ピアニスト・作曲家・編曲家であり、執筆業なども行う園田涼が、7年ぶりとなるピアノソロアルバム『まるで風のように』を10月27日(水)にリリース。本作のリリースに伴い、東京・大阪でピアノソロコンサートを開催することが決定した。園田涼 チケット情報公演は、2022年1月8日(土)に東京・ヤマハホール、2022年1月10日(月)に大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホールにて。チケットは、10月18日(月)23:59までオフィシャル1次先着先行受付を実施中。
2021年10月11日俳優の竹内涼真、柄本時生、女優の中条あやみが出演する、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ「コミックシーモア」の新CM「マンガ愛#3 電子コミック大賞 喫茶店」編が、14日より放送される。新CMでは、竹内と中条が演じる兄妹の幼馴染役として柄本が登場。コミックシーモアでマンガに夢中になっている兄妹から、何気ない会話で「電子コミック大賞」の存在を知らされるという内容になっている。○■柄本時生インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。前々からCM自体は知っていたのですが、あまり出来上がった空間の中に混ざるというのはなかなかないので、ちょっと緊張したのと空気が壊れなければ良いなと思い、すごく楽しく撮影させていただきました。――今回、柄本さんは初めてコミックシーモアのCM撮影に参加されましたが、柄本さんから見た竹内さん・中条さんの印象を教えてください。二人とも優しかったです。座って3人で向かい合わせの喫茶店のシーンなんですけど、わざわざ二人の会話の中にちゃんと入れてくれて。僕の方が年上なんですけど気を使っていただいて、楽しく会話していただいて、楽しかったです。ありがとうございます。――印象に残ったエピソードはありますか?二人(竹内さん・中条さん)はすごく仲が良いんですよ、めちゃくちゃ。なんか、良いなって思って。あれだけ仲良くしゃべれるっていうのはうらやましいな。空気が出来上がっているんだろうなって思って、うらやましかったです。――幼少期に持っていた将来の夢は何でしたか?分かりやすく、プロ野球選手でした。(あとは)宮大工になりたかったです。小学校の頃、野球をやってまして。なので、プロ野球選手になりたいと思ったのと、宮大工は、個人的というか、お神輿を担ぐんですけどもその輪の中心の人たちって、(伝統工芸等の) 職業の方がすごい多くて。あの輪に入るためにはどうすれば良いんだろうって、漠然と考えた時に宮大工ってのが頭の中に出てきて。ちょっとなりたかったですね。――今回の CM のポイントをお聞かせ下さい。兄妹二人の中に急に、変な幼なじみが現れたっていう、あの感じを楽しんでいただけるんじゃないかなとは思っております。(妹に)フラれ続ける感じがするんでフラれ続けます。
2021年09月14日宝塚宙組のMusical『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~』と、タカラヅカ・スペクタキュラ-『Délicieux!-甘美なる巴里-』の東京公演が、8月21日(土)、東京宝塚劇場で開幕する。この公演は、トップスタ-真風涼帆と、新たにトップ娘役に就任した潤花の、新トップコンビ大劇場お披露目公演でもある。前半の『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』は、あの名探偵シャーロック・ホームズを主人公に、作・演出の生田大和が、アーサー・コナン・ドイルのホームズシリーズのうち6本ほどの短編を軸に、新たに構成した。ホームズ役の真風は、積み重ねてきた男役としてのキャリアを存分に生かし、抜群に頭が切れて観察眼も鋭く、行動力もあるが、事件以外のことには無関心で、かなりの変わり者というこの難しい人物を、宝塚歌劇の主人公らしく、ダンディでスマート、そして人間味あふれる英国紳士として作り上げた。ホームズのトレードマークのようなインバネスコートもよく似合っている。潤花が演じるのは、女嫌いのホームズが、唯一心惹かれた女性と言われるアイリーン・アドラー。ミラノ・スカラ座のオペラ歌手だが、各国要人を手玉に取ってきた女詐欺師という裏の顔も持つ。スラッとして大人の雰囲気を持つ潤は、この謎めいた女性役にはぴったりで、円熟味を増した真風の隣に立つと、絵のように決まる。ホームズの宿敵として有名なジェームズ・モリアーティ教授は芹香斗亜。明るく陽のイメージがある芹香が、恐怖で人を支配しようとする究極の悪人役に挑んでいる。舞台は1890年のロンドン。切り裂きジャック事件を解決したホームズは、ヴィクトリア女王から、紛失した英国海軍潜水艦の設計図捜しを依頼され、事件にアイリーンが関係し、その裏にはモリアーティの存在があると推理する。ほかに、ホームズの友人ワトスン博士(桜木みなと)、スコットランド・ヤードのレストレード警部(和希そら)など、ホームズファンにはお馴染みの顔ぶれも揃う。後半の『Délicieux!』は、野口幸作が作・演出を手がけた、スウィーツがテーマのレヴューで、タイトルは“とても美味しい”という意味のフランス語だ。大劇場は、今春入団した107期生の初舞台公演でもあったため、祝祭感に溢れたカラフルで華やかな舞台になっている。9月26日(日)の千秋楽には、全国各地の映画館でライブ中継が行なわれ、タカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信も実施される予定だ。文:原田順子宝塚歌劇宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~/『Delicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』2021年8月21日(土)~2021年9月26日(日)会場:東京宝塚劇場
2021年08月21日女優の吉岡里帆が出演する、コカ・コーラシステム「綾鷹」の新CM「わたしは、綾鷹。食事をおいしくする」編が、23日より放送される。新CMでは、柔らかい光が注ぐ空間にたたずむ吉岡が登場。グラスに入ったお茶を飲み、おにぎりを食べながら「急須で入れたような旨みが……引き立てている」と恍惚とした表情を浮かべる。そしてグラスを見つめ「合いますな」と一言。最後は「おいしさで選ぶなら、わたしは綾鷹」と宣言するというストーリーになっている。また同日23日より「わたしは、綾鷹。キャンペーン」第2弾をスタート。対象製品4本を購入すると、京都発ブランド「textile design by SOU・SOU」テキスタイルデザインのオリジナルトートバッグ全4種類から1つをプレゼント。キャンペーンはトートバッグがなくなり次第終了となる。
2021年08月20日俳優の竹内涼真と中条あやみが出演するエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ「コミックシーモア」の新CM「マンガ愛#1 作品数業界最大級 ベランダ」編、「マンガ愛#12 いろんなジャンルのマンガが充実 銭湯」編が11日から全国で放送される。2人がマンガ好きな兄妹を演じるCMシリーズの最新作。「マンガ愛#1 作品数業界最大級 ベランダ」編では、友人に電話でマンガをオススメするも、兄役の竹内に「そのマンガ俺が教えたやつ」とツッコまれてしまう妹役の中条。妹は懲りずに「いいマンガまた教えて」と甘えた様子を見せる。「マンガ愛#12 いろんなジャンルのマンガが充実 銭湯」編では、お風呂上がりに銭湯のマッサージチェアでマンガを楽しむ妹を見て「少年マンガも読むんだ」と驚く兄。気をよくした妹は「冒険と成長ものもたまらん」と台詞のようなノリで返答し、2人は「ジャンルを超えた冒険者!」「いろんなジャンルを冒険した者に名作との出会いあれ」「それ名言な」と少年マンガごっこのようなやりとりを繰り広げる。CMのストーリーにちなみ「周りに勧められて夢中になってしまったもの」を聞かれると、「自粛期間中に、(友人に)韓国ドラマを勧められて、めっちゃくちゃハマって、徹夜しながら観ました」と中条。竹内も「海外のドラマに関してはシーズンがたくさんあるので、(全てのシーズンを)見るのに腰が重かったりするんですけど、ちょっと遅れてやっぱり観たほうがいいと勧められて、結局観たらハマってしまったというドラマはたくさんありますね」と同意する。続けて「最大の冒険やチャレンジ」について中条は「山登りに友達と一緒に行く約束をしたのですが、その友達が寝坊をして来なくて、1人で登ったことです」、竹内は「新宿から熱海まで走ったことですかね。まだ、僕が二十歳の時だったので勢いもあったのですが、大変でしたね」とそれぞれの挑戦を明かした。
2021年08月11日藤原竜也と竹内涼真が秘密組織の精鋭エージェントとなり、過去最大にして最悪のミッションに挑む映画『太陽は動かない』が、9月29日(水)よりBlu-ray&DVD発売が決定した。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原さん)と相棒の田岡(竹内さん)。24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。次から次へと困難が襲い来る極限の状況の中、2人の心臓爆破のリミットが迫る――。国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1か月にも及ぶ海外ロケを敢行し、市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、異例づくしの大規模な撮影が行われた本作。この度発売が決定したBlu-ray&DVDの特典映像には【メイキング】、音声特典には 藤原竜也&竹内涼真&羽住英一郎監督による【オーディオコメンタリー】を収録する。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年07月15日広瀬すずと櫻井翔が凹凸バディを演じた「ネメシス」6月12日放送の10話でフィナーレを迎えた。江口洋介演じる栗田と櫻井さん演じる風真のやり取りに“嵐とのリンク”を感じる視聴者が続出。広瀬さんと橋本環奈の共演にも多くの賛辞の言葉が寄せられている。20年前、初の“遺伝子編集ベイビー”として誕生した美神アンナが、その天才的能力で事件の謎を解き、ポンコツ探偵・風真尚希がそれを自らが解いたかのように説明、難事件を解決してきた本作もついに最終回。美神アンナに広瀬さん、風真尚希に櫻井さん。「探偵事務所ネメシス」のCEO、栗田一秋に江口さん。スピード狂の医師、上原黄以子に大島優子。謎の道具屋、星憲章に「KAT-TUN」上田竜也。天才的ハッカーの姫川烝位に奥平大兼。アンナに憎しみを抱く四葉(菅)朋美に橋本さん。アンナの父、美神始に仲村トオル。神田水帆/凪沙に真木よう子。朋美とともに“遺伝子編集ベイビー”作成の秘密を始から聞き出そうとする大和猛流に石黒賢。栗田や風間と仲の良い刑事の千曲鷹弘に勝地涼、四万十勇次に中村蒼、小山川薫に富田望生といったキャストが出演してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アンナを捕らえた朋美から、アンナを始とともに監禁した部屋の酸素を抜いて殺すと言われた風真は、チームネメシスの“8人の侍”たちの協力を得て菅研の研究所を探す。一方アンナのネックレスに隠されたデータの解析が進み、もうすぐというところで朋美の病気の原因となっている遺伝子が1つではなく、非常に複雑な要素が絡み合っていることが判明。朋美が絶望的な表情をみせるなか、風真たちが研究所に侵入する…というのが最終回のストーリー。始と大和が亡くなり、朋美は警察病院で治療を受けることに。始を失ったアンナはインドに帰ろうとするが風真と栗田が説得、ネメシスは続いていく…というラストだった。全てが解決し栗田から「20年間ご苦労だったな。もう自由に生きろ!今のお前なら何だってできる。やりたいことやればいい。もうネメシスの役目は終わった」と言われた風真は、ラストシーンで「だからネメシスを続けます」と答えるのだが、このやり取りに「どこか"嵐"を感じてしまう自分がいました」「20年お疲れさま、今のお前ならなんだってできる。って社長に言われた言葉がなんか感慨深かった。嵐の20年に、今の翔くんに重なる」といった声が続々タイムラインに流れていく。また「すずちゃんと環奈ちゃんの共演を果たしてくれて本当にありがとうございました」「このドラマを通じて二人のファンになりました」と広瀬さんと橋本さんの共演に対するコメントも。放送終了後も「櫻井翔さん、広瀬すずさん、橋本環奈さん新たな一面を見ることが出来毎週ワクワクでした」など、作品に対する感謝の言葉も数多くSNSに投稿され続けている。(笠緒)
2021年06月14日黒髪マッシュウルフbtsテテをイメージした黒髪マッシュウルフ!!ゆるめスパイラルで柔らかく、だけどちゃんとモードに◎韓国風センターパート2ブロ長め、刈り上げなしの韓国風センターパート☆大人っぽい雰囲気がでます◎綺麗めファッションにもおすすめ!btsグク風センターパートbtsグク風センターパートスタイリングが最高に楽なニュアンスパーマおすすめ!モードなファッションにも◎韓国ヘアの似合わせお任せください! この投稿をInstagramで見る 江口奈都美/原宿/センターパート/インナーカラー/映画(@egcntm)がシェアした投稿
