映画『何者』の完成披露試写会が8月30日(火)に開催。佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之、三浦大輔監督が舞台挨拶に登壇し、劇場内に敷かれたレッドカーペットを歩いた。映画化され日本アカデミー賞最優秀作品賞にも輝いた「桐島、部活やめるってよ」で鮮烈な作家デビューを飾った朝井リョウの直木賞受賞の同名小説を映画化。一見、互いを励まし合い、協力して就職活動に臨んでいるように見える5人の大学生たちの葛藤や裏切り、彼らが自分が何者であるかを探し求めるさまを鮮烈にリアルに描き出す。この日、予定されていた舞台挨拶の前には屋外でのレッドカーペットイベントは、台風接近の報を受け、安全に配慮して中止になったが、劇場内にレッドカーペットイベントが敷かれ、佐藤さんらは客席通路の間を通り、観客と触れ合いながら、レッドカーペットイベントを歩いて壇上へ!登壇陣は、黒を基調にしたフォーマルな衣装に、それぞれ異なるカラーを挿し色に用いた粋なコーディネートで登場。佐藤さんは「現場で5人(=佐藤さん、有村さん、二階堂さん、菅田さん、岡田さん)でいることが多くて『ゴレンジャーじゃね?』『戦隊じゃね?』と話してたんです(笑)。こういう場で、同じ色の挿し色をすることは多いけど、『何者』の場合、役の個性がみんな違うので、色を変えて立った方が合うんじゃないかと思ってやってみました」と意図を説明した。ちなみに、佐藤さんは赤、有村さんはピンク、二階堂さんはオレンジ、岡田さんは紫、山田さんはゴールドだったが、異彩を放っていたのは“ミドレンジャー”を自任する菅田さん。黒のフォーマルの左足に緑色のスカーフを巻いており、佐藤さんから「君の生き様を表してて好き(笑)。足を折ったのかと思うけど」と茶々を入れられ、会場は笑いに包まれる。佐藤さん演じる拓人と菅田さん演じる光太郎はルームシェアしている友人で、有村さん演じる瑞月は光太郎の元カノ。だが、実は拓人は瑞月に想いを寄せており、微妙な三角関係が展開する!菅田さんは「大変でしたよ。みんなのタケルンよりもモテる設定ですから」とプレッシャー(?)を明かし「本読みに有村さんに『光太郎のどこが好き?』という愚問をしたら『まっすぐなところ』と言われて、あまり考えずにやろうと思った」と述懐。これに佐藤さんが「それはのろけ?」と再度ツッコミを入れると、菅田さんは「演技論です!」と返し、会場は再び、笑いがわき起こった。二階堂さんは、“意識高い系女子”の理香を演じており、キャスティングが発表されると、ネット上で「ピッタリ!」という声が続出したそう。二階堂さんは「ありがとうございます」と笑顔を見せつつ、自身との共通点は「意外となかったです(笑)」とふり返る。岡田さんは、理香の恋人で、就活からは距離を置いている隆良を演じており、役柄的には“一匹狼”的な立場。撮影について「僕は数日だったので、あまりみんなと話はしなかったので…」と語ったが、これに佐藤さんが「結構、遊んだ覚えあるけど、僕らとの思い出は忘れちゃったんだなぁ…」と噛みつき、岡田さんは慌てて「菅田くんと二階堂さんがとにかく元気で、その元気に巻き込まれてワイワイしてました(笑)」と思い出を語っていた。『何者』は10月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月30日映画『青空エール』が8月20日(土)に公開を迎え、開催中の夏の甲子園、リオ五輪にちなんで“開会式”と称して初日舞台挨拶が開催!主演の土屋太鳳をはじめ、竹内涼真、葉山奨之、堀井新太、松井愛莉、上野樹里、三木孝浩監督が登壇し、映画や五輪の話題に花を咲かせた。河原和音の同名人気漫画を『アオハライド』『くちびるに歌を』など青春映画に定評のある三木監督が実写化。甲子園での応援を夢見て吹奏楽部に入部した女子高生と、甲子園を目指して奮闘する野球部員を軸に高校生たちの青春を描き出す。この日の舞台挨拶は“青空エール開会式”として行われ、ひとりひとりの名前が書かれたプラカードを掲げた子どもたちに先導されて、土屋さんらは客席の通路を通って歓声に迎えられながら登壇した。登壇陣を代表して、土屋さんが“選手宣誓”を行ない、開会式は幕を開ける。撮影、プロモーションを経て、ようやくこの日を迎えて土屋さんは「開幕できてよかったなと思います。みんなで心を込めて、4か月前まで撮影してたんですが、一心不乱にリアルに青春を生きました」と充実感を漂わせる。葉山さんは、土屋さん演じるつばさの同級生の吹奏楽部員・水島を演じたが、ふたりはNHKの朝ドラ「まれ」で姉弟役で共演しており、しかも「まれ」のクランクアップはちょうど1年前のこの日だった。土屋さんは「一緒にこの場に立てているの奇跡だと思う」と感慨深げ。葉山さんは「太鳳ちゃんがつばさじゃなかったら、僕も水島を演じられなかった。現場でも支えてもらい、エールをもらって、感謝の気持ちしかありません。次はどういう役で共演しようかと最近、考えてるんです(笑)。ダークな土屋太鳳を出したいんだけど、ダークなところがないんです。素晴らしい女優だし、かっこいいなと思います」と語り、土屋さんは葉山さんのストレートな称賛と感謝の言葉に「ありがとう」と照れ笑いを浮かべていた。土屋さんらも佳境を迎えているリオ五輪を毎日、夢中で観戦しているよう。土屋さんは、団体で銅メダルを獲得したシンクロナイズドスイミングに感動したそうで「井村コーチが素晴らしいなって思います。厳しい言葉をかけているけど、一瞬一瞬に覚悟があり、愛情がある。表彰台に上がった選手を見て『すごくキレイ』と言ってましたが、そう言ってる井村コーチが素敵だなって思いました」と語る。また、葉山さんはまさにこの日の朝、銀メダルを獲得した陸上400メートルリレー男子の日本チームの快挙に大興奮!「この熱のまま、舞台挨拶に立とう」と考えたそうで、登場の直前まで、扉の向こうでクラウチングスタートの構えでいたとか!4年後の2020年は東京での開催となるが竹内さんは4年後までに実現したいことを尋ねられ「東京五輪も晴れの中でやってほしいですが、日本で晴れるかどうかに最も影響を与えているのは松岡修造さん(笑)!その座を奪いに行きたいです!すごく尊敬してて、たまに『似ている』とも言われるんですが、ああいう人を元気にする存在になりたい!」と日本一熱い(暑苦しい?)男を目指すことを宣言し、喝采を浴びていた。『青空エール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日EXILE TRIBE総出演の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』大ヒット舞台挨拶イベントが4日、都内イベントスペースにて行われ、AKIRA、青柳翔、TAKAHIRO、登坂広臣、岩田剛典、鈴木伸之が出席した。同作は5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービー。映画のほか、ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルベストアルバム、ドームツアーと、さまざまなメディアに広がるプロジェクトとなっている。劇中で「最強」と言われる雨宮兄弟の兄・雅貴を演じるTAKAHIROは、登坂演じる弟・広斗に対して言った「お兄ちゃんの話を聞きなさい」というセリフがダントツで人気だったことに驚きの様子。「ここまであのセリフが育つとは思わなかった。皆さんが育ててくれました」と、感謝の言葉を述べた。雨宮兄弟はメンバーからも人気で、AKIRAは、印象に残っているシーンを「やっぱり雨宮兄弟2人との対決」と語る。青柳も「僕達が100人集めたのに、チョイチョイチョイってね」と頷き、鈴木も「向かって言ったらワンパンチでやられましたね。しかもそのシーンカットされているんですよね」と裏話を明かした。さらに岩田が「雅貴の壁ドンのシーン」を”女性に注目してほしい”ポイントとして挙げると、AKIRAは「俺だって九十九(青柳)に強めの壁ドンやってるよ!」とアクションシーンで対抗。岩田も「それだったら僕は床ドンやられてますよ!」と、AKIRA演じる琥珀に床に叩き付けられるシーンを持ち出し、会場の笑いを誘った。
2016年08月05日俳優の山崎賢人&広瀬すずが、都内で行われた映画『四月は君の嘘』(9月10日公開)完成披露試写会舞台挨拶に、共演の石井杏奈、中川大志、新城穀彦監督とともに出席した。同作は、第37回講談社漫画賞を受賞した新川直司の同名漫画を原作に、音楽にかける青春を描いたラブストーリー。母の死が原因でピアノの音が聞こえなくなってしまった元天才ピアニスト・公生を山崎が演じ、自由奔放なヴァイオリニスト・かをりを広瀬が演じる。新城は、山崎が一番原作のキャラクターに近いと話し「母性本能くすぐり系」と印象を語った。山崎が「くすぐります」と宣言すると、新城はさらに「イケメンかと思いきやぼーっとしている」と説明を追加。中川も「父性くすぐられたわ。お父さんになっちゃった」と新たな一面を見せた。また、劇中でかをりが公生を「伴奏者」に任命したことにちなみ、広瀬は山崎を「スーパースペシャル無敵系人類」に任命。理由を聞かれた広瀬は、山崎の印象を「スーパースペシャル無敵キラキラ感満載の爽やか王子だから」と語り、「現場でもムードメーカーで、芝居でも支えてくれたし、面白いし、優しいし、かわいいし、母性本能くすぐるし、無敵だなと思って」と絶賛した。山崎は「頑張って生きていきたいと思います」と照れながら、「無敵じゃないです。敵だらけ」と弁解し、会場を笑わせていた。
