「ぴあ映画生活」調査による8月5日、6日公開の映画・満足度ランキングは、99歳の新藤兼人監督の最新作『一枚のハガキ』がトップに輝いた。2位に香取慎吾主演で秋本治原作の人気コミックを映画化した『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』が、3位にハワイの伝統校を舞台に合唱コンクールに取り組む生徒たちを追ったドキュメンタリー『ワンヴォイス~ハワイの心を歌にのせて~』が入った。上位作品の写真1位の『一枚のハガキ』は、日本最高齢監督である新藤監督が自身の体験を基に、戦争によって翻弄される庶民の姿を描いた作品で、新藤監督は「映画人生最後の監督作」と宣言している。出演は豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政など。出口調査では「私が小学生のときに終戦だったので当時と重なるものがあり感慨深い」「戦争は人の運命を変えてしまうので、二度とするべきではないというメッセージが込められている」「1950年代を思い起こさせる古き良き日本映画」「命と瞬間を愛しむ人間の本質が描かれている」「力強い女性を演じた大竹しのぶの心の叫びが忘れられない」「観ていて悲しいが、笑いもあって夢のある作品」「新藤監督が残り少ない人生を注ぎ込み全力をかけて作ったことが伝わってくる熱い作品」などの声が上がり、公開初日が8月6日“原爆の日”ということもあり“戦争”に対するそれぞれの想いを語る観客が多かった。2位の『こちら葛飾区亀有公園前派出所…』は、2009年に香取主演で放映されたTVドラマシリーズの映画化。葛飾区亀有公園前派出所の巡査長、通称“両さん”の活躍を描く。アンケート調査では「笑えてラストで感動した。香取慎吾のキャラと役があっていてドラマ同様楽しめた」「思ったよりも人情の厚い作品で、面白かった」など、小学生から70代までの幅広い世代から好評だった。(本ランキングは、2011年8月5日(金)、6日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年08月08日大富豪の子女なのに麗子と中川がなぜか下町の人情物語にしっくりとなじんでいるのと同様に、一見ありえないピンクの制服と黄色のタテジマが香里奈と速水もこみちには自然に似合ってしまうから不思議なものだ。連載35年におよぶ人気漫画「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が連続TVドラマに続いて映画化!香取慎吾演じる両さんを脇でガッチリと支える麗子&中川を原作そのままに体現し、ファンそして地元・亀有の人々のハートをガッチリとわしづかみにした2人が、今回の映画版についてたっぷりと語ってくれた。黄色とピンクの制服は亀有の人に認めてもらえた証香里奈さんにとっては、このピンクの制服を着るのは3月の撮影以来のこと。やはり衣裳に袖を通すと様々な思いが込み上げてくるようで…。「『また来たな』という思いはありますね。普通、衣裳姿で敬礼とか恥ずかしいけど、この制服にはそういう恥ずかしさとかは全くないし」。もこみちさんも「恥ずかしさは全くないです、逆に地元の方やファンの方から麗子と中川として認めてもらえたという思いがある」とうなずきながら、『こち亀』効果とでも言うべき意外な変化を明かしてくれた。「この作品をきっかけにそれぞれのカラー(麗子:ピンク/中川:黄色)をすごく好きになったんです。買い物に行ってもついつい黄色いものに目が行ってしまいます(笑)」。もこみちさん曰く「すっかりピンクが似合うというイメージが定着した」という香里奈さんも「元々、好きな色でしたが最近特に増えましたね。ピンクと黄色と青(=両津)を見ると反射的に『こち亀』を思い出しちゃいます」と笑う。TVドラマが放送されたのは一昨年の夏。それから1年以上の時を経ての再集結となった。もこみちさんは映画化が決定したときの喜びをこう明かす。「TVドラマの撮影を終える頃に、シリーズ化や映画化でまた一緒にできたらいいね、という話はしていたのですが、それから1年半が経ってこうして実現してとにかく嬉しかったです。やっぱり“ファミリー”ですから。1日でも早く台本を読みたい、早く会いたいという気持ちでした」。「同じメンバーでできると聞いて、安心感があった」と香里奈さん。さらに劇場版では深田恭子がゲストヒロインとして加わり、映画らしいスケールの大きな物語に仕上がっている。「元々ある『こち亀』の物語に、ゲストの方が入ることで映画ならではの面白さが加わっています。ドラマと比べておふざけの部分を少し抑えて、両ちゃんもふざけるだけでなくちゃんとしているところもいっぱいあります(笑)」。