第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、現在5部門受賞中の『ラ・ラ・ランド』(デイミアン・チャゼル監督)で見事な歌声を披露したエマ・ストーンが「主演女優賞」に輝いた。本作は、世界に興奮と熱狂を叩きつけた『セッション』のデイミアン・チャゼル監督の最新作であり、本年度アカデミー賞大本命といわれた極上ミュージカル・エンターテインメント。共演のライアン・ゴズリングとエマが、歌、ダンス、ピアノの猛特訓を経て全編吹き替えなしで挑んだことでも、注目を集めている。エマはヴェネツィア国際映画祭女優賞受賞、第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞している。アカデミー賞では2014年に『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で助演女優賞にノミネートされていた。今回2度目のノミネートでオスカー像獲得となった。スピーチでは、ほかのノミニーに向け「本当に素晴らしかった。皆さんを尊敬しているし、皆さんと並ぶことができるだけで感激です」とコメント。そして「こういう瞬間は幸運と機会に恵まれているから起こる。だからこういう機会に感謝致します。デイミアン監督にも感謝を…」「この映画に出演することができて、信じてくれて、忍耐強くいてくれて、ありがとう」と大きな感謝を述べた。また、共演したライアンには「いつも笑わせてくれてありがとう。素敵なパートナーでした」と伝え、「ひとりひとりに感謝したい」と締めくくった。『ラ・ラ・ランド』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが「主演男優賞」を受賞。マット・デイモンがプロデューサーを務める本作。ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公が、兄の死をきっかけに、帰ることはないと思っていた故郷の“マンチェスター・バイ・ザ・シー”へと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく物語だ。監督・脚本は、自ら脚本を手がけた監督デビュー作『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(未)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『ギャング・オブ・ニューヨーク』の脚本でもアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたケネス・ロナーガンが務める。主演は当初、マット自身が務めるはずだったが、親友ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックにその座を譲り、ケイシーはそれに応えるかのようにキャリアの中でも傑出した演技を披露。本役でゴールデングローブ賞をはじめ、放送映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞ほか各賞レースで「主演男優賞」を受賞。そして今回のオスカー像獲得に至った。スピーチでは兄と抱き合い涙ぐむシーンも…。「最初に演技を教えてくれたのはデンゼルだ」とコメントを始めると「私がココに居るのは、多くの人たちの才能があるからです」と携わったスタッフや家族へ感謝をコメント。「もっと意義ある大きなことを言いたいのですが…」と動揺した表所を浮かべつつ「このコミュニティーであることを誇りに思います。本当に圧倒されているます…」。マット・デイモンにも、「こういうチャンスを与えてくれてありがろうございます」と感謝を伝え締めくくった。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『ラ・ラ・ランド』を手がけたデイミアン・チャゼルが「監督賞」を受賞した。現在32歳。ノーマン・タウログ(第4回)と並び、史上最年少記録で同賞に輝いた。本年度のアカデミー賞で史上最多タイとなる13部門14ノミネートに挙がり、現時点で監督賞(デイミアン・チャゼル)、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、と合計5部門を受賞しており、作品賞を含めた“圧勝”に王手をかけている。チャゼル監督は1985年、米ロードアイランド州生まれの32歳。2014年に『セッション』がサンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞し、一躍注目される。初めて監督を務めたのは、ハーバード大学在学中に制作したミュージカル「Guy and Madeline on a Park Bench」(2009)で、LAウィークリーは「2010年のベストデビュー作」と評価。脚本家として『グランドピアノ ~狙われた黒鍵~』(2013)、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)を担当した。映画は夢追い人が集まるロサンゼルス(通称:ラ・ラ・ランド)を舞台に、ジャズピアニストを目指すセブと女優志望のミアが運命的な出会いを果たし、恋の花を咲かせながら、挫折と栄光を味わう新感覚のミュージカル・エンターテインメント。チャゼル監督が学生時代から構想を練っていた企画で、前作『セッション』(第87回アカデミー賞で助演男優賞、編集賞、録音賞受賞)の成功によって、念願の映画化が実現した。デイミアン監督はスピーチで「他のノミニーのみなさんに感謝です。本当に素晴らしい監督で毎日インスピレーションを受けています」と他の監督たちへコメント。そしてキャストやスタッフたちに感謝を述べ、17歳からの友人だというジャスティンには「諦めないでくれてありがとう」と伝えた。さらに家族や妹、自身の妻への感謝を込めつつ、「ボクの愛する妻です」「本作はラブストーリーです。貴方と恋に落ちることができて幸せです」と述べた。『ラ・ラ・ランド』は、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、全世界興収10億ドルを突破した大ヒット作で、オスカー前哨戦も圧倒的な強さを見せていた大本命『ズートピア』が「長編アニメーション賞」を獲得した。一方、スタジオジブリが海外のスタジオと共同製作した『レッドタートル ある島の物語』は受賞を逃した。ジブリ作品は『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』、そして本作と4年連続で「長編アニメーション賞」の候補に挙がったが、いずれも涙をのんでいる。動物たちが人間のように暮らすハイテク都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新米刑事・ジュディと、キツネの詐欺師・ニックがタッグを組んで、続発する動物失踪事件の謎を追いかける。2月には「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第44回アニー賞で、作品賞にあたるアニメーション映画賞をはじめ、主要6部門を制覇していた。ステージでは「世界中でのこの映画を観てくれた人たちに感謝します。この物語を受け入れてくれた“寛容”は、我々を分断しようとしているものよりも強いものだ」とコメント。さらにジョン・ラセターや両親たちへの感謝を思い思いに伝えた。個性あふれる動物たちが暮らすさまが“多様性”の象徴として描かれ、公開時には「アメリカの縮図」と評されたほど。トランプ政権の誕生によって、アメリカ社会の基盤でもある多様性の重要性が根幹から揺らぐ事態となった現在、本作が放つメッセージはより強力なインパクトを残す結果となっている。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『Fences』(原題)でデンゼル・ワシントン扮するトロイの妻役を演じたヴィオラ・デイヴィスが「助演女優賞」を受賞した。ピューリッツァー賞を受賞した舞台劇の映画化作品。1950年代のピッツバーグを舞台に黒人公民権運動などで激動する世の中を生きる労働階級の男トロイを中心にその妻とティーンエイジャーの息子との葛藤を描くドラマ。若き日には黒人野球チームで名を馳せたトロイだが自分の人種が足かせとなり大選手になれなかったと決めつけ、必死で働き続けなければ家族を養っていけない自分の人生に苦い思いを抱きつつ生きてきた。やがてアメフトで優秀な息子にプロへの道を歩むチャンスが巡ってきたとき、彼の心の中で何かが疼き始め、その余波がやがて家族へと広がっていく。本作では、気丈だが愛情あふれるトロイの妻を熱演したヴィオラ。過去に『ダウト~あるカトリック学校で~』(’08)でアカデミー賞助演女優賞ノミネート、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(’11)では主演女優賞ノミネートされていたが、今回3度目のノミネートで見事受賞となった。スピーチでは、「この映画は“人”を描いている。そして“赦し”を描いている」と話し、デンゼル・ワシントンや両親、兄弟への感謝を込めた。そして自身がアーティストという職業に就けたことへの喜びを述べ、「私たちアーティストは、人生の喜びを伝えることができる職業だ。神に感謝します」と、映画本編さながらの熱いメッセージを語った。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日「第89回アカデミー賞」の授賞式が2月27日(日本時間)、ハリウッドのドルビー・シアターにて開幕。ブラッド・ピットの製作会社「プランB」が贈る『ムーンライト』のマハーシャラ・アリが「助演男優賞」を受賞した。本年度の賞レースを席巻し、低予算作品ながら北米で大ヒットを記録している本作。マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を少年期から3つの時代構成で描き、ドラッグ、いじめ、貧困、LGBTなど多くのテーマをはらみながら映し出す。マハーシャラは、2001年テレビシリーズ「女検死医ジョーダン」で本格デビューを飾り、「4400 未知からの生還者」で知名度をあげると、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『プレデターズ』『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』などにメジャー映画作品に次々と出演。本作では、第82回ニューヨーク映画批評家協会賞にて「助演男優賞」を受賞しており、遅咲きのブレイクを果たしている。マハーシャラは、本作で主人公・シャロン(アレックス・ヒバート)の近所に住む麻薬のディーラーの男ホアンを熱演し、自身初の「助演男優賞」を受賞した。スピーチでは目に涙を浮かべてキャストやスタッフ、10年共にしたマネージャーにも感謝を述べ、「アカデミーに感謝します。そして妻に感謝します」と明かし、自身が父になったことも明かした。『ムーンライト』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日アーティスト・星野源の楽曲「恋」が、「第31回 日本ゴールドディスク大賞」の邦楽部門で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」に輝いたことが27日、わかった。