WOWOWの連続ドラマ「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」の完成披露試写会が3月8日(水)に開催され、主演の窪田正孝をはじめ、小澤征悦、萩原聖人、平山秀幸監督が舞台挨拶に登壇した。窪田さんが新人刑務官を演じ、閉ざされた刑務所内の知られざる世界を描き出す本作。死んだ父と同じ刑務官の職に就いた良太が剛腕と噂の法務省出身のエリートや清濁併せ呑む一面を持つたたき上げの先輩、受刑者ながら絶大な権力を誇る暴力団組長らクセ者たちに囲まれ、やがて刑務所のあり方に疑問を抱き始めるが…。窪田さんは、セットとはいえ精密に再現された牢獄での撮影について「独特の雰囲気が流れていた」と述懐。「一度、独房の中に入ったら、閉められてしまって出られなくなったことがありました。入ると内側はドアノブがないので、出られないんです。『こういう感覚なのか!』と思いました。鉄格子も本物で、重さがありました」とふり返る。良太の先輩刑務官でたたき上げの秋山を演じた萩原さんは「ムシムシした空気のなかで、男しかいなくて、しかも牢獄ですからね。気が滅入りそうだなと思ったんですが、そこは平山ワールドに素直に溶け込み、ストレスを感じることもなかったです」と語る。そして、劇中の剛腕かつ冷徹なキャリア官僚・名久井の雰囲気を全く感じさせない爆笑トークを引っ張ったのは小澤さん。真面目な雰囲気や作品の持つシリアスなムードに耐えられなくなったのか、現場の様子について、いきなり「窪田くんのセクハラがすごかった!」と告白。さらに窪田さんの印象をついて「初夏のリス」と謎めいたたとえで表現。「真っ直ぐな男で。『やっと夏がキター!うれしい!』ってのを内に秘めたリスです」「でもとにかくストイック」など、不規則発言連発で場を乱す。窪田さんが、現場の芝居のやり取りについて「男同士、肌で感じることが多かった」と極めて真剣に語るも、先の小澤さんの“セクハラ”発言のせいで、妙な誤解を生むことに…。小澤さんは「セクハラはないです(苦笑)。俺も(窪田さんの発言を)聞いててマズいな…と思ってました。みなさん、忘れてください!」と場を盛り上げようと口にしたひと言に後悔しきりだった。ちなみに、窪田さんについては萩原さんからも「とにかくストイック。めんどくさいなって思うくらい(笑)。普通のこと話してても、基本、最後は役の話になる」と役への真摯な姿勢に対する称賛が贈られたが、30歳以上年の離れた平山監督からは窪田さんについて「宇宙人」という声も…。窪田さんは「セクハラに初夏のリス、ストイックの次は、宇宙人?」と困惑しつつも、自身へのミステリアスな評価に「光栄です」と笑顔を見せていた。窪田さんは本作について「気づいたら、善悪の区別ができなくなる」と正義や善悪といった価値観が見方によって入れ替わっていく面白さを説き「実生活に置き替えられる部分もあり、大切なものについて気づかせてくれる」とその魅力を語っていた。連続ドラマW「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」は3月19日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日結婚式は、新郎新婦が主役となる場。自慢話や説教のようなスピーチをせず、新郎新婦のために場を盛り上げることが大切です。新郎新婦の心に残る挨拶やスピーチをするために、絶対に守るべきマナーを知っておきましょう。■結婚式での挨拶やスピーチにはどんな種類があるの?結婚式の挨拶やスピーチの種類は、式の進行内容によって異なります。一般的には新郎のウェルカムスピーチから始まり、主賓の挨拶、乾杯挨拶、友人代表スピーチ、親族謝辞、新郎謝辞の順で進んでいきます。式によってはあえて主賓を立てないケースもありますが、ここではスピーチを任される立場である「主賓の挨拶」「乾杯の挨拶」「友人代表スピーチ」について詳しく見ていきましょう。【主賓の挨拶】主賓の挨拶では、新郎新婦がお世話になった方が祝辞を述べる場合が多くなっています。一般的には、会社関係者の一番偉い人や学生時代の恩師が選ばれます。親族中心の結婚式ならば、両家の年長者が祝辞を述べることもあります。新郎新婦に共通の知人がいない場合は両家1名ずつ、計2名が主賓の挨拶を行うこともあるでしょう。他のスピーチよりも、厳かなスピーチが行われやすいのが特徴です。【乾杯の挨拶】「結婚式の始まりの合図」ともいわれる、乾杯の挨拶。ここでは、新郎新婦の先輩にあたる人が担当します。また、乾杯の挨拶に関しては「全てのゲストの中から1名」から選ばれます。「乾杯の発声を、ご家族のお子様にお願いして場を和ませる」など、挨拶にも一工夫が必要です。【友人代表のスピーチ】余興のひとつとして挙げられ、エピソードを交えながら話すのがポイントとなるスピーチです。新郎側と新婦側でそれぞれ1名ずつの計2名、もしくは新郎側と新婦側の友人どちらか1名が選ばれます。また、友人複数でスピーチリレーを行うこともあります。友人代表のスピーチにはさまざまな形式があり、手紙を朗読したり、司会からのインタビュー形式で答えたりするのが特徴です。■挨拶の際のマナーを確認!例文もご紹介結婚式では、限られた時間の中でスピーチを行う必要があります。そのため、あまりにも長い挨拶をすると、その後の進行を大きく妨げてしまいます。挨拶の際のマナーとして、主賓の挨拶は5分、乾杯の挨拶や友人のスピーチは3分を目安にしましょう。また、挨拶を始める前にもマナーがあります。司会者に名前を呼ばれたら、「着席したまま軽く一礼」をしてください。実際の結婚式では、司会者がスピーチする方の名前を呼んだ後に、スピーチをする方の紹介を始めます。名前を呼ばれたらいきなり起立するのではなく、着席した姿勢のままゆっくりと周囲を見て、一礼をしましょう。こうすることで、「自分がスピーチをするゲストだ」ということを周囲に伝えられます。司会者からの紹介が済んだら、ようやくそこで席を立ち上がります。再度その場でゲストに一礼をして、マイクの前まで歩きましょう。このとき、歩いている姿が周囲に見られているため、堂々と自信を持って歩いてください。マイクの前に立ったら、スタッフがマイクの高さを調節してくれる場合があります。いきなり話し始めず、にこやかな表情をしながら待機しましょう。準備が整って場内が静かになったら、新郎新婦のほうを見て「おめでとうございます」と述べて一礼します。ここでは会釈ではなく、背筋を伸ばしたまま上体をゆっくり倒し、約2秒数えて静止します。お辞儀する際に、マイクを頭にぶつけてしまう方も中には見られるので注意しておきましょう。また、新郎新婦と両家の両親が起立して待ってくれているため、スピーチを始める前に「お座りください」と伝えます。以上が「スピーチを任された側」の挨拶のマナーです。一連の流れに沿ってスピーチを始めるだけで、落ち着いて話すことができます。それでは、それぞれの挨拶の内容について以下でもう少し詳しく見ていきましょう。【主賓の挨拶】良い結婚式になるかどうかは、主賓の挨拶がどれだけしっかりとしているかが重要になります。主賓の挨拶を「つまらない」と思わせないために、次の6つのポイントを押さえておきましょう。・堅い話ではなく、好感が持てる内容・無難な話ではなく、メッセージ性のある内容・スピーチの時間は約5分・会社の宣伝や紹介、自慢話を入れない・部下への説教のようなスピーチをしない・褒める際には具体的なエピソードを入れるこれらのポイントを踏まえた上で、主賓の挨拶の内容を考えていきます。まずは、自己紹介。自分の名前だけではなく、新郎新婦との間柄について話します。どのスピーチにもいえることですが、「話し手がどんな人物なのか?」をすぐに伝えておくと、話の内容がゲストの頭にすんなり入っていきます。次に、お祝いの言葉を述べます。これは新郎新婦、両家の親族へお祝いの気持ちを伝える場面です。ありきたりの言葉ではなく、自分の言葉で伝えるようにしましょう。そして、新郎新婦とのエピソードを伝えます。注意しなければいけないのが、あれもこれも話し過ぎない点です。気持ちが高ぶって長々と話すと、「この人、話が長いな」という印象を与えてしまいます。ひとつのエピソードをいかに深掘りするかが大切です。最後に、2人へのメッセージを伝えて話を締めます。これから新しい生活を始める新郎新婦に、素敵なメッセージを贈りましょう。次に紹介するのは、主賓挨拶のスピーチ例文の1つです。ポイントを押さえながら、参考にしてみてください。・冒頭の挨拶ただいまご紹介にあずかりました、新郎の勤務先の上司にあたります◯◯と申します。△△、◇◇ご両家の皆さま、心よりお祝い申し上げます。・新郎または新婦との関係新郎の△△君とは、彼が当社に入社して以来のお付き合いとなります。彼は入社して以来~(エピソードを交える)。・新郎新婦がどんな人物なのか?△△君は、どのような仕事にも全力で取り組む部下でございます。周りの同僚や後輩からも信頼が厚く、上司にあたる私も安心して仕事を任せられます。(褒める際には、具体的なエピソードを入れる)。・新郎新婦への、お祝いの言葉△△君、◇◇さん、本日は本当におめでとうございます。お二人の末永いお幸せと、ご両家のご多幸をお祈り申し上げます。少々長くなってしまいましたが、以上で私の挨拶とさせていただきます。エピソードで「今日の主役がどんな2人なのか?」をゲストに分かりやすく伝えることが、主賓の挨拶の役割です。【乾杯の挨拶】乾杯の挨拶も、主賓挨拶と同様です。まず、話し手である自分が新郎新婦とどのような関係なのかを伝えます。その後、新郎新婦や両家の親族へのお祝いの言葉を述べて、新郎新婦とのエピソードを話します。そして未来の2人へメッセージを贈り、乾杯の音頭をとります。主賓挨拶と異なるポイントとしては、以下の3つが挙げられます。・主賓挨拶よりも明るい雰囲気で話す・乾杯のタイミングを分かりやすくする・スピーチの時間は約3分乾杯の挨拶は、例えば次のような話の流れになります。ただいまご紹介にあずかりました、新郎の△△君の同僚の〇〇でございます。僭越ではございますが、ご指名がございましたので乾杯の音頭を取らせていただきます。△△君、◇◇さん、並びにご両家のご親族の皆様おめでとうございます。私が~(新郎新婦とのエピソード)。それでは、お二人の末長いお幸せと、ご両家並びにご列席の皆さまのご発展をお祈りいたしまして、乾杯!主賓挨拶よりもスピーチの時間が短く、なおかつ楽しいムードを演出することが求められます。また、全員に飲み物が行き渡ってからスピーチを始めます。周囲に配慮する必要もあるため、柔軟な対応を心掛けましょう。【乾杯の挨拶の注意点】乾杯の挨拶特有のマナーもいくつかあるので覚えておきましょう。まず、司会者が乾杯の挨拶をする人を紹介します。そして乾杯の挨拶をする人がマイクのある位置まで移動する間に、ゲスト全員が起立をして、飲み物のグラスを手にとります。挨拶の間は全員がグラスを持ったまま耳を傾けて、乾杯の挨拶をする人が「乾杯」と発声すると、全員がグラスを目の高さまでかかげます。そして全員が一斉に「乾杯!」と声に出し、近くの人とグラスを軽く合わせカチンと音を出すのが一連の流れです。乾杯後、可能であればグラスの飲み物を飲み干します。お酒が苦手であれば一口だけ飲むか、口につけるだけでも構いません。また、飲み干す際に長い時間がかかりそうな場合は、無理に飲み干さないのもマナーです。乾杯が済んだらグラスを置き、新郎新婦のほうを向いて全員で拍手をします。