2021年06月01日広瀬すず、櫻井翔共演「ネメシス」の8話が5月30日放送。アンナの出生の秘密が明かされるなか、櫻井さん演じる風真の“年齢”に多くの反応が寄せられるとともに、橋本環奈演じる朋美の正体に驚きの声が集まっている。広瀬さん演じる“天才すぎる助手”美神アンナと、櫻井翔演じる“ポンコツ探偵”風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー・エンターテインメントとなる本作。広瀬さん、櫻井さんのほか栗田一秋を江口洋介、上原黄以子を大島優子、星憲章を「KAT-TUN」上田竜也、四葉朋美を橋本さん、姫川烝位を奥平大兼が演じる。そのほか、アンナの父・美神始に仲村トオル、神田水帆/凪沙に真木よう子、大和猛流に石黒賢、美馬芽衣子に山崎紘菜、菅容子に今村美乃、千曲鷹弘に勝地涼、四万十勇次に中村蒼、小山川薫に富田望生が好演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アンナは20年前、始の研究所が生み出した世界初のゲノム編集ベイビーだった。受精卵は凍結されるが3か月後、何者かによって盗み出される。始は友人の栗田に捜査を依頼、栗田は内部の犯行だと推理する。その後、受精卵の代理母となった芽衣子が逃走、始と水帆は彼女を逃がそうとして事故に遭い、アンナは無事産まれたものの代理母の芽衣子と、受精卵を提供した水帆は亡くなる。始は海外に脱出しアンナを育てるが、母の葬儀のため20年ぶりに帰国した際、大和たちによって誘拐されてしまう。風真が様々な仕事をしてきたのはいつか菅研の謎を捜査する時に備えてであり、栗田が事務所の名前をネメシスに変えたのも、これまでの7回でネメシスが依頼を受けた事件も、すべて菅研に近づき始を見つけ過去の事件の謎を解き明かすためだった…というのが8話の展開。視聴者からは「風真さん、新卒で23歳で研究所に入ったとして、現在43歳になりますか?え?見えませんけど?ゲノム編集しました?」「大卒で研究所入ったってことは風真さん、少なく見積もっても42歳くらいってことか……見えない」などの声が。櫻井さん演じる風真の“年齢”についてのツイートが続々。回想シーンでの風真のナレーションにも「ナレーション特有の話し方になる翔さんの声すき」「櫻井さんがナレーションのドキュメンタリーでも見てる?」といった反応も。自らの素性を知ったアンナはネメシスを飛び出し朋美のもとに身を寄せるのだが、最初は今まで通りアンナを心配する素振りをみせていた朋美だが、突如表情を豹変させ「天才的なひらめき力にインドの古武術をマスターして、格闘技もでき、冬の日本に来てもカゼをひかない。おまけに顔もかわいい。それだけ完璧に色々揃ってるのに何が不満なんですか!」とまくしたて、自分が菅容子の娘、菅朋美であることを告白、アンナを眠らせ研究所のような施設に連れ去る。そこには始も捕われていた…というラストだった。「え、まさかの娘…!!!?」「朋美は若いから黒幕ではないかと思ってたけど、娘だったのか……」など、朋美の正体に驚きの声が上がる一方、アンナに対して放った「顔もかわいい」というセリフには「顔のかわいさはお前もなw」「顔に関してはあなたもめちゃめちゃ可愛いです」「顔面に関してはお互い言うことなしやろ」と、多くの視聴者からツッコミが投稿されている。(笠緒)
2021年05月31日竹内涼真が初の舞台に挑むミュージカル『17AGAIN』東京公演の千穐楽が6月6日(日)12時から、イープラスStreaming+にて生配信される。現在上演中の本作は2009年に公開された同名映画を原作にしたミュージカル。 映画は『ハイスクール・ミュージカル』シリーズで知られるザック・エフロンが主演したが、日本公演では映像分野で活躍中の竹内涼真が初主演する。さらに妻のスカーレット役を演じるソニンの高い歌唱力、親友ネッド役を演じるエハラマサヒロの磨かれたコメデイセンスにも称賛の声が集まり、5月16日の初日以来、多くの称賛の声がSNS上で上がった。新型コロナウイルスの影響により、劇場に足を運ぶことが難しい観客もいることを鑑み、ひとりでも多くの人に本作を届けたいという強い希望で配信上演が実現。アーカイブ配信はなく、今後DVD化やテレビ放送の予定もないので、貴重なこの機会をお見逃しなく。また当日は、休憩時間に楽屋でのキャストの様子を事前収録した特別映像も放送される予定だ。東京公演は東京建物Brillia HALLにて6月6日(日)まで上演。各公演、開演時間までホリプロステージ( ・要会員登録)にてチケット販売中。劇場窓口での当日券の販売はなし。なお東京公演後、兵庫と鳥栖、広島、名古屋の全国5か所で上演予定となっている。■配信情報ミュージカル『17AGAIN』ライブ配信上演6月6日(日)12:00~上演時間:2時間50分(休憩25分)視聴券価格:ライブ配信のみ 4,000円(税込)→GOTOイベント適用で3,200円電子版プログラム付き5,800円(税込)→GOTOイベント適用で4,640円視聴券購入方法:イープラス『17AGAIN』ライブ配信用特設サイトより購入可能視聴券販売開始:5月25日(火)18:00~終演時間まで購入可※アーカイブ配信・見逃し配信なし※出演者変更の場合でも払い戻しは致しかねます。※ご視聴の際は通信環境の整っている場所でご視聴ください。<視聴券に関する問い合わせ先>Streaming+視聴者ご利用ガイド: ※ホリプロステージでのご回答は不可。
2021年05月25日竹内涼真が主演を務めるミュージカル『17 AGAIN』が、5月16日に開幕した。初日前に行われた最終舞台稽古の様子をレポートする。ザック・エフロンが主演したコメディ映画『セブンティーン・アゲイン』(2009年)が、マルコ・ぺネットの脚本、アラン・ザッカリーとマイケル・ウェイナーの作曲・作詞でミュージカル化される本作。世界初演となる今回の日本版では、翻訳・演出を谷賢一が手がける。本作が初舞台にして初ミュージカルとなる竹内が演じるのは、人生に行き詰まった35歳のマイク・オドネル。高校時代はバスケットボールのスター選手として将来を有望視されていたが、恋人スカーレット(ソニン)の妊娠を機に結婚し、家庭を持つ。18年後、仕事を失い家族にも見放された彼は不思議な力で17歳の頃の姿に戻り、娘マギー(桜井日奈子)や息子アレックス(福澤希空:WATWING)と同じハイスクールへ通うことに──。竹内涼真(マイク役)そこで目の当たりにしたのは、離婚を切り出してきた妻の夜遊びや、素行不良の彼氏スタン(有澤樟太郎)と付き合う娘、そのスタンからいじめを受ける息子といった家族のトラブル。これまで彼らと向き合ってこなかったマイクが現実に直面し、家族の絆や自分の人生を取り戻す決意を歌い上げる一幕ラストの「人生がくれた奇跡」は特に必聴だ。昨年11月末に行われた製作発表で「The Greatest Prize」のタイトルにて披露された同ナンバーだが、今回の劇中ではマイクのひたむきな“感情”がロックチューンに乗って客席に届けられ、歌い手として竹内の成長が伝わった。「本格的な歌唱は初めて」ということもあって、全体稽古の1年半以上前からボイストレーニングを開始したという。左から_竹内涼真(マイク役)_ソニン(スカーレット役)マイクを取り巻く個性豊かなキャラクターからも目が離せない。妻を演じるソニンは「新しい人生を」で、夫に対する諦念と訣別を美声に滲ませる。17歳に戻ったマイクの保護者代わりとなる親友ネッド役にはエハラマサヒロ。SF映画グッズに囲まれながらマイクと歌う表題曲「17 AGAIN」でポップな世界観に貢献する。そのネッドが一目惚れするマスターソン校長を演じる水夏希は「マスターソン校長の主義」で貫禄の歌声を披露。日本版だけに登場する楽曲「今を楽しもう」では、娘マギー(桜井)と彼氏スタン(有澤)による“めくるめく”刹那的な愛がコミカルに歌い上げられた。左から_有澤樟太郎(スタン役)_桜井日奈子(マギー役)上演時間は約170分弱(休憩含む二幕)。公演グッズのペンライトを使った無発声の客席応援レクチャーをはじめ、竹内による館内放送メッセージも。両方チェックしたい方は、ぜひ開演10分前に着席を。取材・文:岡山朋代撮影:宮川舞子/提供:ホリプロ公演情報ミュージカル『17 AGAIN』劇作・脚本:マルコ・ぺネット作詞・作曲:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー翻訳・演出:谷賢一出演:竹内涼真 / ソニン / エハラマサヒロ / 桜井日奈子 / 福澤希空(WATWING) / 有澤樟太郎 / 水夏希 / 他【東京公演】2021年6月6日(日)まで会場:東京建物Brillia HALL【兵庫公演】2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール【佐賀公演】2021年6月18日(金)~6月20日(日)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール【広島公演】2021年6月26日(土)会場:広島文化学園HBGホール【愛知公演】2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:御園座チケット情報
2021年05月17日ミュージカル『17 AGAIN』の公開ゲネプロが15日、東京・東京建物 Brillia HALLで行われ、主演の竹内涼真をはじめ、ソニン、桜井日奈子、エハラマサヒロ、福澤希空(WATWING)、有澤樟太郎、水夏希らが登場した。同ミュージカルは、2009年に公開されたザック・エフロン主演の映画『17 AGAIN』を日本で初めて舞台化したもの。元高校バスケットボールのスーパースターが、恋人の妊娠をきっかけに夢を諦めて家庭を持つも、ある日不思議な用務員と出会って身体が35歳から17歳に戻り、高校生の振りをして家族の問題に向き合っていく、というストーリーだ。主人公のマイクは舞台初挑戦の竹内涼真、妻・スカーレット役をソニン、マイクとスカーレットの娘・マギーを桜井日奈子、マイクの親友・ネッドをエハラマサヒロが演じる。映画版では35歳の主人公と17歳の主人公を別々の俳優が演じているが、今回の日本演出版では両方竹内が演じ、35歳の姿ではメガネ+ヒゲ+中年太り……というビジュアルに。竹内は初舞台・初ミュージカル出演で、本格的な歌やダンスは初めてとなったが、ボイトレは稽古開始の1年半以上前から、ダンスレッスンは半年以上前から始め、今回の公演に備えてきた。稽古中には28歳の誕生日を迎え、キャスト、スタッフでサプライズのパフォーマンスを行い、盛大にお祝いされると、竹内は「嬉しすぎて……今までのサプライズで一番すごかったし嬉しかった」と感動したというエピソードも。妻役のソニンからは、喉のケア方法や稽古への取り組み方など、色々とアドバイスをしてもらっていたという。さらに竹内はバスケットボールも初めて、2募後半のソニンとのペアダンスも初めてという初挑戦づくしで、稽古場には早めに入り入念にストレッチを行ったり、稽古後も残って演出家や共演者と演技について意景交換を行ったりと作品を作り上げていった。そんな竹内や福澤、有澤のバスケットシーンも同作の見所に。1幕の「ハッシュタグ・ブランニューデイ」では曲中に映像で投影されているSNSのコメントを実際に公式Twitter、Instagramで募集し使用するなどの演出も行われている。ミュージカル『17 AGAIN』は、5月16~6月6日に東京・東京建物 Brillia HALL、6月11~13日に兵庫・西宮市 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール、6月18~20日に佐賀・鳥栖市民文化会館 大ホール、6月26日広島・広島文化学園 HBGホール、7月1日~7月11日に愛知・名古屋 御園座で公演。○竹内涼真 コメントいよいよ初日を迎えます。無事に開幕できる、劇場でお客さんに会えるという喜びを感じています。稽古というものを初めて経験しましたが、自分の知らない世界が広がっていて、僕の体の中にはない表現方法を取り入れるのが難しく大変な作業でした。でも何回も試行錯誤し最後にひとつの形にするという作業はすごく好きでした。演出の谷さんは役者に寄り添って演出してくださいましたし、共演者の皆さんが役を大事にして稽古に臨んでいる姿に感銘を受けました。全員で作品を面白くしようという気持ちで稽古を積み重ねられることが、すごく素敵だと思いました。この作品の登場人物たちが抱えている問題は日常的にありふれたもので、みんな自分の目的に一生懸命というところが一番の魅力だと思います。この大変な時期に劇場に足を運んでくださる皆様には、心から感謝しています。最高のパフォーマンスをして、楽しい気持ちで劇場を後にしていただけるように全力で頑張りますので楽しみにしていてください。
2021年05月15日広瀬すず、櫻井翔が凸凹バディを組んで事件を解決する「ネメシス」の5話が5月9日オンエア。櫻井さん演じる風真の寝顔&「死ぬのやだよ~」に「可愛い」の声が続出している。広瀬さん演じる天才助手・美神アンナが、櫻井さん演じるポンコツ探偵・風真尚希を影でサポート、イヤモニでアンナの話したことをそのまま風真がリピートして、あたかも自分が事件の謎を解いたようにみせる…そんな凸凹バディが活躍する本作。アンナと風真が働く「探偵事務所ネメシス」のCEO、栗田一秋には江口洋介。栗田と風真はともに失踪したアンナの父・美神始(仲村トオル)を探しており、この事件が本作の重要な軸となっている。3人のほか、勝地涼、中村蒼、富田望生、橋本環奈、大島優子、真木よう子、「KAT-TUN」上田竜也らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アンナが偏愛する謎の料理店“Dr.ハオツー”の店長で料理人のリュウ楊一(加藤諒)がネメシスに現れる。“天狗伝説”で有名な山奥で“天狗サーモン”という鮭の養殖業を営む天久潮(渡辺哲)が、泥酔して崖から転落死。週刊誌は「天狗の祟り!」とあおり、警察も自殺で処理するが、リュウは転落死の前日に社長と会っており、その時社長が離れて暮らしていた3人の息子、長男の一魚(野間口徹)、次男の二魚(大鶴佐助)、三男の三魚(堀家一希)が家業を継ぐために戻って来たことを心底喜んでいたから、自殺するはずがないというのだ。栗田は一魚の経歴を見て依頼を快諾。ネメシスの3人&リュウは真相を探るべく養殖場に向かうが、出迎えた潮の息子たち、義弟=天久洋(渋川清彦)、後妻=郁子(ともさかりえ)たちは保険金、土地の利権、相続など、それぞれの都合で皆いがみ合っていた。事件を調べるなかで古い倉庫が見つかる。鍵だけ新しいものに変えられている建物のなかには、遺伝子編集に使われる装置があって…というのが今回のおはなし。犯人に眠らされキャンピングカーの中に閉じ込められた風真。車は勝手に走り出し、目覚めた風真はパニックになって「死ぬのやだ~!」と叫ぶ。そんな風真に視聴者からは「風真さんの寝顔がめっちゃ可愛いかったです」「死ぬのヤダーーー!って言ってるのがもう可愛すぎる」「寝顔からのしぬのやだ~~のくだりが可愛すぎて永遠見てられる」などの投稿が続々。タイムラインに“可愛い”の嵐が巻き起こっていた。(笠緒)
