ホラー映画『あのコはだぁれ?』の特別映像“上映中止ver”が公開された。『あのコはだぁれ?』は、『呪怨』シリーズを手がけ、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された『THE JUON/呪怨』が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督の最新作。とある夏休み、補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラーで、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じる。また補習授業を受ける生徒役には、6月に公開を控える映画『違国日記』で新垣結衣とダブル主演にオーディションで抜擢された早瀬憩をはじめ、宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』で主人公の声優を務めた山時聡真、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning】で雪代縁役の新田真剣佑の青年期役を演じた荒木飛羽、若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」プロジェクト第5弾『こころのふた~雪ふるまちで~』の公開が控える今森茉耶、『孤狼の血 LEVEL2』で鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じた蒼井旬が名を連ねた。さらに、ほのかの恋人役で染谷将太が登場するほか、松尾諭、小原正子(クワバタオハラ)、マキタスポーツなどバラエティ豊かな面々も出演する。今回公開された特別映像“上映中止ver”は、一部の観客に強い恐怖感を与えてしまう可能性があるという理由から、劇場での上映を中止したWEB限定映像。とある夏休み、補習授業を受ける生徒たちの中には、本来教室にいるはずのない“あのコ”の姿が。ターゲットたちの名前が順々に読み上げられ、見る者の恐怖を煽るような仕上がりとなっている。また、5月5日(日・祝) に実施される『大阪コミックコンベンション 2024』と映画雑誌『DVD&動画配信でーた』のコラボ企画ステージ「大阪“怖”コン 2024」に、主演の渋谷をはじめ、生徒役の穂紫朋子、清水監督の出演が決定した。『あのコはだぁれ?』特別映像“上映中止ver”<作品情報>『あのコはだぁれ?』7月19日(金) 公開公式サイト:「あのコはだぁれ?」製作委員会
2024年04月26日モーニング娘。の元メンバーでタレントの藤本美貴が18日に自身のアメブロを更新。長女がギターで練習している曲を明かした。この日、藤本は「長女がギターを習ってきました」と報告し、長女や夫でお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春がギターを弾く様子を写真で公開。「楽器を弾けるときっと楽しいよね」とつづった。続けて「子供達の心が豊かに育つと嬉しな」と親心を述べ「楽しみがまた一つ増えました」とコメント。長女について、シンガー・ソングライターのあいみょんの『マリーゴールド』を練習していることを明かし、ブログを締めくくった。
2024年04月19日汗臭いのに…「周囲から羨ましがられるような彼女と付き合っていたときのこと。いつもサッカーの練習着を選択してくれる彼女に感謝していました。この日も彼女に練習着を渡して、トイレから戻ってくると…。練習着の匂いを嗅いでいてびっくりしました。」(25歳男性)彼女から見せられた意外な一面が、男性の心を離れさせてしまうことがあるようです。恋の火を消してしまうかもしれない、そんな彼女の行動を探ってみましょう。後輩に冷たい対応をするときたまには仕事の電話をデート中に受けることもあるでしょう。だけど、その際後輩に対して辛辣な言葉を浴びせているのを耳にすると、彼も心が痛むかもしれません。「期限を守れない理由は?」や「以前も同じ話をしたよね?」など、相手を追い詰める言葉遣いは控えるといいでしょう。オシャレを怠るようになったら交際当初は、彼女もいつもきちんとメイクをして、オシャレを心掛けていたはず。ですが、関係が落ち着き始めると、やや手を抜きがちに。そんな変化を見せられた彼は、彼女のだらしなさに不安を覚えることも。彼に対する否定が目立つ時交際が長続きするにつれて、気軽に彼を否定するような言動が増えがちです。例を挙げると、彼が遅く帰った日に「もしかして浮気?」と疑うようなことや、意見が合わない時に「あなたが間違っている」と断言することも。次第に否定されることが多くなると、彼の熱も冷たくなるかもしれません。気分屋の一面彼女の気まぐれな性格や短気な態度は、彼の気持ちを沈ませる可能性があります。物事に対する取り組みが中途半端に終わることが多いと、恋愛だけでなく将来に対しても不安を抱いてしまうかもしれません。その一方で、彼への一途な愛情をしっかりと伝えることができれば、彼も安堵感を持ちやすいでしょう。終わりに周囲の意見に左右されやすい彼女の行動に、彼はがっかりしてしまうことがあります。自分なりのやり方でストレスを解消し、落ち着いて過ごすことが、関係を長く持続させる秘訣かもしれません。(愛カツ編集部)
2024年04月19日シンガーソングライターの小林私が主催するライブ『絶対中止になるライブ』の出演アーティスト第2弾が発表された。本イベントは、小林が主催するイベントシリーズ「小林私の五日間」のvol.3。第1弾としてGanbare Masashige、小林右京、才能、三四少女、セルフィッシュガール、たべおてんちょう、ねもと。(from ちんばす)、まっこい、もののけ、鎧坂,、Roy’s clubの出演が決定していたが、新たに熊谷夏月、ニキ(Mlle.)、ボリ(ブランデー戦記)が参戦することが決定した。なお、5月18日(土) にはシリーズvol.4企画の公募ライブ『小林私とおまいら』の開催も決定している。<イベント情報>小林私主催イベントシリーズ「小林私の五日間」Vol.3『絶対に中止になるライブ 』vol.3『絶対中止になるライブ』ビジュアル4月24日(水) 東京・池袋Club Mixa開場 17:30 / 開演 18:00※チケット販売なし出演者:Ganbare Masashige、小林右京(歴史は踊る / Sad Happy Birthdays)、才能、三四少女、セルフィッシュガール、たべおてんちょう、ねもと。(from ちんばす)、まっこい、もののけ、鎧坂,、Roy’s club、熊谷夏月、ニキ(Mlle.)、ボリ(ブランデー戦記)Vol.4 公募ライブ『小林私とおまいら』vol.4公募ライブ『小林私とおまいら』ビジュアル5月18日(土)※小林私と一般公募者による対バンイベント【チケット料金】会場:3,800円配信:1,500円公式サイト:
2024年04月15日長年経過観察していた奥歯がとうとうヤバくなってしまいまして。(なんの話や)次の予約で抜歯するんですが、抜歯決定から恐怖心のあまり過食に走ってしまい、卒園式直前だというのに激太り。着る予定だった服の変更を余儀なくされてしまった、歯科治療恐怖症の、どうも私です。もうじき卒園式を迎える末っ子くん。少し前から自宅でもお歌の練習をしているのですが…久しぶりに聞いたその歌は、8年前、長男の卒園式の時にも歌われていた歌で!とっても懐かしくて聞き入っていたら…長男・長女・次男は同じ保育園だったのですが、卒園式の日には毎回同じ歌を歌っていたんです。3人とも年が近いこともあり(特に長女・次男は年子)、ほぼ毎年のように聞いていたその歌。末っ子の歌を聞き入っているうちに、3人の当時の様子が鮮明に蘇ってきて…もはやイントロの部分のみでも自分の意志とは関係なく涙腺が大破(笑)(長女も私と全く同じタイプで、この曲を聞くたびに自動で涙が出てきます 笑)歌だけでこうなのだから、本番はどうなってしまうのか…。化粧が落ちる前提で、いっそすっぴんで行った方がいいのか…!? と、わりと本気で考えてしまうほどに当日が心配な涙腺ゆるゆる母なのでした(笑)
2024年03月20日現在配信中のNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」のメインキャストのひとり、蒔田彩珠が自身のInstagramにて、アクション練習時の映像を公開した。賀来賢人が主演を務める本作は、この現代日本に忍びが身を潜めているとしたら…という、骨太なサスペンスドラマとスピーディーかつリアルな忍者アクションが融合した異色の忍びエンターテインメント。類い稀なる才能を持つ優秀な忍びでありながら、その優しさが仇となり、大きなトラウマを抱える俵家の次男・晴を賀来さんが演じているが、蒔田さんは、その俵家のひとりで、長女・凪を演じている。蒔田さんは、『万引き家族』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『朝が来る』「妻、小学生になる。」などに出演するいま注目の俳優。本作でアクション初挑戦となった蒔田さん。練習の映像が公開されると、「すごいです」、「かっちょいいぃぃぃぃ!」、「すげえ」、「キレッキレ」、「アクション作品もっと出て欲しい」などと驚きのコメントが多数寄せられた。2月15日の配信開始から1週間、「今日のシリーズTOP10」において、日本、インド、香港、タイなどを含む世界16の国と地域で1位を獲得した本作。フランス、ドイツ、イタリア、韓国などを含む世界46の国と地域ではTOP3に入っている。また、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)においても初登場2位(※集計期間:2/15-2/18まで4日間)を獲得した。Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」は配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月27日現在上映中の映画『ゴールデンカムイ』より、山崎賢人のアクション練習映像が公開された。山崎さんが演じているのは、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人・杉元佐一。今作では元軍人の杉元を演じるに当たり、約10kg体重を増量。真冬の川に飛び込むシーンや深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしで演じた。そんな彼の努力が垣間見えるアクションの練習映像が公開。空手や日本の武道に基づいた動きや、軍事練習にも励み、インタビューにて「模擬銃を買って、家でも銃を手に馴染ませるようにした」と語っていた通り、役作りに真摯に取り組んだ様子が映し出されている。