~人生は楽だらけという考え方もある?〜人生は修行の場、辛いことしかないと常々申し上げておりますが、全く逆の発想で「人生はラクだらけ」という考え方もあります。それは人間には辛い時期も苦しい経験も時間が経ちすべて後になってみれば楽しい思い出に変わることがあるのだから。人生を山登りに例えるならば、登っている最中は苦しいだけで「もう嫌だ2度と登るもんか!」と思いますが、頂上に到達すれば苦しければ苦しかったほど達成感と素晴らしい景色で嬉しさ楽しさの感動が倍増します。また下山時には登りほどではないですが、降り路なりの苦しみが待っています。しかし人間は時間が経てば素晴らしかった山々の感動を鮮明に思い出します。美しい思い出として。だからまた人は山に登りたくなるのです。人生で経験した苦しい・辛い思い出は、その経験がより辛いほど、それを乗り越えた後からは懐かしいセンチメンタルな思い出に変わり、辛いが楽にかわるから「人生は楽だらけ」とも考えられるのです。これが正負の法則と並ぶ究極のプラス思考です。
2017年09月08日~安眠の秘訣〜近年、不眠に悩む人が増えているそうです。なかなか眠つけない、眠ってもすぐ目が覚めてしまうなど、安眠できないというのです。そして、その多くは寝酒に頼っているようです。寝酒は、確かに寝つきは良くなりますが、逆に浅い眠りが続いてしまいますから、何度も目が覚めてしまうのです。これでは、なんの意味もありません。安眠のコツは、横になってからは何も考えないことです。横になったまま仕事のことや心配ごとを考えるから眠れなくなるのです。横になったら、鼻から息を吸って、口からゆっくり吐く深呼吸を繰り返します。次に、真っ赤な太陽を思い浮かべて、足の裏からゆっくり吸い上げるただその事だけをイメージトレーニングをします。頭のてっぺんまでゆっくり吸い上げたら、今度は反対に、少しずつ足のほうへおろしていって、最後に吐き出します。これを3分でもいいですから毎日続けましょう。このイメージトレーニングは、広大な宇宙と一体になった感覚が得られて、安眠できるはずです。さっそく今夜からお試しください。輝く星になれます。
2017年09月07日モデルの西山茉希(31)が6日、自身のツイッターやオフィシャルブログなどを通じ、新たな事務所に所属したことを報告した。西山が、当時所属していた事務所から待遇面で不当な扱いを受けていると告白し、そのことが週刊誌『女性自身』で報じられたのは今年6月のこと。同事務所の社長は一部メディアの取材に応じ、西山の主張に反論していた。その後、西山はブログやツイッターを通じて騒動を謝罪。「現在は、報道でもある様に弁護士さんにお任せして進めておりますので、ご連絡等は弁護士さんの方を窓口とさせていただいております」として、SNSの更新を控えていた。そして本日、「皆様へ。」と題した投稿で、「今日まで更新を途絶えてしまい、ご心配おかけしましたことをお詫び申し上げます。今日からまた、自分の日常を自分らしく投稿し、皆様と繋がれる場として、SNSを楽しんでいければと思っています。改めてどうぞ宜しくお願い致します」とあいさつ。LINEブログからアメーバブログに移行したことも伝え、「今日までに届いた多くの温かいコメントに心から感謝し、再開の喜びを込めまして。。。『ただいまーーっ!』」と前向きな気持ちをつづり、「尚、今後はGrick株式会社に所属となります」と所属事務所名を明かして結んだ。Grickは、畑野ひろ子、平野綾、鈴木ちなみ、松井玲奈、島谷ひとみ、小柳ゆき、JOYらが所属。西山の宣材写真やプロフィールなどもすでに公式サイトで公開されており、同じ写真が新ブログのヘッダー画像にも使われている。
2017年09月06日〜どうして音楽が持つパワーは凄いのか?〜音楽というものは眼にこそ見えないが人間にとても大きな影響を与えています。理由は簡単、人間のカラダは70%が水分で出来ていますから。水に音波の衝撃を与えるとその刺激で水は揺らぎます。この揺れが脳神経や肉体や精神に影響を与えます。旋律の美しいゆったりとしたクラシックなどのメロディーを聞けば、その波動が体内の水分に伝わり、心穏やかになります。その逆で、騒音に近い猛々しいハードロックやヘビメタを聞けば体内振動は乱れ続け、攻撃的になり精神的にバランスを崩すだけでなく、刺々しい狂暴獰猛な人間になりやすくなります。音や音楽というものは人の心を操ることのできる大きな振動のパワーを持つ衝撃波です。ですから、日々の暮らしの中でどのような音楽に接するかは、人格を左右する上でとても大切なことであり、上質な音楽を上手に生活に取り入れ、精神バランスを保つのに活用すれば、日常生活はとても潤います。
