20代女性が真冬に求めるのは、ハートを温めてくれる映画!1年のうちで寒さが最も厳しくなる2月。暖房の効いた劇場で鑑賞できる映画はまさにこの時期にぴったりの娯楽ですよね。バレンタインでGETした新カレと行くも良し、玉砕した自分を慰めに行くも良し。人生の機微を描いた映画は、勝ち組・負け組関係なく感動を与えてくれるはずです。そんな季節に公開される作品の中で、20代女子が最も期待を寄せているのは……。>>男性編も見るQ:2月公開の映画で、あなたが観たい作品を選んでください。(複数回答)1位『人間失格』25.3%2位『食堂かたつむり』18.1%3位『交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦』14.7%4位『恋するベーカリー』12.3%5位『バレンタインデー』11.9%■内容&タイトルに惹かれた!派・『ウィニングチケット 遙かなるブダペスト』:「誰でも一度は想像したことあるシチュエーションを描いているから」(28歳/教育関連/秘書・アシスタント)・『カラヴァッジョ 天才画家の光』:「美術館で絵画を見るのが好きだから。殺人を犯しても許されるほどの絵を描いたカラヴァッジョの生き方に興味がある」(25歳/食品/企画開発)・『コトバのない冬』:「どうせ2月に観るなら、恋愛ものがいい」(27歳/IT/SE)・『コララインとボタンの魔女 3D』:「ちょっとホラーチックで、どんな展開になるのか前から気になっていた」(26歳/機械/財務)・『ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー』:「先月ニューヨークに行ってきたため、その景色をまた見たい」(25歳/証券/営業)・『バレンタインデー』:「バレンタインの季節だから恋愛映画を観てキュンとしたい」(24歳/金融/金融系専門職)・『過速スキャンダル』:「最近韓国ドラマにはまっているので」(28歳/商社/秘書・アシスタント)・『食堂かたつむり』:「寒い季節なので、心も体も温まる作品を観たい」(28歳/金融/営業)・『新しい人生のはじめかた』:「通常のロマンスは飽きてきたので。これなら新鮮かもと思った」(25歳/その他[美容・ペット]/総務)・『新しい人生のはじめかた』:「タイトルが気になった。最近は熟年ものが流行っている気がする」(27歳/官公庁/総務)・『霜花店 -運命、その愛-』:「韓国映画の“禁断の愛”は期待できる。見ごたえがありそう」(22歳/電気/総務)・『恋するベーカリー』:「カワイイ年上の女性を見るとなぜか元気になれる」(24歳/IT/総務)・『悲しみよりもっと悲しい物語』:「思いきり泣きたいから」(25歳/機械/財務)■原作が好き!派・『猿ロック THE MOVIE』:「TVドラマがすごく面白かったから。映画でパワーアップした市原隼人くんを観てみたい」(24歳/運輸/営業)・『交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦』:「スピード感があっていろんなことを考えさせられるドラマだったので、映画版がかなり気になる」(24歳/通信/人事)・『食堂かたつむり』:「料理を通して愛や生きることの意味を知る、という原作のストーリーに共感したので」(24歳/小売/秘書・アシスタント)・『人間失格』:「原作を読んだことがあるので、どのようにアレンジされているのか気になる」(24歳/精密機器/人事)■スタッフ&キャストが好き!派・『インビクタス/負けざる者たち』:「クリント・イーストウッド監督の作品は、本当に骨太で見応えがあるものが多いから」(27歳/医療/サービス)・『人間失格』:「生田斗真が好き。そして、歴史に残る小説が現代でどう映画化されたのか観てみたい」(27歳/IT/SE)・『恋するベーカリー』:「メリル・ストリープが好きだから。いつまでたっても現役で輝いてるなぁ」(27歳/公益法人/金融系専門職)総評太宰治の同名小説が原作の『人間失格』が男性編と同様1位に。口コミを見ると「生田斗真が好き。そして、歴史に残る小説が現代でどう映画化されたのか観たい(27歳/IT/SE)」など、キャストおよび原作が好き、という意見が大半を占めていました。一方、男性編4位の『食堂かたつむり』が2位に浮上したのは女性編ならではと言っていいでしょう。