その後、司会者がお礼を述べて、司会者の案内で「乾杯の挨拶をした人」は席に戻ります。最後に司会者の案内で一同着席して、食事が始まります。【友人代表のスピーチ】友人代表のスピーチも、基本的には主賓の挨拶や乾杯の挨拶と同様です。しかし、友人の祝辞でなければ伝えられないことも多く、友人の代表としてきちんとしたスピーチを行いたいものです。友人代表のスピーチで押さえておきたいポイントは、以下の3つです。・あまり堅くなりすぎないようにリラックスする・自分にしか言えないエピソードを話す・スピーチの時間は約3分スピーチの流れは、まず自分の名前と新郎新婦の間柄について話します。その後、新郎新婦、両家の親族へのお祝いの言葉を述べて、新郎新婦との思い出を語ります。最後に、これから新しい未来へ向かう2人へメッセージを贈りましょう。友人代表のスピーチの例としては、次のようなスピーチが挙げられます。ただいまご紹介いただきました、新郎の同級生である〇〇でございます。△△君、◇◇さん、ご結婚おめでとうございます。ご両家のご親族の皆さまにも、心よりお祝いを申し上げます。僭越ではございますが、友人を代表して挨拶をさせていただきます。高校時代では~(新郎との思い出を語る)。長くなりまして大変恐縮ですが、これをもちまして私の挨拶とさせていただきます。新郎新婦、ならびにご両家のご家族の皆さま本当におめでとうございます。これからのお二人の幸せを、心より願っております。スピーチでは「友達」よりも「友人」という言葉を使うのが、一般的なマナーです。また、感動するエピソードも必要ですが、会場を盛り上げる面白ネタを披露することも求められます。友人代表スピーチの担当者が集まり、それぞれ役割分担を考えておくことも時には必要です。ちなみに、友人代表のスピーチネタで多いのが、クラスや部活動の思い出です。勤務先に関係するネタも盛り上がりやすいでしょう。歌や替え歌で盛り上げる方法も、友人らしくて好印象を与えやすいです。友人代表スピーチは余興のひとつであり、「堅苦しい祝辞が続く」と予想されるときには「歌ネタ」が最適です。ただし、いきなり曲に入るのではなく、お祝いの言葉を必ず述べてから歌いましょう。感動的な話をしたい方やスピーチが苦手な方であれば、手紙がおすすめです。BGMを入れればさらに感動的な演出になりますが、事前に会場側との打ち合わせが必要になります。どのようなスピーチ内容であっても、堅くならずにリラックスして臨みましょう。【話し方のコツ】スピーチのときは、アイコンタクトを大切にしましょう。緊張して目が泳いでいると、スピーチの説得力はどうしても薄れてしまいます。視線を一点に集中させず、ゲスト全体を見わたせるのが理想です。緊張しやすい方は最初は1カ所だけを見て話し、徐々に落ち着いたらゲスト1人1人とアイコンタクトを取るようにしましょう。このような心構えをするだけで、堂々としたスピーチができます。また、スピーチ本番では焦らずゆっくりと話しましょう。一生懸命考えたスピーチを伝えるためには、一言一言に思いを込めることが大切です。緊張で早口になる方は、特にゆっくりと話すことを心がけましょう。スピーチを聞いている側は、話し手が早口であるほど内容が頭に入ってこなくなります。また、落ち着きのなさがうかがえて、心配になってしまうでしょう。しかし、ゆっくりと話す声に対して、聞いている方は意外と気にならないものです。「ちょっと遅いかな?」くらいの速さでスピーチをしても、全く問題ありません。そのほか、明るい声ではっきりと発音することも大切です。話の途中で「えーっと」「あー」など歯切れが悪いと、感動的な内容もいまいち伝わらないので注意しましょう。ちなみに、メモやカンペの持ち込みは可能ですが、きちんと事前練習をしておきましょう。メモやカンペを使うのは「次に話す内容を確認する程度」に留めておき、顔を上げて話せるようになるまでしっかりと練習することが望ましいです。最近では「スピーチを手紙形式にして、本番で読み上げたあと新郎新婦にお渡しする」ケースも増えています。手紙ならば「朗読」という形のため、覚える必要がありません。状況によっては、手紙のスピーチも取り入れてみてください。■注意!披露宴で絶対に避けるべきNG集結婚式の披露宴では、絶対に避けるべき言動がいくつかあります。そのようなNG行動をすると、せっかくのおめでたい場が台無しになってしまうので、NG行動についても事前にしっかりと確認しておきましょう。【自分が目立つことは控える】披露宴の主役は、あくまでも新郎新婦と両家のご両親です。そのため、スピーチを任されたからと言ってむやみに目立つべきではありません。目立つことを意識するとどうしても話が長引いたり、ほかの方に気を遣わせてしまったりします。結婚式は新郎新婦をお祝いする場なので、引き立て役に徹するようにしましょう。新郎新婦が登場人物の中心となるエピソードを意識することが大切です。もちろん、結婚式にそぐわない下品な話、新郎新婦を困らせる話なども控えるべきでしょう。【慌ただしい印象はNG】スピーチでは、慌ただしい印象を与えないように気を付けてましょう。マイクまで歩み出る際に急ぎ足で向かうと、会場の雰囲気まで慌ただしくなってしまいます。話すときの速さだけではなく、立ち居振る舞いにも注意しましょう。【縁起の悪い言葉を使わない】結婚式のようなおめでたい場では、縁起の悪い言葉を使うべきではありません。特に「忌み言葉」は無意識のうちに話してしまいがちなので、十分に注意をしてからスピーチに臨みましょう。結婚式において特に注意をするべき忌み言葉としては、以下の言葉が挙げられます。・離れる・別れる・出る・切れる・飽きる・分かれる・去る・帰る・終わる万が一忌み言葉を使用してしまった場合は、「失礼いたしました」と一言伝えてスピーチを進めてください。可能であれば、忌み言葉を含まないように原稿を書き出し、当日までに何回も練習しておくことが望ましいでしょう。■まとめ結婚式のスピーチでは焦らず自信を持ち、思いを伝えることが大切です。「忌み言葉」などの使ってはいけない言葉も存在しますが、誠意を伝える気持ちがあればスピーチもきっと成功します。スピーチの流れやマナーを頭に入れて、堂々とした気持ちで臨みましょう。そうすれば、新郎新婦に素敵なメッセージを送れるはずです。
2017年03月07日窪塚洋介が2月27日、映画『沈黙 -サイレンス-』のヒット御礼舞台挨拶に登壇し、作品への強い思いを熱く語った。遠藤周作が江戸時代初期の隠れキリシタンを題材に描いた小説を名匠マーティン・スコセッシが映画化。窪塚さんは、隠れキリシタンの村人で、心弱き者の象徴とも言えるキチジローを熱演している。公開から約1か月を経て、既に65万人が本作を鑑賞。この日、行われたアカデミー賞授賞式では、カメラマンのロドリゴ・プリエトが撮影賞にノミネートされていた。残念ながら受賞はならなかったが、窪塚さんは「僕は昔から思ってることだけど、賞はおまけみたいなもの。作品がどうなのかが大事なので、何とも思っていません。受賞していたら『おめでとうございます』って言うけど(笑)」と語り、改めてロドリゴについて「センスや閃きもすごいけど、一番印象に残っているのは、誰よりも日本語を早く覚えようとしていたこと。『もうちょっと右』とか『ちょっとすいません』というのをどう言うのか、エキストラや僕ら俳優にも聞いていたし、そういう姿勢が励みになった」と語る。さらに「マーティン・スコセッシは僕らに敬意を持って、俳優に対してもエキストラに対しても分け隔てなく、優しく接してくれたし、それがやる気を奮い立たせてくれたし、“捧げる”という気持ちで参加できた。一流の人との仕事というものをわからせてくれたし、ロドリゴはその一翼を担っていた」と称賛を贈った。世界中で公開されるスコセッシ作品への参加について、改めて「夢を見ているようだった」と述懐。マーティンが来日して、映画が公開されてもまだ『騙されているんじゃないか?』という気持ち。自分にとっては“節目”となった作品」とその経験の大きさを口にする。本作への参加をきっかけに、既にハリウッド進出第2作となる、エリザベス・バンクス主演の『Rita Hayworth with a Hand Grenade(訳:リタ・ヘイワースと手榴弾)』への出演が決定しているが、「いまだスケジュールが出ていない(苦笑)。ドッキリかな?って(笑)。『果報は寝て待て』というので気長に待ちたい」と余裕をうかがわせる。自らの変化、成長について「白髪は増えたけど、心は18歳。大人になってルールや常識に縛られて、心の声が聞こえなくなるのはもったいないし、ただ無邪気に生きてもいられない」として、大人でも子どもでもない“コドナ”を自称。いつまでも若々しいスコセッシを「コドナの大先輩」と自らの理想とも言える年齢の重ね方をした存在として、その心酔ぶりを改めてうかがわせ、作品についても「“沈黙”の中にあるいろんなメッセージを汲み取っていただけたら」と強く訴えていた。『沈黙 -サイレンス-』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月28日俳優の神木隆之介が22日、主演映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の完成披露試写会に、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、中村倫也、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督とともに登場した。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。撮影中の思い出を振り返りながらクロストークをすることになった神木は、もはや司会者の雰囲気を醸し出し全ての人に話を振っていくという名仕切り。途中、話してくれる人を求めて「どなたかいらっしゃいませんか~」と話しかけ、豊川から「チーン」と言われたが、果敢にその場を回していく。染谷も「こっから全部りゅうが仕切っていく感じなの!?」と驚き、中村は「こんなにしゃべる主演っているんだな、と思いました」としみじみしていたが、神木は「クロストークっていうから! 誰もしゃべってくれないから!」と弁解しながら、15分間を仕切り切った。また有村からは、神木が撮影の合間「枕の下に何か忍ばせてる」という暴露トークが。有村は「なんかあると思ってバッと見たら、チョコレートが隠されてて。『これ何?』って言ったら『食べていいよ~』って」と、神木のモノマネを交えつつエピソードを披露し、神木は「俺ですね!」と苦笑。有村は「そんなお茶目な一面も見てました」と笑顔で語った。一方、奥野も対局シーンで神木が歌いながら砂糖を出してきたエピソードを振り返ったが、神木から甘いものをもらった有村の話を聞いて「俺だけかと思ったんですけど、すげえ嫉妬してます」と悔しさをにじませた。
