アイドルグループ・高嶺のなでしこの松本ももな、橋本桃呼、≠MEの谷崎早耶が13日、グランメッセ熊本で開催された『麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2024』に登場した。谷崎は、アイドルとファッションの夢の祭典である新時代ガールズイベント『IDOL RUNWAY COLLECTION』とのコラボレーションステージにトップバッターで登場。高めのツインテール姿でウインクを炸裂させた。モノトーンコーデで登場した松本は、クールな視線でアンニュイなポーズを決めて会場を沸かせた。橋本は全身黒の衣装で登場し、ミニスカートから美脚を披露しつつ、アイドルらしいぶりっ子ポーズでファンを魅了した。『TGC』は「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催。5年ぶり開催となる『TGC熊本2024』では、藤田ニコルがトップバッターで登場し、三吉彩花、みちょぱこと池田美優、新川優愛、などがランウェイに登場。MCはウエンツ瑛士、元日向坂46の影山優佳が務めた。
2024年04月14日2017年のNetflixドラマ「ジプシー」で夫婦役を演じたナオミ・ワッツとビリー・クラダップが、私生活でも夫婦になったことを明らかにした。ナオミはインスタグラムに白いドレスを着てブーケを持つ自分と、ネイビーのスーツでキメたビリーとの2ショット写真をアップし、「結婚しました」とキャプションを添えて報告。リース・ウィザースプーンから「やったね!私もとてもうれしいよ」、クロエ・セヴィニーから「美しい新郎新婦におめでとう!」、ほかにもグウィネス・パルトロウ、ケイト・ハドソン、ジュリアン・ムーア、ケイティ・ホームズ、ジャスティン・セローなど多数の俳優仲間から心温まるメッセージが寄せられている。ナオミと息子2人をもうけた元パートナーのリーヴ・シュレイバーも「おめでとう!ゴージャス!」と祝福している。「People」誌によると、ナオミとビリーは「ジプシー」での共演をきっかけに交際を始めたとみられるが、ペアで初めて公の場に出席したのは2022年の全米映画俳優組合賞の授賞式だったという。以降、ナオミのインスタグラムの写真にたびたびビリーが登場するようになった。ビリーは元パートナーのメアリー=ルイーズ・パーカーとの間に子どもが一人いる。ナオミもビリーも今回が初めての結婚。(賀来比呂美)
2023年06月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。tomekkoです。前回初めて 『文豪クズ男列伝』 を書いてみましたがいかがでしたか?ちょっと刺激的な内容ではありますが、作家の人生や創作に大いに影響を及ぼした恋愛事情を紐解くと案外身近に感じられたり、興味をそそられたり…ということもあるのではないでしょうか?前回の記事には「こんな作品があったんですね!興味が湧いてきました」「角度を変えて見ると面白いですね」などのコメントもいただいて、描いて良かった〜と思っています。それでは今回も 谷崎潤一郎の人生を追っていきます…!恋多き男の本領発揮!あんなに揉めたのなんだったの離婚良妻賢母の妻・千代を友人である佐藤春夫に譲る譲らないで大揉めに揉めたのに、結局離婚することになった谷崎…。その後、当時雑誌の記者をしていた丁未子と再婚するのですが、裏ではまたまさかの別の女性の影が…。それは、豪商の人妻松子。美しく理想通りの女性・松子を崇拝する谷崎でしたが、人妻で自分のものにならないので丁未子と結婚。ところが、松子の夫の店が倒産し松子から頼られるとすぐに交際スタート。松子の離婚も成立しないうちから同居を始めてしまうのです。ここまでくるとため息しか出ないんですが、私が複雑な気持ちになったのは、この松子とその姉妹が谷崎作品の中で一番好きな『細雪』のモデルだったことです!『細雪』は昭和初期の裕福な大阪町人の日常を見事な美しい文体で表していて、それぞれ種類の違う花のような四姉妹の何気ない会話や仕草が目に浮かぶような表現が素敵な名作です。当時は戦争も始まり社会はそれどころではなかったのでしょうが、それでもやはりこの作品が愛されたのは、庶民にとって身近なようで手の届かない美しい人々への憧憬があったからなのかなと思います。谷崎は理想の女性に家事や所帯じみたことはしてほしくない人だったそう。『細雪』を読んでいても舞台が裕福な家ということもあり、四姉妹が家事をするような場面はほとんど出てきません。時間をかけてお出かけの着物や帯を選んだり、どこそこで食事をしたり帰りに半襟をあつらえに行ったりコンサートを観に行ったり花見に行ったり。悩みといえばなかなか結婚相手の決まらない三女や自由奔放なモダンガールの四女の生活のこと。日常の美しいところだけを切り抜いた近代の絵巻物的な印象があるんです。日常生活にも徹底的に理想を求め続ける男!でも実際の生活ってそういうものではないですよね?だから結婚後の松子も谷崎の理想の女性(人目を忍んで逢っていた頃のまま)を演じ続けることにとても苦労していたそうです。いやーこうして見ていくと、谷崎潤一郎の人生ってリアルに光源氏みたいって言われているのもわかりますよね…。※こちらはあくまで谷崎潤一郎の世界観のイメージです平安時代だし、物語だし!で許されてたけど実際にこんなことするんだ…と思うと引きますね。当時の日本の現実からはかけ離れた西洋的、ファム・ファタール(男を堕落させる悪女)への崇拝が強く、その姿を妻になる女性に求め続けるというTHE自分勝手&癖が強すぎる谷崎ですが、そんな谷崎だからあの耽美でちょっと猟奇的な世界観に満ちた名作が生まれたんだ…と思うとなかなか複雑な感情になってしまいます。ですが…ただの胸くそクズ男なだけなら後世に名を残すことはないでしょう。女性たちが谷崎の世界に巻き込まれて不幸になっていっただけなのか…と言い切ってしまうのもちょっと違いそうです。なぜなら谷崎との関係に悩む女性たちの相談に乗っていたのは元妻や身の回りの人々だそう。女性へのちょっと変わった性癖や数々の問題点はあれど、面倒見の良い側面があったり、千代に対しても感謝の思いは示していたようです。平凡がいいよね…と気づいてしまったけれど才能に恵まれたアーティストの数奇な人生…であることには間違いないですが、それを陰で支える人々の人生や苦労にも注目してみるとまた違った楽しみ方(と言っていいのかな…?)ができるのかもしれませんね。最後に。谷崎先生、クズクズ言ってごめんなさい! 人間性としてはマジかよ? 大丈夫? と思いますが、それでもやっぱり変わらず作品は大好きです!!
2023年05月31日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。tomekkoです。活字離れが進んでいると言われる昨今ですが、子どもだけでなく大人の皆さん…読書していますか?私は昔から本が大好きで歴史好きでもあるので純文学と呼ばれる近代小説は大好物です。エッセイのような軽妙さや気楽さは無く、芸術性を追求した表現が多かったり、その時代のことを知らないと良さが感じにくい部分があって難しい部分もあるのですが…。でも、だからこそ(私の拙い画力と文章ではありますが)、ちょっと視点を変えて紹介することで作家や作品に興味を持ってもらえたら…と思って書いてみることにしました。教科書にのってる文豪ってひどい男が多くない?ってことで『クズ男列伝!』スタートです!ええ…作品は輝くばかりの芸術性、美しい文章に彩られているのに書いてる作者のクズエピソードのひどいこと…。もちろん時代性を考慮すると仕方のないことはあるのですが、まぁ現代の感覚ではドン引き必至ですね。(※クズなんて刺激的な言葉を使ってはいますがあくまでも人物像と恋愛遍歴は別物だし、作者の経験あってこその作品の創意性というのは大前提であることはご了承ください。)では早速いってみましょう!今回紹介するのは近代の耽美・陰鬱私小説の大家、谷崎潤一郎先生です!なぜこの方を一発目に持ってきたのか…実は私は谷崎作品が大好きだからです。幼少期からどこか陰のある妖艶な美女や威勢よく啖呵を切る美人に惹かれていた私にはピッタリの理想的な女性たちが谷崎作品では描かれています。…とそこに現れたのはいつもの歴史案内人、おこんさんたち。ですが…?なるほど…今回はちょっと子どもには刺激強め〜…というか説明しにくい〜…モゴモゴ…な内容が含まれることになりそうですな。というわけでたぬ君に子守りを任せておこんさんと女ふたり旅と行きますか。恋多き男…谷崎潤一郎の女性関係図まずは、谷崎潤一郎をめぐる女性関係図を整理してみると…。めっちゃくちゃ複雑なんですけど!?3回結婚しているのは良いとしても、なんで同じ家の姉妹やら人妻やらと結婚したの…?ですが、この時代には姉妹を娶るということはおかしいことではありませんでした。ただ、例えば妻に先立たれたために身の回りの世話(当時の嫁への価値観がわかりますね)のため独身だったその妹をもらうとか、家同士の結婚という考え方の下では特に問題ではなかったのでしょう。でもこの人の場合はちょっと事情が違うみたいなんですよ。早くもうーん、ひどい。初さんに惹かれるのは分かります。私もこういう女性、好き。でも初には旦那がいるから「仕方なく」「姉に似ているだろうと思って」妹の千代と結婚…。平安時代のクズ男代表『源氏物語』の光源氏が若紫を拉致する理由に通ずるものがあって風情があると言えば…いや理解が難しい。(片想いの義母に所縁があって面影のある少女を自分好みに育てようという…現代の感覚だとあり得ない理由です)しかしながら妹の千代さんはいなせで悪女味ある元芸者の初とは違い、家庭的で夫の言うことをよく聞く良妻賢母。わがままで生活の一つ一つに強いこだわりのある夫に支える控えめな奥さんなんて、妻の鑑といった感じで羨ましい限りだと思うんですが、逆にそれが気に入らない谷崎先生は次々と“妻殺し“や“夫婦の不和“をテーマにした作品を量産してしまいます…!!小説の中で千代をモデルにしていると思われる女性は常に「地味な縞」の着物を着ていると表現されているんですが、実際に残っている千代の着物を見ると慎ましい渋い色の紬や鮫小紋、縞が多くて、これまた切なくなってしまいます…。千代さんは後に谷崎の親友でもある作家の佐藤春夫と(谷崎と離婚後)再婚するのですが…千代を譲る譲らないで揉めています。でも千代さんが最終的に佐藤春夫と落ち着いて良かった…と思ってしまいます。(自分は良妻賢母タイプでも無いのに勝手に千代に感情移入するのはやっぱ女性視点だからでしょうか…)癖が強い…狂気溢れる作品の数々一方で谷崎は初への憧れを強くし美しい悪女をヒロインとした『お艶殺し』『神童』などの作品も生み出します。中でも狂気溢れるフェティシズム・被虐趣味を体現した作品が『富美子の足』という短編。いやぁ…性癖ィ………しかし才能溢れるクズ男による理想の女性を探す旅は始まったばかりで次のターゲットは、初と千代の妹…!初と千代の妹の「せい」は谷崎と出会った当時はまだ少女。スラリとしなやかな体つき、そしてどこか若い時から妖艶さ&性への奔放さを持っていてこれが谷崎の理想に見事にハマったようで…。この時期に描かれたのが谷崎作品の代表作の一つとも言える有名な『痴人の愛』。若く美しく奔放な女性をわがまま放題にさせ女王のように扱って傅く男のマゾヒスティックな愛は、まさに谷崎が求める女性との関係性だったんですねぇ…。いやぁ…だから性癖ィ………個人的に一番クズみが強い! と思ったのは、せいとの結婚を考え千代を佐藤春夫に譲ろうとしたのに、まだまだ若く遊びたい盛りのせいに断られて前言撤回し、結果佐藤と絶交してしまった『小田原事件』。その後現れる別の女性のために谷崎は結局離婚し、千代と佐藤は結婚することになるんですがこの事件は世間から誹謗中傷を受けて千代と佐藤も大変な思いをしたそうです。クズ男に振り回された誠実な千代さんを思うと言葉が出ないtomekkoでした。さて、大先生の女性への偏向的な執着は同族姉妹の間だけでは済まなかったようで…。まだまだ谷崎のクズ烈伝は続くのです…!