また、馬そり上での二階堂役の柳俊太郎と激しいアクションを繰り広げるなど、練習ながらも手に汗握る映像となっている。なお本映像は、『キングダム』「今際の国のアリス」シリーズなどでもタッグを組んできたアクション監督・下村勇二自らが編集を担当している。2月13日までの公開25日間で観客動員数142万人、興行収入20.8億円を突破した本作。アクションが存分に堪能できる4DXは、明日16日(金)上映がスタートとなる。4DXでは、壮絶な二〇三高地をよりリアルに、猛き動物たちの強さをより近くに、大迫力のアクションシーンを最大級に体感することができる。『ゴールデンカムイ』は全国にて公開中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月15日現在公開中の映画『ゴールデンカムイ』より、主人公・杉元佐一を演じる山﨑賢人のアクション練習映像が公開された。本作は、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバルバトルアクション。1月19日(金) に公開されると、2月13日(月) までの公開25日間で、観客動員数は142万人、興行収入は20.8億円を突破している。山﨑演じる杉元は、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人というキャラクター。元々『キングダム』シリーズ、『今際の国のアリス』シリーズなどでアクションに定評のある山﨑だが、本作では元軍人の杉元を演じるにあたり、約10キロ体重を増量。さらには、真冬の川に飛び込むシーンや、深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしの体当たりで演じ、本人も舞台挨拶で「やれることは全部やりました!」と言い切っている。そんな山﨑の努力が垣間見えるアクション練習映像では、空手や日本の武道に基づいた動き、軍事練習に励む姿が。また、馬そり上での二階堂役の栁俊太郎との激しいアクションシーンなど、練習ながらも手に汗握る内容となっている。映画『ゴールデンカムイ』アクション練習映像<作品情報>映画『ゴールデンカムイ』公開中映画『ゴールデンカムイ』ポスタービジュアル公式サイト:映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月15日タレントのモト冬樹が11日に自身のアメブロを更新。ゴルフ練習場で遭遇した人物を明かした。2023年9月6日のブログで、モトは「舞台が終わったので気持ちを切り替えるために久しぶりに打ちっぱなしに行ってきました」とゴルフの打ちっぱなしに行ったことを明かし「またまた舘ひろしさんに会った」と俳優の舘ひろしに遭遇したことを報告。「元気そうな舘さんの顔を見るとなぜかうれしくなるんだよな」と述べ「元気でいられるって幸せだね」とつづっていた。この日は「元気な70代」というタイトルでブログを更新し「今年初の打ちっぱなしに行ってきました」と報告。「またまた舘ひろしさんと遭遇」と再び舘と遭遇したことを説明し「新年のご挨拶ができました」とつづった。続けて「この寒いのに元気ですねと言うとそっちもねと言われて」とゴルフ練習場での舘との会話を明かし「確かに、、」とコメント。「元気な70代です」と自撮りショットを公開し、ブログを締めくくった。
2024年01月12日韓国SBSが贈る初ガールズグループオーディション「UNIVERSE TICKET」から、第7話の予告映像がABEMAにて公開。第7話では日本人練習生8人を含む合計30人の中から、次のステージに進出する練習生が1次昇級式で発表される。また、“ブロンドガール”日本人練習生コトコの個人動画総再生回数が300万回を突破したことも分かった。本番組内では、韓国の国家番号である“82”という数字に意味を持たせ、K-POPアーティストデビューを夢見る82人の練習生が特別なミッションに挑戦。最終メンバーとして残った8人がデビューグループとなり、2年6か月間の期間限定で活動する。年内最後の放送となる12月27日(水)放送の第7話では、「LEVEL STATION(レベルステーション)」でのパフォーマンスバトルを終えた日本人練習生8人を含む合計30人の中から次のステージに進出できる練習生を発表する1次昇級式の模様を放送。39人で行われた「LEVEL STATION」では、日本人練習生のナコを含む合計9人が途中で脱落しており、現在以下の30人がデビュー候補として残っている。ナナ■練習生30人(韓国での50音順)ガビク・ギョリョンクォン・ウニョンキム・スミンキム・スビンキム・スジンナナ(日本人)ナルミ(日本人)ニジ(日本人)ミナリ(日本人)パン・ユナペ・イェラムペ・ハラムエリシアオ・ユナヨナユリ(日本人)イドタユイ(日本人)イ・ソヌイ・ウンチェイ・フランイム・ソウォンチャン・スアチョン・ジニョンジェイラ(日本人)ゼリーダンカジン・ヒョンジュコトコ(日本人)ホ・ソンビンファン・シウン「LEVEL STATION」で生き残った30人の練習生から、何人が次のステージに進出することができるのか?少女たちの運命が大きく変わる1次昇級式に期待が高まる。なお、「ABEMA」のK-POP公式Instagramでは、練習生たちの動画を続々と公開しており、日本人練習生コトコによる個人動画の総再生回数は12月26日現在で137万回を突破。公式YouTube、公式TikTokでも公開された個人動画の総再生回数は300万回を超えるなど、大きな反響を呼んでいる。放送回数を重ねるごとに注目を集めるコトコは無事に次のステージへ進出することができるのか、見届けてほしい。さらに、「ABEMA」では、第1話から4話までの見どころを15分にまとめた「15分でまる分かり!ユニチケ第1章」を独占無料配信中。「15分でまる分かり!ユニチケ第1章」は、初回放送から第4話までの見どころを15分に分かりやすくまとめたダイジェスト映像となっており、最初に行われた「1対1バトル」や、チーム戦で行われた「リベンジバトル」で披露された必見のパフォーマンスをはじめ、注目の日本人練習生も紹介されている。「UNIVERSE TICKET」は毎週水曜22時40分~ABEMA SPECIAL(字幕)、K-WORLD(通訳)にて放送中。※第1話から第4話は番組放送終了後も無料で視聴可能。(シネマカフェ編集部)
2023年12月27日11月21日に開催中止が発表された大型音楽フェス「X-CON 2023」。公式サイトでは、中止理由について「主催者側の都合により」と説明されている。「X-CON 2023」は“新時代のクロスカルチャー音楽フェス”がコンセプトの音楽フェスで、12月8日から10日の3日間にかけて、アニソン・HIP HOP・アイドル・VTuberなどの多ジャンルのアーティスト計60組が集結する予定だった。開催2週間前に突如中止を発表されたことに、SNS上では参加予定だった人から怒りの声が相次いでいる。《xcon運営ほんと許せないこんな直前で中止ってひどいな》《x-con運営さん。明確な中止の理由を教えてくれ、皆んなずっと楽しみにしてたのに、目前にして中止だなんて腑に落ちない》《XCONないの本当にむりです、かなりモチベにしてました、運営許せんです》そのいっぽう、こんな声も。《X-CONの代表者名、私でも知ってるくらいヤバい名前が上がってて納得した。そりゃ中止になるわ》《X-CON、めっちゃ怪しそうだったけどやっぱりそうだったのか…》《x-con やっぱりなという感じ。 チケットの配送、グッズ配送も無いし、会場ブッキングできていたかも怪しいし》と、中止について予想していたような意見も少なくないのだ。イベントの主催は「X-CON合同会社」、運営・制作協力には毎年夏に開催される「サマーソニック」などを運営する「株式会社クリエイティブマンプロダクション」が関わっていた。「サマーソニック」を手掛けた実績のある企業が制作協力に名を連ねていたのに、なぜ納得するような声が多いのか。そこには、主催会社のある社員の“前科”が大きく影響していると、音楽関係者は言う。「X-CON合同会社の業務執行役員として名を連ねていたのが、業界では良くも悪くも知られているN氏です。青森の裕福な実家で育ったN氏は、当時高校生だった’06年に自費で音楽フェスを地元で決行。当時10代のN氏に人脈やノウハウはほとんどありませんでしたが、実家の資金力と彼の熱意もあって、大物アーティストらが出演を快諾し、実現にいたりました。人気邦楽ロックバンドに加え、プロレスからアイドルまで幅広いジャンルの人々が集まるフェスとなり、その後は年々規模を拡大していき、音楽ファンにも広く知られることとなりました。しかし、フェスが話題になる一方で、N氏の周りではトラブルが絶えませんでした。フェス運営面のずさんさが度々指摘され、アーティストが怒りのあまり出演をキャンセルしたり、出演するあるアーティストに対してインタビューで『しょぼいバンド』と批判し、騒動になったこともありました。N氏のブッキングセンスや熱意はとにかく定評があるのですが、実際の運営についてはかなり評判が悪い。コロナ禍真っ只中の’20年8月に予定していたフェスも、結局直前で中止になっています。また、N氏自身もバンド活動をしていたのですが、解散と結成を繰り返しており、そのセンセーショナルなやり方には疑問を覚える人も少なくありませんでした」今回のX-CONでも中止前から“不穏な空気”が漂っていたーー。「間違った席のチケットが届いたり、チケットと同封されるはずのグッズが郵送されてこなかったりするなど問題があり、本当に開催されるのか不安視されていました。今回はかつてない規模ですし、N氏がどのような形で携わっていたかは明らかにされていませんが、またしても関わったフェスが大きな波紋を呼ぶ形となってしまった。N氏は主催会社のメンバーとして説明責任を果たす必要があるのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)果たして、N氏は口を開くのかーー。
