彼が落ち込んでいる・・・。特にそれが仕事に関することだと、無闇に立ち入るわけにもいかないし、見ていてツライですよね。いち早く元気になってもらうためにも、「彼が仕事へのやる気を取り戻すひと言」をご紹介します。■1.「いつも味方でいるよ」と伝える仕事で成果があがらなかったり、やる気をなくしてなんとなく仕事をしている彼は、上司の評価がよくなかったり、同僚とうまくいってなかったりしているかもしれません。ただし、その原因を根掘り葉掘り聞くのはNG。聞いたところで仕事の内容はわかりませんから、アドバイスもできずに彼の傷をえぐってしまうだけです。ここはあえて何も聞かずに、「何があっても私はあなたの味方でいるよ」と伝えてみてください。彼はきっとあなたの言葉に勇気づけられて、仕事もはかどるはずですよ。■2.「食事に行こう!」と誘うなんだか最近彼に元気がないなと感じたら、「最近疲れてるみたいだね、仕事忙しそうだから美味しいものを食べに行こう!」などあなたから誘ってみるのもいいでしょう。美味しいものでお腹が満たされたら、彼が心も開いてくれる可能性があるかもしれません。また、手料理を振舞うのもよいですね。栄養バランスなどを気にしながら、彼にピッタリの元気が出る料理を食べてもらいましょう。食事は身体の貴重な栄養源。しっかりとって彼を奮い立たせてくださいね。■3.「頑張っているね」と認める周囲から見てあまり頑張っているように見えない彼でも、彼なりに一生懸命仕事に取り組んでいるのかもしれません。自分では頑張っていると思っているのにあまり認められないからこそ、なんだか気分も落ち込んでしまっているのかも。ですから、彼は誰かに自分が頑張っていることを認められることで、やる気スイッチがONになるのではないでしょうか?「いつも頑張っているね、お疲れ様」と笑顔で伝えてみましょう。あなたがそう感じていなくても、言葉にすることが大切なのです。■4.「信じているよ」と味方になる彼が仕事で大きな失敗をしてすごく落ち込んでいて、立ち直れない状態だったらあなたはどうしますか?「そんなにツライんだったら辞めちゃえば?」と彼をいち早く解放してあげたくもなるでしょう。でも、それより「大丈夫、あなたなら挽回ができる、信じているよ」と励ましてあげることが大切です。失敗をしない人はいません。そこからいかに立ち上がるかが仕事の肝なのです。あなたが味方になって一緒に立ち上がれば、彼に大きな安心を与えてあげることができます。包容力で彼を受け止めて、再スタートを切れるよう信じ続けましょう。■ポジティブな言葉を使おうあなたがポジティブな言葉を使うことで彼のやる気をアップ!いつまでも落ち込む彼を見ていたくはないですよね。いち早く彼を元気にして、ラブラブ生活を取り戻しましょう。(Mia/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月26日今回のテーマは「兼業漫画家がはじめてコラムを書いた日」である。私は現在、このように漫画家の傍ら文章の仕事もさせてもらっているが、そもそもコラムを書き始めたきっかけはなんだったのか、という話だ。○コラムニスト・カレー沢薫の誕生簡単に言えば、私を漫画家デビューさせた週刊モーニング初代担当が、私のブログなどを見て「文章も面白いからコラムの連載をしてはどうか」と言い出したのが始まりである。それを真に受けて、連載用のコラムを書き貯め始めたのだが、それから1年ぐらい経っても連載は始まらなかった。その頃にはコラムを書くのは止めて、サバイバルナイフを研ぎ、色とりどりの重火器を集めることに終始していたのだが、それが担当に向かって火を噴く前に、その後任の担当の尽力により初コラム連載がスタートした。(今もモーニングはこの二人が担当である)そこから、他のところでも文章の仕事がもらえるようになった、というわけだ。つまり漫画家になれたのもライターになれたのも、全部モーニング担当らのおかげ、ということだ。ならば平素から「担当殺す」などとうそぶくのは恩知らずも良いところではないかと思われるかもしれないが、私は担当に対し感謝すべきことは非常に感謝しており、ポイントにすると5億点ほど感謝している。