「草村礼子」について知りたいことや今話題の「草村礼子」についての記事をチェック!
女優の高島礼子が30日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】高島礼子とプロゴルファー・川﨑春花との2ショットに多くのファンが反応「お二人とも素敵な笑顔」「彩芽ちゃんの舞台」と綴り、複数枚の写真をアップ。女優の高島礼子が、剛力彩芽が出演するNo.9の舞台を観劇した。観劇したのは、舞台で共演した藤原紀香と横山由依、Runeの豪華メンバーで観劇した様子。4人の集合写真から仲の良さが伝わる。No.9は、ベートーヴェンの半生を描いた注目されている舞台。来年以降は、大阪と福岡で上演予定だ。 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 ファンからは、「仲良しで舞台観劇」「豪華なメンバーですね」と多くのコメントが寄せられている。
2024年12月31日高島礼子が9月13日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】「箱根ドライブ」でリフレッシュの高島礼子の投稿が話題!「初ツーショット」と綴り、最新ショットを公開した。「同じ事務所の可愛くて頼もしい優子ちゃん流石にポーズが決まってます✨」と締め括った。 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 ファンからは、「ふたりとも可愛いです」「今日も綺麗l❤️」といったコメントが寄せられた。
2024年09月13日女優の高島礼子が19日、都内で行われた明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の製作発表会見に、藤原紀香、剛力彩芽、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、新谷姫加、美弥るりか、脚本の岩崎う大(かもめんたる)、演出・共同脚本の河原雅彦氏とともに出席した。1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている『CAT‘S EYE』。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなる。主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽が演じる。高島は「大好きな『キャッツアイ』の泪姉さんをやらせていただくということで、ものすごく緊張していますが、楽しみにしています」と心境を述べ、「初めて共演する方がほとんどで、きっと素晴らしい刺激を受けながら、私も負けじと頑張りたいと思っています。少しでも心の中に長く生き続けるような作品になるように一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んだ。高島と藤原はプライベートで交流はあるものの、共演は初めてだという。高島は「紀香ちゃんはすごくいい刺激をくれます」と言い、「今日も紀香ちゃん何を着るんだろうと。こんなに製作発表で悩んだのは初めてです。つい2、3日前まで全く違う衣装だったんですが、紀香ちゃんがちゃんとスタッフに衣装を報告されていて、お写真をいただいて、急きょ『これではいけない』と、思わず自前の着物を着てきました」と藤原に刺激を受けてこの日の衣装を変えたことを明かした。さらに、「いろんなことに一生懸命考えたほうがいいんだなというところを、これから芝居の面でも、紀香ちゃんはものすごくいい刺激をくれると思っています。モチベーションを上げてくれる方だなというのは以前からずっと思っていました」と続け、「だから今回本当に楽しみです。まさか妹、ありがとうございます」とうれしそうに話していた。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、東京・明治座にて来年2月6日~3月3日に上演。
2023年12月19日女優の高島礼子さんが、同じく女優のとよた真帆さん、常盤貴子さんといっしょにランチ会をした様子を自身のInstagramに投稿しました。豪華な女子会を報告 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 高島さんは、とよたさんと常盤さんの名前、さらに「女子会ランチ」や「楽しい会話」「美味しい食事」というハッシュタグをつけて投稿。「会話が途絶えません。やっぱり楽しいですね。頼もしいとても良い刺激を受けました」と素直な気持ちを綴っています。 投稿を見たファンからは「すごいメンバー」「豪華な女子会」「超〜美女トリオ」「皆さん変わらずお綺麗」「美人3人組」などの声が集まっています。 女子会の会場となったのは、とよたさんが今年8月に開いたレストラン「ロジエ」。高島さんのInstagramに再び、とよたさんと常盤さんが登場する日が楽しみです。
2023年10月23日高分子エキストラコラーゲン(R)を使用したコラーゲンサプリメント「ミキズコラーゲン」を取り扱う株式会社トリプルサンは、女優 高島礼子と共に、「ミキズコラーゲントライアルセット」の販売を始めました。自分の美の為に、自身で創った、自然本来の形に近い高分子コラーゲンサプリメント女優 高島礼子さんもご愛飲している高分子エキストラコラーゲン(R)を使用したコラーゲンサプリ「ミキズコラーゲン」。美容研究家岡江美希が自分の美の為に、自身で創った、自然本来の形に近い高分子コラーゲンサプリメントです。今回、岡江自身の長年の友人であり、コラーゲンの愛好家でもある女優高島礼子さんと共に、このコラーゲンを広く普及させるべく、特別キャンペーンを行います。■ミキズコラーゲンの特徴*高分子エキストラコラーゲン(R)とは一般的なコラーゲンは、溶けやすいように低分子化(分子を細かく切断)されています。その為、体内での吸収は早いのですが、排出されやすく、効果を実感し辛いことも。一方、高分子エキストラコラーゲン(R)は自然本来の形に近い状態で、お湯にしか溶けないひと手間かけたコラーゲンです。ゆえに、じっくりと分解・吸収されるため、牛すじや豚足等のコラーゲンを摂取したのと同じような効果が実感できます。*コラーゲンサプリを選ぶならこれまでコラーゲンサプリを飲んで実感がなかった方から、お喜びの声が多数!しかも食品のコラーゲンと違い、一日わずか22.4kcalで脂肪分ゼロ。栄養が不足するダイエット中でもお飲みいただけます。スプーン1杯分をお湯に溶かすだけで、毎日本物のコラーゲンが摂取できる手軽さから、高島礼子さんも長年ご使用いただき、現在の麗しさを保っておられます。本キャンペーンサイトからお申し込み後、数日で商品が到着致します。高分子エキストラコラーゲン(R)をトライアルセットでお試しいただいた後、ご満足いただけましたら、本商品にて更なる美を追求していただけたらと思います。■商品概要商品名: コラーゲンサプリなら、高島礼子愛用の【ミキズコラーゲン】7日間/14日間トライアル提供開始日: 2022年10月1日(土)料金: 7日間セット/500円、14日間セット/800円申込方法: インターネットサイトより(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年10月31日2022年6月21日、俳優の高島礼子さんが自身のInstagramを更新。ギャップあふれる動画を投稿し「ギャップ萌え」「新鮮」とファンから驚く声が寄せられています。