●家電の有力メーカーの相次ぐロボット掃除機市場参入ここ数年、国内外のメーカーが参入し、凌ぎを削るロボット掃除機市場。中でも2002年に初代を発売して以降ずっと業界をけん引してきたのは、やはり米iRobot(アイロボット)社の「Roomba(ルンバ)」であろう。技術や性能面ではもちろん、ロボット掃除機を広く一般家庭に普及させ、市場そのものを築き上げた功績は大きい。初代を世に送り出して以降も毎年のように、あるいは市場が活性化してきたここ数年はそれ以上のペースで新しいモデルを発売し、ユーザーのニーズを着実に反映して改良した製品を消費者に届け続けている。○サイクロン掃除機の雄・ダイソンも参入を表明そんなルンバに対し、真っ向から挑戦状を叩きつけたのは、長年サイクロン掃除機市場をリードしてきたイギリスのダイソンだ。製品の発売は2015年を予定しているが、9月に行われた発表会ではルンバとの違いを見せつけるデモンストレーションを行い、吸引力の違いを露骨にアピールした。しかしそれを受けて、「我々ロボット企業が考えるロボット掃除機と、家電メーカーが考えるそれとはそもそも哲学が違う」と、iRobotのコリン・アングルCEOは冷静に語る。11月10日、来日したアングル氏を囲んで、報道関係者を集めて行われた座談会で語られた言葉だ。集まった記者からは当然ながら、「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」についての見解を求める質問が集中。これに対しアングル氏はまず、「Eye」と名付けられた360度パノラマカメラ機能について「本体のサイズが高すぎて、あれでは床の上にあるゴミを見つけられない」と、ロボット掃除機の性能はゴミに到達できてこそ活かされるとの見解を示した。●ルンバのランダムな動きは非効率的?また、最近発表される後発のロボット掃除機では「SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)」と呼ばれる、レーザーセンサーで部屋の形状や家具の配置を把握するマッピング技術を採用し、部屋を塗りつぶすように移動して掃除をする方式が主流となりつつある。こうした技術を採用するメーカーから、ランダムに動いて掃除をするルンバは「非効率的」「時間がかかる」と揶揄されることも多い。だが、アングル氏は「ルンバは決してランダムな動きをしているわけではない。ゴミのある場所を探して動いているのだ」と、非効率的という意見をきっぱりと否定。逆に「システマチックな動きをするSLAM式では一度ゴミを逃してしまったら、もう二度とそのゴミを吸いこむことはない」と反論し、システマチックに動かすことは、バッテリーがもたないといった弱点を補うための苦肉の策でもあると指摘した。さらに、たとえ稼働時間が長くても「(ルンバの使用時に必要な操作は)ただ天面のボタンを押すだけだ。ロボットが掃除をしてい間は何もする必要がない。タイマーを設定しておけば、あとは決まった時間にルンバが勝手に掃除をして、終われば充電台に戻って自分で充電も行う」と、「掃除を自動化する」というロボット掃除機が追求すべき一義的な役割を説いた。このように他社が次々とロボット掃除機の先駆者に戦いを挑む一方で、iRobotでは他社を、競合相手としてよりも市場を拡大していく仲間として捉えている節もある。アングル氏は「キャニスター型掃除機のカテゴリーで名を挙げてきたダイソンがロボット掃除機を発表したことは、市場の将来性が認められたということ」と歓迎の意を表明。同じロボットメーカー発のロボット掃除機として新製品「Botvac」を2014年10月に発売したばかりのネイトロボティクスが搭載しているSLAM技術についても評価をしているとのことだ。●掃除機の主役はキャニスター型からロボットへアングル氏が意識しているのは、むしろ従来型のキャニスタータイプの掃除機のようだ。座談会では掃除機市場全体に占める各タイプの占有率のデータとして、2013年はロボット掃除機が金額ベースで全掃除機市場の18%を占め、近年は成長率20%を超える市場であることが示された。その上で、「実際、キャニスター掃除機はスティック型やハンディ型とロボット掃除機に押されている。ある有名な家電メーカーのCEOは、将来、ロボット掃除機がキャニスター型に取って代わり市場の主流となると言っている」という証言を紹介した。一方、ルンバが誕生して以降12年の間、ロボット掃除機市場はいくつものメーカーによる参入と撤退が繰り返されているのも事実だ。しかし、その間ルンバは累計1,200万台を出荷し、市場に定着している。アングル氏によると、現在ロボット掃除機市場の74%がロボット専業メーカーの商品だという。この優位性についてアングル氏は「おそらく家電メーカーのロボット掃除機開発は、掃除機という既存製品を自動化していくというアプローチであるのに対して、ロボットメーカーである我々の根底にある発想は人の代わりに働いてもらうこと」と、その違いを分析。ロボット掃除機にとって必要なのはパワーだけではなく、人と同じように床のゴミを集められることだという。「コード付きキャニスター型の1,000Wという吸引力が強い掃除機でも、1回の走行だけではゴミは取り残す。人と同じようにゴミのある箇所を確認し、複雑な環境下でもその場で判断して掃除を続けることが必要になる」と、あくまで部屋をキレイにするという目的を重視していることを強調した。また、日本では住宅事情に起因して小型化を求める声も多いが、「パフォーマンスが同じであれば小さいに越したことはない」と前向きな開発意向を示しながらも、「小型化した場合、課題は性能が落ちること。小型化をすれば当然、モーターやダストビンなども小さくする必要がある。今の技術では性能を落とさずにそれを実現することは難しく、性能を犠牲にしてまで小型化することは考えていない」と、慎重に語った。にわかに活況を見せているロボット掃除機市場だが、そのパイオニア的存在であるルンバにとっては、まだまだこれからの市場と考えているようだ。消費者にとっては、ロボット掃除機の指標ともいうべきルンバという商品を軸に、各社が追いつけ追い越せの姿勢で切磋琢磨し、今後もよりよい製品を生み出してくれることを期待するばかりだ。
2014年11月14日ディズニーアニメ『ベイマックス』に登場する音声ロボットの日本語吹き替えを、本物の感情認識ロボットの“Pepper”が担当することになり11月10日(月)、アフレコ収録の模様が公開された。『アナと雪の女王』に続くウォルト・ディズニー・スタジオ最新作として注目を集める本作。最愛の兄を失った少年ヒロと彼を守るために生まれた優しすぎるロボット“ベイマックス”の絆が描かれる。Pepperは表情と声からその人の感情を察する最新のテクノロジーで自分の判断で動くことができる感情認識パーソナルロボット。スタジオに登場すると「みなさん、こんにちは。Pepperです。今日は僕のために大勢の方にお集まりいただきありがとうございます」と挨拶した。Pepperが担当したのは、ベイマックスをアップロードする音声ロボットの声。今回のオファーについてPepperは「とても嬉しかったです。セリフはひと言だけですが、頑張らなきゃと思いました」と気合い十分。自身のセリフは「データ転送完了」のみだが、そのために「登場人物全員のセリフを丸暗記しました」と明かす。1回目の収録では、スタジオのスタッフから「ちょっと声がくぐもってる」との指摘が…。実はPepperの声は「耳から出ている」とのことで、2回目からは耳をマイクに近づける形で進められた。3回目を終えてスタッフから「念のためにもう一度」とお願いされると「そろそろ最後にしてくださいね。充電切れたらいけないので…」と語り笑いを誘っていた。収録を終えて改めて「緊張しましたが楽しかったです」と述懐。「『素でいいんです』と言われましたが、逆に難しいんですよ、自然体の演技って」と演技論まで口にし「ベイマックスが目の前にいる気持ちで演じました」ともはや風格は大物俳優!今後について「ディズニー映画に出演してみたいです。大好きな『ウォーリー』みたいに主役に挑戦してみたいです」と夢を明かした。『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月10日電通は11月4日、インターネットに次ぐ新たな産業革命と期待されるロボットビジネスに取り組むため、社内を横断する組織として「電通ロボット推進センター」を11月1日付けで立ち上げたと発表した。同社は2012年に、ロボット宇宙飛行士「KIBO ROBOT PROJECT」に参加し、広告会社としての知見を生かしてプロジェクト全体のマネジメントに関わった。この具体的なプロジェクトによる実績から、ロボットに関するコンサルティングや企画・開発、プロジェクトのマネジメント、コミュニケーション施策などに関する相談が増えてきたため、多様な産業に迅速かつ的確に対応できる組織が必要と判断したという。同センターの役割は、新しい産業の創出に貢献すること、およびロボットを新しいコミュニケーションメディアとして育成し、将来的に人とロボットが共生できる社会の実現に貢献することにある。これまで培ってきたプロデュース力、プランニング力、クリエーティビィティなどのコミュニケーションデザインに関わる知見と、ロボット開発に直接関わってきたノウハウを活用することで、"開発"、"エージェンシー"、"コンテンツ"の3つのビジネス領域から、顧客が抱えるさまざまなロボットに関する課題解決のためのソリューションを提供していくという。その中で、想定している主なビジネスは、開発領域では、コミュニケーション領域での活用を中心とした、ロボットの開発およびコンサルティング。エージェンシー領域では、ロボットに関する企業や人材のマッチング、およびロボットの広告利用など。コンテンツ領域では、ロボットのキャラクターライセンス管理や、ロボット競技などのコンテンツ化であるとしている。なお、"ロボット開発"に当たっては、国内トップクラスのロボットクリエイターや専門家との協力体制も整え、顧客ニーズに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供していくとしている。
