いちはらアート×ミックス実行委員会は、現代アートの芸術祭『房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+』を、2021年12月26日(日)まで開催することをお知らせいたします。里山や閉校した学校の校舎、小湊鉄道の駅舎などを舞台として、「房総の里山から世界を覗く」をテーマに17の国と地域から68組のアーティストが89作品を展開しています。11月下旬から12月上旬にかけては市原市養老渓谷の紅葉が見ごろを迎えます。美しい紅葉に彩られた里山の中を走る小湊鐵道トロッコ列車なども併せてお楽しみください。レオニート・チシコフ《7つの月を探す旅「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは 月行きの列車を待ちながら」》1. 開催期間2021年12月26日(日)まで※月・火曜日休場2. 開催エリア千葉県市原市 小湊鉄道を軸とした周辺エリア市原市内9エリア(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)、小湊鉄道各駅舎3. 開催概要千葉県市原市内を走る小湊鉄道を軸とした周辺エリアを会場に、閉校した学校の活用や、小湊鉄道駅舎等、交通機関の活用、食や自然等の地域資源の活用などによる、新しい芸術祭を開催。4. 参加アーティスト・作品数参加アーティスト:68組(17の国と地域)、作品数:89点5. 周遊方法小湊鉄道主要駅と会場エリアをつなぐ無料周遊バスを運行。また、土日限定、五井駅発着でガイドとともに作品を巡るオフィシャルツアーを開催。オフィシャルツアー詳細はこちら 6. 鑑賞券・パスポート会期中、本芸術祭の一部のイベントを除くすべての作品を鑑賞できる作品鑑賞パスポートを販売■作品鑑賞パスポート販売料金 一般:3,000円、大高生:1,500円、小中学生:500円※会期中であれば異なる日であっても使えます(1作品1回限り有効)※同一作品を2回以上鑑賞する際は再入場券をお買い求めください7. 主催いちはらアート×ミックス実行委員会実行委員会会長:小出譲治(市原市長)8. 総合ディレクター北川フラム9. 公式ウェブサイト・SNS■公式ウェブサイト ■公式SNSFacebook、Instagram、Twitterにて作品・作家やイベント情報等について発信Facebook : Instagram: Twitter : 田中奈緒子《彼方の家》栗真由美《ビルズクラウド》アイシャ・エルクメン《Inventory》開会式の様子 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月26日東京の多彩で奥深い芸術⽂化を通して世界とつながることを⽬指し、2016年から毎年秋に、東京池袋エリアで開催している国際舞台芸術祭「東京芸術祭」。今年は「歴史のまばたき」をテーマに、9⽉1⽇(⽔)から11⽉30⽇(⽕)までの91⽇間にわたり開催している。会期最後の1ヶ月となる11⽉1日からは、コロナ禍で国境を越えたアーティスト、作品の招聘が困難となるなか、映像を通じて、世界や⽇本各地で活躍する表現者の取り組みにフォーカスする配信プログラムを用意。国内外の実⼒派によるダンス作品や、フィクションとドキュメンタリーが交差する映像作品、舞台芸術と映像・配信の関係そのものを議論するシンポジウムやディスカッションまで、多彩なプログラムがオンラインで視聴可能だ。ロロ『Every Body feat. フランケンシュタイン』(10月9日〜10月17日・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演)、Baobab『ジャングル・コンクリート・ジャングル』10月22〜24日・あうるすぽっとにて上演)、きたまり/KIKIKIKIKIKI『⽼花夜想(ノクターン)』(10月22〜24日・東京芸術劇場 シアターウエストにて上演)といった劇場公演を上演後に映像配信するのは同芸術祭では初の試み。劇場での鑑賞が叶わなかった方も、この機会にぜひチェックしてみてほしい。<視聴可能な配信プログラム>◎ 『The New Gospel ‒ 新福⾳書 ‒』() (映画)作・監督:ミロ・ラウ ※11月28日まで配信◎ ロロ『Every Body feat. フランケンシュタイン』() (演劇)脚本・演出:三浦直之(ロロ) ※11月30日まで配信◎ Baobab『ジャングル・コンクリート・ジャングル』() (ダンス)振付・構成・演出:北尾 亘(Baobab)※11月30日まで配信◎ きたまり/KIKIKIKIKIKI『⽼花夜想(ノクターン)』() (ダンス)原作:太田省吾振付・演出:きたまり ※11月30日まで配信◎ オンラインディスカッション「映像のパフォーマンス」 ()スピーカー:岡田利規(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)、竹下暁子(パフォーミングアーツ・プロデューサー/山口情報芸術センター[YCAM])、深田晃司(映画監督) ※11月30日まで配信◎ オンラインディスカッション「公共空間でつくる意味」()スピーカー:北澤 潤(美術家)毛利嘉孝(社会学者)ラファエル・トリュニャン(女優/レ・グランド・ベルソンヌ) ※11月30日まで配信◎ 【シリーズ・持続可能な舞台芸術の環境をつくる】東京芸術祭2021シンポジウム()「ライブでしか伝わらないものとは何か? 〜教育、育児、ダンスの現場から〜」登壇者:佐藤学(学校教育学)、開 一夫(赤ちゃん学)、北村明子(振付家、ダンサー)司会:横山義志、多田淳之介詳細は公式サイトへ
2021年11月23日千葉県の中央に位置する市原市の里山や閉校した学校、小湊鉄道の駅舎などを舞台とした芸術祭「いちはらアート×ミックス」。2020年3月に予定されていた「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020」が開催延期となり、2021年11月19日(金)より「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+」として開催することとなった。今回は17の国と地域から、約70組のアーティストが参加し、開催史上最多の約90 点の作品が登場。会場も過去の芸術祭でもおなじみの市原湖畔美術館を中心とした高滝エリア、観光地としても有名な養老渓谷エリアなどが位置する南市原に加え、「いちはらアート×ミックス2020+」の旅の出発点で総合案内所となる五井エリアや、上総牛久駅からかつて使われていた古い商店跡や、現在も営業中の昔ながらの洋品店に作品を展開する牛久エリアなど、全9エリアに拡大して展開する。見どころは、レオニート・チシコフ、藤本壮介、西野達らが参加する「駅舎プロジェクト」。小湊鉄道五井駅から養老渓谷駅までの17駅全てに作品が設置され、100年の歴史を持つ小湊鉄道沿線をめぐりながら、各駅やその土地にちなんだ作品を見ることができる。作品制作や作品の維持管理を通してアーティストや地域と繋がり、地域への愛着と誇りを醸成することを目的開催の目的に掲げる「いちはらアート×ミックス」。来場者は作品を道しるべに地域を巡りながら、地域の価値や魅力を理解することができる。コロナ禍を経験した世界の「新たな芸術祭」のあり方についても考える機会となりそうだ。■出品作家五井エリア:チョアン・チーウェイ(荘志維 )/アレクサンドル・ポノマリョフ/ザンナ・カダイロバ /ターニャ・バダニナ/アデル・アブデスメッド牛久エリア:マー・リャン(馬良)/豊福亮/柳建太郎/中﨑透高滝エリア:KOSUGE1-16/クワクボリョウタ/アコンチ・スタジオ/木村崇人/鈴木ヒラク/ウラジミール・ナセトキン/ターニャ・バダニナ/ニブロール/深澤孝史平三エリア:開発好明/栗真由美/ミカーラ・ダウアー/キム・テボン(金泰範)/秋廣誠/曽我英子/冨安由真/マリア・ネポムセノ/長谷川仁/大野修平/ラヴァル・モンロー里見エリア:開発好明/EAT&ART TARO/高橋啓祐月崎・田淵エリア:エルモ・フェアメイズ/石塚元太良/アイシャ・エルクメン/磯辺行久/栗田宏武/小沢敦志月出エリア:岡田杏里/鈴村敦夫/風煉ダンス/チョウハシ トオル/ヘラルド・バルガス/塩月洋生/鍛治瑞子/岡博美/竹村京/舞踏団 トンデ空静/田中奈緒子/トーマス・レーメン/来田広大/岩間賢白鳥エリア:カルロス・ガライコア/髙田 安規子・政子/大杉祥子/五所純子/篠崎恵美/高山夏希/石田真澄/前田エマ/ 時速30kmの銀河の旅(前田麻里、坂口理子、美木 マサオ)/伊藤キム 養老渓谷エリア:竹腰耕平/マルニクス・デネイス/ターニャ・バダニナ広域展開・駅舎プロジェクト:レオニート・チシコフ/藤本壮介/ジョアン・カポーテ/成田久/西野達/ターニャ・バダニナ/ソカリ・ドグラス・カンプ/木村 崇人/CLIP/チョアン・チーウェイ(荘志維)ソカリ・ドグラス・カンプ《Manmade》ターニャ・バダニナ《翼》中﨑透《Clothing Fills in the Sky》Photo ECHIGOYA Izuru木村崇人《森ラジオ ステーション×森遊会》撮影:中村脩【開催概要】『房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+』会期:2021 年 11 月 19 日(金)~12 月 26 日(日)休場日:月・火曜(11 月 23 日は開場)開催エリア:千葉県市原市 小湊鉄道を軸とした周辺(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)鑑賞時間:10:00~16:00(小湊鉄道五井機関区は9:00~17:00、市原湖畔美術館は火~金10:00~17:00、土・祝前日9:30~19:00、日・祝日は9:30~18:00(月曜日休、月曜日が祝日の場合は翌火曜日休))料金:一般3,000円、大高1,500円、中小500円(パスポート制)■公式サイト:
2021年11月18日11月19日(金)開催、北川フラム氏が総合ディレクターを務める現代アートの芸術祭「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」。ガイド&ランチ付きでたくさんの作品を巡ることができるオフィシャルツアーの催行が決定しました。土曜日と日曜日にそれぞれ異なる2コースをご用意しました。ランチは、旧里見小学校にて地元の特製カレーと名水珈琲をお召し上がりいただきます。小湊鉄道五井機関区/アレクサンドル・ポノマリョフ「永久機関」コロナ禍により作品の設置と撤去を繰り返し、皆さんのお越しを心待ちにしていたたくさんのアート作品&長い歴史をもつ小湊鉄道を、貸切バスでガイドと一緒に巡れるツアーとなっております。「気になっていたけどどう巡ったらいいかわからない」「一人だけど行ってみたい」など、どんな方でも大歓迎。皆さまのご参加をお待ちしています。■ツアー詳細≫土曜/房総の風コース ≫日曜/養老の谷コース ■お申し込み≫土曜/房総の風コース ≫日曜/養老の谷コース 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月16日12月4日(土) ・5日(日)の二日間にわたり、群馬・高崎芸術劇場 大劇場で開催される G-FREAK FACTORY主宰のロックフェス『山人音楽祭2021 LOCAL×RHYTHM』にROGUEが出演することが決定した。1982年結成、1992年に解散するも、ボーカル奥野敦士の不慮の事故を乗り越え、2013年の再結成。現在は地元群馬を中心に精力的に活動をしているROGUE。ボーカルの奥野は、東京パラリンピックの閉会式には映像で登場し、ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界(ホワット・ア・ワンダフル・ワールド)」を歌い上げたことも記憶に新しい。ROGUEの出演が決定した『上州事変』は、G-FREAK FACTORY、FOMARE、LACCO TOWER、ROGUEといった群馬出身の4バンドが集う、まさに地元に根差した特別公演となる。<公演情報>山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~会場:高崎芸術劇場 大劇場『山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~』告知画像■『上州事変』12月4日(土) 開場 16:30 / 開演 17:30出演:G-FREAK FACTORY / FOMARE / LACCO TOWER / ROGUE■『関東事変』12月5日(日) 開場 16:00 / 開演 17:00出演:OAU / G-FREAK FACTORY / HAWAIIAN6 / MONOEYES【チケット料金】指定席:各日6,000円(税込)※通し券の販売はございません。※3歳以上要チケット。3歳未満のお子様は1名まで保護者の膝上で鑑賞いただけます。3歳未満でもお席の必要な場合はチケットをお買い求め下さい。■チケット一般発売:11月6日(土)10:00~『山人音楽祭2021』オフィシャルグッズ受付URL:『山人音楽祭2021』公式サイト:
2021年11月05日長野県大町市では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け延期となっていた「北アルプス国際芸術祭2020-2021」のアート会期が10月2日(土)に開幕しました。紅葉や市内観光スポットとともにお楽しみいただける芸術祭は11月21日(日)までとなります。目「信濃大町実景舎」●「北アルプス国際芸術祭2020-2021」開催概要市内を仁科三湖、源流、ダム、市街地、東山の5つのエリアに分けて、水・木・土・空をコンセプトに国内外の作家が地域の魅力を活かした作品を制作。アート会期(アート作品を全て鑑賞できる期間):10月2日(土)~11月21日(日)開催地 : 長野県大町市総合ディレクター : 北川 フラム(アートディレクター)ビジュアル・ディレクター: 皆川 明(ファッションデザイナー)アート作品数 : 34点アーティスト : 11の国と地域から33組作品鑑賞パスポート : 一般3,000円、16~18歳1,500円、15歳以下無料「北アルプス国際芸術祭2020-2021」公式HP: ●お得な「立山黒部全国キャンペーンきっぷ」を販売中例年多くの観光客でにぎわう「立山黒部アルペンルート」では、お得な「立山黒部全国キャンペーンきっぷ」を販売中。11月30日で今シーズンの営業は終了となるため、お得にアルペンルートを楽しめるラストチャンスです!「立山黒部アルペンルート全国キャンペーンきっぷ」公式HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月05日大阪から約1時間、能勢電鉄沿線を舞台に繰り広げる2年に一度の芸術祭!いよいよ今週末10月30日(土)より開幕します。オープニングイベントは、テーマである「光」と「音」を駆使したオンラインならでは音楽祭。妙見山山頂で展開する、原摩利彦+津田直による「7+1 / 舞い降りてくる星辰、光を放つ」と題する音と言葉と写真、印刷物を散りばめたインスタレーションなど7組のアーティストによる作品展示、個性溢れる14の地域団体企画など、秋本番の沿線で「光」と「音」と「食」を存分にお楽しみください。《Septentrion》,(C)2021 Nao Tsuda | Marihiko Hara■開催概要のせでんアートライン2021― 「光」と「音」と「食」の芸術祭 ―会期 : 2021年10月30日(土)~11月23日(火・祝) 25日間エリア : 能勢電鉄沿線~妙見山山頂エリア他料金 : 無料(一部有料イベントあり)出展作家 : 招待作家 :原摩利彦+津田直、SPEKTRA、藤井達矢一般公募作家:井橋亜璃紗、袁方洲、前田耕平×葭村太一、橋爪皓佐/野営地URL : <のせでんアートライン2021 オープニングイベント「オンライン音楽祭」>日程 : 10月30日(土)17:30開始場所 : 黒川公民館より配信 ※無観客・配信のみ出演 : Kan Sano、空間現代×吉増剛造、Sawa Angstrom空間演出: SPEKTRA映像演出: STruKTurES料金 : 無観客・配信のみ/オンライン鑑賞料無料のせでんアートラインのYouTubeアカウントから配信します。