ハートフルな物語に美味しそうな料理と、女性が好きな要素がたくさん詰まっているだけに納得の結果ですが、加えて「寒い季節なので、心も体も温まる作品を観たい(28歳/金融/営業)」と、気候の影響も少なからずあるようです。また、4位、5位にランクインした『恋するベーカリー』、『バレンタインデー』もどちらかというと女性向きの作品。そもそも、このタイトルで無視できるわけがないですよね。中でも『恋するベーカリー』に関しては、「カワイイ年上の女性を見るとなぜか元気になれる(24歳/IT/総務)」、「メリル・ストリープが好きだから(27歳/公益法人/金融系専門職)」など、熟年のヒロインやその演者への支持コメントが見られました。年を取るのも悪くない……そう思わせてくれるのであれば、1,800円の入場料なんて安いものかもしれませんね。(文・大城健太郎)調査時期:2009年12月16日~12月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性708名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】見ると恋愛っていいな、恋をしたいなと思う映画ランキング【女性編】1月公開の観たい映画ランキング爆笑問題と絶妙な掛け合いを見せる、破天荒なイギリス人監督の正体とは!?完全版(画像などあり)を見る
2010年02月01日俳優、生田斗真の初主演映画『人間失格』の完成披露試写会が1月27日(水)、東京国際フォーラムで行われ、石原さとみら豪華女優陣が生田さんとの絡みについて思い思いに語った。美しい容姿と独特の感性を備え持つ資産家の息子・葉蔵(生田さん)が女性遍歴を重ねつつ、遊び人の先輩らの影響を受け堕ちていく姿を描く人間ドラマ。2009年の文豪・太宰治の生誕100年を記念して太宰の代表作から製作された。映画初出演にして初主演を果たした生田さんは「胸を張って自信作と言える作品になりました。みなさまに観ていただけることを心待ちにしていたので感無量です」と清々しい表情を浮かべた。葉蔵と次々に関係を持つ女性たちを演じた、石原さとみから三田佳子まで豪華女優陣がズラリと並び、生田さんとの共演の感想を順に報告。葉蔵に想いを寄せる下宿屋の娘・礼子を演じた坂井真紀は「撮影中は斗真くんしか見ないようにしていました」とテレ気味。葉蔵が堕ちていくきっかけとなる薬屋の女主人・寿を演じた室井滋は「目を覆いたくなるシーンが…まさか私もそんなことになるとは知らずに撮影現場に行ったものですから…暑い夏でございました」と苦笑い。葉蔵の最後の女・鉄役の三田さんも「斗真くんと大変なことになるシーンがありまして、オッホッホ」と楽しげにふり返り「室井さんもおっしゃっていましたが、私もそうなるとは思いませんで、ごめんなさいね。ショックを受けるかもしれない」と生田ファンに謝罪しつつ「私がおばあさん女優になって、男盛りの斗真くんとまたお仕事できたら」と妖艶な笑み。生田さん、共演の伊勢谷友介ら男性キャストを爆笑させた。一方、遊び人の先輩・堀木役の伊勢谷さんは、演技で心がけたことを司会を務めたフリーアナウンサーの深澤里奈から聞かれ「僕のキャラクターはやたらしゃべる役だったんですけど、僕、滑舌が悪いので…」。深澤さんから「では今回は、滑舌に気をつけたということで」と確認され、会場の笑いを誘った。また原作にない天才詩人・中原中也を演じた人気グループ、V6の森田剛も「後輩の生田くんと絡めたのはすごく楽しかったです」と“絡めた”の言葉で笑いを誘発。メガホンを取った荒戸源次郎監督も「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに撮りました。堪能してください」と呼びかけ、キャスト陣を苦笑いさせていた。『人間失格』は2月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開■関連記事:松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2010年01月27日新垣結衣と生田斗真が、一青窈の大ヒットナンバー「ハナミズキ」をモチーフに製作される映画作品『ハナミズキ』で共演することが分かった。「ハナミズキ」は2004年のリリース以来、多くの人に支持され、常にカラオケランキングのベスト10に入り続けている名曲。