高島礼子、お笑いタレント荒川とのコラボ動画に反響動画は、お笑いコンビ『エルフ』の荒川さんとともに踊っているもの。荒川さんといえば、『ギャル芸人』として人気急上昇中のお笑いタレントであり、SNSを中心に若い世代から人気を博しています。そんな荒川さんにリードされるように、動画の中で踊る高島さんは「ついて行くのに必死」としつつも、かえって初々しさが強調されており、ファンからは「かわいい」という声も寄せられました。 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 映画『極道の妻たち』シリーズをはじめ、役柄同様、クールな印象がある高島さん。しかし、動画の中で踊る高島さんを見ていると、クールな印象がいい意味で変わります。年齢差32歳の高島さんと荒川さんの動画は反響を呼び、「これがギャップ萌えというものか…」などと、高島さんの新たな一面に絶賛の声が寄せられました。・かわいすぎて、またファンになってしまいました。・何をしてに様になっていてすごい。・一生懸命に踊る姿に、キュンです。また、同月18日には同じく荒川さんとともに、手を大きく広げる通称『eggポーズ』で撮影した写真も、高島さんは投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 華やかなギャルを意識しつつも、どこかエレガントさも残す高島さんは、「さすが」のひと言。茶目っ気あふれる高島さんに、改めて魅了されたファンは多いようです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月21日齊藤工が企画・プロデュース、片岡礼子が原案を務めるクレイアニメーション「オイラはビル群」の制作が決定。その制作過程を追ったドキュメンタリー「次の窓をひらく~齊藤工×片岡礼子×クレイアニメ~」が放送されることも分かった。2018年7月、FIGAROjaponでの白黒ポートレート撮り下ろし連載「活動寫眞館」にて、カメラマンと被写体として出会った齊藤さんと片岡さん。対談の中では、片岡さんがクレイアニメ企画を長きに渡って温めていることが語られていた。一方、齊藤さんも過去にクレイアニメの制作などを手掛けており、片岡さんのクレイアニメの構想に共鳴、対談をきっかけにプロジェクト立ち上げを立案。秦俊子を監督に迎え、約2年の歳月を経て、ついに制作がスタートしたのだ。齊藤さんは「映画は先進国の娯楽だけであるべきでは無い。2017年に権利フリーのクレイアニメ『映画の妖精 フィルとムー』の制作や上映に関わる事で、アフリカや南米、アジア諸国等世界中に言葉を超えたクレイアニメの広く深い届き方を見て来ました。そんな中、片岡さんが温めてこられた本作の構想との出逢いは必然的だと感じました。この作品が生まれ、世界中に届いて行くまでの物語も重ねて多くの方に見守って頂けたら幸いです」とコメント。片岡さんは、齊藤さんとの撮影をふり返り「まるでこの日が遥か昔から決まっていたかのような錯覚を覚えるほどに齊藤さんがひとつひとつ紡いできたことが私のいつか叶えたい夢のまた夢と重なりました。奇跡が起きているのだと思いました」とその衝撃を語っている。●「オイラはビル群」あらすじ「蠢くたち」によって作られた「ビル群」が、意思を持ってゆっくり歩き始める。それは、近くのビルを食べて大きくなる。ビル群が大きくなるにつれて空は薄暗く曇り、スモッグがかかっていく。食べるビルがなくなり、お腹をすかして八つ当たりを始めるビル群。しかし、あることをきっかけに、自分の中に住む蠢くたちの姿が荒れてしまっていることに気づく。様々なバランスが崩れていく中、ビル群の新しい発見と行動により、崩れたバランスは徐々に取り戻されていく。「次の窓をひらく~齊藤工×片岡礼子×クレイアニメ~」は2021年1月16日(土)16時30分~WOWOWプライムにて無料放送。「オイラはビル群」は2021年1月13日(水)スタートのWOWOWオンデマンドにて春配信予定。(cinemacafe.net)
2020年12月14日女優の高島礼子(たかしま・れいこ)さんが、2020年6月3日にラジオ番組『春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)に出演。ドラマの撮影中に起こった恥ずかしいエピソードを語っています。 #春風亭昇太 #乾貴美子 のラジオビバリー昼ズ!!本日のゲストは #高島礼子 さん!! 高島さんが過去にやってしまった撮影現場での事件簿ベスト3とは・・・?聴き逃した人はラジコのタイムフリーで #ビバリー昼ズ pic.twitter.com/hquGAuXVCs — ラジオビバリー昼ズ (@hills1242) June 3, 2020 高島礼子、大事なシーンで赤っ恥…過去に放送されたドラマ『金田一耕助ファイルII 獄門島』(テレビ東京系)に出演していた高島礼子さん。劇中のクライマックスシーンを撮影している時、思わず赤面してしまうような恥ずかしいことが起こったといいます。泣くようなシーンで、そのシーンの撮影はピリッとしてたんですけど、私のお腹が鳴っちゃって。しかもぐぅ~とかじゃなくて、おならみたいな音が鳴って…。しかも、現場にいた共演者たちの間で音の犯人探しが勃発!同ドラマの主演俳優・上川隆也さんが「金田さんやめてくださいよ」と、同じく俳優の金田明夫さんを疑います。そこで高島礼子さんは金田明夫さんの人柄を信頼し、うまく流してくれるのではないかと期待したそうですが…。金田明夫さんって、そういう時に「あ~すいません、すいません」とかいって、明るくやり過ごしてくれそうな人なんですよ。だから「そういってくれないかな~」と期待してたんですけど、意外と険しい顔で、金田さんが「僕じゃありません」って。その後、高島礼子さんは正直に「すいません、私です」と名乗り出たそう。「もう本当に恥ずかしくて」と当時の気持ちを振り返り、終始笑いが止まらないようでした。このエピソードに、ファンは「面白い」「笑っちゃいました」と大盛り上がり。「鳴っちゃダメっていう時に鳴るよね」と共感を示す声も寄せています。・そんな大事な時に鳴らなくてもねっていう時がある!・高島礼子さんの意外な一面が知れてラッキー。面白かったです!・緊張したら、鳴りますよね。止め方が知りたいです…。ちょっぴり恥ずかしいエピソードを明かした高島礼子さん。「照れる姿もかわいらしい」と大好評だったようです。高島礼子の元夫・高知東生の現在に驚き介護中の父について語ったことは[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから。ということで、モンスターワイフにはさまざまな種類があります。前回の主人公・ 柚那 は「最高の妻」を目指すがゆえ、周りが見えない仕切り魔と化してしまった妻でした。今回紹介するのは、女性のおなかの奥底にドロリとたまっている虚栄心の餌食になってしまった妻です。芸能人でなくても注目される! イケてる私を演出できる!…昨今のSNSの急速な普及で、メンタル系モンスターセレブ憑きは、あなたのことも狙っているかも知れません。要注意です。■インスタ映えだけが生きがい「セレブ妻の現実」「メンタル系モンスター セレブ憑き」代表:礼子(仮名)の場合高級住宅地にあるマンションの一室。礼子は購入したばかりのブランドコスメの袋をソファに放り投げると、デパ地下で調達したおひとりさまデリを、皿に移すこともなく食べ始めた。夫の誠一は今日は残業と言っていた。ベトナム風春巻きを指でつまんでほおばる。あごに付いたスイートチリソースを拭こうともしない。味など分からない。