しかし殺意ポイントが2兆点あるので、トータルで「殺す」という結論になっているだけである。性格と顔が100点満点のイケメンでも、年収ゼロ・借金100万なら結婚相手としてはマイナス99万9千8百点になるのと同じである。何事もトータルが肝心なのだ。作家と担当の軋轢と言えば、担当に原稿を紛失された、無断使用された、原稿料を横領された、追及したら逆切れされたなど、全く笑えないものも散見される。それに比べれば私の担当がしたことなど全く大したことではなく、むしろ私の逆恨みであることも多いだろう。そして何より、私の担当はこちらが苦言を呈すれば言い訳せずに謝罪してくれるし、刺せば血が出ると思うので、それだけでも有能だ。また、今まで担当に横柄な態度を取られたこともない。不真面目な担当は一人もおらず、真面目すぎてふざけているより性質が悪い人ばかりだ。このように、私は漫画の才能には恵まれなかった分、担当には非常に恵まれている。担当全員を生贄に捧げるので、神は今すぐ私に漫画の才能を授けてほしい。○カレー沢氏のJK時代と「褒め仲間」コラムの仕事を始めたきっかけは、漫画の担当が私に文章の才能を見出したという幻覚症状のおかげだったわけだが、そもそも文章を書き始めたのはいつからかというと、古くは高校生の時に始めたホームページからだと思う。ホームページの内容に関してはもはや説明いらずの「乙女ゲーの二次創作サイト」だが、そこで日記も書いていたのだ。書いている内容は多分今と大差ないと思うが、そこはJKである。顔文字を使ったり、笑って欲しいところではフォントを赤字特大にしたり、語尾に(爆)をつけたりと、今読み返したらリアルに(爆)するものであることは間違いない。当時もその日記を「面白い」と言ってくれる人がいたため、漫画と並行して文章も書き続けてきたのだと思う。しかし、皆さんも「どう見てもカワイくない女同士がお互いを『カワイイカワイイ』と褒め合っている怪奇現象」を1度は見たことがあると思うが、アマチュア創作界隈にも同じ文化がある。自分の作品を読んでもらい、褒めてもらうために、まず相手の作品を読み褒めるのだ。何もしなくても褒めてもらえる上手い人ならともかく、そうでもない者にとってこの褒め仲間というのは大切なものであり、ギブアンドテイクとしては実に正しい。よって、日記を褒められたと言っても、「カレー沢殿!昨夜うpされた新作イラスト爆萌えでござったぞ(核爆)」「いやいやエリザベス閣下(仮名)の裏創作もドチャシコで拙者続きを全裸待機(><)」みたいな褒め合いの中で、「しかしカレー沢殿は日記も面白いでござるな、それがし噴飯ものの腹筋崩壊で候!」みたいなノリで言われた可能性が高く、端的に言えば「そんなに面白くないけどギブアンドテイクのために言った」か、むしろ肝心の二次創作に褒めるところがなかったので、苦し紛れにそこを褒めたと考える方が妥当である。しかし、現に私はそれを真に受けて、漫画だけでなく文章を書き続けていたわけである。そもそも絵を描き始めたのだって、小学二年生の時に絵画コンクールで特選を取り、すごく褒められたため、自分には絵の才能があると錯覚したためだ。教育に携わる方は、「褒めて伸びるタイプもいるが、褒めることによりドンドン道を踏み外す奴もいる」ということをご留意いただければ幸いである。ちなみに担当が面白いと言ってくれたブログだが、ニートだったため、アフィリエイトで稼ぐためにやっていたものである。原動力は常に金と承認欲求、これだけは一貫してブレていない。<作者プロフィール>カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)、Web連載漫画「ヤリへん」(2015年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。連載作品「やわらかい。課長起田総司」単行本は1~2巻まで発売中。10月15日にエッセイ「負ける技術」文庫版を発売した。「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」、次回は2016年1月12日(火)掲載予定です。