あえてオリジナリティを出さず「常に原作を意識」スケールアップといえば、中川も世界的財閥の御曹司らしい活躍を見せる。事件を隠蔽しようとする警察上層部の動きに対して、すぐその場で電話でTV局の買い取りを模索したり、挙句には自前のヘリコプターで両さんを援護!ヘリの模様は「中川らしい柄(笑)」(香里奈さん)となっているが、撮影には意外な苦労も?「結構、大変だったんですよ、実際には操縦していないので。(ヘリを)揺らされながらの演技だったんです…遊園地にいるみたいでした(笑)」。35年も連載が続く人気漫画の登場人物を演じるというのはどういう経験なのだろうか。実写化にあたって、特に心がけたことは?そう尋ねるともこみちさんは「この作品で“自分”を出そうとすることはなかった」と首を振る。「漫画は僕が生まれる前から連載されていて、広い世代に愛されている作品。映像化と聞いて嬉しかったけど、そこで自分なりの演技やオリジナリティを出すつもりはなかったです。原作に頼るというわけではないですが、みんなが知っている『こち亀』を変に工夫するのではなく、きっちりと原作のキャラクターを身に着けて臨めたら、という気持ちでした」。香里奈さんが意識したのは麗子が持っている“気品”の部分。「麗子はこうやって座らないだろう、とかそういう所作の部分は意識しましたね。ファンにしてみたら、絶対に原作と違う部分はあると思いますが、原作の良いところを念頭に置いて、本筋からブレないようにと考えながら演じてました」。「読めない3人」を結びつけた亀有の街香里奈さん、もこみちさん、そして香取さん。ドラマのときからの付き合いとなる3人だが、現場での雰囲気や関係性について、もこみちさんは何より香取さんの持つ、周囲を惹きつける力の大きさを語る。「現場は本当に明るいです。香取さんはすごく優しく接してくださるし、現場をまとめて、盛り上げてくれる。すごく愛情深いんです」。香里奈さんも「(香取さんは)決してまとめようとはしていないんだけど、付いて行ってしまう。『行こう』って思わせるんです」と語り、その不思議なカリスマは、まさに両さん!さらに香里奈さんは、撮影を離れての3人の不思議な関係性についても言及。「3人とも個性的で独特…読めない3人ですね(笑)。行動パターンも違うし、普段、何やっているのかも知らない。互いに『何考えてるんだろう?』って思ってる感じ。話を聞いても想像がつかないんですよね(笑)」。もこみちさんも「言われてみると確かに…」と笑うが、そんな我が道を往く3人を亀有の人情と愛が結びつけたと言える。もこみちさんは今回、商店街の人々に「おかえり」と言ってもらえたことが何より嬉しかったという。「亀有の方たちって本当に人が大好きなんですよね。撮影中でも『差し入れ持って来たよ!』と入ってきたり(笑)。物語を通して、町の人たちと一緒に成長しているのを感じるんです。ぜひ…シリーズ化したい!」。「一緒に歩んで行けるのが本当に幸せ」と香里奈さん。2人ともすっかり亀有の住人になったよう。コテコテの下町人情劇にどっぷりと浸かった2人の姿を見てほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜 2011年8月6日より全国にて公開©秋本治・アトリエびーだま/集英社 © 2011『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』製作委員会■関連記事:レトロ調からポップカラーまで!日本女優陣を彩るサマーワンピースに注目香取慎吾、地元・亀有をジャック!名実ともに寅さんと並ぶ葛飾のスターに?香取慎吾熱唱!『こち亀』シリーズ化に原作者・秋本治もお墨付き香取慎吾主演『こちら葛飾区亀有公園前派出所』親子試写会に50組100名様ご招待キャスト登壇『こちら葛飾区亀有公園前派出所』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年08月04日美人の海賊風に描いてほしい!自分の肖像画を描いてもらう機会は、普通はなかなかありませんよね。描き手の大胆な表現も加わり、新しい自分を作ってもらえる、そんな体験をしてみたいと思いませんか。しかもそれがあの『週刊少年ジャンプ』の作家陣の手によるとしたら、さらにワクワクしますよね?ということで今回は20代女性481名に「自分の肖像画を描いてほしい週刊少年ジャンプの漫画家」について聞きました!>>男性編も見るQ.自分の肖像画を描いてほしい週刊少年ジャンプの漫画家を教えてください※現在連載中の漫画家のみ(複数回答)1位尾田栄一郎『ONE PIECE』34.3%2位小畑健『バクマン。』