「真犯人フラグ」に出演中の桜井ユキと、ミュージカル「刀剣乱舞」「テニスの王子様」などで知られる黒羽麻璃央が双方のSNSにて、1月11日に結婚したことを報告した。2人は連名で、「昨年、作品の共演をきっかけに出会い、今日に至るまで短い期間ではありましたが、共に過ごす時間の尊さを日々感じております。そして、この先の人生も共に歩んでいきたいと思い、このような運びとなりました」と共通の文面をアップ。作品の共演とは、初共演した2021年4月期のTBS金曜ドラマ「リコカツ」のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」。主人公夫婦・咲と紘一と同じマンションの1つ上の階で、桜井さん演じる“サレ妻”・希恵と黒羽さんが演じる“サレ彼”の年下男性・健太との奇妙な同居生活と“もう1つの離婚から始まるラブストーリー”を描き、ラブシーンも数多く登場したが、息の合った演技を見せて話題となっていた。桜井さんは報告のインスタグラムで「更に成長していけるように、しっかり地に足をつけ邁進していきたいと思いますので、これからも桜井ユキをよろしくお願い致します。自分がこんな文章をアップする日が来るとは思いませんでした。むずむずするので今日は自転車で爆走します」と独特の表現によるコメントで喜びを表現。「G線上のあなたと私」「だから私は推しました」「イチケイのカラス」といったドラマや数々の映画作品で活躍してきた桜井さんは、現在は日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」や話題のCMにも数多く出演、デビュー10周年のファースト写真集「Lis blanc」(リス・ブロン)は発売前から重版に。端正な顔立ちに凛とした眼差しでクールビューティーな魅力を放ち、唯一無二の存在感と高い演技力で様々な役柄を演じてきた。黒羽さんといえば、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンの菊丸英二役や「刀剣乱舞」三日月宗近役、舞台「黒子のバスケ」黄瀬涼太役など多くの代表作を持つ舞台俳優。映像作品にも進出し、ドラマ&映画「広告会社、男子寮のおかずくん」、「LINEの答えあわせ ~男と女の勘違い~」、「恋はつづくよどこまでも」のParaviオリジナルストーリー「まだまだ恋はつづくよどこまでも」などでも注目されてきた。2020年11月には黒羽さんが新型コロナウイルスに感染、回復したこともあり、報告内の「共に過ごす時間の尊さ」といった言葉や最後の「感染拡大が一日も早く収束し、皆様が健康な日々を過ごせるよう、心よりお祈り申し上げます」といったメッセージには2人の思いが込められているようだ。(text:Reiko Uehara)
2022年01月12日俳優の鈴木拡樹が11日、黒羽麻璃央が12日に結婚を発表し、SNSで話題を呼んでいる。鈴木は名立たる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を舞台化した舞台「刀剣乱舞」シリーズ(刀ステ)で三日月宗近を演じ、黒羽は同ゲームをミュージカル化したミュージカル「刀剣乱舞」シリーズ(刀ミュ)で同役を演じている。鈴木は11日に女優の西川可奈子、黒羽は12日に桜井ユキとの結婚をそれぞれ報告したことから、Twitterでは「ダブル三日月」がトレンド入り。同ゲームを生み出したニトロプラス 代表取締役社長 でじたろう(小坂崇氣)氏は自身のTwitterアカウントで「刀ステ刀ミュの両三日月宗近役でいらっしゃるお二人が偶然にも連なるタイミングでの発表に、不思議なご縁を感じざるをえません」と驚き、祝福を送っている。
2022年01月12日俳優の黒羽麻璃央と桜井ユキが結婚したことを12日、それぞれのSNSを通じて発表した。黒羽はTwitterアカウントで「私事ではございますが、この度、桜井ユキさんと結婚しました事をご報告させていただきます。これまで以上に俳優業を、そして人として成長できるよう、より一層精進して参りたいと思っております」と更新し、「令和4年1月11日に結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と報告した。4月期に放送されたTBS金曜ドラマ『リコカツ』のParaviオリジナルストーリー『リコハイ!!』で恋人役を演じた2人は「作品の共演をきっかけに出会い、今日に至るまで短い期間ではありましたが、共に過ごす時間の尊さを日々感じております」とコメント。「この先の人生も共に歩んでいきたいと思い、このような運びとなりました。これからは共に支え合い明るい家庭を築いていきたいと思います」と決意を表し、「これからも役者としてより一層精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」とメッセージを送った。また、桜井もInstagramのアカウントで同様に報告。「自分がこんな文章をアップする日が来るとは思いませんでした。むずむずするので今日は自転車で爆走します」と茶目っ気たっぷりの言葉を綴った。
2022年01月12日神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスターの石田泰尚が2014年に企画・結成した弦楽アンサンブル『石田組』が2022/2023ツアー日程を発表。4月9日の東京かつしかシンフォニーヒルズ公演を皮切りに全国を周ります。石田泰尚が集めたメンバーは全員男性のみで “石田組長”が信頼を置く第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に”組員”が構成されています。今まで『石田組』で演奏したメンバーは50名を超え、毎回少しずつメンバー構成が変わります。演奏される楽曲は、クラシックのみならず、ピアソラや映画音楽、ロックと幅広く、公演地によってもプログラムが変わるのが特徴で、奏者一人一人の持ち味を存分に生かした松岡あさひの編曲も注目です。年々ファンを増やしている『石田組』の2022/2023ツアーにぜひご期待ください。©Hikaru.☆2022/2023 ツアースケジュール予定2022年4月9日(土) かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール(東京)4月17日(日) 高崎芸術劇場(群馬)5月3日 (火祝) ザ・シンフォニーホール(大阪)5月27日(金)28日(土) 八ヶ岳高原音楽堂(長野)6月11日(土) サントリーホール・大ホール(東京)7月21日(木) りゅーとぴあ(新潟)7月30日(土) 長崎ブリックホール(長崎)8月19日(金) ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川)9月11日(日) 防府市地域交流センターアスピラート(山口)9月24日(土) 杉田劇場(神奈川)9月25日(日) 北國新聞赤羽ホール(石川)10月9日(日) 愛知県芸術劇場(愛知)10月10日(月祝) 東大阪市文化創造館DreamHouse・大ホール(大阪)10月15日(土) つくばノバホール(茨城)10月29日(土) 兵庫県立芸術文化センター・大ホール(兵庫)11月23日(水・祝) クレアこうのす(埼玉)11月30日(水) iichiko音の泉ホール(大分)2023年1月15日(日) 市川市文化会館・大ホール(千葉)1月28日(土) 横須賀芸術劇場(神奈川)2月12日(日) 中野ZEROホール(東京)2月19日(日) 相模女子大学グリーンホール(神奈川)各地のチケット販売情報、メンバー、プログラムはアーティストHP( ) に決まり次第、順次更新いたします。石田泰尚よりメッセージ「プログラムに色々なジャンルが入ることで自分たちの演奏を聴いてくれる人が多くなれば嬉しいと思って選曲しています。そして、自分が選んだメンバーは皆本当に上手いので、ぜひ注目してください。今まで『石田組』として行ったことのない地でたくさんのお客さんの前で演奏したいです。お客さんにももちろん、メンバーにも『石田組』を楽しんでもらいたい。それだけが自分の望みです。」石田泰尚(いしだ・やすなお)プロフィール神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスター。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から20年以上参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”など、様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。2021年12月にライブアルバム第4弾となる“PIAZZOLLA LIVE”がリリースされた。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。©Hikaru.☆Violinist of a Legend : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月05日本誌は12月上旬、石田純一(67)と東尾理子(46)夫妻の“離婚危機”と“豪邸売却を検討”と報じた。これまで2度の離婚を経験している石田だが、12月中旬には、長男のいしだ壱成(47)が3度目の離婚を公表したインタビューの中で、「まあ、向こうも3回目になりそうだという話を聞いて」と明かしている。夫婦仲を心配する声は、年の瀬になってもしぼむことはない。「12月6日に『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、司会の坂上忍さん(54)に“20歳当時、石田さんとの結婚を想像できたか?”と水を向けられると、理子さんは食い気味に『絶対ないない!すいません、掘り出さないでください、はい』と話し、石田さんとの話題を露骨に避けたんです。理子さんは結婚してから、ハリー・ウィンストンの婚約指輪とデビアスの結婚指輪をよく左手の薬指に重ね付けしていて、テレビだけではなくイベントなどでも拝見する機会がとても多かったのです。しかし、最近の理子さんのブログやインスタグラムを見ても、9月下旬を境にして、左手薬指につけている投稿がありません。理子さんと石田さんは、これまで“おしどり夫婦”として知られてきましたから、やはりこうした様子の変化に、“何かあったんじゃないか”と心配する声は少なくないのです」(スポーツ紙記者)石田は本誌12月7日発売号で、“離婚危機”を尋ねた記者の問いかけに「家庭は崩壊しています、はい。家庭も、すべて崩壊してますから!帰ってください!」と言い放ち、夫婦関係についてさらに注目を集めることとなった。一方の東尾といえば、依然として沈黙を守ったまま。しかし、知人の一人はこう明かす。「2021年に入ってから、理子さんは長年信頼を寄せている占い師に“夫婦仲が悪化する”と言われて、ずいぶんショックを受けていました。同じころ、石田さんは『離婚するかもしれない』と明かしていて、悩んでいたそうなのです。関係にすきま風が吹き始めたのは、2020年4月に石田さんが、来県自粛要請が出ているのに沖縄でゴルフに興じて新型コロナに感染したときからでしょう。しかも、回復後の5月に酩酊して深夜に帰宅しているところや、8月にも“ノーマスク”で飲み歩いていた現場も立て続けに報じられてしまいました。こうした石田さんの反省なき姿に、さすがに理子さんや義理の父である東尾修さんも怒りを通り越して呆れてしまっています。仕事のオファーも激減し、収入も数千万円単位で減ってしまったそうですから、無理もありません」3人の子供を伴って、仲良くメディアにも登場していた石田と東尾。そんな家族ショットは、もう二度と見られないのか――。
2021年12月26日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が11日、都内で行われたアニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)の親子試写会に登壇した。本作は、興行収入34億円超の大ヒットを記録し、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』(2018)の続編。舞台は、前作の25年後の世界。大人になったボス・ベイビーと兄ティムが、ベイビー社からやってきたボス・レディの指令により、再び赤ちゃん姿に戻り、世界を救うミッションに立ち向かう。前作に引き続き父・テッド・シニア役を演じた石田は、2017年8月に第1子、第2子となる双子の女児、2020年2月に第3子となる女児が誕生し、3児のパパとして奮闘中。前作の反響を聞かれると、「けっこう反響あったんですけど、うちの娘たちはまだ信用してくれないです。『これ父ちゃんがやってんねんで』って言っても『ウソついちゃダメよ、悪い子よ』って言われます。全然信じてくれない。キャラが違いすぎるからでしょうね」と明かした。イベントには、ボス・ベイビー&ティムの母・ジャニスを続投の乙葉、ティムの長女・タビサのクラスメートを演じたネイサン役の中田理智、メーガン役の新津ちせも出席。『君の名は。』などで知られる新海誠監督の娘である新津が「タビサがだんだん親離れしていくのは私もわかるなって思いました」と話すと、石田は「え、もうそんな風になってるの?」と驚いた。そして、石田は「胸が苦しい。今回の作品はパパ食らいすぎますよね。うちの娘たちも、上の子たちは4歳で、僕のほっぺへのキスをかわすようになってきたんですよ。それがちょうどドンピシャだったので、涙なしでは見られなかったです」と吐露した。また、家族で大事にしていることについて「みんなが笑っているのが正解。全員で笑おうって感じで過ごしています」と述べ、「子供たちだけ楽しんでママは片付けをせなあかんときも、片付けみんなでして、ママが笑顔になるような状態で遊ぼうねって」と説明。良きパパ&旦那ぶりにMCが「素晴らしいですね」と感心し、観客からも拍手が起こった。