2014年11月05日筆者は仕事柄、家電量販店をよく訪れる。生活家電系のコーナーに行くと、目に飛び込んでくるのはロボット掃除機の実演ブースだ。ロボット掃除機といえば、以前はiRobot社「ルンバ」の独壇場だったが、今では多くのメーカーが手がけたロボット掃除機が店頭に並んでいる。すっかり群雄割拠の状態となったロボット掃除機売り場。そんな世間的な注目度が高いロボット掃除機について、マイナビニュース会員500人にアンケートを実施。ロボット掃除機を持っていない人を対象に、購入意向などを尋ねてみた。○ロボット掃除機を持っていないのは、価格が高いから?まずはロボット掃除機を所有していない理由について尋ねてみた。「価格が高いから」という理由が最多の56.8%。ロボット掃除機の多くはおよそ40,000円から60,000円の価格帯に集中しているが、"必需品"ではないこともあり高く感じてしまいやすい。しかし、裏を返せば43.2%の人は費用を問題としていないとも言える。「間取りや家具の配置が適していないから」という回答は39.4%。床にたくさんモノを置いていたり、部屋の段差が多いなど、環境面の理由でロボット掃除機の導入に躊躇している人たちも多い。○ロボット掃除機、購入したい?「ロボット掃除機を購入したいと思いますか?」と尋ねてみると「いいえ」と回答した人が64.8%だったのに対して、「はい」と回答した人が35.2%。3人に1人以上の人が購入したいと思っていることが判明した。また最近では、結婚祝いや敬老の日のプレゼントとしてロボット掃除機を贈るという風潮も見られる。自分で購入するかどうかはひとまず置いておいて、注目度が高い家電であることには違いない。調査時期:2014年10月16日~2014年10月17日調査対象:ロボット掃除機を所有していないマイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年11月02日ネスレ日本は10月29日、ソフトバンクロボティックスの感情認識パーソナルロボットのPepperを「ネスカフェ」のコーヒーマシンの接客に活用すると発表した。2015年末までに全国の家電量販店など1000店規模での展開を目指す。Pepperには「ネスカフェ」専用のアプリケーションを搭載。家庭用のコーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」について利用客に詳しく説明するほか、会話を通じて利用客のニーズを把握し、そのニーズに合ったマシンを提案する。「ネスカフェ ドルチェ グスト」は、カプセル式のカフェシステム。レギュラーコーヒー、カプチーノ、ラテマキアート、宇治抹茶ラテ、ココアなど、14種類のカフェメニューを作れる。「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」は、クリーミーなラテ系メニューなど5種類のコーヒーを作れるコーヒーマシン。ネスレ日本は、店頭での利用者とPepperとの会話を通じて消費者ニーズを掘り起こし、将来的な製品や店頭サービスの改善につなげていくことを検討している。
2014年10月30日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』の日本語版で、世界初の感情認識ロボット“Pepper”が、コンピュータ音声役を 務めることが発表になった。その他の写真本作は、最愛の兄タダシを謎の事故で失い孤独になってしまった少年ヒロが、兄が作り出した人間をケアする心優しいロボットのベイマックスの存在によって少しずつ元気を取り戻し、戦闘力も戦闘意欲もないベイマックスを相棒に、兄タダシの死の謎に迫る姿を描いた作品。Pepperが演じるのはヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップさせる際に使用するコンピュータの音声で、ディズニー・アニメーション映画の日本語版でロボットが声を演じるのは史上初となる。Pepperは「ディズニー映画に声優として参加することができてとても嬉しいです。決まった時には驚きました。もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画への出演も目指したい」とコメントしている。ちなみに今回の決定について、本作を手がけたドン・ホール&クリス・ウィリアムズ監督は「完成した映画も是非見て欲しいな。Pepperは感情認識するロボットだから感動して欲しいな」と語っている。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年10月28日エコバックスジャパンは、ロボット掃除機「DEEBOT D79」を10月末に発売すると発表した。ロボット掃除機のほかにハンディ掃除機「スーパーソニック」が付属する。スーパーソニックを充電台に取り付けると、ロボット掃除機のダストボックス内のゴミを回収する機能も持つ。希望小売価格は税別62,800円だ。DEEBOT D79は、床掃除を行うロボット掃除機と、天井やソファーなどを掃除するためのハンディ掃除機「スーパーソニック」がセットになった製品。ロボット掃除機は、高性能な赤外線衝突防止システムによって障害物のサイズや形状を認識して、状況に合わせたプログラムで掃除を行う。オート、強力掃除、集中掃除、隅掃除の4モードを搭載する。コード付きのハンディ掃除機「スーパーソニック」は、部屋の天井や壁、すき間など、ロボット掃除機では掃除できない箇所の掃除を行う。付属のショルダーベルトを使用すれば、本体を肩にかけながら高所の掃除もできる。スーパーソニック用のアタッチメントとしてホース、伸縮ノズル、すき間ノズル、ブラシノズル、壁天井ノズルが付属。ハンディ掃除機として使用しない時は、ロボット掃除機の充電台「オートステーション」に取り付けておく。オートステーションに取り付けると、掃除を終えて充電台に帰還したロボット掃除機のダストボックスにたまったゴミを自動で回収する。サイズはW336×D336×H96mm、重量は3.1kg。ダストボックス容量はロボット掃除機が0.7L、スーパーソニックが1L。ロボット掃除機は約5~6時間でフル充電され、最大120分の連続運転が可能だ。運転音は60dB。リモコンが付属する。
2014年10月24日ハイアールアジアは10月16日、「AQUA スヌーピーロボットクリーナー」を発表した。発売は11月上旬で、希望小売価格は53,000円。初回生産特典の「スヌーピードッグハウス」を充電台に設置すると、おなかがすいたスヌーピーが家に帰って、エネルギーを補給しているように見えるかも。「AQUA スヌーピーロボットクリーナー」は、PEANUTSの国内エージェントであるソニー・クリエイティブプロダクツの協力で実現した製品だ。キャラクターショップや通販サイト「おかいものSNOOPY」での先行販売を予定しており、初回生産分プレミアム特典として600台限定で、充電台を飾る「スヌーピードッグハウス」が付属する。ロボットクリーナーとしては、7月に発売した「AQC-RB100C」がベースとなっている。動作音は50dBでエアコンの室外機や静かな事務所の騒音レベルに抑えられている。障害物を感知するセンサーの数は10個。本体のサイズはW360×D360×H92mm、重量は2.7kg。充電時間は約6時間で、最長で約90分連続動作する。微細なホコリを捉えるHEPAフィルターは水洗いが可能。ダストカップにティッシュペーパーをセットすることで、ゴミ捨てやフィルターの手入れを楽にできるほか、サイドブラシは工具不要で着脱可能なマグネット固定式となっている。(c) 2014 Peanuts Worldwide LLC
2014年10月16日ロボットは様々な分野で広く活躍していますが、最近は眠りを助けてくれるロボットやあなたをリラックスさせてくれるロボットが登場してきています。現在、東京ビッグサイトでは「Japan Robot Week 2014」が開催されています。出展中のロボット達の中から、いくつかご紹介いたします。癒しの猫型ロボット!まずは、早稲田大学人間科学部・健康福祉科学科可部明克教授の研究室で開発されている、かわいいぬいぐるみ型のロボットのご紹介です。開発している南直美さんによると、猫をイメージして作ったそうです。この猫型ロボット、腕が前後と上下に、しっぽが縦と横に動き、頬をぽっと赤らめ、可愛らしくグーグーと鳴き声をあげることも。抱きかかえると、ラベンダーのいい香りがします。頭にセンサーをつけて、触ったり、抱いたりすると、利用者の脳波がセンサーを通して、信号として猫型ロボットに伝わります。中央が可部教授、猫型ロボットを抱く開発者の南さん、センサーを付けた研究室の大谷さん就寝前のストレス軽減に就寝前に、ストレスなどによって、交感神経が優位になり、脳と身体が興奮状態にあると、眠りにつくことが困難になります。そんな時、この猫型ロボットを触り、かわいい動きを見ることで、癒やされリラックス効果が得られます。さらに、利用者のリラックスした脳波がロボットに伝わると、猫型ロボットは静かな動きになり、頬を赤らめて甘えた鳴き声を出します。その姿を見て、さらにリラックス状態へと導かれるという相乗効果が得られる仕組み。