■前回のあらすじ出産前も義父から「男の子がいいな~」と何度も言われていたのですが、娘を産んだ直後にも同じように言われ…、女の子はダメと言われているような気持ちになりました。また「男の子」発言…!さらに義父は…娘が生まれたら落ち着くかと思っていたのですが、義父はどうしても男の子が欲しいようです。次回に続きます。脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年08月06日私の名前は綾音。今、おなかに赤ちゃんがいます。毎日、とっても幸せなんですが、ひとつだけ気になることが…。少し前、義両親に妊娠を報告したときのことです。夫も義母も、みんな大喜びしてくれたのですが…義父は娘のことも可愛いなぁ、と言ってくれるし、悪気はないのでしょう。でもこういったことが重なると、次第に義父に会うのが億劫になっていきました。次回に続きます。脚本・高尾/イラスト・ 田辺ヒカリ
2020年08月06日相手の都合を考えない自分勝手な義父母の行動。義父母の突然の来訪や急なお誘いについて見てきた前回に続き、今回もウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきます!■「うちの産着を着て!」イベント時の義父母の自己中っぷり「お宮参り撮影で、夫の着た産着を着させたかった義母。遠方にいる一週間早く誕生した義兄夫婦の子が着ていて『(私たちの時に)間に合わないかな?』と言われたので『スタジオでも無料貸出があるので大丈夫ですよ』と答えると、後日夫を通して『うちの産着を着ないなら撮影には行きません』と怒りの連絡が!」「義母は裁縫が得意なため、勝手に『結婚式のドレスを2着作る!』と言い出した時は断ることもできず、目の前が真っ暗になりました。その道のプロなのでクオリティは申し分がないため、なおさら文句も言えず、結婚式の悲しい思い出になりました」「結婚式前に義父がレンタルするタキシードを選びたいと、風邪を引いてる私を無理やり呼び出して衣装合わせに付き合わせ、いよいよ体調が悪くてふらふらになった私に向かって『なんだ、結婚式をやるのが嫌なのか』と言い放った」「こどもの2歳の誕生日に勝手にディズニー1泊旅行を予約された。その後妊娠が発覚し、旅行当日はつわり真っただ中。さらに、ホテルはツインの部屋に義父母と一緒だった」「義母から『年始に初詣に連れていって』と言われ、旦那と時間通りに迎えに行ったが、1時間の遅刻。私たち夫婦だけではなく、生後4ヶ月の娘も一緒にいる事を知っているのに。待っている間、家に招き入れてくれるわけでもなく、年始のくそ寒い中、赤ちゃんを1時間待たせる」「戌の日詣りのこと。義父は仕事をしているので、私と夫だけで行くと話したら『親を出し抜いて行くとは何事だ!』と激怒。義父の都合を第一に日程が決まり、私の体調は二の次でした」結婚式やお宮参りなどの行事の際に、自分勝手な義父母の姿を見たというコメントが多く寄せられていました。大事なイベントだからこそ、自分勝手な態度が記憶に残りやすいという一面もあるのかもしれません。■子どものお世話でも自己中爆発!また、子どものお世話について、自分勝手な価値観を押し付けてくる義父母もいるようです。「子どもがけがすると『よく見ていないのが悪い』と責められましたが、義父が見ていた時に階段から落ちかけ手すりの角で娘が結構大きなけがをして、『誰が見ていてもけがする時はするんだよ』と私が言うと、その後うるさくいう事もなくなりました」「チャイルドシートに乗せようとしない! コロナで外出自粛しているのに、人混みのショッピングモールへ私に内緒で子どもを連れ出していた!」「『抱き癖がつくから抱っこしてはいけない』と言う義母でした。そのくせ、泣き止まないと自分が抱っこしていた」「私が作った保育園のパジャマ袋、1年たった頃に『もう柄が赤ちゃんっぽいでしょ』と言って、勝手に新しいのを作られました。新しい布も買って用意していたのに、楽しみを奪われて悲しかったです」さまざまなタイミングで、子どものお世話について義父母に自分勝手な態度を取られて、つらい思いをしているママたちがいるようです。 ■「アレルギーあるからやめて!」食卓での自己中行動子どものお世話の中でも、特に多くコメントが集まっていたのは、アレルギーやおやつを与えるタイミングなど、食事に関するエピソードです。「子どもが小さくてまだチョコを食べさせていない時期、義母の家に行くと『ママに内緒ね』と言って口の中にチョコを放り込まれていた。話のわかるお義母さんだったからはっきり言ったら、了解をとってくれるようになりました」「保育士の義母はミルク信者なのか、10ヶ月で断乳した息子に対して、『ミルクをあげろ。それが過ぎたらフォロミをあげろ』などとしつこく言ってくる。あげなければ私が虐待をしているかのような言い方をしてきます。すごく傷つくので早く離乳食の期間が終わってほしい」「アレルギーのことを理解しない。子どもに牛乳アレルギーがあると病院から診断を受けているため、除去したりしているのに、『これは〜〜牧場の濃厚な高級牛乳なのよ〜』と義母がパックの牛乳を与えようとしていた」 「義母の箸で勝手にカニを与えられた。初めて与えるものは平日の午前中の方が何かあっても病院に駆けつけられるのに。義母は何も考えず休日の夜に与えた。旦那にも伝えたら、義母に帰りの車の中で『神経質だ』と散々言われた」「義母は息子が生まれてから、ミルクを与えたがる。私にも『量が足りないのでは?』と言ってきて、『適量なので大丈夫』と返事をしていたが、ある時勝手に飲み終えた哺乳瓶に白湯を足して息子に飲ませていた。注意しても無視してやるので困る」命に関わるリスクのある食事の場面で自分勝手な行動を取られると、子どもを守りたいという気持ちから、さらに反発心を抱いてしまうのも無理はありません。コメントを読んでいると、「はっきりやめてほしいと言った」「疎遠になった」など、強目の対応をしている人も多いように感じました。確かに、自分勝手な行動ばかりとる義父母とは、できるだけ距離をおきたいと思うのも頷けます。ただ、義父母との関係も、たどってみれば人と人との関係ですよね。「親子」という関係性から、ついつい距離が近くなりすぎて、遠慮がなくなってしまいがちですが、そもそも世代や価値観、生活環境が全く異なる他人同士ですから、互いに理解し合うのは簡単なことではないでしょう。子育ての常識が変わっているという背景もあるので、こちら側も親世代の子育てについて理解を深めることができると良さそうです。すれ違いそうなところでは、義父母への理解を示した上で、自分たちのやり方を伝えるなど、ワンクッションがあると、モヤモヤを減らすことができたり、大きなトラブルを避けることにもつながりそうです。また、子育ての世代間ギャップを埋めるためには、祖父母と親の育児心得について書かれた 『祖父母手帳』 という書籍も活用できそうです。