2016年08月03日映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のヒット御礼舞台挨拶が7月25日に都内劇場で行われ、宮藤官九郎監督と桐谷健太が映画を見終えたばかりの観客の質問に答える形でトークを展開した。宮藤監督が本作の舞台挨拶に登壇するのはこれで40回目!観客の中にも既に劇場で複数回、鑑賞しているという人も多く、質問もかなりマニアックなものもが。特にこの日は、桐谷さんも登壇するということで、あるファンからは桐谷さんに対し(桐谷さんが演じた)COZYが時折、お腹を出しているのは、同じく宮藤監督の脚本によるドラマ「タイガー&ドラゴン」で桐谷さんが演じた“チビT”を意識したのでは?という鋭い質問が飛んだ。桐谷さんは、実際には特にチビTを意識したものではなく、衣裳の伊賀大介さんの発案によるものだと説明。「伊賀さんが『アメリカンな感じ、80年代っぽい古めの雰囲気で行こうよ』と言って、(Tシャツを)切って結んだんです」と語り「僕だけお腹が出ているので、(緑色のメイクで)塗るのに時間がかかりました」と裏話も明かした。ちなみに「タイガー&ドラゴン」は桐谷さんにとっては初めて出演した宮藤脚本作品。今回の主演の長瀬智也と共演したのも「タイガー&ドラゴン」が初めてで、今回は、それ以来の再共演となった。「(宮藤脚本作品は)『流星の絆』、『吾輩は主婦である』も出てるし、『木更津キャッツアイ』もちょこっと出てますけど、宮藤さんが監督をする作品は実は今回が初めてなんです」と感慨深げ。初めて受けた宮藤演出について「毎日が楽しすぎて、何も考えずに現場に行き、そこで思いついたオモロイことをやろうという感じで、ノンストレスの楽しい毎日でした!」と充実感を漂わせる。宮藤監督は桐谷さんについて「自由度が高く、台本にない部分をやってくれるし、それで長瀬くんも神木(隆之介)くんも変わるので、すごくよかった」と現場での臨機応変な対応力、アドリブのパワーを讚えた。ちなみに桐谷さんの起用については「(『ソラニン』や『BECK ベック』でドラマーを演じており)ドラムを叩けるのは知ってたから、たぶん、やるだろうと(笑)。あとは長瀬くん、神木くん、清野(菜名)さんとのバランス?学ランを着てるイメージもあったし、ドラマーと言ってもあまり神経質ではなくてガサガサしてるタイプを思い浮かべていた」と明かした。この前日に行われた舞台挨拶では、宮藤監督と共に、本作で神木さん演じる大介の精子(※宮藤監督曰く“ガマン汁”)を演じた中村獅童が登壇したが、この日のトークでもこのシーンが話題に!桐谷さんが「神木くんの精子は中村獅童さんだったんですね…(笑)」としみじみと語り、会場は爆笑に包まれた。宮藤監督はこのシーンを「虚無感」という言葉で説明し、桐谷さんも、その言葉に深くうなずき「男性はみんな、大介のような気分に…」とガマン汁について熱く語ろうとするも、ここで舞台挨拶は終了の時間に。現時点では、この舞台挨拶が本作の最後のプロモーションとなっており、それが“ガマン汁”の話題で終わるという、宮藤監督作品らしい(?)まさかの幕切れとなった…。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月26日生田斗真と岡田将生が7月25日(月)に行われた映画『秘密THE TOP SECRET』試写会の舞台挨拶にて、映画の中の物語さながらに他人の脳に侵入し、秘密を暴く“マインドハッカー”トニー・ジャンと対決した。清水玲子の同名人気漫画を『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が映画化。死んだ人間の脳内に残されてている記憶を映像化することで犯人の逮捕につなげていくという最新技術による捜査を取り入れた捜査官たちの姿を描く。トニー・ジャンは「他人の脳に侵入し心をコントロールする」ことを生業とする“アジア最強のマインドハッカー”を名乗っており、この映画で展開される捜査について「僕のパフォーマンスと似ている」と語り「なぜ僕が主役じゃないのか?」とも。そんな彼と生田さん、岡田さんが対決することになったが、実はトニーは以前、TVで岡田さんと対戦したことがあるそうで「僕が初めてマインドハッカーに失敗した」相手。彼にとっては「ある意味でリベンジ!」とのこと。生田さんと岡田さんも、映画の中では他人の記憶に潜入する捜査官を演じているだけに、そうやすやすとは侵入を許すまじと意気込む!最初の対戦では、ドミノの駒を生田さんと岡田さんが相談の上、どちらかが右手、左手のどちらかに握り、それをトニーが当てるというもので単純な確率は4分の1だが、2度にわたる対戦で、トニーは見事に正解を言い当てる。トニーの指示に従い、2人は手を前に出したり、下したりするのだが、そのときのわずかな表情の変化や手の筋肉の動きを読み取り、正解を導き出していくとのことで、岡田さんは「(心が)のぞかれている感じ」と驚きを口にする。そして、続く対戦では、トニーは生田さんの初恋の相手のフルネームを当てるという難問に挑戦。「(字数は)1文字?2文字?3文字?4文字?」「(音は)ア行?カ行?…」などと質問を繰り出していき、そのときの生田さんの表情を読み取っていくというやり方で、一文字たりとも間違うことなく、生田さんの初恋の相手のフルネームを見事に割り出した!生田さんは「すごい! そんな…そんなことってあるんだ!」と驚愕。ちなみに、初恋に落ちた理由を問い詰められると「小学生の頃、廊下を走ってたらぶつけて膝をケガしたんですが、その子がハンカチで止血してくれたんです。ハンカチっていいですね(笑)」と思い出を明かしてくれた。岡田さんは、生田さんが追い詰められていく様を目の当たりにし「僕がやられてるわけじゃないのにどんどん汗が出てきます!」と語っていたが、そんな岡田さんのために生田さんは、ハンカチで汗を拭いてあげるというパフォーマンスを見せて会場をわかせていた。『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月25日『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の舞台挨拶が7月19日(火)に開催され、宮藤官九郎監督、清野菜名、皆川猿時が登壇。この日は宮藤監督の誕生日でケーキが用意されたが、なぜか大人計画の三宅弘城が乱入!思わぬサプライズに会場は盛り上がりを見せた。この日は、映画を観終えた観客からの質問に宮藤監督らが答えたが、中にはすでに本作を5回観たという筋金入りのツワモノも!宮沢りえ、中村獅童といった豪華俳優をどうやって口説き落として本作に出演させたのか?という質問に、宮藤監督は「ちゃんと台本を渡してお願いしましたよ。マーティン・スコセッシのように『これが君の役だ』と伝えて『分かった』と言ってもらいました(笑)」と明かす。特に獅童さんに関しては、映画を観た観客の中でも「どこで出てた?」と話題となるほどのチョイ役、しかも下ネタがらみの役柄となったが、オファーの後にわざわざメールで「一生懸命、演じさせてもらいます」と連絡が来たとか。皆川さんは、地獄のガールズバンドのメンバー・じゅんこを演じているが、脛の毛を剃ってバンド少女役を熱演!この剃毛に関して、同時期に出演していた「大人計画」の舞台では「毛深い狼男のような役(笑)」を演じており、宮藤監督によると「剃るか剃らないかで、同じ事務所内で“ヘア論争”が起きた」とのこと…。皆川さんは、もしもこの役で日本アカデミー賞の優秀助演賞を受賞したら?との問いに「助演女優賞であればもらいます」と宣言し、会場は爆笑に包まれていた。この日は、宮藤監督の46歳の誕生日だったが、なんと清野さんのお父さんもこの日が誕生日で、しかも生まれた年まで全く同じそうで、壇上でその事実に気付いた清野さんも、宮藤監督もビックリ!そんな宮藤監督のために特製ケーキが運び込まれたが、そんな中、客席の最前列には、帽子とメガネにマスクで微妙に変装した謎めいた男が…。彼の手には「宮藤くん、誕生日おめでとう」と書かれた垂れ幕が握られていたが、これが宮藤さん、皆川さんと同じ「大人計画」所属で、宮藤監督の『少年メリケンサック』などにも出演している三宅弘城!映画スタッフも事前には知らされていなかった、三宅さん個人による文字通りの完全サプライズ。宮藤監督は「ヤバいストーカーの人かと思った(笑)。さすがに誕生日当日だから、何かあるだろうとは思ってたけど、ケーキかと思ったら…(笑)」と驚いた様子。三宅さんは「映画は観てないんですけど…(笑)」とこの舞台挨拶のためだけに来たことを明かし、宮藤監督は「(スタッフの仕込みではなく)勝手に来たの?頭おかしいんじゃない(笑)」とあきれつつも笑みを浮かべていた。なお、本作は公開3週間(7月18日時点)で観客動員数は91万8千人を突破。興行収入は12億円超を記録している。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月20日地獄が舞台のロックコメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月11日(月)、都内で行われ、宮藤官九郎監督と出演者の片桐仁が出席した。修学旅行中の事故で地獄に落ちた高校生が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼キラーKからギターの猛特訓を受け、現世への転生に挑む。