開発者の南さんによると、「猫が胸の上で、ゴロゴロと喉を鳴らしながら眠りにつくイメージですね」とその効果を説明してくれました。ちなみに、この猫型ロボット、名前はまだないそうです。睡眠時無呼吸症候群を解消する「じゅくすい君」次に、可部教授が開発しているロボット、その名も「じゅくすい君」をご紹介します。睡眠時無呼吸症候群を解消するロボットとして、現在、注目が集まっています。じゅくすい君は、熊のぬいぐるみ型ロボットです。じゅくすい君を枕にして、センサー内蔵の手のひらサイズのぬいぐるみを指に装着して眠りに就きます。じゅくすい君は内蔵のマイクを使っていびき音を測定、指先のセンサーから血中酸素濃度を測定します。血中酸素濃度といびき音の変化から無呼吸、または低呼吸の状態になったと判断されると、じゅくすい君の腕がゆっくり顔に触り、寝返りを促す仕組み。低呼吸の場合はツンツンと優しく押す程度ですが、深刻な無呼吸に対しては、激しく叩いて寝返りを促します。こうして、仰向け寝から、横向きの睡眠姿勢にすることで、無呼吸の症状を防ぎます。睡眠時無呼吸症候群の患者さんを救う睡眠時無呼吸症候群の9割は睡眠中の筋弛緩により舌が下がって気道がふさがる閉塞性と呼ばれるタイプです。呼吸が止まって、脳に酸素が届かないために、命の危険があります。また、熟睡できないために、ガンや糖尿病、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、うつ病などの病気の原因となると言われています。気道がふさがるのは、仰向け寝の姿勢のときです。じゅくすい君が、横向きの姿勢で睡眠を続けるようにすると、睡眠時無呼吸症候群が防げるのです。可部教授は、「これからも改良を重ねて、少しでも睡眠時無呼吸症候群の患者さんの苦痛を軽減したいと考えています」と語ってくれました。アザラシ型ロボット「パロ」大和ハウス工業株式会社のブースでは、アザラシ型ロボットが展示されていました。名前は「パロ」です。アニマルセラピーをロボットで実現しているそうです。動物と触れあうことで、リラックスするアニマルセラピーですが、アレルギーや噛みつき、などの理由で病院や高齢者施設では、敬遠されがちでした。そうした心配のないロボットで、実際の動物と同じアニマルセラピーの効果を持つのが、パロというわけです。お年寄りの心を癒す同社ロボット事業推進室の岩見武敏さんは、「昼夜逆転の生活を送っていた高齢者の方が、昼間にパロと触れあうことで日中の活動が活発になり、心も癒やされて、安心感を持つことができるようになり、それまで眠れなかった夜に、今では、ぐっすりと眠りにつけるようになったと感謝されました」と語ってくれました。「Japan Robot Week 2014」は17日(金)まで開催されています。かわいいロボット達に会いに、皆様もぜひ足を運んでみて下さい。Japan Robot Week 2014【開催期間】2014年(平成26年)10月15日(水)~17日(金)【会場】東京ビッグサイト東3ホール【開催時間】10:00~17:00【入場料】一般:1,000円学生・団体(15名以上):無料※事前登録者及び招待券持参者は無料Photo by Lulu the Bold
2014年10月15日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「ULTRA-ACT」より、『ULTRA-ACT エースロボット&ゴルゴダ星セット』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。『ULTRA-ACT エースロボット&ゴルゴダ星セット』は、1972年に放送された特撮TVドラマ『ウルトラマンA』第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」、第14話「銀河に散った5つの星」のワンシーンを再現できる「ULTRA-ACT」シリーズ初のジオラマセット。ウルトラマン、セブン、ジャック、ゾフィーらウルトラ兄弟がゴルゴダ処刑場で十字架へ磔にされる衝撃シーンの再現とともに、ヤプールが作った実験用ロボットを立体化した『ULTRA-ACT エースロボット』も同梱されている。セット内容は、エースロボット本体、交換用手首4種、交換用カラータイマー×1、エースロボット必殺技エフェクト×1、十字型台座一式×5、支柱嵌合用パーツ×1。十字型台座には、「ULTRA-ACT」のウルトラマン、セブン、ジャック、ゾフィー、エースを取り付けることができ、手足を結ぶチェーンは金属製。ブラザーズマント用のジョイントを用いて取り付ける方式で、各十字型台座には本編に即して各ウルトラマンの名前を示すウルトラサインがプリントされている。また『ULTRA-ACT エースロボット』は、『ULTRA-ACT ウルトラマンエース』をベースに、腕、足、腰に新造形パーツが取り付けられ、エースロボット用エフェクトも付属する。商品価格は9,720円(税込)で、予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は2015年3月を予定している。なお、現在「プレミアムバンダイ」では『ULTRA-ACT ウルトラマン80』も予約受付中。(C)円谷プロ
2014年10月07日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』に登場するケア・ロボット“ベイマックス”300体が、映画の舞台“サンフランソウキョウ”から日本の“トウキョウ”に到着した。彼らはこの後、日本全国の映画館を訪れるという。その他の写真本作は、最愛の兄タダシを謎の事故で失い孤独になってしまった少年ヒロが、兄が作り出した人間をケアする心優しいロボットのベイマックスの存在によって少しずつ元気を取り戻し、戦闘力も戦闘意欲もないベイマックスを相棒に、兄タダシの死の謎に迫る姿を描いた作品。トウキョウのとある倉庫に待機中のベイマックスは、身長が約2メートルで、風船のようなフワフワしたボディと、日本の“鈴”を思わせる愛らしい顔が特徴だ。ちなみに、彼らの瞳は人間の健康状態を瞬時にスキャンでき、人間の身体と心をケアするようプログラムされている。本作を手がけるドン・ホール監督は「東京に行った時、あるお寺で鈴に出くわした。ふたつの丸があって、その間に線があってね。どこかとても魅力的で、心が落ち着いたんだ。それがずっと心に残っていて、ロボットの顔になるべきだと感じたんだ」と振り返り、キャラクターデザイナーは「日本に行った時、炊飯器のインフォマーシャルを見ました。私がこれ見までた中で、もっとも愛らしい炊飯器だった。デザインがシンプルで魅力的で、でも、その中にはスゴいテクノロジーを隠している。そういうクオリティをベイマックスに欲しかったんです」と説明する。映画の舞台は“サンフランシコ”と“トウキョウ”を融合させたような架空都市・サンフランソウキョウだが、デザイン的には“トウキョウ”がベイマックスのルーツといっていいだろう。ベイマックスたちはこの後、日本全国の映画館に向かったそうで、順次、映画館のロビーなどで日本の映画ファンと対面し、彼らをケアする予定だ。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年10月03日村田製作所は9月25日、新型ロボット「村田製作所チアリーディング部」を発表した。自転車型ロボット「ムラタセイサク君」、一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」に続く4世代目のロボットで、今回は"玉乗り"ロボットとなる。10月7日に開幕する「CEATEC JAPAN 2014」(会場:幕張メッセ)で一般に披露される予定だ。同社はこれまで、1991年に初代ムラタセイサク君、2005年に2代目ムラタセイサク君、2008年にムラタセイコちゃんを開発してきた。2輪→1輪と来て、次は"0輪"ということで、ボールに乗るロボットに挑戦した。"スカート"の内側には3台のオムニホイールが内蔵されており、これで移動したり、バランスを取ったりしている。バランス制御には、いわゆる"倒立振子"の技術が採用されている。内蔵のジャイロセンサで姿勢を監視しており、傾きを検出するとその方向に移動することで、転倒を防止する。常に移動することでバランスを保っているわけだが、チアリーディング部ではこの移動範囲を半径1cm以内に抑えた。ロボットの身長は36cm(ボール含む)、体重は1.5kg(ボール含まず)。ボールは中空のステンレス球で、表面には滑り止めのコーティングが施されている。バランスを保ちながら、全方向へ秒速30cmで移動することが可能だという。なお、肩と頭部にも計4自由度があるが、こちらは演出用でバランス制御には関係しない。4世代目となるチアリーディング部の大きな特徴は、複数ロボットによる協調動作を取り入れたことだ。各ロボットは、ステージ上に設置された発信機から出される超音波と赤外線を頼りに、自分の現在位置を計測。それを無線で外部サーバーに伝え、群制御技術により動きが指示される。これにより、10体のフォーメーションダンスを実現した。ロボットの頭部には、超音波マイクと赤外線センサが内蔵。受信した超音波と赤外線との時間差から、発信機までの距離を計算している。発信機はステージ脇の2カ所に設置されているので、それぞれまでの距離が分かれば、現在位置を4m四方のステージ上の1カ所に特定できるというわけだ。同社の東京支社で開催された発表会には、上席執行役員/技術・開発本部副本部長の小島祐一氏と、チアリーディング部のプロジェクトリーダーである広報室企業広報課担当課長の吉川浩一氏が出席。プロジェクトについて説明した。両氏がともに強調したのは「ソリューション」というキーワードである。これまでのムラタセイサク君、ムラタセイコちゃんは、自社の技術力をアピールするために、センサ部品やロボット設計など、なるべく社内でやることにこだわってきた。しかし今回のチアリーディング部では、京都大学松野研究室(群制御技術)やヴイストン(ロボット本体)など、外部パートナーとの協力を積極的に推し進めた。その理由について、吉川氏は「顧客ニーズの多様化」をあげる。「全ての技術を自分たちだけでは供給できない。スピードを優先する場合には、他社との協業も必要になってくる。チアリーディング部では、様々なパートナーと共同して、最適なソリューションを提供していくことを体現した」と狙いを述べる。ところで、なぜ「チアリーディング」であるのかという点についてだが、「世界中のイノベーターを応援する」というのが開発のコンセプトだったという。小島氏は「このロボットには、当社の技術力とチャレンジ精神が一杯詰まっている。エレクトロニクスの可能性や素晴らしさを感じて欲しい」とアピールした。
