フリーアナウンサーの高橋真麻が4日に自身のアメブロを更新。葛藤の末に注文した品を公開した。この日、高橋は「10貫お味噌汁と茶碗蒸し付き1200円のランチセットを食べに来た」と報告。一方で、メニュー表の写真とともに「大好きな煮はまぐりが!!でも1貫750円」と悩む様子でコメントした。続けて「煮はまぐり1貫で、普通に1食食べられるではないですか!?」とつづり「食べたいでも高いでも食べたいでも高いの葛藤の末、お仕事頑張ってるんだから、食べよう!」と注文したことを説明。最後に「二口に分けてじっくり味わいました」と煮はまぐりの寿司の写真を公開し、ブログを締めくくった。
2022年03月05日■前回のあらすじ離婚か再構築か…、まだ決心がつかないサレ妻。悩んているところに夫から再びメッセージが届きます。■心の痛みを理解してもらうのは難しい…■苦しみに満ちた日々さまざまな感情に押しつぶされそうになりながら、なんとか日常を過ごしていくのでした。次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月25日Q. 仕事好きな私が、子育て重視にシフトしても大丈夫?娘1人を育てるワーママです。育休復帰からかなりバリバリ仕事をしてきましたが、子供に時間をかけられていない後悔もあり、小学校入学のタイミングで子供と一緒に過ごす時間を増やしたいと思っています。しかし自他ともに認める仕事好きな私……。今さら育児に比重を置くことができるのか、子供と一緒に遊ぶことを楽しめるのか。最終的にどうするか悩んでいます。A. やりたいと思ったその気持を大切にしてください質問者さまのお気持ちはよくわかります。私も実は2年ほど前に、当時3歳だった娘との時間が急に取りたくなり、仕事をセーブして娘の遊びに付き合う日々を送っていたことがあります。結論から言いますと、私にはやはり、あまり向いていないことがわかりました(笑)。あくまでも私の場合ですが、ごく日常的なささやかな時間をいくら積み上げたところで、私の考える理想的な育児にはならないと思いました。私は娘に、幼い今のタイミングよりも、もっと大きくなって、いつまでも思い出せるような非日常の経験をたくさんさせたいと思ったのです。そしてそのためには、普段はバリバリ仕事をしてお金を稼いだほうがよいなと再認識しました。なのでそれ以来、元の仕事人生に戻っているわけですが、一度、自分でもやり切ったと思えるまで娘との時間を確保したからか、やりたいけどやれない、というモヤモヤした気持ちは解消できたので、よかったなと思っています。このように、やりたいと思ったことは、なんであれ試してみるのがよいのではないでしょうか。やってみないと、それが本当にしたいことなのか、そうでもないのか、わからないからです。そして続けられないくらいなら最初から取り組まない、というのも、ナンセンスだと思います。やってみたら違った、とわかっただけでも、人生としてはひとつ経験値を積んでいることになるのではないでしょうか。回答者プロフィール専門家 小田桐あさぎ株式会社アドラブル代表1983年札幌生まれ。婚活中に理想の男性リストを作成し100%合致した夫と出会って2週間で結婚。第1子の妊娠中に、自分らしく仕事と家庭を両立したいと考えブログを開設。独自の恋愛・家庭・仕事論が好評となり月間40万PVの人気ブログへ。コンサル依頼が殺到し育児休暇中に起業。「誰もが自分全開で思い通りに生きる世界」を実現すべく「魅力覚醒プログラム」を開発・提供、5年間で450名以上の女性が受講。主宰するLIVEコミュニティは4000人を突破。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。「VERY」「Oggi」などメディア掲載多数、現在は「All About」「Saita」にてコラム連載中。現在『「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」ちゃん卒グループ』にて、毎週月曜日アツいライブを配信中小田桐あさぎ公式ブログ:
2021年08月20日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。とにかく奥さんと子どもに好かれたいと日々頑張る僕が、妊娠判明から育児に奮闘する様子を描いた連載マンガ「奥さんと子どもに好かれたい」の第8話です。 いくら子どもがかわいくても仕事をしなければならない……そんなパパの葛藤についてお伝えします。悲しいけれど、まだまだ夫婦そろっての育休は、なかなか日本では取りづらいですよね。 子どもの成長を常にそばで見ていたいけれども、生活のために仕事はしなければならない。 心を鬼にして、お父さん、お母さんは仕事をしているんですね。 今日もみんなお疲れさまです。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2021年02月08日障害児ママの葛藤第4話。2児のママ、よいこさんの体験談をマンガでご紹介します。自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。4話目、 発達テストの結果…?!4歳前の時点で、あーはハサミもお箸も使えませんでした。その代わり(になるのかならないのか)ひらがなとカタカナは全部読めました。 