NTTドコモは9月24日、法人企業向けに「docomo Wi-Fi for visitor」サービスを試験的に提供開始したと発表した。ドコモは、2014年8月から訪日外国人向けに「docomo Wi-Fi for visitor」を試験的に提供。このサービスでは、ドコモのアクセスポイントへアクセスできる公衆Wi-Fiサービスのほか、多言語(英語、中国語、韓国語)でのコールセンターのサポートを実施している。今回、多くの法人企業などからサービスを活用したいといった要望があり、今回の試験的なサービス実施にいたったという。具体的な運用としては「docomo Wi-Fi for visitor」のアカウントに引き換えが可能なクーポンコードをドコモが企業に提供するというもの。企業からクーポンコードの提供を受けた訪日外国人は、クーポンコードを利用し、駅や空港、カフェ等、日本国内約15万カ所のアクセスポイントでWi-Fi通信を利用できるようになる。サービスを付与された訪日外国人は、クーポンコードを「docomo Wi-Fi for visitor」の申込みサイトおよびサービスと連携した企業のアプリでアカウント(ID及びパスワード)に引き換えることで、1週間または3週間ドコモのアクセスポイントに接続できる。試験提供する企業は、クレオ、全日本空輸、ナビタイムジャパン、バーニーズ ジャパン、ブリックス、KNT-CTホールディングスの6社。これらの企業は、自社サービスの販売促進のためのノベルティやキャンペーンなどにクーポンコードを活用する。提供期間は、9月25日~2016年3月31日。料金は1週間プランが972円、3週間プランが1404円となる。
2015年09月25日新生銀行は16日、訪日外国人観光客や多様化する国内旅行者をターゲットに16日に開業した滞在型ホテル「ONTHE MARKS(オン・ザ・マークス)」(神奈川県川崎市、以下同ホテル)を裏付け資産として、同ホテルの開発主体である特定目的会社川崎開発に対する開発型不動産ノンリコースファイナンスを付与したと発表した。○国内のビジネス客や旅行客に加え、外国人観光客の宿泊ニーズも見込むこのたびのファイナンス供与は、築22年の事務所ビルをホテルにコンバージョンする計画に対して、新生銀行は既に2014年11月に特定目的会社川崎開発が発行する第1回の特定社債の引き受けを行っており、同ホテルの開業に伴い2015年10月に第2回の特定社債の引き受けを行う形でのファイナンスの供与を予定しているという。同ホテルはホテルコンバージョン案件の事業企画・設計・運営に実績を持ち、外国人を含む観光客向けのゲストハウス型ホテルの運営も手掛けるUDSがオペレーターとして参画し、東京都心や横浜からのアクセスが良い川崎において、「バンクベッドフロア」、「コンパクトルーム」、「スタンダードルーム」の3タイプの機能の異なる客室構成(※1)を取り入れることで快適かつ合理的な価格帯の宿泊環境を提供し、国内のビジネス客や旅行客に加え、外国人観光客の宿泊ニーズも見込んでいるのが特長だという。2020年開催予定の東京オリンピックなどを背景とする外国人観光客の増加とともに、リーズナブルな2段ベッドの宿泊スペースやゲストハウス事業などへのファイナンスのニーズも今後高まることが予想されるという。新生銀行は開発の初期段階から参画し、同ホテルの対象顧客層を踏まえた計画の検証や、オペレーショナル・アセット(※2)のファイナンススキームの構築などにおいて、同行の不動産ノンリコースファイナンスにおける高い専門性や知見を積極的に活用したとしている。(※1)カプセルより広く快適な2 段ベッドの宿泊スペースである「バンクベッドフロア」、共用の水廻りが用意された個室タイプの「コンパクトルーム」、ユニットバスまたはシャワーの付いたセミダブルおよびダブルのプライベートタイプの「スタンダードルーム」が設けられる。(※2)商業ビルやホテル、レジャー・アミューズメント施設、病院・診療所、高齢者施設など、施設の管理運営においてノウハウや専門性が求められ、物件自体の優良性に加え、当該資産のマネジメントに精通した専門のオペレーター(運営事業者)の選定次第でも収益が大きく変動する資産。○プロジェクトの概要施設名称:ON THE MARKS(オン・ザ・マークス)所在地:神奈川県川崎市川崎区小川町17-1建物概要:敷地面積705.84平方メートル、延床面積2,957.058平方メートル(ホテル部分のみ)、規模地下1階・地上6階、客室数227室開業:2015年9月16日事業主体:特定目的会社川崎開発オペレーター:UDS
2015年09月17日訪日客が“爆買”の仕上げに駆け込む成田空港の免税店において、ここ1年ほどシェアNo.1に君臨しているのが資生堂だ。免税店の化粧品売り場はトップ6が圧倒的な強さを誇り、資生堂を筆頭にシャネル、SK-II、エスティローダー、ランコム、ディオールが並ぶ。資生堂の中でも日本でしか売っていないプレミアブランドとして、富裕層から人気を集めているのがザ・ギンザだ。化粧水で1万8,000円、日中用美容液で3万円、朝夜2品で行う6週間の集中ケア美容液は18万円という高額プライスだが、そのプレステージ性がむしろ人気の要因。ザ・ギンザは中国本土でのブランドの認知力向上に力をいれており、『good luck』、『Japan Premium』といった中国アッパー層に向けて刊行されている旅行雑誌への出稿や親日家のインフルエンサーによる口コミなどにより、知名度を上げている。さらにアジアだけでなく、欧米の顧客の獲得も視野に入れており、全日空の欧米便の国際線ファーストクラスのアメテニィの提供も展開している。アメニティは他に外国人観光客に人気の高い北海道・小樽市の朝里川温泉の高級旅館、蔵群(くらむれ)と提携するなど、使ってもらえば効果を実感してもらえ、購買につながると考えている。ザ・ギンザは2005年ごろから外国人スタッフや外国語を話せるスタッフを増やし、現在では台湾、韓国、中国、タイからの顧客に対応できるビューティコンサルタントの数は50名にのぼる。時間のない出発間際の空港でもスピーディな肌診断によるカウンセリングを行う、サンプルの配布、中国語対応のパンフレットなどMade in Japanに対する信頼性をゆるぎないものへとしている。特にお土産文化が慣例の中国では、こうしたサンプルを使った顧客が日本に行く友人に「これを買ってきて」と頼むこともしばしば。友達のためのお土産の買い物リストを作成し、持参。「18万円の集中美容液をあるだけください」と頼む人も過去にはいたとか。人気は、化粧水・乳液のベーシックなものからアイクリーム、シートマスク、クリームといった順。これらの現品サイズをセットにしたお得なキットもやはり人気が高く、まとめ買いの対象となっている。お土産を受け取った人が気に入り、また彼らが日本に来るときに“爆買”していく。しばらくこの流れは続きそうだ。