2023年05月10日ナオミ・ワッツが主演を務める『デスパレート・ラン』より特別映像が解禁された。本作は、我が子の通う学校で立てこもり事件が発生し、ナオミ・ワッツ演じる母親がスマホ1台で事件解決に向けて走り続ける様子を描いた新感覚シチュエーション・スリラー。この度解禁されたのは、主演のナオミ・ワッツが役作りや、ほぼ全編1人で走り続けた過酷な撮影裏を明かす特別映像。映像の冒頭では、事故で亡くなった夫の一周忌を前に、まだ寂しさを拭い切れない主人公のエイミーや、その家族の日常を捉えた物語の始まりをナオミ・ワッツがふり返り、エイミーについては、「息子の悲しみを知る余裕がなかったのかもしれない」と解説する。立てこもり事件に巻き込まれた息子を救うため、スマホ1台を手に走り続けるという設定から、ワッツは入念なランニングのトレーニングを行い撮影に参加。しかし、実際に撮影に入ると想定外の出来事があったそうで、「短いシーンを走るだろうと思っていたけど、撮影現場に着くと引きの画角から長いシーンを撮影すると知った」と明かす。この撮影手法はフィリップ・ノイス監督の緊張感を引き立てる演出の一つで、そのため撮影中ワッツは毎日筋肉痛に苦しめられたが、持ち前の運動神経を発揮し過酷な撮影を見事に走り抜いた。一人でほぼ全編走り続けるという演技は、彼女の長いキャリアの中でも初めての挑戦だったという。「新しい挑戦だったので不安もあったし興奮していた。電話の先には2人の俳優がいて大きな助けになってくれた」と語るように、現場ではエイミーの電話相手役の俳優たちも自動車で帯同し、タイミングを合わせて電話をするという形で撮影が進行した。パニックから恐怖、そして無力感まで様々に揺れ動くエイミーの感情を表現したワッツは「体が疲れると頭で考えられなくなり、ただ集中することに必死だった。私自身走ることに助けられたと思う」と、まさに満身創痍で役に挑んだ様子だ。『デスパレート・ラン』は5月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デスパレート・ラン 2023年5月12日(金)新宿ピカデリーほか全国公開© 2021 LAKEWOOD FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年05月03日ナオミ・ワッツ主演『デスパレート・ラン』より本編映像が解禁された。本作は、ナオミ・ワッツが息子の学校で起きた事件を解決するため、スマホ1台を手に走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。この度、解禁となったのは、スマホのアラートによって主人公の平穏な日常が一変する緊迫の本編映像。ある朝、スマホ1台を携えて日課のジョギングに向かった主人公エイミー(ナオミ・ワッツ)。愛する夫を交通事故で亡くした彼女は、一周忌を前に、スマホに残されたメッセージや写真の記録を見返しながら家族と過ごした温かい日々を思い起こしていた。そんな中、ひとり森の奥深くを走り続けていると、緊急アラートが鳴る。速報によると、地域の全ての学校が封鎖されたというのだ。息子と娘は無事なのか、助けも移動手段もない中で、エイミーはスマホを片手に走り出す。ノンストップで展開される緊迫のストーリーの幕開けを捉えた本映像。穏やかな日常から一転、予期せぬ出来事に戸惑いながらも走り続けるエイミーは、知人との電話の中で息子が通う高校で立てこもり事件が発生したことを知る…。果たしてエイミーは事件を解決し、息子を救うことができるのか?実生活でも2児の母親であるナオミ・ワッツ。パニックから恐怖、そして無力感まで、様々な感情の中を揺れ動く主人公をほぼ全編を通して走り抜け、体当たりの演技で務め上げた。その緊張感あふれる渾身の演技は圧巻だ。『デスパレート・ラン』は5月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デスパレート・ラン 2023年5月12日(金)新宿ピカデリーほか全国公開© 2021 LAKEWOOD FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年04月13日アカデミー賞ノミネートをはじめ数々の受賞歴を持つナオミ・ワッツ主演の新作映画『デスパレート・ラン』。この度、ほぼ全編ノンストップで走り続けながら満身創痍で演じたナオミ・ワッツが役作りを明かしたほか、メイキング写真も解禁となった。本作は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に息子が通う高校でたてこもり事件が発生、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。コロナ禍の2020年、カナダのオンタリオ州の広大な土地で撮影された本作は、スマホ1台で事件解決に向けて走り続けるという設定から、ナオミの演技に大きな比重がかかるものとなった。ナオミは元々運動が好きで、20代~30代もランニングを続けていたそうだが、腰痛が悪化したため近年は負荷のかかる運動は避けていたという。そこでナオミは撮影前からトレーニングを開始し、毎日ランニングの習慣をつけてから撮影に参加した。「運動神経は良いほうです」というナオミは「さまざまなことをやってみました。スポーツや運動が好きなんです。エンドルフィンも出るし、容姿のためにもいい。この映画に出ると決めてから、ランニングのトレーニングをしたけれど、筋肉が覚えていたことに感動しました。そうしてどうにか体を整えることができました」とふり返り、久しぶりの過酷なトレーニングにも持前の身体能力を発揮したようだ。現場では身体に負荷のかかる要求をこなし、常に筋肉痛だったそうだが、ナオミのプロ意識にフィリップ・ノイス監督も感心させられたという。さらにナオミは精神的な負担による身体的能力の低下も、自らの演技に利用した。また、走りっぱなしだったのはナオミだけではない。ナオミは常に移動しているため、撮影クルーはもちろんのこと、彼女の衣装担当やメイクアップスタッフも帯同しながら移動していた。実際には、カメラのオペレーター、AD、ディレクター、さらにナオミ演じるエイミーと電話で話す人物を演じる俳優、メイクアップ、サウンドの人々を乗せた7台の電気自動車が、音を立てずに、彼女の前を走りながら移動をしていたという。また、実生活でもナオミは2人の子どもをもつ母親。息子を守ろうとする母の絶対的強さを表現するには、まさに適任だったといえる。本作ではプロデューサーとしても脚本の段階から作品づくりに携わり、並々ならぬ思いで挑んだナオミに期待が高まる。『デスパレート・ラン』は5月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デスパレート・ラン 2023年5月12日(金)新宿ピカデリーほか全国公開© 2021 LAKEWOOD FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月29日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、タイムレスなアイコンバッグ「ピーカブー(PEEKABOO)」の新キャンペーンに、伝説的なスーパーモデルであり女優、また慈善家のナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)を起用しました。「ピーカブー」ヒストリー“フェンディ ウーマン”は様々な側面を持ち合わせています。彼女の「ピーカブー」も同様です。2008年の誕生以来、「ピーカブー」バッグはローマのクラフツマンシップとフェンディの女性らしさが融合した、特徴的な表現となっています。アクセサリー アーティスティック ディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)がデザインし、2009年春夏 ウィメンズコレクションのショーで初披露された「ピーカブー」は、“イットバッグ”一辺倒の時代から、現代のアクセサリーを再定義しようとする意志とともに生まれました。クリーンでミニマル、幾何学的で曲線的な「ピーカブー」は、美しさと遊び心のある機能性の両方を兼ね備えたバッグです。台形型のオリジナルフォルムは、ミッドセンチュリーのフレームバッグの精神を受け継ぎ、フェンディのアトリエで現代的なレザーアートの建築的偉業へと変貌を遂げました。しなやかさと硬質なフォルム、重力と構造を融合させた「ピーカブー」は、まさにシェイプシフターです。ダブルターンロック式のアッパーフレームを中心にマチ付きのポケット構造と重みのあるキーホールハードウエアが、バッグを開いたときに吊り下げられたようなドレープを生み出し、このバッグの特徴である曲線の「スマイル」が、贅沢な内側のクラフツマンシップを明らかにするのです。「当時、キャットウォークにはバッグが溢れていました。そこで私は、フェンディのような本物のレザーグッズメーカーにしか作れないバッグを作りたいと強く思いました。“ニュークラシック”で物事を正す瞬間だったのです。ヴィンテージバッグに施されたロックの美しさを呼び起こしながら、初めて、バッグの新しいムーブメントを生み出したいと思いました。フェンディでは常に軽さが重要視されてきました。フェンディのコートを考えるとき、時には外側よりも内側の方が正確で精密であることもあります。物はリバーシブルです。軽くて、体に沿うような動きをしているからこそフェンディだとわかるのです。そのアイデアをぜひバッグで表現したいと思いました。そのため、とても柔らかいレザーを選びました。バッグを開いて内側を見せると、中にはとても美しいグローブレザーの異なる色が現れます。“ピーカブー”の中に手を入れると世界で最も柔らかい革の感触を味わうことができるのです」と、シルヴィア・フェンディは振り返ります。「ピーカブー オンパレード」「ピーカブー」は、2009年春夏 ウィメンズコレクションのキャットウォークで初めて登場し、カール・ラガーフェルドがデザインしたプレタポルテコレクションを完成させました。