上に挙げたのは一例ですが、保健師さんに発育テストをしてもらったところ、とにかく発達の偏りが激しいという結果に。その後、療育施設探しに奔走し、あーは療育へ通うことになりました。 療育初日、目からポロポロ目からうろこどころか、生魚くらいピチっと出てきそうな感じでしたYO!!!あのあーを飼い慣らして、「楽しかった!」の一言を引き出すなんて、療育にはどんな魔法使いがいるんだろう……!?と単純に疑問でした(笑)。 療育に1年通った効果 療育の効果は、1年やそこらで出るものではないというのはなんとなく感じていたので、子どもへの明らかな効果というお話ではなく、親への効果はてきめんでした。 「あーはこんな風に感じているんだ」とか「ここはわかっている」「ここは苦手分野」「このような働きかけならわかってくれる」など、あーと接するなかでじっくり一緒に考えてくれる施設の方が、いるのといないのじゃ天国と地獄!! 今でも大人げなく叱ってしまうことはままあるけれど、「うちの子、自閉症かも?」って悩んで葛藤していた時代と比べれば、ずいぶん穏やかにあーに接することができている気がします。 ようやく、「自閉症スペクトラム」と向き合える環境が整って、スタートラインに立てたなあという感じです!よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2021年01月26日障害児ママの葛藤第3話。2児のママ、よいこさんの体験談をマンガでご紹介します。自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。3話目、3歳半健診で発達相談を案内されたあとのお話です。 3歳半健診、その結果は…?!この3歳半健診のとき、座っていることができず走りまわり、踊り狂い、床に寝転ぶ息子。一方、周りの静かな子どもたち……。 あれ、うちの子、やっぱり普通と違うかも? あーが自閉症だという診断を受けることが怖くて怖くて、「じゃない」情報ばかり気にしていたように思っています。発達障害にありがちな ●電車の時刻表とか種類をたくさん覚えている⇒ 違った! よかった!(でもキャラクター図鑑大好き、キャラ全部覚えてる) ●言葉が出ない ⇒ 言葉は出てる! よかった!(でも全部独り言) ●運動が不得意な子が多い ⇒ 運動は得意! よかった!(でも手先は不器用) ●おむつが取れない子が多い ⇒ 取れてる! よかった!(取れてるだけで、たびたび漏らしている) などなど。なんか書き出すと、私ってどれだけチキンな母親なんだろう……(涙)。 発達相談▶保健師相談 市の発達相談が受けられるのは、なんと3カ月待ち! 期待しすぎたのが悪かったのかもしれませんが、市の発達相談はテストなどをするわけでもなく、病院に紹介状書いて終わり。とてもあっさりしたものに感じました。 児童精神科…そんなに待つの? いろんな友だちに聞いてみたところ、自治体によってかなり違うみたいですが、うちは8月に児童精神科へ電話をしたら、12月に予約を取り直すように言われ、「早期療育とは!?!?!?」となりました。 当時第二子を妊娠中で、12月には出産も控えており、バタバタすることは容易に想像がつく……。どうなる……!? わが家に救世主、現る!はい、救世主登場!私はここまで、あーの育児の悩みを相談できる専門の方に巡り会うことができていなくて、とにかくあーについて専門家の方と話してみたかったんです。 あーのこんなところはどうなのか、あんなところは何なのか、こんなところに困ってます……と。夫婦2人で話していてもどん底へ落ちて行くだけな気がして。 だから、救世主様の登場に、どれだけ救われたかわからないっ……!!! よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2021年01月25日障害児ママの葛藤第2話。2児のママ、よいこさんの体験談をマンガでご紹介します。自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。2話目は、夫のネガティブ発言に激怒したり、療育について知った頃のお話です。 夫の「うちの子は異常なんだ」発言に…いやー、怒ってばっかだったな、このころ。今もだけど(笑)。夫にも、子どもにも、まったく余裕なかったです。 もしかしたら今、あーがこんなに言うことを聞かないのは、私があのときこんなこと言ったかもしれん、とか私があのときスマホに夢中だったからかもしれん、とか私があのときばあばに預けちゃったせいかもしれん、とかあれこれ考えては焦っていました。 「療育」という選択肢 Uくんが療育に通っているという事実は、今後のわが家の動向にもかなり影響が出てきます。ありがとう、Uくん母! うちの子、普通…じゃない? 母の葛藤 感情的に大きな声を出しても、あーの心の奥に届いている感じはまったくしませんでした。ただただ、叱られているからおびえているだけ。 でも、無理な要求をしているつもりでもなく、必要以上な「良い子」を求めているつもりもなく、話しかけたら答えてくれるとか、ただ「普通」の行動をしてほしかっただけだったんです。 大人からしたら理解できない、いや、他の子どもからしても理解できないであろう反復行動を延々繰り返す遊びを「もうやめようか?」と提案したら大かんしゃくを起こしたりとか、とにかく普通の言葉が通じない長男にほとほと疲れてしまっていた。 