増永眼鏡より2016年秋冬の新作モデルが登場。2016年12月3日(土)より、東京・青山や名古屋、奈良の直営店にて順次先行予約が開始される。高田賢三とのコラボレーションシリーズ世界的デザイナー、高田賢三とのコラボレーションによって生まれた「MASUNAGA designed by Kenzo Takada」は、19世紀から20世紀初頭にみられた工業用ゴーグルをデザインソースにした、プラスチックとチタンのコンビネーションサングラス。フロントのプラスチックにはフードの様な立体感を持たせたことに加え、チタンのトップバーやヨロイからテンプルに、彫金風のアラベスク模様を施し優美さをプラスしている。商品情報価格帯:60,000〜65,000円+税モデル:8型各3色展開新たな上質を表現した「MASUNAGA since 1905」「MASUNAGA since 1905」は、チタンをベースにしたシンプルなボストンシェイプフレーム。シンプルでいながらも、丁寧に磨かれたグラデーション状の光沢やシルエットが、上質さをひしひしと感じさせる。フロントとテンプルの色の切り返しを楽しむツートンタイプも用意。パーソナルなアイテムだからこそ、自分にあったカラーも見つけたい。商品情報価格帯:38,000〜57,000円+税モデル:6型2〜4色展開1933年に昭和天皇献上用として誕生したシリーズ「MASUNAGA G.M.S.」は、クラシックなコンビネーションスタイルを現代風にアレンジしたアイテム。プラスチックパーツの厚みや幅を薄く細く加工し、メタルパーツとの一体感を表現。フロントは定番のウェリントンシェイプだが、若干天地を浅めにする事によりあらゆるシーンに対応する1本と成っている。商品情報価格帯:32,000〜47,000円+税モデル:9型各3〜4色展開1970年に大阪万博のタイムカプセルに収納されたモデルをルーツに持つシリーズプラスチックフレーム特有の質感を大切にした「MASUNAGA 光輝」。ウェリントンシェイプにキーホールブリッジなど、クラシカルなディテールを再現しつつ、厚みや幅を若干スリムにすることで、掛け心地の快適さがグレードアップしている。商品情報価格帯:25,000〜26,000円+税モデル:2型3〜4色展開【先行予約概要】■青山店日程:2016年12月3日(土)・4日(日)住所: 東京都港区北青山2-12-34営業時間:11:00〜20:00■名古屋ラシック店日程:2016年12月10日(土)・11日(日)住所:愛知県名古屋市中区栄3-6-1 LACHIC6F営業時間:11:00〜21:00■奈良店日程:2016年12月17日(土)・18日(日)住所:奈良県奈良市藤ノ木台4-1-18営業時間:10:00〜19:00
2016年11月24日世田谷の町並みや暮らしぶりが記録された8ミリフィルムを愉しむ「穴アーカイブ 8ミリフィルム鑑賞会 vol.2 穴からみえる、ひと、くらし、世田谷」が、10月30日の14時から15時30分まで東京・三軒茶屋の生活工房 4階にて開催される。「穴アーカイブ」は、記憶の“穴”にフォーカスしたアーカイブプロジェクト。実際の映像の他に、映像をきっかけに思い出した当時の記憶や思い浮かんだ出来事など、映像に記録されていない物語や出来事も集めている。今年度は4月から8月にかけて8ミリフィルムの提供を呼びかけ、世田谷区内を中心に16名から約150巻を集めることができた。今回はその一部をデジタル化し、鑑賞会を実施。昭和30年代の井の頭自然文化園や、昭和36年の向ヶ丘遊園のウォーターシュート、世田谷観音での節分など、当時の町並みや暮らしを記録した映像の数々が上映される。また、当日は企画制作・remoのスタッフが中心となってファシリテーターを務め、フィルム提供者や来場者に当時の記憶や想像した事柄を聞きながら鑑賞していく。誰かの記憶が他の誰かの記憶になる、そんな温かいひとときを愉しめるイベントとなっている。【イベント情報】「穴アーカイブ 8ミリフィルム鑑賞会 vol.2 穴からみえる、ひと、くらし、世田谷」会場:生活工房 4階住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー会期:10月30日時間:14:00~15:30入場無料
2016年10月06日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(喪ブス/30代前半/女性)雨宮さん、こんにちは。私は30代で女なのにファッションに興味がいまいち持てず、正しい服装がわかりません。若い頃、ファッション雑誌を買ってみたものの当たり前ですが雑誌に載ってるのは可愛い子やきれいな子ばかりで躊躇してしまい、出てくる服も高い服ばかりでどこをどう見ればいいのかわからずそのまま買うのを止めてしまいました。私はブスなので、ブスだからこそ服装に気を遣わなければいけないとは思うのですが、上手く言えないんですけどブスは何をやってもブスなんじゃないかと諦めてしまう気持ちがあるんです。アク○ーズとか、ヲタ女がよく着る痛いブランドとして有名ですけど、それでも可愛い服を着よう、おしゃれをしなきゃっていう気持ちがあるので私よりマシだと思います。私は無難な格好に、よく街にいる格好に見えるかなと思い、ユニクロやイオンの服を着るのですが、ネット上ではそういう服は「本当にヤバイ勢」の服として紹介されていて、ファッションに興味がわかない自分のせいだとはわかっているのですが、なんだかもやもやしてしまいました。こういう俯瞰視点の分析を見ると私のようなブスにとって正しい服装が何なのかわからなくなります。あーあ、ブス専用の雑誌出てほしいなーってのが本音です。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)服の話ですから、それにまつわるカクテルでもお出ししましょうか。シルクストッキングというテキーラベースのカクテルです。甘いので、強いわりに飲みやすいんですよ。まずはこれを優雅に飲み干していただいて、そこから始めましょうか。人に嘲笑されるのって、怖いことですよね。「あんな顔であんな服着てるの?」「あんなトシであんな服着てるの?」って言われることをまったくおそれない人のほうが、多分少ないでしょう。けっこう派手な服をいいトシして着ている私でも「さすがにこれは……」と思ってしまうことはあります。でも、すごい呼びづらいペンネームですけど、喪ブスさんは自分が何を着たいかというよりは、少しでも周りの人に不快感を与えないようにしたい、というところが出発点なんですよね。自分が何を着たいか、とか、おしゃれをしたい、とかじゃなくて、そもそもファッションにあまり興味がないんだけど、自分に合った服装で、違和感や変な印象を与えない状態になりたいということだと解釈しております。若い頃に雑誌を買ったことがある、ということですが、今の雑誌にはユニクロなどのファストファッションだけで垢抜けて見えるコーディネートや、それこそ普通に見えて周りから浮かない小ぎれいな安い服の特集などもバンバン載ってます。モード系の雑誌にはそりゃ高い服が載ってますけど、この不況時代に即した雑誌がちゃんとあります。汚れてなくて清潔で、カジュアルすぎない服装であれば、仕事の場でも大丈夫でしょうし、相手に不快感を与えることはまずないと思います。ユニクロでも全然いいはずというか、私もユニクロ着てますが(商品名もカタログもだいたい把握してるほど詳しいです)、どちらかというときちんと見せたいときに着ることのほうが多いです。シンプルな服のほうがきちんと見えるんですよね……。で、気になるところなんですが、「私はブスなので、ブスだからこそ服装に気を遣わなければいけないとは思うのですが、上手く言えないんですけどブスは何をやってもブスなんじゃないかと諦めてしまう気持ちがあるんです」。ここです。これ、呪縛ですよね。私も20代の頃はこの呪いにかかってました。ありとあらゆるタイプの服を着てみても、結局、服は良くても、全然自分自身はアガって見えないじゃん、と、それまで買った服が全部無駄だったような気がして落ち込んだりもしてました。ギャル服に走ってみたり、コンサバに行ってみたり、どれもなんかしっくり来ないし、変でした。なんとかちゃんと見えるように、と、飢えてでもいるかのように服を買ってました。でも、ブスだからこそ服装に気を遣わなければなんて思う必要もないし、ブスは何をやってもブスなんてこともないです。そんなの全部思い込みだし、嘘です。謙虚すぎるがゆえに自分の可能性を封じ込めてるだけです。「一週間がんばってみたけど何も変わらなかった」「一ヶ月いろんな着こなしを試してみたけど大差ないように思える」。そうかもしれません。でも、変わってるんですよ。自分ではそう感じてなくても、これまでの服にネックレスひとつ足すだけでも変わるし、バッグ変えるだけでも変わるし、周りから見れば変わっているんです。それに、経験値を積んでるんです。その間に。特別おしゃれな人を目指したいわけじゃないなら、自分にとって着心地が良くて、落ち着く服で、それなりにきちんと見える服という路線で考えてみてはどうでしょうか。そういう服は、みんな欲しいので世の中にたくさんあります。そういう服を着ていて、感じ悪くなることはまずないと思いますし、場に溶け込むことができる服を着ていれば、居心地は今よりずっと良くなるのではないでしょうか。喪ブスさんは自分をブスだブスだとおっしゃいますが、服は、きれいな人のためだけに作られているわけではありません。自分なりに「このへんかな?」と思う服を探って、着てみてはどうでしょうか。世間にどう思われるかというのはいったん置いといて、店員さんやお友達に相談してどういうのがいいか聞いてみるのもいいと思います。服の世界は、あなたを拒んでません。洋服屋さんは、美人だけを相手に商売なんてしてません。服やファッションが怖い、ということと、世間が服を着た自分をどう見てくるのかが怖い、ということが大きな2つの問題だと思いますが、これ、乗り越えられますよ。必ず。乗り越えなくてもいいものかもしれませんが、大きなように見えて実はものすごく小さな段差なので、私は早くこの段差を乗り越えて、ラクになって欲しいなと思うんです。こんなことで悩んでるなんて、もったいないじゃないですか。わかってますよ、本人にとってはどれだけ深刻な問題かっていうことは。でも、「何をやってもブス」っていう諦め視点で服を選びに行ったら、そりゃ楽しくもなんともないですよ。私は自分の容姿を好きになるのに、たぶん30年近くかかってます。40歳になって初めて好きだと思えるようになりました。「何やってもブス」と思っていた時期もありましたが、人は行動や表情で変わる部分もあるし、着ているものや髪型で良く見えたり悪く見えたりもするということも、失敗を繰り返して理解してきました。人は変わります。内面を変えるより、着替えれば変わる外見を変えるのは、ずっとたやすいことです。でも、そのためにはまずその「何をやってもブス」と思う内面の思い込みを捨ててください。人には可能性がありますし、人生は長いです。何をやってもブスと思いながら生きるには、長すぎます。別にブスのまま生きていってもなんの問題もありませんし、それで楽しく生きてる人だっていっぱいいます。でも、ブスのまま生きていくことを考えてテンション下がるようでしたら、そこそこにはなれるんじゃないか、もうちょっといい感じにはできるんじゃないか、ということを信じて、俯瞰視点のネットの適当な記事とかのことはもう忘れてください。世の中の全員が全員、そういう風に思っているわけじゃありません。見つめるべきは自分です。人は変わります。変わりたい方向に。喪ブスさんの望んでいることは、すごくささやかなことです。これは、年内に叶うぐらいの望みです。ブスで何が悪いんですか?ブスっていう言葉、私も数え切れないくらい投げつけられてきてます。最近はそれに「ババア」が加わってます。自分の顔に生まれただけのことでなんか言われて、誰でもトシ取るのに「ババア」とか言われて、そんなのバカみたいじゃないですか?私はこんなしょうもないゲームには絶対に付き合う気はありません。しんどいなー、っていうときはカレー沢薫先生のエッセイでも読んでゲラゲラ笑って、元気なときは服でも見に行ってみてください。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。AV雑誌での執筆を経て、女性性とうまく向き合えない生きづらさを書いた自伝的エッセイ『女子をこじらせて』 (ポット出版)で書籍デビュー。以後、エッセイを中心に書評などカルチャー系の分野でも執筆。近著に『東京を生きる』(大和書房)、『自信のない部屋へようこそ』(ワニブックス)など。「穴の底でお待ちしています」が、ついに本になりました!『まじめに生きるって損ですか?』鮮烈なデビュー作『女子をこじらせて』から5年。 対談集『だって、女子だもん!!』から4年。 雨宮まみが、今度は、崖っぷちに立つ女子たちの愚痴を真っ向から受け止めます。彼氏ができないのは「努力が足りないから」だと言われ続け、「努力っていったい何なんだよ !?!?」と吐き出す20代後半の女性。 家事も子育て、さらには仕事も完璧にこなしているのに、夫から愛されない。「もう頑張れない」とつぶやく30代後半の女性。 小沢健二似の美しい元彼との恋愛でズタズタになっても、やっぱり「美しい人」に惹かれてしまう20代前半の女性。努力、恋愛、見た目、生き方──、20代、30代の女子たちが抱える人生の愚痴15編。雨宮さんより一言:ただの悩みなら自分で解決してるし、人に解決してもらえるようなことなら最初から悩まないよなぁ、という思いから始まったのが、この「穴の底でお待ちしています」という、ただ人の愚痴を聞く連載でした。そこから生まれたのがこの本です。始めてみると、人の愚痴には、本当に解決しづらい問題や、社会の構図まで含まれているよううなところがあって、しかもみんなただ愚痴っているわけじゃなくて、がんばりにがんばり抜いた末に愚痴っていたりして、だんだん「これって世の中のほうが間違ってるんじゃないですか?」という気持ちになってくることもありました。正しい人が救われるとは限らない世の中だからこそ、読んでほしい本です。
2016年09月30日ピアス穴のケア、きちんとしていますか?穴を開けたばかりの頃は意識していたけれど、いまは面倒くさくて放置している・・・なんて人もいるのではないでしょうか。でも、きちんと正しいケアをしないと耳たぶが大変なことになってしまうかも!?そこで今回は、ピアスの穴の正しいケアについてご紹介します。■■ピアス穴のケアをしないとどうなる?「もうピアスホールは定着した」と思っても、何もケアをせずにいると穴の周辺にトラブルが発生します。・ピアス穴から白いものがニョロッと出てくるこれは皮脂や洗い残したシャンプーなどが穴につまって、固まったものです。放っておくと悪臭やかぶれの原因になります。ピアスの穴には汚れがたまりやすいのです。・ピアスの穴にかゆみを感じる、黄色っぽい液体が出る清潔に保たなかったため、雑菌が入ってピアスの穴が化膿した状態です。放置してピアスの着脱をしていると、悪化してピアスの穴が広がる、皮膚がザラザラのケロイド状になる、耳たぶにしこりができる、耳たぶが割けるなどの症状が現れます。■■正しいピアス穴のケア方法トラブルを避けるには、毎日ピアス穴を洗浄することが大切です。ピアス穴専用の消毒ジェルもありますが、ふだん使っている石けんでも大丈夫です。ただし、殺菌タイプのソープは刺激が強いので避けましょう。泡立てネットがあると便利です。1.石鹸を泡立てて、ピアスを付けたまま耳たぶに優しく泡を塗る2.可能ならピアスを軽く上下にずらしたり、回したりしながら穴にも泡を塗る3.石鹸が残らないようにしっかりと洗い流す4.ティッシュや綿棒でピアスの穴周辺の水気を取り、乾燥させるピアスを外した状態で穴を軽く洗うだけでも十分です。毎日の入浴や洗顔のとき、いっしょに洗浄すれば面倒ではないですよね。■■ピアス自体のケアも忘れずに!何日もつけっぱなしにしていたり、ピアスに傷がついていたりすると雑菌が繁殖してしまうことも。ピアスをつける前、はずした後はピアス自体の消毒も忘れないようにしましょう。石けんで軽く洗うか、消毒用エタノールをかけて拭くだけでOKです。■■異変を感じたらすぐ病院へ!万が一、耳たぶにかゆみや熱っぽさなどの異変を感じたら、すぐ医療機関に行きましょう。市販の消毒薬などで自己治療をすると、患部以外の皮膚が刺激でただれるなど、ますます悪化してしまう可能性があります。■■しっかりケアしてピアスファッションを楽しもう日常のケアをしっかりとしていれば、トラブルを最小限に防ぐことができます。きちんと衛生的に扱って、おしゃれなピアスファッションを楽しみましょう。(ななりん/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月16日暑い時期に多い肌トラブルのひとつが、毛穴の開きです。気になる毛穴の中でも、とくに注意すべきなのが頬。頬は面積も大きいため毛穴が目立ちやすく、メイクでカバーするのもなかなか難しいもの。毛穴開きを撃退して、ツルツル美肌を手に入れたいですね。■頬のたるみが毛穴を開かせる!?頬の毛穴をよく見ると、しずくのような形で開いていることがあります。このような毛穴開きの原因は、肌のたるみ。ハリを失ってしまった肌が重力に逆らえず、毛穴が楕円形に開いてしまうのです。たるみによる毛穴の広がりを解消するには、保湿などに加えて、肌のハリを取り戻すケアが必要です。放置していると、年齢とともにどんどん肌はたるんでしまいます。たるみを改善して、気になる頬の毛穴を引き締めましょう。 ■頬の毛穴開きを改善するケア方法とは肌がたるむ大きな原因は、肌のハリを保つ役割をもつコラーゲンやエラスチンが減少してしまうから。体の内側からハリを取り戻すなら、鶏手羽先や牛スジなどのコラーゲンを豊富に含む食品や、大豆製品などを積極的にとるようにしましょう。また、コラーゲン生成のためにはビタミンCが必要です。野菜やフルーツなどをバランスよく食べるほか、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使うのもおすすめです。また、紫外線はコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、肌の弾力を失わせてしまいます。日差しの強い日はもちろん、曇りや雨の日でも、油断せずに紫外線対策をしてくださいね。■頬にハリを取り戻す簡単エクササイズ顔の表情筋が衰えると、たるみによる毛穴開きのほか、ほうれい線も目立ってしまいます。簡単な顔のエクササイズで、日頃から表情筋を鍛えておきましょう。まずは両方の口角を引き上げ、笑顔をつくります。次に、片方の目をウインクして、そのまま5秒キープします。ゆっくりと目を開けたら、反対側も同様に行います。はじめのうちは鏡を見て、口角がきちんと上がっているかを確認しながら行うとよいでしょう。1日5セットくらいを目安に、気がついたタイミングで試してみてください。たるみと直結する頬の毛穴開きは、年齢よりも老け顔に見える原因にもなってしまいます。しっかりケアをして、若々しくハリのある毛穴レス肌を手に入れたいですね。