13.9%3位秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』12.0%4位久保帯人『BLEACH』7.2%5位冨樫義博『HUNTER×HUNTER』7.0%※敬称略■尾田栄一郎『ONE PIECE』……・「『ONE PIECE』の仲間の一人として描いてほしい」(24歳/建設・土木/技術職)・「特長を生かして、かわいく描いてくれそうだから」(29歳/情報・IT/技術職)・「『ONE PIECE』が大好きなので!笑顔全開の絵にしてほしいです」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ)・「大ファンなので。麦わらの一味の気分を味わいたいので、手配書風にお願いしたい」(23歳/商社・卸/営業職)・「『ONE PIECE』に出てくる女性はみんな美人なので、美人に描いてもらえるかも!?」(27歳/食品・飲料/事務系専門職)■小畑健『バクマン。』……・「やっぱり描写力はすさまじい。リアルかつきれいに描いてくれそう」(26歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「実物よりきれいに描いてもらえそうなので(笑)」(22歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「絵のタッチが大好き!描いてもらえるなら間違いなく家宝!」(28歳/学校・教育関連)■秋本治『こちら葛飾区 亀有公園前派出所』……・「女性を美人に描いているので、私もきれい&グラマーに表現してほしい」(23歳/金融・証券/専門職)・「こち亀の世界に自分がいたらどんな感じになるのか見てみたい」(24歳/食品・飲料/技術職)・「好きだから。ユーモアがある絵を描いてくれそう」(25歳/建設・土木/事務系専門職)■久保帯人『BLEACH』……・「女の子がかわいいので、きっとかわいく描いてくれると思う」(23歳/情報・IT/技術職)・「絵がきれいで、特に服のセンスがいつも良いから」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・「絵の技術がすごいと思ったから」(22歳/人材派遣・人材紹介/技術職)■冨樫義博『HUNTER×HUNTER』……・「『幽☆遊☆白書』を描いていた人が描くとどんなふうに表現してくれるか非常に気になる」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「絵が好きだし、かわいい顔やきつい顔などなんでも描いているから」(28歳/自動車関連/営業職)・「自分をどういうふう表現してくれるか楽しみ」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)総評自分の肖像画を描いてほしいジャンプの漫画家ランキング、1位は尾田栄一郎『ONE PIECE』でした。1位は男性編と同じ結果です。「『ONE PIECE』の仲間の一人として描いてほしい」、「自分もルフィの仲間になったかのように描いてほしい」、「『ONE PIECE』に出てきそうなキャラクター風に描いてほしい」など、作品の世界に溶け込んでみたいという声が多数。これは3位の秋本治『こちら葛飾区 亀有公園前派出所』にも共通した意見です。また、『特徴をとらえて、おもしろい絵を描いてくれそう』、『特徴をつかんだ楽しいものに仕上げてくれそう』などコミカルなイラストを希望している女性が多かったのが特徴でした。2位の小畑健『バクマン。』は、「絵が繊細できれいだから」、「美人に描いてくれそう」とタッチに引かれる声が多く寄せられました。美人に描いてくれそうという点で共通しているのは、4位の久保帯人『BLEACH』。「絵がキレイでスタイリッシュなので、美化して描いてもらえそうだから」、「スタイル良く描いてもらえそう」という声が寄せられています。(文・ペンダコ)調査時期:2011年5月25日~6月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性481名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】肖像画を描いてほしいと思う洋画家【ランキング女性編】自分がなりたい『ONE PIECE』のキャラクター【ランキング女性編】『ONE PIECE』を実写化するとしたらルフィを演じてほしい有名人完全版(画像などあり)を見る