3歳半ばでしたが、1歳・2歳のイヤイヤ期が永遠に続いている感じで、終わりは来るのかと毎日憂うつでした。よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2021年01月24日障害児ママの葛藤第1話。2児のママ、よいこさんの体験談をマンガでご紹介します。自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。1話目は、赤ちゃん期のお話です。 自閉症スペクトラム児の赤ちゃん期は…?あーは本当に敏感な子で、自分は泣いていなくても、他の赤ちゃんが泣いてたらつられて泣いちゃう「つられ泣き」のほかに、予防接種で腕をまくられただけで泣いたり、お風呂上がりに服着させられるので泣いてたり……とにかく一日中泣いていたように思います。 あれ…この子、育てづらい? 特に2歳〜就園前3歳前半は、文字通り戦争の日々でした……。今思えば、そんなに怒ったって当時の長男には届かなかったのに、とにかく頭に血がのぼりっぱなしだったな。 このころになると、あーの同級生にもぽつぽつ弟や妹が生まれ始めたんですが、「うちは子どもひとりなのに、なんでこんなに大変なんだろうか」「私のキャパが狭すぎるせいなのか!?」と悶々としていたように思います。 もしかして、自閉症かも? 一番悩ましくてつらかったのは、あーというより、夫との関係だったかもしれないな。 夫はやさしくて誠実で真面目なんですが、その分心配性で大げさなんですよね。私は夫から「大丈夫だよ!」の一言が欲しいんですけど。 で、私が「大丈夫だよ!」と言うと「楽天的だね、もう少しまじめに考えなよ」って返されたりね……。よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2021年01月23日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、伝統舞踏団を舞台に、ジョージアンダンスを通して若者の葛藤を描く映画『ダンサーそして私たちは踊った』をご紹介。■映画『ダンサーそして私たちは踊った』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,800円、DVD3,800円(ともに税別)。発売・販売元/ファインフィルムズジョージアという国をご存じですか。かつてグルジアと呼ばれた東欧の国で、料理がおいしく、ワイン発祥の地としても知られています。なかでもジョージアンダンスという伝統舞踏が有名で、記者は昨年、そこで学ぶ日本人ダンサーを取材しに、10日間首都のトビリシに滞在しました。その国立舞踊団がこの映画の舞台です。両親が離婚し、アルバイトで家計を支える貧しい若者メラブ。唯一の生きがいは、幼少期から兄と習っているジョージアンダンス。ダンスでペアを組むマリは幼なじみで、友達以上恋人未満の関係です。ある日、才能豊かな青年イラクリが入団し、メインキャストの枠を競い合うライバルになります。猛練習を重ねるうち、2人の間にある感情が芽生え始めますが……。イラクリもメラブもそれぞれ彼女のような存在がいるのに、お互いを思う気持ちを抑えきれず、その情熱をダンスにぶつけます。ジョージアンダンスは、男は戦士のように剣舞などで強さを誇示し、女は優美に舞うダンス。保守的な世界で、同性愛はタブーなのです。それでも殻を破り、初めて自由を感じたときのメラブのキラキラとした瞳がとても純粋で印象的です。ラストのオーディションでメラブは、伝統的な衣装に身を包み、堂々と前衛的なダンスを踊ります。そのほとばしるエネルギーに、目が釘づけになることでしょう。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月22日 掲載
2020年09月14日小さなころから虫が大の苦手だった私。そんな私に、「息子が昆虫にハマる」というもっとも恐れていた事態がやってきました。好きなことはとことんハマってほしいと思う親心と、嫌いなものは嫌いという私自身の気持ち。いくら親であっても、子どもの興味や行動に制限をかけてよいものかと葛藤しながら過ごしたこの夏。そこで得た思いもよらぬ成長と変化とは…。子どもの意思をひとりの人間としてきちんと尊重しなければならないなと思わせてくれた経験を紹介します。蚊も殺せなかったほどの筋金入りの虫嫌い私は、子どもが生まれて、やっと素手で蚊を退治できるようになりましたが、昔から小さな虫はもちろん大きな虫は見るだけでも失神しそうなほど苦手でした。息子が産まれてからずっと、「この子が大の昆虫好きになったらどうしよう」と漠然とした不安を抱えていました。その一方で、「虫を嫌がる私を見て虫嫌いの男の子になったらどうしようと」いう矛盾した不安も。そして幼稚園の年中になった今年の春、近所のおじいさんに虫かごをもらったのをきっかけに、突然その日はやってきました。息子はダンゴムシ、テントウムシ、青虫、チョウなどを捕まえることにどんどん夢中になり、ついに「持って帰る!家で飼う!」と言い出したのです。昆虫で深まった父と息子の絆当初、私は「虫を飼うのはイヤだ」と主張。しかし、夫は、「生き物を飼うことも大事な勉強になるし、本人も望んでいるのにその機会を奪うのか」とケンカに。そこで、私は一切関与せず、夫と息子が一緒に世話をするという条件で、渋々、玄関の外で虫を飼うのをOKしました。