2021年05月10日鈴木亮平、吉岡里帆共演のラブコメドラマ「レンアイ漫画家」の5話が5月6日オンエア。竜星涼の“復活”に驚きの声が集まるとともに、鈴木さんと吉岡さんの“身長差ハグ”にもタイムラインが沸き立っている。山崎紗也夏の同名コミックスを原作に少女漫画家・刈部清一郎と久遠あいこが笑えて、ほろっとくるコミック・ラブストーリーを繰り広げる本作。天才少女漫画家の刈部清一郎を鈴木さんが演じ、かつて刈部の弟・純のことが好きだった久遠あいこに吉岡さん。純の息子で現在は清一郎と暮らす刈部レンに岩田琉聖。清一郎の編集担当、向後達也に片岡愛之助。あいこ行きつけの店で店長代理を務める二階堂藤悟に眞栄田郷敦。二階堂に好意を寄せる伊藤由奈に小西桜子。あいこの初めての疑似恋愛ミッション相手で、その後刈部の指示であいこにフラれることになる早瀬剛に竜星涼。清一郎をライバル視する漫画家の金條可憐に木南晴夏。刈部の弟であいこの初恋の人、レンの父で今は亡き刈部純に白石隼也といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。あいこが朝食の準備をしているとインターフォンが鳴る。最近誰かにつけられているような気配を感じていたあいこは、ストーカーかもと心配しつつモニターを覗くと、そこには向後の姿が。安堵するあいこだったが玄関を開けると、そこには向後と共にあいこの姉、緒方るりこ(観月ありさ)と、早瀬の姿が…というのが今回のおはなし。ここ数話、あいこの後を尾けていた男性の影は、なんと早瀬だった。自分を振った後のあいこの恋愛ミッションの様子をすべて尾行していた早瀬。なぜか明るく爽やかに自身のストーカー行為を語るその姿に「再登場したら明るいストーカーになってた竜星涼」「竜星涼のポジティブストーカーも良い」などの反応が集まる。るりこの前で恋人同士のフリをすることになる刈部とあいこは、酔っ払ったるりこに言われ外出することに。自分にいい人ができたと喜んでくれたと思うと話すあいこに、「それでいいのか。君の嫌いな嘘だろ」と返す刈部。「嘘じゃないと安心させてあげられないんで」と涙ぐむあいこをみつめていた刈部は、「ハグの練習だ」と思わずあいこを抱きしめてしまう…という展開に。ハグした2人の“身長差”に「ハグした瞬間の身長差ー!よくないですかー!!」「身長差エグ過ぎて目と頭がバグる」「あの二人の身長差めっちゃ良くないですか!?」などの声が殺到。また「レンアイ漫画家ハグって逃げ恥かーいww」「ハグの練習ってワード出てくるとは笑逃げ恥以来」と、ハグの際の刈部のセリフに「逃げ恥」を思い出す視聴者も多数現れている。(笠緒)
2021年05月07日竹内涼真の初舞台にして主演作となる、ミュージカル『17 AGAIN』。本作の翻訳・演出を担当し、竹内の演劇に対する“筋力”を鍛えようとリードしているのが、劇作家・演出家の谷賢一だ。開幕を約1ヵ月後に控えたタイミングで、谷の瞳に映った“演劇人”竹内の魅力や、世界初演となるクリエーションの舞台裏を語ってもらった。世界初演のプレッシャーも、生みの楽しみに──谷さんはこれまでご自身の作・演出作に取り組む一方で、海外戯曲の翻訳・演出もしてこられました。その実績を買われて『17 AGAIN』に起用されたのかな……と勝手ながら想像したのですが、本作において何を期待されていると感じていらっしゃいますか?ミュージカル『17 AGAIN』は世界初演で、原作映画の本国アメリカでも上演されていない作品です。誰も上演したことがないものを日本版として1からつくっているわけですから、いろんな引き出しや知識が要求される。今回はハイスクール文化の“あるある”ネタやジョークが散りばめられているので、それらを理解した上で、日本人向けに易しく噛み砕いたり置き換えたりすることができたらいいなと思っています。──象徴的に表れているシーンをご紹介いただけますか?この作品におけるひとつのおもしろさって、35歳の主人公マイクが姿かたちだけ17歳に若返っても“中の人”の意識はそのままで、オッサンくささ全開なところ。だからあえて格言や古事成語を言わせて、説教臭くしてみたり、親父くさい口調を入れたりしました。他のジョークも「日本に置き換えたらこうだろう」と変換しては楽しんでもらえるように工夫してます。──演出面ではどんな創意工夫をしていらっしゃるのでしょうか?翻訳と演出の両方を手がけるメリットは、現場でのブラッシュアップがすぐにできることかなって。原文のニュアンスを紹介しつつ「こんな風に演じてみて」と伝えたり、稽古で俳優と相談しながらその場で新しい翻訳を試してみたり。世界初演ですから、僕がアメリカと日本の橋渡し役として機能できたらいいかなって。──“世界初演”にはプレッシャーも付きものと思いますが、そんな作品を手がける生みの苦しみ・楽しさをどんな点に感じていらっしゃいますか?どんな作品でも、初演はいろんなトラブルに出くわしますよね。今回は生まれたての戯曲が日本に届いて、いま暗中模索しながら必死につくっているんですけど「このシーン、大転換なのになんで曲ないの?」「おい、6行後には別の人間として出てるぞ、早替えどうすんだ?」みたいなことに直面するのは日常茶飯事。でも我々スタッフ全員の知恵を総動員すればきっと解決策があるはずだし、むしろ「どうやったら形にできるかね?」とポジティブに試行錯誤しています。それは創作の苦しみでありながら、同時に楽しみでもある。キャストも含めて前向きに立ち向かってくれている。いいカンパニーですね。蜷川幸雄さんがご存命なら、竹内涼真を放っておかなかった──初舞台&ミュージカルにして主演を務める竹内涼真さんの舞台俳優としての魅力を、谷さんはどんなところに感じていらっしゃいますか?昔から俳優って「一声、二顔、三姿」といわれていて、 “声” がとっても大事なんです。涼真くんの声は本当に素晴らしく、鳴るし、太いし、天性の武器だと思います。サッカーをやっていたから体はキレるし、役の心情を理解した瞬発力ある演技だってできる。俳優として優秀なスキルを持ち合わせていますが、彼の圧倒的な資質は“声” だと思います。稽古場で歌を聴いていても本当に胸を打つし震える。その下地がある分だけ、伸びしろもすごく大きいと思いますよ。今は舞台でどう振る舞うべきか、演劇における表現とはどうあるべきか模索して、ひとつずつ獲得している最中ですね。それが彼の体感にしっかり入り込んだら、より素敵な俳優になるんじゃないかな。──竹内さんの成長を目の当たりにすることを、演出家としてどう受け止めていらっしゃいますか?妄想ですけど、蜷川幸雄さんがご存命だったら放っておかなかったんじゃないですかね。藤原竜也さんのようにド真ん中(主演)でバーン!と使ってね。日本を代表する舞台俳優になれる素質を秘めていると思います。我々、スタッフもキャストも含めて舞台人の仲間がみんなでうまく導いて、才能を開花できる方向に持って行けたらいいですよね。歳を重ねることを喜劇として笑い飛ばせたら──その竹内さんからお聞きした話によれば「ミュージカルは映画よりもっと笑える」とか。舞台化に際して“コメディ”に寄せた意図はどこにあるんでしょうか?歳を重ね、人生がうまくいかずヤケクソになることって当事者にしてみれば悲劇かもしれないけど、喜劇と受け止めることができたら救われる。特に悩んでいる本人の周りにいる人間からしたら「かえって笑える」要素も大いにあると思うんです。僕も40に手が届く年齢になって、ハッキリ“中年”になってみるとですね……歳を取るのは悲劇でなく喜劇だってことを実感していて。──笑い飛ばしたい喜劇ですね。そう! 笑い飛ばさないとやってられない(笑)。自然に生きているだけなのに帳尻が合わなくなってきて「カッコつけられるのは20代までだな」と思い知らされる。だからオッサンくささ丸出しのマイクを通じて「自分もカッコ悪い年の重ね方してきたなぁ」って笑えたら、お客さんにもきっと楽になってもらえるのかなって。──歳を重ねるといえば、インタビュー で竹内さんが「ポスター用につくった中年マイクのビジュアルは撮影し直した方がいいと思うほど、ミュージカルの35歳マイクはダサい仕上がりになっている」とおっしゃっていました。映画より見た目をかなりデフォルメされるんでしょうか?はい。仕事でも評価されず、家族ともすれ違い、疲れ果てて希望を失った35歳のマイクは、バスケットボールのスター選手でイケてた頃のカッコよさがすべて失われ、ダサい中年オヤジになっている。台詞で何度も「中年太り」って出て来ますから。でも、あの竹内涼真をカッコ悪くするのってかなり難しいんですよ!──たしかに! ギャップがどう形になるか気になります。今スタッフが全力を尽くして、どこまで彼をダサくできるか競争しています! たとえば肉襦袢を体につけて太らせたり、衣裳もあえてイケてないコーディネートにしてみたり。いろいろ試しながら、歳を重ねることの笑える悲しさを涼真くんに伝えているところです(笑)──歳を重ねることについて描かれた本作のテーマや発するメッセージについて、谷さんはどのように考えていらっしゃいますか?この作品を演出するオファーをいただいたのが現在の僕で、本当によかったと思うんです。40代に迫ろうとしている今の自分には、妻と子どもがいる。マイクと同じように結婚して時間が経ったから、妻にも“家族”という感覚が芽生えてきました。「家族とは」「親であること」みたいな実感が得られるようになってから携われてよかったなって。じゃあ家族の幸せって、反対に家族でいることのツラさって何なのか──。実際に体験する中でしかわからない「家族って何だろうね」という問いを、この作品はずっと投げかけています。お客さんは劇中の登場人物……ダメ親父の主人公マイク、奥さんのスカーレット、娘マギー、息子アレックスの誰に感情移入するかは人それぞれだと思いますが、彼らの変化や成長を通じて「家族の在り方」に感じ入ってもらえたらいいですね。日本版だけの独自シーンは「劇中屈指の問題場面」──4月2日のツイートで、谷さんは「超重要な日本独自の場面を稽古した」とおっしゃっていました。どんなシーンなんでしょうか?桜井日奈子演じる娘マギーちゃんと、有澤樟太郎扮する彼氏スタンくんによる問題のシーンですね!(笑)最初にアメリカから届いた上演台本には存在したのに、最終原稿として届いた脚本では一曲まるごとカットされていたナンバーがあったんです。──上演台本上で無くなった楽曲を、どんな意図で挿入されたのでしょうか?高橋亜子さんの訳詞も完成し、僕らもその楽曲を何度も聴いていたから「もったいないから入れようよ!」と原作者に働きかけて。それで「日本版ではやっていいですよ」とOKをいただいて取り組んでいるシーンなんですけど……テレビなら放送コード、ギリギリアウトくらいの「よくこんな下ネタ放り込んできたな!」ってことのオンパレードで(笑)。──そういう崖っぷちの内容こそ気になります(笑)! 竹内さんもインタビューの去り際に、下ネタの存在は匂わせていらっしゃって……どんな流れで登場するんですか?娘の彼氏スタンが……「僕は絶対にセックスがしたい!」って思いの丈をぶちまけます! で、マギーちゃんが「でもでも」と言いつつ拒めない……みたいな掛け合いをしているだけの楽曲が3〜4分。──たしかに「問題場面」ですね(笑)原作者は「この作品はマイクと家族の物語だから、娘と彼氏のエピソードは短めに」と考え直してカットしたのかもしれません。でも訳詞の亜子さんは凄まじい創意工夫でこの楽曲を手がけてくださって、天才的な歌詞になっているんですよ!「これをカットしてしまうのはもったいない」と半ば使命感に駆られ、何とか日本版では残してもらいました。青春期の男の子はみんな「セックスしたい!」という強い思い、誰にも負けない志を持っている。好きな人と交わりたい、人間の根源的な欲求と想いを代弁したく、全力で(笑)創作しています。キャストの愛嬌やユーモラスな一面を引き出せる稽古場づくりを──下ネタのエピソードで稽古場の大らかな雰囲気がイメージできました(笑)。谷さんは作品を成功させるために、キャストに対して何を心がけながら接していますか?どういう作品を演出しているかによって、俳優に投げかける言葉や現場の空気のつくり方はずいぶん異なってくるので、毎回あてはまるわけじゃありませんが……今回の稽古場でいえば、とにかく「リラックスしてやれる」という雰囲気づくりは大切にしていますね。というのも、やっぱりこの作品は基本的にはコメディですから。初舞台の涼真を含め、各自が持っている愛嬌やユーモラスな一面を安心して出せるような、安心できる空気づくりって本当に大切なんですよ。僕の演技プランを押し付けるんじゃなくて、それぞれの個性を引き出したい。そう考えるとキャストをガッチガチに管理して締めつけるのではなく、自由にやらせて遊べるような余白のある稽古場にしたいんです。どんな挑戦をしても「恥ずかしくない!」「試してみよう!」と思えるような、ほっこりした現場でありたい。──リラックスした空気や余白によって生み出された印象的なシーンはありますか?