山下智久主演「正直不動産2」の3話が1月23日にオンエア。“#タップ神木”なるタグまで生まれたディーン・フジオカ演じる神木の悲し気なタップに「過去に何かあったっぽい」「知るのが辛いような意味深な表情」といった声が上がっている。山下さんが壊した祠のたたりによって“嘘がつけなくなった”不動産営業マンを演じる本作は、タワーマンション購入、家賃滞納、ワンルーム投資の落とし穴、狭小住宅など、いま知っておきたい不動産情報を知れる痛快ビジネスコメディードラマ。2022年の第1シーズンに続き、今回の第2シーズンではディーン・フジオカ演じるクセが強いライバルの登場にも注目が集まっている。永瀬役の山下さんと、強引すぎる手法で成績を上げていく神木涼真役のディーンさんのほか、両親が不動産トラブルで離婚した過去を持つ月下咲良役には福原遥。神木の加入でナンバーワンのポジションを奪われてしまうミネルヴァ不動産の部長・花澤涼子役に倉科カナ。永瀬らが勤務する登坂不動産のメインバンク、光友銀行の融資担当で秋田出身のおばあちゃんっ子な榎本美波役には泉里香。地元の地主の息子で個人でも不動産経営をしており、その手腕を買われて永瀬と同じ課長代理として着任する藤原結弦には馬場徹。永瀬が教育係を務める給与や出世よりプライベート第1なZ世代の申し子、十影健人に板垣瑞生。また長谷川忍、市原隼人、高橋克典、大地真央、草刈正雄らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。狭小住宅“ペンシルハウス”に住む岡田夫妻(浅利陽介・佐津川愛美)は自宅の売却を希望していた。ピアノを習う娘のため、ピアノが置ける広い家に引っ越したいのだが、狭小住宅ゆえなかなか買い手が見つからない。永瀬の“正直”な発言が夫婦の怒りをかい、担当を変えるよう言われたことで月下が担当となるが、やはり買い手を見つけられずに苦戦する。そんななか花澤も同じ物件を担当することになり、月下と花澤の熾烈な争いがはじまる…というのが3話のストーリー。視聴者からは山下さんと浅利さんの共演に「山下智久に浅利陽介さん コードブルーが頭を過ったぜ」「山下智久さんと浅利陽介さんの共演アツい」「久しぶりの浅利くんの共演 楽しかったし嬉しかった」といった声多数。「コード・ブルー」シリーズで共演した2人の再共演に多くの反応が集まる。一方、強烈なインパクトで視聴者の話題をさらい、SNSでは“#タップ神木”なるタグまで登場している神木。今回のエピソードでは終盤、横断歩道を待ちながら道路わきに供えられた花束を見て、悲しげな表情を浮かべると、またもやタップのステップを刻むという場面が。これに視聴者からは「路上タップは何かとても切ない哀しいタップでしたね」「供えられたお花を見て物憂げな表情をする神木さん 過去に何が??」「過去が気になります。知るのが辛いような意味深な表情でした」「過去に何かあったっぽい感じがタップにつながるのかな」といった投稿も多数寄せられている。【第4話あらすじ】十影が初めて成約を取れそうになる。客は水商売の藤森(佐藤寛太)とその恋人・美玲(恒松祐里)だが、藤森の過去のカード事故が原因で賃貸保証会社の審査が通らず二人の関係もぎくしゃくする。さらに美玲の妊娠が発覚し、藤森と美玲、それぞれの思いを知った永瀬と月下はオーナーに翻意してもらうべく必死の説得を試みる。一方、そんな永瀬と月下を見ていた十影は…。「正直不動産2」は毎週火曜日22時~総合テレビ&BSP4Kにて放送。(笠緒)
2024年01月24日毎年大晦日に放送される、NHKの歌番組『紅白歌合戦』。2023年12月31日に放送された『第74回NHK紅白歌合戦』では、お笑いタレントの有吉弘行さん、俳優の橋本環奈さんと浜辺美波さん、高瀬耕造アナウンサーが司会を務めました。紅白歌合戦で、浜辺美波が涙同番組で、さまざまなアーティストが歌を届ける中、歌手の、あいみょんさんが登場。NHKの連続テレビ小説『らんまん』の主題歌『愛の花』を披露するとあり、同作品で主演を務めた、俳優の神木隆之介さんも舞台に登場したのです。『らんまん』は、物語の主人公である槙野万太郎役を神木さんが、妻の槙野寿恵子役を浜辺さんが演じたことで話題に。夫婦役を演じた、神木さんと浜辺さんのツーショットの実現に、会場が沸き上がりました。あいみょんさんが『らんまん』の名シーンをバックに歌唱していた際には、感極まった浜辺さんが涙を流すシーンが映り、多くの人に感動を与えたのです。神木隆之介が『神対応』同番組の放送が終了した2024年1月1日の深夜、浜辺さんはX(Twitter)を更新。神木さんとの裏エピソードを明かしました。『愛の花』が披露されるとあり、神木さんに「涙を堪えきれるかが分からないです」と事前に伝えていたという、浜辺さん。浜辺さんにとって、それほどに思い入れのある楽曲なのでしょう。その後、神木さんからあるものを手渡されたそうです。神木お兄さんさすがでした…昨日、「愛の花、素晴らしすぎ堪えきれるかわかんないです」って話してたら、しっかりハンカチご用意されてました…しかも「らんまん」の!有吉さん神木さんのおふたりの優しさに助けられました…さす兄 pic.twitter.com/d8bfZb2oDe — 浜辺美波 (@MINAMI373HAMABE) December 31, 2023 神木さんが浜辺さんに手渡したのは、『らんまん』のロゴが入ったハンカチ。生放送中、涙を流した浜辺さんが画面左手からハンカチを渡される直前、神木さんが一瞬スーツの胸元に手を伸ばそうとする姿が映っていました。きっと、神木さんは浜辺さんのため、スーツのポケットにハンカチを忍ばせていたのでしょう。会場で出すことはなかったものの、神木さんがその後渡した『らんまん』のハンカチは、浜辺さんの心を温めたようです。神木さんと浜辺さんの絆を感じるエピソードに、多くの人が感動の声を上げました。・優しい!神木さんが一瞬胸元に手を伸ばしたのは、やはりそういうことだったのか…!・素敵な関係。そして、素晴らしい司会でした。本当にお疲れ様!・あいみょんさんも涙をこらえているように見えて、私は号泣しました。ドラマだけでなく、映画『ゴジラ-1.0』でも共演していた2人。互いを高め合いながら切磋琢磨する、浜辺さんと神木さんの今後の活躍を、多くの人が期待しているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月02日2023年10月23日より、東京都千代田区の日比谷で開幕した、『第36回東京国際映画祭』。初日である同日は、『東京ミッドタウン日比谷』前に設けられたレッドカーペットに豪華俳優陣が姿を見せ、華やかな雰囲気に包まれました。浜辺美波、神木隆之介とツーショットで「申し訳ない…」映画『ゴジラ-1.0』に出演した、俳優の浜辺美波さんも同日、『第36回東京国際映画祭』のオープニングイベントに出席し、レッドカーペットを歩いた1人。浜辺さんは、同作品で共演した、俳優の神木隆之介さんとのツーショットをX(Twitter)に投稿しました。「髪型が似て、頭が双子でした…申し訳ない…」と反省のコメントとともに公開された写真がこちら。2枚目の2人に注目です。『ゴジラ-1.0』東京国際映画祭レッドカーペットに参加させていただきましたーーミニゴジラ先輩も歩いてました…うっかり神木先輩と髪型が似ちゃって、頭が双子でした…申し訳ない…来てくださった皆様、ありがとうございましたーー! pic.twitter.com/fvE0zaU4Lg — 浜辺美波 (@MINAMI373HAMABE) October 23, 2023 確かに、髪型が瓜二つ!ショートカットヘアの浜辺さんは、前髪をセンター分けにし、後ろに流しています。一方の神木さんも、似たようなヘアスタイルです。実際のイベントで撮影された、山崎貴監督を入れたスリーショットを見ても、浜辺さんと神木さんの髪型がそっくりなのが見て取れます。左:浜辺美波さん中央:神木隆之介さん右:山崎貴監督コメントには「本当だ!双子!」「こうして見るとそっくり」「かわいい」といったコメントが寄せられています。撮影で長い時間を過ごしたからか、以心伝心したような2人のヘアスタイルは、SNSはもちろん、その場にいたファンをも沸かせたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年10月24日たばこと塩の博物館では、2023年9月16日(土)から11月12日(日)まで、「芥川龍之介がみた江戸・東京」展を開催します。日本を代表する文豪のひとりである芥川龍之介は、明治25年(1892)に東京市京橋区に生まれ、少年期を東京下町(本所周辺)で過ごしました。大正5年(1916)、東京帝国大学在学中に発表した「鼻」が夏目漱石に評価され文壇に登場、その後数多くの作品を残しました。龍之介が生きた明治20年代から昭和初期にかけては、東京の風景、人々の文化・風習が大きく変わった時代でした。本展では、浮世絵や絵葉書などを多数展示、芥川龍之介の作品と彼の言葉も紹介しながら、“江戸”から“東京”に大きく変わっていく街の様子を伝えます。あわせて、龍之介が愛喫したゴールデンバットをはじめ、龍之介とたばこのエピソード、江戸時代から続いてきた「細刻みたばこをきせるで吸う」形態から紙巻たばこへと大きく変化していった当時のたばこ事情に関しても紹介します。さまざまな資料を通し、芥川龍之介がみたであろう変化していく江戸・東京の姿をご覧いただきます。Photo.01 『芥川龍之介集』より■開催概要名称 : 「芥川龍之介がみた江戸・東京」ヨミ : アクタガワリュウノスケガミタエド・トウキョウ会期 : 2023年9月16日(土)~11月12日(日)主催 : たばこと塩の博物館会場 : たばこと塩の博物館 2階特別展示室所在地 : 東京都墨田区横川 1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩10分)電話 : 03-3622-8801FAX : 03-3622-8807URL : 入館料 : 大人・大学生:100円満65歳以上の方:50円小・中・高校生:50円開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)休館日 : 月曜日(ただし、9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)※やむをえず開館時間や休館日を変更する場合があります。最新の開館情報は、公式X(旧Twitter 「@tabashio_museum」)かお電話でご確認ください。【展覧会の構成と作品紹介】01 龍之介の生い立ち ~明治期の本所・両国~龍之介は、明治25年(1892)3月1日に東京市京橋区入船町8丁目(現・東京都中央区明石町)に生まれました。生後7ヶ月ごろ、母親が病気になり、母の実家である芥川家に引き取られ、母の兄とその妻、母の姉である伯母に育てられることになりました。芥川家は当時、本所区小泉町15番地にあり、龍之介は18歳になるまで本所・両国周辺で過ごしました。芥川家は代々、江戸城内の茶室を管理し、将軍や大名たちを茶の湯で接待した奥坊主の家柄でした。江戸幕府に仕える家柄、さらに本所・両国という土地柄もあって、龍之介は身近に“江戸的なるもの”を感じながら育ちました。また、養母は通人として知られる細木香以の姪でした。細木香以は幕末から活躍する俳人、商人であり、ここにも“江戸的なるもの”がありました。Photo.02 『本所絵図』 嘉永5年(1852) たばこと塩の博物館蔵龍之介の育った芥川家は、江戸時代から隅田川や回向院の近くにあった。Photo.03 「(東京名所)両国回向院」絵葉書 個人蔵後ろに国技館が見えることから明治42年(1909)以降に撮影されたもの。Photo.04 龍之介の養母の叔父である細木香以の銘が彫られたきせる たばこと塩の博物館蔵【芥川龍之介が愛した「東京」の色 大川(隅田川)】龍之介は大正3年(1914)に発表した「大川の水」という作品で大川=隅田川について述べています。「大川」そしてふるさとの「本所・両国」に対して“江戸的なるもの”を感じつつも、近代化によって変化していった“開化的なるもの”を合わせて感じていたとされています。Photo.05 「東京真画名所図解 向島桜」 井上安治画 たばこと塩の博物館蔵井上安治(1864-1889)が東京の名所を描いた「東京真画名所図解」。本シリーズは、「江戸」から「東京」へと変わりつつある風景を写実的に描いた作品として人気を博した。Photo.06 「東京真画名所図解 待乳山夕景」 井上安治画 たばこと塩の博物館蔵Photo.07 「東京真画名所図解 吾妻橋」 井上安治画 たばこと塩の博物館蔵Photo.08 「東京両国橋開橋の光景」絵葉書 個人蔵明治37年(1904)に鉄橋として架けられた両国橋は、関東大震災でも大きな損傷なく生き残ったが、震災後、他の隅田川橋梁群の復旧工事に合わせて、現在の橋に架け替えられた。