すると、今までママべったりだった息子に変化が。昆虫担当のパパと2人で早起きをしてお世話をするようになり、父子の絆がぐーーっと深まったのです。夜中のカブトムシ狩りにも挑戦!そして夏休みのある日、暗いのが苦手でママべったりで甘えん坊の息子が、パパと2人だけで夜中のカブトムシ狩りにいくことに!行く直前までは、「やっぱり行かない」「ママも一緒に来て」「車で待ってるから、パパが取ってきて」と葛藤を繰り返していましたが、最後は自分で行く!と決めて出発しました。途中で泣かないかな、眠くなってぐずらないかな…と心配は尽きず、夫からのLINEでの報告を頼りに、眠れずに帰りを待ちました。なんと帰ってきたのは夜中の2時!何よりも驚いたのが、息子が目をキラキラと輝かせしっかりと起きて帰ってきたこと。興奮冷めやらぬまま、今日起きたことを一生懸命話しながら寝入った姿を見て、私が昆虫を飼うことをダメと言っていたら、この子のこんな姿は見られなかったのだなとしみじみ。イヤイヤながらも、息子の好きなことをやらせてあげてよかったなと、心から思った瞬間でした。それでも私は虫が嫌い。でもうれしいことも!息子には、正直に私は虫が苦手なことを伝えたうえで、息子の好きという気持ちを尊重するように心がけました。息子も私は虫が苦手なことは理解し、「家の中には絶対入れない」「責任をもってお世話をして、死んでしまったとしてもその後まできちんと処理する」「虫を触った後は手を洗う」と決めたルールをきちんと守ってくれています。このひと夏でセミを素手で捕まえることができるまでに成長した息子は、家に虫が現れたときに「オレに任せて!」と捕まえて窓の外に逃がしてくれるまでになりました!ある日、公園でセミを捕まえた息子。2歳の妹のお友達に「見てみる?怖くない?触ってみる?」と聞きながらセミを見せてあげていました。無理強いしたりすることなく、相手の好き嫌いや怖くないかを優しく聞く姿を見て、「みんなが昆虫を好きなわけではない」「好きな子も嫌いな子もいて、どちらが良いでも悪いでもない」ということを、息子なりに理解できていることを感じてとても嬉しくなりました。虫を通して成長した夏夏の初め、捕まえたセミはすべて持って帰りたいと言って聞かなかった息子。いろいろな昆虫をお世話し、命のはかなさを知り、子孫を残す使命などを図鑑で学び、夏の終わりには捕まえたセミを観察した後に、「元気でねー!」と自分でリリースできるように成長しました。真っ黒に焼けた肌で、この夏に出合った昆虫の絵を描く姿は、どこかもう立派な少年のようです。自分の好きなことには、好きなだけ熱中してほしいと思っていましたが、昆虫に関しては自分の虫嫌いとの葛藤がありました。虫捕りに行きたいとねだる息子に、どうしても気乗りしない私…。ひょいとバッタを捕まえるママ友を見て、息子に申し訳ない気持ちになった日もありました。今回、昆虫をきっかけに、親である自分の気持ち以上に、子どもの好きな気持ちを尊重していかなければいけないと気づかせてもらいました。子どもは親の望むように進むとは限りません。そんなとき、ひとりの人間として、その子の思いをきちんと尊重し、そしていつも最前列で応援していられる存在でいたいなと感じさせてくれたこの夏の経験でした。私もほんの少し、親として成長できたかなと感じています。<文・写真:ライターさつき>
2020年09月11日私は不妊治療を約6年おこない、ようやく子どもを授かることができた40代のパパです。不妊治療にここまで時間がかかるとは想像していませんでしたが、結果的に妻も高齢出産になってしまいました。そのため、無事に出産ができるのだろうかという新たな問題が発生し、出生前診断をおこなった体験談です。時間のかかった不妊治療不妊治療開始時に、病院で高齢出産に対しての説明を受けました。説明を受けたときの私たちの年齢は、私は30半ば、妻が30代前半だったので、私たちにはあまり必要のないことだという認識しかありませんでした。 ただ、私たちの不妊治療は想像以上にお金と時間がかかってしまい、ようやく妊娠できたのは不妊治療を開始してから約6年が経過したころ。私たちにとって待望の妊娠だったのですが、そのとき初めて高齢出産に対するリスクを認識しました。 妊娠がゴールという錯覚不妊治療の期間が私たちの予想より長かったため、私は次第に妊娠することが目標になっていました。妊娠前に高齢出産の知識を得て不妊治療をおこなっていれば、治療期間を短く設けていたかもしれません。ただ、原因不明の続発性不妊症(※1)だったため、「いつか妊娠するのでは」という思いでずるずると長い治療期間になってしまいました。 しかし、出生前診断をおこなう期間は限られていたので、いつまでも決断を先送りすることはできませんでした。 出生前診断するか否か、決断する難しさ最近よくさまざまなメディアでも目にする「命の選別」という言葉が私たちを悩ませ、簡単に決断できませんでした。 ただ、もし赤ちゃんが障害を持って生まれた場合、高齢出産である私たちは将来に不安を抱えたまま過ごすことになると予測できます。検査費用もNIPT(新型出生前診断)の場合、約20万円とわが家にとっては高額だったため、不妊治療を長年おこなっていた私たちには相当な負担額でした。 そして待望の妊娠にも関わらず、診断の結果次第で子どもを諦めなければならない状況になることにも、気持ちの落とし所が見つかりませんでした。 