ナミデル(@NamidaAfredel)さんはある日、文書作成ソフトウェアの『Microsoft Word(以下、Word)』を使っていました。ふと、思い立ったのでしょうか。女優の新垣結衣さんの名前を入力したところ、想像していなかったフリガナが表示されることに…。ツッコミを入れずにはいられないフリガナを、X(Twitter)に投稿された画像でご覧ください。しん がき けつ ころも女優の新垣結衣さんの正しい読み方は、『あらがきゆい』。ところが、今回はなぜか変なフリガナを振られてしまっています…。投稿者さんが「そのルビ(フリガナ)真面目に打ってんの?」とツッコミを入れる気持ちがよく分かりますね。Wordが作成したフリガナに、多くの人が笑いました。・『けつころも』で耐えられなくなり、電車で笑ってしまいました。・かろうじて、まだ『ガッキー』と呼べる形はとどめていますね。・このフリガナはあかん…。本人が見たら笑って泣くかもしれません。Wordで仕事をしていると、肩が凝ったり、目が疲れたりすることもあるでしょう。そんな時に、こうしてクスッと笑えることが起きると、ちょっとしたリフレッシュできるのかもしれませんね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年03月02日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「木偶坊」の読み方です。なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「木偶坊」の読み方は?そのままだと“きぐうぼう”と読みそうですが、そんなストレートな読み方はしませんよ。一体、なんと読むのが正しいのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“でくのぼう”と読みます。■「木偶坊」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「木偶坊」の意味は以下のように解説されています。でく‐の‐ぼう〔‐バウ〕【木=偶の坊】1 人形。あやつり人形。でく。2 役に立たない人。気のきかない人。人のいいなりになっている人。また、そのような人をののしっていう語。「この—め」役に立たない人や気の利かない人というニュアンスで使われる言葉ですね。「木偶」はあやつり人形を指す言葉なので、言われないと動かない人、気がきかない人を意味する言葉となったようです。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「木偶坊」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字は難しいものではありませんが、正しく読めなかった人も多いでしょう。言葉自体に馴染みがない人もいたかもしれませんが、映画やドラマで耳にしたり、小説などで目にする機会もあると思います。あまりいい意味合いの言葉ではないので、使う際は気をつけてくださいね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年12月05日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「恰も」の読み方です。なにこれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「恰も」の読み方は?「恰」は「拾」と似ていますが、「拾」は送りの仮名の「う」をつけて“ひろう”と読みますね。「恰」の読み方は分かりそうで分からない人が多いと思います。送り仮名の「も」をつけて、なんと読むのでしょう?気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あたかも”と読みます。■「恰も」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「恰も」の意味は以下のように解説されています。あたか‐も【×恰も/▽宛も】[副]《「あだかも」とも》1 (多くあとに「のようだ」「のごとし」などを伴って)あるものが他によく似ていることを表す。まるで。まさしく。ちょうど。「—自分が体験したように語る」2 ちょうどその時。「時—芸術の秋である」ちょうど、まるでという意味合いで使われますよね。普段から耳にしたり、自分自身も使っているという人、多いのではないでしょうか。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「恰も」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことはあっても、漢字だけ見ると読めない言葉って意外とありますよね。漢字のイメージがない言葉なので、「恰も」を“あたかも”と読むことにびっくりした人も多いでしょう。意識したことがないだけで、実は漢字がちゃんと存在する言葉って多いんです。気になった言葉があったら、ぜひ調べてみてくださいね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年12月04日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「菠薐草」の読み方です。なんの草? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「菠薐草」の読み方は?「菠薐」は、見慣れない漢字ですが草冠がついているので、「草」と合わせて何かの植物なのかなという想像はできると思います。では一体「菠薐草」は、なんと読むのでしょうか?気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうれんそう”と読みます。■「菠薐草」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「菠薐草」の意味は以下のように解説されています。ほうれん‐そう〔ハウレンサウ〕【×菠×薐草】ヒユ科の一・二年草。根は赤みを帯びる。4、5月ごろ、とう立ちして黄緑色の花が穂状につく。雌雄異株。代表的な葉菜の一。品種が多く、葉に切れ込みのある東洋種とない西洋種とに分けられる。アジア西部の原産で、菠薐はネパールの地名、または、ペルシアのことという。日本には16世紀ごろ中国から東洋種が渡来し、明治時代に米国から西洋種も導入。《季 春》「しをらしや細茎赤き—/鬼城」→報連相今の時期、お鍋に入れたりして食べる機会も多いのではないでしょうか。漢字で目にしたのは初めての方も多いと思いますが、「菠薐草」と書くんですね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「菠薐草」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。身近な野菜ですが、そもそも名前の由来がネパールの地名だったなんて知らなかったですよね。漢字で書く機会はそうそうないと思いますが、買い物中に見つけたらこんな漢字だったなと思い出してみてくださいね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年12月03日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「薯蕷」の読み方です。なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「薯蕷」の読み方は?「薯蕷」は普段、なかなか見ない漢字なので、ちょっとイメージがしにくいかもしれませんね。きっと食べたことがある、あるものの名前なんですが、一体なんと読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“とろろ”と読みます。■「薯蕷」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「薯蕷」の意味は以下のように解説されています。とろろ【薯=蕷】1 「とろろいも」の略。2 「とろろ汁」の略。要するに、とろろ汁にする芋、ヤマノイモなどをすりおろして調味したもののことを指します。漢字は難しいですが、馴染みのある食べ物でしたね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「薯蕷」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「薯蕷」は普段、ひらがなで目にすることが多いですが、漢字だとこんなに難しい字を書くんですね。実は「薯蕷」には、“とろろ”以外の読み方もいくつかあるんです。気になった方は、ぜひ調べてみてくださいね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年12月02日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「因む」の読み方です。“いんむ”じゃないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「因む」の読み方は?「因」は、原因、因果と読むので、“いん”という読み方は知っていますよね。でも、送り仮名の「む」をつけて“いんむ”と読むのは、なんだか違和感がありませんか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ちなむ”と読みます。■「因む」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「因む」の意味は以下のように解説されています。ちな・む【▽因む】[動マ五(四)]1 ある物事との関係をもとにして、他の物事が存在する。つながりをもつ。「干支 (えと) に—・んだデザイン」「憲法記念日に—・む番組」2 かたい約束をする。かたい契りを結ぶ。特に、男女が深い関係をもつ。「深う—・みぬる顔にて見れば」〈仮・仁勢物語・上〉3 親しくする。親しく交わる。「人ニ—・ム」〈日葡〉物事が他のものに関連して成り立っているさまを表す言葉なのですが、日常的によく使いますよね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「因む」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉は知っていても、漢字はピンと来なかった人もいるのではないでしょうか。漢字自体は難しくないですが、送り仮名がつくことによって少し意外な読み方になりましたね。よく使う言葉だからこそ、この機会に、ぜひ漢字も覚えましょう。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月20日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「埴猪口」の読み方です。なにくち? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「埴猪口」の読み方は?「埴」は埴輪と読むので“はに”、「猪」はそのまま“いのしし”と読みますよね。これに「口」をつけて、一体何と読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“へなちょこ”と読みます。■「埴猪口」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「埴猪口」の意味は以下のように解説されています。へな‐ちょこ【×埴×猪▽口】《へな土でつくった猪口の意》未熟な人や役に立たない人をあざけっていう語。「あんな—に何ができる」頼りない、未熟といった意味合いで使われる言葉ですが、漢字があったことにびっくりしませんか。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「埴猪口」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字はさほど難しいものではないですが、読み方が分からなかった人がきっと多いですよね。「埴」には粘土という意味があるのですが、明治時代の新聞記者がお酒の席で、「埴」で作られたおちょこ(猪口)が粗末なものだったのを見て、「へなちょこ」と言って仲間と笑ったのが由来という説があります。そんな思いつきで言った言葉が残っているなんて、驚きですね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月19日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「齷齪」の読み方です。なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「齷齪」の読み方は?「齷齪」は見たことのない漢字の組み合わせで、戸惑っている人も多いのではないでしょうか。「齷」も「齪」も難しい漢字なので、なかなか読み方が想像できないですよね。では、二つを合わせて一体なんと読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あくせく”と読みます。■「齷齪」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「齷齪」の意味は以下のように解説されています。あく‐せく【×齷×齪/×偓▽促】[副](スル)《「あくさく」の音変化》細かいことを気にして、落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかするさま。「—(と)働く」「つまらないことに—する」耳にしたことはある言葉だと思いますが、こんなに難しい漢字が使われていたんですね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「齷齪」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「齷齪」にはどちらも歯という漢字が入っていますが、もともとは歯と歯の間が狭いという意味だったそうです。そんな意味から、気持ちがせかせかするさまという意味に変わったのもおもしろいですね。会話に登場することはあっても、漢字で書く機会はない言葉ですよね。普段から何気なく使っている言葉を改めて調べてみると、実はまだまだ知らないことがあるかもしれません!(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月18日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「緊緊」の読み方です。