先月25日(土)全国288スクリーンで封切られ、7月10日(日)時点で動員71万9,582人、興収9億5,069万9,400円のスマッシュヒットを記録している。宮藤監督にとっては4作目のメガホン作にして、初めて週末ランキング第1位に輝いた作品でもあり、「たくさんの皆さんに観ていただいて、本当にありがたいです」と感謝のコメント。一方、すでに30回を超える舞台挨拶をこなしており、「まだまだ僕の舞台挨拶地獄は続きそう。何回、挨拶させるんだと(笑)。最近は逆に、舞台挨拶グセがついてしまって」と戦々恐々だった。また、観客の質問に答える形で、輪廻転生するなら「グラビアアイドルになりたい」と宮藤監督。「書店でサイン会や握手会をやったとニュースになったり…」「この人、いつ脱ぐんだろうって思われる人」「日テレジェニックやミスマガジンを目指して」「最終的にイメージビデオを出したい」と次々野望(?)を明かしていた。キラーKの先輩で楽器ショップ店員・鬼野を演じる片桐さんは、3時間以上かかる特殊メイクで鬼になりきっており「僕、どこに出ていたか分かりました?」と客席に質問。本業に加えて、彫刻家としても活躍する片桐さんは、劇中でキラーKが愛用する“鬼Phone”“鬼Pad”“鬼ギター”の製作も手がけており、舞台挨拶では“鬼Phone”“鬼Pad”の実物お披露目も行われた。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月12日パフォーマンスグループ・EXILE TRIBEのメンバーが総出演する映画『HiGH&LOW THE MOVIE』(7月16日公開)完成披露試写会が4日、東京国際フォーラム ホールAで行われ、約4,000人の観客が見守る中、映画出演者総勢50名が登壇した。同作は荒廃した街の中で5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービー。映画のほか、ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルベストアルバム、ドームツアーと、さまざまなメディアに広がるプロジェクトとなっている。企画・プロデュースを務めたHIROは「熱気がすごくて、最高です!」と会場の雰囲気に興奮した様子。「ぜひ早くみなさんに見ていただきたい」と自信をのぞかせた。チーム・ムゲンのリーダーである琥珀を演じたAKIRAは「バイクでムゲン7人で並走するシーンが楽しくて、このままチームを作っちゃう? と話が出るほどでした」と、撮影時を振り返った。雨宮兄弟の兄・雅貴役のTAKAHIROは、弟・広斗役の登坂広臣に振り回される役柄だったが、「『お兄ちゃんの話を聞きなさい』というセリフがあるんですけど、飲みに行っても(登坂が話を)聞いてないことがある」と暴露。登坂は「シカトしてるわけでないんで!」と焦って弁明していた。山王連合会のリーダー・コブラを演じた岩田剛典は「普段から仲良くさせてもらって、こないだもメンバーのてっつ役を演じている佐藤寛太の20歳の誕生日で、初めてみんなで乾杯ができました」と、チーム愛を語った。また岩田の演じるコブラはアントニオ・猪木を尊敬しているという設定だが、その場で猪木のモノマネを求められる雰囲気に。岩田が困っていると、AKIRAが絶妙なタイミングで「コノヤロー!」と叫び、会場は大きな歓声で応えていた。■登壇者【ムゲン】AKIRA、青柳翔、高谷裕之、岡見勇信、井浦新【雨宮兄弟】TAKAHIRO、登坂広臣【山王連合会】岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹、岩谷翔吾、山本彰吾、八木将康【White Rascals】黒木啓司、遠藤雄弥、鬼龍院翔、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二、栁俊太郎、稲葉友【鬼邪高校】山田裕貴、鈴木貴之、一ノ瀬ワタル、鈴木昴秀、龍、前田公輝【RUDE BOYS】窪田正孝、永瀬匡、佐野玲於、ZEN【達磨一家】林遣都、小澤雄太【MIGHTY WARRIORS】ELLY、野替愁平、白濱亜嵐、早乙女太一、ANARCHY【DOUBT】秋山真太郎、武田航平【九龍グループ・家村会】橘ケンチ、小野塚勇人企画・プロデュース:EXILE HIRO、監督:久保茂昭、脚本:平沼紀久、プロデューサー:植野浩之
2016年07月04日映画シリーズ第28弾『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』の初日舞台挨拶が7月2日(土)、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、声優を務めた戸田恵子、波瑠、中川剛・中川礼二(中川家)らも登壇し盛り上げた。なお、イベント取材にきていた芸人の永野さんに、戸田さんが「スポットライト当たっていないけど、ありがとね」と声をかける場面があり、永野さんもうれしそうにお辞儀をしていた。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は、やなせたかし先生の楽曲「勇気のルンダ」をモチーフにした作品。誰もが自分のために何かをしてくれることが当たり前だと考えているおもちゃの星のお姫さま・ルンダが、新しく出会う仲間たちと行動を共にし、アンパンマンの強さとやさしさに触れることで、心の変化が起きていくという物語。ヒロインとなるおもちゃの星のお姫様・ルンダ役を務めた波瑠さんは声優初挑戦となった。「とっても難しかったんですけど、とても楽しくて、素敵なお仕事をやらせていただきました」と、ふり返った。波瑠さんは、子どもが多い舞台挨拶の経験も初めてとのことで、「すごく小さいお友達がたくさんで、こちらもリラックスできますね。私も『アンパンマン』大好きです。特に好きなのは、どんぶりまんトリオの三人。誰がというか、トリオが好きなんです」と、ビデオも持っていたほど好きだったと告白した。今回ゲスト声優として登場したやさしいロボット・ナンダ役の中川礼二さんと海の主・ヌラ役の中川剛さんは、同じ作品に出演するも、アフレコにかかった時間が全然違ったという。礼二さんの「大体2~3時間かけてやりました」という報告に対して、剛さんが「僕、10分くらいで終わりました。お弁当も食べれましたし…」と、半分申し訳なさそう、半分うれしそうに言うと、礼二さんが「同じコンビでおかしいでしょ」と即座に突っ込んでいた。舞台挨拶には、そのほか、ばいきんまんの声優で知られる中尾隆聖、主題歌と劇中歌を担当した「ドリーミング」が登壇した。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年07月02日女優の尾野真千子と俳優の江口洋介が共演するテレビ朝日系ドラマ『はじめまして、愛しています。』(7月14日スタート、毎週木曜21:00~21:54)の親子試写会・舞台あいさつが、7月11日に東京・EXシアター六本木で開催されることになった。現在参加者を募集中で、応募締め切りは6月30日24時まで。このドラマは、尾野と江口演じる子供のいない夫婦が、親に捨てられたの5歳の男の子を自分たちの子供にしようと決断し、"本当の家族"になろうと奮闘する物語。今作のテーマとなる「特別養子縁組」は、6歳までの子供が対象で、6カ月の期間で夫婦がさまざまな審査を受けていく姿を、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などを手がけた遊川和彦氏のオリジナル脚本で描いていく。舞台あいさつには、尾野、江口、遊川氏に加え、キャストの速水もこみち、坂井真紀、余貴美子、藤竜也が登壇予定。制作側の「家族で見てほしい」という思いが込められている作品であることから、親子を優先対象とした試写会を実施することが決定した。応募条件は4歳以上。応募は、テレビ朝日の番組公式ホームページ内で受け付けている。
2016年06月21日7月より公開される“片想い”がテーマの映画『全員、片想い』。この度、伊藤沙莉、中川大志、千葉雄大らが登壇する本作の完成披露上映会の舞台挨拶の模様を、「AbemaTV FRESH!」にて生放送されることが決定した。本作は、“片想い”をテーマにした8つの物語を1本の映画として公開するもの。本企画は、「アンフェア」シリーズなどで知られる俳優・加藤雅也が、FMヨコハマ「BANG!BANG!BANG!」という自身の番組で“片想い”をテーマにしたトークをはじめたことをきっかけに、そこから小説投稿サイト「E★エブリスタ」とFMヨコハマが共同企画を設立。“片想い”をテーマにした小説を募集し、その中から選出された電子小説4本と映画オリジナルストーリー4本を映画化することとなった。そんな8作のプロジェクトには、伊藤さんと中川さん出演の『MY NICKNAME is BUTATCHI』をはじめ、森絵梨香と桜田通の『僕のサボテン』、広瀬アリスと斎藤工が初共演で贈る『サムシング ブルー』、知英が男装する『片想いスパイラル』、新川優愛と志尊淳主演の『嘘つきの恋』、清水富美加と千葉さん共演の『あさはんのゆげ』、横浜流星と橋本マナミ共演の『イブの贈り物』、さらに加藤さんが主演の『ラジオパーソナリティー』が決定している。今回生中継が決定したのは、東京・丸の内TOEI1にて行われる完成披露上映会の舞台挨拶の模様。