年10月16日『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』『劇場版 MOZU』など話題作に出演する俳優・松坂桃李がゴールデン・プライム帯初主演、共演に木村文乃で贈るフジテレビ系連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」。この度、原作にも登場し物語の中でキーとなる連続殺人鬼役を板尾創路が演じ、第1話に登場することが分かった。原作は、週刊モーニングで連載されていた人気コミックス「サイレーン」。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語が描かれ、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂さん演じる里見偲と木村さん演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる謎の美女・橘カラと出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンスだ。板尾さんは、「家族ゲーム」で主人公に翻弄される歪んだ父親役、「極悪がんぼ」では一見温厚だがひとクセある元公務員役など、いままで一風変わった役を熱演。その独特な表現力やミステリアスな雰囲気に高い評価が集まっている。本作では、原作でも描かれているエピソードで、白いソックスを履かされた女性の変死体が次々と発見される“白ソックス連続殺人事件”の犯人役を演じる。「色んな殺人鬼を演じてきましたが、白いソックスに執着のある殺人鬼は初めてですね。それとタクシーの運転手は久しぶりでした。菜々緒さんは美しくて、人形のような完璧さがあり、強さに説得力がありました。連続殺人鬼は表情や心理など、役作りのし甲斐があるので、撮影はとても楽しめました。1話のキーマンなので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです」と見所を語った。先日、菜々緒さん扮する演じる謎の美女・橘カラを乗せたタクシーで闇夜に消えて行く、物語の中で重要なシーンの撮影を敢行。主人公の里見や猪熊が、まだ知らないところで繰り広げられているカラと殺人鬼のエピソードから、目が話せない。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は10月20日(火)21時より、初回2時間スペシャルで放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日フジテレビ系連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の製作発表会見が10月4日(日)都内スタジオで行われ、主演の松坂桃李、共演の木村文乃、菜々緒、山口紗弥加、光石研、船越英一郎が出席した。漫画家・山崎紗也夏による同名コミックの連続ドラマ化。仕事上の相棒で恋人関係でもある警視庁機動捜査隊の里見偲(松坂さん)と猪熊夕貴(木村さん)が、謎の悪女・橘カラ(菜々緒さん)に翻弄されながらも、難事件解決に奔走していく。自分の中の悪女部分を聞かれた木村さんは「ちょっとわからないですねぇ」と首をかしげておとぼけ顔。すると船越さんが「今の態度がもう悪女。現場では毎回貢物を渡しています。木村さん程無自覚な悪女はいない」と暴露すると、松坂さんも「現場でも男性スタッフが今の感じでハッとなっていますよ」と手の平で転がすジェスチャーを交えてその悪女ぶりを証言した。当の木村さんは「スタッフさんには、構っていただいているだけ。テンションを上げてちょっかいを出して元気をもらおうと思って」と言い訳するも「あ、私ダメな奴かも……」と自らの悪女ぶりを反省していた。一方、悪女役が続く菜々緒さんは「性格が男っぽいので、世間的なイメージも気にしません。“悪女役ばかりで可哀想”と言われる事があるけれど、それも全然ない。街中を歩いていても怖がられて声をかけられないから楽」とサバサバ。劇中ではセクシーなランジェリー姿を披露するが「撮影中はバスローブも羽織らず、下着姿でウロウロしていました。今考えたらまずかったかな?と思う」と大胆過ぎる一面を明かした。地上波ゴールデン枠連続ドラマ初主演の松坂さんは「会話に入って行けないタイプだけれど、スタッフさんと交流したり、アダナをつけたり、現場を明るくしようと和気あいあいやっています」と座長ポジションを意識的に自覚。ビルの窓から飛び降りるなどのハードアクションにも挑戦しており「吹替えなしでやっています。本当はスタントを使った方がいいけれど、アクション監督から“やっちゃえ”と言われて。飛んだり跳ねたりしています」と熱演を報告した。フジテレビ系連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は、10月20日(火)22時スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年10月04日女優の二階堂ふみが16日、都内で行われた映画『この国の空』の完成披露試写会の舞台挨拶に、共演者の長谷川博己、工藤夕貴、富田靖子、メガホンを取った荒井晴彦監督とともに登壇した。映画『この国の空』は、芥川賞作家の高井有一氏による同名小説を、脚本家の荒井氏が18年ぶりに監督に挑んだ一作で、戦時下の激しい空襲と飢餓が迫る恐怖のなかで懸命に生きる人々を丹念に描いた人間ドラマ。主演の里子を演じた二階堂は「戦後70年という節目でこの映画を作ることができて、皆さんにお披露目できるということで、今とても胸にくるものがあります。この映画を見て色々なことを感じていただければうれしいです」とあいさつした。さらに、脚本を読んだ感想を聞かれると「中学生のときに『わたしが一番きれいだったとき』という茨木のり子先生の詩を国語の教科書で読んで、ものすごく肌で実感した作品だったので、自分が戦争を題材に扱った映画に出る際は、こういう肌で感じるものをやりたいなと思っていました」と胸の内を語り、「今回の本を読ませていただいたときに、茨木先生の詩がすぐに頭に浮かんで、ぜひやりたいと思って、監督に初めてお会いしたときに、監督も茨木先生の詩のことをおっしゃっていて、そこでつながった気がしました」と運命を感じたことを明かした。また、今回の役を演じて、一番心に残った点について二階堂は「(戦争について)改めて考えたり感じたりすることが多かったんですけど、やはり忘れないということであったり、作り続けることであったり、私は戦争を知らない世代ですけど、体験をした方から話を聞いて感じて、伝えていくということをやっていかなければなと、すごく感じました」としみじみ語った。そんな二階堂と3年ぶりに共演した長谷川は、「初めて共演したときもすごい女優だなと思って、自分が10代のときってこんなことできなかったと落ち込んだんですけど、すっかり大人っぽくなって、その成長の過程が見られて、何か不思議な感じです(笑)」と照れ笑いを浮かべ、工藤は「ふみちゃんはすごく前向きな女優さんで、今どきに珍しくいい意味でガツガツしている女優さんなので、初日から英語で話すことになって、もんぺ姿で英語でしゃべっていました。でもそこですごく親しくなれたので、やりやすくて楽しい現場になりました」と印象を語った。映画「この国の空」は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開。
2015年07月17日