2015年08月25日円安の影響もあり、訪日外国人観光客の数が2015年上半期(1月~6月)では914万人を記録。外国人の中でもとりわけ中国からの観光客が多く、“爆買い”シーンを目撃することはもはや日常的だ。そこで家電に並び、爆買いの対象となる化粧品の市場をリサーチ。東京は伊勢勢丹新宿店、大阪はうめだ阪急、更に成田空港免税店における傾向をうかがった。化粧品売上額に対してインバウンド顧客の購買額は月によって変動はあるものの、伊勢丹「10~20%」、阪急「10~15%」を占める。空港という立地上、外国人観光客が多い成田空港のFa-So-Laでは14年度は売上高470億円で前年比約120%となり、本年度も順調に推移していると言う。■伊勢丹新宿店の人気ブランドトップ5●アルビオン●SK-II●クレ・ド・ポー・ボーテ●資生堂●レ・メルヴェイユーズ ラデュレ(50音順)「アルビオン、SK-IIは中国国内との価格の差が激しいせいか、円安の影響でお得に感じるアルビオンの化粧水、通称“スキコン”ことスキンコンディショナーやエクサージュの乳液、SK-II製品のまとめ買いが目立ちます。ファンデーションなどベースメイク系はクレ・ ド・ポー・ボーテが人気で、イプサも資生堂グループなのをご存知なのか、急激に支持率がアップしています。メイクアイテムはレ・メルヴィユー ズ ラデュレが中国のお客さまだけでなく、タイの方にも人気です」(三越伊勢丹 化粧品バイヤー 坂井優香さん)■うめだ阪急の人気ブランドトップ5●アルビオン●SK-II●クレ・ド・ポー・ボーテ●ファンケル●資生堂(50音順)「メイク、スキンケアともに日本ブランドや限定アイテムが人気です。メイクではスック、レ・メルヴィユーズ ラデュレ、キッカなど日本限定展開ブランドが、スキンケアはアルビオン、資生堂、ファンケルが強い。ファンデーションはTHREEなど日本製が好まれています。当店はカウンセリング型の接客が多いのですが、スキンケアは肌測定器による診断、メイクはタッチアップを受けてから選ばれる傾向があります」(阪急うめだ本店宣伝広報部三好ふきこ)■成田空港免税店 Fa-So-Laの人気ブランドトップ5●SK-II●エスティローダー●資生堂●シャネル●ランコム(50音順)「アジア圏、特に中国のお客様には日本ブランドが人気です。これは中国国内で売っているものでも価格が安かったり、偽物の心配がないとの理由から。同様にイン ターナショナルなブランドの製品も偽物の心配がない日本で買うという方が多いようです」(成田空港免税店 Fa-So-La原浩介さん)以上を踏まえると、新製品に注目が集まりがちな日本人顧客と比べて、インバウンド顧客にはアルビオンのスキコンやSK-IIなどのロングセラーが人気だという傾向が見えてくる。また、同じアジア人ということで肌質が似ていることを含め、実績ある“メイドインジャパン”クオリティに信頼が集まっている。
2015年08月24日東京急行電鉄、タイムアウト東京、東急レクリエーションは8月21日~23日、訪日外国人観光客を対象に「SHIBUYA "POP UP" TOURIST STAND」を渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)にてオープンする。同ポップアップストアでは、訪日外国人観光客に渋谷を楽しんでもらえるよう3つのコーナーを設置。「Japanese Souvenir RANKING(ジャパニーズスーベニアランキング)」では、話題の商品の情報提供と商品販売を融合させた"流行発信ショップ"「ランキンランキン」が売り上げデータをもとに商品をセレクト。訪日外国人観光客に人気の土産を展示販売する。キッチンカーを活用した「缶詰スタンド」では、缶詰のフードとスパークリング日本酒を提供。そのほか、訪日外国人観光客に人気のスポットやルートを案内する「ツーリストインフォメーション」も設置する。なお、同店全体のプロデュースは旅行ガイド誌の『タイムアウト東京』が担当。会場内では、『タイムアウト東京マガジン』(英語版、中国語版)や「渋谷でしかできない101のこと」を掲載したガイドマップ(英語版)、オリジナルのうちわなどの配布を予定している。なお、同店の営業時間は11時~19時となる。会場は、渋谷ヒカリエ 1F イベントスクエア。
2015年08月11日●岐阜城下に蘇った町とともに! ダブル受賞の温泉宿は芭蕉ゆかりの老舗旅館岐阜と聞いて何を思い描くだろうか。ホットな観光地といえば、年間28万人の訪日観光客が訪れる飛騨高山、温泉では奥飛騨や下呂だろう。とは言え、岐阜を訪れる観光入込客の48.9%は中部、29.2%は県内の客で、関東からは5.6%と極めて少ない。実のところ、岐阜市と名古屋市は電車で約20分のところにあるのだが、それを知る人もまた少ない。そんな岐阜市には長良川の鵜飼いで有名な長良川温泉があるが、これもちょっと若い世代にはシブ過ぎる。だが近年、この長良川温泉の人気と評価が高まっている。今回はその魅力を紹介しよう。○住民が立ち上がり、協定の下で町を再生長良川温泉へはJR東海東海道本線「岐阜駅」からバスで20分ほど。信長ゆかりの岐阜城が建つ金華山の下を流れる長良川沿いには現在、7軒の温泉旅館・ホテルがある。そのエリアは古い町屋が建ち並ぶ川原町となっている。川原町はかつて川湊として栄え、材木や美濃和紙の問屋などの商家町家群があった。しかし、少し前までここは車の交通量の多い道路で夜道は街灯もなく、空き家の増加が懸念される寂れた通りで、決して散策を楽しむような町ではなかった。そんな中、2004年に川原町の住民が立ち上がり、住民同士で「川原町まちづくり協定」を締結。景観を生かした町づくりに取り組むとかつての美しい町並みが復活した。旧町家を生かしたカフェやレストランが開業するようになり、今では多くの市民や観光客が訪れる魅力的な場所に蘇っている。○創業150年超の老舗旅館を起点に浴衣で町歩き川原町と言えば、万延元年(1860)創業、150年を超える歴史を有す老舗旅館「十八楼」である。芭蕉ゆかりの宿としても知られ、近年は旅行新聞新社「プロが選ぶ旅館100選」入選と観光経済新聞社「人気温泉旅館ホテル250選」をダブル受賞するなど、その人気と評価は年々高まっている。十八楼の魅力のひとつとなっているのが散策ツアーだ。宿泊客を対象とした予約不要・無料のツアーで、毎日実施している。参加する人は17時ロビーに集まり、歴史案内人の案内で夕暮れの街へと出ていく。川原町の目の前には金華山があり、山頂には岐阜城も見える。通りにはレトロな町家建築が立ち並び、案内人はその歴史や裏路地の楽しみ、蔵を改造したカフェや岐阜の伝統工芸を扱う店など、30分ほど川原町の魅力を紹介してくれる。参加者の女性には浴衣を着て散策する人も多い。○多様な温泉の後は名物・鮎雑炊をもちろん、十八楼の魅力はこれだけではない。温泉と食でも魅せてくれる。温泉は朝夕男女入れ替え制で趣きの異なる温泉を楽しむことができる。長良川を眺め、せせらぎを聞きながら入る露天や薬草湯など、館内で湯巡りができるのもうれしいところ。しかし、なんといっても一押しはこのためだけに十八楼に通いたいと思わせてくれる名物料理「鮎雑炊」だ。