2017年02月22日幸福の科学への“出家”騒動の渦中にある清水富美加が主演を務める映画『暗黒女子』の完成披露試写会が2月21日(火)に開催。清水さんは欠席したが、清水さんと共にW主演を務めた飯豊まりえ、耶雲哉治監督が、不在の清水さんについて言及した。秋吉理香子の“イヤミス(=読んだ後に何とも嫌な気分になるミステリー)”の傑作を映画化。セレブ女子が通う女子高で、全校の憧れの生徒が謎の死を遂げるが、彼女を巡り、その後、様々な証言が飛び出し、その真の姿が明らかになっていく。“全員悪女”という触れ込みで、“衝撃のラスト24分”が話題の本作。この日は、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈、千葉雄大、原作者の秋吉理香子、耶雲哉治監督が出席。清水さんに関しては司会者から「事務所の申し出により欠席」と発表された。ドロドロの女性の悪意が交錯する本作だが、現場は和気あいあいと和やかで明るいムードだったようで、飯豊さんをはじめ、女優陣からは口々に「女子校みたいだった」との声が。飯豊さんは、予告編にもある恐るべき闇鍋のシーンの撮影について「見ててこっちが胃が痛くなりそうな怖さでしたが、撮影が終わると『あぁ、体力使った!お菓子食べよ!』という、メルヘンで平和な子たちでした」と共演陣について語り、平さんも「ずっとご飯の話をしてました」とニッコリ。ちなみに紅一点ならぬ“黒一点”の千葉さんは、そんな女優陣と交わる機会がほとんどなかったようで、女優陣の楽しそうなエピソードに「そんな思い出、一切、知りませんでした…」「男って無力だなと。現場でも男子は気まずかった…」と苦笑交じりに語り、笑いを誘っていた。耶雲監督は、そんな女優陣たちの奮闘を絶賛したが「特に大変だったのは主役の2人。清水富美加さんと飯豊まりえさんが演じた役は難しい役でしたが、ちゃんと頑張って役を見つめ、体当たりで演じてくれました。それを見てほしい」と清水さんについても言及。「清水富美加さんと同じ舞台に立てずに残念ですが、役を真面目に考え、どうすればもっと面白くなるか?お客さんがもっと喜んでくれるか?もっと驚いてくれるかを考えて、一緒に話をしたし、現場でも率先してプランやアイディアを出してくれました。澄川小百合という役は、清水富美加という女優じゃなかったら、存在しなかった。凄みのあるヤバいキャラになってるし、早く(清水さんにも)見てほしい」と語った。監督に続いて、最後に締めの挨拶のためにマイクを握った飯豊さんも「富美加ちゃんと一緒にここに立てなかったのを残念に思っています」と清水さんの不在に言及。「富美加ちゃんがどう思っているかわからないけど、私は富美加ちゃんの人柄が好きだし、『一緒に頑張ろう』と言ってました。富美加ちゃんも含め、みんなで作り上げたこの映画に嘘はないと思っています!」と声を詰まらせながら語り、会場は温かい拍手に包まれた。『暗黒女子』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗黒女子 2017年4月1日より全国にて公開(C) 017「暗黒女子」製作委員会 (C) 秋吉理香子/双葉社
2017年02月21日人気コミックの実写ドラマ化「きみはペット」の完成試写会が3日(金)都内で行われ、入山法子、志尊淳、竹財輝之助、柳ゆり菜が出席。志尊さんは節分の日にちなんで“鬼”ならぬ“犬”のつけ耳で豆をまいた。サプライズでキャスト全員に豆と鬼の角のカチューシャが渡されるも、劇中でペット役の志尊さんだけは何故か犬のつけ耳だった。志尊さんは「確実におかしい!しかもこれ劇中でつけたやつ」と苦笑いも、会場のファンからは「可愛い!」の大合唱。「どんなテンションでつけたらいいのかわからない」と戸惑いつつ、志尊さんは犬のつけ耳姿で豆をまいた。累計発行部数420万部を記録した漫画家・小川彌生による同名コミック、2度目のドラマ化。高学歴&容姿端麗のキャリアウーマン・スミレ(入山さん)と謎のペット志望のイケメン男子・モモ(志尊さん)との奇妙な同居生活を描く。志尊さんは「原作を読んで“おお!”って正直思った。これをやるのは大丈夫かなと色々な“おおー!”が出ました」とペット役に不安だったようだが「撮影期間は『きみはペット』漬け。スミレちゃんに対する気持ちに追い詰められて、最初は法ちゃんとも仲良く話していたけれど、バチバチな関係になるにしたがって法ちゃんとはほとんど喋らなくなった」となりきりぶりを報告した。入山さんは「『おはようございます』と『お疲れ様でした』しか話さなかったよね」と頷くと、竹財さんも「バチバチのときは現場の空気が悪くてやりにくかった」と撮影中の険悪ムードをぶっちゃけだ。それに志尊さんは「普段は仲がいいんですよ!昨年末もこのチームで忘年会をしましたから」と不仲説を一蹴し「大丈夫だよ、輝ちゃん」とスマイルを送っていた。「きみはペット」は2月5日(日)からFODにて20:00より毎週2話ずつ先行配信のほか、2月6日(月)よりフジテレビにて毎週月曜初回26:35スタート。(text:cinemacafe.net)
2017年02月03日女優の橋本環奈が1日、都内で行われた映画『ハルチカ』(3月4日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、共演の佐藤勝利(Sexy Zone)、恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督とともに登場した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。3日に18歳の誕生日をむかえる橋本にケーキが運ばれると、サプライズのお祝いとなった橋本は興味津々でケーキに釘付けに。さらに作中でホルンを担当する佐藤が「ケーキだけじゃなくて演奏しようかなと。環奈ちゃんのバースデーのために練習してきたので」と明かすと、「うそ、本当に!? すごい!!」と、目を大きく見開いて驚いていた。佐藤の堂々とした演奏に、橋本は「素敵な18歳を迎えることができます。ありがとうございます」と頭を下げた。また、”吹(すい)キュン”というキャッチフレーズの説明を求められた橋本は、「まず"胸キュン"があるじゃないですか。"吹奏楽"があるじゃないですか。ummm! 吹キュンです!!」と”PPAP”風に説明。佐藤も「流行ってるやつだ!」と驚く結果となった。橋本は最後に、「異なる楽器や音色が混ざり合って一つの旋律を奏でる、吹奏楽と青春ってすごく似てるんじゃないかと思います」と同作から受けた印象を語った。「青春とは多くの人や矛盾に満ちた社会に初めて直面して、一人の人間として悩んだり苦しんだりして成長していく時期なんじゃないかなと思います」と持論を展開し、「リアルな青春がしっかり詰まっている映画」と同作をアピールした。
2017年02月01日“吹キュン”青春映画『ハルチカ』完成披露試写会舞台挨拶が2月1日(水)、都内にて行われ、W主演を務めた佐藤勝利(Sexy Zone)、橋本環奈らが登壇した。2日後の2月3日に18歳の誕生日を迎える橋本さんに、サプライズでハッピーバースデーの曲をホルン演奏した佐藤さん。自身の腕に「才能しか感じなかった(笑)」と冗談めいて話していた佐藤さんだったが、安定した音色を奏でた。橋本さんも「すごかったです!勝利くんのホルンを久しぶりに間近で聴いたのも、ハッピーバースデーも弾けるんだなっていうのも、うれしいです!」と、ビッグスマイルを広げた。『ハルチカ』は初野晴による大ヒット青春小説「ハルチカ」シリーズを映画化。幼馴染の優しく思いやりのある美男子ハルタ(佐藤さん)と、気が強くて明るく元気なチカ(橋本さん)が吹奏楽部に入り、部員らとの交流や音楽を奏でることにより、成長していくストーリー。映画初出演にして初主演を飾った佐藤さんは、本作について「キュンキュンするシーンがたくさんあって。今回、映画では“吹キュン”と言っているんですけど、環奈ちゃんが何かを説明してくれます」と触れた。橋本さんは、「“吹キュン”とは、まず胸キュン、と、吹奏楽。ウン!“吹キュン”です!」と、ピコ太郎さんの「PPAP」を真似て説明してみせた。佐藤さんは「流行ってるやつだ!」と興奮し、その後しばらく壇上では「ウン!“吹キュン”」と出演者がやりあう場面が続いた。部員らを指導する先生役として参戦したのは小出恵介。和気あいあいとした若手俳優陣を前に「10代の方が多いので、現場がキラキラしていて。本当素敵で…」と遠い目。さらに「楽器の練習もほぼ全部リアルで、勝利くんなんか血を流しながらホルンを吹いていましたから…」と小出さんが話せば、佐藤さんは「いや!流していない!」と焦り、続けて「血を吐いていて」とかぶせると、佐藤さんが「そんなことあったら大変ですよ!」と爆笑し、部員のみならぬ『ハルチカ』チームの仲の良さを発揮していた。ほか、完成披露試写会舞台挨拶には、恒松祐里、清水尋也、前田航基、市井昌秀監督が登壇した。『ハルチカ』は3月4日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ハルチカ 2017年3月4日より全国にて公開(C) 2017「ハルチカ」製作委員会
2017年02月01日アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利が1日、都内で行われた映画『ハルチカ』(3月4日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、共演の橋本環奈、恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督とともに登場した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。ホルン担当だった佐藤は、半年間の猛練習で映画に臨んだ。小出が「血を流しながらホルン吹いてましたから」とボケると、佐藤は「流してない!」と素早くツッコミ。小出はさらに「(勝利は)血を吐きながら。『うわあっ!! 俺はホルンを……』みたいな」と練習の様子を捏造し、周囲から否定されていた。世界一難しいと言われるホルンだが、「最初のレッスンから音が出ちゃいまして」という佐藤。「かっこいいなと思いながら。自分でも」とニヤリとしながら、「才能しか感じなかったですね」と自信を見せた。市井監督も「本当にみんな、ひたむきにめちゃくちゃ頑張ってて」と、出演者陣の撮影中の努力を明かした。W主演となった橋本が3日に誕生日を迎えるため、舞台挨拶では佐藤のホルン生演奏がサプライズでプレゼントされた。楽器を手にした佐藤は「水がちょっと入っちゃってて、大丈夫かな。本当に吹くから……」と心配そうな様子で、万全を期すため、一旦はけて調整することに。前田がトークでつなぐ中、再度現れた佐藤は”Happy Birthday to You”を演奏し、集まった観客が演奏に合わせて歌った。誕生日を祝ってもらった橋本は、「(佐藤が)Happy Birthdayも弾けるんだって、びっくりしました」とホルンの腕前に驚き。「素敵な18歳を迎えることができます。ありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。堂々とした演奏を披露した佐藤は、「ちょっとだけ良くないとこがあったかもしれないんですけど、気持ちで」と完璧主義な一面をのぞかせつつ、「本当に吹けるんですよ、僕!!」とアピールしていた。