前向きになるための診断最後は、「不安な状態で出産を迎えるより、どのような診断結果であれ受け止め、産み育てたい」という思いで、診断を受けることに決めました。 検査から約2週間で結果が出る予定でしたが、その間も「この検査は受けてよかったのか?」という自問自答を繰り返していました。2週間後、診断の結果は「陰性(異常なし)」。どのような結果であれ産むつもりでいたので、出産に向けての悩みがようやく解消されたような気持ちになりました。 順風満帆ではありませんでしたが、悩みのない状態で出産を迎えられたのは、長い間夫婦で不妊治療に向き合い、コミュニケーションを取り続けた結果だと思っています。世間の風潮に惑わされるとこなく、家族全員が納得するように悩みを共有し、診断をおこなうか否かを決めることが大切なのではないかと、私は感じました。 (※1)続発性不妊症:1人目は自然妊娠できたのに、2人目がなかなかできない不妊症のこと。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※出生前診断は、すべての先天性疾患を調べられるわけではありません。NIPT(新型出生前診断)で調べることができるのは、赤ちゃんの先天性疾患の一部であるダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトー症候群(13トリソミー) です。また、出生前診断の結果が陰性であっても、必ずしも赤ちゃんに病気や障害がないとは言い切れず、出生後に判明する病気も少なくありません。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:ライター 吉田直樹二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。
2020年08月22日▼前回までのお話亡き先妻さんの形見をどう子どもに渡すか、私なりにいろいろ考え「私から渡す」という結論にたどり着きました。私が考えを巡らせていた頃、しげパパも私に言ったある一言についていろいろと考えてくれていました。▼登場人物ももママ:初婚でシングルファザーのしげパパと結婚。ライター名はネコおやじ。しげパパ:先妻さんと死別。2人の子どもを連れて、ももママと再婚。もんた:長男。しげパパの連れ子。もこ:長女。しげパパの連れ子。もん吉:ももママとしげパパの間に生まれた子。いかに自分の前に立ちふさがる「葛藤」という名の壁が大きかろうと、一緒に乗り越えてくれる人がいればなんとかなるもんです。ステップファミリーの生活を送る上で、何でも言える関係性で良かったとつくづく思います。特に再婚家庭において葛藤や悩みは付きもの。自分の気持ちを押し殺して、我慢の連続のような生活が続くといつか壊れてしまうんですよね。私も気持ちを押し殺した方が楽なのかな…とも思ったことがありますが、「押し殺す=解決」には決してなりませんでした。いつしかパートナーに対する信頼や尊敬が薄れていくどころか、愛情も冷めてしまい、嫌いになってしまうかもしれない。そうなってしまうよりは、喧嘩しようが爆発しようが、自分の言いたいことを相手にぶつける方を選びます。しげパパは私によく 「感謝してる」「いつもありがとう」という言葉を伝えてくれます。この言葉に凄く救われたし、自分はこのままでいいのだと、ここにいていいのだと思えました。そして私がしげパパに返す言葉が、最後のコマの「あなたと結婚して良かった」です。お互いにこのセリフがいつまでも言える関係でいたいなぁと思います。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪はじめから読む
2020年03月06日自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。4話目、 発達テストの結果…?!4歳前の時点で、あーはハサミもお箸も使えませんでした。その代わり(になるのかならないのか)ひらがなとカタカナは全部読めました。 上に挙げたのは一例ですが、保健師さんに発育テストをしてもらったところ、とにかく発達の偏りが激しいという結果に。その後、療育施設探しに奔走し、あーは療育へ通うことになりました。 療育初日、目からポロポロ目からうろこどころか、生魚くらいピチっと出てきそうな感じでしたYO!!!あのあーを飼い慣らして、「楽しかった!」の一言を引き出すなんて、療育にはどんな魔法使いがいるんだろう……!?と単純に疑問でした(笑)。 療育に1年通った効果 療育の効果は、1年やそこらで出るものではないというのはなんとなく感じていたので、子どもへの明らかな効果というお話ではなく、親への効果はてきめんでした。 「あーはこんな風に感じているんだ」とか「ここはわかっている」「ここは苦手分野」「このような働きかけならわかってくれる」など、あーと接するなかでじっくり一緒に考えてくれる施設の方が、いるのといないのじゃ天国と地獄!! 今でも大人げなく叱ってしまうことはままあるけれど、「うちの子、自閉症かも?」って悩んで葛藤していた時代と比べれば、ずいぶん穏やかにあーに接することができている気がします。 ようやく、「自閉症スペクトラム」と向き合える環境が整って、スタートラインに立てたなあという感じです!よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡ 著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2019年11月17日自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。3話目、3歳半健診で発達相談を案内されたあとのお話です。 3歳半健診、その結果は…?!この3歳半健診のとき、座っていることができず走りまわり、踊り狂い、床に寝転ぶ息子。一方、周りの静かな子どもたち……。 あれ、うちの子、やっぱり普通と違うかも? あーが自閉症だという診断を受けることが怖くて怖くて、「じゃない」情報ばかり気にしていたように思っています。発達障害にありがちな ●電車の時刻表とか種類をたくさん覚えている⇒ 違った! よかった!(でもキャラクター図鑑大好き、キャラ全部覚えてる) ●言葉が出ない ⇒ 言葉は出てる! よかった!(でも全部独り言) ●運動が不得意な子が多い ⇒ 運動は得意! よかった!(でも手先は不器用) ●おむつが取れない子が多い ⇒ 取れてる! よかった!(取れてるだけで、たびたび漏らしている) などなど。なんか書き出すと、私ってどれだけチキンな母親なんだろう……(涙)。 発達相談▶保健師相談 市の発達相談が受けられるのは、なんと3カ月待ち! 期待しすぎたのが悪かったのかもしれませんが、市の発達相談はテストなどをするわけでもなく、病院に紹介状書いて終わり。とてもあっさりしたものに感じました。 児童精神科…そんなに待つの? いろんな友だちに聞いてみたところ、自治体によってかなり違うみたいですが、うちは8月に児童精神科へ電話をしたら、12月に予約を取り直すように言われ、「早期療育とは!?!?!?」となりました。 当時第二子を妊娠中で、12月には出産も控えており、バタバタすることは容易に想像がつく……。どうなる……!? わが家に救世主、現る!はい、救世主登場!私はここまで、あーの育児の悩みを相談できる専門の方に巡り会うことができていなくて、とにかくあーについて専門家の方と話してみたかったんです。 あーのこんなところはどうなのか、あんなところは何なのか、こんなところに困ってます……と。夫婦2人で話していてもどん底へ落ちて行くだけな気がして。 だから、救世主様の登場に、どれだけ救われたかわからないっ……!!! よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2019年11月15日自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。2話目は、夫のネガティブ発言に激怒したり、療育について知った頃のお話です。 夫の「うちの子は異常なんだ」発言に…いやー、怒ってばっかだったな、このころ。今もだけど(笑)。夫にも、子どもにも、まったく余裕なかったです。 もしかしたら今、あーがこんなに言うことを聞かないのは、私があのときこんなこと言ったかもしれん、とか私があのときスマホに夢中だったからかもしれん、とか私があのときばあばに預けちゃったせいかもしれん、とかあれこれ考えては焦っていました。 「療育」という選択肢 Uくんが療育に通っているという事実は、今後のわが家の動向にもかなり影響が出てきます。ありがとう、Uくん母! うちの子、普通…じゃない? 母の葛藤 感情的に大きな声を出しても、あーの心の奥に届いている感じはまったくしませんでした。ただただ、叱られているからおびえているだけ。 でも、無理な要求をしているつもりでもなく、必要以上な「良い子」を求めているつもりもなく、話しかけたら答えてくれるとか、ただ「普通」の行動をしてほしかっただけだったんです。 大人からしたら理解できない、いや、他の子どもからしても理解できないであろう反復行動を延々繰り返す遊びを「もうやめようか?」と提案したら大かんしゃくを起こしたりとか、とにかく普通の言葉が通じない長男にほとほと疲れてしまっていた。 3歳半ばでしたが、1歳・2歳のイヤイヤ期が永遠に続いている感じで、終わりは来るのかと毎日憂うつでした。よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2019年11月13日自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。1話目は、赤ちゃん期のお話です。 自閉症スペクトラム児の赤ちゃん期は…?あーは本当に敏感な子で、自分は泣いていなくても、他の赤ちゃんが泣いてたらつられて泣いちゃう「つられ泣き」のほかに、予防接種で腕をまくられただけで泣いたり、お風呂上がりに服着させられるので泣いてたり……とにかく一日中泣いていたように思います。 あれ…この子、育てづらい? 特に2歳〜就園前3歳前半は、文字通り戦争の日々でした……。今思えば、そんなに怒ったって当時の長男には届かなかったのに、とにかく頭に血がのぼりっぱなしだったな。 このころになると、あーの同級生にもぽつぽつ弟や妹が生まれ始めたんですが、「うちは子どもひとりなのに、なんでこんなに大変なんだろうか」「私のキャパが狭すぎるせいなのか!?」と悶々としていたように思います。 もしかして、自閉症かも? 一番悩ましくてつらかったのは、あーというより、夫との関係だったかもしれないな。 夫はやさしくて誠実で真面目なんですが、その分心配性で大げさなんですよね。私は夫から「大丈夫だよ!」の一言が欲しいんですけど。 で、私が「大丈夫だよ!」と言うと「楽天的だね、もう少しまじめに考えなよ」って返されたりね……。よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター よいこ自閉症スペクトラム&注意欠陥障害の長男あー(小学生)と、次男いー(幼稚園児)の母。30代。主に泣いている。心配性の夫は社畜系転勤族。最近は仕事と家庭の両立でテンパりまくり…。