2011年07月29日冒険の世界の一員になった気分を味わいたいもしも自分の肖像画を描いてもらえるとしたら、あなたは誰に描いてもらいたいですか?フェルメールやゴッホなど、著名な西洋画家ももちろんアリですが、ここは思い切り視点を変えて、現代日本文化の華、漫画家ではどうでしょうか?今回は20代男性223名に、自分の肖像画を描いてほしい『週刊少年ジャンプ』の漫画家は誰か聞きました!>>女性編も見るQ.自分の肖像画を描いてほしい週刊少年ジャンプの漫画家を教えてください※現在連載中の漫画家のみ(複数回答)1位尾田栄一郎『ONE PIECE』32.3%2位秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』20.2%3位小畑健『バクマン。』14.3%4位冨樫義博『HUNTER×HUNTER』11.7%5位岸本斉史『NARUTO-ナルト-』10.8%※敬称略■尾田栄一郎『ONE PIECE』に描いてもらいたい……・「『ONE PIECE』の世界のキャラクターになった気がしそう」(29歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「自分が麦わらの一味になったような肖像画を描いてほしい」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「画風に元気があって好き」(28歳/商社・卸/営業職)・「ルフィたちと一緒にいるところの肖像画を描いてほしい」(29歳/機械・精密機器/技術職)・「特徴のあるキャラクターとして描いてくれそう」(25歳/そのほか)■秋本治『こちら葛飾区 亀有公園前派出所』に描いてもらいたい……・「コミカルに描いてくれそうだから」(27歳/自動車関連/技術職)・「両さんとのツーショットで描いてほしい」(26歳/そのほか/事務系専門職)・「ポップに描いてくれそうだから」(26歳/自動車関連/技術職)■小畑健『バクマン。』に描いてもらいたい……・「一番カッコ良く描いてくれそう」(28歳/そのほか)・「リアルな感じで描いてほしい」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「絵が上手いので」(23歳/情報・IT/技術職)■冨樫義博『HUNTER×HUNTER』に描いてもらいたい……・「『幽☆遊☆白書』が大好きだったので、蔵馬のように描いてほしい」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「あの適当なタッチで自分がどう描かれるか、見てみたい」(24歳/金融・証券/営業職)・「味のある絵になりそう」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■岸本斉史『NARUTO-ナルト-』に描いてもらいたい……・「気力にあふれる肖像画を描いてくれそう」(29歳/医薬品・化粧品/技術職)・「個性的なキャラクターが出ているナルトを描いている先生だと、自分がどのように描いてくれるのかすごく気になります」(24歳/医療・福祉/専門職)・「絵のタッチが好き」(23歳/情報・IT/技術職)総評自分の肖像画を描いてほしいジャンプの漫画家ランキング、1位は尾田栄一郎『ONE PIECE』、2位は秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』という結果になりました。『週刊少年ジャンプ』の長期連載の1位(こちら葛飾区亀有公園前派出所)と2位(ONE PIECE)の作者が上位にランクインしました。尾田栄一郎『ONE PIECE』を支持する声では、「自分の肖像画をWANTED風にしてもらいたい」というように、自分も一味に加わりたい!という願望が多く寄せられました。また、秋本治『こちら葛飾区 亀有公園前派出所』でも「両さんとのツーショットで描いてほしい」、「笑いのありの肖像画を描いてくれそう」と、作品世界への共感が支持の背景にあるようです。これに対して、小畑健『バクマン。』では、「絵が上手いので」、「一番カッコ良く描いてくれそう」という声が多数。イケメンに描いてほしい人は小畑先生が希望のようです。(文・ペンダコ)調査時期:2011年5月25日~6月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性223名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】肖像画を描いてほしいと思う洋画家【ランキング男性編】自分がなりたい『ONE PIECE』のキャラクター【ランキング男性編】『ONE PIECE』を実写化するとしたらルフィを演じてほしい有名人完全版(画像などあり)を見る