URL : <のせでんアートライン2021特別企画>「地域の『食』を限定セットでお届けします」里山×アジアの融合・本格インドカレーセットや、毎日のごはんが楽しみになるお米とお味噌セットに、里山の名店が自信をもって取り揃えたコーヒーロースターズ3種セットなど、のせでんアートライン2021限定商品のオンライン販売。注文申し込み: <のせでんアートライン2021 クロージングイベント「野外シアター」>開催日 :11月20日(土)~23日(火・祝)16:30開場、17:00開演会場 :能勢町 旧東郷小学校校庭内容 :野外での映画の上映。各日作品別上映予定作品:『ノマドランド』『ブンミおじさんの森』『もののけ姫』『風の谷のナウシカ』など料金 :前売のみ(当日券の販売なし)※作品、チケット販売など詳細は近日公式webにて発表します■地域団体企画地域の住民や団体が主体となる地域団体企画。食や地域の学び、映像上映、アートライブなど、のせでんアートライン2021期間中に、各地で個性溢れる14のプロジェクトを展開していきます。・踊れマハラジャ♪~ヨナウッド~ボリウッドダンス講座~・R423 FLOWER ROAD PROJECT・猪名川博覧会-いなはく・リクレイムド見本市・自主制作ドキュメンタリー映画上映会・一日がっこうと里山ロハス・トヨノ高山ワイナリー・祥雲館TOYONOCOLLECTION2021・一日だけの蜃気楼美術館・Kawanishi Art Project-live-・奥摂津逸品創作プロジェクト・ここら編集局・のせでん食材探訪・リユース什器オークション「Tsugu.」プロジェクト各詳細は公式webサイト: をご参照ください主催 :のせでんアートライン妙見の森実行委員会お問い合わせ:のせでんアートライン2021事務局 info@noseden-artline.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日12月4日・5日に群馬・高崎芸術劇場 大劇場で開催される『山人音楽祭2021 LOCAL×RHYTHM』の全出演アーティストが発表された。『山人音楽祭2021』は群馬出身・在住のロックバンド・G-FREAK FACTORYが主宰するロックフェスで、初日は『上州事変』として地元群馬出身バンド・FOMARE、LACCO TOWER、2日目は『関東事変』としてOAU、HAWAIIAN6、MONOEYESを迎えて行われる。なおG-FREAK FACTORYは両日ともに出演する。チケットは10月24日23時59分までオフィシャル先行受付を実施中。また『山人音楽祭2021』のオフィシャルグッズ情報も公開され、10月31日までに申し込むと公演日までにグッズが届く通販受付も行われている。<公演情報>山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~会場:高崎芸術劇場 大劇場『山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~』メインビジュアル■『上州事変』12月4日(土) 開場 16:30 / 開演 17:30出演:G-FREAK FACTORY / FOMARE / LACCO TOWER■『関東事変』12月5日(日) 開場 16:00 / 開演 17:00出演:OAU / G-FREAK FACTORY / HAWAIIAN6 / MONOEYES【チケット料金】指定席:各日6,000円(税込)※通し券の販売はございません。※3歳以上要チケット。3歳未満のお子様は1名まで保護者の膝上で鑑賞いただけます。3歳未満でもお席の必要な場合はチケットをお買い求め下さい。■チケットオフィシャル先行(抽選)受付期間:10月18日(月) 12:00~10月24日(日) 23:59受付URL:■チケット一般発売:11月6日(土)10:00~『山人音楽祭2021』オフィシャルグッズ受付URL:『山人音楽祭2021』公式サイト:
2021年10月21日新型コロナウイルス感染症の影響により開催を延期していました「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」を、2021年11月19日(金)より開催いたします。木村崇人《森ラジオ ステーション×森遊会》撮影:中村脩【「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」開催概要】会期 : 2021年11月19日(金)~12月26日(日)※月・火曜日休場(11月23日(火・祝)を除く)開催エリア : 市内9エリア(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)、小湊鉄道各駅舎主催 : いちはらアート×ミックス実行委員会実行委員会会長 : 小出譲治(市原市長)総合ディレクター: 北川フラム参加アーティスト: 約70組作品数 : 約90点URL : レオニート・チシコフ《7つの月を探す旅「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは月行きの列車を待ちながら」》栗真由美《ビルズクラウド》アイシャ・エルクメン《Inventory》作品等詳細は別紙をご覧ください。また、10月20日より作品鑑賞パスポートの前売販売を開始いたします。詳細は別紙をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下:本学)は、10月22日(金)~31日(日)に開催される「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021(以下、本イベント)」にメインスポンサーとして参加します。芸術学部を有する大学として、アートを通じた地域活性化と福祉の課題解決に貢献します。また、障がい者の創作活動の支援やソーシャルデザインの研究を行っている福島治教授(本学芸術学部デザイン学科)がクリエイティブディレクターを務め、イベントの総合ディレクションを手がけます。アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021本イベントは、江東区を舞台としたアートイベントです。アートの力で人々を引き寄せ、お互いを認め合い、支え合う共生社会を目指して開催されます。障がいなどさまざまな理由によりまだ世の中に知られていないアーティストに光をあて、街なかに多彩な作品を展示することで、江戸時代から下町情緒の息づく深川エリア全体を美術館にします。障がいのあるアーティストによる全国公募展のほか、神社仏閣巡りとアート鑑賞が合体した御利益のある街歩き、さまざまな人が参加できるイベントやワークショップなど多彩な催しを予定しています。本学はこの趣旨に賛同し、昨年度の第1回の開催においてイベント内の公募展「アートパラ深川大賞」を主催したのに続き、今年度は芸術学部を有する大学ができる社会貢献のひとつとして、メインスポンサーとして参加します。本学芸術学部デザイン学科の福島治教授がクリエイティブディレクターを務め、全体のディレクションを手がけます。福島教授は開催にあたり、「私の研究室のテーマは『広告デザインの力とユニークなアイデアで社会の課題を解決する』です。障がいのある人のアートの力を、デザインの力で社会課題の解決につなげる研究を続けてきました。今回のイベントが、地域活性化と福祉の課題解決につながるきっかけの場となれば幸いです。障がいがあるなしに関係なく、理屈抜きに素敵な作品に出会っていただきたいです」と話しています。◆アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021【日程】10月22日(金)~31日(日)【会場】門前仲町、清澄白河、森下※緊急事態宣言等により延期及び中止になる場合もあります◆アートパラ深川おしゃべりな芸術祭 ■東京工芸大学 芸術学部1994年に設立(所在地:東京都中野区)。現在メディア芸術を中心とした7学科を有し、テクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」分野のプロフェッショナルを育成している。東京工芸大学中野キャンパス【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月11日のせでんアートライン妙見の森実行委員会は、能勢電鉄沿線の一市三町にまたがるエリアで隔年開催しております地域の芸術祭「のせでんアートライン2021 ―「光」と「音」と「食」の芸術祭 ―」を2021年10月30日(土)~11月23日(火・祝)に開催いたします。「のせでんアートライン2021 メインビジュアル」 (C)Kousei Ikeda(SPEKTRA)■開催概要タイトル : のせでんアートライン2021 ―「光」と「音」と「食」の芸術祭 ―テーマ : Enlarged Mentality ~他者との世界を共有するもの~会期 : 2021年10月30日(土)~11月23日(火・祝) 25日間エリア : 能勢電鉄沿線~妙見山山頂エリア他料金 : 無料(一部有料イベントあり)公式webサイト: ■のせでんアートラインとは2013年の能勢電鉄開業100周年事業として始まりましたのせでんアートラインも2021年で5回目を迎えます。妙見山を中心に、兵庫県川西市、猪名川町、大阪府豊能町、能勢町の一市三町で開催し、この地で生きる人々とアーティストが一体となってつくる2年に一度の芸術祭です。■テーマ:Enlarged Mentality ~他者との世界を共有するもの~2020年、COVID-19によるパンデミックは私たちの生活を大きく変えました。しかし私たちはこの現実と向き合い、新しい未来へ進むことができるはずです。のせでんアートライン2021のテーマは「Enlarged Mentality(視野の広い思考様式)」です。それぞれの個人が持つ「主観的」な五感や思想や文化を、共有し分かち合う「客観的」な世界に適合していくことで、新しい未来を考える機会を生み出します。2021年、開催地域である川西市・猪名川町・豊能町・能勢町というこの地で生きている人たちとともに、そこに居合わせるあらゆる人のパースペクティブで見た、歴史・産業・伝統と接続した芸術祭を開催いたします。まず妙見山の「芸能信仰」「北極星信仰」から着想を得た「音」と「光」を中心とする芸術制作を行い土地の歴史、風土、民俗に由来し人の手によって丁寧に生み出された「食」や「暮らし」を拡張させる取り組みを展開します。これは「文化」の語源となった「CULTIVATE(耕し養う、住まう、気遣う、慈しみ保存する)」を体現する表現であり、芸術を通した「生」の喜びを体験できる場の創造や人との出会いを目指すものです。※上記は、ステイトメントの抜粋です。全文は公式webサイトにあります。 ■作品展示(計7組 順不同 入場無料)<招待作家>・原摩利彦+津田直・SPEKTRA・藤井達矢<一般公募作家>・井橋亜璃紗・袁方州・前田耕平×葭村太一・橋爪皓佐/野営地開催日:妙見山山頂:会期中の金土日祝(22日は開催)その他の会場は、施設営業日による会場 :妙見山山頂、日生中央サピエ、静思館、吉川自治会館前広場、妙見口駅前内容 :開催テーマに即した芸術作品の展示。それぞれの空間、ロケーションをサウンドや映像、オブジェクトを用い、新たな可能性や気づきを構築する。■イベント<オンライン音楽祭> オープニングイベント開催日 :10月30日(土) 19:00~(予定)配信会場:妙見山山頂(無観客によるオンライン開催。鑑賞無料)出演者 :Kan Sano、空間現代×吉増剛造、Sawa Angstrom 他内容 :音と映像による音楽ライブの配信。ライブ中に楽しめる地域の名産品のパッケージも発売予定。<野外シアター> クロージングイベント開催日:11月20日(土)~23日(火・祝) 16:30開場、17:00開演(予定)会場 :能勢町 旧東郷小学校校庭内容 :野外での映画の上映。『ブンミおじさんの森』『もののけ姫』などを予定。会場では地域の名産品(テイクアウト形式の飲食も含む)をキッチンカーにて販売予定。■地域プロジェクト「のせでん沿線の新たな価値を創出する事業や取り組み」が生まれることを目的に公募した地域プロジェクト。のせでんアートライン2021の会期に、地域住民を中心にのせでん沿線で様々なイベントを展開します。<全13団体>(予定。変更の可能性あり)・黒川インド化計画「踊れマハラジャ♪ヨナウッド」 ヨナナ 堀部美香・R423 FLOWER ROAD PROJECT トヨノ部・猪名川博覧会-いなはく いながわベース・Reclaimed Materials Project Firm 立花之輝・中西商店クリエイティブ拠点化プロジェクト EMMA COFFEE 中西信一郎・一日がっこうと里山ロハス 認定NPO法人コクレオの森・トヨノ高山ワイナリー 農業法人 株式会社里山創生研究所・祥雲館町おこしプラザ 社会福祉法人豊悠福祉会祥雲館・一日だけの蜃気楼美術館 TOMOI R&D 友井隆之・Kawanishi Art Project 川西アートプロジェクト実行委員会/川西市中心市街地活性化協議会・奥摂津逸品創作プロジェクト みさご珈琲 向井務・ここら編集局 一般社団法人とよのていねい・のせでん食材探訪 Le tonton 中田淑一■イベント・社会実験※その他、行政等との連携イベントや社会実験プロジェクトも実施予定です!*新型コロナウイルス感染症等による中止の判断についてのせでんアートラインは、国、兵庫県、大阪府等からのイベント催行についての自粛要請やイベントの開催制限に準じて催行の判断を行ないます。また、開催す る場合は、国、兵庫県、大阪府等からの制限および業種別ガイドラインを遵守し、新型コロナウイルス感染症対策に取り組み実施するため、内容が変更になる可能性があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月13日現在開催中の国際舞台芸術祭「東京芸術祭2021」のプログラムのひとつ、『野外劇 ロミオとジュリエット』が『野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス』として10月15日(金)~17日(日)に池袋・東京芸術劇場プレイハウスにて上演される。東京芸術祭では、これまで劇場を「ひらく」アクションとして、“ワンコインで観劇ができる高品質な演劇”をコンセプトに野外劇を上演しており、本公演も当初GLOBAL RING THEATRE (池袋西口公園野外劇場)での上演を予定していたが、本年度は野外劇本来の趣旨が新型コロナウイルス感染拡大につながる恐れがあるとして、会場を屋内に移した形になる。演出には2022年に劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』の演出が決定している青木豪を迎え、キャストは総応募者945名のフルキャストオーディションで選ばれた14名が参加。また、今回の「ロミオとジュリエット」は「女系一家・モンタギューvs 男系一家・キャピュレット」をコンセプトに、ロミオを筆頭にしたモンタギュー家の配役を女性が、ジュリエット以下キャピュレット家の配役を男性がそれぞれ演じるのも見どころだ。タイトルロールとなるジュリエット役には、ミュージカル『テニスの王子様』9代目・ 10 代目越前リョーマ役など活躍目覚ましい阿久津仁愛(あくつ・にちか)、ロミオ役には、児童劇団「大きな夢」出身の川原琴響(かわはら・ことね)が決定している。阿久津は「女性役を演じるのは初めての挑戦なので、色々悩んだりすると思うのですが、物語や役を全力で生きている姿、そして僕の新しい姿をお客様にご覧頂けたらと思います。」とコメント。川原琴響は「オーディションの際、青木豪さんのメッセージに『人の目をひきたいと思ってる人 』、待ってます。」と書かれてあったのが印象的でした。」と語り、「普段演劇を観ない方にも、楽しんでいただけるようなお芝居を創れるように頑張ります。」と上演に向けての意気込みを語った。「野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス」のチケットは9月12日(日)より発売。【公演情報】『野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス』2021年10月15日(金)~2021年10月17日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス作:ウイリアム・シェイクスピア訳:松岡和子 上演台本・演出:青木 豪出演:阿久津仁愛 / 川原琴響谷田奈生 / 塚越健一 / みしまりよ / 柳内佑介 / 齋藤千裕 / 近藤 廉 / 末次由樹 / 友田宗大 / 井上 平 / 滝本 圭 / 河口勇太 / 朗明樂哲典チケット料金:全席指定500円チケット情報東京芸術祭2021公式サイト