2021年12月11日女優の石田ひかりが、アドバンスト・メディカル・ケアが展開するエイジングケアブランド・MUNOAGEのブランドアンバサダーに就任し、新WEBCM「はじめました」編が、8日より公開された。女優として活動する傍ら、私生活では2人の娘をもつ石田。「聡明で飾らない美しさと生き方」が同ブランドを体現していることから、今回の起用に至った。新CMでは、白いドレスを身にまとった石田が青絨毯の上を笑顔で進み、最後に「だから私は決めました」というセリフで締めくくっている。本人コメントは以下の通り。■石田ひかりMUNOAGE(ミューノアージュ)のブランドアンバサダーに就任させていただき、大変嬉しく思います。MUNOAGEの「No Age」=年齢にとらわれない美しさ、ありのままの自然な美しさというブランドコンセプトにとても共感します。年齢は数字でしかなく、年齢にとらわれることはとってももったいないこと。年齢を感じざるを得ないことは多々あっても、それを年齢のせいにするのではなく、前向きに受け入れて、自分の顔も体も、ちゃんと生きた時間や人生を刻んでいきたいなと思っています。MUNOAGEは、6つの無添加で、お医者様と一緒に開発されているというのは大きな安心感がありますね。本当に良いものを作られていると思うので、ぜひ多くの方に知っていただけるようお手伝いができたらと思います。
2021年11月09日女優の石田ひかりが8日、東京・六本木で実施された「MUNOAGE(ミューノアージュ) ブランドアンバサダー就任&新商品発表会」に出席。「120歳まで生きたい」と長寿に意欲を示した。同ブランドは、年齢にとらわれない美しさ(=「No Age」)をコンセプトに展開したエイジングケアブランド。石田はブランド初のアンバサダーに就任。石田自身にとっても化粧品のアンバサダー就任は初めてで「夢の一つだった。本当に光栄」と喜んだ。今年デビュー35周年、来年50歳を迎える石田。加齢について「年齢はただの数字でしかない」と主張し、「歳を重ねることは何も抵抗がない。むしろ、女性らしさとか日々が体にも顔にも色んなところに刻まれて、こんなにステキなことはない。色んな経験もできる。大人になることは本当にいい」とニッコリ。続けて「人生100年と申しますが、わたしはもっと長生きしたい。できるだけ健康で、120歳まで生きたい。そうなると、子どもが90歳くらいになる。120歳になってこの世を去ったら、娘たちもさすがにもう寂しがらないかな。大往生も大往生だと思ってくれるのでは。私も満足してこの世を去れると思う」とほほ笑んだ。他方、美の秘訣を問われると、食や運動などの重要性を語って「がんばりすぎず、あれもこれもと考えず、無理をしないことがとても大事」と持論を展開。運動について「縄跳びが好きです。たまたま家に縄跳びがあって、やってみたら、飛ぶことがけっこう楽しい。単純に楽しい。縦の振動が骨密度にいいというのを『ためしてガッテン』か何かで見て…。縄跳びけっこうおすすめです。よく引っかかりますけど」と笑った。50歳に向けて最近始めたことを問われると、フリップで「SDGs」と回答。「とってもいいこと。私も一つ一つを心がけられるようにはしている。この意識は本当に大事。国をあげて、世界をあげて取り組んでいることが心強い」と話した。また、来年2022年の抱負をたずねられて「語学はかじりっぱなしで、なかなか上達していない。語学はちゃんとやりたい」と宣言した。
2021年11月08日モーニング娘。’21の北川莉央のセカンド写真集『莉央 17th summer』が11月6日にワニブックスから発売される。昨年発売されたファースト写真集が1週間で重版というヒットを記録し、今年6月にデビュー2周年を迎えた北川。1年ぶりの写真集となる今作は全編沖縄ロケを敢行し、“もし島に北川莉央が転校してきたら…”をテーマに等身大の北川がそのまま写し出されている。北川は夏・冬の制服、水着、体操着、浴衣、部屋着など様々な衣装で登場しており、写真集では溢れる笑顔や憂いを帯びた表情などを楽しむことができる。また東京・SHIBUYA TSUTAYAでは11月8日18時より今作の発売を記念したイベントが行われる予定だ。■北川莉央 コメント全て沖縄で撮影をさせて頂いたのですが、ファースト写真集よりリラックスしていて自然な表情がたくさん詰まった1冊になりました。今回気付いたことは、運動神経やバランス感覚が写真集撮影には求められるということ。プールに飛び込むシーンは泳げない私にとって命がけ(笑)。自転車にも乗れなくて苦労しました。ただ沖縄らしいお天気に恵まれ、まるでイメージ画像のような真っ青な綺麗な海、ダブルレインボー、奇跡的な景色をいくつも見ることもでき、大好きなかき氷を2杯食べられたことも嬉しかったです。現役高校生として最後の制服姿も2パターンあり、タイトル通り、17歳の私の夏がそのまま写し出されたような作品です。前回より成長した私を見て頂きたいと思います<イベント情報>北川莉央 写真集『莉央 17th summer』発売記念イベント11月8日(月) 18:00~東京・SHIBUYA TSUTAYA イベントスペース※詳細は書店サイトをご確認ください<作品情報>モーニング娘。’21 北川莉央 写真集『莉央 17th summer』2021年11月6日(土) 発売価格:2,970円(税込)■ハロープロジェクト オフィシャルサイト
2021年11月03日歌手・宮本佳林のCDデビューシングル収録曲「どうして僕らにはやる気がないのか(2021)」のミュージックビデオショートサイズが、きょう29日19時にYouTube『M-Line Music』で初公開された。2020年12月10日にJuice=Juiceとハロー! プロジェクトを卒業し、単独ライブやYouTubeチャンネルを開設するなど新たなステージで活動している宮本。ソロ名義初となるCDシングルは、クリエーター集団・SCRAMBLESによるストレートなメッセージソング「どうして僕らにはやる気がないのか(2021)」、山崎あおいによる真冬の切ないミディアムバラード「氷点下」、スウェーデンのクリエイターチームによる、アメリカンポップなダンスナンバー「規格外のロマンス」のトリプルA面シングルとなっている。「どうして僕らにはやる気がないのか(2021)」のフルサイズは、あす30日に宮本佳林YouTubeチャンネルにてフルサイズで公開される。■宮本佳林 コメントなんだかやる気が出ない、やる気を出す理由が見つからない、でも何かに熱くなりたいし、何かをしなきゃいけない焦燥感を感じる。そんな時ってみんなにありますよね? この曲はそんなもどかしさを激しいアレンジにのせて熱く歌っている曲です。聴いた直後からなぜかすごく熱い気持ちになれるはずです! 誰もが1度は感じたことのある気持ちが歌詞に詰まっているので、いろいろな方の心に響くといいなぁと思います!MVでは曲と歌詞に合わせてその場で考えた振り付けを踊っているシーンや壮大な海に向かって悩みを叫んでいるようなシーンで精一杯この曲を表現したので、そこに注目していただけたら嬉しいです! ぜひたくさん聴いてください!
2021年10月29日俳優の瀬戸利樹が主演する舞台「MOTHERLAND(マザーランド)」のONE DAY SPECIAL GUESTとして、東京公演の12月7日、8日に長妻怜央、大阪公演の12月18日に伊波杏樹の出演が決定し、萩谷慧悟の12月7日追加出演も決定した。DisGOONie(ディスグーニー)の記念すべき10作品目である舞台「MOTHERLAND」。 中国・秦の君主「始皇帝」の側近にして天才軍師と名高い昌平君(しょうへいくん)を中心に展開するこの作品には、主演の瀬戸をはじめ、仲田博喜、伊藤純奈、鈴木勝吾、椎名鯛造、村田洋二郎、新條由芽、青木玄徳、鈴木みのり、中川大輔、平山佳延、横山真史、長友光弘(響)、松田凌、萩野崇、谷口賢志、的場浩司、そして 凰稀かなめが出演。One Day Special Guestには、長妻、伊波、萩谷のほか、東京公演の12月9日に栗山航が、10日に花村想太が、大阪公演の18日に北村諒が登場する。12月3日~12日に東京・明治座で全12公演、18日・19日に大阪・森ノ宮ピロティホールで全3公演上演され、チケットは10月20日10時に各プレイガイドで先行発売される。
2021年10月18日俳優の唐沢寿明と女優の石田ゆり子が出演する、キリンビール・キリン一番搾り 糖質ゼロの新CM「後出し」編が、11日より放送される。唐沢が出演する同シリーズの新CMに、「一番搾り生ビール」のCMキャラクターを務めている石田が出演。2人の共演は約20年ぶりとなる。グラスに注がれたビールに口をつけて味わう石田に、実はそのビールは糖質ゼロであることを唐沢が告げると、石田は思わず驚きのリアクションを見せる。飲み慣れた味であったことを石田は訴えるが、日頃から「一番搾り 糖質ゼロ」を飲んでいる唐沢は、「それでゼロなんだよ」と力説する。唐沢は、「この撮影はいつも雰囲気が良くて、楽しく会話しながら撮影できました」と今回の現場を振り返り、「石田さんが『一番搾り 糖質ゼロ』をすごくおいしいと言ってくれて、普段飲んでる自分もすごくうれしかったです」と同商品のCMキャラクタ―として満足気な様子。そんな唐沢について、石田は「唐沢さんとは20年以上前にドラマでご一緒して以来だったのですが、またお会いできてとてもうれしかったです」と再共演を喜び、「でも、近い距離でお話しするのがあまりにも久しぶりだったので、緊張しました」と正直な思いを明かした。
2021年10月11日●人と触れることはあったかいよ~2021年、エンタメ界の牽引した歌姫といえば”ののかちゃん”こと村方乃々佳ちゃん(3)だろう。身長87センチの体でエネルギッシュに披露する歌に、いい大人たちが癒された。自粛疲れが続く昨今。"国民的姪っ子"と呼びたい乃々佳ちゃんの歌声は、ストレスを溶かしてくれている。ただ彼女は特別なレッスンを受けた"子役"ではない。自宅でママと一緒に歌っていた延長線上に、大型歌番組やCM出演があるだけだ。ではどうしたら、あの人を惹きつける表現力は身についたのか? 乃々佳ちゃんママに話を聞いた。前編でたっぷりと乃々佳ちゃんのお話し聞くことに成功。次に話しをしていただくのは、天使をこの世に誕生させてくれたママだ。この3年間、常に半径1メートル以内で娘の成長を見守ってきた母だからこそわかる、村方家の子育てとは……?――今日もそうなんですが、娘さんが全然人見知りをしないことに驚かされます。『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)や『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演されていたときも、大人数のごっつい大人に囲まれていても物おじしていませんでした。乃々佳は人が好きなんですよねえ。今はコロナ禍で難しいんですけど、赤ちゃんの頃はいろんな人に抱っこしてもらうようにしていました。お母さまによっては、知らない人に触れることを驚くこともあると思います。でも、我が家は『人ってあったかいよ』『人と関わると楽しいよ』ということを教えたかったんです。――生放送を本番一発で失敗なく決めてくるところもさすがだなと思います。特別なレッスンを受けた子役ではないのに、あの集中力はすばらしい……。集中力は結構あるほうだと思います。本人にも「お兄ちゃんの合図があったら歌うんだよ~」と、リハーサルで全ての流れを説明して、理解できると(歌う)力が発揮できるみたいです。ただ本人にとっては、どんな大型番組でも仕事という感覚が全くないんです。「明日は●●くんに会えるよ」「こんな歌を歌うんだよ」と教えておくと楽しみにしています。今、現場へ行くといろんな方が声をかけてくれますしね。『24時間テレビ』(日本テレビ系)では「帰りたくない!」と言っていました(笑)。――これは単なる疑問なのですが、このコロナ禍ですとお子さんを大勢の大人がいる場所に連れていくことに不安はありませんか?現場ではスタッフさんが徹底して、感染対策を行ってくれています。会場によっては全員がワクチン接種を済ませている、PCR検査を受けていることがマスト事項であることも。本当にありがたいです。――数年前にYouTubeで成長記録をアップされていただけの時は、この状況を想像されていなかったはずですよね?もう全然! 思ってもみなかったです。成長記録のつもりでアップしていただけなので、撮影は今でも全部スマホです。日常であったことを何気なく撮影して、編集しているだけなんですね。普通の家庭で行われていることと同じなのです。もう少し大きくなったら、何かを企画して撮影することにも挑戦してみたいですけど……今はまだ無理ですねえ。――Youtubeにアップされていた、コンクールに出るまでの記録を綴った初期の動画は大変感動しました……『第35回童謡こどもの歌コンクール』に出演したことも、本当に偶然だったんですね。