あの涼真が、女の子にデレッデレになって変な動きをしているシーンがありますよ! あれは面白いけど、僕が彼に強制的に指示してもうまく行かないと思う。本人が考えて自主的にやり出したから「おもしろいね」って周りも認めて、成立している場面です。──まさかの谷演出ではない、という(笑)そう、僕の指示じゃない(笑)。そういう彼の、滑稽でチャーミングな一面が作品の中に表れていることも楽しみにしてもらえたら嬉しいですね。──開幕が俄然楽しみになりました。体調に気をつけて、お稽古がんばってください!取材・文:岡山朋代撮影:源賀津己抽選で5名様にミュージカル『17 AGAIN』公演グッズをプレゼント! 連続インタビューの感想とともにご応募ください!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=f5ceed45-070d-40f1-9a14-4874363b2842&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ミュージカル『17 AGAIN』連続インタビュー第1弾:竹内涼真インタビュー記事は こちら()第2弾:AKIHITOインタビュー記事は こちら()公演情報ミュージカル『17 AGAIN』劇作・脚本:マルコ・ぺネット作詞・作曲:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー翻訳・演出:谷賢一出演:竹内涼真 / ソニン / エハラマサヒロ / 桜井日奈子 / 福澤希空(WATWING) / 有澤樟太郎 / 水夏希 / 他【東京公演】2021年5月16日(日)~2021年6月6日(日)会場:東京建物Brillia HALL【兵庫公演】2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール【佐賀公演】2021年6月18日(金)~6月20日(日)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール【広島公演】2021年6月26日(土)会場:広島文化学園HBGホール【愛知公演】2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:御園座※最新の公演情報につきましては、公演公式サイト( )にてご確認ください。(本ページに掲載された情報は5月7日時点のもの)チケット情報
2021年05月07日竹内涼真の初舞台にして主演作となる、ミュージカル『17 AGAIN』。この振付を手がけ、竹内と伴走するようにダンスレッスンを繰り広げてきたのが、ダンサー・コレオグラファーのAKIHITO(ENcounterENgravers)だ。開幕を約1ヵ月後に控えたタイミングで、AKIHITOの目から見た竹内の魅力や、クリエーションの舞台裏を聞かせてもらった。ダンスレッスンを通じて感じた「竹内涼真は根っからのパフォーマー」──初舞台にして主演を務める竹内涼真さんの“歌って踊れる”ミュージカルスターとしての魅力を、AKIHITOさんはどんなところに感じていらっしゃいますか?半年間ずっと涼真くんにレッスンしながら一緒に踊ってきました。彼って本当に“突破力”があるんですよ! 表現者が目指すべき境地でもあると思うんですが、練習でどんなにカッコ悪くても本番でバシッと決められたらそれでいいのかなって。レッスン中に解決できないこと、たくさんありますよ? 時に「できねえ無理!」って叫ぶこともあるけど、最後の最後はちゃんとカッコよく決めて終わる。誰かに見せる……つまり本番に対しての嗅覚が鋭いというか、腹のくくり方・肝の据わり方がハンパない。根っからのパフォーマーだと感じました。──竹内さんの、ミュージカルスターとしての独自性はどこにあるんでしょう?彼がもともと持っている素質かもしれませんが、思考する力がすごくある方ですよね。たとえばダンスの振付をひとつお渡ししたら、じーっと考え込んで「どうやって見せたら映えるかな」ってレベルまで自動的に掘り下げる。指示待ちじゃなくて「観客に届けるには」って視点から「こう見せるなら、こう動いた方がよいのでは?」ってプラスアルファの提案もできるんです。だから、ご自身の中で腑に落ちればとことん突き抜けられるんだろうなって。その思考に体が追いつけば無敵ですよ!作品の持つフレッシュさを、現代的なストリートダンスに乗せる──ミュージカル『17 AGAIN』上演のお話が持ち上がって、振付・コレオグラファーとしてAKIHITOさんに白羽の矢が立ったのはどういった経緯だったのでしょうか?プロデューサーの吉永千紘さんからオファーいただきました。振付師のコンテストで、ダンスチーム(ENcounterENgravers)として活動している僕らを初めて評価してくださったのが、吉永さんだったんです。僕の振付で作品の世界観が伝わりやすくなるのであれば……と二つ返事でお引き受けしました!──ご自身が辿ってきたキャリアの、どんな点を期待されていると考えていらっしゃいますか?僕、ストリートダンスにどっぷり浸かってきた人間なんですね。なので『17 AGAIN』という作品が持つ“フレッシュ”な要素を、現代的なダンスに乗せることが求められているのかな……と感じています。横浜流星さんが主演された舞台『ダンガンロンパ2』やミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(いずれも2017年)など最近は演劇作品の振付もやらせていただいたので、その経験とうまく融合させることも必要なのかなって。バレエやジャズダンスが主流のミュージカル作品にストリートダンスを取り入れることは珍しいので、「その色全開でよければ……」という控えめな姿勢です(笑)──『ダンガンロンパ2』の現場に臨まれていた時のインタビューで、AKIHITOさんは「セリフや物語……強いては作品の世界観をしっかり表現するために振付することが大切」とおっしゃっていました。ではAKIHITOさんは『17 AGAIN』が放つテーマやメッセージをどのように捉えて、何を心がけながら振付していらっしゃるのでしょうか?僕は演出でなく“振付”なので、根底に横たわるテーマやメッセージはあえて掘り下げないでおこうかなって。そういったことを考える、演出・谷賢一さんのご意向に添いたいと思っています。僕が演出の観点で掘り下げすぎてしまったら「ここで普通、こんな動きにならんよな」と不自然な振付になってしまうかもしれない。ダンスとしての目新しさも無くなってしまう気がして、あえてライトな感覚で振付しています。──演出の谷さんと、振付を通じてどんなクリエーションを繰り広げていらっしゃいますか?曲の振付に入る前に「こんな風に見せたい」というイメージを谷さんから頂戴し、それを僕なりに噛み砕いて形にしていきます。提案して、谷さんからコメントをもらってブラッシュアップしていく……の繰り返し。その中で自分の役割は、この作品に“フレッシュさ”をもたらし続けることかな、と。バスケットボールを使ったダンス表現の必然性──“フレッシュさ”がダンス面に表れた、具体的なシーンをご紹介いただけますか?冒頭に設けられたバスケットの試合シーンは、谷さんから「ここでは試合を展開して欲しい」「ここは登場人物の関係性を見せて欲しい」「クライマックスでダンスを存分に」というオーダーをいただきました。最初にして、いちばん打ち合わせが少ない楽曲だったような。──最初のすり合わせが肝心な気もしますが、どうして?演目を左右するナンバーだからこそ、あえて託してもらったのかな……と。僕が“フレッシュさ”をどこまで的確に捉えて形にできるか、腕試しさせてもらったような感覚です。──谷さんのオーダーに、AKIHITOさんはどう応えていったのでしょうか?このシーンは、涼真くん演じる主人公マイクが「バスケットボールのスター選手である」ことを観客の皆さんにしっかり伝えなければいけません。その説得力を出すために、実物のボールを使ったダンス表現を考えました。キャストは楽曲のリズムに合わせてボールを弾ませながら、試合を展開していきます。その中で歌にお芝居、最後にはダンスシーンを繰り広げていく。──ステージ映えしそうなシーンですね! 一方でボールを扱うのはリスクもあると思いますが、実物を用いる狙いは?単にボールを持って踊ればいいってわけではないんですよね。涼真くんのパフォーマンスが「バスケットのスター選手」に見えるように。そのために実物のボールを使います。いつも「このタイミングで踊る理由」というか、ダンスの“必然性”を掘り下げながら振付しているんですけど。開幕初日にその意図がお客さんにしっかり伝わるか、今はワクワクよりドキドキの方が強いかもしれません。マイクの同級生になったつもりで手拍子を──製作発表で竹内さんがアンサンブルキャストとダンスを展開した「#BRANDNEWDAY」は明るくノリノリのナンバーでした。お客さんに何を感じ取ってもらいたいと考えて振付されたのでしょうか?これはマイクが若返った直後に繰り広げられる楽曲ですね。容姿やバスケットボールの才能など彼が持っている周りの人を惹きつける魅力が、どんどん人の噂になっていく様子を歌ったナンバーというか。イケてた17歳に戻ったマイクがいきなりモテだして、周囲からキャーキャー言われる。──「#イケメン転校してきた」と頭に“#(ハッシュタグ)”をつけてSNSで拡散されるような?そうです!まさに「ハッシュタグってキーワードがポイントになりそうだな」と楽曲タイトルから連想して、「ハッシュタグ」と歌っている箇所で観客の皆さんが手拍子できるように振付しました。このナンバー自体も爽やかでハッピーな曲調でしたし、お客さんもマイクの同級生になったつもりで“参加”してもらいたいなって。前向きなメッセージを自然に受け取って──AKIHITOさんご自身は『17 AGAIN』という作品の魅力をどのように受け止めていらっしゃいますか?とてもハッピーな作品です。一度どん底を味わった主人公が、どんな風に人生をやり直していくのか。自分の生き方を貫いて、まっすぐ生きるとはどういうことか──。その問いかけに応えようともがくマイクを見届けるうちに、観客の皆さんも前向きなメッセージを受け取れる気がしますね。──最後に、ダンス面での見どころを教えてください。ダンスを見てもらうというより、作品の世界観にどっぷり浸かってもらいたいですね。お客さんがナチュラルに劇世界へ入り込めるような振付にしているので、むしろ「ダンスを感じてもらえない方が嬉しい」くらい。お客さんに「なんか始まったな」と思われてしまったら、キャラクターに不自然な動きをつけていることになる。そんなわけないけど、「あれ、この演目ダンスあったかな?」って感じさせることができたら僕の勝ちだな、と密かに思っています。この『17 AGAIN』におけるダンスは、歌とお芝居に自然と溶け込んでいるような存在であって欲しい。そう願いながら、稽古場で日々創作し続けています。取材・文:岡山朋代撮影:源賀津己★『17 AGAIN』連続インタビュー第3弾(5月7日公開予定)は、翻訳・演出の谷賢一さんが登場!公演グッズプレゼントもあります! ぜひチェックしてください。公演情報ミュージカル『17 AGAIN』劇作・脚本:マルコ・ぺネット作詞・作曲:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー翻訳・演出:谷賢一出演:竹内涼真 / ソニン / エハラマサヒロ / 桜井日奈子 / 福澤希空(WATWING) / 有澤樟太郎 / 水夏希 / 他【東京公演】2021年5月16日(日)~2021年6月6日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【兵庫公演】2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール【佐賀公演】2021年6月18日(金)~6月20日(日)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール【広島公演】2021年6月26日(土)会場:広島文化学園HBGホール【愛知公演】2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:御園座チケット情報