2021年09月10日2022年の夏に開幕する国際芸術祭「あいち2022」の第一弾アーティスト22組と、愛知県の形をハートに見立てたロゴが発表された。発表された22組は、本芸術祭テーマ着想の元となった愛知県出身のアーティスト河原温ほか、コロナ禍の影響を感じる作品など、今回の芸術祭の方向性を想像させるラインナップとなった。「コロナ禍により決定的に違うのは、私含めキュレーターが世界のアーティストについてリサーチできていないということです。しかしそれを補完する形で、世界各国のキュレトリアル・アドバイザーを集め、彼らの推薦作家からセレクトしています。私がこれだけのアーティストをリサーチしていたら、おそらく後5年ぐらいはかかっただろうなという量と、各地域の専門家による非常に質の高い情報が短期間で集まっています。それによってこれまで日本で見たことがないアーティストが多くなるのではないかと思います。全く新しいセレクトで、世界をもう一度シャッフルして、新しい組み合わせを見つけ直すことができるのではないかと思っています」と出演者について話す片岡監督。最終的には、現代美術80組、パフォーミングアーツ10組程度を予定しているというので、今後の発表にも期待したい。コロナ禍で開催されることについて片岡監督は「先の見えない不確かな時間の中で、どういう未来を想像し、新しい価値観を築いていくかということが必要だと思っています。多彩な地域から多様な価値観が持ち寄せられる国際芸術祭は、『STILL ALIVE』というテーマが示している通り、今をどのように生き抜くかという、人類にとって最大の問いについて、多様な応答をみることができるのではないかと思っています。生きるためのアートを、今を生きる皆さまにお届けしたいと思っています」と意気込みを語った。名称:国際芸術祭「あいち2022」テーマ:STILL ALIVE今、を生き抜くアートのちから会期:2022年7月30日(土) ~ 10月10日(月・祝)主な会場:愛知芸術文化センター/一宮市/常滑市/有松地区(名古屋市)
2021年08月31日千の葉の芸術祭実行委員会は千葉市が市制100周年を迎えた今年、 「アートでつながる アートでつなげる 自由なアートが人と社会をかえていく」をコンセプトに「千の葉の芸術祭」を開催中。そのプログラムの一環として、 写真芸術展『CHIBA FOTO』が2021年8月21日(土)〜9月12日(日)まで、千葉市内各地にて開催する。この度、 期間中に市民参加プログラム「#みんなのCHIBAFOTO」の写真を募集することが明らかとなった。『CHIBA FOTO』は、時代と向き合う「写真」という表現媒体でつくり出す「写真」に特化した芸術展。 気鋭の写真家たちを起用し、新作を含む作品を展示する。 また、千葉の現在を捉えた作品や、千葉の土地の歴史を掘り下げた作品も展示し、過去から現在、 現在から未来という、時間の連なりを感じる機会も提供。会場となるのは、千葉市内にある歴史的建造物や、市民になじみ深い文化施設。そこにセノグラフィによる非日常的な空間演出を施すことで、新たな体験を提供し、これまで気がつかなかった街の魅力をも掘り起こしていく。CHIBA FOTOでは、このような作品と空間演出がセットになったユニークな展示を、13の会場で同時に、かつ無料で展開。 アートやクリエイティビティと触れ合う歓びを広く届け、来場者自身の創造性を刺激することで、新たな視点へ誘う。会期中には、一般の方からも広く写真を募集。 参加作家の作品を観て、彼らの目線を体験すると、ものごとの見方にも変化が訪れるはず。そんな今までとは少し異なる視点で捉えた写真をぜひ応募してほしい。【開催情報】■『CHIBA FOTO』会期:2021年8月21日(土)〜9月12日(日)入場料:無料URL: ※会場により、 休館日・閉館時間が異なります参加作家:宇佐美雅浩、川内倫子、清水裕貴、新井卓、吉田志穂、蔵真墨、佐藤信太郎、本城直季、北井一夫、楢橋朝子、金川晋吾、横湯久美主催 : 千の葉の芸術祭実行委員会構成団体 : 千葉市、公益財団法人千葉市文化振興財団、公益財団法人千葉市教育振興財団、千葉市文化連盟、公益社団法人千葉市観光協会、千葉市メディア芸術振興事業実行委員会後援:千葉県、市原市特別協賛:JFEスチール(株)、 (株)そごう・西武 そごう千葉店、キヤノンマーケティングジャパン(株)協賛:(株)千葉ステーションビル、(株)千葉銀行、千葉商工会議所、(株)京成エージェンシー、千葉都市モノレール(株)、(株)千葉興業銀行、(株)京葉銀行、 千葉信用金庫、 (株)幕張メッセ<市民参加プログラム>「#みんなのCHIBAFOTO」STEP1:「千の葉の芸術祭 CHIBA FOTO」公式インスタグラムアカウント「@chibafoto_1000leaves」をフォローSTEP2:CHIBA FOTO の作品を鑑賞して感じた、 周囲や自分自身の変化への気づきを写真に撮影STEP3:インスタグラムにハッシュタグ「# みんなのCHIBAFOTO」をつけて投稿応募期間:2021年8月21日(土)〜9月12日(日)賞品:抽選で5名様にアソビカメラ Canon iNSPiC REC をプレゼント■「千の葉の芸術祭」キーワード&コンセプト:変化 / CHANGE アートでつながる アートでつなげる 自由なアートが人と社会をかえていく会期:2021年7月24日(土)~ 9月12日(日)会場:千葉市内各所WEB: 総合ディレクター:神野 真吾(千葉大学 教育学部 芸術学研究室 准教授)CHIBAFOTO ディレクター:粟生田 弓(日本写真史研究家)アートディレクター:おおうちおさむ(グラフィックデザイナー)主催:千の葉の芸術祭実行委員会構成団体:千葉市、公益財団法人千葉市文化振興財団、公益財団法人千葉市教育振興財団、千葉市文化連盟、公益社団法人千葉市観光協会、千葉市メディア芸術振興事業実行委員会
2021年08月20日伝統工芸・九谷焼の芸術祭「クタニズム(KUTANism)」が、石川県小松市・能美市にて2021年9月18日(土)から11月14日(日)まで開催される。“九谷焼”が主役の芸術祭「クタニズム」「クタニズム」では、石川県小松市・能美市を産地とする伝統工芸の“九谷焼”を主役にした展覧会やガイドツアー等を開催。3回目の開催となる2021年は、「個性を生み出す技法」をテーマに据え、九谷焼や産地の魅力を体験できるコンテンツを揃える。多彩な技法&次世代の九谷焼を紹介する展覧会中でも注目は、計99点の作品を目の当たりにできる2つの展覧会だ。「高雅絢爛展―九谷焼の今―」「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」が、2021年9月18日(土)から9月26日(日)まで、石川のサイエンスヒルズこまつ わくわくホール内にて開催される。「高雅絢爛展―九谷焼の今―」「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」では、技巧を凝らし華やかに仕上げた九谷焼作家の作品が集結。展覧会に連動したトークショーや絵付けワークショップも行われる。「高雅絢爛展―九谷焼の今―」では、九谷焼の産地である小松市と能美市に関係する39名の作家の作品56点を紹介。細やかな絵付技法や、大胆な構図・表現など、若手作家からベテランまで、多種多様な技の光る九谷焼作品が勢揃いする。鮮やかな色彩とともに麒麟を象った牟田陽日の≪Qilin≫や、繊細なタッチが目を引く武腰潤の≪鴾相対大角絵皿≫などが登場する。また、「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」では、次世代の九谷焼を追求。中国明時代の技法にルーツを持つ九谷焼の装飾は時代を経て徐々に多様化し、成形方法もまた、ロクロ、手びねり、型打ち、タタラ、鋳込みなど多岐にわたる。会場には、先人から継承してきた技を駆使しながらも、現代性や、各々の作家ならではの個性を表現した“NEXT九谷”を展示する。九谷焼の現場をめぐるツアーも「クタニズム」では、展覧会に加え、九谷焼の現場をめぐる「クタニズムオリジナルツアー」を開催。また、オンライン展示やウェブ連載、産地の魅力を発信するムービー配信なども実施することで、様々な側面から“九谷焼”の魅力を紹介する。【詳細】九谷焼の芸術祭 クタニズム開催期間:2021年9月18日(土)~11月14日(日)■展覧会「高雅絢爛展―九谷焼の今―」「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」開催期間:9月18日(土)~9月26日(日) ※会期中無休会場:サイエンスヒルズこまつ わくわくホール内住所:石川県小松市こまつの杜2番地開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)入場料:一般 500円、大学生・専門学校生 300円※高校生以下および18歳未満、障がい者手帳を持参者と付添者(1名)は無料。※「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」は、9月29日(水)から11月7日(日)までの期間、浅蔵五十吉記念館に巡回。〈「名工選『NEXT九谷 vol.Ⅲ』展」巡回展詳細〉開催期間:9月29(水)~11月7日(日) ※毎週月曜休館会場:浅蔵五十吉記念館住所:石川県能美市 泉台町南1開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)入場料:一般 430円(団体20名以上370円)、75歳以上 320円※高校生以下および障がい者手帳持参者と付添者(1名)は無料。※五彩館、浅蔵五十吉記念館との共通入館券。※展覧会のオンライン展示は9月30日(木)~、クタニズム公式サイトにて実施。※展覧会関連各イベントの予約は8月22日(水)~、クタニズム公式サイトにて受付。
2021年08月14日「第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が9月23日(木)から10月3日(日)に渡り、お台場・日本科学未来館で開催される。「第24回文化庁メディア芸術祭」は、世界103の国と地域から応募された3,693作品の中からアート、エンタテインメント、アニメーション、マンガの4部門ごとに大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞を選出。さらに世界34カ国と地域から応募された114作品の中からフェスティバル・プラットフォーム賞を選出し、メディア芸術分野に貢献のあった方へ功労賞を贈呈する。受賞作品展では多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績が一堂に展示される予定だ。関連イベントは決定次第、公式ウェブサイトで公開されるという。ぜひこの機会に足を運んでほしい。■展示情報「第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」9月23日(木)-10月3日(日)※火曜休館日会場:日本科学未来館サテライト会場:CINEMA Chupki TABATA、 パナソニックセンター東京、 スパイラルホール、 池袋HUMAXシネマズ、 分身ロボットカフェDAWN ver.β※会場への当芸術祭へのお問合せはお控えください。 お問合せは事務局までご連絡ください。入場料:無料公式サイト:
2021年07月29日RADWIMPSが、7月12日に渋谷PARCO内にある映画館「WHITE CINE QUINTO」で行われた新次元ヴァーチャルライブ『SHIN SEKAI “nowhere”』(読み:シンセカイ ノーウェア)の先行プレイ体験会に登壇した。『SHIN SEKAI “nowhere”』は、クリエイティブ集団PARTYが開発したヴァーチャル空間「VARP(ヴァープ)」にて、7月16日から18日の3日間に渡って行われる。体験会場では映画館のスクリーンに『SHIN SEKAI “nowhere” 』の本公演が投影され、同時に来場者1人1人が手元のスマホでもアプリからアバターとして参加してRADWIMPSの楽曲世界の中に入り込む特別な体験をした。トークセッションでは、RADWIMPSの野田洋次郎、桑原彰、武田祐介と、PARTYの梶原洋平、眞鍋海里が登壇し、落合健太郎によるMCのもと、「SHIN SEKAI」の制作エピソードや、未来のエンタメ・音楽体験について語った。そのレポートをお届けする。自分たちの音楽を絶やさないために、新しいことをやってみようと思ったこのプロジェクトのきっかけについて、RADWIMPS野田は「昨年、ツアーの見送りが続き、底知れない悲しみを味わっていました。その中で“自分たちの音楽を絶やさないため何ができるのか?”と考えていた矢先にPARTYと出会い、新しいことができると感じ、このヴァーチャルライブをやってみようと思いました」と振り返った。PARTY眞鍋は「RADWIMPSはデビューから一貫して“驚き”を与えてくれるアーティスト。このコロナ禍をネガティブに捉えるのではなく、今しかできないコミュニケーションにチャレンジすることで、ライブ体験をどんどんアップデートしてくれるアーティストだと思う」と語った。宇宙にも異世界にも行ける、ヴァーチャル空間ならではの体験があるMC落合は「昨年から物理的な距離が遠くなってしまったように感じていましたが、このヴァーチャルライブでは、共有できる喜びがあり、遠い人を近く感じられるなと思った」とコメント。彼からヴァーチャルライブを体験してみた感想を尋ねられると、RADWIMPS桑原は「自分がアバター化されることも初めての体験で、とても面白かった。例えば体を大きくしたり、ヴァーチャル空間でしかできない体験も楽しめる」と驚きと共にリアルとの違いを語った。それに対して野田は「ライブの中で、突然宇宙や異世界に行けたりと、リアルのライブでは不可能なこともヴァーチャル空間なら叶えられる」と未来のライブ体験についての可能性を明かした。RADWIMPS桑原また、RADWIMPS武田は「ヴァーチャルでは全世界が同じ空間を共有できる。前回、SNS の反応を見ていると“知らない人とも一緒に楽しめた”、“海外の方とコミュニケーションが取れた”といった声が多く、ファンたちへ新しさを提供できたように感じています」と語り、ファン同士の交流という視点でも新たな可能性を示した。