主演キャストから、伊藤さん、中川さん、桜田さん、広瀬さん、知英さん、新川さん、清水さん、千葉さん、横浜さん、加藤さんが登壇することとあって、プレリザーブのチケット競争率はなんと、およそ10倍!一般販売も即日完売された。さらに今回、追加キャストとして志尊さんの登壇も決定しているという。本中継が放送される「AbemaTV FRESH!」は、株式会社「AbemaTV」が運営する無料で楽しめる映像配信プラットフォーム。当日の舞台挨拶の放送だけでなく、楽屋裏インタビューの独占生放送も予定されており、ここだけでしか見ることのできないキャストたちのスペシャルトークも必見となっている。「『全員、片想い』完成披露舞台挨拶&楽屋生中継!」は5月31日(火)18時~「AbemaTV FRESH! 公式ch」にて放送。『全員、片想い』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日いよいよ来週末に公開を迎える二階堂ふみと山崎賢人出演映画『オオカミ少女と黒王子』。今月15日(日)、本作のロケ地にもなった福岡にて舞台挨拶が行われ、山崎さん、二階堂さんが登場。福岡での撮影秘話や思い出を語り、会場を沸かせた。高校に入学したばかりの篠原エリカ(二階堂ふみ)は、恋愛経験ゼロなのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”。彼氏がいないのでは?と友だちに疑われ、街で見かけたイケメンを盗撮し、自分の彼氏として写真を友だちに見せてその場をしのごうとする。ところが、その彼は同じ学校に通う佐田恭也(山崎賢人)だったことが判明。イケメン同級生・佐田に事情を打ち明け、彼氏のフリをすることを承諾してもらえるエリカ。だが実は彼、見た目は王子だが中身は超ドSの“黒王子“だった!契約彼氏の条件は、恭也への“絶対服従”!ウソから始まる恋の行方は…?累計発行部数540万部突破の超人気少女コミックを映画化する本作。『ストロボ・エッジ』などを手掛けるヒットメーカー・廣木隆一監督の指揮のもと、山崎さん、二階堂さんのほか、鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒と、いま最も注目のフレッシュなキャストが集結している。福岡・Tジョイ博多にて行われた今回の舞台挨拶には、約420人の女子たちが集まり会場は満員。そこへヒロイン・エリカを演じた二階堂さんと、ドS王子・恭也を演じた山崎さんが登壇すると、会場は黄色い歓声に包まれ、大盛り上がり!まず二階堂さんが「こんにちは!山崎君の人気にあやかっているつもりでしたが、実際に(私へ)こんなに声援を頂いて、すごく嬉しいです。ありがとうございます!今日は楽しんでいってください」と挨拶し、山崎さんも「こんなに沢山、こんな熱気で迎えて頂いてありがとうございます!今日は楽しんでいってください!」 と続けた。5月13日(金)の名古屋を起点に、舞台挨拶キャンペーンで各地を回り、今回の福岡がキャンペーン最後の地。二階堂さんは「福岡は撮影でも10日間ぐらい滞在しました。ごはんがとにかく美味しくて、大好きになったので、また来られて本当に嬉しいです」と再び訪れることが出来た喜びを明かした。また映画については「すごくいい作品ができたな、という手ごたえがあります」と二階堂さんは語り、山崎さんも「撮影しているときから楽しくて、いままでにない少女漫画原作の作品になっていると思います。早く皆さんに見ていただきたいです!」太鼓判を押した。また福岡の高校を借りての撮影については、「とにかく先生方が協力的で。丁度、冬休みの時期に撮影をさせていただいていたんですが、スポーツの強豪校でもあって、部活の練習をしている方も沢山いて。でも、音の関係でどうしても練習をストップして頂かないといけないようなときも、優しく対応してくださいました。そのお陰でいい作品が撮れたと思います。そして、校舎がとにかく大きくて!!何度か迷いました(笑)」と、二階堂さん。一方の山崎さんは「僕はサッカーをやっていたので、東福岡のサッカー部の方に『混じっていいですか~?』と入って行って、一緒にサッカーをしたりもしました。でも、逆に気を遣わせてしまって…(笑)日本一のチームですから、未来のJリーガーがいるかもしれない。本当に貴重な体験をさせてもらいました」と、それぞれに撮影を振り返りながらエピソードも明かした。さらには撮影以外でも福岡を堪能したそうで、「福岡の撮影は学校のパートが多かったので、割と夜に時間があったんです。なので、山崎くんやみんなと屋台に行ったりもしました!」(二階堂さん)、「福岡は本当に美味しいです!!凄く素敵なロケーション、街ですね!」(山崎さん)と、福岡グルメを存分に楽しんでいた様子。最後に二階堂さんは「普段、こんなに声援を頂く機会がないのでホントに…恥ずかしかったんです(笑)が、すごく嬉しかったです。ありがとうございました。今日は楽しんでください!」と、謙遜しつつも喜びを述べ、そして山崎さんは博多弁で「みなさん、好いと~よ!!」と投げかけると、客席からは悲鳴に近い歓声が沸き起こり、イベントは熱気冷めやらぬまま幕を閉じた。『オオカミ少女と黒王子』は5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月16日公開中の映画『ちはやふる』の「上の句」「下の句」の二部作イッキミ上映会が5月8日(日)に開催。上映後に広瀬すずと小泉徳宏監督が舞台挨拶に登壇したが、監督からのサプライズでの花束プレゼントに広瀬さんは思わず涙。初日舞台挨拶に続いて頬を濡らした。末次由紀による人気漫画の実写版で、主人公・千早を中心に競技かるたに青春を燃やす若者たちを描いており、先日の初日舞台挨拶の場で、早くも続編映画の製作が発表された。この日の観客の中には、すでに本作を8回も見ているという熱烈なファンも!広瀬さんはキャストよりもみなさんの方が見てると思います。全然、負けてますね」と驚きつつ「こうやってどんどん『ちはやふる』が広がっていくのが幸せです」と笑顔を見せた。舞台挨拶の場で原作者の末次さんの手紙をサプライズで受け取り、さらに続編製作決定を知らされて号泣してから約1週間が経ったが、広瀬さんは「1日に少なくとも4~5回は『ちはやふる』のことを考えてゾワゾワしてます。いまだに実感ない」といまなお戸惑いを感じているよう。気になる、続編の内容だが監督に話を向けると広瀬さんも「知りたい知りたい!」とノリノリ。小泉監督は「確定したのが最近で、まだゼロベース。明後日、末次先生とお会いして『どうしましょうか?』という“トップ会談”があります。確実に言えることは新キャラが登場します!」と慎重に言葉を選びつつ明かす。広瀬さんは「誰ですか?誰ですか?」と興奮気味に問い、客席からも「名人!」などリクエストも飛んだが、現在も連載中ですでに31巻もの単行本が発売されているとあって、どこをどう入れ込むのか…?小泉監督は「どうしようか困っております(苦笑)」と率直な心情を吐露した。また、7月に韓国で開催され今年で20周年を迎える「富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」でも本作が公式上映されることが決定!広瀬さんも監督も現地を訪れる予定だという。この日の、舞台挨拶で、本作に関係する国内でのイベントは最後となるが、サプライズで小泉監督から、広瀬さんに「前へ進め」という花言葉を持つ真っ赤なガーベラの花束が贈られた。広瀬さんはこの演出に「嘘でしょ!ヤダ!あの日から涙腺が崩壊してるんだから…」と戸惑いつつもポロポロと涙が頬をつたう。小泉監督はオーディション、そして現場で感じた広瀬さんの負けん気の強さを絶賛し、来年の続編撮影に向け「一回りも二回りも大きくなった広瀬すずを待ってます」とエール!広瀬さんは「最初はこの仕事をやめたいと思ってたんですけど、ずっと一緒にいたい大切な仲間と出会って、この作品で仕事に対する思いが変わりました。『負けるのだけはイヤ!』という気持ちを持って、この仕事を始めて3年半になりますが、いま監督にいただいた言葉の重みを感じてます。やめないように頑張ります!裏切らないように前に進みたい。すごく幸せです!」と力強く語り、会場は拍手に包まれた。『ちはやふる -上の句-・-下の句-』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年05月08日歌舞伎役者の市川染五郎が7日、アメリカ・ラスベガスから都内の会場に向けて、擬似3Dによる遠隔舞台あいさつを行った。松竹と日本電信電話(NTT)による技術実験で、4月29日~30日に行われたイベント・ニコニコ超会議内の「超歌舞伎」に続き、イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」を使用している。現在ラスベガスで『KABUKI LION 獅子王』公演を行っている染五郎は、擬似3D虚像による立体表示で都内会場に登場。擬似3Dとは、平面映像を使いながら錯覚で立体的に見せることで、被写体抽出技術と組み合わせ、演者がその場にいるかのような映像をリアルタイムに届けた。「超歌舞伎」では「分身の術」として披露されている。染五郎は「この映像技術、伝送技術等々、歌舞伎の技術として一つのジャンルになるのではないかとも感じています」と新たな技術に期待を寄せた。また、映像技術と歌舞伎はは「色彩の豊かさ、美しさというものが、共通言語」と語り、「生という武器は、舞台には大事なものだとは思いますけども、あえて映像の中で画面を見ることによって初めて成立する歌舞伎もあるのではと思います」と今後の展望を示した。NTT代表取締役副社長 篠原弘道氏は、今回の取り組みを「共同実験のスタート」として「2020年、その先も含めて」視野に入れていると発言。ただし「主役は歌舞伎」であり、「ICT技術はあくまでも黒子です。どんどんチャレンジしてまいりたいと思います」と語った。また、舞台天井、花道なども含めて360度で映像を同期し、実際の舞台の感覚で中継を見ることができる4Kマルチ映像、ヘッドマウントディスプレイによる視聴など、様々な技術が紹介された。