2016年01月05日日曜の夜、翌日からの仕事を思って憂鬱な気分になる「サザエさん症候群」。てっきり私は、仕事が嫌いだからテンションが下がるのだと思っていましたが、どうやら仕事の好き嫌いに関係なく、有意義な休日を過ごせていないことがブルーマンデーの原因になるようです。もしかして休日に勉強してない?最近は、休日にキャリアやスキルアップのために勉強をしている人も少なくないそうです。資格取得など、はっきりした目標があるならともかく、だらだら勉強しているだけなら要注意!「飽きてきた」「勉強がおもしろくない」と感じながら勉強しているとブルーマンデーに陥る可能性があります。平日に精一杯働くために、休日はしっかり休むほうが得策かもしれません。心も身体もリフレッシュさせよう!休日とは、文字通り「休む日」です。平日に溜めた疲れやストレスをしっかりオフして、心も身体もリフレッシュさせることが理想でしょう。適度な運動や睡眠で身体の疲れをとり、好きなことをして心を満足させることが大切。休日に手持ち無沙汰になってしまう人でも、例えば「ずっと行きたかったカフェに行った!」「観たいと思っていたDVDが観れた!」など、ささやかな欲求をすこしずつ満たしていくとよいでしょう。ちょっとくらい寝坊してもOK!せっかくの休みを無駄にしたくなくて、休日は早起きしなきゃ!と焦る人もいるでしょう。平日の疲れを残したまま早朝から無理してアクティブに動き回ると、余計に疲労がたまります。休日はいつもよりちょっと遅く起きるほうが、充実した時間を過ごるかもしれませんよ。普段より一時間くらい遅く起きてみて、ゆっくり家事をしたり趣味に没頭したり時間を贅沢に使って心身ともにリラックスすると、有意義な休日になるのではないでしょうか。あえてルールを作らず、来週の週末は思いっきり自分だけの時間を楽しみましょう!※参考:『28歳からのリアル』人生戦略会議著(WAVE出版)
2015年07月13日日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」とマイナビBOOKSがコラボした、小説コンテスト「お仕事小説コン」の応募が6月4日にスタートした。テーマは、就職や転職をサポートしているマイナビならではの「お仕事小説」。「お仕事小説」とは、ストーリーの中に何らかの「お仕事」ネタが出てくる、もしくは主人公が何らかの「職業」に就いている小説のことだ。主人公が仕事を通して成長する姿に元気づけられたり、あまり知られていない業界の知識を得ることができたりと人気が高く、近年では「お仕事小説」をもとにしたテレビドラマや映画も多数制作され、話題沸騰中のジャンルである。この「お仕事小説コン」では、書店員や銀行員などの一般的な職業はもちろん、勇者や魔王といった架空の職業も含み、ジャンルを問わず面白い作品を幅広く募集している。2015年8月27日まで応募を受け付け、グランプリ1作品、優秀賞5作品を選出。グランプリ作品には賞金10万円、優秀賞には賞金3万円を贈呈し、両賞ともにマイナビより電子書籍として発売されるので、ぜひチャレンジしてみてはどうだろうか。『小説家になろう×マイナビBOOKSお仕事小説コン』概要●主催株式会社マイナビ、株式会社ヒナプロジェクト●募集作品・ストーリーの中に何らかの「お仕事」が出てくる作品・主人公が何らかの「職業」についている作品※ジャンル、文字数は自由(書籍化を想定し、70,000文字以上推奨)●賞金・グランプリ(1作品) 賞金10万円+マイナビにて電子書籍化・優秀賞(5作品) 賞金3万円+マイナビにて電子書籍化●応募資格不問(プロ、アマ、年齢等一切不問)●応募方法「小説家になろう」に作品を投稿して、「お仕事小説コン」とキーワード設定●応募締切2015年8月27日●結果発表2015年11月予定●審査員株式会社マイナビ出版事業本部マイナビeBooks編集部