歌が好きなので、何か記念を残してあげたいと思っていたところにSNSでちょうどコンクールの情報が流れてきたので、じゃあ応募してみようかと思っただけなのです。だからこの夢のような(活躍している)状況も、偶然が繋がっただけなんですよ。●ぐずらないように歌って伝える――歌詞はご両親自作のイラストを使って覚えているとか?イラストで覚えているパターンもありますけど、ほとんどは聴いて覚えています。曲も私たち(ご両親)が歌わせたいものを選んでいるわけではないです。車でかかった曲、私が口づさんでいる曲の中で、自然と本人が好きなものを選んでいます。――あの可愛いらしい振り付けも自発的なものでしょうか?そうなんです。自分で歌詞の意味を理解して、やっていることがほとんどです。この前も『さくら』を歌わせてもらったのですが"桜並木"の意味がわからなかったので、教えると本番で歌えるんですね。本人は本当に歌が好きなだけなんですよねえ……(愛おしそうに)。歌番組の収録が終わったあともまだ歌っていましたし。CM撮影で疲れたかと思いきや、まだ帰りの車で歌っていたり。――歌うことを積極的に娘さんに教えられましたか?いえ、意図的に教育をしたことはないですね。私、結婚前は保育士の仕事をしていました。その経験があってちょっとしたコミュニケーションも、娘がぐずらないように歌って伝えるということはあったかもしれません。「♪ご飯を食べましょう~」など即興で作っていました。――これだけ人気が出てくると、活動の幅を増やすということもご検討されていたりしますか?ありがたいことに今は"歌が歌いたい"という娘の希望を叶えてくれるスタッフさんたちがいて、お仕事が成立しています。貴重な体験をさせてもらっていると感謝しています。この先は本人次第ですよね。いろいろな経験をして好きなことを見つけてくれたらと願っています。――ひょっとしたら、アイドルになりたい願望が出てくることも……?もしその時がきたら本人にプレゼンしてもらいます(笑)。村方家ではなにか特別な教育をしているとか、芸能界に興味があるというわけではない。歌、数字、スイミングと毎日興味の対象がアップデートされていく娘さんの“好きなもの”を伸ばしているだけなのだ。村方乃々佳ちゃんは今、まぎれもなくスターである。もし将来的に芸能活動をすることを彼女が選ばなかったら、功績は記録として残るだけだ。昔話『かぐや姫』のラストシーンのように、私たちの前から消えていく。そしてあの歌声と、真剣な振り付けが思い出に残る。それもそれでいいものだろう、とお母さまの"愛"を聞いて納得をした。村方乃々佳(むらかた・ののか)2018年5月31日生まれ。2歳5カ月で出場した「第35回 童謡こどもの歌コンクール こども部門」で「犬のおまわりさん」を歌い、 史上最年少で銀賞を受賞。2020年12月に同大会の公式YouTubeチャンネルに歌唱動画がアップされると、「可愛すぎる」「癒される」と日本のみならず韓国のSNS上でも大きな話題に。2021年5月に史上初最年少童謡歌手として、初のソロ・アルバムをリリース数々のテレビ番組やCMなどに出演し、ますます人気を集めている
2021年10月03日心身ともに疲弊した大人たちが見れば見るほど癒される、村方乃々佳ちゃん(3)。コンクールで披露した『いぬのおまわりさん』で史上最年少の2歳で銀賞を受賞したことから、彼女の歌手生活が始まった。CDデビューを果たしたと思えば、あっという間にCM出演。そしてバラエティーや大型生番組でも可愛らしい歌声を披露。これらがたったの1年間で決まったという、本家顔負けのシンデレラストーリーを彼女は進んでいる。実は私も乃々佳ちゃんの大ファン。YouTubeを見ながら焼酎を飲んで涙ぐみ、テレビ出演時は全て録画している。もう乃々佳オタクである。そんな天使に会える機会をいただいて、全乃々佳ちゃんのファンを代表する気持ちで取材に出かけた。前編は乃々佳ちゃん、後編はいつも愛娘を半径1メートル以内で見守るママのインタビューとしておくる。○ねえ、ののちゃん、後光が差している……?取材が行われたのは8月下旬。24時間テレビ『愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、歌の出演を終えたばかりだ。突然、アラフォーの女が現れても何も話してくれないだろうと危惧。事前に調べて、大好きだというミニーマウスの手土産を用意した。3歳児になんとしてでも気に入られたい、必死な40代。乃々佳ちゃんのお話しはプレゼントの開封からスタートした。d――ののちゃんにプレゼント、はいどうぞ。(袋を受け取りながら)よーし、あけてみよう……あ、ミニー! ありがとう!! ねえ、おかあさん、ディズニー(ランド)にいくとき、これもっていこう。ミニーが「いっしょだねえ」っていってくれるかもしれないし。――よーし、ミニーちゃんと一緒にお話してくれる人!(右手を挙げて)はーい!――『24時間テレビ』や『MUSIC DAY』、たくさんのテレビ番組に出ていますけど楽しいですか?テレビ、たのしい! あのね、芦田愛菜ちゃんが「(歌うこと)がんばってね!」っていってくれたの。愛菜ちゃん、ピンクのTシャツきていたよ。でね、芦田愛菜ちゃんがはしっているところね、かわいかったからみちゃった……(訳:『24時間テレビ』で乃々佳ちゃんが歌っている最中に、そばにいた芦田愛菜ちゃんが走って移動するシーンあり。それを歌いながら見ていた話)――黄色いTシャツ、すっごく似合っていた!あ、きたかも。あのね『おもウルフ』くんもいっしょに、うたってくれた。(訳:『おもウルフ』くんとは今回の『24時間テレビ』のために、King & Princeの高橋海人さんと、クリエイティブディレクターの水野学さんが作ったキャラクター。乃々佳ちゃんが当日、衣装として着用していたチャリTシャツに描かれていたので"一緒に歌ってくれた"となったらしい。なんとハートウォーミングな……)――他にもいーっぱいテレビに出ているけど、どんな人と会ったか覚えていますか?あのね、フワちゃんとさっしー(指原莉乃さん)とおうたをね、うたったときがたのしかったよ。フワちゃんがね、さっしーにディズニーいこうね~っていってた。(訳:『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)に出演時、フワちゃんと指原莉乃さんがバックダンサーを務めた。その後、他番組で会ったフワちゃんとディズニーランドへ行こうという話になり「じゃ、さっしー誘っておくねー」と言われたらしい。どうか実現を……)――他には誰かいたかな?しょお……くん(おそらくKing & Princeの平野紫耀さん)、いたね〜。(突然『♪おにぎりパックン、おにぎりパックン』と歌い出す)――お歌、好き?(頷く)――今歌える歌で、好きな曲を教えてください。「さんぽ」もすきだし、あとは「一年生(になったら)」と「メリーさん(のひつじ)」もすきだし。――ののちゃん、お歌以外で好きなものはなんですか?カレー! あとまるまるチョコ、うみ! プール! トランポリン! おままごと!!――ののちゃんのお家、たっくさん、おもちゃありそう!ある! やーっ!! っていっぱいある!!! シルバニアもあるよ。あのね、ファンのひとがね、くれたの。――ののちゃんのことね、大好きだって言う人がいっぱいいます。何かメッセージをください。(手を振りながら)うれしい……ありがとー、うれしいよ~!乃々佳ちゃんの魅力は、あくまでも子役ではないこと。何かのレッスンを受けたわけでもなく、プロ意識があるわけでもない。もちろん、こまっしゃくれてもいない。日焼けもするし、走って転ぶこともある。ただ歌うことが大好きな普通の3歳児だ。近所の公園で遊んでいてもなんら不思議はない。ただ歌うときだけは何かスイッチが入る乃々佳ちゃん。身長87センチの体で歌詞を表現している様子を見ていると “才能”と呼びたくなってしまう。それほどの吸引力を秘めている。後編では乃々佳ちゃんママから、このパワーをどんな風に見つけて、はぐぐんでいるのかを聞いていこう。村方乃々佳(むらかた・ののか)2018年5月31日生まれ。2歳5カ月で出場した「第35回 童謡こどもの歌コンクール こども部門」で「犬のおまわりさん」を歌い、 史上最年少で銀賞を受賞。2020年12月に同大会の公式YouTubeチャンネルに歌唱動画がアップされると、「可愛すぎる」「癒される」と日本のみならず韓国のSNS上でも大きな話題に。2021年5月に史上初最年少童謡歌手として、初のソロ・アルバムをリリース数々のテレビ番組やCMなどに出演し、ますます人気を集めている
2021年10月02日女優の石田ゆり子が21日、都内で行われた資生堂・エリクシール新CM発表会に出席した。同ブランドのミューズで、同日より放送開始の「エリクシール クリアホットクレンジングジェル AD」新CMに出演した石田。ブランドイメージに合わせてブラウンとベージュを基調とした衣装で登場し、「撮影したのはまだ2月の寒い時期だったので、なんだかもう懐かしいです。セットがとても素敵で、まるでパリにいるような景色が窓の外に広がっていて。それがすごく嬉しかったのを覚えています」とCM撮影を振り返りながら、「クレンジングを肌になじませるシーンを何度も撮ったことを覚えています。質感の見え方とか、なじませ方、指の動きなど、色々なこだわりがあったので、そこは少し大変ではありました」と当時の苦労も語った。また、撮影現場にはスタッフが飼っている犬もいたそうで、「その子がいつも側に居てくれたので、遊んでいました」というほっこりエピソードも。癒しの時間について問われると、「まだまだ思うように外出できなかったりして、ストレスが溜まったりすることもあると思いますが、動物とふれあったり、いい香りをかいだり。毎日のちょっとした時間を楽しんでいただけたらと思います。家の時間が私はすごく好きなんです」と笑顔で答えた。この日、メイクにこだわりがあるというミッツ・マングローブもゲストで登場。石田の印象について聞かれると「すごいですね、石田さん。超絶ナチュラル」と絶賛し、「私もこれだけ衣装やネイルに気を使えればCMに出られるかなと思ったんですが、やはり強敵ですね」とその美しさに驚きを隠せない様子だった。自身の美容法を問われた石田は、「夜のクレンジングはとても大事なんですけど、疲れていると『もう面倒臭い』とか『このまま寝てしまえ!』と思うことが、かつてはありました」と告白。ところが最近では、「帰ってきたら手を洗うのと同じように、まずクレンジングを使ってメイクを落として、化粧水、乳液をつけるまでをルーティンにしています」と変化があったようで、「そうすると、一日の疲れが飛ぶというか。すぐに寝てしまうより、きちんとしたほうが『良い一日だったな』と思えるんです」と明かした。それに対してミッツは、「石田さんのように天性の美しさの土台を持っている方でも、ここまで気を使ってらっしゃる。意識を高くするって、すごくストイックにならなくてはいけないし、手間もかかる」と納得しながら、イベントの最後には「次回はCMの撮影現場でお会いしましょう(笑)」とCM共演での再会を希望。石田は「是非一緒に!」と笑顔で返し、和やかな雰囲気で締めくくっていた。
2021年09月23日間宮祥太朗、上白石萌歌が共演する「バンクオーバー!史上最弱の強盗」の前編が9月19日オンエア。“謎の男”役で出演した細田佳央太に「全然分からなかった」「なんの役でもできる」など驚きの声が上がっているほか、スカイピースの出演も話題となっている。本作は銀行強盗が鉢合わせするという設定で描かれるサスペンスコメディー。しかも登場人物全員が表の顔からは想像できない“ウラ事情”を抱えているのも見どころになっている。間宮さんが家業の染物会社を営むなか、のっぴきならない事情から銀行強盗を行うことになる猿渡佐助を演じるほか、たまたま銀行に居合わせ人質となってしまった女弁護士のさくらに上白石さん。難病に罹ってしまった佐助の妹、猿渡小春には貴島明日香。小春の婚約者、若松健一にはニシダ(ラランド)。佐助に銀行強盗をさせる高額バイト斡旋会社の男を般若。銀行の窓口を担当する後藤雫に伊藤万理華。後半で現れる“謎の男”に細田さん。たまたま銀行に居合わせたSM嬢のマイにファーストサマーウイカ。事件解決にあたる警部の山根広務に袴田吉彦。銀行の支店長、鈴木に阪田マサノブといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前編では、佐助が妹の小春から婚約者を紹介されるのだが、その直後小春がいきなり倒れ100万人に1人の難病だと診断、手術には1000万円かかると告げられる。高額バイトに手を出す佐助に斡旋会社の男は銃を渡し、銀行強盗をするよう告げる。銀行に押し入ると、そこには“先客”の銀行強盗、マサルとワタル(蟹江アサド・星野ルネ)が。生粋の日本人だが見た目は外国人の彼らは、デタラメな言葉を話す外国人になりすましていた。この2組の銀行強盗を前に人質の弁護士、さくらが「仲介する」と言い出すのだが、さくらは弁護士ではなく不倫相手の上司、山根から、銀行強盗を防ぐためにと頼まれ銀行に潜入していた刑事だった。一方、支店長の鈴木は行きつけのSMクラブの女王様・マイと金庫でプレイ中で、マイを金庫に残し人質となってしまう。さらにさくらを潜入させた山根の真の目的は事件の解決ではなく、金庫に保管された麻薬を奪うことで…というストーリーが展開。そんななか金庫にいたマイを人質に現れた“謎の男”。原始人のような長い髭を生やした男を演じている細田さんに「原始人みたいな強盗は細田佳央太くんでしたね。凄い才能!」「謎の男、細田佳央太くんだったんだ、、なんの役でもできるな」といった反応が。その演技力に驚きの声が広がっている。また本作の主題歌を担当しているスカイピースが本編にも登場。袴田さん演じる山根と鉢合わせし、散歩していた犬が山根のズボンをかみちぎってしまう…という場面に出演したのだが、「俳優デビューおめでとうほんとにかっこよかったし面白かった!」「2人とも可愛かった初ドラマおめでとう」などドラマ出演を祝うコメントが多数投稿されている。(笠緒)