トップハンドルのスタイルは、生成りのコットントワルやエキゾチックレザー、ブラックパテントレザー、パンチングスエードからなるニュートラルなトーンで作られ、内側には 斑点のあるウォータースネークが現れました。その後、シルヴィア・フェンディは、シーズンごとにデザインを進化させスケール感や着用感、素材感やクラフト感で勝負する新しいスタイルを発表しました。その後まもなく「ピーカブー」はショルダーストラップ、ウッドまたはルーサイトのハンドル、「セレリア」のステッチなど、季節に応じたディテールでアレンジされました。その多面的なファサードが持つ芸術的な可能性、つまりバッグの内側も外側も同じように美しく、デザインやサイズの無数のバリエーションを生み、特徴的なターンロックをひねると内側の表情が現れるのです。現在「ピーカブー」は、キム・ジョーンズが手がけるフェンディのウィメンズ プレタポルテコレクションとシルヴィア・フェンディが手がけるメンズコレクションのランウェイで、常にその存在をアピールしています。2020年秋冬のキャットウォークでデビューし、アコーディオンシェイプとシャープな斜めのサイドが特徴的な「ピーカブー アイシーユー(PEEKABOO ISeeU)」から、「ピーカブー エックスライト(PEEKABOO X-Lite)」まで、その構造の進化は何度も新しい展開を見せ、「ピーカブー」の重要な特徴である「隠すこと、見せること」はそのままに、バックパネルのターンロック位置を変えて、広さと軽量を実現したシングルポケットのモデルです。「ピーカブー」の遊び心と人物像子供の遊び「いない、いない、ばあ!」にインスパイアされた遊び心あふれるネーミングの「ピーカブー」は洗練されたミニマリズムと貴重なテクスチャーやカラーのコントラスト、そして女性とバッグの親密さを問いながら内側と外側の登場を常に繰り返す、相反するものの研究です。フェンディのユーモアと皮肉っぽいセンスを表現し、その精緻なディテールと、ターンロックをひねることで見え隠れする美しさの可能性で驚きを与えます。バッグの「スマイル」を開くことで、トロンプルイユのように「ピーカブー」が口、笑顔、そして顔として瞬時に擬人化され、それはアーティストや著名な友人たちにインスピレーションを与え、女優のグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)、歌手で女優のジョイ・ヨン(Joey Yung)、建築家のザハ・ハディッド(Zaha Hadid)、モデルのリウ・ウェン(Liu Wen)や森星(Hikari Mori)、そして歌手のアデル(Adele)らは、シルヴィア・フェンディと共に「ピーカブー」に特別な解釈を加えています。デザインされるオブジェクトは、フェンディとともに発展してきた20世紀のイタリアの芸術とデザインの前衛的な動きをも物語っています。厳格な構造、ポケットパネルのしなやかなドレープ、大胆なメカニカルデザインと幾何学的なハードウエアの組み合わせにより、「ピーカブー」はファッションアクセサリーの地位を超え、他の実用的なオブジェと並んで、収集可能な宝物として継承されます。ピーカブーのキャラクター「“ピーカブー”を身につける人は多面的な人で、隠れた才能を持ち、自分自身について何を、いつ明らかにするかを選ぶのです」と、シルヴィア・フェンディは語ります。フェンディのバッグを持つ人の“タイプ”という特異な考え方は時代遅れで、「ピーカブー」が2000年代の終わりから2010年代を経て2020年代までファッション界で愛されて いるのは、年齢、性格、スタイル、人生の歩み方が異なる人々にとって、世界中でダイナミックな魅力を放っている証しです。しかし、「ピーカブー」のスタイルには、ひねりの効いたクラシカルなセンスが息づいています。つまりその本質的な機能性は、身につける人の感情や気分のメタファーになり得るのです。「バッグには秘密が詰まっている。だから“ピーカブー”のアイデアは、開いて持つことができるバッグなのです。“ピーカブー”を持つということは、隠れることを恐れない、とても強く、パワフルでエンパワーメントされた人のことを表していると思うのです。“ピーカブー”には2つのコンパートメントがあり、1つは自分の近くに置いて閉じておくことができ、もう1つは自分の何かを世界に公開するために選ぶことができます」と、シルヴィア・フェンディは続けます。洗練された魅力を放ち、それを持つ人と同じように、「ピーカブー」はフェンディの時代を超えた革新的な精神のイメージを体現しています。この“ロック解除されたバッグ”は、それを選ぶ人の数だけ異なる個性を持ち、このアイコニックなアイテムの並外れた多様性と永遠の魅力を示しています。「ピーカブー」パーソナリティーズアート、ファッション、工業デザイン、建築、映画、そして王室や外交など、世界中の象徴的な人物が「ピーカブー」を愛用しています。ターンロックで閉じられた「ピーカブー」は、その滑らかでクリーンなラインと型破りなクラシシズムがロンドンの街角でメーガン・マークル(Meghan Markle)、人権弁護士のアマル・クルーニー(Amal Clooney)、ヨルダンのラーニア女王陛下(Her Majesty Queen Rania of Jordan)など、世界各地の公式行事でパワフルな人物の腕にかけられ、フォーマルな場の優雅な雰囲気の中でその美学を表現してきました。また、俳優や歌手も、オフの日やレッドカーペットで、カラフルなスタイルの仕上げとしてこのバッグを選び、オープンに、そして堂々と身に着けて その無数の魅力を披露します。アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)、アデル・エグザルコプロス(Adele Exarchopoulos)、ダンナ・パオラ(Danna Paola)、リアーナ(Rihanna)、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)、米倉涼子(Ryoko Yonekura)、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)、リタ・オラ(Rita Ora)、リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)、ラレイナ・ソン(Lareina Song)、ソン・ヘギョ(Hye Kyo Song)、タン・イーシン(Tang Yixin)などが、「ピーカブー」の愛用者として知られています。2014-15年秋冬コレクションで「ピーカブー」のメンズスタイルを発表して以来、ゴシップガールのスターでプロスケーターのエヴァン・モック(Evan Mock)、ネットフリックス(Netflix)「エリート(Elite)」のスター、マヌ・リオス(Manu Rios)、「13の理由(13 Reason’s Why)」のブランドン・フリン(Brandon Flynn)、「ルシファー(Lucifer)」のトム・エリス(Tom Ellis)、フランスのサッカーチャンピオン、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)など、アスリートや俳優、ミュージシャンが「ピーカブー」の大胆で男性的なフォルムと 豊かな色調を選択しています。より身近なところでは、シルヴィア・フェンディにとって家族の母系的シンボル、また長年愛され続ける家宝的存在として、彼女と娘のデルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)、レオネッタ・ルチアーノ・フェンディ(Leonetta Luciano Fendi)を結び付けています。#MeandMyPeekabooキャンペーンに見られるように、フェンディの女性たちにとって「ピーカブー」は、世代から世代へと共有、継承されるバッグであり、お気に入りのバッグに合わせて気分や性格の特徴をゲーム感覚で楽しみ、入れ替わるものです。2018年、「ピーカブー」誕生10周年を機にデビューした「#MeandMyPeekaboo」ビジュアルキャンペーンは、世界中の母親と姉妹、息子と娘のかけがえのない絆を祝福し続けています。ソーシャルメディアやハリウッド映画界のスターまで、親密なポートフォリオとビデオインタビューからなるこのシリーズは、フェンディファミリーから始まり、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)とキャリス・ゼタ=ダグラス(Carys Zeta-Douglas)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)とクリス・ジェンナー(Kris Jenner)、AMIAYA(アミアヤ)、シルヴィア・チャン(Sylvia Chang)とオスカー・ワン(Oscar Wang)、キアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)とその妹のヴァレンティナ・フェラーニ(Valentina Ferragni)、フランチェスカ・フェラーニ(Francesca Ferragni)、夫フェデス(Fedez)との関係性をフィーチャーしています。彼女の「ピーカブー」に恋して「ピーカブー」の建築的なラインと優しい女性らしさは、長年にわたりフェンディの母、娘、友人など、パワフルな顔ぶれによって体現されてきました。これらのキャンペーンは、この受け継がれていくクリエイションのまさに「オブジェクトが生み出す神話」を広め、女性と「ピーカブー」の親密な関係を強固なものにします。2022年、イタリアの著名な映画監督ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)は、英国人モデルで活動家のアドワ・アボア(Adwoa Aboah)をフィーチャーし、永遠の都・ローマのルーフトップや広場を軽やかに滑空する、気まぐれで壮大なショートフィルムを制作しました。現代のヒロインのように、アボアと「ピーカブー」バッグが、フェンディが本拠を構える「イタリア文明宮(Palazzo della Civiltà Italiana)」の階段に到着すると、女性の深い強さと「ピーカブー」の秘密が魔法のように融合します。クチュールおよびウィメンズウエアのアーティスティック ディレクター キム・ジョーンズと、アクセサリーおよびメンズウエアのアーティスティック ディレクター シルヴィア・フェンディの、長年の友人であるスーパーモデルで女優、慈善家のナオミ・キャンベルは、イギリス人フォトグラファー デヴィッド・シムズ(David Sims)によるカラーとモノクロのシネマティックなビジュアルキャンペーンで、2023年春夏シーズンの「ピーカブー」の“顔”の役割を再び担います。大胆な女性のエネルギーを表現し、伝説的な存在であるナオミのユニークなペルソナは、世界中の女性にとって「ピーカブー」が象徴する独立性、野心、個性の強さを完璧に象徴しています。#InlovewithmyPeekaboo