さすがに“きんきん”ではないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「緊緊」の読み方は?「緊」は緊張、緊迫と読むので、“きん”という読み方はよくしますね。しかし、二つを合わせて“きんきん”とは読むのは、ちょっと違うかなと思った人も多いでしょう。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ひしひし”と読みます。■「緊緊」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「緊緊」の意味は以下のように解説されています。ひし‐ひし【▽緊▽緊/×犇×犇】[副]1 強く身に迫るさま。切実に感じるさま。「責任の重さを—と感じる」2 すきまのないさま。ぴったり。「伝馬や艀 (はしけ) が—と舳 (へさき) を並べた」〈風葉・世間師〉3 強く押されて鳴る音を表す語。みしみし。「物の足音—と踏み鳴らしつつ」〈源・夕顔〉4 猶予や容赦のないさま。びしびし。「—とおぼしめし立たせ給ひけり」〈平家・四〉5 ひたすらある動作をするさま。「—と、ただ食ひに食ふ音のしければ」〈宇治拾遺・一〉大人になってから親のありがたみを緊緊と感じたという人、多いのではないでしょうか。ひらがなで書かれることが多い言葉ですが、漢字では「緊緊」と書くんですね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「緊緊」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉は知っていても、「緊緊」と書くのは知らない人がほとんどだったのではないでしょうか。漢字で書く機会はほぼないかもしれませんが、会話の中で口にすることはありますよね。漢字を覚えておくと、話のネタに使えるかもしれません。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月17日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「窘める」の読み方です。なんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「窘める」の読み方は?「窘」は、あまり普段見ることのない漢字なので、読み方が想像しづらいかもしれませんね。これに送り仮名の「める」をつけて、なんと読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たしなめる”と読みます。■「窘める」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「窘める」の意味は以下のように解説されています。たしな・める【×窘める】[動マ下一][文]たしな・む[マ下二]1 よくない点に対して注意を与える。いましめる。「不作法を—・める」2 苦しめる。なやます。「外国人を追払わんとし、却て其夷狄 (いてき) に—・めらるる」〈福沢・学問のすゝめ〉穏やかに注意する、というイメージで覚えている人が多い言葉なのではないでしょうか。読み方は難しいですが、きっと聞いたことはありますよね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「窘める」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉自体は知っていても、漢字で見ると読めないものって意外とありますよね。「窘」の漢字は、「窘める」以外で目にする機会はおそらくほとんどないかと思います。なかなか目にする機会はないですが、そんな漢字をさらっと読めたら素敵ですよね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月13日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「翻す」の読み方です。“ほんす”なんて読み方するの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「翻す」の読み方は?「翻」は翻訳、翻弄、と読むので、“ほん”という読み方は知っている人もいるでしょう。しかし、送り仮名の「す」をつけて“ほんす”と読むのは、ちょっと違和感がありますよね。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ひるがえす”と読みます。■「翻す」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「翻す」の意味は以下のように解説されています。ひる‐がえ・す〔‐がへす〕【翻す/×飜す】[動サ五(四)]1 さっと裏返しにする。「手のひらを—・す」2 からだをおどらせる。「身を—・す」3 態度などを急に変える。「約束を—・す」4 風になびかせる。ひらめかす。「旗を—・す」[可能]ひるがえせる漢字は分からなくても、聞いたことがある人はいたかもしれませんね。「反旗を翻す」ということわざを聞いたことがある人もいるでしょう。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「翻す」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「翻」は送り仮名がつくと、読み方が想像しにくくなる漢字だったかもしれませんね。「翻す」は、小説などでも目にする機会がある言葉です。間違えて“ほんす”なんて読み方をしないよう、正しい読み方をしっかり覚えておきましょう。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月12日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「お呪い」の読み方です。“おのろい”だよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「お呪い」の読み方は?「呪」は呪文、呪いと読むので、「お呪い」はそのまま読むと“おのろい”となりそうですが、実は違うんです。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“おまじない”と読みます。■「お呪い」の意味と使い方『実用日本語表現辞典』によれば、「お呪い」の意味は以下のように解説されています。お呪い読み方:おまじない別表記:御呪い「まじない」に丁寧の「お」をつけた表現。呪術。「まじない」は漢字で書くと「呪い」となり、「呪い」は今日ではもっぱら「のろい」と読むため、祈願やお祈りといった意味の場合は混同を避けて「まじない」とかな表記する。『デジタル大辞泉』によれば、「呪い」の意味は、まじ‐ない〔‐なひ〕【▽呪い】神仏その他不可思議なものの威力を借りて、災いや病気などを起こしたり、また除いたりする術。「—をかける」「人前でもあがらないお—」漢字で書かれているのを見たのは初めてかもしれませんが、“のろい”と“まじない”は漢字で書くと全く同じなんですね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「お呪い」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。