2021年09月20日8月30日、「NEWSポストセブン」によって“懲りない飲み歩き”が報じられたのは石田純一(67)だ。記事によると石田がキャッチされたのは、東京に緊急事態宣言が出されていた7月下旬。午後8時過ぎに都内の会員制バーに入り、出てきたのは深夜0時過ぎだったというのだ。宣言下では20時以降の不要不急の外出は、自粛を求められている。石田が利用した店は会員制バーで貸し切りだったというが、酒類・カラオケ設備を提供する飲食店は休業要請が出されている。同サイトによると、ノーマスクで店を出た石田はとろんとした視線で足元もふらついていたといい、自粛や感染防止対策に配慮する気配はなかったようだ。「昨年4月に仕事で訪れた沖縄で体調不良を訴え、帰京後に新型コロナ感染が明らかになりました。無事に退院しましたが、一時はICUに入る寸前でした。当時も県外移動自粛が呼びかけられていた緊急事態宣言下。そのような経験をしてもなお、石田さんは夜の街へ繰り出すことを止めないのです」(石田の知人)本誌も昨年8月中旬、ノーマスクで飲み会に参加する石田を目撃。そのことを尋ねた記者の直撃に石田は、「出さないでもらえませんか。訴えますよ、本当に」と語気を強めていた。いっぽう、「今非常に、シビアな状況にいるのは確かなんですよ。それであとひとつ出たらダメっていうスポンサーさまもいらっしゃって」と“あと1回明るみになったらアウト”といった窮状も訴えていた。■仕事激減、家族との思い出が詰まった別荘も売却一向に飲み歩き癖が直らない石田だが、陰では経済面に支障が生じていた。「コロナ禍でイベントや講演会も無くなってしまい、ラジオのレギュラー番組も打ち切られてしまいました。今年1月にYouTubeチャンネルも開設しましたが、最近の再生回数は1本あたり1,000回を超えるか超えないかといったところです」(テレビ局関係者)また本誌は昨年6月に、石田が神奈川県葉山町にある別荘を売却していたことも報じている。「’08年に建てられた物件で、売却当時の平均売却価格は8千万円ほどだったといいます。石田さんは翌年に東尾理子さん(45)と再婚しました。海も近いこの場所は、お二人の間にもうけた子供たちとも過ごした思い出の場所だったそうです」(芸能関係者)■ブログ再開も絶えない妻の心労石田の奔放な行動に振り回されているのは、やはり妻の東尾だろう。最近でも7月27日に出演した『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、夫への不満を垣間見せる一幕があった。篠原涼子(48)と離婚した市村正親(72)が積極的に子育てをしていることに触れ、「すばらしい御父様だな、うちのとは違って……」と漏らしていた。「理子さんは離婚も考えたそうですが、亡き義母を思うと踏み切れなかったようです。石田さんのお母様は彼が過去に女性問題で世間を騒がせた際も、取材に来た記者に丁寧に接するなど庇い続けたといいます。そのことを知っている理子さんは、義母を見習って『家族、妻として夫を支える』と決心したといいます。とはいえ現在、長男・理汰郎くんは8歳、長女・青葉ちゃんは5歳。次女・つむぎちゃんも3歳と幼く、まだまだ手がかかる年齢です。家族みんなで過ごす時もあるようですが、家事や育児はほとんど理子さんがされているようです。そこに加えて夫の素行が取り沙汰されるとなれば、精神的負担は計り知れないでしょう……」(前出・石田の知人)昨年12月、約8カ月ぶりにブログを更新した東尾。そこには《10年以上大切にしてきたブログ、長い間止めたままでした、、、再開するのに、いつどんな内容でどんな風にどんな面下げて、、、って考えてたら(中略)》と再開を躊躇っていたことを明かす。また《たくさんの方々にご迷惑をおかけし、たくさんの方々に支えられた今年》とも振り返り、感謝の気持ちが綴られていた。そんな東尾は28日に《家で過ごす週末の現実》と題して、子供たちがリビングで遊んだ後の写真を投稿していたばかり。度重なる石田の飲み歩きによって、東尾のブログは再び止まってしまうのだろうかーー。
2021年08月31日杉咲花が主演する新水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」に、同級生役として田辺桃子、細田佳央太の出演が決定した。本作は、勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生のユキコ(杉咲さん)と、喧嘩っ早いけど根は純粋な不良少年・森生(杉野遥亮)が織りなす笑って泣けて時々ハッとする、新世代ラブコメディ。田辺さんと細田さんが演じるのは、ユキコが通う盲学校の同級生。「リコカツ」「ゆるキャン△」、映画『犬部!』で注目される田辺さんが演じるのは、視野が欠損するタイプの弱視の紫村空(しむら・そら)。かなり行動力がある女の子で、やりたいことは後先考えずにゴールまで突っ走る主義。ユキコと違い、恋愛に対して積極的だという。一方、「ドラゴン桜」での演技が話題となり、映画『子供はわかってあげない』にも出演する細田さんは、先天性全盲の青野陽太(あおの・ようた)役。想像力が豊かで、“性”にも人一倍関心を持った役柄に扮する。「空ちゃんは、はつらつとしていてポジティブで、友達想いな魅力溢れるキャラクターです。ユキコと青野との掛け合いも最高な関係性だなと感じたので今から楽しみです」と田辺さん。「杉咲花ちゃんとは以前1度ご一緒しましたが、こうしてまた素敵な役同士で再会できたのがとても嬉しいです。杉野さんともご一緒したことあるのですが180度違う役なのでそれもまた楽しみが増えました」と期待を込めてコメント。細田さんも「初めて原作を読んだとき、自分が青野くんを演じられることに大きな喜びを感じました。難しさも感じてはいますが、それ以上に青野陽太君という一人の男の子の魅力を全開に出せたらと思っています。ユキコ、空、陽太の三人のシーンはまた違った雰囲気になると思うので、そこも楽しんで頂けたら嬉しいです」と、撮影を楽しみにしている様子でアピールした。新水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」は10月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年08月30日女優の上白石萌歌が主演を務める、映画『子供はわかってあげない』の本編映像が27日、公開された。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。今回公開されたのは、美波の同級生で同じアニメが好きなことをきっかけに仲良くなるもじくんが全力疾走するシーン。もじくんが必死の形相で向かった先は兄・明大(千葉雄大)が居候する古書店で、店主の善さん(高橋源一郎)から兄が不在な事を聞いたもじくんは「サクタさんと連絡が取れない。もしかしたら巨大な陰謀に巻き込まれてるのかも」と焦った表情で話す。美波ともじくんの新たな関係を予感させるこのシーンだが、特に印象的なのは、バッグに流れる音楽だろう。どこか聞き覚えのあるギターリフから始まるこの曲は、本作で劇伴を務める牛尾憲輔が手掛けた『左官のこころは突然に』という1曲。ギターにはナンバーガールのギタリストとしても知られる田渕ひさ子が参加している。この曲について牛尾は「沖田監督から“トレンディドラマみたいな曲で“とリクエストを受けて、咄嗟に田渕さんに連絡してこのリフを弾いてもらいましたね(笑)」と話している。『左官のこころは突然に』も聴くことが出来る本作のサウンドトラックも各種配信サービスで配信されている。(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会(C)田島列島/講談社
2021年08月27日『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が、10代の不器用に揺れる心をまっすぐ描き出した映画『子供はわかってあげない』が現在公開中。この度本作より、まるでトレンディドラマのようなワンシーンを切り取った本編映像が到着した。今回公開された映像は、美波(上白石萌歌)の同級生・もじくん(細田佳央太)の全力疾走シーン。必死になって向かった先は、兄・明大(千葉雄大)が居候する古書店だった。そして店主・善さん(高橋源一郎)から兄の不在を聞いたもじくんは、「サクタさんと連絡が取れない。もしかしたら巨大な陰謀に巻き込まれてるのかも」と焦っている様子だ。美波ともじくんの新たな関係を予感させるこのシーンで特に印象的なのは、バッグに流れる音楽。どこか聞き覚えのあるようなこの曲は、劇伴担当の牛尾憲輔が手掛けた「左官のこころは突然に」という一曲で、ギターには田渕ひさ子が参加している。また牛尾さんは「沖田監督から“トレンディドラマみたいな曲で“とリクエストを受けて、咄嗟に田渕さんに連絡してこのリフを弾いてもらいましたね(笑)」と制作をふり返っている。『子供はわかってあげない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年08月27日映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。既にSNS上でも数々の称賛のコメントが見られる本作だが、中でも観客の心を鷲づかみにしそうなのが、終盤の屋上での美波(上白石)ともじくん(細田)の告白シーン。実は、この舞台挨拶の登壇直前に、上白石らは劇場の後ろから、こっそりとこのシーンを含む終盤を観客と一緒に鑑賞していたという。上白石は、クランクアップの日に行われた同シーンの撮影を振り返り「初めて原作を読んだ時から震えるほど素晴らしいシーンで、自分が演じることが決まって台本でそのシーンを読んだ時は、胸がいっぱいになって、台本をスッと閉じて深呼吸をしてしまうくらいでした。恥ずかしくて大笑いした後に、泣いてしまうというお芝居を自分ができると思っていなくて、『無理なんじゃないか?』と思って現場に行ったけど、もじくんを見ていると泣けてくるような高揚感がありました」と語った。細田は、上白石、千葉、沖田監督と一緒にこのシーンを劇場で久々に見て「少しの恥ずかしさもありつつ、『温かいな』と一番に感じました。このシーンを見るだけで、撮影風景がよみがえってくるくらい、核になっているシーンだなと感じました」としみじみ。2年前の撮影時はリアル高校生で「いまよりもまだまだ技術的にも精神的にも足りていない時にこの作品に出会って、沖田監督をはじめ、素敵なキャストのみなさんに出会い、特に美波ちゃんを演じた上白石さんの精神的な強さに一番影響を受けて感化されました。海に入ったり日に当たったり、毎日撮影があって疲れているはずだけど、そういう顔を見せずに現場でいつもキラキラしていて、自分もこうならなきゃと勉強になったし、自分の足りないところが見つかりました。精神的な面でこれからも自分の土台になるだろう作品になりました」と明かした。そんな細田の言葉に上白石は照れた表情で「私はずっともじくんを演じる佳央太くんに支えられていました。あの美波を引き出してくれたのは、もじくんの懐の深さだと思っています」と感謝を口にしていた。また『モヒカン故郷に帰る』に続いての沖田監督との仕事となった千葉は「『モヒカン故郷に帰る』の宣伝キャンペーンが終わって、みんなでホテルの部屋で飲んだ時、みんな、結構酔っぱらってたんですが、沖田さんが僕に『俺についてこい! 任せておけ』みたいなことを言ったんです(笑)。そうしたら、またこうして呼んでくださって、有言実行の男だなと思いました(笑)」と暴露。沖田監督はこの時のことを「酔っぱらって全く覚えていない」とのことで「次の日、周りの人たちにすごい目で見られました。『昨日、千葉くんにすごいこと言ってたよ』って……」と苦笑していた。この日は原作者の田島列島からサプライズでイラスト付きの手紙が到着。「全国公開、おめでとうございます。撮影のとき、沖田かんとくが笑いながら撮っていたのがおもしろかったなーとなつかしく思い出します。演者のみなさんにお会いする時、いつも挙動不審ですみません。やさしく対応してくださり、ありがとうございます。一生の思い出です」という内容に、キャストと沖田監督は感激し、細田は「いまは全部メールで、手紙なんてなかなかもらわないので余計に嬉しいです」と笑顔に。上白石も「この作品の生みの親である田島先生にこんな素敵なことを言っていただけて、素敵な絵まで……」と喜びをかみしめていた。(C)田島列島/講談社