2023年03月27日ナオミ・ワッツ主演『デスパレート・ラン』より日本版予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、ナオミ・ワッツ演じる主人公エイミーが、人里離れた森でランニング中に息子が通う高校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。この度解禁された予告編では、愛する息子のため、ナオミ・ワッツが走り続ける姿がとらえられている。朝のランニングに出かけたエイミーは、人里離れた森の中で緊急速報を受信し、息子が立てこもり事件に巻き込まれたことを知る。遠く離れた場所で助けも移動手段もない中、エイミーは唯一の持ち物であるスマホを頼りに知人や警察と連携をとり、事件解決に向け走り出すが、すぐそこまで息子に危険が迫っていた。映像の中では平穏な日常から一転、思いもよらない事態に絶望しかけたエイミーが絶叫する場面も。途中で足を痛めるなど数々のハプニングに見舞われながらも必死の思いで事件現場へたどりつくエイミーだったが、そこで目にした衝撃の光景とは…。映像の最後には、被害者のはずの息子について、警察から問いかけられる意味深なシーンも映し出されており、刻一刻と迫りくる時間との戦いを描いたスリル満点の映像に仕上がっている。併せて解禁となったポスターは、息子のため、スマホ片手にノンストップで走り続けるエイミーの疾走感が表現され、本作を紐解く3つのキーワード=「立てこもり事件」「無人の森」「残された伝言」が配置されている。果たして、エイミーはたった一台のスマホで息子を救うことができるのか…?緊迫の84分間への期待が高まるビジュアルとなっている。『デスパレート・ラン』は5月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デスパレート・ラン 2023年5月12日(金)新宿ピカデリーほか全国公開© 2021 LAKEWOOD FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月16日ナオミ・ワッツが主演、プロデューサーを務める『デスパレート・ラン』の公開日が5月12日(金)に決定し、場面写真が解禁された。本作は、ナオミ・ワッツ演じる主人公エイミーが、人里離れた森でランニング中に息子が通う高校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける姿を描く。この度解禁された場面写真は、平穏な日常から一変、予想だにしない事態に混乱しながらも必死で走り続けるエイミーを捉える。道中、足を痛めたり、川を横断しなければならないというハプニングに見舞われるが、それでも息子を想い、ひたすら走る母の強さを感じられる1枚となっている。さらに、息子の安否を心配するエイミーの姿も切り取られており、その悲痛な表情が事態の深刻さを物語る。果たして、エイミーは息子を救い出し、事件解決を図ることはできるのか…?ほぼ全編を走り続けるという過酷な撮影のために、ナオミは毎日ランニングの習慣をつけて体力づくりを行った。現場では身体に負荷のかかる要求をこなし、常に筋肉痛だったが、ナオミの文句ひとつ言わないプロ意識にフィリップ・ノイス監督も感心させられたという。そんな名女優の渾身の走りっぷりにも注目が集まる、新感覚のシチュエーション・スリラーとなっている。『デスパレート・ラン』は5月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デスパレート・ラン 2023年5月12日(金)新宿ピカデリーほか全国公開© 2021 LAKEWOOD FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月27日ナオミ・ワッツがスマホ1台で息子を救うべく奮闘する母を演じ、第46回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションとして選出された新作映画『The Desperate Hour』(原題)が、『デスパレート・ラン』の邦題で5月に全国公開することが決定した。本作は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に息子が通う学校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける、『search/サーチ』『THE GUILTY/ギルティ』に続く新感覚シチュエーション・スリラー。主演・プロデューサーを務めるのは『マルホランド・ドライブ』(2001)、『ザ・リング』(2002)、『キング・コング』(2005)など数々のハリウッド作品へ出演し、『21グラム』(2003)、『インポッシブル』(2012)で2度アカデミー賞主演女優賞へノミネートされた実績を持つナオミ・ワッツ。愛する息子の安全を守ろうと奮闘する母親役を、ほぼ全編を走り続ける渾身の演技で務め上げた。ナオミ・ワッツ監督は、アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション大作『ソルト』を始め、デンゼル・ワシントン主演のクライムサスペンス『ボーン・コレクター』、歴史ドラマ『裸足の1500マイル』など、様々なジャンルにおよぶ映画、TVシリーズの制作実績を持つオーストラリア出身の巨匠フィリップ・ノイス。脚本には、ライアン・レイノルズ主演『[リミット]』でナショナル・ボード・オブ・レビュー賞などを受賞したクリス・スパーリングが名を連ねる。今回は本作の海外ビジュアルが解禁。ナオミ演じる主人公エイミーの意志の強さを感じさせる横顔が全面に写し出されつつ、背景に配置されたサイレンを灯した数台のパトカーからは、何か大きな事件が起きたことを想起させるデザインとなっている。米Deadlineを始め海外の批評家らが「ハラハラドキドキの連続」「一刻を争う展開」と評する通り、先の読めないシーンがノンストップで展開していく新たなシチュエーション・スリラーが誕生した。『デスパレート・ラン』は5月、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デスパレート・ラン 2023年5月より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2021 LAKEWOOD FILM LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月30日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたブリティッシュ・ファッション・アワード2022の会場に現れたスーパーモデルのナオミ・キャンベルは、ブルガリのセルペンティ ヴァイパーのピアスにブレスレットとリングを合わせました。GETTY IMAGES着用商品セルペンティ ヴァイパーピアスWG x DIAセルペンティブレスレットWG x エメラルド x DIAセルペンティリングWG x エメラルド x DIAお問い合わせ先:ブルガリ ジャパン03-6362-0100
2022年12月11日イギリス・ロンドン在住シンガーソングライターとして世界で活躍する鈴木ナオミが3年ぶりの来日記念として2015年~2022年3月までにデジタルリリースした曲と人気の曲を集めたThe Best 2「NO NAME is beautiful」を2022年11月3日に開催の東京ラーメンフェスタにて、UKのNANA RECORDSよりリリース開始します(プレゼントあり!)。鈴木ナオミ ニューアルバムジャケ写コロナ禍で3年間帰国できなかった鈴木ナオミの日本でのパフォーマンス再開を記念して皆様に「これまでのデジタルリリース楽曲もお届けしたい!」と急遽リリースが決定。世界のラジオDJ(ディスクジョッキー)1,693人が選ぶチャート「キングズ・オブ・スピンズ」で1位を獲得した、『I don't wanna let you go』『Pray for you 2021 Remix』(日英両バージョン)『Harder and Faster』(日英両バージョン)、人気の『大きな風』そして鈴木ナオミのユニットAJ Unityとして全米チャートインの『Jupiter』が収録されています。CDご購入はこちらから: NAOMI s Information : リリース配信サイト : ■来日ライブ情報<10月31日(月) 福岡 Livlabo 19:00~>国連SDGsを音楽で推進するMusic for SDGsのプロジェクト・Music Connects The World vol.2- チケット¥3,500+ワンドリンク- お申し込み: 今回の模様はUNESCOとUN(国連)に報告される予定です。ピアノ伴奏 :Chage&Askaのコピーバンドで有名なKINZ&K-ingの鬼塚 真嗣!