さりげなく義父母にプレゼントして、子育て情報のアップデートをしてもらといいかもしれません。 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月06日義父母の自分勝手な行動に悩まされた経験はありますか? 結婚してから付き合いが始まる義父母とは、距離感の取り方も付き合い方も難しいところではありますが、自己中行動にうんざりしている人もいるようです。今回は、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「自分勝手な義父母にうんざりしたエピソード」についてご紹介します!■「片付けておいてあげたから」勝手に自宅に上がり込む義母多数多く寄せられたのが、都合を聞かずに突然家に訪問してきたというエピソードです。「夫の実家の近くに住んでいます。そのため産後は義父母が頻回に訪問して来て大変でした。夜中は寝不足で、昼間にやっとの思いで寝ていても、突然ピンポーンとやってくるのです。寝ているフリをして無視すると、合鍵を使って入っていました。私は気を使ってしまうのでさらに眠れず、イライラで本当に絶望の日々でした」「隣同士で住んでいて、鍵を渡していたので、私のいない時に勝手に家に入っていたようで、置いてあったものの位置が変わっていたり、『片付けておいてあげたから』と恩着せがましい事を言われたりしました。人の気持ちは考えず、自分の意見を押し付けて来るのが重荷でした」「新居に引っ越してから、お義父さんがアポなしで週2~3回朝の9時頃に来るように。最初は夫宛の郵便が実家に届いたものなどを届けに来ていたが、『コロナウイルスがはやりだしどこにもいけないから』と暇潰しに来るように。私は妊娠8カ月。さすがに義姉に相談し来なくなった」「現在2歳と4歳の子供がいますが、週3回は家に義両親が来ます。コロナで自粛要請も出ているのにお構いなし。こないだ、スマホの電話に気づかずにいたら1時間に17件も着信。ドン引きした。最近『来るなら電話して』とお願いしたら、電話にでなくてもかってに来る」「義父はわりと優しく、こちらもあまり気を使わないのですが、KYです。勝手にこちらに遊びに来る日を決め、しかも仕事をしていないため、一回来ると、1週間は滞在します。孫の相手は一応してくれますが、外食が嫌いなため、私が三食を作らなければならず、片付けなども一切手伝ってくれないので、疲れます」自宅はプライベート空間だから、「誰にも入ってきてほしくない」という人は多いでしょう。義父母にとっては子どもの家という認識でつい遠慮がなくなってしまいがちなようですが、節度を持った行動を求めるママたちの声が多く集まっていました。 ■「今から行こう!」急な呼び出しはやめて!また、急な呼び出しに閉口しているというコメントも寄せられていました。「息子が1歳頃、義理実家から車で3分くらいのアパートに暮らしており、週に4~5回は義実家に『今から来れないか』と呼び出されていた」「うちの義父母は、自宅の庭でBBQやお墓参りなどお出掛けする時は、大概当日の朝に急に電話してきて、『今から~するからおいで』『今日~行くから一緒に行こう』などと誘ってくる。せめて前日にこっちの予定を聞いて」「ゴールデンウイークに、元夫の朝一の新幹線ゴルフ旅行を送って、私は昼まで寝る予定。しかし、東北に住む義両親が朝一の新幹線で事前連絡もなく来た。『今駅に着いてコロッケを買ったから一緒に食べよう』と、いきなりの午前の電話で飛び起きました」義父母によるお誘いが、楽しい計画だったとしても、いきなり声をかけられると戸惑ってしまいそうです。何より、こちらの予定を気にしてくれない自己中な行動に、ガッカリしてしまう人が多いようです。■まだまだある自己中エピソード「子どもが2歳頃のことです。義母と会う約束をしていた前日に、子どもの具合が悪くなりました。そこで私は義母に電話を掛け、子どもの体調次第では明日は会えないかもしれないと伝えました。すると、義母は『だったら車の中で待っていたらいい』と言われ唖然としたことがありました」「義父が納豆を半分だけ残しておくので、私たち親子は必ず1パック食べるから、お義父さんに『新しいのを開けないで食べかけの食べてください』と言ったら、『もう先が長くないから好きに食べたいし、いろいろ言われたくない』と言われました」つくづく、義父母との距離感を保つことの大切さを感じます。自宅に急に訪ねてきたり、いない間に勝手に入られたり、当日いきなり誘ってきたりと、どの行動も思いやりに欠けているように思えてしまいます。こちらの都合を気にしてくれないこと、それがママたちにとっての一番のネックなのかもしれませんね。どうやら義父母の自分勝手な一面は、お祝いなどのイベントや子どものお世話をする時にもよく見られるようで…。後編に続きます。8/6公開予定! 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月05日孫の気を惹きたかったり、子育ての責任が直接的にはないため孫を存分に甘やかせる祖父母の存在。自分の親であれば、はっきり「やめて!」とも言えるけれど、なかなか義母や義父へは言いにくいということもあるでしょう。どうしてもやめてもらいたい場合、どのように断ればいいのでしょうか。 相手の好意を受け止めてみる家では虫歯予防などを考えて制限しているジュースやお菓子を子どものねだるままに与えてしまったり、おもちゃを子どものわがままに応えて買ったりと家庭での育児方針とはズレていることを義母や義父がやってしまうことはよくあります。 あまりに度がすぎると気になってしまいますが、まずは、相手は孫が憎くてやっているわけではなく、孫がかわいくてやっていることだということを受け止めましょう。かわいがってくれていることに感謝の気持ちを持つことが大切です。 やみくもに相手を批判する気でいると、やめてほしいというお願いする場合にも角が立ちやすくなります。 たまになら受け入れることも考慮に入れてみる義母や義父と会うのがそれほど頻繁でないのならば、義母や義父の思う通りにやってもらうのもありでしょう。一日くらいジュースやお菓子を食べすぎたり、おもちゃを買い与えられても長い目でみれば子どもの成長には影響はないといっても過言ではありません。むしろ、父母以外にも愛してくれる人がいると子どもが感じることのほうが重要です。また、子どもも満足していれば必要以上には欲しがらないことのほうが多いので、それほど神経質にならなくてもいいのではないでしょうか。 夏休みなどに1〜2週間ほど義母・義父と暮らすという場合でも、特別な時間であるということを子どもにしっかり伝えるように心がければ、義母や義父の好きなようにしてもらうことで、義母や義父も満たされる場合が多く、また、子どもがあまり会えない義母や義父に懐くきっかけをつくることができます。特別な時間であると親が割り切ることで、義母や義父に対する不満も減り、より良い関係が築ける可能性も高まります。 