2016年05月07日映画『追憶の森』のプレミア試写会が4月26日(火)に開催され、渡辺謙が舞台挨拶に登壇した。渡辺さんはブロードウェイミュージカル「王様と私」の公演を終えてすぐの帰国で、久々に日本のファンの前に姿を見せた。映画はガス・ヴァン・サントがメガホンを取ったミステリーで、富士の裾野に広がる青木ヶ原の樹海で出会ったアメリカ人の男(マシュー・マコノヒー)と日本人の男(渡辺さん)が織りなすミステリー。渡辺さんは、本作への出演の経緯について説明。「実は、最初に脚本があって『こういう役をやりませんか?』とプロデューサーから話をもらったの東日本大震災の後でした。死を前にしてどう生きるか?というシリアスなテーマで、当時の僕の心理として背負いきる余裕がなくて『ペンディング(保留)してほしい』と伝えたんです。その後、ガスがこれをやりたいと手を挙げてくれて、シリアスで苦しい題材を彼ならメルヘンチックでセンチメンタルな映画にしてくれるという予感がありました。さらに白人の男性の役にマシューが決まり、もろ手を挙げてやりましょうとなりました」と明かす。この日は、来日がかなわなかったマシュー・マコノヒーからビデオメッセージが到着!事前に収録されたビデオにもかかわらず、マシューの言動に渡辺さんがいちいち、ツッコミを入れるなど、まるで、その場で会話をしているかのようなユーモラスなやり取りが展開する。「王様と私」を終えたばかりの渡辺さんに、マシューが「みんなの前で何か歌って!」とムチャぶりをしたり、「次はミュージカル映画で共演を!」と語るなどノリノリ!渡辺さんは「映画の中で歌ってますので!」と苦笑交じりにムチャぶりをかわしていた。渡辺さんはマシューについて「似ているタイプの俳優だと感じました」と述懐。「準備はしてくるけど、カメラの前に立つと、そこで感じたもの、生まれたものを信じ、的確に返していくんです。ナイターの撮影が多かったんですが、夜中の3時とか4時にずぶ濡れで終わって、懐中電灯を手に2人で3~4キロ(山道を)歩いて帰ってましたね」とふり返った。日本での撮影時には渡辺さんはマシュー夫妻を食事に招待したそう。「彼はテキサスなので、肉を食わせようと焼肉に連れて行きました」と明かす。また誕生日プレゼントにはお香をプレゼントしたという。さらにマシューは、渡辺さんの娘の杏さんが双子を妊娠中ということも知っており、ビデオを通じて改めて祝福を送っていた。最後に渡辺さんは、熊本地震、さらに東日本大震災や、世界での難民やテロといった問題について触れ「どこに安住の地があり、どこで静かに暮らせるのか?穏やかな暮らしはいつまで続くのか?そんなことを悩み続ける時代に差し掛かっています。どうやって“死”を受け止め、大事な人の存在を生かし続けることができるのか?ガス・ヴァン・サントが優しく描いてくれました。よく『これを観ると元気になる』とか『泣ける』映画はありますが、これは観て“立ち止まってもらえる”映画だと思います。留まって、いまいる場所を確認し、また歩みを進める――森の中で一緒に佇んでいただける映画だと思います」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『追憶の森』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日是枝裕和監督最新作『海よりもまだ深く』の完成披露試写会が4月24日(日)に開催。是枝監督に主演の阿部寛、真木よう子、吉澤太陽、樹木希林が上映後の舞台挨拶に出席した。『海街diary』で日本アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞に輝いた是枝監督が、同作の撮影の合間を縫って制作した本作。台風が通過する夜、興信所の探偵として働くダメ中年の良多とそのかつての妻、2人の息子、良多の母の4人が、良多の母が暮らす団地で夜を明かすことになるが…。阿部さんは映画>『歩いても 歩いても』、ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」に続き、是枝作品で主人公の“良多”を演じることになったが「ここまでダメダメな男は初めて(笑)」と語りつつ「でもどこか憎めず、かわいく思えた。多かれ少なかれ、僕もダメなところはたくさんある。せこいところや弱いところは共感を覚えました」と思い入れを口にする。真木さんは本作を「大好きな作品になりました」と語る。撮影は、是枝監督が実際に子ども時代を過ごした団地で行われたが、真木さんは「小さいころ、全く同じようなアパートに住んでました。(樹木さん演じる良多の母が作る)カルピスのアイスも懐かしかった」としみじみ。樹木さんは、舞台上でも劇中と同じく、息子を愛する母そのまま!映画の中で、阿部さんが大きな体を丸めて、団地の小さな風呂に浸かるシーンがあるが「あんな団地の小さな風呂じゃなく、ウチの息子はローマ風呂に入ったんだし、エヴェレストにだって登ったんだから!芽が出ないのは世間のせい!」とかばう。また良多が“ダメな男”と紹介されることについても「ダメじゃない!私の周りにはもっとすごい人たちがいっぱいいますよ」と語り、会場は笑いに包まれていた。このほかにも随所に“希林節”は健在。ここ数年の是枝作品への連続出演について尋ねられると「義理でね」と言い放ち、本作のカンヌ国際映画祭への出品に関し、現地に赴く阿部さんが「プライベートでは行ったことがあったんですが」と語ると「誰と行ったの?」と問いただすなど不規則発言を交え、たびたび客席をわかせていた。『海よりもまだ深く』は5月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月24日マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンがダブル主演を果たした海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈ファースト・シーズン〉』のブルーレイ&DVDが本日より発売される。先ごろ行われたイッキ見試写会では91点の高い満足度を獲得しており、来場した映画ファンからは「映画好きにおススメしたい」との声が多く寄せられた。予告編動画本作は、ルイジアナの田舎町で発生した殺人事件を中心に、ふたりの刑事の17年間にも渡る葛藤や友情のドラマを描いた全8話完結のクライム・サスペンス。マコノヒーが元・麻薬潜入捜査官で心に闇を抱えるラスト刑事を、ハレルソンがラストとは真逆の社交的な性格のマーティン刑事を演じる。全8話をひとりの脚本家、ひとりの監督が担当し、その一貫した世界観やこだわり抜かれた映像美、緻密なストーリー構成が放映中から好評を得ていたドラマだが、観客も「ハードで密度の高い内容」「長い時間だったが脚本の良さからか全く飽きなかった」「描かれている世界がキレイで、一瞬も見逃したくなかった」と絶賛。特に「映画好きな人におススメしたい」といった声が多く、「海外ドラマというより8時間の映画という感じ」「映画並みの作りこまれた映像・ストーリーと俳優の演技」「脚本も映像も日本のドラマには出来ないレベルなので、どんどん引き込まれること間違いなし!」と理由を語っている。さらに昨日より、コリン・ファレル、ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムズ、テイラー・キッチュら豪華キャストが共演する『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈セカンド・シーズン〉』の予告編が公開されている。世界観はそのままに、舞台とキャストは一新されており、どのようなドラマが展開するのか期待が高まる。『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈ファースト・シーズン〉』ブルーレイ&DVD 発売中コンプリート・ボックスBlu-ray(4枚組/全8話):11300円+税コンプリート・ボックスDVD(5枚組/全8話):9400円+税『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈セカンド・シーズン〉』5月18日(水)発売コンプリート・ボックスBlu-ray(4枚組/全8話):11300円+税コンプリート・ボックスDVD(5枚組/全8話):9400円+税発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(c)2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of Home Box Office,Inc. Distributed by Warner Bros. Home Entertainment Inc.