この交流という点について、落合は「“ロールプレイング・ミュージック”という言葉も新しいと思った。ライブが開催されていない時にも友人と一緒に空間に入って遊ぶことができる。自分もワールドに入ってみたが、実際には会えていない遠くの友人とも距離が近く感じた」とライブだけに留まらない可能性に感動していた。モーションキャプチャの撮影はとても大変でした制作エピソードについて問われると、PARTY梶原は「モバイル端末で実現できる、ギリギリのラインを狙うことが一番難しかった」と開発の苦労を話した。また、主にストーリー制作を担った眞鍋は「RADWIMPSさんの楽曲は、歌詞や世界観がすごく深いんです。ファンの方々も、それを楽しんでいる人が多い。なので、リアルでライブができないからヴァーチャルへ……という単純な話ではなくて、今までできなかったこと、つまり“RADWIMPSの楽曲の主人公になること”が、ヴァーチャルだからこそできることなのでは?という気持ちで制作しました」と明かし、落合も「体験中は自分たちもライブを作っている感覚になり、音楽との連動性も素晴らしかった」と感動を溢した。一方野田は「モーションキャプチャの撮影が一番大変だった」と言う。「筋肉の動きまで精密に調べるため顔まで全身黒タイツになり、その上から大量のセンサーをつけて撮影するんです。その状態で真剣な空間で演奏して……これが一番貴重な体験でした(笑)」と、意外な制作の舞台裏を明かした。さらに「(その撮影のおかげで)口元や手元など、リアルのライブでは絶対に見ることができない部分まで見られることにとても驚いた。どこまでもミクロに、そしてマクロに体験することができます」とヴァーチャルライブの魅力を語った。RADWIMPS野田物凄いことの第一人者として体験し、多くの人と共有してほしい最後にファンやこれから体験する人に向けてのメッセージとして、野田は「この技術がどう進化していくのか楽しみです。みなさんには、これから色々な可能性を秘めた物凄いことの入口に立つ第一人者として体験いただき、ライブの興奮を多くの人と共有してほしいです。当日、ぜひ楽しんでください」と締めくくった。武田は「ぜひ多くの人に体験してほしい。今回は3日間ですが、今後ももっと可能性を広げていくことができれば」と、桑原は「新たなライブの可能性に携われて楽しかった。他のアーティストや音楽フェスなど、この技術がもっと広く伝わり、様々なシーンで活用されていったら良いなと思います」と、今後の新しい音楽体験の可能性を伝えた。RADWIMPS武田梶原と眞鍋は、「共体験がなかなかできない時代に、テクノロジーを使って少しでもそういう体験を与えられたら嬉しい」「2021年だから、そして RADWIMPSだからできたこと。ぜひみなさん体験してほしい」と今の時代だからこそ、多くの人に体験してほしいと話した。なお、今回の体験会に合わせて『SHIN SEKAI “nowhere”』の本予告編が公開されている。■RADWIMPS野田洋次郎 コメントSHIN SEKAIの最終章の始まりです。コロナにおけるかつて経験したことのない日々が1年以上経過しました。命とは、日常とは、希望とは、家族とは、仕事とは、音楽とは、未来とは。これほど自らを振り返るきっかけは人生の中でなかったように思います。それでも人間の強さを信じます。どれだけ強大なウィルスが僕らの日常を奪おうと、目の前に立ちはだかろうと人間は抗うことをやめません。そんな気づきを与えてくれた1年でもありました。そしてこのSHIN SEKAIもそんな一つの抵抗、新たな挑戦です。今回のステージ「nowhere」ではVARP空間からかつてない共同ライブ体験を皆さんと共に作り上げます。新しい感覚を、共に経験できることを楽しみにしています。では、「nowhere」でお逢いしましょう。■アプリダウンロードURL:■オフィシャルサイト:『SHIN SEKAI “nowhere”』本予告編<ライブ情報>RADWIMPS『SHIN SEKAI “nowhere”』(読み:シンセカイ ノーウェア)7月16日(金)・17日(土)・18日(日)各日11:00~ / 16:00~ / 22:00~『RADWIMPS - SHIN SEKAI “nowhere”』ティザー映像【参加費用】■3Days Pass限定早割:2,820円(税込) / 通常:3,060円(税込)■ボクンチ会員限定 3Days Pass限定早割:2,820円(税込) / 通常:3,060円(税込)■3Days Pass+Prologue Live アーカイブ限定早割:3,300円(税込) / 通常:3,540円(税込)■ボクンチ会員限定 3Days Pass+Prologue Live アーカイブ限定早割:3,300円(税込) / 通常:3,540円(税込)■Prologue Live アーカイブ490円(税込)※早割:7月4日まで【参加方法】(1) 専用アプリ「SHIN SEKAI」の最新版をダウンロード アプリ内「SHOP」でPASS購入対応言語:日本語 / 英語対象国:アイルランド / アメリカ / アラブ首長国連邦 / アルゼンチン / イギリス / イタリア / インド / インドネシア / オーストラリア / オーストリア / オランダ / カナダ / コロンビア / サウジアラビア / シンガポール / スイス / スウェーデン / スペイン / タイ / チリ / デンマーク / ドイツ / ニュージーランド / ノルウェー / ハンガリー / フィリピン / フィンランド / ブラジル / フランス / ベトナム / ペルー / ベルギー / ポーランド / ポルトガル / マカオ / マレーシア / メキシコ / ロシア / 韓国 / 香港 / 台湾 / 日本※各回、配信内容は同一となります。※アプリは以下の環境でご覧ください。以下の環境以外でご覧の場合、正常に動作しない場合があります。・iOS13以降・Android9.0以降※事前にアプリをダウンロードの上、お楽しみください。Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨します。※アプリのアップデートが発生する予定です。時間に余裕をもってアプリをアップデートしてください。※PASSの払い戻しはできません。※ファンと『SHIN SEKAI “nowhere”』を一緒に創り上げる体験、Supporters on Twitter 企画「エンドロールに「あなた」の名前を刻もう。」をご用意しています。詳細は6月22日のRADWIMPS Twitter公式アカウントをチェック。『SHIN SEKAI “nowhere”』公式サイト:<リリース情報>RADWIMPS「鋼の羽根」配信中※大塚製薬「カロリーメイト リキッド」CMソングRADWIMPS「鋼の羽根」ジャケット「鋼の羽根」配信リンク:「鋼の羽根」Music Video『この世界で考えつづける人へ』篇 15秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 30秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 60秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 105秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 メイキング映像『この世界で考えつづける人へ』篇 野田洋次郎インタビューキャンペーン特設サイト: Official HP:
2021年07月13日国内最大規模の舞台芸術の祭典「東京芸術祭2021」が9月1日より11月30日開催される。7月2日に記者発表会が行われ、総合ディレクターを務める宮城聰らが出席した。9月から3か月、計91日間にわたって開催される今年の芸術祭。27プログラムが東京芸術劇場、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)など東京・池袋エリアにて上演・配信される。「歴史のまばたき」が今年のテーマに掲げられているが、総合ディレクターの宮城は「舞台芸術というのは、異なるバックグラウンドの者たちが同じもので感動する、そのための最も有効なツールではないか? バックグラウンドの違いを超えて人間は理解し合えるのではないかという希望が一瞬わき上がる。この希望を忘れてはいけないと舞台芸術は常に訴えている」と語り、昨年来のコロナ禍により「人類史上初めて、地球上全部の劇場の幕が閉じてしまった、その“歴史のまばたき”の後で、もう一度、世界を見直した時、いままで『仕方がないよ』と受け入れていたことを『仕方なくないよ』『変えられるよ』と思えるかもしれない。舞台芸術の使命をもう一度、ポジティブに確認できるかもしれない。そういうトンネルの向こうを見ながら今年の芸術祭をやっていきたい」と力強く語った。「東京芸術祭 2021」総合ディレクターの宮城聰芸術祭は、舞台芸術の上演・配信や地域を巻き込んだ催しなどを行なう「東京芸術祭プログラム」と人材育成事業に重きを置いた「東京芸術祭ファーム」の2つの事業を軸に開催。前者の目玉とも言える上演では、世界的演出家アリアーム・ムヌーシュキンが率いる「太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)」が20年ぶりに来日し、世阿弥の足跡を辿っての佐渡への訪問や日本の芸能を精力的にリサーチして構想が固められた新作『金夢島 L’ÎLE D’OR KANEMU-JIMA』(仮題) が上演される。太陽劇団『金夢島 L’ÎLE D’OR KANEMU-JIMA』パリ版ビジュアル宮城ディレクターは「太陽劇団」について「世界にある様々な豊かな演劇、芸能の身体表現の蓄積を自在に使いながら集団で作品を作り、今日の世界を表現する――60年代に世界中の演劇人が夢見た演劇の理想像を2020年代に至るまで一貫してやり続けている。そういう劇団が現代に生き残っているということは、僕ら同時代に生きる人間にとってうれしいことであり、それこそ“いま、見ておかなければならない劇団”と言われる理由」と称賛の言葉と共に久々の来日への期待を口にした。また、ワンコインで観劇できる演劇として行われてきた野外劇では、『ロミオとジュリエット』を池袋西口公園野外劇場「GLOBAL RING THEATRE」にて上演する。青木豪が上演台本、演出を務める本作は「女系一家・モンタギュー vs 男系一家・キャピュレット」をコンセプトに、ロミオを筆頭にモンタギュー家の面々を女性が演じ、ジュリエット以下キャピュレット家の配役を男性が演じることになっているという。フルオーディションにより14名のキャストが青木の下で、誰もが知る「ロミジュリ」をどのように表現するのか? 楽しみだ。野外劇『ロミオとジュリエット』Photo:安藤理樹青木豪このほか、近藤良平の構成・振付による『にゅ~盆踊り』、三浦直之率いる「ロロ」による『Every Body feat. フランケンシュタイン』、振付家・演出家・ダンサーとして幅広い活躍を見せるスズキ拓朗がシェイクスピアを独自に解釈したおどる演劇『十二夜』(仮)など演劇およびダンスの世界で注目を集める実力派が集結。さらに大人とこどもが共に学ぶ「としま親子小学校」など地域参加型のプログラムも開催される。新型コロナウイルスの収束がなかなか見えない中、感染防止の対策をとった上での開催となる。宮城ディレクターは、7月から9月上旬にかけて東京オリンピック、パラリンピックが開催予定であることを踏まえ「バックグラウンドが違う人々が、ひとつの物差し(=ルール)で競えば、同じお皿に乗ることができるのがスポーツであり、そこに『スポーツが人々をまとめる』という機能がある」と語り「芸術は『人と人は違う』というところにスタート地点がある。人は(それぞれ)違うという、その異なり方を表現し、その上で『こんなに違っていても同時に感動したりするんだね』というかすかな希望を感じさせるのが芸術。スポーツと芸術はその機能が両極にあるからこそ補い合える。だから、僕らは『人は違う』ということをたじろがず言っていく使命があるし、そうすることで、オリパラと芸術祭が、規模の違いはあれども両輪としてバランスをとりうる関係になるのではないか?」と改めて芸術祭の開催の意義を訴えた。「東京芸術祭2021」は9月1日(水)から11月30日(火)まで開催。取材・文:黒豆直樹【東京芸術祭2021 全 27ラインナップ】 ■東京芸術祭プログラム・太陽劇団『金夢島LʼÎLE DʼOR KANEMU-JIMA』(仮題)・野外劇 『ロミオとジュリエット』・観劇サポート講座・近藤良平・コンドルズ 『にゅ~盆踊り』・みんなのシリーズ第六弾 能でよむ~漱石と八雲~・みんなのシリーズ第六弾能でよむ~漱石と八雲~ スペシャルトーク・From the Farm 『フレ フレ Ostrich!! Hayupang Die-Bow-Ken !』・Hand Saw Press『つながる!ガリ版印刷発信基地』・ロロ『Every Body feat. フランケンシュタイン』・移動祝祭商店街 歩く庭・おどる演劇『十二夜』(仮)・Baobab『ジャングル・コンクリート・ジャングル』・きたまり/KIKIKIKIKIKI『老花夜想(ノクターン)』・民俗芸能inとしま2021まつりのおとがきこえる・としまおやこ小学校・第34回としま能の会・ガチャガチャガチャ・The New Gospel - 新福音書 –・Me, My Mouth and I ■東京芸術祭ファーム・Farm-Lab Exhibition・Asian Performing Arts Camp・ The City & The City: Mapping from Home・制作インターン・アートトランスレーターアシスタント・Young Farmers Forum・ダイアローグ・プラス・学生観劇プログラム 会場:東京芸術劇場、GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)、東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)ほか 東京・池袋エリア※やむを得ない事情により、変更の可能性があります。あらかじめご了承ください。