飛騨牛のしゃぶしゃぶや岐阜の味噌を使ったほうば焼など、ご当地食あふれる料理はどれも洗練され味わい深いが、とにかくこの鮎雑炊は絶品、ぜひ一度賞味いただきたい。●地のものを生かした美食イタリアン、小休止には町屋のカフェでまったり○東京から通う価値ありのイタリアン川原町には岐阜に来たら絶対に立ち寄りたいと思う美食レストランがある。とにかくいつ行っても期待を裏切らないおいしい料理を食べさせてくれるのが「ラ・ルーナ ピエーナ」だ。川原町の古い町並みに溶け込む洋館はレストランウエディングでも人気で雰囲気も接客も素晴らしいが、とにかく地元食材、旬のおいしさを繊細な料理と演出で目でも舌でも楽しませてくれる。県外からも通う客が少なくないというが、東京からでも通いたいイチオシの美食レストランだ。ランチコースは2,900円~、ディナーコースは5,000円~となっている。このほかに、川原町には元ホテルオークラの料理長が営む中華料理の「ル シノワ かわで」や鮎料理と土産の「泉屋」、長良川を一望する創作和食の「文化屋」など、雰囲気ある美食レストランが多い。○伝統の町屋にて伝統工芸や至極の1杯また長良川温泉では、とにかくこの蔵カフェ「川原町屋」でまったりしたい。ここは岐阜提灯や美濃和紙などを扱う岐阜の伝統的工芸品製造本舗の安藤商店本店が運営しており、表の町家には「水うちわ」や和小物の店があり、奥に進むと蔵を改造したカフェがある。カフェ1階にはグランドピアノも置かれ、コンサートが開催されることもある。2階席はさらに隠れ家的だ。雪の降る日など、ここにこもって小説などを読みふけるのもいい。ランチも充実している。また、最後にオススメしたいお土産を一品付け加えておく。それが、川原町のこの町家店舗でのみ売られる「後藤養蜂園」の岐阜産はちみつだ。実は、岐阜県は近代養蜂発祥の地と言われている。この店は2013年3月にオープンしたが、店番をするのは養蜂に取り組む息子を応援するお父さんだ。混じりけなしの岐阜蜂蜜(300g/800円~)は味見もさせてくれる。長良川温泉、中でも川原町は都市の中にありながら、美食と極上の時間を提供してくれる。隠れ家にしたい、おこもり温泉No.1だ。東京に疲れたらぜひ一度足を運んでほしい。※記事中の情報は2015年7月取材時のもの。価格は税込○筆者プロフィール: 水津陽子フォーティR&C代表、経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、企画コンサルティング、調査研究、執筆等を行っている。著書に『日本人がだけが知らないニッポンの観光地』(日経BP社)等がある。
2015年08月07日ミャンマーに行ってみたい!さて、どうやって観光しようか、どうやって移動しようか……について、悩むかと思います。そこで!今回はいわゆる定番的な観光プランと、少しばかりの余談をしてみたいと思います。少しでもお役に立てれば幸いです。最大都市ヤンゴン日本からの直行便が毎日就航し、それ以外にも多くの国際線が就航している街ヤンゴン。ここが皆様の玄関口になると思います。ミャンマー最大の聖地、シュエダゴンパゴダや最大のマーケット、ボージョーアウンサンマーケットなどがあるこの街が国内旅行の起点にもなります。周辺にはゴールデンロックや世界遺産に登録されたピィなどがあります。シュエダゴンパゴダ2番目の都市であり、旧王都マンダレー日本でいうならば大阪や京都といったところでしょうか。ミャンマー2番目の規模を持ち、商業の都市としても有名です。ミャンマーが王国制度を持っていた頃はここが首都で、旧王宮があります。周辺には王都の衛星都市として様々役割を持った街が点在しています。夕暮れで紹介したアマラプラもここマンダレーの郊外にあります。アマラプラ、ウーベイン橋の夕日ミャンマーといえば…世界三大仏跡バガンここはもうあまり紹介もいらないかもしれません。広大な土地に広がる遺跡群。ミャンマーを訪れる方には必ず訪れて欲しいところです。夕暮れのバガン少数民族が集うインレー湖風光明媚なインレー湖には多くの少数民族が集まります。自然や田舎、少数民族といったキーワードに惹かれる方にはオススメの場所です。トレッキングのメッカでもあります。以前、インレー湖の筏(いかだ)祭りを紹介しましたね!水上生活を営むインター族以上、4箇所がミャンマーにおける旅行の定番観光地です。お休みの日数にもよりますが、ヤンゴン~マンダレー~バガン~インレー湖を訪れれば一通りミャンマーを抑えたと言えるでしょう。かなり日数に制限がある場合は、ヤンゴンとバガンの旅、もしくはヤンゴンとインレー湖の旅。ちょっと余裕があればヤンゴンとマンダレーとバガン。ヤンゴンとバガンとインレー湖という組み合わせも可能です。個人的には定番以外の場所でも素晴らしいところは沢山あるので、tripping!でどんどん紹介していきたいと思います。また次回以降では、ヤンゴンで何日間とればいいのか、バガンでは何日間、最低でも欲しい。といったより掘り下げた情報をお伝えしたいと思います。ミャンマー情報はこちらから>
2015年07月20日NTTコミュニケーションズは、訪日外国人向けのSIMカード自動販売機を、24日より成田国際空港に設置し、販売を開始する。同SIMカード自動販売機は、成田国際空港の第1ターミナルおよび第2ターミナルの国際線到着ロビーに1台ずつ設置される。期間型プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」のほか、スマートフォンやモバイルルーター、アクセサリーなども販売されるという。販売機には、タッチパネルが搭載されており、英語および中国語による商品説明を確認しながら購入できる。開通手続きでは、パスポートスキャンによる本人情報の登録も可能となっている。クレジットカード決済もでき、両替の手間なく購入・利用開始できるとしている。「Prepaid SIM for JAPAN」は、1日あたり100MBの通信容量で、短期滞在者向けの7日間、中期滞在者向けの14日間の2モデルを用意している。価格は、7日間モデルが税別3,450円、14日間モデルが税別4,950円。通信速度は、受信時最大150Mbps/送信時最大50Mbps。容量を超過した場合は、最大200kbpsに制限される。SIMカードのサイズは標準/micro/nanoの3タイプが用意されている。