2017年02月01日伊勢谷友介が1月8日に開催された映画『新宿スワンII』の完成披露舞台挨拶に、松葉づえをついて登場した。映画は綾野剛を主演に、新宿でスカウトマンとして成長していく白鳥龍彦の活躍を描くシリーズ第2弾で、伊勢谷さんは、前作に続いて、龍彦を導く先輩の真虎役で出演している。伊勢谷さんの怪我は、事務所の発表によるとプライベート時のもので、重度や全治までの期間などは明かされなかったが、順調に回復へ向かっているとのこと。この日は、綾野さん、共演の浅野忠信、園子温監督らが、劇場内での舞台挨拶の前に、屋外の劇場前で開催されたプレミアイベントにも出席し、TOHOシネマズ六本木ヒルズの前の大階段で写真撮影を行ったが、伊勢谷さんはこちらを欠席。舞台挨拶だけの登壇となった。舞台挨拶には松葉づえをついて登場し「こんな状態ですが、舞台挨拶にあがらせてもらい、嬉しいです」と挨拶。伊勢谷さんのためにイスが用意され、座ってのトークとなった。とはいえ、当人はいたって元気そう。綾野さんが、先日、第一子誕生を発表したばかりの上地雄輔を壇上で祝福すると、隣りにいた伊勢谷さんは「知らなかった!ごめんね!映画の中では(上地さんの役は)とんでもない悪いヤツだけど、お子さんに影響がないといいですね」と独特の口調で祝福した。また、成人式を前に登壇陣全員の20歳の頃の写真が公開されたが、東京芸大出身の伊勢谷さんは20歳当時、ニューヨークにいたそうで「ニューヨークで展覧会を開いていて…」と語り、これには綾野さんも「伊勢谷さんは、20歳の頃から伊勢谷さんだったんですね…」と感嘆!さぞやモテたのでは?との質問には「後ろ髪を長くしてて…(苦笑)、モテなかったです」と明かしていた。舞台上での写真撮影では、伊勢谷さんは松葉づえなしで、綾野さんらの方を借りて立ち上がって撮影に臨んでいた。『新宿スワンII』は1月21日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日金曜ドラマ「下剋上受験」(TBS系)の特別親子試写会が1月8日(日)、都内にて開催され、出演の阿部サダヲ、深田恭子、山田美紅羽が舞台挨拶に出席。深田さんが母親役への挑戦について語った。同作は、2014年に刊行された同タイトル本(桜井信一著)が原作の“受験ホームコメディ”。中卒の父親と偏差値41の娘が最難関中学を目指した実話を連続ドラマ化。主人公・桜井信一を阿部さんが、信一の妻・香夏子を深田さんが、2人の娘・佳織をオーディションで約250名の中から選ばれた子役の美紅羽ちゃんが演じる。役柄に合わせて黄色いスカジャン姿で登壇した深田さんは、「台本をいただいて『小学校5年生の(娘の)お母さんなのだな』と自分の年を改めて考えさせられました。この作品で、少しでもお母さんの勉強ができればなと思います」としみじみとコメント。「お受験するみなさんの支えに、励みに少しでもなるような作品になればと思っています」とメッセージを送った。深田さんは、「私自身、お受験をしたことがなかったので、受験というものが子どもひとりではなく家族でこのようにして臨むことなのだなと台本を読んで思いました」と実感を込めて語った。「塾にも通わずに“俺塾”というお家での受験の仕方もあるのだなと発見だらけです」とも。「ドラマは終わったあとにすっきりしたものばかりなのですが、このドラマはいい意味で色々と考えてしまうようなドラマだなと感じました」と同作への出演が特別な体験になったことを明かした。母親役については、深田さんは、「お話にもよると思いますが、お芝居をするときはいままでは、目と目が向き合ってきちんとお話をし合うというような形が多かったです」といい、「ですが、主婦の役だったり、お母さんの役だと家事をしながらになります。何かをしながらお芝居をするということがいままでなかなかなかったことなので、そういったことが生活ということだったり、家族感ということに繋がってくるのかなと意識しながら今回はお芝居をしています」と母親役を演じるに当たって心掛けたことを紹介した。第1話では、深田さんと美紅羽ちゃんが一緒にお風呂に入って数え歌を歌うシーンがあるそうだ。深田さんの母親姿について、阿部さんは、お風呂のシーンをあげ、「あれいいですね。かわいかったです。ああいうお母さんっていいじゃないですか」とうっとり。連続ドラマ初挑戦となる美紅羽ちゃんも、「(本当のお母さんも好きなのですが)深田さんみたいなお母さんもすてきだなと思います」とすっかり深田さんの母親姿が好きになった様子。ただ、阿部さんとの共演シーンでは、深田さんが第1話ではパンチをし、第2話ではビンタをする場面があるそう。阿部さんが「なかなかのいいビンタでした」と歓心すると、深田さんは、「仕事を始めてから、ビンタ史上で一番入っちゃったくらいです。ものすごい力が…(笑)うまいこといっちゃって、すみません」と苦笑いをしながら、爽快なビンタが入ってしまったことを告白。阿部さんは「いや、よかったですよ」と演技に徹した深田さんを絶賛していた。金曜ドラマ「下剋上受験」は1月13日(金)22時~TBS系にて放送開始。(竹内みちまろ)
2017年01月08日女優の深田恭子(34)が8日、都内で行われたTBS系ドラマ『下剋上受験』(1月13日スタート/毎週金曜22:00~)の特別親子試写会&舞台挨拶に、阿部サダヲ、山田美紅羽と共に出席した。このドラマは、中卒の父と偏差値41の娘が、受験塾にも行かず二人三脚で最難関中学を目指した実話をもとに、小5の夏から中学受験に挑むまでの1年半にわたる家族の奮闘を描いた物語。500日で娘の偏差値を30上げた熱血受験パパ・桜井信一を阿部サダヲ、信一の妻・香夏子を深田恭子、娘・佳織を山田美紅羽が演じる。本格的な母親役に挑戦する深田は「小学校5年生のお母さんなんだなと、自分の年をあらためて考えさせられた」と言い、「少しでもお母さんの勉強ができれば」と期待。「お受験をするみなさまの励みになる作品になればと思っています」と意気込みを語った。そして、これまでの演技では「目と目が合ってきちんとお話しするという形が多かった」と振り返り、「主婦やお母さんの役だと…家事など何かしながらお芝居するというのが今までなかなかなかった」と新鮮さを感じている様子。「そういったことが、生活ということや家族観につながってくるのかなと意識しながらお芝居しています」と話した。また、受験を経験したことがないという深田は、「受験が子供1人ではなく家族で臨むことなんだなと。あと、塾にも通わずおうちでのこんな受験の仕方もあるんだなと。発見だらけでした」と告白。さらに、「信一さんの言葉に深く考えさせるものがあり、見終わったときに私の人生はこれでよかったのかなと。このドラマはいい意味でいろいろ考えてしまうようなドラマだなと感じました」と語った。
2017年01月08日WOWOWの新ドラマで宮部みゆきのベストセラーを映像化した「楽園」の完成披露試写会が1月6日(金)に開催され、主演の仲間由紀恵をはじめ、黒木瞳、夏帆らが舞台挨拶に登壇した。宮部みゆきが、名作「模倣犯」の事件の9年後を描いた本作。自宅の床下に殺害した娘の遺体を隠し続けてきた夫婦、他人の記憶が見えるという特殊能力を持つといわれる少年、ある女子高生の監禁事件――複数の家族を巡るドラマが、ひとつにつながっていく。真っ赤なドレスで登場した仲間さんは「新年あけましておめでとうございます」と挨拶。自身、WOWOWのドラマへの出演は初めてであり「(現場に)緊張して入りました」と明かす。宮部さんの原作の作品への出演も初めての経験であり、ファンの人気の高い、事件を追うライターの前畑滋子を演じるということもあって「Wの緊張で臨みました!」と語り「素敵な役をやらせていただき、難しくもありましたが、監督とお話して、ひとつひとつのシーンを丁寧に作り上げていきました」とふり返った。黒木さんは、権野元監督が助監督時代、映画『釣りバカ日誌』シリーズで、一緒に仕事をした経験があり「当時、子どもがまだ離乳食だったんですが、地方の撮影に一緒に連れて行って、監督は『女優さんって大変だな…』とおっしゃってて」と思い出を明かす。今回も「安心して監督の胸に飛び込みました!」と深い信頼関係を明かした。夏帆さんは、両親が実の姉の遺体を床下に隠しており逮捕されるという立場で、その一方で事件の真相について何も知らされていないという難しい役どころを演じた。「自分が置かれてる状況に、想像が追い付かないくらい壮絶で、悩みました」と苦労をふり返る。父親役を小林薫、母親役を松田美由紀が演じたが「ずっと家族のことを考えてる役なのに、実際にご一緒したのは1シーンだけで…」と物語の核心にも大きく関わる部分に触れ、権野監督が慌てて「なんでなんでしょうね(笑)」とフォロー。これに夏帆さんも「なんでなんでしょう…?」とニヤリ。これから見る観客の期待を煽る。新年ということで、女優陣は抱負を求められたが、仲間さんは「一昨年から昨年にかけて、大きな舞台をやらせていただいたり、女優以外の司会の仕事にもチャレンジさせていただいたりして、少し視野が広がったのかな?というのが去年でした」と充実の1年をふり返りつつ「今年もひとつひとつのお仕事を大事に、実りある1年にしたいです」と新たな1年への意気込みを語る。黒木さんは「毎年ですが、元気にひとつひとつの仕事に取り組んでいきたいです」、夏帆さんは「今年はポジティブになろうと思います(笑)。ネガティブに、悲観的に捉えがちので、明るく元気に!」と目標を掲げた。WOWOW日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 楽園」は1月8日スタート(全6話/第1話無料)。(text:cinemacafe.net)
2017年01月07日1日の始まりの挨拶。少し疲れていたり、眠かったりで、毎日なんとなくしていませんか?そんなあなたに朗報です。1日の笑顔の挨拶って、すごくいい効果があるんです!今日はそんな笑顔の効果について解説しちゃいます!暗い顔して出勤していませんか?朝の通勤電車。疲れからの寝不足。現代人は忙しいですよね。電車の中でよく寝ていたりするのも見かけるこの頃。そんな朝の挨拶はどうでしょうか?いかにも眠そう、疲れてそう、、、ルーティンワークみたいになっていませんか!?そんなあなたに、今日は笑顔について紹介したいと思います。お笑い番組を見た時、面白い話を友人とした時、くだらない昔話など、たくさん笑いますよね。そんなどうしても笑ってしまうことでもなく、意識して人工的に笑顔を作るだけでもいいんです!作り笑いでもいい!それだけで効果あるんです!笑顔がいい!って言われても、実際に面白いことがないと笑顔になれないよ!そんな風に思うのでは?でも、無理やりであれば、笑顔って作れますよね?実は、そんな作り笑いでもいいんです。作り笑いでも十分に効果がありんです!意識してニコっと笑ってみましょう!それだけで、あなたにいい事がたくさん訪れますよ!笑顔がもたらす7つの効果1.職場の雰囲気がオープンになる笑顔は相手に安心感を与える効果があります。朝から笑顔で挨拶をする事で相手に安心感が生まれ、相手とも話しやすくなります。ちょっとした会話が生まれやすくもなってくれます。小さいことでも簡単に言える雰囲気って、とても居心地がよく、仕事もはかどりそうですよね?朝から明るく笑顔で挨拶、してみませんか?2.ストレスを和らげる笑顔がストレスを低減させる理由の一つは、自律神経を整える効果があるからです。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類がありますが、ストレスの多い状況では、交感神経が過剰に優位な状態となり、自立神経失調症などの病気を引き起こします。ここで、笑顔や笑うことで、副交感神経の働きを活発化させ、神経のバランスを取り戻させる効果があります。さらに、エンドルフィンという脳内ホルモンの一種が分泌され、幸福感を増進させたり、痛みや不安など感覚を抑制すると働きも持っています。このように、笑顔はストレスを緩和させる効果があるんです!3.顔のたるみを防止人間の顔は、表情筋と呼ばれる30種類以上のたくさんの筋肉で構成されています。