2011年07月29日「こち亀」の両さん&中川が地元・亀有に凱旋!映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!』主演の香取慎吾(SMAP)と速水もこみちが“亀有スクリーンジャック”と銘打って7月21日(木)、東京・亀有のMOVIX亀有で全10回におよぶ舞台挨拶を行った。週刊少年ジャンプ(集英社刊)で35年にわたって連載されている人気漫画の実写版。昨年の連続ドラマ化に続く映画化で、警察庁長官の孫娘の誘拐事件に両さんの初恋の女性とのロマンスなど大小さまざまな“事件”が勃発する。ラストの10回目の舞台挨拶に登壇した香取さんと速水さんは、疲れたそぶりを見せずにおなじみの制服姿で自転車にまたがって登場。ファンの歓声に手を振り、握手にも応じていた。全10回で舞台挨拶を観覧した観客は2,100人超!香取さんが「いかがでしたか?」と問いかけると「最高!」、「面白かったー!」という声が場内からわき起こった。各回の舞台挨拶では観客からの質問にも答えていたが、そのやりとりの中で偶然にも、香取さんと速水さんがこの日、共にピンク色の下着を着用していることが判明。この日、麗子役の香里奈は残念ながら欠席となったが、麗子のイメージカラーのピンクを2人が身に着けていることに…。香取さんはこの偶然にご機嫌で「こんなところに麗子がいたんだ(笑)?なでしこJAPAN!」と意味不明のボケをかましながら観客の笑いを誘っていた。速水さんも地元凱旋に笑顔。「最初は緊張しましたが、やはり亀有は温かい」とホッとした表情を見せていた。この10回目にはゲストとして青木克徳葛飾区長も来場。2人に花束を手渡した。さらに、原作者の秋本治も登場。秋本さんは「映画化の話が来たとき、松竹からというのがすごく嬉しかった。松竹と言えば『寅さん』(※『男はつらいよ』シリーズ)。僕は第1作からずっと劇場で寅さんを観てきたので、夢じゃないかと思った」と感慨深げ。実は、香取さんは『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督と対談したそうで「僕が、『亀有に来ると“おかえり”と声を掛けてもらえて嬉しい』と話したら、『渥美(清)さんもそうだった』とおっしゃってました」と明かし、秋本さんは顔をほころばせていた。『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!』は8月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜 2011年8月6日より全国にて公開©秋本治・アトリエびーだま/集英社 © 2011『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』製作委員会■関連記事:香取慎吾熱唱!『こち亀』シリーズ化に原作者・秋本治もお墨付き香取慎吾主演『こちら葛飾区亀有公園前派出所』親子試写会に50組100名様ご招待キャスト登壇『こちら葛飾区亀有公園前派出所』完成披露試写会に10組20名様ご招待香取慎吾主演、劇場版『こち亀』の概要が明らかに!“初恋の人”深キョンと…
2011年07月21日映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!』の完成披露試写会が7月12日(火)、都内で開催。主演の香取慎吾をはじめ、香里奈、速水もこみち、深田恭子、沢村一樹、伊武雅刀に川村泰祐監督が舞台挨拶を行った。この日は原作者の秋本治も来場し作品を鑑賞したが、大満足で映画のシリーズ化に太鼓判を押した。週刊少年ジャンプ(集英社刊)にいまも連載中の人気漫画を2009年の連続ドラマに続いて映画化。主人公の巡査・両津勘吉の幼なじみとの恋に誘拐事件など、映画ならではのエピソードが展開する。登壇陣は、劇中の衣装をまとって客席横の扉から登場したが、香取さんは劇中の両さんそのままに自転車に乗って駆けつけ「ついに来たぞー!」と絶叫。会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。壇上に上がり香取さんが「どうでしたか?」と映画を観たばかりの客席に問いかけると「よかったー!」という声が。香取さんは深々と頭を下げて涙をぬぐうしぐさ。スッと顔を上げると「みなさんの思いをツイートしてください!」とちゃっかりアピールし会場は笑いに包まれた。おなじみの特注の黄色い制服に身を包んだ中川役の速水さんは映画について「両津先輩の新しい一面を見せてもらいました」とニッコリ。