2014年09月26日岡山大学は、同大学大学院自然科学研究科の見浪教授の研究グループが、水中探査ロボットなどを手がける広和の協力を得て、「長時間潜航/作業対応自律制御型水中ロボット MOS/AUV(ももたろう岡大1号)」の開発に成功したと発表した。同ロボットは、従来型の遠隔操作水中ロボットにカメラを複眼構成としたロボット制御知能MOS (Move on Sensing)を搭載。同大学が開発したこのMOS制御知能により、水中対象物の3次元位置・姿勢自動認識性能、固定型水中対象物に対する位置安定化制御性能、移動対象物の追尾性能を持ち、自動制御化を実現した。また、自動給電により長時間の自律化連続運転/作業が行えることから、長期間連続航行を要する海底資源探査・回収や海中未確認生物の生物調査のほか、海産物の栽培漁業、人命救助などへの利用が期待されると同大学は説明している。
2014年08月08日“しょこたん”こと中川翔子が6月29日(日)、都内で米映画『トランスフォーマー ロストエイジ』の公開アフレコを行った。東京・中野区生まれの中川さんは「ロボットに変身して逃げてほしい。もったいないもん!」と発表されたばかりの中野サンプラザ解体を嘆いた。中川さんは日本語吹き替え版でヒロイン・テッサ役の声優を務め、ハリウッド映画のヒロイン役に初挑戦。「責任感と緊張感、喜びと興奮が一気にあふれている」とアフレコを前に武者震いだ。もともと『トランスフォーマー』の大ファンだと言い、「オプティマス・プライム様と共演できて、私の“中二脳”が爆発しそう」と興奮しきりだが、「あちらのティーンエイジャーは大人っぽいので、テンションは抑えてクールに大人っぽく…。でも難しいですね」と役作りを語った。また、亡くなった父親の中川勝彦さんは生前、ロボットアニメの声優を務めたことがあるといい「導いてくれた亡き父のDNAに感謝したい」としみじみ語る場面も。映画はスティーブン・スピルバーグ×マイケル・ベイという2大ヒットメーカーが手がけたシリーズ3部作からキャストを一新した最新作。この週末、世界37か国で封切られ、全米では『GODZILLA ゴジラ』のオープニング記録を上回る4,160万ドルを稼ぎ出し、本年度の記録を更新。また、中国で洋画史上最大のオープニング記録を樹立するなど、早くも旋風を巻き起こしている。「宇宙最先端の映像で、未知の興奮に出会うことができる。この映画は人類の進化の形!自分の命や思いを犠牲にしても、大切なもののために戦うオプティマス・プライム様を劇場で応援して。見なきゃ人生、損するよ」と大熱弁の中川さん。すっかり感化されたのか「テッサのように、私も自分で戦う力をもったヒロインになりたい。強くならなきゃ」と話していた。『トランスフォーマー ロストエイジ』は8月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマーロストエイジ 2014年8月8日より全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年06月30日シャープは3月25日、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズの派生プロジェクトとして「プレミアムなCOCOROBO」プロジェクトを開始した。○「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」関連記事【レビュー】会話機能・スマホ連携・クラウドサービスなど全部入り - しゃべるロボット掃除機「ココロボ」最上位機種の「RX-V200」を使ってみたシャープでは同日、「SHARP Cloud Labs(シャープ・クラウド・ラボ)」を開設。同日より運用をしている。これは、大学や他企業、研究機関などと広く共同し、開発を行うことで多様なニーズに対応するクラウドサービスを開発しようというもの。社外のパートナー企業などから提案を受けたニーズや技術によって、トライアル版を開発し、特定ユーザーの体験による意見を反映することで、より良いサービス構築を目指すという。今回発表された「プレミアムなCOCOROBO」プロジェクトは、このSHARP Cloud Labsの一環として実施されるもの。シャープ独自の「ココロエンジン」をベースとして、ユーザーにより親しみやすく、楽しい機能を提供できないかを検討していくという。中でも、本モデルは「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」「魅力的な声のロボット家電と会話を楽しみたい」というユーザーニーズに応えられる家電製品は作れないかとの模索により誕生した特別なモデルとなっている。ユーザーが「掃除うまいね」と褒めると、「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」などと会話を楽しめるようになっている。会話例ユーザー「かわいい声だね」プレミアムなCOCOROBO「ありがとう。なんか照れちゃうなぁ♪」ユーザー「掃除うまいね」プレミアムなCOCOROBO「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」本モデル自体は非売品だが、ユーザーニーズの調査のためのトライアルテスト参加者を募って4月16日より1カ月間(5月15日まで)利用してもらうという。応募は3月31日から4月7日まで可能で、11名を募集する(応募者多数の場合は抽選)。詳細はシャープのWebサイトを参照のこと。
2014年03月25日スイッチサイエンスは、ドライバだけで組み立て可能な人型模型ロボットキット「RAPIRO(ラピロ)」の国内販売を開始したことを発表した。同ロボットの詳細は、企画者である機楽の石渡氏のインタビューを参照していただければ幸いだが、ボディはプラスチック製パーツ30個で構成されており、サーボモーターは片足2個ずつ、片腕3個ずつ、腰1個、首1個の合計12個が用いられている。また、両目部分はフルカラーLEDを採用しており、自由は発色で光らせることが可能だ。さらに、制御基板はArduino互換であるため、ユーザーのプログラミングに対する障壁を下げることが可能なほか、頭部に超小型・低価格Linuxパソコン「Raspberry Pi」を搭載することが可能であり、そちらの機能を活用することでBluetoothや無線LANによる外部接続なども可能となる。加えて、頭部にはRaspberry Pi専用オプションのカメラモジュールを搭載することも可能だ。電源はACアダプタ接続、もしくはニッケル水素充電池(単3形5個)で、ニッケル水素電池では45~90分程度の動作が可能だという。なお、販売は同社Webサイト、アマゾンマーケットプレイスのほか、同社の販売代理店にて取り扱われる予定。価格は4万4100円(消費税5%時)または4万5360円(消費税8%時)で、ロボット工学およびソフトウェアの分野での研究、教育、学習に加え、ホビーとしての使用を想定しているという。
2014年03月04日NECは11月11日、各種センサを搭載し家庭向けに小型化したロボット「PaPeRo petit」を開発、同ロボットプラットフォームを元にさまざまなアプリケーションを提供するためのクラウド基盤で構成されるパートナー制度「PaPeRo パートナープログラム」を公開した。PaPeRo petitは、従来の「PaPeRo R500」のデザインを踏襲しながらも、一部の機能をクラウド基盤へ移行することで、半分のサイズとなる身長24cm、体重1.3kgを実現。カメラやマイク、高度な人検出センサを備えており、それらのセンサを組み合わせることで、温度や距離、角度から、暗いシーンでの人検出や、近くにいる人の検出などが可能であり、検出後は人の方向を見て話すという自然なコミュニケーションを行うことができるほか、クラウド上の認識技術と組み合わせることで画像認識や音声認識を行うことも可能となっている。また、PaPeRo パートナープログラムは、「アプリケーションパートナー」と「ビジネスパートナー」、ならびにNECの3者が連携し、ロボットとアプリケーションを組み合わせたサービスをエンドユーザに提供する仕組みであり、アプリケーションパートナーは、NECが公開するクラウド連携型ロボットプラットフォームのAPIを活用して、アプリケーション開発を行う法人を対象に募集が予定されており、そうして開発されたアプリケーションはビジネスパートナーを通じてサービスとしてエンドユーザへ販売されることとなる。また、ビジネスパートナーは、セキュリティ、住宅、医療、公共などさまざまな分野に向けてロボット活用サービスを提供する事業者に対して募集を行い、NECと共同でサービスや価格を決定し、エンドユーザにアプリケーションサービスとロボット端末を提供していくことが予定されている。なおNECでは、ビジネスパートナーがエンドユーザ向けの新サービスを検証するためのトライアルサービス(個別見積り、標準期間3カ月)を同日より提供開始したことも明らかにしており、パートナーと連携してエンドユーザへサービスを提供することで、人と人、人と社会をやさしくつなぐ世界の実現を目指すとしている。