頻度が多い場合は専門家の声を使う一緒に住んでいるなど、義母・義父と孫の接触が多い場合は毎日のことになるので、ジュースやお菓子のあげすぎなどは気になるところです。そういった場合は、お医者さんから1日の量はこれだけだと言われているなど、専門家の力を借りましょう。ネットなどの情報であると「昔はこうだったから大丈夫よ」と押し切られてしまう可能性もあるので、通っている病院のお医者さんからの情報など、義母・義父にとっても身近な人の声を伝えることがポイントです。 子育てには正解がないとはよく言われることです。最も避けたいことは、親が神経質になって、義母・義父に対してピリピリしてしまい、それを子どもが感じとってしまうことです。義母・義父の対応を頭ごなしに否定せず、うまく受け入れながら一緒に子育てする気持ちで接してみてはいかがでしょうか。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年08月02日■前回のあらすじ節約のためエアコンを使わない義両親宅で、娘が軽い熱中症に…。怒りで義母を怒鳴ってしまって…昼間に起こった子どもの熱中症騒動。子どもを危険にさらしてしまった罪悪感と義両親への信頼感がなくなった私は夫に涙ながらに訴えたのです。質素倹約もいいけど、いくらなんでも限度があると。夫は「おふくろからは口止めされているんだけど」と言いながらも、義母が節約する理由を初めて私に打ち明けてくれました。義母は、昔から節約家でしたが、ここまで極端ではなかったそうです。義両親宅は、もともと家が貧しく、夫は頭が良かったのに希望の進路を諦めたそうです。高卒の夫の収入のことも心配した義母は、「せめて私たちには同じつらさを味わってほしくない」と、娘(孫)の学費に使えればと必死にお金を貯めるようになったそうです――。私は「夫の収入が少なくても、家が買えなくても、自分たちは十分に幸せ」だということ。そして、「私も働いているのだから、子どもの学費は、親の責任として考えていく」ということを義母に伝えました。そしてお義母さんとお義父さんが、健康で幸せに過ごしてもらうことが何よりも一番うれしいということも。このことがあっても、義母は慎ましやかな生活を送っています。先日も義両親宅におじゃました時、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたおやつが登場しました。ただ、猛暑日は、エアコンを入れてくれるようになったそうで、少しほっとしました。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年08月02日■前回のあらすじ超節約派の義母。スーパーでは捨てられたキャベツの葉も持ち帰り…正直、義母の節約行為はあまり気持ちが良いものではなく、足も遠のいてました。ですが曾祖父の七回忌ということで、仕方なく夏休みに義両親宅を訪問することに。自宅で七回忌を行うということで、夫に車を出してもらい、義母とショッピングモールへ出かけたのですが…。何かを察したのか夫は別行動、そしてそこでやはり義母が驚くべき行動に出ました。幸い、子どもの容体は大したことはなく、すぐに回復しました。しかし連日、熱中症の危険についてニュースで騒いでいる中に起きた出来事。子どもを義父に預けて出かけてしまった自分への怒りも加わり、怒鳴る自分を止めることができませんでした。徹底した節約生活をする義両親への嫌悪もあり、夫に抗議したら、そこで考えもしなかったある事実が発覚したのです!次回(8/2UP!)に続きます。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年08月01日義母は、良くいえば倹約家、悪くいえばドケチです。例えば、帰省すると家庭菜園で義父が作った野菜の水炊きをふるまってくれますが、肉はほとんど見当たらず、さらに翌日はその残り物がでてきます。娘の1歳の誕生日は、紅白のそうめん1束のみでした。使わなかったコーヒーミルク、砂糖、お手拭きなどをあっという間に自分の鞄にしまうお義母さん。その早さと行動に目が点に。節約することはけっして悪いことではありません。でもさすがに度をこしてないか…という気がします。そして、さらにお義母さんは驚く行動を…!スーパーの野菜売り場で…どうやらスーパーでキャベツの葉の持ち帰りはOKのようで、「うさぎ用にください」と言っている人などもいるようです。しかし私としてはそこまで節約しなくても…という気持ちが強くて、正直義母のことを「みっともない」と思ってしまい…そして、義母から曾祖父の七回忌に呼ばれた時も、そのドケチぶりに開いた口がふさがりませんでした。次回(8/1UP!)に続きます。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年07月31日【今週の悩めるマダム】コロナ禍のなか、同居している要介護1〜2の義父母(主人の両親)の介護に明け暮れる日々です。近くに住んでいるのに両親と仲の悪い主人の2人の妹たちは、訪問はおろか電話1本ありません。私の都合の悪いときくらい、手伝ってくれてもいいのにと思ってしまいます。唯一の救いは主人からの感謝の言葉です。(愛知県在住・50代主婦)これは切実な話ですね。奥様の立場になって、いろいろと考えてみました。結論から申し上げますと、奥様はとっても優しい方です。だから、断れないのですね。少しきつい言い方をしますが、お許しください。綺麗事を言っていても解決できません。奥様がこの問題で離婚するとか、不幸になることは絶対にあってはいけませんから、多少は心を鬼にして挑んでもらいたい。奥様も生きているんですよ。ご自身の幸せを大事にしないと生きていることが辛くなりますよね。僕が暮らすフランスでは、子どもたちが親の介護をすることはほとんどありません。親がそれを望まないからです。ましてや嫁がやることではありません。フランスの親は子どもに頼らない。そういう国もあるんだ、と思ってください。これが日本の価値観に当てはまるとは思っていませんが、でも、実際にそういう世界もあるんです。奥様は優しくて、またご主人を愛しているし、ご主人のご両親にも情が湧いているのがよくわかります。しかし、これを続けていくと、奥様ご自身の人生が死んでしまいます。それはダメだ。絶対、ダメです。僕がもし奥様の立場だったら、まず、ご主人とご主人の妹さんたちにはっきりと言います。血の繋がったあなたたちが何もやらないで血の繋がってない自分がすべて引き受けるのは不条理だ、と。ストライキというのは人間の権利です。奴隷じゃないんです。実の娘が2人も近所にいて何もやらないっておかしいです。鬼ですよ。妹さんたちとご両親が仲が悪いということは奥様にはまったく関係ない話です。もし奥様が病気になったら、誰かがこの代わりをすることになるわけです。そういうことは起こりえます。