おなかがすいたから満たしているだけ。彼女の頭は食事以外の事象でフル回転していた。今日が発売日だった限定コスメ、シルバーでキラキラ光るコンパクトがまるで自分のように女王さまオーラを発している。「部屋のどこで、どのアングルから撮影したら一番キレイに見えるかしら? 一緒にアップするコメントは?」礼子はインスタグラムにハマりにハマっていた。というより、彼女の生活はインスタグラムを中心に回っていたと言ったほうが正確だ。投稿される華やかな写真の数々とは対照的に、実生活ではほとんど出番のないコスメや服、バッグの数々が部屋には無造作に置かれている。「収納」という概念は、礼子にはない。秩序のまったくない物があふれた家。幸せとはかけ離れた雰囲気が漂っていた。■体調を崩し専業主婦に…「家ではいつもひとり」で鬱(うつ)状態に5つ年上の誠一と結婚した頃、礼子はITベンチャーのウェブデザイナーとして忙しく働いていた。残業が多い職場で、ついに彼女は身体を壊した。腎臓の病気と万年腰痛。新しい上司との折り合いが悪かったこともあり、彼女は休職ではなく退職を選んだ。誠一は外資系勤務ということもあり、収入はいい。誠一の叔父が持つ緑に囲まれた低層高級マンションを安く貸してもらっているので、生活には困らない。何より、礼子の通帳にはデザイナー時代の給与が貯まっていた。しかし、いざ仕事を辞めてしまうと、礼子は途方に暮れた。夫は忙しく、アメリカ出張が多い。家ではいつもひとりぼっち…。料理を作っても、誰も食べてくれないし、評価もしてくれない。仕事で知り合った友人ばかりだから、突然、専業主婦になってしまった礼子とは話が合わない。一度、元同僚とランチをした時には、ハツラツと働く彼女が自分の何百倍も輝いて見えて、帰宅後ドッと落ち込んだ。その頃から礼子は家に引きこもりがちになり、鬱々とした毎日を過ごすようになった。かといって、在宅でデザインの仕事をするという選択はなかった。締切に追われる緊迫感は、また体調を悪くさせるに違いないと思っていたからだ。■高級ヨガスタジオで出会った「セレブの世界」そんな時、家の近くにヨガスタジオがあることを知る。入会金60万円。月謝も高いがとてもスタイリッシュなスタジオで、DVDを出している元モデルの先生までいる。「ヨガは身体だけでなく、心の不調にも効果的だというし…」。礼子はこのスタジオの会員になることにした。初レッスンの日、礼子は持ち合わせている美意識のプライドというものがガラガラと崩れる。「元モデルの先生」のみならず、生徒たちまでとてもスラリとスレンダーな女性が多く、着ている専用のウエアも最先端のデザイン。とりあえずTシャツとジャージでやって来てしまった礼子は、穴があったら入りたい気分だ。レッスンの休憩中、2人の女性が礼子に話しかけてきた。2人とも近所に住んでおり、このスタジオには1年以上通っているという。自分の服装を恥ずかしがる礼子に彼女たちは「いいショップを紹介する」と言ってくれた。レッスン後、早速彼女たちの行きつけのショップに連れだって行った。その道中のおしゃべりから分かったことは、彼女たちは礼子と同じく専業主婦で、「亭主元気で留守がいい」を地で行く生活をしていた。彼女たちにすすめられたヨガウエアの価格に仰天しつつも、礼子の頭にはこんな考えが浮かび始めていた…。「この人たちは私と、住んでいる地域もマンションのグレードも同レベル。なのにブランドバッグやアクセサリーを身に付けて、体型もスリムで、芸能人みたい…。時間にもお金にも、心にも余裕がある感じ…。働いていた頃には、絶対に見えなかった世界だわ。うちの誠一だって稼ぎがいいし、私にも10年間働いた貯金がある。これまでずっと頑張ってきたんだもの。私だって少しくらい贅沢してもいいわよね」『自分にご褒美』というどこかの企業のキャッチコピーが頭のなかでクルッと一回転した。 ■インスタグラムの中だけで生きる妻に唖然その日から礼子のフル装備プロジェクトが始まることとなる。六本木ヒルズやミッドタウンにショッピングへ出かけ、オシャレなヨガウエアを何セットもそろえることはもちろん、どんどん増えるヨガ仲間たちとのおでかけに合わせ、ブランド物のバッグや靴も買いあさる。特に、彼女たちとSNSでもつながるようになって以来、礼子の浪費は目に見えて激しくなっていった。高級ブランドの限定品、新作という言葉に過敏に反応し、いち早く購入してはインスタグラムにアップしなければならない。家を空けることが多い夫の誠一も、さすがに礼子の変化に気づくことになる。「自分が忙し過ぎるのがいけないのかもしれない。寂しさを埋めるために、買い物依存に走っているのではないか…」と考えた誠一は、なかなか取れない休みをどうにか確保した。「2人でゆっくり過ごすことができれば、妻も喜んでくれるはず」と思った。実際、誠一が休暇について切り出した時、礼子は満面の笑みを見せた。「ちょうどよかった。お買い物に付き合ってほしいの。それから雑誌に載ってた、新しくオープンしたフレンチレストランにも早く行ってみなくちゃ。麻布のはずれにある隠れ家的なお店なの」「フレンチ…? 妻はいつから、フランス料理が好きになったのだろう?」と、頭の中は疑問符だらけの誠一だったが、当日になってようやく事情を理解した。礼子は料理の味など気にしていない。彼女はひたすらスマホのカメラを料理に向けていた。デザートにいたってはスプーンに苺をのせてみたり、シロップをしたたらせる仕草をギャルソンに頼んで撮影したり、大はしゃぎしている。誠一は恥ずかしくなってしまった。ニューヨークではこんなに騒ぐ大人の女性を見たことがない。日本人の観光客以外では…。ショッピングにしても、誠一は完全に礼子の荷物持ち。高級コスメに加えて、限定パッケージの高級スイーツを買いあさる礼子。「こんなにいっぱいどうするんだよ?」と呆然としている誠一に、礼子はあっさりと「かわいいでしょ? インスタ映え間違いなしだわ。この間ヨガスタジオのお友だちに旅行のお土産をもらっちゃったし、そのお返しにも使えると思って。お茶に呼ばれた時の手土産にもね」とお構いなしだ。■夫が気づいた時にはもう手遅れ? 妬み嫉みに落ちた妻「妻は明らかにおかしい」誠一はやっと理解した。礼子が働いていた頃の貯金は、本人が自由に使えばいいと思っている。生活費だって十二分に渡している。そのこと自体に不満はない。けれど…せっかく2人で過ごせる貴重な休日だというのに、礼子の頭には「インスタ映え」と「セレブの付き合い」しかないのだ。家事をさぼっているのは留守がちの誠一からは文句が言えず、これまで大目に見ていた。妻の暴走を目の当たりにして、もう、どうしていいかわからない。数週間後の週末、リビングでスマホをいじっていた礼子が尖った声を上げた。「やあねえ。足立さん、パリにショッピング旅行ですって。足立さんの旦那さん、誠一と業界は同じだけど、お勤めの会社はずっと小さいのよ。うちより格下なのに、こんな5つ星ホテル。見栄張ってるんじゃないの?」「いい加減にしろよ」いつもは温厚な誠一も、この時ばかりは声を荒げていた。「格下? 格って一体何の話だよ? 足立さんはお前が仕事を辞めてから、やっとできた友だちだったんじゃないのかよ? 俺はそう思ってたから、礼子が足立さんへの手土産だの、ランチに誘われたから新しい服だの、あれこれ買うのも黙って見てきたんだ。でも、単なる見栄を張るだけの相手だったんだな。どっちだよ、自分の浅ましさが恥ずかしくないのか?」まさか誠一からそんな反応が返ってくるとは思っていなかった。礼子は、一瞬唖然とした。顔を真っ赤にしてリビングを飛び出し、自分の部屋のドアを乱暴に閉めると泣いた。目玉が溶けそうなくらい泣いた。悲しいというより、侮辱されたという思いと怒りで涙が止まらなかった。