Photo.09 「東京名所 隅田川之遊泳」絵葉書 個人蔵大正6年(1917)に水質悪化を理由に禁止されるまで、隅田川は各学校の水練所として知られていた。龍之介もここで水泳を習った。02 学生時代・作家への道 ~龍之介と学校制度~龍之介は、明治30年(1897)に回向院にあった江東小学校附属幼稚園に入園、その後、江東小学校(現・両国小学校)、東京府立第三中学校(現・両国高校)へと進学しました。幼い頃から成績優秀だった龍之介は、帝国大学の予科として位置付けられた第一高等学校に無試験検定(推薦)で入学を許可され、大正2年(1913)、東京帝国大学文科大学英文学科へ進学しました。龍之介が学校教育を受けた明治30年代から大正初期は、江戸時代とは全く異なる戦前の日本の学校制度が整備された時期にあたり、龍之介は近代教育の申し子と言えるような履歴を辿った人物でもあります。龍之介は、大学入学の翌年には菊池寛、久米正雄らと共に同人誌『新思潮』(第3次)を刊行、大正4年(1915)年には代表作の一つとなる「羅生門」を『帝国文学』に発表しました。さらに大正5年(1916)に発表した「鼻」は漱石に絶賛され、芥川龍之介の名が文壇に広まるきっかけとなりました。Photo.10 「東京府立第三中学校」絵葉書 個人蔵Photo.11 「東京帝国大学」絵葉書 個人蔵03 龍之介と大正・昭和という時代芥川龍之介が作家としての名声を得たのは大正時代で、昭和2年(1927)に亡くなるまで、多くの作品を残しました。大正時代は、「大正デモクラシー」という言葉に代表されるように、政治、社会、文化とあらゆる面で変化が起こった時代でもあります。文学界でも、作家たちが複数の派閥に分かれてそれぞれ雑誌を発行するなど、非常に華やかな時代でした。近代化が進む中で、新時代への期待を語る作品もあれば、不安定な時代に退廃的な思想を語る作品、耽美的な作品なども登場しました。そうした中で、龍之介は「江戸」(江戸情緒)と「東京」(近代化)を内包し、その狭間でさまざまな葛藤をした作家といわれています。Photo.12 『煙草と悪魔」』昭和10年(1935) 荻原星文館版 たばこと塩の博物館蔵「煙草と悪魔」は、大正5年(1916)11月に『新思潮』誌上に発表された。Photo.13 「河童」が掲載された『改造』(1927年3月号) たばこと塩の博物館蔵「河童」は晩年の代表作として有名で、龍之介の命日7月24日が「河童忌」と呼ばれるのはこのため。【関東大震災と芥川龍之介】大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災は、東京・神奈川をはじめとする関東一円や伊豆諸島に大きな被害をもたらしました。特に江戸時代以来の中心地である銀座、日本橋、そして現在の台東区、墨田区などの被害は大きく、龍之介が育った東京市本所区(現・墨田区南部)は、火災などの影響で、最大の被害者が出た地域でした。政府は、震災直後から帝都復興院(のちに復興局)を立ち上げ、大規模な復興事業を行い、新たな「帝都・東京」がつくられていきました。大正3年(1914)から田端に住んでいた龍之介のもとには、震災直後から震災に関連した執筆依頼が多くありました。龍之介はその中で、震災と人々の姿を克明に記録するとともに、急激に変化していく東京に感じる違和感を著しました。Photo.14 「吾妻橋の惨状」絵葉書 個人蔵Photo.15 「本所被服廠跡写真」絵葉書 個人蔵Photo.16 『改造 大震災号』(1923年10月)に掲載された 芥川龍之介「地震に際せる感想」 個人蔵震災直後に依頼され、寄稿したもの。04 龍之介とたばこ ~近代たばこ小史~たばこは、日本には16世紀末に伝来し、広がっていきました。江戸時代から明治にかけては「細刻みたばこをきせるで吸う」という独自の喫煙風俗が主流でしたが、幕末から明治にかけて紙巻たばこがもたらされると、喫煙風俗も変化していきました。明治期においては都市部を中心に浸透していった紙巻たばこですが、大正時代末ごろになると、全国的に細刻みたばこの製造量を超え、主役になっていきました。龍之介も愛煙家として知られ、両切の紙巻たばこ「ゴールデンバット」を好んでいたようです。龍之介の作品にはさまざまなたばこが登場し、龍之介とたばこに関するエピソードも数多く残されています。ここでは、当館ならではの切り口として、龍之介とたばこ、たばこ文化の変化について紹介します。Photo.17 ビゴー 『おはよ』 明治16年(1883) たばこと塩の博物館蔵フランス人・ビゴー(1860-1927)による銅版画集。明治初期の日本の職人や風景など、そして喫煙風俗も描かれている。Photo.18 龍之介が愛喫した「ゴールデンバット」(両切紙巻たばこ)と「敷島」(口付紙巻たばこ) たばこと塩の博物館蔵Photo.19 龍之介の作品に登場する「三笠」と「朝日」 たばこと塩の博物館蔵小説「あばばばば」には、たばこ屋で「朝日」を注文したところ、旭日旗の描かれた「三笠」が出されるくだりがある。【芥川龍之介の思い出】昭和2年(1927)7月24日、龍之介は、田端の自室で「ぼんやりとした不安」を動機として服毒自殺し、社会に衝撃を与えました。さまざまな雑誌に、多くの作家が龍之介を追悼する文章を寄せましたが、その中には、龍之介とたばこについて語られるものも多くありました。同じ夏目漱石門弟として交流を重ねた内田百けん〈もんがまえに月〉(1889-1971)も、「湖南の扇」(『鶴』【1935年】に所収)で龍之介がマッチでたばこに火をつけるときの癖に触れた追悼文を寄せており、龍之介とたばこのエピソードが多く残されていることが窺えます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月15日映画『ゴジラ-1.0』完成報告会見が9月4日(月)、都内にて行われ、主演は神木隆之介&ヒロインは浜辺美波が務めることが解禁となった。神木さん&浜辺さんと言えば、現在、NHK連続テレビ小説「らんまん」に出演中の名コンビ。しかし、本作の撮影のほうが先だったそうで、神木さんは「“(この二人を)見たことあるな”って思われるかもですけど…『ゴジラ-1.0』のほうが前ですから(笑)!」と記者陣に話す。浜辺さんも「『ゴジラ-1.0』の撮影前後に朝ドラが確定したので“長い間ご一緒させていただきます”と挨拶しました」と言い、神木さんも「こちらこそお世話になってます!」と浜辺さんに返し、ほっこりなやり取りが行われていた。『ゴジラ-1.0』は1954年から続く怪獣「ゴジラ」の70周年記念作品で、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という節目の1作ともなる。焦土と化した日本に突如ゴジラが現れ、残された人々は生きて抗う術を模索するというストーリーの模様だ。まだまだ謎に包まれた本作、一般へのお披露目は公開2日前の東京国際映画祭のクロージング上映のみとなっている。記者から「一言で言うならどんな作品?」という質問が飛び出し、浜辺さんは「“夢”。撮っているときは夢見心地のようでした。ゴジラがどう出現するんだろうって。出演できる喜びもありましたし」と表現。神木さんは「“見よ、これが絶望だ”って言いたい!」と編み出す。山崎貴監督は「難しいねえ…再生の物語でもあります。最悪の状況の中で、それでも人は諦めないんだって。一番まずい状態で人々はどうあがくのかを観ていただきたいです」と期待を煽った。この日、神木さん、浜辺さん以外に解禁されたキャストは山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介と、日本映画界屈指の演技派揃い。キャスティングにあたり、山崎監督は「ゴジラは虚構の存在なので、本当にいる、怖い感じを(観客に)感じていただくために役者さんが上手でないとダメでした。本当に信じ込ませてもらうお芝居をしてもらわないといけない。神木さん、浜辺さんはもちろん“まずうまい人で”という話をして、皆さん凄腕の人たちばかりで現場はめちゃくちゃ楽しかったです」と語っていた。また、完成報告会見には、製作の市川南も出席した。『ゴジラ-1.0』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年09月04日『Story Rocking「ピーチ」~芥川龍之介「桃太郎」より~』が、10月20日(金) から29日(日) に東京・シアター1010、11月4日(土)・5日(日) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演されることが決定した。本作では、1924年に芥川龍之介が昔話『桃太郎』を独自の視点・哲学的な観点から再構築した短編小説をベースに物語が展開。舞台単独初主演となる安嶋秀生(少年忍者/ジャニーズJr.)が主人公のピーチ(桃太郎)役を務める。そして、同じく少年忍者/ジャニーズJr.の小田将聖が典型的な子分タイプでピーチの第一の家来レオナルド・ボヌッチ(犬)、細見大輔がボヌッチと犬猿の仲で優柔不断なルカ・モンチ(猿)、久保田秀敏が頭の良さを誇る啓蒙主義者イワン・フェザンチ(雉)で出演。さらにブラザートムが、桃太郎が退治をしようとする鬼役で登場する。演出は、Rock Reading『幸福王子』、モボ朗読劇『二十面相〜遠藤平吉って誰?〜』、朗読劇『ピース-peace or piece?-』、ROCK READING『ロビン』、Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』など、近年ロックバンドの生演奏とリーディングを融合し高い評価を得る鈴木勝秀が上演台本・演出を担当。また音楽は、鈴木の盟友で幅広い音楽の嗜好と数多のアイデア、あらゆる楽器やノイズを駆使したサウンドメイキングで知られる大嶋吾郎が、オリジナル・スコアによるロックバンドの生演奏で舞台を彩る。■鈴木勝秀 コメント本作では、芥川版『桃太郎』を下敷きにはするが、基本的に登場人物(動物・鬼)は全員がおバカ。手塚治虫が、どんなに残虐なシーンを描いても「マンガ」であることを貫いたように、あくまでエンタテインメントに徹し、桃太郎は型破りな王子として描く。また、設定を日本に限定させず、世界のどこかの国のお話に書き換える。童話や芥川版にないエピソードも加え、ピーチとお供の珍道中を中心に物語を進める。音楽は、大嶋吾郎のオリジナル・スコアによるロックバンドのミクスチャー・ロック生演奏により、ミュージカルとも音楽劇とも一線を画した独自ジャンルの成立を目指す。■安嶋秀生(少年忍者/ジャニーズJr.)コメント先輩やJr.の仲間たちがお世話になっている演出家の鈴木勝秀さんの下で、舞台の主演を務めさせていただける事がとても光栄です。初の単独主演を務めさせていただけると知った時はとても嬉しかったです。そしてメンバーの小田将聖も共演という事でとても心強いです。アクロバットやダンスの印象が強い僕だと思うのですが、今回の舞台を経験して演技の印象も付けられるように頑張ります!よく自分の顔は昭和顔と言われているので、昔話の中でも人気の高い『桃太郎』がコンセプトと知って、自分の顔にハマっているなって思いました(笑)。今回の作品の桃太郎では皆さんが知っている勇敢な桃太郎ではなく、芥川龍之介さんの視点で描いた話がベースになるそうで、どんな作品になるのか稽古が待ち遠しいです。ダンスや歌も入るようなので、そちらも楽しみです!■小田将聖(少年忍者/ジャニーズJr.)コメント初めてジャニーズ公演以外の舞台作品に出演させていただくので、今回はたくさん学び、自分自身を磨いていけたらと思います。僕自身かなり後輩気質で、犬っぽい忠誠心があり、おバカなところもあると思うので、普段の自分を出しつつ演技に励みたいです。更に誰もが小さい頃から馴染みのある『桃太郎』とは違った形でのエンターテイメント作品ということで、全く想像もつかないです。これから稽古するのが楽しみです!■細見大輔 コメント2月の音楽劇『逃げろ!』に続いて、今年2度目のスズカツワールドに参戦いたします。今回の題材は『桃太郎』という事ですが、相変わらず奇想天外で、どうなるのか想像もつかない作品になるかと思います。これが稽古場でどんな風に形になっていくのか、今から興奮が止まりません。皆様に、見たこともないような景色をお見せできればと思います。初めましての方々ばかりで緊張しておりますが、最高の化学反応が起こせるよう頑張ります!■久保田秀敏 コメント『桃太郎』は知っていても、いざ内容を詳しく説明しろと言われたら上手く説明できないほど昔に出会った作品です。歳を重ね、ものの考え方や価値観、解釈の仕方も変わった今再び触れてみると、ゾッとするような思考が身体中を駆け巡り、夏の暑さも吹っ飛びそうな心地になります。スズカツさんの作品に出演するのは、2作目。今回の作品では、あらためて自分の生き方含め、思考を巡らされる台詞がたくさん出てきて考えさせられます。軽やかなステップを踏んでると思いきや打ち出の小槌を打たれ何倍にも重くなっていく足。空気。関係。宝の持ち腐れにならぬよう生きたいですね。斬新な音楽と5人のMixtureで新たなピーチ太郎ワールドへと誘います。お楽しみに!■ブラザートム コメントコロナ禍の行動制限のある生活、大変でしたね。生活面も含めて、皆さんよく頑張りました。いや、まだまだこれからですかね!?こんな時こそ、上質なエンターテイメントを!、と当たり障りのないコメントですが、これから届く台本に期待を寄せつつ。「面白そう。面白くなりそう。面白くしなくては!」そして「大変そう。大変なことになりそう。大変なことにならないようにしなくては」。さぁーこの作品は、どうなるんでしょう。楽しみですね。<公演情報>Story Rocking『ピーチ』~芥川龍之介「桃太郎」より~上演台本・演出:鈴木勝秀音楽:大嶋吾郎【出演】ピーチ(桃太郎):安嶋秀生(少年忍者/ジャニーズJr.)レオナルド・ボヌッチ(犬):小田将聖(少年忍者/ジャニーズJr.)ルカ・モンチ(猿):細見大輔イワン・フェザンチ(雉):久保田秀敏鬼:ブラザートム【公演日程】東京公演:10月20日(金)~29日(日) シアター1010大阪公演:11月4日(土)・5日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公式サイト:
2023年08月17日映画『大名倒産』より、神木隆之介や宮崎あおいら出演者が、「GReeeeN」の主題歌「WONDERFUL」にあわせて踊る本編映像が公開された。今回公開されたのは、鑑賞者の間でも話題のエンドロールを飾るハッピーでキュートなダンスシーンの一部。幼少期の小四郎と育ての親・作兵衛(小日向文世)、母・なつ(宮崎さん)の楽しそうな様子から始まり、“らんまんコンビ”神木さんとの親子シーン、新次郎(松山ケンイチ)や喜三郎(桜田通)という“松平家三兄弟”の姿も。縦横無尽に動き回る茶目っ気たっぷりな彼らの姿からは、仲睦まじい撮影の裏側が伝わる映像に仕上がっている。また、エンドロールのダンスシーンには、ほかにも豪華キャストが登場している。『大名倒産』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年07月06日俳優の神木隆之介が23日、都内で行われた映画『大名倒産』の初日舞台挨拶に出席し、なりたい職業を明かした。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があったことから、返済か切腹かの窮地に。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、笑いと涙の展開が巻き起こる傑作エンターテインメントだ。この日のイベントには、主演の神木のほか、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、宮崎あおい、高田延彦、佐藤浩市、前田哲監督が参加した。同作の内容にちなみ、「明日から別の職業になるなら?」というテーマでトークが展開。鉄道好きで知られる神木は「車掌さん」と回答し、「(車内アナウンス)やってみたいですね! あれって歌ったりしちゃだめですよね? そこは我慢して仕事をしっかりやります」と鉄道愛をにじませた。続いて、同じ質問を受けた松山は、「僕は撮り鉄ですね。車掌(の神木)込みで撮るわ」と神木の答えに便乗。「(ファンの方と)みんなで撮りに行くわ。みなさんも今、撮り鉄って聞いたら『私も!』って思った人いっぱいいると思う」と観客を巻き込みながら、会場を盛り上げていた。その後、答えに困っていた佐藤に、松山が「鉄道関係でないですか?」と助け船を出したことから、“鉄道つながり”の職業を答える流れに。「弁当販売」(佐藤)、「文房具のデザインをして車内販売」(宮崎)、「トレインショッピングの通販会社の偉い人」(小手)と次々に発表し、見事な連携で笑いを誘った。この流れのまま進むかと思われたが、高田が「妻にも言っていないんですが……」と切り出し、「リニアモーターカーの運転手さんになりたい」と告白。「まさかこういう場面で皆さんにお伝えできるとは思わなかったです」と照れ笑いを浮かべていた。
2023年06月23日まもなく始まるNHKの朝ドラで主演を務める神木隆之介さんが、その舞台・高知県をガイドする『かみきこうち』を出版。高知の空気を感じられる本書の写真とともに、神木さんが高知で対話した地元の人々から学んだ「持続可能な社会のためのヒント」を教えてもらいました。1、高知を訪れたワケ牧野博士のことを知るため、現地の高知を取材!4月3日より放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』に主演する神木隆之介さん。高知県出身の「日本植物分類学の父」といわれる天才植物学者・牧野富太郎をモデルにしたオリジナルドラマで、これに先駆け高知を訪問。このたび『かみきこうち』を出版した。「高知県には、10年前に映画『桐島、部活やめるってよ』の撮影でお世話になりました。でも、そのときはホテルとロケ先の学校の往復で終わってしまい(笑)。高知のことをもっと知りたい、みなさんにも、僕と一緒に知っていただけたらという思いで、この本を作ることになりました」本書のなかではデザイナーや海洋生物学者、土佐伝統食研究会の会長、文筆家など、高知に暮らす人々と対談。名産品や一味違うおすすめスポットを気持ちのいい写真とともにたっぷり紹介している。「高知県立牧野植物園をはじめ、博士にご縁のあるところに行かせていただきました。本や資料でわかることはやっぱり限られていて、実際に現地に行って、地元の方々の博士への思いも聞けましたし、高知の方の話し方や気質も肌で感じることができました。演じる上で、すごく参考になりましたね」神木さんは、ゆずの収穫やカツオの藁焼き、皿鉢(さわち)料理作り、紙漉き体験も披露している。「豪快で楽しいことが大好きな方ばかりでした。僕も楽しいことが好きな人間なのですごく共感しました。みなさんにも高知を訪れてほしいです。とても広くて、気持ちのいい牧野植物園にはぜひ!行くたびに違う花が楽しめます」2、高知のサステナブルな暮らし自然と人。共生のヒントがたくさんつまった土地。高知の人々との交流のなかで、神木さんは、SDGsに通じる活動や暮らし方に触れてきた。たとえば『おすそわけ食堂 まど』。規格外で商品にはならない野菜を無料または安価で入手し、それを使って日替わり定食を提供。食品ロスや子供の貧困の問題解決の一助を担っている。店主の陶山智美(すやま・ちみ)さんと対談し、神木さんは改めてフードロスについて考えたという。「形が悪かったり、ちょっと傷がついていたり、サイズが規定よりも大きすぎたりする野菜は、商品にならないからと捨てられてしまうのだそうです。めちゃくちゃもったいないですよね?そういう傷ものを“ワケあり”商品として売っているところもあるけれど、食べても問題ないのならば僕はワケなんかないと思うんです。食品を無駄にしないよう意識が変わっていったらいいですよね」『サステイナブルに暮らしたい―地球とつながる自由な生き方―』の著者の服部雄一郎さん・麻子さん夫妻には、無理なくゴミを減らす暮らし方について聞き、高知には「おすそわけ文化」があることを知った。「服部さんは横浜から移住されたそうです。高知では、たまたますれ違った人から『釣れたから持っていって』と魚をいただいたり、果物が多く採れたからと農家さんに分けてもらったり。モノをたくさん買わなくても暮らしていけるのだとおっしゃっていました」極め付きは、デザイナーの梅原真さんに教えてもらった豪快なエピソードである。「四国4県の特性を表すたとえ話があって、『江戸時代に100両、天から降ってきたら?』という問いに、全部貯金する、半分貯金・半分投資する、全部投資して儲けようとする県があるなかで、高知の人は、自分の蔵からさらに100両をプラスしてみんなで宴会するのだとか(笑)。『高知にはお金がない』とみなさん口々におっしゃっていましたが、お金以上の豊かな時間や人との関わりに重きをおいておられるのでしょうね」神木さんは、いま『ひろがれ!いろとりどり』(NHK Eテレ)で、水の妖精アオの声を担当している。多様な人々との共生を育むことをめざした子供向けSDGs番組だ。高知の人々の、自分だけの利益を求めるのではなく、互いに分け与え合う精神は、平等や共生のヒントになるのかもしれない。「大切なのは相手を尊重することなんじゃないかなと思います。価値観が違っていたとしても、尊重し合うことはできますよね。高知の人はみなさん、外の人に対しても温かくて、明るく楽しそうにしている。僕もそういう人間になりたいなと思いました!」海や山に囲まれ自然の豊富な高知県。海洋生物学者の神田優さんからは、気候変動により、海藻が失われている実情を聞いた。「東京にいると、海がどう変わっているのか、気候変動の危機を肌で感じるのは難しいですよね。SDGsの17の目標を見ても、話の規模が大きすぎて、自分に何ができるだろう、どこから手をつけたらいいのだろうと思ってしまうことがあります」効果が見えにくいから、ついそう思ってしまうのだろうと神木さんは推測する。「でも、筋トレやダイエットと一緒で、すぐに結果は出なくても、地道に続けていけば少しずつでも変化を感じられるのだと思います。ペットボトルをリサイクルするとか、食べものを無駄にしないようにするとか、小さなことしかできないけれど、続けていくことがきっと大切なのでしょうね」『かみきこうち』(神木隆之介/NHK出版)より。魚梁瀬森林鉄道の実機を運転する場面も。手漉き和紙作家のロギール・アウテンボーガルトさんと、世界に一つしかない紙を作りました!土佐伝統食研究会会長の松﨑淳子さんと皿鉢料理に挑戦。ゆずで有名な馬路村では、収穫を体験しました。『かみきこうち』神木さんの高知紀行とガイドを兼ねた一冊。一般のガイドブックには載っていないスポットやアイテム、トークが満載、牧野植物園もたっぷり紹介しています。高知マニアにもおすすめ。初回生産分限定デジタルフォトフレームダウンロード特典付き。¥2,090(NHK出版)かみき・りゅうのすけ1993年生まれ、埼玉県出身。主な出演作に映画『3月のライオン』『フォルトゥナの瞳』、ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)、『コントが始まる』(日本テレビ)など。映画『大名倒産』が6月23日に公開。※『anan』2023年4月5日号より。写真・まくらあさみスタイリスト・TAKAFUMI KAWASAKIヘア&メイク・SHUTARO(VITAMINS)取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月29日佐藤健と神木隆之介の宮城の旅に密着し、数々の出会いから見えてくる宮城・東北のいまを伝える特集番組「みやぎから、―佐藤健・神木隆之介 新しい旅のカタチー」の放送が決定した。2人がプロデュースする「街歩き謎解きイベント」が、3月から仙台を舞台に開催予定。これは、東日本大震災の被災地を支援し続けてきた2人が、多くの人に魅力的な東北に実際に足を運んでもらうこと、そして新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた観光スポットや商店街の賑わいの創出を後押しすることを目的としている。イベントに繋がるきっかけとなったのが、2人の宮城旅を写真、出会った人との対話で構成した書籍の制作。宮城県内各地の魅力に触れながら、その土地に根ざす人々との数々の出会いや対話を通して、伝統芸能や風習の継承、産業や文化の創造、そして震災の記憶の伝承など、これからの暮らしのあり方に真摯に向き合い、模索している。今回決定した番組では、そんな2人の宮城の旅に密着。様々な出会いや対話の中から、現在の宮城の姿を伝えるとともに、2人がエンターテインメントを通して伝えたい思いに迫っている。「みやぎから、―佐藤健・神木隆之介 新しい旅のカタチー」は3月11日(土)15時10分~NHK総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2023年02月24日神木隆之介が主演を務める浅田次郎原作映画『大名倒産』より、場面写真が初公開された。今回公開された場面写真は、神木さん演じる“巻き込まれ系プリンス”小四郎の災難を感じさせる2枚。