2015年07月17日家電などの免税店を運営するラオックスがドコモと提携し、携帯電話の国際ローミングサービスを利用する訪日旅行客向けに、同店舗の優待などを行う新サービスを今秋から提供開始する。これはドコモが中国のチャイナモバイル、韓国のKTと合意した国際ローミング利用促進に関する取り組みの一環として提携合意に至ったもの。7月14日、ラオックス新宿本店で行われた合意書締結式には、ラオックスの羅怡文社長とドコモの坂井義清副社長が出席。提携の経緯やサービスの概要を説明した。サービスはNTTドコモが事業協力契約を締結する、中国のチャイナモバイルと韓国KTのユーザーを対象に提供される。両社のユーザーが訪日した際に、ドコモのネットワークを使ったローミングサービスを利用すれば、国内のラオックス全店で利用可能な特別優待サービスが受けられる。ドコモ、チャイナモバイル、KTの三社は相互の国際ローミング利用促進のため、他業種とパートナーシップを組み、旅行者向けに新たなサービスを提供していくことで合意しており、今回のラオックスと提携するサービスはその第1弾になるという。ドコモによれば、中国、韓国からの年間訪日旅行客数、国際ローミングサービスの利用実態などから推計すると、対象となるユーザー数は年間200~250万人に達するとという。チャイナモバイル、KTでは訪日前に国際ローミングの利用申し込みが必要になるが、その際にラオックスでの優待特典をアナウンスすることで利用を促進し、ローミング収入増を目指したい考え。「ここ数年の訪日旅行客の増加で、ローミング収入も増収傾向にある。これをさらに加速させていきたい」(ドコモ坂井副社長)としている。一方ラオックスは、訪日旅行客への確実なリーチが可能となり、集客増が期待できる。「インバウンドビジネスを展開する企業は、海外のお客さまに対してアプローチしたいと思っても、これまでは接点を持つのが難しかった。今回の提携によってそれが可能になる。ドコモ、チャイナモバイル、KTの取り組みを心から歓迎するとともに、インバウンドビジネスにとって大きな一歩になる」(ラオックス羅社長)と、期待を寄せる。優待の具体的な内容や方法は現在協議中で、今年10月にサービス開始を予定している。「お客様を増やすだけでなく、お客様が何を考えているかをフォードバックできるようなデータベースの構築を進め、満足度を高めていきたい」と抱負を語る、ラオックス羅社長。一方、ドコモ坂井副社長は「今後、チャイナモバイル、KT以外にも、アジア圏を中心に提携事業者を広げていきたい」との考えを示した。同時に国内のさまざまな企業と提携し、「2020年に向けて訪日旅行客向けのサービスを、さらに強化していきたい」と語った。
2015年07月17日●ドコモの国際ローミングでラオックスの優待サービス7月14日、NTTドコモとラオックスが提携して訪日外国人に新サービスを提供する基本合意書を締結した。○国際ローミングを活用しサービスを提供近年、円安のおかげもあって、海外から日本を訪れる外国人の数が増しているのだが、2020年の東京オリンピックに向けて、より多くの人々が日本を訪れることが見込まれており、多くの企業が動き出している。このドコモとラオックスの動きも、そのような訪日外国人をターゲットとしているようだ。具体的な内容として、ドコモは中国の通信事業者「China Mobile」(チャイナモバイル)、そして、韓国の通信業者「KT」と国際ローミングを行う。これにより、中国や韓国のチャイナモバイル、KTのユーザーが日本にやってきてドコモの国際ローミングサービスを使うことで、コンタクトベースを作ることができる。ラオックスでは、そうしたコンタクトベースを利用し、自社のお得な販売サービスを告知する。チャイナモバイルやKTのユーザーが日本にやってきてドコモローミングサービスを使えば、ラオックスのお買い得情報をメールなどで知ることができるというわけ。ユーザーにとってもメリットがあるサービスとなる。●インフラとマーケティングの問題を解消○2つの問題を解消できるか日本を訪れる外国人の数は年々増加しているというが、そんな外国人に対して、ドコモやラオックスは十分なサービスをキャッチアップできていないという懸念があったという。1つにはインフラの問題であり、もう1つにはマーケティングの問題だ。急速に増えるユーザーに対して、インフラ不足になりがちなうえ、日本の通信サービスは外国人にとって優しくない。また、これら訪日外国人のセグメントは2兆円マーケットとも言われるが、どのようなユーザーがいるのかがわからず、そのユーザーに対して、どう情報を提供したらいいのかという方法が見えないため、マーケティングが難しいのだという。現地の通信会社とのローミングで、日本での通信環境を使いやすいものにし、インフラ的状況をドコモの快適な回線でコンフォータブルなものにして、さらにそのユーザーに対して、ダイレクトにラオックスのお買い得な情報を提供することで、想定されている問題を解決しようというのが今回の目的だ。チャイナモバイルやKTのユーザーはドコモの国際ローミングを使うために、キャリアとコンタクトするとラオックスのサービスについて告知される。そして、日本に到着し、ドコモのネットワークに接続すれば、ラオックスの特別優待サービスをメールなどで通知。ユーザーが、そのスマホを持ってラオックスを訪れると、その特別優待サービスを得ることができるというわけ。現時点では、ラオックスがどのような特別優待サービスを提供するかについては検討中で、具体的な内容は決まっていない。だが、割引するか、おまけをつけるかのどちらかの方向性になりそうだと説明していた。また、この提携における収益については両者の間では特に金銭的な取り決めはなく、ドコモはローミングから収益を得て、ラオックスは販売から収益を得るという独立採算になる。また、ドコモは将来、このモデルをより多くのアジアの国に広げていく予定だという。
2015年07月16日新生銀行はこのたび、訪日外国人観光客の集客などに関するコンサルティングサービスなどを手掛けるやまとごころと、訪日観光客に関連するインバウンドビジネスに関する業務提携を10日付で締結したと発表した。○インバウンドビジネスに関してより幅広く顧客をサポートしていくやまとごころは、2007年にインバウンド観光に特化したポータルサト「やまとごころ.jp」を立ち上げ、ホテルや小売り、飲食、自治体などに向けた情報発信や、教育研修、求人サイト運営、コンサルティングサービスなどを提供している。同提携に基づき、同行は、法人の顧客を対象とするインバウンドビジネスに関するセミナーをやまとごころとともに開催していくという。また、地域金融機関に対してやまとごころの知見やノウハウを提供することで、インバウンドビジネスを地域活性化につなげることも目指してくとしている。同行では、インバウンドビジネスについては、これまで、不動産ノンリコースファイナンスやプロジェクトファイナンスなどにおいて、海外投資家による国内の不動産やプロジェクト向け投資に関するファイナンスなどに取り組んできたという。このたびのやまとごころとの業務提携により、訪日観光客を増加させたい法人の顧客や、インバウンドビジネスを地域活性化につなげたいとする地域金融機関の顧客など、インバウンドビジネスに関してより幅広く顧客をサポートしていくとしている。