しかし、意識せず生活していると、30%ほどしか使えていない場合もあるんです!筋肉なので、使わないと衰えてしまいます。使わない表情筋は弾力の低下、皮下脂肪の肥大化、筋肉の質の低下につながり、結果としてたるみの原因になってしまいます。なので、意識的に表情筋を動かすことが大切なんです。意識して笑ったりして、表情筋を動かすことで、お顔のたるみ防止の効果があります。4.免疫力の強化笑顔でいることや笑うことは、免疫力を強化することにつながります。人間の体は、毎日絶えずさまざまな種類のウイルスや細菌が侵入しています。それなのに、そう簡単に病気をにかかることがないのは、免疫の働きによるおかげです。笑顔にはNK細胞やB細胞が活性化するのを促進する効果があります。NK細胞やB細胞とは、人間の体の中にある免疫細胞として代表的なもので、NK(ナチュラルキラー)細胞と、B(ボーン)細胞と呼ばれています。NK細胞は、体に侵入してきたウイルスや細菌を攻撃し殺す働きを持ち、B細胞は骨髄内部にて作り出され、細菌やウイルスに対する抗体を作り出す働きを持っています。笑顔や笑いには、体内の免疫システムをコントロールする脳の部位である間脳に興奮刺激を伝えることができます。すると間脳は刺激が引き金となり、神経ペプチドという物質を分泌し、全身に存在するNK細胞の表面に付着して活性化させるのです。これは、作り笑でも効果があるので、お笑いを見たり、無理やり笑ってもいいでしょう!5.カロリー消費する意外と知られていないのがカロリー消費。笑うことは多くのカロリーを消費し、ダイエットなどにも効果を発揮します。消費量は、一日10分間笑うだけで、早めのウォーキングに換算して、約1時間分のカロリーを消費するのに等しいと言われています。表情筋だけでなく、腹筋も使いますよね?落ち込んでいるときは布団にもぐらず、楽しいテレビ番組でも見て、笑いながらカロリー消費もいいかもしれません。6.鎮静作用がある笑うと脳内ホルモンである、エンドルフィンが分泌されます。この物質は、幸福感をもたらしてくれると同時に、鎮静作用もあります。7.心臓病を予防する効果があるアメリカのカンザス州立大学のクラフト教授の実験が行われ、3つのグループに、無表情、微笑、大笑い、の顔を作らせてストレスのたまる作業を行いました。その作業後に、心拍数と自己申告による被験者のストレスのたまり具合を計測した結果、大笑いの表情で作業をしたグループは他者2つと比べて心拍数の上昇がほとんどないことがわかり、さらに大笑いグループはストレスからの回復も早いという結果も出ました。このように、笑顔を意識的に作ることで血圧が低下し、心臓病の予防にもなることが判明しました。意識的に笑顔になるだけで、人間ってこんなにいい効果があるんですね!!明日から、朝から笑顔で挨拶して、自分も相手も心地よい生活をしてみませんか?きっと素敵なことがありますよ!※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
2017年01月04日『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』の完成披露試写会が12月4日(日)に開催され、出演者の武井咲、南出凌嘉、浜辺美波らが舞台挨拶に登壇した。劇場版第3弾となる本作は、コアラニャンの鼻を押すことで、ケータたちがアニメの世界と実写の世界を行き来し、冒険を繰り広げる。南出くんがケータを、浜辺さんはケータたちと共にアニメと実写の世界を行き交う少女・カナミを、武井さんはバレエの先生を演じており、このほか山崎賢人が実写パートのエンマ大王、斎藤工が同様にぬらりひょんを演じている、ケータを演じた南出くんは、完成した映画について「一番驚いたのは、コアラニャンが想像していた以上にかわいすぎたこと!」と語り、浜辺さんも、アニメの世界に行けるなら?という質問に「コアラニャンに会いたい!」とコアラニャンのかわいさに人気が突出!これには、この日の会場にノリノリでやって来たジバニャンも嫉妬気味…?浜辺さんは「ジバニャンにも会いたいです」と優しくフォローしていた。武井さんは『妖怪ウォッチ』への出演オファーに「どんな妖怪をやるんだろう?と思いました(笑)」と妖怪役でのオファーだと思ったと明かす。そんな武井さんに、南出くんから「毎日、忙しい中で、息抜きはどうやってしてるんですか?」という大人な質問が!武井さんは、11歳からの思わぬ質問に「疲れてるのか…?」と苦笑しつつ「好きなことを仕事の合間を見つけてやってます。料理したり、友達や家族に会ったり。仕事とプライベートの両立をバランスよくやってます」と答えていた。また、ここ最近、体験した「妖怪のせいでは?」と思うような現象は?という質問に、南出くんは「4年くらい前から、、部屋を散らかす妖怪にとり憑かれてます(苦笑)!」と訴え、笑いを誘う。武井さんは「前々から、楽しみに取っておいたアイスクリームがなくなるんです。妹の妖怪がいるのか…(笑)?」と首をかしげていた。なお、この日の完成披露の場で、来年の冬、本作に続く劇場版第4弾が公開されることが早くもが発表され、会場は拍手と歓声に包まれた。『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』は12月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2016
2016年12月04日小栗旬主演でネット配信サービス「Hulu」オリジナルで配信される連続ドラマ「代償」の完成披露試写会が11月16日(水)に開催。小栗さんと、共演の高橋努が舞台挨拶に登場し、映画にちなんで自らの“サイコパス度”について診断を行なった。伊岡瞬の同名小説を原作に、『クローズZERO』シリーズなどで共演経験のある小栗さんと高橋さんが、因縁を抱えた弁護士の男とサイコパスの殺人犯を演じる本作。弁護士の圭輔のもとに、かつて自らを不幸のどん底に突き落としたサイコパスの強盗殺人容疑者・達也から依頼が舞い込む。自らの過去に決着をつけるべく、圭輔は戦うことを決意するが…。初の弁護士役となった小栗さん。これまでのイメージを覆すような弱々しく、精神を病んだ経験を持つ“史上最弱”と形容される男を演じている。これから作品を鑑賞する観客を前に「追い詰められていきますので楽しんで」とニッコリ。一方、小栗さんを追い詰めるサイコパスを演じた高橋さんは「追い詰めます」と不敵な笑み。2人は、普段から飲みに行く仲だが、以前、若い頃には「ずっと一緒に住んでいた時期があった」(高橋さん)とのこと。今回、久々にガッチリと共演するということで高橋さんは「顔合わせのときは照れ臭かったです。普段の小栗ばかり見てるので。『スターが入ってきた!』って感じで、狭い部屋にせんべい布団で2人して寝てたあの日々とは違うんだなぁ…と思いました」としみじみと語っていた。この日は、心理カウンセラーを迎えて、2人のサイコパス度をチェック。「人をコントロールするのが得意?」「好きになった女の子の人数は多い?」「2人の間でどちらが聞き役でどちらが話役?」「撮影の待ち時間はどう過ごす?」といった質問に答えていくが、やはりというべきか…?小栗さんにはサイコパスの気質が備わっているとのこと。ちなみに、「サイコパス」というと、どうしても本作のような殺人鬼や冷酷非道な悪人を思い浮かべてしまうが、カウンセラーの先生によると「魅力的で、成功者が多く、アメリカでは25人に一人がそうだと言われている」とのこと。本作撮影前に、資料などでサイコパスについて、調べたという小栗さんは「絶対当てはまんない!」と語っていたが、各質問との合致率の高さに苦笑…。「確かに人を振り回すところはある」「人の話を全く聞かない。酒が入るとしゃべりたがる」「退屈が嫌い」など“自覚症状”とも言える傾向を自ら口にしていた。またこの日、舞台挨拶を前に、小栗さんは報道陣との質疑応――いわゆる“囲み取材”に参加したが、小栗さんの囲み取材が行われるのはかなり異例。本作が日米同時配信されるということについて「たぶん、(アメリカ人は)あまり見ないでしょ」とストレートに発言。先日、妻の山田優が第二子の妊娠を発表し、来年には二児のパパになる点についても質問が飛んだが「特に変わらないですね。なってみないとわかんない」とマイペースな回答。こうした囲み取材に関しても「(本来は)やりたくないです(苦笑)」と最後まで本音トークだった。「代償」はHuluにて11月18日(金)より配信開始(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日俳優の松山ケンイチが7日、広島・府中町で行われた主演映画『聖の青春』(11月19日公開)の試写会舞台挨拶に、森義隆監督とともに登壇した。本作は、天才棋士・羽生善治と"東の羽生、西の村山"と並び称されながら29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖の生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルとの友情を通して描く実話。主演の松山が村山聖を、東出昌大が羽生善治を演じた。村山さんの故郷・府中町での舞台挨拶に、会場は観客であふれた。映画撮影前、村山さんを演じるにあたり、ご両親に挨拶をするために府中町を訪れた松山は、墓参りも行ったという。松山は「ご実家から村山さんのお墓に歩いていく道中、『村山さんはどんな風に道を歩いたんだろう』『この景色をみて何を感じていたんだろう』と、ゆっくり考えながらお墓に向かいました」と振り返り、「それが村山さんと向き合った、最初の瞬間でした」と明かした。また舞台挨拶の前に村山さん実家を訪問したという森監督は、お墓の前で映画の完成と公開を報告したという。実際に広島での撮影も行われたが、森監督は「広島の地を(松山くんに)歩かせたい、という強い想いがあり、予算オーバーになりながらも、広島の海での撮影を決めたんです」と告白した。舞台挨拶には、村山さんご両親も駆けつけ、映画の完成を祝福した。
2016年11月09日映画『続・深夜食堂』の公開初日舞台挨拶が5日(土)都内で行われ、主演の小林薫、共演の佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮、小島聖、不破万作、綾田俊樹、多部未華子、オダギリジョー、そして松岡錠司監督が登壇。マイペースぶりを発揮するオダギリさんが、松岡監督から叱られる一幕があった。作品が海外から高評価を受けていることについて感想を求められたオダギリさんは「いま危なかったですね、だいぶ質問を聞いていなかった」と初日舞台挨拶にも関わらずボーッとしていたことを告白。それでも「ドラマと映画を含めて42本を作る大変さは、キャスト・スタッフの愛情のなせる業。お金がない中でやって来たのは凄い。マネのできない奇跡的なこと」と回答した。しかし質問との趣旨ずれに松岡監督から「いや、だから海外の反応の話。それじゃ話の筋がおかしくなるでしょ!」と注意を受けると、オダギリさんは「なんでこんだけの人前で怒られないといけないの?今日来なければよかった」とイジケてみせて、笑いを誘っていた。またオダギリさんは「縁を感じるとき」との質問に「今日の話です」と切り出すと「朝ごはんを食べようと思って常備してあるハムにしようとしたら賞味期限が切れていた。常備しているものって食べようと思ったときに必ず賞味期限が切れていて、“縁がないなあ”と今朝思って来ました」とマイペースに真逆返答していた。一方の佐藤さんは「これから人様の結婚式に行かなければならなくて、こういう日に結婚式があるのかと思った。無理矢理のこじ付けですが、初日舞台挨拶の日に結婚式…いやー、縁があるって幸せですねえ」とめでたい繋がりで締めくくった。漫画家・安倍夜郎による人気コミック「深夜食堂」を原作にしたドラマシリーズの劇場版第2弾。深夜になると開店する“深夜食堂”を舞台に、寡黙なマスター(小林さん)とワケアリ客たちの悲喜こもごもを描く。ドラマ版スタート時からマスター役を務めている小林さんは「キャスト・スタッフを含めてそれぞれがプロの仕事をして出来上がった作品。レギュラードラマ枠でも映画でもそう簡単に作れないものを成し遂げた。つくづく奇跡的な作品だと思う」と感無量の表情だった。『続・深夜食堂』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:続・深夜食堂 2016年11月5日より全国にて公開(C) 2016 安倍夜郎・小学館/「続・深夜食堂」製作委員会