2021年08月21日夏休みシーズンに突入し、新しい出会いや経験をしたいという気持ちが高ぶっている人も多いと思います。そんな気分をさらに盛り上げてくれるオススメの映画といえば、ハートフルな青春物語『子供はわかってあげない』。そこで、本作の魅力についてこちらの方にお話をうかがってきました。細田佳央太さん【映画、ときどき私】 vol. 407若手俳優のなかでも、映画『町田くんの世界』やドラマ『ドラゴン桜』の熱演で注目を集めている細田さん。劇中では、上白石萌歌さん演じる主人公・美波の相手役であるもじくんを好演しています。ひと夏の出来事で成長していく高校生たちの青春と恋愛を描いた本作で、細田さんが学んだことや自身の恋愛観などについて、語っていただきました。―まずは、役が決まったときはいかがでしたか?細田さん穏やかで安心感のある沖田修一監督の世界観が好きだったので、そこに自分も参加できるということがすごくうれしかったです。ただ、脚本を読んだときに、原作の漫画から受けていたもじくんの雰囲気を自分に出せるのかは少し心配になりました。―そんななか、どうアプローチしたのでしょうか?細田さん監督から「もじくんらしさはセリフに散りばめてあるから、自然体でやってくれたらいいよ」と言っていただき、そこで吹っ切れました。もじくんらしさを出すというよりは、自分でいいんだと。―ただ、役者さんのなかには、ナチュラルでいることのほうが逆に難しいという方もいますが……。細田さん確かに、そこは僕も最初は悩みました。実際、撮影に入ってすぐはすごく緊張していて、力んでしまうことがありましたが、自分が固くなってしまったらそのままもじくんに出てしまうんだと気がつき、余計なことを考えるのはやめました。―もじくんの話し方もすごく個性的でしたよね?細田さんそうなんですよね。美波との間には“もじ語”というのがあり、言い慣れてないといけないと思ったので、どう自分になじませるかは意識しました。そのために、両親とのメールや普段話すときももじ語を使ってみたり。そしたら今度は抜けなくなってしまって、お礼を言うときに「サンチェス」とか「そりゃするですよ」とかは、いまでも言ってしまうことがあります(笑)。もじくんと出会ったおかげで考え方が変わった―撮影から2年経っても抜けないとは……。そのほかにも、影響を受けていることはありますか?細田さん他人を受け入れる温かさや柔らかさみたいなものは、もじくんから学んだことかなと。おかげで、いまではどんな意見も否定から入るのではなくて、一旦ちゃんと聞くことができるようになりました。いろいろな考え方があるんだなと思えるようになった根本にあるのは、そういったもじくんの姿勢だと思います。―今回、美波が上白石萌歌さんだったから助けられたこともありましたか?細田さん萌歌ちゃんには、すべてにおいて助けてもらいました。リハーサルでも現場でも、とりとめもない話しかしていないですが、そこから出る空気感に自然と引っ張られる感じはありました。―上白石さんも細田さんのことを「お芝居をするうえで一番助けられた存在」と話しているので、お互いに支え合いながらだったんですね。細田さんいえいえ、僕は何もしてないと思いますよ(笑)。自分のことでいっぱいいっぱいでしたから。―劇中では、美波の父親役である豊川悦司さんと一緒に酔っ払っているシーンも、全力な姿が印象的でした。細田さんお酒を飲んだことがないので、かなり悩みましたね。いままでの打ち上げでもあそこまで酔っぱらっている人を見たことがなかったので、あれは酔っ払っている人に対する僕の独断と偏見です(笑)。―ぜひ、最後の最後に出てくるメッセージも含めて見逃さないでほしいシーンですね。豊川さんと共演された印象についても教えてください。細田さん残念ながら、撮影の間はあまり時間がなくてゆっくりとお話することはできませんでしたが、とにかく背中の大きい方だなと。あの姿には憧れました。豊川さんからすると、僕は大事な娘の彼氏みたいな立ち位置でよそよそしい間柄だったので、素敵な関係性を作っていた美波がちょっとうらやましかったです。共通の趣味は関係性をより強くしてくれるもの―兄弟役を演じた千葉雄大さんとは、いかがでしたか?細田さん千葉さんとは撮影中もけっこういろいろな話をして過ごしました。といっても、家族のことや「ポケモン好きだよね?」みたいな話ですが(笑)。ただ、そういう話ができる雰囲気は、沖田監督が作ってくださったんだろうなと改めて感じています。―本作では、美波ともじくんの恋模様がかわいらしかったので、ご自身の初恋についてもおうかがいしたいところですが、事前情報によると忘れてしまっているとか。何があったのでしょうか?細田さん普通覚えているものだと思うんですけど、本当に忘れてしまったんですよ……。というのも、小学校とか中学校のことを振り返ると恥ずかしい記憶しか出てこないので、あるときから考えるのをやめたんです。そしたら、初恋の記憶も一緒に忘れてしまいました(笑)。―(笑)。では、高校時代は胸がキュンとするような思い出はありましたか?細田さん恋愛禁止が校則のなかにあって、僕はそれに従って過ごしていたのでそれも特にないですね。どちらかというと、すぐに人を好きになってしまう性格なので、問題を起こさないように、人を恋愛対象として見ないように心がけていました。―校則を守る真面目な学生だったんですね。細田さん友達とふざけて怒られたこともけっこうありましたが、校則だけは守っていました。―劇中で、美波ともじくんはアニヲタ仲間ですが、細田さんも何かのオタクだったりしますか?細田さん僕がハマっているのは、バスケです。高校くらいのときから見る側になり、いまでも大好きです。―美波ともじくんのように、相手とは自分の好きなものを共有したいと思いますか?細田さんそのほうが話の広がり方がすごいことになりそうなので、楽しいでしょうね。共通の趣味や話題というのは、それくらい大きな力を持っていると思うので。2人の関係性も強くなりますし、お互いがかけがえのない存在になるだろうなと感じます。でも、バスケ鑑賞を共有できる人はあまり多くないので、そこまで期待はしていないです(笑)。何よりも2人でいる時間を共有したい―バスケ以外にも、こういうことが一緒にできたらいいなと思うことはありますか?細田さん何かというよりも、2人でいる時間を共有できたらいいのかなと。それが僕にとっては、恋愛の理想です。―それは素敵ですね。細田さんが今後挑戦したいことのひとつはYouTubeだそうですが、そう思うようになったきっかけは?細田さん中学生の頃からいろいろなゲーム実況にハマっていて、楽しそうだからやってみたいという好奇心が一番です。ゲーム実況でみなさんとワチャワチャできたらいいですね。でも、もしやるならチャンネル名に細田佳央太の名前はつけず、イチから始めたいと思っています。ユーチューバーとしてちゃんとスタートを切り、自分でやれるところまでやってみたいです。―最近は、ドラマでの熱演も注目されていますが、周囲の反応も変わりましたか?細田さん外出するときもそんなに気を遣うこともありませんし、それはあまりないですね。エゴサーチも少し前まではしていましたが、最近は自分の名前ではなく、作品のタイトルや役名で調べるようになりました。というのも、自分の名前だけだと、ファンの方々の応援してくださる意見ばかりに偏ってしまう気がしたからです。作品や自分が演じた役に対して、みなさんが純粋にどう感じてくださったのかも知りたいので、いまはそうやっていろいろな意見を取り入れて糧にしています。―とはいえ、そこで傷つくこともあるのではないでしょうか。細田さんもちろん、批判的な意見を目にしたこともありますが、それもその人の見方であって、間違いではないと思うので、自分とは違う意見も尊重したいなと思っています。いろいろな反応を知ることができるのは、ありがたいですね。こういう考え方ができるようになったのは、ここ2年くらいで、このマインドの変化に関してはもじくんの影響に尽きる気がしています。その前までは、感情だけで動いていてしまう頑固で子どもっぽいところがけっこうあったので。正しいわがままを言える大人になりたい―今年は二十歳という大きな節目を迎えますが、いまのお気持ちはいかがですか?細田さん僕はあまり意識してないですね。というのも、「二十歳は大人」と言われていますけど、成人式で騒いでいる人たちを見ると、年齢だけで大人とは言えないと思うので……。僕自身は、こういう大人になろうみたいなプレッシャーもなく、なるようになればいいかなという感じです。ただ、「正しいわがままが言える大人にはなりたい」とは考えています。周りから何と言われようと、自分がやりたいと思うことを我慢することなく、自分が思っていることを貫く軸を持っている人にはなりたいです。―なるほど。では、最初にしたいことは?細田さんやっぱりお酒は飲んでみたいですね。先輩方からもお酒を飲めるようになると、つながりも広がるよと聞いているので、ぜひそれを体験してみたいです。―いま、役者としてやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?細田さんどんなにつらいことがあっても、お芝居をしている間だけはすべての雑念を忘れられるので、そこはお芝居に救われている部分だと思います。もちろん、ときにはしんどいなと思うこともありますが、お芝居を好きな気持ちは変わらないですし、やめたいと思ったこともありません。―プライベートと仕事の切り替えは、どうされていますか?細田さん切り替えようと意識することなく、普通に過ごしています。僕は役者でも恋愛していいし、コンビニに行ってもいいし、無理にカッコつける必要はないかなと思っているので。―素敵なお考えだと思います。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。細田さん今回の映画は、一見ほのぼのしたひと夏の物語のように見えるかもしれませんが、観る方の年齢や性別、そのときの心境によっても感想がかなり違う作品です。公開は1年延びましたが、作品から受け取るものに変わりはないので、みなさんにもいろいろなメッセージが届いて、救われる方がいればいいなと思っています。インタビューを終えてみて……。もじくん同様に、芯の強さを持ちつつ、まっすぐで純粋さがにじみ出ている細田さん。とても柔らかいオーラには、こちらまで優しい気持ちになりました。これからも、演技力の高さと幅広い役どころで私たちを魅了してくれることは間違いなさそうです。高校生の成長する姿に背中を押される!青春あり、胸キュンあり、笑いあり、そしてほっこりもありと誰のことも温かく包み込んでくれるこの夏必見の1本。心に焼き付くような熱のこもったラストシーンには、思わず込み上げてくるものを感じるはずです。夏休みの素敵な思い出の1ページを映画館で加えてみませんか?写真・山本嵩(細田佳央太)取材、文・志村昌美ストーリー水泳部に所属していた高校2 年生の朔田美波は、部活の練習中に書道部の「もじくん」こと、門司昭平と出会う。2人は同じテレビアニメの大ファンであることをきっかけに、意気投合し、友達として急速に距離を縮める。そんなある日、美波は幼い頃に離婚して生き別れた父親を捜し出すことを決意。夏休みに行われる部活の合宿に参加するふりをして実のお父さんに会いに行こうとするのだが……。胸騒ぎが止まらない予告編はこちら!作品情報『子供はわかってあげない』8月20日(金)全国ロードショー配給:日活©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年08月19日ドラマ『ドラゴン桜』の第2シリーズで昆虫好きの原健太を好演した細田佳央太さん。初主演映画の『町田くんの世界』でその名を知った人も多いだろう。そんな彼の最新出演作は、沖田修一監督の映画『子供はわかってあげない』。ちょっとクセのある変わった人物たちが次々に登場し、思わず元気になれる“沖田ワールド”全開の青春映画だ。「僕が演じるもじくんは、心が広くて誰でも受け入れる優しさを持っている高校生。美波(上白石萌歌)が習字に書き残した“暗殺”の文字が急に気になって、付き合ってもいない美波のお父さんの家にまで行くとか、後先考えずに突っ込んでいく感じは、他の人物たち同様にやっぱり変わっているし愛らしい。最初に原作漫画を読んだ時は、もじくんの存在がこの世界観にとても合っていて、僕が演じさせてもらうことにも迷わなかったんです。でも台本を読んでみると、美波との間だけで使われる言葉や言葉尻などが言い慣れていないものばかりで難しくて」さらに沖田監督からの言葉も、細田さんを悩ませたという。「セリフはもじくんぽさをちりばめていて必然的にもじくんになれるから『あとは細田くんの好きに演じていいよ』って言われて困りました。雰囲気やキャラクターがある中に、自分らしさを入れるとどうなるんだろう、自分ってなんだろう…って(笑)。でも僕、『町田くんの世界』の時に、めちゃくちゃ芝居が面白いと感じた瞬間があったんですよね。あの感覚をまた味わいたくて、お芝居を続けているところもあるし、演じている瞬間は他のことを忘れて“無”でいられるから、悩みながらも楽しく演じられたと思います」1年余りの延期を経てようやく上映される今作だが、コロナ禍を経験したからこそ、この作品のよさがより伝わるはず、と細田さん。「僕は実家暮らしだからまだ気が紛れるけれど、もし一人暮らしで人と会えずに話す相手もいないと、いろいろと深く考えすぎて心が弱くなってしまう人もいるのかなぁと。僕も一人の時はそういうタイプなので、気持ちがわかるんです。そんな人もそうでない人も、この映画では人とのあたたかい繋がりを感じることができるはず。後半の海のシーンのロケ地は真夏の静岡で、すごく景色が美しくて。余生を静かに暮らすならここだ、って思いました(笑)」『子供はわかってあげない』高2の夏、水泳部の美波は書道部のもじくんと運命的に出会い、父捜しの旅に出ることに。部活、家族、アニヲタ、夏休み、元教祖…胸騒ぎワード満載!豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴ほか出演。8月20日より全国公開。©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社ほそだ・かなた2001年12月12日生まれ、東京都出身。’19年の主演映画『町田くんの世界』では、町田一を演じて、第29回日本映画批評家大賞で新人男優賞を受賞。シャツ¥41,800パンツ¥39,600(共にNULABEL/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・岡本健太郎ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年08月13日女優の井上小百合、7ORDERの長妻怜央らが出演する、映画『ラストサマーウオーズ』の製作決定が13日、明らかになった。同作は狭山茶の主産地として有名な埼玉県入間市を舞台に、自主映画制作に奮闘する小学生たちのひと夏を描いた青春映画。小学6年生の内気な映画好き男子が、好きな女の子の引越しが決まったことで、彼女をヒロインにした自主映画作りをスタートさせようと奮闘する。主演となる小学生の子供たちの役は現在オーディションを実施中だが、子供たちを見守る小学校の若手担任教師役にアイドルグループを卒業し舞台で活躍している埼玉県本庄市出身の井上小百合、主人公の兄役に舞台『タンブリング』など俳優としても活躍中の7ORDER・長妻怜央が決定した。主人公の父親役に、ラーメン店の経営と並行して俳優・タレント業を積極的に行っているデビット伊東、主人公の母親役に30年以上に渡りドラマ・映画の第一線で活躍し続ける櫻井淳子と、埼玉県出身の豪華キャスト陣が脇を固め、雄大な入間の茶畑や自然を背景に、子供達の目線で描かれるひと夏の物語を届けていく。監督は、入間市出身で映画『恐怖人形』『gift』『成れの果て』ほか、テレビドラマ『スミカスミレ〜45歳若返った女〜』『ひぐらしのなく頃に』等の演出も手がける注目の若手クリエーター・宮岡太郎が務める。9月下旬頃からの映画撮影を予定している。また、同作の2022年全国公開へ向けて、応援団をクラウドファンディングで募集する。クラウドファンディングプラットフォーム「MotionGallery」にて、 13日18:00よりスタート。エンドロールへのクレジット掲載、本編Blu-rayの進呈、完成披露試写会への招待などのリターン(特典)を用意している。○井上小百合 コメント役者を目指し始めたのは中学生のとき。色んな過程を経て16歳で一人、東京に出てきました。辛いことも沢山経験し、傷付かなかったというと嘘になるけれど、それでも『夢』という希望がいつも私の中の光となって、生きる糧になっていました。ただ、そうして夢に立ち向かおうとする度に、それをさまたげる大人たちがいたことも思い出します。幼い自分に対して愛情あってのことだというのは重々承知でしたが、自分を否定されるような感覚になったことは確かでしたし、それが何よりも傷付いたのも、確かでした。大人になってみて、諦めないで良かったとつくづく思うことが沢山あります。好きなことに全力でぶつかれるほど充実した日々はないです。例え打ちのめされても、やりたいことを否定されることのほうがずっとずっと悲しかったので、今の私は、努力する人を応援してあげられるような、誰かに夢を与えられるような存在になりたいと思っています。この脚本を読んだとき、何よりもそんな自分とリンクして…純粋に沢山の人に届けたい映画だなと思いました。宮岡監督の、映画への愛もとても感じており、そんな方の元でものづくりができるという事を本当に有難く思っています。ご時世柄、世の中は暗いニュースで溢れていて、こんな時代に希望を持つことは容易いことでは無いのかも知れません。が、子供たちはこんな世の中でも生きていかなければ、未来をつくっていかなければなりません。ここに登場する少年少女たちを通して、何か伝えられるものがあると信じています。ぜひ子供から大人まで、あるいは現在夢を追いかけている人や、もしかしたら今何かを諦めようとしている人、色々な人に見ていただきたいです。○長妻怜央 コメントひとつのことに熱中できることほど幸せなことはないと思わせてくれる作品です。僕も普段の活動でさまざまな取り組みをしていますが、仲間や、周りに居てくれる沢山の方々に助けてもらっているから、今の仕事や活動がしっかりできてるんだと、この作品に触れて改めて感じました!!助けてもらう方ではなく、この作品では夢を追いかける小学生のお手伝いができることを本当に楽しみにしています!!○デビット伊東 コメント自転車でひたすら北に北に走り川があったら飛び込んで、手掴みで魚を捕まえ、掴んだ魚が黒い魚影「ナマズだ〜!」「すげ〜」「地震が起こるから気をつけろー」一瞬黙る。みんな。ナマズを見ながら笑う。夢や希望は毎日生まれる。僕が子供の時描いた夢は、今大きく育ってます。明日の子供達も、この入間市で夢を描いて欲しい。その為の努力なら協力はおしまないです。○櫻井淳子 コメント小学校最後の夏休み、試行錯誤しながら夢に向かって突き進むギャングエイジの子供達…忘れかけていた、何事にもチャレンジしていく気持ち、夢や希望の大切さを思い出させてくれる…そんな作品に参加出来ることを楽しみにしています。○宮岡太郎監督コメント小学生の頃から、映画が大好きでした。小6の夏、友達を集めて、親のハンディカムを使って裏山で初めて自主映画を撮りました。以来、今に至るまでの20余年、映画の監督として魅力的な作品を観客に届けたいという思いは、常に私の中心にあり続けています。少子高齢化が進行したこの時代、子供たちを主役にした実写映画はほとんど作られなくなってきています。だからこそあえて今、彼らの元気なパワーが十分に炸裂するような、胸を熱くさせる少年少女の群像劇を実写で誕生させたいと思っています。今回、自分の生まれ育った埼玉県入間市という場所で本作を撮影させていただくことになりました。慣れ親しんだ入間の景色を映画に綴じ込められる喜びを感じながら、映画で故郷を盛り上げて、その輪を全国へと広げてゆきたいと願っています。(C)「ラストサマーウオーズ」製作委員会
2021年08月13日映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の完成披露上映会が27日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。細田と千葉は同作で兄弟役を演じた後に、千葉の主演ドラマ『小さな神たちの祭り』でも兄弟役に。千葉は「もう本当に2019年の夏、僕の夏は佳央太と共にあったみたいな感じで、本当に他人とは思えない」と表す。細田も「めちゃくちゃうれしいですね。僕にとってもお兄ちゃんのような存在だったので。今も一緒にいて安心で、イベントの直前に『緊張してきた』ということも伝えました」と応えた。イベントでは「夏の思い出」というトークテーマも。細田は「小学校低学年の時バス通学だったんですが、早い時間に起きて学校行ってたので、自分が家を出た後の番組を何も知らなくて。ただ、夏休みって一日休みだから、朝ラジオ体操やってプールに行って帰ってきても、まだお昼前だったりするじゃないですか。だから初めて見る番組を見れることが嬉しくて、たくさん見てました。夏休みのテレビの時間だけは大人になった気分でした」と振り返る。千葉が「夏休みが明けると、いきなりすごいナウい子供になってるってこと?」と尋ねると、細田が「ちょっとだけ成長して……」と答え、千葉は「かわいい!」と笑顔を見せていた。
2021年07月27日童謡歌手で子役の“ののちゃん”こと村方乃々佳(以下、乃々佳ちゃん)が27日、オンラインで配信された「TGC teen 2021 Summer supported by KIREIMO」に登場。TGC teen初登場ながら、堂々としたウォークとパフォーマンスで会場を和ませた。乃々佳ちゃんは、2020年11月の童謡コンクールで「いぬのおまわりさん」を歌った動画が、異例の2000万再生超を記録。2歳で初ソロアルバムをリリースし、今春にCMデビューも飾って話題を集めている。史上最年少CDデビューを果たして話題の乃々佳ちゃん。この日は制服レンタルショップ「neroom」の制服衣装に身を包み、BTSの「Dynamaite」に合わせ、TAICHIと手をつないでランウェイを闊歩した。TAICHIは「制服の乃々佳ちゃんがすごくかわいすぎた。乃々佳ちゃんばかり見ちゃいました」とニッコリ。乃々佳ちゃんも感想を問われて「楽しかった!」と満面の笑みに。乃々佳ちゃんはさらに、MCからのリクエストに応えてジブリ映画『となりのトトロ』の「さんぽ」をアカペラで披露。TAICHIは3歳とは思えぬ歌唱力に驚き、「こんなに小さい子がアカペラでしっかり歌えるなんてすごい」と絶賛した。TGC teenは、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のある出演者を中心とした、ティーンの未知なるパワーを存分に発揮・体感できる“令和teen”のためのガールズフェスタ。今回は完全無観客で実施され、オンライン配信された。撮影:桜井恒二
2021年07月27日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』が20日、東京ドームにて行われた。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。試合開始前からDIAMOND BEARS、BLACK WINGSそれぞれのウォーミングアップが行われ、オープニングセレモニーでは城田によるテーマ曲の歌唱、試合前には山崎と松也による国歌斉唱が行われ、美声が響いた。スターティングメンバーは、BLACK WINGS:1 近藤頌利(サード)、2 岡宮来夢(セカンド)、3 笹森裕貴(ショート)、4 有澤樟太郎(キャッチャー)、5 八木将康(ファースト)、6 井阪郁巳(センター)、7 阿部顕嵐(ライト)、8 橋本祥平(レフト)、9 黒羽麻璃央(ピッチャー)、DIAMOND BEARS:1 和田雅成(ショート)、2 和田琢磨(キャッチャー)、3 北園涼(センター)、4 横山真史(ファースト)、5 上田悠介(ピッチャー)、6 上田堪大(サード)、7 鳥越裕貴(ライト)、8 椎名鯛造(セカンド)、9 石橋弘毅(レフト)で、途中には代打で監督の山崎と松也が登場する一幕も。猫として着ぐるみで乱入し高野洸に追いかけられた染谷俊之、助っ人として登場した野球経験0のspi、SNSを通してアピールした結果ほろよいのPR大使となった高橋健介も盛り上げた。結果は6-1でDIAMOND BEARSの勝利に。黒羽は「悔しいね!」と言いつつも、「悔しい思いができるというのも勝負の良さ。勝ったDIAMOND BEARSさん、本当におめでとうございます。この悔しさを胸にまた次に進んでいきましょう」と全員をねぎらう。和田は「自分のチームは何日も作戦会議をして『打撃のチームだね』と言ってたんですけど、守りからリズムを作ってくれたし、チーム関係なく白球を追いかける姿が全員キラキラしていた」と振り返る。城田は「コミッショナーの部屋、人来なさすぎじゃね? 俺、仕事なさ過ぎじゃね? 全員来いよ、順番に。これ終わったら順番に来いよ」と会場を笑わせた。各賞も発表され、ファインプレー賞には上田堪大、ハッスル賞には鳥越裕貴が輝く。ハーゲンダッツ賞の阿部顕嵐は「めちゃくちゃ嬉しいでーす! 僕、アイス大好きです、以上です」と喜び、城田は「ファインプレーを出したり、"おいしい"当たりだったということで贈られる。顕嵐選手は試合前に『最優秀賞とかいらないんで、ハーゲンダッツほしいです』と言っていて、有言実行の男です」と讃えた。ほろよい 夏の白いサワー賞に輝いたのは、ゲスト解説の荒牧慶彦。「ぼ、僕ですか!?」と驚く荒牧は、「本当に予想してなかったんですけど、野球知識も経験もなくてなぜと思いながらも、皆の素晴らしいプレーを少しでも魅力あるものにしようと必死で考えて解説しました。両チームの死闘、素晴らしかったです。野球が好きになりました」とコメント。MVPに輝いた岩瀬恒輝にはなんとトヨタ カローラが贈られ、岩瀬は「免許を持ってないので、今から免許合宿行ってきます!」と宣言する。しかし、緊張からか「練習でホームラン打ったので、本番でも打とうと思ったんですけど、ちょっとね……ナイスバッティング〜!!」と無理矢理締めていた。最後には全員で公式 テーマソング「L・A・S・T」を歌い、拍手の中で俳優達が退場していった。○コミッショナー、各チームの監督&キャプテン コメント・城田優(コミッショナー)コミッショナーとしては何の緊張もしておりません。ただ、自分が作詞作曲したテーマソング「L・A・S・T」をオープニングセレモニーでひとりで歌うことに関しては、死ぬほど緊張しております。というのは、“東京ドームで歌を歌う”というのが芸能界に入った頃からの自分の夢でした。その夢が叶う瞬間なので非常にドキドキワクワクしております。僕の歌を通して一人でも前向きになっていただけたらいいなと思います。それが僕のコミッショナーとしての一番の役割ですね(笑)。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています。・尾上松也(【DIAMOND BEARS】監督)無事開催できてうれしく思っております。実は、東京ドームはプライベートで借りて、何度か野球の試合をしたことがあります。