“のろい”も“まじない”も、どちらも神仏その他不可思議なものの威力を借りて行うことから、同じ漢字が使われているのではないかといわれているようです。“のろい”は、相手に災いが及ぶようにする悪意を持った行為ですが、“まじない”は災いや病気などを起こしたり、除いたりすることを指します。「呪」という字が使われていると悪い意味しかないと思いがちですが、実はそうではないんですね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月11日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「痩ける」の読み方です。“やける”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「痩ける」の読み方は?「痩」は“痩(や)せる”という読み方は知っている人も多いですよね。では、「ける」という送り仮名をつけて、“やける”と読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“こける”と読みます。■「痩ける」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「痩ける」の意味は以下のように解説されています。こ・ける【▽痩ける】[動カ下一][文]こ・く[カ下二]肉が落ちてやせ細る。「ほおが—・ける」頬がこけるなんて言ったりしますが、あまり健康的でない瘦せ方を表すときに使われますよね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「痩ける」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「痩せる」も「痩ける」も使われている漢字は同じですが、微妙に意味が違うのがなんとなく分かると思います。「痩せる」はポジティブな意味でもネガティブな意味でも使われますが、「痩ける」はネガティブな意味合いの言葉になります。同じ漢字でも送り仮名によって意味合いやニュアンスが変わるのは、漢字ならではでおもしろいですね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年11月10日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「公孫樹」の読み方です。“こうそんじゅ”? なにそれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「公孫樹」の読み方は?「公孫樹」は「樹」という漢字が入っているので、なにかしらの樹木なんだろうと思った人はいるでしょう。でも、読み方を想像できない人が多いのではないでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いちょう”と読みます。■「公孫樹」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「公孫樹」の意味は以下のように解説されています。いちょう〔イチヤウ〕【銀=杏/公=孫=樹/鴨=脚=樹】 の解説1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠 (はいしゅ) をもつ雌花をつけ、4月ごろ受粉し、9月ごろ精子によって受精が行われる。果実は丸く、外種皮は熟すと黄橙 (おうとう) 色で、内種皮は白い殻となって種子を包む。種子は銀杏 (ぎんなん) とよばれ、食用。幹や枝から気根を垂らすことがあり、乳 (ちち) の木ともいう。中国の原産で、盆栽や街路樹に多用され、材は碁盤・将棋盤などに使われる。《季 黄葉=秋 花=春》「―散る遠くに風の音すれば/風生」2 鏃 (やじり) の一種。イチョウの葉の形をしたもの。3 「銀杏頭 (いちょうがしら) 」の略。4 紋所の名。イチョウの葉を図案化したもので、多くの種類がある。[補説]江戸時代以来、語源を「一葉」と考え、歴史的仮名遣いを「いてふ」としてきたが、「鴨脚」の宋音ヤーチャオに由来するもので、「いちゃう」が正しいとする。秋になると黄色に色づくいちょうのことですね。「銀杏」という漢字は知っていても、「公孫樹」は知らなかった人が多いでしょう。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「公孫樹」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「公孫樹」は中国から伝わった植物なんですが、植えた後に孫の代になってやっと食べられる実がつく、ということからこの漢字が当てられたといわれています。「公孫樹」を“いちょう”と読むのは、なかなか想像ができないと思いますが、他にも「鴨脚樹」と書くこともあります。気になった人は、なぜ「鴨脚樹」と書くか調べてみてくださいね。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月13日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「団栗」の読み方です。“だんくり”って一体なに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「団栗」の読み方は?「団」は、そのまま読むと“だん”、「栗」も“くり”ですよね。では、二つを合わせて“だんくり”という読み方は正しいのでしょうか?気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“どんぐり”と読みます。■「団栗」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「団栗」の意味は以下のように解説されています。どん‐ぐり【▽団×栗/×橡】クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗 (かくと) が包む。《季 秋》「―の寝ん寝んころりころりかな/一茶」秋になると、落ちているのを目にしますよね。小さいころ、拾い集めたという人もいるんじゃないでしょうか。漢字で書くと、「団栗」となるんですね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「団栗」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。実は、丸い栗のような形から「団栗」とされた当て字だそうです。確かに、栗と見た目が少し似ていますよね。漢字で書く機会はそうそうないと思いますが、公園などで団栗を見つけたら、こんな漢字だったなと思いだしてみてください。(ななしまもえ)<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月12日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「乍ら」の読み方です。なにこれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「乍ら」の読み方は?