2016年04月20日ネプチューンの堀内健が脚本を手がける舞台プロジェクト、堀内夜あけの会による舞台『なりたい自分にな~れ!』が間もなく上演される。ネプチューンのコントでその才能を惜しげなく発揮している堀内の、自作自演の舞台への意気込みやいかに!?──稽古場の彼に、話を聞いた。堀内夜あけの会 チケット情報芝居の脚本を手がけるのは、2014年、2015年の本プロジェクトの公演に続きこれが3作目となる堀内。「前回までは、もともと頭の中に何となくあったものを膨らませて書いたのですが、今回は全くゼロからのスタート。まずはタイトルから考えました。『なりたい自分にな~れ!』って、何でもできそうなタイトルでしょ(笑)」と自身も楽しげだ。その実、芝居に対する意欲はすこぶる熱い。「物語を創りたい、全部自分で好きにやりたいという気持ちが、心のどこかにあるのかも知れません。お芝居はコントと少し違って、観ている人も登場人物に感情移入できて、いつもと違う自分になれる。それによって日常のイライラから解放されたりするから、凄い。が、創るのは大変。短いコントをいくつも繋げるのではなく、全体をひとつの物語としてまとめる必要がありますから。書くことは楽しいけれど、ひと言も書けなくて“引き受けなきゃよかった”と思ったことも(笑)」と話す。演出の拙者ムニエル主宰の村上大樹をはじめ、演劇界の様々な才能が、舞台創りの力となる。「初回から出演していただいている出川哲朗さんの存在も大きいです。小劇場からずっと芝居をやってこられた方ですから、いろんなことを教えもらっています。最初からいきなり演劇の聖地、本多劇場でやらせてもらって、本当に申し訳ないのですが、そこは出川さんにのっかってやらせていただこうという思いも。何より、出川さんがいると稽古が楽しい!」。さらに、実力派女優の鈴木砂羽、爽やかなルックスと歌が魅力の池岡亮介、個性派で知られる伊藤修子ら、“堀内ワールド”を体現するまたとない布陣が実現する。舞台は山の中、心に病をかかえる人々が住むペンション。オーナー夫妻がここを守り続けているのには、実は深い理由が──と、そこからファンタジーあり、SFあり、ホラーあり、の独特の世界が展開される。「皆さんを“四次元”の気持ちにします(笑)!来なければわからない、心の遊園地!」と堀内。彼ならではの奇抜な笑い、さらには衝撃(?)のラストに、大いに期待したい。公演は4月29日(金・祝)から5月1日(日)まで、東京・本多劇場にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年04月15日4月23日公開の映画『アイアムアヒーロー』の試写イベントが14日、東京・飯田橋の神楽座で行われ、主演の大泉洋が出席した。本作は、累計600万部を超える花沢健吾原作の同名漫画を『GANTZ』や『図書館戦争』シリーズを手掛けるヒットメーカー、佐藤信介監督が実写化。謎の感染によって人々が変ぼうを遂げた生命体"ZQN"(ゾキュン)から逃れるため、冴えない漫画家・鈴木英雄(大泉洋)の生き残りを掛けたサバイバルを描く。公開を間近に控えたこの日は、65人の"おネエ"や"ドラァグクイーン"を招き、「おネエ絶叫試写会&ティーチイン」と題したイベントを実施。試写会後に主演の大泉が登壇し、65人のおネエを前にして「胸がいっぱい。胸やけがする…」と笑わせながら「本当に感動しています。こういう光景はあまり見られないですから」と目を丸くし、「ド偉い方を集めましたけど、この映画、マスコミの方に見ていただく完成披露試写会をやってないんです。初めての試写がなんでおネエなの? 正しいサンプルが取れないじゃないですか!」とスタッフに注文をつける場面も。とはいえ、終始おネエたちを楽しませ、後半にはおネエたちの質問に応えるコーナーも。「普段は妄想します?」という質問に「やっぱり誰しもがあるんじゃないんですか? 良い妄想、悪い妄想。今日なんか出る前にどういうリアクションになるか妄想しましたよ。男だからエッチな妄想もしますし、メイクさんやスタイリストさんが時たま接近されるトキがあって、そのままチューされたらどうしよう?とか。この前、オードリーの春日俊彰さんが同じドッキリをやられていて、羨ましいドッキリだと思いました」と答えておネエたちを喜ばせた。そんな大泉が主演を果たした本作。スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭とポルトガルのポルト国際映画祭で観客賞ほか4冠、ベルギーのブリュッセルファンタスティック映画祭でグランプリを獲得するなど、世界三大ファンタスティック映画祭を制覇した。「最初にこの映画を見た時、世界基準だと思い、『映画祭に出してください』とお願いしました。正しく評価していただいたという気持ちですよ。ファンタスティック映画祭はホラーやサスペンスなどに限定したモノですが、3つで全部賞を獲ったということは、この世界で負けなしの映画ですよ」と胸を張った。映画『アイアムアヒーロー』は、4月23日より全国公開。
2016年04月15日『リップヴァンウィンクルの花嫁』の初日舞台挨拶が3月26日(土)、都内で行われ、主演の黒木華、共演する綾野剛とCocco、岩井俊二監督が出席。綾野さんは劇中のキーアイテムである“ねこかんむり”という被り物で、素顔を隠して登場し、ファンの笑いを誘った。結婚早々、夫に浮気された挙句、家を追い出されてしまった派遣教員の皆川七海(黒木さん)が、「なんでも屋」の安室(綾野さん)と出会い、月給100万円という破格の住み込みメイドの仕事を紹介される。派遣先で破天荒なメイド仲間の里中真白(Coccoさん)と意気投合するが…。岩井監督が12年ぶりに実写長編の日本映画に取り組んだ。黒木さんにとって、岩井監督は「高校時代からずっとあこがれていた存在」だといい、念願の初タッグに「幸せでしかなかった」「幸せの限界が来そう」「本当に幸せという言葉しか思い浮かばない」と、あふれる思いを抑えきれない様子。一方の綾野さんも、大好きな岩井作品のタイトルを次々と挙げて、「ずっと“この世界”にいたいと思わせてくれる監督。本当に岩井組に参加できて、とにかく嬉しかった」とこちらも喜びを爆発させていた。「この20年、自分なりに音楽をやってきたご褒美のようなもの」と今回の出演を語るCoccoさん。やはり「楽しいだけの撮影だった」と笑顔でふり返り、「明日から、自分がやるべき音楽を粛々とやっていこうと思う」とミュージシャンとしての決意を新たにしていた。そんな出演者を幸せにした岩井監督は、「自分の作品が手を離れるのは感無量。特にこの作品は、大事な娘を嫁に出すようなものなので(笑)、ぜひ皆さんに新郎になってもらえれば。ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします」とファンに感謝を述べていた。『リップヴァンウィンクルの花嫁』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月26日藤原竜也、有村架純共演で大人気コミックを実写化する『僕だけがいない街』。3月19日(土)の公開を間近に控えた本作だが、同日行われる初日舞台挨拶後の打ち上げを、「LINE LIVE」が生配信することが決定した。売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)は、アルバイトのピザ屋での配達中に“何度も同じ時間が巻き戻る”<リバイバル>という現象が起きる。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の愛梨(有村架純)。数日後、何者かに母親が殺され、愛梨も命を狙われる。警察から容疑者と疑われた悟が逮捕される寸前、またしても<リバイバル>が起こった。巻き戻った先は18年前、同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件の起こる直前だった。29歳の意識のまま、10歳の身体に<リバイバル>した悟は、雛月と母親を殺した犯人が同一人物だと確信。真犯人を追い詰めるために、現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく――。三部けいの大人気同名コミックを原作に、主人公・悟役の藤原さん、バイト仲間の愛梨を中心にそのほか及川光博、石田ゆり子、杉本哲太ら豪華俳優陣で贈る本作。物語は、<リバイバル>という時間が巻き戻る不思議な現象に巻き込まれた悟が、現在の2006年と、過去の1988年の2つの世界を行き来しながら、自身が無実の罪を着せられ、犯人として指名手配中の「母親殺害事件」と、18年前の「連続児童誘拐殺人事件」の謎と真犯人に迫るミステリー。そして今回決定したのは、映画『ちはやふる 上の句』の完成披露試写会の生配信でも話題となった「LINE LIVE」にて配信される本作の初日打ち上げ特番。本作の公開と同日行われる舞台挨拶後の打ち上げにカメラが潜入するというものだ。さらに「LINE LIVE」では、視聴中に出演者にコメントやハートが送れるなどリアルタイムでの配信を生かした機能が好評を得ており、本特番ではハート連動のスペシャル企画も実施が予定されているという。もちろんこの打ち上げには、主演である藤原さんと有村さんも参加し打ち上げだからこそ言える撮影秘話が聞けるかも…?ここでしか見ることの出来ない独占映像が流れるとのことだ。「映画『僕だけがいない街』LINE LIVE 初日打ち上げ特番」は3月19日(土)19時15分~「LINE LIVE」にて配信。