2023年11月23日毎年、10月31日に行われる秋の祭り、ハロウィン。どんな仮装をするかを考えたり、カボチャで『ジャック・オー・ランタン』を作ったりと、楽しみにしている人も多いでしょう。ただ、ハロウィンを楽しみにしているのは、人だけではないようで…。ハロウィンに向けて、ある練習をする犬いくじ(@zknc_)さんは、一緒に暮らす愛犬の写真を、X(Twitter)に投稿しました。写っているのは、ハロウィンのために何やら『練習』している、ペットの犬の姿。実際の写真をご覧ください。目を天井に向け、口を大きく開き、人を驚かせようとするその表情は怖い…というよりもかわいい!犬は、来たるハロウィンに向けて、お化けの仮装を練習していたのです!白い布団を頭からかぶり、体全体でお化けになりきっているようですね。写真には、「怖いほどかわいい」「愛おしいですね」などのコメントが寄せられていました。人々に恐怖ではなく、癒しを与えることとなった、いくじさんの愛犬。きっと当日は、このお化けの仮装で、いくじさんから、たくさんのおやつをもらうのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年10月28日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言息子をスタメンにしたい親の暴走主人公の息子はバスケ部に入り、日々練習に打ち込んでいます。そして努力の甲斐があり、無事スタメンに選ばれました。しかし、選ばれなかったチームメイトの父親がそれをよく思わず…。「息子をスタメンにしろ」と監督に猛抗議し、周囲を困らせていたのです。さらに「あいつがスタメンに選ばれるのはおかしい!」と主人公の息子に文句を言う始末。ある日、練習試合の最後でシュートを外してしまった主人公の息子。その結果、試合は負けてしまいました。練習試合で失敗してしまった出典:モナ・リザの戯言主人公含め、周囲は「大会までに調整すればよい」と慰めたのですが…。家に帰ってからの息子は見るからに元気がなく、調子が悪くなってしまいます。問題さあ、ここで問題です。主人公の息子の調子が悪くなったのはなぜでしょう?ヒント「ある人物」の言動が原因でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「チームメイトの父親が裏で文句を言っていたから」でした。チームメイトの父親に「スタメンに入っておいて情けない」と言われた主人公の息子。心ない言葉に傷つき、試合後もずっと気にしてしまっていたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月24日ママもキッズも精神的に負担がかかることもあるトイトレ。できるだけ楽しく練習できたらいいですよね。今回【トイトレ】がテーマの絵本を母であり、モデルで絵本ソムリエのアンヌさんが厳選してくれました。ひとりでうんちができるようになる過程を描くものや、クスッと笑えるキャラが登場するものなど、いずれも子どもの気持ちに寄り添ってくれるお話。トイトレに挑戦前、または最中の親子はぜひ一緒に読んでみてはいかが?トイトレがテーマの絵本 01“ひとりうんち”の過程を描く『ひとりでうんちできるかな』『ひとりでうんちできるかな』作:きむらゆういち (偕成社) 対象年齢:0歳くらいから「表紙を開くとネコのミケが『うーん、うーん』。何をしているのでしょう。ページをめくると、おや! おまるでうんち。お次は小トリのピイちゃん。それから……。オムツからおまるへ、そしてトイレへとステップアップしていく過程をシンプルに描いています。いないいないばあのような仕掛けは、赤ちゃんが喜ぶこと間違いなし。ひとり立ちをサポートする『あかちゃんのあそびえほん』シリーズの一冊で、ロングセラーです。ボードブックで破れにくいのも嬉しいですね」トイトレがテーマの絵本 02焦らずゆっくりトレーニングしよう『うんちがぽとん』『うんちがぽとん』絵・文 アロナ・フランケル訳:さくまゆみこ (アリス館) 対象年齢:2歳くらいから「イスラエルの作家による大人気のトイトレ絵本。まあくんは、オムツにうんちとおしっこをします。それをお母さんがきれいなオムツと交換してくれます。ある日のこと、おばあさんがまあくんに大きなプレゼントをくれました。帽子かな? ミルクつぼかな? よく見るとおまるでした。そこで、まあくんは座ってみることに。でもまだまだ上手くできません。子どもに無理強いすることなく、オムツ卒業に導く作品。おしゃれな絵と楽しい展開で和みます。『でたかな? まだまだ』という繰り返しは、親子で掛け合いの台詞にしても」トイトレがテーマの絵本 03おしゃれな絵も魅力的『おしっこ おしっこ どこでする?』『おしっこ おしっこ どこでする?』作:レスリー・パトリセリ訳:大浜千尋(パイ インターナショナル) 対象年齢:2歳くらいから「おしっこしたいときはどこでする? そんな問いに、小さな『僕』がお手本を見せてくれます。最初は尿意を感じて、どうしようか迷います。でも、もうオムツでするのは嫌。そこでおまるにトライ。しばらくすると……大成功! その気持ちよさがとてもよく伝わる、可愛いボードブック絵本。バイリンガルなので、英語でも親しめます」トイトレがテーマの絵本 04ユニークなキャラと一緒なら頑張れそう!『おトイレさん』『おトイレさん』作・絵:きたがわめぐみ(教育画劇) 対象年齢:2歳くらいから「お髭を生やしたちょっとシュールなおトイレさん。みんなに自分を使ってもらいたくて、森を歩いています。すると、リスが現れシャーッとおしっこ。嬉しくなったおトイレさんは親父ギャグを放ちます。次にヘビが来て、うんちをポトン。それから小さなキリンさんもやってきて、トイレに挑戦。ユニークなおトイレさんの姿にお子さんの緊張がほぐれそう。トイトレ成功も間近になりそうな楽しい絵本です」トイトレがテーマの絵本 05やさしい絵と文がグッド『できるよできる しっこっこ』『できるよできるしっこっこ』作:西内ミナミ絵:和歌山静子 (偕成社) 対象年齢:2歳くらいから「初めの一歩はトイレでおしっこ。できるようになれば、オムツも外れ、どんどん自信が湧いてきます。セミもイヌも、大きなゾウもみんなおしっこするよとページをめくっていくと……。小さなゆうちゃんは、ほかにどんなものがおしっこするのか想像してみます。そしておまるの待っているトイレへ。『しっこっこ』というリズミカルな音が楽しく、小さい子にふさわしいシンプルな絵本です」トイトレがテーマの絵本 06ファンタジックなお話が素敵『じぶんでおしりふけるかな』『じぶんでおしりふけるかな』作・絵:深見春夫監修:藤田紘一郎(岩崎書店) 対象年齢:3歳くらいから「トイトレの最終段階は、用を済ませたあとどうするか。大人の手助けなく、ひとりでおしりを拭けるようにさせたいですね。そんなタイミングにおすすめの一冊。ひろきくんはトイレに行ってうんちをしました。すると便器が海に変わり、金色の船に乗って漂流することに。自分で拭けると意地を張っていると、船はどんどん小さくなっていきます。そして鬼のいる島に。やさしい鬼が、トイレットペーパーの使い方を丁寧に教えてくれるのです。ファンタジーのようでいて、とても実用的な作品。巻末の保護者へのアドバイスも参考になりますよ」トイトレがテーマの絵本 07真夜中のひとりトイレを描く『まよなかのトイレ』『まよなかのトイレ』作:まるやま あやこ(福音館書店) 対象年齢:4歳くらいから「真夜中、ひろこはおしっこがしたくなって、お母さんを呼びます。でも赤ちゃんのお世話で忙しそうなので、ひとりでトイレに行ってみることに。薄暗い廊下を見て、一瞬怖くなってしまいますが、ぬいぐるみのみいこに支えられて歩き出します。すると次々に動物が現れ、ドキドキワクワク。楽しいひとときに塗り替えてくれました。子どもの『身近な大冒険』を、気持ちに寄り添うように描いた暖かみのある一冊。オムツも外れ、昼間のひとりでトイレにもすっかり慣れた大きい子に」トイトレがテーマの絵本 08すっと理解できるわかりやすいストーリー『トイレトイレ』『トイレトイレ』作:©西村敏雄(小学館)「森の木の下にトイレがあります。動物たちは上手に使えるでしょうか。最初にやって来たのはサル。するりとうんちができました。次にクマ。しーしーとおしっこをします。それからゾウやワニなどが現れ、みんなキチンと水も流せます。最後に来たのはウサギ。ちょっと苦戦しますが……。小さい子にとって、ちょっと緊張するトイレ体験。暖かみのある西村さんの絵でバックアップしてくれるような一冊です」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2023年09月28日高羽彩の演劇プロデュースユニット「タカハ劇団」。その次回作で、昨年全公演中止となった『ヒトラーを画家にする話』をついに上演する。そこで脚本・演出の高羽と、板垣健介役の渡邉蒼に話を訊いた。インパクトのあるタイトルだが、創作のきっかけを高羽に訊くと…。「あるドラマの脚本を書いていた時、監修に入られていた現役の高校の先生から、『今時の高校生はアウシュヴィッツと聞いてもあまりピンとこない』と聞かされたんです。それ、絶対に良くないじゃん!と思って。若い世代の人がヒトラーを知るきっかけに、そして自分事として捉えて欲しいと思ったことが大きな動機です」美術大学4年生の3人が、ひょんなことから1908年のウィーンへタイムスリップ。青年ヒトラーと出会い、彼を画家にして独裁者への道を断とうと奮闘する物語だ。渡邉が演じるのはその美大生のひとり。「これは僕が高羽さんの脚本が大好きな理由のひとつですが、変に学びを強要したりせず、温かさのある作品だと感じました。板垣に関しては、渡邉蒼の心に正直に演じられる役だなと。ただのタイムスリップアドベンチャーにしないためにも、お客様を置いてけぼりにせず、一緒に肩を組んでラストに行くためにも、大切な役割ではないかと感じています」前回、上演直前まで稽古を重ねたメンバーは、誰ひとり欠けることなく今回も参加。「奇跡のようなカンパニーだと思います。若い方たちは物怖じせず、自分たちからアイデアを持ってきますし、大人たちはその熱に水を差さないよう構えていてくれる。その中で渡邉さんは、相手に与えることも出来るし、受け取ることも出来て。役者として完成している感じは、とても最年少とは思えないほど。たぶん人生5周目に突入していると思います」と高羽は笑う。渡邉は「自分ってすごく普通な人間だと感じます」と自己分析するが、本作にそれはプラスに働きそうで…。「僕ら美大生3人って、トリオ史上最も頼りないトリオだと思うんです(笑)。でもそれがある意味リアルですし、観た方もかつての自分に重ねられるところが多いのではないかと思います」。さらに高羽は、最後にこう語る。「歴史は他人事ではなく、劇場にいる一人ひとりの選択の積み重ねによって作られている。その事実を、今一度思い出してもらえたらと思います」またタカハ劇団では、「選択肢の多様性が社会の豊かさ」という高羽の想いのもと、鑑賞サポートも充実。ぜひ必要な方に届いて欲しい。公演は9月28日(木)~10月1日(日)まで。取材・文:野上瑠美子