まず、ご主人と妹さんたちと話をし、なんなら妹さんたちのご主人たちも含めてみんなで話し合い、自分にも時間が欲しいと訴えてください。そういう話し合いの場を持つべきでしょう。その上での解決策ですが、デイサービスや介護施設などを利用することに持っていければいいですね。まずは時間の確保が必要です。費用は3家族で割りましょう。そして、その判断をご主人と妹さんたちにやってもらうのがいいでしょう。こうすれば、これまでのようなハードな毎日からは多少解放されるはずです。それをしなければ、奥様はずっと自分を犠牲にして生きていかないとならなくなるのです。奥様にだってご両親がいますね。自分の親の面倒もそのうち看ないとならなくなるでしょう。奥様の優しさはわかりますが、ここはご自身が死なないためにはっきりと訴えましょう。「赤ん坊は泣かないとミルクを与えてもらえない」のです。我慢せず、演技でもいいので、号泣してください。「あなたたちの親でしょ、私にだって親がいるんですから」と主張してください。【JINSEIの格言】僕が暮らすフランスでは、子どもたちが親の介護をすることはほとんどありません。親がそれを望まないからです。ましてや嫁がやることではありません。そういう国もあるんです。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】(@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2020年07月28日■前回のあらすじ夫の弟が結婚することになり、親戚でお披露目会が開かれたときのこと、和やかな雰囲気の中、突然義母が無神経爆弾を投下してきて義妹はついに泣き出してしまいました…夫の親戚たちの中には、気の強い義母に意見を言う人がいなかったので義母も言いたい放題だったようです。この一件で、私はなぜか夫の親戚中からありがたがられる存在に。そして義母は少し反省したのか、以前よりは考えて発言をしてくれるようになりました。脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2020年07月23日出産前後に子どもをまつわる言動から起こりがちな義父母とのトラブル。妊娠中について見てきた前回に引き続き、今回は産後に義父母からかけられたつらい言動について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきたいと思います!■トラブルは病院で起きている?!「産後、義父母が病院に来ているタイミングで助産師さんが部屋に来て、なかなか出ないおっぱいをしぼってくれると言いました。そこには夫もいましたが、誰も義父に出ていくように言ってくれませんでした。私からも言いづらく、結局義父母がいるところでおっぱいをしぼってもらうハメになりました」「『出産当日は義母には病院に来ないでほしい』と言っていたのに、『生まれるまでここでついてるよ、義姉も来ると言ってたから』と、夫よりも早く産院に義母が現れました。現れた直後に私の目の前で夫から義母に電話があり、『来ないでほしいって言ってたよー』と。ブチ切れました」「第一子の出産時、陣痛で苦しく横になっていると義父母が病室に。私は義父母の手前キツい体を起こして椅子に座りました。苦しくて顔をしかめてる私に義母はどんどんくだらない話ばかりしてきました。そして最後に笑顔でこう言ったんです。『話して少しは気が紛れたでしょ』。マジでドン引きしました」「長男が産まれた時、帝王切開だったこともあり、動けずお風呂も入ってない状態にもかかわらず、連絡もなしに義父母が来た。一度、入院3日目くらいに『疲れてるので面会を控えてほしい』とお願いしたのに、その次の日にも『疲れてるみたいやけど大丈夫か?』と連絡なしに来た」出産したときの病院で、義父母の振る舞いにショックを受けたという声が多く寄せられていました。命がけで行う出産だからこそ、その時の義父母の行動が特にママたちの心に残ってしまうとも言えそうです。「赤ちゃんは私が見るから」産後のお世話にまつわるトラブル「妊娠中、義母が『産後は私が面倒をみたい』と言ってきた。遠方のためあまり会う機会がなく、義母の事を理解していなかった私は、せっかくの申し出だから受ける事にした。そしたら、義母は『私が赤ちゃんの面倒をみるから。そしたらあなたは家事できるでしょ?』と言ってきてすぐに帰ってもらった」「出産時、義母が15日ほど泊りがけで来た。産後の手伝いという名目だったが、実際にしてくれたのは母乳のあとのミルクをあげることだけ。食事の支度や掃除は全て私。せめて休む時間がほしくて『息子さんと日帰りのバス旅行でも』と提案したが、『手伝いに来ているんだから』という理由で拒否。ツラかった」「産後義母が手伝いに来てくれたのですが、『母乳にいいのが地鶏』と言って、キューキューに筋肉の引き締まったゆでただけで味のない地鶏肉を毎食どんぶりいっぱい出された。ゴムの塊みたいでかみ切れず食べられず、食欲も減り、母乳の出が悪いと『おかしいわね』とガシガシ乳をもまれ『母乳製造機』扱いで不愉快でした」「私は夫の実家の近くに住んでいます。そのため産後は義父母が頻回に訪問して来て大変でした。夜中は寝不足で昼間やっとの思いで寝ていても、突然ピンポーンとやってくるのです。寝ているフリをして無視すると、合鍵を使って勝手に入ってきました。私は気を使ってしまうのでさらに眠れず、イライラで本当に絶望の日々でした」産後すぐに始まる赤ちゃんのお世話に、それでなくとも疲れている最中に、義父母が自分勝手な行動をとってしまうと、ママは疲弊してしまうのも無理はなさそうです。精神的に追い込まれてしまう人も少なくないようですね。「母親失格です!」耳を疑うような驚き発言も「2人目出産後、2日目に病院へ連絡もなしに来た義父母。義母が出産後の私と初めて会って言った言葉は『〜〜さん、痩せなだめやなぁ〜』でした。前日に命がけで出産したのに」「産後、病院に来た義母。名前を自分たちが付けるものと思い込み、勝手に考えた名前を呼んでいた。生後1カ月、オムツかぶれができた息子を見て、親戚の前でわざと『母親失格です!』と怒鳴られた」「義母にとって、長男も次男も私にまったく似ていないそうです。『手の指が長いところだけはママに似たね』と何回も言います。『誰の子かわからないね。ママに全然似てないね!』と言っています。本当に不愉快です」「産後、隠れて息子に自分のおっぱいを飲ませようとしたり好き勝手する義母になんとか耐えていました。ある日、寝られずグズっていた息子が、泣き疲れてやっと寝たタイミングで、『抱っこさせて』と言われて断ったら、『前の彼女の方が良かった、仲良くしていた』と。以降、最低限のお付き合いのみです」「『泣いても抱くな! 抱き癖がつく!』が口癖の義母。助産師から『抱き癖は昔の話。今はたくさん抱いて』と言われ、私と夫から何度も話すが無視。