2016年11月05日映画『溺れるナイフ』の女子中高生限定試写会が11月3日(木・祝)に開催され、サプライズゲストとして小松菜奈と菅田将暉が舞台挨拶に登壇!2人とも現役女子中高生たちに興味津々で質問を次々と投げかけた。ジョージ朝倉の170万部突破の人気漫画を新鋭・山戸結希監督が映画化。東京でモデルをやっていたが田舎へ引っ越してきた夏芽は、そこで神主の一族の子・コウと出会い、2人は互いにその強烈な輝きに引き寄せられる。だが、ある悲劇が2人を襲い…。現役女子中高生が制服着用で参加したこちらの試写会。いま、彼らの世代から絶大な支持を集める小松さんと菅田さんが登場するや会場には悲鳴のような歓声が響き渡る。菅田さんは、そのエネルギーに圧倒されたようで「みなさん何歳ですか?17歳?15歳?(自身とは)10コくらい違うワケですよ…。おじさんです(笑)。よろしくお願いします」と挨拶し、笑いを誘う。ここ数年、次々と話題の映画に出演している菅田さんだが、実は意外にも恋愛映画への主演はこれが初めて。「“壁ドン”や“あごクイ”を家で練習してたんですけど、全くなくて…(笑)」と冗談めかしつつ、“定番”の少女漫画原作の恋愛映画とは違うと語り「自分らしいラブストーリーになったと思います」と胸を張った。一方、小松さんは人気漫画原作の本作への主演について「プレッシャーは付き物ですが、台本をいただいたとき、キャストを見たら一番最初に(自身の)名前があり、初めてのことで『ウワッ!』と重みを感じました。でも頑張らなきゃ!という気持ち、(共演の)キャストのみなさんに負けたくないという気持ちでした」と明かした。トークでは、小松さん、菅田さん、そして会場の女子中高生たちに映画や恋愛に関する質問を投げかけ、○×で答えてもらったが「付き合うならコウ?」という質問に菅田さんは悩んだ末に「○」を掲げ「仮に、結婚するなら、ちゃんと幸せになれるのは大友(※コウの友人/重岡大毅)だけど、付き合って、ハプニングやアドベンチャー気分を楽しむならありかな?」と語った。一方の小松さんは「×」!「大変だと思いますよ…。好きになるのは楽しいしミステリアスな人に惹かれるけど付き合うのは無理!」と拒否。また小松さんは、自身が演じた夏芽に対してさえも「演じてみたけど、めんどくさいなと思いました(笑)」とぶっちゃけて語り、会場は笑いに包まれた。また、菅田さんは女子中高生たちの映画の感想に興味津々!単に「楽しかった」「面白かった」にとどまらない感想に驚き「僕は(同じ年齢の頃)、こんなに話せなかったですよ!」としみじみ。「ポロリと涙が出た」というある観客の言葉に「女優向きの感性をお持ちです。うちに来ないか?」とその場でスカウトまで始め、会場は再び笑いに包まれていた。『溺れるナイフ』は11月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月03日2016年11月19日(土)に公開される映画「聖の青春」が、東京国際映画祭のクロージング作品に選ばれたことを記念し、主演の松山ケンイチさんらによる舞台挨拶がおこなわれました。この記事では記者会見の様子と、映画のみどころをご紹介します。記者会見の様子舞台挨拶は、11月2日(水)、EXシアター六本木で行われました。メディア関係者のほか一般のお客さんも集まり、会場はほぼ満席状態!まずは主演をつとめる松山さんの挨拶から。日本の将棋をテーマにした映画が、国際的な映画祭で評価されクロージング作品に選ばれた事を嬉しく思っているとのことでした。今回、国際映画祭に参加した感想をきかれると「メリルストリープや安倍マリオさんに…いや安倍総理にあえて嬉しかったです」とコメントし、会場が笑いに包まれました。また映画祭で多くの人と接することで、パワーをもらえる、次のステップに進む勇気をもらえるというお話も。「海外の方にもこの映画が届くといいですね」という司会者の問いかけには、「将棋という日本の粋な美しさが世界に届けばいいと思います」というコメントも。また羽生善治を演じた東出昌大さんは、「人の生き方であったり、男同士の闘いというテーマは、世界共通のものだと思っている」とコメントし、世界中の多くの人に届くことを願っていました。ここで、同作が闘いの世界を描いた映画ということで、プロの世界で闘うアスリート3名が登場!羽根田卓也さん、三宅宏美さん、吉田沙保里さんらが花束をもって登場しました。華やかですね!そして花束贈呈へ。花束の大きさ、そして東出さんの顔の小ささがすごい…。病気をかかえながらも自分のやりたいこと、好きな事、成し遂げたいことを貫いた村山聖の生き様に感銘をうけたという三宅選手。生き様という点に関して松山さんも、俳優=生きる事という自分に村山聖の姿を重ね、通じる部分があると語りました。最後に、司会者の方から「最近なにか闘ったエピソードはありますか?」という質問が。「闘い…うーん…」と考える松山さん。考えた末「トイレに行きたくなったがエレベーターがなかなか来なくて…」という状況を闘い抜いたエピソードを披露。会場が笑い声で包まれました。これに対し、森義隆監督は「僕もおとなになってから同じような闘いを経験して…2回くらいは、敗戦しました」と被せ、キャストも大爆笑!東出さんから、「国際映画祭ですよ!」とたしなめられていました。敗戦…つまり…そういうことですね!会場がざわついたところで、フォトセッションへ。映画「聖の青春」の上映は11月19日(土)から!公開が待ちきれません!「聖の青春」ってどんな話?東の羽生 西の村山といわれた伝説の棋士、村山聖。5歳のときに難病 ネフローゼを患い小学校にほとんど通えなかった聖は、父親から病室で教わった将棋に没頭していきます。「負けるのは死ぬほど悔しい」と言い徹底的に勝ちにこだわった少年は、いつしかプロを目指すように。 厳しい関門を勝ち抜きつかんだプロの世界でも闘い続けた聖が目指したのは、将棋界最高峰のタイトル「名人」。しかし、憧れの棋士 羽生善治との対局が現実味をおびてきた27歳のとき、彼の体にガンが見つかります。命の期限が迫るなか、将棋と、そして自分自身の人生とどう向き合うのか―。29年の生涯を駆け抜けた男の奇跡の実話を、松山ケンイチら豪華キャストが熱演します。映画のみどころこの映画のために20kg増量し「全身全霊を懸けても足りない」と語った松山ケンイチさんの徹底した役作りが注目されています。じつは、映画化が決まる前から原作を読みこんでいたという松山さん。映画化が決定した際には、みずから村山聖役に名乗り出たそうです。また、将棋好きの東出昌大さんも「どうしてもやりたい。自分以外の人にやって欲しくない」という熱意をもって、羽生善治役を演じたとのこと。2人の熱演に目が離せません。とくに、実際の棋譜を覚え、撮影は2時間30分にもおよんだという村山と羽生の張り詰めた対局シーンのクライマックスは必見です。そして将棋ファンにはたまらないのが、実際のプロ棋士が映画に出演していること。山崎隆之八段が将棋会館の受付役を演じているほか、中村真梨花女流三段も登場します。ぜひ作品中で見つけてくださいね!■映画情報作品タイトル:聖の青春出演:松山ケンイチ / 東出昌大 / 染谷将太 / 安田 顕 / 柄本時生 / 鶴見辰吾 / 北見敏之 / 筒井道隆 / 竹下景子 / リリー・フランキー原作:大崎善生(角川文庫/講談社文庫)監督:森義隆脚本:向井康介主題歌:秦 基博「終わりのない空」 AUGUSTA RECORDS/Ariola Japan公開日:11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国で公開公式HP:satoshi-movie.jp配給:KADOKAWA(C)2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月02日現在公開中の「HiGH&LOW」プロジェクト映画第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』。この度、10月19日(水)韓国にて本作のプレミア上映会が開催され、舞台挨拶にはTAKAHIROと登坂広臣が登壇した。今月8日(土)に公開を迎えた本作は、公開10日目にして50万人を動員、興行収入は6.5億円を突破。また、本作は海外にも進出し、先日は台湾にてインターナショナルプレミア上映も大成功を収めた。この日、会場には手作りのプラカードを手にもった観客で埋め尽くされ、TAKAHIROさん、登坂さんの名前が響きわたっていた。2人が姿を表すと、止まない歓声が!まずTAKAHIROさんが「こんばんは!お会いできてうれしいです。TAKAHIROです」と流暢な韓国語で挨拶し、続けて登坂さんも「みなさん、ごんばんは!臣です。映画、楽しんでください!」と韓国語を披露すると、拍手喝采となった。イベントでは、抽選で特別サプライズプレゼントが!くじ引き箱を持ったスタッフにTAKAHIROさんは「本当に韓国の方、肌がキレイですよね」と声をかけると、会場には「きゃー」という悲鳴が。そして、TAKAHIROさんが当選した女性観客に握手を求めたところ、さらなる悲鳴が上がっていた。そして、歓声冷めやらぬ観客に中でのフォトセッションを終えたところで、登坂さんは階段ではなく、高い舞台まで一気にジャンプ!またTAKAHIROさんもジャンプ!すると会場はまた湧き、興奮気味の観客にむけに現地のスタッフが席に座るよう声をかけ続けると、TAKAHIROさん韓国語で「座ってください」とコメントし、またさらに会場は盛り上がっていた。最後にTAKAHIROさんは「本当に短い時間だったんですが、みなさんと一緒に過ごせていい思い出になりました。これから、みなさん映画を観ていただくと思いますが、本当に心込めて撮った作品なので、最後の最後まで楽しんでいただければと思います」とこれから作品を観る観客に向けてメッセージ。登坂さんは「この映画を観ていただいて、今後の『EXILE TRIBE』だったり、基本、僕らは日本で活動しているんですが、いい音楽だったり、いい作品をつくれば、こういう国境を越えていろんな出会い、いろんな時間を共有できるということをこの作品を通して僕らも感じることができましたので、次は韓国でライブができるようにこれからも応援してくださると嬉しいです」と次なる目標も語り会場を沸かせていた。