2015年07月16日セレクト系不動産情報サイト「アールストア(R-STORE)」が“泊まれる本屋”をコンセプトにしたホテル「BOOK AND BED TOKYO」を9月末にオープンする。住所は東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7階。“泊まれる本屋”がコンセプトの同ホテルが目指すのは、誰でも一度はしたことがあるだろう“本を読んでいたら、いつの間にかマブタが重くなって気づいたら朝だった”というような最高の眠り。訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットにしているということだが、旅行客でなくても本好きなら一度は泊まってみたい宿泊施設だ。内装デザインは谷尻誠、吉田愛が率いる、住宅や商業空間、インスタレーションなど多岐に渡る仕事を手掛ける「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当した。宿泊者が本に埋もれながら眠ることが出来るよう、本棚の中にベッドを埋め込むなどのユーモアな工夫が施された。なお、ブックセレクトは“本のある暮らし”を提案する本のセレクトショップ「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」が担当している。また、7月25日まで、同ホテルの部屋をいち早く再現した一室が渋谷の「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」(東京都渋谷区神山町17-3)内に登場しており、本棚に埋め込まれたベッドなどの展示が行われている。
2015年07月15日NTTドコモとラオックスは、一部の訪日外国人に対し、ラオックスでの買い物時に利用できる割引サービスを10月より提供する。両社は14日、サービス提供に向け、提携するための基本合意書を締結した。両社が提供するサービスは、日本滞在時にドコモのネットワークを通じて国際ローミングを利用する中国のChina Mobile、韓国のKTユーザーを対象としたもの。対象のユーザーは、日本の空港などで、国際ローミングの利用にあたり、ドコモのネットワークに接続すると自動的に、ラオックスでの買い物時に利用できる割引サービスを受け取れる。今後両社では、ほかの海外通信事業者や訪日外国人向けビジネスを展開する企業など、更なる提携先の拡大、日本滞在中に使える割引サービスなどの情報提供、翻訳技術を活用した様々な言語のサポート、ビッグデータを活用したマーケティングなど、訪日外国人をサポートする環境づくりを行っていくという。
2015年07月14日昭文社は7月16日に、全国の観光列車を紹介したガイドブック『にっぽん全国 観光列車に乗ろう』を全国の書店などで発売する。同誌ではレストラントレインをはじめ、人気キャラクターのアクティビティや様々な仕掛けが隠れているきっずトレイン、絶景をめぐるトロッコ列車、レトロ列車にSLなど全国86種類の列車を紹介する。さらに、乗車後に立ち寄れるスポットや本物の鉄道車両を自分の手で動かす運転体験、廃線跡を人力で走る鉄道体験スポットなど、鉄道旅が楽しめる情報も掲載。予約不要で乗車できる列車も紹介している。列車の運行スケジュールや予約方法も、列車ごとに異なる表記を統一して分かりやすく公開する。「もっと鉄たび」と題した番外編では、駅に焦点をあてた絶景が楽しめる全国の駅10選やクルーズトレイン「ななつ星in九州」のデザインで知られる水戸岡鋭治氏による観光列車も紹介。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」といった、2015年春~2017年春に登場する7つの新車両も掲載する。価格は1,000円(税別)。また、同誌は発売を記念して、読者限定の無料旅行アプリ「まっぷるリンク」にてプレゼントキャンペーンを実施する。応募者の中から3人に「キヤノン コンパクトデジタルカメラ IXY640」が当たる。応募締切は9月30日まで。
2015年07月10日フィリピン政府観光省は7月7日、「失恋にフィリピンが効く。」キャンペーンを開始した。フィリピン政府観光省は、2015年を観光誘致強化の「フィリピン観光年」と位置付けており、フィリピンへの訪問者数の増加を目指し、日本においても独自の観光誘致キャンペーンを実施している。同キャンペーンは、「美しい海」や「おいしい料理」「エステ」「ショッピング」など、訪れる人を魅了する「フィリピンの癒しの力」を、一番癒しを必要としている「恋に敗れた"失恋女性"」に向けて伝える内容となっている。キャンペーンサイトでは、「フィリピンのチカラで失恋を乗り越えるリアルドキュメントムービー」を公開。実際に失恋したばかりの傷心女性だけを集めたオーディションで選ばれたのは、兵庫県出身の松ヶ瀬愛さん(26)。2カ月前に別れたばかりという彼女の旅の模様を、フィリピンのマニラ・ボラカイ島にて5日間に渡り撮影した。そのほかサイトでは、旅行者の視点でフィリピンの魅力を切り取った50のショートムービーで、「生のフィリピンの魅力」を伝える。さらに、4泊5日の"失恋に効く"スペシャルモデルコースも紹介。癒しを求める女性のために選ばれた、フィリピンのさまざまな観光スポットを見ることができる。
2015年07月07日観光庁は6月24日、訪日外国人旅行者の利便性向上に向け、物流面での取組強化を目指す「手ぶら観光」サービス拠点をわかりやすく明示するための、共通ロゴマークの申請受付を開始したと発表した。物流審議官部門および観光庁では、訪日外国人旅行者が鉄道などで大きな荷物を持ち運ぶ不便を解消するため、宅配サービスを活用し、荷物を空港・駅・商業施設などで一時預かったり、空港・駅・ホテルなどへ配送するなどの「手ぶら観光」を促進。今回、サービス拠点をわかりやすく明示するための共通ロゴマークの申請受付を開始した。また、観光庁は訪日外国人旅行者に対する「手ぶら観光」の認知度向上のため、7月中下旬頃に、共通ロゴマーク使用の承認と同時に、承認を受けたサービスを周知するためのホームページを開設する予定。さらにパンフレットを作成し、JNTO(日本政府観光局)、海外旅行代理店、宅配事業者、交通拠点等の協力を得ながらPRを推進していくという。共通ロゴマークの運用や申請の詳細については、こちらに掲載される使用要領および申請様式を参照のこと。
2015年06月25日パナソニックとJTBは6月22日、訪日外国人観光客が2000万人に達すると見られる2020年に向け、JTBの持つ観光分野での知見やノウハウと、パナソニックの持つICTソリューション技術とを組み合わせることで、観光分野における事業創出と商品開発を目指した包括的協業を開始することに合意したと発表した。両社は、近年、訪日外国人観光客が急増している一方、外国人向けのサービス・インフラ面に改善の余地が多いとして、その整備に乗り出す。今回の協業における第1弾の取り組みとして、パナソニックが情報通信研究機構(NICT)とともに研究開発を進めている多言語翻訳技術を用いた自動翻訳機の実用化に向け、観光分野における実証実験を7月より開始する。自動翻訳機は、和倉温泉 加賀屋(石川県)、京都ホテルオークラ(京都府)、JPタワー・KITTE内観光案内所 東京シティアイ(東京都)の窓口に設置される。接待業務などにおける自動翻訳機の有用性の確認、改善点の抽出などが行われる。
