9月4日より東京・シアタークリエにて上演されている『わらいのまち』。近年飛躍的に観客動員数を増やしている劇団・東京セレソンデラックスと東宝がタッグを組み、「東宝セレソンデラックス」として上演している舞台だ。6日、この作・演出・主演を務める宅間孝行、出演する片桐仁、岡田義徳、田畑智子、柴田理恵が同劇場にて会見に応じた。チケット情報作品は、とある寂れた田舎町の温泉旅館「まつばら」が舞台。お笑いで町おこしをしようと奮闘する「まつばら」の主人・信雄らが企画するイベントが翌日に控えている中、国会議員の大関先生が視察のために急遽泊まりにくることになった。イベントが成功し、大関先生が口をきいてくれれば町おこし資金が県の予算に組み込まれるとあって丁重なおもてなしの準備がされるが、そこへ“疫病神”とあだ名され、さらに“先生”というものが大嫌いという「まつばら」の長男・富雄が帰って来てしまった。なんとかふたりが鉢合わせしないように画策する「まつばら」の面々だが、勘違いが勘違いを呼び……。「初日の幕を開けてみたら、ウケすぎて次のセリフが聴き取れないところがあって、(後で)その調整が入ったくらい」と片桐が語ったように、とにかく劇場は爆笑の渦。必死な登場人物が生む勘違いや誤解が数珠繋ぎで襲ってくる、ある意味ベタな展開が、悪意のないスカっとした笑いを生む。シリアスやロマンスも数秒後には笑いに変換されてしまうのでご用心。とはいえ強引なギャグや強烈なキャラクターで笑わせるのではない、よく見ると細かいタイミングや登場人物の丁寧な造形が物語世界を支えていることがわかり、その手腕に唸らされる、良質のシチュエーション・コメディだ。この日の会見では、先ごろ発売された田畑の写真集を手に開口一番「本日は『月刊 田畑智子』のPR会見にお越しくださいましてありがとうございます」と報道陣の笑いを誘った宅間だが、「初日に予想をこえた盛り上がりをみせました。初日打ち上げの席で東宝の専務さんが『これを英訳してブロードウェイにもっていこう』と言ってくれてとても嬉しかったです。…勢い余って言ったんだとは思うんですが(笑)」というエピソードを嬉しそうに明かした。出演者も「お客さんの意識がぐいぐいお話に入ってくる様子が、やっていてよくわかる」(柴田)、「毎日本当に楽しくやらせてもらってる」(岡田)、「お客さんと一体となる感覚がすごく心地いい」(田畑)とそれぞれ楽しんでいる様子。「2時間、純粋に楽しめるものを作っています。日本語で観るなら今です、あとはブロードウェイに行かないと観れませんから(笑)」と宅間もアピールするこの公演は9月24日(土)まで同所にて。その後札幌、名古屋、大阪、広島、福島でも上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年09月07日2009年に放映され、人気を集めた深夜ドラマ『深夜食堂』が2年ぶりに復活し、10月から放映されることが決定した。その他の情報『深夜食堂2』は、前シリーズの主要スタッフとキャストが続投し、安倍夜郎の人気コミックを基に繁華街の片隅で深夜にだけお店を開く“めしや”を舞台に、マスター(小林薫)と店に集う個性豊かな人々の姿を描く。前シリーズは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司、『マイ・バック・ページ』の山下敦弘らが監督を務め、フードスタイリストに『かもめ食堂』の飯島奈美、ゲストに田畑智子、オダギリジョー、あがた森魚らを迎え、毎話こだわり抜いた作品作りを行い、深夜ながら熱狂的なファンを生み出しただけでなく、優秀な放送番組に贈られるギャラクシー賞でテレビ部門選奨(第47回)を受賞するなど、人気・評価の両面で成功をおさめた。マスター役の小林は、本作の魅力について「個性的なキャスティングと、グルメとは180度違った、とはいえB級グルメなるものとは一味違った、あのなつかしい料理の数々じゃないでしょうか」と述べ、「予算が無い、ゆえに不便な場所へのスタジオ通い。無い無い尽くしの番組ではありますが、松岡、山下監督らがいなければあのテーストは実現しなかったでしょう。今回は前回にも増して、(監督の)小林聖太郎さん、(脚本の)荒井晴彦さんらが加わり、大変パワーアップしており楽しみです」と続編への意気込みを語っている。『深夜食堂2』(全10話)TBS・MBSにて10月より深夜放送(曜日・時間未定)(C)2011安倍夜郎・小学館/「深夜食堂」製作委員会