日本ゴールドディスク大賞は、日本レコード協会が1987年に制定し、その年のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティスト、および作品を顕彰する。2016年度の受賞作品は60作品・アーティストとなった。「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」は対象期間中(2016年1月1日~12月31日)の有料ダウンロード数の合計が最も多い作品(シングルトラック)に授与される。「恋」は累計150万ダウンロードを突破した。星野は、「リリースは10月だったこともあり、まさか『SONG OF THE YEAR BY DOWNLOAD』をいただけるとは」と驚いた様子。自身が出演し、大ヒットしたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌ということもあり、「チームのスタッフのみんな、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』関係者の皆さん、本当にありがとうございます!」と感謝を表した。■星野源コメント全文素晴らしい賞をいただき、とても嬉しいです。9枚目のシングル「恋」のリリースは10月だったこともあり、まさか「SONG OF THE YEAR BY DOWNLOAD」をいただけるとは思っていませんでした。初めて、ドラマの出演と主題歌を同時に担当した記念すべき作品が、この年一番ダウンロードしてもらえた曲になれたことを心から嬉しく思います。チームのスタッフのみんな、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」関係者の皆さん、本当にありがとうございます!■第31回 日本ゴールドディスク大賞 主な部門結果アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):嵐アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):アリアナ・グランデベスト・エイジアン・アーティスト:BIGBANGニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー:欅坂46アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『SMAP 25 YEARS』(SMAP)ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード:「恋」(星野源)特別賞:ボブ・ディラン
2017年02月27日アイドルグループ・嵐が、「第31回 日本ゴールドディスク大賞」の邦楽部門で「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に輝いたことが27日、わかった。日本ゴールドディスク大賞は、日本レコード協会が1987年に制定し、その年のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティスト、および作品を顕彰する。2016年度の受賞作品は60作品・アーティストとなった。アーティスト・オブ・ザ・イヤーは1月1日から12月31日の間のCD、音楽ビデオ、有料音楽配信等の正味売上金額合計が最も多いアーティストに贈られる。嵐は期間中にアルバム879,140枚、シングル2,199,436枚、音楽ビデオ1,269,802枚を売り上げ、3年連続、史上初の5度目の受賞という結果となった。またアルバム『Are You Happy?』が「ベスト5アルバム」(邦楽)、『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』『ARASHI BLAST in Miyagi』の2作品がそれぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)を受賞し、合わせて4冠を獲得した。嵐は「僕たち自身がまさにHappyな1年でした」と2016年を振り返りコメント。「今年も作品やメディア、ステージを通じてたくさんのHappyをお届けできるよう頑張ります!!」と改めて意気込みを表した。■嵐コメント全文いつも応援していただきありがとうございます! 皆さまのおかげで、栄えある賞をいただくことができました。最新アルバムのタイトルは『Are You Happy?』ですが、4月スタートの9年振りのアリーナツアー「“Japonism”Show in ARENA」や、11月からの5大ドームツアー「LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?」など年間を通してファンの方々を近くに感じることができた、僕たち自身がまさにHappyな1年でした。そして今年も作品やメディア、ステージを通じてたくさんのHappyをお届けできるよう頑張ります!!■第31回 日本ゴールドディスク大賞 主な結果アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):嵐アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):アリアナ・グランデベスト・エイジアン・アーティスト:BIGBANGニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー:欅坂46アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『SMAP 25 YEARS』(SMAP)ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード:「恋」(星野源)特別賞:ボブ・ディラン
2017年02月27日第87回アカデミー賞にて最多となる9部門ノミネート&4部門を受賞した『グランド・ブダペスト・ホテル』をはじめ、日本でも絶大な人気を誇るウェス・アンダーソン監督。このほど、その製作陣が再結集し、日本を舞台に贈るストップモーション・アニメ『Isle of Dogs』(原題)の製作開始が発表され、アンダーソン監督より日本のファンに向けた特別メッセージも到着した。本作『Isle of Dogs』は、全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同様、ストップモーション・アニメで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市といった、アンダーソン作品常連の豪華俳優陣がずらり。さらに新たに、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコといった多彩な才能が集結する。知的で型破りな脚本と、それを独特の手法で映像化する才能、そしてユニークな映画作家としてだけでなく、アート映画をビッグヒットに導くことのできる唯一無二の存在であり、全世代において最も才能あるフィルムメーカーの1人であるアンダーソン監督。配給元・FOXサーチライトの共同社長であるナンシー・アトレー氏、スティーヴ・ギルラ氏は「私たちは、ウェス・アンダーソン監督の独創的な創造力から生み出される最新作で、行動を共にすることに興奮を覚えます」とコメント。また今回、アンダーソン監督より日本のファンに向けた特別メッセージも到着している。「物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、私たちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日本を選びました。それは、私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです!私たちは黒澤明監督、宮崎駿監督作品に対して深い敬意を持っているのと同様に、北斎や広重の絵画、そして今作に協力いただいている、現在活躍中の数多くの日本人俳優、アーティスト、ミュージシャンに敬意を感じています。願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです」。アンダーソン監督からみた日本とは、いったいどんなものなのか?彼の独創的なイマジネーションが生み出す“誰も見たことがない日本”は、“アニメーション”というカルチャーが台頭する日本において新たな扉を開けることになりそうだ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日先日『おとなの事情』というイタリア映画を観ました。とある夜、ホームパーティーに集まった三組の夫婦たちと独身男。そのうちの一人が「ねえ、それぞれのスマホを見せ合わない?今からかかってくる電話やメールをみんなに見せるの」と提案します。そこで「イヤだ」と拒否すると「あら?何かやましいことでも?」となり、結局みんながそのゲームに参加することになったのですが、まあそこからは言わずもがなとんでもない展開に。わかりきっていることですが、恋人の携帯電話を覗き見して良いことなんて一つもありゃしません。一度見たことのある私が言うのだから間違いなし!(見たのかよ!)しかも見ている姿を彼氏に見られるという、最悪の経験をしています。彼の携帯には元カノとの逢瀬の痕跡がびっしりだったのですが、彼は携帯を見られたことに大激怒していたので私はただただ自分の愚行を反省し、平謝りするしかありませんでした。それ以降、恋人の携帯電話に触れたことはありません。以前友人が「女って絶対に男の携帯を見るよね」と言っていましたが、それは男女関係なく、見る人は見ます。実際に私も見られたことがあります。私の携帯を見なければ知り得ぬ情報を彼がポロリ。「携帯見たの?」と問い詰めると「ごめんなさい」と即答。たいしてまずいメールもなかったし、面倒だったので「今度から見たかったら言って」と男らしく彼に伝えましたが、そんな台詞を彼が言う間もなく別れました。自分を棚にあげまくって言いますが、そんな男イヤだもの!しかし今ではほとんどの人がスマホにロックをかけているので覗き見ができなくなりましたね。私はガラケーなので覗き見し放題ですが、今ざっと見てみたところ、この2週間でメールを送ってきたのは母、姉、マネージャーのみです。あまりの人気のなさに涙が出そう。しかし私は、姉の名前を大谷翔平で登録しているので、私の携帯を覗き見した人は『今日、オオゼキで鶏もも肉がグラム73円だよ!‐大谷翔平』というメッセージを見て困惑すること間違いなしでしょう。