2016年09月10日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(みどり/10代/女性)雨宮さんこんにちは。私は19歳の女子大生です。私には3つ上の彼氏がいます。ある日彼に「お前の顔はタイプじゃないけど一目惚れだった元カノと同じくらい長く続きそうで不思議だ」と悪気なく言われました。私はその言葉が悔しく、私よりきれいな彼女なのか確かめたくなり、彼のツイッターを漁っていました。そんな中リプライで元カノと思える人との会話が見えたので飛んでみると鍵アカウントだったので、私は彼氏のパスワードを予測してアカウントにログインし、元カノのツイッターも漁りました。彼女の顔はたいしてかわいくなく、50点くらいのルックスでした。目はしじみのようで、鼻も団子鼻でした。写真のほとんどは顔を半分隠したものばかりでした。正直私は誰にでもかわいい、美人と言われるタイプです。友達にも元カノの写真を見せると「性格が良かったんだよ」とか「全然レベル違うから気にすることなくね?」などと言って、私の悩みを理解してくれません。それから私は取り憑かれたように元カノを調べあげ、交友関係を全部把握し、Instagram、フェイスブック等も特定しました。元カノはあまり写真を上げる人ではありませんでしたが、見つけられた限りの彼女の顔写真をスクリーンショットしました。冷静に顔だけ見れば私のほうがかわいくてきれいだと思います。でも、彼氏がその子には一目惚れしたけど私のことは別に最初は何とも思わなかったし、現在も私にはかわいいと言わないのに元カノはかわいかったとしみじみ言われるとどうしたら良いのかわかりません。私は元カノのことを異常に気にしてしまい自信が持てません。きれいでもかわいくても、ちょいブスの愛想のいい子に勝てないのかと思うとつらいです。どうしたらいいですか?(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)いやー、穴の底にふさわしいお話をどうもありがとうございます。このドロドロした気分にふさわしいドロドロした飲み物でもお出ししましょうか。ベリーメインのチアシード入りスムージーとか。あ、チアシードあわてて飲むとむせがちなので気をつけてくださいね。たぶん、周囲の人がおっしゃっていることは事実で、顔はみどりさんのほうがかわいいのでしょう。でも、ここから大事な話をします。女性の間でも「あの人イケメンだよね」「顔いいよね」と言うときに、そこに必ずしも好意的なニュアンスだけがあるかというと、そうでもない、ということがありませんか?「イケメンなんだけどね……」「顔はいいんだけどね……」みたいなニュアンスで、それらの言葉が発されていることもありますよね。類似的な言葉として「いい人なんだけどね」などもあります。もちろん、みどりさんが顔以外の部分で、彼氏の元カノに劣っているかというと、そうとも言えません。ただ、みどりさんの彼氏の中では、元カノの存在が「一目惚れするほどタイプだった」というだけのことです。きれいであれば、かわいければ一目惚れするかというと、そうじゃないんです。単に彼の好みはそっちだったんでしょうし、「でもお前とは長く続きそうで不思議だ」というのは、彼としては愛情表現のつもりだったのでしょう。まぁ、まずい言い方をしたものだなぁと思いますけどね……。みどりさんが気にされているのは、本当は顔のことじゃなくて「そこまで彼が言うほどの魅力が元カノのどこにあったのか?」ということと、「それを自分は超えられているのか?」ということなのではないかと思います。そして、みどりさんが経験されているようなことは、今の時代、多くの人が経験されていることだとも思います。SNSで追ってしまったり、どんな人物なのか知ろうとしたり……。鍵アカウントをパスワード当てて読んじゃうのはもはやハッカー級のテクになってしまいますが、そこまでしなくてもけっこう情報って得られちゃう場合もありますよね……。私は以前、好きだった人がいました。彼の好む女性のタイプもわかっていて、いわゆる良妻賢母タイプで、男を立てつつ、彼の友達とある程度仲良くできる社交性もあり、美人、とはっきりしていました。私は良妻賢母タイプではないし、いろいろ条件不適合なのはわかっていましたが、好かれたいあまり作ったことのないお弁当を作ったり、なるべく控えめに見えるようにしたり、いろいろ「好かれる努力」みたいなことをしていました。しかし、それでどうにかなったかというとどうにもならず、彼はあっさり他の女性と結婚しました。自分がふられたような状態になってからは、もうつらいのでSNS関係はすべてブロックしていたのですが、見えてしまうんですよね、友達関係からのシェアで……。彼はまさに自分の理想の女性を見つけ、結婚したようで、周囲もそれを祝福していました。さすがにだいぶ時間が経っていたので、そこまで落ち込むことはありませんでしたが、私は彼女の顔を直視することができませんでした。自分と比べれば必ず落ち込んでしまうとわかっていたからです。自分よりきれいであればそれだけで落ち込むだろうし、きれいでないと思ったら、きっと彼の心を掴めるほど、素晴らしい内面を持った人なのだろうと思って落ち込んだと思います。正直、絶対に会いたくありません。比較して落ち込むのは目に見えているからです。私がどんなに「あなたはすごい」と言っても与えられなかった自信を、彼女は彼に与えたのだし、彼の人生は目に見えて変わりました。私にはそれができなかった。それは、見た目が悪いとか、内面が良くないとかだけの問題じゃないとは思います。タイミングもあっただろうし、相性もあっただろうし、合わなかったのだ、と今は思うようにもなっています。けれど、そう思えるようになるまでは、時間がかかりました。恋愛をするたびに、自分は彼にとって、本当に良い相手なのか、ちゃんと彼を愛せているか、愛されているか、噛み合っているのかどうか、いろんなことが気になります。街を歩けば、自分よりかわいくて性格の良さそうな子なんて、もう、いっぱいいます。なんでその中で私なんだろう?と思うとわけがわからなくなります。結論から言うと、そんなことを考えても仕方がないんですよね。周りや元カノを気にしていてもしょうがないんです。しょうがないというか、そういうことを気にすればするほど、変になっていくんです。彼に対して「本当は元カノのほうが好みだったくせに」という恨み節みたいな気持ちや不信感も芽生えてくるし、元カノの情報を入れてしまうことで「本当はこういう女の子が好みなのかも」と思ってしまい、自分らしいふるまいができなくなっていったり……。そうなっていくと、彼が好きなみどりさんの良さまで消えていくおそれもあります。「かわいい」という言葉は、本当に難しいものですが、好きな男の人の前で、好かれている安心感を持ってリラックスしている状態の女性は、本当にかわいいと私は思います。それは、彼氏にしか見ることのできないみどりさんの「かわいさ」です。顔とかじゃないんです。変な情報に惑わされたり、他の人と自分を比べて、今のみどりさんにしか見せることのできない「かわいさ」を損なわないでください。それを一番大事にしてください。本当に、少しでも彼に疑いを持ったり、彼に対して気持ちがなくなったりしたら、そのかわいさって一切分泌されなくなりますからね!恋愛って本当に、不思議なものです。どうか今の彼との関係を第一に考えて、それを大事にしてください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。AV雑誌での執筆を経て、女性性とうまく向き合えない生きづらさを書いた自伝的エッセイ『女子をこじらせて』 (ポット出版)で書籍デビュー。以後、エッセイを中心に書評などカルチャー系の分野でも執筆。近著に『東京を生きる』(大和書房)、『自信のない部屋へようこそ』(ワニブックス)など。「穴の底でお待ちしています」が、ついに本になりました!鮮烈なデビュー作『女子をこじらせて』から5年。 対談集『だって、女子だもん!!』から4年。 雨宮まみが、今度は、崖っぷちに立つ女子たちの愚痴を真っ向から受け止めます。彼氏ができないのは「努力が足りないから」だと言われ続け、「努力っていったい何なんだよ !?!?」と吐き出す20代後半の女性。 家事も子育て、さらには仕事も完璧にこなしているのに、夫から愛されない。「もう頑張れない」とつぶやく30代後半の女性。 小沢健二似の美しい元彼との恋愛でズタズタになっても、やっぱり「美しい人」に惹かれてしまう20代前半の女性。努力、恋愛、見た目、生き方──、20代、30代の女子たちが抱える人生の愚痴15編。雨宮さんより一言:ただの悩みなら自分で解決してるし、人に解決してもらえるようなことなら最初から悩まないよなぁ、という思いから始まったのが、この「穴の底でお待ちしています」という、ただ人の愚痴を聞く連載でした。そこから生まれたのがこの本です。始めてみると、人の愚痴には、本当に解決しづらい問題や、社会の構図まで含まれているよううなところがあって、しかもみんなただ愚痴っているわけじゃなくて、がんばりにがんばり抜いた末に愚痴っていたりして、だんだん「これって世の中のほうが間違ってるんじゃないですか?」という気持ちになってくることもありました。正しい人が救われるとは限らない世の中だからこそ、読んでほしい本です。
2016年07月25日暑くなってくると気になる、毛穴の開きや黒ずみ。目立つからといってゴシゴシこすったり、黒ずみを無理に出そうとしたりすると、かえって状況を悪化させてしまうこともあります。こんな思いをするならいっそ、毛穴などなくなってしまえばいいのに……なんて思うことは多々あります。そもそも毛穴って私たちに必要なの?どんな役割をしているの?など、知っているようで知らない毛穴の世界を一緒に探求してみたいと思います。毛穴の数って、決まっているの?毛穴の数が決まるのは、妊娠6か月前後の胎児の時期だと言われています。毛穴レスに見える赤ちゃんの肌も大人の女性の肌も、毛穴の数は一緒なのです。その数は、個人差はあるものの平均20万個だそう。毛穴は皮膚の新陳代謝にもかかわっているため、どんなお手入れや施術を行っても数を減らすことはできないのだとか。なぜそんなに毛穴は必要なのでしょう。毛穴の主な働きは、肌の潤いを保つ天然のクリームである皮脂を分泌することです。これがないと肌のツヤも失われ、シワシワの肌になってしまいます!じつは毛穴は私たちにとってなくてはならないものなのです。毛穴の「黒ずみ」はゴミや汚れでは、なぜ暑くなると毛穴が黒ずんで見えるのでしょうか?理由は、皮脂の過剰分泌。暑いと汗をかきますよね。それと同時に皮脂の分泌も活発になります。特に脂っこいものを好んで食べたり、ファストフードやコンビニ弁当など外食中心の食生活を送っていたりすると、より皮脂の分泌が過剰になってしまうそう。皮脂の分泌が主な仕事である毛穴は、通常より過剰に分泌された皮脂により開いてしまいます。その開いた毛穴に皮脂が詰まって白い塊(角栓)となり、空気に触れたりゴミが付着したりすることで酸化し、黒ずんでしまうのです。黒ずみを無くして毛穴レスな肌になるには毛穴の開きも黒ずみも解消するなら「温冷ケア」がオススメ。「温める」ことで血行を促進し、栄養も摂り入れやすくなります。また、毛穴を開かせて老廃物を外に出す効果もあり。次に「冷やす」ことで、毛穴を引き締めます。この温冷ケアを繰り返すことで開いてだらしなかった毛穴を引き締め、肌の老化を解消することができます。「温ケア」は、ぬれタオルを電子レンジで温めるだけの蒸しタオルが簡単。クレンジング前に顔全体にのせて、2~3分おいておきましょう。その後、クレンジングと洗顔を行います。この「温ケア」を入浴中に行えば、温熱効果で毛穴が開きやすくなる上に時短にもなりますよ。続いて「冷ケア」は、ケーキやアイスについてくる保冷剤をタオルで包んで肌にあてるという簡単な方法がオススメ。保冷剤がない場合は、スプーンを冷蔵庫で冷やしておいて肌にあてるという方法でも大丈夫です。汗や皮脂の分泌が過剰になる夏が来る前に、毛穴レス肌を目指して頑張りましょう。
2016年05月15日EYEVAN 7285(アイヴァン 7285)は、折り畳みのできる‟フォールディングタイプ”のアイウェアを2016年4月29日(金)から発売する。老眼鏡に用いられているスライディングテンプルを採り入れ、2段階で折り畳める構造に。これにより、これまで実現できなかった145mmの長さものテンプルが完成した。パーツは全てオリジナルの金型で制作され、耐久性と掛けやすさを促す厳選された素材を使用。フレームの「800」、サングラスの「801」それぞれから4色、全8モデルが展開される。なお、今季のビジュアルには、フェンディ(FENDI)のランウェイショーにも登場した、モデルの萬波ユカを起用している。また、福井県のクラフトマンシップに焦点を当てたムービーも発表。デザイン完成から、1本の眼鏡が出来上がるまでの工程とともに、EYEVAN 7285のモノづくり、福井県鯖江市の職人技術を紹介している。【アイテム詳細】EYEVAN 7285 800 / 801発売日:2016年4月29日(金) ※順次発売スタート取り扱い店舗:EYEVAN 全店、コンティニュエ (Continuer)他価格:・800 全4色 各65,000円+税・801 全4色 各70,000円+税【問い合わせ先】EYEVAN PRTEL:03-6434-5027
2016年05月01日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)から、金子眼鏡との共同開発によるアイウェアの新コレクション「ボーン シリーズ Ⅱ(BONE SERIES Ⅱ)」が、2016年4月28日(木)より発売される。2015年秋に金子眼鏡とスタートさせた「イッセイ ミヤケ アイズ プロジェクト(ISSEY MIYAKE EYES PROJECT)」。第2弾となる今回は、“一本のライン”を強調した前回の「ボーン シリーズ(BONE SERIES)」に対し、“色で遊ぶ”をコンセプトにしている。「ボーン シリーズ」に通底する、アイウェアの“背骨”である美しいフレーム。1stコレクションから踏襲されたテンプル形状は、このデザインアイコンを体現している。一方で、フロント部分は、発色と光沢感に優れたアセテート素材を用いて、色彩に表情をプラス。また、異素材の重ね合わせの構造を利用して、表側と裏側で色の見え方を異なる、ユニークな仕掛けを施した。フレームは、「HEXAGON Ⅱ」、「PENTAGON Ⅱ」、「WELLINGTON Ⅱ」、「BOSTON Ⅱ」の4モデルが揃い、それぞれ4色ずつ16のバリエーションで展開。それぞれのレンズには、最適なカラーがコーディネートされる。国産のモノづくりに向き合うイッセイミヤケと、金子眼鏡が共鳴して実現したコレクションの進化形をぜひ試したい。【アイテム詳細】ISSEY MIYAKE×金子眼鏡「ボーン シリーズ Ⅱ」発売日:2016年4月28日(木)・サングラス 46,000円+税・オプティカル 44,000円+税※オプティカルは、金子眼鏡直営店のみの販売。取り扱い店舗:【問い合わせ先】