『HiGH&LOW THE RED RAIN』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月21日ティファニー(TIFFANY & CO.)初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』が11月5日、新宿武蔵野館、ヒューマンストラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他にて公開される。1837年の創設以来多くの人々を魅了し続けてきた世界的なジュエリーブランド、ティファニー。この度公開される初のドキュメンタリー映画では、ブランドを象徴する“ティファニー ブルー”の誕生秘話や、“キング・オブ・ダイヤモンド”とも呼ばれた創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーのエピソード、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側、ティファニーの顧客であったジャクリーン・ケネディや歴代のアメリカ大統領の逸話など、知られざる歴史が明らかになる。さらに、ティファニーがジュエリーを提供した映画のワンシーンも多数登場。オードリー・ヘプバーンの『ティファニーで朝食を』の誕生のいきさつを知ることもできる。その他、レオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』の監督バズ・ラーマンや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のロブ・マーシャル監督の独占インタビューなども収録されている。ファッションヘッドラインでは、公開に先駆けて11月2日に東京・渋谷のユーロライブで行われる本作の試写会招待チケットをメルマガ会員様の中から、抽選で30名様にプレゼントいたします。※応募方法は21日から25日まで毎朝7時30分に配信するメルマガでお知らせいたします。※応募締め切りは10月25日正午。当選者には翌26日18:00までにメールにてご連絡いたします。メルマガ会員の新規ご登録はこちらから→【試写会】『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』日程:11月2日(水)時間:18:30開場/19:00開映予定(上映時間87分)会場:ユーロライブ住所:渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F ユーロスペース内
2016年10月20日月9ドラマ「カインとアベル」の先行プレミア試写会が10月16日(日)、都内にて開催され、出演の山崎紘菜が舞台挨拶に登壇。トークの中で、主演の「Hey! Say! JUMP」山田涼介らと行っている撮影のエピソードを明かす場面があった。本作は、家族や仕事、そして想いを寄せる人とのせめぎ合い、葛藤を通じ、“本当に大切なもの”をその手につかもうとする青年が紡ぎだすヒューマンラブストーリー。山田さんが、潜在的に父に認められたいと願う主人公の青年・高田優を演じる。優の成績優秀な兄・隆一を桐谷健太が、優に好意を寄せる同僚・柴田ひかりを山崎さんが演じる。月9ドラマに初出演となる山崎さんは、「月9に自分が出られるとは夢にも思っていなかったので、今回の撮影を通して、自分にとって、月9ってどういうものになるのだろうなと、すごく楽しみにしています」と声を弾ませた。トークでは、山崎さんが、撮影中に起きたエピソードを披露する一幕があった。劇中で、山崎さんが演じるひかりが電話で山田さんが演じる優を呼び出す場面があり、撮影現場では、山崎さんの声だけを流して山田さんが芝居をした。山崎さんは、撮影後の控室で、山田さんから、現場で監督やスタッフが「誰だ、この声は?すごく色っぽい!」と声をあげてざわついていたことを聞いたという。しかし、その後、監督から「いやあ、声だけ色っぽいね!絵で見てもぜんぜん分かんなかったけどね」と声を掛けられたそうだ。山崎さんは、監督の言葉を聞いたときの心境を「ガーン!(笑)」と自ら声に出し、「(声については)嬉しいですけど、絵で見て伝わっていないのだなと(笑)」と笑い話として語りながらも、悔しさを滲ませた。月9ドラマ「カインとアベル」は、10月17日(月)21時~フジテレビにて放送開始(初回は15分拡大放送)。(竹内みちまろ)
2016年10月16日日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」の特別試写会が10月14日(金)、都内にて開催され、主演の織田裕二、出演の土屋太鳳、ディーン・フジオカが舞台挨拶に出席。トークの中で土屋さんが、織田さんへの憧れを明かす場面があった。本作は、やんごとなき貴族の流れを汲みながら、時の権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔で、現当主の法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく/織田さん)が、嫡子だけに連綿と受け継がれる“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決するミステリー。沙羅駆を警護するために派遣された刑事・和藤奏子(わとう・そうこ)を土屋さんが、法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正(けんせい)をディーンさんが演じる。異質な役を演じる織田さん、ディーンさんと一緒に登壇した土屋さんは、マイクを持つと、言葉をひとつ、ひとつ区切りながら、「法門寺の、護衛をする、捜査一課の、新人刑事、そして、思い込んだら突き進む、猪突猛進のタイプであり、この3人で唯一、一般的な家庭で育った(という役柄の)女性、和藤奏子を演じます、土屋太鳳です」とあいさつ。言い終わると「ああ、言えました!」と嬉しそうに声に出した。土屋さんの愛くるしい姿に会場中がメロメロとなり、織田さんとディーンさんは「すばらしい!」と絶賛。土屋さんは、同作で初の刑事役に挑む。「刑事役というのはやはり、演技のお仕事をしていれば、一度はやってみたいと憧れる役です」といい、「私もずっと憧れを持っていましたので、いま、本当に幸せですし、気合いを入れて、奏子の時間を噛み締めています」と目を輝かせた。土屋さんは、10月8日に放送された「オールスター感謝祭」(TBS系)の名物コーナーである「赤坂ミニマラソン」に本作の代表として参加し、ほかの女性参加者を寄せ付けない走りを見せた。ゴール後に力尽きて倒れ込んでしまうほどの土屋さんの渾身のパフォーマンスに称賛の声が多く寄せられているが、土屋さんにMCから「『オールスター感謝祭』での激走」について質問される一幕があった。MCから「どんな思い入れがあったのですか?」と尋ねられると、土屋さんは、「小さなころからずっと、映像を通してなど、織田さんから勇気やパワーを頂いていました。ディーンさんもそうですし、中谷美紀さんもそうです」と織田さんをはじめとする「IQ246」の共演者たちへの憧れを言葉にした。土屋さんは、「(憧れていた人たちが集結し)こんなにすてきなドラマはないなと思いました。だから、それを伝えられたらいいなと思って、気合いを入れて走りました」と胸の内を明かした。続けて、「折り返し地点で、織田さんたちと目を合わせて4周を走ったのですけど、そのおかげで、安心して全力で走ることができたと思います」とふり返った。満面の笑顔を浮かべながら、隣にいた織田さんに「ありがとうございます」と感謝。そんな土屋さんに会場から大きな拍手が贈られた。日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」は、10月16日(日)21時よりTBS系にて放送開始。(初回は20分拡大放送)。(竹内みちまろ)
2016年10月14日映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベント、及び完成披露舞台挨拶が13日、都内で開催され阿部寛、大倉忠義、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督が出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンを取った。このイベントに不在だったのが、謎のスキーヤー・ワダハルオ役の俳優・ムロツヨシ。しかし、不在だったにも関わらず、出演者からムロの話題が多く出てきた。大島は"思わず笑ってしまったできごと"として「ムロツヨシってずるいですよね」と、名前をあげた。「顔を見てるだけで笑っちゃうんですよ。大倉さんと私が2人のシーンが多いんですけど、そこにちょこちょこいるムロツヨシがたまらなく、ずっと笑っちゃいそうでしたね」とムロのエピソードを語った。また大島は、撮影の合間のムロについて「けっこう、中身のないことをずっとしゃべってくるので……『おい、大島、おい』みたいなことを言ってくるので、無視してました」とバッサリ。会場の笑いを誘っていた。志尊は「ホテルに温泉がついていて、1人で露天風呂に行こうかと思って脱衣所に入ったらムロさんが1人で露天風呂を嗜んでいた」と風呂での様子を明かした。ムロと初対面だった志尊は「ここで会うのは違うなと思って、脱衣所で時間を潰した」と告白し、脱衣所から出てきたムロと、無事あいさつを交わした。志尊は「『今貸切だから今行きな!』って会話がすごく印象的だった」と振り返っていた。舞台挨拶でも、志尊はムロとのエピソードを披露。「撮影に行くまでには現場の空気が成り立っていたので、どうコミュニケーションを取ればいいのかと思っていたら、ある日の朝、ムロツヨシさんに『志尊淳、今夜は俺と飲めるのか』と……」と、ムロから誘われて共演者たちとごはんに行き、仲良くなれたと明かす。「ムロさんに助けていただいたなと思います」と、志尊が語るムロの"良い話"に、会場からは拍手が起こっていた。