1歳になり義実家を訪問して子が泣くと、『抱き癖のせいでこんな風に育っちゃったね。苦労するけど仕方ないね』と勝ち誇った笑みをされ、疎遠決定!」「産後、腰痛に悩み整体に通っていた頃、義母が4カ月の息子の面倒をみにうちにきてくれました。その時に『お母さんはおっぱい以外いらないから大丈夫よ!』と何気なく言われた言葉。でも傷つきました。おっぱいだけがお母さんなの?と」寄せられたエピソードの中には外見を批判したり、人格をも否定したりするような、ひどい発言が多くて、胸が締め付けられます。出産前までは、自分と相手だけだった義父母との関係。そこに子どもの存在が増えることで、関係性は少なからず変わってきますよね。そんな中で、価値観の違いが浮き彫りになる場合もあるのかもしれません。義父母とのトラブルをきっかけに、「連絡を取らなくなった」とか「距離を置いた」などというエピソードも多く見られました。義父母の言動が、大きな傷になることもあるため、場合によっては親子が健やかに暮らすために、離れることも必要な手段なのだと感じました。また、義父母自身には悪気がない発言も多いように思います。例えば、自分が望まないような話をされたら話題を変えたり、時にははっきりと拒否したりと、関係を続けながら、ちょうどいい付き合い方を模索することもできるといいかもしれません。自分がされたことを将来自分の子どもやそのパートナーにしないように、義父母を反面教師だと考え、お互いが心穏やかに過ごせるよう、相手の立場に立った発言、行動を心がけていきたいものですね。
2020年07月23日■前回のあらすじ私の義母は尊敬するところもたくさんあるのですが、思ったことをすぐに口に出してしまう無神経なところがあり…まあ義母の言うことはできるだけ気にしないようにしよう…と私は半ば諦めていたのですが、先日そうも言っていられないできごとが起きてしまったのです。夫の弟が結婚することになり、式はあげないとのことで夫の親戚でお披露目会が開かれたときのことでした。しかし、こんな和やかな空気の中、義母が突然、爆弾を投下したのです。義妹は病気を患ってしまい、仕事を辞めるしかなかったという事情を聞いていた私は、黙っていられなくなりました。次回、ついに我慢の限界が…!脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2020年07月22日妊娠中や産後すぐは、体調が崩れやすかったり、生まれてきた子どものお世話で休む暇がなかったりと、幸せな中でも大変な状況が続きますよね。そんなただでさえしんどい出産前後に義父母とのトラブルを経験したという人は多くいるようです。今回はウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中から「出産前後にママたちが経験した義父母とのトラブル」についてご紹介します!■「また男の子?」性別にまつわるNG発言最初に出会うトラブルは妊娠中だったと言うママも多いようです。つわりやホルモンバランスの変化により、それでなくともつらい思いをしがちな妊娠期。体験談からは、そんな大変な状況のママたちに追い打ちをかけるような、義父母からの辛らつな発言が見えてきました!「妊娠がわかった時、既に男の子の孫が2人いた義両親は『次は女の子!』と言いたい放題。結局一人目は男の子だった。その後、2人目を妊娠中に男の子だとわかると『また男の子? みんなガッカリ』と言われた」「両家ともに初孫だった長女。『次は絶対に男の子!』と両家から期待され、2人目不妊でなかなかできなかったところに来てくれた次女。性別が女の子と分かった途端、両家から『え、女の子?』と言われました。無事に産まれてくれるだけでも奇跡でありがたい事なのに…。一生根に持つと思います」「2人目妊娠中、医者から『9割がた女の子』と言われていたのに、『産まれてくるまでわからない』と言い張った義父。予定通り女の子が産まれたら、今度は『男の子を産んだら100万円やる』と言ってきた義父と夫。こんな家、滅んでしまえばいいと本気で思った」「次男を妊娠中、義父が何度も義母経由で性別を聞いてきました。なかなか性別がわからなかったのですが、妊娠後期に入り男の子と判明。すぐに性別は伝えたものの、希望は女の子だったのか、直接性別を聞いてくるように。臨月にはひな祭りの予定を組もうとしてきてあきれました」男女を問わず、妊娠中にどちらかを希望されてつらい思いをしたという声が多く寄せられていました。子どもの性別は自分では選択できるものではないため、ママにとっては大きな負担ですよね。■「妊娠は病気じゃない!」それは確かにそうだけど…「母の出来事です。妊娠したときのこと。姑は『妊娠は病気じゃない!』と近くに住んでる母に買い物させたり、近所の人が来たから菓子を買ってこいなどコキ使い、その無理がたたり流産。見舞いにきて謝ると思いきや『家事もできないとは思ってたけど子どももろくにできないのね』と言ったそうです」「第二子を妊娠した当初、吐きづわりで毎日ゲーゲー、寝たきりだった。そんな中、迎えたお正月。全く配慮もされず、正月なのだから訪問するのは当たり前という雰囲気の義実家。義父に体調を聞かれ、食べられないしずっと吐いていることを話すと、『変な子にするなよ』と言われた。変な子って何?」「私が双子を妊娠中、医師から自宅安静を指示されているにも関わらず、強引に泊まりに来て何も手伝わず、まるでお客様。散歩に出かけて、迷子になったら『迎えに来い』と連絡」「第一子妊娠中に医者から早産の危険があるからと散々脅されたので必要最低限しか動かずにいたら、義父から『お姫様じゃないんだから』と言われました。仕事でほとんど家にいない主人にも頼らず、同居して家事も私がほとんどしていたのに」妊娠自体は確かに病気ではありませんが、つわりや貧血、切迫早産など、その体には多くの負担がかかりますよね。そんな大切な体を大切にしてもらえないその態度には、傷つくのも無理はありません。■「一人っ子はかわいそう。2人目は?」デリカシーのない発言!「結婚後も働いていた私がはじめての妊娠。義母に出産後も産休、育休をとりながら、継続して会社に勤めることを伝えた。でも、その後切迫流産で入院して、流産してしまった。ショックを受けている私に、義母は『子どもを放っておいて働きたいなんていう母親が嫌で、赤ちゃんは生まれてこなかったんだね』と言い放った」「2人目を流産し、手術からまだ半年もたってない時期に帰省した際に、2人目について何度も聞かれてつらかったです。『2人目はまだ? 一人っ子はかわいそう。兄弟は絶対に必要』と、帰省中何度も何度も言われて、お風呂の中で泣きました。主人に伝えてもらい、マシにはなりましたが、まだ親戚の妊娠などで遠回しに伝えてきて困ります」「妊娠中、食べづわりで吐くのが怖くて食べるのがやめられず、太ってしまった私に対して義父母が『貫禄があるよね』とデリカシーのない事を言ってきた」「妊娠中、心配性な義母が毎日訪問しては、『妊娠中火事を見ると赤ちゃんの顔にあざができる』、『羊水検査をしてダウン症なら産むか考えろ』、『〜〜さんはこうして流産したらしいけど、そうならないように』などと、私に毎日ネガティブな事を言いに来て、毎晩義母が夢に出てくるように」「夫の父方の親戚が田舎の集落の人たちで、考え方が古いのか、第一子妊娠中に会ったときには『子どもは2人産んで一人前っていうんだよ』と言ってきた。そのときは気にしませんでしたが、後から考えてイライラ! しかも男性に言われたのが余計に気持ち悪く、『おまえが産んでみれば?!』と思いました』妊娠中の女性を追い込む義父母の発言、どれも胸が締め付けられるようなつらいものでしたね。どうか相手の立場に立って声をかけてもらえるように、願いたいものです。ただ、つらいのは妊娠中だけではなく、産後にも義父母とのトラブルが待ち受けているようです…。後編に続く