2015年06月22日九州経済連合会(九経連)と九州観光推進機構は6月5日、「Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクト」を開始すると発表した。日本電信電話(NTT)とエヌ・ティ・ティ・アド(NTTアド)、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)と連携する。取り組みは「Wi-Fi環境の整備促進」「観光アプリの提供」「無料Wi-Fiスポットの拡大・加盟促進活動」の3点。Wi-Fi環境の整備促進は、九州各地において、観光客が安全、かつ簡便に利用可能なWi-Fiサービスの提供に向け、Wi-Fi環境整備に関するガイドラインを定め、Wi-Fi接続事業者間の連携強化を図り、Wi-Fi環境整備を促進する。また、NTTBPが提供するJapan Connected-free Wi-Fiアプリ(Japan Wi-Fi)と連携し、一度の利用手続きで、九州各地のWi-Fiサービスに加え、既にJapan Wi-Fiで連携している全国約70のWi-Fiサービス(アクセスポイント数:約13万)も簡便に接続可能な環境を整備する。観光アプリの提供では、NTTグループとJTBグループが「地域活性化トライアル」で提供した観光情報アプリの情報を基盤に、九州観光アプリ(Japan Travel Guide)を開発。九州7県の観光コンテンツを順次追加して、多言語(日本語・英語・韓国語・簡体字・繁体字)で提供する(タイ語も追加予定)。九州観光アプリは、地域企業・店舗の広告やお得なクーポンの配信機能、Japan Wi-Fiとの連携機能を併せ持ち、観光地への来訪、観光地での消費を促すために効果的な集客、送客を目指す。また、これらの機能を活用したキャンペーンも予定している。無料Wi-Fiスポットの拡大・加盟促進活動では、観光客のおもてなし環境のさらなる拡大のため、九州各地の無料Wi-FiスポットのKyushu_Free_Wi-Fiプロジェクトへの加盟促進を行う。また、Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクトによる九州観光アプリ、および無料Wi-Fiスポットの利用促進イベントやプロモーションを展開していく。九経連が事務局となり、Kyushu_Free_Wi-Fiプロジェクト参加メンバーを中心に、九州Free Wi-Fiビジネス協議会(仮称)を発足し、統計化された観光動態等のデータから、地域活性化のビジネスモデルを検討するワーキンググループ活動を実施していく。
2015年06月08日ファミリーマートは28日、訪日外国人向けWi-Fiサービス「Japan Connected-free Wi-Fi」(JCW)への参画を発表した。JCWアプリは、アプリに事前登録することで、国内約12万カ所ある無料Wi-Fiスポットが個別ログインなしで利用できる、訪日外国人向けスマートフォンアプリ。これに参加することで、同社の無料Wi-Fiサービス「ファミリーマートWi-Fi」の利用が、同アプリから手軽に利用できるようになる。「ファミリーマートWi-Fi」は、全国のファミリーマート約10,700店舗で提供。1日あたり20分×3回、無料でインターネットを利用できる。
2015年05月28日ソフトバンクモバイルは訪日外国人を対象とした無料Wi-Fiサービス「FREE Wi-Fi PASSPORT(フリー ワイファイ パスポート)」を7月1日より提供する。FREE Wi-Fi PASSPORTは、利用する携帯電話から専用電話番号へ発信(通話料無料)するだけで、利用者登録が完了し、専用アプリのダウンロードが不要なのが特徴。無料Wi-Fiサービスはこれまで、利用者本人の確認が不十分なケースが見受けられ、悪意ある利用者による不正利用への対策が急務となっていたが、電話番号による利用者確認システムで利便性を損なわずに不正利用者の追跡が可能になったという。利用者登録後は2週間無料で使い放題。2週間経過後は再度利用者登録により、無料で利用可能になる。SSIDは「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT」。対応言語は、英語、中国語、韓国語。同一パスワードで5台まで接続でき、スマホとタブレットの同時利用が可能。接続可能なアクセスポイントは7月中に全国約40万スポットになるとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月28日GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は5月21日、訪日外国人向けビジネスを支援する「インバウンドマーケティング」を、同社の決済サービスを導入する全加盟店を対象に提供開始すると発表した。「インバウンドマーケティング」は、ECサイトやFacebookページで使用可能な、外国人の関心を引く日本風の素材(写真・映像等)の制作・提供と、海外への広告配信をセットにしたサービスで、同社が加盟店向けに展開する「GMO-PG集客支援サービス」の一つとして提供するもの。各加盟店の要望に応じたオリジナルコンテンツを制作するほか、Instagram・YouTubeなどのSNSやメディア向けのコンテンツ提供も行うという。また、日本に関心のある外国人をターゲットとし、リスティング広告やFacebook広告などの配信運用を実施。まずは、英語での配信に対応し、順次、中国語やタイ語などへ拡大する予定だ。なお、同サービスは既に、日の丸リムジンが先行して利用を開始しているという。外国人観光客が成田空港や羽田空港に到着しホテル等の目的地へ行く際、スムーズに「LIMOTAXI」を利用できるよう、海外在住の外国人に日本風コンテンツを用いた広告を配信し予約サイトへ誘導することで、来日前の事前予約の促進を実現。同施策が有用であると好評だったことから、すべての加盟店向けに提供することとなった。同社は今後、旅行会社や宿泊・交通機関などのEC関連事業者をはじめ、インバウンド商機を狙う商業施設や市町村・自治体などに幅広く提供し、年内に計10社への導入を実現したい考えだ。
2015年05月22日富山銀行ビジネスクラブはこのたび、訪日外国人旅行客向け事業支援セミナーを6月5日に開催すると発表した。外国人旅行者の訪日促進は、国際相互理解の推進、我が国経済及び地域活性化の観点から極めて重要であり、政府においても訪日外国人旅行客を2016年までに2,000万人、2019年までに2,500万人、将来的には3,000万人とすることを目標に掲げている。そのような環境下、富山県内においても北陸新幹線開業にともない外国人旅行客の増加が見込まれることから、「ハラールの基礎知識」「免税店のメリットと申請手続き」のニーズの高い2つのテーマについて、セミナーを開催するという。○内容日時:6月5日(金)14:00~会場:富山県総合情報センターセミナー室D(富山市高田527)参加費:無料定員:20名○主催・共催・協力主催:富山銀行ビジネスクラブ共催:中小企業基盤整備機構、富山銀行協力:ジェック経営コンサルタント