2023年08月24日7月21日(金)公開の映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の来日キャンペーン中止が決定した。米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)が、7月14日午前0時(太平洋夏時間)よりストライキの実施決定に伴い、撮影や宣伝活動を行うことができなくなった組合員。これに伴い、本作の日本ツアーが中止に。7月17日(月)に予定していたレッドカーペット・イベント、ジャパンプレミア舞台挨拶付上映の舞台挨拶、7月18日(火)に予定していた記者会見は中止。一方、ジャパンプレミア試写、ジャパンプレミア全国IMAX一斉上映は、予定通り行われるという。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月14日事前に練習内容を共有しないのでアシスタントコーチの準備が無駄になったり、練習でしてないことを試合で求める年上コーチ。練習も単調で子どもたちの成長が見えづらい。いくつか改善したら子どもたちの楽しさも増幅すると思うのでお願いしたいが、年上コーチと上手く付き合い方が難しい......。と悩むスクール代表からのご相談をいただきました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、コーチ間のコミュニケーションについてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<絶えず口ゲンカ、相手の気持ちを考えない、準備・片付けをしない子どもたちの意識改善をどうすればいいか教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。私はサッカースクールを運営している者です。コーチスタッフは10代から50歳代の幅広い年齢層です。私はスクール運営・代表として、各年代(U-6からU-13以上)で自分のチームの選手に合う練習方針を考えております。しかしながら50代のコーチの指導方法(U-12以上担当)に疑問を持つ事が増えてきています。気になることがあれば対話をしていきましたが、あまり改善がみられません。やはり年下の私(40代)から指示されることが気持ちよくないのでしょうか?これまでにあったことです。・事前に練習内容を共有しないので、アシストコーチの準備が無駄になった・声かけが曖昧で「一生懸命やる」を紐解いて伝えてほしいが、具体的な説明をしない・練習でしてないことを試合で選手に要求するので、選手はコーチの指示でしか動けなくなる・練習が単調で工夫が見られないため、選手たちの成長が見えづらい今までたくさんの選手を見てきてくれたことに対する感謝や、送迎などたくさんやってきてくれているため、こちらもしっかりと言い出せない部分もあります。そして何より教わっている子どもたちは「楽しい」と発します。運営者としては、「もっとこうしたら子どもたちの楽しいは増幅するだろうし、成長速度も変わり卒業してからでも色々な所でサッカーを楽しめる」と思っているため、改善をお願いしたく悩んでいます。年上50代のコーチスタッフとの正しい付き合い方のアドバイスを頂けたらうれしく思います。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。選手と指導者との間に円滑なコミュニケーションが必要であるように、コーチ間の共通理解は重要です。その点からすると、ご相談者様のお悩みは、やはりコミュニケーションの問題だと感じます。■修正を求めるときは、こちらがどれだけ心を開くかがカギ相手にいわゆる修正を求めたり、新しいものを提案する場合は、こちらがどれだけ心を開くかがカギになります。例えば、50代のコーチスタッフを攻撃するような言い方ではなく「みんなでより良くなりたいから、こんな考え方はどうでしょう?」といった表現で話をしてはいかがでしょうか。逆に、「どうして変わらないのか?」「時代が違います」というような否定的な言い方では、コミュニケーションができません。基本的な構えとして、この50代のコーチが言うことを聞いてくれないという感情をもって話してしまうと、なかなか伝わらないでしょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■正論であっても言い方によってはすんなり納得してもらいづらいご相談文に書いてあるように、チームの子どもたちは楽しいと言っています。であれば「子どもたちは楽しいと言ってくれているのでいいチームだと思う。ただ、もっとよりよくするためにこうしませんか?」「ここを話し合いませんか?」「僕らももっと学び合いたい」と提案することをお勧めします。あるいは「子どもがうまくなる」「こんなふうにしたほうがもっと楽しくなるかもしれません」という言い方です。私自身、「子どもに対する言い方がやさしいですね」とよく言われます。それは、相手のことを正しくリスペクトしているからだと思います。さらにいえば、その姿勢は大人に対しても同じです。私はこう思いますけどいかがですか?という言い方をします。それ間違っていますよとか、そうじゃなくてこっちがいいですよみたいな言い方はしません。もしそれが正論だとしても、言い方によっては、すんなり納得してもらいづらいからです。■本人が言わないのなら、こちらから尋ねるなど歩み寄りをまた、ご相談文に「練習内容を共有しない」「一生懸命やれと言う言葉を紐解いてほしい」といったことが書かれていますが、まさにコミュニケーションの問題です。例えば、その50代のコーチが何も言わないのであれば、周りのコーチたちも何も準備しなければいいのです。あるいは準備が必要だと思えば、「何が必要ですか?」と尋ねればいいと思います。「準備が無駄になる」と書かれているということは、そのベテランコーチに何も聞かずに準備しているようです。他のコーチはアシスタントなのですから、核になるメインのコーチにいったん聞く必要があります。もしかしたらメインコーチは「何も聞いてくれない」と思い、アシスタントの方々は「何も言ってくれない」と考えているのかもしれません。ひと言「今日、どうしますか?」と聞けば住む話です。「一生懸命の意味」についても、尋ねればいいことです。子どもがさぼっているのか、やっているけれどいまひとつ夢中になっていないのか。例えば「考えながらやれ」の一言でも、「何を見て、伝えたのですか?」とやんわり尋ねてみてはどうでしょうか。こちらから歩み寄る必要があります。■コーチ同士のミーティングで提案するという手も「練習でしてないことを試合で選手に要求するので、選手はコーチの指示でしか動けなくなる」についても、そのことをかみ砕いて実例を挙げて話してみましょう。「こないだこんなことがありましたが、子どもたちが指示でしか動けなくなるかもしれないと少し思ったのですがどうでしょう?」コーチのミーティングやコーチ会議など、皆さん行っているはずです。その場で提案してもいいかと思います。「すべてを教え込むのではなく、子どもたちが自分で考えて学んでいくことに軸足を置いた指導ってどうでしょうかね?」■指導者間のコミュニケーションが取れている方が、子どもも楽しくサッカーができる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)つまり、「すべてを教え込むのではなく、子どもたちが自分で考えて学んでいくことに軸足を置いた指導ができていない」とか「そこに転換すべきだ」といった主張ではなく、あくまで提案です。そのような視点で「練習が単調で工夫が見られないため、選手たちの成長が見えづらい」ことについても「もっと楽しくなる練習ってないですかね?」と提案してみましょう。コーチ同士のコミュニケーションがとれているほうが、子どもも気を遣わず楽しくサッカーができるはずです。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年07月14日ベトナムが、グレタ・ガーウィグ監督×マーゴット・ロビー主演作『バービー』の公開を中止したことを受け、同国に続く可能性をほのめかしていたフィリピンが、最終的に公開を決めたという。フィリピンはベトナムと同様、『バービー』のワンシーンに出てくる世界地図を問題視していた。地図には中国が南シナ海における領有権を主張する「九段線」が描かれているように見えるからだ。しかしフィリピンは12日(現地時間)、「議論を呼んだシーンが、『九段線』を描いていないと確信している」と声明を出し、地図については「バービーがバービーランドから現実世界へと旅する架空のルートを描いており、ストーリー上必要なものである」と理解を示す姿勢を見せた。よって公開は許可されるが、配給元のワーナー・ブラザースに地図にぼかしによる修正を施すよう求めているとのこと。ベトナムが公開中止と報じられた数日後、ワーナーは地図に対し「何かに対する声明を意図したわけではありません」と、“政治的な主張”を否定していた。『バービー』はフィリピンでは7月19日、北米では7月21日、日本では8月11日に公開される。(賀来比呂美)
2023年07月13日平日はサッカー経験がない保護者が数人で見守りをしているチーム、高学年は自分たちで練習メニューをこなしたりするけど、低学年は遊んだりケンカしたりで練習せず時間が過ぎてしまう。親たちもどう声かけして良いかわからない。低学年もちゃんと練習してくれるようにするにはどうしたらいい?とのご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、アドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<点取り屋がいなくなって決定力ガタ落ち、今いる選手で何とかして優勝する方法を教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。小学校の1年生から6年生までが所属するチームの父母会長をしています。私自身は指導者という立場でないのですが、ご相談を送らせていただきました。私たちのチームは、子どもの頃に多少やっていた経験はあるけれど基本的にはサッカーの素人である父母が指導やコーチにあたり、週に月水金の練習と土日は練習若しくは大会出場しています。相談したいのは、低学年の練習のさせ方を教えてほしい、です。土日の練習や大会の指揮は、監督や前述した多少サッカーを知っている父母コーチが行いますが、平日3日間は当番のお母さんが2人いて練習を見守ります。練習時間は16:30~18:30の2時間、土日は8:30~11:30です。高学年は比較的自主性があり練習メニューをこなしますが、低学年はできません。遊びや喧嘩で時間が過ぎます。世間では低学年でもちゃんとできる子たちもいると思いますが、たまたまうちのチームにはそういう子が集まっているだけなのでしょうか。お母さんたちもどう声掛けしてよいか分からなくて困惑しています。何か良い方法はないでしょうか?<池上さんからのアドバイス>この相談文を読んだときに、まずは「こんなに練習しているんだ」と驚きました。小学1~2年生の子どもたちが週5回もやっています。これだけの回数で練習が組まれているのであれば、一回の練習をもっと余裕のある楽しいものにする視点で考えませんか。