2017年09月06日~心にも目を〜皆さんの周りに、思いやりのあるステキな人はいますか?さて、思いやりとは、どういうことなのでしょうか。思いやりとは、相手の見えていない部分を、いたわりの心の目で見ることから生まれてくるものなのです。たとえば、恋人と休日にデートの約束をしていたのに、「残業や接待が続いたから、休日はゆっくり寝ていたい」と言われたら、あなたはどうしますか?予定通りデートに引っ張り出すようなら、それはエゴのかたまりです。もちろん、仕事で疲れたときに恋人がそばにいることで、癒されることもあるでしょう。けれども、そばにいるとかえって気を遣わせてしまうこともありますから、時には一人にしてあげることも大切なのです。恋人のために何かしてあげたいと思うなら、何もしない、邪魔をしないことも思いやりなのです。そうして恋人に会えないときには、ただじっと部屋にこもるのではなく、次のデートのための下調べの為に、映画を見たり、本を読んだり、美術館に出かけたり、内面を磨くことも大切です。思いやりがあって、内面から輝いているあなたと、一緒にいたくないと思う恋人はいないはずです。
2017年09月05日~良薬口ににがし〜危険ドラッグを吸って車を運転し、事故を起こした事件が重なりました。事故に巻き込まれ、亡くなった方達もいました。自分の欲望を満たすだけならまだしも、まったくの他人を巻き込んでしまうのは、絶対許されるものではありません。危険ドラッグも、麻薬や覚せい剤と同様に、ほんの一瞬だけ快楽を得られても、あとはバカの廃人として長い一生を棒にふるのです。食事も同じです。好き放題に食べたいものばかりを食べて、健康でいたいというのはムシが良すぎます。「おいしいものは糖と脂でできている」というCMがありましたが、そのとおり!「良薬口ににがし」というように、身体に良いものは、おいしいものばかりとは限りません。ある程度は粗食を心がけることも大切です。私も玄米のご飯を食べていますし、お肉はあまり食べないようにして、野菜をたくさん食べるようにしています。これから食慾の秋を迎えます。あれも食べたいこれも食べたいという欲望もわかりますが、その快楽は一瞬だけです。それより長い一生の方を考えて、身体に良いものを取捨選択して、そして、腹八分をお忘れなく。
2017年09月04日ここ最近、ただでさえ少ない持ち物をさらに減らす作業をしています。これって断捨離ではなく、むしろ終活に近いよなあなどと思いながら、必要ないものを迷いなく処分していきます。アラフォーになって物に対する執着がますますなくなりました。私の家は、ちょっとした自由が許されている刑務所(南米とかにありそう)の独房よりも物が少ないんじゃないかと思います。そんな中、先日一人暮らしの独身男性の家に伺う機会がありました。ずかずか入ってぐるりと彼の部屋を見渡した私は「ああ、やっぱり」と思いました。以前、彼の友人が「こいつ、家で観葉植物とか育ててるんだよ。寂しいやつだろ~」と言っているのを耳にした時にすでに予想はしていたのですが、実際に彼の部屋に足を踏み入れて「やっぱり」なのでした。観葉植物が家にある男ってのは、絶対にモノをごちゃごちゃ置いてるんですよ。モノに囲まれているのが平気な男なんですよ。これまでの統計上100%の確率。といっても統計をとっているのが3人ぐらいなので論文に書いて『ネイチャー』に掲載するのは難しそうです。彼の部屋の片隅に積み上げられた靴の箱は優に50足を超えていて、一番下の靴なんてもう何年も取り出していないんだろうなと思いました。私は思わず「物多すぎじゃない?」と苦言を呈すと、彼は「そう?」と首を傾げました。この瞬間に、この人とは絶対に一緒になれないなあと思いました。まあ向こうも思ってないんだろうけど。これまで同棲経験もない私からすると、こういうことがすごく気になります。だって家のキャパが10として荷物の多さが彼と私で8:2ってフェアじゃないじゃないですか。理想の比率は1:2。私よりもさらに物が少なくて、家の7はがらんとしているのが理想です。つまり冒頭に書いた、ちょっとした自由が許されている刑務所から出所した人でも無理ということ。ということは、厳しめの刑務所から出所した人の中で……いやいや待て待て。そこから選ぼうとするな、私。8月も終わり、季節は秋へと移り変わろうとしているというのに、相変わらず立ち止まってばかりの西山繭子なのであります。
2017年09月01日~9月に寄せて〜みなさま、ごきげんよう。今日から9月。新学期がはじまった学生さん、楽しい夏休みはもう終わりましたね。今日から新たな気持ちでピッと勉強に励みましょう!さて、今日は防災の日。1923年(大正12年)の9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されましたが、私たちにとって忘れられないのは東日本大震災です。被災地の復興がまだまだ進んでいないことを想うと気の毒で胸が痛みます。どうか、今日もご無事にと祈るばかりです。ところで、9月は旧暦で長月と言いますが、夜長月が由来という説があります。これから季節は徐々に薄紫の秋へと移り変わっていきます。まもなく中秋の名月ですし、秋分の日やお彼岸も9月の大切な行事です。お米をつくっている農家の方にとっては、黄金の稲刈りの季節でもあります。また、私の秋のコンサートもまもなくはじまります。たくさんのお客様にお目にかかれるのを楽しみにしております。そろそろ夜には虫の唄声が聞こえてきませんか?去りゆく夏を惜しみつつ、秋の訪れを感じながら、今月も穏やかにすこやかにすごしてまいりましょう。