江戸幕府から届いた書状を広げ、青ざめた表情の小四郎が写し出された一枚は、険しい顔のさよ(杉咲花)や平八郎(浅野忠信)も覗き込んでいる。借金返済に奔走する中、丹生山藩が大名倒産(=藩の計画倒産)を企てていると幕府に疑われてしまい、疑いを晴らさなければ藩は取り潰し、小四郎は切腹となってしまう。そして2枚目は、江戸から丹生山藩に帰ってきた小四郎たちの姿が。久しぶりの故郷だが、なぜか困惑の表情を浮かべている。そんな気になる場面写真をもって、小四郎の家臣・白田新左エ門役でカトウシンスケ(『ケンとカズ』『サムライマラソン』)、同じく家臣の黒田市ノ進役で新人・秋谷郁甫の出演が発表となった。由緒正しき丹生山藩に誇りを持つふたりは、殿らしからぬ奇抜なアイディアで借金を減らそうとする小四郎たちに、最初は「藩の恥!」とぼやくことも。それでも、互いを励まし合い、藩を根強く支えるコンビだ。『大名倒産』は6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年02月07日神木隆之介が主演を務める4月スタートの連続テレビ小説 第108作「らんまん」から、神木さんが演じる主人公・槙野万太郎が高知から上京してめぐり会い、新たな刺激をうける【東京編】の新キャストが発表された。本作は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和。そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木さん)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描いていく。西村まつ/牧瀬里穂寿恵子の母。元柳橋の有名芸者。いまは根津で和菓子屋「白梅堂」を営んでいる。<コメント>「まつは売れっ子芸者からお妾さんになり、旦那さまを亡くしてしまいますが、芸者だった頃に培った生き抜く力、自分の力で幸せになることを考え、娘を1人で育てる力強い女性だと思います」と役柄を紹介、「宮澤エマさんとの共演はとても楽しみにしていました。姉妹として、料理屋の女将さんと和菓子屋の女将さんの掛け合いなど負けずに頑張りたいと思います」と意気込みを語った。朝ドラは「まんぷく」に続き2度目の出演。西村まつ/牧瀬里穂笠崎みえ/宮澤エマ寿恵子の叔母、まつの妹。新橋の料理屋のおかみ。新政府の役人と懇意にしている。めいの寿恵子が玉の輿に乗れるように世話を焼く。<コメント>「歯に衣着せぬ物言いが多い、考えが気持ち良いくらいハッキリとした女性です。明治の新しい価値観を取り込もうとする『粋な東京の女』といったイメージ」と語る宮澤さん。「女性として自立して生きていく選択肢が多くなかった時代に、寿恵子に愛情を持ってアドバイスしている様にも感じられて、姪想いの情の厚い人ではないかなと感じています」と語っている。「おちょやん」の栗子役で知られる。笠崎みえ/宮澤エマ阿部文太/池内万作白梅堂の無骨な菓子職人。まつのもと「白梅堂」で働いている。<コメント>「『無骨な職人』という、今まで演じたことのない役なので凄く楽しみです。とはいえ『無骨な職人』を演じようとすると一面的になりそうなので、自分なりに文太さんの持つ深みやギャップを持たせられたら」と意気込みを語る池内さん。「今後は寡黙な文太さんを驚かせるような出来事が起こるとも聞き及んでおり、そのあたりも非常に楽しみにしています」と牧瀬さん、浜辺さんとの共演に期待を寄せた。16年前の「どんど晴れ」以来の朝ドラ出演。阿部文太/池内万作倉木隼人/大東駿介元彰義隊で上野戦争の生き残り。昼間から酒と賭け事におぼれ自堕落な生活をしている。万太郎の住む「十徳長屋」に妻子とともに暮らしている。<コメント>「侍として命を全うすることができず生きながらえた男。時代に置いていかれた苦悩や葛藤を感じました。倉木を演じる今現在破滅的なその想いを背負いつつ、彼の今後の成長が僕自身楽しみです」と大東さん。撮影現場は「神木隆之介がいれば、そこはもう楽しいです。底抜けの楽しさ優しさ才能お化け神木くん筆頭に、長屋の面々との時間が楽しみです」とコメント。13年前の「ウェルかめ」以来の朝ドラ出演。倉木隼人/大東駿介倉木えい/成海璃子 *初出演倉木隼人の妻。彰義隊の倉木が戦で傷を負ったところをかくまい、看病したことがきっかけで夫婦になった。世話好きで万太郎たちの食事の世話などをしてくれる。<コメント>朝ドラ初出演の成海さん。「江戸から明治へと、時代の大きな変化のうねりの中で、貧しくも家族と共にたくましく生きる、という人物を、楽しみながら演じたいと思います。初めての『連続テレビ小説(朝ドラ)』への出演という事もあり、どんな空気感の現場なのか、今からとても楽しみです」と語った。倉木えい/成海璃子及川福治/池田鉄洋十徳長屋の住人。魚の干物を売る棒手振り。しっかり者の娘・小春と二人暮らし。<コメント>「『純情きらり』の河原は、嫁をいたぶる少し嫌な役柄でして、視聴者の皆様からもかなり嫌われてしまいました」と言うが、「大好きな隆ちゃんこと、神木隆之介くん演じる万太郎の長屋仲間という役柄に、心が躍ってやみません」と池田さん。「あんたまさんこと安藤玉恵さんはお仕事以外で仲良くさせていただいておりました。初めての共演がとても楽しみです」と夫婦役にも期待を寄せている。及川福治/池田鉄洋江口りん/安藤玉恵十徳長屋の差配人。裏表のない正直者で万太郎たち長屋メンバーの相談役。<コメント>「私が演じる江口りんは、正直で明るくて義理人情を大切にしている元気な下町の女性という印象です。ズバズバと話す口調は、どきりともするし、時に笑いを誘うものでもあるのだろう」と言う安藤さん。「あまちゃん」以来10年ぶりの朝ドラは「長屋の皆さんとの共演が楽しみです。群像劇のように、チームでのパワーが画面から出ると面白いのかな」と話し、「長田育恵さんの脚本だということがとても嬉しいです。長田さんの作品への出演は3本目。学生時代からの盟友でもあります」と明かした。江口りん/安藤玉恵宇佐美ゆう/山谷花純十徳長屋の住人。小料理屋の女中。北陸能登の生まれだがワケあって東京に流れてきた。<コメント>演じるゆうは「絶対に越えさせない一線を強く引いてる女性」と言い、「個性あふれる十徳長屋の皆様と時間を重ねる中で役の立ち位置を馴染ませていけたらな」とコメント。「『あまちゃん』に出演していた時、地元の宮城を題材にされた作品だったので、家族や、学校の先生など身内以外の方々もとても喜んでくれておめでとうって言って頂いたのが嬉しかった」と語る。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも共演した宮澤さんと「今回、同じシーンは無いかもしれないのですが、ほんの少しでもお話ができたら嬉しい」と語っている。宇佐美ゆう/山谷花純広瀬佑一郎/中村蒼名教館時代の万太郎の学友。北海道で土木工学を学び、いまは工部省で鉄道を通す仕事をしている。<コメント>「万太郎と目指す場所は違えど新たな道を自ら開拓する人間で、とてもエネルギーに溢れた男」と説明する中村さん。「万太郎は植物。佑一郎は土木の道を進んでいくわけなのですが、互いに刺激し合いながら人生を歩んでいくので 2人がどの様に支え合いその関係がどこまで続いていくのか」を楽しみにしているという。コロナ禍を乗り越えた朝ドラ「エール」に出演。広瀬佑一郎/中村蒼野田基善/田辺誠一 *初出演万太郎が憧れる植物学者の一人。万太郎のために東京大学への紹介状を書く。<コメント>「神木君演じる万太郎が幼少期よりずっと憧れている先生、さらに登場する回は一連の10分以上の二人芝居」だったという田辺さんは、朝ドラ初出演。「神木君とは4回目の共演でしたので、あうんの呼吸で自由に芝居することが出来ました」と言い、「大好きな役者である神木隆之介と志尊淳の芝居が毎日見られるのは、個人的にとても楽しみ」とコメントした。野田基善/田辺誠一里中芳生/いとうせいこう *初出演万太郎が憧れる植物学者の一人。少年時代の万太郎が模写をする「植物図」の作者。<コメント>朝ドラ初出演となるいとうさんは、「モデルになった田中芳男は上京した牧野富太郎を受け入れてくれる偉人で、『日本博物館の父』と言われる大変な偉人です。牧野マニアとしてこの男爵の役をいただけるのは何よりの喜びでした」とコメント。「作家同士としても面識のある長田育恵さんがとてもいい脚本を書いてくれました。自分はなんてラッキーなんだと今も幸せな気持ちです」と出演への喜びを語っている。里中芳生/いとうせいこう連続テレビ小説「らんまん」は4月3日(月)よりNHK総合ほかにて放送(全26週・130回)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月20日浅田次郎原作映画『大名倒産』の主演を神木隆之介が務めることが決定。ティザービジュアルと特報映像も公開された。神木隆之介が演じるのは、ひょんなことから越後丹生山藩・第十三代藩主となる松平小四郎。庶民から一国の殿様へ、まさにシンデレラストーリーかと思えたが、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱える、ワケあり藩だった…。月代(さかやき)と呼ばれる前髪部分の無いちょんまげ姿を披露するのは、本作がキャリア初となった神木さんが、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。「キャスト、スタッフの方々に支えていただきながら頑張りました。ぜひ楽しんでください!」とメッセージも寄せている。また、幼なじみのさよを杉咲花、兄・新次郎を松山ケンイチ、病弱だが聡明な兄・喜三郎を桜田通、育ての父・間垣作兵衛を小日向文世、母・なつを宮崎あおいが演じる。杉咲さんは「立ちあがること、伝えること、信じることの美しさを改めて感じることのできる作品になるのではないかなと胸を膨らませています」とコメントし、松山さんは「時代劇ですが、結構自由にやらせて頂きました。他の皆さんも結構自由にやっていました」とふり返る。桜田さんは「熱く優しい、家族の繋がりや人々の想いが詰まったとても素敵な物語になると思います」と自信を見せ、小日向さんは「神木君の事は少年の頃から知っているので、共演していて本当の親として成長を見守るような気持ちになりました」と語る。宮崎さんは「神木さんがニコニコ爽やかでとても素敵だったので、きっとこの作品は観てくださる方がクスッと笑って幸せになれる映画になっていくのだろうと思いました」と話している。そして、丹生山藩の勘定奉行・橋爪佐平次を小手伸也、教育係・磯貝平八郎を浅野忠信、小四郎を藩主に任命する実父、一狐斎を佐藤浩市が演じる。小手さんは「内容は時代劇でありながら非常に現代的で、笑って泣ける痛快エンターテイメント作品になっております」とアピールし、浅野さんは「僕が演じた平八郎は何しろ静かな人だったので、小四郎とさよの後ろでひたすら真面目な顔をしていました(笑)」と役柄について明かす。佐藤さんは「神木くんとは初めてご一緒しましたが、キャリアが長いのでしっかりしていらっしゃるし、年齢以上に経験が醸し出すものがあると思いました」と神木さんの印象を語っている。映像では、父から藩主を命じられ、シンデレラストーリーが始まる予感から一転、「無理だよ~」と思わず本音をこぼす小四郎の姿が映し出される。これまでの時代劇とはまた異なる、ポップでカラフルな世界観が垣間見える。合わせて公開されたティザービジュアルは、小四郎が印刷されたお札と小判が散乱し、中央のお札からは困り果てた顔の小四郎が抜け出そうとしている。また、お札が折り曲がり、笑顔や泣き顔になっている様子も見られる。『大名倒産』は2023年6月23日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2022年12月14日俳優の神木隆之介が出演する、三菱電機の新CM「しあわせをシェアしよう。登場」編が、6日から放送される。新CMでは、神木がしあわせをシェアする青年役で登場。「しあわせをシェアしよう。」というセリフとともに様々な家族のしあわせなシーンが流れる。撮影は最新のロボットアームカメラを使用。多くの出演者を一連の動きで撮影するため、神木は自ら共演者に声をかけるなど、撮影現場が和やかになるような雰囲気づくりをする姿も見られた。コメントは以下の通り。■神木隆之介今回の撮影に使われたカメラは、動作をプログラミングされた大きなアーム型のもので、僕自身初めての体験だったと思います。出演者の皆さんと息をあわせてカットを撮影した、渾身の映像になっていると思います。CMではたくさんの人たちと「しあわせをシェアしよう。」というメッセージを素敵な空間で発信しています。ワクワクする楽しいCMになっていますので是非ご覧ください!
