実母がいる実家で産前産後を過ごすのが一番安心だと思った私は、初めての出産は地元の産院を選びました。里帰り出産については、義母から義実家で過ごしてほしいと話がありました。産後の私の世話をしたいと言う義母には感謝の言葉しかありませんでしたが、気兼ねなく過ごせる実家で過ごしたかったので、義母には丁寧にお断りをしたのです。しかし、義母は納得してくれず、夫や実母に何度も連絡をし、義実家で里帰り出産をするよう私を説得してほしいと話をしていました。それが私には重荷で、やはり実家での里帰りを決めたのです。退院後、毎日義母から電話が……義実家から産院まで車で3時間の距離でしたが、無事に娘の出産を終えたあと、義母はすぐに産院までお見舞いに来てくれました。初孫の誕生を大変喜んでくれ、出産後の私をねぎらってくれました。退院後、私は予定通り実家で過ごしていたのですが、毎日義母から電話がかかってくるようになったのです。 出産前、義母は穏やかでやさしく、私は良好な関係を築けていると思っていました。しかし、里帰り出産をどこでするかという話から、義母との関係が少しずつ崩れてきたのです。 母乳の出をチェックしてくる!義母からの電話は、私の母乳の出のチェックから始まります。何時間おきに母乳をあげているのか、乳房の張り具合、娘がしっかりと母乳を飲めているのか……。初めての母乳育児のため不安なことがあり、最初は義母に母乳の悩みの相談をしました。 しかし、昔、母乳育児をしていた義母ですが、母乳の出がよかったそうで悩みなんてなかったとのこと。「母乳がたくさん出て大変だったのよ」と、私からすると自慢のようにも感じられる発言ばかりで、私の母乳の悩みの相談には乗ってくれませんでした。 義母からの電話に出るのをやめたら……母乳の他に、沐浴、おむつ交換、赤ちゃんのあやし方などの育児について、どうやっているのか毎日のように義母に聞かれ、次第に私は義母からの電話がおっくうになり、静かに過ごしたいと思うようになっていきました。それでも、義母からの電話は毎日続き、私は電話に出ることをやめてしまったのです。 義母には産後のため疲れており、毎日電話には出られないことを伝えたのですが、それがしゃくに障ってしまったようで、夫に「とても失礼な嫁だ!」と話していたようです。夫は私をかばってくれたようですが、義母の怒りは、しばらくの間、静まりませんでした……。 出産前は義母とトラブルもなく過ごしていたのですが、出産をきっかけに関係が変化しました。義母からすると、私の育児が頼りなく心配だったのでしょう。現在は離乳食の進め方が心配なようで、3日に1度は連絡が来ます。義母も私との距離の取り方を模索しているような気がします。嫁姑の関係は長いからこそ、ゆっくりお互いの心地良い距離を見極めていこうと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2022年09月18日第一子を妊娠し、初めての出産後に私が後悔したことがありました。その1つが、「断捨離」です。産前にしっかり身の回りの物を整理しておくべきだった……と、学んだ経験をお伝えします。 出産前、甘かった私の考え妊娠時、わが家は1LDKの賃貸マンションに住んでいて決して広いとはいえない間取りでした。産後すぐは子どもの部屋も必要ないし、経済的にもマイホームの購入はまだ早いと考えていました。 出産準備においても、ミニマリストへの憧れから買う物は必要最低限に抑え、どうしても必要なら買い足そうと思っていたのです。夫婦2人の物もさほど多くなく、リビングが子どもの部屋になるくらいだから大丈夫なはず、と想像しました。まさかこんな考えが覆されるとは知る由もなく……。 藁にもすがる思いで……いざ育児が始まってみると、初めての子育ては想像以上にてんやわんやとなりました。右も左もわからず、困ったことはネットに頼り情報収集。ママたちの体験談を見れば見るほど足りない物・欲しい物・あったら助かる物が湧いて出てきて、買い足してしまうのです。 出産前は必要ないと思っていた物も、子どもと私がお互いにラクになるならとついポチッ。さらに出産祝いもいただき、産後増えた物はおもちゃ、バウンサー、家電などなど数知れず。子育てがぐんと快適にはなったものの、部屋自体の収納スペースが少ないため収納ボックスを購入して応急処置をすることにしました。結果、部屋がとんでもなく狭くなってしまったのです。 引っ越さないと無理?!そんなわけでミニマリストとは程遠い生活となったわが家は、急きょ引っ越しを決意。3LDKで一部屋を子ども部屋と想定し、広めのリビングの家に決定しました。 大急ぎで引っ越し準備を進める中で、邪魔になっていた物に気づきました。それは妊娠前に着ていた洋服などです。子育てで自分の時間もろくに取れない環境でおしゃれを楽しむ余裕は私にはなくなっていたからです。 子どもが生まれた当時は初めてのことばかりでうまくいかないことも多く、余裕も自信もなくしてしまっていたと思います。私は便利なグッズに頼ることで時間も心もゆとりができることは確かだと感じたので、出産前に身の回りの物を整理をしておけばよかったと後悔しています。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山崎 飛鳥3歳女の子のママ。芸術系大学に在学中の学生主婦。「芸大生で学生ママ」ならではのリアルな体験を執筆中。
2022年08月03日宮内悠介(@chocolatechnica)さんは東京都内で、お店が休業を知らせる貼り紙を目にしました。人手不足、店主の体調不良、コロナ禍…休業する理由は、お店によってさまざまです。宮内さんが目にしたお店の休業理由は、夏ならではといえるものでした。こういうんでいいんだよ pic.twitter.com/r84keTzS8t — 宮内悠介 (@chocolatechnica) August 1, 2022 総菜などを取り扱う『三浜屋』の店主は、猛暑が理由で休業を決意。2022年8月現在、35℃前後の猛烈な暑さが各地を襲っています。暑すぎると、熱中症を引き起こす可能性があり、命の危険も。同店は、調理中の店員が熱中症になる危険性などを考慮し、暑さが落ち着くまで休業を決意したのでしょう。猛暑が理由で休業を決意した同店に、「素晴らしい判断力」「こういう緩さが欲しい」といった反応が上がっています。暑すぎては、身も心ももだえてしまうもの。同月現在、熱中症の危険があるため、地域によっては必要最低限の外出にとどめるよう呼びかけられています。仕事や勉強など、しなくてはならないことを消化しつつも、無理のない範囲で行動していきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月02日東京都は2022年6月29日に育休取得応援サミットを開催し、「育休」の愛称を「育業」とすると発表しました。「育休」には「休む」という漢字があるのでイメージを変えるためとのこと。一般の方に募集をかけ8800件を超える応募から選考委員によって選ばれたのが「育業」でした。「育業」にはどんな期待が込められているのでしょうか。これからどのように変わっていくのでしょうか……? 育休応援サミットの内容を詳しくみていきます。 なぜ「育業」に? 愛称変更の狙いとは?小池都知事は、「育休」の愛称変更の狙いのひとつにマインドチェンジがあると説明しました。「『育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組む』とマインドをチェンジしたい。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」 これは「業」には「努力して成し遂げること」という意味があるからだそうです。育児はお休みではなく育「業」なので、育児のために仕事を休むという意味ではなく、育児という仕事に取り組む期間であるとマインドチェンジし、希望者みんなが育業できる社会を目指すとしています。具体的には、育児休業の取得率が低い男性について、東京都は2030年までに取得率90%を目指すと説明しました。 