2017年02月17日第71回毎日映画コンクール表彰式が15日に神奈川県内で行われ、日本映画大賞に輝いた『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、『この世界の片隅に』(日本映画優秀賞)の片渕須直監督、女優ののん、『君の名は。』(アニメーション映画賞)の新海誠監督が出席した。夢の中で入れ替わった男子高生・瀧と女子高生・三葉の恋と奇跡の物語を描いた『君の名は。』の新海監督は、興行収入242億円を超え、世界中で爆発的ヒットを続けていることに、「誰もここまでとは想像していなかった」と驚きつつも、「たまたま多くの人が観たいと思った映画を、たまたま僕たちが出すことができた」と冷静に分析。アニメ制作は1本につき早くても3年はかかるそうで、「いま44歳だから、あと20年として何本作れるんだろうと思うと、次に1,800万人が観てくれるかはわからないけど、1本1本が全力で命がけですね」と語ると、次回作は2019年を目標に構想を練っていることを紹介。また、本作で声優を務めた神木隆之介について、「主役続投はいまのところイメージしていない」と言いながらも、三葉役の上白石萌音、音楽を担当した「RADWIMPS」とも「もう一度お仕事でご一緒したい」と期待を寄せた。クラウドファンディングで制作費3,622万4,000円を集め、第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で日々を大切に生きる女性・すずの暮らしを描いた『この世界の片隅に』は大藤信郎賞、音楽賞も受賞。片渕監督は「この題材から、本来は及びつかない結果」というヒットぶりや、本賞をはじめとした各映画祭での受賞歴に目を丸くし、「ご覧になって認めていただいたことは有り難い」と嬉しさをにじませた。主人公の声を務めたのんは「素晴らしい作品というのは前から確信していた」と胸を張ると、「監督、スタッフ、キャスト、観てくださった方みんなでこの映画を広めて、みんなで賞をいただいたようで、すごく嬉しく興奮しています」と喜び、「人は笑えることがあれば明日が見えるという力強いメッセージに感動しました」と感想も伝えた。フルCGによる特撮ゴジラ映画として庵野秀明が総監督、樋口が監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみなど総キャスト329名が出演し、興行収入82億円を突破した『シン・ゴジラ』は、美術賞、女優助演賞(市川実日子)も受賞。樋口監督は、「この重たいトロフィーを持っていると、60年前に我々の先輩がゴジラの映画を作り続けてくれたおかげなんだなと思います。そして、それ受け継いで我々が日本を舞台に本気で作った結果だと思います」と誇りを胸に抱き、「感謝しています」と謝辞を述べた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2017年02月15日世界最高峰の音楽の祭典「第59回グラミー賞」の授賞式が13日(日本時間)、米ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、歌手のビヨンセがパフォーマンスを披露した。先日、自身のインスタグラムで双子を妊娠していることを発表したばかりのビヨンセ。授賞式では、輝きを放つセクシーなゴールドの衣装を身にまとい、自身の楽曲「Sandcastles」を歌唱した。ビヨンセは今回、最多9部門にノミネートされており、すでに「最優秀ミュージック・ビデオ」「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム」を受賞している。なお、授賞式の模様はWOWOWライブにて、きょう13日(22:00~)に字幕版が放送され、3月12日(17:00~)にもリピート放送される。写真:Getty Images
2017年02月13日ロエベ財団とロエベのクリエイティブ ディレクターであるジョナサン・アンダーソン主催のインターナショナル アワード「ロエベ クラフト プライズ」のファイナリストに日本から3名が選出された。このアワードは、未来の新たな基準を打ち立てるような創造性と芸術性、革新性の高い唯一の存在である才能の発掘を目的として設立された。2月8日スペイン時間の午後5時に第1回目のファイナリストが発表され、日本から3名が選出された。このファイナリストの中から4月10日のマドリードにて、デザイン界を代表する第一人者たちによって構成される審査委員が、栄えある「ロエベ クラフト プライズ2017」の受賞者を決定する。日本人としてファイナリストとなったのは、伝統的な京都の木工芸を受け継ぐ職人であり作家の中川周士、多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム非常勤講師の神代良明、佐賀大学文化教育学部美術・工芸講座准教授の井川健の3名。審査員は、ロエベ クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンをはじめ、ジュエリー アーティストのハイス・バッカー、ドローグデザイン(Droog Design)共同設立者のロルフ・フェールバウム、デザイナーで日本民藝館館長の深澤直人など。
2017年02月10日『第6回 和酒フェス in 中目黒』が、「中目黒GTタワー前広場」にて開催されます。日程は3月25日(土)です。100種類以上の日本酒を堪能できる大人気の利き酒イベントに、お出かけしてみませんか?第6回 和酒フェス in 中目黒が開催決定回を重ねるごとに、人気が増している和酒フェス。今回は桜の名所「目黒川の桜」の開花に合わせた時期に開催されます。「春、新酒、花見酒を楽しむ! 」をテーマに、厳選された30蔵以上(内新規9蔵)、100種類以上の日本酒が大集結。全国から集まった蔵人と応援団が、こだわりの日本酒を振る舞います。『花の井』、『千代菊(ちよぎく)』、『臥龍梅(がりゅうばい)』、『梅乃宿(うめのやど)』などの「花」にまつわるお酒も多数ラインナップされ、気分は花見酒!IWC 2016、平成27酒造年度全国新酒鑑評会、SakeCompetition2016など品評会にて賞を受賞した『陸奥八仙(むつはっせん)』、『作(ざく)』、『石鎚(いしづち)』、『酔鯨(すいげい)』など、実力酒蔵の醸されたばかりの今しか呑めない新酒や華やかに薫る吟醸酒も登場します。会場ステージでは、音楽の生演奏、漫才、日本酒セミナーなどの余興も開催予定です。心ゆくまでフェス気分をを満喫しましょう!和酒フェスって?和酒フェスは、「美味しい和酒をもっと知り、感じて、共有する」をコンセプトとして、季節を感じながら 旬の和酒と食事を楽しむ利き酒祭りです。会場では、2時間制で飲み放題。たくさんの種類の日本酒が利き酒できちゃいます。入場料金だけで、好きなお酒を好きなだけ味わえるのが嬉しいところです。利き酒して美味しかった和酒は、会場特設販売ブースや酒蔵ブースで購入も可能です。日本文化を楽しみながら、こだわりの日本酒を堪能しましょう。春の訪れとともに開催される、利き酒の祭典・和酒フェス。今から待ち遠しいですね!開催概要第6回 和酒フェス in 中目黒日時:2017年3月25日(土)第1部(試飲会)12:15~14:15(2h)400名、第2部(試飲会)15:15~17:15(2h)400名 ※各部入替え制定員:800人(予定)場所:中目黒GTタワー前広場料金:各部 3,000円(前売り制、税込) / 当日券は未定※お料理は別料金となります。公式サイト:
2017年02月02日いつも“だめんず”と付き合っている女性の多くが“長女”だという可能性が出てきました。長女がだめんずに引っかかりやすいのはなぜでしょう。長女の特徴や恋愛傾向から紐解きます。長女の特徴長女にこんなイメージをもつ人は多いのではないでしょうか。・甘え下手・つい我慢してしまう・お節介・頼まれると断れない・真面目兄がいる人はまた別ですが、第一子として生まれてきた長女はこんな性格の人が多いようです。長女は「しっかりしなさい」と言われますよね。すると、それに応えるために「しっかりしなきゃ」「お姉ちゃんなんだからやってあげなきゃ」という考えになることが多いようです。つまり「本当はやりたくなくても自分がやるしかない!」と頑張ったり、出来ない人がいると「助けなきゃいけない」と思ってしまう人が多いということ。さらに、甘え下手に育ってしまった長女は「出来ないからやって欲しい」という言葉を口に出せない人が多いのではないでしょうか。だめんずと長女そんな長女の恋愛傾向には独特の共通点があるります。「出来ないなんて口が裂けても言えない」という女性は、周りから見ると“強い女性”ですよね。すると、「頼られたい」という男性よりも「頼りたい」という男性から人気が集まります。ただの甘えん坊タイプなら良いのですが、それが “だめんず” だったら厄介です。実際、あるアンケートで100人の長女に「だめ男に引っかかったことがあるか」と質問したところ、「はい」と答えた人は62人もいました。また、頼られると断れないだけでなく、困ることを予想して先に手助けしてしまう面倒見の良さが災いして、ただの甘えん坊タイプの男性をだめんずに変身させてしまうことも多いでしょう。一度ならまだしも、何度もだめんずと付き合ってしまうことは絶対に避けたいですよね。甘えん坊タイプの男性と相性が良いのは確かですので、必要以上に世話を焼かないように気を付けることで、だめんずへの変身を防ぐことができるかもしれません。
2017年01月30日関西最大の映画イベント《第12回 大阪アジアン映画祭》が、3月3日(金)から12日(日)までの10日間、大阪市内の映画館やホールにて開催される。日本で上映される機会が少ないアジア各国の話題作を多数紹介し続けている同映画祭は、その個性あふれるラインナップに定評があり、毎年全国から多くの映画ファンが詰め掛けている。その詳細告知が待たれる中、本日オープニング作品とクロージング作品が発表された。《第12回 大阪アジアン映画祭》の情報はこちらオープニング作品は、マレーシアの新潮流監督として世界からも注目されるホー・ユーハンが監督・脚本を務めたアクション映画『ミセスK』(マレーシア=香港合作)。香港のベテラン女優カラ・ワイを主演に、一見平凡な主婦が家族を守るため奮闘する姿を、豪快なアクションとともに描く作品。彼女は何者なのか、家族はどうして狙われるのか。片時も目が話せない展開に大興奮すること間違いなし!台湾のロック歌手ウー・バイ、香港の名優サイモン・ヤムほか、香港の映画監督フルーツ・チャンやカーク・ウォンなども出演しており、映画ファン必見の一作。クロージング作品は、瀬田なつき監督、トクマルシューゴ音楽監修、橋本愛主演の『PARKS パークス』。2014年に閉館した東京・吉祥寺の映画館バウスシアターのオーナーの「映画への思い」から誕生した本作は、吉祥寺と井の頭公園を舞台に、ひとつの曲によって結びついた“かつて”と“現代”を生きるそれぞれの若者の夢と愛を鮮やかに描き出す音楽青春映画。橋本のほか、永野芽郁、染谷将太といったフレッシュな若手キャストの共演が実現した注目作だ。その他は、コンペティション部門、特別招待作品部門、特集企画、インディ・フォーラム部門を柱に、日本初上映となるアジア映画最新作を多数上映。ゲストを交えてのウエルカム・パーティや交流イベント、シンポジウムなどを開催する予定。特集企画の内容を含む映画祭の概要、全作品ラインナップについては2月上旬に発表予定。チケットは、2月18日(土)より発売する。■《第12回 大阪アジアン映画祭》会期:2017年3月3日(金)~12日(日)会場:梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、阪急うめだホール、他主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、Seven Dew株式会社)