2017年09月01日~夏休みは終わり、気持ちを切り替える〜今日で長かった夏休みも終わりという学生さんも多いはず。明日から新学期、心機一転、勉学にスポーツに励んでください。実は、日本人は上手に生まれ変われる民族です。新年になれば前の年の嫌なことを全て忘れて新しくスタートする。それと同じ。1学期に学校でいじめられたり嫌なことがあった人は、明日からは武道、格闘技を身につけ夏休み前とは違う自分になって登校してみてください。キャラ変えのいい機会ですよ。
2017年08月31日~ごきげんようの次は……〜クイズです。皆さんは、誰かに「ありがとう」と言われたら、なんと答えますか?「いえいえ」や「いいのよ」と答える方が多いのではないでしょうか。「ありがとう」に対しては、「どういたしまして」が正解です。正解した方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?英語でも「thank you」に対して、「you are welcome」と答えますし、フランス語でも「merci」に対して、「de rien」と答えます。日本語だけ、どういうわけか、「どういたしまして」と答える人が少なくなっているのは、とても残念なことだと思います。「どういたしまして」も、きちんと言える方になっていただきたいと思います。もちろん、美しい日本語はそれだけではありません。この麗人だよりを愛してくださっている皆さまには、もっともっと学んでいただきたいと思っております。日本語については、また別の機会にもお話しさせて頂きましょう。では、ごきげんよう。さようなら。御免あそばせ。
2017年08月28日〜美しい女性は総合芸術→だから品が漂う!〜この世は楽しいことばかりのユートピア・桃源郷ではありません。仕事もプライベートも全て順調・平和で幸せだけの人生を願うのは自由ですが、そうはいきません。正負の法則がこの世の法則なのですから。大きく得れば大きく失うもの。逆に小さな“正”しか得られなければ、“負”もまた小さくて済みます。ですから「人生、何事もほどほどでけっこう。無病息災が一番」と思えるようになったら、焦らず落ち込まず人を羨ましがることもなく、精神衛生上は大変のんびりと良い状態で気持ちよく人生を送れます。結局、「まあまあ、これでいいや」と自分で満たされなければ、いつまでも「もっと、もっと」と大欲をかき、結果は正負の法則通りに大損をして落ちていくだけです。幸せ・不幸せとは、その人の心次第、心象風景が現れるもの。身心が満たされて、美しくなければ、何をどれだけ巨満の富を持っても空しく不幸なのです。これからの人生に是非お役立てください。
2017年08月24日~洗練された社交術でも意思疎通〜戦前に日本人が身に着けていた優れた美意識の1つが「奥ゆかしさ」です。その奥ゆかしい大人の洗練された上手なお付き合いの方法の1つが「ぼちぼちでんなあ」です。大阪商人が仲間内で交わす挨拶ですが、「儲かりまっか?」の問いに、「儲かってますわ」では嫌みにとられ妬まれますし、「あきまへんなあ」でも、足元を見られ状況によっては取引に影響します。「ぼちぼち」こそ儲かっていない人からへりくだったさしさわりない玉虫色の表現で、奥ゆかしく、洗練された大人の社交術です。このように日本には多くの“奥ゆかしさ”を含む言葉がたくさんありました。それを今一度掘り起こし光を当て、日常会話で使ってみてください。コミュニケーションを楽しくユーモアに図れて、人に好かれるでしょう。
2017年08月21日先日、友人から「会社のみんなと暑気払いでビアガーデン行くからおいでよ」とのお誘いをうけ参加してきました。とあるデザイン会社の暑気払い。私はもちろんそこの社員ではありませんが、忘年会だの送別会だのことあるごとに声をかけていただき、それがまた楽しいもんだから、ついのこのこと顔を出してしまいます。ただ毎年のように紹介される新入社員がどんどんと若くなっていて…、いや、私が歳をとっているのか。そのため、今ではみんなが完全に恋愛圏外。何とも寂しい限りです。その日も私が到着した時にはすでに若者が10人ほど集まっておりました。空いている席にいそいそと座ると、隣に座っていた年下くん(何度か会ったことあるけど名前を憶えていない)が「あれ?怪我しちゃったんですか?」と訊いてきました。私が「は?」と言うと年下くんは、絆創膏を巻いた私の薬指を指差しました。やだ、おばさんったら怪我したことすら忘れていたわよ…。「ああ、これね。