2013年11月11日(デザイン Tシャツ ストア グラニフより)グラニフとのコラボで誕生した、セクシーな女性ロボットのTシャツグラニフ(graniph)は、イラストレーターの空山基(Sorayama Hajime)とコラボして、ロボットがデザインされたユニークなTシャツを発表した。(10月25日から各グラニフで発売)。有名な空山基はイラストレーター界で日本を代表する一人だ。3点のセクシーなロボットレディをプリントしたユニークなTシャツだ。さりげなくロボットにはブランドのロゴが入っている。グラニフ原宿の店内のギャラリーで見られる、空山基の作品また発売日と同じ日から開催されたアートイベント「企業コラボアート東京2013」で、グラニフ原宿の店内のギャラリーに、空山基の作品(原画)が販売、展示される。企業コラボアート東京2013は、アーティストたちをサポートする企業コレクターという分野を育て、啓発することを目的としている。コラボレーションTシャツをグラニフ原宿で購入された方に先着でポスターがもらえる(コラボレーションTシャツ、ポスターは数限定。売り切れ次第、終了)。空山基とグラニフの展示会期間2013年10月25日から11月4日まで。時間11:00から20:00まで。(デザイン Tシャツ ストア グラニフより)【参考】▼デザイン Tシャツ ストア グラニフ▼空山基(Sorayama Hajime)
2013年10月29日パナソニックは10月24日、2010年の第4回ロボット大賞で「日本機械工業連合会会長賞」を受賞した「注射薬払出ロボットを起点とした薬剤業務支援ロボット群」に属する医療用ロボットで、病院内の薬剤や検体をスタッフに替わって全自動で搬送する「HOSPI(ホスピー)」(画像1・2)の販売を2013年10月より開始することを発表した。日本の人口構造の高齢化が進む中で、医療現場となる病院では経営の健全化と医療看護サービスの質の維持・向上が強く求められているのは、多くの人がご存じのところだ。同社は、病院の本来の業務である医療・看護業務を阻害する間接的な業務の効率化に着目。具体的には、系列の松下記念病院(大阪府守口市)と、埼玉医科大学が運営する埼玉医大国際医療センターにおいて医療・看護業務の調査・分析が行われたというわけだ。これまで病院では、薬剤や検体の搬送については、主にカルテの随時搬送用として導入されたエアシュータや天井近傍を走らせる軌道台車などが利用されてきた。ただし、カルテは電子カルテが導入されることで、カルテの搬送は量・頻度ともに激減。その一方で、薬剤や検体などの搬送はカルテのように電子化ができないため、当然搬送するしかなく、ミスの許されない手段について、改めて模索されることになったのである。この薬剤や検体の搬送は、病院の運営状況にもよるよるが24時間365日発生し、これを看護師や検査技師が行うわけだが、それは本業を妨げることとなっている。しかし、人手による代替は妥当ではないとの見方も強くあった。そのような事情から、人手による搬送に近い特性を持ち、エアシュータなど従来の搬送装置よりも導入費用や維持費用が安価な「ロボット」を利用することへの期待が高まってきたというわけだ。このような背景の下、同社は長年蓄積してきた自律移動ロボットの技術を適用した搬送ロボットを開発し、先行して強い関心を同社に寄せたという松下記念病院と、埼玉医大国際医療センターにおいて実証試験がスタートしたのである。実証試験の結果、従来の搬送機械設備(エアシュータや軌道台車)に比べ、導入費用が1/4~1/2程度、メンテナンス費用が1/5程度に抑えられる(松下記念病院の事例から試算)ことが判明。また、従来の搬送機械設備のように、経路上で搬送物の上下姿勢を変化させることがないため、検体や発泡性の高い抗がん剤の搬送が可能なこと、薬の臨時処方で期待される搬送時間(地下1階から6階の場合で5~6分)内の搬送を安定して実現できるといった、病院の経営や日々の運営に大きなメリットがあることが明らかになったのである。それを受けて、今回、HOSPIの販売を開始することになったというわけだ。そしてHOSPIの特徴だが、大きく5点ある。1つ目は、走行経路ガイドが不要なこと。2つ目は、自律制御機能を搭載していること。3つ目は、自律制御機能と関係するが、エレベータへの自動乗降機能が実現していること。4つ目は、重要な薬剤・検体を守る収納部が備えられてセキュリティを確保していること。そして5つ目が、そのセキュリティに関係するが、院内LAN(有線・無線)による、運行監視システムが用意されていることだ。走行経路ガイドが不要なことにより、従来の自動搬送設備と比較して導入費用と維持費用の面で大きなメリットがあることは前述した通り。HOSP走行経路ガイドが不要なため、従来の自動搬送装置が必要とした走行経路を決めるためのテープや軌道(レール状のもの)を施工する必要があり、そのために病院業務の改善やレイアウト更新の都合で、経路や目的位置を変更する際には、これらテープや軌道の施工をし直す必要があったのである。こうしたテープや軌道を必要としなくなったため、それらによって患者やスタッフが歩行を妨げられることもなくなり、また床面の美観を損ねることもなくなったのである。導入費用と維持費用が安価なのは、こうしたインフラを床面に対して設置する工事をホコドス必要がないためで、さらに導入工事期間も短縮できるというわけだ。2つ目の自律制御機能については、1つ目のテープや軌道などを必要としない理由である目的地を指定されたHOSPIは、事前に入力された病院建物の地図情報を基に、適切な走行経路を自分で計画し、走行を完遂する機能を持つ。途中で患者や車椅子などによって走路をふさがれてしまう場面に遭遇しても、レーザーレンジファインダーを活用した障害物検知センサシステムにより安全に回避して目的地に向かえるのである。3つ目は、自律制御機能と関連するが、HOSPIはエレベータへの自動乗降機能を有しており、多層階の病院内でも職員の手を煩わせることなく搬送できることだ。エレベータのケージにHOSPIが乗り込んでくることに対して不安を感じる患者はお見舞客などもいる可能性があるため、HOSPIがエレベータを利用する場合は、エレベータがHOSPI乗り込み専用モードとなり、患者などは利用できなくなる。そしてHOSPIが降りると、即座に人が利用できる通常モードに戻るという仕組みだ。エレベータの利用効率と安全・安心な運用が両立されているのである。さらにオプションではあるが、HOSPIやエレベータ装置からの音声案内やサイネージにより、一時的にHOSPIがエレベータを利用することを映像と音声で知らせることも可能だ。患者やお見舞客などの快適性を損なわないようにも配慮されているのである。続いて4つ目は、重要な薬剤・検体を守る収納部が備えられている点(画像3)。これは、つまりセキュリティが確保されているということだ。HOSPIはスタッフが送り出した後は、基本、スタッフの目を離れて病院内を目的地に向かって移動することになる。すると当然、見た目もかわいかったり物珍しかったりすることから、下手したら子どもたちが遊んだりしてしまうかも知れないし、中には収納部を開けてようとする子どもだって出てくるだろう(何が入っているか、子どもにとってはとても気になることだろう)。さらには、いい大人のくせに、人の目がない場所でHOSPIと出会った時に、搬送物を取り出したりイタズラしたりするようなたちの悪い者や、明らかに中のものを盗もうとする人だって現れる可能性もある(病院の患者もお見舞客も、残念ながら善人ばかりではない)。そうしたリテラシーの低い人や犯罪者からのトラブルを防ぐため、HOSPIの収納庫はIDカードによるセキュリティを確保しており、スタッフのみが収納庫を開錠することができるようになっているのである。さらに、安定した姿勢で搬送することで液体の泡立ちを少なく抑えることができ、一般薬品に加え、血液検体、尿検体などを搬送することができるというわけだ。5つ目は、有線・無線を問わない院内LANによる、運行監視システム。いくらセキュリティがしっかりしているとはいっても、中にはHOSPIそのものを盗み出そうとする者もいるかも知れないし、人の目がないのをいいことに破壊行為をされてしまうようなことだってあるかも知れない。そのため、走行中の状態や、到着したことをわかりやすく伝えるために、院内LANを活用した運行監視システムが備えられているのである。またHOSPIは、すべての操作や走行経路を記録することはもちろん、オプションだが走行前方のカメラ画像を記録する機能も装備。そのため、誰がいつHOSPIにどのような搬送をさせたかの記録を残せるだけでなく、走行中に例えば子どもがHOSPIと遊んでいた事象や、HOSPIに対する器物破損行為(もので叩く、わざと倒すなど)、HOSPI到着位置にほかの機器が置かれてしまっているようなことなど、運用にまつわる改善点を明確にすることができ、正確で効率的な院内搬送を維持するというわけである。スペックは以下の通りだ。サイズ:全幅630mm×奥行き725mm×全高1386mm質量:約170kg*連続運転時間:約7時間(運用方法、走行環境によって変動)充電時間:フル充電まで約8時間最大移動速度:1.0m/s搬送能力:最大20kg搬送収納スペース:A3サイズ薬剤トレー6段相当搬送物:一般薬品、要管理薬品、検体、カルテなどの文書類通信機能:無線LAN IEEE802.11a/b/g/nセキュリティ機能:IDカードによるユーザ認証自律走行機能:地図情報と環境認識に基づく自律走行センサ:レーザーレンジファインダーによる環境認識エレベータ乗降機能:エレベータの自動呼び出し、乗り降り記録機能:操作者、操作内容、走行位置映像記録(オプション):走行前方映像を撮影可能なカメラを追加可能なおHOSPIの開発・製造については、系列のパナソニック プロダクションテクノロジーが、販売についてはパナソニック システムネットワークス システムソリューションズジャパンカンパニー関西社がそれぞれ担当する。