でも、監督として試合するのは初めてなので、監督としての試合の楽しみ方を新たに見つけたいなと思っています。いつもとは違う視点で見られるで、それはそれで楽しみですね。観ていただく方には、みんなが全力で野球を楽しんでいる姿と、開催を企画した(黒羽)麻璃央と制作スタッフの思いを感じ取っていただければうれしいです。育(山崎育三郎)とは何度か草野球をやっていて、これまで負けているので今日は勝ちたいと思います。・山崎育三郎(【BLACK WINGS】監督)間もなく本番ということで興奮します。コロナ禍ですが、これだけたくさんのお客さんが観に来てくださるということも嬉しいですね。東京ドームでプレイするのは子供の頃からの夢でした。監督なので試合に出られるか分からないんですが、「代打、俺!」ってどこかで出てやろうと思っています(笑)。(尾上)松也とは仲が良いんですけど、勝負事なので負けたくないですね。試合もそうですけど、ずっとベンチに向けてカメラが回っていたりしますし、楽曲を披露する場面があったりしますので、野球に詳しくないという方もエンタメとして楽しんでいただけるんじゃないかなって。舞台上とは違う姿をたっぷりと楽しんでください。・和田琢磨(【DIAMOND BEARS】キャプテン)いよいよということでワクワクしています。キャプテンとしては、勝てるチームを作ったつもりですので、相手チームのキャプテンの(黒羽)麻璃央くんが発起人ではありますが、勝ちにいきたいと思います。僕個人としては、共演しているけどなかなか会えない人たちとも交流できますし、とてもいい場だなって思っています。東京ドームに見に来てくださった方だけでなく、配信で観てくださる方にも楽しんでもらいたいですね。あと、僕の打順は2番なので初回にピッチャーの麻璃央くんと対戦します。ここでキッチリ1本ヒットを打ちたいです(笑)。・黒羽麻璃央(【BLACK WINGS】キャプテン)大人になってから一番気持ちが高揚しています(笑)。企画プロデュースをさせていただいていますが、最初は地方球場で仲良く楽しく出来たらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになって嬉しい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません(笑)。苦楽を共にした俳優仲間だったり、尊敬する先輩方と短い時間ではありますけどお祭り騒ぎができる今日のイベントは、まだまだ厳しい状況ですが、これまで自粛してきたことへのちょっとしたご褒美と思っています。配信で観られる方も楽しんでいただけたらうれしいです。○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史撮影:小境勝巳(C)ACTORS☆LEAGUE 2021
2021年07月20日宮本佳林によるソロライブ「宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~」が、6月19日、中野サンプラザにて開催された。今回のライブは、緊急事態宣言の影響により5月から開催が延期されていた振替公演。タイトルには“輝くばかりの美しさ”という花言葉を有するアマリリスの名が掲げられ、宮本にとっては Juice=Juice およびハロー!プロジェクト卒業以来、中野サンプラザで初めて開くソロライブとなった。宮本のイメージカラーであるブドウ色のペンライトの光が観客席を満たす中、ステージの緞帳が上がり、宮本が花束を拾い上げる一幕からライブはスタート。疾走感のある「若者ブランド」でソロアーティスト・宮本佳林としての存在感を見せると、続いてはJuice=Juice が4月にリリースしたシュガー・ベイブのカバー曲「DOWN TOWN」で軽やかな手拍子に包まれながらパフォーマンスを楽しんでみせる。3曲目ではハロプロ研修生ユニットもダンス&コーラスに加わり、「Vivid Midnight」では小気味好いフェイクを交えて会場の温度を上げていく。観客席いっぱいのファンに向き合いながら「この感謝の気持ちをパフォーマンスを通して伝えていきます!」と宮本は語りかける。熱を切らさず突入したカバー曲ブロックではJuice=Juice時代にカバーしたKANの「ポップミュージック」をゴージャスに歌い上げ、さらに森高千里の「やっちまいな」をカバー。MCでは、「朝から“あー楽しみだなー!”とドキドキした感じで会場に入りました。中野サンプラザのステージに立つなんて夢みたいって」と気持ちを述べ、さらに「この日のために準備してきました」と新曲2曲を一挙に披露。切ない中にも振り付けで一瞬激しさを見せる「愛してるの言葉だけで」、大人な歌詞にシティバラード調のメロディが合う「優柔不断だね、Guilty」を立て続けに披露した。「ずっと歌ってみたいなと思っていたんですが、一人では息継ぎが間に合わない曲でした」という紹介からハロプロ研修生ユニットを再度迎えて披露したのは「誤爆 ~WeCan’t Go Back~」。宮本本人が語ったとおり息継ぎが続かないパートは研修生ユニットにも歌割りが振られ、この曲に関してはフォーメーションも必ず宮本がセンターというわけではない。宮本が自身のライブでソロならではの表現とグループならではの表現をテンポよく織り交ぜてくる姿には、宮本の“見せたいパフォーマンス”に対する視野の広さが垣間見えた。さらに「禁断少女」では会場も手振りを合わせ、揺れるペンライトの光もパフォーマンスの一部になっているかのような光景で盛り上げる。研修生ユニットが2曲を披露したあと、ライブは後半へと突入してゆく。ダンスブロックでは、ミニテーブルに生けられたアマリリスの花とステージにおちる一束の光の下で宮本が一人踊るというストイックな演出が観客を惹きつける。そこから「少女 K」でアーティストとしてのハングリーな姿を演じきった。畳み掛けるようにドラマチックな「風に吹かれて」から、EDMのきいた「タメライ」をクールに歌い上げる。太陽とシスコムーン曲「ガタメキラ」でのコブシのきいたパワフルな歌唱から「プラトニック・プラネット」、そしてロックナンバー「どうして僕らにはやる気がないのか」と、隅々まで研ぎ澄まされたノンストップ・パフォーマンスで本編は締めくくられた。アンコールでは、会場へ宮本の声によるアナウンスが流れ、ここまでの道のりを振り返る感慨深い時間に。そんな空気から宮本がステージに登場し、弾むような前向きナンバー「落ちこぼれのガラクタだって」で会場を明るく照らした。最後には、秋の単独ライブ開催決定を発表。9月4日(土)にはNHK大阪ホール、9月20日(月祝)には中野サンプラザの2公演が行われる。「皆さんの応援のおかげで秋のライブも決定しました。ありがとうございます!」と声をあげた宮本佳林は、これまでも公言していたように、これからもパフォーマンスに感謝の気持ちをこめて伝えていくと意気込みを改めて口にした。■セットリスト<宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~>2021 年 6 月 19 日(土)中野サンプラザ1.若者ブランド2.DOWN TOWN3.Vivid Midnight4.ポップミュージック5.やっちまいな6.愛してるの言葉だけで7.優柔不断だね、Guilty8.誤爆 ~We Can’t Go Back~9.禁断少女10.ミステイク(ハロプロ研修生ユニット)11.悪いヒト(ハロプロ研修生ユニット)【DANCE TRACK】12.少女 K13.風に吹かれて14.タメライ15.ガタメキラ16.プラトニック・プラネット17.どうして僕らにはやる気がないのかEN1.落ちこぼれのガラクタだって■宮本佳林ソロライブ9月4日(土)@NHK 大阪ホール9月20日(月)@中野サンプラザ■ライブ出演情報<M-line Special 2021〜Make a Wish!〜>7月24日(土)@KT Zepp Yokohama(神奈川)7月25日(日)@Zepp Namba(大阪)■宮本佳林 アーティストページ
2021年06月21日舞台『首切り王子と愚かな女』の公開ゲネプロが15日に東京・PARCO劇場で行われ、井上芳雄、伊藤沙莉、若村麻由美、蓬莱竜太(作・演出)が取材に応じた。同作は岸田國士戯曲賞や読売演劇大賞優秀演出家賞ほか受賞の蓬莱竜太氏が作・演出を手掛けるオリジナル作。架空の国・ルーブを舞台に、傍若無人な首切り王子・トル(井上)と、死のうとしていた女・ヴィリ(伊藤)が出会ったことから始まる、王国を取り巻く物語を描く。ほか高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨らが出演する。井上は「こういう中でとにかく今日までこぎ着けた、一人も欠けることなく公演を迎えられたことが嬉しいです」と喜び、伊藤は「舞台が4年ぶりなのでちょっとシンプルに吐きそうなんですけど、この作品がとっても大切だし、大好きなので、本当にたくさんの方々に観て頂きたいです。この時代だからこそ、たくさんの方に届いてほしいと思うので、精一杯、頑張ります」と意気込んだ。「ミュージカル界のプリンス」と言われる井上だが、久しぶりの王子役について「蓬莱さん的には僕のフィールドに寄ってくれたところがあるらしいんだけど、設定が王子ってことくらいかな」と苦笑。「『これこそ王子なんじゃないかな』と思ってやっているので、僕の王子役の集大成として」と笑いつつ、「まあ別に(王子の)オファーもそんなに来ないんですけども、それくらいの気持ちでやりたい」と語る。そんな井上について、伊藤は「私が取材を受ける時に、わざわざ来て挨拶してくださって、本当に王子様。見た目も中身も王子様だなと思うんですけど、この世界の王子をやるのにも特に違和感のない感じはしていて。別に傍若無人と言ってるわけじゃなくて、すごく切ない顔とかそういうのがすごく似合う人だなあって。笑顔も素敵ですけど、そういうところにも注目してほしい」と語る。若村も「王子は王子です。首切りだろうがなんだろうが王子は王子で、いいやつというのがにじみ出てくる。ある意味、かわいそうな王子というのが出てくる」と表していた。井上は作品に共感する部分として「今の自分の年齢だからこそ重ねられるところがある。自分が引っ張らなきゃというだけじゃなくて、年齢が上がってくると、もっと若い人たちに託したり、繋いで行ってもらうということも。上の世代にしてもらったように、僕もしないといけないんだなというのを思うような結末」と明かす。「癇癪持ちで傍若無人」というキャラクターの性格については「実際のところは全然ないですけど、願望があるんだなという気がします。すごく気持ち良い。舞台上でそれをやってるので、ふだんはより優しくなれると思います」と自己フォローも。また、特徴的なセットについて演出の蓬莱が「演劇の想像力の豊かさということをそのまま舞台にあげたかった。稽古場をそのまま再現して、そこからどうお客さんにファンタジーの世界に見えてくのかという演出をしたいというのはありまして、帝国劇場とかでは絶対にあり得ないセット」と言うと、井上も「まあ、見たことないですね」と同意。蓬莱は「役者が稽古場を見ているという状態で始まり、出たり入ったりするんですけども、そういうオフの役者の姿と、オンになる瞬間を同時に見られる。『こういうことをやりながらファンタジーの世界を生きて作っているんだ』と。見てくれる人もだんだんそういう世界に見えて来るというのができたらいいな」と意図を説明し、「まあ、多分トイレに行きたくなったりしたらしれっといなくなったりする。水を飲んだり台本を読んだりするかもしれない」と行動を予想する。開演前のスタンバイ状態からも見られると言うことで、若村は「5分前から出ているということを伝えてください。ちゃんと間に合うように来たのに、『あの人、遅れてきた』って、ほかのお客さんに思われないようにしてあげてほしいな」と希望していた。東京公演はPARCO劇場にて6月15日~7月4日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて7月10日~11日、広島公演はJMSアステールプラザ 大ホールにて7月13日、福岡公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて7月16日~17日。