何かぱっくり切れてたんだけど、いつ切れたかもわかんないんだよね」と、もうおばさんを通り越してボケ老人のような答えをする私。しかし、年下くんは「そうなんですか」とにこにこ笑顔でありました。後日この一件を女友達に話し「男の人にあんなに優しくされたのって何年ぶりだろうって思った」と言うとドン引きされました。女友達いわく「それ、優しさじゃなくて、見たこと言っただけだから」とな。「え?そうなの?だって、見たままだったら『怪我したんですか?』だよね。彼、『怪我しちゃったんですか?』って言ったんだよ。超優しいじゃん!」と反論したのですが、女友達から「あんた、どんだけ男に優しくされたことないのよ」と呆れられてしまいました。そういえば以前も、私が千代田線内に忘れた傘の行方を親身になって探してくれた日比谷駅の駅員さんに対して「こんなに優しくしてくれる人と一緒になったら幸せになれるんじゃなかろうか」と思ったことがあります。しかし友人一同に「それ、仕事だから!」と総ツッコミを受けました。うーん、難しい。いったい、いつになったら男性の優しさがわかるようになるのだろうか。
2017年08月18日~繰り出す負をことごとく正に変えた女性〜幸田文さん、長編小説「流れる」「父」など様々な作品を世に送り出した女流作家。偉大な文学者であった父・幸田露伴さんに物凄くシゴかれ苦労したことを生前ご本人から伺いました。ちょっとお洒落をしただけで「お前みたいな不器量で不器用な娘には任じゃない」とこともなげに言われたとか。しかし、父が繰り出す様々な“負”の刃を見事に打たれ強く我慢強く“正”に変えて、あれだけの優れた作品を残し、着物も江戸風ないなせな着こなし、美しい言葉遣いや立居振舞いなど、ほれぼれする様な本当にいい女っぷりを努力で手に入れておりました。どんなに厳しい環境でも、相手が負の刃を投げつけようとも自分の心の持ちよう、努力次第で、それをとてつもない正に変えることができるのです。皆さんも文さんの心意気に負けないよう努力しましょうね。
2017年08月17日~見えないものを信じないは寂しい〜Q…夏は怪談話や肝試しなど幽霊を語られることが多い季節ですが、あなたは霊の存在を信じますか? ~Thinking Time~A…肉眼で見えないものを信じないのが人間の性癖。だから目に見えない霊も信じないという人を多くお見受けします。しかし、目に見えないから存在しないのなら、音は?空気は?電波は?気配は?目には見えませんが存在しますよね。だから霊も見えないだけで確かに存在しております。それが見えるか見えないかは、電波とテレビの関係と同じように周波数が合えば実は見えるのです。たとえば幽霊が出している1のチャンネル周波数に、多くの人は3のチャンネルに合わせているから見ることができない。幽霊が出している周波数に合った人が霊感云々関係なく姿を見ることができる。別に不思議なことでも何でもありません。原子や電子、中性子、陽子、素粒子が存在するのと同様に“霊子”も確かに存在しているのです。あたり前のことです。怖がることなどではありません。
2017年08月14日~恋は盲目にならないためにはどうする〜Q…「恋愛は知能ゲーム」「恋は小出しが原則」と言いますが、恋は盲目と言うように、好きな相手のことで頭がいっぱいになり、なかなか小出しができません。何か良い思索はありますか?A…実践作業は、恋と同じ位夢中になれるものを見つける!<解説>…恋愛を人生の全てにしてはいけません。特に若い女性の方は恋愛依存型の方を多くお見受けしますが、恋愛以外に生き甲斐や人生の過ごし方、集中できる趣味興味、仕事を分散して持っておくことです。転ばぬ先の杖を何本も用意しておくことです。そうすれば心にも時間にもゆとりができるので、相手にばかり重苦しい鉛の津波のように襲い掛かって「重苦しい女だなぁ」などうんざりされなくて済むのです。失恋しても傷が浅くて済みます。余裕がある方が恋愛は勝ちです。向こうが焦ってきます。惚れるより惚れさせることです。
2017年08月10日〜パワーは自分で作り出すもの〜数年前からでしょうか、パワースポット巡りが流行するようになりました。そうした神社仏閣でパワーをいただいて、明日への活力にしようと考えるのは悪いことだとは言いませんが、一時的にパワーをもらっても、パワーが切れてしまえば、またどこかへもらいに行かなければいけないでしょう。私もよく「パワーをください」と言われることがありますが、「あげません!」ときっぱりお断りします。パワーをもらおうとするのではなく、人にパワーをあげようと思えば、パワーは徐々に沸いてくるものなのです。そうすると、自然に自信も沸いてきます。どうすれば人にパワーを与えられるようになるか、そういうことを日々考えて行動していれば、何もパワースポットに出かけなくても、自ずと生み出すことができるようになるのです。パワー貧乏で一生もらい歩くか、それとも、自前でパワーを作り出して人に与えるか。どちらの人生がよりよいか、もうおわかりですね?