2016年05月01日塚田僚一(A.B.C-Z)と渡部秀の二人芝居『ボクの穴、彼の穴。』が、5月に東京・PARCO劇場で上演される。その翻案・脚本・演出を担当するノゾエ征爾(はえぎわ)に話を聞いた。舞台『ボクの穴、彼の穴。』チケット情報原作はイタリア人童話作家デビッド・カリの絵本。日本では、松尾スズキ初の翻訳絵本として注目を集めた作品だ。「戦争です!」という言葉から始まる物語は、戦場の塹壕に取り残され、穴=シェルターの中でお互いへの恐怖と疑心暗鬼にさいなまれるふたりの兵士の姿を描く。「戦争は遠いものだと思いがちですが、根っこにあるのは誰もが持っているものです。今回、現代の若者といえるふたりに集まってもらえたので、“一見遠い戦争”と“現代の若者”の融合によって、現代の設定では表出できない、人間味のようなものを舞台上に立ち上げられたらと思っています」キャストの何を見るか尋ねると「芝居より人柄」だという。塚田と渡部の印象は『陽』だと答えた。「でも絶対『陽』だけのわけがない。その奥にすごく惹かれています。素とはまた違う、根っこにあるものを役に投影したい。嘘はつかせたくないっていうのはありますね」。共に身体能力の高いふたりだが、設定は「穴の中」。身体能力を発揮する場面は少なそうだが、敢えて選んだ。「身体のポテンシャルが高いふたりの“出したいエネルギー”をどうギュッとさせるか。それによって漏れてくるものがすごくあると思うので。(フラストレーションが溜まって)何回か喧嘩があるかもしれない(笑)。でも、“いい負荷”ってあると思うんです」。渡部も「穴の中で疑心暗鬼、そんな極限状態で自分の中から出て来るナニカをみつけて舞台上で表現してみたい」とコメントを寄せた。8月7日で43年の歴史に一旦幕を閉じることになったPARCO劇場。本作は「クライマックス・ステージ」の“シーズン2”の作品として上演される。“シーズン2”では、劇場の次なる時代を担うであろうクリエイター“ネクスト世代”の作品が中心。ノゾエにとってPARCO劇場は初登壇だが、話をもらったときは「数秒止まった記憶があります。でも正直嬉しかったです。演劇人ならやりたい場所ですから」。PARCO劇場には「確固たる演劇愛を感じる」と話しつつも「最後の枠に僕を引っ張り上げてくれるのは嬉しいですけど、褪せない開拓心に感服です」と笑った。『ボクの穴、彼の穴。』は、5月21日(土)から5月28日(土)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は4月29日(金・祝)午前10時より。取材・文:中川實穗
2016年04月28日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)がアイウエアメーカー・金子眼鏡とのコラボレーションによる「ISSEY MIYAKE EYES PROJECT」の第2弾となるアイウエアコレクション「BONE SERIES II」を発売する。15年の秋に金子眼鏡との共同開発からスタートした「ISSEY MIYAKE EYES PROJECT」。第1弾では、ブランドの出発点である“一枚の布”から着想し、ひと筆書きのような一本のラインにこだわって製作された。第2弾となる今回は、スリムな造形ながら軽量で耐久性の高いβチタニウム素材を採用することにより、強度と優れたかけ心地を実現。さらに、スリムな質感のβチタニウムに加え、発色や光沢感にすぐれたアセテート素材で色彩をプラスすることで、異素材の質感のコントラストが美しいデザインに仕上げられた。また、“色で遊ぶ”をコンセプトに製作されており、厳選されたカラーレンズとの組み合わせも特徴のアイテムとなっている。フレームは、「HEXAGON II」、「PENTAGON II」、「WELLINGTON II」、「BOSTON II」、の4モデルを用意。各4色ずつの16バリエーションで展開される。各バリエーションには最適なカラーレンズがコーディネイトされる他、カラーバリエーションによっては表側と裏側で色の見え方が異なるユニークなモデルもラインアップしている。価格は、サングラスが4万6000円、オプティカルが4万4000円となっており、オプティカルは金子眼鏡直営店のみで販売される。また、特設サイト()もオープンしている。
2016年04月28日眼鏡男子が好きな女性も多いように、眼鏡をかけている女性が好きな男性もたくさんいます。コンタクトユーザーが増えた今、それでもあえて眼鏡をかけ続けているみなさんだけにできるモテテクを今回は紹介したいと思います。男性の方々に、「眼鏡女子にされたい仕草」について聞いてみましたので、さっそく見ていきましょう。■1.眼鏡の上から見られる「女子が座ってて、俺が立ったまま話したりするときの、女子が眼鏡のふちの上から俺を見上げてる感じが好き。萌え〜ってなる」(大学生/22歳)これは、男性に人気の上目遣いテクをさらに強化したものですね。座ったまま男性とお話するときには、こうなるように眼鏡を少し下に下げておくといいかもしれません。■2.くいっ「女子のやる眼鏡くいってなんか男子がやるのと違って、Sっぽさがあってセクシーだよね。女教師とかナースみたい」(公務員/24歳)これに似合う眼鏡は、きっと赤フレームの眼鏡なのでしょうね(笑)。女性がやる「くいっ」で一番人気のやり方は、眼鏡の端を親指と人差し指でつまんで持ち上げるものでした。たしかに、女性らしい眼鏡くいっですね。■3.曇ってる「マスクつけてたりして、眼鏡が曇っちゃってる女子はなんかドジっぽくてかわいい(笑)」(営業/25歳)冬場から春先までなら、このテクも存分に使うチャンスがありますね。眼鏡を曇らせたまま男性に「全然見えないよ〜(泣)」と助けを求めたら、ひょっとしたら手をとってエスコートしてくれるかも?■4.自分と話すときには外す「眼鏡女子が、自分と話すときに眼鏡をとってくれると、自分には心を開いてくれてるような感じがする」(大学生/22歳)眼鏡をしている人にとって、眼鏡を外すというのは服を脱ぐのに似ていますからね。多少心をオープンにできる相手でないとできないことです。しかも、男性と話す瞬間に眼鏡を外せば、眼鏡をつけているときとのギャップでドキッともさせられますね。■5.眼鏡を外したせいで見えなくて、すごく顔を近づける「眼鏡女子が眼鏡をとって、全然見えないから異常に俺に顔を近づけて覗き込んでくる感じ。されたことないけど、憧れのシチュエーション」(フリーター/26歳)「う〜ん、顔がよく見えない・・・・・・」という感じで、思いっきり顔を近づけてみましょう。これも、眼鏡を外した眼鏡女子だからこそ自然にできるドキドキなテクですね。■おわりにコンタクトにしてしまえば、はたから見れば裸眼と同じです。しかし眼鏡なら、こういった具合に、眼鏡を上手にモテに活かすこともできるわけですね。コンタクトを買うとしても、モテアイテムとして眼鏡はひとつ持っておくのがいいかもしれませんね。(吉沢みう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年04月19日眼鏡ブランド「JINS」を展開するジェイアイエヌは、アイウェアのデザインを追求する「JINS DESIGN LAB.」プロジェクトの第2弾として、チタンフレームを採用しデザインと掛け心地を追求した「TITANIUM meets Sabae」(8型/32種)の販売を開始した。取り扱い店はJINSの一部店舗(52店舗)、およびJINSオンラインショップ。価格は1万8,000円(度付きレンズ代込、税別)。「JINS DESIGN LAB.」プロジェクトは、同社によれば「アイウエアを構成する要素を、概念的に、技術的に追求し『新しいアイウエア』を生み出し続けるため」のデザインラボ。眼鏡のデザインを多面的に追求し続ける姿勢を具現化し、更にJINSアイウエアのデザイン品質向上を目的として立ち上げたもの。昨年11月、第1弾としてプロダクトデザイナー・角田陽太氏とのコラボモデル「CELLULOID byYota Kakuda」が販売された。今回、その第2弾として販売される「TITANIUM meets Sabae」は、"日本のメガネの聖地"と呼ばれ、110年の歴史と高い技術力で知られる福井県鯖江市の職人の繊細で巧みな技と、同社の掛け心地や細部のパーツへのこだわりを組み合わせた製品。フレームには、流行に左右されないミニマルなチタンフレームを採用。最細部1.1mmのβチタン製テンプルは、素材をたたいて伸ばす繊細な「スウェージング」加工でバネ性を向上したほか、「一ヶ智(いっこち)」と呼ばれる特殊な開閉パーツを用いることで、継ぎ目のないデザインと高い耐久性を兼ね備えているという。また、丁番・こめかみ・エンドの3点の距離は、同社の研究実績を基に最も掛け心地の良い距離に設定し、人の体温(約36℃)で鼻ラインに馴染む形状記憶樹脂の鼻パッドを採用するなど、掛けた時の安定感や前後バランスに優れており、発売前に行った主観調査では82.5%の人が「総合的な掛け心地が良い」と評価したとのことだ。なお、同製品のラインナップは8型/32種。特別仕様のオリジナルケースとオリジナルセリートが付属する。
2016年03月24日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(ふぅか/20代後半/女性)熱中できるものが何もないのが悩みです。毎日、家と会社の往復の日々。仕事に熱中できればいいのでしょうが、はっきり言って今の仕事は好きではないです。でも「じゃあ何がやりたいの?」と言われると答えられません。やってみたい、できそうな仕事が思いつかないです。プライベートも、遊ぶ友達がいなくてまるで引きこもり。たまに買い物に出かけるけど物欲があまりなくて、手ぶらで帰ることが多いです。何か熱中できるものが欲しい。それは仕事でも恋愛でも趣味でも何でもいいんですが、とにかく人生を燃やせるものが欲しいです。まだ20代なのに何の夢も目標も好きなこともなくて、隠居老人以下の生活を送っています。自分の人生、とてももったいなく感じます。「熱中できるものを見つけるためには、まず行動!」と、気になった習い事を手当たり次第始めました。でも3回目ぐらいで全く楽しくなく、義務感だけで通っているような気分になります。合コンもオフ会も、資格勉強もやってみたけど、全く心に響かない。日々充実している同世代の人間を見ているからそんな気持ちになるのだと、叶う事なら人里離れた場所でひっそり暮らしたい…。お金ないから無理ですが。あとそんな田舎で独り生き残れる自信もないですけど。「仕事終わった!これから彼氏とデートだ!コンパだ!ヨガ教室だ!」と同世代の女子が騒ぐ中、私はただ家路につきます。愛しい家族が早い帰りを待ってるわけでもないのに…。私の人生って、物凄くしょーもなく感じるのですが、雨宮さんにはどう映りますか?(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)苺ミルクとほうじ茶だったら、ほうじ茶のほうをお選びになりそうな感じですが、まぁ、苺ミルク、飲んでみてくださいよ。これ、おいしいと思いますか?かわいい色で甘くて……っていうことはわかるでしょうけど、おいしいと思わないんだったら、別に無理して苺ミルクを喜んでるふりして飲まなくてもいいんですよ。はい、ほうじ茶どうぞ。私は、ふぅかさんと逆で、わりとすぐ何にでも熱中するタイプですが、熱中してもそのうち冷めたり、熱中してもその最中の熱狂以外に残るものがあるわけじゃないので(経験は財産として残りますが、その趣味に使ったお金で保険や個人年金に入っておくほうが、まともな判断なんだろうなーと思ったりはします)、何かに熱中している側でも「これでいいんだろうか」という気持ちはあります。ふぅかさんの周りの、彼氏とデート、コンパ、ヨガなどに明け暮れている同世代の女性も、「楽しいけど、これでいいんだろうか」とふと思う瞬間はあるはずです。「みんなやってるし、自分もやってるけど、これでいいんだろうか?」って。本物の熱狂というのは、そういう「これでいいんだろうか?」を一瞬忘れさせてくれるもので、大げさな言い方になりますが、人生の虚しさや理不尽さに対し「それがどうした」と言ってくれるようなものだと私は思います。私はその瞬間が大好きなので、見境なくその瞬間のために、時間もお金も突っ込みます。が、人によって感じ方は違います。みんながみんな、私のようではないし、私が正しいわけでも、一番人生を楽しんでいるわけでもありません。ふぅかさんは、少し私の母に似ています。母は趣味があまりないので「さすがに趣味を持たないと」と思い、パッチワーク教室に通い、腕はいいし真面目なのですごい大きなやつを仕上げたりしているのですが、別にそれが大好きというわけではないようです。強いて言えば、家族と過ごす時間が好きなのでしょうか。どこかに出かけたいとか、遠くに行きたいとか、そういうのはあまりないみたいです。私から見ると、母は文句のつけようのないほど堅実な人間で、自分のように熱中できるものを探して右往左往しては熱狂フィーバータイムに入って追いかけ回すようなこともしていないし、きっちり家族のために貯金をし、無駄遣いはせず、自分のことや家のこともしっかりやっていて、すごいもんだなぁと思います。そんな母に「今度の連休、そっちに行こうかと思うけど、予定大丈夫?」と訊かれて、「1日だけどうしても行かなくちゃいけない女子プロレスの試合があるから……」と答える私の気まずさといったらないです。なんなんですか、「どうしても行かなきゃいけない女子プロレスの試合」って。お前解説でもやるんかって話ですよ。ただの客なのに。熱中とか熱狂っていうのは、こんなふうにバカになることなんです。バカをやってる側からすると、楽しいけどこんなにバカでいいんだろうか、という気持ちがあるし、バカになれない側からすると、バカになる楽しさも知らずに生きていっていいのかなぁ、という気持ちがあるのでしょうね。でも、人間、無理なものは無理なんです。私はその「どうしても行かなきゃいけない女子プロレスの試合」に行かずにいることができません。それと同じように、ふぅかさんが、「みんなが楽しそうにやってること」を、楽しくないのに無理にやってみても、やっぱり楽しむことはできないんじゃないかと思うのです。では、ふぅかさんに何も楽しいことがないか、というと、そんなことはありません。ちゃんと書いてらっしゃるじゃないですか。「叶う事なら人里離れた場所でひっそり暮らしたい」って。「お金がないから無理」とも書かれてますけど、田舎の家、安いですよ!みんなと同じことが好きじゃなくてもいいし、静かなところで静かにしていたいなら、理想の静かな場所を探しに行ってもいいと思います。人が行くような観光旅行じゃなくて、できるだけ人のいない、それでいてしがらみのなさそうな場所に行ってみるとか、田舎の家を買うために貯金をするとか、そういう方向の「好きなことをやる」もあっていいと思うんです。アッパーな楽しみだけが楽しみじゃない。単純作業が楽しいとか、本当に寝てるだけの時間が欲しいとか、ダウナーな楽しみもあります。世の中では、熱中している人のほうが暑苦しいから目立ちますが、ふぅかさんのように「そんなに盛り上がれないけど、静かに暮らしたい。テンション高い人たちについていけない」という人も、たくさんいます。熱中してる側も、充実してるように見えても、別にすごい大恋愛をしてるわけでもなければ、ヨガを極めるわけでもないし、合コンで運命の出会いを経験したりしているわけでもないです。ふぅかさんから見て、人生が充実してるように見える人たちも、「人生を燃やせるものが欲しい」って思ってそういうことをしているのかもしれないんです。私も、今の仕事をするようになったのは決して早くないですし、こんな仕事をしていても、人生を燃やしていると言えるような時期を過ごせるのは、本当にわずかな恵まれた期間です。その時期が来るまで、焦り、絶望し、もう駄目だと何度も思います。人生を燃やす、心を燃やすというのは、何も楽しいことだけではなく、こうした「何も見つからない苦しい時期」のことも指しているのではないか、と私は考えています。その間は、ただ苦しいだけ、焦りでわけがわからなくなるだけですが、その苦しみや焦りを知らなければ、心を燃やせるもの(もしかしたらとても穏やかな炎かもしれません)が見つかったときに、骨の髄まで染み渡るような喜びを感じることはできないんじゃないでしょうか。良い時期だけが人生じゃないし、燃えているときだけが人生ではありません。今の焦りを存分に味わって、たくさん迷走して、自分は何が楽しいと感じる人間なのか、考える時期を楽しんでください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ『女子をこじらせて』 (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。