2021年04月30日竹内涼真と中条あやみらの共演で、生ける屍=ゴーレムに占拠された、死と隣り合わせの終末世界を舞台にした極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」から、衝撃の結末を予感させるSeason2新予告映像が解禁。さらに竹内さんが続投し、Season3の製作が決定した。本シリーズの集大成にして最終話となる第6話では、甲本(マキタスポーツ)たち“家族”が襲われたことで、一瞬にしてシェルターはパニックに陥る。そんな中、来美(中条あやみ)の妊娠が判明する。予期せぬ事実を知り、複雑な気持ちの中、新しい命を授かった来美を祝福する響(竹内涼真)。そして、響は、秋吉(本郷奏多)に交渉を迫っている“奴ら”の協力者がシェルター内にいる可能性を考え始める......。裏切り者は一体誰なのか!?明らかになる秋吉の狙いと過去。追い詰められ秩序が崩壊する中、響たちが向かう先、 世界の終わりで待ち受けるのは、希望か、絶望か――。この度解禁されたSeason2の新予告映像では、そんな極限状態で繰り広げられる “ゾンビサバイバル”の過酷さが克明に映し出されている。来美の感染と記憶喪失、死んだはずの父との再会、ゴーレムに襲われる仲間たち。運命に翻弄されながら、響は来美を取り戻すことができるのか――。さらに、Season2配信開始以降、4週連続でHulu内視聴ランキング1位を獲得し続け、 Huluオリジナル国内ドラマ部門歴代1位(※)の大ヒットを記録した本作のSeason3製作が決定(※第1話 配信後30日間)。地上波放送時からSNS上でも毎話トレンド入りを果たし、大きな話題を集めていた本作が、作品ファンの熱い声援に応えた形でHuluオリジナルの続編として製作。Season1~2で主演を務めた竹内さんが、主人公・響役で続投する。「君と世界が終わる日に」Season1(全10話)、 Season2(全6話)はHulu にて全話独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年04月25日ザック・エフロンが主演したコメディ映画を、世界で初めてミュージカルとして上演する『17 AGAIN』。この作品で初舞台を踏み、主演を務めるのが竹内涼真だ。“負け組”としての人生を受け入れていた35歳の主人公マイクがバスケットボールのスター選手だった17歳の頃の姿に戻り、家族の絆を取り戻そうと奮起する様子を、彼はどのように立ち上げるのか──。昨年11月末に行われた製作発表を経て、カンパニーでの全体稽古に入って約2週間というタイミングで話を聞く機会に恵まれた。演出・谷賢一と二人三脚で「演劇の“筋肉”を鍛える」──製作発表の前から、歌とダンスの自主トレに励んでこられたそうですね。ドラマ撮影の合間を縫ってレッスンに取り組んでいました。そこでベースはできた気がしますけど、実践として吸収できているのはカンパニーでの稽古に入った最近ですね。初舞台ということもあって「自分がいちばんこの現場で何もできない」状況に置かれています。──演出を手がける谷賢一さんは、初舞台の竹内さんにどう働きかけてくださっているんでしょうか?役のこと、場面ごとの感情、観客への届け方……舞台に初めて出演する僕の視座に立って一緒に考えてくださるので、本当にありがたいです。まだ何も始まっていないし終わってもいないのに、谷さんにはすでに何度も感謝していますね。──映像と演劇で、お芝居のやり方に違いを感じました?全然違いますね。これまで映画やドラマでしてきた演技が、舞台だと通用しないことがよくわかりました。映像だと、セリフは”相手”に伝えるもの。でも舞台の場合、相手だけにセリフを言っても観客の皆さんに届かないんですよ。「いま相手にこんなセリフを伝えています」って状態を見せなきゃいけない。自分と相手役の方だけで完結させず、観客に届けるための意識も必要だとわかった時には一瞬パニックになりましたね。──その考え方、谷さんがツイートされていた世阿弥の能楽論「離見の見」ですね。演者が、自分から離れて観客の立場で自身の姿を捉え、演技についても客観的な視点を持つことが大切である、と。谷さんは「立ち稽古初日で“離見の見”が話題に挙がった」とおっしゃっていました。まさに! でも僕、最近ドラマで客観的に自分を捉えることをやめていたんですよ。観客の視点を取り入れて演じると、どうしても「こう見られたい」って自意識が入り込む。それってキャラクターを演じる軸がブレてしまうことでもあるんです。だから客観は監督に託そう、って。ただ、演劇の世界では役者も観客の立場から自分を捉えて表現しないと届かない。映像におけるお芝居の考え方とまったく違うことに、稽古の早い段階から気づかせてくれた谷さんにはやっぱり頭が上がりません。──具体的に、どんなシーンを稽古していて気づいたんですか?驚き、怒り、悲しみ……マイクの感情が大きく動いた瞬間ですね。映像だったらカメラがアップしてくれるから、表情でその変化を見せられる。たとえば日本人を演じる場合、喜怒哀楽や本音は“隠す”お芝居がリアルなんですよ。それでもこぼれてしまう瞬間に、ドラマがある。一方で舞台は映像と違ってカメラに“寄って”もらえないから、体全体で表現する必要があります。でも場数を踏んでいない僕には、まだその引き出しや筋肉が圧倒的に足りなくて。──演劇におけるお芝居の“筋肉”を、谷さんと二人三脚で鍛えている最中なんでしょうか?そうですね。たとえば「ここで一度立ち止まってみたら、マイクの悲しみが伝わるんじゃない?」と実際に谷さんに演じていただく場合もあります。そこからイメージを膨らませる作業を繰り返していくような。──1ヵ月半後、開幕の時にどれだけ筋肉がつくか楽しみですね!僕らしく演じるということももちろんですが、まず基本動作を徹底したいですね。そこから自分のスタイルがにじみ出ればいいな、と思っています。さえない35歳は「映画よりダサい仕上がり」──原作映画でザック・エフロンとマシュー・ペリーが二人で扮した主人公マイクを、竹内さんは一人で演じます。過去のインタビューで「それぞれの年齢でしっかり役づくりを行い、その差が大きいほどおもしろくなる」とおっしゃっていましたが、現時点でどのように取り組んでいらっしゃいますか?35歳のマイクは「こんなお父さんにハグされたくないわ……」ってイメージで清潔感がなく、映画よりかなり太っています。容姿を整えることを諦めてそんなに腹も出ていたら、そりゃマギー(娘)もアレックス(息子)もイヤだろうって人物造形。パンツ一丁でいびきかきながら寝てるんだろうな……とか、酔っ払って帰ってきて「ねぇママ〜」とか言いながらスカーレット(妻)にウザ絡みしてそうだな……とか。一度ポスター用にビジュアル撮影しましたけど、「やり直した方がいいんじゃない?」ってくらいダサい仕上がりになりそうです(笑)──映画の中年マイクは、人生と家族に疲れ果てた哀れな男に見えました。そうなんですよ。僕も、映画の大人マイクは妻との不仲と子どもたちの思春期が重なってしまった不幸な男に見えました。会社では新人の女性社員に先に昇進され、自分の席が無くなってしまって。でもミュージカルでは「うまくいかない結果を招いた原因は、すべてマイクにあった」って描き方になるかもしれません。──ミュージカル化に際して設定をアレンジするんでしょうか?いちばん最初の家族シーンで、35歳のマイクがどれだけダメな父親で、家族の抱える悩みやトラブルに気づけていないか……ということを観客に伝えておく必要があるんですよね。谷さんいわく、「その方が17歳に戻った時に『うーわ、俺って周りがこんなに見えていなかったのか』って彼のショックを強く伝えられると思うから」って。──一方で、バスケットボールのスター選手だった17歳のマイクはどのように演じますか?劇中のほとんどが17歳の姿で、冒頭の35歳と見た目も振る舞いも変わるから……それほど強く意識しなくても演じ分けができる気がしています。大切なのはコメディ要素をどこまで出すか。見た目はイケてる17歳だけど中身は35歳だから、どうしてもオヤジくさい言い回しが出てくるんですね。お客さんにも「わ、オッサンくささ全開だけど大丈夫?」って感じてもらった方がよいのか、それとももっと隠して演じた方が伝わるのか……そのバランスはこれから稽古場で見つけていきたいですね。キーをひとつ上げたら感情が乗って突き抜けられた──製作発表で披露されたミュージカルナンバーのうち、「The Greatest Prize」が印象的でした。どんな楽曲なんでしょうか?一幕ラストを飾る楽曲ですね。トラブルを抱える娘・息子を前にしたマイクが、「17歳に戻れた奇跡を無駄にせず、みんなの絆を絶対に取り戻すぞ!」と家族の“再生”を誓って一幕が終わります。──マイクの想いが炸裂するナンバーを、竹内さんはどのように歌おうとしていらっしゃいますか?実は一昨日、製作発表で披露したキーよりひとつ上げて歌ったら……ものすごい感情が乗って突き抜けられたんですよ! ピアノの伴奏がない自宅では、おのずと歌いやすいキーで発声していたようで。それを先生にお伝えして個別レッスンでも高いキーで歌ってみたら、うまく行って嬉しかったです。──製作発表の直後にお話をうかがった時も、主人公の感情を表すのに「ハンドマイクだと違和感があったからヘッドセットに変えてもらった」とおっしゃっていましたね。今回も竹内さんなりの試行錯誤が、うまく作用した?ミュージカル出演の目標として「セリフのようにメロディを紡ぎたい」、もっと言うなら「歌とセリフの境界線が曖昧になるほど融合できたら」と考えていたんですけど。でも最近、すべてセリフのようによどみなく歌ってしまってはもったいない……と感じるようになって。主人公の伝えたいメッセージが明確なナンバーではあえて“歌”を強調したパフォーマンスを繰り広げ、お客さんを圧倒する瞬間も大切なのかな、と。一幕ラスト、二幕に向けて爆発できるところはひとつ音程を上げて、体の内側から湧き出るエネルギーをすべて歌の中に詰め込んだ方が観客の皆さんに刺さる気がした。谷さんへの相談結果次第ではありますが、そんな気づきがありましたね。家族の再生を誓うオヤジから、元気を受け取ってもらえたら──ミュージカル『17 AGAIN』のテーマや発するメッセージについて、全体稽古が始まったいま改めて竹内さんが考えていることは?身近な存在の価値を再発見することで人生は好転する……という前向きなメッセージが込められた作品だけに、だいぶ明るい作品になりそうな予感がしています。稽古場のテンションがとにかく高い!──映画よりも明るい?はい! しかも映画よりだいぶ笑えるんじゃないかな。たとえば17歳に戻ったマイクが、自分を父親と思っていない息子アレックスと接するシーンはコメディ要素満載です。──映画だけ拝見すると、マイクとアレックスの場面にコメディ要素は感じられませんね。ですよね? でもミュージカルでは一線を画していて。今日やった稽古では、アレックスが歌っている背後でものすっごく僕(マイク)が応援していたり。息子に対して「もう花びら撒いちゃえ!」みたく突き抜けた親バカ精神が発揮されているシーンです。──姿かたちは17歳なのに、どうしても中の人35歳パパがにじみ出てしまう?そうそう! 映画のマイクはずっと正体を隠しているけど、ミュージカルでは父親バレバレなんですよ。演劇のおもしろさって、たとえばアレックスがメインの歌唱シーンでも、マイクが違う世界線にいる設定が同じステージ上につくれること。これが成立するから、マイクが父親を全開にしちゃっても平気になる。そこがすごく興味深いなって。だからこそ家族を再生しようと一生懸命もがくマイクに対して、お客さんも「がんばれオヤジ!」って声援を送れるんじゃないかな。彼のどうしようもなくダサい部分を惜しみなく晒け出すことで、映画より感情移入しやすくなっている気がします。マイクから元気をもらって、笑い飛ばしていただけたら。取材・文:岡山朋代撮影:渡邊明音★『17 AGAIN』インタビュー第2弾は、本作で振付を担当するダンサー・コレオグラファーのAKIHITOさんにインタビュー! 近日公開予定です。公演情報ミュージカル『17 AGAIN』劇作・脚本:マルコ・ぺネット作詞・作曲:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー翻訳・演出:谷賢一出演:竹内涼真 / ソニン / エハラマサヒロ / 桜井日奈子 / 福澤希空(WATWING) / 有澤樟太郎 / 水夏希 / 他【東京公演】2021年5月16日(日)~2021年6月6日(日)会場:東京建物Brillia HALL【兵庫公演】2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール【佐賀公演】2021年6月18日(金)~6月20日(日)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール【広島公演】2021年6月26日(土)会場:広島文化学園HBGホール【愛知公演】2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:御園座チケット情報
2021年04月23日広瀬すずと櫻井翔が共演する「ネメシス」の2話が4月18日放送。「KAT-TUN」上田竜也演じる星の“爆笑”に「かわいい」の声が殺到。また櫻井さん演じる風真の“カザラップ”も大反響を巻き起こし、サクラップとカザラップの両方がトレンド入りを果たしている。広瀬さん演じる美神アンナと、櫻井翔演じる風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー・エンターテインメントとなる本作。広瀬さん、櫻井さんのほか「ネメシス」社長の栗田一秋に江口洋介。80年代の香り漂う刑事の千曲鷹弘(タカ)に勝地涼。同じく刑事の四万十勇次(ユージ)に中村蒼。同僚の刑事、小山川薫に富田望生。大富豪の専属医・上原黄以子に大島優子。超職人気質な謎の道具屋、星憲章に上田さん。アンナの父、美神始に仲村トオル。神田水帆に真木よう子。大和猛流に石黒賢。美馬芽衣子に山崎紘菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。磯子のドンファン殺人事件を解決したことでネメシスのもとには全国から続々と依頼が舞い込むように。そんななか、中学生=神谷節子(田牧そら)が事務所を訪ねてくる。児童養護施設「あかぼしの家」で共に育ったたった1人の兄=神谷樹(窪塚愛流)を探して欲しいというのだ。ラッパーを目指していた樹がよく出入りしていたクラブ「P.O.P」へ向かったアンナ、風真、栗田は、そこでオーナーの阿久津(渡辺大知)や、スタッフの木嶋(般若)らと出会い、話を聞く流れで始まったサイファー(フリースタイルラップ)にアンナも参加する…というのが2話のおはなし。「広瀬すずがドラマでサイファーやるなんて!」「広瀬すずめちゃめちゃサイファーうまいじゃん」などタイムラインが沸くなか、「おいサクラップどうした…!」と風真役の櫻井さんにも“ラップ披露”のリクエストが。その後、風真は樹が加わっている特殊詐欺グループの手がかりを求め星のもとに。初見のアンナに対し「信用出来ない。なんか面白いことやって」と指示する星に、アンナは“インドの●●”シリーズと、様々な動物のモノマネを披露していく。最初はくすりともしなかった星だが、“インドのトンボ”ネタに爆笑する。「インドのトンボに笑う星くんが可愛すぎる」「インドのトンボにツボって笑うとこ、天使」「爆笑する上田くん可愛すぎんか」など、その姿に“可愛い”という反応が続々。さらにラストでは風真もラップで樹を勇気づける…自らのラップを「カザラップ」と呼ぶ風真に「カザラップ何回もリピしちゃう」「カザラップの余韻が凄いな…」「サクラップ ならぬ カザラップ永久保存します」など、視聴者からは喜びの声が殺到。Twitterではサクラップとカザラップの両方がトレンド入りする事態となっている。(笠緒)