2021年06月16日日向坂46の影山優佳が、『さよなら私のクラマー』アニメプロジェクトの応援マネージャーに就任。テレビアニメ本編では声優にも初挑戦する。『さよなら私のクラマー』は『四月は君の嘘』などで知られる新川直司の、女子サッカーマンガをアニメ化した作品。4月から放送中のテレビアニメに加え、6月11日からは『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』が劇場公開予定だ。小学生時代には地元サッカークラブでのプレー経験があり、中学2年生でサッカー4級審判員の資格を取得するなど、サッカーに対する愛情がひと際強い影山。彼女に『さよなら私のクラマー』に対する印象や初の声優経験や応援マネージャーへの意気込み、さらには日向坂46での活動についてじっくり話を聞いた。――『さよなら私のクラマー』という作品、原作はご存知でしたか?影山はい、元々知っていました。高校の女子サッカーを扱う漫画はすごく珍しいなと思って読み始めたんですけど、想像していた以上に選手1人ひとりのバックボーンや、その時々の感情にフォーカスを当てているところが新鮮で。『四月は君の嘘』を先に知っていたので、絵の素敵さはもちろんですが、言葉の1つひとつもすごく綺麗な漫画だなと感じていました。『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(C)新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会――確かに、各キャラクターの言葉が印象に残る作品ですよね。劇場版アニメでは主人公の恩田希の中学時代が舞台で、男子に交ざってサッカーをしていく大変さが表現されています。影山さん自身もサッカーを経験してきた身なので、シンパシーを感じる部分があったのではないでしょうか?影山そうですね。私が男の子に交じってサッカーをやっていたのは5歳から小学6年生の間で、ちょうど私もフィジカルの差というのを感じたときがあって。小2ぐらいのときに男の子が蹴ったボールが体に当たって、その痛すぎた衝動で辞めたいと思ったんです。でも、小3〜4ぐらいで身長が一気に伸びてからは倒されることもあったけど、負けず嫌いな気持ちも強かったのでなんとかやっていたんですが、高学年になると体格が大きくなる男の子も増えて、当たり負けすることも増えて。サッカーをやる楽しさよりも、怪我するんじゃないかという怖さが増えてきた時期が私にもあったので、希ちゃんみたいにフィジカルの差を感じつつも試合に出たいという強い意志はカッコいいなと思いました。――テレビシリーズはそこから高校生になり、女子サッカーの世界で伸び伸び楽しむ姿も描かれています。影山私は高校1年のときに学校のフットサル部に入ったんですけど、今の仕事との両立で部活動に参加できる日が少なくて。だからアニメを観て、「ああ、部活のみんなはこんなふうに楽しんでいたのかな?」と振り返りつつ、ちょっと羨ましいなと感じていました。――影山さんは今回、そのテレビシリーズで声優に初挑戦しましたが、難しかったですか?影山元々お芝居が好きだったので、声だけのお芝居にもすごく興味があったんですが、いざ挑戦してみたらすごく難しくて。特に声にその人のすべてを乗せるというところで、根本的にどうやったらいいんだろう?と躓いてしまったんです。それに、声色の本当に些細な変化で伝わり方が変わってしまうことも知って、収録のときも1回録って自分の声を聞かせてもらったりもしたんですけど、自分が思っている以上にちょっと平坦な声になっていたり、逆にモノローグにしては強すぎたりとか、自分がやっていることと聞こえ方にズレが生じて。そこは難しくもあり、新しい発見もありという感じでした。――海老名あやめという役は、ご自身の中でどう解釈しましたか?好評放送中のTVアニメ『さよなら私のクラマー』に登場する、浦和邦成高校女子サッカー部の「海老名あやめ」。影山が声優を担当する。(c)新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会影山原作ではメインで登場するシーンが少なかったけど、アニメ版ではセリフも増えていたので、どう演じようかとちょっと悩みました。私が原作を読んで感じたのは、冷静に分析しつつも強い相手とマッチアップしたときは「萌える!」というセリフが出るくらい熱くなる子なのかなと。なので、セリフに関しても心の声は冷静にしつつも、口に出した言葉は結構強くしてみたりとか、そういうふうに臨みました。――共演された他の役者さんからは、何かアドバイスはありましたか?影山実は今のコロナ禍の状況で、同じブースに複数入れないということで、完全に別録りだったんです。だから、かけ合いのときはどうしようと不安だったんですが、先にアフレコ収録されていた声優さんのセリフに合わせつつ、「こうやって言うんだ!」と参考にしながら収録しました。――では、テンションもそこに合わせていったわけですね。影山そうですね。そういう意味では、参考にできるものがあってやりやすかったんですけど、この作品に限らず今のアニメ業界というのは皆さんこうなんだと思うと、本当に大変だなって。シリアスなシーンとか声を上げるシーンとか、どうやって演じているのかな、きっと難しいだろうなというのは、演じていて感じました。監督さんにも「周りに人がいないから、やりづらいと思うけど」と言われましたが、実際に前振りもリアクションもないので、人に説明したり言葉を投げかけるシーンは本当に難しかったです。日向坂46で声優に挑戦したら面白そうなメンバーは?――ちなみに、日向坂46のメンバーにはアニメが好きな方も多いかと思いますが、影山さんが声優を務めることに対して反響はありましたか?影山メンバーの丹生明里は声優の経験があるので、個人的に「声優さんの現場ってどういう感じなの?」と聞いたりしました。あとは、小坂菜緒や渡邉美穂はアニメがすごく好きなので、「楽しみです!」と言ってくれましたし、いろんなメンバーから「頑張ってね!」と声をかけてもらいました。――その丹生さんや渡邉さんをはじめ、最近は日向坂46メンバーが出演する声優をテーマにしたドラマ『声春っ!』(日本テレビ)も放送中ですが、影山さんが思う「今後声優に挑戦したら面白そうなメンバー」はどなたかいらっしゃいますか?影山日向坂46は声に特徴のあるメンバーが多いんですが、三期生の森本茉莉は番組では普段より3オクターブくらい高い声で喋るので、合うんじゃないかな?(笑)本人は人前に出ると緊張して高くなっちゃうみたいで、あれだけ声の幅があったらいろんな声を出せるんじゃないかなと個人的に思っていて。よく収録でも「声が高いね?」ってイジるんですけど、あの声は武器なんじゃないかなと思います。――逆に、他のメンバーから影山さんの声について何か指摘されたりは?影山お腹から声を出しているせいか、「よく通る声だね」と褒めてもらえることは多いですね。歌声についても「ポンと突き抜ける声だね」とか。あとは、私もはしゃいでいるときと落ち着いているときの声の高低差が激しいとよく言われるので、森本に似ているかもしれませんね(笑)。――影山さんは『さよなら私のクラマー』の応援マネージャーにも就任しました。この作品をどう広めていきたいですか?影山こういう作品をPRする立場というのが初めてだったので、決まったときは「私でいいんですか?」という気持ちもありつつも、すごく嬉しかったです。あまりアニメを観ないサッカーファンにはこの作品のことをより知ってほしいですし、逆にアニメは観るけどサッカーは詳しくないという方にはこの作品がサッカーにハマる第一歩になると思うので、そのお手伝いができそうだなと私自身も楽しみです。と同時に、この作品をPRしつつサッカー業界全体を盛り上げる、その一役を担えたらなとやる気満々な気持ちでいます。――影山さんは『FOOT×BRAIN』をはじめ、さまざまなサッカー関連番組に出演する機会も多いですが、以前と比べてサッカーとの接し方に変化を感じることは?影山結構ありますね。というのも、サッカー選手や関係者の方々だけではなくて、サッカー番組を作ってらっしゃる方々に出会ったことで、どういう思いで番組を作っているのか、どうやってJリーグを盛り上げていくのか、そういうお話を耳にする機会が増えて。あるいは、クラブチームを作っている側の人は、勝てない試合が続くとサポーターの方から厳しい言葉を投げかけられることもあると思うんですけど、そういう方たちの立場を知ることができたことで、サッカーを多角的に見られるようになってきたので、私の中でもすごく糧になっていると思います。それこそ、以前はただ試合を観て応援して楽しんでいたところが、使命感みたいなものも生まれてきたので仕事という側面もありつつ、でも移動中や仕事の合間に携帯で試合のハイライトを観たり、家でもハイライトで観る試合数が増えたりと、なんやかんやで楽しんでいますね。あとは、そういう番組に出演すると「すごいことを言ってくれるんじゃないか?」と期待されているのを感じることもあって(苦笑)。そういうプレッシャーはありつつも、やりがいを感じながら楽しんでお仕事ができていると思います。大きくなるライブ会場やセットにグループの成長を実感する――サッカーはチームプレイが重要ですが、テレビ番組を観ていると日向坂46にもチーム力を感じる瞬間が多々あります。影山さんが日向坂46のチーム力を感じる瞬間は?影山以前、林修先生の『日曜日の初耳学』(TBS系)にメンバー5人で出演させていただいたとき、エピソードトークの時間になったときにMCの方が誰かメンバーを指名すると、「そういえば、こないだ誰々が〜」みたいな感じでトークを回していって、指名される前に5人全員が1周したことがあって。前もって相談していたわけではなくて、思いつきでやっていたので、そのときのチームワークはすごいなと思いました。隣のチームメイトが話す場面を作ろうと純粋に思っているところや、そうやってぽんぽんエピソードが出てくるぐらい仲が良いことは、我ながら感心した出来事でしたね。でも、トークが長すぎたので本編では使われず、あとからみんなで「すごいね」って笑ってました(笑)。全員で前へ、前へという姿勢はすごいですね。誰ひとり取り残さないぞという気持ちも強いし、そういうところが日向坂46ってあたたかいし、名前どおりのグループだなと思います。――学業で2年間活動休止していた影山さんですが、グループに復帰してからこの5月で丸1年経ちました。この1年間の活動が及ぼした影響で、一番大きかったものはなんですか?影山私が休業前に活動していた頃は、グループ名も今とは違う“けやき坂46(ひらがなけやき)”でしたし、何ならメンバーの数も全然違っていて。しかも、私が休業した後に日向坂46に改名して、すごいスピードで坂を登り始めて、それこそ歌番組やレコード大賞、紅白歌合戦に出演したり、大きな会場でライブをすることも私は未経験だったので、日向坂46のメンバーの一員としてみんなと一緒に活動してきたことすべてが、自分の中ではすごく大きかったです。――ライブに関してもこの1年で無観客、有観客の両方を経験していますが、けやき坂46時代と比べて変化を感じることは?影山復帰してからはしばらく無観客が続いていたので、観てくださる空気感というのは分かりかねるところはあるんですけど、例えばクリスマスライブの“ひなくり”は世界観をすごく大切にしていて、おとぎ話の中に入り込んだような世界感のライブが年に1度必ずあるのは、ちょっとしたお祭りみたいでやりやすくていいですね。あとは、会場もどんどん大きくなって、セットや演出も規模が大きくなっているところに、グループとして大きくなっていることを実感します。――特にステージを複数使う形は贅沢ですよね。影山そうですね。この3月末にもデビュー2周年ライブが2日間あったんですが、実際ステージを観たときはすごく感動しましたね。あのときはテーマと演出によってステージを使い分けていて、メインステージはセットや電飾がすごく大きくて、隣のBステージはARメインなので逆にまっさら、Cステージはお客さんと一番近いステージで、垂れ幕のようなLEDスクリーンを使う演出もある。そういうこだわりに対して、ライブを作ってくださる皆さんの日向坂46への愛情を日々感じています。夏には映画にも出演。声優挑戦で得られたものとは?――個人としても、特に今年は声優初挑戦の他に、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』にも出演したりと、演技に関するお仕事が増えています。体を使った演技と声だけで表現する演技、両方経験したことで得られた気づきはありましたか?影山声にすべてを乗せる難しさを感じつつも、プロの声優さんたちはそれを平然とやってらっしゃるわけですから、声だけですべてを表現することは可能だと知れたことで視野が一気に広がりました。今までは表情だけでなんとかしようとしてきたところも、声でも表現できるかもしれないという自分の可能性に、今は本当に気づきはじめたばかりなので、今回の『さよなら私のクラマー』ではできないことだらけだったんですけど、そういう選択肢の可能性にこれからの活動がすごく楽しみになりました。――では、この1年の活動を経て新たに定まってきたアイドルとしての目標と、影山さん個人としてこうなっていきたいという目標を、それぞれ聞かせてください。影山アイドルとしてはこの1年の活動を通して、自分が楽しみながらやっていることで一番楽しさが伝わる、笑顔になってもらえると実感できましたし、皆さんを楽しませたい、幸せにしたいという気持ちも強いので、まずは自分が幸せに生きることが大事かなと。だから、アイドルとしていろんなお仕事を楽しんで、それこそ壁も楽しみながら乗り越えていけたらいいなと思っています。影山優佳個人としては5月8日で20歳になり、自分で未来を選択していくことが今後増えると思うし、もっと言えば誰かの責任を負う年齢にもなってくると思うので、困っている人がいたら手を差し伸べたり、逆に声をかけないでそっとしておいてあげたりと、そういうふうに周りを見て行動できるようになれたらいいなと思います。取材・文:西廣智一撮影:源賀津己『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』6月11日(金)より公開TVアニメ『さよなら私のクラマー』TOKYO MX、BS日テレほかにて放送中日向坂46・影山優佳さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=9bd8a33d-f2b6-4973-b2a5-f3b6f10e0b89&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年05月26日