2015年06月08日私の“天職”って何!?「一生続けられる仕事」を見つける3つの方法「今の仕事にやりがいを感じられない」「もっと夢中になれる仕事がしたい」――。そう思っていても「じゃあ、本当にしたい仕事って何だろう」と改めて考えてみると、わからなかったりしますよね。そこで今回は、働く女子必見!「“自分にとっての天職”を見つける方法」をライフアップコーチのあべけいこ先生に聞いてみました。1.「人生の終わり」に立ったつもりで、「自分の本当の欲求」を探ってみるさまざまな開運術を駆使し、悩める人々にカウンセリングを行っているあべ先生。先生によると、「自分が何をやりたいのかわからない」と迷っている人は、実は多いのだそう。そんな人に有効なアドバイスとは?「自分のやりたいことがわからない人は、3つのポイントで考えてみるのが良いですね。まず、1つ目のポイントは『仕事』という狭い枠にとらわれず、自分がこの人生をどう生きたいのか、どう生きたら幸せと感じるかを知ることです。自分の心の奥底にある『本当の欲求』に耳を傾けてみましょう」(あべ先生・以下同)とはいえ、ただ考えるだけでわかるほど簡単なものではありません。「本当の欲求」を探るには、コツがあるそうです。「“今の自分”を基準に考えても、『本当の欲求』はなかなか見えてきません。いま抱えている責任(やるべきこと)や、周囲の環境・人などに影響を受けてしまうからです。では、どうすればいいのかというと、『自分は今80歳で、死に直面し、間もなく人生を終えようとしている』と想像してみること。死の間際に人生を振り返って、『もっとこう生きれば良かった』、あるいは『こういう人生だったから幸せ』と思うことが何かを考えてみましょう。すると、やりたい仕事が見えてくる人、パートナーや家族との時間が見えてくる人、趣味を満喫した喜びが見えてくる人…さまざまでしょう。どんな生き方であれ、それがあなたの魂が求める生き方です」確かに、「死」を意識すると、いつもとは違う世界が見えてきそうですね。でも、天職を探していたのに、仕事以外のものが大切だと気づいてしまったら、どうすればいいのでしょう?「仕事だけが人生ではありません。自分の魂が求めるものが仕事に重きを置かない生き方なら、専業主婦になったり、仕事はお金のためと割り切って趣味に精を出すのも人生の選択肢。仕事に追われた人生を送って、死の間際に後悔しても遅いでしょう?それを見極めるためにも、この“振り返り”は有効なんです」2.「お金をもらわなくてもやりたいこと」を考える自分にとって何が大切かが見えてきても、「仕事」や「家族」など、まだ漠然としているかもしれませんよね。そんなときは、2つ目のポイントを考えてみて。「2つ目のポイントは、『お金をもらわなくてもやりたいことは何か』を考えることです。いわゆる“仕事”でなくてもかまいません。『やりたいこと』が難しければ、『好きなこと』でもいいですよ。おしゃべりが好き、買い物が好き、本を読むのが好き、など、何でもOKです。お金をもらわなくても、誰かに止められてもやり続けたいこと、気づけばやっていること。それが“天職”につながるんです」それなら日々の生活を振り返ってみれば見えてきそうですね。でも、それでお金を稼ぐのは難しいのでは?「発想を転換すれば、たいていのことは仕事につながります。例えば、おしゃべりが好きなら、カウンセラーや相談員、コールセンターの仕事なども考えられますよね。買い物が好きなら、買い物代行サービスという仕事もあります。とにかく、無償でもやりたいこと、やらずにはいられないことは何かを考えてみて。そして、それを仕事にする方法を幅広く考えていくんです。私の場合は、人の世話を焼くのが好き、占いやスピリチュアルが好き、書くことやしゃべること、旅が大好き。一見、どれも仕事にはならなそうなことばかりですが、すべて今まさに私が仕事としてやっていることです」3.すべての制限を取り払ってイメージする自分が人生で大切にしたいことや、好きなことが見えてくると、ワクワクしますね。でも、どうしても「実現するのは難しそう」と感じてしまうときは、どうすればいいのでしょう。「3つ目のポイントとして、『あらゆる可能性を考える』ことが大切です。現実的な人ほど、お金のことや今の環境、家族のこと、あるいは年齢などを考えて、視野が狭くなってしまいがち。転職活動をするにしても、「私には独立なんて無理」と最初から決めつけて、「どの業種に行けばいいか」とか、「どの会社に行けばいいか」といった枠で考えてしまいます。でも、あなたの天職が一般企業の中にあるとは限らないし、日本でできることかもわかりません。