他出演 :ささきみほジャズトリオ・マック大久保・Chiela&斗舞MC・レクチャー:森川妙10/31 福岡ライブフライヤー<11月3日(木)東京ラーメンフェスタ(駒沢公園)特設ステージ>出演時間 :15時コーラス&ダンサー:松本 邦裕・菖蒲 菜月サポート :「喋れ!電波少女」・「未来交流会」・入場無料(事前にセブンイレブンにてラーメン券購入が必要)※入場制限があり入場の際、大変混み合います。お早めにお越しください。 詳しくは各HPをご覧ください!(ラーメンフェスタ 開催期間2022年10月27日(木)~11月6日(日))11/3ラーメンフェスタ ロゴ■鈴木ナオミ プロフィールイギリスロンドン在住ラグビーワールドカップ2019 開催都市特別サポーター福岡代表シンガーソングライター・音楽/イベントプロデューサー・プレゼンター・女優・福岡県田川市魅力向上大使(観光大使)公式サイト : 他SNS、YouTubeリンク: 鈴木ナオミ アーティスト写真12021年1/20リリースの『Pray for you 2021』、同年10/1リリースの「I don't wanna let you go」が世界のラジオDJ(ディスクジョッキー)1,693人が選ぶチャート「キングズ・オブ・スピンズ・トップ30」で、昨年のリリース「Harder and Faster」に続き1位を獲得。AJ Unity名義では全米チャートイン。イギリスのBBC放送で「イギリスで最も有名な日本人シンガー」と紹介される。日本文化を世界に紹介するイベントをプロデュース、「プリンセス・ダイアナ展」を企画運営、イギリス最大の日系イベント『ロンドンジャパン祭り』の実行委員や司会を務めるなど日英交流事業に多くかかわる。2015年、東日本大震災メモリアルとしてイギリスの国会英日議員連盟の指名で英国国会議事堂にて日本人初のコンサートを開催。自身も余命宣告を受け闘病する中、東日本大震災や熊本震災の後、イギリスから被災地を度々訪れ、日英で数多くのチャリティー活動や音楽を通じた災害復興支援など、社会貢献に尽力している。その他、日本の子供支援、トンガ王国やネパールでの自然災害復興支援企画を開催、全額寄付の支援を継続し、各国の政府より高い評価を受ける。地元福岡県田川市が所蔵する、日本初のユネスコ世界記憶遺産である「山本作兵衛炭坑記録画展」のワールドツアーを企画プロデュース。(日本を世界にPRするプログラム「日本へ行こうよ プロジェクト」の一環) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月20日2022年7月13日(ローマ)- ナオミ・キャンベルが、ローマで行われたヴァレンティノのオートクチュールショーにブルガリを纏って出席しました。GETTY IMAGESGETTY IMAGES着用商品「セルペンティ」ネックレスPG x パライバトルマリン x ルビーx DIAリングPT x エメラルド x DIAお問い合わせ先:ブルガリ ジャパン03-6362-0100
2022年07月21日2022年5月23日(カンヌ)- ナオミ・キャンベルが、第75回 カンヌ国際映画祭でのパク・チャヌク監督作品「Decision To Leave」のプレミアで新作ハイジュエリー「エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ」のネックレスとリングにダイヤモンドのピアスを合わせました。GETTY IMAGESブルガリのハイジュエリーは、息を呑むような世界を呼び起こします。そこには、最も稀で美しいかたちで表現される母なる自然の威厳と、人間による洗練されたクリエイションが絶え間ない対話を続けています。GETTY IMAGESこの特別な日にナオミ・キャンベルは、”セルペンティ オーシャン トレジャー” と名付けられたネックレスを着用しました。ブルガリが最も大切にしているアイコンであり、無限の創造性と革新性の象徴である「セルペンティ」が進化を遂げ、魅惑的な海の深みへと誘います。”セルペンティ オーシャン トレジャー” は、自然の要素とその美を生み出す力への賛辞を表しています。蛇のヘッドに連なるスリランカ産の極めて稀な61,30カラットのドロップシェイプのサファイアは驚くほど鮮やかで、その美しいブルーカラーで見る者を魅了します。あわせてスリランカ産の8,02カラットのアンティーククッションサファイアが中心に置かれたネックレスとおそろいの”セルペンティ オーシャン トレジャー” のリングを着用しました。優れた技術力の結晶であるカーヴィーなプラチナセッティングが、蛇のボディを想起させます。スタイリングの仕上げには、ダイヤモンドのピアスをエレガントに纏いました。着用商品「エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ」より“セルペンティ オーシャン トレジャー”ネックレスPT x サファイア x DIA「エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ」より“セルペンティ オーシャン トレジャー”リングPT x サファイア x DIAピアスPT x DIAお問い合わせ先:ブルガリ ジャパン03-6362-0100企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月25日2019年に「ゲーム・オブ・スローンズ」(以下、「GoT」)の前日譚ドラマとして企画されるも製作中止となったナオミ・ワッツ主演のドラマが、パイロット版の製作に3000万ドル(約34億円)以上を費やしていたことがわかった。ジャーナリストのジェームズ・アンドリュー・ミラーの著書「Tinderbox: HBO’s Ruthless Pursuit of New Frontiers」で、明らかになった。タイトルが決まることなくお蔵入りになったこのドラマは、『キック・アス』や『キングスマン』シリーズの脚本家ジェーン・ゴールドマンがショーランナー、「ジェシカ・ジョーンズ」などの数多くのテレビドラマを手掛けてきたS・J・クラークソンが監督に決まっていた。しかし、当時ワーナーメディアの会長だったボブ・グリーンブラットはパイロット版の一部分を見て、製作続行のGOサインを出さなかったのだ。ミラーによるインタビューで、グリーンブラットは「私が会長に就任したとき、彼らは『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚ドラマのパイロット版に3000万ドル以上を費やしていました。それから数か月後に私はパイロット版の一部を見て、(HBOのチーフ・コンテンツ・オフィサーの)ケイシー(・ブロイズ)に、『これはうまくいかない。オリジナル版からの期待に応えられるとは思えない』と言ったところ、彼も否定しなかった。それで正直ホッとしたんです」と語ったという。同ドラマにはナオミのほか、ジェイミー・キャンベル=バウアー、ナオミ・アッキーらの出演も予定していた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2021年12月03日トロント映画祭で世界プレミアされた『Lakewood』は、ナオミ・ワッツがほぼ一人芝居状態のサスペンススリラーだ。ある1日の朝から午後までの物語。エイミー(ワッツ)いつものように高校生の息子を起こしにいくと、息子は、今日は学校に行きたくないと言った。そんな息子に、学校に行ったほうがいいと言い残して、エイミーはジョギングに出る。走っている途中、何台かのパトカーがすごい勢いで通り過ぎていくのを見たエイミーは、まもなく、息子の通う学校で銃撃事件があったことを知った。息子は今日、学校に行っていないはず。そう信じたいものの不安を拭えないエイミーが知人に連絡を取ると、息子が乗るトラックが学校の駐車場に停まっているという。結局、息子は学校に行ったのだ。急いで駆けつけたいが、彼女がいるのは森の中。携帯でできるかぎりの人々と話ししつつ、エイミーは走り続ける。そんな中で電話を通じて得られる情報は交錯し、エイミーのパニックは極限に達するのだった。脚本を書いたのは、ライアン・レイノルズのほぼ一人芝居だったスリラー『リミット』のクリス・スパーリング。監督は、『今そこにある危機』『ボーン・コレクター』『ソルト』のフィリップ・ノイス。パンデミックのため、トロント入りをしなかったノイスは、上映前のビデオメッセージで、この脚本に惹かれたのは、親になって以来、常に抱える恐怖について語りたかったからだと述べた。また、同じオーストラリア出身のワッツについては「彼女が10代の若手女優だった時から知っている」と語っている。ワッツは今作でプロデューサーも務めている。ノイスがこの脚本を読んだのはちょうど1年前で、撮影はパンデミックの中で行われた。登場人物がとても少なく、ほとんどの舞台がアウトドア、しかも誰もいない森の中という設定のこの映画は、コロナ対策をしながら作るのにもってこいだ。配給はまだ決まっていないが、この映画祭中に動きがあるか注目される。文=猿渡由紀