例えば、もっと試合ができるような環境にしてあげてください。練習の最初からどんどんゲームをしてもらいます。審判は必要ありません。子どもたちにジャッジさせてください。彼らができるだけ自由にサッカーを楽しめる環境を目指しましょう。■スポーツの練習=しっかり学びにつながることをしないといけないという事ではないスポーツの練習というと、大人たちはそこで何かを学ばないといけない、しっかりやらないといけないという脅迫強迫観念に似た感覚に陥りやすいようです。そうではなく、子どもたちが楽しく試合をやってる間に、ひと月、ふた月と経つうちにどんどん変わっていく姿が見られるはずです。どうしても何か手を加えたいということであれば、試合の人数を変える(3対3を4対4にするなど)、ゴールの数を二つではなく四つにするというように、試合のオーガナイズを変えてください。試合はもちろん全員が平等に同じ時間プレーします。そうすれば、見守り役のお母さんたちにとってもそんなに難しくないはずです。もし、見ていて誰かが楽しくなさそうだったら、子どもたちにひと言言ってあげてください。「サッカーはみんなでやるものだから。みんなが楽しくなるようにやろうよ」と。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■子どもたちが自分から練習について言ってきたらちゃんと聞いてあげるまた、もし子どもたちが自分たちから何か練習したいと言ってきたら「何がしたいの?」と聞いてあげてください。彼らがそのとき一番したいものをやってあげればいいかなと思います。シュートかもしれませんし、パスかもしれません。「じゃあ、どんなことをするの?」とまた聞いてあげればいい。お母さんたちが見守るとしたら、それで十分だと思います。実はこの環境設定だけをする、オーガナイズをすることで技術を習得できるという考え方は、ここ最近の新しいコーチングの流れです。放任とか放置ではなく、実は最先端であることをご相談者様は知っておいてほしいと思います。■学年を混ぜて練習すると、両方にとって成長になる加えて、平日練習3回のうち1回は、低学年から高学年まで全部が混ざってやる。そういう日も作れると良いでしょう。チームがどんなグランドでやっているのかはわかりませんが、そんなふうに高学年の子たちが低学年を教えることは両者にとってすごく勉強になります。低学年は高学年のお兄さんやお姉さんのようになりたいと思うし、高学年は相手のことを考えて丁寧にパスを出したり、コーチングすることを覚えます。これは同級生の横割りだけの練習よりも身につきやすいものです。■大人目線での短期的な上達具合に注目しすぎないことひとつ気をつけてほしいのは、大人の目で短期的に見て上手くなっているか、伸びているか?に注目しすぎないことです。サッカーが楽しくて仕方がない子どもにすることを目指してほしいのです。私がよく使うのは「その遊びをするなら、公園に行ってくださーい」というフレーズ。ここはサッカーを楽しむ場所ですよと子どもに伝えます。とはいえ、遊びや喧嘩で時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。そんな時間が必要なときもあります。そういう姿を見ても、大人は怒らずに「じゃあ今日はやらなくてもいいよ。また次に来たときにちゃんとやればいいよ」と言ってもいい。例えば、そんなにもめるなら違うことしようっていう提案をしてあげてもいいでしょう。私も「じゃあ、ドッジボールでもするか」と違うことをやらせたりします。体を動かす遊びであれば鬼ごっこでもよいのです。そうやってドッジボールするときは「じゃあ、3回戦にしよう」とある程度の時間を決めます。それが終わったら、サッカーの試合にするね、みたいなことを言ってからドッジボールをやります。■試合ばかり続けたチームの1年後は......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後に、実際にあった話をお伝えします。2000年代にJリーグクラブの元選手だったコーチが、Jクラブで小学6年生のひとつのクラスを1年間指導しました。練習で1年間ずっと試合ばかりしたそうです。保護者からは相当の量のブーイングが来たようですが、続けました。ところが1年後、そのコーチのクラスから一番多くジュニアユースに上がったのです。まさしく試合で使えるものを、試合で学んでいくことの証です。見守りのお母さんしかいない練習は、まさしく大人が消えている環境です。試合の人数や形をどんどん変える部分だけやっていただければいいと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年06月17日アメリカ時間先月2日に始まった全米脚本家組合(WGA)のストライキの影響を受け、『The Penguin』『Daredevil: Born Again』の撮影が中止された。コリン・ファレル主演の『The Penguin』は配信会社Max(旧HBO Max)、チャーリー・コックス主演の『Daredevil: Born Again』はディズニープラスのオリジナルシリーズだ。どちらも2024年の配信開始が予定されている。ストライキ開始後も撮影を続行させてきたが、ほかの多くの作品同様、ついに中止となった模様。スタジオや配信会社の代表AMPTPとWGAは話し合いのテーブルにもついていない状況で、ストライキの終わりは見えない。また、全米俳優組合(SAG-AFTRA)とAMPTPの現行の契約も今月末で切れる予定で、彼らの間でも交渉が難航した場合、7月1日からは俳優のストライキが始まる可能性もある。文=猿渡由紀
2023年06月15日FC市川GUNNERSが2024年度レディースチーム練習会&セレクションを下記の通り実施致します。千葉県1部リーグ/2部リーグに2チームで所属しています。<練習体験会>・日程※複数回参加できます。7月8日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)7月15日(土)17:30~19:00 (説明会17:00~)7月22日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)・練習内容FC市川GUNNERSのプレーモデルに基づいたメソッドでのトレーニングメニューを体験していただきます。・参加費無料<セレクション>・一次セレクション※複数回参加できます。8月19日(土)18:00~20:008月27日(日)17:00~19:00・募集対象現小学6年生(新中学1年生)・セレクション内容フィジカル測定及び試合中心となります。・参加費1,000円(当日徴収させていただきます)・会場北市川フットボールフィールド(市川市柏井町4-294-5)・お申し込みFC市川GUNNERS レディースチーム練習体験会&セレクション※下記の画面が表示されて詳細に行けない方は、画像右上の×印(赤枠部分)を押してください。
2023年05月24日ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが主演するインディーズ映画『The Island』が、撮影開始直前に中止になった。7月1日に全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに入るかもしれない恐れがあり、保険会社から拒否されたことが理由。フェニックス、マーラ、パヴェフ・パブリコフスキ監督(『COLD WARあの歌、2つの心』)はロケ地のスペインに入っていたが、帰宅することになった。この映画をつくるという彼らの意志は変わっていないとのことだ。全米脚本家組合(WGA)は今月初めにストに入ったが、スタジオや配信会社の代表AMPTPとのへだたりは大きく、進展の様子はない。監督組合(DGA)も現在の契約終了を前に、AMPTPとの交渉を進めている。文=猿渡由紀
2023年05月24日現在3年生の息子。2年生から一人でスクールに行けず、親がいなくなると大泣きし一緒に練習を見学するようになった。練習参加できなくなって1年、本人も参加できない理由がわからないようだが、サッカーは好きで辞めたくはないという。こんな状態の息子に今後どう対応したらいい?と悩むお母さんからのご相談をいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがどうすればいいか3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<上達しない、自主練習しない、試合中ぼーっとする息子をどうすればいいの問題<サッカーママからのご相談>3年生の子がおります。 1年からサッカースクールに週1通っていますが、 2年生に上がってから1人でスクールに行けず練習にも参加できなくなり、わたしといつも見学をしております。無理矢理連れて行くというより 自らユニフォームに着替えて参加はするのです。コーチには「私に任せて預けて欲しい」と言っていただくのですが、私が居なくなると嫌だと大泣きをし わたしもなかなかその場を離れられずにいます。そんな中でも泊まりの合宿は行く、とこの冬の合宿に参加をし、大会でもメダルをもらえとても喜んでいました。大会にもっと出たいとも話していました。(大会はイベントがあるときくらいで片手でおさまるくらいです)家でもずっとボールで練習をし、試合も大好きのようですが練習に参加できずもう1年が経ちます。本人も参加できない理由がわからないようです。辞めようかと伝えても辞めたくないようです。いまは、気分乗らないときは休んでいいよ、自分で決めなねというスタンスでいます。それでお休みしたこともあります。このような状態の息子に、今後どのように対応したらいいのか......。と考えてしまいます。どうかアドバイスいただけないでしょうか。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんの対応、素晴らしいです。お母さんが「辞めようか」と伝えても、息子さんは「辞めたくない」と言った。そこで「気分乗らないときは休んでいいよ」「自分で決めなね」と伝えています。お母さんは「どう対応したらいいか」と相談されていますが、今のままでいいのです。この姿勢をぜひ維持してください。そのことを念頭に置きつつ、以下三つほどアドバイスをするので参考にしてみてください。■母子分離ができていない状態なのかもしれないひとつめ。ご自分の子育てを一度振り返ってみましょう。短いご相談文の中だけでは判断できませんが、読んだ感じではお子さんは母子分離がまだできない状態なのかなと思います。母子分離は子どもが成長すれば解決します。ただ、親のほうも自分のこころと会話してみてください。