いったんすべての制限を取り払い、何でも叶う世界にいると仮定して、幸せな自分の姿をイメージしてみましょう。すると、『NPO法人を立ち上げてボランティア活動をしている自分』や『アフリカにいる自分』『社長である夫を支えて、会社を切り盛りしている自分』など、今の自分からは想像もできない自分が見えてくるかもしれません。そこにヒントがあるはずです」仕事に悩んだとき、つい開いてしまう転職サイト。でも、そこにあるのは、ほとんどが「日本の」「知っている職種の」仕事なわけで…。その“枠”の中に自分の“天職”があるとは限りませんよね。時には立ち止まって、自分が本当は何をしたいのか、どんな人生を送りたいのかをじっくり考えてみることが大事なのかもしれません。でも、浮かんできたイメージがあまりにも今の自分とかけ離れていて、夢のように思えてしまったら…?「もちろん、いきなり今の仕事を辞めたりするのは現実的ではありません。“今すぐ”ではなく、“いずれ”でいいんです。まずは“本当の欲求”に意識を置くこと、その方向に一歩踏み出すことで、『気がつけば天職を手に入れている』という未来に近づけます。自分の生きる道を決めるのに、『こうすべき』はありません。『こうしたい』『こう生きたい』という欲求に素直になって、頭を柔らかくして考えてみてくださいね!」<取材・文:市川裕子、取材協力:ライフアップコーチ/恋愛カウンセラーあべけいこ>あべけいこプロフィール(有)スタープレス代表。女性誌や書籍、WEB等に幅広いジャンルで執筆を行う傍ら、運気を上げる方法を独自に研究し、さまざまな開運方法を習得。自身の経験とスピリチュアルメソッドを融合させた「ハッピーカウンセリング」を行うほか運気アップセミナー等を開催。著書に『悪運の払い方―あなたの「ついてない…」を必ず変える!!』(マーブルトロン)、『自分を好きになる48のメソッド』(鉄人社)がある。MSNドニッチ!コラム『あべけいこの人生開運相談室』が人気。セッション、セミナー等の情報はあべけいこ公式サイト()にて公開中。ブログ()も随時更新!
2014年06月30日なぜ女性は「仕事と私、どっちが大事なの?」と訊きたくなるのでしょうか? そしてなぜ、男性はそれをうとましく思うのでしょうか。男女が愛するものの違いを知ることで、理解できるかもしれません。 ■男性が愛するものは?男性は遠くのものに対して愛情を感じることが多いようです。大きな仕事を成功させたい、社会の役に立ちたい、社会を変えたい、など。そういった夢のために心血を注ぎ、家族や身近な人間を顧みないこともあるのが男性です。狩りに出てより大きな獲物をとるという、雄としての本能なのかもしれません。家族や身近な人間が大切ではない、というわけではないけれど、目は遠くを見つめているのです。「仕事と私、どっちが大事なの?」と訊かれて困ってしまう気持も分かるような気がしますね。■女性が愛するものは?反対に、女性は近くのものに対して愛情を感じることが多いようです。家族や友達、恋人やペットなど。自分に身近な人たちとコミュニケーションをとり、関係を大切にしていきたいと考えるのが多くの女性の特徴です。家を守り、子供の世話をし、夫の帰りを家で待つというのが、昔ながらの女性の生き方。その名残として、女性は男性よりも身近なものを大切にしたがるのかもしれません。遠くにある仕事よりも、身近にいる私を大切にしてほしい。そういった思いから「仕事と私、どっちが大事なの?」と訊いてしまうのですね。■お互いが理解し合うこと女性が自然に身近な人たちを大事に思うのと同じように、男性も自然に仕事や夢を大事にしています。女性としては彼の仕事や夢を理解して応援しつつ、邪魔をしないように、会えなくて寂しいときにもある程度は我慢しましょう。ただ、自分ばかりが我慢するのもよくありません。そんなときは「仕事と私、どっちが大事なの?」と相手を責めるではなく、「寂しい」「会いたい」と素直な気持ちを伝えるようにしましょうね。誠実な彼ならば少しでも時間を作ってくれるはずですよ。