2021年07月03日今年メジャーデビュー15周年を迎えたRADWIMPSが、7月16日から18日の3日間に渡って新次元ヴァーチャルライブ『SHIN SEKAI “nowhere”』(読み:シンセカイ ノーウェア)を開催する。依然としてライブ活動の場が制限される状況下でRADWIMPSがアーティストとしてやれること、前進することを考え抜き、今しか出来ない表現に挑戦した今回のヴァーチャルライブは、クリエイティブ集団PARTYが開発したヴァーチャル パーク システム「VARP(ヴァープ)」にて行われる。RADWIMPSの楽曲世界の主人公となり、世界中の人々と共に物語を奏でていく「ROLE-PLAYING MUSIC(ロールプレイング・ミュージック)」をコンセプトに掲げており、昨年冬に開催された『SHIN SEKAI』無料版から、表現・映像・技術、すべての体験がアップデートされている。本日6月21日よりiOSとAndroidでアプリダウンロードおよびチケット販売がスタートしており、ヴァーチャル世界の中で使えるスペシャルアバターなどのデジタルグッズも展開される。■RADWIMPS野田洋次郎 コメントSHIN SEKAIの最終章の始まりです。コロナにおけるかつて経験したことのない日々が1年以上経過しました。命とは、日常とは、希望とは、家族とは、仕事とは、音楽とは、未来とは。これほど自らを振り返るきっかけは人生の中でなかったように思います。それでも人間の強さを信じます。どれだけ強大なウィルスが僕らの日常を奪おうと、目の前に立ちはだかろうと人間は抗うことをやめません。そんな気づきを与えてくれた1年でもありました。そしてこのSHIN SEKAIもそんな一つの抵抗、新たな挑戦です。今回のステージ「nowhere」ではVARP空間からかつてない共同ライブ体験を皆さんと共に作り上げます。新しい感覚を、共に経験できることを楽しみにしています。では、「nowhere」でお逢いしましょう。■ステートメント2021年、この世界は変わり続けている。僕も、君も、世界も、日々、あたらしくなっていく。時はおそろしい速さで過ぎていき、昨日までの常識はあっという間に「古(いにしえ)」になる。正解なんて、きっと、どこにもない。だから、前に進むしかないんだ。行こう。まだ誰も知らない「どこか」へ。『RADWIMPS - SHIN SEKAI “nowhere”』ティザー映像<ライブ情報>RADWIMPS『SHIN SEKAI “nowhere”』(読み:シンセカイ ノーウェア)7月16日(金)・17日(土)・18日(日)各日11:00~ / 16:00~ / 22:00~【参加費用】■3Days Pass限定早割:2,820円(税込) / 通常:3,060円(税込)■ボクンチ会員限定 3Days Pass限定早割:2,820円(税込) / 通常:3,060円(税込)■3Days Pass+Prologue Live アーカイブ限定早割:3,300円(税込) / 通常:3,540円(税込)■ボクンチ会員限定 3Days Pass+Prologue Live アーカイブ限定早割:3,300円(税込) / 通常:3,540円(税込)■Prologue Live アーカイブ490円(税込)※早割:7月4日まで【参加方法】(1) 専用アプリ「SHIN SEKAI」の最新版をダウンロード アプリ内「SHOP」でPASS購入対応言語:日本語 / 英語対象国:アイルランド / アメリカ / アラブ首長国連邦 / アルゼンチン / イギリス / イタリア / インド / インドネシア / オーストラリア / オーストリア / オランダ / カナダ / コロンビア / サウジアラビア / シンガポール / スイス / スウェーデン / スペイン / タイ / チリ / デンマーク / ドイツ / ニュージーランド / ノルウェー / ハンガリー / フィリピン / フィンランド / ブラジル / フランス / ベトナム / ペルー / ベルギー / ポーランド / ポルトガル / マカオ / マレーシア / メキシコ / ロシア / 韓国 / 香港 / 台湾 / 日本※各回、配信内容は同一となります。※アプリは以下の環境でご覧ください。以下の環境以外でご覧の場合、正常に動作しない場合があります。・iOS13以降・Android9.0以降※事前にアプリをダウンロードの上、お楽しみください。Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨します。※アプリのアップデートが発生する予定です。時間に余裕をもってアプリをアップデートしてください。※PASSの払い戻しはできません。※ファンと『SHIN SEKAI “nowhere”』を一緒に創り上げる体験、Supporters on Twitter 企画「エンドロールに「あなた」の名前を刻もう。」をご用意しています。詳細は6月22日のRADWIMPS Twitter公式アカウントをチェック。『SHIN SEKAI “nowhere”』公式サイト:<リリース情報>RADWIMPS「鋼の羽根」2021年4月5日(月) 配信リリース※大塚製薬「カロリーメイト リキッド」CMソングRADWIMPS「鋼の羽根」ジャケット「鋼の羽根」配信リンク:「鋼の羽根」Music Video『この世界で考えつづける人へ』篇 15秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 30秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 60秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 105秒ver.『この世界で考えつづける人へ』篇 メイキング映像『この世界で考えつづける人へ』篇 野田洋次郎インタビューキャンペーン特設サイト: Official HP:
2021年06月21日毎年6月に開催されるオランダ・フェスティバルは、アヴィニョン国際演劇祭やエディンバラ国際フェスティバル等と同じく1947年に始まった、もっとも歴史と実績のある国際舞台芸術祭のひとつ。コンセルトヘボウ、市立劇場ほか、アムステルダム市内のあらゆるスペースで、大物から気鋭の若手まで、世界中の注目すべきアーティストによるオペラ、演劇、ダンス、コンサート、マルチメディアなど、あらゆるジャンルのパフォーミングアーツ公演が、約一か月間にわたって繰り広げられる。2019年からは「アソシエイト・アーティスト」制度を取り入れ、その年のフェスティバルを象徴するアーティストを1~2名選んでフォーカスし、彼/彼女ら自身の作品上演と、関連するアーティストの公演やイベント等を行い、多角的にその魅力を紹介する方針を打ち出している。今年は坂本龍一が、フランスのジゼル・ヴィエンヌ(振付・演出・美術等を担い多様な表現を展開するマルチアーティスト)とともにアソシエイト・アーティストに選ばれており、6月18日夜、坂本の最新作である〝言葉のないオペラ〟『TIME』が、アムステルダムのガスホルダー(Gashouder, Westergas)で世界初演された。『TIME』より田中泯(c) Sanne Peper『TIME』より田中泯(c) Sanne Peper『TIME』より田中泯と宮田まゆみ(c) Sanne Peper夏目漱石の『夢十夜』の第一話と謡曲『邯鄲』をモチーフに、夢幻能の時間や自然観を意識して創作された坂本の楽曲(クレジット:音楽・コンセプト)と、これまでにも『LIFE』『ST/LL』などで坂本とコラボしてきたダムタイプの高谷史郎による演出(クレジット:ビジュアルデザイン・コンセプト)。田中泯と笙奏者の宮田まゆみによる出演で、 静謐な時が流れる70分間のパフォーマンスが上演された。終演後、体調に配慮して来訪を控えた坂本に代わり、高谷がコメントを発表した。「新型コロナ・ウイルスの世界的な感染拡大という難しい状況の中、歴史あるオランダ・フェスティバルで、私たちの新作パフォーマンス『TIME』を世界初演できたことを心から感謝しています。本当に奇跡的なことと思います。坂本龍一さんの素晴らしい音楽を中心に、田中泯さんの「オドリ」、宮田まゆみさんの笙の響きが、ユニークなGashouderの空間に見事に調和しました。坂本さんとのコラボレーションにおいて、私たちは「時間」「空間」という概念について常に考えてきました。とりわけ、「時間」というものは、過去・現在・未来という一定方向に流れるものと考えられていますが、それはあくまでも人間が作った概念=システムであって、効率のためにそのシステムを利用しているだけなのです。そして、効率よく利用しているはずのつもりが、私たちはいつの間にか「時間」に囚われてしまっている。『TIME』では、時間にまつわる二つの物語がベースになっています(夏目漱石「夢十夜・第一夜」「邯鄲」)。時間の感覚はひとそれぞれだと思います。オランダ・フェスティバルでぜひこの作品を体験していただければと思います。」『TIME』は翌6月19日にも上演され、オランダ・フェスティバルではこの後20日、27日にも上演。27日16:00(日本時間23:00)開演の回は国際ライブ配信される。文:伊達なつめオランダ・フェスティバル公式サイト内『TIME』公演ページHolland Festival 2021: TIME()<『TIME』今後の上演予定>6月20日(日)20:00(日本時間21日3:00)現地劇場公演のみ6月27日(日)16:00(日本時間23:00)国際ライブ配信(14.5ユーロ/チケット購入後、日本時間29日23:00まで視聴可能)
2021年06月20日「エヴァンゲリオン」と獺祭のコラボレーションイベント「獺祭補完計画」が、獺祭ストア銀座にて開催。期間は2021年7月31日(土)まで。「獺祭補完計画」は、「エヴァンゲリオン」の人気キャラクターであり、“獺祭好き”として知られる<葛城ミサト>の部屋を完全再現した限定イベント。獺祭のボトルが棚の上に並ぶ、作中同様のミサトのダイニングを構成するため、映画と同じボトルを特別にレイアウトしたこだわりの仕上がりとなっている。また来場者は、実際にダイニングテーブルにつけるため、ミサトになりきった記念撮影を楽しむのもオススメ。入口からメインブースへと続く通路には、「エヴァンゲリオン」ならではのグラフィックボードで装飾するなど、細部にまで作品の世界観を閉じ込めているのもポイントだ。【詳細】エヴァンゲリオン×獺祭【獺祭補完計画】開催期間:2021年6月7日(月)~2021年7月31日(土)11:00~18:00実施店舗:獺祭ストア銀座住所:東京都中央区銀座5丁目10-2 1階入場方法:整理券配布 ※下記参照<整理券の配布について>・整理券は1人1枚まで。本人のみ有効。・整理券1枚につき、3名様まで入場可。・混雑緩和のため、整理券は開店30分前、10:30から当日分の整理券を配布。・整理券は当日分がなくなり次第、配布終了。・電話、インターネット等での予約不可。・券面に記載された時間に来店。スタッフが順番に案内を行う。・整理券は当日限り有効です。入店時に回収。・整理券配布前、深夜早朝に周辺待機されるなど、違反行為のあった人は最後尾へと移動、または入場禁止。※開催期間や営業時間の変更、もしくは中止になる可能性あり。※事前に整理券を手に入れることはできない。【問い合わせ先】獺祭ストア銀座TEL:03-6274-6420
2021年06月12日川口春奈主演「着飾る恋には理由があって」の7話が6月1日放送。ラストで横浜流星演じる駿に、向井理演じる葉山が放った言葉に「中々の皮肉」「めちゃくちゃバチバチ」などの反応多数。丸山隆平演じる陽人のバックハグも大きな反響を呼んでいる。綺麗に着飾り自分の居場所を得ていたヒロインが、恋に落ちるなかで自らの鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリーとなる本作。インテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)で、“キラキラ”広報としてSNSを駆使してきた真柴くるみに川口さん。元天才シェフで今はキッチンカー「Fuji Bal」(フジバル)を経営しているミニマリストの藤野駿に横浜さん。行方不明になっていたが「el Arco Iris」元社長の葉山祥吾に向井さん。くるみ、駿たちとともにシェアハウスで同居するオンラインカウンセラーの寺井陽人に丸山さん。前回、陽人にキスしたシェアハウスのメンバー、羽瀬彩夏に中村アン。シェアハウスの家主・早乙女香子に夏川結衣。真柴の後輩社員・茅野七海に山下美月(乃木坂46)。新人社員の秋葉亮に高橋文哉。広報課課長の松下宏太郎に飯尾和樹(ずん)といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話ではランプの買い付けのため故郷の初島に帰省した真柴だが、ランプ工房の主人の反応は芳しくなく真柴は落胆。松下から葉山にアドバイスを求めたらどうかと助言され、メッセージを送ると葉山は「見たい!今から行きます」と即答…葉山が初島にやってくる。さらに駿まで島にやってきて…という展開に。結局ランプの買い付けは諦め、くるみは駿と帰京、葉山は京都に戻るのだが、ラストではくるみの知らないところで駿と葉山が交わしたやり取りが明らかに。「本当は何にしここに?」と聞く駿に、最初はランプを見に来たと答えていた葉山だが、駿が自分は「真柴に会いに」と話すと表情を変え「そうだね…本当は真柴に会いに来たのかもしれない」と返答。続けて「やっと気づけた気がするよ、君のおかげで」と語る…。「まさかの戦線布告」「駿のおかげで気付くって中々の皮肉よねぇ!くうー!!そこがまた良いけどね!」「裏でめちゃくちゃバチバチじゃんメンズたち」「社長引き下がらない~~~~~~~~」など、葉山の“反撃”に多くの視聴者から反応が。一方、陽人は彩夏から「私が好きなのははるちゃんだから」と“告白”される。それを聞いた陽人は彩夏にバックハグ…ネット上には「何気に一番ハルちゃんのバックハグにキュンときた」「ハルちゃんのバックハグ、うっとりするほど素敵でした」「ハルちゃん好き過ぎるからもっとハルちゃんを観たい」といった反応が続々上がっている。(笠緒)
2021年06月02日声優の葉山翔太と俳優の廣野凌大が、ABEMA PPV ONLINE LIVEにて26日に放送された『DIVISION LEADER’S CROSS TALK 【葉山翔太×廣野凌大】』に登場した。「ABEMA」と、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(以下『ヒプノシスマイク』)とのコラボレーション企画「HYPNOSISMIC on ABEMA」(以下「ヒプノシスアベマ」)にて実現された本配信では、ナゴヤ・ディビジョン(Bad Ass Temple)波羅夷空却役の声優・葉山翔太と、舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage(以下『ヒプステ』)で同じく波羅夷空却役を務める俳優・廣野凌大が出演。『ヒプノシスマイク』初となる、ディビジョンリーダーキャラクターを担う声優と俳優の2人が、様々な企画のもと、クロストークを繰り広げた。「初めまして!」という2人の挨拶から始まり、お互い緊張した雰囲気のオープニング直後だったが、葉山が「実際お話してみると、すごいかわいらしい方」と廣野の印象を語ると、廣野も「うちの仏様と一緒なんで!」と返すなど息がぴったりあった仲良しな様子。続いて、声優と俳優という立場から演じる波羅夷空却について語る。『ヒプステ』を観たと語る葉山は「空却ってこういう風に生きてるんだってすごいするっと入ってきた」と廣野を大絶賛。一方廣野は「(葉山の空却は)くらいました、すげえなって」とライブを振り返り、互いの良さを少し照れながら語る様子に、コメントでも「かわいい……!」「素敵!」と興奮の声が寄せらた。そして、お互いに聞いてみたい事や、役に関する考えを2人視点で紐解いていく“アンケート クエスチョン”のコーナーへ。ここでも、それぞれが考える空却というキャラクターについてや、キャラクターを演じるうえで大事にしていること、日常生活で空却に影響を受けていることなど、熱いトークを繰り広げる。「日常生活で空却に影響を受けていること」では、「言葉遣いが悪くなってしまった」(葉山)、「(一人称が)拙僧になってしまう」(廣野)と、それぞれ“憑依型”ととれるような共通点も。ほかにも、「お互いの意見や演じ方を教え合い、波羅夷空却のさらなる高みを目指す」企画や、空却を演じている、というプライドをかけた、空却に関するクイズコーナーなど、それぞれの空却に対する愛を存分に語り合った。「時間が足りない!」「終わってほしくない!」という悲痛なコメントが寄せられる中、あっという間に番組終了の時間に。最後に葉山は「こんなに貴重な機会をいただけるなんて思わなかったので、本当にうれしかったです」、廣野は「お互いの空却に対する価値観を共有できる場所があると思わなかったので、本当に感謝してます」と初のクロストークを振り返った。クロストークは通常チケットがABEMAコイン1,340コイン(1,600円相当)、「Go Toイベントキャンペーン」対象のチケットがABEMAコイン1,670コイン(2,000円相当)で、波羅夷空却役(葉山翔太×廣野凌大)は6月2日23時59分まで、山田一郎役(木村昴×高野洸)は6月5日23時59分までの販売となる。(C)AbemaTV,Inc. (C)King Record Co., Ltd. All rights reserved.