2016年03月24日「眼鏡をとったら意外と美人」なんて言葉がありますよね。これは、ギャップによって人が魅力的になる典型的な瞬間を言い表したものです。そう、人はギャップによって何倍にも魅力的に映るものです。みなさんも、ギャップを作って男子をドキッとさせてみませんか?「眼鏡をとったら~」というのはあまりにも有名なので、今回は眼鏡以外のアイテムで「◯◯をとったら意外と美人」なアイテムについて、20代男子20人に聞いてみました。■1.ヘアゴム「髪を結んでた人が、ヘアゴムをとってふぁさ~って髪が広がる感じが好き」(金融/25歳)髪を上げてる顔と、髪を下ろしてる顔って、雰囲気がかなり違ってきますよね。髪を上げていると活発で活動的、エネルギッシュに見えますが、下ろすとどこか大人っぽくて色っぽい雰囲気になります。仕事中は髪をずっと上げてる女子が、一段落ついて髪を下ろす瞬間に萌える男子が多かったですね。■2.マスク「年中マスクつけてる人って、いるけど、あれをかわいい人がしてると、いざマスクとったときに思わずめっちゃガン見しちゃうよね(笑)」(大学生/22歳)マスクは顔の大半、目以外を全部隠してしまいますからね。そりゃギャップも生まれます。ちなみに少し余談になりますが、マスクをいつもしてると、顔があんまり人に見られないから安心するってよく言います。みなさんのなかにもこういう理由でマスクをつける人はいますか?■3.濃い化粧「男子ってあんまり濃いめの化粧が好きじゃないから、化粧が濃い女子を見ると、『あの女子はすっぴんはブサイクに違いない』って結構思うんだよね。でも実際薄い化粧をしてきて、全然ブサイクじゃなくて、むしろそっちのほうがいいじゃん!とかだとすごく好印象」(公務員/25歳)男子から見ると、化粧が濃い女性は少し気が強そうで、怖く見えてしまうんですよね。それで実際に化粧を薄くしてみたら、全然見劣りしないし、しかも表情が優しく見える感じがします。そんな状態で微笑まれたりしたら、キュンキュンきてしまいますね。■4.カラコン「最近流行ってる黒目を大きくするコンタクト。俺の経験上、あれをつけないほうがかわいい女子は多いよ。なんかやっぱり黒目が不自然だし、白目が少し小さくて三白眼な感じも、なんか眼光鋭くて見つめられるとドキッとする」(フリーランス/25歳)最近はカラコンというと、この黒目を大きくする用がもっぱらメジャーかもしれませんね。もちろん黒目が大きいと目が大きく見えて愛想はよさそうなのですが、やはり無意識に不自然さのようなものを感じてしまうのも事実。まったく使用をやめてしまう必要はないですが、たまには完全に自然体の目を見せてあげては?これも、「瞳の化粧」をとるという意味では3と似ているかもしれませんね。■5.下着「男子はAV見るとき、女優が下着をとる瞬間ってのはめちゃくちゃ緊張する。やっぱり女子の裸は特別な、神聖なものだよ」(大学生/20歳)まさか日常の中で男子の前で下着をとるなんてことはありませんから、これは彼氏限定のご褒美ですね。男子はやはり、女子の裸には強い憧れがあります。恥ずかしいかもしれませんが、下着をとるときには、カレがきっとドキドキワクワクしてくれているものと思って潔く脱いでください(笑)。■おわりにいかがでしたでしょうか? あなたが「これがないと私のルックス決まらない」と思っているものでも、実は男子からすれば「それなくていいのに」なアイテムかもしれません。まずは勇気を出して一日そのアイテムなしで過ごしてみて、男子の反応を確かめてみるというのはいいのではないでしょうか。(P山P太/ライター)
2016年03月17日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(あさか/20代後半/女性)こんにちわ。私もちょっと愚痴らせていただきます。今、27歳なのですが、昔から無意識のうちに他人の目を気にしすぎて猫を被って生きてきたような気がします。1、2年前にそのことに気づき、それからは他人の目は気にせず自分らしく素直に生きたいなと思ってきました。ただ、そう思えば思うほど、自分の素がわからなすぎて、素を演じてる自分がいます。気づけば相変わらず演じてる自分になっていて、「何故演じてしまうのか?」と考えてみると、とても自分が薄情で冷酷な人間だからでした。まるっきり素で生きてる人は滅多にいないだろうとは思いますが、割と思ったことをすぐ口に出来るタイプの人だったり、ハッキリと物を言うタイプの人を見ていて思うのは、そういう人ほど愛情深いな、ということです。私も色んな経験をしたり色んな人と触れ合ってきて情が湧いてくることもありますし、他人の痛みもわかるようになりました。が、それに対して死ぬ気で行動したいなどとは本音では思えないですし、すごく冷静に考えると他人の為に頭と時間と手間は使いたくないと思ってしまいます。例えば、落し物をしたら一緒に探してあげる、程度の小さなことならやってあげようと素直に思えたりするのですが、極端に言えば病気、事故、など命に関わるような大事なことには正直関与したくない。これは極端な例ですが、他にも色んな場面で自分の冷酷さを感じています。世の中、キレイな心を持つ人が支持されてるように思います。そりゃ当たり前でしょうね、と納得せざるを得ないですが、私の心は頑張ってキレイになろうとしてもキレイにならない。だからと言って素で生きていったところで誰からも認められず苦しくなるので、表面だけでも繋がれてたら私はいいのです。でもたまにそれで苦しくなってストレス発散をして持ち直して、の繰り返しです。私なりの愛情もあるのに、演じてるものと本当の愛情の境目がわからないし理解されない、誤解されているというのも、たまに嫌気がさします。素直になれないもう一つの理由として、年齢もあるのかなと思います。例えばもっと若い時にこういうことに気付いていたら、素の自分のまま、自分勝手に生きられたのかもしれません。人を傷つけたり、自分が痛い目を見たり学ぶ機会もあり、心から優しい人間になれたかもしれないと思います。でも、いい大人が自分勝手にやろうとしても、周りからの目はもちろん気になりますし、実際に色んな人を傷つけて落ち込んだらそれこそ立ち直れなくなりそうで、出来ません。もちろん万人から受け入れられたいとは思ってないですし、むしろ今でも友達は少ないほうだと思ってますが、その友達すらも失ってしまうのかと思うと、恐怖でしかないです。幸いにも彼氏は私を理解してくれていますが、彼氏だけじゃなくて色んな人と関わりを持ちたいし、出来ればもう少し愛情を持って接したい。彼氏と出会う前は誰にも言えなかったことなので、それだけでも十分じゃないか、贅沢な悩みだと言い聞かせてますが、しょっちゅう心が折れそうになるので、少し吐き出させていただきました。自分の本音を見て見ぬ振りして何も考えずに猫を被ってた時のほうが楽だったなあと思います。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)まだ少し寒いですよね。アッサムのミルクティーと、シュークリームをお出ししましょうか。人目を気にしてたら食べられない食べ物ですよ?どうします?ナイフとフォークなんて出さないですからね。がぶっといってください、がぶっと!「本当の自分」ってなんなんでしょうね。あさかさんは、自分のガワ(外側)の部分は周りに受け入れられていると感じながらも、本当の自分はそうでないから、疲れるし、誤解ゆえに好かれているから失うのが怖い、と思っておられる状況のようですが、「素の」「本当の」あさかさんって、なんなんでしょうか。あさかさんは、薄情な人間ほど自分を偽り、愛情深い人間ほどありのままで生きている、という持論をお持ちですが、確かにそれはそうかも、と納得してしまうところがあります。私の周りで、本当に何も偽らずに生きている人を思い出すと、ひとりだけいますが、確かに自分が知る中でいちばん愛情深い人だと思います。相関関係は不明ですが……。で、自分がどちらかというと、私は愛情薄い人間です。私がそのことに気づいたのは、父方の祖父が亡くなったときです。祖父が死ぬ前に、祖母のことを頼む、と言い残していたのですが、私は祖母が好きではありませんでした。もうどちらも亡くなったので言えることですが、愛されていたけれど、気が合わなかったのです。でも、手紙を書きました。心配しているような手紙を、いやいや書きました。誰に強制されたわけでもないけれど、いやだけど言い残されたことが気になったので書きました。書いてる間、書くこともないし、言いたいこともないし、いやだいやだと思いつつ、「偽善でもやらないよりはマシ」と自分に言い聞かせていました。あのとき、自分は偽善者として生きていく覚悟を決めた気がします。冷たい自分を表に出したほうが、結果的に疲弊するんです。「あーひどいことしちゃった」という良心の呵責を感じるくらいなら、偽善でもなんかしといたほうが楽、という感覚です。感情が振れるめんどくささを背負えない人間が、偽善者、薄情者になるのであって、情が深い人というのは感情が振れるめんどくささを背負える人なのではないか、と思います。逆に言えば、情が深い人は、偽善の状態が気持ち悪くてどうしてもダメだ、とか、そういうのがあるんじゃないでしょうか。本当の自分がなんなのかはともかく、どっちかに振り切ったほうが楽なのでは?というお気持ちはよくわかります。私も、毎回仕事のメールが来るたびに、心を鬼にして「ギャランティーはどのくらいになりますか?」といちいち問いただすのが疲れるので、性格の悪い銭ゲバ女として認知されたほうが気が楽だなと思うし、プロフィールとかにそう書いたほうがいいんじゃないかと思います。いちいち心を鬼にするのが疲れるから、もういっそ全体的に鬼になったほうが楽なんじゃないかという理屈です。でも、鬼になったらそもそも人の愚痴を聞く仕事なんてできなくなる……というジレンマと、結局、あの沢尻エリカ様でさえ「別に……」って言ったことを謝罪するはめになるような世の中で鬼のままで生きていくのって大変そうだなという気持ちと、鬼に完全にハートを切り替えるのも疲れそう、という理由から、たまに鬼程度の感じで生きていく中途半端な道を選択しているのです。そんな私の感覚からすると、落し物ぐらいなら一緒に探してやるのはやぶさかではないが入院とか命に関わるようなことにはつきあえない、というあさかさんの感覚は、別に普通かな、と思います。つきあいたくない、と思うけど、自分しか面倒を見る人がいないという状況に追い込まれたら、また心で「偽善でもやらないよりはマシ」と唱えながら多少のことはやるんだろうなと思います。純粋でストレートな人、本当に心がキレイな人に憧れたこともありましたが、本物の人を見ると、ああはなれないとスッキリあきらめがついてきて、本物の偽善者としての生をまっとうしようという気持ちになってきました。そう思うようになるまでは、焦がれるような気持ちで、本物の振り切っている人をまばゆく見つめていたり、自分を責めたり、自分を嫌ったり、変えようとしたり、いろんなことがありましたが、こうして自分と同じ偽善者の方の愚痴を聞く機会をいただいて、ああ、偽善者として生きてきてよかったなぁ、と心から思えた次第です。偽善者の先輩として少し言わせていただくと、偽善者として生きるのは中途半端でややこしいことですが、自分はただ義理で仕方なくしたことが思いがけず喜ばれたり、切り捨てたつもりのことが長く心の中に残っていたり、中途半端な自分の中から、本物なのか偽物なのか、どちらともつかない部分が出てくるのが面白いところです。人の心って、自分のものでさえ予想を超えた動きをしたり、こうだと思っていたはずが違っていたりします。自分の本当の気持ちはなんなのか、本当の自分とはなんなのか、それは何度自分に問うてもなかなか答えが出ないことですが、答えが出ない問いであっても、それを問い続けることは、あさかさんの心を豊かにしていると私は思います。人間関係や自分自身に疲れながらも、考え続けることだけが、人の心を豊かにします。豊かな人間になれたら、キレイさも汚さも、両方知っている人間になれるのではないでしょうか。私は、そうなれたらいいなと思っています。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2016年02月19日トニーセイムフェア開催株式会社カシメは眼鏡店「折角堂」を運営している。今月28日、その折角堂において2016年2月9日から28日までの期間、香港を拠点にする眼鏡ブランドである「トニーセイム」のアセテートライト2015AWモデルを全て揃えたフェアを開催すると発表した。このフェアに伴い、これまでは香港の直営店でしか手に入れることができなかったアイウェア素材で作られたトニーセイムオリジナルのボウタイが特別販売される。トニーセイムはアジア各国のスペシャリストが集い立ち上げた眼鏡ブランドであり、日本からは眼鏡ブランド「999.9」の三瓶哲男氏が参加。このブランドが掲げる「瞳理心」というコンセプトは「使う人と同じ目線に立つことで、これまでと違うものが見えるはず」という意味が込められている。「見える」以上の眼鏡を提供折角堂は「見える」以上の眼鏡を提供してくれる眼鏡店だ。眼鏡は最早、見ることを助け、目を守るだけの道具ではなくなった。オシャレアイテムのひとつであり、自己表現までも担っている。眼鏡は顔の一部であり、眼鏡をかける人の印象まで左右してしまう。折角堂ではその人がどのような印象を与えたいのか、どのような雰囲気を醸し出したいかに合わせて相応しい眼鏡をとことん選び抜くことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社カシメプレスリリース(PR TIMES)
2016年02月05日●プロテーゼを入れた鼻が崩れる可能性芸能人やモデルのスッと通った鼻筋に憧れる人は多いのではないだろうか。「低い」「丸い」「鼻の穴が上向き」「小鼻が大きい」「鼻筋が曲がっている」など、自分の鼻の形状に何らかの不満があればなおさらだ。もし改善したいと思ったら、メイクを頑張ってみるか、それとも美容整形をしてコンプレックスから解き放たれるか……。さまざまな考えがあるが、鼻整形について正しい情報を得ることはきっとプラスになるだろう。そこで今回は、鼻整形の種類や手術後のリスクと対策について、湘南美容外科クリニックの福澤見菜子医師にお聞きした。 *○プロテーゼの異変を放置しない鼻整形では、鼻筋に沿ってプロテーゼ(人工軟骨)を入れる手術が人気です。鼻の穴から入れて内側を少し切開するだけなので、傷跡も目立ちません。半永久的に、高く美しい鼻がキープできます。ここでは手術後のリスクについても知っておきましょう。個人の体質やプロテーゼの型によって差はありますが、加齢とともに皮膚は薄くなるので、時間がたつにつれてプロテーゼの輪郭が浮き出るリスクや、プロテーゼが鼻先から皮膚を突き破って出てくる可能性があります。それらを予防するためには、医師のアドバイスに従い、自分の顔の組織に負担をかけない範囲内の変化にとどめることが大切です。次に重要なのは、手術後の合併症はある日突然起こるものではないということ。つまり、プロテーゼの輪郭が浮いてきた、鼻先が赤くなってきて表面からプロテーゼを触知(しょくち)できるなど、必ず兆候があります。それを見逃さず、心配になったらすぐにクリニックを受診することで、重大な後遺症を回避することができます。早い段階であれば、鼻の穴からプロテーゼを取り出すことも可能です。これは個人的な意見ですが、人は地味な印象から派手な印象への変化には敏感ですが、逆に派手な印象から地味な印象に変わったとしても、意外と気づかないものです。それより、周りの目を気にして異変を放置してしまうと、プロテーゼが皮膚を突き破るような大変な事態になりかねませんので注意しましょう。●ヒアルロン酸注入のリピートで鼻が"アバター化"!?○ヒアルロン酸注入の意外なリスク最近流行(はや)りの"プチ整形"では、鼻の場合、ヒアルロン酸や、人工骨であるハイドロキシアパタイトなどの注入(注射)で鼻を手軽に高くできます。ただ、長く繰り返していると皮膚が伸びたり、注入剤が高さではなく横に広がって鼻筋が太くなったりすることがあります(まるで映画『アバター』に出てくるキャラクターのように……! )。その変化は加齢による影響ではないので、若い人でも数年のスパンで表れます。思ったような効果が得られなくなったときは、持続性が高いプロテーゼにかえることをお勧めします。最後に、これは美容施術全般に言えることですが、皮膚の厚さや組織は人それぞれです。鼻整形の場合も、1回の施術で美しい状態を一生キープできる人もいれば、加齢とともに違和感が出てくる人もいます。仕上がりに満足したとしても、施術をして終わりと思わず、少しでも異変を感じたら、すぐに医師に相談するようにしましょう。 *美容整形によってキレイな鼻筋が手に入ったとしたら、メイクもおしゃれも一段と楽しくなるはずだ。ただし美しさをキープするためには、長期的にどのような変化が起こりうるかというリスクを知っておくことも必要。もし異変が起きた場合も、わずかな兆候を見逃さずに医師に相談するように肝に銘じておこう。※画像と本文は関係ありません○記事監修: 福澤見菜子(ふくざわ・みなこ)2003年度ミス慶應グランプリで、歴代のミスの中でも唯一「専門医」の資格を持つ医師。2006年に慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学病院、東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科、大塚美容形成外科 千葉院院長などを経て、2013年より湘南美容外科クリニックに勤務。そのほか、日本形成外科学会 専門医、日本美容外科学会(JSAPS) 正会員、日本抗加齢医学会 正会員、埼玉医科大学総合医療センター 形成外科・美容外科 非常勤助教など。医師として、正しい美容医療の普及と実現に貢献することをライフワークとし、オフィシャルサイトでも情報を発信している。