2022年10月06日俳優の西島秀俊と神木隆之介が出演する、P&Gジャパン・ジョイの新CM「逆さジョイ:シーソー」編が、10月1日より放送される。新CMは、西島と神木が「ジョイ特殊部隊」の隊長・隊員役として共演するCMシリーズ最新作。「洗浄力」を担う西島と「すすぎの速さ」を担う神木が巨大シーソーに乗って登場し、「食器洗剤は、洗浄力を高めると……」と西島が上がっていくと、「代わりにすすぎの速さが落ちる」と神木が下がっていき、「洗浄力」と「すすぎの速さ」のベストバランスを見つける難しさを表現する。今回の撮影で5回目の共演となる西島と神木。シーソーに乗り、微笑み合う姿も見られ、和気あいあいとした雰囲気で撮影は進行した。■西島秀俊&神木隆之介インタビュー――キッチンの悩みを解決する「ジョイ特殊部隊」シリーズも6回目(西島、神木の本CMシリーズでの共演は5回目)となりましたが現場の雰囲気はいかがでしたか?西島:(ジョイ特殊部隊のコスチュームも)だいぶ馴染んでるよね。キャラクターの先輩後輩を演じ分けながら楽しんでいますね。神木:切り返しが面白いですね。何回もNGになりますけど、毎回、現場は楽しいですね。――お互いにどんな印象を持っていますか?神木:いやぁもう、頼れる、にしじ(西島)です。無駄がらみしても、怒らない優しい方です。西島:無駄とは思っていないですよ(笑)。そういうのも、ありなんだって。だから、楽しいです。――巨大シーソーに乗るシーンがありましたが、いかがでしたか?神木:あれですね。なんかデートみたいでしたね。西島:でも、実物は巨大だったので、むしろ距離が離れて、神木君が遠くでちょっと寂しいなって。バランスを取るのが凄く難しいから、動かしているスタッフも含めて皆の心が一つになった時にバランスが取れてOK出る感じがしましたね。神木:モニターで⾒たら、僕らもCGみたいになっていましたが、実際に乗っていますよね。西島:ちゃんと乗ってる! 結構大変だったよね。動かしているスタッフさん含めて。――今回のCMは食器用洗剤の「洗浄力」と「すすぎの速さ」のベストバランス、プラス「除菌」が加わった「黄金比のジョイ」がテーマですが、食器洗いをしていて3要素の大事さを感じることはありますか?西島:やっぱり油汚れだと、なかなか落ちなかったり。保存容器の隅っこって汚れが残るじゃないですか? よく落ちる洗剤は、すすぎ時間が掛かるし……。すすぎが早い方が、楽だし。このバランスって確かに、大事なんだなって思います。プラス、除菌っていうのが、今は、やはりすごく気になりますよね。神木:(菌は)見えないから、気になりますよね。「洗浄力」と「すすぎの速さ」は、どっちを取るか、どっちを削るかでもなく、両方欲しいよね。――今回新しくなった黄金比のジョイ、実際に使ってみていかがでしたか?西島:CMで撮影していたら、本当に(汚れが)落ちるものね。驚いたけれど、開発に大変な思いをされたんだろうな。神木:とにかく、素早くすすげるっていうのが凄く魅力的だと思います。それでいて、ちゃんと除菌もできてというのは、食器洗いをすごく助けてもらえる、って思いますね。とてつもない努力と研究の結果ですよね。――最後に、視聴者の皆様への一言をお願いします。西島・神木:新しくなった、黄金比のジョイの魅力を、2人で、真剣かつ、コミカルに、紹介していますので、是非ご覧ください。
2022年09月29日感情豊かでのびやかな美声と卓越したダンス力でミュージカル界の注目を集める小野田龍之介が、日本初演30周年記念公演のミュージカル『ミス・サイゴン』に出演する。一見、狂言回しのエンジニアやベトナムの少女キムに目が向く作品だが、小野田が海宝直人、チョ・サンウンと交互キャストで演じる米兵クリスもキーパーソンだ。小野田がその思いを熱く語ってくれた。ミュージカル「ミス・サイゴン」 チケット情報1970年代のベトナム戦争末期、戦争孤児のキムと米兵のクリスは恋に落ちる。しかし、陥落寸前のサイゴン混乱の中、キムと離ればなれになったクリスは、母国に戻り、後に米国人女性エレンと結婚する…。6年前にもクリスを演じた小野田は「演じる前から、クリスは世の女性やお客さまから、本当に嫌われる役だなという印象が強かったんです(笑)」と明かす。「“君だけだよ”と言っているのにアメリカに戻ったら別の女性と結婚し、今の時代なら非難を浴びそうですけど(笑)、演じてみるとあの時代だからこそ選択した道というのがある。僕は毎回、クリスの役の価値を上げたい、真意を伝えたいと思っています」と力を込める。『ミス・サイゴン』を作る過程で、キャストは様々な戦争映画やドキュメンタリーを見て参考にするそうだ。「軍人たちは戦争の目的とは別に、破壊行為に走ることがあります。クリスも自分でコントロールできなかった瞬間がたくさんあり、子どもや女性を間違えて撃ってしまい、深い自責の念を抱く中で、キムと出会ったことが自分の贖罪になった。背負った罪を彼女で浄化することができるかもしれない。キムを守り抜くのが使命だと思っていたんです」。『レ・ミゼラブル』のクリエイティブ・チームによる、心に染み入る楽曲も特徴だ。「クリスとキムが歌うシーンは、特にロマンティックですが、ふたりに課せられているのは、絶対に離れないという狂おしいほどのエネルギー。歌っていてこんなにも汗がこぼれる大変なシーンだとは思っていなくて。エネルギーが違った方向へ向くと、チャラチャラした男に見えてしまうので、互いを求める強い力を大切に歌いたいです」。クリスと結婚するエレンについてはどうだろう?「クリスは戦争のすべてを忘れたいと思っている。心にトラウマや傷を負った兵士や市民がたくさんいて、彼も例外ではない。クリスは聖母のような存在のエレンに心を救われた男なんですよね」。自身も年を重ねた今回は、「3人の愛の形」をより大切に演じたいという。2020年の再演はコロナ禍のため中止。世界では新たな戦争も勃発した。「改めて世界に対する祈り、生きるための祈りを深く描いた作品だと痛感しました。今まで以上の覚悟を持って、その祈りを届けたいです」。公演は7月24日(日)から8月31日(水)まで東京・帝国劇場(7月24日(日)から28日(木)はプレビュー公演)、9月9日(金)から19日(月・祝)まで梅田芸術劇場メインホール、その後、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉を巡演。大阪公演のチケットは6月19日(日)一般発売。取材・文:米満ゆう子
2022年06月13日俳優の神木隆之介、でんでん、女優の宮崎美子が出演する、KDDI「au」の新CM「ダーリン、スマホデビュー」編が27日より放送されている。auのCMとしてお馴染みの「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズ。今回は、おばあちゃん(宮崎美子)が約3年ぶりに登場し、さらにおばあちゃんのダーリン(でんでん)が初登場する。auショップのガラス越しに見えるのは手を振る学校帰りの高杉くん(神木隆之介)。「きたきた!」「ダーリン、初めてのスマホだから、孫を呼んじゃった」とスマホコーナーで手を振り返すおばあちゃんと、その隣にはダーリンの姿が。三人でカウンターに並んで座ると、 早速高杉くんが「ダーリンさん、auならスマホスタート1年割がありますよ」と提案し、店員も「月々990円で5分以内は通話無料です」と続けると、「990!?」とおばあちゃんとダーリンが反応。隣に高杉くんがいることを忘れているかのように、「二人の出会いも」「9月9日、雨の夜……」と言いながら出会った日を思い起こし、さらに「マスター、熱燗、熱めで……」と頬づえをつきながら続けるおばあちゃんに、「惚れちゃったよ」と盛り上がるダーリン。そんな二人を横目に、高杉くんは「じゃ、それで」と店員とスマホデビューの話をまとめる。すると突然おばあちゃんのスマホに着信が。「あら、もしもーし」と電話をとると、隣で 「僕でした」と早速スマホでいたずらをするダーリンにおばあちゃんも「あ、やだも〜」とデレデレの様子。ラブラブに拍車がかかる二人に戸惑いながら、「ね」と店員に苦笑いを見せる高杉くんなのだった。
2022年04月27日特設展「芥川龍之介 生誕130年旅の記憶」が、山梨県立文学館にて、2022年4月23日(土)から6月19日(日)まで開催される。芥川の旅の軌跡に着目『羅生門』や『河童』などの小説で知られる芥川龍之介は旅を好み、北は北海道から南は九州まで足を運んでいる。また、当時としては珍しく海外旅行も経験し、中国各地を訪れた。山梨や長野への徒歩旅行、失恋の傷を癒やした松江での日々、そして東北から北海道にかけての講演旅行など、旅先での見聞は芥川の生活や作品にさまざまな影響を与えている。特設展「芥川龍之介 生誕130年旅の記憶」では、山梨県立文学館の芥川コレクションを中心に、芥川の旅の軌跡を紹介。旅先で撮影された写真や、松江での見聞を題材とした俳句草稿など、初公開を含む資料の数々を展示する。展覧会概要特設展「芥川龍之介 生誕130年旅の記憶」会期:2022年4月23日(土)〜6月19日(日)会場:山梨県立文学館 展示室C住所:山梨県甲府市貢川1-5-35開館時間:9:00〜17:00(最終入室は16:30まで)休館日:月曜日(5月2日は開館)観覧料:一般 330円(260円)、大学生 220円(170円)※( )内は20名以上の団体料金、県内宿泊者割引料金※高校生以下の児童・生徒は無料※65歳以上は無料(健康保険証などを持参)※障害者手帳の持参者、およびその介護者は無料※展覧会や関連イベントは変更・中止となる場合あり【問い合わせ先】山梨県立文学館TEL:055-235-8080
2022年04月27日俳優の役所広司、神木隆之介、女優の杉咲花が出演する、サントリー食品インターナショナル「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」「クラフトボス ミルキープレッソビターラテ」の新CM「ニューニューな朝・その1」編、「ニューニューな朝・その2」編が12日より順次放送される。新CMでは、 「ミルキープレッソ」のおいしさを、「コーヒーニューニュー」というユニークなフレーズとともに、毎朝自転車でやってくる「コーヒーニューニュー売り」の女性(杉咲)と街の人々(役所、神木)によるユニークなストーリーで表現する。“ニューニュー語”のセリフは「口の使い方がめちゃくちゃ難しい」と語っていた神木。さらに撮影中は、監督から「恥ずかしそうに」「心配しながら」と、表情や声色、視線の動かし方についても毎回細かく指示が入るため、役所も杉咲も呪文のようにセリフを復唱し、ジェスチャーを交えたアクションを試行錯誤しながら本番に臨んでいた。また、神木が結婚の挨拶のため杉咲家を訪れ、牛の両親たちの前で承諾をもらおうとするシーンは、監督と指導役の先生からお墨付き。さらに、あまりの緊張から「お嬢さんに僕をあげます」とトンチンカンなことを言ってしまう別バージョンの撮影でも、神木は抜群の演技を披露し、現場を盛り上げた。一方、そんな神木に対して、一貫して無反応なのが杉咲の家族である牛たち。人生の大一番の場だけに、真剣そのものといった神木とのギャップが、何ともコミカルかつシュールな映像になっていて、神木と杉咲 もモニターを見ながら大爆笑していた。
2022年04月12日CLAMPの伝説的大ヒットコミックを、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナら出演で実写化した『ホリック xxxHOLiC』。この度、神木さん演じる高校生・四月一日の家政夫シーンが公開された。アヤカシが視えることで孤独に生きてきた四月一日は、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる不思議な【ミセ】で家政夫として働くことに。映像では、【ミセ】に住む謎の少女・マル(DAOKO)とモロ(モトーラ世理奈)に叩き起こされるシーンからスタート。彼女たちに連れて行かれた先には、一升瓶を持ったまま散らかった床に寝そべる、お馴染みの二日酔いの侑子(柴咲さん)が…。そして、「お腹空いた~」と朝ごはんをリクエスト。若干だらしのない侑子の一面が垣間見え、世話焼きの四月一日が振り回されて苦労しているであろうことが伺える、微笑ましいシーンとなっている。また、こだわり抜かれた【ミセ】の内部も明らかになっており、柴咲さんは「侑子さんの【ミセ】が大好きで、撮影が終わってしまうのが悲しくて。ダイニングルームはボタニカルガーデンみたいで、きっと燦々と光が降り注ぐ気持ちのいい場所なんだろうなって思いながら撮影をしていました」とセットでの撮影をふり返っている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月11日神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』の完成披露試写会が3月22日(火)に都内にて行われ、神木さんと柴咲さんに加え、共演する松村北斗、玉城ティナ、吉岡里帆、そして蜷川実花監督が登壇した。大人気漫画の映画化ということもあって、神木さんはじめ共演者はそれぞれ役への苦労があったと明かしていた。原作が累計1400万部を突破したCLAMPの伝説的大ヒットコミックを同名映画化した『ホリック xxxHOLiC』。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視える孤独な高校生・四月一日(神木さん)は、その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願っていた。