2017年01月30日ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第28回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が1月24日、都内で行われた。国際宝飾展の併設イベントである同賞は、「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けて欲しい人」を著名人の中から世代別と男性部門で選び、表彰するもの。今回は中条あやみ(10代)、西内まりや(20代)、柴咲コウ(30代)、石田ゆり子(40代)、賀来千香子(50代)、桃井かおり(60代以上)、三浦春馬(男性)の7人が選ばれた。また、特別賞女性部門はリオデジャネイロオリンピック卓球銅メダリストの福原愛、特別賞男性部門はリオデジャネイロオリンピック体操男子金メダリストの内村航平に贈られた。中条は「来月で20歳なので10代最後にすてきな賞をいただけて嬉しい」と笑顔。真珠のネックレスが目立つように着物をアレンジしたという衣装で登場した西内は「小さい頃、父が母に真珠のピアスをプレゼントしたのを憶えています。母は特別な日にはにこにこしながらそのピアスを付けていました。私は母の化粧品やジュエリーをこっそり付けていたのですが、そのピアスだけは付けることが出来ず、いつも真珠が似合う女性になりたいと思っていました」というエピソードを披露。第6回(1995年)の20代に続く2回目の受賞となった石田は「前回は本当に緊張して何を話したのかも覚えていませんし、ジュエリーは付けると緊張するものでした。それがこの10年で変わり、お守りのような存在になっています」と挨拶した。桃井は「前回15回目に選ばれたときには、15回目まで選ばれなかったのかが不満で、スピーチが荒れたのを覚えています。今回は60代以上で最後のチャンスということですが、女性が本当に宝石を欲しくなるのは旦那様や恋人がいなくなる70代、80代。私は100歳まで生きるつもりなので、あと何度も受賞出来るように70代、80代や100歳までの賞も作ってほしい」と話し、会場を沸かせた。三浦は「本当に興奮していますが、受賞は今までの仕事や支えてくれた人のおかげ。これからも自分に自信を持って仕事を全うしたい」と述べた。また、プレー中にもダイアモンドのジュエリーを付けている福原は「リオデジャネイロオリンピックや合宿など、緊張で胸が張り裂けそうな場面やすごく疲れて心が折れそうなときには、私の心はダイアモンドで出来ているので絶対に割れないと思い込むことで、いろいろな場面に立ち向かうことが出来ました」と明かした。一方、第24回(2013年)に続き特別賞を受賞した内村は「毎日、練習、練習、練習、練習でジュエリーは女性に贈るものだと思っていますが、このような賞をいただけたのはオリンピックでの結果を評価してもらえたから。東京オリンピックでも1番輝くメダルを掛けられるように頑張りたい」と喜びを語った。
2017年01月25日2月26日(現地時間)に開催される第89回アカデミー賞のノミネートが24日に発表。賞レースで快進撃中の『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネーションを得た。日本のスタジオジブリが海外と共同製作した『レッドタートルある島の物語』が長編アニメーション部門にノミネートされた。今年のノミネーション発表は、ブリー・ラーソンや渡辺謙など、過去のアカデミー賞受賞者や候補者が映像に登場し、それぞれの思い出を語りながら候補を発表していくという新しいスタイル。前哨戦の目玉の1つ、第74回ゴールデン・グローブ賞(以下、GG賞)で作品賞など候補になった部門すべてを制覇し、最多7部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』は作品、監督、主演男優、主演女優、作曲、主題歌賞(2曲)など13部門で14ノミネーション。『イヴの総て』(50)『タイタニック』(97)と並ぶ最多ノミネーションを獲得した。次いで、8部門で候補になったのは『メッセージ』、GG賞ドラマ部門作品賞を受賞した『ムーンライト』。後者はマハーシャラ・アリの助演男優賞受賞が有力視されている。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『LION/ライオン~25年目のただいま~』、メル・ギブソンが1945年の沖縄戦を描いた『Hacksaw Ridge』(原題)が6部門で候補になった。昨年の「オスカーは真っ白」騒動を受けて、各俳優賞でアフリカ系の俳優が候補入りを果たしている。主演男優賞にデンゼル・ワシントン、主演女優賞にルース・ネッガ、助演男優賞には前出のマハーシャラに加えてインド系のデヴ・パテル、助演女優賞は候補5人のうち3人(ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ナオミ・ハリス)がアフリカ系だ。GG賞ではドラマ部門の授賞は各作品が分け合う形になったので、アカデミー賞でも得票がバラついた結果、『ラ・ラ・ランド』が圧勝という形になる可能性もある。今年は『ラ・ラ・ランド』が大本命視されているが、監督や俳優は各映画賞によって結果が異なる状況が続いている。先が読めないだけに、より楽しみなオスカー・レースが展開される。授賞式は2月26日(現地時間)、ロサンゼルスのコダック・シアターで開催される。主要部門候補は以下の通り作品賞『メッセージ』『Fences』(原題)『Hacksaw Ridge』(原題)『最後の追跡』『Hidden Figures』(原題)『ラ・ラ・ランド』『LION/ライオン~25年目のただいま~』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ムーンライト』主演男優賞ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)アンドリュー・ガーフィールド(『Hacksaw Ridge』原題)ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』)ヴィゴ・モーテンセン(『はじまりへの旅』)デンゼル・ワシントン(『Fences』原題)主演女優賞イザベル・ユペール(『ELLE』)ルース・ネッガ(『ラビング愛という名前のふたり』)ナタリー・ポートマン(『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』)エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)メリル・ストリープ(『マダム・フローレンス!夢見るふたり』)助演男優賞マハーシャラ・アリ(『ムーンライト』)ジェフ・ブリッジズ(『最後の追跡』)ルーカス・ヘッジズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』デヴ・パテル(『LION/ライオン~25年目のただいま~』)マイケル・シャノン(『Nocturnal Animals』原題)助演女優賞ヴィオラ・デイヴィス(『Fences』原題)ナオミ・ハリス(『ムーンライト』)ニコール・キッドマン(『LION/ライオン~25年目のただいま~』オクタヴィア・スペンサー(『Hidden Figures』原題)ミシェル・ウィリアムズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)監督賞ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『メッセージ』)メル・ギブソン(『Hacksaw Ridge』原題)デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』)ケネス・ロナガン(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)バリー・ジェンキンス(『ムーンライト』)脚色賞『メッセージ』『Fences』(原題)『Hidden Figures』(原題)『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ムーンライト』オリジナル脚本賞『最後の追跡』『ラ・ラ・ランド』『ロブスター』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『20センチュリー・ウーマン』撮影賞『メッセージ』『ラ・ラ・ランド』『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ムーンライト』『沈黙 -サイレンス-』作曲賞『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』『ラ・ラ・ランド』『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ムーンライト』『パッセンジャー』主題歌賞「Audition」(『ラ・ラ・ランド』)「Can’t Stop the Feeling」(『Trolls』原題)「City of Stars」(『ラ・ラ・ランド』)「The Empty Chair」(『Jim: The James Foley Story』 原題)「How Far I’ll Go」(『モアナと伝説の海』)長編アニメーション映画賞『Kubo and the Two Strings』(原題)『モアナと伝説の海』『My Life as a Zucchini』(原題)『レッド・タートルある島の物語』『ズートピア』外国語映画賞『幸せなひとりぼっち』(スウェーデン)『ヒトラーの忘れもの』(デンマーク)『Tanna』(オーストラリア)『セールスマン』(イラン)『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ)(text:Yuki Tominaga)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年01月25日成城石井が、新日本スーパーマーケット協会主催の「お弁当・お惣菜大賞2017」のスーパーマーケット業態・弁当部門において、「成城石井自家製シンガポール風海南チキンライス」(税抜599円)を出品し、優秀賞を受賞しました。この他特別賞・入選を含め計7品の同社こだわりのお惣菜が入選以上を獲得。これを記念し、1月10日(火)より全国147の成城石井にて、対象7品が期間限定で販売されてます(一部取り扱いの無い店舗もあり)。優秀賞ほか、ヘルシー部門と丼部門では特別賞も受賞!成城石井の自家製惣菜「シンガポール風海南チキンライス」が受賞したのは、新日本スーパーマーケット協会が主催するアワード「お弁当・お惣菜大賞2017」において、全国各社50,000件を超えるエントリーの中から、スーパーマーケット業態・弁当部門の上位4品に与えられる優秀賞。また、ヘルシー部門では「ロカボ生活!高菜炒飯と四川麻婆豆腐の中華弁当」が、丼部門では「シンガポール風10種スパイスのチキンカレー」が特別賞を受賞。この他にも4商品がそれぞれの部門において最終審査まで残り、入選しました。