2015年05月14日ジョルダンは5月11日、同社の中国現地法人ジョルダン上海と、VAIRONならびに中国現地法人上海拜龙文化传媒の共同で、中国のスマートフォン向けコミュニケーション・チャットアプリ「微信(WeChat)」の企業アカウント開設と、企業が中国人の訪日観光客に向けたマーケティング活動をWeChatを活用して行うために必要な開発体制を整えたことを発表した。ジョルダンは、VAIRONおよびそれぞれの現地法人との連携により、WeChat上への情報発信を可能にするためのアカウント取得申請代行、インターフェイス開発、運営代行、イベントなどの発案・企画・実施といったサービスを提供する。発信可能な情報例として、新商品情報、店舗情報、セール情報などがある。また、WeChat最大の特徴であるLBS(位置情報)機能を組み合わせることで、O2Oプラットフォームとしての利用価値を提案していくという。さらに今後、ジョルダンが提供する「乗換案内」の機能を活用し、訪日時のナビゲーションサービスとの連携を図っていく考えだ。
2015年05月11日ルミネ(LUMINE)が5月11日より首都圏の主要5館7ヵ所に、訪日外国人旅行客を対象とした免税手続カウンターを設置する。これにより、これまで個々の輸出物品販売場でそれぞれ行っていた免税手続きが、免税手続カウンターにて一括で行えるようになる。ルミネでは今回の設置により、訪日外国人旅行客の館内でのショッピングにおける利便性を高めていく。カウンターの設置は、4月1日に手続委託型輸出物品販売場制が創設されたことに伴うもの。同制度によって、これまでショップごとに購入額が一般物品は1万円超、消耗品は5,000 円超に達しない限り免税販売の対象とはならなかったが、一般物品と消耗品の購入額を合算して下限額を上回れば対象とされるようになった。免税手続カウンターの設置場所はルミネ池袋3階、ルミネ有楽町7階、ルミネ横浜1階、ルミネエスト新宿地下1階、6階など。ルミネ新宿ではルミネ1の5階、ルミネ2の2階、に置かれる。また、5月11日にはルミネエスト新宿地下1階で、免税手続きカウンターの運用を記念したオープニングセレモニーを開催する。
2015年05月05日国内では訪日外国人旅行者数が昨年末で1,300万人を超え、インバウンド需要も拡大。伊勢丹新宿店では、そんな外国人観光客が注目する“日本の手みやげ”を紹介している。先ず、同店がその需要から展開しているのは、“レトルト食品”。地下食品フロアには、レトルト専門店「にしきや」の化学調味料不使用の商品が並ぶ。特に、“日本のカレー”人気は海外でも確固たるものらしく、トマトビーフカレー(180g/392円)、ゆずキーマカレー、ジンジャーポークカレー(180g/356円)、こどもカレー(120g/250円)が人気だという。このほか、濃厚な牛骨スープで牛スネ肉と大根を煮込んだコムタンクッパ(180g/437円)や、牛肉と5種類の野菜が入ったユッケジャンクッパ(180g/437円)など、韓国料理のレトルトも紹介。また、フルーティーな甘さの青森県産ふかうら雪人参と、濃厚な味わいの北海道産コーンが入り、砂糖を加えず素材の味わいを活かして仕立てた冷製ポタージュのレトルトも展開している。菓子専門店「アンファン(Enfant)」からは、寿司や天ぷらそばなど、海外にも良く知られている和食のモチーフをアイシングクッキーに仕立てた、和食アイシングクッキー(寿司1枚/2,000円、天ぷらそば箸セット2枚/2,000円)も発売されている。「セゾンファクトリー(SAISON FACTORY)」からは、和菓子や洋菓子のフレーバーとして、日本独特のテーストを醸し出す“抹茶”が、欧米人に親しみやすいコンフィチュール(155g/1,500円)に仕立てられて登場。パンはもちろん、アイスや白玉、餡と合わせたり、ミルクに溶かして飲み物としても楽しめるという。最後に紹介するのは、日本のミックススパイスとして、海外でも知名度が高くなりつつある“七味”。「八幡屋礒五郎」からは、辛みを出すための唐辛子、辛みと香りを併せ持つ山椒、生姜、風味と香り豊かな麻種、胡麻、陳皮、紫蘇など7種類がブレンドされた七味(344円)がその海外需要に応えている。同店地下食品フロアで発行されている無料の小冊子『ISETAN for FOODIE』(5月号)では、上述した“手軽な日本の食みやげ”の紹介のほかにも、海外から見た“日本の郷土料理や抹茶の魅力”についても紹介している。
2015年05月02日観光庁は5月1日、訪日外国人旅行者数2,000万人の達成に向け、ビッグデータを活用した訪日外国人観光客の行動・ニーズ調査を開始すると発表した。同調査では、訪日外国人旅行者のTwitterやWeiboなどのSNSにおける投稿(英語、中国語、韓国語)から、興味・関心や満足度、今後改善すべき受入体制などについて情報を抽出。対象地域は、韓国、中国、台湾、香港、アメリカで、10万人/月を目標数としてデータを分析するという。また、GPS地図アプリ「NAVITIME for Japan Travel」を使って、訪日外国人旅行者の位置情報を5月中旬(予定)以降に収集し、日本全体のマクロな動態や、大都市・地方におけるミクロな動態などについて調査する。調査分析結果は、地方公共団体や観光関係者に公表される予定だ。
2015年05月01日NTTコミュニケーションズは2015年3月から訪日外国人をターゲットにしたプリペイド自販機の設置を開始した。国内では2社目となるこの動き、外国人だけではなく日本人にもメリットのあるものになりそうだ。○プリペイドSIMが自販機で簡単に買える2020年の東京オリンピックに向けて、訪日外国人向けのWi-Fi整備が進められようとしている。だが実は日本の外国人向け通信環境は現時点でも結構充実している。2015年の現時点でも鉄道の駅やホテル、カフェなどを中心に無料Wi-Fiは広がっている。さらには訪日外国人をターゲットにしたプリペイドSIMも家電量販店などで販売されている。だが海外に目を向ければ、各国各都市の国際空港でプリペイドSIMが売られていることが大半だ。Wi-Fiがあれば十分、と考える渡航客は空港到着後は足早に市内へと向かうが、現地でしっかり通信したいと考える旅行者などは空港で時間を取ってプリペイドSIMを買うケースが多いのである。とはいえ空港到着後はすぐさまSIMを購入したいものだ。そこで海外でも一部の空港にはプリペイドSIMの自販機が設置されており、行列に並ぶことなくその場でSIMを購入できる。但し設置されているのは本人認証やユーザー登録の不要な国の一部の空港だけだ。例えばロンドンのヒースロー空港では複数の事業者のプリペイドSIMを販売する自販機が設置され、空港に到着した来客が購入している姿をよく見かける。日本でも2014年4月にソネットが関西国際空港(関空)にプリペイドSIMの自販機を設置を始め、他の空港にも広げている。