2011年08月22日キム兄こと木村祐一の監督第2作『ワラライフ!!』の初日舞台挨拶が1月29日(土)、東京・シネマート新宿で行われ、木村監督をはじめ、お笑いコンビ「しずる」の村上純、吉川晃司、鈴木杏樹、田畑智子が登壇した。本作で映画初出演、そして初主演を飾った村上さんは「こんにちは。俳優の村上です」とすっかり俳優気分で挨拶。「共演者やスタッフ、ご覧いただくみなさん全員の作品。スクリーンをなめ回すように隅々まで観ていただければ。帰り道にいろんなワラライフを見つけてください」と多くのファンが詰め掛けた客席にメッセージを贈った。一方、木村監督は村上さんを含めて、出演陣の起用理由を「透明感」と説明。「スクリーンに映し出される姿に、観客のみなさんが共感したり、自分と置き換えることができる人にお願いしたかった」とキャスティングのこだわりを語った。これには村上さんも大いに頷き「透明感があるんだと思います」と自画自賛。撮影前に木村監督から「ごくごく普通のどこにでもいるような男を演じてほしい。村上だったらできる」と言われたことには、「芸人としてクセがないってことかと悩んだ」そうだが、「個性がない個性ということで、個性が出せるんじゃないかと…結果として透明感があります」とまんざらでもない様子だった。父親役の吉川さんは「そういう歳になったのかな…」としみじみ。家族で海水浴に行くシーンは、真冬に撮影したといい「みんな半袖で頑張っていたが、ふと監督を見るとフワフワのダウンジャケットを着ていて(笑)」と恨み節で、木村監督も「本当のこと言うと、お客さんが冷めますやん」とタジタジだった。鈴木さんは「吉川さんとご一緒するのは久しぶり。夫婦役は照れくさかったが、この機会をくださった木村監督に感謝したい」、田畑さんは「まるで実家に戻ったような感覚」とアットホームな現場をふり返った。舞台挨拶には、本作に出演する板尾創路も登壇し「本当に多才な男」と木村監督を絶賛していた。木村監督は「4回目の干支を迎えて、自分や家族のことをしんみり思い出す年頃になった。(公開日の)1月29日を家族の日に制定させていただき、家族と食事したり、実家に電話をかけたりしてもらえれば」。出演者で現在、出産間近の香椎由宇から「出席できず残念」とメールが届いたと報告した。親の引越しのため、久しぶりに実家に帰った修一(村上さん)は生家から荷物が運び出される様子を眺めながら、強い父(吉川さん)、忘れっぽい母(鈴木さん)、ませた姉(田畑さん)といった個性溢れる家族との笑いに満ちていた“ワラライフ”な日々を思い起こす…。監督の実体験を“隠し味”に、小さな幸せが何倍にも大きくなる日常の瞬間を細やかに描写する、味わい深いヒューマンドラマ。『ワラライフ!!』はシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。■関連作品:ワラライフ!! 2011年1月29日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2010年「ワラライフ!!」製作委員会■関連記事:キム兄、特製「ワラライフ!!シチュー」を先着50名に無料でふるまう吉川晃司&木村祐一来場!『ワラライフ!!』新社会人特別試写会に10組20名様ご招待。
2011年01月29日映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が1月22日(土)に公開初日を迎え、主演の大政絢が共演陣と共に舞台挨拶に登壇。ミニスカート姿でファンの大歓声を浴びた。シリーズ累計130万部を突破したライトノベルを原作とした本作。10年前に起きた誘拐監禁事件の被害者であるみーくん(染谷将太)とまーちゃん(大政さん)の周辺で連続して起きている奇妙な事件の真相と、10年前の事件の秘密が描き出される。この日、本作がソウル国際女性映画祭、台北ゴールデンホース・ファンタスティック映画祭、台北映画祭など各国の映画祭からオファーを受けていることが発表され、客席からは大きな拍手がわき起こった。受験シーズンということで、登壇陣は受験生へのエール、そして自分なりのジンクスや必勝法を求められたが、大政さんは「私のブログにも受験生の方から『試験に受かったら『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』を観に行きます』というコメントをたくさんいただいています。全員に受かってほしいのですが、私自身は緊張したりしないために、普段通りに生活します。