優秀賞「シンガポール風海南チキンライス」はシンガポールへの現地視察から生まれた、本格的な味わい【弁当部門・優秀賞】シンガポール風海南チキンライス(599円)柔らかくしっとりとした蒸し鶏に、鶏ガラスープで炊き上げたタイ米と一緒にいただくシンガポール料理の代表格です。決め手はライスとチキンの味わいのバランス。ご飯は本場で使用される「長粒米」に、濃厚なチキンのうまみを絡ませ生姜とともに炊き上げています。チキンはしっとりと柔らかく、職人の技が光る仕上がり。中国醤油とシーユーダム(※)を合わせてコクとまろやかな甘みを出したソースをかけて日本人好みの味付けに。添付のチリソースは本場にならってピリ辛に仕上がっています。※大豆から作られたコクのある醤油コンテストの各部門にて、上位最大4品のみに与えられる優秀賞を受賞した「シンガポール風海南チキンライス」は、日本・シンガポール外交関係樹立50周年記念として、同社がシンガポール政府観光局と共同で企画した「新・食文化シンガポール・フードを楽しもう!プロジェクト」により誕生しました。商品開発にあたり、成城石井自家製の惣菜を開発・製造する同社の調理人をはじめとする担当者がシンガポール政府観光局の案内で、現地のホーカー(屋台)やレストランをいくつも視察。中でも、チキンライスの名店として名高いマンダリン・オーチャードホテル内「チャターボックス」では厨房まで足を運び、シンプルだからこそ奥が深いチキンライスのテクニックをシェフ直々に指南いただいた様子。帰国後は、日本ではなかなか手配し難い食材の代用品を探しながら、何度も試行錯誤を重ねて商品を開発。シンガポール政府観光局北アジア局長も太鼓判を押す逸品です。受賞に際し、シンガポール政府観光局北アジア局長マーカス・タン氏から以下のコメントが寄せられています。「この度の「お弁当・お惣菜大賞2017」弁当部門において「シンガポール風海南チキンライス」が優秀賞を受賞されたことに対し、成城石井様にお祝いを申し上げます。これは強力な調理スキルと、消費者においしくてこだわった安心・安全な食べ物を提供するという成城石井様の企業理念遂行の証です。シンガポール政府観光局は、シンガポールの食にインスパイアされたお惣菜を、日本の皆様にご家庭でお楽しみいただくためのパートナーとなれましたことを大変嬉しく思っております」。※画像はイメージです※価格は全て税抜きです
2017年01月24日日本国内のみならず世界で注目を集め大ヒットとなっている、新海誠監督最新作『君の名は。』。この度、本作が韓国での日本映画歴代観客動員第1位となったことが明らかになった。社会現象にもなっている日本国内では、昨年の公開から150日間で観客動員1,815万人、興行収入235億円(1月22日現在)を突破。アジア圏では週末映画ランキングで6冠(日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国)を達成し、中国・タイ・台湾では現地で公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立した。そして、1月4日より公開を迎えた韓国でも、今回日本映画歴代観客動員の新記録を樹立!これまでの記録だった『ハウルの動く城』の動員301万人(興収約14億円)を抜き、22日までの公開19日間で動員3,052,179人(興収約23.9億円)を超え新記録。すでに『ハウルの動く城』以降、韓国で公開された日本映画として13年ぶりの初登場第1位作品となっていた本作だが、今回観客総動員でも新たな記録樹立となった。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月23日先日行った映画の試写会で、私が一番デートをしたい有名人、手嶋龍一さんをお見かけしました。手嶋さんは言わずと知れた外交ジャーナリストであります。その手嶋さんをテレビで拝見するたびに、ああ素敵!デートしたい!と思うのです。ワインを傾けながらあのソフトな語り口で、無知な私に世界のことを教えて欲しい。試写会が終わり、私は手嶋さんに声をかけるべきか迷いました。さすがにデートに誘うことはできないけれど、何か一言でもいいから手嶋さんと言葉を交わしたい。あの穏やかな声を目の前で聞きたい。あのとろんとした目で見つめられたい。でも手嶋さんは芸能人ではないから「ファンです」って声をかけるのも変だし、スポーツ選手じゃないから「頑張ってください」ってのもなあ。そんなことをうじうじ考えていた私は、結局手嶋さんの背中を見送ることしかできませんでした。自分の勇気のなさにがっかりです。この『勇気』というもの、これは潤い同様、加齢と共に減っていくものなのでしょうか。なにしろここ最近の私は恋愛において、とんと勇気がありません。昔は何度フラれても「了解!でも好き!」と半年ねばって(ストーカー気質)恋を成就させたこともありました。それが今ではすぐに諦めてしまう。数ヶ月前、仲良くなりたいなと思う男性に「またご飯行きましょうね」とメールをして「ぜひぜひ!」と返信をもらいました。しかしそこに、いつだったら空いていますみたいな具体的な内容は書かれておらず、そのまま放置。一ヵ月後、何てことのない用事を作って再び彼にメールをしました。「またご飯行きましょうね」という私の言葉に「ぜひぜひ!」の返信。そこにもちろん日程の提案などはなし。ああ、こりゃ完全に私に興味ないなと誘うのをやめてしまいました。昔の私だったら「ぜひぜひ!」の返信のあとに間髪入れず「いつにしますか?」と訊いていたはず。相手の出方を見ている自分が情けないったら、ありゃしない!これではますます恋が遠のいてしまう!やっぱり、好きな人にはちゃんと好きって伝えなきゃダメですよね。相手がどう思っているかなんて関係ない!今度、手嶋さんに会うことがあったら、ちゃんと「好きです!」って言おう!うん、そうしよう!たぶん手嶋さん、超困惑。
2017年01月20日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。新年を迎え、今年こそ素敵な恋をしたいと思った方も多いのでは?でも、出会いってそうはない。では、どうすれば素敵な男性と出会って恋することができるのでしょうか?出会いはやっぱり降ってはこないもしもあなたが今25歳以上で、最近転職したとか新しく習い事を始めたとかの変化がなければ、自分から動いていかなければ出会いはありません。実際、「彼ができない」という女性の「彼ができない」原因のほとんどが物理的に出会いがないだけなので、ここは勇気を出してほしいと思います。私は去年、『未婚当然時代』という本を出して様々な未婚女性を取材したのですが、中には「結婚はあきらめた」とか、「一人で生きていく準備をするしかない」などと言う人もいました。 けれど、その心の内をよく聞いてみると、「やはり不安はぬぐえない」という。つまり、経済的な準備をいくら頑張っても、一人で生きるという気持ちのままでは、充足感は得られないのだと思います。死ぬときに後悔しない3つの「todo」ではなぜ充足感が得られないのでしょうか?それは「愛する」行為を怠っているからなのではないでしょうか。以前、聞いた話なのですが、人は死ぬときに3つのことをきちんとやり遂げていれば、後悔が少ないというのですね。その3つとは「使命を果たすこと」と「勉強すること」「人を愛すること」なのです。事実、一人で立派に生きようとしても、実際に立派に生きていたとしても、誰かを愛することをしなくては後悔が残るのではないでしょうか。とはいえ、たった一人の誰かを愛するには、対象が必要で、みなさまはその対象がないから「愛していない」という人もいるでしょう。けれど、実は「人を愛する」とは必ずしも特定の誰かを決めて始めるものではないのです。「今」の努力しか満足感をもたらさないというのも、取材した女性の一人がこんなことを言っていたのですよね。「このまま、一生独身だったら老後は一緒に住もうねと言い合っている友人がいるけど、全然安心できない」と。一方で、シェアハウスを始めて新しい人間作りに腰を上げた某シングルは、「将来のことはわからないけれども、今の暮らしに大きな不足はない」とか。つまり、人はたった今自分が実際に動いて(やっている)事柄からしか「安心感」は得られないのかもしれないのだと感じました。で、パートナーの件なのですが、自分が悔いなく満足感を感じながら暮らしていくためには、パートナーがほしい気持ちから目をそらさず、「求める努力を行うこと」しか道はないのだと思いました。つまり実際に彼ができるか、夫ができるかは時の運という面もあるのでしょうけれど(もちろん、これまでのコラムとこれからのコラムでハウツーを書いていきますが)、運などという不確かなものに左右されずに自分を強く持ち続けていくには、自分が「きちんと行動した」という事実こそが大事だと思ったのですね。つまり、自分を支えてくれるのは、結局は自分自身のみ。自分の「したい」という感性にいかに忠実に反応して、動くかが自分を支える自信になるということだと思うのです。自分の感覚に従わないと後悔する挨拶を例に説明してみましょう。 挨拶は、必ずしもする必要があるものではありません。でも、「挨拶をすると気持ちがいい」と感じているAさんが、挨拶が習慣化されてない職場で最初挨拶をしないでいたとすると、Aさんは居心地悪く感じてしまいまうよね。で、ついには「自分からしよう」と決心をする。その後、挨拶を返されようか返されまいが、自分から挨拶を続けていれば、Aさんの心は清らかでしょうが、返してくれる人が少ないと、くじけて止めることだってありうる。その場合、まったく挨拶をしないようになると、Aさんの心にはどんどん靄がかかっていき、しまいには後悔が残るようになる。「挨拶をしたい」のに、「しない」 ――つまり、自分の心が「したい」と思ったことをしないから霞がかかるのですし、それを気にし続けてしまうから後悔が生まれてしまうのです。愛する「努力」を今から始めるべしもちろん、「挨拶をしたのに返されないのは凹む」という声もあるでしょう。その場合、「ここの場所ではしない」と自分で決め、他でするという転換もありです。ポイントは、その時その時の自分の心の声に素直に耳を傾けて、流されずに自分の意思で行動を決めることなのです。彼氏探しも同じこと。自分の中にパートナーを求める気持ちがあるのに、本心にフタをして行動しないでいると不安はどうしても残るでしょう。それが「将来は一緒に住もう」という約束の不安定さの原因です。一方、思い切って行動を始めれば、それは心のどこかにある不安定さを除いてくれますし、ゆくゆくは自信となって残ってゆく。そして自信のある女性はモテるので、自分の心に忠実に従えば、恋も必ずやってくるのです。だから彼がほしいのなら、まずは自分の中にある気持ちを認め、気持ちに忠実に動いてゆくことです。「できないから一人で生きてゆく」などと言って本音に逆らったりしないことこそ、満足感をもって毎日を生きてゆく秘訣なのですから。まとめ・自分の本音に逆らうと後悔が残る。・愛する努力を始めれば、愛される。