ちなみに、「育業」は多くの方から応募があった愛称とのこと。応募者の想いは、「出産したあとの子育ては業務を上回る尊い仕事。休業というネーミングで申請することにモヤモヤしていました」「私は2児の父ですが、私の勤める企業では男性の育休が浸透していません。男性が育休を取得しやすくなればと、微力ながら応募しました」などさまざま。またほかに今回候補に挙がった愛称には、「育児シフト」、「育児出向」、「育児留学」、「子育てワーク」、「はぐくミッション」、「はぐくみらい期間」などがあったそうです。 サミットに参加した著名人たちは…子どもとの接し方がわからないお父さんたち4人の子どもの父親でもある杉浦太陽さんは、父親の中には、子どもが大きくなったら子どもとどう接していいかわからない、家族の中の自分の立ち位置とは……と悩んでいる方がいると言いました。そして、父親が産後に育児休業を取ることが、そのような問題回避につながるのではないかと述べています。 「産後すぐに父親が育児休業をとることで、父親も育児の基礎を学べます。また家事も覚えますし、夫婦2人で料理や掃除を一緒にしていると、子どもたちのことを夫婦で会話する機会が日常生活の中で自然と出てきます。父親が家庭の事情を把握することはとても大切。また、子どもとのコミュニケーションがとれて、夫婦の絆も深まる……」 杉浦さんは、このように話し、これまでの育休中に、自分の立ち位置、役割も見つけていったと経験談を語りました。こういったことから、男性も育休をとった方がいいと強く感じているそうです。 そして愛称の変更についても深く賛同している様子。 「僕は、育休を取得したら『お休みでいいね』と言われたんです。『実際育児したことある? こんなに大変なんだよ』と思いました。だから『育業』はぴったりだと思います」 「男性こそ社会進出すべき」とは…!?サイボウズの青野社長は、3度育休を取得した体験を振り返り、仕事よりも大変だったと言いました。 「子育てが大変でびっくりしました。育休という言葉にだまされていたところがあり、普段ハードワークしてるんだから育児の方がラクだろうと思っていたんです。これが大きな勘違いで、育児は夜いきなり呼び出されますからね。どんなブラックな職場なんだってことですよね。しかも命がかかっているから疲れても次の日休むということができません。はるかに普段の仕事よりも大変でした。言葉が通じないのもつらいですよね。これはひとりでやることではない、夫婦で分担して、もっと言うと社会全体でやるべきことだと感じました」 さらに、育児をすることで、社会のことがわかったと言います。それは、保育園の自治体への申請、保育園への送迎、小学校へ行くこと、PTAをすること、病院に連れていくこと……。これらを通して社会ってこうなっているんだと学ぶことが多いと感じたのだとか。 「育休をとる前は会社の経験しかなかったから、子育ては社会勉強になりました。よく”女性の社会進出”なんていうけれど、男性こそ子育てを通して社会進出しないといけないと思います」と青野社長は言いました。 男性が育休をとることは妻と子ども2人の命を守ることワーク・ライフバランス小室社長は、産後の妻の死因の1位が自殺であることを取り上げ、防止には産後すぐに妻がひとりにならないことが大切で、男女ともに育休がとりやすくなるよう「誰が休んでも仕事が回る職場にすることが重要」と訴えました。 女性は妊娠と出産でホルモンバランスが崩れ、とくに産後2週間から1カ月の間は産後うつの発症率が高くなるそうです。「赤ちゃんがかわいいと思えない」「自分はダメな母親だと思ってしまう」など、症状はさまざま。そして幼児虐待は、核家族が増えて妻がひとりで育児をするようになってから件数が伸びてしまっていると説明しました。 そこで、「実は男性が育児休業を取ることは、妻と子ども2人の命を救うことにつながるということ」だと小室社長。産後うつを回避するには、妻がまとまった7時間の睡眠時間をとること、朝日を浴びて散歩してセロトニンを増やすことなどが大切なのだそうです。これらはひとりで育児をしていたら難しいので、ぜひ男性に育休をとってもらって一緒に育児をしてほしいと言いました。 「この愛称変更を機に、誰が休んでも回る職場を作っていただきたい」と小室社長はさまざまな企業に対しても呼びかけています。 「すいません、育休とります」はもう終わりに「『すみません、結婚することになりました』『すいません、出産することになりました』『すいません、育休をとることになりました』と、結婚・出産・育児休業に『ごめんなさい』がつくうちは少子化が止まらないと思っている」と小池都知事は言いました。また、次のようにも、新しい愛称に込めた思いについて語っています。 「『育業してきます』『育業中です』と胸を張って言える社会にしたいと思っています。なぜなら子育ては未来を担う子どもたちを育てる大切で尊い仕事だから。業務と同じように、周囲や職場の協力、チームワークが育児には必要です。これからは東京が率先して『育業が常識』という日本を作りたい。新しい名称とともに男女問わず誰もが育児にしっかり取り組む社会作りを進めていきたい」 子育てがしやすくなる社会を目指し、さまざまな取り組みをしている東京都。そのひとつが今回の「育休」から「育業」への愛称変更ということでした。「育業」という愛称には、社会全体が育児の理解を深めて、誰もが育業を取得できるようになればという願いが込められているのですね。みんなで子育てを支える社会になったらとても素敵ですよね。一方、愛称の変更に、「言葉だけ変えても……」という声もあったようです。言葉だけにならないように、私たち全員が他人ごとでなく自分ごととして捉えることが大切なのかもしれません。ベビーカレンダーもみんなが「育業」をとりやすい社会になるよう、応援していきたいと思います。
2022年07月31日子どもが生まれ、生活を子ども中心にシフトせざるを得なかった私。一方で、夫は産前と変わらないペースで仕事を続け、家事や育児にはあまり参加してくれず。そんな夫が積極的に家事を手伝い、イクメンに変わるまでの話をお伝えします。 ワンオペ育児がつらい!子どもが生まれてからも、夫の仕事は相変わらず激務。朝早くに出勤し、帰宅は夜遅くで、私が寝てから帰ってくることもあるほど。土日は好きな時間まで寝ているので、私はひとり、育児や家事に追われている状態でした。 初めのころは、「夫は仕事で疲れているから」と自分に言いきかせていました。しかし、だんだんと疲労が積み重なってきてしまい……。限界を迎えた私は、夫に「もう少し育児や家事に時間を割いてほしい」「ワンオペ育児がつらい!」と訴えました。 私が夫にやった2つのことどうしたら夫が育児や家事に協力してくれるだろう、と考えた結果、私は夫に対して2つのことを実践することにしました。 1つ目は、わが家の現状をありのままに伝えること。夫が仕事に出ている間に家で何が起こったか、何に困っているのか。感情的にならないように、事実として起きていることをありのままに話しました。すると、夫は自分がいない時間に家でどんなことが起きているのか、関心を寄せるようになりました。 2つ目は、私の話を聞いたうえで、夫に何ができるのか考えてもらうことです。話をしたあとで、私は「何かできそうなことはない?」と夫に尋ねるようにしました。その結果、夫は「早く帰るようにする」「育児や家事の時間を作るようにする」と、家事や育児を自分事として捉えてくれるようになりました。 夫に対してやらなかったたった1つのこと逆に、夫に対してやらなかったことが1つあります。 それは、具体的に指示を出すことです。家事や育児には流れがあります。流れを理解していないと、効率的に動くことはできません。私は、夫にまずは家事や育児の流れを理解してもらい、そのうえで仕事の状況や体力も踏まえて、可能な範囲で家事や育児に協力してほしい、と思っていました。そのため、あえて具体的に指示は出さず、自分でできることを考えさせたのです。 今では、夫は平日は洗濯、ゴミ出しなどを自発的にしてくれるように。