2021年05月31日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場(以下:さいたま)の次期芸術監督に就任した近藤良平が構成・映像・振付を手がける、コンドルズの新作『Free as a Bird』。2006年以降、新型コロナウイルスの影響で上演中止となった昨年を除き、毎年同劇場で創作・発表してきた彼らにとって待望のさいたま公演となる。ビートルズへのオマージュとして、ジョン・レノンの未発表曲「Free as a Bird」をタイトルに冠した本作では、“鳥のように自由に、空飛ぶ夢の続き”を届けるという。作品の構想と芸術監督就任に向き合った思いを、近藤とコンドルズプロデューサー・出演者の勝山康晴に語ってもらった。芸術監督就任で「舞台芸術の世界に明るい未来を」――彩の国さいたま芸術劇場(以下:さいたま)におけるコンドルズの新作発表は毎年恒例ながら、今回が例年と異なるのは何といっても近藤さんの次期芸術監督就任です。このトピックから話を聞かせていただきたいのですが、コンドルズとさいたまのご縁は2006年に遡るんですね。近藤2006年に蜷川(幸雄)さんがさいたまの芸術監督に就任されたのと同じタイミングでいらしたのが、プロデューサーの佐藤まいみさん。彼女がコンドルズを呼んでくれた2006年から、毎年新作をさいたまで上演しています。さいたまってピナ・バウシュやローザスといった海外のダンスカンパニーを、まいみさん経由でよく招聘していて。彼らと同じような文脈で、コンドルズも主催で上演してくださったんですよ。そんな劇場、他にありません。勝山現在もそのつもりですけど、2006年当時も、僕ら何気に「日本代表」でしたよね?近藤そうそう!当時のチラシを見直したら「日本代表」って書いてあるの。超おもしろい!勝山ドイツで開催されるサッカーW杯(FIFAワールドカップ)をイメージしたアイデアを入れましたね。近藤懐かしいね!そんな感じで、さいたまとは順調にご縁を重ねていて。去年は一度目の緊急事態宣言下でリアルな公演はできなかったんだけど、オンライン配信をやりました。全国各地の方にご覧いただいてね。「コンドルズ観るの10年ぶりで嬉しい」って方もいらっしゃって嬉しかったです。――今回の『Free as a Bird』も近藤さんの次期芸術監督就任を機に「また観に行ってみよう」って方もいらっしゃるんじゃないかなって。就任にあたってどんな役割を期待されていると感じていらっしゃいますか?近藤4月から頭に「次期」をつけて活動を始めました。来年からその冠が取れるわけですが、就任にあたってありがたいことに、ものすごい数の取材を受けたんですね。周りの皆さんがよく反応してくださって。で、いちばんおもしろいと思ったのが……僕が「新しい劇場の在り方」みたいな話をするより、周りの人がいっぱい喋ってくれるんですよ!要は「私だったらこんな劇場にしたい」みたいな期待を寄せてくださる。もしくは「こんなことしてみたら?」って提案をいただいたりして。――近藤さんご自身は、動画で3つの方針を打ち出していらっしゃいましたよね。近藤「次期」になる前に関係各所と話し合いがあったので、その場で発言した内容をまとめてみたんですよね。アートジャンルの垣根を取り払って、国内外を問わず発信して、老若男女が足を運びやすい“No Border”の考え方を「新しい劇場の在り方」として。――勝山さんをはじめ、コンドルズのメンバーは近藤さんの芸術監督就任をどのように受け止めていらっしゃいますか?勝山もうね、大応援状態ですよ!(メンバーの)スズキ拓朗なんて号泣していましたから。泣き崩れてたから!アイツはほら、蜷川さんのところ(蜷川幸雄が学長を務めていた桐朋学園大学短期大学出身、さいたまネクスト・シアターにも所属)にいたから「僕が信じてついていった蜷川さんに次いで、良平さんまで芸術監督に!」って1時間くらい嬉し泣きで。「僕はあなたについて行ってよかった〜!」って(笑)――「この人」と決めて師事したお二人が芸術監督になることは本当に喜ばしいですよね。近藤さんの芸術監督就任は、今後どんな影響を与えると感じていらっしゃいますか?勝山演劇やダンスの世界全体への余波を期待したいですね。コンテンポラリーダンス業界でも、Noismの金森くん(りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の舞踊部門芸術監督・金森穣)や勅使河原さん(愛知県芸術劇場の芸術監督・勅使川原三郎)はいるけど、インディペンデントを貫いて、ハチャメチャな感じでやってきた、叩き上げのパンクバンドみたいなチームがこういうところに辿り着くことって今までなかったんじゃないかと。だから良平さんの事例があれば、これからダンスの世界でがんばっていこうという若手に「続けていればこういう道もあるんだ」って可能性を示すことができる。この世界をよく知らない人にとっても「コンテンポラリーダンスって芸術監督になるくらい、社会的に価値のある芸術なんだ」って思ってもらえたら嬉しいです。近藤僕もその意見とほぼ同じです。やっぱりダンス出身だから、この世界に明るい未来を見ていたいんですよ。でも舞台芸術ってやけに細分化されていて「一緒にやっていこう」って機運はあまりないですよね。――そんな舞台芸術の世界に風穴を、と近藤さんが打ち出したのが、3方針のひとつである「アートジャンルの垣根を取り払う」に繋がるんでしょうか?近藤そうですね。言葉でいうのは簡単だけど、発想をどんどん変えていかないといけないから大変だと思いますよ。でもさ、ダンス好きがダンスだけ追っている、演劇好きが演劇だけ観ている状態にこれ以上の広がりはないし、豊かじゃないよね?――そう思います。近藤さんのご采配で、どんなアートジャンルの融合が生まれるか楽しみです!さいたま新作は「独自ネタだぞ!」と思いながら創作してる――さいたまでの創作について、劇場が持つ空間の魅力や独自性をお二人はどんな点に感じていらっしゃいますか?近藤稽古場が広くて、実際のステージである大ホールと同じ舞台面を取れるんですよ。体育館の2/3くらいあって、すごく大きいの。東京ではそんな練習まずもってできないからね。その贅沢なスペースに集まって、大きいサイズのまま稽古するから……自然とダイナミックな空間や機構を積極的に利用した、大掛かりな美術セットになるんですよね。――2017年の『17’s MAP』では、舞台中央奥から下手手前まで斜めに走っている高い壁に驚きました。勝山さんは、さいたまの創作環境をどのように受け止めていらっしゃいますか?勝山都内からの距離が絶妙ですよね。東京公演の練習ってだいたい高田馬場でやるんですけど、メンバーが都の西北に集まってくる。でもさいたまって全員が同じ動線で与野本町に辿り着くでしょう?僕ね、それがみんなの気持ちをひとつにしてる気がするんですよ!(笑)――誰もが埼京線で赤羽を経由するからこそ生まれる団結力ですね。近藤わかる!いい意味で諦めがつく(笑)。移動することで「さ、やるぞ!」って吹っ切れるんだよ!勝山鉄路だったら赤羽あたりで踏ん切りつきそうですよね(笑)あと良平さんが挙げた稽古場の特徴を補足すると……いい稽古場って人を変えますよね。飲み屋でも、安いチェーンと格式高い店を比べたら会話の内容が変わる。もちろんそれぞれにいいところはあるけど、公民館とさいたまでは練習の質が変わるんです!勝山康晴(c)HARUコンドルズは公民館寄りの人間が集まったチームですが、年に一度さいたまの公演が近づくと……あの移動を通じて心が浄化されていくんです(笑)。参加するメンバーの集中力も、さいたまの方が高い気がする。都内だとノイズが多くて。近藤そうかもしれないね!――個人的に、コンドルズの東京公演は“ザ・王道”で、さいたまで創作する新作はもっとコンセプチュアルで“尖っている”イメージを抱いています。近藤まさに。東京公演は多くの人に観てもらえるから、自然と万人に刺さるネタを選ぶんですよ。それを地方ツアーにも持って行っていますし。でも、さいたまではもっと冒険してる。「さいたま独自ネタだぞ!」って思いながらつくっています(笑)勝山さいたまの新作は、より舞台芸術鑑賞に貪欲な皆さんに観てもらうイメージですよね(笑)――日ごろ感じていらっしゃるさいたまの強みを、今回の『Free as a Bird』にどう活用していかれるのでしょうか?近藤夏にやる東京公演が「王道ラインなのでは」というあなたの読みは確実で、たしかに「どういう風に見せると多くのお客さんが喜んでくださるか」ってフォーマットがあるんですね。ロックの率とか、コントのぐだぐだ率(笑)とか、僕たちが広く知られるようになったサラリーマン体操っぽい雰囲気とか。一方、さいたま公演にこうしたフォーマットは存在せず、毎回コンセプトを変えて創作しています。「じゃあ今年のさいたまはどうする?」って話し合いは僕たちにとっても重要で、毎年必ず考えることです。――「今年はどんなコンセプトの公演になりそうか」は、次にしようと思っていた質問です。近藤だよね。でも教えない!(笑)――え、そんな!今の時代に欲しい言葉をタイトルに据える――タイトルに着目すると、去年のオンライン配信もビートルズの楽曲(『I Want To Hold Your Hand』)でしたし、今年の『Free as a Bird』はジョン・レノンが1980年に亡くなったあと25年ぶりに発表された彼らの新曲ですよね。コンドルズにとって、ビートルズが今の“気分”なんでしょうか?勝山ビートルズにこだわってはいません。僕らはオリジナルの公演タイトルをあえてつけないようにしてるんです。お客さんの間口を広げて、敷居を下げて、気軽に見に来てもらいたいので。もちろん、発想元として彼らの楽曲タイトルには普遍的なパンチ力があるのを感じてますけど。たとえば密や接触を避けるコロナ禍に突入したタイミングで『I Want To Hold Your Hand』(あなたの手を握りたい)って……ジャストフィットじゃないですか?時代が欲しい言葉をつかんでるんですよ。近藤うん、今回は「Free」も「Bird」も素敵なワードだから。“鳥のように自由に”って、やっぱり移動が制限されている今このタイミングで欲しくなる言葉でしょ?どこかへ飛んでいってしまいたい。近藤良平(c)HARUこれまで僕たちは映画や音楽から、いろんなイメージを受け取って公演タイトルに反映させてきました。「Time」しかり「Open」しかり。候補としていろんなキーワードが並ぶ中で「Free」も「Bird」も生半可な気持ちじゃ付き合えないというか。大切に取っておきたい、いつ向き合おうかっていう言葉でした。公演を通じてコロナ禍の“向こう側”を見せたい――歌詞に着目すると、ビートルズは『Free as a Bird』とタイトルに掲げながらも「鳥のように自由でいられるのは、人生において“二番目”によいこと」と歌っています。彼らがこのナンバーの中で訴える人生の“ベスト”とはいったい何だとお二人は考えますか?近藤今いる居場所がいちばん素晴らしい、ってことを言いたいんだと思う。その上で二番目が「鳥のように自由であること」って僕は捉えた。勝山それ以外の回答があったら聞きたい!って感じ。歌詞もですね、今のコロナ禍にぴったりだと感じたんですよ。パフォーマンスに影響するといけないから歌詞も精査するんですが、ばっちりだと思いました。――じゃあ『Free as a Bird』の歌詞になぞらえるなら、お二人にとってこの公演の“ベスト”な着地点は何で、“二番目によいこと”って何になりますか?近藤このご時世の中で、お客さんが劇場に足を運んでくださること、リアルに上演できることがもはや“ベスト”ですよね。お客さんと時空間を共有できることが何よりも喜ばしい。勝山本当にそうですね。僕がコンドルズのプロデューサーとして今回成し遂げたいのは、とてもあたりまえですが、お客さんに「舞台芸術を観に来てよかった」と感じてもらうこと。そのあたりまえをちゃんと届けること。コロナ禍ではチケットを取ったとしても上演日に劇場へ行けるかどうか誰もわからない。埼玉県だって、いつ(まん延防止等重点措置から)緊急事態宣言に切り替わるかわかりません。もしギリギリ行けたとしても、皆さん相当な葛藤があってさいたままでいらしてくださるわけで。だからこそ「そこまでして観に行ってよかった」「自分にとって舞台芸術って、やっぱり必要なものだったんだ」って感じてもらいたいですね!どんな卑怯な手を使っても!近藤卑怯な手(笑)勝山お客さんと時間と空間を共有して「生だからこそグッときたでしょ?」って公演にしたい。だって今回やれたとしても、次にいつリアルにできるかわからないから。その一点突破ですよ。しっかり号泣させて気持ちよく帰ってもらいたい。100%、泣かす!いや、泣いてお帰りいただく!――あれ?コンドルズっていつも笑って劇場をあとにするイメージが。勝山喜びの泣きですよ。笑い泣きでもいいです。「ホント舞台芸術っていいなぁ」って泣きながら与野本町駅まで向かったお客さんたちが、ホームで「あんたも泣いてるね、わたしもよ」って無言で視線を交わし合う感じの作品にしたい。それが僕たちの使命だと思っていますから。――勝山さんに熱意をお見せいただいたところで、近藤さんが『Free as a Bird』で二番目に大切にしたいことは?近藤今って「マスク取りたい」とか「向き合って語りながらお酒を飲みたい」とか、いろんな欲求がありますよね。取材を受けていても「去年と比べて何がどう変わりましたか?」と聞かれて真面目に答えているけど、本当はもうそんな次元を超えたくて。その向こう側へ行きたい。だから僕はこの公演を境にして、“向こう側”の居心地のよさを伝えたいんですよ。またいつかマスクなしで人と向き合える日々が来ると思いますけど「今は無理だよね」って諦めて耐える精神状態から、向こう側へ飛び出せたら絶対に楽しいことが待っているってキラキラした方向へシフトしていきたい。――ご覧になったお客さんが、明るい“向こう側”を想像できるような作品に?近藤「そうなれたら」と常に考えながら創作しています。間違ってもツラい現実を投射するような作品ではない。明るいイメージを持たせることって、ダンスは比較的得意だと思うから。――たとえばその姿勢は、どんな風に今回のステージに現れるんでしょうか?近藤やっぱり僕らが必死に踊ることじゃない?勝山そう、僕らが汗をかくだけです!(笑)「自由」の意味を履き違えずに――コンドルズのトレードマークである学ランは、本作のテーマである“自由”からかけ離れたイメージがあります。