あとは辛いガムを食べたり、歯磨きをしてスッキリさせます」と明かしてくれた。染谷さんは「緊張しないように深く考えないようにします。あと良く寝ることは大切だと思います」と“マイペース”を強調。さらに田畑智子は「あまりお腹をいっぱいにしないようにします。甘いものを食べたり糖分を取って頭をスッキリさせます」と語り、宇治清高は「家を出るときに『行ってきます!』と大声で挨拶をします」と明かした。ちなみに、宇治さんの劇中での役名は、学問の神様と同じ“菅原道真”ということで「げんかつぎで舞台挨拶に呼ばれたんじゃないですよね?」と笑っていた。瀬田なつき監督が「私はネガティブなので、最悪の事態を想定して臨みます」と語ると会場は爆笑。さらに監督は「今日も劇場に数人しかいないことを考えていたので、こんなにたくさんの方に来ていただいて良かったです」と笑顔を見せた。最後に大政さんが「この作品はいろいろ考えさせられるところがあり、可愛くてポップだけど、残酷でミステリアスな部分もあります。色々な方に楽しんでいただける作品だと思うので、2度3度と観ていただければと思います」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開中。■関連作品:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会■関連記事:大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」大政絢20歳の抱負「柴咲コウさんみたいな女優に」大政絢主演!『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』試写会に20組40名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?
2011年01月23日開催中の第23回東京国際映画祭の「日本映画ある視点」部門に出品されている『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の上映が10月25日(月)に開催され、主演の大政絢をはじめ、染谷将太、田畑智子、瀬田なつき監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。ファンの間で“みーまー”という略称で親しまれ、シリーズ累計で100万部を突破した同名小説が原作。一緒に誘拐された過去を持つみーくん(染谷さん)とマユ(大政さん)が10年ぶりに再会して巻き起こす“事件”を描いた青春ストーリー。登壇陣が見どころとして強調するのは物語の持つ“二面性”。大政さんは「ピュアな恋愛の部分と残酷な部分が描かれていて飽きさせません!」とアピール。染谷さんもこれに頷き「かわいくて残酷な映画です。両面性を楽しんで」と呼びかけた。劇中、みーくんはマユを一途に想い、マユはわがままでみーくんを振り回すが、恋愛対象としては?という質問に大政さんは「一途に想われていて、マユは幸せ者ですよね。すごくいいな、と思います。マユもみーくんのことが大好きで…そういう関係が良いですね」と笑顔。「田畑さんはどうですか?」といきなり質問を振られ、やや慌て気味の田畑さんは「(みーくんは)痛々しいほどに頑張りますが、相手をそこまで想えるのって素敵だと思います」と回答。一方、マユのような女の子は恋人にしたいか?と尋ねられた染谷さんは「難しい質問ですけど…守ってあげたくなるかも」と考え抜いた末に回答。またみーくんが劇中につく嘘について「みーくんはマユのことを想って嘘をついて生きてる。素敵な嘘だなと感じました」と語り、大政さんも「相手を想う嘘ならいいかな」と頷いた。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は2011年1月22日(土)より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2011年1月22日より角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日映画『さんかく』の初日舞台挨拶が6月26日(土)、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演の俳優の高岡蒼甫が突如、体調不良を起こして倒れるハプニングがあった。