また、土日は子どもを連れ出して一緒に遊んだり、遊び相手になったり、寝かしつけをしてくれたりするようにもなりました。 育児や家事をひとりですべてこなすのは難しく、夫婦の協力は不可欠だと思いました。当然のようにこなしているように見えても、実際はとても大変な思いをしています。パートナーにその思いが伝わっていないこともあります。 そんなとき、パートナーの協力を得るためには、言葉を選ぶ必要があると私は思いました。今回の件を通じて、人はやはり自発的に動くときが一番変わるのだと学びました。 著者/nanoka22作画/こいでちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年07月29日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれる「スカッとエピソード」をご紹介します!産後太りで…2人目を妊娠したときに1人目よりも体重が増えてしまい、出産した後も産前のスタイルになかなか戻れなかった私。もともと太っている主人にも「太ったよね(笑)」とばかにされて悔しい思いをしていました。お気に入りの洋服も入らなくなっていたので、ダイエットを決意。食事制限や週末のランニングを徹底し、3か月で元の体重に戻すことに成功しました。主人にも「痩せたね」と言わせたので、こっちも「いい加減痩せれば(笑)?」と言い返し、スカッとしました。(女性/主婦)スーパーで…スーパーでの出来事です。その日、いつものように晩ごはん用の食材を買おうと野菜コーナーを見ていました。おいしそうなアボカドがあったため手に取ると、急に横の50代くらいの女性が大声で文句を言ってきました。どうやら、どのアボカドにするか選んでいる最中だったらしく、私がたまたま手に取ったものに決めようとしているところだったようです。「人のもの横取りして楽しいの?」「また1から選び直すのは時間ががかる。あなたと違って私は忙しい。貴重な時間を割かせるな!」と散々な言われようでした。内心とても腹が立ちましたが、トラブルは避けたいので言い返しはせず、譲ることに…。出典:lamireしかしその後、店頭のアボカドに値引きシールが貼られ、女性は受け取ったアボカドを今さら変えることもできずに後悔したような表情をしていました。結果的に私は値引きシールのついたアボカドを買い、女性は値引きシールのないアボカドを買うことになり、スカッとしました。(女性/アルバイト)いかがでしたか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッとエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月20日産前産後のママ・パパと赤ちゃんをサポートする産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガは、2022年7月16日(土)14時、茨城YMCAみどりのセンター本館にて、フィンランド大使館後援の「フィンランド式産後おはなし会」を開催します(アイラブつくばまちづくり支援事業)。本イベントはオンラインでも参加可能です。世界一幸せな国フィンランドに学ぶ「対話」とは?■世界一幸せな国フィンランドに学ぶ「対話」とは?フィンランドといえば…世界一幸せな国の一つとして上位にランキングされています。また教育立国としても知られ、子育て支援が手厚い国でもあります。さらに、男女平等ランキングも上位。ウクライナ関連ニュースで目にするフィンランドのマリン首相は34歳で女性首相にもなっています。世界一幸せな国フィンランドを根幹から支えているのが、フィンランド式の「対話」にあるということをご存じでしょうか?このイベントは、子育て中のママ・パパの悩みや不安をフィンランド式ダイアログを通し、解消していきます。一人も孤育ての辛い思いをさせない社会づくり、つながることで、自分らしい子育てライフを楽しむことを、ともに応援する場所です。フィンランド式の「対話」手法を用いて、自分らしい子育てができる、安心して話せる場を作る、世界でも例のない新しい取り組みです。フィンランド大使館後援で、本格的なフィンランド式「対話」を気軽に体験できます。■産後の孤独とすれ違う夫婦主催の産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガの多田 佑実は、2018年から産前産後の支援活動をしています。その中で、産後女性が抱える「孤独」、そして夫婦間の産後の意識の「ギャップ」をどう解決すればいいか頭を悩ませていました。夫婦がお互いを大切にする想いはあるのに、産後に「対話」「コミュニケーション」が不足し、想いがすれ違い、やがて修正できないひずみに変わることも…。産後うつや産後クライシス、そして離婚、子供への虐待という形で影響がでてしまう。いまや社会問題とも言えるでしょう。ではこの状況を、どうやって解決していけばいいのでしょうか?■幸せな国フィンランドを形作る「対話の力」悩む多田が、フィンランド式ダイアログに出会ったのは、同じつくば市内で活動するりすにんぐファームの代表戸田さんのもとでした。『否定しない』『ジャッジをしない』『ありのままに受け止める』そんな場に「これだ!」と思いました。産後の女性は、毎日赤ちゃんのお世話に明け暮れて、家から一歩も出ないうちに一日が終わってしまうことも珍しくないと言います。そんな女性たちは、赤ちゃんと一緒にいながらも、社会と隔絶されたような気持になり、孤独感を抱えています。また、「いい母親でいなければ」「周りはみんなできているから、自分もできて当然」という社会からの見えないプレッシャーを感じて、大変な育児を一人で抱え込み、想いを吐き出せないでいることもあります。そんな産後のママ・パパは、不安や課題に戸惑いながらも、悩みを相談したり、モヤモヤを吐き出す場が少ないのが現状です。そこで、フィンランド式の対話手法「リフレクティング」を使うことで、より深く自分を理解しながら、気楽におしゃべりすることができると、多田は確信しました。■参加者の声そんな「フィンランド式産後おはなし会」は、2021年から開催、参加者からはうれしい声が届いています。「先輩ママさんの具体的なお話を伺ってより産後のイメージがつきました。親身になって聞いてくださって安心感がありました。」(つくば市・妊娠中女性)「言葉に出すことで自分の頭の整理ができ相手の話を聞いて気づきを得たり、刺激になりました。空間もとても落ち着いていて、最初は緊張したけれど、三回目の参加ではもうなく、安心して話すことができました」(つくば市・3か月の赤ちゃん3児ママ)「自分の思いを共感して受け止めていただいたことで、わたし頑張ってるな~!と自分を振り返ることが出来ました。」(つくば市・1か月赤ちゃん2児ママ)またご夫婦で参加された男性からは「妻以外の方の話を客観的に聞くことで、夫婦のギャップが自分の経験や知識不足から来ていると気づきました。夫婦で話すときは、何か問題が起こった時。ついカッとなってしまうことも。でも、お互い冷静なときに、第三者が適切に入って対話を進めてくれるので、安心して話ができました。」(つくば市・11か月赤ちゃん1児のパパ)夫婦は当事者同士。お互いへの想いがある分だけ、ぶつかることも多くなってしまいがち。加えて、産後は忙しく、夫婦で改めて話し合いの場を持つことが難しい場合が多いよう。「だからこそ、【フィンランド式産後おはなし会】には、すばらしい価値があるのです。参加したみんながほっとして、幸せに、子育てを頑張る仲間になれる。そんな素敵な場所なんですよ」と多田は笑顔で語ります。<事後アンケートより>・産後の不安・孤独感の解消につながったか? 100%はい・未来に希望がもてる、よくなると感じたか? 100%はい・パートナーシップがよくなると感じたか? 90%はい 10%変わらない気楽におしゃべり!