2021年04月19日鈴木亮平が主演、吉岡里帆がヒロインを務める木曜劇場「レンアイ漫画家」の2話が4月15日オンエア。竜星涼演じる早瀬が早くも“退場”したことに悲しみの声があふれる一方、新たな“恋の相手”を演じる稲葉友の登場に「幸せ過ぎる」といった声も寄せられている。鈴木さん地上波民放連続ドラマで単独初主演を務める本作は、漫画一筋で恋愛が超苦手な少女漫画家・刈部清一郎と、運命の恋を探す崖っぷち女子・久遠あいこが繰り広げる笑えて、ほろっとくるコミック・ラブストーリー。少女漫画の金字塔と呼ばれる「銀河天使」を連載し続ける、常人には理解できない思考回路を持つ天才少女漫画家である刈部清一郎を鈴木さんが、いつか運命の“人生の相方”が現れることを夢見ているが男運が悪い久遠あいこを吉岡さんが、あいこが100万円欲しさに清一郎の指令で“レンアイ”することになる早瀬剛を竜星さんが演じる。清一郎の才能をいち早く見いだし、“刈部まりあ”という売れっ子漫画家に育てあげた清一郎の担当編集者、向後達也に片岡愛之助。そのほか二階堂藤悟に眞栄田郷敦、清一郎の甥・刈部レンに岩田琉聖、清一郎をライバル視する金條可憐に木南晴夏、小西桜子、白石隼也、松大航也、奥平大兼らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。刈部の指令であいこは早瀬と親しくなるが、そんなあいこに刈部は早瀬と別れるよう指示。早瀬に本気になりかけているあいこが指示を拒んでいると、そこにレンが現れ学校に行きたいと言い出す。行きたいなら行けと言う刈部に、レンは子どもには転校の手続きが出来ないと訴える。転校の手続きがわからない刈部に代わり、あいこがレンの転校手続きを行うことに。転校初日、レンを連れ学校に行ったあいこは可憐と、彼女の姪の麻央と出くわす…というのが2話のおはなし。その後「銀河天使」を読んだあいこは刈部の才能に感銘を受けるとともに、自分の仕事が役に立ったことに喜びを感じ、早瀬に別れをつげる。傷心のあいこに刈部は次の指令を下す…それはレンの担任、大倉シンゴ(稲葉友)と“禁断の恋”に落ちろというものだった。この展開に「まさか竜星涼これで終わりじゃないよね?」「えっ早瀬さんここで終了!?ええ~~竜星涼~~~」「もう竜星涼くん終わり??!好青年なのにこのお別れかわいそすぎん?」などの反応が続出。2話にしてヒロインに別れを告げられた早瀬の“退場”を悲しむ声がネットにあふれる。そして新たな“恋の相手”となる大倉には「ターゲットが戦隊レッドから仮面ライダーへ」「稲葉友と吉岡里帆の組み合わせとか幸せ過ぎる」などの反応が。今後も続々若手俳優が出演するのではと予想する視聴者も現れている。(笠緒)
2021年04月16日現在「Hulu」にてSeason2が配信中の「君と世界が終わる日に」。この度本作のキャスト、竹内涼真、中条あやみ、本郷奏多、キム・ジェヒョンらのクランクアップ写真とコメントが到着した。本ドラマは昨年10月13日にクランクインし、Season1&2を通して全16話の撮影は約半年間にわたり、ついに先月3月28日にオールアップを迎えた。長い期間の撮影を終え、主演を務めた響役の竹内さんは「Season1の全10話が終わって、観てくれていた人はHuluでのSeason2にもついてきてくれるはずです。それくらい僕たちは本気でやっていたと思っています」とやりきったと言い、「楽しかったし、このチームが大好きです。ありがとうございました!」と挨拶。ヒロイン・来美役の中条さんは、「1 日、1 日が非常に濃くて、ただその日を頑張るっていう感じで」と過酷な撮影の日々をふり返りつつ、「色々制限された中で、こうやって無事に終われたことって言うのが本当に奇跡だなと思いますし、毎日毎日楽しく現場でスムーズにできたのも、スタッフの皆さんのおかげだなと思いますし、こんなに寂しいって思えるのも、最高のキャストの皆さんのおかげだなと思います」と感謝を述べた。また、Season1を生き抜いてきた笠松将、飯豊まりえ、マキタスポーツ、安藤玉恵、横溝菜帆、玄理は、「また、成長した自分を見せられるように、また、竹内くんと喧嘩できるように…….絶対喧嘩したいので、響と等々力がまた喧嘩できるように頑張ります」(笠松さん)、「感謝しかありません。また続きがあると信じます!」(飯豊さん)、「僕的には演じていて新しいチャレンジもありましたし、ネットでの評価がうなぎ登りだった(笑)。素敵なスタッフに恵まれて、素敵な共演者に恵まれて、ますます頑張れそうです!」(マキタスポーツさん)、「行く先々どこも綺麗な場所で楽しかったなという記憶と、若いキャストに混ざってだいぶはしゃいでしまったなぁと思ったりしています」(安藤さん)、「おしゃべりしたり、踊ったり、写真を撮りあったり、本当に楽しい現場でした」(横溝さん)、「ほんとにあっという間で、みんなのことが大好きになってしまって、 だから、明日から寂しいかもしれないし、寂しくないかもしれないし(笑)。また絶対みんなに会いたいので、また一緒に仕事できるように、いい俳優になろうと思いました」(玄理さん)と、それぞれ思い思いに語った。さらに、Season1のミンジュンとは異なる、ブーツの男役で再登場を果たしたキム・ジェヒョンは「Season2のクランクインの時にみんなが『おかえり』という言葉を僕に言ってくれて、本当に感動しました」とふり返り、「今回のいい思い出を持って、N.Flyingとしてもっともっと頑張って、また皆さんと会うきっかけができれば、もう一度一緒に撮影がしたいです。本当にありがとうございました」と再会を願う。そして、Season2から物語のキーパーソンとして参加した本郷さんは「なかなか大変なドラマで、ハイカロリーな現場でしたが(笑)、本当にチャレンジの多い作品だと思ったので凄く楽しませて頂きました」と、毎日現場に行くのが楽しみだったと話していた。やっと再会し一緒に暮らし始めた響と来美だったが、来美のゴーレムウイルス感染が発覚するという、衝撃の幕開けとなったSeason2。第2話では舞台をシェルター「希望の家」に移し、秋吉(本郷さん)と出会い、父と再会。第3話ではゴーレムの増殖を抑える薬を求めて響が一人福島へと旅立つ一方、シェルター内で再びゴーレムが発生してしまった。そして残すところあと3話となった本作。クライマックスに向け、予測のつかない怒涛の展開が繰り広げられていく。「君と世界が終わる日に」Season2はHuluにて独占配信、毎週日曜日0時最新話配信開始。Season1はHuluにて全話独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年04月10日4月10日(土)、宝塚歌劇団宙組によるMusical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』が、東京・池袋の東京建物ブリリアホールで開幕する。宙組トップスターに就任してまもなく3年半。円熟期を迎えた真風涼帆が、スーツにトレンチコート、ソフト帽の、これぞ宝塚の男役というスタイルで、表向きはオランダの外交官、実はイギリス諜報部のためにスパイを摘発するスパイキャッチャーの役に挑む。相手役のバレエダンサーは、専科に異動し、次期花組トップ娘役就任が決まっている星風まどかの後を受け、新たに宙組トップ娘役の座に就いた潤花。これが新トップコンビのお披露目公演となる。演出を手がける植田景子が書き下ろしたオリジナル・ミュージカル『Hotel Svizra House』は、第二次世界大戦下、中立国スイスのサン・モリッツにある高級ホテルを舞台に、戦火を逃れ、それぞれ事情を抱えて集まってきた、国籍も職業も様々な人たちが繰り広げるヒューマン・ドラマだ。真風が演じるロベルト・フォン・アムスベルクは、オランダ貴族を父に、バレエ・リュスのダンサーを母に持つ、ロンドン駐在の外交官で、あるミッションのためにホテルを訪れ、ドイツ軍のパリ占領で失業したバレエダンサー、ニーナ・デュボワ(潤)と出会う。彼女は、ホテルで開かれるニジンスキー救済のためのチャリティ・バレエ公演に出演するという。そこへ、公演のスポンサーで、芸術家たちのパトロンでもあるオーストリアの若手実業家、ヘルマン・クラウスナー(芹香斗亜)が、ポーランド出身の美女アルマ(遥羽らら)を連れて現われた。出演はほかに、振付家兼ダンサーのバシリエフに桜木みなと、バレエ公演を主催するロシアからの亡命貴族ミハイロフに寿つかさら。作・演出の植田は、文化庁の新進芸術家海外研修制度でハンブルク・バレエ団に留学した経歴の持ち主で、これまでもその経験を生かした作品づくりをしている。今回も、植田ならではの美しい世界観が描かれるだろう。東京公演は4月15日(木)まで。5月1日(土)から7日(金)までは、大阪の梅田芸術劇場メインホールで公演が行なわれる。なお、5月5日(水・祝)には、各地の映画館でライブ中継が実施され、タカラヅカ・オン・デマンドでのライブ配信も決まっている。文:原田順子公演情報宝塚歌劇宙組 Musical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』作・演出:植田景子出演:真風涼帆 / 潤花 / 他【東京公演】2021年4月10日(土)~2021年4月15日(木)会場:東京建物ブリリアホール【大阪公演】2021年5月1日(土)~2021年5月7日(金)会場:梅田芸術劇場 メインホールライブ中継・ライブ配信情報
2021年04月10日アニメ界最高峰のスタッフが集結した感動ファンタジー大作『鹿の王ユナと約束の旅』の声優キャストとして、堤真一、竹内涼真、杏の出演が決定。特報映像とティザービジュアルも公開された。2015年度本屋大賞と日本医療小説大賞をW受賞し、シリーズ累計220万部を突破した上橋菜穂子のベストセラー小説を、制作スタジオは、国内外から高い評価を受けハイクオリティな映像作品を世に送り出し続けるProduction I.G、監督は『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『君の名は。』の作画監督を担ったトップアニメーター・安藤雅司、共同監督には『千と千尋の神隠し』で宮崎駿の監督助手を務めた宮地昌幸、脚本は「ハイキュー!!」「僕だけがいない街」の岸本卓が担当し、日本アニメ界最高峰と呼べる豪華スタッフが集結しアニメーション映画化。物語の主人公、生き残った孤独な戦士ヴァンの声を務めるのは、声優初挑戦となる堤真一。前々から原作を読んでいたという堤さんは「この壮大な世界観が大好きでした。実写化は難しいだろうと想像していたので、こうやって関われたことが嬉しく、また、ご縁を感じましたね。アニメの声優は初めての経験で、慣れないことばかりで本当に難しかったです」とコメントし、「原作がお好きな方も、読んだ事のない方にも楽しんでいただける作品です」と話す。そしてもうひとりの主人公、謎の病の治療法を探す天才医師のホッサルを、アニメーションの声優初挑戦となる竹内涼真が演じる。「自分の声で大丈夫かな?とドキドキする気持ちもありましたが、ホッサルのカッコいいビジュアルに負けないように声を作って演じることを意識しました」と語り、「原作のキャラクターそれぞれの持ち味が素敵なので、アニメ化された時のセリフやビジュアル、映像などすごい迫力になっていると思います」とアピール。また、ヴァンを追う謎の女戦士サエを杏が演じる。杏さんは「上橋先生とは以前、まさに『鹿の王』で対談させていただき、その際にこの作品にかける情熱やこだわりをお伺いしたこともあり、私がキャスティングされた時は、とても嬉しかったけれど、まずは上橋先生がどう思うだろう、と上橋先生にお電話をして『本当に私で良いんですか!?』とお聞きしました。幸い、喜んでいただけてホッとしました」と原作者とのやり取りを明かし、「サエは孤独な狩人の役で、戦闘のシーンも多く、声だけとはいえ実際に殺陣を習うように動きの指示を受けて録音しました。2年前の収録段階では、まだ映像が完成していない状態でしたので、私も出来上がりを楽しみにしております」と公開に期待を寄せている。さらに今回、本作の世界観を少し覗くことができる特報映像も到着。堤さん演じるヴァンや、声は収録されていないものの竹内さんが演じるホッサル、杏さんが演じるサエの姿も確認することができる。『鹿の王ユナと約束の旅』は9月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鹿の王ユナと約束の旅 2021年9月10日より全国にて公開©2021「鹿の王」製作委員会