2020年07月22日私の義母は働く女性がまだ少ない時代にバリバリ働いて、ビジネスの戦場を勝ち抜いてきたタイプの女性です。見た目も若々しく、いつも活動的で、尊敬するところもたくさんある人なのですが…つい先日も、こんなことがありました。お義母さんは思ったことをすぐに口に出して空気が読めない無神経なところがあるんです…。家の中でならまだしも、外でまで…次回に続きます。脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2020年07月21日■ 前回 のあらすじ義母がペットの洋服と、動物アレルギーがある息子の洋服を一緒に洗濯していたことがわかり…義母による“ワンコと孫の洋服を一緒に洗濯事件”で衝撃を受けて以来、夫の実家への帰省を控えていました。そして息子のお泊り保育の際に、日帰りで義母の様子を見に行くことに。義母から息子の動物アレルギーにはほとんど触れられることはなく、こだわりのオーガニックの餌や犬用の服の自慢まで聞かされる羽目に…。義母のワンコへの溺愛ぶりにはますます拍車がかかっているようでした。いつ会っても、マイペースで元気なお義母さん。たしかにお義父さんに先立たれた時は、ショックを受けていたようですが、そのあと、帰省した時は、すでにサルがいて、笑顔が戻っていました。でも、本当は、私たちに、義父がいない寂しさを悟られないようにしていたんですね。そして義母にとって、サルは義父のいないショックを受け止めている大切な存在だった…。「孫よりペットが大切なのか」と怒ってしまった私は、とても酷いことを言ってしまったのだと気づきました。息子のアレルギーには、これからも親がしっかりと気を遣っていこうと思います。でもちょっぴりサルに感謝しつつ、これからはもっと義母に電話で話したり、息子の写真を送ったりしようと思いました。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年07月16日■ 前回 のあらすじ動物アレルギーがある息子。しかし義母は犬を飼っているため帰省することにためらいがあり…。夏休みにワンコのサルを溺愛する義母の家へ帰省。息子が動物アレルギーなので「できれば、サルは庭へ」とダメモトでお願いするも、義母は「あかん。熱中症になるやん」と却下。たしかに猛暑の夏だし、無理か…と諦めた私。義母が丁寧に掃除機をかけたというし、リビングにサルの姿はなかったので、息子を家にあげると、さっそくくしゃみが3連発出てしまい…。いったん、夫が息子を公園へ連れ出してくれたので、ほっとした私。次の日の朝、義母が「夏やで洗濯物出しや。一緒に洗といたるで」と親切に私たちが昨日着てきた服を洗ってくれたまでは良かったのですが、私が洗濯物を干そうとした時、そのなかに、サルの服を発見!そう言ったあと、すぐに義母は「ウソやわ。両方大事に決まってるやない。東京の人は冗談が通じへんな」とケラケラ笑うも、私はただワナワナしただけでした。その夜、あらためて夫に文句をぶちまけました。そして一番許されざるは、もっと気を付けて行動すべきだった私。息子への申し訳なさもあり、その夜は寝付くことができませんでした。ところが、次の帰省時に、義母の知られざる一面がわかり、少し義母の見方が変わることになりました。次回(7/16UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年07月15日義父が亡くなり、大阪で1人暮らしをしている義母が、ペットのチワワ「サル」を溺愛しています。犬なのに名前は「サル」…。義母いわく「散歩しててな。何て名前?と聞かれて、“サル”って言うとウケんねん」お酒が大好きな義母は、スペイン語の「サルー(=乾杯)」から名付けたそうです。根っからの大阪人気質である義母は、とても朗らかな人。年に3回ほど東京から帰省しますが、義母との嫁姑関係は、普通に良好でした。サルがやってくるまでは…。じつは、息子が、動物アレルギーなんです。以前にもお義母さんにお願いしましたが「サルはペットホテルがあんまり好きやないねん。まー、そのうち慣れるわ」と、あっさり却下。日帰りでの帰省を再度夫に提案しても「サルと勝太が近づかんように、俺も気をつける」「勝太がいる部屋にはサルは入らないように伝えておくから」と押し切られました。義母がペットを可愛がるのを止めたいわけではありません。でも私としては息子のアレルギーが心配だから、本音では行きたくない。しかし夫は息子を義母に会わせたがるし、どんなにペット命の義母も孫には会いたがり、何とか打開策を見つけたいと思いながら、時間だけ経ってしまいました。そして夏休みの帰省時、さらに信じられない出来事が勃発しました!次回(7/15UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年07月14日■前回のあらすじママ友におかしな親戚がいることがバレる…と悲嘆にくれていると、子どもの叫び声とバシャンという水の音が…!いままで変な人だと関わらないようにしてきたけど…私にはこんなに頼りになる お義母さんがいたんだ…! と感動しました。見た目は強烈だけど、お義母さんを誇りに思うことができました。もう全く恥ずかしくありません!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト: エェコ
2020年06月30日■前回のあらすじハデハデな服装とメイクを好み、ちょっと変わっている義母。一緒にいることをなるべく避けていたのですが、親戚同士の集まりの日に、一緒に買い物に行くことになってしまい…。あぁ…ママ友中におかしな親戚がいることがバレてしまう…。私が悲嘆に暮れていると、子どもの叫び声とバシャンという水の音が…!次回に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト: エェコ ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。