■目指す世界は「ハッピーな産後」「チーム育児」~困る前につながるフィンランド式子育て支援「ネウボラ」をめざして~産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガは、困る前につながるフィンランド式子育て支援システム「ネウボラ」を日本に根差すことを目指し、社会の仕組みを変えようとしています。妊娠・出産・育児がその後の人生のハードルになるのではなく、自分らしい人生を歩むきっかけに。男女ともに、地域で、職場で、社会全体で子育てを支える「チーム育児」の仕組み作りを担えるように。コロナ禍でも一人も孤育て(孤独な子育て)の辛い想いをさせない社会づくり、自分らしい子育てを応援する場を作る活動をしています。今後はイベント参加をきっかけに参加者同士がつながるコミュニティ作り。そして必要な情報提供を行い、子育て支援・専門機関と連携して、「切れ目なく」繋げていく「つくばネウボラ」として、法人化を進めています。今後は日本全国へネウボラコミュニティを広げることを視野に入れています。「だれもが赤ちゃんを得て、幸せを感じられるように」幸せな産後を送れる日本に変わっていく体験をここで得ることができるはず。新しい日本の子育ての在り方、夫婦の在り方を見つめ直すことができそうですね。■開催概要イベント名: 世界一幸せな国・フィンランド式産後おはなし会開催日時 : 7月16日(土) 14:00~16:00 および 毎月第3土曜日会場 : 茨城YMCAみどりのセンター本館(〒305-0861 つくば市谷田部1562)もしくは オンラインZoomアクセス : つくばエクスプレス線 みどりの駅 車5分 徒歩20分参加費 : 無料(アイラブつくばまちづくり支援事業のため)参加条件 : 産前の方・0才~就学前の子育て中の方・ご夫婦のギャップを感じる方定員 : 対面8人・オンライン4人 (ご夫婦・単身・お子様連れ歓迎)*お子様がいてもご夫婦で交代でお世話しながら参加できます。*対面の場合、お子様見守りサポートがあります。主催 : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ後援 : フィンランド大使館、茨城県教育委員会協力 : りすにんぐファーム、茨城YMCA助成金 : アイラブつくばまちづくり支援事業詳細 : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガHP 申し込み : ※7月16日(土)のみ14:00~16:00となりますが、次回以降13:30~15:30となります。<内容>7月16日(土) 14時~16時 対面・オンラインZoom以降2023年3月まで 毎月第3土曜日●プログラムStep1:事前学習(当日の流れとリフレクティング説明動画配信)Step2:テーマ設定Step3:当日参加(グループワークにて進行)*お申込みいただいた方に、事前学習の動画をお送りします。事前にご視聴いただくことで、当日の参加がスムーズになり、お子さまのお世話をしながら参加しやすくなります。*対面の場合は、お子さま見守りサポートがあります。■フィンランド式の対話手法(リフレクティング)3人1グループで、1人が3分間課題を話し、残りのメンバーは画面オフで聴きます。その後、聴き手2人がその課題について話し合い、当事者は客観的にその課題について考える時間となり、課題を受け入れるスペースが生まれやすくなる対話の仕組みです。より深く「話す」「聴く」体験をすることができます。■産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ 概要代表者 : 代表 多田 佑実所在地 : 〒300-0815 茨城県土浦市中高津2丁目7番24号設立 : 2018年1月事業内容: パパママネウボラ事業URL : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ代表 多田 佑実 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月08日「高級な抱っこひもを買うのはもったいないし、安い抱っこひもって実際にはどうなのだろう」産前に抱っこひも選びに悩んだ私は、低価格な抱っこひもを調べていくつか購入することにしました。今回はそのなかから、実際に息子の1歳を迎えるまでに使った抱っこひもを紹介します。新生児から使える「u-sling」 生後0カ月のときに購入した抱っこひも、ケラッタ「u-sling」。首が座っていない新生児のときから、息子の体重が7kgを超える生後半年くらいまで使っていました。3,000円以下と低価格ですが、生地もしっかりしていて耐久性も抜群です。サイズの調節もバックル式になっているのでリング式のスリングより簡単! 不器用さには自信がある私でも、少しの練習で簡単に使えました。 ひとつだけ難点をあげると、付属の説明書だけでは抱っこの仕方がいまいちわかりにくいところ。ですが、公式のYouTubeチャンネルで使い方を動画で確認できるのでわかりやすかったです。そのおかげで水通し後すぐに使えたので、とても助かりました。 夫婦で使える「軽量すやすや抱っこ紐」 生後2カ月のときに6,000円以内で購入して、1歳になる今も現役のスモルビ「軽量すやすや抱っこ紐」。ラップタイプの抱っこひもはサイズが変えられないものも多いですが、スモルビは腰のベルトでサイズ調整が可能です。夫婦で兼用できるので、夫も気に入ってよく使っています。 背中全体で赤ちゃんを支える構造になっているため、長時間の抱っこでも肩や腰がラク! 赤ちゃんとの密着度も高くて、息子もよく寝てくれます。きゅっと包まって「軽量すやすや抱っこ紐」に収まって寝ている息子を見るのが、最高に幸せなひとときです。 抱っこがラクに「4WAYヒップシート」 息子が8キロを超えて抱っこがきつくなってきたので、生後10カ月のときにケラッタ「4WAYヒップシート」を購入しました。作りもしっかりしていて、4,000円以下と低価格です。抱っこひもの上部は取り外し可能で、ヒップシートのみでの使用もできます。 息子は生後10カ月ごろは抱っこをしないと泣いたので、1日中ずっと抱っこ。でも、ヒップシートのおかげで、肩や腕の負担は軽減されています。現在も大活躍中の抱っこひもです。 息子が1歳になるまでに、3つの抱っこひもを購入しました。購入するときに「この値段だし、もし使いにくくても勉強代だと思えばいいや」と思っていたのですが、思いがけず良品に巡り合えてよかったです。しかも3つ合わせても高級抱っこひも1個分よりも安い! コスパ抜群の買い物ができて大満足でした! ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 著者:はやし ほたる5年間の不妊治療を経て、高齢出産で第一子を出産。現在は0歳男児の育児に奮闘中。主にグルメや家事に関する記事を執筆している。