2021年09月14日スーパーモデルのナオミ・キャンベルが、50歳にしてママになったことをインスタグラムで発表した。「美しく小さな恵みが私を母親に選んでくれました。私の人生に、この穏やかな魂を迎えられたことをとても光栄に思います。一生続いていく絆を私の天使と築いていくということ。言葉では言い表せません。これ以上の愛はありません」と感慨深げな文をつづった。赤ちゃんの誕生日、性別、名前などの詳細は明かしていないが、投稿された写真には花柄のドレスらしきものを着ている赤ちゃんの両足が写っている。ナオミの母ヴァレリーさんはナオミと同じ写真をインスタグラムに投稿し「私も大喜びしています。おばあちゃんになるのを、長い間待ち望んでいましたから」とコメント。マーク・ジェイコブスは「オーマイゴッド。今日がその日だったんですね。なんて素晴らしいことでしょう。それに、赤ちゃんもあなたもなんてラッキーなんでしょう。あなたはとても素敵なお母さんになります」と祝福し、その他にもジェシカ・チャステイン、ゾーイ・サルダナ、キム・カーダシアン、ヘレナ・クリステンセンら多くのセレブがお祝いメッセージを寄せている。ナオミは2017年に「Evening Standard」紙に「子どもを持つことはいつも考えています。いまの科学なら、自分がそう望むときに実現できると思います」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2021年05月19日ジュード・ロウとナオミ・ハリスが主演を務め、プランBエンターテインメントとHBO(R)がタッグを組んだドラマ「サード・デイ ~祝祭の孤島~」を独占配信中。今回、12月11日より配信される「冬」で主演を務めるナオミと、人気ドラマ「ザ・クラウン」「コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語」のエピソード監督なども務めたフィリッパ・ロウソープの貴重なインタビューが届いた。本作は、「夏」と「冬」3話ずつの2部構成で贈るミステリードラマとなっており、ロンドン郊外の孤島を舞台に、島の伝統と文化を守るためには手段を選ばない謎めいた島民を相手に、「夏」ではジュード演じるサムが、「冬」ではナオミ演じるヘレンが奇妙で恐ろしい体験をし、それぞれのトラウマと向き合わされ精神を追い詰められている姿が描かれている。本作のテーマである、超自然的な空間や空想的な世界を舞台に実世界で経験した悲しみについて、ナオミは「役者として私は真実を演じることに忠実であることをいつも心がけているから、空想的な世界観においても出来る限り掘り下げて、逆に空想の世界での真実を追い求めて演じたつもり」と演技のポイントを語る。2部作となる本作は、共通するテーマを描きながらも全く異なった作風であるが、ロウソープ監督は「私はこのプロジェクトはそれぞれ別の作品だと考えていて、マーク(・マンデン)が監督した『夏』は主人公のサム(ジュード)の島での冒険を描いているのに対し、私が監督した『冬』では主人公もビジュアル的なアプローチも違うし、違いを明らかにすることを重視した。主人公が母親と娘2人なので、たとえ舞台が同じでもビジュアル的なスタイルを変えることが大切だった」と制作意図を明かす。■「3人ともすぐに仲良くなったし絆も深まった」娘たちとの交流明かす心理的なスリラーを撮影している現場の雰囲気について、ナオミは、「主な共演者が私の娘を演じる2人の女の子。特にシャーロット(・ゲアドナー・ミヘル/タルーラ役)は今回が初めてのお芝居だから本当に心配だったんだけど、それがナチュラルで予測不能な演技に繋がって私の演技も引き上げられた気がする。ニコ(・パーカー/エリー役)も素晴らしい女優で、私たちは3人ともすぐに仲良くなったし絆も深まった。撮影が終わった時は本当に自分の娘と別れるような気持ちになって悲しかった」と3人に生まれたケミストリーについて語る。続けて撮影場所であるオシー島について、ロウソープ監督は「撮影するには素晴らしい、魔法のような光景を見せてくれる場所だった」と言うが、ナオミは「オシー島は本当に奇妙な島。私は撮影に行くまではとっても楽しみにしていたんだけど、実際に行ってみると何か変なエネルギーが流れていて、『早く家に帰らせて』って思った」と明かす。「でも私の家族はすごく気に入ってしまった。魔法のような素晴らしい光景は作品のもう一人のキャラクターと言ってもいいくらいだと思う」と特異な雰囲気を持つ島の印象を回想した。彼女が演じたヘレンは時にヒステリックになるくらい過剰に娘を守ろうとする母親だが、その役柄については「私は子どもを守るためなら何でもするという母親の獰猛さを見せたかった。母親として優しく包み込むような一面もあり、いざとなったら命がけで守ろうとする。それは私の母親へのオマージュでもある。母親と子どもってとても複雑な関係。ドラマではその関係性がとても美しく描かれている」と母娘の関係がより明らかになる第5話(『冬』第2話)への期待を高めるコメントを寄せている。(text:cinemacafe.net)
2020年12月08日ジュード・ロウとナオミ・ハリスが主演を務め、ブラッド・ピット率いる制作会社「プランBエンターテインメント」とHBO(R)がタッグを組んだドラマ「サード・デイ ~祝祭の孤島~」が、11月20日(金)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて独占配信されることが決定。謎が深まる予告編が解禁された。本作は、「夏」と「冬」3話ずつの2部構成で贈るミステリードラマ。ロンドン郊外の引き潮の時しか渡れない孤島を舞台に、島の伝統と文化を守るためには手段を選ばない謎めいた島民を相手にして、「夏」ではジュード・ロウ演じるサムが、「冬」ではナオミ・ハリス演じるヘレンが奇妙で恐ろしい体験をし、それぞれのトラウマと向き合わされ精神を追い詰められている姿が描かれていく。また、ケルト文化を取り入れた祝祭のシーンも印象的で、『ミッドサマー』にも影響を与えたとされる『ウィッカーマン』(1973)など閉鎖空間や排他的世界を彷彿とさせている。ジュード・ロウ、ナオミ・ハリスのW主演と豪華英国人キャストの競演ジュード演じるサム、ナオミ演じるヘレンは異なる季節にオシー島で恐ろしい体験をすることで自身のトラウマに向き合っていく。また、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のキャサリン・ウォーターストンとジュードの再共演も見どころ。ほかにも、「チェルノブイリ」エミリー・ワトソン、「アウトサイダー」パディ・コンシダインら豪華英国人キャストが謎めいた島民として“怪演”しているのも必見。「ウエストワールド」タンディ・ニュートンの娘ニコ・パーカーも出演する。ブラピ率いる“プランB”と体験型シアターの先駆者“パンチドランク”がTVでタッグ英米で人気の体験型演劇「イマーシブ・シアター」の先駆者であるシアターカンパニー「パンチドランク」の創設者で、オフ・ブロードウェイミュージカル「スリープ・ノー・モア」で知られるフィリックス・バレットと、イギリスで人気を博したスリラー「Utopia -ユートピア-」のクリエイターたちがテレビドラマの新しい形に挑戦。監督やスタッフも変えて3話ずつ制作した2部構成となっており、製作総指揮はブラッド・ピットのほか、彼が率いる「プランB」から『ムーンライト』『それでも夜は明ける』でアカデミー作品賞を受賞したプロデューサー、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーが参加。映画級クオリティの作品を生み出していく。舞台となるオシー島は実在の島…ドラマの舞台となった「オシー島」は、幻想的で閉ざされた実在する島。さいわい新型コロナウイルスの感染拡大前に撮影を行っていたプロダクションは、実際に「オシー島」でロケを敢行。ロンドンから約80km、干潮の4時間を過ぎると本土に戻ることのできない離島で、キャストやクルーも携帯電話の電波が届かない不自由な環境の中で撮影を行ったという。美しい自然や英国カントリー調の町並みが保存されている島の風景美も必見。(text:cinemacafe.net)
2020年10月24日ナオミ・ワッツが主演とプロデューサーを兼任する『Penguin Bloom』がトロント映画祭でお披露目された。実話にもとづく感動のストーリーで、ナオミは、海が大好きなオーストラリア人女性サマンサ・ブルームを演じる。サマンサは、夫、子供と一緒に旅行したタイで事故に遭い、胸から下が不随になってしまった。オーストラリアに戻り、絶望の日々を送っている彼女と家族に小さな喜びを与えてくれたのは、舞い込んできた飛べない鳥。娘がペンギンと名付けたその鳥が、サマンサに、新たな人生を生きていく勇気を与えてくれる。サマンサの夫キャメロンは、ペンギンと家族の毎日を写真に撮っては、インスタグラムに投稿した。やがてそれが本として出版され、プロデューサーで、ナオミの長年の友人でもあるエマ・クーパーに送られる。ヴァーチャル記者会見で、ナオミは、写真がたっぷりのこの本に「わが子もすぐ引き込まれた」と語った。「そして私は彼女のジャーニー、サバイバルの物語にも強く感動したの。彼女はどん底から立ち直っていく。役者として、それはとても魅力のあるキャラクターなのよ」とも、彼女は述べている。映画で使われる家は、ブルーム一家が実際に住む家。ブルーム一家に会いに行ったグレンディン・イヴィン監督が、ここで撮影させてくれないかと聞くと、夫妻はすぐに了承してくれたという。映画で描かれる出来事のひとつひとつも、「実際に起こったこと」と、キャメロン。撮影の初日、目の前で自分たちの人生が再び展開するのを見て、夫妻は泣いてしまったそうだ。それを見て駆けつけてきたナオミもまた泣いていたという。初日の後も、サマンサは現場をしょっちゅう見学に来ている。また、キャメロンは現場のフォトグラファーを務めた。「今も生きている人を演じることには、大きな責任が伴う。撮影が始まる前に彼女とはたっぷり会話をし、準備を整えていたけれども、ふと何か疑問が出た時に、そこにいる彼女にすぐ聞けるのはありがたかったわ」とナオミ。撮影で難しかったのは、車椅子に乗り降りすること。「ついつい、うっかり脚を使いそうになってしまう。下半身が動かないんだということを常に自分に思い出させなければいけなかった。それに、車椅子に乗っていて、後ろにひっくり返ってしまうアクシデントもあったわ。あれはかなり怖かった」(ナオミ)。アメリカ公開は決まっていないが、オーストラリアでは来年1月に公開される。文=猿渡由紀