映画では、東京の大学への受験を控え、夢に向かってひたむきに走る紗枝(さえ)と稼業の漁業を継ぐために水産高校に通う康平の出会いと初恋、遠距離恋愛に別れ、新たな出会いや挫折といった巡り来る様々な運命が、10代後半から20代後半にかけての10年にわたって描かれる。彼らの運命を優しく見守るかのように映し出される、庭に埋められたハナミズキの木が印象的な役割を果たす。女子高生、そして外国で働くキャリアウーマンと10年に及ぶ紗枝という女性を演じ、女優としての新境地を切り開く新垣さん。大人のラブストーリーへの挑戦という点も楽しみだが、もしかしたらこれが最後の女子高生役になるかも?撮影は北海道や都内でのロケに加え、ニューヨークやカナダなど海外ロケも実施されるという。新垣さんは「本作のテーマである人を想うこと、想われることの気持ちの強さ、大きさ、温かさを素直に感じてもらえるよう頑張りたいです。生田さんはすごく誠実で心が広く常にオープンでいてくれる方です。2人のラブストーリーを主に描いている作品なので、お互いにコミュニケーションをとることをとても大切にしています。学生時代から10年間、相手を想い続ける純愛を演じることは初めての経験です。心境の変化、実際の年齢による見え方など“時間の流れ”を実際にこの映画をご覧になるみなさんに見せていければと思います。実は海外で仕事をする女性の設定なので英語も勉強しているんですよ!北海道は寒いですが、景色が良くて流れ星も虹も見たし、夕日も素敵です。1か月以上、こんなに長い間の地方での撮影は初めてですが、楽しく過ごしています」と意気込みと撮影の様子について語っている。生田さんからは「『ハナミズキ』の歌詞は、人によってそれぞれの受け取り方があり、この映画の答えもこの歌詞のくみ取り方の一つになっていると思います。今回、僕は相手を想う気持ちや10年間続く“我慢”を常に大切にして演じています。いままで純粋なラブストーリーを経験したことがなかったので、色んなことが初めてで、刺激的な毎日をすごく楽しんでいます。新垣さんの印象は、すごく感受性の豊かな方だと思います。この作品を見て、恋っていいなとか、人をこんなに想えることって素敵だなとか、そんな風に思ってもらえるような映画にしたいです。完成を楽しみにしていてください」と頼もしいコメントが。一青さんも「二人の想いはきれいに咲くのでしょうか。楽しみです」と映画に期待を寄せている。2人のほかにも、紗枝が東京で出逢う大学の先輩・運命の人となる北見純一役に人気急上昇中の向井理、紗枝の母・良子役に薬師丸ひろ子、さらに若くしてなくなった父親役をARATAが演じるほか、蓮佛美沙子、木村祐一、松重豊など豪華キャストが顔を揃える。「返礼」を花言葉に持つハナミズキ。いま、最も輝いている2人が10年の歳月を生きる姿、思い続けた気持ちを通じて、心の中にある普遍的で温かい部分=“無償の愛”を体現する。『ハナミズキ』は2010年夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年夏、全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会
2009年11月08日TVドラマに映画に人気絶頂の2人、生田斗真と麻生久美子を主演に迎え、岡田ユキオ原作の人気漫画「MOTEL」の映画化作品として進行中の『シーサイドモーテル』。その一癖も二癖もある登場キャラクターたちを演じる珠玉の共演キャストの正体が明らかになった!今回発表となったのは、この9人!山田孝之、成海璃子、玉山鉄二、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、そして山崎真実という主役級の豪華顔ぶれだ。彼らが演じるのは、生田さん、麻生さん同様、海なんかどこにもないのになぜか「シーサイド」と名づけられたモーテルの各部屋に集まる男女。何やら荒れた様相の202号室に暮らすのは、山田さん扮する借金を踏み倒したギャンブラー・朝倉と成海さん扮するその女・二宮。ここへ、玉山さん演じる朝倉の幼なじみの借金取り・相田にその部下、チー坊(柄本)そして謎の男・ペペ(温水)が姿を現す…。今回カップルを演じる山田さんと成海さんは、「ストーリーもキャラも共演者たちも面白いし、監督もすげーオタクっぽいし、これは面白くなるんじゃないかと思って参加を決めました!」