2016年02月01日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(箱根8里/20代後半/女性)雨宮さんこんにちは。いつも楽しく拝見しています。私のつまらない愚痴を聞いてください。私は自分のことを可愛いと思っています。良い家庭で育ったため性格も問題なく良い方だと思っています。ですが、スタイルが悪く、小太りなのがコンプレックスです。コンプレックスですが、何故かずっとモテる気がすると思い込んでいます。実際はモテません。そして、可愛い自分の容姿を馬鹿にされるのが苦痛でたまりません。子供のころから、自分のことを不細工と思ったことはありません。私は私の容姿がとてもタイプです。もう少し痩せたら可愛いのにと日々思っています。子供のころは田舎育ちで、学校や地域自体が小さかったためか、容姿に対しての評価は悪くなかった気がします。ノリも良い方で、少し目立ちたがり屋でしたので、元気でニコニコしていて、いつも冗談を言ってふざけているというようなキャラクターだったと思います。明るくて良い奴って感じです。大学入学のとき上京し、東京はなんて可愛い子が多い街なんだと思いました。オシャレでみんな細くてきれいで、キラキラした子が周りにたくさんいました。美術大学だったため、オシャレでも個性的な子が多く、私もそれなりに自由に、自分の好きな格好や言動が出来ました。大学3年の後半くらいから、グラフィックデザイナーを目指して就職活動をはじめたとき、私は自分の力量に自身がなく、第一志望のグラフィックの業界で評価されるのが怖くて、何を血迷ったのか服飾系の面接を受けていました。もちろん勉強もしてない分野ですし、望んではいない場所でしたので書類や面接でたくさん落ちました。ある販売員募集の面接に行ったとき、担当の偉いオッサンに容姿と服装をボコボコになじられました。そんなに太っていてよくもまあ……的なことや、そんなダサいの付けてちゃダメでしょwww(鞄につけてたクマのキーホルダー)とか言われたりしました。自信があったわけではありませんが、自分の姿は周りにそんなに酷く映っていたのかと、恥ずかしくて泣きながら家に帰りました。友人たちに愚痴ると、嫌な面接官に当たってしまっただけだから気にしなくていい、とみんな言ってくれましたが、ショックでショックでショックで、すぐに就活の方向は変えました。それからでしょうか、見た目に関わることを指摘されるのにとても敏感になってしまいました。敏感というか、実際に容姿をディスられる機会が増えた気がします。「すごい柄の服着てるねwww」。センス無いって言ってるよね。別にすごくないです。「いつまでも食べてるねwww」。遠回しにデブって言ってますよね。じゃがりこを1つゆっくり食べていただけじゃん。「禁酒?そんなことより食生活見直せば?最近ショック療法って痩せ方があって~」。金欠だから禁酒しようと思っただけなのに……。「処女でしょ?」。嘘でしょ……そんなこと面と向かって普通オッサンに言われます?「外国の女子みたい」。くっそー悪口のつもりじゃないだろうし、実際そんな体格だからわかるけど黙れよ。いちいち気にします。いつもへらへらしているし、普段からテンションも高いです。明るくて元気です。でも打たれ弱いです。可愛い、明るい、元気、いつも笑顔だ、変わった服の趣味は「かっこいい」とでも言っておけばいいのに、どうしてみんな私に妙な指摘の仕方をしてくるんでしょう。ちくしょう、絶対に星のめぐりが悪い。たいがいのことは笑って許せるのに、容姿のことになるとすぐショックを受けてしまいます。本当に可愛いくてセンスの良い子は、そんなこと言われても気にしない(というかそもそも言われない)んだろうなと思うと、劣等感で悲しく、腹立たしくなります。そんな小さいこと気にもならない可愛い子が羨ましい。彼氏はいたことがありません。合コンなどに時々行って、行けば連絡先を交換してデートをしたこともありますし、男友達が出来たりもします。ホテルに誘われたりも何度かあります。男性から見て全くナシではないんだろうとは思うのですが、それでも彼氏が出来ないのでますます劣等感が加速します。デブで不細工で服がダサいのがいけないのかと思ってしまいます。年を重ねてだいぶ慣れてはきましたが、仕事や環境を変えても、容姿ディスをする人はいるもので、あ~まだそんなこと言われなきゃいけないのか~と思ってしまいます。言いやすい顔をしているのが悪いのか~と、また落ち込みます。自分の醜さを認めないといけないのかもしれませんが、わたしはまあちょっとデブだけど可愛いくてセンスも普通にあって性格も良く仕事もできると思っているのでどうすることも出来ません。「そんなことどうでもいい、愛してる」って言ってくれる彼氏がほしいです。いい女なのになあ。ばーかばーか。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)はい、周りの目は気にせず、マシュマロ入れたココアでも一緒に飲みましょうか。最近はねぇ、ほんと周りの目が厳しくて、スターバックスで甘いやつ頼むときとか、周囲に「こいつ意識低い」って思われてるんじゃないかとかいちいち考えちゃうことあるんですけど、今日は、飲みましょう!カロリーの高い飲み物を!いやー、読んでいて「外国の女の子みたい」という、微妙にほめてるんだかけなしてるんだかわからないディスのリアリティに笑ってしまいました。言った側の「悪口とはわからない程度にあてこすってやろう」というせこい目論見が完全にバレてる感じが爽快で、あまりの潔くなさに笑ってしまうんですよね。太っていることが、人間の魅力や、女としての魅力にそこまで大きく影響するかというと、正直そんなことはないと思います。けど、箱根8里さんはバカにされている。なぜでしょうか。スクールカーストという言葉がありますが、学校を出ても、容姿や能力、モテるかモテないかなどの基準による「ランク付け」のようなものは、絶えず行われています。所属するコミュニティにより、ランク付けの基準は違いますが、「やせている方が位が高い」という基準が採用されているコミュニティは、日本の中ではとても多いです。いや、世界の中でもですかね。人が人である限り、なんらかの基準で測られるのは仕方のないことかもしれません。「自分は自分のままでいい」「自分は別に普通だし、自分で自分のことを気に入っている」状態であっても、勝手に外部からのランク付けを押し付けられるのは不快なものです。いや、押し付けられるだけならまだいいのですが、やっかいなのは、そのランク付けを受け入れず、ランクにふさわしい言動をしない人間に対して「身の程をわきまえろよ」的な圧力をかけられることです。箱根8里さんが言われていることは、すべてこの「身の程知ってるの?わきまえろよ」に類する言葉だと思います。「ランクが下位」の人間に対して、人はこういう言い方はしません。箱根8里さんが「ランク付けされることを拒否している」人間だから、周囲の人たちはこういうことを言うのだと思います。ランク付けされるのを拒否する人がいると、そのランク内で生活している人たちは、自分たちの努力が無効になるかのような不安を感じたり、なぜこいつだけ同じ方向に努力しないんだ?自分たちと同じように焦ったり不安になったりしないんだ?と、理不尽な苛立ちを感じたりします。私も、とある雑誌でお化粧についての取材を受けたとき、「雨宮さんってファンデーション何使ってるんですか?」と訊かれ、使っているものの商品名を答えたところ「え?一種類しか持ってないんですか!?それで肌の質感とか変えたいときはどうしてるんですか?」と驚かれ、用意されていたファンデーションを試して「これがよさそうですね」とか言ってたら、「さっきから薄づきなのばっかり選んでますよね?薄づきなほうが男にモテるとかまだ思ってるんですか?」と言われたり、「血色悪いからこの下地でもつけとけばいいんじゃないですか?(笑)」と言われたりして、「え、そんなに私、ダメなんだ!」とショックを受けて、思わず通りがかったお稲荷さんにお賽銭入れてなんか拝んでしまったことがありました。きつねでもいい、何かにすがりたかったんですよね……。箱根8里さんの服飾系の面接の話を聞いて、思い出したのはそのときのことです。その分野について知識もなければ、技術もセンスもないんだから何か言われるのはしょうがない。そんな場に出ていった自分が悪い。でも、ファンデーションを一種類しか持ってない自分のことは、別におかしいとも恥ずかしいとも思ってなかったんです。でも、「ああ、この場では私、こんなことをみんなに言われるほどイケてないんですね」と、劣等感の芽を無理やり植えつけられたような気持ちになりました。その後、別の場で、美容ライターの友達が、大好きなコスメについて「こっちの下地はツヤが出るんだけど、そのツヤが光りすぎず上品でいい感じなんです。こっちのファンデーションはちょっとマットで、モードっぽいかっこいい肌に仕上がるから、そういう服に合わせたら素敵だと思うんです」と語ってるのを聞いていたら、「ああ、そういうの楽しいなー。いくつか持って使い分けるって、やってみたいな。つけてみたいな」って素直に楽しい気持ちになったのですが、そのリハビリがなければ、化粧品に対して後ろ向きな気持ちをだいぶ引きずっていたと思います。箱根8里さんに必要なのは、自分の醜さを認めることなんかではもちろんなくて、無理やり植えつけられそうになる劣等感の芽をすべてきれいにむしりとり、箱根8里さんご自身もおわかりの通り、箱根8里さんを「最高だ」と、もうどこの世界のランク付けも関係ないくらい愛してくれる、友人や恋人や家族に囲まれることです。落ち込んでしまうのは仕方がないですが、本来こんなのは言われることじゃないし、落ち込む必要なんてないんだ、ということは忘れないでください。人の容姿のことを面と向かってそんなふうに言うなんて、言う側の品性がもう、どうしようもないじゃないですか。心の中でこういったユーモアあふれる返しをしてあげてるだけでも尊敬に値します。私だったら、周囲の友達に十回ずつ愚痴ったあとで、寝言でも罵倒すると思います。心が折れそうになったら、この戦いは、たった一人のあなただけの戦いではなく、この世を少しでも自由な、呼吸のしやすい場所に変えてゆくための戦いなのだということを思い出してください。少なくとも、じゃがりこぐらい自由に食べられる世の中になってくれないと、「雪の宿」が好物の私は生きていけません。天性の自信を持っている、というのは、それだけで素晴らしい才能なんです。多くの人が「自信」という、どうやったら手に入れられるかわからないものを手に入れるために、もがき、あがき、よくわからない方向に突っ走ったりしています。私もその一人です。与えられた才能を、大事にしてください。人は、自分に与えられた才能を活かすことでしか、本当には生きられないと、私は最近思っています。才能ってそんな特別なものじゃなくて、本人にとっては普通の、当たり前のもので、でもそれを折ろうとする外圧に負けたら、消えてなくなることもあるんです。外圧に負けないで、自分にしか生きられない、いい女の人生を手に入れてください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ『恋する女性に絶対読んでほしい 男が手放さない女になる方法』 出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2016年01月20日グルーヴガレージは、穴を開けずにトートバッグをデコレーションできる缶バッジポケット付きオリジナルトートバッグ「【缶バッジポケットート!】おそ松さん」を発売する。価格は3,500円(税別)。最近、イベント会場などでよく見かける好きなキャラクターの缶バッジでデコレーションされたトートバッグ。コレクションした缶バッジを傷つけないために、トートバッグにビニールバッグを重ねたりと各人が工夫をしているケースが多く見受けられる。そんな需要を受けて、トートバッグに予めビニールカバーをつけたものなど、トートバッグ・デコレーションのための商品もちらほらと見かけるようになってきている。今回グルーヴガレージよりリリースされる。【缶バッジポケットート!】は、片側に直径6cmまでの缶バッジが収納できる透明塩ビシート製のポケットが12個付いたオリジナルデザイン。缶バッジポケットはフラップ式になっており、中に入れた缶バッジが落ちたりしない設計となっている。このポケットに好きな缶バッジを入れるだけで簡単にトートバッグをデコレーション可能。しかもトートバッグには厚手の生地を使用されているので、缶バッジをフルに付けても重さで型崩れすることがないのもうれしい。内側には裏地も貼られており、長く使用できるしっかりとした作りになっている。こちらの商品は本日1月13日(水)より、ネット通販サイトおよびアニメショップなどで予約が開始され、発送は2016年3月下旬の予定となっている。なお、この【缶バッジポケットート!】はすでに他タイトルでの展開も決定しているという。さらに、今回【缶バッジポケットート!】の発売記念品として、初回ロット分のみ、消防認定品同等規格の高輝度発光シートを使用した特製「松」蓄光缶バッジが付属。数十分、光を当てておけば発光が6~8時間も持続するという高スペックなものとなっているので、こちらもチェックしておきたい。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月13日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(タイガーバーム/42歳/女性)雨宮さん、こんにちは。いつもこの連載を楽しみにしています。私の愚痴を書きます。私は42歳、未婚です。今年に入ってから、恐るべきスピードで老化が進んでいっています。胸が垂れるとそれにつられて顔も垂れるようで、そうするともう止めようもなく、一気に老けていきました……。今まではノーメイクでも、男性の視線がこちらに向かってくるのを感じていましたが、今はもう全く感じません。私はその事実を受け止めるのがどうしてもつらいのです。40代後半、50代になっても男性に見られることなんてありえないのだから、来るべき時が来たのだ……と自分に言い聞かせても、どうしても足掻きたい気持ちがなくなりません。あまりに急な自分の外見の変化も、今まで当然のように感じてきた(42歳で言うのもあれですけど)若さが失われていくことも、少しばかり誇りに思っていた、男性からの視線がなくなったことも、これからはおばさんとして生きなくてはいけないのだ(未婚で彼もいないのに……)ということも、受け入れたほうが楽だし、いつかは受け入れなければならないことだとわかっていても、受け入れられないのです。私は30代後半になった頃から、年齢と容姿のバランスが取れたのか、わりと容姿を褒められることが増えました。それまで、女性としてあまり自信がない状態だったのが、そのおかげで少し自信を持てるようになったのですが……。「お前、いいトシでなに言ってんだ」とわかってはいるのですが。同年代の友人にもさすがにこんなことは話をできず、ということで「穴の底」に吐き出してみました。とりあえずこうやって書けただけでも、ちょっと楽になったかもしれません。