2016年10月14日あれから10年、再び狂い始めた世界で宿命を背負う者たちによるデスノート争奪戦を描く『デスノート Light up the NEW world』。この度、本作の特別試写会・舞台挨拶が10月12日(水)名古屋にて行われ、東出昌大と池松壮亮が登場した。2003年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて読み切りから始まり、大ヒットとなった「デスノート」。2006年に公開された実写映画『DEATH NOTE』を始め、シリーズ3作の日本国内興行収入は112億円に達し、そのほかにもアニメ、小説、舞台と日本のみならず世界中でメディアミックスを展開。そして、伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として完全新作で放たれるのが本作だ。札幌の初お披露目を皮切りに、福岡、大阪と行われてきた特別試写会。そして今回の名古屋が全国キャンペーン最後の日。この日は、デスノート対策本部捜査官・三島創役の東出さんと、Lの遺伝子を継ぐ正統後継者にして世界的名探偵・竜崎役の池松さんが大歓声の中登場!池松さんは「ようやく公開日が近づいてきて、こうやって多くの方にお集まり頂き、映画をご覧頂くことができてとても嬉しいです」と喜び。東出さんが「前作をご覧になられていない方は?原作を読んだことない方は?」と来場者に問いかけると、大半の方が前作も原作も知っている方ばかりだった。池松さんは「前作が好きだった方にも、原作が好きだった方にも、前作も原作も知らない方にも、とにかく色んな人に楽しんで貰いたくて、一生懸命やりました」と話し、「世界に知られている“L”の後継者ということで…松山さんが演じたLを必ず想像されると思いますし、とにかく、原作を好きな人も、前作を好きな人にとっても2016年のデスノートの世界にどういう人が出てきたら面白いかってことを皆で考えていました」と明かしていた。また撮影時のエピソードも飛び出し、2人が一緒に食事に行った際、店員からサインを求められると、「池松くんは楽しくなって、自分のサインの隣に“菅田将暉”って書いてました(笑)」と東出さんが暴露。そして、来場者の中に、子どもを見つけると「何を食べてるの?死神が出てくるけど怖がらずに観てね」と声をかけ心温まる場面も見られた。さらに、突如東出さんが来場者へ「一問一答とかやりましょうか!」とサプライズ提案。上映前の舞台挨拶のため、すかさず池松さんから「映画をまだ観ていないのに、質問があるんですか?新しい(笑)」とツッコミ会場は笑いに包まれた。最後は、東出さんが「とにかく、デスノートらしさを楽しんで頂ければと思います!この気の抜けた舞台挨拶を忘れて頂いて(笑)緊迫感に浸って楽しんで頂けたら嬉しいです」とメッセージを残し終了した。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月13日金曜ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の特別試写会&舞台挨拶が10月11日(火)、都内にて開催され、主演の菅野美穂、出演の岩田剛典(EXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、松嶋菜々子らが登壇。その中で菅野さんが岩田さんを絶賛した場面があった。同作は、憧れのタワーマンションに引っ越してきた平凡な主婦が、思いもよらぬ“最凶の隣人”に出会ってしまったことで、女たちの闇や、タワーマンション特有のルールによって翻弄されながら、愛する家族を守るために立ち向かっていくサスペンス。菅野さんが、等身大の主人公・高野亜紀を演じる。亜紀の幼馴染みで、心の支えとなっていく体操コーチ・生方航平役は、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねている岩田さん。亜紀と同じタワーマンションに住む、美しくも不気味で謎めいた“最凶の隣人”役を松嶋さんが務める。ブラックのロングドレス姿で登壇した菅野さんは、マイクを持つと、「出産をしまして、母性ということについて考えるキッカケを今回の役でもらったのだなと思いました」と、2015年8月に第1子となる長男を出産したことに触れた。4年ぶりに連続ドラマの主演を務めることについては、「もう4年がたってしまったのだなという気持ちと、自分の中では子どもに手がかかる時期ですので、連続ドラマは少し先かなと思っていたのですが、すばらしいキャストのみなさんとオリジナルの脚本でやらせていただけるということで、久しぶりの連続ドラマで大変なことはあるのですが、幸運だなと思っています」と、子育てに忙しい時期にも関わらず同作に並々ならぬ意欲を燃やしている様子を覗かせた。そんな菅野さんは、岩田さんとの共演の感想を尋ねられると、「グループでの活動も本当にお忙しい中、ハードなスケジュールでいらっしゃるはずなのに、現場ではそれを微塵も感じさせないといいますか、本当に精神的に立派だなと思っております」と岩田さんを称賛。「亜紀が落ち込んだときに気付いて励ましてくれるシーンが多いのですが、生方が笑うと、モニターを見ている(撮影現場の)みんなが笑うのですよ。みんな、にっこりしていて。“パンダちゃんか、赤ちゃんか、岩ちゃん”みたいな!みんなを笑顔にする力があります」と撮影メンバーたちが現場で岩田さんの笑顔に魅了されているエピソードを嬉しそうに明かした。一方、菅野さんの言葉を照れ笑いを浮かべながら聞いていた岩田さんも、「菅野さんはいま、子育ても含めて家事でお忙しい。そして、こうして主演として撮影がほぼ毎日入っている中で、まったく現場でそういう忙しさを出さないですし、誰よりもスタッフさんだったり、周りの共演者に対して心遣いをし、本当にすばらしい方だなと思っています」と菅野さんを絶賛。続けて、暑い日に野外でロケを行った際、撮影の合間に、菅野さんから体を冷やすためのアイスを差し入れしてもらったエピソードを紹介。「『熱中症とかになったらやばいから、首に当てるといいよ』と言って持ってきてくれました。『なんて優しいのだろう!』と思いました」と回顧した。岩田さんの言葉を聞いた菅野さんは、観客に「いいでしょ?」と呼び掛け、「アイスでもこんなに喜んで下さって。いい子だわ!」と岩田さんの魅力にメロメロの様子で感嘆し、そのやり取りが会場を爆笑に包んだ。舞台挨拶には、出演の横山めぐみ、堀内敬子、ホラン千秋、田中直樹も出席した。金曜ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」金曜よる10時から10月14日よりTBS系でスタート。※初回は15分拡大(竹内みちまろ)
2016年10月12日フジテレビがおくる木曜22時の新連続ドラマ「Chef~三ツ星の給食~」の第1話完成披露試写会&舞台挨拶が10月7日(金)、お台場シネマメディアージュにて行われ、出演する天海祐希、小泉孝太郎、川口春奈、友近、遠藤憲一が登壇した。実は給食を1回も食べたことがないという小泉さんのカミングアウトに、天海さん一同は「えええ」と目を丸くしていた。「Chef~三ツ星の給食~」は世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフ、星野光子(天海さん)が、ひょんなことから学校給食づくりに奮闘することになる痛快エンターテインメントドラマ。強靱な体力とタフなメンタルを持つ星野の、どんな状況でも力強く前向きに人生を切り開いていく姿を描いていく。劇中の衣装で出席したキャスト陣。特に天海さんのシェフ姿や川口さん、遠藤さんのかわいいエプロン姿には場内から温かい拍手が送られた。そんな3人が担当する学校給食の調理場シーンはかなり暑いそうで、汗をふきふき奮闘しているという。そんな中の楽しみは調理でできたお料理。天海さんは、「みんなでタッパーに入れて持って帰っています」と笑顔で話すと、川口さんも「おいしかったです。もったいないのでいただいていいですか、ってもらっています」と、うれしそうにニコニコ。そんな様子を見ていた小泉さん、物語では、天海さん演じる星野に対立するオーナーという悪役を演じている。調理場の話に入っていけないでいた小泉さんは、「素直な気持ちは、撮影現場では疎外感を感じています(笑)。会場にいらっしゃる天海さんファンの視線も痛いです」と苦笑い。さらに給食については「僕、人生で給食を経験したことがないんです。小学校は弁当、中高、学食だったので…」と申し訳なさそうに言うと、天海さんらもびっくり顔。小泉さんが、「給食の話で盛り上がりたいんです!」と切実に訴えると、天海さんは「見学に来て!」と思いやった。「Chef~三ツ星の給食~」はフジテレビ系にて、10月13日(木)22時15分より放送開始、初回15分拡大。なお翌週からは毎週木曜日22時より放送。(cinamacafe.net)
2016年10月07日佐藤健と有村架純が10月6日(木)、映画『何者』の女性限定試写会に出席。約140年の女子の赤裸々な本音に切り込んだ。朝井リョウの直木賞受賞小説を映画化した本作。就職活動を通して自分が何者であるかを模索する若者たちの姿、葛藤や裏切りを描き出す。佐藤さん、有村さんが登場すると、女性で埋まった客席からは「カッコいい!」「カワイイ」と歓声が飛ぶ。佐藤さんは「たまらんですな」とニンマリ。映画の中で、佐藤さんは「冷静分析系男子」と分類される拓人を、有村さんは「地道素直系女子」の瑞月を演じているが、有村さんは、自身について「マイペース系女子」を自称!「健さんには『ナマケモノみたいだね』と言われるんですが…(笑)」と語るが、佐藤さんは「すべての動きが丁寧で、若干遅いんです(笑)」と説明する。MCから「普段、慌てることはないのか?」と尋ねられると、有村さんは「慌てたりはしますけど、慌てるといいことないんですよ。アタフタしちゃうので」とゆる~く語り、この姿にも会場から「かわいい!」と声援が飛ぶ。佐藤さんはそんな有村さんは「ズルい!ズルい系女子ですね(笑)」と冷静分析系男子らしい、鋭い分析でカテゴライズしていた。この日は、集まった女性142名に「YES」「NO」で回答してもらう「本音恋愛トーク」を展開。物語にちなんで「付き合ってすぐに同棲するのはアリ?」という質問に32人が「YES」と回答したが、佐藤さんは「絶対無理でしょ!」と否定的見解を示す。「お互いに苦しい!見せられないところがある」という佐藤さんの意見に有村さんも「私もすぐには無理ですね」と同調する。「友情よりも恋愛が大事!」という質問には19人が「YES」と答えたが、佐藤さんは「100人を超えると思ってた」と驚いた様子。「どっちって比べられないけど、友情はわがままがいくらでも通る。友達は理解してくれるから。だから、恋愛をちょっと重視するくらいがちょうどいいと思う」と恋愛重視の持論を口にする。また、用意された質問を脱線して佐藤さんは「三角関係に悩んでいる人?」と質問すると、15人が「YES」。さらに佐藤さんがその15名に対し「(三角関係の)相手がいま、隣りにいる?」と畳みかけると3名から「YES」との反応が返ってきて、これには佐藤さんも「おいおい!」と興奮気味。「ガールズトーク、楽しい!」とこの場で唯一の男子として女子たちの本音を楽しんでいた。『何者』は10月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日朝井リョウの直木賞受賞作を映画化した『何者』の女性限定試写会が10月6日、都内で行われ、佐藤健、有村架純が出席した。会場には約150人の女性ファンが駆けつけ、佐藤は「たまらんすなあ」と華やいだ雰囲気にご満悦。有村は「女性限定というのは初めて。新鮮ですし、緊張しないでいいですね」と安どの表情を浮かべていた。その他の写真就職活動を通して自分が“何者”であるか模索する大学生たちの姿を描き、現代を生きる若者たちの一筋縄ではいかない青春ドラマを紡ぐ。就活に加えて、イマドキの恋愛事情にもスポットをあてる本作にちなみ、佐藤と有村は「2回以上同じ相手に、告白したことがある?」「友情よりも恋愛が大事?」など恋愛をテーマにそれぞれの持論を展開。客席は2人の発言にうなずいたり、「え~」と反論したり、大盛り上がりだった。好きな相手への告白に話題が及ぶと、佐藤は「本来、男からするべきでしょう」と男気コメント。一方、有村は「できれば、男性からしてもらいたいけど、伝えたいなと思ったら(自分から)伝えたい」と乙女心を垣間見せた。また、友情と恋愛のバランスについて、「恋愛重視のほうがいいと思いますけど…。友だちなら、分かってくれるはずだし」(佐藤)、「恋愛を重視して、壊れるような友情は本物ではないと思う」(有村)と話していた。『何者』10月15日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2016年10月06日