高岡さんに異変が起きたのは、最後に行われた取材陣向けのフォトセッションの終了間際。カメラ目線を求める声に快く応じていたが、眉間にしわを寄せるなど徐々に表情を険しくし、血の気が引いて青白い顔色を見せ始めたところで突然、前のめりに倒れた。高さ約50センチの壇上から落ちた形で「ドスン」と鈍い音が響いたが、両手で受け身をとっていた。すぐ関係者の手を借りつつ立ち上がると、そのまま退場した。フォトセッション冒頭は、共演の田畑智子と談笑するなど和やかな表情を見せていた。配給元の日活と所属事務所のスターダストプロモーションは「貧血による立ちくらみ。写真撮影で短時間にカメラのフラッシュを大量に浴びて、不調を引き起こしたのでは」と説明。スタッフの大丈夫?という問いかけに「大丈夫です。すみません」と謝るなど意識ははっきりしていたという。この日の初日舞台挨拶は新宿で1回、渋谷で2回、川崎で1回の全4回。ハプニングがあったのは2回目の挨拶時。高岡さんは休憩を取って体調を整え、3回目の舞台挨拶に立った。同時点で事務所関係者は「病院に行くかどうかは体調を見て」と話した。同作で高岡さんは、交際中の恋人・佳代(田畑さん)の妹で15歳年下の中学生・桃(小野恵令奈)に翻弄される30歳のダメ男・百瀬を熱演。挨拶では、小野さんの小悪魔演技について「怖かったっすね。上目遣いに見られたり手を握られたりすると…あ、ちょっとこれ、余計なこと言えないですね。ドキドキしました。それを隠さないといけないので、まあヘンな気分でした」と男の本音を吐露。女性ファンの笑いを誘った。小野さんは「台本を読んだときはどうやればいいんだろう?と思ったけど、撮影現場に行ってその空気に入ったら、上手くしちゃったりしまして、自分でもびっくりしました。1日1日経つにつれリアル桃になっていて、終わって桃ちゃん離れするのが寂しかった。もうちょっと小悪魔桃でいたかった」と言い終えたと思いきや「いやそんなことない。小野恵令奈でいい」と茶目っ気タップリに訂正。観客を笑わせていた。『さんかく』はヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:さんかく 2010年6月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2010「さんかく」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫15歳年下と“浮気”する男は「いけないです!」高岡蒼甫インタビュー「恐い人だと思っていましたって言われること、あります(笑)」AKB48小野恵令奈らキャスト陣登壇!『さんかく』試写会に5組10名様ご招待AKB48小野恵令奈の小悪魔ぶりに加え友情出演であの人も!『さんかく』予告編到着AKB48小野の小悪魔っぷりに高岡蒼甫困惑?『さんかく』ポスター解禁!
2010年06月26日高岡蒼甫が6月20日(日)、東京・渋谷シアターTSUTAYAで行われた、主演映画『さんかく』(吉田恵輔監督)の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の田畑智子、小野恵令奈(AKB48)らと出席。男の浮気心についてダメ出しした。本作は、同棲中の恋人・佳代(田畑さん)の妹で15歳年下の中学生・桃(小野さん)に恋をしてしまった30歳のダメ男・百瀬(高岡さん)の、恋の三角関係を描く物語。『パッチギ!』、『クローズ ZERO』シリーズなど男臭い役どころが多かった高岡さんは、イメージ一新の役どころに「人間の弱々しさや情けない部分を出すのが楽しかった」と話し、上映後の観客から拍手と「よかった〜」などの声援を浴び、「嬉しいです!」と笑顔。だが百瀬のキャラクター設定については「恋人ともうまくいっていなくて情緒不安定だと、自分のせいですが甘えが出ちゃうんでしょうね」と共感を寄せつつ「こういう男の人はいけないです。こっち(桃)は子供でちょっとした興味とか好奇心があるだけかもしれない。バーチャルな感じでやっている分にはいいけど、リアルにはちょっと…」と理性派ぶりをうかがわせた。劇中で高岡さんを惑わす小悪魔・桃を演じた小野さんは「台本もらって読んだら、桃が自然に入ってきたんですよ。撮影でも自然に出来ちゃっていた、その自分が怖い」と苦笑い。「あれ?何かここにいるんでしょうね」と自身の胸に手をあて「将来、何か出てくるのかこないのか、乞うご期待です」と悪女への大変身を匂わせる発言。男性ファンの笑いを誘っていた。