ある日、不思議なミセにたどり着いた四月一日は、妖しく美しい女主人・侑子(柴咲さん)から、願いを叶えるために一番大切なものを差し出すように言われる。四月一日を色香も漂わせながら演じた神木さんだが、美しい四月一日役とあって、「めちゃくちゃプレッシャーでした!」と最初の印象を語った。しかし、柴咲さんから「原作は知っていて、“絶対、四月一日は神木くんしかいない!それ以外考えられない!”と思ったら神木さんだったから、やったーっ!て。そんなプレッシャーを感じていると知って、うっそお、と思った」と言われると、神木さんはお辞儀を何回もしながら「おおお~」とうれしさのあまり感嘆を漏らす。四月一日の同級生・百目鬼を演じた松村さんは「実花さんと初めて会ったのがお写真の仕事で。そこで“百目鬼だ”って(言われた)」と言う。現場で一番大変だったことについて、松村さんは「とにかく声を低くすること…。何回も繰り返して最終的にウッドベースくらい低くしてしゃべったのが一番大変でした(笑)」と、コントラバス級の低音ボイスで臨んだという。一方、情報解禁時に女郎蜘蛛にぴったりだと話題になった吉岡さん、本作ではギリギリのボンテージ姿も披露した。「自分史上、肌見せもですし、原作のイメージを大事にしなきゃいけないですし、真摯に取り組もうと思いました。今回背中を押してくださった味方が、セクシー所作指導という方です」と吉岡さんは紹介。その先生のおかげで「私のあらゆる妖艶なクモの動きを見てくださいました。先生と一緒に現場にいられたのは大きかったです!」と、女郎蜘蛛を熱演したと振り返っていた。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年03月22日TR_Office主催、『高橋龍之介 サクソフォンリサイタル』が2022年4月10日 (日)に東京オペラシティリサイタルホール(東京都新宿区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ [プログラム]●ファンタジー/ジュール・デュメルスマンFantaisie sur un theme original/Jules Demersseman●プロヴァンスの風景/ポール・モーリスTableaux de Provence/Paule Maurice●ソナタ 作品29/ロバート・ムチンスキーSonata op.29/Robert Muczynski●ディベルティメント/ロジェ・ブートリーDivertimento /Roger Boutry●スカラムーシュ 作品165b/ダリウス・ミヨーScaramouche op.165b/Darius Milhaud●ソナタ 作品19/ポール・クレストンSonata op.19/Paul Crestonプロフィール高橋龍之介(サクソフォン)神奈川県横浜市出身。昭和音楽大学音楽学部器楽科を特別賞を受賞し首席で卒業。翌年同大学研究科を修了。在学中、コンチェルト定期演奏会にソリストとして推薦される。卒業演奏会、読売新聞社主催第84回読売新人演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。第12回ジュニア・サクソフォンコンクール3位入賞。第25回大仙市大曲新人音楽祭コンクールにて優秀賞、並びにグランプリを受賞し受賞者記念演奏会に出演。第20回松方ホール音楽賞木管部門、本選出場。第6回秋吉台音楽コンクール、サクソフォン部門入選。浜松国際管楽器アカデミーにおいて講師推薦によるプレミアムコンサートに2度出演。東京芸術劇場による演奏家育成事業“芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー(現: 芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド)”のオーディションに合格し、第3期生として研鑽を積んだ。2019年フィリアホールにてリサイタルデビューを果たし現在はソロ、室内楽、在京オーケストラ、吹奏楽の公演や録音、学校でのアウトリーチなど幅広く活動を行う。サクソフォンを河西麻希、池上政人、福本信太郎、有村純親の各氏に、室内楽を有村純親、榮村正吾、松原孝政、福本信太郎、大森義基、武藤賢一郎の各氏に師事。Christian Wirth、Miha Rogina、ハバネラ・サクソフォン四重奏団のマスタークラスを受講。(※高ははしごだかの高)【YouTube】 公演概要『高橋龍之介 サクソフォンリサイタル』開催日時:2022年4月10日 (日)開場13:00/開演13:30会場:東京オペラシティリサイタルホール(東京都新宿区西新宿3-20-2)■出演者サクソフォン: 高橋龍之介 / ピアノ: 羽石道代■チケット料金一般:3,000円学生:2,000円(全席自由・税込)[主催]TR_Office[協賛]株式会社ノナカ・ミュージックハウス、株式会社下倉楽器、株式会社セントラル楽器、管楽器工房Geppetto 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月24日藤原竜也、松山ケンイチがW主演、神木隆之介、黒木華、永瀬正敏らが出演する新感覚サスペンス映画『ノイズ』。本作は、藤原さん、松山さん、神木さん演じる幼なじみ3人が誤って元受刑者のサイコキラー・小御坂を殺してしまうところから物語が始まる。この度、サイコキラー役を演じた渡辺大知が撮影をふり返るコメントが到着した。■“サイコキラー・小御坂”として特別なことはしていないロックバンド「黒猫チェルシー」(活動休止中)のボーカルとして知られる渡辺さんは、『色即ぜねれいしょん』(2009)で主演として俳優デビューして以降、映画『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』や連続テレビ小説「カーネーション」「まれ」、ドラマ「イタイケに恋して」など様々な映像作品に出演し続けている。そんな渡辺さんは本作『ノイズ』のイベントやインタビューがあれば、W主演の藤原さん、松山さん、そして神木さんが必ず彼との共演シーンに言及するほど、限られたシーンでの登場ながら圧倒的な存在感を見せている。藤原さんたちが何よりも絶賛するのは、小御坂という凶悪犯の「黒イチジクの食べ方」「歩き方」「姿勢」といったアクションごとの“気持ち悪さ”。しかし、渡辺さんが意識していたのは、ほかの人間と小御坂との“ズレ”だったという。「小御坂は島の平穏を揺るがすサイコキラーとして登場しますが、僕が意識したのは小御坂としては特別なことをしようとはしていない、ということです。小御坂の中で嫌だなと思うことや、嬉しいなと思うことが、他の人とどう違うんだろう、ということを考えながら演りました。後は、パッと見たときに島のひとたちにどう違和感を与えるか、ということも意識しました。恐ろしい人物ですが、気に入っていただけたら幸いです」と語る。■憧れの役者さんたちが火花を散らしながらお芝居されているそんな小御坂だが、冒頭で殺されてしまう。ただ死体がそのシーンに映る限り役者は死体としてその場に居なければならないのだが、これが中々難しいことだったと渡辺さんは言う。「アクションの後で息を止めなければならないのですが、テストの時に呼吸がバレてると言われ、本番はリテイクにならないように必死で息を止めていたんです」。「そしたら、息を止めることに集中しすぎてちょっとしたミスで笑っちゃったんです。それでも竜也さんは僕が笑っちゃったこともスルーして芝居を続けてくださいました。かっこいいなと思いました。笑っちゃったこともあって、現場ではめちゃくちゃイジられました。これからはもう本番中に笑わないように訓練したいと思います」と語った。最後に渡辺さんは、藤原さん、松山さん、神木さん以外にも、余貴美子、柄本明、永瀬正敏など、大先輩の役者たちが集まっていた現場をふり返り、「憧れの役者さんたちが映画の中で生き生きとしていて、これでもかとバチバチ火花を散らしながらお芝居されているのを見てかっこいいなと思いました。僕は死体でいる時間の方が長いですが、この映画に参加できて嬉しいです」と明かしている。そんな渡辺さんが演じた小御坂が殺されてからの展開はもちろんのこと、平和な島の崩壊のきっかけをもたらす“ノイズ”として現れる小御坂の存在は間違いなく本作に格段の緊張感をもたらしている。『ノイズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年02月05日俳優の藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介が出演する映画『ノイズ』の公開を記念し、auスマートパスプレミアムで特別映像が配信された。28日公開の同作は、漫画誌『グランドジャンプ』で連載された筒井哲也氏の同名漫画を映画化。絶海の孤島・猪狩島で暮らす泉圭太(藤原)、幼馴染の田辺純(松山)、新米警察官・守屋真一郎の3人は、圭太の家族を狙う不気味な男を誤って殺してしまう。島と家族を守るため、3人は死体を隠蔽することを決意し、「この男が消えたところで、だれも追ってこない」と思っていた矢先にこの男が出所したての凶悪犯であることが判明。足取りを追う警察官が島に次々と押し寄せ、3人を追い詰める。次第に島の日常は崩壊し始め、島中がパニックに陥っていくストーリーだ。今回、auスマートパスプレミアム会員に向けて、神木のコメント付き本編映像(約8分)が初公開されるほか、藤原と松山が映画の見どころを語るスペシャルコメント動画、auシネマ割×映画『ノイズ』コラボレーション予告映像も公開された。また、auスマートパス公式Twitterアカウントをフォロー、対象ツイートをリツイートすると藤原と松山のサイン入りポスターが抽選で当たるキャンペーンも実施。同キャンペーンは、auスマートパスプレミアム会員であればauだけではなく、ドコモやソフトバンクなど、どの携帯キャリアでも利用することができる。
2022年01月25日映画『ノイズ』(1月28日公開)に出演する神木隆之介の場面写真が20日、公開された。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原竜也)と幼馴染の猟師・田辺純(松山ケンイチ)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。この度公開されたのは、一人のノイズによって壮絶な事件に巻き込まれていく警察官・守屋真一郎の新規場面写真。守屋は本作の舞台となる猪狩島にある島唯一の駐在所に帰ってきた新米警察官という役どころで、泉圭太と田辺純を本当の兄のように慕う心優しい青年だ。しかし、平和な島に突然現れた一人の“ノイズ・小御坂陸雄”を殺してしまったことで、次第に島全体に不穏な“ノイズ”が広がっていくことになる。守屋は“島を守るため”という純粋な想いから、殺人を「全部なかったことにしましょう」と提案し死体隠しに加担するが、正義感の強い彼は次第に自分自身を攻め、精神的に追い込まれていくことになる。場面写真では、ふだんの神木の爽やかな姿とは違い、追い詰められ周囲をうかがうような悪い顔が収められている。全編にヒリヒリとする緊張感が漂い、豪華キャスト陣による心理戦が繰り広げられる本作だが、守屋は観客と共に“一つのきっかけから事件に巻き込まれていく男”として、スクリーン上で輝きを放っている。守屋を演じた神木も先日のジャパンプレミアで「観た人全員が共犯者」と発言し、本作について「まるでドキュメンタリーのような作品」と表す。さらに「これまで味わったことのない臨場感と没入感がこの作品には存在しています。完成された作品を観て、本当にその場にいるような気がしてなりませんでした。廣木監督の長回しのカットや、近距離で僕らのお芝居を撮っていてくださったからこそ、この臨場感が生まれたんだと感じています」と作品全体に広がるリアリティのある緊張感と臨場感を絶賛している。(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月20日藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務め、神木隆之介、黒木華、寺島進、柄本明ら豪華キャストが出演する映画『ノイズ』。来週から公開がスタートする本作より、神木さん演じる新米刑事・守屋真一郎の新場面写真が到着した。本作は、「予告犯」「マンホール」などを手掛ける鬼才・筒井哲也の同名サスペンス漫画の実写化。舞台となる猪狩島の復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまう泉圭太を藤原さん、圭太の殺人を隠蔽すべく、死体隠しに協力する幼なじみ・田辺純を松山さん、2人と幼なじみで猪狩島の駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官・守屋真一郎を神木さんが演じている。平和な島に突然現れた一人の“ノイズ”、小御坂陸雄を殺してしまったことで、次第に島全体に不穏な“ノイズ”が広がっていくことになる本作。今回到着した場面写真に写る守屋は、島を守るためという純粋な思いから、殺人を「全部なかったことにしましょう」と、圭太と純に提案し、死体隠しに加担するが、正義感の強い彼は、次第に自分自身を攻め、精神的に追い込まれていく。