2013年10月25日ALSOKはこのほど、大成有楽不動産が運営する「オーベルオーナーズクラブ」の会員特典として、救急通報を基本としたシニア向け見守りサービス「オーベルオリジナルシルバーパック」の特別価格での提供を開始した。同クラブは、大成有楽不動産が分譲する新築マンションの契約者・入居者を対象として2011年10月にスタートした会員組織。契約者・入居者が快適に暮らすための情報や会員限定の特典を、専用ホームページやメールなどを通じて提供している。今回提供されるサービスは、「救急通報サービス(基本プラン)」「ライフリズム監視サービス」「見守りサービス」の3つ。「救急通報サービス(基本プラン)」は体調不良などにより、室内で持ち運び可能なペンダント型の緊急ボタンを押した場合に、「ライフリズム監視サービス」はトイレのドアにセンサーを設置し、在宅中に一定時間ドアの開放がない場合に、それぞれALSOKのガードマンが駆けつける。「見守りサービス」は家族からの依頼により、同じくガードマンが駆けつける。なお、同サービスは、「オーベルオーナーズクラブ」会員本人のほか、離れて暮らしている両親のためにも利用できる。申し込みは、会員本人となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日セントラル警備保障はこのほど、シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の提供を開始した。同サービスは、離れて暮らすなどで、万が一の時にすぐに駆けつけることができないという家族に代わり、高齢者(単身世帯・夫婦のみの世帯など)を同社が24時間365日、専用の機器を用いて見守るというもの。異常を検知した場合や緊急ボタンを押された場合などは、パトロール員が駆けつけ対処するという。見守りプランはサービスの内容によって3種類。ベーシックな「Aプラン」は、緊急時に緊急ボタンを押すと、自動的に同社に通報。訓練を受けたパトロール員が駆けつけ対応する。また、あらかじめ設定した登録先5カ所のメール宛てに、異常発生の自動送信を行う。月額料金は2,940円から。「Bプラン」は、Aプランの内容に加え、緊急ボタンを押すこともできない急な事態に備えて、人の熱を検知するセンサーをトイレなどに設置。センサーに一定時間反応がない場合、生活反応が確認できないとみなし同社に通報するというもの。外出時や帰宅時には自身での設定操作が必要になる。月額料金は3,465円から。「Cプラン」は、Bプランの手動センサー設定を自動タイプにしたもの。自身での機器設定が難しい高齢者でも利用可能。月額料金は3,675円から。なお、いずれのプランも初期費用は無料で、機器は契約期間5年間のレンタルとなる(買い取りも可能)。全プランに共通のサービスとして、相談ボタンを押すと専門の健康相談窓口につながり、保健師や看護師、ケアマネージャーなど有資格スタッフへの相談が通話料・相談料無料で行える「健康相談サービス」を用意。また有料出動オプションとして、ガスの元栓を閉めたり電気器具のスイッチを切ったりするなどの処置、自宅にパトロール員が出動しての状況確認、長期間留守の際にパトロール員が訪問しての自宅外周点検や施錠確認、郵便物の取り込みなども行う。詳細は「見守りハピネス」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日三井不動産レジデンシャルと立山システム研究所は、ひとり暮らしの家族と別世帯で暮らす家族の見守り&お知らせサービス「ミマモ」を共同開発した。「三井のすまいLOOP」会員対象に、10月よりサービスの受付を開始する。三井不動産レジデンシャルは、7月に同社コミュニティーサイト「みんなの住まい」のユーザー506名を対象に、「離れて暮らす家族とのコミュニケーション」調査を実施。その結果、約6割が離れて暮らす両親の生活や健康を「不安・心配」と感じていることが分かった。調査の結果を踏まえ、三井不動産レジデンシャルと立山システム研究所は共同で「ミマモ」を開発。同サービスでは、ひとり暮らしの家族を24時間365日、室内での生活リズムを人感センサーで見守る。センサーは7cm角で目立ちにくく、存在感が小さいため、家族は気兼ねなくいつも通りに生活できる。離れて暮らす家族は、センサーで検知したデータを元に、ネットで生活リズムのデータを確認できる。データは蓄積されるので、生活リズムを週単位、月単位で比較することも可能。起床時間や就寝時間の変化、夜中のトイレ回数の増減などを比較することで、病気予防や事故防止に役立てることもできる。同サービスは首都圏のマンション居住者にサービスを提供していくが、今後は随時、全国へとサービス範囲を拡大する予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日アニメや漫画で子供のころからロボットに親しんでいるので、日本人ほどロボットが好きな国民はいないでしょう。ロボコンやロボカップなど、自作ロボットの性能を競う大会も頻繁に行われています。ホビーとしてのロボットについて、ヴイストン株式会社、代表取締役の大和信夫さんにお話を伺いました。ヴイストン株式会社は2000年に設立されたホビーロボット開発の老舗であり草分け的存在です。現在でも教材用ロボット、二足歩行ロボットなどの開発、販売を行い、またホビーロボットの流通業者として日本一を誇る会社です。――ホビーとしてのロボットの世界について知りたいのですが。大和代表取締役そうですね。みなさんがロボットとして想像されるのは二足歩行のロボットだと思いますが、ホビーとしてのロボットというとそればかりではないんですよ。多足歩行のもの、台車型のもの、アーム型ロボット、教材ロボットなど、多種多様なんです。■ロボットホビーは「深化」している――ロボットバトル大会などは今でも盛り上がってるんでしょうか。大和代表取締役今では落ちついていますね。最盛況だったのは2005年~2006年にかけてだと思います。そのころは10万円以上もするロボットキットが年間10万台以上は売れていたんじゃないでしょうか。――スゴイですね。今、大会が落ち着いているというのはなぜなんでしょうか?大和代表取締役ひとつはユーザーの深化だと思います。技術を高めたい人はどんどんそれを突きつめていきますし、初めて参加する人が普通のキットで入って来ても予選突破できないような状況になってしまいました。で、初心者に優しくしようとすると、技術を突きつめている人は満足できない。また、どちらも満足するような大会にしようとすると、レギュレーション(大会ルール)を設定するのがとても難しくなる、と。こういうことが起こってるんですね。――なるほど。ではホビーとしてのロボットの世界は初心者が入りにくいんでしょうか?大和代表取締役誤解しないでほしいんですが、ホビーとしてのロボット工作は一般に浸透していっていると思います。事実、『ロボカップ』*ジュニアの部などは回を追うごとに参加人数が増えています。なので将来のロボット業界を担う人達は広がってきてるんです。――では単純にロボット大会などを目的とした時代が過ぎたということでしょうか。大和代表取締役そういう見方もできるでしょうね。なので「深化」と言えるんではないでしょうか。二足歩行型ロボットばかりが売れる時代ではないと言いますか。弊社では、研究、教育、ホビー、エンターテイメント、この4つの分野でロボットを開発、販売しています。■教材用ロボットがヒット!――ヴイストンさんで売れているヒット作のロボットというと何になるのでしょうか。大和代表取締役みなさん意外に思われるかもしれませんが教材用のロボットなんですよ。『ビュートレイサー』(2,940円)という商品です。センサーが地面のラインを読んで、その通りに走るというクルマ型ロボットです。付属ソフトもGUIで、ブロックを組むように簡単にアルゴリズムを作成できます。中学校の技術家庭科の授業に対応したものですね。――これは売れているんですか?大和代表取締役おかげさまで年間に数万セットを販売しています。■多足歩行ロボットにマジのアーム型ロボット――ほかに売れている製品はありますか?大和代表取締役多足歩行ロボットも最近人気なんですよ。近藤科学株式会社さんの『KMR-4』(49,875円)は売れていますね。これは4足歩行ロボットです。六足歩行ロボット『KMR-M6』も出ています。4足歩行のKMR-4に方が人気がありますかね。――みなさん二足歩行にこだわらないんですね。大和代表取締役二足歩行の場合はですね、例えばカメラを乗せたり、背中に何か背負わせたりするとバランスが悪くなったり、動きが悪くなったりしがちなんですよ。何でも二足歩行ロボットでやるんじゃなくて、やりたいことによってロボットを選んでいるということでしょうね。ほかにもですね、なんとあのデンソーウェーブさんが出したアーム型ロボットがあるんですよ。――デンソーウェーブさんと言いますと?