2021年04月01日竹内涼真主演の極限のゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」Season2より90秒の予告編映像が公開された。地上波の放送を経て、Season2では、ゴーレムに占拠された終末世界を来美(中条あやみ)と共に生き抜いた響(竹内涼真)は、再び一緒に暮らし始めるが、響は謎の印が付けられたゴーレムの死体が増えているのに気づく。一方、臨床実験が原因で体に異変が出始めた来美は、自分の感染を疑っていた。そこにゴーレムのいないはずの島で仲間がゴーレム化する事件が発生、疑惑の目は来美に向けられ、再び仲間の間に亀裂が生じ、来美の症状は進んでいく――。今回到着した映像では、冒頭、ゴーレムから逃れ、平和を取り戻したかのように見えるが、来美に異変が現れる場面や、いるはずのないゴーレムの登場、仲間同士の絆にも亀裂が生じ始め、さらに仲間か敵かわからないシェルター「希望の家」の人物たちも登場。逃れようのない、新たな脅威が襲い掛かる様子が映し出され、映像終盤には響の「絶対諦めない。俺を信じて」という台詞が飛び出している。「君と世界が終わる日に」Season2はHuluにて独占配信、毎週日曜日0時最新話配信開始。Season1はHuluにて全話独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年03月26日竹内涼真が主演を務めた日本テレビ×Hulu共同制作ドラマ「君と世界が終わる日に」が3月21日の放送でフィナーレを迎え、滝藤賢一演じる首藤の“ラスボス”演技に「まさに狂気」などの声が続出。「season2」に期待する視聴者からの投稿も多数上がっている。自動車修理工をしている間宮響を竹内さんが演じ、響が恋人の研修医・小笠原来美にプロポーズしようとしていたその日にトンネル崩落事故に遭遇、数日後脱出してみると、人々がゴーレムウイルスと呼ばれる病原体によってゾンビのような“ゴーレム”となる世界が眼前に広がっていた…という本作。響の恋人だったが今はウイルスを研究する首藤の元にいる小笠原来美に中条あやみ。来美のことが好きな響の同級生・等々力比呂に笠松将。響が行動を共にするうちに想いを寄せるようになる柊木佳奈恵に飯豊まりえ。自衛官の桑田陸斗に浅香航大。響の母を“ゴーレム化”し、今は響に憎しみを抱く首藤教授に滝藤賢一。またマキタスポーツ、安藤玉恵、横溝菜帆、玄理、小久保寿人、田中道子、宇野祥平らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。来美から銃を向けられるも諦めきれない響は、皆が“希望の家”と名乗るシェルターを目指すなか、1人駐屯地に向かう。駐屯地に人質の姿を見た響は、来美が脅されていたことを見抜く。首藤から「殺し合え」と命じられた来美の手を取り、響は来美の手に握られたナイフを自らの腹に突き刺す。苦しむこともなく来美に命を奪われる道を選んだ響を見た首藤は「違う、こんなんじゃない!」と叫び、2人に大量の血を浴びせ逃走を計るが、ゴーレム化した沢(堀家一希)に噛まれゴーレム化。等々力、桑田らに救出された響に撃たれる…というのが最終回のストーリー。ついにこれまで謎に包まれてきた冷凍保存装置の中身が判明。それは首藤の妻の亡骸で、首藤は来美の遺伝子とゴーレムウイルスを使って妻をよみがえらせようとしていたのだった。狂気の果てにゴーレムと化して死んでいった首藤に「出てきたゾンビの中で首藤ゾンビが1番怖かった」という声が上がるとともに「滝藤賢一の怪演が素晴らしかったまさに狂気」「期待を裏切らない滝藤賢一さんの演技、何から何まで素晴らしい」など、滝藤さんの“ラスボス”演技に触れる声も多数。なお番組公式Twitterには滝藤さんが、劇中で自分を“噛んだ”側の堀家さんに噛みつく画像がアップされている。ではここで、本日の癒し写真をどうぞ。仲良くじゃれあう首藤教授(#滝藤賢一)と沢(#堀家一希)くん#君と世界が終わる日に pic.twitter.com/qLJT8bkSIP— 君と世界が終わる日に【公式】Season2 (@kimiseka_ntv) March 21, 2021そして視聴者からは「君と世界が終わる日に、竹内涼真がひたすらかっこよかった」など改めて竹内さんを讃える声が上がるなか、「いろんな愛があったいっぱい泣いた最終回 気になるからseson2みるしかないな」「ハッピーエンドでよかった。響はほんとかっこいい男だよ!season 2も楽しみます!」と、早速配信が始まった「season2」に期待を寄せる声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年03月22日吉田修一氏による小説を実写映画化し、藤原竜也が主演、竹内涼真がバディを務める映画『太陽は動かない』(公開中)。藤原演じる心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野と、竹内演じる後輩で相棒の田岡が、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑んでいる。撮影はブルガリアで行われ、超絶アクションの連続に。藤原自身も「絶体絶命度はMAX」と語る同作について、今回は”最強バディ”となった2人にインタビュー。互いの印象や、作品での苦労などについて話を聞いた。○■ブルガリア撮影「どうやったら行かずにすむか…」——お二人は実際に事務所の先輩・後輩という間柄ですが、事務所内で交流したり、あるいは意識したりといったことはあったんですか?藤原:特に今まで交流はなく、大きなプロジェクトの豪華な座組で涼真と一緒になりそうだ、という話は聞きながら、実際の交流は撮影が始まってから……という感覚でした。後輩という意識もあまりないかもしれません。竹内:意外と、縦のつながりの交流はないんです。僕自身は竜也さんの舞台に伺ってご挨拶しました。藤原:先輩後輩もあってないようなもので、特殊な世界かも知れないです。映画や演劇も一緒に作りあげたら同志のようなものだし、上下関係はしっかりしないといけないけど、人としての基本的なルールを守った上では関係ないんじゃないかな。竹内:僕はあまりホリプロの先輩とご一緒する機会がなかったので、やっと竜也さんと一緒にできる、しかも大きなプロジェクトで、海外に1カ月撮影に行くということで、楽しみで仕方なかったです。藤原:楽しみで仕方なかったんですよ、涼真は! 僕はフライトの直前まで近所のバーで飲んでて、どうやったら行かずにすむかを考えてた(笑)。「いや、チケット取ってますから」と言われて、飛行機に乗ったら最後、腹をくくるわけです。ブルガリアのソフィアは綺麗な空気と街で、宿泊ホテルの外でどうしようと思っていたら、もうキラキラ光る少女漫画から出てきたような涼真が汗をかきながら「おはようございます、竜也さん!」「どこ行ってきたの?」「トレーニングです! よろしくお願いします、ブルガリア!」と。言われた瞬間にもう2回目の帰国願望が……(笑)。竹内:時差ボケされてたのか、すっごいテンションが低かったんです(笑)。藤原:僕と涼真のブルガリア紀行はそこから始まりましたね(笑)。パーティーに潜入するシーンから撮影が始まったんだけど、たまたま花火がバンバン上がって、あのソフィアの夜は忘れられない。「きれいだね」と動画を撮って「楽しい撮影になるなあ」とか言っていたら、その翌日から「橋から飛んでもらいます」「列車に飛び移ります」「電車内でアクション」「荷台に乗ってアクション」と始まって……そこから記憶がないです。僕が思うに、この映画は他の作品であればクライマックスであったり、メインのシーンの連続で、息をつく間もなかった。テレビドラマも連続してたから、帰国してからも半年近く続くわけです。竹内:クオリティも変わらないですしね。ためらったらスタッフさんに心意気が負けちゃう気がして。結束力がすごいんです。僕らはそこにぶつかって超えないといけないという思いがありました。○■新人の頃のことは忘れられない——撮影をしていて相手に学んだ部分や、新たな一面を発見したというところはありましたか?竹内:いっぱいあります! 半年間ほぼ毎日過ごしてましたから。竜也さんは皆を巻き込む力がすごくて。今回の撮影現場は結構体育会系だったんですが、男性女性関係なく中心にはいつも竜也さんがいました。撮影当時は「みんなでごはんに行こう」と音頭も取ってくださったし、チームの士気が上がったのを感じました。今回はすごくチームがまとまっていたから、いきなり橋から飛び降りたり、水中に浸かったりする撮影があっても、心置きなくぶつかれたのだと思います。そういう雰囲気作りを間近で見ていました。藤原:逆に、僕は本当に涼真に引っ張られる部分があったし、彼がいなければアクションに躊躇している時もあったと思う。物怖じしないで率先して行くし、精神的にも引っ張ってくれたから、想像していた以上に助かりました。——高校生時代の鷹野を演じた日向亘さんは今作が俳優デビューだったそうですが、お二人は自分自身の新人の頃のことを覚えていますか?竹内:忘れられないです、僕は。『仮面ライダードライブ』の第1話を見て、自分の未熟さに自分でショックを受けたんです。だから焦りましたし、必死にもがいた1年半でした。藤原:僕は蜷川幸雄さんの舞台です。ロンドンのバービカン・センターの『身毒丸』。15歳で初めてパスポートをとって「わあ、ロンドンだあ!」とはしゃいでいったら、蜷川さんが「風邪引いたらただじゃおかないからな」と(笑)。それでホテルから一歩も出ず、劇場とホテルの往復だけでした。竹内:怖かったですか?藤原:おっかなかった! でも今振り返ると、イギリスで芝居をするということへの理解がなかったから、舞台に立てたんだと思う。日本からイギリスに作品を持って行く、しかも古典、蜷川幸雄、ということがどれくらいのことなのか、15歳の少年には、わからないでしょう。だからこそ、できたんじゃないかな。——ちなみに今回の作品は「藤原竜也史上、最大の絶体絶命」「今度こそ絶体絶命」といったあおり文句がよくつけられてますが、実際に藤原さんの体感で絶体絶命度はどれくらいだと思いますか?藤原:MAXですね!竹内:そりゃ、MAXですよ!藤原:心臓に爆弾入ってるんですよ!?竹内:爆発したら、爆死しちゃいますから。——では「藤原竜也史上MAXの絶体絶命」と書いても…。藤原:大丈夫です。間違いないです。竹内涼真史上MAXの絶体絶命でもあるんじゃない?竹内:そうですね、僕の中でも1番きつい撮影でした。記録を塗り替えられました。■藤原竜也1982年5月15日生まれ、埼玉県出身。1997年、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』のロンドン公演で主演デビュー。映画主演作『バトル・ロワイアル』(00年)で数多くの新人賞を受賞。主な出演作は、『DETH NOTEデスノート』シリーズ(06年)、『インシテミル7日間のデス・ゲーム』(10年)、『藁の楯 わらのたて』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)、『ST赤と白の捜査ファイル』(15年)、『22年目の告白一私が殺人犯です一』(17年)、『Dinerダイナー』(19年)、『カイジ ファイナルゲーム』(20年)など。公開待機作に『鳩の撃退法』(8月27日公開)がある。2021年1月クールは主演ドラマ『青のSP(スクールポリス)』が放送された。■竹内涼真1993年4月26日生まれ、東京都出身。『仮面ライダードライブ』(14〜15年)や、『下町ロケット』(15年)などで注目され、映画『帝一の國』(17年)では日刊スボーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)、『過保護のカホコ』(17年)、『陸王』(17年)で幅広い人気を獲得し、『テセウスの船』(20年)で日曜劇場初主演を務め、現在放送中の『君と世界が終わる日に』においても主演を務める。主な出演作はドラマ『時をかける少女』(16年)、映画『青空エール』(16年)、『センセイ君主』(18年)、『ブラックペアン』(18年)、『竹内涼真の撮休』(20年)など。5月より初ミュージカル『17 AGAIN』に挑戦する。
2021年03月17日竹内涼真主演「君と世界が終わる日に」の8話が3月7日オンエア。衝撃的なラストに「唖然」「えぐい」といった声が上がるとともに、登場人物たちの“すれ違い”に「辛い」「今のところバッドエンドしか見えない」などの感想も相次いでいる。本作は竹内さん日本テレビ連続ドラマ初主演作となる“ゾンビ”サバイバル×ラブストーリー×ミステリー。自動車整備工として暮らしていた間宮響は、恋人で研修医の小笠原来美にプロポーズしようとしていたその日にトンネル崩落事故に遭遇、閉じ込められてしまう。数日後命からがら脱出した響の前に広がっていたのは、謎の感染症によってゾンビ化した人間が生きている人々に襲い掛かる世界だった。響は自分や来美と同級生で警察官になった等々力比呂や、等々力とコンビを組む警部補の本郷大樹、大学生の柊木佳奈恵、引っ越し屋の甲本洋平、ユン・ミンジュン、介護士の三原紹子、娘の結月らとともに封鎖された三浦半島から脱出を試みるが、辿り着いた横須賀駐屯地で本郷は撃たれ、無事なはずの横浜方面もソンビの巣窟になっていることを知り、ゾンビ化を防ぐワクチンがあるはずの横須賀駐屯地に再度潜入を試みる。そこで響はゾンビにされた自分の母親を発見。来美に刺されたことがきっかけでゾンビ化したミンジュンもまた命を落とす。一方、響が生きていると知らず来美は響たちをテロリストとして憎み始め、ミンジュンを刺したのが“女”だと知った響もまた来美を…というのがこれまでの物語。キャストは響を竹内さん、来美に中条あやみ、等々力に笠松将、佳奈恵に飯豊まりえ、甲本にマキタスポーツ、ミンジュンにキム・ジェヒョン、紹子に安藤玉恵、結月に横溝菜帆、ミンジュンの姉・ジアンに玄理、自衛官の桑田陸斗に浅香航大、首藤に滝藤賢一といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話では響への想いが強くなる佳奈恵が結月に対し「(来美を)もう忘れることにした」と話す響の言葉を聞き、紹子の助言もあって眠る響のくちびるに自分のくちびるを重ねる。そして目覚めた響に「好きです」と想いを伝える…という展開に。佳奈恵のキスに「こんな辛いキスってありますか」「切ないな‥佳奈恵ちゃん。辛いね」「佳奈恵ちゃん!!勇気を振りしぼった」などの声が相次ぐ。その後等々力が猿島に上陸、等々力を追って来美、桑田たちも島に上陸し、船に忍び込んで島に上陸した勝利(田中奏生)が紹子を銃撃、響たちは自衛隊に応戦することを決める。等々力を人質にして自衛隊をひきつける間に背後に回り込む響は、林に潜む“女”を見つける。響の声を聞いて振り向いた“女”を弓で射抜く響だが“女”は来美だった…というのが今回のストーリー。再会した恋人を自らの手で射抜いてしまう衝撃的なラストに「えらいことになってる・・・」「えぐいことなった」「衝撃的な展開過ぎて唖然」などの声が続出。すれ違い、誤解が積み重なりお互いが憎悪を募らせていく展開に「段々腹立つ展開になってきた」「見るのが辛くなってくる」「今のところバッドエンドしか見えない」といった感想も多数投稿されている。(笠緒)