全編に緊張感が漂い、俳優陣による心理戦が繰り広げられる中、守屋は観客と共に“一つのきっかけから事件に巻き込まれていく男”として、スクリーン上で輝きを放つ。先日のジャパンプレミアにて「観た人全員が共犯者」と神木さんが語っていたように、本作は、まるでジェットコースターのように様々な感情を一つの映画の中で体験できる映画となっている。観客の目線で島に蔓延する“ノイズ”を体感していく守屋。神木さんは本作について「まるでドキュメンタリーのような作品」と評し、「これまで味わったことのない臨場感と没入感がこの作品には存在しています。完成された作品を観て、本当にその場にいるような気がしてなりませんでした。廣木監督の長回しのカットや、近距離で僕らのお芝居を撮っていてくださったからこそ、この臨場感が生まれたんだと感じています」とコメントしている。『ノイズ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月20日神木隆之介は、常に神木隆之介であることに疲れないのだろうか?いや、神木さんに限らず、俳優やタレント、有名アスリートに政治家…人前で何かをすることを生業とする者であれば誰もが、TV番組や映画、報道などを通じて人々から勝手な“イメージ”を持たれるものではある。ただ、神木さんが他の人々と異なるのは、子どもの頃から現在(28歳)に至るまで、ほぼ休むことなく俳優として活動し続けてきたことで、子どもの頃からのイメージが長く、そして深く人々の中に根付いているということだろう。いまなお、神木さんを“息子”や“孫”を見るような視線で“見守っている”人も多いし、「明るくて人当たりもよく、演技も上手でしっかりしている」という完璧なイメージを抱いている人も多いだろう。そんな<人々がイメージする>“神木隆之介”そのものを主人公としたドラマ「神木隆之介の撮休」が1月7日より毎週金曜よる11時からWOWOWにて放送・配信となる。物語はあくまでフィクションだが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。突然、翌日が撮休(=撮影がお休み)となった神木さんの姿をオムニバス形式(全8話)で描いている。あくまで脚本家が書いたセリフだが、まさに上記のような人々が抱くイメージについて言及されるシーンや「初対面の人からも『神木くん』と呼ばれるんですよね…」とボヤキ気味に語るシーンも…。果たしてこの“本人”役に神木さんはどう挑んだのか?神木隆之介を演じる上で「役作りは全くしなかった」「神木隆之介の撮休」第2話――最初にこの「神木隆之介の撮休」の企画を聞いて、台本を読んでの印象は?台本のト書きに「神木、○○する」とかあったり、自分の名前が台本にあるって、普段はないことなので不思議な気分になりましたね。他の人たちはみんな役名なので、みんなは僕のことを「神木」と呼んで、僕はみなさんを役名で呼ぶという(笑)。他人の撮休を他人が考えてくれるって、なかなかない発想だなと楽しく読ませていただきました。(8話で)それぞれ色が違うなと感じながら読みました。――あくまで脚本家が書いたフィクションではありますが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。神木隆之介を演じる上で、いわゆる役作りなどはあったんでしょうか?役作りは全くしなかったです。でもあえて意識したのは、“ちゃんと”しゃべらないようにしようということ。もちろんセリフはあるんですけど、人間って考えながらしゃべるじゃないですか? “役”を背負うと伝えないといけないことが明確に出てくるので、変なところで途切れたりしたらダメだけど、今回はノンフィクションにも思えるような物語を作っていただいたので、ちゃんと考えつつしゃべっていても、ところどころ、たどたどしかったり、「僕だったらこういうしゃべり方だな」というしゃべり方――芝居をしているというより、僕が私生活でしゃべっている雰囲気で見せたいなということは意識しました。――ある意味で、ここで描かれている神木さんの姿は、人々が抱くパブリックイメージであったり、脚本家がイメージする撮休の神木さんだと思いますが、本人としてはどう受け止めましたか?みなさん、本当に“好青年”に描いてくださって、ありがとうございます(笑)!(劇中の神木さんは)ちゃんとしてる人間ですね。どこにもクズ感がないですよね、本人と違って(笑)。これまで共演者の方に「もっとおとなしい人間かと思ってた」「意外とうるさいんだね」とか言われたことはありましたけど(笑)、そういうのとは違って、脚本家のみなさんが作品を通して僕のイメージを「あなたってこうだよ」と伝えてくださっていて、その意思が作品で届くというのはおもしろかったですね。「こう見えているんだなぁ…」って(笑)。わりとちゃんとした人間で、あんまり、ふざけてないですよね。本来の神木はもうちょっとふざけてますね。(劇中の神木さんは)真面目でまっとうな意見を言うキャラクターだったなと思います。ということは、世間のみなさんのイメージとしても、あまりふざけない感じなんですかね? 「コメントもちゃんとしてるし」みたいなセリフも出てきましたけど「そういうイメージなのか…」とは思いましたね。あと、(普段の神木さんは)あんまり自分のことはしゃべんないかもしれないですね。第4話「夢幻熊猫(むげんぱんだ)」の中でも姪(長澤樹)に「役者ってさ…」みたいなことを言ったりしてますけど、そういうことはあんまり言わないかな? 実際に姪もいるし、最近その姪が「女優になりたい」って言い始めたらしいんですけど、僕は「いいんじゃない?」って。やってみなきゃわかんないし、この仕事に限らずどんな仕事でもつらいことはあるだろうし。想像していたよりつらかったらやめてもいいし、やってみないとわかんないから「がんばれ~」みたいな感じです。この(エピソード)の中では真面目な叔父ですよね。本来は「普通のちょっとテンション高い28歳」「神木隆之介の撮休」第4話――「それはちょっと違うぞ」と否定したい、壊しておきたいパブリックイメージはありますか?僕は、お調子者ですよ(笑)、本当に。すぐふざけるんですよ。外(=仕事)では余計なことは言わないというだけです。落ち着きもないですし「普通のちょっとテンション高い28歳だよ」ってことは言っておきたいですね。周りからは「まあまあ、もう28歳なんだから、無駄にテンション高くしないでもうちょっと落ち着けよ」って言われるかもしれないですけど(笑)。無駄なこと、ふざけることが好きな人間なんです。――周りのイメージと本当の自分のギャップで悩んだりしたことはないんでしょうか?それは全くないですね。そんなに苦しんだりってことはなくて、お会いする相手の方がどんなイメージを持たれていても、実際に会って話していることが真実だと思っているし、会った時から新しく(イメージを)構築していけばいいと思っているので、そんなに気にしたことはないですね。――“国民の息子”のようなイメージを持たれたり、「完璧にそつなく何でもこなす」というイメージを持たれることもあるのではないかと思いますが…。そういうイメージを気にしたことはないんですよね。逆に「なんでこんなに褒められてるんだろう?」って思います(笑)。「え? そんなに過大評価をしていただいて…ありがとうございまーす(笑)!」って感じですね。かといって、それをプレッシャーに感じるってこともないですし。――“いい人”のイメージを持たれやすそうですし、意地悪な言い方をすると「挫折を感じたこともないし、コンプレックスもないんでしょ?」とか思われがちですけど、実際にコンプレックスを抱くことは?あります、あります!「もっと身長が高ければなぁ…」とか「(新田)真剣佑くんとか(山崎)賢人くんみたいな顔になりたかったなぁ…」って思いますもん(笑)。「背が高いと服も似合うし、いろんな髪型も似合うでしょ。いいなぁ」って思います。なぜか僕の周り、背が高くてカッコいいやつばっかりが揃ってるんですよ。過去に「イケメンたちに囲まれて神木、ハーレム状態」とかって記事が出てたのを読みましたから(笑)。志尊淳くんとかもそうですし、主人公性のある人たちばかりが周りにいて「目の保養になるなぁ」「心が浄化される」と癒されつつ「いいなぁ…。うらやましいな…」とか思ってますね。それはずっとコンプレックスですね。縁のある俳優&スタッフとのドラマ製作が実現「神木隆之介の撮休」第7話――今回、神木隆之介役を演じたことで気づいたこと、発見したことはありましたか?やっぱり、普段の自分ってちょっとテンション高いんだなって思いましたね(笑)。しゃべることが好きなんだなと思いました。素の自分と一番近かったのが第7話の「友人の彼女」かな? 結構セリフが多かったですよね。井之脇海くんが親友役で、萩原みのりさんが海くんの彼女で、僕が海くんと仲が良すぎて彼女が嫉妬するというお話で。井之脇海くんとの思い出をずっとしゃべってるというシーンがありましたけど、あのテンションは(自分と)近かったと思います。たしかにしゃべるなって。実は、僕も同じような環境にいたことがあって(笑)、親友とすごく仲が良くて、毎日のように遊んでて、毎日一緒にゲームをやってたんですよ。ふと「この人、彼女とかいないのかな?」って思ったんです。いや、いた場合、どうなんだろう? 俺がかなり独占してるぞ…って。その親友が最近、結婚したんですよ。だから(彼女が)いたんですよ。すごく申し訳ないじゃん!って思って(苦笑)。奥様にも挨拶をさせていただいたんですけど「隆さんとの関係を壊したくないので、どうぞ私のことは気にしないでいままで通り、誘ってやってください」って言ってくださって、すごく優しいなと思いつつ…「でも彼女いたんだ!?」って(笑)。あと、もう別の仲良い友人の話ですが、カラオケを一緒に行き過ぎて、他の人に「今日空いてる? あぁ、でもどうせ神木くんと遊ぶでしょ?」とか「神木くんは大丈夫?」って聞かれるって言ってました。一番優先されてるらしいです(笑)。「神木隆之介の撮休」第6話――今回、全8話でいろんな監督、俳優さんとご一緒しましたが、特に思い出深かったことや出会いは?いっぱいあるんですけど、第6話の「ファン」には松重(豊)さん、田中(要次)さんも出てくださっているし、なんなら大塚明夫さんですよ!(ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの)スネークが出てくれたんですよ? YouTubeで以前、ゲーム配信でコラボさせていただいて、その時に「お会いしたいですね」と言ってたらこうやってお会いできたんです。しかも、エピソードの中の神木も大塚さんが演じる声優・小野寺修吾のファンという設定で、僕も大塚さんのことは大好きなので、リンクするところがあって嬉しかったです。あとは矢本くん(悠馬/第3話「捨てる神あれば」)もそうですし、仲野太賀くん(第8話「遠くにいる友人」)、成海璃子ちゃん(第2話「嘘から出た何か」)も藤原季節くん(同)もそうだし、仲のいい人たちが出てくれて楽しかったですね。監督の森ガキさん(オープニングと第3話「捨てる神あれば」、第6話「ファン」の演出担当)は、志尊淳くんとSNSで制作してた映像でご一緒したことがあったんですけど、「本格的に映像で一緒にできたらいいね」とか言ってたらこの作品でご一緒できたので、すごく嬉しかったです。繊細な画ですけど、すごく自由にさせていただいて、またご一緒できたらいいなと思います。子役出身の苦労や葛藤は「全く意識したことない」「神木隆之介の撮休」オープニング――毎回、冒頭で明日が撮休になったと知らせるマネージャー役を池田鉄洋さんが演じています。もしも、池田さんが現実でも神木さんのマネージャーだったら…?メッチャ楽しいと思います! 鉄洋さん、本当に優しいですからね。あんなに優しい人いないですよ。映画『屍人荘の殺人』のとき、矢本悠馬くんは「イケテツ」って呼んで、僕は「鉄洋」ですよ(笑)? そんなの許してくれる年上の人、いますか(笑)? 僕がたまに「イケテツさん」って呼んだら「いや、鉄洋でいいよぉ。そっちのほうが落ち着くから」って(笑)。メッチャ良い人です。今回の企画の打ち合わせの段階で「誰と仲が良いか?」といったリサーチがあったんですけど、マネージャー役が必要ということで「誰か候補はいますか?」と聞かれたので、迷わず「池田鉄洋で!」と(笑)。――劇中の関係性が池田さん演じるマネージャーが「神木さん、すいませーん…」という腰の低い感じで、その関係性も毎回、面白いですね。実際、僕と鉄洋さんもそういう“プロレス”をできる関係性なんですよね(笑)。――神木さん以外では、第1話の「はい、カット!」で共演された安達祐実さんだけが唯一、本人役で出演されていて、“元子役”ということについて語り合います。本人同士でフィクションの作品でお芝居をするのはいかがでしたか?楽でした(笑)。安達さんのことを「安達さん」って言えるので。初めてお会いしたのが、何年か前にスタジオで、たまたますれ違ったんですけど、僕が小声で「あ、おつかれさまです」と言ったらペコってしてくれて。僕は休憩で、安達さんは楽屋からスタジオに入る、ちょうどスイッチを入れる時で、僕は心の中で「うわっ! 安達祐実だ!」と思ってました(笑)。「やべぇ!」って。これは今回、ご本人にも伝えたんですけど、ちょうどスイッチが入ったのか、なんか“気迫”があったんですよ。「やっぱり違うな、安達祐実は」って。今回、ご一緒すると聞いて「あの気迫で来られたらとんでもないことになるな…」と思ってたんですけど、おそるおそる話しかけたらすごくニコニコとお話してくださって、すごく優しい方でした。