麗子役の香里奈さんも寒さの中の撮影をふり返り「寒くてホッカイロを貼りまくって着込んで臨みました。でも楽しかったです」と充実した表情で語った。大原部長役の伊武さんは客席に敬礼!両津の初恋の人を演じた深田さんは「元々、ファンだったので参加できて嬉しい。たくさんの人が元気になっていただけたら」と呼びかけた。その隣の沢村さんは、劇中ではキリリとクールなキャリア組の警察官僚を演じているが、この日はデレデレ。「こうして多くの人とお会いできたことが喜びですが、何が嬉しいってこんな近くで深キョンの生腕を見られるとは…」とひとり感慨深げだった。この日の客席には原作者の秋本さんもいたが映画を観たばかりの秋本さんは「両さんが結婚するんじゃないか?してもいいかと思ってました。新しい両さんの一面を見て、こりゃシリーズ化するんじゃないかと。毎回、両さんが恋してフラれて、という感じで。脚本協力しますのでよろしくお願いします」とシリーズ化にお墨付きを与え、香取さんも「決まりですね。ここから先は大人たちの話し合いで」とノリノリ。最後は香取さんが、アタマに羽根を乗せた青いキラキラの歌謡ショー風の衣装にわざわざ着替えて、観客と一緒に主題歌の「365歩のマーチ」を熱唱し、舞台挨拶は幕を閉じた。『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』は8月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜 2011年8月6日より全国にて公開©秋本治・アトリエびーだま/集英社 © 2011『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』製作委員会■関連記事:香取慎吾主演『こちら葛飾区亀有公園前派出所』親子試写会に50組100名様ご招待キャスト登壇『こちら葛飾区亀有公園前派出所』完成披露試写会に10組20名様ご招待香取慎吾主演、劇場版『こち亀』の概要が明らかに!“初恋の人”深キョンと…
2011年07月12日「SMAP」の香取慎吾主演でTVドラマ化されて話題を呼んだ「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の劇場版『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』のキャストおよびストーリーの概要が解禁!両さんの初恋の女性役で深田恭子が出演することが明らかになった。原作は1976年から35年にわたって「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されている秋本治による人気漫画。下町情緒が残る葛飾区亀有近辺を舞台に、亀有公園前派出所に勤務する両津勘吉巡査長が巻き起こすドタバタ人情劇が多くの人に愛されてきた。TVアニメ化に続き、2009年には連続ドラマとして香取慎吾を主演に迎えて実写化され大きな話題を呼んだが、連載35周年を迎える今年、遂に映画化されることに!香取さんはもちろん、イケメンの後輩・中川役の速水もこみち、同じく後輩の麗子役の香里奈ほか、伊武雅刀、ラサール石井、柴田理恵らドラマ版でおなじみのキャスト陣は続投。さらに、映画版のスペシャルゲストとして深田恭子、谷原章介、沢村一樹、夏八木勲、平田満など豪華メンバーが集結した。今回の映画版では両さんが、小学校時代の憧れの同級生・桃子(深田さん)に再会。ほぼ時を同じくして警察庁長官の孫娘の誘拐事件が発生するが、何と桃子が事件に巻き込まれており、両さんは彼女を助けるべく事件解決に乗り出すが…。今回、明らかになった映画版のロゴを見ると、色も形も、サブタイトルまでも、あの人気刑事シリーズの匂いが…。ちなみに勝どき橋は隅田川にかかる橋で、船の運航のために橋が開く可動橋(※現在は開くことはない)。過去に、原作漫画で、両さんの少年時代を描いた人気エピソード「勝鬨橋ひらけの巻」でも登場し、開閉しなくなった橋を両さんと仲間たちが開けるという離れ業(?)を成し遂げたことも…。果たして今回の映画ではどんなハチャメチャをしでかすのか?そして両さんの切ない恋の行方は――?『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』は2011年夏、公開予定。■関連作品:こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜 2011年夏、全国にて公開© 2011『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』製作委員会
2011年03月04日