2017年08月08日~夏と上手につきあいましょう〜夏は汗がつきもの。多汗症に悩む方も少なくないと思います。私はあまり汗をかかない体質ですので、そういう方がうらやましく思えます。なぜなら、新陳代謝がよくて老廃物が体の中にたまらないわけですから、ツルツルピカピカのお肌でいられるんですもの。こう考えれば、自分では欠点だと思っていることが、他人からみれば欠点でもなんでもないことがよくあります。幸い、今では制汗剤もたくさん出回っていますが、多汗症に悩む方は、変えのハンカチや靴下、下着を持ち歩くことをおすすめします。仕事をしていても、お手洗いに立った時にでも取り替えれば、清潔さを保つことができますし、周りからも、いつも清潔にしていると好印象をもたれることでしょう。身体の悩みは誰にでもあるもの。オロオロと悲観するだけではなく、コンプレックスを逆手にとって、自分なりのスタイルを考え研究し身に着けましょう。
2017年08月07日~食卓に涼を〜みなさんは、夏用の食器をお持ちですか?まさか一年中、同じ食器ばかりを使っていませんよね?季節によって食器を変えるだけで、食卓の雰囲気が大きく変わるものです。夏はやはりガラスの器を用意しましょう。ガラスの小鉢でも十分に涼しさを演出できます。アイスクリームだって、ガラスの器に盛り付ければ、目でも涼しさを味わえます。また、先日お話ししましたように、扇子や団扇と同様で、夏の絵柄の食器もたくさん売られています。有田や伊万里など季節に合わせた食器を一つ用意するだけでいいのです。麦茶を飲むにしても、切子のグラスに変えるだけで、おいしさが格段に増してきますから不思議なものですね。夏の食器を揃えたら、食べるだけで体の熱をとってくれるような夏野菜の料理をこしらえましょう。そして、端唄や小唄の三味線の音楽をかければ、あなたのおうちは、涼やかな一流料亭にはやがわり。ぜひお試しください。
2017年08月04日少し前にミランダ・カーが元カレにもらった9億円相当の宝石をアメリカ政府に没収されたというニュースを見ました。何でも、その宝石を元カレは不正資金で購入していたらしい。9億円相当という金額にも驚きましたが、その元カレの写真にもっと驚きました。ミランダといえば先日スナップチャットCEOのイケメン大富豪と結婚したばかり。元旦那のオーランドといい、イケメンが好きなのねと思っていたのですが、逮捕された元カレはイケメンとはほど遠い風貌。ミランダ、お前もか!やっぱり金か!同時期にパパラッチされていたリアーナの新恋人もサウジアラビア人大富豪で、リアーナ、お前もか!なのでありました。確かに男性の経済力は大切です。でもミランダもリアーナもそれぞれ数十億円という年収があるのです。私のように食費節約のために鶏ムネ肉ばかり食べている人間とは違うのです。そう、値段も見ずに霜降り肉を買い物カゴに入れられる人たちなのです。それでもお金が好きな人は、さらに男性に経済力を求めるものなのだなと改めて感心させられました。今、私はアラフォーで、来年には「アラ」がとれて「フォー」になります。フォーーーー!!!(古い)これまでお金持ちの男性とは縁がありませんでした。いや、あったのかもしれないけどそこにいかなかっただけか。20代の私を口説いてくる男性の中には、上場企業の若手社長もいれば、Forbesに載っている投資家もいたし、銀座にビルをもっている御曹司もいました。自分が彼らに見向きもしなかったことを誇らしいことだとは思いません。むしろ愚行。その頃の私にはまだ未来があって「お金?そんなもの自分で稼ぐわい!」と思っていたのですが、今現在フォーを目前にしても鶏ムネ肉生活を続けていると、もうげんなり。タイムマシンに乗ってあの頃の私に言ってやりたい。「フォーになって霜降り肉を食べたかったら、金持ちの男を捕まえるんだ!お前に未来はない!」って。でも実のところ、あたくし、霜降り肉は好きじゃありません。このコラムを読んで興味を持った独身男性の方がいらっしゃいましたら、そこは赤身肉でお願いいたします。