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月18日映画『無伴奏』のホワイトデープレミア試写会が3月14日(土)に都内で開催。成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、矢崎仁司監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。小池真理子の半自叙伝的小説の映画化で学生運動で揺れる1970年代前後の仙台を舞台にした本作。制服廃止運動に参加していた女子高生の響子はクラシック喫茶「無伴奏」で渉、祐之介、エマと出会う。運動が激化する中で、4人の運命は奇妙に絡まり合い…。成海さんは、主人公・響子を演じる上で「全てを背負って生きていかなきゃいけない。覚悟が必要でした」と強い思いを持って臨んだことを明かす。意外にも本作は成海さんにとって、本格的ラブストーリー初主演となったが「現場で池松さんが演じた渉を好きになるようにしていました」とはにかみつつ明かした。ラブストーリーといえば、池松さん演じる渉と、その幼なじみで斎藤さんが演じたミステリアスな祐之介との間にも愛を交わすシーンが!これらのシーンをめぐり、斎藤さん、池松さんはきわどいトークを展開!?事前に斎藤さんと話し合いをしたのか?と問われると池松さんは「そうですね。がっつり話し合いました。『おれがこう行くから、斎藤さんは…』という話を…ごめんなさい!してないです」とイタズラっぽい笑みを浮かべて語る。斎藤さんは、1年前の寒い時期の撮影だったことに触れ「衣裳を着てないシーン、肌と肌を合わせるシーンが結構あります。誰とかはお楽しみですが…(笑)。相手の体温を欲し、暖をとる…人って温かいんだなと感じた冬でした(笑)」と穏やかな笑みを浮かべて語り、客席の女性ファンの想像を掻き立てる。さらに、斎藤さんが、現場でいつもかわいらしいリップクリームを現場で使用していたというエピソードが語られたが、斎藤さんはその“味”について「相手が好きそうなものに合わせてました」と意味ありげに語る。斎藤さんが最も好んでいたのは、マンゴー味のリップだったそうで、そのことが明かされると、すかさず池松さんが「僕はマンゴー味でした(笑)」と主張し、負けじと(?)遠藤さんも「私もマンゴー味でした!」と告白し、会場は興奮に包まれていた。そんな笑いあふれる現場でありつつも、やはりスタッフ・キャスト陣共に並々ならぬ思いで撮影に挑んだよう。矢崎監督は池松さんと初めて顔を合わせた際の会話に触れ「池松くんは『僕らは裸になればいい。この映画を成海璃子の代表作にしましょう』と言ってくれた。中1の成海璃子に恋して、この少女が大人になる場に立ちたいと思っていたその夢がかないました。少女から大人になった成海璃子の美しさを見てほしいです」と呼びかけ、成海さんは「ありがとうございます」と一礼。会場は温かい拍手に包まれた。『無伴奏は3月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日藤原竜也が3月13日(日)、主演映画『僕だけがいない街』の試写会の舞台挨拶に登壇。2月にインフルエンザにかかり、ファンツアーが直前で中止となったことを謝罪し、ホワイトデーのプレゼントとして観客、報道陣に手渡しでチョコレートをプレゼントするサービスを行った。映画は三部けいによる大ヒット漫画が原作。“リバイバル”と呼ぶ時間を遡る事象に巻き込まれた主人公が、現代と過去を行き来しつつ、自身が濡れ衣を着せられた母親の殺人事件、それと同じ根を持つ過去の殺人事件の解決に挑む。この日は、抽選で当選した多くのファンが会場に足を運んだが、中にはファンクラブの会員も。藤原さんは、2月上旬にファンクラブのツアーで長崎を訪れる予定だったが、前日にインフルエンザと診断され、安静を申し付けられ、ツアーは中止となった。冒頭から「謝らなくてはならないことが」と切り出した藤原さんは「前日に10時くらいまでナレーションの仕事があったんですが、『藤原くん、体調悪いの?』と言われて、家に帰って病院に行った」と説明。そこでインフルエンザという診断を受けたそうで「症状も熱もないので『本当ですか?』と聞いたんですが、5日間家から出ないで下さいと言われました」と明かした。改めて謝罪するとともに「この埋め合わせは必ず!」と約束。この日は、「お詫びのしるしとしてビシッと決めてきました」というホワイトデーに合わせた真っ白なスーツ姿で「今日は何でもします!」と笑顔を見せた。その言葉通り、ファンとの質疑応答に気さくに応じていた。バレンタイン、ホワイトデーの思い出を尋ねられると「小4のときに6年生の女の子に大きなハートチョコをもらった」と告白。「嬉しかったけど恥ずかしくて、どうしよう?と思って、家に帰って冷蔵庫の一番下の野菜の保冷室に隠したんです。遊びに行ってみんなにどうしよう?って相談したんですが、家に帰ったらお姉ちゃんが食べてました」と明かし笑いを誘った。ホワイトデーに関して「僕の世代は『アメを渡せ』と教育されてました」と主張するが、一方で、男子ゆえの気恥ずかしさもあってか「失礼なんですけど、反発もあって素直に渡せずに突っぱねてました」とも。この日は、集まったファンひとりひとりに手渡しでチョコをプレゼントするサービスを行ったが、余っているのを見るや、予定にはなかったカメラマンやTVクルーなど報道陣にも渡しはじめ、男性のマスコミにも「奥さんに渡してあげて!」とプレゼントするなど、大サービスを見せていた。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日山田洋次監督が約20年ぶりに喜劇に挑んだ『家族はつらいよ』の初日舞台挨拶が3月12日(土)、都内で行われ、山田監督をはじめ、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、中村鷹之資、徳永ゆうきが登壇した。熟年離婚のピンチに直面したある家族が織りなす悲喜こもごもを、山田監督が2013年に発表した『東京家族』と同じキャスティングで描く本作。山田監督は「前回、みんなが仲良くなり、ある種の心地よい協和音が生まれた。せっかくのアンサンブルが、(『東京家族』だけで)終わってしまうのは、もったいない。スタッフも含めた家族のような絆が、スクリーンから伝われば」と挨拶し、「最近は、映画館がおとなしい。上映前に『お静かに』なんてCMが流れますけど、遠慮なく笑って、しゃべって見てください」とアピールした。この日は俳優陣が、妻や恋人を演じた女優陣に花束のプレゼント。橋爪さんは、吉行さんにチューリップを贈り「花言葉は永遠の愛。僕の妻といえば、吉行さんしかいませんから」と思わず照れ笑い。一方、吉行さんは「もう、本当に口がうまいんだから。でも、やっぱり言葉はうれしいですね。心にしまっていたんじゃ、気持ちはわからないから」と喜んでいた。また、妻夫木さんは、蒼井さんに“晴れやかな魅力”の花言葉をもつ黄色いラナンキュラスを渡し、「優ちゃんは、前回も今回も黄色い衣装を着ていたから。僕にとっては、太陽のような人だし、ピュアな印象もある」。この発言に、蒼井さんは「ピュアなら白じゃない?」とすかさず、ツッコミを入れ、劇中同様の息ピッタリ。山田監督は「幸せの黄色い女」と目を細めていた。『家族はつらいよ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日3月12日上映開始の映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』の公開を記念して8日、名古屋・イオンシネマ大高で親子試写会が開催。試写会前には主題歌を担当するSKE48の北川綾巴、後藤楽々、古畑奈和、菅原茉椰が登壇した。SKE48の19枚目のシングル「チキンLINE」は『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』の主題歌。好きな人へ素直に気持ちを伝えることの大切さを歌った、 メッセージ性の強いラブチューンとのこと。「今回のようなダンス曲はSKE48には珍しいです。自分の言葉で気持ちを伝えるという曲になっていますので、ぜひ歌詞にも注目して聞いていただきたいです」と新曲の聞きどころについて語る後藤。衣装について菅原は、「楽曲に合わせて普段のSKE48では見られないような、かっこいい衣装になっています。いつもと違うSKE48を楽しんでもらえると思います」と自信ありげにアピールした。また、アイドルになりたい子に向けて、北川が「一歩踏み出す勇気が大事だと思います」とアドバイスし、最後に「『プリパラ』を見てアイドルになれる勇気がもらえたらいいですね、いつかみなさんと同じステージに立てたらと思います!」と菅原がメッセージを送り、イベントは幕を下ろした。○映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』公開日:3月12日前売り券:おとな(大学生以上)1,500円、こども(3歳以上、高校生以下)900円、おやこペア2,300円(すべて税込み)入場者プレゼント:プリパリトリコロールコーデ(1週目:トップス、2週目:ボトムス、3週目:シューズ&ヘアアクセ)(C)T-ARTS / syn Sophia / 映画プリパラ製作委員会