一方、吉田監督は「観た後のお客さんに挨拶するのは、フルチンで出るみたいな…ね、フルチンみたいな気分。フルチン、ね、小野さん」と」と“下ネタ”挨拶。小野さんは「一応アイドルなので」と笑いながら聞き流していた。『さんかく』は6月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:さんかく 2010年6月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2010「さんかく」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫インタビュー「恐い人だと思っていましたって言われること、あります(笑)」AKB48小野恵令奈らキャスト陣登壇!『さんかく』試写会に5組10名様ご招待AKB48小野恵令奈の小悪魔ぶりに加え友情出演であの人も!『さんかく』予告編到着AKB48小野の小悪魔っぷりに高岡蒼甫困惑?『さんかく』ポスター解禁!高岡蒼甫が“恋人の妹”AKB48の小野恵令奈に翻弄される?『さんかく』公開決定
2010年06月20日お笑い芸人、木村祐一が3月28日(日)、第2回沖縄国際映画祭「Peace部門」に出品中の監督第2作映画『ワラライフ!!』の公式上映で舞台挨拶に立ち、キャストの一人、鈴木杏樹の天然トークによる“ネタばれ”に苦笑いを浮かべる一幕があった。同作は5人家族の物語。一家の母親を演じた鈴木さんは「12月の撮影ですごく寒かったんですけど、お父さん役の吉川晃司さんが『寒いときは体に力を入れろ、力を入れるんだ、ふぅ〜』ってやられるので、みんなで体に力を入れて血圧上げて撮影に臨みました」とジェスチャーを交えて解説。「あ、ここだってわかると思うので、そういうところも観てもらえると…」と呼びかけ。“問題”の場面は夏の設定だったためキム兄は、「鈴木さん、それはいらん見方ちゃうかな、夏なら夏で。そのためにこっち、セミの鳴き声とか入れとんねん」と演出をばらすハメになり、苦笑いだった。挨拶では鈴木さんは「木村さんのことを前々から尊敬申し上げていたので、まさか参加できるとは思わなくて光栄でした。新たなキム兄さんのあったかさ、優しさが感じられる作品です」とキム兄に“ラブコール”。キム兄は照れ臭そうにうつむいていた。ほかに主演の村上純一(しずる)、香椎由宇、田畑智子らも出席。田畑さんは「沖縄は初めてで、来ることができて嬉しい」と挨拶。すかさずキム兄から「田畑さんが楽しみにしているのは泡盛です」と暴露されたが、酒豪としても知られるだけに「お酒?好きです」とニッコリ。司会の女性からもう試した?と聞かれ、「今夜です」と嬉しそうに答えると、またキム兄から「今夜っていうか午後3時からです」とまた暴露され、会場の笑いを誘っていた。『ワラライフ!!』は2010年、全国にて公開予定。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】黒沢かずこ主演『クロサワ映画』2冠!即興の歌で喜び表現【沖縄国際映画祭】ロバート秋山竜次、出演場面13秒の映画で舞台挨拶【沖縄国際映画祭】間寛平、イランから衛星中継でギャグ3連発【沖縄国際映画祭】ナベアツの晴れ舞台でケンコバ暴走挨拶【沖縄国際映画祭】次長課長・河本が沢尻ネタで悪ノリ&大鶴義丹の衝撃NGを暴露
2010年03月28日いまをときめくAKB48の小野恵令奈と女優の田畑智子にギュッと挟まれて両手に花のはずなのに、なぜか浮かない顔をしているのは高岡蒼甫。さてそのワケは?先日、高岡さんの最新主演作で小野さんが初めてヒロイン役を演じることが発表された映画『さんかく』のポスタービジュアルがこのたび、解禁となった。高岡さんが演じるのは、自意識過剰気味で人の前でついつい粋がってしまう自分が好きな、ちょっとダメ男の百瀬。後輩からはウザがられているのに気づかず、同棲中の恋人・佳代とはラブラブとは程遠い倦怠期…とこれだけ聞くとかなりサエない30男なのだが、どこかおちゃめで憎めない。百瀬に“めんどくさい女”と思われつつ、一にも二にも百瀬大好きな恋人の佳代を演じるのが田畑さん。愛情を間違えた方法で表現してしまう29歳のイタイ女子を熱演している。小野さんが演じるのは、そんな2人の元に夏休みを利用して遊びに来る佳代の妹で中学三年生の桃。姉を“見本”に要領よく育っただけに、「お姉ちゃんのモノは何でも欲しい!」という典型的な妹タイプ。