(山田さん)、「共演者の方が面白い人ばっかりで、すぐに仲良くなれました」(成海さん)と楽しげなコメント。玉山さんも「キャラの濃い人が出てくるので、そんな中で僕も負けないで頑張っています」と意気込みを感じさせる。さらに、203号室には古田さん演じるED気味のスーパーの店長と小島さん演じる欲求不満の若妻。104号室には、山崎さん扮するキャバクラ嬢と池田さん扮する常連客という、異色のカップル。「現場が楽しそうだなと思ってたら、聖ちゃんと二人きりでした」と漏らすのは古田さんだが、キャスト一同からは現場も作品も「楽しい!」との声が続出。果たして、どんなアンサンブルを見せてくれるのか、期待は膨らむばかり。『シーサイドモーテル』は2010年、全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2009年10月13日周囲を山に囲まれているのに、そのホテルの名は“シーサイドモーテル”。そんな微妙なモーテルの一室で、生田斗真と麻生久美子が何をする――?別冊漫画ゴラクに連載された岡田ユキオの漫画「MOTEL」を原作に、あるモーテルに偶然集まったひと癖もふた癖もある輩たちが微妙に、絶妙に交錯しつつ、小さな幸せを見つけようとする姿を描いた『シーサイドモーテル』の製作が決定!主人公のセールスマン・亀田を『人間失格』で映画初出演にして主演を務める生田斗真が、そして一見、陽気なコールガールのキャンディを独特の空気感で観る者を魅了し、次々と話題作へと出演する麻生久美子が演じることが発表された。物語の舞台は周りを山に囲まれ、どこにも海なんかないのになぜか「シーサイド」という名がついたモーテル。かたや怪しげな化粧品を売りさばくインチキ・セールスマン。かたや三十路を前にすでに人気に陰りの見えるコールガール。この偶然の出会いが2人にもたらすのは、彼らが求めてやまない小さな幸せ?それとも…。生田さんは、自身の役を「インチキクリームを売りさばく詐欺師で、モーテルで偶然出会ったコールガールに恋をしてしまう青年」と説明。さらに「豪華なメンバーと作品を共に出来ることを楽しみながら演じていきたいです。監督からは、好きに遊んで下さいと言われました。本気で遊びます」と意気込みを語る。一方の麻生さんも「生田さんとの会話劇をテンポ良く作り上げられるよう頑張りたいと思います。とにかく出演者の方々が魅力的なので、贅沢な見どころ満載な映画になると思います」とコメント。是枝裕和監督(『誰も知らない』、『空気人形』)や西川美和監督(『ゆれる』、『ディア・ドクター』)の作品を手がけてきた独立系制作プロダクション、テレビマンユニオンによる本作。メガホンを取る守屋健太郎監督は2人について「生田くんは、いままでにないこの軽薄なキャラクターを楽しみながら演じてくれています。すでに衣裳合わせのときには亀田になりきっていて、数日前まで太宰治の作品をやっていたとは思えない豹変ぶりでした。麻生さんが演じるのは、亀田を翻弄する存在で、どこまでが駆け引きの言葉で、どこからが本音なのか、なかなか本心が見えにくい難しいキャラクターなのですが、とても絶妙なバランスで演じてくれています」と絶賛。2人の掛け合いを見どころに挙げている。因みに本作には、亀田とキャンディ以外にも個性的なキャラクターが数多く登場。借金を踏み倒したギャンブラーに、その恋人の猫好きな女。借金取りにチンピラ、伝説の拷問職人にED気味の社長、やる気のない警察官などが絶妙に交錯する群像劇となっている。現段階で生田さんと麻生さんのほかに、先輩・後輩の警察官コンビを演劇を中心に活躍する赤堀雅秋(「THE SHAMPOO HAT」主宰)、ノゾエ征爾(劇団「はえぎわ」主宰)が演じることが明かされているが、それ以外の登場人物の配役に関しては今後、徐々に発表されていく予定。この個性的過ぎる面々を誰が演じるのか?そして生田さん、麻生さんとの“化学反応”も楽しみだ。やがて朝を迎えたとき、彼らは海の見えないこのモーテルに海を見つけることが出来るのか――?すでに8月より撮影は開始されている『シーサイドモーテル』。公開は2010年を予定。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開
2009年09月10日