2013年11月16日翻訳のお仕事というのは実際にはどんなものでしょうか。また、どうやって始めればいいものでしょうか。翻訳仕事のもろもろについて、翻訳家の金井哲夫さんにお話を伺いました。金井さんは漫画やイラストを描いても面白いという才人であります。――金井さんが翻訳の仕事を始めたのはいつからですか?金井さん僕が大学生だった時ですね。英文科の学生だったんだけど、当時コンピューター情報誌の『ログイン』という雑誌があって、そこから英語の記事を訳してくださいって頼まれたのがそもそもの始まり。英語の雑誌のコラム記事やニュース記事を訳していました。そのうち編集部に入らないかって話になって、編集者としてログイン編集部に入ったのね。編集部では英米の情報担当でした。――金井さんの記事は面白かったですねえ。金井さんありがとうございます(笑)。でも、このまま編集者の仕事をやってるのはとても続かないってことで編集部を辞めてね。体力的にきつかった、編集者の仕事は。それでフリーになったんですよ。海外からのゲームのマニュアルは随分翻訳しましたよ。――ゲームを主にやってらしたんですね。金井さん『ウルティマ』シリーズは2からはずっと僕がやったし、立ち上げのころの『ウルティマオンライン』、『ウォークラフト3』は僕が翻訳しましたよ。当時はゲームの黎明(れいめい)期でわかる人がほとんどいなかったからゲームの翻訳は本当にたくさんやりました。大分経ってからだけど、富士通さんがFMタウンズというパソコンを出した時には、海外から移植されたゲームが大挙してリリースされてね。例えばFMタウンズ版の『SimCity』のマニュアルは僕が翻訳しましたよ。先に出ていたPC-98版のSimCityのマニュアルがひどくてねえ。ひどい訳だった。――ほかにはどんなゲームの翻訳をされましたか?金井さん当時は海外からの移植ゲームが花盛りの時代だったんで、メーカーでいうと、EIDOSさん、ローカスさん、ビクター音楽産業さん、ポニーキャニオンさん、EAさん、カプコンさん、随分使っていただきましたね。『トゥームレイダー』は僕が翻訳しましたよ。EAのSimシリーズでもいろいろやらせていただきました。――今もゲームの仕事が多いんですか?金井さん今はさっぱり(笑)。昔は攻略本を書きながらマニュアルの翻訳したりなんてこともやったけどね。――金井さんは随分特殊な例かもしれませんが、翻訳の仕事をしたい人ってどうやって仕事をとればいいんでしょうか。金井さんそうですね、翻訳会社っていうのがあって、そこに所属して仕事をしてる人もたくさんいますよね。――翻訳会社というのはどんなものですか?金井さん僕も一回だけ仕事したことあるんだけど、まずテストがあってそれに合格すると、そこから仕事がもらえるようになるんですよ。英語ができる主婦の人とかが副業でやってたりとか、アルバイト感覚で仕事できるんですね。――翻訳会社っていうのはたくさんあるものですか?金井さん無数にありますね。でもギャラが安いんですよ。英語の翻訳の仕事って通常は1語いくらっていう取り決めでやります。普通は1語10円とかなんだけど、僕が経験した翻訳会社では1語8円とか、ひどいところになると1語3円なんてのもあります。しかも機械的に「これをいついつまでにやってね」みたいに仕事が来るので、あまりクリエイティブにやろうっていう感じにはなりにくいんだよね。――金井さんは、その翻訳会社の仕事は結構やったのですか?金井さん安いし、ノれないんでスグ辞めちゃった(笑)。――小説とかはおやりにならないんですか?金井さん昔、あるミステリーをたくさん出してる出版社さんに聞いたことあるんだけど、これもギャラがあんまり良くないのよね(笑)。通常翻訳印税ってことでギャラが支払われるんだけど、その場合は○%×部数っていうギャラでしょ。これがあまり良くないの。ハリー・ポッターみたいなのになればまた別だけど。――そういった小説などの翻訳の仕事をしたい人ってどうすればいいんでしょうか。金井さんやっぱり誰かのお弟子さんから始めるとか、編集部にコネ作るとか、そういう努力が必要でしょうね。ある意味特殊な業界なので。――金井さんが今メインに手掛けている仕事はどんなものなんでしょうか?金井さん僕は、海外ゲームとかの翻訳をずっとやってきたので、その流れでアプリケーションのマニュアルとか多いですね。例えば3Dソフトで『modo』っていうのがあるんだけど、これは僕も参加しています。