2017年01月18日「第9回WOWOWシナリオ大賞」受賞作「稲垣家の喪主」を、『ヒロイン失格』『トリガール』の英勉(はなぶさつとむ)監督が映像化することが決定。WOWOWドラマ史上最年少の金成祐里を主演に広末涼子、森山未來が脇を固め、“喪主”をテーマに描くホームコメディから特報映像が解禁となった。小学2年生の稲垣宙太(金成さん)は猛烈なあがり症。ある日、ジイジの葬儀のとき、喪主の挨拶で緊張のあまり、しどろもどろになる父親の姿を目の当たりにした宙太は悟る。「ぼくのあがり症は、遺伝だったんだ…」。自分が喪主となって挨拶をするのはまだ先の話、そう思っていた宙太だが、ある事実に気づく。宙太の家には元キャリアウーマンの伯母・杏子(広末さん)と、売れない漫画家の叔父・脩二(森山さん)が同居している。2人は、結婚どころか、そんな相手もおらず、作ろうともしない。このままだと、ぼくが杏子と脩二の喪主もやることになる!?事の重大さに焦った宙太は、杏子の見合い話が両親のもとに届いたのを千載一遇のチャンスと捉え、自分の誕生日会で2人を引き合わせようとする。さらに脩二には、結婚したはずの同級生の女性が目の前に現われる。果たして、宙太は杏子と脩二を結婚させ、将来、待ち受ける“喪主の挨拶”を回避できるのか――。毎年WOWOWが実施する「WOWOWシナリオ大賞」。424編から選ばれた第9回受賞作、小山ゴロの脚本「稲垣家の喪主」をドラマ化した本作は、あがり症で悩み、いまから喪主になることを心配する小学2年生の男の子を主人公に、彼を取り巻く伯母、叔父、両親、祖母らが織り成す群像劇。シリアスな良質社会派ドラマを輩出するWOWOWオリジナルドラマの中にあって、笑って泣ける異色のホームコメディとなっている。オーディションで主人公・稲垣宙太役に大抜擢された金成さんが、少し心配性で心優しい7歳の少年を見事に演じ切った。また、二世帯住宅で同居する元キャリアウーマンで人情が厚い“独身”の伯母役に広末さん、売れない漫画家で少年の心を持った“独身”の叔父役に森山さんら豪華俳優陣が集結。監督は、映画『ヒロイン失格』、2017年9月公開『トリガール!』など、涙あり、笑いありの心温まるコメディに定評のある英さんが務める。「うれしくて、撮影をするのが待ち遠しかったです!」と堂々としたコメントを寄せるのは、オーディションから大抜擢された金成さん。「広末さんは、杏子さんと(お父さんの)幸太郎さんが喧嘩しているときにスリッパ叩きをしているときが楽しかったです。森山さんはカードゲームの話をしてくれて、話が合った!」と、2人との共演の微笑ましい感想を語る。「(あがり症の)宙太が緊張している顔が面白いです。だけど、たまに緊張しない顔をするときもあって、それが面白いのでぜひ観ください!」と見どころを語っている。また、宙太の伯母・杏子役の広末さんは、「台本が固まってくるにつれて、(私が演じる)杏子がゴーイングマイウェイな感じがとても強くなったので、家族の関係性もクリアに見えてきて、面白いなと思いました」と自身のキャラクターに言及。見どころは、「主人公の宙太はもちろん、私が演じる杏子も弟の脩二もそれぞれがカッコ悪いところもあったり、悲しいこともあったりしますが、みんなが一生懸命に生きている」ところと語り、「宙太がパパにビールをつぐシーンで、大人たちが台詞の順番を間違えたときに、戸惑いながらビールをつぎに行くところがすごく可愛かったです!」と撮影のエピソードを明かしている。宙太の叔父・脩二役の森山さんは、「僕が演じる脩二は、職に就かず漫画を描いている人ですけど、売れているわけでもなく(出版社に)持ち込みをするわけでもない、コツコツと書き溜めているだけで、なあなあな感じで漫画を描いている人です。イメージとしては、自身のこだわりを持ち続けている人だけど、上から目線でもなく、卑下しているわけでもない、淡々と、なんとなく生きてきた人だなと思います」と役どころを説明。「本作のようなファミリードラマは最近見ないような気がします」と言い、「いろんな濃いキャラクターを持つ人たちが右往左往して、若干バタつきつつも、最終的に家族に落ち着いていく温かいドラマになっています」と見どころを語っている。「シナリオ大賞」で選考委員長を務めた映画監督の崔洋一は、「少々、小生意気で小心者の子どもが主人公であり、その家族が彩りと群像劇を構成するのだが、くすりとくる温かい笑いを評価したい」とコメント。受賞者の小山氏はドラマ化にあたり、二世帯住宅でともに暮らす両親と祖母、伯母、叔父といった宙太の家族に触れ、「この物語を宙太と同じ目線で見つめるとき、仕事も恋愛も残念な伯母と叔父は、ちょっと面倒で厄介な存在だったりします。でも、ぎこちない優しさを持った伯母といると心が温かくなって…純粋な叔父といると何か楽しくて…そんな気持ちにさせられます。この可愛い未来の喪主が、慌てたり、喜んだり、怒ったり、がっかりしたり…そんな姿を笑って、ちょっと泣いて、そんなふうに観ていただけたら嬉しく思います」と期待を込めている。極度のあがり症の宙太が、将来待ち受けるであろう“喪主”の挨拶という危機を回避するべく伯母と叔父を結婚させるため、子どもながらに奔走する姿を微笑ましく見守ることができそう。宙太を演じる金成さんの等身大の“可愛らしさ”にも注目だ。第9回WOWOWシナリオ大賞受賞作 ドラマW「稲垣家の喪主」は3月18日(土)22時~WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月17日1月16日(月)、「第40回日本アカデミー賞」優秀賞の15部門および新人俳優賞が発表。『怒り』『シン・ゴジラ』『湯を沸かすほどの熱い愛』や、アニメーション作品からは『君の名は。』『この世界の片隅に』などが優秀賞に選ばれ、新人俳優賞には杉咲花、高畑充希、岩田剛典、坂口健太郎、千葉雄大ら最旬俳優の名前が並んだ。同賞は、2015年12月16日~2016年12月15日の間に公開された作品から、優秀な劇場用映画およびアニメーション作品を表彰したもの。授賞式の女性司会者は、前年の最優秀主演女優賞を獲得した女優が務めるのが恒例となっており、今年は、昨年『百円の恋』で最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラと、日本アカデミー賞協会組織委員会副会長の西田敏行とともに司会を務める。優秀作品賞には5作品が選出。渡辺謙を主演に、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡ら豪華俳優陣の共演が話題となった『怒り』。本作では李相日監督が優秀監督賞&脚本賞を受賞。ほか、宮崎あおいが主演女優賞に、妻夫木聡&森山未來が優秀助演男優賞に、広瀬すずが優秀助演女優賞に選出。さらに佐久本宝が、新人俳優賞に選ばれた。“熟年離婚”をめぐり大騒動を繰り広げる家族の姿を滑稽に、かつ温かく描いた映画『家族はつらいよ』。山田洋次監督は、平松恵美子とともに優秀脚本賞に選出。庵野秀明・総監督、樋口真嗣監督の『シン・ゴジラ』は優秀監督賞のほかに、長谷川博己が主演男優賞、石原さとみ&市川実日子が助演女優賞、鷺巣詩郎が優秀音楽賞を受賞。宮沢りえが主演を務め、オダギリジョー、杉咲花らとともに、“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”を描いた『湯を沸かすほどの熱い愛』からは、中野量太監督が優秀監督賞&脚本賞を。宮沢さんが主演女優賞で、杉咲さんが助演女優賞&新人俳優賞を受賞。『半落ち』『クライマーズ・ハイ』の原作を手がける横山秀夫のベストセラー小説を2部作で映画化する『64-ロクヨン-前編』では、佐藤浩市が主演優秀賞に選ばれたほか、坂口健太郎が新人俳優賞、監督賞&脚本賞、音楽賞、撮影賞などを受賞。そして、この夏の劇場を大いに賑わせたアニメーション映画からも5作選出。日本映画史に残る大ヒットを記録し、海外でも高い評価を得る『君の名は。』。新海誠監督が、優秀監督賞&脚本賞に選ばれ、「RADWIMPS」が優秀音楽賞を受賞。のんが主人公の声を務め、公開スタート時全国63館だったが、週を追うごとに拡大公開を重ね、大ヒットを記録している『この世界の片隅に』も、作品賞と、コトリンゴが優秀音楽賞を受賞した。ほか大今良時のベストセラーコミックを原作に、入野自由、早見沙織ら人気声優を迎え京都アニメーションが映画化した『聲の形』、『ルドルフとイッパイアッテナ』、『ONE PIECE FILM GOLD』。ほか、優秀主演男優賞には、『日本で一番悪い奴ら』の綾野剛、『海賊とよばれた男』の岡田准一、『聖の青春』の松山ケンイチ。優秀主演女優賞には、『後妻業の女』の大竹しのぶ、『リップヴァンウィンクルの花嫁』の黒木華、『ちはやふる-上の句-』の広瀬すずが選出。新人俳優賞には、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』から高畑充希&岩田剛典、『セーラー服と機関銃ー卒業ー』の橋本環奈、『殿、利息でござる!』の千葉雄大、『ちはやふる』の真剣佑ら、旬なメンバーが揃った。優秀外国作品賞には、『オデッセイ』『ズートピア』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『ハドソン川の奇跡』『レヴェナント:蘇りし者』。各賞の最優秀賞の発表、授賞式は3月3日(金)グランドプリンスホテル新高輪にて開催。同日21時からは日本テレビ系にて「第40回日本アカデミー賞授賞式」を放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年01月16日俳優の西田敏行、女優の安藤サクラが16日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた『第40回日本アカデミー賞』の優秀賞発表記者会見に出席した。日本アカデミー賞協会が主催する『第40回日本アカデミー賞』は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。なお、優秀賞の中から最優秀賞を決定する授賞式を、3月4日21時から日本テレビ系で、ラジオ放送はニッポン放送で3月3日21時から放送する。また、授賞式の司会には、4年連続で西田敏行が務めるほか、昨年の同賞で最優秀主演女優賞に輝いた安藤サクラが担当する。4年連続の大役に西田は「昨年の授賞式の時はちょうど頚椎をケガしまして、身動きできない状態で司会をさせてもらい、関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びします」とあいさつし、「今年は身体も動くようになりましたし、楽しく授賞式を滞りなく進行を務めていきたいと思います。世の中は今、どんどん政情不安といいましょうか、心身穏やかではないと案じています。映画という文化が担う役割が大きくなってきていると思いますので、映画人の皆さんのモチベーションがあがるような節目のイベントでありたいと願っています」と意欲。その西田とコンビを組む安藤は初めての司会で「今年初詣に行った時、『とにかく目上の方に頼りなさい。そうすれば上手くいくが、だからと言って調子に乗ってはダメ』とおみくじに書かれていました。それを読んだ瞬間、これはきっとアカデミー賞の司会のことだと思いました」と笑いを誘いつつ、「西田さんに頼りながら、調子に乗らず、受賞者の皆さんに粗相がないように務めていきたいと思います」と自戒していた。そんな安藤について西田は「安藤さんは大きなキャパシティーを持っている女優さん。そういった意味でこれからの安藤さんの天才的な表現術がどこで醸成してきたのか司会をしながら探っていきたいと思います」と期待感。西田の言葉に笑顔を見せた安藤は「1年間この司会のことを考えていて、とにかく沢山の映画を劇場で見ようと思い、沢山の映画を見て楽しませていただきました。そんなすごい方々と一気にお会い出来る機会はないので、イチ映画ファンとしてもその空気を堪能したいと思っています」と授賞式が待ち遠しい様子だった。