近藤いや、僕たちはそう捉えていなくて。シーンごとに衣裳を考える手間から解き放たれているんです(笑)勝山僕、中学で生徒会長をやっていて、新しい校則を考える時に「制服をなくす」と打ち出したら女子から猛反発されたんですよ。「私服だと毎朝服を選ぶのに気を遣わなきゃいけないからイヤだ」って。逆に「不自由になるからやめて」って話だったんですよね。速攻で「撤回しま〜す」って(笑)近藤個性を縛られる制服によって、時間的な自由が生まれていることに気づいたわけね。勝山おもしろいですよね。あと、さっきのみんな同じ動線でさいたまに行くと心が浄化してよい意味で諦めがつく……の話じゃないけど、学ランに袖を通すことで気持ちがフッと切り替わるところはありますね。近藤たしかに。無意識のうちにシフトチェンジする。勝山アスリートもさ、試合ごとにユニフォーム変えていたら気合い入らない気がするんですよ。同じものを身につけるって大切な儀式なんじゃないかと。――制約の中に生まれる自由ならば謳歌せよ、ということでしょうか?勝山僕自身は正直、“自由”って言葉にポジティブな印象を持てないんですよ、21世紀が始まったくらいから。人類が自由にやりすぎた弊害が出ているじゃないですか、世の中に新自由主義が浸透して。格差社会も自然破壊も。だから「もうここらへんでいい加減にした方がよくない?」って思いが腹の底にはあります。『Free as a Bird』ってタイトルが絶妙だと感じるのは、僕としては「鳥ぐらいの自由でいいんじゃないの?」って想いが込められるとこですね。何の制約もない無限の自由じゃなくて。近藤歌詞の「二番目によいこと」ってそういう意味かもしれないね。制約ある中での自由。勝山そういう解釈もできますね。鳥は自由気ままに生きたって、彼らは自然環境を大きくは壊しませんよね?そういう何らかの節度がある自由に、もう一度目を向けてみたいなって思います。制約っていうより、節度かな。近藤いいね!闇雲で勝手な自由じゃないんだね。メンバーの山本光二郎が「鳥は飛んでる時が一番運動してて、大変な時間なんじゃないの」って言ってて。確かに人は鳥が飛んでると「自由」って思うけど、鳥にとっては「不自由」なのかもしれない。今回の作品でも「不自由」からシーンを着想しています。勝山そうですね、でも自然の摂理にのっとった自由って、本能が壊れている人間という生き物には無理なんですよね。それで自由を謳歌しすぎたから弊害が出て、正直ちょっと怖いんですよ。そのせいで子どもの世代が不自由を強いられる危険性が大きくて。それは未来に対して非常に失礼な話じゃないですか。だからコロナもあるし、このタイミングで「大人の皆さん、自分から率先してちょっと立ち止まってみようぜ」って。その思いは今回の公演で、僕は伝えていきたいですね。着陸を知らないコンドルズ――そういえば、グループ名は「コンドル」って鳥の名前から来てるんですか?近藤そう、コンドルは南米の鳥で、ハゲワシみたいなもんですね。2m以上羽根が広がって、ものすごく大きくて重たいの。そのぶん不器用な鳥で、地面に降り立ってしまったら二度と飛ぶことはできない。木から木に移動することしかできないんだって。勝山離陸が難しいんだ。落ちていくような飛び方はできるけど。近藤そうそう。だからカッコよく言うと、コンドルは「着陸を知らない鳥」なんだよね。――その鳥に、今も昔もこれからもご自身たちをなぞらえるんでしょうか?近藤そう、勝手にね(笑)。僕たちはそうやすやすとは着陸しませんよ!取材・文:岡山朋代コンドルズ埼玉公演2021新作『Free as a Bird』■日時:2021年6月5日(土) 14:00 / 19:00開演2021年6月6日(日) 15:00開演※開場は開演の60分前です。※本公演は出演者との距離を確保した上で通常通りの配席にて販売します。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては変更となる可能性がございます。※演出の都合により、開演時間に遅れますと入場をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。■会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール■チケット(全席指定・税込):S席5,000円A席3,500円U-25 S席3,000円A席2,000円※公演時25歳以下対象。入場時要身分証。■構成・映像・振付:近藤良平■出演:石渕聡オクダサトシ勝山康晴香取直登鎌倉道彦黒須育海古賀剛小林顕作(声の出演)ジントクスズキ拓朗田中たつろう橋爪利博藤田善宏安田有吾山本光二郎近藤良平■主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団■企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ROCKSTAR有限会社■詳細: <コンドルズ東京公演予定!>■日程:2021年9月4日(土)13:00 / 17:00■会場:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)7月上旬チケット発売予定!
2021年05月28日千葉市を舞台にした初の大規模アートフェス「千の葉の芸術祭」が2021年7月24日(土)から9月12日(日)まで千葉市内各所で開催される。千葉市“初”の大規模アートフェス「千の葉の芸術祭」は、写真芸術展「CHIBA FOTO」と展覧会「生態系へのジャックイン展」、創造・体験ワークショップ「ななめな学校」の3つのプログラムで構成される大規模アートフェス。千葉市で制作した作品を展示する写真芸術展「CHIBA FOTO」写真芸術展「CHIBA FOTO」は、8月21日(土)から9月12日(日)まで市内各所に点在する歴史ある建造物などで開催。各会場では川内倫子や樽橋朝子など12名の作家たちが千葉市で制作した写真作品を紹介する。日本庭園で茶の湯を現代的に翻訳した作品を紹介展覧会「生態系へのジャックイン展」は、7月24日(土)から8月8日(日)まで幕張海浜公園内にある日本庭園「見浜園」で行われる。夜の日本庭園を舞台に、茶の湯のアート集団「The TEA-ROOM」とメディアアートや現代アート分野の若手アーティストたちが、茶の湯を現代的に翻訳した作品を展示する。ワークショップ「ななめな学校」も「ななめな学校」では、いつもとは違った「ななめな」ものの見方で、さまざまなメディアを使った新しい表現に挑戦するワークショップを行う。講師には、アーティストやデザイナーといったクリエイターを迎える予定だ。【詳細】「千の葉の芸術祭」開催期間:2021年7月24日(土)~9月12日(日)開催場所:千葉市内各所<写真芸術展「CHIBA FOTO」>開催期間:8月21日(土)~9月12日(日)開催場所:千葉市内各所参加費:無料参加アーティスト:北井 一夫、佐藤 信太郎、本城 直季、蔵 真墨、新井 卓、吉田 志穂、宇佐美 雅浩、横湯 久美、金川 晋吾、樽橋 朝子、川内 倫子、清水 裕貴<展覧会「生態系へのジャックイン展」>開催期間:7月24日(土)~8月8日(日)開催場所:幕張海浜公園内 日本庭園「見浜園」住所:千葉県千葉市美浜区ひび野2-116参加費:無料<創造・体験ワークショップ「ななめな学校」>開催期間:6月5日(土)~7月31日(土)開催場所:千葉市生涯学習センターなど参加費:3,000円
2021年04月01日KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督就任会見、ならびに2021年度ラインアップ発表会が行われ、現芸術監督の白井晃、芸術参与で次期芸術監督の長塚圭史が登壇した。3月末で任期を終える白井は、KAATに携わった7年の歳月を「身に余る重責に自問自答する日々でした」と振り返る。その中で、長塚の演出作である新ロイヤル大衆舎『王将』(2017年)を東京・下北沢で鑑賞した時に「小劇場からあふれ出るエネルギーや企画力をぜひKAATでも活かして欲しい」とオファーの経緯を明かした。続いて壇上に立ったのは、4月に白井からバトンを受け取る長塚。芸術監督としてのテーマに“劇場をより開いていく”を掲げ、実現に向けた3点の新方針を打ち出した。1.シーズン制の導入新国立劇場などですでに取り入れられているシーズン制だが、その狙いを「劇場に季節感やリズムをもたらしたい」と語った長塚。4〜6月にはプレシーズンとして、実験的なトライアル公演を多数投入する。その後、初夏に恒例のキッズプログラムを配置。8月からのメインシーズンには毎年タイトルを設け、今年は「冒(ぼう)」がアナウンスされた。「飛び出す・はみ出す・突き進むイメージで“冒険心”いっぱいにやっていきたいですね」2.ひらかれた劇場を目指してKAATは今年で開館10周年。長塚は「演劇界で存在感が増してきたKAAT自身を財産に、これまで芝居を観たことのない人にも届けたい」と意気込む。手始めに、新ロイヤル大衆舎『王将』の再演を開放的なエントランス(1階アトリウム)に特設劇場を設けて行う試みを発表。タニノクロウとは『虹む街』で神奈川県民とのクリエーションを企画中だ。自身が上演台本・演出を手がける最遊記モチーフの『冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~』では県内を西に向かって巡演し、「KAATを飛び出して多くの県民にお会いできれば」と笑顔を覗かせた。3.豊かな創作環境作り・劇場の未来を考える「上演がない期間もクリエーションが常に続いている劇場でありたい」という思いを込め、長塚は任期スタートとともに「カイハツ」と題したプロジェクトを始動させる。もともと“つくる劇場”を掲げていたKAATを「アーティスト同士の相互交流、国内外・新旧問わない戯曲との出会いや開発の場にできれば」として、さらなる創作環境の発展に努める構えだ。このあと、2021年度のKAATラインアップが発表された。「オリンピック前の上演がふさわしい」と長塚が懇願し、昨年度に公演中止となった『ポルノグラフィ』『未練の幽霊と怪物 ―「挫波」「敦賀」―』が持ち越されたほか、自身が演出する『近松心中物語』、2020年頭に草彅剛が主演し話題を集めた白井の演出作『アルトゥロ・ウイの興隆』再演も。心機一転したKAATの充実ぶりから、引き続き目が離せない。取材・文:岡山朋代
2021年03月05日2021年4月より、長塚圭史が白井晃の後を引き継ぎ、KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任する。現芸術監督の白井晃は、2014年に同劇場の芸術参与に就任、2016年より芸術監督を務め7年間劇場と共に歩んできた。白井が「そのエネルギーをぜひ劇場に注いでほしい」と信頼を寄せる長塚の新芸術監督就任式と、2021年度の同劇場プログラムのラインアップ発表会がおこなわれた。白井晃長塚の芸術監督就任に際し、白井は「本当に嬉しく思っています」と喜びを表し、「(この7年間は)身に余る重責をいただいた、その重責との闘いだったと思います。就任時は開館3年の若い劇場で、“つくる劇場”を提唱してクリエーション力には定評がありましたが、より強い発信力が必要だと思いました。『劇場こそ広場である』という言葉がありますが、もっとたくさんの人に集まってもらいたいと思い、東京ではやらないようなより挑戦的で先鋭的なプログラムを企画し、おかげさまで19年度は過去最高のお客様に来場していただきました」と自身の就任期間をふりかえった。さらに「もっと面白く刺激的な作品をやらなければと思った時に、(長塚が所属する)新ロイヤル大衆舎の『王将』を下北沢の小劇場で観ました。そのエネルギーをぜひとも劇場にほしいと思い、それをきっかけにお願いしました」と長塚を任命した経緯を語り、「(予定していたプログラムの多くが中止になったため)バトンタッチをするときはここまでやっておきたいと思ったところに行けなかったのは残念」としつつ、「劇場を取り巻く環境も大きく変わらざるを得ない状況なので良いチャンスなのではと思います。この7年の間、関わってくださった全てのアーティスト・スタッフの皆さんに心から感謝します。長塚新芸術監督の船出を心よりお祝いします」と感謝と激励で締めくくった。長塚圭史続いて長塚新芸術監督より、2021年度に打ち出していきたい、という3つの方針についての説明があった。まずひとつめは、「シーズン制の導入」だ。「劇場に季節感やリズムをつくりたい、劇場がリズムをもっていると、周辺の方々により劇場という存在が浸透するのでは」と導入の理由を説明。4~6月を「プレシーズン」として実験的な公演を、夏には人気の「キッズ・プログラム」、そして秋から冬の半年間が「メインシーズン」。この「メインシーズン」は毎年テーマに沿ってプログラムを企画するとしており、2021年度のテーマは「冒」。ふたつめの方針は「ひらかれた劇場」。劇場の外からもみえる劇場1階のアトリウムに特設劇場を設置して新ロイヤル大衆舎『王将』を上演することが決定しているほか、劇場を飛び出して神奈川県内を巡演する公演も企画しているという。「まだ出会えていない方たちにもお会いできるように1階のアトリウムをもっと活用したい」と語る。3つ目は「カイハツ」プロジェクト。アイデアを練り上げたり、戯曲を研究したり「創造すること」に焦点をあて、アーティストがさまざまなアイデアをトライアルする場や機会を積極的に設けていくという。「上演をしていなくても、中ではぐつぐつと、アーティストたちが熱をもって創作をしている、そんな空間にできたら」と長塚。「大役を任せられて非常にがんばらなければと思っています。これまで10年間で築き上げられたものに大いにのっかって、動きのある劇場にしていきたいなと思います」と意気込みを語った。長塚圭史2021年度のラインアップは以下の通り<プレシーズン>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュースリーディング公演『ポルノグラフィ』2005年ロンドン市内で起きた地下鉄とバス同時爆破事件に想を得た意欲作をKAATプロデュース公演初登場となる桐山知也が演出。