■「今日、何の日か覚えてる?」夫から引導を渡された瞬間翌日、礼子は都内の有名ホテルのアフタヌーンティーにやって来た。誠一に侮辱された私が元気になるためのご褒美だ。『ホテルのアフタヌーンティーを楽しむ優雅な私』、それが礼子の頭の中のセルフイメージだった。しかし周囲から見れば、一心不乱にスマホで写真撮影を続ける、イタい人にしか見えない。実際の暮らしが虚しく、みじめに、不幸になればなるほど、礼子は幸せなふりをしたかった。いや、しなければならないという強迫観念に駆られていた。誠一との関係が決定的に悪化し始めた頃から、礼子のインスタ狂いはますます加熱していく。ある日、いつも帰りが遅い誠一が、珍しく早く帰宅した。「おかえり…」奥から礼子の声は聞こえるが、誠一を出迎える気配はない。何しろ明日はヨガスタジオの仲間が集まるお茶会なのだ。着ていく服は? 持って行くバッグは? ああ、この靴は前回履いちゃったやつよね。それじゃあ今回は…。礼子は自分の部屋にこもって、忙しく戦略を練っていた。真夜中、パジャマ姿の誠一が礼子の部屋へやって来た。「おやすみ」「ああ、おやすみなさい。今パック中。このパック、金粉入りなのよ」礼子は目の前のスタンドミラーから目を離さずに言った。誠一が小さなため息をつく。「礼子、今日は何の日か、本当に覚えてない?」今日…? 急に何の日かって言われても…?? 怪訝そうな顔をしている礼子に、誠一はボソッと言った。「俺の誕生日。まあ、礼子にとってはどうでもいいことだよな。お前はもっとほかに考えなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことがいっぱいだもんな。それじゃあ、おやすみ。」さすがの礼子も血の気が引くのを感じた。誠一と結婚して5年、彼の誕生日を忘れたことなど、これまで一度もなかったのだ。虚栄心とSNSの最強タッグにより、あっという間に「メンタル系モンスター セレブ憑き」へと変身してしまった礼子。はたして彼女は、夫婦仲を修復することができるのでしょうか…?「リアル・モンスターワイフ、再び」第6回では、あなたの「メンタル系モンスター セレブ憑き」度をチェック、判定! 礼子と同じ失敗を繰り返さないためのアドバイスをご紹介します。
2018年03月24日8月3日午後、東京・世田谷区内にある高島礼子(53)の豪邸前に2台の車が停まっていた。玄関からドアに養生シートが張られている。中にいるのは、内装業者のようだった――。 昨年8月1日、高知東生(52)との離婚を発表した高島。3億円豪邸とも言われていたこの自宅の土地と建物は、もともと高知と共同で所有していた。だが昨年11月、高知の共有持ち分が高島へと移転。その際に高島は、高知の1億円もの借金を肩代わりしていたという。 最近では「2人が横浜で密会していた」という目撃談をもとにした“復縁説”も報じられていた。そんななか、高島は高知との過去をひっそり清算していたのだ。 「今年5月ごろでしょうか。『高島さんのご自宅が売りに出ているみたい』と噂になっていたんです。家の中はいつも真っ暗で、誰も帰っていないようでした」(近所の住民) 今回本誌が調べたところ、高島は7月20日付けでこの自宅を都内の企業へと売却していたのだ。昨年8月時点ですでに、本誌は「高島が自宅を売ろうとしている」との情報を伝えていた。だが離婚から1年を前にして、ようやく完売したようだ。 冒頭で目撃した内装業者は、新たな所有者が手配していたものだった。玄関近くには作業図が3枚貼り出されており、一部解体の指示が書かれている。 「高島さんはこの家に13年も住んでいました。でも引っ越す際は挨拶もありませんでした」(前出・近所の住民) 離婚からちょうど1年の8月1日、来年3月公開の映画『おみおくり』に高島が出演すると発表された。いっぽう高知も横浜でセルフエステ店を始めており、9月には都内にも進出する予定だという。元夫婦はようやく、別々の道へと歩き始めた――。
2017年08月08日2016年8月1日、女優の高島礼子さん(52)が、覚せい剤取締法違反の罪で逮捕・起訴された高知東生被告(51)と離婚したことを発表しました。8月2日に放送された情報番組『スッキリ!』に出演した芸能リポーターの井上公造さんによると、 7月30日の時点で2人は電話でのやりとりをしており、高島さん側の離婚の意思が固まっていたことから、高知被告を責め立てるようなことはなかったということです。覚せい剤に加え不倫という大きな裏切りをしつつ、保釈時には高島さんに対し「早く会いたい」とコメントした高知被告。高島さんは、事件発覚後に開いた会見で離婚することに対して明言を避けていましたが、一連の行為を許すことはできなかったようです。●高知被告との離婚に世間はホッとした様子高島さんと高知被告の離婚に対しネット上では、『おつかれさま!正しい選択をしたと思います』『離婚を決めてくれてホッとしました』『更生させたいと思ってても、クスリやってるようなやつと一緒に暮らすのはハードル高いよ』『いやいや、早く会いたいじゃなくてごめんなさいだろ。このときは許してもらえると思ってたんだろうなこいつ』『なぜかわからないけど、高島礼子の好感度があがった。純粋にこれから頑張ってほしいと思う』『女優をやめる気がないんだったら離婚一択』『なんだかんだ完璧なタイミングだった気がする。会見のときに離婚決めてたら、少し早すぎる気もするよね』『再犯の可能性も高いですし、助けてあげる必要はないですよ。離婚しなかったら逆にドン引き』『反省してる人間の態度ではない。絶対またクスリやる。クズ中のクズ』『むしろ結婚した時点で、高知東生を選ぶとかありえないと思ってた』など、離婚を決めた高島さんを応援する声に加え、高知被告の再犯を疑う人も多いようです。おしどり夫婦と言われ、17年間にも及ぶ結婚生活を送っていましたが、ついに終止符を打つこととなった2人。大きな決断をした高島さんの、今後の活躍を期待したいものです。【画像出典元リンク】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年08月02日元俳優・高知東生容疑者(51)が2016年6月24日に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、妻で女優の高島礼子さん(51)が30日に会見を行いました。夫の逮捕について公の場でコメントするのは初めてのことで、ときおり涙ぐむ場面もあった高島さん。会見前には事情聴取に加え尿検査まで受けたということですが、夫の逮捕については『冗談かと思うくらい実感がわきませんでした』と思いもよらないことであったと強調しました。現在、連続ドラマの撮影中でもある高島さんですが、今後は離婚も視野に入れているということで、まだまだ落ち着くことのできない日々を過ごすことになりそうです。●高知容疑者とは離婚しない考え?離婚に対して「そういう判断も考えなければ」と答えるにとどめた高島さんに対しネット上では、『高島さんやつれてるなー。当然と言えば当然なんだけど』『覚せい剤に不倫までされてるのに、まだ離婚しないってすごいよな。いまだに更生させたいって感じだったし』『尿検査の結果はまだだから、高島さんも安心はできない』『知らなかったら知らなかったで、それこそ夫婦関係に問題アリな気もするんだけど』『高知って結局介護で引退したんじゃないんだ?まだまだ探りがいがありそう』『気の毒な気もするけど自分で選んだ人なわけだし、本人もそのことが分かってるから簡単には離婚しないんだろうね』『芸能人はイメージ大事だから、自分はやってなくても離婚せざるを得ないでしょ』『別居でもしてない限り何も知らないとかありえないと思うんだけど』『ヒモでクズな旦那なんてかばう必要なし!