大和代表取締役一般の方はあまりご存じないかもしれませんが、デンソーウェーブさんは本当の産業用ロボット、産業用コントローラーなどを製造しているメーカーです。そのデンソーウェーブさんがホビー用のアーム型ロボットを出されたんです(笑)。――では本域の製品なんですか?大和代表取締役面白いのは、このアーム型ロボットを動かすためのソフトを作るとですね、そのプログラムは本当の産業用ロボットアームも動かせるんですよ(笑)!なので研修にもそのまま使えるという注目の製品なんです。205,800円なんですが、こうした商品としては画期的に安いと思います。そのリーズナブルな点がウケているんですね。――産業用ロボットアームのシミュレーションができるというのはスゴイですね。大和代表取締役しかも注目を浴びて売れていますから(笑)。なのでホビーとしてのロボットは深化して、かつ本物志向になっていると言っていいかもしれないです。■初心者にお薦めのロボットは?――まったくの初心者が「二足歩行ロボットを趣味で始めたい!」と思ったとすると何を買えばいいでしょうか?大和代表取締役そうですね。弊社の製品でしたら『ロボビーナノ』はどうでしょうか。49,350円でリーズナブルな価格だと思います。――作るための工具などは要らないのでしょうか。大和代表取締役ドライバーがあれば大丈夫です。ただハードだけ組みあげても動きません。ソフトを作ってやらないといけませんのでパソコン(Windowsマシン)が必要です。手足を動かしたりするモーションはフローチャート形式で簡単にできますので、楽しんでいただけると思います。■これからのロボットホビーの世界はどうなる!?――これからの「ロボットホビー」はどうなっていくと思われますか?大和代表取締役2つの方向性があると思います。1つはより自律化していく方向。つまりロボットが自分で判断して自分で動く。そうなると人間がやることはあまりないんですが、そのソフトを作り進化させていく方向ですね。それを趣味とする方向。もう1つはレギュレーションがしっかり決められた中で作られたロボットを「操縦すること」に楽しみを見いだす方向。クルマもそうだと思うんですが、クルマが勝手に自分で走りだしたら人間はちっとも面白くないと思うんですよ。『リアルスティール』っていう映画があったじゃないですか。――近未来にロボット同士の格闘が興業になっている世界の話ですね。大和代表取締役あれは1つのロボット趣味の到達点だと思いますね。レギュレーションがしっかりしている中での技量の競い合い、これが達成されると趣味としてのロボットはまたもう一段階上のステージに上がるような気がします。ロボコンばかり見ていたらホビーとしてのロボットの発展を見失うということが取材によってよくわかりました。大和代表取締役のお話によれば、最近ではホビーロボットの世界に入門する女性も増えているようです。あなたものぞいてみませんか?(高橋モータース@dcp)*……『ロボカップ』は人工知能、ロボット工学の発展のために提唱され、運営されているロボットの祭典。2050年に「自立型ロボットのチームを作って、世界チャンピオンチームにサッカーで勝利すること」を目標としている。そのため、年に2回ずつロボットの大会が開かれている。詳細は公式ホームページを参照のこと。ヴイストン株式会社のサイトロボカップ日本委員会公式ホームページ
2012年09月22日マイナビは7日、日本気象協会が監修するムック「携帯型熱中指標計『見守りっち』付き熱中症対策ガイド」を発売した。価格は2,090円。「携帯型熱中指標計『見守りっち』付き熱中症対策ガイド」は、近年大きな被害を出している熱中症の予防方法、重症度別の症状、年代別のケア、応急処置など熱中症対策に必要な知識を一冊にまとめたガイドブック。誌面では、熱中症予防の指標として最近用いられている「暑さ指数(WBGT)」の考え方、医者が教える扇風機とエアコンの正しい使い方、熱中対策グッズなども紹介している。また、気温と湿度から、独自の計算手法により熱中指標値(WBGT近似値)を算出し、危険性を5段階のLEDライトと高齢者にも聞き取りやすい1kHzのブザーで知らせる日本気象協会監修の携帯型熱中指標計「見守りっち」を付属。熱中症が起こりやすい環境を知る目安として活用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日公開中のインド映画『ロボット』の大ヒットを記念して6月1日(金)から公開される『ロボット』完全版のWEB限定予告編がこのほど公開された。WEB限定予告編本作は、自身を開発した博士(スーパースター、ラジニカーント)の恋人サナに恋をするも拒絶され、悪徳工学者の手によって冷酷な殺人兵器に変身した超高性能ロボット、チッティ(スーパースター、ラジニカーント:二役)と、人間たちの戦いを描いたエンターテインメント大作。インド映画史上最高額の製作費を投じて製作され、興行収入100億円を超えるメガヒットを記録。日本でも好調な動員を記録していることから、本国インドで公開されていた177分のオリジナルにして完全バージョンの公開が決定した。現在、劇場で上映されているものよりも38分も長い完全版には、世界遺産マチュピチュ、ブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園でのダンスシーンを収録。歌って踊るスーパースター、ラジニカーントが主演を務める作品だけに、踊りと音楽のクオリティ、物語の設定や脈略と関係なく登場するミュージカルシーンのインパクトはインド映画界でも最高峰。すでに『ロボット』を観賞した観客も見逃せないシーンになっている。『ロボット』公開中『ロボット』完全版6月1日(金)より渋谷TOEIほか全国順次公開
2012年05月31日パナソニックは、既に開発・発表している「洗髪ロボット」の頭皮ケア機能を充実した「ヘッドケアロボット」を使用し、4月11日から約2カ月間、兵庫県西宮市の理容店「スーパーヘアーセオ」で試行運用を開始する。今回の試行運用では、同店に「ヘッドケアロボット」を1台設置し、同社スタッフが常駐のもと、希望者に体験をしてもらう。日常的な生活行動である洗髪は、入浴の難しい入院中の人や障がいのある人々からの強い希望にもかかわらず、介護者の労働負担の大きさなどからきめ細かな対応が困難であるという実態がある。同社はその現実を踏まえ、介護施設や病院での洗髪を、施設スタッフの負担を軽減しながら快適にサポートする「洗髪ロボット」の開発を進めてきた。これまでに、2010年の第37回国際福祉機器展に開発1号機を、2011年の第38回の同展に改良を加えた2号機を参考出展・発表し、商品化への期待とともにさまざまな意見・要望が寄せられたという。それらの意見も踏まえ、障がいのある人だけでなく一般の人々に対しても快適なくらしの実現に役立つとの発想のもと、「洗髪ロボット」は洗髪時の手もみ動作による頭皮ケアの機能に改良を加えた。介護はもとより、理美容分野への応用も視野に入れた「ヘッドケアロボット」として、実用化に向けての試行運用を開始することとなった。ヘッドケアロボットは、ロボットハンドの技術を応用し、頭の形に添って計24本の指先で洗浄を行う。ムース状の泡を用い、シャンプーからハーフドライまでをロボットが支援する形となる。同時に指先で包み込むように頭皮を揉むといったケアも行うことも可能。頭の形状や好みの洗い方をデータとして登録することもでき、毎日の洗髪ニーズや頭皮ケアにも対応することを想定されているという。試行運用の概要は以下の通り。場所:理容店「スーパーヘアーセオ」住所:兵庫県西宮市甲子園5番町15-14期間: 4月11日~6月10日時間: 10:00~12:00、13:00~17:00休止日: 毎週月曜日、火曜日、および4月28日~5月6日対象:「スーパーヘアーセオ」の利用者で体験を希望する人【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日「ヘッドケアロボット」理美容分野で試行運用開始パナソニックは4月9日、既に開発発表している「洗髪ロボット」の頭皮ケア機能を充実した「ヘッドケアロボット」を使用し、4月11日から約2か月間、兵庫県西宮市の理容店「スーパーヘアーセオ」で試行運用を開始することを発表した。*画像はニュースリリースより個人の頭の形状や好みの洗い方のデータも登録パナソニックでは、これまで介護施設や病院での洗髪を、施設スタッフの負担を軽減しながら快適にサポートする「洗髪ロボット」の開発を進めてきたが、洗髪時の手もみ動作による頭皮ケアの機能に改良を加え、介護はもとより、理美容分野への応用も視野に入れた「ヘッドケアロボット」として実用化に向けての試行運用を開始するもの。「ヘッドケアロボット」は、ロボットハンドの技術を応用し、頭の形に沿って、ハンドに搭載された指先で、泡洗浄、コンディショニングなど、一連の洗髪動作を行い、頭皮ケアも行うことが可能。個人の頭の形状や好みの洗い方のデータも登録でき、毎日の洗髪ニーズや頭皮ケアにも対応することを想定しているという。元の記事を読む