「乍」という漢字は初めてみた、という人が多いのではないでしょうか。作や昨など「乍」が入っている漢字はありますが、「乍」だけだとなんて読むかわからない人も多いと思います。これに送り仮名の「ら」をつけて、なんと読むのでしょう。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ながら”と読みます。■「乍ら」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「乍ら」の意味は以下のように解説されています。ながら【×乍ら】[接助]1 動詞・動詞型活用語の連用形に付く。二つの動作・状態が並行して行われる意を表す。「ラジオを聞き―勉強する」「左右を見―横断する」「いといたうなげき―出 (い) で給ひぬ」〈落窪・三〉2 名詞、動詞型活用語の連用形、形容詞型活用語の連体形などに付く。内容の矛盾する二つの事柄をつなぐ意を表す。…にもかかわらず。…ではあるが。「学生―読書もしない」「知ってい―答えない」「狭い―も楽しく暮らす」「我が宿の物なり―桜花散るをばえこそとどめざりけれ」〈新古今・春下〉3 体言、副詞、動詞型活用語の連用形などに付く。ある状態のままにある意を表す。…のまま。…のとおり。「昔―の街道」「い―にして手に取るようにわかる」「源氏の五十余巻、ひつに入り―、…得て帰る心地のうれしさぞいみじきや」〈更級〉4 体言・副詞などに付く。そろってそのまま、同じ状態にある意を表す。全部。…とも。それごと。「兄弟―技師になる」「三回―失敗した」[補説]種々の語に付くが、概して、活用語に付くものは接続助詞、名詞・副詞などに付くものは「…の本質において」「…として」「…のまま」の意を表す。接尾語、または、副助詞と考えることもできる。中でも接尾語としての用法が古く、後に接続助詞としての用法が現れたという。同類の接続助詞に「つつ」があるが、近世以降は「ながら」が優位に立つようになった。二つの動作・状態が並行して行われる意を表すとありますが、テレビを見ながらご飯を食べる、といったようによく使う言葉ですよね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「乍ら」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことはあっても、漢字だけ見ると読めない言葉って意外とありますよね。漢字のイメージがない言葉なので、「乍ら」を“ながら”と読むことにびっくりした人も多いでしょう。ひらがなしかないと思っていたけれど、実は漢字もちゃんと存在する言葉が他にもいろいろありそうですね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月11日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「碌に」の読み方です。なんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「碌に」の読み方は?「碌」は見慣れない漢字なので、読み方がわからない人も多いでしょう。これに送り仮名の「に」をつけて一体なんて読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ろくに”と読みます。■「碌に」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によると、「碌に」は以下のように解説されています。ろく‐に【▽陸に/×碌に】⇒ろく(陸)そこで、ろく(陸)を見てみると、このように解説されていました。ろく【▽陸/×碌】[名・形動]1 (あとに打消しの語を伴って用いる)正常なこと。まともなこと。満足できる状態であること。また、そのさま。まとも。「―な品物がない」「―に休みもとれない」2 (陸)土地や物の面の平らなこと。また、そのさま。平坦。「―屋根」「とてものことに地を―にならしたきものかな」〈咄・露がはなし・五〉3 気分の平らかなこと。安らかなこと。また、そのさま。「―に休ませ給へと帯の結び目とくとくといふに」〈浮・御前義経記・二〉[補説]「碌」は当て字。まともに、という意味合いでよく使われる言葉です。漢字は分からなくても、普段から使っている人も多い馴染みのある言葉ですよね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「碌に」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「碌に」は普段から聞き馴染みがある言葉ですが、漢字で書くと難しかったですね。漢字で目にする機会はなかなかないかもしれませんが、よく使う言葉だからこそしっかり読めるようにしたいですね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月10日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「吹鳴」の読み方です。「吹く」と「鳴く」を合わせてなんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「吹鳴」の読み方は?「吹」は、そのまま“ふ(く)”か、吹奏楽と読むので“すい”という読み方を思い浮かべた人もいるかもしれません。「鳴」は、“な(く)”以外に悲鳴と読むので“めい”という読み方もしますね。では、二つを合わせて何と読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“すいめい”と読みます。■「吹鳴」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「吹鳴」の意味は以下のように解説されています。すい‐めい【吹鳴】[名](スル)ふきならすこと。また、汽笛などを高く鳴らすこと。「―楽器」耳馴染みがない言葉かもしれませんが、吹き鳴らすという漢字通りの意味合いの言葉になります。漢字自体は難しくありませんが、なかなか読めない人もいたのではないでしょうか。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「吹鳴」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。読み方は分からなくても、漢字から意味を想像しやすい言葉だったかもしれませんね。「吹鳴」はサイレンや汽笛など、主に大きな音を出すときに使われる言葉です。あまり普段使わない言葉ですが、覚えていて損はないですね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月09日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「潮騒」の読み方です。“しおそう”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「潮騒」の読み方は?「潮」は、黒潮や潮干狩りと読むので、“しお”という読み方は知っている人も多いでしょう。「騒」は、騒ぐ、騒音と読むので、“さわ”や“そう”と読みますね。では、二つを合わせて、“しおさわ”や“しおそう”と読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しおさい”と読みます。