2020年06月29日私の姑はちょっと変わっていて…見た目も強烈&中身も不思議ちゃん。一緒にいるとちょっと恥ずかしいので、なるべく関わらないように過ごしてきました。どんな人かというと… 流れで義母と一緒に買い物に行くことになってしまいました。誰にも会わないことを祈りつつ…。次回に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト: エェコ ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。
2020年06月28日■前回のあらすじ出産を機に義父と同居することになった私(サヤカ)。義父のセクハラ発言がエスカレートしていき、限界を感じていたら…セクハラに耐え忍んでいたある日、姪っ子のユキちゃんが家に遊びに来ました。ユキちゃんが「それセクハラだよ!」とバシッと義父に言ってくれたおかげで、義父は自分が一線を越えていたことをやっと自覚したようです。このできごと以降、義父はかなり落ち込んだようで、私へのセクハラ発言はめっきり減りました。授乳を覗いたり脱衣所に来ることもなくなり、私にかなり気を遣って過ごしています。もし義父がまたセクハラをしてきたら、私もユキちゃんを見習ってガツンと「同居解消」をたたきつけてやろうと思っています!※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントをべースに作成したフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト・ 山口しずか
2020年06月26日■前回のあらすじ出産を機に義父と同居することになったサヤカ。授乳のたびにのぞきにくる義父に嫌悪感を感じるようになり…義父のセクハラは授乳だけでは終わりません。それどころか、さらにエスカレートしていったのです。夫にも理解してもらえなかったことは悲しかったですが、私がしつこく言うことで義父と夫の仲をこじらせるわけにもいかず、ただただ義父のセクハラを耐え忍ぶ日々。いよいよ限界かも…と思っていたら。私の前に、まさかの救世主が現れたのです!→次回(6/26UP!)に続きます※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントをべースに作成したフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト・ 山口しずか
2020年06月25日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。授乳をわざわざ覗きに来てセクハラ発言連発!本人に悪気はないようですが、私からすると気持ち悪くて仕方ありません…。産後のホルモンバランスの乱れもあり、なんだか泣きそうになってしまいました。立ち去ろうかと悩みましたが、これからも一緒に住んでいくことを考えると義父との関係が気まずくなるのはよくない気がして…この時はグッとこらえました。しかし、義父のセクハラはこれだけでは終わらなかったのです。次回、さらに義父の行動がエスカレート!ヤバすぎる義父の暴走が止まらない…→次回(6/25UP!)に続きます※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト・ 山口しずか
2020年06月24日■前回のあらすじ親戚が集まる法事でもやりたい放題だった母に、妻の我慢も限界に…。その翌日、仕事中に妻からの何度も着信があり、心配になって急いで帰ってみると…。玄関に入ると、やけに靴が多いことに違和感を感じつつ、リビングの扉を開けると、そこには母親と母親の友達数人が優雅にくつろいでいる姿があった。あまりにも傍若無人な母親に怒りのスイッチが知らぬまにオンになっていた僕は自分でもびっくりするほど、これまで抱えていた思いがどんどん溢れ出してきた。最後の一言をぶつけてからは、その後、母が何を言ったのか、どんな表情をしていたか、全く記憶がない……。その日、母の友人たちがどのように帰ったのかも、もちろん覚えていないのだ。興奮状態から覚めて我に帰った時には、娘を抱っこした妻が僕をやさしく見つめていた。あれから母親からは一切連絡がなく、僕の言葉をどのように受け止めたのか、反省しているのか、していないのか、今はさっぱりわからない。しかし、僕たちは家族であることは変わりのない事実だからこそ、このまま終わるわけにいかないことはわかっている。けれど、少なくとも今は、僕の新しい家族が平穏で幸せに過ごせているのなら、「これでよかったのだ」と納得して、前に進んでいきたい。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月15日■前回のあらすじ僕の母親への拒絶反応が強くなった妻、「母親にちゃんと言う」と言ったものの、母親の顔を見ると何も言えなくなってしまう。問題が起きるまでなかなかアクションをとれないでいると…。結局、まだ母親には何も伝えられないまま、実家とは一定の距離をなんとか保っていた僕たちだったが法事で親戚が集まることになり、家族3人で会場のお店を訪れことになった。会場に入るやいなや、母親は僕たちを見つけると、妻から娘を無理やり取り上げ、親戚に見せて回り出した。「あなたがちゃんとやらないから私が代わりにやってあげてるのよ」、そんな母親を諦めの眼差しでみる父親。そんな光景を目の当たりにして、「また始まった」と思った僕と、一気に顔が曇る妻。しかし、母親の暴走ぶりはそれだけじゃなかった……。帰宅した僕の目に映ったものは…次に続きます。6/15(月)14:00公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月14日■前回のあらすじ妻の出産2時間後に突然赤ちゃんを見にきた母。疲れている妻に向かってズケズケと感想を言う姿を見て、昔の苦い記憶を思い出し…。そもそも母親とは幼少時代からソリが合わなかった。他人の気持ちなどお構いなしで、嫌味を口にする母親がたまらなく苦手だったのだ。結婚前に妻を紹介したときも、まるで尋問のようだった。妻への配慮もあって、結婚後はなるべく関わらないようにしようと決めていたけれど、子どもが生まれてからは、そうはいかないような空気が漂っている。一方、妻はというと…、なんとかしなければと思いつつも、うまくフォローができていない現状…。大切な家族のために母親にはきちんと言葉で伝えるべきことくらいわかっている。でも、信じてもらえないかもしれないけれど、母親の顔を見ると、何も言えなくなってしまうのだ。そんな自分が情けなくて、見て見ぬ振りで切り抜けようとする弱い自分が顔を出している。ひたすら悩み続けても、問題は解決してはくれないことは十分理解しているが、問題が起きるまでなかなかアクションがとれないのが、僕という弱い人間の姿なのだった。