○『第40回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者(50音順)※作品名は対象作品優秀作品賞『怒り』『家族はつらいよ』『シン・ゴジラ』『湯を沸かすほどの熱い愛』『64-ロクヨン-前編』優秀アニメーション作品賞『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』『ルドルフとイッパイアッテナ』『ONE PIECE FILM GOLD』優秀監督賞庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)『シン・ゴジラ』新海誠『君の名は。』瀬々敬久『64-ロクヨン-前編』中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』李相日『怒り』優秀主演男優賞綾野剛『日本で一番悪い奴ら』岡田准一『海賊とよばれた男』佐藤浩市『64-ロクヨン-前編』長谷川博己『シン・ゴジラ』松山ケンイチ『聖の青春』優秀助演男優賞竹原ピストル『永い言い訳』妻夫木聡『怒り』東出昌大『聖の青春』森山未來『怒り』リリー・フランキー『SCOOP!』優秀主演女優賞大竹しのぶ『後妻業の女』黒木華『リップヴァンウィンクルの花嫁』広瀬すず『ちはやふる-上の句-』宮崎あおい『怒り』宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』優秀助演女優賞石原さとみ『シン・ゴジラ』市川実日子『シン・ゴジラ』杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』広瀬すず『怒り』宮崎あおい『バースデーカード』新人俳優賞杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』高畑充希『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』橋本環奈『セーラー服と機関銃-卒業-』岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』坂口健太郎『64-ロクヨン-前編』『64-ロクヨン-後編』佐久本宝『怒り』千葉雄大『殿、利息でござる!』真剣佑『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』
2017年01月16日2016年の大晦日に放送された第67回紅白歌合戦は最高視聴率が40.2%を記録して話題となりましたが、皆さんは見ていましたか?SMAPの出場が期待されたり、ハーフタイムショーが新しく導入されたりと、放送前から何かと話題になりましたが、それが功を奏したのか、2016年に放送された番組で一番視聴率が高かったようです。しかし、そんな好調なデータの裏では、「歴代で一番つまらなかった」という声もチラホラ……。楽しみにしてたのに実際に紅白が始まってみると正直ガッカリしたという人は少なくないようです。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「第67回紅白歌合戦で一番ガッカリしたこと」について聞いてみました!●第67回紅白歌合戦で一番ガッカリしたことは?・1位:採点方法がおかしかった……22%(50人)・2位:ゴジラネタがつまらなかった……19%(44人)・3位:星野源と新垣結衣の「恋ダンス」がステージ共演ナシだった……13%(30人)・4位:司会がグダグダだった……13%(29人)・5位:SMAPが出場しなかった……11%(26人)・6位:大御所であるタモリをうまく使えてなかった……7%(17人)・7位:嵐が大トリだった……4%(10人)・8位:ガッカリしたことはない……3%(8人)・9位:ピコ太郎が出過ぎだった……3%(7人)・10位:宇多田ヒカルが中継だった……2%(5人)・11位:選曲が古いものばかりだった……1%(3人)※有効回答者数:229人/集計期間:2016年1月5日〜2016年1月6日(パピマミ編集部)●1位:採点方法がおかしかった『最後の採点、なにあれ?会場も視聴者も圧倒的に白組だったのに審査員の票でなぜか赤組の勝利……視聴者はもちろん、白組のアーティストは納得いかなかっただろうね』(34歳男性/IT)『完全に視聴者を無視した採点方法だったと思います。受信料払ってるのにこんなことってあります?』(31歳女性/専業主婦)第67回紅白歌合戦でガッカリしたこと1位は『採点方法がおかしかった』で22%(50人)という結果に!これはネット上でも大炎上していましたね。結果発表の瞬間、司会者・会場・視聴者全員がポカンとしました。そもそも紅白の採点方法が分からないという人のために、まずは第67回紅白歌合戦で使われた採点方法についてお話しします。採点の基準は大きく分けて、審査員票(11票)、視聴者投票(2票)、会場投票(2票)の3つで合計15票となります。このうち、視聴者投票と会場投票は【視聴者投票】・紅組……2,527,724票・白組……4,203,679票【会場投票】・紅組……870票・白組……1,274票となり、圧倒的に白組が勝利していました。これを見て紅組司会の有村架純さんも白組が勝つと思い込んでいたようですが、その後の審査員票で9人が紅組に入れたことでなんと紅組が逆転勝利。最終的な票数は、・紅組……9票(すべて審査員票)・白組……6票(会場投票+視聴者投票+審査員票)という結果に。単純な投票数だけで見ると150万票以上の差をつけて勝利していた白組が、審査員のたった9票で紅組に負ける という意味不明な決着となり、誰もが事態を飲み込めないまま放送は終了となりました。NHK側もいろいろ試行錯誤しながらこの採点方法にしたのだとは思いますが、これではあまりにも視聴者を無視した形に感じられますね。2017年の第68回紅白歌合戦では改善されているように期待しましょう。●2位:ゴジラネタがつまらなかった『せっかくゴジラネタを使っているのに、司会者とか出演者との息が合ってなくてめちゃめちゃ寒かった。とくに茶番をさせられたXJAPANがかわいそう』(41歳女性/販売)『武田アナの「ゴジラマイク!」でなんとか救われたものの、シン・ゴジラとのコラボはグダグダすぎた』(39歳男性/不動産)第2位は『ゴジラネタがつまらなかった』で19%(44人)となりました。今回の紅白は新しい試みが多くありましたが、映画『シン・ゴジラ』とのコラボもその一つですね。番組の途中でいきなり警報が鳴り響き、映画で主演を務めた長谷川博己さんが登場。『巨大生物対策本部、巨災対により、未確認巨大生物をゴジラと呼称する』と映画さながらの演出を行いました。また、渋谷方面に向かっているゴジラを止めるには“良質な歌”が効果的であることが告げられ、ゴジラの撃退は紅白出場歌手の手にゆだねられます。最終的にはX JAPANが自身の代表曲である『紅』を演奏してゴジラを凍結させることに成功します。この一連のコラボはなにかとグダグダな場面が多く見られ、終始「大丈夫かなこれ」という雰囲気が流れていました。しかし、この流れのなかで普段は真面目なイメージのある武田真一アナウンサーがPPAPを模して「ゴジラマイク!」と叫ぶシーンがあり、「こんな武田アナを見られるとは 」と大きな反響がありました。唯一救われた場面だったかもしれません。とはいえ、こんな斬新な試みをしたNHKのチャレンジ精神には拍手を送りたいですね。●3位:星野源と新垣結衣の「恋ダンス」がステージ共演ナシだった『SMAPが出ない以上、恋ダンスを楽しみにしてたのに残念だった!でもガッキーの照れたダンス見られたから結果オーライかな』(36歳女性/販売)『橋下マナミや土屋太鳳が出てたから、流れ的にガッキーでそうだったのに、出なくてがっかりした』(38歳男性/IT)第3位は『星野源と新垣結衣の「恋ダンス」がステージ共演ナシだった』で13%(30人)という結果になりました。2016年に放送されて大ヒットとなったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。エンディングに出演者が星野源さんの『恋』に合わせてダンスを踊る“恋ダンス”が評判になりましたが、今回の紅白にはその星野源さんが『恋』をひっさげて登場。審査員には共演者の新垣さんもいたことから、ネット上では「これはガッキーの恋ダンス見られるかも!」と期待が高まっていました。しかし、実際に演奏が始まると、ステージに新垣さんの姿はなく、星野さんが一人で歌っているという結果に。これには多くの人がガッカリしたようです。ただ、演奏の途中で新垣さんが審査員で“恋ダンス”を踊っている姿が10秒ほど流れたことから、「照れてる姿がかわいかった 」と別の意味で満足したという人が続出したようです。----------いかがでしたか?なんだかんだで毎年見てしまう紅白歌合戦。2017年の紅白はどういうものになるのか、今から楽しみにしておきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】第67回紅白歌合戦で一番ガッカリしたことは?()●文/パピマミ編集部
2017年01月09日Grapps読者のみなさま、あけましておめでとうございます!全力で寝正月を過ごした西山繭子です。おかげでお肌ぴっかぴか。大晦日の昼時、テレビでやっていた映画『スピード』を観て(たぶん10回目ぐらい)、2017年はなるべくバスで移動しようと心に誓いました。立て続けにやっていた『スピード2』にはキアヌ・リーブスが出ていなかったので、まあ船には乗らなくてもいいかなと思った次第です。そんな2017年の恋に向けてやる気まんまんな私、初詣で「素敵な出逢いがありますように」とお願いし、おみくじを引きました。結果は中吉。うん、なかなか良いぞと思っていたのですが【結婚】のところを見てみると「まだ早い。二、三年待て」と書いてあり、危うく代々木八幡宮の境内で卒倒するところでした。今月で39歳になるというのに、まだ早い。わりかしほうれい線も出てきたというのに、まだ早い。ど、ど、ど、どういうこと?胸をばくばくさせながら【待ち人】のところに目を向けると「最終列車は過ぎ去った」とぴしゃり。え?「二、三年待て」にはまだ希望が残っていたけど、こちらに至ってはもう終了ではないですか!しかも、私の最終列車ってどれだったの!?そう考えた時に、数ヶ月前に結婚した男友達の顔が頭をよぎりました。15年来の友人で、頻繁に会うわけではないけど何だかいつもそばにいるような存在だった彼。その彼が結婚し、2日間ぐらいはショックでご飯が喉を通らなかったのですが3日目には王将でラーメンと餃子を食べていたし、お会計の時にはお持ち帰りで生餃子も買ったので、さほど痛手ではなかったはずなんだが。しかしその彼が最終列車だったのだろうか?そんなことを考えたら何だかもう元旦から絶望的になってしまいました。ああ、今年も西山繭子は恋ができないのか……。としょんぼりしていたところ、テレビからその昔、一世を風靡した聞き覚えのあるメロディーが。画面の向こうではヨン様ことペ・ヨンジュン氏がマフラーを巻いて微笑んでいました。おお、これがかの有名な!今まで観たことがなかった私は、寝正月がてら『冬のソナタ』を観てみることに。するとまあ大変!西山繭子38歳、今さらヨン様に夢中!そして絶望的になっていた新たな恋への希望がふつふつと!2017年、西山繭子は『冬のソナタ』のような恋をします!今のところ、マフラーと眼鏡をしてれば誰でもいいよ!