桃のことをかわいいガキぐらいに思っていたら、下着同然の部屋着姿でうろうろしたり、耳元でかわいくささやいたり…15歳と思えない桃の振る舞いに百瀬はドギマギ。そんな光景を目の当たりにし、佳代の闘志に火がつくのだが…。高岡さんのダメさ加減に田畑さんの見事なまでの“イタイ”女っぷり、そして何より小野さんの天性の(?)小悪魔的な振る舞いが圧巻!このポスターを見れば、劇中、波乱の展開が繰り広げられることも容易に想像がつくが…。○でも×でもない“さんかく”な人間模様がいとおしい『さんかく』は初夏公開。■関連作品:さんかく 2010年初夏、公開© 「さんかく」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫が“恋人の妹”AKB48の小野恵令奈に翻弄される?『さんかく』公開決定
2010年02月26日昨年、TVドラマに続く劇場版が大ヒットを記録した『ROOKIES−卒業−』でブレイクした高岡蒼甫の最新主演作で、AKB48の小野恵令奈との共演作となる『さんかく』の公開が決定した。高岡さんが演じるのは、同棲中の彼女と、夏休みを利用して遊びに来た彼女の妹に翻弄される男・百瀬。思い込みが激しく、どこか憎めないダメ男を熱演している。百瀬の同棲中の恋人で、少しズレた女・佳代を田畑智子が、そして佳代の妹で小悪魔的な魅力で百瀬を翻弄する桃を、AKB48の小野恵令奈が演じている。そして『純喫茶磯辺』で独特のセンスを発揮した吉田恵輔がメガホンを握る。百瀬と佳代は同棲中だが、百瀬は“めんどくさい女”である佳代に、佳代はそんな自分を構ってくれない百瀬に、モヤモヤした気持ちを抱えている。そんな2人の家に、夏休みを利用して佳代の妹で中学生の桃が遊びに来たことから思わぬ展開に!かわいいガキくらいに思っていたが、お風呂上りに下着もつけずに部屋をうろうろしたり、急に顔を近づけてきたり、こっそり耳打ちに女っぽさを出したりと、百瀬は桃の気まぐれさに翻弄されていく。これって、まさか恋なのか!?そんな百瀬の動揺を知ってか知らずか、佳代は自分への愛情が鈍くなっていることに敏感に察知する。そこで何とか百瀬を繋ぎとめようと講じた佳代の手段、それは一層めんどくさい女になること…。桃に翻弄される形でついに別れた2人だが、果たして彼らの結末は――?高岡さんは本作への出演について「今回は初主演でしたが、タイトルのとおり三人模様が描かれているので、気負いすることもなくできました。吉田監督の作品に出演するのは初めてですが、本当に大好きな方です。妥協しないところや、リアルな会話を大事にしているので、ライヴ感が得意な方だと思いますし、演じていて新鮮で感激しました。小野さん、田畑さん共に初共演ではありましたが、とても演じやすい環境を作ってくれました。ちょっとした台詞のミスがあっても、アドリブや役の気持ちで返してくれるので、芝居が止まらずライヴ感のある会話を作れて本当におもしろかったです」と手応えを感じさせるコメントを寄せてくれた。映画で初めてヒロインを務める小野さんは「初めて台本を読ませていただいたときは、自分が演じていなくても映画館に足を運ぶだろうな、と思うぐらいその世界に引き込まれていきましたし、台本に自分の名前を見つけて改めて頑張ろうって思いました!今回演じた桃という役は、私の実生活ではありえない設定だったので逆に楽しかったです!台本を読んでいても、どこからその自信が出てくるのか分からないけれど、演じられる気がしましたし(笑)」と役柄を楽しんだ様子。硬派な高岡さんが、田畑さん&小野さんの姉妹にどのように翻弄されるのか?甘酸っぱく、そしてイタイ(?)新感覚のラブコメディ『さんかく』は初夏公開。■関連作品:ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会純喫茶磯辺 2008年7月5日よりテアトル新宿、渋谷シネ・アミューズほか全国にて公開© 2008『純喫茶磯辺』製作委員会さんかく 2010年初夏、公開© 「さんかく」製作委員会■関連記事:三浦春馬&佐藤健がN.Y.の中心で鍋をつつく?5日間の旅を収めたDVD発売!『ROOKIES』興収&DVDで2冠達成!今年の邦画実写No.1で佐藤隆太も笑顔結婚、おめでた&『ROOKIES』断トツ1位祝福の嵐に佐藤隆太が男泣きに泣く!まだまだ見納めは早い?ニコガクメンバー、あまりの仲良さに草野球チーム発足!『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?
2010年01月26日