2020年09月23日ナオミ・ワッツ主演『ウルフ・アワー』が、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催される「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」にて公開決定。日本版アートワークと予告編も到着した。記録的な猛暑を迎えたニューヨーク。治安の悪化により、暴徒と化した市民が至るところで略奪を繰り返し、さらに女性ばかりを狙う連続殺人鬼の出現が街に暗い影を落としていた――。ブロンクスに暮らす女流作家のジューンは、カウンターカルチャーの旗手として輝かしいキャリアを築いてきたが、ある事件をきっかけで筆を断ち、それ以来外界と隔絶し、自宅に閉じこもっていた。ある日、ジューンの暮らすアパートのブザーがけたたましく鳴り響く。そのブザーは、彼女を待ち受ける地獄の始まりにすぎなかった…。本作は、保険金目当ての放火や暴動、強盗も多発、ドラッグが蔓延…と、治安が全米最悪だった1977年のニューヨークの中でも最も危険な地区とされたサウスブロンクス地区が舞台。1976年から1977年にかけ、ニューヨークで若い女性を中心に13人を襲撃し、うち6人を殺害した連続殺人鬼“サムの息子”の存在が街を恐怖のどん底に陥れ、ニューヨーク大停電も発生、バイオレンスの嵐が蔓延。そんなサウスブロンクスのアパートで、過去のトラウマから自宅に閉じこもって暮らす女流作家のジューンが体験する、凄絶な体験をスリリングに描き切る。そんなジューンを演じたのは、『21グラム』と『インポッシブル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたナオミ・ワッツ。今作では、製作総指揮も兼任し、深い深い闇に堕ちていく女性を演じている。サンダンス映画祭で正式上映されるなど、高い評価を得た本作。今回到着した映像では、外界から隔絶して自宅に閉じこもる作家と、危険な街の様子が映し出される。アパートのブザーが鳴り響き、作家が次第に追い込まれていく、緊張感たっぷりの映像だ。『ウルフ・アワー』は7月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月08日17歳の黒人の高校生の知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』。この度、ナオミ・ワッツとティム・ロス演じる主人公の養父母の言い争いを捉えた本編映像が解禁となった。今回解禁された本編映像では、女性教師ウィルソンから養子であるルースは危険人物の疑いがあると告げられたことを発端に、ナオミ・ワッツ演じる母親エイミーとティム・ロス演じる父親のピーターが言い争う姿を捉えている。「悪化したら?レポート、花火、脅し…」と息子の悪事がエスカレートするのではないかと心配するピーターに対し、「あの子が何をすると?ルースはいい子よ」と息子に味方するエイミー。ルースへの疑念を巡り意見が食い違う2人の様子が映し出されている。監督が2人の演技力を信頼した上でのキャスティングなので結果論ではあるが、この2人が夫婦役というのは、ミヒャエル・ハネケ監督の『ファニー・ゲーム U.S.A.』を思い起こし、映画ファンなら「何か不吉なことが起きるのでは?」と想像してしまうようなシーンとなっている。映像の後半ではケルヴィン・ハリソン・Jr演じるルースも登場。養父母から浴びせられる質問をのらりくらりとかわすルースに、「正直に答えろ」と声を荒げて詰め寄るピーター。エイミーも「なぜ違法の花火をロッカーに?」と問いかけるが、ルースは「入れてない」と断固として認めようとはしない。息子を信じ続けたい母親の想い、真実を追求したい父親の責任、両親に自分のことを信じてもらえない息子の葛藤。3人それぞれの立場で正しい意見を持ち、お互いのことを大切に思うがゆえにすれ違っていく家族の様子を捉えた本編映像に仕上がっている。『ルース・エドガー』は6月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルース・エドガー 2020年6月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年06月04日リブート版『チャーリーズ・エンジェル』から、クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカらがキュートな笑顔や、ふざけ合う姿も満載のNGシーンが公開された。激しい銃撃戦にカーアクション、スカイダイビングなど、新生“チャーリーズ・エンジェル”が魅せる見応えあるアクションシーンも必見の本作。この度公開されたのは、本作のブルーレイ&DVDに収録される特典映像「NGシーン」の一部。新生“チャーリーズ・エンジェル”を演じたクリステン、ナオミ、エラの可愛らしく仲睦まじい姿が収録されている。任務前の作戦会議で、“チャーリーズ・エンジェル”のボスを演じるエリザベス・バンクスが、競馬場のコースを意味する“レーストラック”という言葉を“レースクラック”と言い間違えたことに思わずにやけてしまうクリステン。さらに、競馬とかけて「馬鹿騒ぎはここまでに」とダジャレを言うクリステンに、エラは「やめてよ」と大爆笑してしまう。そして、エラが負傷したクリステンを抱えて建物から出てくるシーンでは、気を失っているはずのクリステンが笑ってしまう場面も。ほかにも、カメラに向かって変顔を見せたり、お酒をビンごと飲もうとするも噴き出してしまうお茶目なナオミの姿や、競馬のジョッキー姿でダンスを踊るクリステン、舌を出して笑顔を見せるエラの映像も収録されており、個性あふれる彼女たちの魅力が満載。ブルーレイ&DVDには今回公開された映像のほかにも、製作の舞台裏に迫るメイキング映像やキャスト&スタッフの貴重なインタビュー、未公開シーンなど、ファン必見の特典映像が収録されている。『チャーリーズ・エンジェル』は4月29日(水・祝)よりブルーレイ&DVDリリース、同時デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリーズ・エンジェル(2020) 2020年2月21日より全国にて公開
2020年04月27日モデルのナオミ・キャンベルが10日、ロサンゼルス空港に防護服、ゴーグル、マスク、ゴム手袋という姿で現れた。世界規模での新型コロナウイルス感染拡大を受け、ナオミは完全防備で空の旅に臨んだようだ。ナオミは全身を写した写真をインスタグラムに投稿し、「安全第一もさらなるレベルに。動画ももうすぐYouTubeにアップするわ」とコメント。以前から潔癖症として知られるナオミは、移動の時にはゴム手袋と除菌ウエットティッシュを持ち歩いていると話しており、飛行機に搭乗した際には、最初に座席、テーブル、画面のリモコン、窓のシャッター、ひじ掛けなどを掃除することが習慣となっているという。昨年YouTubeに投稿した動画の中でナオミはこう話している。「除菌ウエットティッシュ。手に触れる全ての物を綺麗にするの。手が触れるだろうものは全て。(座席に取り付けられたリモコンを拭きながら)手を置くところはどこでもね。飛行機に乗る時には毎回こうするの。他人にどう思われようが気にしないわ。自分の健康のためだし、こうすることで気分が良くなるの」続いて、持参したブランケットを取り出し、座席にカバーとしてかけ、「これは毎週替えるの」「空港で買って、宿泊するホテルで手洗いして替えるのよ。いろいろな色があるわ。ハッピーになれる色を選ぶの」と説明。仕上げにマスクを着用し、「最後にはこうやって(マスクをつけて)到着まで座るの。プライベートでも一般でも、どんな飛行機に乗ろうが、人は咳したりクシャミしたりするものでしょ。私には無理なのよ。だからこのマスクで周りの咳やクシャミから自分を守るのよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2020年03月13日全世界に大旋風を巻き起こしたディズニーの名作を実写映画化した『アラジン』から、ジャスミンを演じたナオミ・スコットと、監督のガイ・リッチーが新しいジャスミンのキャラクターの秘話を語ったコメントがシネマカフェに到着した。人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと、自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンスを描いた本作。ジャスミンを演じたナオミ・スコットは『パワーレンジャー』でピンク・レンジャーを演じ、11月に全米で公開予定の『チャーリーズ・エンジェル』ではエンジェルのメンバーに選ばれるなど、いまハリウッドが最も注目している女優のひとりだ。アニメーション版の『アラジン』を観て育ったというナオミは、「私と同じような濃い色の目と髪、肌の色を持つ外見のディズニープリンセスの登場はすごく大きな出来事だったわ!」と語り、「今回の映画では、ジャスミンの主な目的はアグラバーの民を守ることと、正当に扱うことよ。そして彼女は物語の中で成長を遂げて、欲しいものを欲しがるだけではなくて、自分自身で手に入れるように変わってゆくの」と、アニメーション版からさらに進化したジャスミンのキャラクターの秘話を明かした。主題歌“ホール・ニュー・ワールド”のバラードに乗せて、アラジンと共に魔法のじゅうたんで夜空をかけるあの有名なシーンの実写化は、クールでスタイリッシュなガイ・リッチー監督の演出により、後世に語り継がれる名シーンになることが予想される。しかし、ナオミのコメントからはジャスミンがロマンスパートだけのキャラクターではないことが伺える。ガイ監督は、「今回のジャスミンは、より成熟したキャラクターで、おそらく当時の典型ではなかった存在なんだ」と語り、ナオミの言葉を裏付けた。アニメーション版のDNAを引き継ぎながらも、より現代的に進化した“新生”ジャスミン。アラジンとの恋、そして魔法のランプを巡る大冒険に彼女がどのように関わってくるのか?是非スクリーンでチェックしてみて。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月31日谷崎由依さんの『藁(わら)の王』は、小説好きな人なら、読んで多くの読者と語り合いたくなるような長編だ。語り手は、著作は1冊あるものの、書けなくなった作家であり、大学で文芸創作を教えている〈わたし〉。同僚や学生たちとの交流をきっかけに、書くことや読むことの意味をあらためて考え始め、創作の深い森へと分け入っていく。「私も大学で教える前は、主人公と同じように小説を書いたり翻訳したり、家に引きこもる毎日でした。ところが否応なく人や社会と接する生活に変わったら、思うことが増えて…。