さっさと離婚するのが正解!』『責任感強そうだし、書類上で離婚したとしても最後まで高知のこと見捨てなさそう』など、早期の離婚を求める声が多いようです。芸能界の第一線で活躍しながら父の介護も行ってきた高島さん。最愛の夫からの裏切りに、どのような決断をくだすのでしょうか。【画像出典元リンク】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年07月01日女優・真矢ミキ(52)が、1日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、女優・高島礼子(51)の会見についてコメントした。元俳優の高知東生容疑者(51)が覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことを受け、妻の高島は6月30日、ドラマ撮影中の京都市内で会見を行った。高島は取り調べで尿検査を受けたことを明かし、夫の行為を謝罪。気づかなかったことに歯がゆさをにじませ、「私は元気です」と妻として気丈に振る舞いながらも、時折大粒の涙を流した。番組の冒頭、司会・国分太一(41)の「どんな精神状態であの会見を開いたのか。僕は見ていてすごく複雑になる。高島さんは本当は関係ないような気もしますけど『妻として責任はある』という言葉が出てきました」に続いて、真矢は会見映像を思い出し「今、涙が出てきそうになっちゃった…」と吐露。高島のドラマと同枠での撮影経験があることから、「朝から晩まで寝る時間もなく本当に忙しい。最後に『私は元気です』とおっしゃったけどそんなことないと思います」と心配した。さらに、「ご自分の感情を後回しにして、妻という立場で主演を張っている女優が、(会見に)出てこられた。そして記者の方に敬意を払っていらっしゃる。礼子さんらしいなと思います」と称賛。「言葉を大切に吐かれている礼子さん」と一呼吸置いてため息をつき、「いつも『高島のために』『高島の一ファン』と言い切ってきた高知さんの今回の行為は本当に……あらためて悔しく思います。一番悲しませてるじゃない、と思って……」と涙ぐみながら高知容疑者への怒りをあらわにした。
2016年07月01日2016年6月24日に覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕された、元俳優の高知東生容疑者(51)。女優・高島礼子さん(51)と結婚していながら、逮捕時にはホテルで別の女性・五十川敦子容疑者(33)と一緒だったことも分かっており、 いまだ批判の声はやみません。そんな中、五十川容疑者の過去について、顔写真とともに『週刊文春WEB』が報じています。高知容疑者は女性について「愛人ではなく知人」と供述しているようですが、五十川容疑者は遅くとも2009年の春には高知容疑者の愛人となっていたということです。五十川容疑者は20代からレースクイーンをしており、有名芸能人と交際していた過去もあるということから、さらなる注目を集めると思われます。●7年以上続く愛人関係だった?高知容疑者と五十川容疑者の関係が7年以上に及ぶものだったとの報道にネット上では、『2人とも完全にクスリ漬けってことじゃん』『よく7年も隠し通せたな。そういうところだけはきっちりしてるんだね』『おいおい、知人じゃなかったのかよ。やっぱり愛人じゃねーか!』『文春さすがです』『というかこの人ブスすぎじゃない?なんでこんな女と不倫なんかするの?』『女優の妻がいながら、わざわざブスな女と危ないことやる意味がわからない』『完全な整形顔。33歳で覚せい剤やって逮捕か。人生終わったな』『もう高島さんとは離婚でしょ。さすがにこれ許したら神経疑う』『そもそも7年も愛人がいて、奥さんが何も気付かないとかある?全部知ってたとしか思えないんだけど』『高島礼子の美しさがより際立つことになった』『高知が売人かと思ったら、女も芸能人と交際かよ。両方から芋づる式に逮捕できるってことじゃん』など、逮捕された2人はもちろん、高知容疑者の妻である高島さんへの批判も強くなっている様子。長期間に及ぶ愛人関係が事実であれば、身近にいたはずの妻が何も知らないということは考えづらくなるのは仕方ないかもしれません。3人の行方に注目が集まります。【画像出典元リンク】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年06月29日女優の高島礼子さん(51)が、夫で元俳優の高知東生容疑者(51)の逮捕を受け、自身が出演する『花王』のCMを降板したと、6月28日に『スポーツ報知』が伝えました。『スポーツ報知』の取材によると、花王の担当者は、『イメージを考えて終了させていただくことになりました』とCMの打ち切りを認めているといいます。夫の薬物所持・不倫という大きなスキャンダルがあった以上、高島さんのイメージダウンも避けられないということで、花王は主婦層が主な顧客であることもあり、今回の対応に至ったそう。●「主婦は高島さんの味方」「高島さんに罪はない」とネット上にはエールが多数高島さんのCM降板について、ネット上では……『高島さんの場合、被害者という感じで同情するし、応援したくなる』『主婦層は高島さんの味方だと思う』『高島さん、頑張れ!』『頑張れ高島!みんな応援してる』『高島さんが関与しているわけじゃないんだから、イメージなんて下がらないけど』『イメージ回復のためにもさっさと離婚した方がいい。頑張って!ここが踏ん張り時』『高島さんの人格を尊重して降板させない企業があったら企業イメージが良くなると思う』『夫のせいでこんな事態になるなんて本当に気の毒』『私も主婦ですが、高島さん好きです。イメージ下がってません』『高島さんをここで下ろしたら、企業イメージの方が下がる気がする』『高島のイメージは落ちない。旦那は旦那、別人格』『高島さんには何の罪もないのに…』『奥さんのCM降板は意味がわからない』『主婦です。高島さんがやったわけじゃないんだから、降板させる必要ないと思います』『降板までさせなくても、一時休止くらいで良かったのでは?』『高島さんが出てても買う気なくすとかならないでしょ。CM降板で企業イメージの方がダウン』など、高島さんへの同情の声や応援の声が多数あがっていました。夫が逮捕されたからといって、高島さん自身のイメージは下がらないという主婦の声が多いのも印象的です。夫の裏切りによって傷ついた高島さんに、これ以上追い打ちをかけるようなことが起きなければいいのですが……。【画像出典元】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年06月28日女優の高島礼子が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『女たちの特捜最前線』(毎週木曜20:00~20:54)で主演を務めること決定。このほど取材に応じ、宮崎美子・高畑淳子との女子会シーンなどの魅力を語った。このドラマは、高島演じる京都中央警察署・総務課の室町京子、宮崎演じる広報課の一条弥生、高畑演じる食堂調理員の八坂美鈴が、"井戸端捜査会議"を繰り広げながら犯人を暴いていくというもの。昨年12月に『土曜ワイド劇場』枠で放送され、好評を受けて連ドラ化されることになった。今作の見どころは、高島・宮崎・高畑が食堂で繰り広げる"井戸端捜査会議"と称される女子会シーン。第1弾の撮影の際、台本通りだとセリフの掛け合いにとどまってしまうことに「女子会ってこういうもんじゃないわよ!」