2022年07月02日2022年6月29日、小池百合子東京都知事が育児休業の愛称を『育業』と発表しました。これまで『育休』の略称で知られていた育児休業。しかし、「仕事を休む」というイメージがつきまとうこともあり、後ろめたいイメージを一新するのが狙いだといいます。小池百合子東京都知事「大事な仕事である育児に取り組むとマインドチェンジ」今回の育児休業の愛称は、同日、都庁で開催された『育休取得応援サミット』で発表されたもの。産経ニュースでは、小池都知事のコメントも伝えています。小池氏は「育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組むとマインドチェンジを進める。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」と述べた。産経ニュースーより引用ひと昔前に比べると、育児休業を導入する企業も増え、略称である『育休』の言葉を聞く機会も増えました。一方で、育児休業を申請した結果、「同じ会社で働く人たちからの風当たりが冷たくなった」「却下された」など、ネガティブな声を聞くことも。まだまだ、育児休業が社会に定着しているとはいえないのが、実情です。現在、子育て中の人、今後申請予定の人、そうでなくとも、同じ会社で働く人が育児休業中の人など、多くの人にとって関わりがある『育休』改め『育業』。『育業』という愛称決定は多くの人の注目を集め、さまざまな声が寄せられました。・意識改革は大切。いい方向に進んでくれるいいな。・わざわざ愛称を決定しないと変わらない世の中な時点で、どうかと思うけどな…。・どんなことでも、誰もが育児休業を取得しやすくなるのであれば賛成です。育児休業をとりまく現状が変わるのかは、結局は私たち一人ひとりの意識次第です。意識を変え、実際に行動に移さなければ、何も変わりません。しかし、愛称の変更が、そのきっかけになるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年06月29日格闘家でタレントの才賀紀左衛門(33)が連日、ブログで話題を集めている。才賀はタレントのあびる優(35)と14年に結婚。娘を授かるも、19年に離婚。親権は才賀が持つこととなった。現在は娘と事実婚関係の恋人・絵莉さんの3人で暮らしている。絵莉さんは6月に妊娠が発覚し、ブログを開設。双方やり取りをしながら、積極的な投稿を展開中だ。最近は絵莉さんの妊娠生活や2人の関係性にスポットが当たることが多いのだが、そんななかで才賀の発言が「モラハラでは?」とたびたび話題を呼んでいるのだ。読者からは「大丈夫?」と心配が続出しているが、恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は「発言がモラハラかは当事者が判断すべきことではあります。ただ現状見る限り、こうした発言にはその後の結婚生活についての“問題の種”が潜んでいると思います」と語る。以下、その理由について語ってもらった――。■「このままだと刺してしまう」才賀さんが放った“ダメ発言”はどういったものだったかというと、話題に上がっているのは主に2つです。1つは、妊娠発覚時に才賀さんが絵莉さんに仕事を頼もうと思ったときの話です。体調を理由に絵莉さんが断ったことで、才賀さんが腹を立て「お前なんやねん!もう知らんわ」とイラ立ちをぶつけたそうです。しかしその後で絵莉さんが体調不良の理由は妊娠であることを告白し、ケンカは収束したといいます。もう1つは絵莉さんの「つわりが酷い」という発言に対する、才賀さんのリアクションです。才賀さんは「前の嫁もその前の嫁もつわりなんてなかった。オカンも『こんな早くからつわりなんてあって大丈夫なの?』言うてるで」と言い放ったといい、これを受けてつわりに対する無知さや発言内容の問題点が様々なところから指摘されていました。絵莉さんのブログによるとこれ以外にも多くの“ダメ発言”があり、「あぁ、このままだとこの人のこと刺してしまう」と思ったとのこと。何度も説明したことで現在は才賀さんも反省しているそうです。ただ無知とはいってもこのような発言があると、多くの人の中で不安感が高まるのはうなずけます。■産前産後のダメ発言は一生恨まれる一般的に、妊娠・出産直後のダメ発言は一生恨まれると言われています。絵莉さんのブログでも「まじでわたしこのままだと包丁取り出しちゃうんじゃないかと思ったんですよね」と書かれています。才賀さんの発言に深く傷つき、また話し合いも重ねられたようです。出産経験のある女性なら、一連の発言の問題点や女性が感じる気持ちは理解できるでしょう。しかしこうした感覚が分からない男性は、才賀さんに限らずまだまだ多いものです。その理由は妊娠・出産時の女性の体やホルモンの変化、それにともなう心の変化の知識が正しく広まっていないことにあるのでしょう。ちなみに産前の女性というのは自分と胎児の心身の安全への優先度がうんと上がり、もともとの性格以上に慎重になったり過敏になったりするといわれています(もちろん個人差があります)。ホルモンの影響も大いにあるのですが、このときに「自分(と胎児)の安全を脅かすもの」と思われる存在は、その時点で感覚的に敵だととらえられてしまうといいます。これが産前だとマタニティブルーと言われ、産後だとガルガル期といわれたりします。こうした仕組みに今回のケースを当てはめてみると、才賀さんは現在、じわじわと絵莉さんに「自分と子どもの安全を脅かすもの」と思われ始めている可能性もあるのではないでしょうか……。■今は許せても子育て中に許せなくなる才賀さんはブログで今回の件を謝罪し、「反省してます」「人は成長します」と綴っています。今後のブログを見ていれば、こうした発言が真に改善されたかどうか分かってくるのでしょう。ただ産前になんとか許されていたような“自己中”な発言も、産後の余裕がない中ではスルーできなくなるケースともよくあります。先ほども申し上げた通り、妊娠中の女性は「自分と胎児の安全を脅かす存在」に過敏になる傾向があります。それは生き物としての本能なので、仕方のないことです。これを分からずに産後も“俺優先”的な自己中モードが続くと、余裕がない女性側からは許せない存在となってしまいます。そして最悪の場合、離婚となってしまうのです。才賀さんのご家庭ではどうなのでしょうか。ただ女性が普段より敏感でナーバスになりやすい時期に発せられる無神経な発言は、女性の心に深く傷として残ります。才賀さんと絵莉さんのブログは、そうした赤裸々さがウリなのかもしれません。ただそもそも才賀さんはバツ2だったり、前妻のあびる優さんとはいまだに親権問題でのシコリが残っているとも一部では報じられています。事実婚のステップファミリーということで、彼らの発信は新たな家族スタイルとして注目を集めることもあるかもしれません。まずはお子さんが無事に生まれること、そして娘さんが健やかに育ってくれることを願うばかりです。(文:おおしまりえ)
2022年06月22日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した「義実家LINEトラブルエピソード」をご紹介します!産休に入ろうとしていたら…私は、第1子の妊娠中で産休を目前に控えていました。産休に入ったら、それまで忙しくできていなかった赤ちゃんを迎える準備をしようと考えていました。そんなとき、姑から「出産までもう少しだからってサボっていませんか?来週から仕事がお休みになると聞いています。来週からはこちら(義実家)にておじいちゃんの介護をお願いしますね。嫁のつとめですからね」とLINEが…。出典:lamireLINEを見てすぐさま親族のグループLINEにスクショを送りました。自分も嫁の立場なのに、何言ってるんだか…。日頃から意地の悪い人だと思っていたがここまでとは…あれから親族の皆さんにしぼられたようで、連絡はきていません。ゆっくり出産できそうです。(女性/会社員)利き手はどっち?息子が2歳になりスプーンやフォークを使って食事をすることが増えました。息子は右手で持ったり左手で持ったりと自分なりに持ちやすい持ち方を考えながら食事を楽しんでいて、私は右利き、左利きどちらになるのか楽しみにしながら眺めていました。ある日、義両親と食事をすることがあり、私は楽しい時間を過ごしたと思っていました。しかし、帰宅後姑から「孫は右利きなの?左利きなの?」というラインが入り私は「今はまだわかりません」と返信。すると姑は「絶対右利きにして!左利きはお金がかかります!」と訴えてきて…。それからも毎日「絶対右利きだよ!」というラインが入るようになりました。(女性/専業主婦)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも義実家とはいい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月30日授乳服って必要なの? 産前に買う? 産後に買う? どんな服を買えばいい? 授乳服はわからないことがいっぱいですよね。助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、授乳時の服装についてマンガで解説してくれました。