2021年03月08日映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の公開記念舞台挨拶が6日に都内で行われ、藤原竜也、竹内涼真、市原隼人、日向亘、佐藤浩市、羽住英一郎監督が登場した。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。藤原は「船のシーンではセットに船を組んで斜めに傾けて撮影したんですけど、足がつかないくらいで、水温もめちゃくちゃ冷たい。『そんなに温度を下げる必要ないんじゃないか?』と言ったら、監督が『画(え)に映るから、緊迫感を出したい』と言ってて。『画に出るモノかな?』とずっと思ってて。これだけ冷たくする必要ないんじゃないかな? あの設定はいりましたかね?」と抗議。羽住監督は「いや、出てるじゃない」と反論し、藤原は「『涼真、今までの人生で何番目に辛い?』とかずっと聞いてたんですよね」と苦笑した。竹内が「ちょろちょろっと出てる救いのお湯、あれも水の量に比べて少なすぎる」と疑問を示すと、羽住監督は「男汁。海猿の時からつけてた名前なんですけど、禁断のもので、1回浴びちゃうとそれなしではいられなくなって、『早く、男汁!』ってなるから」と紹介する。藤原は「お風呂もあって、入ったら戻るのが無理なんですよ。あれは行き過ぎた撮影でしたよね。耐えました」としみじみとしていた。さらに藤原は「冒頭のシーンで言うと、イッチー(市原)を5〜6階のビルから救出するシーン。地上から上がってくところで、何回目かなんかに市原が『竜也くん高いところだめでしょ』と。3階をこえると僕の体が震えてくるらしいですね。『ブルブル震えるのやめてもらっていいですか』って」と振り返る。市原は「隣の竜也くんがだんだん震えてくるんですよ。撮影が始まる前もしゃべらないんですよ。ブルブル震えだして、僕も怖くなっちゃいました」と明かした。次回作は指示を出す方がいい、と再三主張する藤原は「キツいのやです! キツいっすマジで!!」と訴えていた。一方、竹内は「分量的には大変なアクション多かったんですが、僕は途中で助けに行ったりとかブルガリアでも意外と休みがあったんですよ。次は盛りだくさんでもかまいません」ときっぱり。さらに「続編があれば、続編の現場に必ず竜也さんを連れて行きます」と観客に約束していた。
2021年03月06日日々の肌トラブルの回避法・解決法 抜け感メイク2月26日、Instagramのメイク動画が人気を集めている石田一帆氏による新刊『MAKE UP THE DAY 毎日のトラブルに負けない、抜け感メイクルール』がKADOKAWAから発売された。石田氏はコスメ&アパレルブランド「la peau de gem.(ラ ポ ドゥ ジェム)」のディレクターで、日本化粧品検定1級。新刊はA5判の単行本、144ページ、価格は1,650円(税込)である。肌トラブルとコンプレックスを自然にカバー肌が綺麗で肌の悩みなんてなさそうといわれる石田一帆氏ではあるが、実は幼少期にはアトピーに悩まされ、現在でもアレルギー体質で、特に唇は薬用リップクリームが塗れなくなることがあるほど敏感だという。また、学生時代から目の下のクマ、ニキビなどの悩みも抱えていた。その後も悩みはさらに増えているが、トラブルをどれだけ早く察知し対応できるか、コンプレックスをどれだけ自然にカバーできるかを考えるようにしているという。著者なりのトラブルの回避法や解決法がまとめられているのが新刊である。目の下のクマ、顔のくすみ、悪い顔色、毛穴、むくみ、大人ニキビ、アレルギーなど、誰もが抱えているトラブルの対策が詰め込まれている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※MAKE UP THE DAY 毎日のトラブルに負けない、抜け感メイクルール 石田 一帆:生活・実用書 - KADOKAWA
2021年03月04日藤原竜也主演、バディに竹内涼真。初顔合わせながら、何だか非常にしっくりくる安定感を持つふたりの共演作『太陽は動かない』(3月5日公開)は、規格外のアクションが「これでもか」とたたみかけてくるノンストップ・サスペンス。藤原さんと竹内さんは、本作において、秘密組織「AN通信」に所属する、心臓に爆弾を埋め込まれたエージェントを演じた。完全無欠のスペシャリストで、冷静沈着な鷹野一彦を藤原さんが、やさしさを見せながらも、どうにか鷹野にくらいついていく相棒の後輩・田岡亮一を竹内さんが演じ、ミッションに挑んでいく。物語の鍵は、全人類の未来を決める次世代エネルギー。その極秘情報をめぐり、世界各国のエージェントたちが動き出すのだが…国境を超えて始まる命がけの争奪戦では、藤原さん&竹内さんがスタントをほぼ使わず、体を張った。緊迫感あふれるさまはスクリーンからびしびしと伝わり、大量の爆薬、きわどいカーチェイス、列車での肉弾戦、水責め…様々な状況から死に物狂いで脱しようとする姿に、手に汗握る。演じた当の本人たちはと言えば、「やるしかなかった…」、「降板の“こ”…まで出かかった!」と、冗談半分、本気半分(?)、大盛り上がりで振り返る。およそ半年の撮影期間で、すっかり打ち解けた彼らは、実は同じ事務所の先輩・後輩同士。息の合った凄腕エージェントが板につく、肝胆相照らす仲のふたりに、撮影の裏話を聞いた。「一緒にトム・クルーズのメイキングを見たり…」先輩・藤原さんを鼓舞した竹内さんの技――『太陽は動かない』を語る上で、アクションは外せないと思います。藤原さん、高所や水中など、実は苦手なもののオンパレードだったそうですね…?藤原:そうなんですよ!今回、海外ロケでブルガリアに1か月行ったんですけど、異国の初めての地で、羽住組も初めての中、クランクインを迎えました。セットというか世界が、すごく整っていたんです。羽住組って面白くて、「状況は整わせましたよ、だからここで好きにやってください」と。それは非常に恵まれた環境だと思うし、後戻りはできない。だからこそよかったし…もう、やらざるを得なかった(苦笑)。――羽住監督のチームが、背中を押してきたと言いますか。藤原:本当に、職人だと思います。スタッフはみんな、本当に映画が好きで、羽住組が好きで。監督が求める以上のセットを用意したり、派手なライティングをしてくれたり、誰ひとり嫌な顔ひとつせずにやっていましたから。過酷な要求をして、過酷な状況に追い込む監督だけど、人徳というか愛されているんです。「監督のために、このワンカット成立させてやろうじゃないか!」と思わせるような人だから。なかなか危険なことは確かにありましたけど、みんな、監督の満足そうな顔を見たくて、やっていた部分は多少なりともあるんじゃないかなと思います。竹内:竜也さんがお話されたように、本当に状況が整えられていて、あとは、僕たちがそこの場で、どれだけ出せるかでした。それまでに何回もリハーサルもしましたし、段階を経てやったおかげで、自分が想像していたよりも、いいものができました。僕、本格的なアクションをすごくやってみたかったんです。アクションを思いっきりやるには、ものすごくいい舞台とチームがそろっていて。アクション部の方たちに本当に支えてもらって、足並みを揃えて僕らに寄り添ってもらったので、過酷な撮影も乗り越えられました。――今回は体作りもかなりされたんですよね?おふたりの肉体美も堪能できます。藤原:羽住さん、筋肉好きだからね。「やってくれ」と言われたので、やりました。もともと僕、肉体美的な表現にあまり興味がなかったんです。けど、羽住組を経験してトレーニングすることによって「なるほどなぁ」といろいろな発見がありましたね。精神的にも、もちろん違う部分がありましたし、このようなキャラクターでトレーニングを積むことは、役に説得力を与えられるなと、改めて気づかされました。竹内:本当に、そうですね。今思えば、本当にやっておかなかったら、できていたのかわからないぐらいのアクションがありましたし。トレーニングはきついことをやるから、そこで気持ちも鍛えられるんですよね。――竹内さん、現在ドラマでもアクションを披露されていますし、もともとトレーニングはお好きなんですか?竹内:いや!できれば、やりたくないです(笑)!お酒をいっぱい飲みたいし、甘いものもいっぱい食べたいですから。けど、強い男やエージェントを演じる上では、説得力を持たせるため、やるのは大事だと僕は思います。――本格的なアクションは初めての竹内さんに、藤原さんからアドバイスなどもありましたか?竹内:いやあ…、どっちかというと、「竜也さん!もうやりましょう!」という感じでした(笑)。藤原:逆だよ…。いかに、こう…呼ばれても、こう……。竹内:竜也さんが時間稼ぎをされるんですよ!藤原:「藤原さん、もう時間がありません!」と言われても、「だって、やりたくないんだよ…」って。――怖いんですよね?藤原:そう、そう、そう!竹内:怖いから、一緒に、トム・クルーズのアクションのメイキングを観たりしましたよ。「これ、おかしいよ」とか言いながら、結果やるしかないんですけど(笑)。いかに先輩のエンジンをかけるか、でした!藤原:この映画をやりながら思っていたのは、ほかの作品だったらクライマックスだろうな…と思うシーン、ほぼ連日そういうシーンの撮影だったんですよ。本当に「やりたくないな」と思うことはたくさんありましたけど。けど…難しいよね。僕らって、じゃあなんで次もやるかと言ったら、苦しいことって忘れちゃうんだよね。「涼真のおかげで乗り切れた」、「竜也さんがいるとチームがまとまる」――お互いに刺激を受けた点なども、ありましたか?藤原:海で撮影していたときに、もう、ずーっと足もつかないようなところにいたんですよ。そうしたら、涼真がね、「僕もう、水何リットルも飲んでますよ。溺れてますよ。いいっすよ、もう」と、腹くくったみたいな感じで言いやがったんです。こっちなんて、「降板したい」と言う直前なのに!「(降板の)こ…」まで出ているのに!「俺、もういいっすよ」と涼真が言うから、「何でお前がこんな力強い言葉を言うんだ、バカッ!!」と思ったので、乗り切れました(笑)。竹内:(爆笑)。竜也さんのすごいところって、巻き込む力だと思っていて。こんな風に「やりたくなーい」とか言ってみたりするのに、みんな、気づいたら「竜也さん、竜也さん」みたいな感じでついていくんです。藤原:…別に、そんな風に言ってないよ。竹内:言ってるじゃないですか(笑)!「こわーい」、「いやぁ、もうやりませんよ」とか。でも、結果、それ以上のことをやってらして。藤原:へへ(笑)。――本当に愛され力と言いますか、ギャップも藤原さんの魅力で。撮影を通して、おふたりの仲もリアルに深まったんですね。竹内:竜也さんて、ガキ大将みたいなイメージなんです。撮影部のベテランの方とかも引き連れて、「みんな、行こう!」って言うし。すごいと思います。竜也さんが意識されているかはわからないですけど、そういうことをやってくださると、チームがまとまるんです。わーっと連れて行って、飲んで、ダメになって、僕が大体連れて帰ってくるんですけど。藤原:そうだね(笑)。俺、大体、巻き込むだけで終わるんです。あとは、へべれけになって帰る。竹内:『太陽は動かない』の撮影中、僕、3回ぐらい竜也さんのこと抱っこしましたからね、はい。撮影後、飲みに行ってベッドに連れて行く。藤原:そう、「ありがとう」つってね(笑)。藤原さんが久々に抱いた感情「何回でも映画館に通って観たい作品」――精魂込めた作品の完成作をご覧になったときは、どんな感情を持たれたんですか?藤原:本当に「これ、面白いな!」と思いましたし、何だろうなあ…。ひとりで、何回でも映画館に通って観てみたいなと思いました。それぐらい、個人的には懐かしさや、涼真とかヨハンの大変さ、「ここ、セリフ苦労してたなぁ」とか、いろいろな見方ができるわけだから。自分の中では割と、そういうのが久しぶりなんですよね。素敵なものを監督に作ってもらったな、という想いです。竹内:僕も竜也さんと同じです。面白かったですし、やっぱり映画館で観るべき映画というか。僕らは現場でいろいろやりましたけど、想像した以上のクオリティになっている場面が、本当にいっぱいありました。どこがCGなのか、その境目がわからないぐらい。1か月ブルガリアで撮影できた、行った意味を、完成作を観てすごく感じました。――本作では「1日を生きる」ことが、ひとつのテーマになっています。俳優業をされている中で、「今を大切にする」、「1日を頑張って生きていく」と意識した経験はありますか?藤原:俺、今年で39歳になるんですよ。若くもなく、かと言って、年がいっているわけでもないわけで。そろそろ人生の半分になったのかもしれないけれど、そんな中、自分のやっている仕事が、自分の1回の人生において正しい道なのか、もうちょっと大切にするべきものは仕事なのか、家族なのか、または自分なのかを考えるんです。この世界に生きていて、どういう選択肢をするのがベストな自分の人生の選び方なんだろうって、気にするようになってきましたね。竹内:そうなんですね。僕は「1日を生きる」とか、あまり考えないかなぁ。今、こうした難しい世の中の状況になってしまって考えるのは、自分が何をやりたいか、自分の目的は何なのか、ということです。自分が幸せにしたいもの、幸せになるためにどうすればいいか、優先順位をつけるようになりました。ここ1~2年ぐらいの変化かなと思います。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月04日