■「潮騒」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「潮騒」の意味は以下のように解説されています。しお‐さい〔しほさゐ〕【潮▽騒】《「しおざい」とも》潮の満ちてくるときに、波の騒ぎ立つ音。[補説]書名別項。→潮騒潮が満ちる時に立てる、波から生じる音のことを潮騒といいます。言葉自体は耳にしたことがある人もいるでしょう。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「潮騒」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「騒」を“さい”と読むのが意外だったかもしれませんね。「潮騒」は、歌の歌詞や小説に登場することもある言葉です。間違った読み方をして恥ずかしい思いをする前に、正しい読み方を覚えておきたいところですね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月08日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「嫉む」の読み方です。“ねたむ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「嫉む」の読み方は?「嫉」は嫉妬(しっと)という読み方は知っている人もいるでしょう。“ねたむ”という読み方も間違いではないのですが、実はもう一つ読み方があるんです。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そねむ”とも読みます。■「嫉む」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「嫉む」の意味は以下のように解説されています。そね・む【▽嫉む/▽妬む】[動マ五(四)]他人の幸せや長所をうらやみねたむ。嫉妬 (しっと) する。「人の才能を―・む」他人のことをうらやましく思って嫉妬する、という意味合いの言葉になります。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「嫉む」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「妬み」も「嫉み」も、うらやみ憎むという意味合いは同じ言葉になります。「妬む」を“そねむ”とは読みませんが、「嫉む」は“ねたむ”、“そねむ”という二つの読み方があります。二つを合わせた「妬み嫉み(ねたみそねみ)」という言葉もあるので、ぜひセットで覚えてくださいね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月07日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「渾名」の読み方です。意外と読めない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「渾名」の読み方は?「名」はとても馴染みのある漢字ですが、「渾」が意外と読めない人が多いのではないでしょうか。普段、なかなか見ない漢字ですよね。では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あだな”と読みます。■「渾名」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「渾名」の意味は以下のように解説されています。あだ‐な【×渾名/×綽名】《「あだ」は他・異の意》本名とは別に、その人の容姿や性質などの特徴から、他人がつける名。ニックネーム。あざな。友達同士など、渾名で呼ぶことも多いですよね。なかなか漢字を意識したことがないかもしれませんが、「渾名」と書きます。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「渾名」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。使い慣れた言葉ですが、意外と漢字は知らなかったという人、多いのではないでしょうか。漢字で書く機会はそうない言葉だと思いますが、正しい読み方を知っていて損はないですよね。読めなかった人は、この機会に覚えましょう!(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年10月06日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「生す」の読み方です。“はやす”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「生す」の読み方は?「生」は、そのまま読むと“せい”ですね。「す」という送り仮名をつけると“はやす”と読みそうですが、その場合は「生やす」となるので、送り仮名は「やす」になります。さて、「生す」はなんと読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“むす”と読みます。■「生す」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「生す」の意味は以下のように解説されています。む・す【▽生す/▽産す】[動サ五(四)]生 (は) える。生じる。「苔の―・した墓石」生える、生じるという意味合いの言葉です。読み方は意外かもしれませんが、漢字から意味は想像しやすかったのではないでしょうか。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「生す」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字自体は馴染みがあるものですが、日常的には使う頻度は少ない言葉ですね。日本の国歌、君が代に「苔のむすまで」という歌詞があります。ひらがなで書かれていますが、この「むす」は「生す」のことなんです。意味が分からず歌っていた、聞いていたという人は、これを機に覚えてくださいね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年09月05日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「遊山」の読み方です。“ゆうざん”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「遊山」の読み方は?「遊山」は、そのまま読むと“ゆうさん”か“ゆうざん”ですね。それ以外の読み方なんてあるの?と思った人も多いでしょう。しかし、“ゆうさん”も“ゆうざん”も正しい読み方ではないんです。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ゆさん”と読みます。■「遊山」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「遊山」の意味は以下のように解説されています。ゆ‐さん【遊山】1 野山に遊びに行くこと。「花を訪ねて―に出かける」2 気晴らしに遊びに出かけること。