例えば、「子どもに良かれ」と考えてあれこれ世話を焼く過干渉な親になっていないか。このタイプは「母親である私が世話を焼かないとうちの子はダメ」と思い込んでいます。つまり、心理学でいうところの「基本的信頼の欠如」になります。この「親が抱える不安」という名のストレスが子どもにストレートに伝わると、「一番自分を理解してくれているはずの親にさえ心配されるダメな僕」という「子不安」につながる可能性が高くなります。入学したばかり、もしくは転校したばかりの学校に行くときや、何か苦手なことに取り組もうとするとき。子どもが腹痛や頭痛を起こしたり、おう吐することがあります。幼稚園や保育園に入園してすぐの登園時に泣いてしまう。それらは分離不安障害と言われるもの。親不安→子不安のメカニズムによって起きると考えられています。親が自分の過干渉を認識できず、心理的に母子分離できない場合、中学や高校、大人になってから問題が生じることが少なくありません。ここは一度、お母さんが息子さんに対する気持ちを整理してみましょう。心配していないか。不安に思っていないか。否定的に見ていないか。そういったことを子どもの前で口に出さなくても、子どもには親の気持ちは伝わるものです。以前、少年サッカーのコーチが「よく転ぶ子ども」の話をしてくれました。ピンチになったり、難しい局面になると転ぶ。よく見ると、どうも自分からわざと転んでいるように見える。もっと観察していくと、その子の両親ともに非常に結果にこだわる方だったそうです。「サッカーはミスをするスポーツです。ミスは絶対に怒らないでください。不満そうなそぶりも見せないで欲しい」と言ってお願いしたら、子どもの転倒は減ったそうです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■合宿に行けたのは大きな進歩一緒に喜んで褒めることが子どもの信頼につながる二つめ。不安になるのはお母さんだけではありません。私も子育てしているときはいつも不安でした。何人子どもがいても親は初心者です。不安なのはみんな一緒です。そのなかで、目の前の子どもが少しずつ成長すると、親も信頼できるようになります。私が先ごろ企画構成した『高学歴親という病』(成田奈緒子著・講談社α新書)で、著者の成田先生も「子育ては、不安を信頼に変える旅」とおっしゃっています。学齢が進むにつれ、子どもは家庭の外でさまざまな刺激を受けながら、親から離れていきます。親もわが子の手を離すことができます。そのための儀式をサッカーでやっているのだと考えましょう。ユニフォームに着替えて参加はする。でも、お母さんから離れられない。そんななかで泊りの合宿に行ったのは大きな進歩です。メダルをもらえて喜んでいたのなら、ぜひお母さんも一緒に喜んであげて、合宿に行けたことを褒めてあげてください。それこそが信頼につながります。■他の子と同じようにできなくても子どもがサッカーを好きなら続けさせて(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。息子さんを肯定してください。「家でもずっとボールで練習をし、試合も大好き」とあります。サッカーを好きだという気持ちは十分育っています。どうぞ、練習ができないのならやめようではなく、続けさせてください。しかも、良いコーチに恵まれているようです。「私に任せて預けて欲しい」と言ってくれるのであれば、一緒に見守ってもらいましょう。お母さんはひとりではありません。どんどん自分の悩みや困りごとは外に発信して、助けてもらってください。初心者マークの車が走っていると、周りのドライバーは親切にします。親切にしてもらったら、自分も困っている初心者ママに親切にしてあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年05月17日リフティングなど技術が苦手なのに自主練を促しても「できない」と言う。上手くなりたいと言うのにアドバイスすると怒るし、褒めると調子に乗り練習しない。他の子はどんどん上手くなっているのに、自分の子は口だけで上達しないのでどうしたらいいかわからない。どうすればいい?というご相談をいただきました。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、いまお母さんがどうすればいいか3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<他の子と差をつけられている息子、試合に出るとがっかりされるしツライ。我が子を心から応援できません問題<サッカーママからのご相談>初めまして。息子は小3年生でサッカーを始めて1年半になります。近所の子どもたちが集まっているサッカーチームなので、友達と一緒にできると言って通っています。リフティングなどの技術が苦手で、自主練をしようと言っても「できない」と言ってすぐに辞めてしまいます。試合や試合形式の練習では積極的にボールを行かずに来たボールだけ蹴るという感じなので、やる気がないと思われており、すぐにコートから出されてしまいます。本人に聞いても「やってるもん」しか言いません。親もサッカー経験がなく、仕事で時間がないため具体的なアドバイスができず。本人がもっと上手くなりたいというので別のサッカースクールにも通わせているのですが、そこでもすぐに友達と話したり、ドリブルでも最後までやらずに諦めてコースから外れてしまったりしています。親がサッカー経験のある方のお子さんはどんどん上手くなっているのに、うちの子は上達せず、本人も口だけでやらないので、どうしていいのかわかりません。ボールが怖いとか、うまい子ばかりで卑屈になっているのであれば辞めればいいとも言っているのですが、上手くなりたいとは言いますが、それに向けて練習をしようとはしないのでイライラしてしまいます。親がアドバイスを言わないほうがいい、褒めたほうがいいといいますが、アドバイスすると怒る、褒めると調子にのり、練習しないという感じになるので、どうしていいかわかりません。誰よりも上手になってほしい訳ではないのですが、試合中ぼーっとするのだけはやめてほしいのですが、どうすればいいでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。息子さんが自主練をしない、積極的にボールにかかわらない、スクールで友達とおしゃべりをする、ドリブル練習を最後までやらず諦めてしまう......目の前のわが子の立ち振る舞いにイライラしてしまう気持ち、とてもよくわかります。私の息子も、他の選手が一生懸命走っているのに走れない子でした。下を向いたまま歩く姿を一緒にビデオで観ながら「なんで地面見てるの?ボール見なきゃダメじゃん」と怒っていました。でも、そうやって怒ったことをあとで後悔し、私は自分を変えました。なぜならば、親がガミガミ言ったとて子どもが変わることはあり得ないことを、脳科学や心理学を学んで理解したからです。■「そんなことじゃ○○だよ」と発奮させる危機感をあおって頑張らせるやり方では、努力が長続きしない脳科学の先生に「一発学習」と「強化学習」の違いを教えてもらいました。別名「恐怖学習」と呼ばれる一発学習は、子どもがうまくいかないとき「そんなことでは万年補欠だよ」とか「次の試合に出て活躍しないとクラブはやめさせるよ」などと脅したり、恐怖をもって追い詰めることで子どもを発奮させて学習を頑張らせるやり方です。それをすると、一発で子どもが頑張って走ったり、勉強であれば一瞬成績がアップします。ところが、恐怖という刺激を与え続けなければ子どもは発奮しないので、長続きしません。しかも、与える恐怖はどんどん強度を上げなくてはいけません。子どものほうが怒られ慣れてしまうからです。一方の「強化学習」は、子どもが自分から取り組める環境を大人側が設定します。ミスを責めない。ほんの少しの進歩を褒めて認めることで、子どもが心地よく過ごせるよう努める。何かに対しなかなか取り組まなくても、自分でやり始めるまで待ってあげる。そのような大人の姿勢があってこそ、子どもは自分で主体的に動き、さまざまな学びを獲得するわけです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■親御さん自身の「気づき」がなければ、お子さんを変えることもできないそのような話をしても、お母さんには通じないかもしれないと私は考えています。恐らく「そんなきれいごとを言われても......」と困っているのではないでしょうか。私から「これが正しい子育てだからこうしなさい」と言われても、頭でわかっていてもできないよ~となっていませんか?お母さん自身が「今のやり方じゃダメだ。このままじゃ息子をつぶしてしまう。やり方を変えよう!」と自ら考えなくては、強化学習をほどこす親にはなれません。この感情は、実は息子さんも同じです。自主練も、練習を一所懸命にやることも、息子さんが「これをできるようになりたいから自主練しよう!」とか「このメニュー、面白いから、下手だけどやってみよう」となることが重要です。■アドバイス①いま目を向けるのは子どもではなくあなた自身「頑張れない子」を育てているのは誰?以下、三つほどアドバイスさせてください。ひとつめ。息子さんに対してではなく、自分に矢印を向けましょう。お母さんの相談を読むと、息子さんへの苦情がずっと続きます。「うちの子は上達せず、本人も口だけでやらない」「上手くなりたいとは言いますが、それに向けて練習をしようとはしない」「試合中ぼーっとするのだけはやめてほしい」お母さんは息子さんを「ダメな子」と感じているように映ります。15年ほど前になりますが、都内のサッカースクールで指導していた30代のコーチが私にこう言いました。「少年サッカーの現場では、指導者が子どもをめちゃくちゃ叱りつけています。馬鹿とか帰れとかめちゃくちゃですよ。試合になると、今度は親までが子どもに『なんで頑張らないの!?』と怒っています。でも、そういう子どもを育てているのは誰なんですか?って僕は思う。天に唾(つば)してるわけですよね?」とても言いづらいことですが、お母さんも同じかもしれません。天に吐いた唾は自分にかかってきます。まずは「どうしたら自分は良い親になれるのか」を学びましょう。例えばこの連載は今回で157回になります。良かったらアーカイブを読み返してみてください。お母さんと似た相談をしている人は少なくないので、必ずやためになるヒントが落ちているはずです。逐一息子さんができないこと、ダメなことに対して矢印を向けるのではなく「自分は親としてどうあるべきか」を考えてください。自分がどうあれば、目の前の子どもは伸びるのか?そこを考えましょう。■アドバイス②自己肯定感が身につけば自分からやり始める子どもを信じてひたすらまとう二つめ。具体的には、息子さんと距離をとることを勧めます。私の場合も「親は何もしない」でした。口出ししない。わが子を信頼して、本人がやり始めるまでひたすら待つ。