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)はい、加湿器フルでかけて!コールドプレスジュース持ってきて!蛍光灯全部外して白熱灯にしてちょっと光量落として!真上から照らす系はダメ!あと地下鉄のガラスに映る自分を見たら死ぬから絶対見ちゃダメ!呪われますよ!まず、どうして「おばさん」になること、「いいトシ」であることを受け入れなくてはならないのでしょうか。答えはひとつですよね。「みっともない人になりたくない」。いつまでも若作りしてるとか、美人のつもりで気取ってるとか、若い子に張り合って見苦しいとか、そういうことを言われたくないし、痛いおばさんになりたくない。ただでさえ自信をなくしているのに、さらに人からなんか言われてダメージを負いたくないですよね。「いつかは男性に振り向かれなくなる」。私はそのことを、かなり前から恐れていたように思います。10代、20代前半の頃はそもそも振り向かれることがなかったので、「このまま誰にも振り向かれないまま死んでいくのでは」という恐怖があり、少しは振り向かれるようになってからは「30歳を過ぎたらこんなこともなくなるのでは?」などと考えては、「今のうちに謳歌しておかないと、あとで『あのときもっとチヤホヤされておけばよかった』と後悔するんじゃないか」と思ったりしていました。相手のことが好きとか嫌いとかの問題では、まったくなかったです。ただ、自分がまだ恋愛やセックスの市場で通用するのかを怯えながら確かめ、自分を査定に出していただけでした。自信がつくと、自分なりに装うことやメイクが楽しくなる部分もあったのに、「もしかしてこういうの、男受け悪いんじゃない?」とときどき怯えた気持ちになっては、化粧品のカウンターに駆け込み「顔色が良く見えて無難なピンクベージュのグロスください!」と叫び出す始末でした。これ、今年の話ですね……。ただ、加齢ということと、モテということは、近いけれどそれなりに違うことでもあります。佐野洋子さんのエッセイに、老人ばかりの集まりなのに一人だけめちゃくちゃモテている女がいる、という話が出てきます。彼女は真っ赤なワンピースとか着ていて、彼女が集まりにやって来ると、男たちが「俺が送る」「いや俺が送る」とささやかな争いを繰り広げるのだそうです。あと、私は仕事柄、熟女と呼ばれるAVの女優さんに取材することも多いですが、「なんで私とたいして年齢変わらないのに、こんなに色気があるわけ?」と神様の胸ぐらをつかんでゆさぶりたくなるときがあります。すごいかわいいとか、美人だとか、胸が大きいとか、それらの要素もプロのAV女優さんですからもちろんあるんですけど、そこじゃないんですよね。雰囲気なんです。話してるとき、インタビュー中なのに「ああ、もう訊かなきゃいけないことを訊くのやめて、ただこの人とのんびりした時間を過ごしたい……」って思っちゃうことがあるんです。そんな例を挙げられても難易度高けーわ、と思われるかもしれませんが、異性に関しては、特に諦める必要はないと思います。自分の若さが失われていくこと、何もしなくてもピチピチしてた肌が変わっていくこと、気付ば1年に1キロずつ体重が増量していくことなどは、確かにテンションが下がることです。でも、落ち込むのは、純粋にその部分だけでいいと思うんですよね。「女を捨てる」「女として終わってる」。私の嫌いな言葉です。女に生まれて、女であるがゆえの嫌な目にも遭いました。でも、女に生まれたからには、死ぬまで女なんです。途中で終わったり、捨てたりできるものではないんです。もちろんここでタイガーバームさんがおっしゃる「女」が、「性的に、もしくは恋愛の対象として見られる女」という意味であることはわかっていますし、人に評価されないと自信が持てない気持ちもよくわかります。ですが、誰からも何も言われないうちからこんなに落ち込まなくてもいいと思うし、誰かから何か言われたとしても、そんなものに落ち込んでいたら、そういう些細なことの積み重ねで、びっくりするくらい自分の人生って、台無しにされてしまいますよ。こういうときに「フランスでは~」などと言っちゃう行為は「フランス逃げ」とか言われますけど、私は北欧ミステリをお勧めします。「ミレニアム」を筆頭に、マルティン・ベックの「笑う警官」(70年代の作品なのに、シリーズ全体で結婚観、育児観、恋愛観がまったく日本と違っていて驚かされます)、「特捜部Q」、「湿地」、「犯罪心理捜査官セバスチャン」……。さまざまな名作がありますが、年齢のいった男女が当たり前に恋愛もセックスもしているし、そうした中で女である苦しみに苛まれる女も出てきます。北欧ではそうでも、日本ではそうじゃない。そうかもしれません。でも、人は生きていくために、自分を支えてくれる価値観を探し、見つけるべきだと私は思います。何かを盲信するのではなく、自分の中で練り上げて、作り上げていくべきなのだと。そのために、なんでもいいから違う価値観に触れてみてください。私は39歳で、来年40歳です。タイガーバームさんと、そんなに変わらない年齢です。ごちゃごちゃ言われることも多いし、こういう仕事をしていると、外見だけでなく内面までめたくそに言われたりします。私は、そういうことで自分の人生を台無しにされたくないし、タイガーバームさんにも、自分の人生を他人からの評価で台無しにしてほしくないのです。さぁ、マドンナでも聴いて、元気を出してくださいね。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年12月17日メガネトップが展開する眼鏡市場はこのほど、新しいブランドパートナーに岡田准一さんを起用したことを明らかにした。それに伴い12月10日から、新TVCM「みんなで歌おうゼログラ篇」の放送を全国エリアで開始した。また、同日より「ZEROGRA(ゼログラ)」新モデルも発売した(一部モデルは2016年1月中旬発売予定)。今回のTVCMは、メガネフレーム「ZEROGRA(ゼログラ)」新モデルの発売にともなって放映するもの。同商品の最大の特長である軽さと、ネジ(丁番)がないという機構を訴求した内容になっている。CMでは、ゼログラをPRするために宇宙船を訪れた岡田さんが、その軽さや機能性を歌に乗せて宇宙人に語りかけている様子を描いた。「軽いこと」「ネジがないこと」「無重力のようなかけ心地」という特長を、つい口ずさみたくなるメロディーで歌っている。岡田さんの歌声と表情、個性的な姿かたちをした宇宙人たちの動きなどに注目とのこと。12月10日に発売した「ZEROGRA × nendo コラボレーションフレーム」は、佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィス「nendo」と共同開発した商品。全10型の3色展開で、30種類のバリエーションを用意する。「フロータイプ」は、日本人の顔になじみやすいデザインに、ヨーロピアンテイストを取り入れたフレーム。繊細で滑らかな曲線で、どのような顔にもなじみやすいという。「タタメルタイプ」は、ネジがないのに折りたためる新機構の採用により、コンパクトなケースにも収納ができるようになった。丁番がないため、頭を包み込むようなかけ心地となり、フィット感も向上したという。「カシメルタイプ」は、フロントとテンプルをつなぐ部分に「カシメ」という伝統技法を用いたモデル。フロントとテンプルで異なるカラー使いができるようにした。価格は2万2,680円(税込)。
2015年12月10日京都府京都市の伏見銘酒協同組合で12月13日の11時~15時、「酒蔵開き」が開催される。○搾りたての新酒を味わえる同イベントは、銘酒として知られる伏見の搾りたての新酒と限定酒を味わえる。試飲は、小カップ2種類(約50mL/各1杯)で200円となる。ほかにも、京都ならではの漬け物や京するめ、京野菜、酒饅頭など物産品の販売、さらに鳥せい特製かす汁を1杯200円、酒粕を800g入り500円で数量限定販売する。
2015年12月08日ディノス・セシールはこのほど、乳がんの術後をやさしくサポートする「ブレストケアブラ」のインナー一体型タイプと前開きタイプを「セシール」より発売した。セシールは、乳がんの早期発見・早期治療を推進する「ピンクリボン運動」を支援している。2007年からは、乳がんを経験した女性に向け、肌や体に負担をかけない素材、着心地、機能などにこだわったインナー「ブレストケアブラ」シリーズを販売中。今回発売する「ブレストケアブラ付きインナー」(M~LL / 3,990円・税別)は、「ブレストケアブラにもカップ付きインナーがほしい」という要望を受けて開発したもの。肌触りの良い綿混素材を使用したノースリーブ型で、やさしくバストを包み、ワイヤーなしでも安定して支える定番のブレストケアブラを内蔵した。ストラップは、肩の負担を軽減する幅が広いものを採用。裾をパンツにインすると、ブラジャー部分が安定してズリ上がりも防げるという。カラーはスカロップシェル。また、術後すぐ使える前開きタイプの「ブレストケアブラ」(M~LL / 2,990円・税別)も登場。前開きスナップは着脱がラクなため、入院中や通院時も便利に使用できるとしている。肌や体への負担を軽減するよう、肌側はすべて綿混素材、縫い目も表側とした。アンダーは幅広のソフトゴム使用で、締め付け感もないという。大きめパッドにも対応するポケット付き。カラーはクールピンク、インディゴの2色。販売は、インナーカタログ『セシレーヌ2016VOL.1』およびセシールオンラインショップにて。
2015年12月07日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(ぽぽ/20代後半/女性)こんにちは。いつも楽しみに読んでいます。私の愚痴は兄のことです。私、母、兄(父は他界)の家族で私は結婚し家を出ていますが、実家の近くに住んでいるので交流は多いほうです。兄は先天的な精神的障害があり、衣食住に関してのことはひとりでだいたいできますが、社会性に問題があるので完全にひとりで自活するのはほぼ無理です。公的な補助もなくはないのですが、いつまであるのか望み薄という中途半端な状態です。兄自身の感情の起伏もやや激しく、怒ったり悲しんだりしたときは誰かがなだめないといけません。父と母は離婚こそしませんでしたがあまり仲は良くなく、父は最後まで兄を受け入れることができなかったので(「何故普通にできないんだ?」と、病気だと言っても理解できないようでした)、私は、フルタイムで働きながら頑張っている母を支えなければと、母の愚痴を聞いたり、兄の世話を焼いたりしてきました。けれど、一度家を出て兄と離れ、自由にできる生活を知ってしまってからは、とたんに兄のことが煩わしくなるようになりました。そしてそれを相談してくる母親も重く感じるようになってきました。最近同居でも、という話が出て、余計にそれが強くなっています。そもそも、物心ついたときからずっと、最終的に兄の面倒は私が見るのかと思ってきたところがあります。家計も決して楽ではない中、父親は最初から最後まで「俺があいつを殺して俺も死ぬ」としか言わず、母は「きっとどうにかなる」と曖昧なことばかり言い、苦労もわかりますが私にはそれが死ぬほど不安で苦痛でした。その不安と苦痛が、うっすらとずっと続いていました。そのせいか、「自分以外の人はみんなうまくいっていて幸せなんだ」と思ってしまい、「私はそれに比べて……」と落ち込むことばかりです。みんな幸せなんでしょう、と決めつけるのは見下すのと同じくらい失礼なことだとわかっていても直りません。そして友人にこんな悩みを言ったところで「大変だと思う」「それに比べて私の悩みなんてね」みたいな言い方をされ、その子たちのことは大好きで悪気もないとわかってはいても、自分のほうがマシだと思われている、と感じてしまい苦しいです。「私にはわからない」と言われることもあります。誰かに聞いてほしいと思ってもそう言われるのかと思うと口に出せなくなり、口に出しても余計に孤独で死にそうになります。友人たちが順調に自分の家庭を築いているのを見ていると、不幸になればいいのにと思うこともあります。家族で助け合わないと、など言われると何も知らない癖に何を言うんだとはらわたが煮えくりかえりそうになります。誰にもわかってもらえないのが苦しいです。けれどそうしてアレルギーのように人を嫌う自分も嫌です。自分の性格がいけないのか、兄のせいにしているのか、何が原因でどうしたらいいのか自分ではもうわかりません。幸い、夫は兄のことは全く気にしませんが、その分「誰でも大変なことはあるんだから、そんなに自分だけが可哀想だなんて思うのはおかしい」というスタンスで、心からの共感や慰めは得られません。それでよかったと思うこともありますが、落ち込んでいるときはすごく苦しくもあります。誰かに思い切り褒めてほしい、慰めてほしいと思う気持ちが波のようにやってきます。自分より大変な人はたくさんいるとわかってはいても、周りはみんな幸せそうです。少なくとも、友人であれ恋人であれその親であれ、自分で関係を持つことも続けることも、別れを選ぶこともできるというだけで幸せじゃないかと思います。兄が早くいなくなればいいのにとずっと心の奥底で思っている自分からは、周りが全て眩しくて仕方ないです。それも自分がそう思い込んでいるだけなのかもしれませんが、もう抜け出し方がわからなくなってしまいました。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)この穴の底にいると、自分で経験してきたことをはるかに超えるお話を聞く機会が多く、自分に話し相手になる資格はあるんだろうかと問わずにはいられない毎日ですが、まぁそういうことは置いといて、チャイでも煮出しましょうかね。はちみつを入れた甘いやつ。「やさしい味」という言い回しがありますが、「味付けがぼんやりしてる」という悪口の言い換えでない限り、私は個人的に「やさしさ」とは「糖分」だと思っています。糖分でしかほぐれない気持ちがあるような気がして……。まぁ、いろんな匂いのする飲み物で、この世にはいろんな香りや味があるんだということをつかの間思い出してください。まず、ぽぽさんのお友達のお気持ちもわかります。人は、自分の想像力をはるかに超えた話を聞いたとき、「すごいねー」とか「えらいねー」とか、びっくりするほど凡庸な言葉しか出てこなくなります。言葉を失う、という状態です。考えなしにそういう言葉を言う人もいるかもしれませんが、安易に同情したり、深い事情を突っ込んで訊くのも失礼かな、という思いやりの結果、なんだか核心に触れないぼんやりした受け答えになってしまうことも多いのだろうなと思います。そして、ぽぽさんが抱えている問題は、おそらくそのようにして「核心に触れないまま遠ざけられる」話題の、最たるものだと思います。人は、社会的な人間としての自分の顔を持っていますから、社会的な人間として、倫理にもとることを軽々しく言わないものです。ぽぽさんのお兄様は、社会が手助けすべき人間であり、生きるべき人である。みんなそのことはわかっています。けれど、個人としてはおそらく「ぽぽさんは大変だ」ということのほうが、ずっと大きく、目の前に感想として出てきてしまう。そこを突っ込んで話すのは、自分の倫理観を明らかにしなければならないということでもありますし、考えたことのなかった領域にまで踏み込むことでもあります。ぽぽさんにとっては、ずっと考えずにはいられなかった、逃れられなかったことですが、他の人にとっては「そこまで考えたことはなかった」ことでしょう。ぽぽさんの苦しみの半分は、ここだと思います。実際にお兄様をどうするか、自分が面倒を見なくてはならないのか、という現実の苦しみは、実は半分で、その苦しさを誰にも理解してもらえない、気持ちの上で、寄り添って話を聞いてくれる人がいない、ということがあとの半分なのではないでしょうか。ぽぽさんの文章のその部分には、とても多くの行数が割かれています。ぽぽさんご自身も、お母様に対しては「それを相談してくる母親も重く感じるようになってきました」と書かれています。おそらく、ぽぽさんの中で、お友達がぽぽさんの話をなんとなく遠ざける理由は明らかなのでしょう。自分が母親の話を遠ざけるのと同じで、「重いし、関係ない立場で暮らせるならばそうしたい」という気持ちがあるのだ、とわかっているから、苛立つし、見下されているように感じたり、みんなは幸せそうでいいな、と思ったりするのではないでしょうか。そうすべきではない、という話をしても、ぽぽさんのお気持ちはどうにもならないでしょう。正直な話をします。私は父が今年病気になりました。長引いた場合、治療費が高額になる病気です。最初に考えたことは「治療代をどうするか」「いつ見舞いに行くか」「自宅治療になった場合、自分はどこまでやるべきか」ということでした。飛行機の距離とはいえ、最初に見舞いに行くまで長かったです。もっと早く行こうと思えば行けたはずでした。