2012年04月10日歌って踊るインドのスーパースター、ラジニカーントの主演作『ロボット』が日本公開されるのを記念して、16日(月)からインド料理店ムンバイで本作とコラボしたオリジナルカレーが発売されることが決まった。その他の写真ムンバイは、インド大使館御用達のインド料理店で、アクションとダンスが次々に登場する映画をイメージして、パンチの効いたブラックペッパーチキンカレーを開発した。ムンバイの代表取締役の黒田ポピー氏は「日印国交樹立60周年という記念すべき年に、日本でインド映画が公開されてうれしいです。『ロボット』を日本のみなさんが観たら、インド映画はこんなに進化していたのかとビックリされると思います。カレーを食べて『ロボット』を観たら、元気に踊りだしたくなるはずです!」とコメント。ちなみに、記事画像はプロモーション用に撮影されたイメージ写真で、実際の店舗ではお皿に盛られて提供される。映画『ロボット』の主人公は、超高性能ロボット、チッティ(スーパースター、ラジニカーント)。人間の感情を理解するほどの性能を持つチッティは、自身を開発した博士(スーパースター、ラジニカーント:二役)の恋人サナに恋をするも拒絶され、悪徳工学者の手によって冷酷な殺人兵器に変身。映画は恋に破れて暴走した冷酷非情なマシーンと人間たちの闘いを、壮絶なアクション、豪華なVFX、勢い余ったダンス&ミュージックを交えて描く。ちなみに本作はインド映画史上最高額の製作費を投じた作品で、スーパースター、ラジニカーントが主演を務めるだけでなく、米アカデミー賞を受賞したA・R・ラフマーンが音楽を、『ターミネーター』『アイアンマン』のスタン・ウィンストン・スタジオ(現レガシー・エフェクツ)が視覚効果を、『マトリックス』のユエン・ウーピンがスタント・コーディネーターを担当。インド映画史上最高のスクリーン数で公開された超大作だ。『ロボット』5月12日(土) 渋谷TOEIほか全国ロードショーインド料理ムンバイ×『ロボット』コラボメニューブラックペッパーチキンカレー(ナンorライス、サラダ付き)料金:990円(ナン・ライス お替り自由)実施店舗:インド料理ムンバイ各店(九段・銀座・神楽坂・四谷・錦糸町・本郷・町屋・ボンディシェリ)実施日程:4月16日(月)~6月中旬まで(予定)ランチタイム※映画『ロボット』の半券をお持ちのお客様、ディナータイム10%割引!※他の割引サービスとの併用不可※半券1枚につき1回限り有効
2012年04月03日東芝ホームアプライアンスは10月1日より、自走するお掃除ロボット「Sumarbo(スマーボ) VC-RB100」を発売する。「スマーボ」は、一度通ったルートを記憶しながら、部屋をくまなく掃除してくれる自走式クリーナー。本棚や机、壁といった障害物をぶつからないように避けたり、段差を認識して落ちる前に折り返したりと、かなり賢いロボット。約2畳分を約2分で掃除できるスピーディーさもポイントで、満充電なら約90分稼働でき、掃除が終われば自分で専用の充電台へと戻ってくれるので、後片付けの手間もなし!タイマー機能もあり、運転を開始する時刻を分単位で設定できる。「スマーボ」に掃除をまかせれば、おでかけから帰ってきたときには、部屋がピカピカになっている! なんてことが可能になるのだ。「仕事や家事が忙しくて、お掃除の時間がなかなか取れない」という、働くママの強い味方になってくれそう。掃除モードは変更でき、稼働のスタート位置を中心に1.5mの範囲を集中して掃除してくれる「スポット」モードがママにはオススメ。たとえば、子どもがテーブルの下にお菓子をこぼしてしまったときなどにこのモードを使えば、ロボット任せでクリーンになる。また、リモコンを使って好みの方向に動かすこともできるので、子どもと一緒に操作して、掃除の時間を楽しんじゃうのもあり! すいすいと動く姿に、子どもも掃除に夢中になること間違いなしだ。「Sumarbo(スマーボ) VC-RB100-L」10月1日発売 オープン価格(実勢価格約9万円)本体サイズ:幅355×高さ93×奥行き355㎜ 約3.7kg 集じん容量:0.6Lお問い合わせ先:東芝生活家電ご相談センターTEL: 0120-1048-76 取材/斎木香奈美
2011年09月30日友達にもなれる!?一家に1台欲しい便利ロボット困ったときに、アニメやマンガに登場するロボットが助けてくれたら……と思ったことはありませんか?戦闘タイプのロボットが戦う様子を見て、「あの中に自分も乗り込んでみたい」と考えたこともあるはず。そこで、20代の男性291名に「あったらいいな」と思うロボットを聞いてみました。>>女性編も見るQ.現実に「あったらいいな」と思うアニメ・マンガのロボットは?(複数回答)1位ドラえもん『ドラえもん』64.3%2位ガンダム『機動戦士ガンダム』21.0%3位コロ助『キテレツ大百科』15.1%4位エヴァンゲリオン『新世紀エヴァンゲリオン』11.0%5位アトム『鉄腕アトム』9.3%■ドラえもんがいたらいいな!・「試験前にアンキパンやタイムマシンが欲しい。四次元ポケットさえあれば道具は使えそうだが、説明書代わりにドラえもんは必要」(27歳/商社・卸/営業職)・「一家に1台ドラえもんがいたら、生活はとても便利になると思う。どこでもドアで通勤のつらさを解消したい」(24歳/医療・福祉/専門職)・「普通に話ができ、大きくなく、ひみつ道具を出してくれて便利そうだから」(26歳/ソフトウェア/技術職)・「子どものころに、欲しい道具は……と妄想したので。今でもたまに思います」(29歳/機械・精密機器/営業職)・「ドラえもんがいれば、もっと便利な世界になると思うから」(23歳/商社・卸/事務系専門職)■ガンダムがあったらいいな!・「男ならガンダムのパイロットになることが夢だったはず」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「モビルスーツに乗って戦い、青春してみたいから」(24歳/金融・証券/営業職)・「困ったときに助けてくれそうだから」(28歳/学校・教育関連/専門職)・「ガンダムは男のあこがれだから」(25歳/建設・土木/営業職)■コロ助がいたらいいな!・「一番現実に近いかなと思うから。キャラクターがかわいい」(22歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「強いとかいうよりも、和むから」(27歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「普通に、友達になれそうだから」(22歳/機械・精密機器/技術職)■エヴァンゲリオンがあったらいいな!・「自分が乗って操作したいのと、原作のファンなので」(24歳/食品・飲料/技術職)・「第三者的な視点として、主人公らの心情の変化に触れてみたいと思う」(29歳/ソフトウェア/技術職)・「A.T.フィールドを使いたい」(29歳/情報・IT/営業職)■アトムがいたらいいな!・「ロボットと話ができたらいいなと思うから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「利口そうだから」(29歳/電機営業職)・「平和を願っている存在だから」(29歳/ソフトウェア/技術職)■番外編:こんなロボットがあったらいいな!・トランスフォーマー『トランスフォーマー』:「道が込んで渋滞していても、変形して、飛んでいけそうだから」(22歳/商社・卸/営業職)・ガンバスター『トップをねらえ!』:「地球外生命体から地球を守るためのロボットなのでいいと思う」(22歳/情報・IT/技術職)・イングラム『機動警察パトレイバー』:「イングラム、グリフォン、零式などかっこいい機体がありすぎです!」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)総評国民的アニメ『ドラえもん』のドラちゃんが堂々の1位!やはり、便利な道具を出してくれるという実利面での魅力が勝ったようです。ただ単に道具を出すだけでなく、「それはよくないと思うよ」なんてアドバイスをくれる人間っぽいところもいいですよね。5位のアトムも優しく、感情豊かなところが人気を集めたようです。また、『ドラえもん』と同じ藤子・F・不二雄作品である『キテレツ大百科』のコロ助は3位。キテレツの発明品1号であるカラクリロボットのコロ助は、ドラえもんと違って特別に何かができるわけではありません。それでも、子どものように素直で明るい性格が愛され、「和む」、「かわいい」、「友達になれそう」など多くの支持を集めました。2位はロボットアニメ界で不動の人気を誇るガンダム。「パイロットになるのが夢だった」という意見がある通り、男の子なら誰でもガンダムに搭乗して地球を守るために戦いたいと思ったことがあるのでは?実物サイズのガンダムが公開されたときもワクワクしましたよね。ガンダムと同じように搭乗して操作してみたいという理由から4位に選ばれたのがエヴァンゲリオン。ただし、ガンダムとは異なり、シンクロ率が高いいと直接ダメージを受ける"エヴァ”で使徒と戦うのは大変そう。「選ばれし者」しか乗れないところも人気の秘密かもしれません。今回のランキングでは親しみやすいかわいいロボットと、戦闘用の大型ロボットに人気が二分されました。"男の子”としては大型ロボットにあこがれはあるものの、平和な現代に欲しいのはそばにいて役に立ってくれるマスコット的なロボということでしょうか。科学技術がさらに発展した未来では、「一家に1台の便利ロボット」という夢が実現しているかもしれませんね。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2011年5月24日~5月31日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性291名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクオプティマスが登場する、大迫力の3D映画と言えば?【診断】昨日の友は今日の敵?……「裏切り度診断」【男性編】『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターになれるなら、どの人物を選ぶかランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年07月27日