助産師さんならではの視点に注目です!授乳のときに便利な授乳服。しかし、妊娠中に用意しても、実際はあまり着なかったというママもいます。また、母親学級を担当していると、妊婦さんに入院時の持ち物に授乳服が必要かと質問されることがあります。 今回は、助産師の立場から授乳服についてお話ししたいと思います。 授乳服とは?授乳服とは、服を脱がずにおっぱいを出すことができ、授乳するときに肌の露出が少ないことから、冬の寒さ対策や外での授乳時に便利なものです。おっぱいのところにスナップやファスナーがついているタイプや、布が重なってめくるタイプなどさまざまなデザインのものが市販されています。授乳服は使用期間が短いので、購入枚数を抑えるか、あまり授乳服には見えない授乳期間が終わっても着ていられるようなデザインの洋服を選ぶと良いかと思います。また、友人から譲り受けたり、フリマサイトで購入したりする方もいらっしゃいます。 出産直後に授乳服をおすすめしないわけ授乳のときは、できるだけママと赤ちゃんの体が密着して、赤ちゃんにおっぱいを乳輪のところまで深く加えてもらうことが大切です。新生児の慣れないころの授乳の場合は、密着できるようにママの洋服を上半身脱いでもらった状態でおっぱいの練習をすることがあります。また、おっぱいの形や大きさによっては、授乳服では難しいこともあります。出産後の入院期間は、前開きのパジャマであれば授乳の妨げにならず、問題ないかと思います。 授乳時に適した洋服外出をするようになるころなら、お子さんもママもだいぶ授乳に慣れてくるころになるかと思います。授乳服を使うのはこれくらいの時期になってからがおすすめです。授乳服は、赤ちゃんが深く吸い付きやすいように、おっぱいの部分がなるべく広く空くようなタイプを選ぶといいと思います。 授乳服以外でおすすめなのは以下の服装です。・前開きのシャツ・ジップアップパーカーの下にTシャツ・前開きのワンピースやサロペット・赤ちゃんを中に入れられるくらい、ゆったりとしたサイズのチュニックやトレーナー、セーター・前ボタンが3〜4個ある、またはファスナーが付いていて胸元ぐらいまで開けられるシャツ 外での授乳には授乳ケープも併用すると安心です。 夜間や部屋着の服装でおすすめなのは以下のものです。・前開きタイプのパジャマ・襟元が大きく空いたシャツ(襟元を伸ばしておっぱいを片方ずつ出して授乳する)・前開きのベストや腹巻き(冬の時期に授乳中ママの体が冷えないようにするため) フォーマルな服装の場合お宮参り、友人や親戚の結婚式など、授乳中にイベントに参加することもあるかと思います。授乳用のフォーマル服は便利ですが、使用頻度も少なく購入を悩むところですね。授乳が終わったあとでも着られるようなタイプのものを選んだり、上下分かれているタイプのものを選んだりしても良いかと思います。 初めてのママは妊娠中に授乳の様子をイメージするのは難しいかと思います。授乳服はお店やネットで情報収集をしておいて、産後お出かけをする時期に購入されると選びやすいかと思います。 作画/はたこ 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年05月25日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ家族との大切な時間をこれ以上失わないため、100万円を諦めた私。その後、サトウさんから2万円の振り込みがあるが、返済意思があるように思わせるための作戦なのだと思うのでした。そして夫に話すことを決心し…。■夫の反応に驚く私■今回の詐欺を漫画にしていることを話すと…今回のことで「幸せってなんなんだろうな?」としみじみ考えさせられました。たとえば、大切なものを素直に大切だなって思えたり、もっとシンプルにアイス食べて「美味しいな~」って思えたり。そんなことで、もう幸せなんですよね。そう考えると、私たちの周りって案外幸せだらけだなと。みなさんが、ひとつでも多くそんな毎日の幸せに触れ、救われますように。祈りを込めて、ラストを描いてみました。ちなみに、夫は本当に小姑みたいに細かくて、ズボラな私はいつも怒られるので、今回どれだけ怒られるのだろうと覚悟していたのですが、こういう反応で心底びっくりしました。多分私がいつもと違う様子だったから、なんでもないことのように流してくれたんだと思います。そして、それに私はすごく救われました。大したことではあるけど、そこまで大したことではなかったんだなって思えたんですよね。本当にありがたかったです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
2022年05月25日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ娘と目と目を合わせ、寂しい思いをさせていたのだと気づく私。そして、本当に大切なのは子どもたちとのかけがえのない時間なのだと思い、もうこれ以上、100万円のことで家族の時間を無駄にしないと誓うのでした。■母に報告をすると…■サトウさんから振り込みが!「人は捨てがたきを捨てたとき、その人にとって最高の新しい何かを手に入れるのよ」。こういう言葉って、気休めにも聞こえるし賛否両論あると思います。それでも母のこの言葉に救われたのは確かだし、誰かの救いにもなるかもしれないと思い描きました。また、悪い縁を断ち切るには「今までありがとう、さようなら」と思うとよい、と聞いたことがあります。まさに怒りを通り越して笑えたとき、不思議とそんな気持ちになりました。そして…。詐欺に遭ったことを、実はこの連載を描き始めてしばらくしてから夫に話しました。話さなきゃいけない、自分を鼓舞するために描き始めたという…。つまりこのお話は、ある種長い長い夫への懺悔だったというわけです。そしてまた、ひとりで抱えきれなかった私が、これを読んでいただくことで、みなさんに何度も何度も救っていただいていたのです…!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月24日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士への相談を経て、「サトウさんは本物の詐欺師なのだ」と確信。それでも何かお金を取り戻すために手段はないかと調べる日々…。しかしあるとき、大切なものを忘れていたことに気づくのでした。■つらいときはいつも一緒にいてくれた…■大切なものはここにあった…!この子がどこまで理解していたかはわかりませんが、きっと母親が心ここにあらずで、寂しい思いもしていたはず。いい子にしていてくれたのに甘えすぎていたことに気づいて、子どもたちとのかけがえのない時間こそ今私が守るべきなのでは、というところに至りました。もちろん詐欺にあった金額が中途半端だったことや、もうどうにもならないことを悟っていたから、という背景もあります。ちなみに「ヒカリ」は次女の仮名ですが、最後まで迷った命名の候補でした。どちらにしても、私にとって希望の光であることには変わりません。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月23日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士にお願いすると費用がかかるので、自分でできないかと弁護士に助言を求めると「支払い督促の申し立て」という、書類を送るだけで簡易裁判所が支払いを命じてくれて、差押えが可能になる方法を伝授してもらうが…。■サトウさんは名前を捨てている…!?■打つ手を探す日々、すると…実は、弁護士さんがもう少しヒントをくれたこと、サトウさんが以前話していたこと、そして自分でいろいろ調べた結果、サトウさんの手口の全容を突き止めてしまいました(多分ですが)。どこまで描くか迷ったのですが、詳細を記事に描くことは本意とはずれるため、このような形でまとめさせていただきました。「名前を捨てる」は語弊があるかもしれませんが、どちらにせよ「周囲も家族も欺いて残るものは何かな?」