SIMはデータ専用ということで本人登録は後からでも行える手軽さが受け、訪日客の間で利用者は広がっているようだ。一方今回NTTコミュニケーションズが関空とお台場に設置した自販機では音声通話も可能なSIMを販売。そのため世界初と言う自販機を使ったユーザー登録にも対応している。購入者は自販機に設置された操作パネルを使い購入したSIMの番号とパスポートをスキャン、あとはメールアドレスと電話番号を入力すれば登録が終わる。ネットを使って別途ユーザー登録する必要はなく、外国人にSIMを販売するうえで一番のネックだった登録作業が自販機だけで完結するのだ。○「さすが日本の自販機」を思わせる工夫NTTコミュニケーションズの自販機で販売されるプリペイドSIMは日本らしいデザインのパッケージに入っており、外国人がお土産感覚で購入したくなるだろう。またSIMフリー端末を持っていない来訪客向けに、なんとスマートフォンやモバイルルーターも販売されている。日本は世界に名だたる自販機先進国だが、スマートフォンが自動販売機で買えるというのはそれだけでも来訪客を惹きつける、観光名所のような存在になるかもしれない。なお現在販売されているスマートフォンなどはNTTコミュニケーションズが日本国内で販売しているものと同じもの。自販機で販売することからスペックは低いエントリーモデルだ。海外でもプリペイドスマートフォンとして販売されている製品は価格を抑えるためにやはりエントリーレベルの製品が多い。だがせっかく自販機でスマートフォンを売るのなら、オプションとして着物柄や浮世絵柄などのバックカバーも別途販売してはどうだろうか?あるいは日本のアニメキャラやゆるキャラ系のカバーもあると面白いかもしれない。日本の魅力は伝統文化に加え、若い世代にはアニメやサブカルなども人気だ。自販機でSIMやスマートフォンを買わずとも、バックカバーだけを買い漁る観光客もいるかもしれない。また将来はSIMに限らずお土産などの物販を手掛けるのもよさそうだ。○日本人にもメリットがある訪日外国人客をターゲットにした自販機だが、日本人でも日本のパスポートを使ってユーザー登録し利用可能だ。今後は自動車免許や保険証などでも登録が可能になれば、日本人向けの自販機として設置個所を広げられるだろう。たとえばスーパーに自販機を設置すれば買物ついでにSIMとスマートフォンを買う、という客も増えるかもしれない。登録時に番号ポータビリティーにも対応するようにすれば、大手事業者を使っている人が、自販機で売られる格安SIMのMVNO事業者への乗り換えも簡単になる。MVNOとしても店舗を構えることによる人件費を抑えることができるだろう。スマートフォンの使い方がわからない客向けには、同じ自販機でハウツー本を一緒に売るのもいだろう。また日本では間もなくSIMロック解除が義務付けられる。機種変して余った端末も各社のSIMを自由に利用できるようになる。自販機でSIMが買えれば、余剰端末用にもう1回線番号が欲しいと思い立った時にすぐに購入できるわけだ。プリペイドSIM自販機の導入は今後他の通信事業者にも広がるかもしれないが、スマートフォンなどSIM以外の物販の拡充や、日本人利用も視野に入れた機能の追加を望みたいものである。
2015年04月24日JR東日本は、訪日外国人向けの無料公衆無線LANサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」の提供エリアを拡大し、2015年4月末までに山手線内全36駅で利用できるようにする。「JR-EAST FREE Wi-Fi」は、JR東日本が2012年10月に開始した、訪日外国人向けの無料公衆無線LANサービス。これまで、山手線内では12駅のみで提供していたが、順次エリアを拡大し、2015年4月末までに山手線内全36駅で利用できるようになる。「JR-EAST FREE Wi-Fi」のSSIDは、「JR-EASTFREEWi-Fi」で、サービスが利用できるのは、各駅の改札口付近に設置されたアクセスポイント周辺となっている。アクセスポイント周辺には、「JR-EAST FREE Wi-Fi」のロゴとともに、訪日外国人旅行者が無料で公衆無線LANを利用できるスポットであることを示す共通シンボルマーク「Japan. Free Wi-Fi」のロゴを掲出する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月08日エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズは27日、SIMの開通機能を搭載した訪日外国人向けプリペイドSIM自動販売機を、AQUA CITY ODAIBA(東京都港区)と新関西国際空港に設置・稼働開始した。これにより増加する訪日外国人の通信環境の向上を図る。同自販機では、プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」の購入に加え、タッチパネル上で契約者情報の登録などを行うと、購入したその場で所有するモバイル端末によるインターネット接続が可能となる。SIM開通機能を備えた自販機は世界初という。パスポートスキャン機能を搭載したことで、契約者情報入力の手間を大幅に削減し、最短2分でSIMを開通することが可能。購入者は、英語と中国語に対応したタッチパネル式のモニターで説明を確認しながら商品を選ぶことができる。SIMは1日当たり100MBの利用容量で、短期滞在者向けの7日間タイプと、中期滞在者向けの14日間タイプの2つの利用期間を用意。価格は7日間タイプが3,450円(税抜)、14日間タイプが4,950円。支払いは5種類(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)のクレジットカードに対応している。
2015年03月27日ソフトバンクテレコムは3月26日、同社の多言語対応観光クラウドサービス「Japan2Go!(ジャパン・トゥー・ゴー)」が、東京都のスマートフォン用観光アプリケーション「東京ロケたび(TOKYO LOCATION GUIDE)」のプラットフォームに採用されたと発表した。「Japan2Go!」は、観光事業に携わる自治体や団体、企業向けのサービスで、低コストで容易にご当地観光アプリケーションが開発できるクラウド型の情報発信プラットフォーム。同社が「沖縄観光情報システムモデル事業」で構築した多言語対応の観光情報配信プラットフォームおよびスマートフォンアプリケーション「Okinawa2Go!」をベースに、大幅に機能強化を行った。「東京ロケたび」は、ドラマやアニメなどの舞台となったロケ地を紹介することで、東京の魅力を国内外に発信し、観光客の誘客、ロケ受け入れ施設の増加などを推進する目的で製作された。JTBコーポレートセールスとつみきが東京都の事業として請け負っており、App StoreとGoogle Playでダウンロードできる。
2015年03月27日