「物見―」山に遊びにいくという、漢字通りの意味の言葉でしたね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「遊山」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字は簡単ですが、合わさることでイレギュラーな読み方になりましたね。物見遊山という言葉を聞いたことがあるな、という人いませんか?気晴らしに遊びに出かけるという意味合いの言葉ですが、ビジネスシーンなどではマイナスな意味合いで使われることもある言葉です。使う際には少し注意が必要ですね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年09月04日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「絢爛」の読み方です。なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「絢爛」の読み方は?「絢爛」は、両方とも難しい漢字なので、意味や読み方がわからない人も多いかもしれません。あまり見慣れない漢字の組み合わせですが、なんと読むのでしょう?気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“けんらん”と読みます。■「絢爛」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「絢爛」の意味は以下のように解説されています。けん‐らん【×絢×爛】[形動][文][ナリ]1 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華―」2 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙 (ごい) や凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。「口を衝いて出る言葉々々がどれもこれも―な色彩に包まれていた」〈有島・或る女〉[ト・タル][文][形動タリ]1 1に同じ。「―たる衣装」2 2に同じ。「―たる文体」[派生]けんらんさ[名]主に、華やかで美しい、きらびやかな様子を表すのに使われる言葉です。「豪華絢爛」という言葉を聞いたことがある人もいたのではないでしょうか。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「絢爛」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、よく使う言葉ではないので、読めない人も多かったかもしれませんね。ヨーロッパの建築や、映画の授賞式などのパーティーを表現するときに使われたりする言葉なので、テレビなどで耳にしたことがある人もいるでしょう。難しい言葉ですが、覚えていて損はないですね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年09月03日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「摩る」の読み方です。“まる”?ってなに?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「摩る」の読み方は?「摩」は摩擦、多摩と読むので、“ま”という読み方は分かる人も多いですよね。これに送り仮名の「る」をつけて、“まる”なんて読み方をするのでしょうか気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さする”と読みます。■「摩る」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「摩る」の意味は以下のように解説されています。さす・る【▽摩る/▽擦る】[動ラ五(四)]手のひらなどでからだや物の表面を、くりかえし軽くこする。「疲れた足を―・る」[可能]さすれる手のひらなどでからだや物の表面を、くりかえし軽くこすることですね。漢字では馴染みがないかもしれませんが、耳にしたことはある言葉でしょう。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「摩る」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉は知っていても、漢字になると読めない人も多かったのではないでしょうか。「摩」は、送り仮名がつくと少し読み方が難しくなりますね。「磨」と漢字も意味も似ているので、間違えないようにしっかり使い分けましょう。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年09月02日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「存える」の読み方です。“ぞんえる”なんて読み方するの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「存える」の読み方は?「存」は存在、生存、と読むので、“そん”、“ぞん”という読み方は馴染みがありますよね。しかし、送り仮名の「える」をつけて“そんえる”や“ぞんえる”と読むのは、さすがに違和感があります。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ながらえる”と読みます。■「存える」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「存える」の意味は以下のように解説されています。ながら・える〔ながらへる〕【永らえる/長らえる/▽存える】[動ア下一][文]ながら・ふ[ハ下二]《「流らう」と同語源》1 命を長く存続させる。長く生きつづける。「心ならずもこの歳 (とし) まで―・えた」「生き―・える」2 長い時間を経る。「世の中は常なきものと語り継ぎ―・へ来れ」〈万・四一六〇〉3 長つづきする。「―・ふべきものとしも思ひ給へざりしかど」〈源・帚木〉命を長く続かせる、物事が長く続くといった意味合いで使われる言葉です。漢字からは、読み方をイメージするのが難しかったかもしれませんね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「存える」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「永らえる」や「長らえる」だとすんなり読めますが、「存える」だと“ながらえる”という読み方を想像しにくいですよね。「存」には保つという意味合いがあるので、「存える」には保ち続けるといったニュアンスが含まれています。「永らえる」と「長らえる」、それぞれの漢字のニュアンスの違いを気にしてみるとおもしろいかもしれません。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年09月01日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「長閑」の読み方です。“ちょうかん”?なにそれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「長閑」の読み方は?