こちらが信頼し始めると、親のこころの変化に敏感な子どもはそのことに気づきます。言語化はできないけれど、何となくママは自分を信じてくれている、と感じ始める。そのことが息子さんの自己肯定感につながります。自分を肯定して自信をつけた子どもは自走します。逆に、親から信頼されない子どもは、なかなか自分から取り組めないのです。■アドバイス③大人が変われば、子どもは変わる子どもを信頼すること(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。私はダメな親なんだと落ち込む必要はありません。子育ては誰もが初心者です。仕事など、どんなことも経験を積みトライ&エラーを重ねてスキルを伸ばして一人前になりますよね。ところが、子育てはずっと初心者マークをつけたままです。第一子でも、第二子でも同じです。初心者マークははがれません。なぜならば、相手が違います。私たちは10人産んでも初心者です。だから、子育ては大変。ただ、だからこそ面白いのです。ただ、目の前の個体(子ども)は違っても、普遍的な子育ての軸は存在します。例えば、上述した「信頼する」ということ。そういったスキルを磨いてください。まずは何かを強制したり、指示命令するのをやめましょう。ボーっとしているのを見るのが嫌なら見なければいいのです。親御さんたちは「嫌なこともやらなきゃいけないこともある」と言って、子どもに強制しがちです。そうなると、大人は自分のやり方が間違っているのに「怒られ慣れちゃって、本当にダメなやつだ」と子どもを責めますね。いつまでたっても矢印は子どもに向いたまま。大人は変わることができません。30年間、育成や子育ての現場を見てきた私は断言できます。親が変われば、子どもは変わります。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年05月10日グローバルボーイズオーディション番組「BOYS PLANET」最終回に向け、ファイナル進出が決まった練習生たちを紹介。日本人唯一のデビュー圏内・元YG練習生の佳汰はデビューの夢を叶えられるのか?快進撃を見せる“憑依型アイドル”ユン・ジョンウ、新たな挑戦に期待が集まるイ・フェテクら、練習生たちのパフォーマンスをふり返った。4月20日(木)、デビューメンバー9名が決定する最終回を迎えるにあたり、SNSを中心に連日練習生の名前がトレンド入りし、“推しへの投票の呼びかけ”を促す応援コメントが多数寄せられている現在。そこで、第8話で放送された第3回生存者発表式前に行われた「アーティストバトル」の楽曲チームごとに、デビューへの道を駆け上がる練習生たちを最新順位とともに紹介する。ゲームの世界のような「Switch」ポップな曲調のオリジナル楽曲「Switch」を披露するのは、第6・7話で行われた「デュアルポジションバトル」にて、それぞれのチームで1位を獲得した練習生が4名いた実力派チーム。メンバーは、第3回生存者発表式順位で4位のキム・テレ、6位の佳汰(KEITA)、11位のパク・ハンビン、15位のユン・ジョンウ、ぎりぎりの生存となった18位のナ・カムデン、そして惜しくも脱落してしまったジャン・シュアイボーの6名で構成された。★キム・テレ(4位・デビュー圏内)これまでのミッションで主に高音が伸びやかなボーカルを武器としてきたキム・テレは、練習中に苦手なダンススキルが浮き彫りになり、マスターから「その調子なら踊らなくていい」と一蹴されてしまう場面も…。チームメンバーのパク・ハンビンによる指導を素直に受け入れながら熱心に練習を重ね、本番ではマスターから「テレ、本当に上達してる」など高評価を得た。さらに練習中やビハインド映像では、メンバーの中で最年少であることから“愛されマンネ”として扱われる様子に、SNSでは「マンネかわいい」「猫耳キムテレ最高」など可愛らしいキャラクターへの反響も多く寄せられていた。「Back Door」(Stray Kids)のようなクールな曲から「Man In Love」(INFINITE)のようなバラードまで幅広いコンセプトをこなし、愛されキャラクターも魅力だ。★佳汰(KEITA)(6位)日本人唯一のデビュー圏内順位を維持する実力者の佳汰は、チーム決めの際に人数調整のために別のチームを追い出されたことで自信をなくし、「Switch」のパート決めの際には、得意とするメインラッパーにも志願せず…。全練習生の中で最も長い9年もの練習生歴を持つことから、振り付けを担当したパク・ハンビンからダンスのオリジナルアレンジを求められると、アイディアを出し合いながら軽々と魅力的な動作を加える場面も。第3話では、過去に練習生として所属経験のある大手事務所・YG ENTERTAINMENTの先輩である「BLACKPINK」の「Kill This Love」を披露し、「歴史に残る」との称賛を得た佳汰。また「ZOOM」(Jessi)では逆さマイクパフォーマンスで魅せるなど、周囲を圧倒してきたラップスキルを本番でも余すことなく披露し、チームのパフォーマンスに貢献した。★パク・ハンビン(11位)パク・ハンビンは持ち前の高いリーダーシップを発揮してメンバーたちに熱血指導。振りの細やかな動きや動線を、それぞれのメンバーに合わせて明るい雰囲気で教えながらチームを鼓舞していき、本番のパフォーマンス後にはマスターから「ハンビンがいてよかった」とその存在感を称える場面も。これまでのミッションにおける「Hot Sauce」(NCT DREAM)、「LAW」(Yoonmirae & BIBI)それぞれのチームで、1つ1つの振りで全員の動きを止めて細かくチェックし、メンバー個人にあわせた魅力を最大限発揮しようとする采配力を見せてきたパク・ハンビン。影の努力とステージ上でのパフォーマンス力が徐々に実を結び、第1回生存者発表式では22位、第2回で13位、そして第3回では11位と着々とランクアップする中、最終順位にも期待が集まっている。★ユン・ジョンウ(15位)これまでに、「K VS Gグループバトル」で披露した「Back Door」(Stray Kids)のステージで完璧な表情管理で“新たな実力者”として大きな注目を集め、「デュアルポジションバトル」では「Home」(SEVENTEEN)のステージでバラードでの新たな表情を見せ、楽曲ごとに憑依したようにコンセプトを消化していくユン・ジョンウ。期待を受けながら練習に挑むものの、歌詞や振り付けのミスを繰り返してしまい、「実力が出ていない」と期待外れのコメントを受けることに。しかし練習の末、本番ではこれまでに見せなかったポップな衣装とセットの中で新たな一面を披露。第2回生存者発表式では、第1回の38位から23位も順位を上げ、15位にランクインし、第3回でも同位を維持。快進撃を見せるユン・ジョンウに注目だ。★ナ・カムデン(18位)第3回生存者発表式で、最後の生存者となる18位を獲得したアメリカ出身のナ・カムデン。「Switch」チームのリーダーを務めるも、メンバーたちが自信をなくして沈んだ雰囲気に苦悩する場面も。打開するために、実力者であるパク・ハンビンに素直に意見を求め、再びチームの練習を軌道に乗せる。臨機応変さと安定した実力によるパフォーマンス力で、本番のステージも見事に完遂。第1話で発表された順位では、82位だったナ・カムデン。大幅順位アップの逆転劇に期待が寄せられている。クールなFunk Pop「En Garde」Funk Popをテーマにしたオリジナル楽曲「En Garde」を披露したチームは、最新順位で7位のキム・ギュビン、10位のイ・フェテク(PENTAGON・フイ)、12位のパク・ゴヌク、16位のクム・ジュンヒョン、残念ながら脱落してしまったイ・スンファンと日本人の大翔(HIROTO)の6名で構成。★キム・ギュビン(7位)チームの中で唯一、第3回生存者発表式でデビュー圏内の7位を獲得したキム・ギュビン。第1話のスターレベルテストでは、パフォーマンス披露後にも自ら手を挙げて、異例となる追加でのダンスパフォーマンス披露の場を願い出るなど、熱く燃える情熱も秘めた練習生。第1話で見事5位を獲得し、以降デビュー圏内の上位順位を多く獲得してきた。第6話の「デュアルポジションバトル」で披露した「Love Killa」(MONSTA X)では、赤いスーツをまとった妖艶なパフォーマンスによってチーム内で1位を獲得。さらに、「En Garde」のステージではメインラッパーを務め、クールな表情と圧巻のラップ力でチーム内でも1位を獲得した。上位常連組で人気の高いキム・ギュビンがこのままデビューの切符をつかむのか、期待される。★イ・フェテク(10位)「PENTAGON」としてデビューして実績もある中、本番組への参加が発表され、放送前から大きな話題を呼んでいたイ・フェテク。さまざまなステージを経験してきて培った実力で周囲を圧倒してきたが、「En Garde」の練習ではマスターから厳しい言葉を掛けられ、「練習中ずっと恥ずかしかった」と一練習生として反省。そして、練習でメンバーたちを鼓舞して引っ張り、リーダーとして圧巻のステージを作り上げた。他にもこれまでのミッションで披露した「TOMBOY」((G)-IDLE)では自ら編曲も務め、ロック調のオリジナルアレンジで楽曲の新たな魅力を引き出すなど、リーダーシップとプロデューサーなど多彩な才能に注目。★パク・ゴヌク(12位)第1話で放送された最初のミッションである「スターレベルテスト」で、パワフルなパフォーマンスによって強力な印象を残したパク・ゴヌク。「Kill This Love」(BLACKPINK)や「TOMBOY」((G)-IDLE)にて、クールな曲調と持ち前のパワフルさを合わせたパフォーマンスで魅了してきたものの、今回の「En Garde」の練習ではマスターから「変化が見られない」と一蹴され、「一発殴られたようだった」と猛反省する場面も。再開した練習では、よりダイナミックに見える振り付けを提案するなど前向きに取り組み、本番では持ち前のパワフルさとクールな表情、新たなボーカルの魅力を発揮してやり切った。練習生たちも一目置く“パワフルさ”に注目だ。★クム・ジュンヒョン(16位)明るいキャラクターで、ダンスとボーカルをそつなくこなすオールラウンダーのクム・ジュンヒョン。「En Garde」の練習中には、元々の振り付けをそのまま取り入れたことで、オリジナリティがないことをマスターから指摘されたことも。練習の中でパフォーマンス披露について考え直し、オリジナルの動きなどの意見も出しながら本番を迎えた。曲の中で盛り上がる高音パートを担当し、普段の明るさとはギャップのあるクールな表情を披露し、視聴者を魅了。SNSでは「ギャップの化身」などの声も寄せられた、カメレオン練習生といえる。