2017年08月04日~納涼歌舞伎〜みなさんは歌舞伎をご覧になりますか?見たことがないという方には、八月の納涼歌舞伎をおすすめします。お値段も、他の月に比べて少しお安くなりますから、足を運びやすいと思います。ゾーっとするような演目やコワーイ怪談話が上演されますから、さぞかし肝が冷えることでしょう。地方の方は、歌舞伎座に足を運ぶのが難しいかもしれませんが、夏は地方巡業もあるようですから、お近くで公演がありましたら、ぜひ一度お出かけください。歌舞伎については、「おしゃれ大図鑑」にも書きましたが、とにかく衣装がすばらしい。色の合わせ方の勉強にもなりますし、女性らしい仕草を学ぶこともできます。普段は聞き慣れない邦楽も、歌舞伎座では心に染み入るようです。それは、わたくしたち日本人のDNAが歌舞伎という総合芸術に反応するからなのです。歌舞伎を楽しんだら、生活の中にもぜひ歌舞伎の美意識を取り入れていただきたいものです。
2017年08月03日〜浴衣のススメ〜みなさんは、浴衣はお召しになりますか?このごろは、ずいぶん手ごろな値段で手に入るものもありますので、夏はぜひ浴衣を楽しんでいただきたいものです。「着るのがめんどくさい!」という声が聞こえてきそうですが、着物よりは簡単に着られますし、お手入れもラクですから、この夏、挑戦してみてはいかがでしょうか。何度か試しているうちに、上手に着られるようになるでしょう。浴衣に合わせて、金魚や蛍など夏らしい柄の扇子や団扇も用意しましょう。浴衣は脇の下のところが開いているでしょう。それは、脇の下を冷やせば、体温が自然に下がるからなのです。機能的でしょう。ひじを軽く曲げて、脇の下のあたりをやさしく扇げば、汗もスーッとひいてくるものです。間違っても「アッチーアッチー」と胸元をグイとあけて、バタバタ扇いではいけません。夕立のあと、夕涼みがてら浴衣でお散歩するだけで、夏の夜が楽しくなるものです。
2017年08月02日~盛夏を迎えて〜みなさま、ごきげんいかがでしょうか。今日から八月ですが、夏バテなどしていませんか?涼しい室内にいても熱中症になるそうですから、どうぞお気をつけくださいませ。さて、八月といえば、わたくしたち日本人にとって忘れられない、忘れてはいけない、つらい、いたましい出来事がありました。戦争体験については、麗人だよりでも毎年のようにお話しさせていただきましたが、また後日お話しさせていただきますので、今年もお付き合いくださいませ。これから各地で、お祭りや花火大会などが催されますし、甲子園球場での高校野球も夏の風物詩の一つですね。「納涼」という言葉がありますように、何も避暑地に出かけなくても、昔からの生活の知恵によって、涼しさを感じることができるのです。今月は、そのような生活の知恵についても、いくつかお話ししますので、どうぞお楽しみに。それでは、ごきげんよう。
2017年08月01日〜情緒のある暮らし〜昔は、夏を迎えるにあたり、衣替えだけではなく、生活空間も季節に合わせて変えたものです。夏になれば、障子をすだれにかえて、縁側に花ござを敷いて、軒先には風鈴を釣り、蚊取り線香を焚いたのです。街には金魚売りや風鈴売りが出ていたり、玄関先で打ち水をする姿が見られたり、それはそれは夏の風情を楽しむことができました。クーラーも何もない時代、こうして生活空間を変えることで涼を感じることができたのです。何もクーラーのある暮らしが悪いというわけではありませんが、それだけではロマンもありませんし、情緒も風情もありません。小物を使って季節ごとに空間を演出することこそが、情緒のある暮らしを生むのです。一見、無駄なことと思うかもしれませんが、けして無駄ではなく、皆さんの生活を豊かにするための必要不可欠なものなのです。風鈴がそよぐなかで団扇や扇子をあおいで夕涼み。可愛い線香花火もいいですね。夏のよき思い出になることでしょう。