「長」は“なが(い)”と読みますが、そのまま“ちょう”とも読みますね。「閑」は、閑静、閑散と読むので、“かん”という読み方はわかる人も多いでしょう。では、二つを合わせて“ちょうかん”と読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“のどか”と読みます。■「長閑」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「長閑」の意味は以下のように解説されています。のど‐か【長=閑】[形動][文][ナリ]1 静かでのんびりとして落ち着いているさま。「―な正月気分」「―な口調」2 空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。「―な小春日和」《季 春》「几巾 (いか) 白し―過ぎての夕ぐもり/太祇」3 ゆったりとくつろぐさま。急がないで気長に構えるさま。「その日―に暮らして、またの日帰る」〈かげろふ・中〉4 気にかけないさま。のんき。「人数なる世もやと待つ方は、いと―に思ひなされて」〈源・帚木〉[派生]のどかさ[名]田園風景、自然が多い風景などを見て、「長閑だね」なんて言ったこと、きっとありますよね。こんな漢字だったの?と驚いた人も多いでしょう。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「長閑」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字からは読み方がなかなか想像しにくい、難しい言葉でしたね。なかなか漢字で見る機会は少ないかもしれませんが、うっかり“ちょうかん”なんて読んでしまったら赤っ恥です。漢字自体は難しくないので、この機会に覚えておきましょう。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年08月31日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「蔑ろ」の読み方です。“なにろ”って読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「蔑ろ」の読み方は?「蔑」は難しい漢字ですが、軽蔑と読むので“べつ”という読み方を知っている人もいるでしょう。これに送り仮名の「ろ」をつけて、“べつろ”と読むのでしょうか。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ないがしろ”と読みます。■「蔑ろ」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「蔑ろ」の意味は以下のように解説されています。ない‐が‐しろ【▽蔑ろ】[名・形動]《「な(無)きがしろ(代)」の音変化》1 あってもないもののように軽んじること。また、そのさま。「親を―にする」2 しまりのないさま。だらしのないさま。「狩衣姿の―にて来ければ」〈源・末摘花〉→等閑 (なおざり) [用法]人や物事を軽く考えて、眼中にないかのように扱うという意味合いで使われる言葉です。言葉の意味合いは、知っている人も多かったのではないでしょうか。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「蔑ろ」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「蔑」は、送り仮名の「む」をつけて“さげすむ”とも読みます。こちらは見下すという意味合いなので、どちらにしてもいいイメージのない漢字ですね。言葉の意味は知っていても、漢字だけ見ると読めないものって意外とありますよね。せっかく意味を知っているなら、漢字の読み方も覚えましょう。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年08月30日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「畦道」の読み方です。なにみちって読むのかな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「畦道」の読み方は?「道」は、“みち”か“どう”と読みますよね。「畦」は「蛙」と似ていますが、意外と読めそうで読めない人が多いのではないでしょうか。では、二つを合わせて、“なにみち”、“なにどう”と読むのでしょう。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あぜみち”と読みます。■「畦道」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「畦道」の意味は以下のように解説されています。あぜ‐みち【×畦道/▽畔道】田と田の間の細い道。田んぼと田んぼの間にある、土を盛り上げてつくった細い道のことですね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「畦道」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「畦」が意外と馴染みがない漢字で、読み方を想像できない人も多かったかもしれませんね。使う頻度は多くないかもしれませんが、聞いたことはある言葉なのではないでしょうか。この機会に、漢字も覚えてしまいましょう。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年08月29日本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。今回考えるのは「独活」の読み方です。“どくかつ”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。■「独活」の読み方は?「独活」は、そのまま読むと“どくかつ”ですね。独りで行動、活動することかな?なんて思った人、違いますよ。気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うど”と読みます。■「独活」の意味と使い方『デジタル大辞泉』によれば、「独活」の意味は以下のように解説されています。うど【独=活】ウコギ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。茎は太く、葉は羽状複葉で、互生する。夏、薄緑色の雄花と雌花とが球状につく。若芽は柔らかく、香りがあり、食用。栽培もされる。《季 春 花=夏》「―の香や岨 (そば) に下駄はく山の児 (ちご) /白雄」[補説]漢名として慣用された土当帰 (どとうき) は誤用。英語でもudo(ウド)。春の山菜の代表格であるウドを漢字で書くと、「独活」となります。予想外の読み方ですよね。■読めない漢字はきっとまだまだたくさんあなたは「独活」を正しく読むことはできましたか?きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。それぞれの漢字は簡単ですが、合わさることで難しい読み方になりましたね。今年はもう「独活」の旬は終わってしまいましたが、来年の春に目にした際はぜひ、漢字も思い出してくださいね。(ななしまもえ)◆Check!<<これまでの難読漢字はこちら
2023年08月03日