「BOYS PLANET」は毎週木曜20時50分~ABEMA SPECIAL 2チャンネル(簡易字幕版)、K WORLDチャンネル(通訳版)にて放送中(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月20日米ランジェリー・ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(以下VS)」が、2019年に中止をして以来行っていなかった毎年恒例のファッションショーを再開することが分かった。同社のCFOティモシー・ジョンソンが、収支報告会にて「年内に新しいバージョンのファッションショーを開催する」と明らかにしたという。かつて、ジゼル・ブンチェン、ミランダ・カー、アドリアナ・リマ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーらトップモデルが出演し、人気を誇ったVSのショー。VSの専属モデルは「エンジェル」と呼ばれ、ファンのみならずモデルたちの憧れでもあった。しかし、2010年代後半には、ショーに細身のモデルのみを出演させ続けていることや、商品にも多様性や包括性を取り入れていない「時代遅れ」のブランドとして批判が噴出。テレビ中継の視聴率も低下の一方で、2019年のショーは中止となった。さらに2020年2月、「ニューヨーク・タイムズ」紙がVSの元幹部が行ったとされるモデルたちへのセクハラ、女性蔑視、いやがらせに関する記事を掲載。VSはさらなる窮地へ追い込まれていた。VSの広報担当者は、同ブランドが「常に女性の声や、女性のユニークな視点を支持するというコミットメントを強化している」と強調。「今年後半に、さらに多くのことを伝えることを楽しみにしている」と自信をのぞかせている。(賀来比呂美)
2023年03月06日2月17日の発射直前で、打ち上げ中止となったJAXAの次世代主力ロケット「H3」初号機。JAXAは同日午後2時から中止についての会見を行ったが、そこでの記者のある発言が物議を醸している。17日午前10時37分の打ち上げ予定時刻に向けて、ロケットの自動カウントダウンシーケンスも開始していたが、機体システムが異常を検知し、補助ロケットへの着火信号が送信されなかったため、発射中止となったH3。会見にはH3プロジェクトチームプロダクトマネージャであるJAXAの岡田匡史氏が出席し、事情を説明。原因については究明中とし、中止の受け止めについて問われると、「きょうという日を待っていたミッションオーナーや、見守ってくださっていた方が大勢いる。申し訳ないと思っているし、われわれもものすごく悔しい。一緒に頑張ってきた人に残念な思いをさせてしまった」と悔しさをにじませていた。問題となっているのは、会見開始から30分ほど過ぎに質問した共同通信社の男性記者のやり取り。まず記者は「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出した上で、「意図的なものじゃなくて止まっちゃたよということは、一般に言う失敗じゃないかと思うのですが、どうですか?」と質問。岡田氏は「こういった事象が時々ロケットにはあるのですが、その時に自分たちは失敗と言ったことがありませんので」と返答するも、記者は「みなさんの中では失敗と捉えてないけれども、失敗と呼ばれてしまうことも感受せざるを得ないという状況ではないですか。どうですか?」と食い下がる。すると、岡田氏はこうコメント。「どのような解釈をされるのかは、受け止められ方はもちろんあると思いますので、そうではないですとは言い難いんですけれども、ロケットというものは基本安全に止まる状態でいつも設計しているので、その設計の範囲の中で止まっている、つまり意図しないというのはそういう設計の範囲を超えて、そうじゃない状態になることは大変なことになると思いますが、ある種想定している中の話なので、そこに照らし合わせますと失敗とは言い難いと思います」「失敗とは言い難い」と断言した岡田氏だが、記者は「確認ですが、つまりシステムで対応できる範囲の異常だったけれども、考えていなかった異常が起きて打ち上げが止まった。こういうことですね」と再度確認をする。これに対して岡田氏は「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です」と返答してやり取りは終了するかと思いきや、最後に記者はこう言う。「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」やり取りの中で“失敗”という言葉にこだわり、失敗ではないと否定したJAXAに対して、「それは失敗といいます」と締めくくった記者。この“指摘”にネット上では、批判が殺到した。《JAXA会見、共同の記者の質問聞いてるけど何なん腹立つ》《JAXAの担当者の方が丁寧に説明してるのに「失敗」ありきで人の話も聞かず最後に言い捨ててく共同の記者マジで酷いな》《共同の人の質問、ひどいね。「一般にそれは失敗という」って、「一般」を自分で勝手に定義するなよ》
2023年02月18日「手軽にできる、バックがうまくなる練習」そんなひと言とともに、自動車教習所の烏山自動車学校がTwitterに投稿した動画に、反響が上がっています。「手軽にできる」というのですから、誰でも簡単に真似できる練習方法かと想像しますよね。しかし、投稿された動画を見て「いやいやいや…!」とツッコんでしまった人は多いようです。その映像がこちら。手軽にできるバックが上手くなる練習 pic.twitter.com/iehG78mNam — 烏山自動車学校 (@KarasuyamaDS) January 27, 2023 難易度が高い!地面に置いた塩ビパイプと後輪が当たらないようにバックしたかと思いきや、今度は左前輪が当たらないようにうまく操作しています。バックが苦手な人にとっては、至難の業に感じますよね。また、同教習所はさらに難しい応用編も紹介しています。その練習方法がこちら。バック練習応用編 pic.twitter.com/4TwNqtFawo — 烏山自動車学校 (@KarasuyamaDS) January 27, 2023 運転が得意ではない人にとって、もはや笑ってしまうレベルの難易度です。同所に在籍する先生たちの、運転スキルの高さがうかがえますね。これらの動画には、「無理だよ!」「さすが!」などの声が寄せられました。・これが手軽だって?いやいや、すごすぎる!!・すごい!運転が苦手な私には、到底できる気がしない。・この練習は、やってみたいな!まずは広大な土地を買わなきゃ。・こんな風に運転ができるようになりたいけど、初めからこの練習方法は無理。もっと簡単な方法はないのでしょうか…。「難しすぎる!」といった声を受けたためか、同所はより簡単なバックの練習方法も紹介しています。その方法は、タオルを敷いて、左後輪をその上に乗せるというもの。場所とタオルがあれば手軽にできるバックが上手くなる(かもしれない)練習やってみた✨まずは直線から。慣れたら曲がりながら目標にタイヤをのせましょう。 pic.twitter.com/KZcTj6zreN — 烏山自動車学校 (@KarasuyamaDS) January 28, 2023 これなら、簡単にバックの練習ができそうですね。上記で紹介した難易度の高い練習も、タオルを丸めて目印代わりにすれば、タイヤを傷付けず行えるでしょう。運転技術を向上させたい人は、安全が確保でき、なおかつ、誰にも迷惑がかからない場所で練習してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月28日「10月下旬にTBSアナウンサーの小笠原亘さん(49)が、ゴルフ練習場から救急車で運ばれる騒動があったのです」こう話すのは東京都内にあるゴルフ練習場の常連客だ。TBSで中継されるゴルフのマスターズ・トーナメントのメイン実況や『炎の体育会TV』(TBS系)などを担当する小笠原アナ。`21年4月に松山英樹選手(30)がマスターズで日本人初優勝を成し遂げた際も小笠原アナは実況しており、松山の優勝にもらい泣き。あまりの感動で言葉が出てこず55秒間沈黙したことは話題となった。そんな小笠原アナが、プライベートで訪れていたゴルフ練習場でいったい何があったのかーー。「この日、施設の3階の中央あたりで練習していた人々が突然ざわつきだしました。どうしたのかと思い見に行ってみると、小笠原さんがいて左こめかみあたりから大量に出血していましたね。ゴルフグラブが頭に当たったのでしょう。練習場の関係者が救急車を手配して、小笠原さんは救急車で搬送されていきました」(前出・常連客)ゴルフ練習場を騒然させた今回の事故。小笠原アナ自身も、10月24日に出演したラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』(TBSラジオ)でこう語っていた。「クラブがですね。左の眼の眉毛のあたりにドーンとあたりまして。アイアンって鉄でできたあれなんですけど。それでスパッと切れまして。ちょっと何針か縫う。眉毛のところ」同放送ですでに腫れは引いており、脳の検査も問題はなかったと明かしていた小笠原アナ。今回は大事に至らなかったようだが、ゴルフ中のケガにはご用心を。
2022年11月03日しつけの一環や、飼い主とペットの大切な触れ合いとして、多くの犬が『お手』を教わります。@chachamaru_pugさんがTwitterに公開したのは、パグの茶々丸くんが『お手』をする写真。茶々丸くんが生後3か月の子犬だった頃、飼い主さんに教わりながら『お手』の練習をしていました。その練習中に撮影された『お手』の写真に悶絶した飼い主さんは、その愛らしさをシェアするため、Twitterに投稿。その結果、茶々丸くんの姿は多くの人のハートを射抜いたようです!3ヶ月の茶々丸くんのお手がかわいいから見てほしい #pug #puglife #パグ pic.twitter.com/l4RrV4JYVZ — 茶々丸 (@chachamaru_pug) October 16, 2022 まだ短い前脚を頑張って上げて、『お手』をする茶々丸くん。練習に集中しているせいか、後ろ脚はピンと張り、飼い主さんの手をつぶらな瞳でじ~っと見ています!茶々丸くんの愛らしい姿には、いつも茶々丸くんの姿を見ている飼い主さんも「定期的に写真を見たくなる」と思うほどなのだとか。『かわいい』が詰まっている1枚は拡散され、たくさんの人を笑顔にしてくれました。・かわいすぎて、破壊力がすごい!たまらん~!・上目遣いの表情が100点満点。悶絶した…。・何!?このかわいい生き物は…!一生懸命で偉いねえ。生後10か月になった今も、すくすくと育っている茶々丸くん。今後も大好きな飼い主さんと暮らすうちに、いろいろなことを学び、成長していくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月16日