と悩んでいた高畑の発案で、スタジオの食堂でミーティングを行ったところ、会話がどんどん脱線していくものの、最終的には結論に近づくという、まさに女子トークの面白さに気づき、その後の井戸端会議シーンに生かされたそうだ。プライベートでも女子会にハマっているという高島は「年上の方と女子会をすると勉強にもなるし、新しい情報も聞ける」と自らの糧にしているそう。ただ、宮崎と高畑の前で「この中で私が一番年下です」と言っただけで、「今年下って言ったわね!」「50過ぎたらみんな一緒よ!」と激しく突っ込まれてしまったそうだが、「びっくりしたんだけど、これは面白い!と思いました」と、手応えを実感したことを振り返った。また、今回は総務課員の役だが、自身がかつて3年間OLとして勤務していた時も、総務部総務課所属だったという。洗剤の補充が間に合わなかったり、備品の計算が合わなかったりで怒られたそうで、お局的な先輩もいたそうだが、「せっかくだから過去の経験を生かしたいなと思います」と意気込んだ。これまで、ハードボイルドな役柄のイメージが強かった高島だが、今作は打って変わって裏方目線でストーリーが進行。「見ている方にも親近感があるような作品になっていくと思うので、楽に謎解きをしてもらえるようになれば」と狙いを語っている。コメントを寄せた宮崎は「言いたいことを言いあって、"おばさんたちだけど活きのいいドラマ"になれば」、高畑は「"オンナって元気だなぁ"と、うらやましがられるようなお芝居をしていきたいですね」と抱負。ほかにも、渡辺いっけい、相島一之、飯田基祐、冨家規政、増澤ノゾム、近野成美、杉浦琴乃、泉川実穂らが脇を固める。
2016年06月07日●53年の歴史で日本人初のレッドカーペット女優の高島礼子がこのほど、ドラマやアニメなど世界中の映像コンテンツが取引される、フランス・カンヌの見本市「MIPTV」(ミップティービー)で、レッドカーペット唯一の日本人ゲストとして登場した。重要な役どころで出演する、綾瀬はるか主演のNHKドラマ『精霊の守り人』を世界に売り出そうと企画された「4Kワールドプレミアスクリーニング」イベントに出席したためだ。アメリカやイギリスなど、世界的に注目度の高い新作ドラマが並ぶ中、日本のドラマもカンヌで行われたPR合戦に加わった。○"MORIBITO(モリビト)"コールで着物姿の高島礼子が登場映画祭で知られるフランス・カンヌでは、毎年春の時期に映像コンテンツ見本市「MIPTV」が行われ、今年は4月4日から7日まで開催されたところだ。参加国数は97カ国にまで及び、ドラマやアニメ、バラエティ、ドキュメンタリーを売り買いするために、世界中の放送局や制作スタジオが参加し、総勢1万人以上が集まった。映像コンテンツマーケットとしては世界最大規模になる。今年は、各国の新作ドラマを、放送に先駆けて集中上映する「ドラマ・スクリーニング」イベントが初めて企画されたこともあり、例年以上にドラマバイヤーやジャーナリストが集結。そんな中、多くのMIPTV参加者が集まる初日のオープニングパーティーで『NHK放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」』が、アジア初の公式プレミア上映企画を実現した。上映会場はフランス語で「コート・ダ・ジュール(=紺碧の海岸)」と呼ばれる海岸沿いにある一流ホテルやブティックが立ち並ぶ一角、「グランド・ハイアット・カンヌホテル・マルティネス」内。入口にはレッドカーペットが敷かれ、各国の報道陣がそろう中、海外向けタイトルの『MORIBITO(モリビト) : Guardian Of The Spirit(ガーディアン・オブ・ザ・スピリット)』というコールで紹介されると、着物姿の高島が、NHKエンタープライズの海辺潔プロデューサー、同社の片岡敬司監督と共に、トップバッターで登場した。MIPTVはカンヌで53年続く老舗のマーケットだ。日本もNHKや民放キー局が古くから出展し、海外に向けて番組を売り買いしているが、ドラマのセールスPRのために日本の俳優や女優、タレントが来場し、レッドカーペットを歩いたのは、今回の高島が初めて。5年ほど前に、秋元康氏が日本のアイドルフォーマットを世界に売り出すという目的でAKB48を引き連れ、開催中にステージを披露したこともあったが、これまで日本人がレッドカーペットで紹介されることはなかった。インタビューに応じた高島は「カンヌに来られたことを大変光栄に思っています。日本のドラマで初めての試みだということは、それだけこのドラマに関わる方たちの思いがあるということです」と実感。また、会場の印象について尋ねると「日本と違い、段取りが変わってしまうなど、カンヌっぽいのかなと思うところも多く、楽しんでいます。海外でこういう機会に参加できることに、とてもワクワクします」と興奮を語った。上映会前は集まった参加者を前に英語であいさつし、盛り上げている様子も見られた。●4Kでも「アップは怖くありませんでした」○テレビの技術トレンド「4K」で世界に売り出す『精霊の守り人』は今回、ワールドプレミアとして上映された。しかし、カンヌでのこのイベント時には既にシーズン1の放送が始まっており、最終話である第4話もイベント直後に放送されたところである。ディーン・フジオカら新キャストが加わるシーズン2は来年1月から放送がスタートするが、制作はこれからだ。にもかかわらず、シーズン1の上映がワールドプレミアだった訳は、既存の放送では披露されていない「4K」映像だからだ。『精霊の守り人』はテレビの最新技術トレンド「4K」で制作されている。海辺プロデューサーは「始めから4Kありきの中で制作した作品になります。"4K"、"放送90年"、"世界に売れるドラマ"がキーワードにありました。テレビマーケットで普及しつつある4Kで、ジャポニズムを持ち合わせながら、アジアから世界に広がる可能性がある作品になるよう意識し、放送90年に相応しい超大作ドラマを制作しました」と説明する。片岡監督も確固たる構想があった。「イメージにあったのは"もうひとつのアジア"です。見たことのない野性味とスケール感、どこか懐かしいシルクロードの街並みを求めて、撮影のために日本や中国、ネパールの奥地を訪ね、オリジナルな文化を再構築していきました。その作業は、大河ドラマで得たテクニックの応用そのもの。実際にある景色を組み合わせながら、CG合成によって新しい映像を作り出す大河のやり方を『精霊の守り人』で生かすことによって、"もうひとつのアジア"を作り出すことができ、全世界に売れると思いました」。また、役者の立場から高島は「4Kは正直なところ、普通の化粧では困るものもありますが、今回の呪術師・トロガイ役はフル特殊メイクでしたから、アップが来ても怖くはありませんでした」と気さくに話しながら、「どの状況でも演じる側は変わりませんが、4Kで撮られているというプレッシャーはありました。緊張感たるものは無意識のうちに表現されていると思います。こうした役者の空気感は国を越えて伝わるはずです」と海外上映の効果に期待を込めている。○世界のドラマ・ジャーナリストは英国ドラマに集中か上映会は用意していた席数を上回り、海外バイヤーなど200人が集まった。世界展開を計画する『精霊の守り人』の売れ行きを、上映後にNHKの担当者に聞くと、「各国の放送局から引き合いがあり、手応え十分」とのこと。しかし、手放しで喜べない。競合相手は強者(つわもの)ばかりだからだ。『精霊の守り人』とほぼ同時間帯に、かつて爆発的な人気を収めた、黒人奴隷を描く『ルーツ』のリメイク版がワールドプレミア上映されており、「ハリウッド・リポーター」や「VARIETY」など、世界的に知名度のあるエンターテイメント専門雑誌のドラマ・ジャーナリストたちは、こぞってこちらを取り上げていた。レッドカーペットでも、英アマゾン初のオリジナルドラマ『ザ・コレクション』のPRで来場したメリル・ストリープを母に持つメイミー・ガマーや、ユーチューバーから起業して成功したミシェル・ファン、元サッカーブラジル代表のロナウドなどに話題が集中していた。日本のドラマはこうした世界のメジャー級ドラマの中ではどうしてもニッチな存在であることは否めない。しかし、韓国の新作ドラマ『太陽の末裔』(韓国KBS)が現地で世界のドラマ・トレンドとして取り上げられる場面もあり、アジアのドラマに可能性が全くないわけではない。世界のテレビマーケットで日本の可能性を見た場面は、ほかにもあった。後編では、日本のバラエティ番組の世界展開の様子をレポートする。