2017年01月06日「本屋大賞」「CDショップ大賞」などエンターテイメント商品にはプロが選ぶ賞があるが、アイドルのDVDにはこうした賞がない。そんな思いから2012年にスタートした、アイドルDVDメーカーがその年一番輝いたグラドルを表彰する「プロが選ぶアイドルDVD賞」(アイドルDVD賞)。5回目の今年はマイナビニュースでお送りする。選考会が行われたのは撮影会などが行われる「東京Lily」(2016年12月に開催)。2015年は安枝瞳がMVPに選ばれたが、今年はどのグラドルがMVPに?選考者イーネットフロンティア・飯森弘憲氏、竹書房・光安稔氏、グラッソ・上代憲司氏、シャイニングスター・小野寺俊雄氏、ギルド・大久保貴宏氏(※リバプール、ラインコミュニケーションズはアンケートのみでの参加)――アイドルDVD賞も今年で5回目になります。まずは2016年のアイドルDVDはどうでしたか。イーネット飯森(以下:飯森):Amazon.jpの基準の変更もあり、業界全体も昨年(2015年)に比べて販売数が落ちていますね。どのメーカーも作品だけに注力できず、本気を出せていない感じがあります。――イーネットさんでは熊田曜子が4年ぶりにDVDをリリースしました飯森:浜田翔子と並び現役最多となる54作品目のDVD。レジェンドボディーは健在でしたね。今年は以前活躍したグラドルがしばらく振りにリリースしました。そういうのはうれしいですよね。村上友梨も1年ぶりにDVDをリリース。ミスFLASHになった2009年から知ってますけど、すごく大人になった竹書房・光安(以下:光安):うちからも2年ぶりに桐山瑠衣がリリースしました。フリーになったさいとう雅子も頑張っていますよね。飯森:桐山はDVDのジャケット写真がすごくよかった。シャイニングスター小野寺(以下:小野寺):パイスラですね。――では、早速今年の賞を決めていくましょう。まずは今年最も輝いた新人グラドルに送る「新人賞」から。候補にはどんなグラドルがいるでしょう。ギルド大久保(以下:大久保):うちが推したいのは石原佑里子とRaMu。素材的にはRaMuはすごいです。飯森:うちもRaMuですね。スタイルは完璧。あれ以上はない。ちなみにお母さんも巨乳でした(笑)光安:うちは忍野さら。今年のグラドル全体でもかなり売れた子です。小野寺:新人賞に推したいのは藤木美咲。福岡のグループアイドル「QunQun」の元メンバーで、体は抜群にいいです。肌も綺麗で、胸もあります。脚がとにかく長い。グラッソ上代(以下:上代):うちは小日向結衣。西内まりや似と話題になりました。新人なんだけどアマゾン1位で、イベントも大盛況。この子は今年下半期のダークホースですね。――候補は出揃いました。各メーカー別れましたね。飯森:うちはRaMuを一押しさせていただきます。ファーストから3作連続で発売しています。石原と忍野の2人も平均点は高いですけど、総合力でRaMuですね。おっぱいがまた大きくなりましたね。GからHに。光安:RaMuは会ったことがないくらい礼儀正しい。少年みたい。おっぱいの大きい少年ですね。大久保:「おはようございます」と挨拶も大きくて、気持ちいいですよね。光安:小日向さんは本当に売れるのは来年からかな。。飯森:忍野はうちで出したファーストは髪が長かったですけど、髪を切って一気にブレークしましたよね。光安:前髪です。本人嫌がってたんですけど、僕が説得して前髪をつくらせたんです。――すごい話ですね。それで売れるとは。飯森:確かに勢いは忍野さんありますよね。新人賞をあげてもいいと思います。光安:RaMuもいいですよね。――新人賞は2014年のアイドルDVD賞でも青山ひかると染谷有香の2人でした。今年は忍野とRaMuの2人でどうでしょうか?上代:いいと思います。――では新人賞は忍野とRaMuに決まりました。次はいよいよMVPです。今日不在のラインさんは平嶋夏海、長澤茉里奈を挙げています飯森:MVPには平嶋夏海を推したいですね。うちとラインコミュニケーションズさんからDVDを出し、どちらもセールスが好調。9月に出された写真集「ナツコイ」も重版が決まりました。大久保:うちは制作で関わっているんですけど、天木じゅんですね。テレビでも盛り上げているし、『ヤングマガジン』の表紙も飾りました。グラビアを盛り上げたという意味でも推したいです。ウエストも細くなってます。写真集もけっこう露出していますね。飯森:双葉社のイベントですごく小さな三角ビキニ着てましたね(笑)大久保:グラビアへのやる気がありますよね。光安:竹書房だけで考えると片山萌美がダントツですね。ただ今後DVDを出す予定がないので、アイドルDVD賞で選んでいいのかというのはあります。小野寺:うちでは松嶋えいみのDVDが好調でした。安定的な人気です。光安:うちで出したDVDもかなり売れましたね。スタイル完璧です。小野寺:ただMVP候補には殿倉恵未を推したいです。5月にうちでは2本目のDVD「Secret Lover」を出したんですけど、体もすごく綺麗になっていました。話すと関西弁ではんなりしてドキッとします。光安:殿倉は実際に見ると、さらに美人ですよね上代:うちは流通の立場ですけど、神谷えりなですね。イベントもすごく頑張っていて、ソフマップの集客も2016年は高かったし、結果も残せたので。――雑誌では2016年は馬場ふみか、武田玲奈とモデル系の活躍が目立ちました。飯森:久松郁実はDVDのセールスも好調でした。ただ、せっかくDVDメーカーが集まって論議しているので、方向性含めて久松のMVPは少し異なる気がします。光安:久松を外すと、片山も違ってきますね。そうすると天木かなと思います。――みなさんの反応を見ると、MVPは平嶋夏海、天木じゅんに絞られますね光安:そうすると平嶋か天木か。平嶋さんをグラビアアイドルと言っていいのかというのはあります。天木が頑張っている印象が僕はあります。飯森:うちは天木と平嶋の両方出していますけど、平嶋ですね。完成度が違います。大久保:2人とも2016年はDVD2本、写真集もそれぞれ1冊ずつ出しています。光安:今年は「この人」っていう決め手にかけますね。でも、平嶋でもいい気がします。大久保:いいんじゃないですか。――ラインさんも平嶋が一番売れたそうです。今年は難航しましたけど、2016年のMVPは平嶋夏海に決定します。全員:納得。――昨年はバスト賞(菜乃花)、ウエスト賞(川崎あや)、ヒップ賞(為近あんな)とパーツごとに賞を設けましたが、今年は該当者いますか?大久保:天木にはバスト賞をあげたいですね。あと久々に復帰した桐山にも。――では天木、桐山には「おっぱい大きいで賞」をあげましょう。ウエスト、ヒップの該当者はいますか?光安:新規でお尻やウエストがいい子はいないですね。ただ、松嶋えいみはバストもヒップも脚もいいです。――では松嶋に「スタイルいいで賞」をあげましょう。飯森:唐沢りんちゃんとかいいですよね。性格がすごくいいですしお嫁さんにしたいグラドルNo.1。――みなさん、うなずいてますけど、賞までは……光安:橋本梨菜はグラビアの王道で頑張っているから、何か賞をあげたいですね。――焼けた肌は今のグラドルの中でも目立ってますよね。では「小麦色の肌で賞」をあげましょう。あと今年は各メーカーさんにもそれぞれ賞を決めてもらいます。飯森:イーネット・フロンティア賞は熊田曜子ですね。4年ぶりの発売で、現役グラドル最多のリリース54作品目になっていますし、第二子出産もレジェンドボディーは健在でした。光安:竹書房賞は片山萌美です。大久保:ギルド賞は「集団社内恋愛3」に出演した伊藤しほ乃、星乃まおり、橋元優奈、若木萌、実崎ゆうみの5人です。小野寺:シャイニングスター賞は殿倉恵未です。DVDの内容がすごく良くて、露出うんぬんじゃなくクオリティーが高い。ファンからの反響もありました。上代:グラッソ賞は、うちが流通でエスデジタルからDVDをリリースした神谷えりなです。――ラインコミュニケーションズ賞は「ルックスもいいし、胸もある。今後の期待度が高そうなタレント」との評価で石原佑里子。リバプール賞は「正統派でユーザーから受け入れられたという意味において久々の新星」とのことで、岩田華怜に送られます。みなさま長時間の選考お疲れさまでした。来年もよろしくお願いします。○プロが選ぶアイドルDVD賞2016MVP:平嶋夏海喜びのコメント「まさか私が選ばれるなんて信じられません。来年のDVDもとっても楽しく撮影できたので、来年も選ばれるように頑張ります」新人賞:忍野さら、RaMuおっぱいが大きいで賞:天木じゅん、桐山瑠衣スタイルがいいで賞:松嶋えいみ小麦色の肌で賞:橋本梨菜イーネットフロンティア賞:熊田曜子(DVD『rebirth』)竹書房賞:片山萌美(DVD『わたし巡り』)ラインコミュニケーションズ賞:石原佑里子(DVD『笑顔の季節』)リバプール賞:岩田華怜(DVD『いわたかれん ふぁ~すと』)シャイニングスター賞:殿倉恵未(DVD『Secret Lover』)ギルド賞:伊藤しほ乃、星乃まおり、橋元優奈、若木萌、実崎ゆうみ(DVD『集団社内恋愛3』)グラッソ賞:神谷えりな(DVD『甘神様』※発売元エスデジタル)
2017年01月05日「第一回種子島宇宙芸術祭」が、鹿児島・種子島で2017年夏に開催される。日本で唯一の大型ロケット発射施設のある種子島を舞台にした「第一回種子島宇宙芸術祭」は、「自然と科学と芸術の融合」をテーマにした総合的な芸術フェスティバル。アートの舞台は大自然美術館のない種子島だが、美しい海と海岸、緑多い山々、豊かな農作物を育む畑がたくさん。宇宙芸術祭ではいたるところがアーティストの手によってアートの舞台になる「レジデンス・アーティスト作品展示」を行う。他にもワークショップなども行い、種子島を巡りながらアートに出会う体験に期待が高まるところ。宇宙に一番近い島日本の宇宙開発の最前線である種子島は最先端科学技術が集積する場所だ。宇宙開発の実際を紹介し、宇宙のことについて考えるきっかけを提供する。真夜中のカフェイベント「星空カフェ」や「スーパープラネタリウム」など美しい星や夜空を楽しむ企画を用意している。他にもサマースクールなど大人も子供も楽しめるイベントを開催。自然あふれる種子島で、宇宙のこと、芸術のことについて思いを馳せる夏を体験してみてはいかがだろうか。概要第一回種子島宇宙芸術祭開催時期:2017年夏
2016年12月13日前回のコラムで久しぶりに洋服を買ったことを書きましたが、数週間経った今もそれらを着る機会がないことに絶望している西山です。ああ、お洒落してデートしたいなあ。そうかと言って、デート相手がお洒落をして来たらドン引きしてしまいます。私は、あからさまにお洒落な男性がとっても苦手です。ハットとか、丸い眼鏡とか、ロング丈のトップスとか。どんなに顔がタイプでも好きになることはないなあ。その格好が受け入れられないのではなく、その人がお洒落に費やしている時間とお金を想像してしまうのです。ファッション雑誌を見たり、ZOZOTOWNを検索したり、バーゲンに並んだり。それらは決して悪いことではありません。でもそこにどうしても知性を感じられない。何万円もする服飾品を買うのであれば、本を読んだり旅に出たりして見聞を広げて欲しい。そう思うのです。数年前、母校の女子大で新入生を前に講演をした時「大学時代、私もブランドのバッグを買ったりしましたが、結局のところバーキンやケリー以外、数年経てばゴミみたいなものです。バックを買うお金で旅に出ましょう」とアドバイスをしました。男性はシンプルで清潔感のある服装をしていればそれで充分に思います。以前、お寿司屋さんでデートをしていた時、美味しくて楽しくて興奮していた私は、伊勢海老でおだしをとった椀をひっくり返してしまいました。白木のカウンターから彼の太腿に滴るお味噌汁。ああ!もったいない!という思いを胸に秘め、店主と彼に謝ったのですが、彼は太腿を拭いながら苦笑いを浮かべ「これ、ドリス・ヴァン・ノッテンなんだけど」とぽつり。「え?ばってん荒川?」彼は冷たい目で「ドリス・ヴァン・ノッテン」ともう一度言いました。もちろんお味噌汁をこぼした私が完全に悪いのですが、途端に「この人、無理」と思いました。いや、もちろん向こうも無理と思ったでしょうけど。これ以来、お洒落な人がますます苦手になった私なのでありました。
2016年12月09日