と考えたときに、社会的死に違いないと思いました。それと、保全には少し穴があるというか、保全をかけた後に入金された分は保全対象ではないので…、そのあたりも気になる方は調べてみてください。やっと描きたかったところまできました。私がずっと100万円を取り戻すことに心を奪われていたときも、ひたむきに愛を投げかけてくれていた存在があったのだと気づくのです。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月22日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士によると、一番具体的なのは民事訴訟を起こし、判決を取って資産を差押えるという流れだという。しかし、それには100万円取り戻せたら成功報酬を入れて40万円、取り戻せなければ30万円の費用がかかるということがわかり…。■弁護士頼まずに自分でやるのは現実的?■お金が戻って来る確率の低さに落胆…弁護士さんが親切で、自分の手で動く方法を教えてくれました。支払い督促の申し立ては、ネットで見てやってみようと思ったりもしたのですが難しそうで…、そこで止まっていました。しかし、勝訴と同じ効力があるとは! 相手方から異議申し立てがあると普通の裁判になってしまい、相手方の居住地の裁判所で裁判になるというデメリットはありますが、とにかく手数料が安いのが大きいです! 不在で受け取らなくても居住していれば「付郵便送達」というので強制的に送達されるそうです。さて、どうするか…?※弁護士相談の回答はケースによってその都度異なります。詳しくは専門家にご相談ください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月21日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ警察の相談窓口を訪れるも「警察はお金の取り戻しをする機関じゃない」と取り合ってもらえず。次に消費者センターに連絡してみるが責任を訴えるのは難しいとのこと。さらに「なぜ信じてしまったのか」と言われ…。■相手方の口座を知っているのは有利!?■弁護士に頼んだ場合、いくら掛かる?ついに弁護士に相談へ。この方は、つかず離れずの距離感でいい弁護士さんでした。そして金額面も、相場と比べてだいぶ控えめです(あとで調べたところ、もっと額が高いところもありました)。それでもやっぱり、裁判ってお金がかかりますよね…! わかってはいたけれど…。弁護士さんへの成功報酬が10%で10万円なので、100万円取り戻すのに成功したら40万円かかって、手元に60万円残る。何も取り戻せなかったら、100万円失っている上にさらに30万円の持ち出しが必要、ということになります。次回、弁護士を頼らず自分でできることは? を聞いていきます(弁護士さんもよく答えてくれたなと思います…)。※弁護士相談の回答はケースによってその都度異なります。詳しくは専門家にご相談ください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月20日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ警察からアドバイスを受け、サトウさんが働いていた保険会社に電話することに。すると、おそらく辞めた社員のことで飛び火を受けたくないことからひどい対応を取られ、どっと疲れてしまいました。■いざ警察へ…!■次は消費者センターへ今の自分はとても元気なのですが、このときはまだ発覚してからそこまで時間が経っておらず…。そのとき感じた気持ちをそのまま描いています。ちなみに、相談先は最寄りの大きな警察署の被害相談窓口です。今思えば、警察の方も一番嫌な役回りで、毎日同じような相談があっても助けることもできない、ハッキリ断らなければならない、その繰り返しで辟易していたのだろうなと。メールを返せない証拠も決定的ではないし、そもそも契約内容が借用書なので法律家に相談してほしいとのことでした。消費者センターの女性もとても献身的でしたが、私が「率直に」と言ったからか本音がポロリと出てしまったようで…。やっぱりこういうとき、正論はめちゃくちゃ刺さりました…。この言葉は、立ち直るのに数日掛かったほどです。次回、やっと弁護士さんの元にたどりつきます!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月19日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ母に詐欺のことを打ち明けることができたのに、すぐに後悔する私。寄り添ってくれようとした母にお礼も言えず、「自分ひとりで戦うべきだった」「周りを巻き込んではいけない」と、頑なになるのでした。■保険会社に連絡することに■ひどすぎる対応にガッカリ…この保険会社の対応は、本当にひどかったです。不安になったので、これまで加入した保険も間違いがなかったか念のため確認もしました。担当決めに3日かかって、「待たされた結果、この人か~い!?」と…。口調は若く、30~40代くらいの男性でした。結局、有益な情報もなく、「私はこんな会社から保険を買っていたのか…!」と疲労困憊しました。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月18日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじこれから何か行動にうつすならば、夫に打ち明けなければならないと思うのだが、怖くてなかなかできず…。ちょうどその頃、予定していた実家への帰省で母に会うと、「最近何かあった?」と聞かれ…。■母に打ち明けると…■私はひとりで戦うべきなんだ…母を、私の暗い気持ちに巻き込んでしまったことに対して、後悔していました。こんなひどい気持ちの責任は自分が取らなければならない、私はひとりで戦うべきなんだ…、と。心に余裕がないと、人ってこんな感じになってしまうのかもしれません…。夫にも早く言ったほうがいいと思いますよね? でも多分、身近な相手ほど言いづらいんです。こんな私の行動を反面教師にしてもらえたら…と思います。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月17日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。※今回の内容は、つらい描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ「最初から返すつもりがなかったこと」の証拠を得るため、ダメ元でサトウさんに連絡するも返信はなく…。弁護士サイトに質問投稿しながら思うのは、同じように被害に遭っている人は多くいて、それぞれがつらさを抱えて生きているのだということでした。■弁護士の回答が戻ってきた!■夫にどう話すべきか…夫に話さなきゃ…と思いつつも、どう話せばいいのか迷っていました。そして、打ち明けたときの夫の反応を考えると怖くて…。幻滅されるだろうか、信頼されなくなるだろうか、どうしたらいいのかわからず苦しい日々を過ごしていました。ちょうどその頃、以前から予定していた帰省。母に久しぶりに会うと、どうやら母は何かを感じたようで…?※弁護士相談の回答はケースによってその都度異なります。詳しくは専門家にご相談ください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月16日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ自分を責めるあまり「私はお金を使う資格のない人間だから…」と、食事で節約しはじめた私。すると子育てに支障が生じてしまい、「これではダメだ! このまま終わらせてはいけない!」と思い直すのでした。■証拠になりそうなものを求め連絡!