2017年07月27日~お墓参りのマナー〜一般的にお盆は8月なのですが、東京や一部の地域では7月がお盆です。私がいつも言っておりますように、お墓参りはぜひ家族そろって出かけていただきたいものです。何より先祖に喜ばれます。お花、お水、お線香を供えるのはお墓参りの基本です。また、故人が好きだった食べ物を供えることもおすすめします。亡くなった人たちは、供物の香りを食べると言われています。ですから、箱や袋に入ったものなら中を取り出して供えるほうがよいですし、飲み物もふたをとって供えるのです。供えたものはそのままにせず、ゴミにならないようあとでみんなで食べたり、持ち帰るのがマナーです。地域によっては、お墓の前でみんなでお弁当を食べたりゲームをしたりするところもあるそうですが、家族が楽しく集まるわけですから、先祖たちも一緒にさぞ喜んでいることでしょう。麗人だよりをご覧の方の中には、大切な人を亡くしたばかり、という方もいらっしゃるかもしれません。悲しむ気持ちも大切ですが、後悔の気持ちよりも感謝の気持ちを墓前に供えましょう。そうすると、あちらの世界でもこちらを、いつまでも優しく見守ってくれるのです。
2017年07月24日とある夜、お風呂上がりにテレビをつけると、映画『トップガン』がやっていました。サントラはいまだにヘビロテだし、これまでに10回以上は観ているはず。でもやっぱりまた観ちゃう。これを初めて観た時は、こんなかっこいい世界があるのか!と子どもながらに衝撃を受けました。そして今観ても、当時のトム・クルーズのハンサムさには思わずニヤついてしまうのです。西友で買った綿100%のパジャマに身を包みながら胸をキュンキュンさせていると、携帯にチロリ~ンとメッセージ受信の音。きっと授業が終わったオスカルだなと思い液晶を見ると、案の定「ヘイ、僕のプリンセス!何してるの?」とスイートなメッセージ。マンチェスターから帰国して数ヵ月、もちろん一度も会っていないので、もはや出会い系で知り合ったネット上の恋人のような関係性。それでも現実ではときめきの欠片もない私に、この疑似恋愛のようなスイートなメッセージは心に潤いを与えてくれます。なので調子にのってこちらも「ヘイ、ダーリン!私はトップガンを観ているよ!」と返信。すると少し間を置いて「What is Top Gun?」というメッセージが送られてきました。私の世代では、トップガンって言ったらトップガンなのに…。「映画だよ。ググってみ」と送ると「あはは!また僕が生まれる前の映画だね!」と笑うオスカル。ああ、「また」だって!そうなのです。マンチェスターでもみんなで映画を観に行こうという話になりました。その時、オスカルは『ムーンライト』が観たいと言ったのですが、私の英語力では理解できないと思ったので、私は『美女と野獣(実写版)』を観ると言いました。「アニメで何度も観ているから、これなら私の英語力でもわかりそう」と言うと、一緒にいた18歳のフランス人女子が「アニメ?観たことないけど、どんなの?」とググったところ、フランスでの公開は1992年。その場にいた私以外は誰も生まれていないという厳しい現実に直面したのでありました。私だって映画の話をしながら「やっだ~、私、まだ生まれてな~い」と言ってみたいですが、私が生まれる前の映画というと、すでに名作古典というカテゴリーなので、例えば『ローマの休日』とか『羅生門』を「生まれてな~い」なんて言ったら、ただのバカ女になってしまいます。老いにあらがってはいけませんね。しかし先日、トム・クルーズの最新作『ザ・マミー』を観たら、55歳にしてばりばりアクションをこなし、いまだハンサム感が衰えないおトム様がそこにいました。あれ?そういえば、トム・クルーズって今は独身だな。やっだー、仲間じゃん!トム、一緒に頑張ろうぜ!