2019年11月11日子どもが1人から2人に増えた時ってガラァァァーーっと環境変わりますよね。 3人目が生まれたあともきつかったですが、2人目が生まれたあとが1番自分自身と葛藤した1年間だったように思います。3歳(幼稚園年少)と0歳の兄弟を育てているころはとにかく夜早く寝かせることに命を懸けていたの(だって、子供たちが寝たあと数時間(次男の授乳があるので)しか自分の時間がないんですも~~ん!!)、夜20時に寝かせるために晩御飯を17時半に食べさせたりする日もありました。 しかしこの夕方の17時から18時の1時間が、長男も次男もどっちもがぐずり始める時間帯になることが多かったです。あっちは眠いわこっちはグズグズだわで、とにかく人手不足~!!ヘーールプミーーー!!! 状態。 今日のこの記事はまだ長男が3歳5か月、次男が6か月ごろに書いたブログをもとに書き起こしています(今は諸事情により非公開にしています)。臨場感を出すために当時の文言を出来るだけ残した形で公開したいと思います。今、同じように0歳3歳の兄弟を家で見ているママはもう首がもげるほどうなづけるのではないかと思うぐらい、髪の毛振り乱して育児していた頃でした…。 ■長男3歳、次男0歳の頃の話そのややこしい時間は夕食からお風呂にかけてのピークタイムにやって来る…。 最近テレビの録画ボタンを理解したのね、ちゅんたん(長男)。 で、特にこの数日間は録画をすることにハマっているらしく、、夕方のNHKの一連の教育テレビを録画したがるのよ。 で、今日も「にほんごであそぼ」が始まったら、「こで、ろちゅが ちてー!」と録画プリーズコール。 はいよーと録画してあげて、17:15、もう眠そうなこともあって、早々と夕飯を食べたわけ。 ご飯を食べさせながら、私の頭の中では今後の段取りを考えてるわけですよ。 このままの流れでお風呂に入れて、そのまま19時ぐらいには寝かせちゃおうとか。 さ! ご飯も食べ終わったしお風呂に入ろう~~~~!!! って席を立ったら、 え!?って言い出した。 いやぁ…あーた、そうおっしゃいますけどね、早くしないと今にも寝ちゃいそうですよね?せっかく早めにご飯も食べたんだし、さっさとお風呂に入りましょうよ。なんのための録画なんですか。今度時間のあるときにゆっくりご覧になってはいかがでしょうか。 と、内心かなり消極的ではありますが。ここは彼の思いを尊重して録画番組をつけたのよ。 そして、10分ほどの番組を見てる間に、私はゆいたん(次男)と先にお風呂に入って、頭だの体だのを洗いつつ、テレビを見終わったちゅんたんが入ってくるのを待ってたんだけど、(だいたい毎日このやり方で入れてます) もーーー…こっからがたいっっへん!! 10分たってもお風呂場へやってこなかったので、「この静けさはまずいなぁー…?」と思いお風呂からとりあえず出て、様子を見に行くと、 ほーーーらやっぱり!!!! 寝とるやないかーーーーい!!! だから眠くなる前にさっさとお風呂入っちゃおうって言ったのにーーー!!! 毎日お砂場で遊びまくってあっちこっちから砂まきちらしながら帰ってくるちゅんたん。 おまけに汗もいっぱいかいてるしそんな子を、明日の朝までお風呂に入れずに寝かすのは…いやーーーん!! てことでなんとか起こしたものの起きてみたら、録画で見ていた「にほんごであそぼ」が終わってるもんだから、ここでちゅんたんのキレスイッチ オーーン!! ボフッ!!!! 「ぎゃぁぁぁーーーーーー!!みーーーる゛゛みーーーる!!もっどみる゛゛ーーーーー!!ぎゃぁっぁぁーーーーー!!みるーーー! みるーーーー!!(泣)」 途中で寝ちゃったため彼の中で、「にほんごであそぼ」は最初から見ていない設定になっており、もう一度「にほんごであそぼ」を見せろとおっしゃっております。 そして、激高して怒り狂っておられます。 泣いて訴えるってゆうもんじゃなく、もう完全にキレてんのよ…。 もーーー…昨日もこんなパターンだったしー。どうにかなんないかしら…この駄々。 しょうがないので、おそらくこのあたりから寝たんじゃないか? ってところまで巻き戻してそこから再び再生。 そして、私は次男と再びお風呂へ戻り続きを。 そーーーしーーーたーーーらーーーリビングから、ドドドドドド……!!#%&‘#$……!!とものすごい足音&泣き声が響いてきてお風呂場の戸を開けて、 大 絶 叫 !! 「もっどみるーーーー!!(泣)とちゅうできれたったーーーーー!!(泣)きーーれーーた! きーーれーーたーー!(泣)もっどーーー! もっどみる゛ーーーー!!(泣)」×延々と。 もーーーーイヤだぁぁぁーーー!!巻き戻したのが気にくわなかったらしく、最初っから全部見せろ、おまけにおじゃる丸もにんたまもぜーーーんぶ見るだって!!