■被害に遭って初めて知ったこと出ないだろうと思いながらも、サトウさんに連絡しました。思い立ってすぐ電話を掛けられたわけではなく、実際はサトウさんが電話に出たときのやり取りを想定して、いろんなパターンを考えてからの行動で、気力を使いました…。この電話やメールの証拠では弱いと思いましたが、集められるだけ集めたほうがいいと聞いたので、必死でした。そして、自分が金銭トラブルに遭って初めて、これまで他人事だと思っていたけれどたくさんの人に起きていることだと知り、みんなつらさを隠して生きてるんだなと思いました。金銭トラブルだけでなく、病気や恋愛、親子関係や友人関係、事故、相続…。みんなそれぞれのつらさを抱えて生きてる。私だって数ヶ月、この出来事を隠したまま生活していたのだから…、表面じゃわからないよな、と思うのでした。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月15日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。※今回の内容は、つらい描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじサトウさんのこれまでの言動がすべて詐欺に当てはまると気づいた私。さらに自分を責めて「消えてなくなりたい」と思うとともに、「少しでもお金を取り戻さなくては」と、自分だけ食事を減らそうとするのでした。■私にはお金を使う資格がない■もしかして母乳が出てない!?被害に遭った直後はしばらく「私はお金を使う資格がない」と思っていました。絶対にそんなことない、はずなのに。今でもその感覚はあります。今まさに同じような被害で苦しんでいる方へ、「負けないで、泣かないで」と伝えたいです。さて、気持ちが落ちるところまで落ちたら、「こんな気持ちにさせやがって…!」という怒りがわいてきました。次回、立ち上がります!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月14日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士の無料相談で受けたアドバイスをもとに、サトウさんが嘘をついているのか、それとも真実なのか、確かめるべくメールを送りました。しかし、途中から返信が来なくなってしまい…。■投資運用で借用書は書かない!?■私は詐欺の言葉が出てくるのが怖かったんだ…「あほやん!」という状況なのですが、騙されるときってこういう心理状態なんだってことを知っていただきたくて、あえて赤裸々に描きました。もしかしたら、自分から騙されにいってるんじゃないかって思うんですよね。マインドコントロールなのかもしれません。それくらい、なぜかはじめから検索することができなかったのです…。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月12日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじサトウさんの話を嘘だと感じつつも、いい人ぶって罵倒もできなかった私。電話を切った後、100万円を失ったことに打ちのめされ、怒りと失望が襲ってくるのでした…。■弁護士の無料相談に電話!■嘘? 本当? どっちなの?まさか、自分が弁護士無料相談に電話を掛けることになるなんて…。テンパっているので、テンションが高く、ときにちょっと笑ってしまったりして、変なヤツになっていました。サトウさんとのやり取りは、ほぼ原文です。「もしも本当だったらサトウさんのこと傷つけないように…」などすごく悩んで打った文章でしたが、この時点でどういう対応取ってももう無駄だったんだなと、あとから思いました。そして、プツリと切れるやり取り…。さらに絶望しました。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月11日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ返金予定日の前日、サトウさんから電話があり、「運用仲間に全資金を持ち逃げされた」と報告を受ける私。しかし、その声は全然切羽詰まっていなくて嘘だと思いつつも、「本当だったら?」と思う自分もいて…。■これは多分、嘘だ…!■電話を切ってから怒りと失望が…!かなり混乱していた私は、「なんて言えばいいんだろう?」「なんて答えるのが正解?」とぐるぐる考えながら、結果従順に騙されたフリを続けてしまいました。でも、やっぱり心の中で「もしかしたら全部本当で、この人も今大変なのかも…」という迷いもあって。しかし、やっぱりどう考えてもおかしい。電話が終わってから怒りと失望がやってきて、そんな状況なのに冷静に買い物している自分がいることが変な感じでした。このときの気持ちは、このスーパーに行くたびに何度も何度もリフレインしていたので、鮮明に覚えています(最寄りだから避けることもできず…)。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月10日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじサトウさんとの電話を切った後、でもやっぱり退職したのが昨日だったことが気になった私。そこで会社に電話すると「昨日付で退社した」と言われ、サトウさんは嘘をついていないんだと安心するのでした。■1回目返金日の前日、それは起こった…!■持ち逃げってどういうこと?1回目返金予定日の前日、サトウさんから電話が…。それは、サトウさんが運用仲間に全資金を持ち逃げされたというショッキングなお知らせでした。しかし、相手の顔が見えないのでなんとも言えませんが、サトウさんの様子が切羽詰まっていなくて…、このとき初めて、サトウさんの悪意を感じたのです。そして「これは嘘だ」と一瞬確信したものの、私の頭に「もし本当だったら…?」という問いかけが浮かぶのでした。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月09日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ勇気を出してサトウさんにメールをしてみるとすぐに返信が。次の日電話で話すことができたので、家の現状を話すと、お金を全額と約束していた10%も返してくれると聞き、ホッとするのでした。■返金についてサトウさんから提案が■でも会社を辞めたことが気になる…!サトウさんの退職したのが、私が思い切ってサトウさんにメールした日だったことに関係があったのか、いまだにわかりません。ただの偶然だったのか、ほかの人にバレたタイミングだったのか、それとも私のためだったのか…?いずれにせよ、「嘘に真実が少し混ざると騙されやすい」というのは前から知っていたのに、まんまとやられ…。でも保険会社に確認がとれたことで、このとき心底ホッとしてしまったのです。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月08日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ夫の退職を受け入れるも、いざ夫のいる生活が始まると先行きが見えずモヤモヤする日々。預けた100万円のことが引け目になっている状況は良くないと考え、サトウさんに電話することに。■サトウさんと連絡が取れた!■え? 辞めたってどういうこと?サトウさんと連絡が取れたこと、我が家の現状を話すと預けていた100万円全額と約束の10%も返してくれると聞き、とても安心しました。それとこのとき、サトウさんに対して半信半疑な部分があったので、まさか相手から労われると思いもせず…。欲しい言葉をささっと出せるのってすごすぎるし、こういう能力をほかに活かしてほしかったなと今は思います。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月07日