2016年04月18日昨年12月28日、女優の国仲涼子と婚姻届を提出したばかりの向井理が主演する「新春ドラマ特別企画 わが家」が、いよいよ今夜、1月4日(日)21時より放送される。新たな門出を迎えた向井さんにとって、“新年初仕事”となる本作の放送を前に、父親役で共演した長塚京三と妹役の村川絵梨から祝福のコメントが到着した。人材レンタル会社「友情物語」のスタッフ・桜木一歩(向井理)は、都会の片隅で他人の孤独や心の傷を埋める稼業をこなす日々を送っていた。器量がよく、人受けもよい一歩だが、子どものころに父・武士(長塚京三)が突然家を出て行った過去があるためか、30歳を過ぎても家庭を持つ気は全くなかった。そんな一歩の実家は、三浦半島の海辺。いまは母・鯛子(田中裕子)が一人で暮らしている。バスガイドをする妹・ほの香(村川絵梨)がいるが、同じ東京にいながら互いに連絡先さえ知らない。そんなある日、鯛子のもとへ、ほの香から「結婚するので先方の家族と会って欲しい」との連絡が入る。同じころ、常連客のお年寄り・琴子(草村礼子)のもとで疑似家族を演じていた一歩にも、“ある仕事”が舞い込んでいた――。音信不通の父と、故郷と距離を置くようになった子どもたち。そして、彼らがいつ戻ってきてもいいように、「わが家」をひとり守り続ける母。そんな4人があるきっかけから再び集い、家族の絆を取り戻してゆく本作は、まさに家族を築き始めた向井さんにとっても記念すべきドラマとなった。結婚の知らせを聞いた父・武士役の長塚さんは、「向井さん、国仲さん、おめでとう。役の上での親子だったりだけど、何だか本物の息子や娘に幸せが巡ってきたようで、とっても嬉しい。今度、幸せいっぱいの笑顔を見せてください」とコメント。劇中では、体を張った激しいぶつかり合いも見せた息子の結婚を祝福した。また、明るい性格で、家族再会のきっかけとなる結婚話をもたらす妹役の村川さんからも、「ご結婚、おめでとうございます。ドラマ『わが家』ではお兄ちゃんと妹の関係だったので、結婚のお話を聞いたとき、身内のような気持ちでとても嬉しかったです。素敵な家庭を築いて下さい!」と、喜びの声が届いている。バラバラだった家族が再び顔を合わせる中、長男として、父親との葛藤を繰り返しながら成長する主人公を好演した向井さん。本当の家族のような愛情に包まれた現場で、改めて家族の大切さをかみしめていたのかもしれない。「新春ドラマ特別企画 わが家」は1月4日(日)21時よりTBS/MBS系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月04日『娚の一生』『S -最後の警官-』など2015年も話題作の出演を控える中、先日結婚間近と報じられるなど、公私ともに輝きを見せる向井理が主演を務める「新春ドラマ特別企画 わが家」。この度、バラバラになった家族の絆を取り戻してゆく様子が分かる予告編が公式サイトにて公開された。人材レンタル会社「友情物語」のスタッフ・桜木一歩(向井理)は、都会の片隅で他人の孤独や心の傷を埋める稼業をなんとなくこなす日々を送っていた。器量がよく客からの人気も高い一歩だが、30歳を過ぎても、自らは家庭を持つ気は全くない。その理由は、子どもの頃に父・武士(長塚京三)が突然家を出て行ったという過去があるからだ。そんな一歩の実家は三浦半島の海辺にあり、いまは母・鯛子(田中裕子)が一人で暮らしている。一歩にはバスガイドをする妹・ほの香(村川絵梨)がいるが、同じ東京にいながら互いに連絡先さえ知らない。鯛子は音信不通の夫や子どもたちがいつ帰ってきてもいい様に気丈に家を守っている。そんな鯛子のもとへほの香から「結婚するので先方の家族と会って欲しい」と電話が入る。同じ頃、常連客の一人暮らしのお年寄り・琴子(草村礼子)のもとで疑似家族を演じていた一歩にも“ある仕事”が舞い込んでいた。今回解禁された予告編では、体を張った激しい父子のぶつかり合いから始まり、家族揃って東京観光するシーン、さらに向井さんが涙を流しながら父親を引き止めるシーンなど見どころがギュッと詰まった映像となっている。また、映像の中で流れる涙誘う歌声を披露しているのは、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」『バンクーバーの朝日』などに出演している演技派女優・高畑充希。歌手としても活躍する高畑さんが、中島みゆきの「ホームにて」を、尺八・ピアノ・チェロのトリオ「KOBUDO-古武道-」とのコラボレーションでカヴァーしている。故郷への想いを綴る切ない歌詞と美しいメロディが、本作の世界観とリンクする予告編。豪華キャストが演じる“家族”は再生を目指し歩み寄ることができるのか…それぞれの葛藤する表情に注目したい。「新春ドラマ特別企画 わが家」は、2015年1月4日(日)21時よりTBS/MBS系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日『かもめ食堂』、『めがね』の荻上直子監督最新作『レンタネコ』が5月12日(土)に公開を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶に荻上監督と主演の市川実日子、草村礼子、光石研、山田真歩が登壇した。寂しい人に猫を貸す“レンタネコ”屋を営む女性と彼女の客となる様々な問題を抱えた人々の交流を荻上監督独特のタッチで温かく描き出す。全編を通じ大小17匹の猫と共演を果たした市川さん。猫と接するのはほぼ初めてだったというが「『よーい、スタート!』と同時にダーッといなくなるコもいれば、寄り目で揺れ続けてるコもいて全然性格が違う。猫にもきっといろいろあるんだろうなぁって思いました」と笑顔でふり返った。草村さんはそんな市川さんを「かわいかった!」と大絶賛。「実日子さんは18匹目の猫のよう」と明かす。また草村さんは荻上監督に対し「『草村さん』と呼ぶときと(猫に)『猫ちゃん』と呼ぶときでやきもちを焼いちゃうくらい(口調が)違う!」と明かす。これに対し、荻上監督は悪びれることなく「正直に言いますと、現場で役者より猫ちゃんの方を見てました。17匹の猫と仕事をして最終的に感じたのは、自分が飼っている猫が一番かわいいということ」と語り、猫バカっぷりを見せつけた。光石さんはこれまでに何度も共演してきた市川さんについて「相変わらず変で『わかんない!』って言いながらちゃんとやって帰っていった」と語る。これに草村さんから「“変”じゃなくて“不思議”って言いなさい」と異議が申し立てられ「変で不思議です(笑)」と訂正した。一方の山田さんは初の荻上作品となったが、これまで『かもめ食堂』などを観ていたそうで「まさかこのストーリーに自分が入ることになるとは…。