2017年07月21日~夏休み!子供は見てます、親の人格を!〜子供にとっては楽しい夏休みシーズンに突入です。親御さんにしてみたら学校に行かない分、子供と接する時間が長くなり、両親共働きの家でも、学校が無い分、家にいるお子さんが心配の種です。でも暑さにかまけて勉強もしないダラダラした態度を見て「宿題しなさい」と感情的に怒ってみたり、子供を邪魔扱いなどはいけません!子供はまだまだ未熟な人間、間違えたって当然ですし、甘えたりすねたりもします。そんなお子さんを大きな愛で包み、子供さんが間違えたら静かに理性的にさとし、子供の人生をしっかりとしたものにしたいのなら、まずは親が手本となり背筋を正す。子供はしっかり親の人格生活態度を日頃から見ています。子供は親の背中を見て育ちます。夏休みのスタートは人として親としての資質を子供に見せられる生活態度になるチャンスです。頑張ってください。
2017年07月20日~日本人は好色を再認識する〜下半身がからむトラブルは年々多くなっています。性犯罪の低年齢化、不倫、官公による痴漢被害の多発、日本は性関係のトラブルが絶えません。ではどうしたら良いか?第一歩は日本人がいかに好色でエッチかをひとり一人が素直に自覚した上で身を正しく律することです。日本文学を代表する最高峰「源氏物語」の平安貴族の四六時中の色恋沙汰文学を見てもわかる通り、歴史的に見てもエッチなDNAが組み込まれています。だから自らにブレーキの必要があります。家庭や会社や街に村にポスターを貼ると色んな意味で効果があるかもしれません。「ちょっと待て、その出来心で人生パァー」…。
2017年07月10日〜七夕を家族の思い出に〜♪笹の葉さらさら軒端にゆれるお星さまきらきら金銀砂子~短冊に願い事を書いて、笹の葉につるして、星に願いをこめる、昔の日本人は子どもの頃からたくさん経験してきた行事の一つでした。今日は七夕。織姫と彦星にとって、一年に一度逢うことが許される胸ときめくロマンスの日。さて、今夜は雲が晴れて、ロマンスが成就するのでしょうか……。暑い季節にも、こうして家族そろって楽しめるファンタスティックな行事があるのは、楽しいことですね。私も幼い頃から、季節ごとの行事を家族で楽しんだ記憶が色々あります。春には春の、夏には夏の季節ごとの行事が、今も美しく楽しい思い出として心に残っています。蒸し暑い日が続きますが、七夕の今日は、家族そろってそれぞれの願い事を話しながら、情緒のある夜をお過ごしください。皆さんの家族一人一人の記憶に残る楽しい七夕になりますように。
2017年07月07日先月、久しぶりにイタリアに行って来ました!イタリアといえば、パスタにペンネにサイゼリヤでありますが、ここはやはり恋愛のコラムということでイタリア男について語ろうではありませんか!日本におけるイタリア男の確固たるイメージを作ったのは、もちろんパンツエッタ・ジローラモさんであります。マンチェスター滞在時にフラットメイトのイタリア女子に「この人、日本で一番有名なイタリア人だよ」と写真を見せると「普通のおじさんじゃん」とばっさり。日本じゃ伊達男としてファッション雑誌の表紙を飾っているのですけどね。でも確かに、イタリアに行くと笑ってしまうぐらいの伊達男がゴロゴロいます。特にミラノ!この街は以前から大気汚染が問題となっていますが、これ、本当は排気ガスによる大気汚染じゃなくて彼らから放出される男性ホルモンで空気が濁っているんじゃないかしら。それぐらい出ちゃっているんですよ、彼らの身体から男性ホルモンがムンムンと。今回は仕事での滞在だったので、体調管理も兼ねて朝はウォーキングをしていたのですが、1時間ほど歩いている間に優に100万回はウィンクされました。タクシーの運転手さんも、植木屋さんも、カフェのおじさんも、はたまた警備中の警官でさえ、キラーンとウィンクをして「チャ~オ」なんですから、素晴らしいことこの上ない。もちろんしつこく付き纏われたらイヤですけど、こんな風に挨拶をされて不快になる女性なんていないと思うんです。例え相手がハゲたおじさんでも私は嬉しいです。同じマユコでも「この、ハゲ~っ!」なんて叫びません。一番驚いたのは、ホテルでエレベーターに乗る時のことでした。目の前でチンと開いたエレベーターにはイタリア人家族が乗っていました。お父さん、お母さん、よちよち歩きの妹ちゃん。「ボンジョルノ」と笑顔で挨拶を交わしつつ彼らが降りるのを待っていると、最後に出てきたお兄ちゃんが私のために扉を押さえてくれたのです。お兄ちゃんは歳の頃10歳。私が「グラッツェ」と言って乗り込むと、お兄ちゃんは「プレゴ!」とウィンクをして去っていきました。イタリアの教育、どうなんってんだよ!どうやったら、そんな男の子に育つんだよ!甥っ子3人を持つ私としては、彼らにはとにもかくにも女の子に優しい男性になって欲しいです。というわけでイタリア式教育方法を姉に推進したところ「じゃあ、とりあえずサイゼリヤに連れて行って」とのことでした。ミラノ風ドリアを食べて優しくなるなら安いものだ。サイゼリヤはイタリア男への近道です!
2017年07月07日