2016年03月10日三部けい原作のミステリーを実写映画化した『僕だけがいない街』の完成披露試写会が3月8日(火)に福岡にて開催され、主演の藤原竜也と監督の平川雄一朗が舞台挨拶に登壇した。「このマンガがすごい!」へ3年連続ランクインを果たし、「マンガ大賞」に3年連続ノミネートされ、映像化のオファーが殺到し権利争奪戦となった原作を、藤原さんと有村架純の初共演で映画化した本作。自身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。大切な人を守るため事件に巻き込まれていく藤沼悟を藤原さんが熱演し、過去の事件から心を閉ざした悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨役の有村さんを筆頭に、共演に鈴木梨央、中川翼ら実力派子役から、及川光博、杉本哲太、石田ゆり子ら超豪華個性派キャストが集結している。福岡での完成披露試写会の会場となった劇場には、今年度ナンバーワンの応募数となった4,200人の中から選ばれた400人が来場。舞台挨拶に登壇した藤原さんは「去年の夏ぐらいから秋にかけてこの作品を監督に完成させてもらいました。すごく原作のファンがいる作品で、実写版なのですが、面白く素敵な作品になっていると思いますので、皆さん楽しんで帰っていただければと思います」と挨拶した。もともとは原作を知らなかったという藤原さんは、作品を読んだ感想を「(知らなかったことを)本当に損をしてる気分になった」と語り、実写化については「大変なことだろうなと思ってたんですけれども、鈴木梨央ちゃんと中川翼くんが、監督の厳しい指導のもと(笑)、原作のファンの方たちを裏切らない、子役時代を輝かしくやってますので、期待して見ていただけたら」と、子役たちの活躍を明かしていた。さらに、藤原さんは「今回は実はですね、楽しくやらせてもらったんですけれども、架純ちゃんのほうが大変だったんじゃないのかなと。僕は…誤解を招いてはいけないんですけれども、楽しく、ラクに、やらせてもらいました(笑)」と笑いを誘う。平川監督は「見ていただければわかるんですが、本人自身にはいっぱい嘘があるかもしれませんが(笑)。藤原君のお芝居は嘘がないですから」と藤原さんの演技を大絶賛していた。また、注目してほしいシーンついて尋ねられると平川監督は「この作品はミステリーで、いろんな仕掛けが原作から色々あるんですけど、仕掛けをよ~く見てもらって、たくさんの人のたくさんの想いがいっぱい詰まってるんですね。だからひとつでも何か多くのものを見つけて帰ってもらえれば嬉しいなと思います」と作品への思いを語っていた。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日人気の舞台を映画化した『太陽』の完成披露試写会が3月7日(月)に開催され、W主演の神木隆之介と門脇麦、古川雄輝、古館寛治、原作者の前川知大、入江悠監督が舞台挨拶に登壇した。前川さんの主催する劇団イキウメが上演し、その後、蜷川幸雄が「太陽 2068」として上演もしている人気の舞台を映画化。人類が“ノクス”と呼ばれる太陽の下では生きられないが、頭脳で進化を遂げた人類と、旧来のまま太陽の下で生きる“キュリオ”に分かれた近未来で、もがきながら己の未来を探そうとする若者たちを通して「生きる」ことを問う。この日は、約800人の観客が足を運んだが、中には早朝から会場前で並んでいたという熱烈なファンも!神木さん、古川さんらが壇上に現れると、悲鳴どころか雄たけびのような歓声がわき起こった。撮影について尋ねると、神木さんは「いいんですか…?」と念を押したうえで「ホンットに寒かったです!」と述懐。「特に古川さんとのシーンは水辺でホント寒くて…魂を削って頑張りました」と振り返った。その古川さんからは「そう言ってるけど、一番寒くなさそうだった」との証言も飛び出した。神木さん演じる鉄彦は、感情を爆発させるシーンが多く、そういう時は神木さんから“熱”が発せられていたようで「ベンチコートも脱いでた」と古川さんは明かしたが、神木さんは「(熱が)冷えると本当に寒いんだよ」と苦笑。そんなやり取りで2人が視線を交わらせるだけで、客席からは歓声が上がっていた。門脇さんは、寒さに加えて、短期での撮影による「睡眠不足が重なった」と振り返る。「そうなると人間、生命の危機を感じて食欲が増すみたいで、いつもの倍くらい食べて、コロコロになってビックリしました…」と思わぬ苦労を明かした。報道陣用の写真撮影の時間になっても、会場の興奮は冷めやらぬようで、目線を指示するスタッフやカメラマンの声も甲高い歓声にかき消されるほど!TVカメラに向かって神木さんらが手を振ると、客席の800人も一斉に手を振り、最後の最後まで歓声が途切れることはなかった。『太陽』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日3月12日上映開始の映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』の公開を記念して5日、大阪・朝日生命ホールで親子試写会が開催された。上映後、真中らぁら役の茜屋日海夏、南みれぃ役の芹澤優、北条そふぃ役の久保田未夢ら「SoLaMi・SMILE(ソラミスマイル)」が登壇した。『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』は、『み~んなあつまれ! プリズム☆ツアーズ』、『み~んなでめざせ! アイドル☆グランプリ』に続く劇場版3作目となり、初のオリジナルストーリーで展開。アイドルの聖地「プリパリ」にいるファルルからSOSを受け取ったプリパラアイドルたちは、各地のプリパラでライブを開催しながらファルルの元に向かう、といったストーリー。本作では「ソラミスマイル」の3人は、大阪をモチーフとした「オオサカ・プ」を訪れ、水族館・海ピュー館でライブを開いている。試写会前に海ピュー館のモデルとなった海遊館で取材を行ったという3人。「3人ともはじめて海遊館に行ったんです! たくさんのお魚に囲まれる中で取材して本当に楽しかったです」という茜屋に、「しかも写真を撮るタイミングでジンベイザメさんがちゃんと来てくれるんですよ! 迫力満点でした」と芹澤が被せ、初めての海遊館を満喫した様子を見せていた。また、お気に入りのプリパラステージはあるかという質問に対し、芹澤は「Dressing Pafe(ドレッシングパフェ)」の3人が行く「USペー」を挙げ、「ドロシーとレオナはカナダ出身だから、英語も決まっていましたね!」と、ライバルチームの宣伝をする余裕を見せていた。さらに、スペシャルゲストとして、映画のタイアップポスターを制作した大阪府警察より、大阪府警察本部の生活安全部 府民安全対策課の警部・吉田賢治氏が登壇。茜屋、芹澤、久保田と一緒に、自身の身を守るための「5つのヤクソク」を会場の子どもたちに教えるというミニイベントも開かれた。茜屋からは、「みんなでちゃんとルールを守って安全に過ごして映画を楽しんでくださいね。プリパラポリスも気を引き締めて頑張ります!」と、作中でドロシー、みかんと「プリパラポリス」を結成しているらぁら役ならではのコメントも飛び出した。今回の映画は週替りで内容に変更があり、1週目は「ふわり・あじみのコース」、2週目は「ひびきのコース」、3週目は「ちゃん子・定子のコース」という内訳になっている。それを踏まえ久保田は、「3週目は私が演じるそふぃちゃんの親衛隊コースもあります。すごく面白いストーリーになっているので、おともだちと家族の方と、ぜひまた劇場へ見に来てもらえたらうれしいです」と、「そふぃ親衛隊員」への愛を見せ、イベントは締めくくられた。○映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』公開日:3月12日前売り券:おとな(大学生以上)1,500円、こども(3歳以上、高校生以下)900円、おやこペア2,300円(すべて税込み)入場者プレゼント:プリパリトリコロールコーデ(1週目:トップス、2週目:ボトムス、3週目:シューズ&ヘアアクセ)(C)T-ARTS / syn Sophia / 映画プリパラ製作委員会
2016年03月06日俳優の松山ケンイチが2月27日(土)、東京・新宿バルト9で行われた主演作『珍遊記』の初日舞台挨拶に登壇し、主人公・山田太郎の役作りについて「松岡修造さんの日めくりカレンダーの表情を参考した」と明かした。漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画を実写映画化。天下の不良少年・山田太郎(松山さん)と坊主・玄奘が、天竺を目指し奇想天外な“珍”道中を繰り広げる。松山さん演じる太郎は、喜怒哀楽の感情表現豊かに、次々とトラブルを巻き起こす破天荒な役柄で、「参考にしたのは修造さんと、『七人の侍』の三船敏郎さん、『無責任男』シリーズの植木等さん。それに千原せいじさんが(役作りの)柱になっている」と仰天の役作りを語った。また、たびたび原作ものの実写化で主演を務める経験から、「外見はもちろんですが、(キャラクターの)内面から出てくるものを大事にしたい。今回は特に悩みましたね」と持論を展開。午前8時半からの上映に駆けつけたファンには、「朝イチから観る映画じゃない!」と笑いを交え、感謝を述べていた。舞台挨拶には倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、温水洋一、ピエール瀧、山口雄大監督らが登壇。坊主・玄奘を演じる倉科さんは、「こんな“お下品”な作品のために、朝早くからありがとうございます」と松山さん同様、熱心なファンに感謝の意。もし続編があれば?と問われると、「やりません」と即答し、「特殊メイクに4時間くらいかかって、本当につらかった。2度とやるかと(笑)」と言いつつ、実際には続編を待ち望んでいる様子だった。『珍遊記』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日