行かなかったんです。いろいろ、感情的ないざこざがあったこともありますし、シビアな状況だということを正確に把握していなかったということもありますが、言い訳ですよね。自分の心の中から「病気が心配だからすぐ帰省する」という選択肢が浮かんでこなかったんです。肉親だから、家族だから、愛があれば、そんなことの前に現実があり、家族というひとつの密室のような世界の中での、吐き出せない感情やわだかまりや、愛も憎しみも混じり合ってもとの材料が何だったのかすらわからなくなるようなものがあります。私に起きた出来事は、ただそれだけのことでしたけれど、それでも、誰にも責められなくても誰かに責められているような気がしましたし、父の顔を見たときは罪悪感でいっぱいになりました。父に私を責める気持ちはないとわかっていても、そうなのです。自分の中の社会的な顔、「これが正しいと思っている倫理観」に自分自身が従えない場合、引き裂かれるような思いをするのですね。ぽぽさんには、「そんなの当たり前でしょう」ということかもしれませんが、私は恥ずかしながらこの年齢で初めて強く感じました。心から、よくやってこられましたね、と言いたいです。はっきり口にする人は少ないですが、「人に迷惑をかけずに生きていくのが、普通の大人」みたいな考えがここ最近どんどん強まってきていて、本当に些細な、迷惑とも呼べない、ただの「理解」を求める人をも拒んでいる、という場面を目にすることが増えました。妊婦に席を譲るのが嫌だとか、電車で子供が泣くのが許せないとか、そう言う人たちは「自分だって疲れている」「自分のほうが大変なのに」と思っているのでしょう。実際のところ、どれだけ疲労していて、どれだけ具合が悪くて、どれだけ余裕がなくて、どれだけ大変なのかなんて、わからないし、比較のしようもないものです。本当は「頼むから今だけ、今は自分にとって非常時なのだから思いやりをもって接してほしい」と思う人に対して、周囲が手助けをできる社会であればいいのですが、今は「自分が一番大変」と感じている人が多い社会です。私がそう思う指標は、自分自身の感情です。私程度でも、「自分が一番大変」な気がして、周囲に思いやりを持てないことがあります。今って、「自分が一番大変」と、「自分は誰かよりはまだ楽だから大丈夫」の間でしか生きられない時代なのではないか、と、ときどき思います。それくらい、そういう話が多いです。例えば、フリーランスの悲惨な話はTwitterの華ですが、それは「こんな不安定な生活よりはましだ」と多くの人が思えるからではないかと思いますし、周りと自分を比べるのは下品だ、と理解していても、一度も比べずに生きていける人なんてほとんどいないでしょう。そんな中で、ぽぽさんがどのように感じて日々生活しておられるか、ということを考えると、苦しくなります。自分も、誰かと自分を比較しては、自分をかわいそうがったり、自分のほうがましだと安心したり、そのときどきで都合良く立場を変え、解釈を変えている以上、その加害者になっていると思うからです。ぽぽさん、比べる自分を許してください。打算的で身勝手な自分を許してください。社会的な倫理にも、自分の中の倫理にも背くことでも、自分の感情は今そこにあるものとして認めてください。自分が一番つらくて、かわいそうなのだと思ってしまう、その気持ちを認めてください。もっとつらい人がいるのにそう思う資格がないとか、家族に申し訳ないとか、そういうことを全部抜きにして、ただ自分が思うことをそのまま感じてください。ぽぽさんが何を感じ、何を思おうと、お兄様はお兄様の生命の限り、お兄様の人生を生きます。ぽぽさんの感情は、誰の感情とも関係なく、自分のものです。自分のものでしかないから、人は孤独です。けど、誰も、ぽぽさんの感情を、ないことにはできません。ぽぽさん自身にも、です。毎日続いてゆくこと、いつ状況が変わるかわからないことに対し、どういう気持ちでいたらいいのかを考えるのは、難しいです。でも、自分はどう思っているのか、自分の気持ちを否定せずに見てください。社会的なぽぽさんの顔を取り払った、個人としてのぽぽさんの顔を、自分で見てみてください。それがそこにあるものだ、ということを、誰も認めてくれないのなら、自分が認めて、褒めて慰めてやるしかありません。そして何かをしてください。馬鹿みたいだと思われるかもしれませんが、部屋に閉じこもって泣いてもいいし、自宅でそうするのがはばかられるならカラオケに一人で行って叫んだっていいです。「そんなことをしても、何も変わらない」と思うことを、ひとつずつやってみてください。誰もが、役に立つことをしたいし、効果のあることをしたがります。けれど、心のためにすることというのは、「これをすればこうなる」というのが、よくわからなかったりします。なんの役にも立たなそうなこと、無駄なことが、気持ちを変えてくれることがあります。自分の心に対しても、人の心に対しても、できることは「行動」しかないのです。それをする元気すらないときは、私にもよくありますが、もし少しでも身体を動かす気力があったら、何か、思いついたこと、これまで自分とは関係ないと思ってきたこと、無駄だと思ってきたようなことを、やってみてください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年11月25日眼鏡ブランド「JINS」を展開するジェイアイエヌは、アイウェアのデザインを追求する「JINS DESIGN LAB.」プロジェクトを立ち上げ、その第1弾としてプロダクトデザイナー・角田陽太氏とのコラボモデル「CELLULOID byYota Kakuda」(4型/16種)を販売する。販売開始は11月19日。取り扱い店はJINSの一部店舗(46店舗)、およびJINSオンラインショップ。価格は1万8,000円(度付きレンズ代込、税別)。「JINS DESIGN LAB.」プロジェクトは、同社によれば「アイウエアを構成する要素を、概念的に、技術的に追求し『新しいアイウエア』を生み出し続けるため」のデザインラボ。JINSは眼鏡を"アイウエア"と定義し、視力矯正具としての役割だけでなく、多数のブランドやアーティスト、建築家、作家とのコラボレーションするなどしてファッション性や新機能を取り入れているが、同プロジェクトによって眼鏡のデザインを多面的に追求し続ける姿勢を具現化し、更にJINSアイウエアのデザインの質を向上していくという。このたび、その第1弾として販売される「CELLULOID byYota Kakuda」は、プロダクトデザイナー・角田陽太氏とのコラボレーションにより、眼鏡を構成する要素の中から「ライン(線)」にフォーカスし、フロントからテンプルにかけてのラインが1本に繋がるようにデザインされた製品。角田氏の「パーツに分けてデザインするのではなく、全体をひとつの立体物としてデザインすべき」という考えのもと、どの角度から見ても美しいフォルムとなるようにデザインされているとのことだ。また、製品ラインナップは4型/16種(一部店舗にて限定カラーの展開あり)。セルロイド製。特別仕様のオリジナルケース、セリートが付属。日本製(福井県・鯖江市の職人の手による)。なお、角田陽太氏は仙台生まれのプロダクトデザイナー。2003年に渡英、2007年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)を修了。2008年に帰国後、無印良品のプロダクトデザイナーを経て、2011年、YOTA KAKUDA DESIGN を設立。国内外でデザインを発表しており、受賞歴は ELLE DECOR ヤングジャパニーズデザインタレント、グッドデザイン賞、ドイツ iF デザインアワードなど。
2015年11月19日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(兼業A子/30代後半/女性)私は共働きの兼業主婦で、子どもは3歳です。私と夫(同い年)の年収は同じくらいで、家計は家のローン、頭金にいたるまでかっきり半分ですが、家事の95%は私です。掃除はカンペキですし、ごはんも作ります。アラフォーですが、ルックスもそんなには劣化していません(太りましたが。美容体重→標準体重に)。が、夫に愛されていなく、感謝もされません。むしろ亭主関白っぽく、いつもいばっています。束縛もまったくせず、平日に夫が飲みに行くのも全然許可しています。また、セックスレスで、たまに私から誘ってする感じです。そもそも、夫からの熱烈アプローチで付き合い、結婚したのに……。セックスレスなので子宝にも恵まれず、あっというまに30代後半になり、不妊治療して子どもを授かりました。不妊治療や出産のお金もすべて自分で出しました。国産車1台くらいは買える金額です。現在は、仕事、不妊治療(2人目希望)、家事&育児を担っています。不妊治療は、ハードなドーピングをしていて(自分でお尻に注射等)、さらに頻回、病院に行かなければなりません。けれど、夫の理解はまったくありませんので、治療の話はほとんどしません。会社の愚痴も言うな、と言われているので会社の話はしませんし、家事&育児については「言うのが疲れる」から自分でやっています。もしかして、浮気しているのでは?と思われるかもしれませんが、携帯等をチェックしても夫は浮気していたりはしません。世の中には、専業主婦で太っていてルックスも劣化していて、家事もそんなにがんばっていなくて家が散らかったりしていても、愛されている人がたくさんいます。実際、何人も見ました。「うちの嫁さん、怖くてさ~お小遣い3万だよ~。ごはんも作ってくれなくて~、平日飲みに行くのも禁止だよ~、休みの日は育児してるよ~、嫁さんの自由時間あげなきゃ~」とか、私から言わせたら、ヒドイ扱いを受けている旦那さんのほうが奥さん(特に美人でもない)を大切にしている気がします。給料も丸々預けていたりします。なぜなんでしょう?私はどんな努力をすればいいんでしょうか?最近、もうがんばれない自分の限界を感じています。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)すっごい丁寧に紅茶いれましょうね。ポットもカップも温めて、茶葉もきっちりはかったやつ。妊活中だとカフェインって良くないのかな?まぁでも、香りだけでも。なんの味もしないようなとき、お茶っていうのは湯気と香りが偉大な価値なんです。飲めなくても、湯気と香りでちょっと心をゆるめてくださいね。この愚痴は、こちらのコーナーが悩み相談だったら、お答えできるのは「離婚」「浮気」「話し合い」という、どれを選んでも血で血を洗うような答えしかありません。「浮気」っていうのはぜんぜん望んでらっしゃらないでしょうけど、旦那さんが兼業A子さんの心を支える役割をしてくれない以上、よそに求めるしかないのでは……という理由で入れています。けど、兼業A子さんはおそらくそのどれも望んでらっしゃらないでしょう。後半で登場する「愚痴を言いつつ献身的な旦那さんも世の中にはいるし、自分のように努力をしてなくても愛される奥さんはいる」というエピソードから察するに、「なぜ自分は正しいことをしていて、その上、自分が折れてなんとかなるところは全部折れて夫に尽くしているのに、愛されている実感が得られないのか」というのが、お悩みの本質であると思います。今の世の中では、正論というのはとにかく大事にされます。Twitterなんか見てると、正論大喜利みたいな状態ですよね。私は四年ほど前にネットウォッチしかしていないような時期がありましたが、2ちゃんねるの家庭板のまとめスレなんかを見ていると、そこが「無責任に人の悪口ばかり書く2ちゃんねる」という印象とはまったく違っていて、「正論を言っている側の人間が報われるべきだ」という、勧善懲悪の物語にあふれていて驚きました。最初は私もそういう話を読んでスッキリしていました。正しいのに報われない人がちゃんと報われる物語。でも、そういうものが人気を得るということ、そういう「正しい話」が、そうした場でなされているということは、もしかしたらそれは「現実ではそうじゃない」ことの裏返しなのではないか、とふと思ったのを覚えています。「正しさ」や「公平さ」は尊重されるべきものだと思います。けれど、愛情というのはそもそも、とても不公平で理不尽なものです。相手にはなんの非もないのに、求愛されても応えられないことなんてザラにあります。自分が尽くしても尽くしても愛されないこともです。兼業A子さんの詳細なご説明から伝わってくるのは「自分には非はない。精一杯やってる。なのに、なぜ!?」という悲鳴のようなお気持ちです。個人的には、奥さんが不妊治療をして二人の間の子供を作るのに、興味も示さない旦那さんというのは、いったいどういうものなのかよくわからないのですが、旦那さんにとって、この家庭生活は、楽しいのかな?というのも疑問に思えるのです。旦那さんにとっては、もしかして「自分は積極的に欲しいわけじゃない子供を、そんなに無理して作る必要があるの?」という感じなのでしょうか。兼業A子さんが見ている現実は「自分のように努力してなくても愛されてる奥さんがいる」であるけれど、同じように、旦那さんが見ている現実は「生活費入れるだけで他のことはなんでもやってくれて、旦那を立ててくれる奥さんもいる」というのが「普通」だと思っている可能性もあると思います。どっちが正しいか、という問題ではないですし、正しいから、これだけしているのだから、評価してくれ、自分を愛してくれ、という理屈は、残念ながら通らないのです。いや、評価だけなら私がします。間違いなく兼業A子さんはがんばっています。一人の人間が毎日、これだけできるなんてすごいことです。でも、疲れ切っている兼業A子さんが求めているものは、自分の正しさが証明されることなのでしょうか?私には、それよりも、愛情や理解を得て心が満たされることを求めているのではないか、と思えます。そして、兼業A子さんがここまでしていても、旦那さんもまた、心が満たされるような生活を送っているとは思えないのです。楽だとは思うけれど、心が通い合っていないような夫婦生活が、居心地いいんですかね……?皮肉ではなく、もしかしたらそういうのが居心地いいのかもしれません。人を人とも思わなければ、気を遣う必要なんてないですから。旦那さんにとっては、「幸せな結婚生活」なんでしょうか。生活を続けていく限り、旦那さんがなんらかのきっかけで考えを変える可能性や、兼業A子さんに心から感謝する可能性もありますが、その日を待つ間に兼業A子さんの心が壊れてしまうのが、私は心配です。また、待っていても必ず変わるとも思えないですし、「待つ」というのは結局、「他人に期待する」という賭けになってしまいます。「あなたに好かれたくてここまでがんばってきた。でも、もう無理かもしれない」と正直に言ってほしいと思いますが、そんなに心を無防備にした状態でもし、亭主関白なきつい発言をされたらと思うと、それも心配で、積極的に勧めることができません。「うちの嫁さん、怖くてさ~お小遣い3万だよ~。ごはんも作ってくれなくて~、平日飲みに行くのも禁止だよ~、休みの日は育児してるよ~、嫁さんの自由時間あげなきゃ~」というのは、愚痴の体裁ですが、のろけだと私は思います。奥さんのほうが育児をやっているという自覚があるから「自由時間あげなきゃ」という言葉が出てくるのでしょう。自分も自由時間をもらっている、とも思っているのでしょう。感謝があるから思いやりが持てるわけで、うまくいっている夫婦の話です。まず、誰よりも正しい奥さんであろうとするのをやめるのはどうでしょうか。今していることのうち、もうできないと思うことがあれば、休んだりやめたり手を抜いたりしてもいいと思います。積み上げたものを手放すようで気が進まないでしょうけど、しんどいときには有効です。自分が弱ったときにだけ、見えてくる世界があります。ずっと正しく、強い人には見えてこない世界です。それを少し、見てみてください。正直、夫婦関係については、私はうまく言うことができません。長い年月を経て、憎み合っているとばかり思っていた夫婦が案外そうでなかったり、愚痴ばかり言っていた夫婦がすごく強く結びついていたりする例も多いので、判断がとても難しいんです。年月を一緒に過ごしていく、ということには、何か愛情とかを超えた大事なものがあるのかもしれない、と感じていますが、自分では経験したことがないので、なんとも言いようがないのです。けれど、今感じていることはきっと、大事な経験になるはずです。「正しくないのに愛されている」ということを不思議に思ってらっしゃるのなら、今こそ「正しさ」や「努力」について考える機会なのだと思います。それを評価してくれる友人や家族に助けてもらうべきなのかもしれませんし、その努力が自己満足なのかどうかを考えるべきなのかもしれません。「弱さ」や「正しくなさ」についても、考えるときなのかもしれません。「弱さ」や「正しくなさ」を受け入れて、共有できる関係も、いいものではないでしょうか。