*……『modo』は非常に高機能な3D CGソフト。多くのCGスタジオで採用されている。――マニュアルを作るのは結構面倒な作業だと思うんですが……。金井さんもちろん英語版のマニュアルを元に訳すんだけど、アメリカのプログラマーやデザイナーと「ここはこう説明した方がいいよね」なんて言いながら作業しているので、機械的に翻訳してるんじゃなくて楽しいんですよ。クリエイティブな翻訳なんで、とてもいい仕事をさせてもらっていると思います。――翻訳の作業で心掛けている点を教えてください。金井さんちゃんとした日本語にすることですね。英語力よりもむしろ日本語力が必要とされる仕事なんですよ。仕上がったものが自然な日本語になっていること、これはとても重要なことです。日本語で文章が書けない人が訳すとおかしなものになっちゃうので。――詩人の谷川俊太郎さんが訳した『ピーナッツ』(スヌーピーの漫画)なんかはとても面白いですもんね。金井さんそうそう。ああいう語彙(ごい)が豊富で、表現もうまくて、日本語に長じた人が翻訳するととてもいいものに上がるよね。英語がわかるだけだといい翻訳にはならないんじゃないかなあ。僕はそう思っていますね。(高橋モータース@dcp)金井哲夫さんのサイト『(有)スカイロケット』
2012年10月20日『締め切りに間に合わないわー!きゃー!!』……私の職業、ライターでもこういった修羅場はよくありますが、もっと有名なのは漫画家さんの修羅場。それは想像を絶するものだとか……?果たしてその現場とは!?■先生が消えた(アシスタント・Hさん)「アシスタントが仮眠から起きたら、先生の姿が消えていた。まさかの脱走!?と思っていたら、押し入れの中から、犬の鳴き声が。開けてみたら先生が犬を抱いて眠っていた」聞いてみたら、押し入れの中に入った記憶も寝た覚えもないとのこと。どうして押し入れで寝ているのか聞いたら「寝ているのが見つかったら怒られると思ったんだろうな」と先生。お気持ちお察しします……。■悪夢(漫画家・Sさん)「締め切り直前に寝ると『やってもやっても終わらない原稿をずっとやってる夢』を見ます。実際には原稿が終わってもまだその夢を見ますが。修羅場中は強迫観念が強くなるからでしょうね。終わっても終わった気がしません」原稿が終わって、「これで解放された!」と思って眠るのに、夢の中でエンドレスな原稿作成なんて、悪夢以外のなんでもありませんね……。休んだ気がしなさそう。■幻覚?(イラストレーター/漫画家・Hさん)「幻覚を見ます。実際の風景の影部分が漫画の原稿でよく使うトーンのドット模様で見えることがあります。トーンを見すぎて瞼にドットが焼きついて残ってるのかもしれないんですが」風景の影が全部ドットって、気が変になりそうですね。■恐怖で心がマヒ(アシスタント・Aさん)「とにかく厳しい先生で、仕事中ずっと怒られっぱなし。勉強にはなるんだけれど、迫りくる締め切りと、先生からの叱咤にずーっとビクビクしている。締め切り明けは感情が無の状態に。もうあの現場は行きたくない……とも思うんだけど、締め切りを乗り越えるたびに上達しているのが分かるからやめられない」その逃げようとしない心意気がいつか必ず大成功を呼びこんでくれる?■聞き間違いに気付かない(アシスタント・Sさん)「修羅場中って睡眠不足と締め切りという縛りで、体力的にも、精神的にもギリギリのところにいるので聞き間違いが増えます。そして間違いに気付きません」普段なら絶対にしないような聞き間違いも多いのだとか……。今回お話を伺った皆さんがつらいエピソードを紹介してくださいましたが、なぜかこの仕事を辞めたくはないご様子。聞くと、修羅場はつらく苦しいものだけれど、それを乗り越えると必ず成長しているのだとか。「これまでは1週間かかっていた原稿制作が3日で描けるようになった」、「風景画の腕が断然あがった」どんな分野であれ、成長のためには修羅場は越えてみるべきかも?(ふくだりょうこ/プレスラボ)【関連リンク】アナタが体験した“修羅場”を教えてください!!声優さんとキャラクターの声がマッチしてると思うアニメは?【悩み】忙しい職場だけど、どうしても早く帰りたい
2010年05月20日