「初めてお会いしたとき『やべぇ、安達祐実だ!』って思ってました」って言ったら、笑ってくれました(笑)。「神木隆之介の撮休」第1話――このエピソードでは、子役出身の俳優ならあるのかも?と思わせる架空の“シンドローム”が描かれますが、神木さん自身は普段からこれは職業病だなと感じることはありますか?あります。ふとした瞬間に「カメラがここにあったら、こう撮っているだろうな」「引きだったらこうで、寄りだったらこうだろうな」というのが頭に浮かびます。歩きながら音楽を聴いてても「この曲だったら、こうやって歩いてるシーンに合うな」とか「この曲が主題歌なら、こういう物語がいいな」とか思いながら歩いてます。それはクセですね。「こういう物語、画の質感で、いま自分が歩いてるカットはスローで…」とか想像しちゃいます。――このエピソードの中の神木さんのように、現実とお芝居の区別つかなくなることはありますか?たしかに、いま言ったような「こういう映像だな」とか考えてる時は基本、ボーっとしてますね。レジで支払いをしてる瞬間も「でもこっちから撮っているなら、こう見えるだろうな」とか「こういう角度で映ってるな」とか考えてて、「ありがとうございました」って出ていく時に「あ、やばい。いま楽しかったけど……あ、ちゃんと買ったか」みたいにはなりますね。――ちなみにそうやって妄想するとき、「カメラがここにあるなら、顔の向きをもう少しこっちに向けた方がいいな」と考えて動かすことなどは…?します(笑)! 「いま、この向きなら…」とか目線をちょっとずらしたり…。――劇中のように「子役出身だからこそ、どこかで一皮むけないと」みたいな焦燥や葛藤を抱えたことはなかったんですか?それはなかったです。全く意識したことないですね。何も考えてこないで生きてきちゃったんで(笑)、周りの人が大変だったみたいです。「子役からやってきた俳優は(大成するのは)大変だよ」という俗説みたいなものが芸能界にはあるので「どういうブランディングで、どんな作品に出て…」みたいなことはマネージャー陣が考えてくれていて。僕は何も考えずに台本を渡されたらとりあえず頑張るという姿勢でやってきたので、僕自身は大変ではなかったし、自分の見え方とか「このまま20代もいけるか?」みたいなことも全く考えてなくて、のんきでしたね。実際に撮休になったらやりたいこと「カラオケが第一優先」――もしも、実際に急に「明日、撮休です」となったら、どんな1日を過ごしますか?午後まで寝て、ダラダラ風呂入って、誰かと一緒にカラオケいけないか探って、誰もいなかったらひとりで行って……。そうなんですよ…(苦笑)。パブリックイメージと全然違うかもしれませんが…。――何はともあれカラオケは最優先事項で外せないんですか?第一優先ですね。「何かした」という、“抗い”なんですかね? カラオケが。1日の中で、かろうじて何かした――「カラオケ行った」と言えるように、行っちゃいますね。――ちなみにカラオケに行ったらどんな歌を?毎回、必ず歌うのは桑田佳祐さんの「可愛いミーナ」、あとは「シカバネーゼ」(jon-YAKITORY)とかボカロ系の曲ですかね。ボカロ系の曲を歌い手さんが結構、歌っていて、そのキーを調べられたりもするので、それで歌ったり。他にもいろんなジャンルを歌いますね。――外出などをせず、何もしないで過ごすということはないんですか?できるだけイヤですね。まあ、外に出ないとなると、1日中ゲームしてますね。「FF(ファイナルファンタジー)XIV」の「暁月のフィナーレ」という新しいストーリーが増えたので、今後はそれをやりながら籠もることになるんだろうなぁ…と思いますけど。ちゃんとPCの横に冷蔵庫があって、飲み物も冷やせるんでね(笑)。2022年は2021年で得たものを「活かす」1年に――これまで過ごした撮休の中で、最も良い過ごし方をしたなと思える過ごし方は?(しばらく考えて)…ないですね。ないなぁ…(笑)。急に撮休になっても買い物と…あぁ、コロナ前ですが、秋葉原に行って、好きなアニメグッズを漁ったり、帰りにカラオケに行ってアニソンを歌ったりしたのは楽しかったです。――劇中でも「神木隆之介を演じてるんだろ?」みたいなことを言われますけど、素に戻れる瞬間ってありますか?ゲーム、カラオケ…。まあでも友だちといるときは素だなって思います。別に普通にいるんでね、一都民なんで(笑)、そんなに意識したことはないですけど。まあ、お店で「神木さま、4名様!」と呼ばれた時は、席に座るまで意識しましたけど(苦笑)。普段はあまり何も意識してないですね。――先ほど、誰も集まれなかったら一人で…とおっしゃっていましたが、「おひとりさま」でカラオケや食事に行くことはわりとあるんですか?ありますね。こないだの舞台の大阪公演の休演日には一人で焼肉に行ってきましたよ。おいしかったです。全然、気にせずにひとりで行けちゃいますね。ちょっと寂しいけど「でも、ひとりでもできるしなぁ」と思うと、ササっとなんでもひとりでやっちゃうんですよね。――現実には撮休どころか、忙しい日々を過ごしているかと思いますが、多忙な中で気持ちを切り替えたり、リラックスのために大事にしていることはどんなことですか?友だちとのご飯。あとは趣味ですね。YouTubeを見たり、ゲームしたり、そこは夜更かししてでもやりますね。時間がない時ほど遊びたくなるんですよね(笑)。「時間があるときに遊べばいいじゃん!」って思いますけど人間、時間がある時ほどボーっとしちゃうんですよ(苦笑)。本当にワガママでないものねだりなんですね。時間がない時に限って、誰かと会いたくなったり遊びたくなるものなんです。だから時間がない時こそ、一緒に友達とご飯を食べたり、ゲームしたり、ひとりでも趣味をやってますね。そこは睡眠時間を削ってでも。――本作を含め、この1年も多くの作品に出演され、多彩な活動をされてきました。改めてふり返って、どんな1年でしたか?すごく大きな刺激をもらいましたね。ドラマ「コントが始まる」で始まって、特に菅田(将暉)くんと仲野太賀くんは「お芝居って楽しいことがいっぱいあるんだな」ということを気づかせてくれた2人ですし、あの作品に出られてよかったなと思います。それから、最近まで舞台(「パ・ラパパンパン」松尾スズキ演出)をやらせてもらいましたけど、まさかの2度目の舞台で、初めての舞台(「キレイ-神様と待ち合わせした女-」)の時とは全く違う、博学でセリフの多い役で「これは無理だよ!」「できるのかな?」と心配だったんですけど、みなさんの支えもあって無事にやることができました。あきらめかけていたことをやり遂げることができたというのが、自分の中の“強み”になったし、すごく大きなものを教えてもらえた1年だったと思います。それを2022年にどう活かせるか? 勝負だなと思います。もちろんやってみて、活かしきれなかったら、それはそれでいいとも思っていて、「活かそう」と思うことが大事なので、とりあえずあがいてみます!「WOWOWオリジナルドラマ神木隆之介の撮休」WOWOWにて1月7日(金)放送・配信スタート(毎週金曜よる11時~放送・配信/各話放送終了後、WOWOW オンデマンドにてアーカイブ配信)。【WOWOWプライム】第1話無料放送/【WOWOWオンデマンド】無料トライアル実施中。(text:Naoki Kurozu/photo:Maho Korogi)
2022年01月07日瀬々敬久監督、森ガキ侑大監督らが、神木隆之介の知られざる“オフの姿”を妄想を膨らませて撮るドラマ「神木隆之介の撮休」。この度、本作の放送開始の前日となる1月6日(木)に、YouTube生配信「神木と“撮休”、過ごそうじゃ Night!!!」の実施が決定した。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか?本作は、知られざるオフの姿を、クリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ。今回の生配信では、神木さんをはじめ、第1話「はい、カット!」に出演の安達祐実、全話のオープニング映像にてマネージャー・祝崎を務めた池田鉄洋が集結。「神木隆之介 Official リュウチューブ」にて、前日にYoutube LIVEを実施。本作の魅力を伝えると共に、特別企画も予定している。なお、前シリーズでも話題となった、<マネージャーから“明日、撮休”になった>と、告げられるオープニング映像が、同じく「リュウチューブ」にて特別公開中。第1話の本編未収録“ノーカット版”となっており、編集の都合上、収まり切らなかった2人の息の合った即興演技が見られる。「放送・配信直前!!SP 企画★神木と“撮休”、過ごそうじゃ Night!!!」は1月6日(木)18時~神木隆之介 Official リュウチューブにて配信予定。WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」は2022年1月7日より毎週金曜日23時~WOWOWにて放送・配信。(cinemacafe.net)
2022年01月03日神木隆之介×豪華実力派俳優陣×気鋭クリエイターによる、オムニバスドラマ「神木隆之介の撮休」より、プロモーション映像と場面写真が公開となった。さらに「Saucy Dog」による書下ろし主題歌「ノンフィクション」の音源も解禁された。今回解禁となったのは、それぞれ第1話~第4話までと第5話~第8話の4話ずつを紹介するプロモーション映像。神木さんが「はい、カット!シンドローム」にかかりパニックに陥る姿や、ファンと名乗る男に翻弄させられたり、親友の彼女に“親友”と会うなと言われ困惑したりと各話を象徴する名場面が映し出される。「神木隆之介の撮休」プロモーション映像(#1~#4)このプロモーション映像には、「有村架純の撮休」「竹内涼真の撮休」でも好評だった、マネージャーから突然「明日“撮休”になった」と告げられるオープニング映像の一部も収められており、本作では池田鉄洋が神木さんのマネージャー・祝崎役を演じている。神木さんと池田さんは、即興芝居で撮影を行ったそうで、2人の息の合った演技と毎話の“撮休”になった理由にも注目だ。「神木隆之介の撮休」プロモーション映像(#5~#8)さらに「Saucy Dog」初のドラマタイアップとなった主題歌「ノンフィクション」もこの度、オンラインにて初解禁。実在する俳優が、自ら自身を演じる「撮休」シリーズ本来の企画と、「神木隆之介の撮休」の脚本やスタッフとの打ち合わせから着想を得て、生み出された楽曲が「撮休」シリーズお馴染みのエンドロールを彩る。併せて各話の名場面が切り取られた場面写真も到着。神木さんと同じく安達祐実が本人役を演じている第1話「はい、カット!」では、幼いころから実力派俳優として活躍を魅せる2人が話すシーンが切り取られている。第2話「嘘から出た何か」からは、神木さんと約8年ぶりの共演となる成海璃子との2ショット写真や、ファンとのコミュニケーションを題材にした第6話「ファン」では、神木さんのファンを名乗る男性役を演じた松重豊と、神木さんがファンである声優役を演じた大塚明夫の不思議な3ショットが切り取られ、神木さんと豪華キャストの共演に期待が高まるカットとなっている。WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」は2022年1月7日より毎週金曜日23時~WOWOWにて放送・配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2021年12月23日藤原竜也×松山ケンイチ×神木隆之介らを始め、豪華キャストが出演する『ノイズ』。この度、永瀬正敏が神木隆之介に何かを語りかける緊迫した場面写真をシネマカフェが独占入手した。親友でありながら、性格の全く異なる3人のキャラクターがキモとなる本作。今回シネマカフェに届いた場面写真では、永瀬さん演じる県警の刑事・畠山が神木さん演じる新米警察官・守屋真一郎に何かを語りかけ、真一郎が神妙な表情を浮かべている。死体を隠すために結託するも、畠山が追い詰めていくことで性格の違いから言動に少しずつズレが生じる3人。そして、次第に3人の間に生まれたズレ、“ノイズ”がより大きくなっていくことを予感させる。永瀬さんは『あん』『パターソン』『光』で、3年連続カンヌ国際映画祭に出演作が選出された唯一無二の国際派俳優。立っているだけでも強烈な存在感を放つ永瀬さんだが、作品に対する洞察力も図抜けている。畠山が真一郎に圭太(藤原竜也)と純(松山ケンイチ)のDNAを採取してくるよう伝えるシーンでは、台本は「協力してくれ」と頼むはずだったが、永瀬さんからの提案で「もってこい」と命令口調に変更。この彼の行動が物語後半に深い意味を持たせることになったという。本作の企画・プロデューサーを務めた北島直明は、「役者さんにしか見えない感情の線があることに改めて気付かされました」と永瀬さんの役者としての鋭い感覚に唸る。そんな永瀬さんと3人が初めて対峙するシーンでは、終始息が詰まるような緊張感がスクリーンから放たれる。畠山の圧倒的プレッシャーに終始堂々と向き合い、平然と虚偽の証言をしていく圭太、一貫してぶっきらぼうで硬い表情を崩さない純、一人落ち着きなく視線をさまよわせる真一郎。廣木隆一監督による緊迫感溢れる長回しのワンカットでの撮影も相まって、日本最高峰といっても過言ではない演技合戦は、瞬きも許されないほどの気迫に満ちている。『ノイズ』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2021年12月19日