ひとつの可能性として、そうしたことを少しだけ考えてみてください。「正しいから必ずしも愛されるわけではない」は、「正しくなくても、弱くても、愛される資格はある」と同義です。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年10月22日テレビの背面をじっくり見たことがありますか? 実は、テレビの背面には壁に掛けて使うためのネジ穴があります。このネジ穴はVESA規格という統一規格。ここでは、このネジ穴を利用してテレビの背面に収納場所を設ける方法をお伝えします。○テレビの背面には統一規格VESAのネジ穴がある昨今出回っている薄型テレビですが、モニターの背面を見ますと、多くの製品にネジ穴が4カ所あいていることがわかります。これはVESA (ベサ) 規格という、映像機器の様々な統一規格の1つで、モニターやテレビを壁にかけたりするためのネジをつけるネジ穴です。ネジ穴の間隔も、400x300、300x300、200x300、200x200 (いずれも単位はミリメートル) などとなっています。また、ネジ穴もたいていがM4やM6というネジ (ボルト) が使用できます。○テレビ裏のVESA規格のネジ穴を使った製品も多数壁掛け用金物やモニターアームはもちろんですが、このネジ穴を活用するための様々な製品 (ハードディスクや小型PC、配線をうまく隠すためのボックスなど) が登場しています。しかし、いずれも数千~数万円と値が張るのも事実です。○ネジはホームセンターで、収納場所の作成は100均グッズで!ネジはホームセンターで容易に入手できるM4やM6という安価なネジを使用しています。手持ちのテレビの型番を元にメーカーのWebサイトで調べれば、VESA規格のうちの、どのネジを使えばいいのかがわかります。また、背面に作る収納用のグッズとしては、メッシュ状になっているカゴや加工が容易なプラスチック製のコンテナが利用できます。今回はどちらも100円ショップで購入しました。○取り付けは簡単! ネジで留めるだけメッシュ状のカゴは、ネジを軽く留めたあとに、ひっかけて、固定するだけ。ネジ穴は1つだけ使ったので、この場合はドライバー1つで取り付け完了です。プラスチック製のコンテナは、4つのネジ穴のうち、上2つを使います。ここでは、ネジ穴の間隔が30cmとなっていましたので、コンテナは横幅33cmほどのものを用意し、30cmの間隔でドリルを使って穴をあけました。取り付け方法は、コンテナにあけた穴にM6のネジを通して、テレビ裏のネジ穴に固定するだけです。もともとテレビの自重を支えて壁にかけるだけの強度があるので、多少重たいものでも大丈夫なようです。リモコンや使用頻度の高いケーブルなどの収納にピッタリでした。ここではネジ穴1つ、または2つを利用する方法を紹介しましたが、VESA規格のネジ穴は4カ所用意されていることが多いので、さらに工夫する余地はあると思います。ケーブル収納に! テレビの壁掛け用ネジ穴を利用し裏側に収納場所を作る方法執筆:Ulasam手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年09月20日布製や木製のおもちゃは、ぬくもりがあっていいですよね。特に布製のものは、丸洗いもできて衛生的でもあります。 子どもが小さい時、男の子でも女の子でも必ず遊ぶのがボール。ボール遊びは、基本的に外でするものですが、まだ外で遊べない赤ちゃんや、室内でボール遊びがしたい時に重宝するのが、布製のボール。布製ならば、当たっても痛くないですよね。しかし、サッカーボールや野球ボール型の布製のボールは、手作りするには型紙が必要になります。でも、持ってない。そんな時は、穴あきボールなら簡単に作れます。今回ご紹介する穴あきボールは型紙が不要で、並縫いができれば作れますし、穴が開いているので、握る力の弱い赤ちゃんでも握ることができます。用途や子どもの成長に合わせてサイズを変え、小さいものから大きなものまで、幅広く作ってみるのもいいですね。型紙不要! 新生児から小学生まで遊べる布製穴あきボールの作り方<材料>正方形の布 12枚(今回は4.5cm四方)手芸綿 適量針 1本糸 適量<作り方>布を中表に合わせ、1辺(返し口)を残して並縫いします。返し口から表に返して、綿を詰めます。返し口を縫って閉じます。四角いクッションができればOKです。同じ要領で残りの布も縫って、全部で6個、クッションを作ります。クッションの角を縫い合わせていきます。この時、クッションとクッションのすき間が三角形になるように合わせます。6個を全部つなぐと、ボール状になり、完成です。 今回は、4.5cm四方の布を使って、小さいボールを作りましたが、10cmや12cmなど、布のサイズを変えると、大きめのボールも作れます。育児で忙しい方も、1日1ピースずつ作っていけば、1週間で仕上げることができます。これくらいであれば、苦にならないのではないでしょうか。縫い合わせた角に鈴をつけると、音が鳴って、もっと楽しくなります(この場合、鈴が当たると多少痛いので、遊び方に注意しましょう)。また、中央の空洞には、ガチャガチャのカプセルにカラフルな子ども用の大きなビーズを入れ、しっかりとテープで止めたものを入れておくと、音や色を楽しみながら遊ぶことができます。(Aya)
2015年09月05日誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(えん/10代/女性)私には友人がいません。過去にいたことはあるのですがいろいろあって疎遠になりました。現在浪人中なのですが、予備校には行っておらず、アルバイトもしていないので会話する他人は家族しかいません。これまではそのことを特に気にしたことはなかったのですが、今になって趣味のことを話し合える友人が欲しいと思いました。私はジャニーズが好きで、ついこの間コンサートに行きました。周囲に、楽しそうに好きなアイドルのことを話す人がたくさんいて羨ましくなったのです。どうすればいいのかと考えて、ツイッターを始めてみました。始める前は、面白い人がたくさんいるし、この人たちと話せたらいいなあなんて思っていました。しかし、そんな簡単にいくはずもなく、私が話すことはつまらないことばかりで、面白いと思う人のようにはいきません。フォローし返されることもなく、どうして興味を持たれるような面白い話ができないのかと自己嫌悪に陥りました。話をしたいのなら自分から話しかければいいと思うのですが、知らない人間に突然話しかけられたらどう感じるだろうかと考えて怖くなります。ツイッターを見てみると楽しそうに友人と話している人がたくさんいて、どうして私にはできないのか、何が足りないのか、という劣等感が溢れて気持ち悪くなってきます。ぐるぐるして、よくわからなくなってきて、私は本当に話をしたいのだろうかという疑問が浮かんできます。こんなくだらないことに頭を悩ませてまで好きなことの話を他人としたいのだろうか、と。結局、好きを共有したいというよりただの承認欲求な気がしてきて、そんな自分に嫌気がさします。友人がいない自分がとても駄目な人間に思えて苦しいです。もうやめようと思うけれど、もう少し続けたら何かあるかもと期待してしまいやめられません。そうしてまたいろいろ考えてしまいます。アルバイトやなんなりで外に出たほうがいいのではと思いつつも、経験のないことをするのは怖くてできません。言い訳ばかりしてほとんど動いていない自分にも、浪人中なのにこんなことに頭を悩ませている自分にも飽き飽きします。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)はい、若い子は麦茶でいいよね!飲み飽きてる?でも普通のジュースとかも飲み飽きてるでしょ?カルピスをコーラで割るとおいしいって知ってるかな?趣味悪いけどドリンクバーでときどきやっちゃうんですよね……。はい、カルピスコーラ、どうぞ。まず、これだけは最初に言っておきたい。えんさんが今、足を踏み入れたばかりのジャニーズファン、要するにジャニオタの沼って、面白さのレベルがハンパなく高い場所なんですよ。面白さのレベルも高けりゃ熱量とかテンションも高い。専門用語もバンバン出てくる。受験勉強に必要なぐらいの知識量をガツガツと自主的にインプットし続けている、いわばオタクのエリートのような存在、それがジャニオタです。身近にチラホラいるのでお見かけしますが、労力とか手間暇とかお金とかいったいどうなってんだ!?というレベルの人たちがバンバンいます。私はジャニーズに詳しくないので、内輪でしか通じないネタや世間一般で有名でない人の話はよくわからないですが、それでも、面白レベルの高い世界であることはビンビンに伝わってきます。正直、浪人もしてない大の大人が全力を注ぎ込んで追いかけ、学んでいるつもりもなくひたすら愛ゆえに情報を得て、上司の目を欺くソフトまでインストールしては仕事をする間も惜しんでSNSにいそしんでいる世界に、まだ10代で勉強もしなければならず、お金も時間も制約が大きいえんさんが飛び込んでゆくのは、オリンピックのトラックに間違って陸上部員が出てきちゃったぐらいの力の差があることなのです。やってる競技は同じでも、こう、レベルの差というか、走ってる姿が速すぎて見えないというか……。その差をえんさんは純粋に「面白さの差」「コミュニケーション能力の差」だと捉えて落ち込んでおられるようですが、ジャニオタの世界なんてレベルが高すぎて、もう多少の徳の積み方では歯が立たないですよ!それ普通ですからね!私なんて自分の主戦場である宝塚の世界ですら、全然ついていく自信、ないですもん……。濃度の高いファン同士の会話ってスピードがすごいんですよ。ラリーが速いし会話の基礎体力も熱量も知識量も全然違うんです。そこに飛び込んでいって、面白さで注目を浴びることができるのは、神を愛し、その神に愛された者だけなのでは……?と思います。常人ならば、会話の内容を追いかけて理解するだけで精一杯です。浪人されているえんさんに、あまりSNSのことを言うのもどうかと思いますが(SNSは時間泥棒ですからね)、せっかくツイッターを始められたのでしたら、ジャニーズ系の発言の多いアカウントを幅広くフォローしてみてはいかがでしょう。中心となっているように見える人、フォロワーが多い人は、十分ジャニーズに詳しく、面白い発言のできる人かもしれません。でも、中にはシンプルに情報を発信する人、自分の意見は最小限にとどめ、主にリツイートなどで情報を発信している人もたくさんいるはずです。「面白い」といっても、その面白さにはさまざまな種類がありますし、発言内容が面白いものでなくても的確な情報を伝えてくれる人もいれば、逆に変な噂を真に受けてしまう人もいるでしょう。たいしたことを書いているわけではないけど、なんとなく感じの良い人や、逆に読んでいて嫌な気持ちになるようなことを書く人もいると思います。世の中は「面白い人」ばかりではできていませんし、熱量の高い人ばかりでもできていません。面白い人同士の目にも止まらぬ勢いのやりとりは見ていて楽しいですが、ついていけないこともしばしばです。そして、「ついていけない」と感じる人は、自分のほかにも必ずいます。えんさんが「この面白さ、ついていけない」「仲間には入れないのかもしれない」と感じたなら、同じように感じている人が必ずいます。そして、「そんなに面白いこと言えない」人は、もっとたくさんいます。というか、それが世界の主流です。えんさんのご家族は、毎日なんか面白いこと言ってますか?そうでもないですよね(ものすごく面白いご家族だったらすみません)。でも、親しい関係だと、しょうもないことでよく笑うこともあります。えんさんがコンサートで目撃された、「楽しそうに好きなアイドルのことを話す人」と、それを受け止めている周りの人たちは、そういう関係なのでしょう。逆なんです。「面白い」から友達ができるのではなくて、友達になったからつまらないことでも面白く共有できるんです。そしたら、どっちも「特別に面白いわけではない人間」同士でも、お互いにとっては「面白い人」「話して楽しい人」になります。「面白い」人のツイッターやブログについて「あの人、本当に面白い!」と言い合う友達、という関係だってあります。いや、そんなことよりも中心人物になって、「面白い」という万人からの承認を得たいんだ、という気持ちもわかります。まぁ、ライターというのはだいたい、そういう欲求をもった人が選びがちな職業ですし、私はまさにそういう人間ですからね……。そういう野心のような承認欲求や、自分でも理由のわからない欲望に突き動かされて、ときには泣くほど苦しんだり、欲しいものが得られないから、自分はダメな人間なのだと思い込んだり、そういうこともありますよね。承認欲求と友情というのは、本来別の話のはずなのですが、密接なつながりがあります。友達なのに、その友達に認められたくて必死になってしまったり、自分よりもその友達のほうがみんなに人気があれば、嫉妬したり。それ以前に「友達ができない」という悩みを乗り越えるのが難しくて、誰にも認められていないように感じたり。でも、これは、どこかの時点で経験しておいたほうがいいことのように私には思えます。あの不器用な、自分で自分が何者なのかわかっていないままぐしゃぐしゃにもがいた期間がなければ、今頃どうなっていたか。そのぐしゃぐしゃの期間の自分の無様さを思い出すのも怖いですが、あの期間がないまま今まで来てしまった自分を想像するのはもっと怖いです。嫉妬や、誰にも相手にされないのではないかという不安、友達がいない悲しさや寂しさは、それを嫌というほど経験しないと、自分がいったいどういう関係を求めているのか、どういう欲望を持っているのか、どうなれば満足できるのか、いい関係を築けるのか、見えてこないものです。見えてこない時期も、失敗が続く時期も苦しいものですが、自分がどんな欲望に突き動かされているのか気づけないほうがよっぽど怖いです。はっきり「承認欲求なのだ」「いや、友情が欲しいだけなのだ」と言えなくてもいい。でも、「何か得体の知れない欲望が自分を振り回している」ということだけ把握できていれば、格闘の末に自分が何を望んでいるのかは見えてくるはずです。そして、不思議と、等身大の自分というものが見えてくると、人付き合いはぐっと楽になります。私のような年齢になっても、友達付き合いで悩むこともあれば、新しい友達ができることもあります。無理せずに付き合える友達ができるようになるんですよね。昔からこんなだったわけではなく、学生時代はクラス替えのたびに春休みいっぱい毎晩号泣してましたから、思えば遠くへ来たものです。自分も上手な付き合い方を少しは覚えてくるし、同じくらい年齢や経験を重ねた人たちも、上手な付き合い方を知っているので、楽になるんです。失敗した落ち込みから立ち直るのも上手になります。SNS上でのことで少しだけアドバイスすると、いきなり話しかけても「誰?」状態になるので、面白いと思った発言をふぁぼっていくことから始めましょう。フォロワーが大量にいる人や、発言はするけどいちいち反応はチェックしないという人以外だったら、「この人、自分の発言を面白いと思ってくれてるんだな」と気づくと思います。その上で共有できそうな話題があれば、できるだけ丁寧かつ簡潔に話しかけるといいのではないでしょうか。返答をしなければならない疑問形は、知らない人とやりとりをしたくない人にとっては負担になるので、例えばドラマの話題なら「初めまして!◯◯さんの話題なので思わず話しかけてしまいました。こういう役らしいですね。私も◯◯さん好きなのですごく楽しみです!」程度の軽さがいいのではないかと思われます。基本的に、SNSで知らない人から話しかけられても、それは道端で知らない人から話しかけられるようなもの。無視されても「自分が悪い」んじゃなくて、「知らない人とは話したくない」人のほうが多数であると心に刻んでください。SNSに時間を割かないようにしている人も大勢いますから、そういう人にとって、会話は負担なのです。でも、SNSで自分が好きなものについて発信していると、思わぬところでつながりができたり、普段の生活では知り合わないであろう友達と知り合えることもあります。あまり考えすぎず、人間関係の練習、友達を作る教習所に行くような感覚で、ツイッターを使ってみてください。友達や、承認欲求の問題は、長い時間をかけて向き合っていかなくてはならないことが多いです。これらのことを考えるとき、自分につらくあたることが「向き合う」ことだと勘違いしがちですが、本当に大事なのは、長い長いその期間を耐えるために「楽しく息抜きをすること」です。そのことをどうか、忘れないでくださいね。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ『女子をこじらせて』出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年08月21日