そのときどきの雑感のようなものをとりあえず残しておこうと、少し文学的な表現でメモを取りました。あとで読み返してみると、思った以上に、自分にとって大切なことが書かれていて、いっそこれを小説にするべきなのではないかと。その感覚が出発点ですね」谷崎さん自身と主人公の人物像とは、あえて近いままにした。「私小説ではないけれど、作者=語り手という読まれ方をしても構わないと思ったんですよね。当時、テジュ・コールの『オープン・シティ』(新潮社)など、自分の経験を、何重ものフィクションのオブラートに包まずに生のリアリティで世界を描き出す作品に出合い、そこに可能性を感じたということもあります。なのでこの小説では、意図的に主人公の職業を変えず、別の名前をつけたりもせず、フィクションに見せかける努力を放棄しました。とはいえ、学生たちのことはそのまま書けないので、エピソードを加工したりつなぎ合わせたり、虚構に落とし込んでいます」モチーフになっているのは、森だ。「私も院生たちのリクエストで、授業でフレイザーの『金枝篇』を読んだことがあるんです。その作中に出てくる森の王と金枝の伝説、敷地内に木々が多い大学という場所、言の葉や想念の森など、いくつもの森のイメージが重なって、物語が立ち上がってくる感じがありました」〈幸せになるために、小説を書いてはいけないんでしょうか〉〈先生なら、わかりますよね〉等々、学生たちがぶつけてくる率直な問いかけや詰問に、〈わたし〉はたじろぎ、ふさわしい言葉を探そうともがく。それは同時に、〈わたし〉が長い間彼方に押しやっていた記憶をふいに蘇らせるものでもあった。なかでも、教え子の袴田マリリと魚住エメルの近すぎる関係によって、〈わたし〉は己の学生時代へと引き戻される。さらに、週末婚状態の夫との不安定な関係もあり、〈わたし〉は自分自身を見つめ直さざるを得なくなる。表題作の他、3つの短編を収録。「短編は、ふと浮かんだ言葉やイメージから書き始めることが多いですね。『鏡の家の針』は子どもの目線で書いてみようという試みがあったし、『枯草熱』や『蜥蜴』は身体性や、感覚を積み重ねて書くことで何かを浮かび上がらせたいと思いました。小説執筆における私なりの冒険が、それぞれに何か入っています」たにざき・ゆい作家、翻訳家、近畿大学准教授。2007年、「舞い落ちる村」で文學界新人賞を受賞し、作家デビュー。’19年3月に、『鏡のなかのアジア』で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。『藁の王』表題作に描かれる、カフカの『掟の門』の話やサリンジャーの印象深いエピソード、リルケが遺した箴言など、文学トリビアも楽しい。新潮社1800円※『anan』2019年4月17日号より。写真・土佐麻理子(谷崎さん)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年04月14日ナオミ・ワッツが「ゲーム・オブ・スローンズ」(以下、「GoT」)の数千年前の時代を描く、前日譚シリーズの主演を務めることが決定した。「Variety」誌などが伝えた。ナオミが演じるキャラクターについて詳細は明らかになっていないが、「暗い秘密を隠し持つ上流階級の人」だという。ストーリーは「GoT」の舞台となった大陸ウェスタロスの歴史にある恐ろしい秘密や、ホワイトウォーカーの真の起源に触れるようだ。本家「GoT」は来年ファイナルシーズンが放送され、幕を閉じることが決まっている。しかし、新たに「GoT」つながりのドラマシリーズが5つ企画中であると報じられており、その続報が待たれていた。ナオミが主演するのはそのうちの1つのシリーズで、「GoT」の原作者のジョージ・R・R・マーティンと、『キングスマン』シリーズのプロデューサー&ライターのジェーン・ゴールドマンが製作総指揮と脚本を担当する。マーティンは、これまでに、企画中の5つのドラマシリーズはそれぞれ「GoT」の前日譚であることを強調し、「GoT」のメインキャラクターは登場しないと明かしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2018年10月31日谷崎潤一郎の小説を原案に映画化するプロジェクト「TANIZAKI TRIBUTE」。3作品のうち先日、渋川清彦と戸次重幸がW主演する『神と人との間』の予告編が公開されたが、この度、片山萌美、淵上泰史、でんでんらが出演する『富美子の足』の予告編とポスタービジュアルが公開された。■TANIZAKI TRIBUTEとは…世界でも高い人気を誇る、言わずとしれた近代日本文学の大文豪・谷崎潤一郎。これまで数多くの作品が映画化されてきたが、今回「TANIZAKI TRIBUTE」では、『神と人との間』(内田英治監督)、『富美子の足』(ウエダアツシ監督)、『悪魔』(藤井道人監督)と、年齢もキャリアも異なる3人の映画監督が描きたい作品を選び、それらの作品を原案に現代劇として甦らせる。富豪の老人・塚越は、デリヘルで見つけた富美子を愛人にし、彼女の美しい足を偏愛し、悦びを感じる日々を送っている。塚越はフィギュア作家の甥の野田に、富美子の足の等身大のフィギュアを作るように依頼。しかし、野田の作ったフィギュアに満足しない塚越は業を煮やし、「富美子の足を理解するために舐めてみろ!」と命令するのだが…というストーリー。■キャストに片山萌美、淵上泰史、でんでんその中のひとつ「富美子の足」は、大正8年、谷崎氏が33歳頃の作品。芸者遊びに精を出し、さらに芸者の富美子を妾にし身の回りの世話をさせ、彼女の美しい足に戯れることに悦びを感じる日々を送る塚越老人を主人公に描く物語だ。今回はその原作を、『桜ノ雨』のウエダ監督がさらに現代劇に昇華。富美子の足に強い偏愛を示す塚越をでんでんが演じるほか、グラビアでも注目を集める女優・片山萌美が富美子を、『ダブルミンツ』「恋がヘタでも生きてます」の淵上泰史が野田を演じる。さらに追加キャストとして、塚越の親友・角次郎役を田村泰二郎、富美子の母・喜代子役を武藤令子、塚越の娘・初子役を山田真歩、そして喜代子を世話するボランティア・田中役を福山翔大が演じることも決定した。■「舐めろ」!? 女の足が男たちを狂わせる…衝撃の予告編公開された予告編では、富美子の足に惚れ込む異常な塚越の姿が垣間見える。野田に富美子の足のフィギュアを作らせるも、出来栄えに納得しない塚越は、「舐めろ!」と強く命令。拒否する野田だったが、その足の美しさが野田の心を急速に変えていき、足を舐めるシーンも登場。また富美子も、塚越が自分の財産をすべて相続すると言ったものの、なかなか他界する気配がないことにイライラが募り、野田への暴力をもっても精神的に不安定になる一方。「私の足は呪われている」と富美子自身が語るように、周りの男たちの人生を次々狂わせていく様子が分かる予告編となっている。『富美子の足』は2018年2月10日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。『神と人との間』は2018年1月27日(土)、『悪魔』は2018年公開。(cinemacafe.net)
2017年12月11日近代日本文学の大文豪・谷崎潤一郎の作品を原案に映画化する「TANIZAKI TRIBUTE」の3作品のうち、渋川清彦と戸次重幸がW主演する『神と人との間』の予告編とポスタービジュアルが到着した。『グレイトフルデッド』『下衆の愛』の内田英治監督と、『リュウグウノツカイ』『桜ノ雨』のウエダアツシ監督、そしてメジャー映画からインディーズ 映画、テレビドラマまで数多くの作品を手がける俊英・藤井道人監督の3人が、谷崎潤一郎氏の短編作品の中から自分たちの描きたい作品を選び、それらの作品を原案に3本の現代劇として甦らせるという本プロジェクト。今回予告編が解禁された『神と人との間』を手掛けたのは内田監督。原作は、谷崎氏が実生活で親友である佐藤春夫に、自分の妻・千代を譲る「細君譲渡事件」の大スキャンダルをモデルにしたといわれる作品。出演者には、映画業界の監督やプロデューサーが「最も使いたい」と声を揃える渋川清彦と、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー・戸次重幸がW主演で名を連ね、町医者の穂積(渋川清彦)と、親友で漫画家の添田(戸次重幸)、そしてふたりに思いを寄せられる朝子(内田慈)の3人の歪んだ三角関係が描かれる。町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚する。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけたりとサディスト化するのだった。かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。映像では、添田が穂積に朝子が好きだと告げるシーンからスタート。添田と朝子は結婚するものの、添田は愛人を作り、朝子を虐待、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかける。かつての親友に馬鹿にされ、挑発されながらも一心に朝子を思い続ける穂積。しかし、ある事件をきっかけに純愛が憎悪へと変貌…それを予感させるシーンが所々にインサートされ、これから3人の関係がどうなっていくのか気になる仕上がりとなっている。また、本作は10月25日(水)より開幕する「第30回東京国際映画祭」の日本映画スプラッシュ部門への出品が正式決定。来年の劇場公開に先駆け、ワールドプレミアが行われる。「TANIZAKI TRIBUTE」では、『神と人との間』のほかにも、片山萌美と淵上泰史らを迎えウエダ監督が『富美子の足』を。吉村界人、大野いと、前田公輝らを迎え藤井監督が『悪魔』を手掛ける。『神と人との間』は2018年1月27日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。『富美子の足』『悪魔』は2018年、全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月23日