作:サイモン・スティーヴンス翻訳:小田島創志演出:桐山知也出演:上田桃子内田淳子小川ゲン奥村佳恵竪山隼太那須凜平原慎太郎堀部圭亮(五十音順)2021年4月16日(金)~2021年4月18日(日)<中スタジオ>■新ロイヤル大衆舎×KAAT『王将』-三部作-伝説の下北沢「楽園」公演から4年。アトリウム特設劇場にて『王将』待望の上演決定。作:北條秀司構成台本+演出:長塚圭史音楽:山内圭哉出演:福田転球大堀こういち長塚圭史山内圭哉(以上新ロイヤル大衆舎)常盤貴子江口のりこ森田涼花弘中麻紀櫻井章喜高木稟福本雄樹荒谷清水塚本幸男武谷公雄森田真和田中佑弥忠津勇樹原田志2021年5月15日(土)~2021年6月6日(日)<アトリウム特設劇場>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『未練の幽霊と怪物』―「挫波(ザハ)」「敦賀(つるが)」―第72回読売文学賞受賞作。能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇。作・演出:岡田利規音楽監督・演奏:内橋和久出演:森山未來片桐はいり栗原類石橋静河太田信吾/七尾旅人(謡手)2021年6月上旬~下旬<大スタジオ>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『虹む街』演劇界の鬼才、タニノクロウが、“神奈川・横浜市のある地域、そこに暮らす人々の風景”を描く最新作。作・演出:タニノクロウ出演:安藤玉恵金子清文緒方晋タニノクロウ蘭妖子 +県民参加の皆様2021年6月上旬~下旬<中スタジオ>■KAAT DANCE SERIES 2021イスラエル・ガルバン「春の祭典』ストラヴィンスキーの作曲の根源に迫る傑作。振付・ダンス:イスラエル・ガルバン作曲・音楽監督:シルヴィー・クルボアジェピアノ:シルヴィー・クルボアジェ、 コリー・スマイス2021年6月18日(金)~2021年6月20日(日)予定<ホール>■KAATキッズ・プログラム2021『ククノチテクテクマナツノボウケン』振付家・北村明子と現代美術家・大小島真木がタッグを組み、「夏休み」をテーマに自然や生命をめぐる子ども向けダンス作品を上演。振付:北村明子舞台美術:大小島真木出演:柴一平清家悠圭岡村樹黒須育海井田亜彩実永井直也2021年7月<大スタジオ><メインシーズン『冒』>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『湊横濱荒狗挽歌(みなとよこはまあらぶるいぬのさけび)』歌舞伎でおなじみの「三人吉三」をモチーフに、型破りでハードボイルドな現代劇が誕生。脚本:野木萌葱演出:シライケイタ2021年8月末~9月中旬<大スタジオ>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『近松心中物語』元禄時代の二つの恋の情景が、2021年の我々に問いかけることとは? 現代演劇の金字塔に、新芸術監督・長塚圭史が挑む。作:秋元松代演出:長塚圭史出演:田中哲司/ 松田龍平、笹本玲奈 / 石橋静河ほか2021年9月上旬~下旬<ホール>※北九州、豊橋、兵庫、松本公演もあり■KAAT EXHIBITION 2021 『志村信裕 展|游動』うつし/思い寄せる。その瑞々しさと、ゆらめき/語りかける。それらが交感する世界を志村の新作映像インスタレーションを通じて展覧。2021年9月9日(木)~10月8日(金)<中スタジオ>■KAAT DANCE SERIES 2021×Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2021『エリア50代』出演:小林十市近藤良平ほか2021年9月23日(木・祝)~9月26日(日)<大スタジオ>■KAAT DANCE SERIES 2021×Dance Dance Dance@YOKOHAMA 2021『Noism Company Niigata × 小林十市』演出振付:金森穣出演:Noism0 / Noism1 / Noism 2、小林十市v2021年10月16日(土)~2021年10月17日(日)<ホール>■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『アルトゥロ・ウイの興隆』白井晃×草彅剛のタッグで注目集めた話題作が待望の再演。作:ベルトルト・ブレヒト翻訳:酒寄進一演出:白井晃音楽・演奏:オーサカ=モノレール振付:Ruu2021年11月<ホール>■KAAT DANCE SERIES2021『Le Tambour de soie綾の鼓』演出・振付・出演:伊藤郁女、笈田ヨシテキスト:ジャン・クラウド・カリエール原作:三島由紀夫音楽:矢吹誠2021年12月下旬<大スタジオ>■KAATカナガワ・ツアー・プロジェクト第一弾『冒険者たち~JOURNEY TO THE WEST~』誰もが親しむアジアの古典『西遊記』をベースに、長塚圭史が書き下ろし演出する、神奈川県内の伝説を巡る冒険譚。原作:呉承恩『西遊記』上演台本・演出:長塚圭史共同演出:大澤遊音楽:角銅真実2022年2月<中スタジオ>※相模原公演、大和公演、厚木公演、小田原公演、横須賀公演ほか、神奈川県内を巡演予定。■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』篠﨑絵里子×小山ゆうなの初タッグ。受け止めがたい現実を人はどのように受け入れていくことができるのか?作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー上演台本:篠﨑絵里子演出:小山ゆうな2022年2-3月<大スタジオ>■YPAM 2021‒ 横浜国際舞台芸術ミーティング開館以来開催してきたTPAMを受け継ぎ、国際的舞台芸術プラットフォームとして装いを新たに再出発。2021年12月中旬<ホール・大スタジオ・中スタジオ>予定【提携公演】仕立て屋のサーカス4月<大スタジオ>錬肉工房6月<中スタジオ>とりふね舞踏舎7~8月<大スタジオ>劇団た組10~11月<大スタジオ>OrganWorks12月<大スタジオ>地点1月<大スタジオ>Baobab1月<大スタジオ>Co.山田うん1月<大スタジオ>BATIK3月<大スタジオ>ほか※各公演の最新情報は、劇場公式サイト にてご確認ください。
2021年03月04日舞踊家の近藤良平が彩の国さいたま芸術劇場の次期芸術監督に決定したことが発表された。彩の国さいたま芸術劇場は、優れた舞台芸術等の芸術文化に身近に接する機会を提供し、及び埼玉県民の芸術文化活動を支援すること等により、芸術及び文化の一層の振興を図り、真に豊かさとゆとりを実感できる県民生活の実現に寄与することを目的とした劇場。2006年からは蜷川幸雄芸術監督の下で、演劇、ダンス、音楽を中心に芸術性の高い作品を創造・上演してきたほか、「さいたまゴールド・シアター」や「さいたまネクスト・シアター」など公共劇場ならではの取り組みを実施するなど、「創造する劇場」として埼玉から日本全国、世界に向け芸術文化の発信を行ってきた。この度、蜷川幸雄前芸術監督の後を引き継ぐ新しい劇場のリーダーとして選任された近藤は、1996年に自身のダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げ。以降、振付家・ダンサーとして舞台や映像の分野で幅広い支持を集めている近藤はこれまで、コンドルズ埼玉新作公演や障がい者ダンスチーム「ハンドルズ」公演などを通じて、埼玉県の芸術文化に貢献したことを評価され、次期芸術監督の決定に至った。今後は近藤次期芸術監督の下、彩の国さいたま芸術劇場が次代の芸術表現を果敢に切り拓く創造拠点として、また社会や地域に開かれた広場として、あらゆる人々が自由闊達に交わりアートを創造・発見する劇場を目指していく。 また、近藤は2022年4月の芸術監督就任に先立ち、2021年4月1日から次期芸術監督として、2022 年度以降の劇場の新たな創造発信の方向性やプログラムの策定にあたる。なお、彩の国シェイクスピア・シリーズは吉田鋼太郎が「シリーズ芸術監督」として続投するとのことだ。近藤良平コメント令和3年となり、未だ続く安心できない時代の中、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督就任のお話をいただきました。その驚くべき任命と決定に心から謝意を申し上げます。大学で「ダンス」に出会い「舞台」という場所を知り「コンドルズ」をはじめました。たくさんのダンサー、役者、舞台関係者に出会い、そして蜷川幸雄さんにここ彩の国さいたま芸術劇場で出会い、転がるように時間が過ぎ今この場所にいます。思いかえすと劇場には、人が人を呼びさらに人へと繋いでいくそんな景色が見えます。僕も決して一人でかけあがってきたわけではありません。みんなと共にやってきました。劇場の扉をあけるとそこは楽しいところです。間違いありません。様々な人が行き交う場所、風が気持ちよくぬける劇場に、僕はしてゆきたいと思います。まずは次期芸術監督として、この彩の国さいたま芸術劇場と一緒に動き出したいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。 近藤良平※財団HPでは近藤の動画コメントも公開中www.saf.or.jp<次期芸術監督に関連する事業予定(2021年度)>●「コンドルズ埼玉公演 2021新作」公演日:6月5日(土)・6日(日)
2021年02月16日東京芸術祭実行委員会(委員長:近藤誠一)が、2021年秋に東京芸術祭2021を開催することを発表した。総合ディレクター・宮城聰(演出家 / SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)の元、コンセプトとなる「ひらく」「きわめる」「つながる」の3つの柱を掲げ、参加事業のディレクターと協働する「プランニングチーム」による体制も4年目を迎えた。2020年はコロナ禍のなかでも、オンラインも駆使しなあ柄約40プログラムを実施。そして劇場を「ひらく」アクションとして、野外劇『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』を上演した。東京芸術祭2021においても、同じコンセプトで観客のみならず、様々な俳優に門戸を開いて出会うために野外劇を上演する。2021年は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を、演出に昨今の幅広い創作に定評のある青木豪を迎え、2年目となるGLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)で上演予定。今月2月21日(日)まで本作品に出演する俳優を募集中となっているので、ぜひたくさんの方に応募してほしい。演出:青木豪からのメッセージ宮城聰さんから「池袋のグローバルリングで、シェイクスピアを演出しませんか?」とお誘い頂いた。「芝居にまったく興味ない人でも、ついつい立ち寄りたくなるようなものにしたい。」と言われ、誰もが知ってる「ロミオとジュリエット」を選んだ。通りすがりの人さえ観客にしたい、というのはつまり「人の目をひきたい」ということだ。そういう単純な衝動が僕は大好きだ。「人の目をひきたい」と思ってる人、待ってます。「立ち寄るだけのつもりがついつい最後まで見ちゃったじゃねぇか」っていう芝居を一緒に作りましょう。【オーディション概要】東京芸術祭2021 野外劇「ロミオとジュリエット(仮)」作:ウィリアム・シェイクスピア上演台本・演出:青木豪総合ディレクター:宮城聰(演出家 / SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)日程:10月17日(日)〜25日(月) ※予定・調整中 / 東京芸術祭2021会期中会場:GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)オーディションエントリー受付期間:2月3日(水)~2月21日(日) ※24:00必着詳細はこちら:
2021年02月05日過去4回、「あいちトリエンナーレ」の名称で開催された国際芸術祭が、装いも新たに2022年夏に開催されることが決定した。新しい名称は、国際芸術祭「あいち2022」。芸術監督には、名古屋生まれであり、森美術館館長の片岡真実氏が就任した。美術界において豊富な経験・実績を持つ人物だ。就任記者会見にて片岡氏は、国際芸術祭「あいち2022」のあるべき姿として、以下の6つのポイントを発表した。<1>国際芸術祭は、アートの祭典、お祭りであるため、楽しく、ポジティブなエネルギーを生むものにしたいです。<2>地域に根差しているものでありたいと思っています。愛知ならではの場所、歴史、文化には注目したい。愛知は三英傑を輩出した土地であります。また、海、山、川など豊かな自然環境が育んだ伝統工芸、なかでも陶芸や繊維産業が栄えたものづくりの街です。それらを現代アートの視点から再発見したいです。<3>人々の移動が制限されているコロナ時代の国際展として、どのような新しいモデルを提示できるか。それらの課題にクリエイティブに取り組んでいきたいと考えています。<4>「あいちトリエンナーレ」の特徴のひとつは、現代美術とパフォーミングアーツという横断型の国際芸術祭であるということです。今回もこの枠組みを踏襲したいと考えています。<5>ラーニングを重視したいと考えています。世界の多様な価値観がインターネットの発達により可視化され、ときにはそれらが衝突する、複雑で難しい時代になっていると思います。それらを相互に理解していくためには、知らないことを共に学んでいく、という姿勢が不可欠です。<6>県民のための、県民による国際芸術祭を目指したいと考えています。昨年の来場者アンケートによると、56%が愛知県内から、44%が海外を含む県外からの観客です。世界に届ける芸術祭にしたいと同時に、県民の皆さまにも世界各地から観客を迎えるホストとして、どうしたら魅力的な芸術祭にできるのか、一緒に考えて頂きたいと思っています。国際芸術祭「あいち2022」は、芸術監督が決定したことにより、本格的に動き出す。細かい内容はまだまだこれからとなるが、この6つのポイントを掲げ、過去の学びを糧に、どのような芸術祭になるか、期待して待とう。
2020年11月27日