次に続きます。6/14(日)14:00公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月13日結婚してから…、子どもが生まれてから…、実母との関係に悩む男性はきっと多いのではないだろうか。守るべき大切な家族と自分の家族との間で右往左往する、夫であり、父であり、息子でもある自分。わが子の誕生という人生のあらたなステージを迎え、僕もまたそんな母親との関係にさらなる苦悩を抱え始めていた。始まりは、こんな強烈な出来事から幕が開いた。昔の苦い記憶を思い出すように、その場に立ち尽くしていた僕。しかしここからが僕自身が夫として、そして一人の人間として、器を試されるような日々が続くことになるのだった。次回に続きます。6/13(土)14:00公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月12日■前回のあらすじ2人目の子どもが男の子だとわかると、義父は大喜びしていましたが、私に対する言動は時代錯誤もはなはだしく…。その様子を見ていた義母は、昔「家のために子どもを産んだわけではない」と感じたことを話してくれたのでした。ママ友から大量に梨をもらったことで、義父母にもおすそわけをしようと久々に義実家を訪れることにしたある日のこと。前回のこともあり、緊張した面持ちで義実家に入ると、その日はちょうど義父の弟夫婦が来ていました。リビンクでとりあえずお茶を飲みながら皆で話していると、話題はお腹の赤ちゃんのことになったのですが…。義父の変化に驚きながらも、あの時義母に言われた言葉をなぞるように話す義父がなんとも微笑ましく感じられました。そして何より義母のうれしそうな笑顔が見られて、よかったと思えた瞬間でした。義理の叔父と叔母は私たちの様子を見て、少し困惑していましたが、「まぁ、そうだよな」と同意しながら、「もう時代も変わったからな…」と最終的には義父の話に納得している様子でした。そんな義父の様子を見て、夫も考え方を変えていこうと思ったようで…人はすぐには変われないけれど、時代に合わせて価値観をアップデートする必要はあるのだろうと思います。今回の一件で、私たち夫婦もわが子に対して、古い価値観を押し付けるのではなく、時代に則した考え方を伝えていこうと話しました。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【義父母がシンドイんです!】 連載 えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】 無神経な義母に限界突破、「アレルギーなんてわがままでしょ…」【前編】 悪気もデリカシーもない義父…私のイライラが爆発する【第1話】 マザコン夫と過保護な義母にドン引き…! 2人のラブラブぶりに血の気が引いた瞬間【前編】
2020年06月05日■前回のあらすじ義父はいわゆる昭和スタイルの「男は外で働き、女はうちを守る」という古い考えの持ち主。「2人目の問題」についても、「次は男」と言われ続け、いざ妊娠が発覚すると義父は…。2人目の妊娠がわかってからというもの、義父のプレッシャーはますます強まり、電話口では「性別はわかったか〜?」としつこく聞かれるようになりました。そんな義父の言動に辟易しながらもやり過ごしているうちにお腹の赤ちゃんも安定期に入り、ついに性別が判明。なんと、「男の子」だったのです。早速夫に報告すると、飛び上がるように大喜び。しかし私は「もし女の子だったとしたら、今のように喜んでくれたのだろうか?」とどこかモヤモヤした気持ちになりました。翌週、性別の報告も兼ねて義実家を訪れた私たち。案の定、義父は性別を聞いて大喜びしていましたが、私に対する言動は時代錯誤もはなはだしく……。突然の声に後ろを振り返ると、義母が仁王立ちの状態で義父と夫を見つめていました。普段の義母は、亭主関白な義父のいうことを「はい、はい」と文句も言わずきくような人でした。あまり自己主張をするようなタイプではなかったので、義父も夫も義母の突然の反撃に意表をつかれて、何も言い返せない状態になっていました。あまりの気まずさにその後すぐに義実家をあとにすることに……。夫には言いたいことがたくさんありましたが、ひとまず義母の言葉に反省している様子だったので、私からはその話題に触れないようにしていました。その一件以来、しばらく実家から足が遠のいていた私たち。しかし2ヶ月ぶりに義実家を訪れると、そこには想定外の義父の姿があったのでした。次に続きます。6/5(金)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【義父母がシンドイんです!】 連載 えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】 義母が夫に「きちんと食べてるの?」発言にモヤモヤ「義実家帰省」妻の仁義なき戦い【前編】 悪気もデリカシーもない義父…私のイライラが爆発する【第1話】 マザコン夫と過保護な義母にドン引き…! 2人のラブラブぶりに血の気が引いた瞬間【前編】
2020年06月04日義父はいわゆる昭和スタイルの古い考えの持ち主で「男は外で働き、女はうちを守る」という価値観をいまだ持ち続けている人。そのため私に対しても古い価値観を押しつけてくることがたびたびありました。例えば「2人目の問題」について…いまだ男性上位の考えを持つ義父にとって、男の子は一家にとって重要な存在。娘を出産した後も「次は男だぞ」とプレッシャーをかけてくることがありました。そんな義父と私とのやりとりを隣で平然と聞いている夫は、男3兄弟の長男として生まれ育ち、義父の価値観を根底に引きずっているようで…。義父の言葉ひとつひとつに対して、特に違和感を感じることがないようです。義父に対して言いたい言葉を飲み込んで、その場をなんとかやりすごした私。しかし、義父の隣で同意するようにうなずく夫にはたまらなくモヤモヤしていました。その後、めでたく2人目妊娠が発覚することになるのですが…。お腹の赤ちゃんの性別を伝えた際の義父の言動によって、思いがけない事態に展開していくのでした。次回に続きます。6/4(木)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【義父母がシンドイんです!】 連載 えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】 義母が夫に「きちんと食べてるの?」発言にモヤモヤ「義実家帰省」妻の仁義なき戦い【前編】 悪気もデリカシーもない義父…私のイライラが爆発する【第1話】 マザコン夫と過保護な義母にドン引き…! 2人のラブラブぶりに血の気が引いた瞬間【前編】
2020年06月03日