外から見るのと中から見るのでは印象にギャップがあって面白かったです」と笑みを浮かべていた。監督は市川さんについて「普通の人じゃない、変なところがある(笑)。美しい大人の女優になるであろうと思いますが、その一歩手前の少年っぽさを出してほしかった」とコメント。さらにこの日は欠席となった田中圭について問われると、途端にニヤけた表情で「カッコイイです。『ヤバい、目が合わせられない!』って感じ(笑)。一緒に飲みたいです」とほとんどファンのようなコメントを発し、会場の笑いを誘っていた。『レンタネコ』は銀座テアトル、テアトル新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:レンタネコ 2012年5月12日より銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほかにて全国公開© 2012 レンタネコ製作委員会■関連記事:『レンタネコ』市川実日子心の穴ぼこは「埋める」から「ほうっておく」へ田中圭、初めての荻上直子作品の現場は「ボーっとしてた」『かもめ食堂』荻上直子監督の最新作『レンタネコ』、ベルリン映画祭出品決定荻上直子監督最新作!ハートフルムービー『レンタネコ』試写会に15組30名様ご招待
2012年05月14日『かもめ食堂』、『めがね』など何気ないやり取りの中にあるほのぼのとした情景を描き出し、女性を中心に高い人気を誇る荻上直子監督の最新作『レンタネコ』がついに完成。4月9日(月)に完成披露試写会が都内で開催され、主演の市川実日子、草村礼子、光石研、山田真歩、田中圭が舞台挨拶に登壇した。多くの猫と暮らし、人々に猫を貸し出す「レンタネコ」屋を営むサヨコと人々の出会いを描いた本作。猫によって心の隙間を埋める人々、そんな様子を見守りながら自身も少しずつ変わっていくサヨコの姿を温かく描く。市川さんは映画について「17匹の猫が出てきますが、しかし!それだけではない映画になってます」とアピール。サヨコ役で出ずっぱりのため、この17匹のすべての猫たちと共演を果たしたが「こんなにいると性格が全然違うんです。猫にもいろいろあるんだなぁって思いました。(自身は)猫と人間の間にいる感じでした」とニッコリ。猫との撮影ということでさぞや苦労したかと思いきや、「荻上監督は猫を愛している方で、撮影前に『“猫待ち”をすることも、猫に何かを強要することもしないで、(猫には)自然に自由に現場に居てもらう』とおっしゃって、すごく自由でした(笑)」とあるがままの猫たちがカメラに収められていることを明かした。そんな市川さんについて草村さんは「拡声器を持って土手を歩く姿がとてもかわいくて、少年のようで惚れ惚れしました!」と絶賛。草村さん自身は「子供の頃に化け猫の映画を観てから、自分の方から猫に触ったことはなかったんです」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。光石さんは荻上作品の常連だが、その魅力を「(物語が)現実とフィクションのギリギリのところにあって、演じる側がリアリティを持ってやるとホンワカするんです」と分析。「今回は猫もいてなおさらでした。市川さんも本当に猫みたいでした」と語った。これに市川さんが「そうですか(笑)?」と返すと、「いや、分かんないです。いいかげんなこと言いました」と照れくさそうに頭をかいた。荻上作品初参加の田中さんは、現場の様子について「フワッと柔らかいというかボーっとしてる感じ」と表現。市川さんから「ボーっとしてないですよ(笑)。普段ものすごい現場が多いんですか?」とやんわりと突っ込まれると、「ずーっと駆け足ですよ!…いや、そうでもないです(笑)」と語り会場の笑いを誘った。山田さんは、お客へのマニュアル通りの説明にとらわれたレンタカーショップの女性店員という役どころで、早口でサヨコ相手に商品の説明をするというシーンがあるが「個性を殺そうと思ってやりました」と述懐。「バイトはいままでいっぱいやって来たけど、マニュアルを言うような仕事はなかったので街中でそういう人たちを観察しました」と苦労を明かした。この日は高さ2.4メートルの巨大な招き猫も登壇。静岡県の看板業者の社長が20年も構想を練り上げて仕事の合間に作り上げたもので、当初は縁起物としてレンタルすることを予定していたが、借り手が現れずに完成からずっと倉庫に眠ったままだった…。今回の『レンタネコ』イベントで記念すべき初レンタルを飾った。右手を掲げた招き猫はお金を、左手を掲げたものは人を呼び込むと言われており、キャスト陣は“巨大レンタ招き猫”を前に福を呼び込もうと手を掲げていた。『レンタネコ』は5月12日(土)より銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:レンタネコ 2012年5月12日より銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほかにて全国公開© 2012 レンタネコ製作委員会■関連記事:『かもめ食堂』荻上直子監督の最新作『レンタネコ』、ベルリン映画祭出品決定荻上直子監督最新作!ハートフルムービー『レンタネコ』試写会に15組30名様ご招待
2012年04月09日『かもめ食堂』、『めがね』など独特の世界観で多くの映画ファンに愛される荻上直子監督の待望の最新作『レンタネコ』が5月に公開されることが決定。さらに、公開に先立ち、2月に開催される第62回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門にて正式出品されることが決定した。どこかゆったりとした時間の流れの中で、こだわりの場所と人の出会いを描いてきた荻上監督が選んだ新たな題材は、タイトルにもなっている「レンタネコ」。都会の片隅で“レンタネコ”屋をひっそりと営む主人公・サヨコが、心寂しい人たちと猫との出会いのお手伝いをしていく姿を描く。夫と愛猫に先立たれた老婦人に、単身赴任中の中年男、自分の存在意義に疑問を感じるレンタカー屋の受付嬢、サヨコと浅からぬ因縁を持ち、いまはとある組織から追われる男などなど、サヨコのもとに訪れる様々な事情を抱えた人たちと猫の出会いの物語が繰り広げられる。主人公・サヨコに扮するのは、『めがね』以来の荻上組参加となる市川実日子。大人の女性になりきる一歩手前の少年ぽさを残したたたずまいで、正体不明の“レンタネコ”屋をコミカルかつ愛らしく演じる。そして猫をレンタルする人々には、同じく『めがね』で共演した光石研に草村礼子、山田真歩、田中圭、謎の隣人に小林克也と、ベテランから若手勢まで個性豊かな面々が集まった。荻上監督作品のベルリン映画祭参加は、劇場長編デビュー作の『バーバー吉野』(’03)、『めがね』(’07)に続いて3度目。『バーバー吉野』では児童映画部門出品で特別賞を、『めがね』はパノラマ部門出品でザルツゲーバー賞を受賞と、それぞれに高い評価を得ており、いまや国際的に支持を集める荻上監督にとってベルリン映画祭は縁深い映画祭の一つ。“レンタネコ”屋という斬新な舞台で展開する新たな“荻上ワールド”は、海外でどのように迎え入れられるのか?第62回ベルリン国際映画祭は2月9日(現地時間)より開催。『レンタネコ』は5月、銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:レンタネコ 2012年5月、銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほかにて全国公開© 2012 レンタネコ製作委員会
2012年01月26日