そんなぁぁぁ~~~!!見終わるまでに何分かかるんだよ! 再び寝ちゃうやないのーーー!! ここのところ毎日こんなパターン。なんだかすごく機嫌が悪い長男。 しかも駄々のときの泣き声って、もう泣き声なんてもんじゃなくってほぼ叫び声で。 嘘でもオーバーでもなく、ハンっっっパなく、うるさいのっ!!めっちゃくっっっちゃ声がでかい!! あまりの泣き声のうるささに次男がビビリまくって大泣き…。 2人の泣き声がご近所に響き渡っているにちがいない。 内容はしょうもなさすぎる駄々コネなんだけど、なんせ、火がついたように絶叫しながら泣くし、「マーーーマーーー! マーーーマーー!!」とか、「あーーけーーて! あーーけーーーてーーー!!!」とか言ってるから、端から聞いたら本気で虐待を疑われそうなほどの泣き声でさぁ…。 狭い風呂場で2人に大号泣されたら…もう自分の理性を保つので精一杯。 もーー…勘弁してよぉ。なんで、こんなにややこしいの…。なんで、こんなことで号泣するわけ…。なんで、こんなに融通がきかないのかしら…。なんで、こんなに変なこだわり強いのかな…。このスイッチの入り方、なんとかならんかな…。 もう、頭の中、なんでなんででいっぱい。 とにかく、口を開けば怒鳴っちゃいそうだから、ただひたすら口を閉じて黙々と号泣するゆいたんを洗う。 しかし、駄々真っ盛りのちゅんたんはそれはそれはしつこい。 大音量で泣き叫び続ける時間のなっがいこと!! あんっまりにもわからず屋なのでついには、「いい加減にしなさいっっっ!!!」#$%&%4‘;!!! お尻バッチーーーン!!はぁ…声を張り上げて怒るとか怒鳴るとかお尻バチンだとか、あたしは決してそんなことしないワなんて思っていたのに。(脱力、反省、自己嫌悪…はぁぁ~) 息子の駄々。これに立ち向かうのにほんとーーに苦戦中…。 でも当然、お尻バチンどころで収まるもんでもなくそこから要求があっちゃこっちゃにすり代わり、最終的にはテレビのことはどうでもいいような状態になって、散々泣き叫んだ後、ちゅんたんから「なかなおりちよ…」と言い出して終戦。 もう、ここんとこ毎日、こんないざこざばっかり。 誰かもう1人オトナがいれば、クールダウンできてまた違った対応が出来るんだろうけど、母1人子2人の状態じゃどうしてもヒートアップしちゃって最後には炎上しちゃうのよね。 あぁ…本気で、もう1人、オトナが欲しい。 平日、夕方18~19時代にオトナ、1名 激しく募集!! 「泣かずに、普通に言えばいいだけでしょっ!」このフレーズをこの数日間で何回言ったことか…。たぶん50回は言った。 あとから振り返ったらきっとほんのわずかな時期なんだと思うけど、ワカランチン真っ只中にいるとほんと悪戦苦闘ーー…。 そして、いざこざが終わった後のちゅんたんはコロッ! と、いつものトテチテ口調に戻って、「たっち タエルたん どとで鳴いてたのたなーー?」とか、「あ、おちゅちたま だよーー!」とか、カエルたんだのお月さまだの平和すぎる内容を話しだすのよ。 二重人格か!!!(笑) そして、お風呂からあがった19:00。まだまだお外は明るい。 なんだかヒートアップしちゃって喉が渇いたのでなかなおりしたちゅんたんと、3人でお散歩しながら、コンビニまでジュースを買いに行きましたとさ。 てくてく歩きながらジュース飲むちゅんたん。こんなに天使なのになーー。 ■7年後の私が当時を振り返って思うこと ははは(笑)凄まじいですね。 この頃リアルタイムでやってる番組と録画した番組の違いがわからずよく怒っていたちゅんたん。リアルタイムの番組は時間が来たら終わってしまうのに、もう1回最初っからかけて!! といって泣いてたっけ。 そんな彼も今はもう10歳。超~~静か子になりました。 でも私は「こんな時期も今だけよ」とか「こんな時期もあとから振り返ればいい思い出よ」とか言う気にはなれません。たしかにこんなに分からんチンな時期は小さいうちだけなので期間限定といえば期間限定ですが、「今だけよ」っていう励ましってすごく苦しかったんですよね…今だけだからありがたく思えみたいに言われても全くピンときませんでした。 なのでこんなセリフは言わないけれど、でもこんな毎日を送っていたおかげで「子育てはこんなにもしんどいものなんだ」って分かる人になれたっていうことに関してはよかったと思っています。家の中の空間ってすごくプライベートなもので、他の誰に見られることもない中で毎日お風呂に入れることひとつとってもこんなに汗かいて必死にこなしてるママが今もどこかにいるんですよね。 ほんと…お疲れ様です!!お風呂ぐらいすんなり入ってくれよ! ですよね(笑) ちなみに今の私だったらどうするかな…と思ったら、砂まみれでももう諦めて歯ぁだけ磨いて寝かせまーーーす。現に三男はお風呂に入らずの寝落ちが多かったですが、毎日きっちりお風呂に入れた長男と、汚いまま寝かせたこと何回もある三男とで何か違うかといわれれば全く何も違いません。 ということをこの日の私に教えてあげたいです(笑)以上。7年後の私からでした。【お知らせ】 第102話 の記事下アンケート「Q.子どもを怒りすぎてしまい反省することはありますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「子どもを怒ることに自己嫌悪…ママたちがキレてしまう噴火パターン」
2019年01月10日